JPS6336891Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6336891Y2 JPS6336891Y2 JP12270581U JP12270581U JPS6336891Y2 JP S6336891 Y2 JPS6336891 Y2 JP S6336891Y2 JP 12270581 U JP12270581 U JP 12270581U JP 12270581 U JP12270581 U JP 12270581U JP S6336891 Y2 JPS6336891 Y2 JP S6336891Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- paper
- hdpe
- density
- stretching ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 claims description 33
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 claims description 27
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 claims description 27
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 9
- -1 polyethylene Polymers 0.000 claims description 8
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 claims description 6
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 4
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 4
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 claims description 2
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 description 5
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 3
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical class C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 description 1
- CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N O-Xylene Chemical compound CC1=CC=CC=C1C CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000010382 chemical cross-linking Methods 0.000 description 1
- 239000003431 cross linking reagent Substances 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000008096 xylene Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はOFケーブル用絶縁材として好適な電
気絶縁用積層シートに関するものである。 従来、OFケーブルの絶縁材としては電気絶縁
紙が用いられていた。近年、送電の効率化のため
送電電圧の引き上げの要求が次第に強まつている
が、前記絶縁紙を用いていたのでは絶縁性能上の
限界から、この要求には充分応えられない。 そこで、この電気絶縁紙の絶縁性能向上のため
に、絶縁紙とプラスチツクシートの複合化が試み
られているが、油中における寸法安定性の優れた
プラスチツクシートが得られておらず、また絶縁
紙とプラスチツクシートの接着性に難点があるた
め、未だ満足すべきものが得られていない。 本考案者達は上記要求に応えるために種々検討
の結果、ゲル分率が所定割合以上になるように架
橋され、且つ少なくとも1方向の延伸倍率が所定
倍率以上になるように延伸された高密度ポリエチ
レン(以下HDPEと称す)シートは油中における
寸法安定性に優れ、寸法変化率が小さいこと、該
HDPEシートと電気絶縁紙またはプラスチツク不
織布をポリエチレン(以下PEと称す)薄層を介
して接合すれば、両者を強固に一体化できるこ
と、更にこの積層シートは耐油性が優れており、
OFケーブルの絶縁材に使用すれば、送電々圧を
大巾にアツプさせ得ることを知つて、本考案に至
つたものである。 即ち、本考案に係る電気絶縁用積層シートはゲ
