JPS6347622B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6347622B2 JPS6347622B2 JP59186843A JP18684384A JPS6347622B2 JP S6347622 B2 JPS6347622 B2 JP S6347622B2 JP 59186843 A JP59186843 A JP 59186843A JP 18684384 A JP18684384 A JP 18684384A JP S6347622 B2 JPS6347622 B2 JP S6347622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terephthalic acid
- isophthalic acid
- polyester
- packaging material
- copolyester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は食品、清涼飲料水、化粧品等の着香成
分を含有する内容品を充容する包装袋等の容器を
製造するのに適した複合包装材料に関し、更に詳
述すれば内容品中の着香成分の吸着、浸透、透過
を可及的に減少させて香気を保護することがで
き、かつヒートシール強度、耐衝撃強度の高い包
装容器を製造することができる複合包装材料に関
する。 従来の技術及び発明が解決しようとする課題 従来、種々の食品類、清涼飲料水、化粧品など
の包装袋としては、複数枚のプラスチツクフイル
ム、或いはプラスチツクフイルムと金属箔とを積
層した複合フイルムを用い、これをヒートシール
して袋状に形成した包装袋が広く使用されてい
る。しかし、従来のこの種の包装袋は、通常その
最内層がポリエチレン等のポリオレフイン系樹脂
フイルムにて形成されているものであるが、この
包装袋に充容される内容品中に含まれている着香
成分がこのポリオレフイン系樹脂最内層に吸着、
浸透し、着香成分の透過が多いという問題があ
る。また、香気保護のためにアルミニウム箔等の
金属箔を積層した包装袋の場合には、着香成分の
金属箔面への浸透により金属箔面からの剥離現象
(デラミネーシヨン)が生じるという問題がある。 このような着香成分の吸着、浸透、透過を防止
する包装材料としては、従来、内容品と接する最
内層をポリエチレンテレフタレート、エチレン−
ビニルアルコール共重合体、ナイロンなどの溶解
度指数が9.0以上の合成樹脂で形成することが提
案されている(特開昭57−163654号公報)が、こ
の材料はヒートシール強度、耐衝撃性になお問題
がある。 また、本出願人は、内容品と直接接する最内層
に芳香族系のコポリエステルフイルムを用いる
と、着香成分が良好に保護され得ることを提案し
ている(特開昭60−48344号)が、この複合包装
材料においても、封喊部のヒートシール強度及び
耐衝撃破袋強度が必ずしも十分でなく、特に比較
的容量の大きな包装容器を製造する場合に、その
ヒートシール強度、耐衝撃強度を高めることが望
まれた。 本発明は上記事情に鑑みなされたもので、着香
成分の吸着、浸透を効果的に防止し得、このため
着香成分の多い食品類、清涼飲料水、化粧品など
の包装に有効に使用し得ると共に、ヒートシール
により簡単に包装容器を製造でき、得られた包装
容器のヒートシール強度、耐衝撃性の高い複合包
装材料を提供することを目的とする。 課題を解決するための手段及び作用 本発明は、上記目的を達成するため、着香成分
を含有する内容品を充容し、かつこの内容品の香
気を保護することができる包装容器を製造するの
に適した複合包装材料の構成として、この複合包
装材料の内容品と接する最内層を形成する材料
を、ポリエチレンテレフタレート、テレフタル酸
とイソフタル酸とエチレングリコールとを共重合
させたコポリエステル、テレフタル酸とイソフタ
ル酸と1,4−ジシクロヘキサンジメタノールと
を共重合させたコポリエステル、テレフタル酸と
イソフタル酸とプロピレングリコールとを共重合
させたコポリエステル、テレフタル酸とイソフタ
ル酸とエチレングリコールとプロピレングリコー
ルとを共重合させたコポリエステルから選ばれる
ポリエステル100重量部に対しナイロン6−66共
重合体を10〜20重量部混合することによつて得ら
れた混合物のフイルムとしたものである。 本発明によれば、内容品と接する最内層を形成
する材料が上述した特定のポリエステルとナイロ
