JPS635048B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635048B2 JPS635048B2 JP53001803A JP180378A JPS635048B2 JP S635048 B2 JPS635048 B2 JP S635048B2 JP 53001803 A JP53001803 A JP 53001803A JP 180378 A JP180378 A JP 180378A JP S635048 B2 JPS635048 B2 JP S635048B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsion
- protein
- various
- water
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Edible Oils And Fats (AREA)
Description
本発明は新規な加熱加工食品用エマルジヨン、
より詳しくは加熱安定性に特に優れたエマルジヨ
ンに関するものである。 カマボコ、竹輪などの水産練製品、ハム、ソー
セージなどの蓄肉練製品、各種パン、ケーキ類、
各種麺類など種々の加熱加工食品に対して、その
食味、食感を改良する目的で各種油脂が添加され
ている。そしてこれらの油脂はそのまゝ単独で食
品に添加されることは少く、通常乳化された所謂
エマルジヨンの形態で添加されている。 一般に加熱加工食品に使用されるエマルジヨン
については次のような特性を備えていることが要
求される。即ち、 (1) エマルジヨンは分離、特に加熱加工食品は通
常60℃以上に加熱されるが、そのような加熱に
よつても分離を生じない安定なものであるこ
と。 (2) 一定の粘稠性を持つていること。 である。 従来、このような安定なエマルジヨンを得るた
めに水−油脂系の成分に、大豆蛋白、小麦グルテ
ン、部分加水分解小麦グルテンなどの各種植物性
蛋白質、卵白、カゼイン、及びこれらの部分加水
分解物等の各種物物性蛋白質、あるいは各種シユ
ガーエステルなどの乳化剤が用いられ、最近では
大豆蛋白とカラギーナンの混合物を用いることも
報告(特開昭52−125641)されている。 しかしながら、本発明者らの検討の結果、これ
らの従来のエマルジヨンはいずれも安定性が悪い
こと、特に加熱を行うと油脂乃至油脂−水が他の
成分例えば蛋白質と分離してしまい加熱加工食品
用としては適切でないことが判明した。 そこで本発明らは加熱加工食品に適した、即ち
加熱によつても分離を来さない安定なエマルジヨ
ンを得べく鋭意研究を重ねた結果、水−油脂より
なる系に各種蛋白質とコンニヤク粉を添加して乳
化することにより加熱によつても分離を来さない
安定なエマルジヨンが得られることを見出し、本
発明を完成した。 即ち、本発明は、水、油、蛋白質、コンニヤク
粉よりなる新規加熱加工食品用エマルジヨンを提
供するものである。 本発明に係るエマルジヨンの水及び油脂の比率
は使用する蛋白、及びコンニヤク粉量により限定
されるものではないが、通常水100部(重量部、
以下特に限定しない限り重量部を示す。)に対し
油脂250部以下、好ましくは200部以下であつて、
その下限は使用目的により異るが通常10部以上で
ある。 又、添加する蛋白質とコンニヤクの量は使用目
的及び原料品質により異るが、通常全エマルジヨ
ン重量の約30重量%以下である。この場合の蛋白
質の添加量は、その種類並びに蛋白含量により異
るが、エマルジヨン全量に対して0.10〜30重量%
程度にて効果的に用いられる。一方、コンニヤク
粉はエマルジヨン全量に対し0.05〜5重量%が適
当であつて、この範囲内にて蛋白質との併用によ
る効果が最も顕著である。コンニヤク粉、はほぼ
同様に使用できるが、前者の方がより少量にて効
果を示す。 本発明で用いられる油脂は可食性のものであれ
ば動物性及び植物性の如何を問わず、いずれの油
脂であつても良く、又本発明で云う植物性蛋白質
としては小麦グルテン、部分加水分解小麦グルテ
ン、脱脂大豆粉、濃縮大豆蛋白、抽出大豆蛋白、
分離大豆蛋白など種々の形態のものが、又動物性
蛋白としては卵白、ガゼイン、及びそれらの部分
加水分解物等が使用できる。これらの蛋白として
はより蛋白含量の多いもの程使用量は少量でよ
く、通常50%以上のものが効果的に用いられる。
又、加熱工程を経る食品用としては熱凝固性のも
のが好ましい。上記の理由並びに効果、価格、入
手容易性の点から植物性蛋白質、特に各種小麦グ
ルテン製品及び大豆蛋白製品が好ましく用いられ
る。 本発明における水、油脂、蛋白質とコンニヤク
粉の混合乳化方法はサイレント・カツター、キヤ
ビツク・マシン、高圧ホモゲナイザー等広く食品
製造に用いられる装置を使用して常法によりエマ
ルジヨンが得られる。但し、コンニヤク粉を用い
る時は予め水で膨潤した後用いるのが都合が良い
場合が多い。 本発明において蛋白質とコンニヤク粉を用いた
ことによるエマルジヨンの安定化効果、特に加熱
に対する安定化効果がどのような作用機作による
ものは未だ明らかでないが、以下の実施例からも
明らかなように他の増粘剤たとえばカラギーナン
と大豆蛋白質を用いた場合にはエマルジヨンは80
℃、30分の加熱で油脂と水が完全に分離してしま