ル分率が30%以上になるように架橋され、且つ少
なくとも1方向の延伸倍率が2.5倍以上になるよ
うに延伸された密度0.94以上の高密度ポリエチレ
ンシートの少なくとも片面に、電気絶縁紙または
プラスチツク不織布がポリエチレン薄層を介して
接合一体化されて成るものである。 本考案において用いられるHDPEシートは、密
度0.94以上のHDPEから形成されたものであり、
放射線架橋、架橋剤による化学的架橋等によつて
ゲル分率が30%以上になるように架橋され、且つ
少なくとも1方向の延伸倍率が2.5倍以上好まし
くは3〜5.5倍になるように延伸されており、厚
さは通常0.02〜0.15mmのものが用いられる。かよ
うなHDPEシートは油中における寸法安定性が優
れ、寸法変化率の小さなものである。 このHDPEシートのゲル分率が30%以下であつ
たり、延伸倍率が2.5倍以下であつたりすると、
耐油性が劣り、油中での寸法変化率の小さな電気
絶縁用積層シートが得られないので好ましくな
い。 なお、HDPEシートとして2方向に延伸された
ものを用いる場合には、2方向の延伸倍率を共に
2.5倍以上となるのが好適であるが、1方向の延
伸倍率が2.5倍以上であれば、他方向の延伸倍率
が2.5倍以下のものも使用し得る。 本考案で用いられるHDPEは低密度PEに比べ
油中における寸法安定性等に優れている。従つ
て、密度が0.94に満たない低密度PEを用いた場
合は良好な電気絶縁用積層シートが得られないの
で好ましくない。 また、上記HDPEシートと電気絶縁紙(以下紙
と称す)またはプラスチツク不織布(以下不織布
と称す)との接合には、低密度、中密度或いは高
密度のいずれのPEも使用できる。 以下、図面により本考案の実例を説明する。図
面において、1はゲル分率が30%以上になるよう
に架橋され、且つ少なくとも1方向の延伸倍率が
2.5倍以上になるように延伸されたHDPEシート
であり、その両面には厚さ0.02〜0.1mmの紙2,
2′がPE薄層3,3′を介して加熱加圧により接
合一体化されている。 HDPEシートと紙2,2′との接合一体化のた
めに行なわれる加熱加圧により、薄層3,3′の
構成成分であるPEは軟化溶融して紙2,2′の表
面の繊維状組織に絡み込むので、PE薄層3,
3′と紙2,2′との接合強度は強固なものとな
る。一方、HDPEシート1とPE薄層3,3′とは
共にエチレン系化合物であるので、これまた強固
に接合する。 なお、本考案においてはPE薄層の厚みを総厚
みの2〜20%とするのが好適である。 また、上記実例においては、HDPEシートと紙
を積層せしめたが、紙に代えポリエチレン、ポリ
プロピレン等の不織布を用いることもできる。 更に、本考案においてはHDPEシートと紙また
は不織布の接合に用いるPE薄層を接合後に架橋
することにより、耐油性の一層優れた電気絶縁用
積層シートが得られる。このPE薄層の架橋は該
PEが低密度または中密度のものである場合には
特に好ましいものである。 本考案は上記のように構成されており、油中に
おける寸法安定性の共に優れた紙または不織布と
延伸且つ架橋されたHDPEシートを接合一体化せ
しめたので、送電により温度の上昇するOFケー
ブルの絶縁材としての信頼性が高いものである。
また、両者の接合時にPE薄層の構成成分である
PEが紙または不織布の繊維状組織に絡み込むと
共にエチレン系化合物であるHDPEシートに強固
に接合するので、各層の層間強度は大きなものと
なる等の効果がある。 次に、本考案の実施例を記載する。 実施例 密度0.965の高密度PEペレツト(三菱油化社
製、商品名ユカロンHD XY−40)を用い、Tダ
イ押出し法により長尺HDPEシートを得る。 この長尺HDPEシートに対し窒素雰囲気中で10
メガラツドの電子線を照射し、ゲル分率が35%に
なるように架橋し、次いで温度120℃において長
尺方向に延伸倍率が3倍になるように1軸延伸
し、厚さ0.1mmの架橋且つ延伸されたHDPEシー
トを得る。 次に、この架橋且つ延伸された長尺HDPEシー
トの両面上に各々厚さ0.01mmのPE(密度0.955)薄
手シートを重ね合わせて加熱加圧して、PE薄層
を形成する。 その後、各PE薄層上に厚さ0.05mmの紙(三菱
製紙社製、商品名コンデンサー紙)を重ね合わ
せ、温度130℃、圧力10Kg/cm2の条件で加熱加圧
し、PEが紙の繊維状組織に絡み込むようにして
接合一体化せしめ、前記図面と同構造の電気絶縁
用積層シート(試料番号1)を得た。 なお、HDPEシートのゲル分率は架橋後にこの
シートを130℃のキシレン中に24時間浸漬して未
架橋部分を溶解せしめ、架橋された不溶部分を50
メツシユのフイルターで濾過して取り出して乾燥
し、その重量を測定し、下記の式によつて算出し
た値である。 ゲル分率(%)=不溶部分重量/HDPEシート重量×10
0 また、これとは別に前記の厚さが0.1mmである
架橋且つ延伸されたHDPEシート(ゲル分率35
%、延伸倍率3倍)の両面上に各々厚さ0.01mmの
PE(密度0.919)薄手シートを重ね合わせて加熱