ン6−66共重合体とを特定比率で混合してなる混
合物よりなるフイルムであるため、内容品中の着
香成分の吸着、浸透、透過を良好に防止し、内容
品の香気を保護することができる。このため、本
発明の複合包装材料は、着香成分としてD−リモ
ネン、デカナール等が含まれている清涼飲料水、
メチルサリシレート、バニリン等が含まれている
菓子類、アネトール、メントール等が含まれてい
る口中薬品類、ベンズアルデヒド、シトラル等が
含まれている化粧品など、各種の着香成分を含む
飲食品、化粧品等の内容品を充容する包装袋等の
包装容器として好適に使用し得る。また、得られ
た包装容器は、耐衝撃破袋性が向上し、ヒートシ
ール強度、耐衝撃強度が高いものである。 以下、本発明につき図面を参照して更に詳しく
説明する。 第1図は本発明の複合包装材料の一実施例を示
すもので、図中1はアルミニウム箔等の金属箔で
あり、この金属箔の一面に直接又は接着剤を介し
てポリオレフイン系樹脂層2が形成されていると
共に、このポリオレフイン系樹脂層2に直接又は
接着剤を介してポリエステルとポリアミドとの混
合物よりなるフイルム3が積層されているもので
ある。なお、4は金属箔1の他面に積層された表
面層である。 また、第2図は金属箔を用いていない複合包装
材料の例を示す。 これら複合包装材料を用いて包装袋等の容器を
製造する場合は、前記ポリエステルとポリアミド
との混合物よりなるフイルム3を最内層となるよ
うに折り返し又は重ね合せ、互に対面したフイル
ム3をヒートシールして袋状等の適宜な形態に形
成するか、或いはこの包装材料の端縁を重ね合せ
て熱接着或いは高周波シールしてもよい。 ここで、包装材料の最内層を形成するポリエス
テルとポリアミドとの混合よりなるフイルムに用
いられるポリエステルとしては、ポリエチレンテ
レフタレート、テレフタル酸とイソフタル酸とエ
チレングリコールとを共重合したコポリエステ
ル、テレフタル酸とイソフタル酸と1,4−ジシ
クロヘキサンジメタノールとを共重合したコポリ
エステル、テレフタル酸とイソフタル酸とプロピ
レングリコールとを共重合したコポリエステル、
テレフタル酸とイソフタル酸とエチレングリコー
ルとプロピレングリコールとを共重合したコポリ
エステルを使用し、これと混合するポリアミドと
してはナイロン6−66共重合体を使用する。 本発明においては、これらのポリエステルとポ
リアミドとを混合して用いることが必要であり、
上記ポリエステルやポリアミドを単独使用しても
ヒートシール強度、耐衝撃性の高い着香成分を保
護する最内層は形成し得ない。また、ポリアミド
としては上述したようにナイロン6−66共重合体
を使用するもので、この場合ナイロン6−66共重
合体の代わりにナイロン6やナイロン66を上記ポ
リエステルに混合してもヒートシール強度、耐衝
撃性に劣り、本発明の目的を達成し得ない。 なお、上記ポリエステル、ナイロン6−66共重
合体としては公知のものが使用できる。 この場合、前記ポリエステルとポリアミドとの
混合比率は、ポリエステル100重量部に対してポ
リアミドを10〜20重量部とすることが必要であ
る。ポリアミドがポリエステル100重量部に対し
て10重量部より少ないと、着香成分の吸着透過は
防止し得るが、ヒートシール強度、耐衝撃強度が
低くなり、一方20重量部を超えると着香成分の吸
収透過が多くなり、内容品の保護性が悪い上、ヒ
ートシール強度も低下する。 なお、前記ポリエステルとポリアミドとの混合
物よりなるフイルム3は、無延伸のものが好まし
く、その厚さは容器の寸法、内容品の種類及び充
容量などにより適宜選定されるが、通常10〜
100μm、特に20〜50μmとすることが好ましい。 また、前記の混合フイルム3に積層される表面
層4は特に制限されないが、例示すると二軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフイルム、ナイロン
フイルム、ポリプロピレンフイルム、紙、アルミ
ニウム箔、アルミニウム蒸着フイルムなどの1種
又は2種以上を積層した構成とすることができ
る。 なお、上述した材料を用いて複合包装材料を製
造する方法としては、公知のエクストルージヨン
法又はドライラミネート法などを単独でもしくは
組合せて利用することができる。 発明の効果 面して、本発明の複合包装材料は、内容品と接
する最内層を形成する材料が上述した特定のポリ
エステルとナイロン6−66共重合体とを特定比率