うことから、増粘作用をもつガム質であれば何で
も良いということではなく、コンニヤクが小麦グ
ルテン、大豆蛋白などの蛋白質と共同で水−油系
で安全且つ強固なエマルジヨンを形成するという
固有の機能によるものと解される。 尚、本発明においては当然のことながら、従来
エマルジヨンの製造に用いられている、或いは食
品製造時に用いられている各種物質、例えば、ソ
ルビトール、マルチトールなどの糖アルコール、
各種シユガーエステル、グリセリン、レシチン、
各種澱粉、キサンタンガム、フアーセレラン、ト
ラガントガム、プルランなどの粘質多糖類、各種
糖、食塩、調味料などが適宜必要に応じて選択使
用されることはいうまでもない。 以下、実施例により説明する。 実施例 1 水700g、豚脂200gに対して、表1記載量に
て、分離大豆蛋白+コンニヤク粉、を添加し、15
℃にてサイレント、カツター(3000RPM)にて
5分間カツテイングを行い、新規エマルジヨンを
得た。得られたエマルジヨンを冷蔵庫(5℃)に
1日放置後、80℃にて30分間加熱し、次いで10分
間(3000RPM)遠心分離を行つて、エマルジヨ
ンの油及び/又は水の分離を測定した。 一方、コントロールとして、分離大豆蛋白、分
離大豆蛋白質+カラギーナン、又は濃縮大豆蛋白
+活性グルテン+カラギーナンを添加し同様にし
てエマルジヨンを調製後、加熱安定性を測定し
た。結果を表1に示す。
より詳しくは加熱安定性に特に優れたエマルジヨ
ンに関するものである。 カマボコ、竹輪などの水産練製品、ハム、ソー
セージなどの蓄肉練製品、各種パン、ケーキ類、
各種麺類など種々の加熱加工食品に対して、その
食味、食感を改良する目的で各種油脂が添加され
ている。そしてこれらの油脂はそのまゝ単独で食
品に添加されることは少く、通常乳化された所謂
エマルジヨンの形態で添加されている。 一般に加熱加工食品に使用されるエマルジヨン
については次のような特性を備えていることが要
求される。即ち、 (1) エマルジヨンは分離、特に加熱加工食品は通
常60℃以上に加熱されるが、そのような加熱に
よつても分離を生じない安定なものであるこ
と。 (2) 一定の粘稠性を持つていること。 である。 従来、このような安定なエマルジヨンを得るた
めに水−油脂系の成分に、大豆蛋白、小麦グルテ
ン、部分加水分解小麦グルテンなどの各種植物性
蛋白質、卵白、カゼイン、及びこれらの部分加水
分解物等の各種物物性蛋白質、あるいは各種シユ
ガーエステルなどの乳化剤が用いられ、最近では
大豆蛋白とカラギーナンの混合物を用いることも
報告(特開昭52−125641)されている。 しかしながら、本発明者らの検討の結果、これ
らの従来のエマルジヨンはいずれも安定性が悪い
こと、特に加熱を行うと油脂乃至油脂−水が他の
成分例えば蛋白質と分離してしまい加熱加工食品
用としては適切でないことが判明した。 そこで本発明らは加熱加工食品に適した、即ち
加熱によつても分離を来さない安定なエマルジヨ
ンを得べく鋭意研究を重ねた結果、水−油脂より
なる系に各種蛋白質とコンニヤク粉を添加して乳
化することにより加熱によつても分離を来さない
安定なエマルジヨンが得られることを見出し、本
発明を完成した。 即ち、本発明は、水、油、蛋白質、コンニヤク
粉よりなる新規加熱加工食品用エマルジヨンを提
供するものである。 本発明に係るエマルジヨンの水及び油脂の比率
は使用する蛋白、及びコンニヤク粉量により限定
されるものではないが、通常水100部(重量部、
以下特に限定しない限り重量部を示す。)に対し
油脂250部以下、好ましくは200部以下であつて、
その下限は使用目的により異るが通常10部以上で
ある。 又、添加する蛋白質とコンニヤクの量は使用目
的及び原料品質により異るが、通常全エマルジヨ
ン重量の約30重量%以下である。この場合の蛋白
質の添加量は、その種類並びに蛋白含量により異
るが、エマルジヨン全量に対して0.10〜30重量%
程度にて効果的に用いられる。一方、コンニヤク
粉はエマルジヨン全量に対し0.05〜5重量%が適
当であつて、この範囲内にて蛋白質との併用によ
る効果が最も顕著である。コンニヤク粉、はほぼ
同様に使用できるが、前者の方がより少量にて効
果を示す。 本発明で用いられる油脂は可食性のものであれ
ば動物性及び植物性の如何を問わず、いずれの油
脂であつても良く、又本発明で云う植物性蛋白質
としては小麦グルテン、部分加水分解小麦グルテ
ン、脱脂大豆粉、濃縮大豆蛋白、抽出大豆蛋白、
分離大豆蛋白など種々の形態のものが、又動物性
蛋白としては卵白、ガゼイン、及びそれらの部分
加水分解物等が使用できる。これらの蛋白として
はより蛋白含量の多いもの程使用量は少量でよ
く、通常50%以上のものが効果的に用いられる。
又、加熱工程を経る食品用としては熱凝固性のも
のが好ましい。上記の理由並びに効果、価格、入
手容易性の点から植物性蛋白質、特に各種小麦グ
ルテン製品及び大豆蛋白製品が好ましく用いられ
る。 本発明における水、油脂、蛋白質とコンニヤク
粉の混合乳化方法はサイレント・カツター、キヤ
ビツク・マシン、高圧ホモゲナイザー等広く食品
製造に用いられる装置を使用して常法によりエマ
ルジヨンが得られる。但し、コンニヤク粉を用い
る時は予め水で膨潤した後用いるのが都合が良い
場合が多い。 本発明において蛋白質とコンニヤク粉を用いた