加圧して、PE薄層を形成する。その後、各PE薄
層上に厚さ0.05mmの紙(前記と同じもの)を重ね
合わせ、温度115℃、圧力10Kg/cm2の条件で加熱
加圧し、PEが紙の繊維状組織に絡み込むように
して接合一体化せしめ、更に電子線を7メガラド
照射して、PE薄層を架橋させて(HDPEシート
も架橋される)試料番号2の電気絶縁用積層シー
トを得た。 更に、電子線照射量或いは延伸倍率を第1表に
示すように設定する以外は全て試料番号2の場合
と同様にして、試料番号3〜5の電気絶縁用積層
シートを得た。 これら電気絶縁用積層シートの絶縁性能および
耐油性(寸法安定性、溶解度)を測定して得た結
果を第1表に示す。 なお、絶縁性能はJIS−C−2110により絶縁破
壊電圧を測定した。また、寸法安定性は積層シー
トを100mm×100mmの寸法に切断し、これを100℃
の絶縁油(JIS−C−2320,1種2号トランス油)
に24時浸漬し、その寸法変化率を次式により算出
した。 寸法変化率(%) =浸漬後の寸法−浸漬前の寸法/浸漬前の寸法×10
0 更に、溶解度は積層シートを前記絶縁油(液温
100℃)中に196時間浸漬し、その後膨潤部分をア
セトンで抽出して乾燥し、抽出前後の重量を測定
し、次式により算出した。 溶解度(%)=(浸漬前の重量)−(抽出乾燥後の重
量)/浸漬前の重量×100 比較のため、上記に用いた紙(試料番号6)、
PEシートの架橋度合(ゲル分率)、延伸倍率を第
1表に示すように設定する以外は試料番号1の場
合と同様にして得た試料番号7,8の電気絶縁用
積層シート、及びHDPEシートの代りに密度0.92
の低密度PEを用い電子線照射量を15メガラツド、
延伸倍率を3.5倍とする以外は試料番号1の場合
と同様にして得た試料番号9の電気絶縁用積層シ
ートのデータを同時に示す。 【表】
気絶縁用積層シートに関するものである。 従来、OFケーブルの絶縁材としては電気絶縁
紙が用いられていた。近年、送電の効率化のため
送電電圧の引き上げの要求が次第に強まつている
が、前記絶縁紙を用いていたのでは絶縁性能上の
限界から、この要求には充分応えられない。 そこで、この電気絶縁紙の絶縁性能向上のため
に、絶縁紙とプラスチツクシートの複合化が試み
られているが、油中における寸法安定性の優れた
プラスチツクシートが得られておらず、また絶縁
紙とプラスチツクシートの接着性に難点があるた
め、未だ満足すべきものが得られていない。 本考案者達は上記要求に応えるために種々検討
の結果、ゲル分率が所定割合以上になるように架
橋され、且つ少なくとも1方向の延伸倍率が所定
倍率以上になるように延伸された高密度ポリエチ
レン(以下HDPEと称す)シートは油中における
寸法安定性に優れ、寸法変化率が小さいこと、該
HDPEシートと電気絶縁紙またはプラスチツク不
織布をポリエチレン(以下PEと称す)薄層を介
して接合すれば、両者を強固に一体化できるこ
と、更にこの積層シートは耐油性が優れており、
OFケーブルの絶縁材に使用すれば、送電々圧を
大巾にアツプさせ得ることを知つて、本考案に至
つたものである。 即ち、本考案に係る電気絶縁用積層シートはゲ
ル分率が30%以上になるように架橋され、且つ少
なくとも1方向の延伸倍率が2.5倍以上になるよ
うに延伸された密度0.94以上の高密度ポリエチレ
ンシートの少なくとも片面に、電気絶縁紙または
プラスチツク不織布がポリエチレン薄層を介して
接合一体化されて成るものである。 本考案において用いられるHDPEシートは、密
度0.94以上のHDPEから形成されたものであり、
放射線架橋、架橋剤による化学的架橋等によつて
ゲル分率が30%以上になるように架橋され、且つ
少なくとも1方向の延伸倍率が2.5倍以上好まし
くは3〜5.5倍になるように延伸されており、厚
さは通常0.02〜0.15mmのものが用いられる。かよ
うなHDPEシートは油中における寸法安定性が優
れ、寸法変化率の小さなものである。 このHDPEシートのゲル分率が30%以下であつ
たり、延伸倍率が2.5倍以下であつたりすると、
耐油性が劣り、油中での寸法変化率の小さな電気
絶縁用積層シートが得られないので好ましくな
い。 なお、HDPEシートとして2方向に延伸された
ものを用いる場合には、2方向の延伸倍率を共に
2.5倍以上となるのが好適であるが、1方向の延
伸倍率が2.5倍以上であれば、他方向の延伸倍率
が2.5倍以下のものも使用し得る。 本考案で用いられるHDPEは低密度PEに比べ
油中における寸法安定性等に優れている。従つ
て、密度が0.94に満たない低密度PEを用いた場
合は良好な電気絶縁用積層シートが得られないの
で好ましくない。 また、上記HDPEシートと電気絶縁紙(以下紙
と称す)またはプラスチツク不織布(以下不織布
と称す)との接合には、低密度、中密度或いは高
密度のいずれのPEも使用できる。 以下、図面により本考案の実例を説明する。図
面において、1はゲル分率が30%以上になるよう
に架橋され、且つ少なくとも1方向の延伸倍率が
2.5倍以上になるように延伸されたHDPEシート