で混合した混合物よりなるフイルムにて形成され
ていることにより、この材料を用いて製造した包
装容器は着香成分を含む各種内容品を収容しても
着香成分の吸着、浸透が可及的に防止され、内容
品の香気を保護し、品質を損なうことなく収容し
得るものであると共に、本発明材料はヒートシー
ルによる密着性が良好である上、ヒートシール強
度、耐衝撃強度が大きく、落下しても破損し難い
比較的容量の大きい包装容器を製造できる。 以下、実施例と比較例を示し、本発明の効果を
具体的に説明する。 実施例、比較例 最内層を下記A〜Hからなる材料を第1、2表
に示す割合で混合したフイルム(30μ)とし、そ
の上に順次ポリエチレン層(50μ)、アルミニウ
ム箔(9μ)及び二軸延伸ポリエステルフイルム
(12μ)を積層した本発明複合材料(実施例1〜
6)を製造した。 ポリエステル A:ポリエチレンテレフタレート B:テレフタル酸とイソフタル酸とエチレングリ
コールとを重量比10:1:11の割合で共重合さ
せたコポリエステル C:テレフタル酸とイソフタル酸と1,4−ジシ
クロヘキサンジメタノールとを重量比10:1:
11の割合で共重合させたコポリエステル D:テレフタル酸とイソフタル酸とプロピレング
リコールとを重量比10:1:11の割合で共重合
させたコポリエステル E:テレフタル酸とイソフタル酸とエチレングリ
コールとプロピレングリコールとを重量比10:
1:8:3の割合で共重合させたコポリエステ
ル ポリアミド F:ナイロン6−66共重合体 G:ナイロン6 H:ナイロン66 次に、これらの材料を用いて包装袋を製造し、
着香成分の吸着性、ヒートシール強度、耐衝撃性
を調べた。この場合、袋の寸法は縦170mm、横30
mmとし、最内層の四方をヒートシールする構成と
した。また、袋内にはD−リモネンを分散した水
200c.c.を充填した。 ここで、着香成分吸着試験はリモネン水溶液を
入れた袋を40℃で1週間放置した後、リモネン水
溶液中のリモネンの量を調べることにより行なつ
た。 〇:リモネン量の減少がほとんどなく、リモネン
が吸着されていない。 △:リモネン量がわずかに減少している。 ×:リモネン量の減少が認められ、リモネンが吸
着されている。 更にヒートシール強度はJIS−Z−1526の熱封
喊強度試験に準じて行なつた。 なおまた、耐衝撃性は、2枚の材料の両側縁部
及び下端縁部をヒートシールすることにより縦15
cm、横10cmの袋体を製造し、この中に水200c.c.を
入れて1.2mの高さから落下させ、その時にヒー
トシール部が損傷するか否かで評価した。 〇:損傷全くなし △:損傷ややあり ×:損傷あり 以上の結果を第1、2表に示す。
分を含有する内容品を充容する包装袋等の容器を
製造するのに適した複合包装材料に関し、更に詳
述すれば内容品中の着香成分の吸着、浸透、透過
を可及的に減少させて香気を保護することがで
き、かつヒートシール強度、耐衝撃強度の高い包
装容器を製造することができる複合包装材料に関
する。 従来の技術及び発明が解決しようとする課題 従来、種々の食品類、清涼飲料水、化粧品など
の包装袋としては、複数枚のプラスチツクフイル
ム、或いはプラスチツクフイルムと金属箔とを積
層した複合フイルムを用い、これをヒートシール
して袋状に形成した包装袋が広く使用されてい
る。しかし、従来のこの種の包装袋は、通常その
最内層がポリエチレン等のポリオレフイン系樹脂
フイルムにて形成されているものであるが、この
包装袋に充容される内容品中に含まれている着香
成分がこのポリオレフイン系樹脂最内層に吸着、
浸透し、着香成分の透過が多いという問題があ
る。また、香気保護のためにアルミニウム箔等の
金属箔を積層した包装袋の場合には、着香成分の
金属箔面への浸透により金属箔面からの剥離現象
(デラミネーシヨン)が生じるという問題がある。 このような着香成分の吸着、浸透、透過を防止
する包装材料としては、従来、内容品と接する最
内層をポリエチレンテレフタレート、エチレン−
ビニルアルコール共重合体、ナイロンなどの溶解
度指数が9.0以上の合成樹脂で形成することが提
案されている(特開昭57−163654号公報)が、こ
の材料はヒートシール強度、耐衝撃性になお問題
がある。 また、本出願人は、内容品と直接接する最内層
に芳香族系のコポリエステルフイルムを用いる
と、着香成分が良好に保護され得ることを提案し
ている(特開昭60−48344号)が、この複合包装
材料においても、封喊部のヒートシール強度及び
