JPS634855Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS634855Y2 JPS634855Y2 JP1982182540U JP18254082U JPS634855Y2 JP S634855 Y2 JPS634855 Y2 JP S634855Y2 JP 1982182540 U JP1982182540 U JP 1982182540U JP 18254082 U JP18254082 U JP 18254082U JP S634855 Y2 JPS634855 Y2 JP S634855Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceramic
- shaft
- dust seal
- seal
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
本考案は軸封技術に係るダストシールに関する
もので、高温域において使用可能なダストシール
を提供することを目的とする。 従来の軸封技術によれば、第1図に示すよう
に、ハウジング1と軸2間を回動自在に密封する
に際し、軸2の軸方向および径方向の振動に追従
せしめるために可撓性の良好なシール部4を有す
るゴム製のダストシール3を固定板5によつて取
り付け、軸2とシール部4を摺接回動せしめてい
る。したがつて、この種のダストシールはシール
部がゴムで形成されており高温状態での使用は不
可能であることから、高温域において使用できる
とともに、軸の振動に対して充分に追従すること
のできるダストシールが要望されてきた。 本考案は上記要望に鑑みてなされたもので、セ
ラミツクスを可撓性化したものを軸に摺接せしめ
るようになるダストシールを提供せんとするもの
である。 以下、本考案ダストシールの実施例を図面にし
たがつて説明すると、第2図は第1の実施例とし
てセラミツクスラバーを使用したダストシールを
示し、外周基部7をハウジング1と固定板5間に
密接挟持し、内径に設けたシールリツプ部8を軸
2の外周に密接摺動せしめてなるダストシール6
はセラミツクスラバーによつて形成される。当該
セラミツクスラバーのダストシール6はリチウム
(Li)あるいはナトリウム(Na)の弗化物系セラ
ミツクスを円盤状にして外周基部7の内側に軸孔
9の中心軸方向に斜向突出した環状のシールリツ
プ部8を成形するとともに、該ダストシール6と
同形の空隙を有するカーボンダイス(図示せず)
中で、一旦、加熱溶融させたのち熱処理を施こし
たものであり、この熱処理によりフレキシブルな
セラミツクスラバーとなるものである。 上記構成のダストシール6はセラミツクスラバ
ーからなり、軸2の半径方向および中心軸方向の
振動に追従して通常のゴム製ダストシールと同様
に軸封効果を得るものであるが、該セラミツクス
ラバーの耐熱特性がきわめて高温域においても安
定しているため、軸2およびハウジング1をセラ
ミツクスで構成することによつて500℃以上の高
温域においても使用することができる特徴を有す
る。 つぎに第3図は本考案の第2の実施例を示すも
ので、セラミツクス薄膜を使用したダストシール
である。すなわち本実施例のダストシール10は
中央に軸2の外径よりわずかに小径になる軸孔1
1を穿設した約50μmの厚さのセラミツクス薄膜
体12を十数ないし数十枚重積したもので、外周
部を前記実施例と同様にハウジング1と固定板5
間に気密的に挟持したものである。上記セラミツ
クス薄膜体12は、アルミナ(Al2O3)と二酸化
珪素(SiO2)を1対1の割合で混合し、グリー
ン状態で約50μmの厚さのシート状に押し出し成
形後、円盤状に成形し、かつ焼成するもので、厚
さを極薄にすることにより可撓性を持たせた。 今、前記第2の実施例についてセラミツクス薄
膜体12の肉厚と撓みの関係を説明すると、第4
図は第3図と同様に使用する場合の計算モデルを
示すものである。 セラミツクス薄膜体12は内周に剪断力Q0を
受ける外周固定の固定端までの半径a、軸孔半径
b、肉厚hの円盤とする。 剪断力Q0に対する固定端での曲げモーメント
は (Mr)r=a=−P/4π 〔1−2・1+(1+ν)logb/a/(1+ν)+
(1−ν)a2/b2〕(1) となる。ただし P=2πbO0 である。したがつて固定端の板表面における最大
引張応力は σmax=(σr)max=|(Mr)r=a|/h2/6 (2) となる。また内周の撓み量は Wr=b=P/8πD〔{b2logb/a−1/2(b2−a2)} +2{a2logb/a−1/2(b2−a2)} 1+(1+ν)logb/a/(1+ν)+(1−ν)
a2/b2〕(3) で表わされる。ここで D=Eh3/12(1−ν2) である。 上記撓み量Wrに最も一般的材料であるアルミ