であり、その両面には厚さ0.02〜0.1mmの紙2,
2′がPE薄層3,3′を介して加熱加圧により接
合一体化されている。 HDPEシートと紙2,2′との接合一体化のた
めに行なわれる加熱加圧により、薄層3,3′の
構成成分であるPEは軟化溶融して紙2,2′の表
面の繊維状組織に絡み込むので、PE薄層3,
3′と紙2,2′との接合強度は強固なものとな
る。一方、HDPEシート1とPE薄層3,3′とは
共にエチレン系化合物であるので、これまた強固
に接合する。 なお、本考案においてはPE薄層の厚みを総厚
みの2〜20%とするのが好適である。 また、上記実例においては、HDPEシートと紙
を積層せしめたが、紙に代えポリエチレン、ポリ
プロピレン等の不織布を用いることもできる。 更に、本考案においてはHDPEシートと紙また
は不織布の接合に用いるPE薄層を接合後に架橋
することにより、耐油性の一層優れた電気絶縁用
積層シートが得られる。このPE薄層の架橋は該
PEが低密度または中密度のものである場合には
特に好ましいものである。 本考案は上記のように構成されており、油中に
おける寸法安定性の共に優れた紙または不織布と
延伸且つ架橋されたHDPEシートを接合一体化せ
しめたので、送電により温度の上昇するOFケー
ブルの絶縁材としての信頼性が高いものである。
また、両者の接合時にPE薄層の構成成分である
PEが紙または不織布の繊維状組織に絡み込むと
共にエチレン系化合物であるHDPEシートに強固
に接合するので、各層の層間強度は大きなものと
なる等の効果がある。 次に、本考案の実施例を記載する。 実施例 密度0.965の高密度PEペレツト(三菱油化社
製、商品名ユカロンHD XY−40)を用い、Tダ
イ押出し法により長尺HDPEシートを得る。 この長尺HDPEシートに対し窒素雰囲気中で10
メガラツドの電子線を照射し、ゲル分率が35%に
なるように架橋し、次いで温度120℃において長
尺方向に延伸倍率が3倍になるように1軸延伸
し、厚さ0.1mmの架橋且つ延伸されたHDPEシー
トを得る。 次に、この架橋且つ延伸された長尺HDPEシー
トの両面上に各々厚さ0.01mmのPE(密度0.955)薄
手シートを重ね合わせて加熱加圧して、PE薄層
を形成する。 その後、各PE薄層上に厚さ0.05mmの紙(三菱
製紙社製、商品名コンデンサー紙)を重ね合わ
せ、温度130℃、圧力10Kg/cm2の条件で加熱加圧
し、PEが紙の繊維状組織に絡み込むようにして
接合一体化せしめ、前記図面と同構造の電気絶縁
用積層シート(試料番号1)を得た。 なお、HDPEシートのゲル分率は架橋後にこの
シートを130℃のキシレン中に24時間浸漬して未
架橋部分を溶解せしめ、架橋された不溶部分を50
メツシユのフイルターで濾過して取り出して乾燥
し、その重量を測定し、下記の式によつて算出し
た値である。 ゲル分率(%)=不溶部分重量/HDPEシート重量×10
0 また、これとは別に前記の厚さが0.1mmである
架橋且つ延伸されたHDPEシート(ゲル分率35
%、延伸倍率3倍)の両面上に各々厚さ0.01mmの
PE(密度0.919)薄手シートを重ね合わせて加熱
加圧して、PE薄層を形成する。その後、各PE薄
層上に厚さ0.05mmの紙(前記と同じもの)を重ね
合わせ、温度115℃、圧力10Kg/cm2の条件で加熱
加圧し、PEが紙の繊維状組織に絡み込むように
して接合一体化せしめ、更に電子線を7メガラド
照射して、PE薄層を架橋させて(HDPEシート
も架橋される)試料番号2の電気絶縁用積層シー
トを得た。 更に、電子線照射量或いは延伸倍率を第1表に
示すように設定する以外は全て試料番号2の場合
と同様にして、試料番号3〜5の電気絶縁用積層
シートを得た。 これら電気絶縁用積層シートの絶縁性能および
耐油性(寸法安定性、溶解度)を測定して得た結
果を第1表に示す。 なお、絶縁性能はJIS−C−2110により絶縁破
壊電圧を測定した。また、寸法安定性は積層シー
トを100mm×100mmの寸法に切断し、これを100℃
の絶縁油(JIS−C−2320,1種2号トランス油)
に24時浸漬し、その寸法変化率を次式により算出
した。 寸法変化率(%) =浸漬後の寸法−浸漬前の寸法/浸漬前の寸法×10
0 更に、溶解度は積層シートを前記絶縁油(液温
100℃)中に196時間浸漬し、その後膨潤部分をア
セトンで抽出して乾燥し、抽出前後の重量を測定
し、次式により算出した。 溶解度(%)=(浸漬前の重量)−(抽出乾燥後の重
量)/浸漬前の重量×100 比較のため、上記に用いた紙(試料番号6)、
PEシートの架橋度合(ゲル分率)、延伸倍率を第
1表に示すように設定する以外は試料番号1の場
合と同様にして得た試料番号7,8の電気絶縁用
積層シート、及びHDPEシートの代りに密度0.92
の低密度PEを用い電子線照射量を15メガラツド、
延伸倍率を3.5倍とする以外は試料番号1の場合
と同様にして得た試料番号9の電気絶縁用積層シ
ートのデータを同時に示す。 【表】
図面は本考案に係る電気絶縁用積層シートの実