耐衝撃破袋強度が必ずしも十分でなく、特に比較
的容量の大きな包装容器を製造する場合に、その
ヒートシール強度、耐衝撃強度を高めることが望
まれた。 本発明は上記事情に鑑みなされたもので、着香
成分の吸着、浸透を効果的に防止し得、このため
着香成分の多い食品類、清涼飲料水、化粧品など
の包装に有効に使用し得ると共に、ヒートシール
により簡単に包装容器を製造でき、得られた包装
容器のヒートシール強度、耐衝撃性の高い複合包
装材料を提供することを目的とする。 課題を解決するための手段及び作用 本発明は、上記目的を達成するため、着香成分
を含有する内容品を充容し、かつこの内容品の香
気を保護することができる包装容器を製造するの
に適した複合包装材料の構成として、この複合包
装材料の内容品と接する最内層を形成する材料
を、ポリエチレンテレフタレート、テレフタル酸
とイソフタル酸とエチレングリコールとを共重合
させたコポリエステル、テレフタル酸とイソフタ
ル酸と1,4−ジシクロヘキサンジメタノールと
を共重合させたコポリエステル、テレフタル酸と
イソフタル酸とプロピレングリコールとを共重合
させたコポリエステル、テレフタル酸とイソフタ
ル酸とエチレングリコールとプロピレングリコー
ルとを共重合させたコポリエステルから選ばれる
ポリエステル100重量部に対しナイロン6−66共
重合体を10〜20重量部混合することによつて得ら
れた混合物のフイルムとしたものである。 本発明によれば、内容品と接する最内層を形成
する材料が上述した特定のポリエステルとナイロ
ン6−66共重合体とを特定比率で混合してなる混
合物よりなるフイルムであるため、内容品中の着
香成分の吸着、浸透、透過を良好に防止し、内容
品の香気を保護することができる。このため、本
発明の複合包装材料は、着香成分としてD−リモ
ネン、デカナール等が含まれている清涼飲料水、
メチルサリシレート、バニリン等が含まれている
菓子類、アネトール、メントール等が含まれてい
る口中薬品類、ベンズアルデヒド、シトラル等が
含まれている化粧品など、各種の着香成分を含む
飲食品、化粧品等の内容品を充容する包装袋等の
包装容器として好適に使用し得る。また、得られ
た包装容器は、耐衝撃破袋性が向上し、ヒートシ
ール強度、耐衝撃強度が高いものである。 以下、本発明につき図面を参照して更に詳しく
説明する。 第1図は本発明の複合包装材料の一実施例を示
すもので、図中1はアルミニウム箔等の金属箔で
あり、この金属箔の一面に直接又は接着剤を介し
てポリオレフイン系樹脂層2が形成されていると
共に、このポリオレフイン系樹脂層2に直接又は
接着剤を介してポリエステルとポリアミドとの混
合物よりなるフイルム3が積層されているもので
ある。なお、4は金属箔1の他面に積層された表
面層である。 また、第2図は金属箔を用いていない複合包装
材料の例を示す。 これら複合包装材料を用いて包装袋等の容器を
製造する場合は、前記ポリエステルとポリアミド
との混合物よりなるフイルム3を最内層となるよ
うに折り返し又は重ね合せ、互に対面したフイル
ム3をヒートシールして袋状等の適宜な形態に形
成するか、或いはこの包装材料の端縁を重ね合せ
て熱接着或いは高周波シールしてもよい。 ここで、包装材料の最内層を形成するポリエス
テルとポリアミドとの混合よりなるフイルムに用
いられるポリエステルとしては、ポリエチレンテ
レフタレート、テレフタル酸とイソフタル酸とエ
チレングリコールとを共重合したコポリエステ
ル、テレフタル酸とイソフタル酸と1,4−ジシ
クロヘキサンジメタノールとを共重合したコポリ
エステル、テレフタル酸とイソフタル酸とプロピ
レングリコールとを共重合したコポリエステル、
テレフタル酸とイソフタル酸とエチレングリコー
ルとプロピレングリコールとを共重合したコポリ
エステルを使用し、これと混合するポリアミドと
してはナイロン6−66共重合体を使用する。 本発明においては、これらのポリエステルとポ
リアミドとを混合して用いることが必要であり、
上記ポリエステルやポリアミドを単独使用しても
ヒートシール強度、耐衝撃性の高い着香成分を保
護する最内層は形成し得ない。また、ポリアミド
としては上述したようにナイロン6−66共重合体
を使用するもので、この場合ナイロン6−66共重
合体の代わりにナイロン6やナイロン66を上記ポ
リエステルに混合してもヒートシール強度、耐衝
撃性に劣り、本発明の目的を達成し得ない。 なお、上記ポリエステル、ナイロン6−66共重