ことによるエマルジヨンの安定化効果、特に加熱
に対する安定化効果がどのような作用機作による
ものは未だ明らかでないが、以下の実施例からも
明らかなように他の増粘剤たとえばカラギーナン
と大豆蛋白質を用いた場合にはエマルジヨンは80
℃、30分の加熱で油脂と水が完全に分離してしま
うことから、増粘作用をもつガム質であれば何で
も良いということではなく、コンニヤクが小麦グ
ルテン、大豆蛋白などの蛋白質と共同で水−油系
で安全且つ強固なエマルジヨンを形成するという
固有の機能によるものと解される。 尚、本発明においては当然のことながら、従来
エマルジヨンの製造に用いられている、或いは食
品製造時に用いられている各種物質、例えば、ソ
ルビトール、マルチトールなどの糖アルコール、
各種シユガーエステル、グリセリン、レシチン、
各種澱粉、キサンタンガム、フアーセレラン、ト
ラガントガム、プルランなどの粘質多糖類、各種
糖、食塩、調味料などが適宜必要に応じて選択使
用されることはいうまでもない。 以下、実施例により説明する。 実施例 1 水700g、豚脂200gに対して、表1記載量に
て、分離大豆蛋白+コンニヤク粉、を添加し、15
℃にてサイレント、カツター(3000RPM)にて
5分間カツテイングを行い、新規エマルジヨンを
得た。得られたエマルジヨンを冷蔵庫(5℃)に
1日放置後、80℃にて30分間加熱し、次いで10分
間(3000RPM)遠心分離を行つて、エマルジヨ
ンの油及び/又は水の分離を測定した。 一方、コントロールとして、分離大豆蛋白、分
離大豆蛋白質+カラギーナン、又は濃縮大豆蛋白
+活性グルテン+カラギーナンを添加し同様にし
てエマルジヨンを調製後、加熱安定性を測定し
た。結果を表1に示す。
【表】
上記の表から明らかな通り、本発明に係る蛋
白、及びコンニヤク粉添加エマルジヨンは優れた
加熱安定性を示した。
白、及びコンニヤク粉添加エマルジヨンは優れた
加熱安定性を示した。
Claims (1)
- 1 水、油、蛋白質及びコンニヤク粉よりなる新
規加熱加工食品用エマルジヨン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP180378A JPS5495747A (en) | 1978-01-11 | 1978-01-11 | Emulsion for novel heat processed food |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP180378A JPS5495747A (en) | 1978-01-11 | 1978-01-11 | Emulsion for novel heat processed food |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5495747A JPS5495747A (en) | 1979-07-28 |
| JPS635048B2 true JPS635048B2 (ja) | 1988-02-02 |
Family
ID=11511724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP180378A Granted JPS5495747A (en) | 1978-01-11 | 1978-01-11 | Emulsion for novel heat processed food |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5495747A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5759628A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-10 | Asahi Denka Kogyo Kk | Solubilizing method |
| JPS5759629A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-10 | Asahi Denka Kogyo Kk | Solubilizing method for nonaqueous substance |
| JPS5759627A (en) * | 1980-09-25 | 1982-04-10 | Asahi Denka Kogyo Kk | Solubilization |
| JPS58131645U (ja) * | 1982-02-26 | 1983-09-05 | 三菱電機株式会社 | 太陽電池の故障検出装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5617058B2 (ja) * | 1971-06-29 | 1981-04-20 |
-
1978
- 1978-01-11 JP JP180378A patent/JPS5495747A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5495747A (en) | 1979-07-28 |
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