例を示す正面図である。 1……HDPEシート、2,2′……紙、3,
3′……PE薄層。
例を示す正面図である。 1……HDPEシート、2,2′……紙、3,
3′……PE薄層。
Claims (1)
- ゲル分率が30%以上になるように架橋され、且
つ少なくとも1方向の延伸倍率が2.5倍以上にな
るように延伸された密度0.94以上の高密度ポリエ
チレンシートの少なくとも片面に、電気絶縁紙ま
たはプラスチツク不織布がポリエチレン薄層を介
して接合一体化されて成る電気絶縁用積層シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12270581U JPS5827810U (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 電気絶縁用積層シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12270581U JPS5827810U (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 電気絶縁用積層シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5827810U JPS5827810U (ja) | 1983-02-23 |
| JPS6336891Y2 true JPS6336891Y2 (ja) | 1988-09-29 |
Family
ID=29916624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12270581U Granted JPS5827810U (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 電気絶縁用積層シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827810U (ja) |
-
1981
- 1981-08-18 JP JP12270581U patent/JPS5827810U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5827810U (ja) | 1983-02-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6373387B2 (ja) | 電気化学素子用分離膜 | |
| US6592963B1 (en) | Honeycomb structure | |
| US3430116A (en) | Electrical capacitors | |
| DE19914272A1 (de) | Separator für eine Batterie und Verfahren zu dessen Herstellung | |
| CN108352483A (zh) | 改进的膜、压延微孔膜、电池隔板和相关方法 | |
| US6352565B2 (en) | Electric double layer capacitor | |
| US6310763B1 (en) | Electric double layer capacitor | |
| JPS62248629A (ja) | 熱成形性積層構造物およびその製造方法 | |
| JPS6331367B2 (ja) | ||
| JPS6036939B2 (ja) | 積層体の製造方法 | |
| US3748204A (en) | Process for producing laminated paper | |
| US3586557A (en) | Micaceous insulation and electrical apparatus insulated therewith | |
| US3695984A (en) | Novel micaceous insulation | |
| RU2094957C1 (ru) | Многослойный нагревательный элемент | |
| JPS6336578Y2 (ja) | ||
| KR102659116B1 (ko) | 고신축성 복합 소재, 이를 포함하는 슈퍼 커패시터 및 그 제조 방법. | |
| JP3381869B2 (ja) | フラットケーブル | |
| JPH06155690A (ja) | 積層方法 | |
| JPH0795501B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
| JPS6032927B2 (ja) | ラミネ−ト紙の製法 | |
| JPH01133737A (ja) | ポリエチレン複合フイルム | |
| JPS6245346B2 (ja) | ||
| JPH0466695B2 (ja) | ||
| JP2001179886A (ja) | 積層体 | |
| JPS6027175B2 (ja) | コンデンサの製造方法 |