ナ(Al2O3)について試算を行なう。
もので、高温域において使用可能なダストシール
を提供することを目的とする。 従来の軸封技術によれば、第1図に示すよう
に、ハウジング1と軸2間を回動自在に密封する
に際し、軸2の軸方向および径方向の振動に追従
せしめるために可撓性の良好なシール部4を有す
るゴム製のダストシール3を固定板5によつて取
り付け、軸2とシール部4を摺接回動せしめてい
る。したがつて、この種のダストシールはシール
部がゴムで形成されており高温状態での使用は不
可能であることから、高温域において使用できる
とともに、軸の振動に対して充分に追従すること
のできるダストシールが要望されてきた。 本考案は上記要望に鑑みてなされたもので、セ
ラミツクスを可撓性化したものを軸に摺接せしめ
るようになるダストシールを提供せんとするもの
である。 以下、本考案ダストシールの実施例を図面にし
たがつて説明すると、第2図は第1の実施例とし
てセラミツクスラバーを使用したダストシールを
示し、外周基部7をハウジング1と固定板5間に
密接挟持し、内径に設けたシールリツプ部8を軸
2の外周に密接摺動せしめてなるダストシール6
はセラミツクスラバーによつて形成される。当該
セラミツクスラバーのダストシール6はリチウム
(Li)あるいはナトリウム(Na)の弗化物系セラ
ミツクスを円盤状にして外周基部7の内側に軸孔
9の中心軸方向に斜向突出した環状のシールリツ
プ部8を成形するとともに、該ダストシール6と
同形の空隙を有するカーボンダイス(図示せず)
中で、一旦、加熱溶融させたのち熱処理を施こし
たものであり、この熱処理によりフレキシブルな
セラミツクスラバーとなるものである。 上記構成のダストシール6はセラミツクスラバ
ーからなり、軸2の半径方向および中心軸方向の
振動に追従して通常のゴム製ダストシールと同様
に軸封効果を得るものであるが、該セラミツクス
ラバーの耐熱特性がきわめて高温域においても安
定しているため、軸2およびハウジング1をセラ
ミツクスで構成することによつて500℃以上の高
温域においても使用することができる特徴を有す
る。 つぎに第3図は本考案の第2の実施例を示すも
ので、セラミツクス薄膜を使用したダストシール
である。すなわち本実施例のダストシール10は
中央に軸2の外径よりわずかに小径になる軸孔1
1を穿設した約50μmの厚さのセラミツクス薄膜
体12を十数ないし数十枚重積したもので、外周
部を前記実施例と同様にハウジング1と固定板5
間に気密的に挟持したものである。上記セラミツ
クス薄膜体12は、アルミナ(Al2O3)と二酸化
珪素(SiO2)を1対1の割合で混合し、グリー
ン状態で約50μmの厚さのシート状に押し出し成
形後、円盤状に成形し、かつ焼成するもので、厚
さを極薄にすることにより可撓性を持たせた。 今、前記第2の実施例についてセラミツクス薄
膜体12の肉厚と撓みの関係を説明すると、第4
図は第3図と同様に使用する場合の計算モデルを
示すものである。 セラミツクス薄膜体12は内周に剪断力Q0を
受ける外周固定の固定端までの半径a、軸孔半径
b、肉厚hの円盤とする。 剪断力Q0に対する固定端での曲げモーメント
は (Mr)r=a=−P/4π 〔1−2・1+(1+ν)logb/a/(1+ν)+
(1−ν)a2/b2〕(1) となる。ただし P=2πbO0 である。したがつて固定端の板表面における最大
引張応力は σmax=(σr)max=|(Mr)r=a|/h2/6 (2) となる。また内周の撓み量は Wr=b=P/8πD〔{b2logb/a−1/2(b2−a2)} +2{a2logb/a−1/2(b2−a2)} 1+(1+ν)logb/a/(1+ν)+(1−ν)
a2/b2〕(3) で表わされる。ここで D=Eh3/12(1−ν2) である。 上記撓み量Wrに最も一般的材料であるアルミ
ナ(Al2O3)について試算を行なう。
【表】
表1は代表的なAl2O3焼成体2種類()()
の物性値である。第4図において肉厚h=50μm、
軸孔半径b=10mm、固定端までの半径a=20mm、
破壊応力σmax=σbとして最大撓み量Wrを計算
すると Al2O3() Wr=b=3.5mm Al2O3() Wr=b=2.4mm となる。また式(1)〜(3)より Wr=b OCσmax/h であるから、σmax=1/2σbとすると、肉厚を1/2 にすれば前記計算結果と同量の撓み量Wrが得ら
れるもので、ダストシール10の軸孔11は軸方
向に約3mmの撓み量を持つことになり可撓性のシ
ールリツプを構成する。 以上述べたように本考案のダストシールはセラ
ミツクスラバーまたはセラミツクス薄膜体からな
る焼結セラミツクスの可撓性体によつて形成され
るものであるため、往復摺動または回転摺動部の
ダストシールとしてゴム製のシールでは使用不可