合体としては公知のものが使用できる。 この場合、前記ポリエステルとポリアミドとの
混合比率は、ポリエステル100重量部に対してポ
リアミドを10〜20重量部とすることが必要であ
る。ポリアミドがポリエステル100重量部に対し
て10重量部より少ないと、着香成分の吸着透過は
防止し得るが、ヒートシール強度、耐衝撃強度が
低くなり、一方20重量部を超えると着香成分の吸
収透過が多くなり、内容品の保護性が悪い上、ヒ
ートシール強度も低下する。 なお、前記ポリエステルとポリアミドとの混合
物よりなるフイルム3は、無延伸のものが好まし
く、その厚さは容器の寸法、内容品の種類及び充
容量などにより適宜選定されるが、通常10〜
100μm、特に20〜50μmとすることが好ましい。 また、前記の混合フイルム3に積層される表面
層4は特に制限されないが、例示すると二軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフイルム、ナイロン
フイルム、ポリプロピレンフイルム、紙、アルミ
ニウム箔、アルミニウム蒸着フイルムなどの1種
又は2種以上を積層した構成とすることができ
る。 なお、上述した材料を用いて複合包装材料を製
造する方法としては、公知のエクストルージヨン
法又はドライラミネート法などを単独でもしくは
組合せて利用することができる。 発明の効果 面して、本発明の複合包装材料は、内容品と接
する最内層を形成する材料が上述した特定のポリ
エステルとナイロン6−66共重合体とを特定比率
で混合した混合物よりなるフイルムにて形成され
ていることにより、この材料を用いて製造した包
装容器は着香成分を含む各種内容品を収容しても
着香成分の吸着、浸透が可及的に防止され、内容
品の香気を保護し、品質を損なうことなく収容し
得るものであると共に、本発明材料はヒートシー
ルによる密着性が良好である上、ヒートシール強
度、耐衝撃強度が大きく、落下しても破損し難い
比較的容量の大きい包装容器を製造できる。 以下、実施例と比較例を示し、本発明の効果を
具体的に説明する。 実施例、比較例 最内層を下記A〜Hからなる材料を第1、2表
に示す割合で混合したフイルム(30μ)とし、そ
の上に順次ポリエチレン層(50μ)、アルミニウ
ム箔(9μ)及び二軸延伸ポリエステルフイルム
(12μ)を積層した本発明複合材料(実施例1〜
6)を製造した。 ポリエステル A:ポリエチレンテレフタレート B:テレフタル酸とイソフタル酸とエチレングリ
コールとを重量比10:1:11の割合で共重合さ
せたコポリエステル C:テレフタル酸とイソフタル酸と1,4−ジシ
クロヘキサンジメタノールとを重量比10:1:
11の割合で共重合させたコポリエステル D:テレフタル酸とイソフタル酸とプロピレング
リコールとを重量比10:1:11の割合で共重合
させたコポリエステル E:テレフタル酸とイソフタル酸とエチレングリ
コールとプロピレングリコールとを重量比10:
1:8:3の割合で共重合させたコポリエステ
ル ポリアミド F:ナイロン6−66共重合体 G:ナイロン6 H:ナイロン66 次に、これらの材料を用いて包装袋を製造し、
着香成分の吸着性、ヒートシール強度、耐衝撃性
を調べた。この場合、袋の寸法は縦170mm、横30
mmとし、最内層の四方をヒートシールする構成と
した。また、袋内にはD−リモネンを分散した水
200c.c.を充填した。 ここで、着香成分吸着試験はリモネン水溶液を
入れた袋を40℃で1週間放置した後、リモネン水
溶液中のリモネンの量を調べることにより行なつ
た。 〇:リモネン量の減少がほとんどなく、リモネン
が吸着されていない。 △:リモネン量がわずかに減少している。 ×:リモネン量の減少が認められ、リモネンが吸
着されている。 更にヒートシール強度はJIS−Z−1526の熱封
喊強度試験に準じて行なつた。 なおまた、耐衝撃性は、2枚の材料の両側縁部
及び下端縁部をヒートシールすることにより縦15
cm、横10cmの袋体を製造し、この中に水200c.c.を
入れて1.2mの高さから落下させ、その時にヒー
トシール部が損傷するか否かで評価した。 〇:損傷全くなし △:損傷ややあり ×:損傷あり 以上の結果を第1、2表に示す。
【表】
【表】
第1、2表の結果より、本発明複合包装材料は
リモネン吸着がない上、ヒートシール強度、耐衝
撃性に優れていることが認められた。
リモネン吸着がない上、ヒートシール強度、耐衝