能な高温領域においても充分なシール効果を発揮
し、耐環境性の向上が期待できるもので、実用的
効果のきわめて大きいものである。
の物性値である。第4図において肉厚h=50μm、
軸孔半径b=10mm、固定端までの半径a=20mm、
破壊応力σmax=σbとして最大撓み量Wrを計算
すると Al2O3() Wr=b=3.5mm Al2O3() Wr=b=2.4mm となる。また式(1)〜(3)より Wr=b OCσmax/h であるから、σmax=1/2σbとすると、肉厚を1/2 にすれば前記計算結果と同量の撓み量Wrが得ら
れるもので、ダストシール10の軸孔11は軸方
向に約3mmの撓み量を持つことになり可撓性のシ
ールリツプを構成する。 以上述べたように本考案のダストシールはセラ
ミツクスラバーまたはセラミツクス薄膜体からな
る焼結セラミツクスの可撓性体によつて形成され
るものであるため、往復摺動または回転摺動部の
ダストシールとしてゴム製のシールでは使用不可
能な高温領域においても充分なシール効果を発揮
し、耐環境性の向上が期待できるもので、実用的
効果のきわめて大きいものである。
図面は本考案ダストシールの実施例を示すもの
で、第1図は従来のダストシールを取り付けた軸
封部正断面図、第2図は第1の実施例を示すセラ
ミツクスラバーを設けた軸封部正断面図、第3図
は第2の実施例を示すセラミツクス薄膜体を設け
た軸封部正断面図、第4図はセラミツクス薄膜体
の肉厚と撓みの関係を示す説明図である。 1……ハウジング、2……軸、5……固定板、
6,10……ダストシール、7……基部、8……
シールリツプ部、9,11……軸孔、12……セ
ラミツクス薄膜体。
で、第1図は従来のダストシールを取り付けた軸
封部正断面図、第2図は第1の実施例を示すセラ
ミツクスラバーを設けた軸封部正断面図、第3図
は第2の実施例を示すセラミツクス薄膜体を設け
た軸封部正断面図、第4図はセラミツクス薄膜体
の肉厚と撓みの関係を示す説明図である。 1……ハウジング、2……軸、5……固定板、
6,10……ダストシール、7……基部、8……
シールリツプ部、9,11……軸孔、12……セ
ラミツクス薄膜体。
Claims (1)
- ハウジングと軸間に可撓性を有するセラミツク
スで全体を形成したシール部材を介装してなり、
前記可撓性を有するセラミツクスはセラミツクス
ラバー、または極薄に成形することによつて可撓
性を付与したセラミツクス薄膜体を多数重積した
積層体であることを特徴とするダストシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982182540U JPS5986468U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | ダストシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1982182540U JPS5986468U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | ダストシ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5986468U JPS5986468U (ja) | 1984-06-11 |
| JPS634855Y2 true JPS634855Y2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=30395287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1982182540U Granted JPS5986468U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | ダストシ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5986468U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5954256U (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | 臼井国際産業株式会社 | 回転軸体用シ−ル |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP1982182540U patent/JPS5986468U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5986468U (ja) | 1984-06-11 |
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