撃性に優れていることが認められた。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の一実施例
を示す断面図である。 3……ポリエステルポリアミド混合フイルム。
を示す断面図である。 3……ポリエステルポリアミド混合フイルム。
Claims (1)
- 1 着香成分を含有する内容品を充容し、かつこ
の内容品の香気を保護することができる包装容器
を製造するのに適した複合包装材料であつて、こ
の複合包装材料は内容品と接する最内層を形成す
る材料が、ポリエチレンテレフタレート、テレフ
タル酸とイソフタル酸とエチレングリコールとを
共重合させたコポリエステル、テレフタル酸とイ
ソフタル酸と1,4−ジシクロヘキサンジメタノ
ールとを共重合させたコポリエステル、テレフタ
ル酸とイソフタル酸とプロピレングリコールとを
共重合させたコポリエステル、テレフタル酸とイ
ソフタル酸とエチレングリコールとプロピレング
リコールとを共重合させたコポリエステルから選
ばれるポリエステル100重量部に対しナイロン6
−66共重合体を10〜20重量部混合することによつ
て得られた混合物のフイルムであることを特徴と
する複合包装材料。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59186843A JPS6164449A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 複合包装材料 |
| EP19850306314 EP0174198B1 (en) | 1984-09-06 | 1985-09-05 | Laminated film for packaging |
| DE8585306314T DE3568549D1 (en) | 1984-09-06 | 1985-09-05 | Laminated film for packaging |
| US06/772,685 US4692327A (en) | 1984-09-06 | 1985-09-05 | Laminated film for packaging |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59186843A JPS6164449A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 複合包装材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6164449A JPS6164449A (ja) | 1986-04-02 |
| JPS6347622B2 true JPS6347622B2 (ja) | 1988-09-22 |
Family
ID=16195603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59186843A Granted JPS6164449A (ja) | 1984-09-06 | 1984-09-06 | 複合包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6164449A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2630618B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1997-07-16 | 大日本印刷株式会社 | 紙容器用成形素材の製造方法 |
| JP5978945B2 (ja) * | 2012-11-21 | 2016-08-24 | Jfeスチール株式会社 | 容器用ポリ乳酸系樹脂被覆金属板 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57163654A (en) * | 1981-03-27 | 1982-10-07 | Fujimori Kogyo Co Ltd | Packing material |
-
1984
- 1984-09-06 JP JP59186843A patent/JPS6164449A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6164449A (ja) | 1986-04-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |