JPS6352020B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6352020B2
JPS6352020B2 JP51066635A JP6663576A JPS6352020B2 JP S6352020 B2 JPS6352020 B2 JP S6352020B2 JP 51066635 A JP51066635 A JP 51066635A JP 6663576 A JP6663576 A JP 6663576A JP S6352020 B2 JPS6352020 B2 JP S6352020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barium
polymerization
butadiene
trans
styrene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51066635A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52118433A (en
Inventor
Guren Haagisu Aiban
Ansonii Ribigunii Ratsuseru
Raru Agawaaru Sandaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JENKOOPU Inc
Original Assignee
JENKOOPU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JENKOOPU Inc filed Critical JENKOOPU Inc
Publication of JPS52118433A publication Critical patent/JPS52118433A/ja
Publication of JPS6352020B2 publication Critical patent/JPS6352020B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F12/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
    • C08F12/02Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
    • C08F12/04Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring
    • C08F12/06Hydrocarbons
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なバリウム化合物とその製法に係
り、更に詳細には、 式 〔式中a:bのモル比は約97.5:2.5ないし90:
10である〕を有するバリウム第三級ブトキシド−
ヒドロキシドならびにその製法に関する。 本発明のバリウム化合物は、ビニル単量体を単
重合又は共重合して好ましい物理的性状を有する
溶液重合体及びゴム類を製造するための触媒成分
として有用であり、一般に上記目的のためには本
発明のバリウム化合物は一般式R′Li(R′は炭化水
素基)の有機リチウム化合物との錯体として使用
される。 本発明に関連する先行技術 炭化水素溶媒中でアルキルリチウムを使用して
つくられる共役ジエン単量体(ブタジエン−1,
3及びイソプレン)とスチレンとの共重合体が、
グレーデツドブロツク型(Graded block−type)
の構造をもつことが知られている〔ケリー・デイ
ー・ジエー(Kelly、D.J.)及びトボルスキー・
エイ・ヴイー(Tobolsky、A.V.)、J.Am.Chem.
Soc.81巻1597頁(1959年)及びクンツ・アイ
(Kuntz、I.)、J.Polym.Sci.、54巻569頁(1961
年)〕。ブタジエンとスチレンとの等モル混合物を
使用する共重合では、ブタジエンがスチレンより
遥かに早く初期に消費される。ブタジエン濃度が
小さな値まで低下するとき、次にスチレンが急速
に消費される。この種の重合は非終結型であるか
ら、すでに本質的にブタジエン単位のセグメント
を含有する同じ重合体鎖にスチレンを加えて、ブ
タジエンセグメントに対して約53%のトランス含
有量をもつグレーデツドブロツク共重合体ができ
る。この共重合過程にテトラヒドロフラン、ジエ
チルエーテル等のような極性化合物を加えると、
初期反応段階中にスチレンの反応性が増し、より
ランダムな構造をもつた共重合体ができる。しか
し、このランダム共重合体製造手法は、ランダム
共重合体をつくるのに使われる極性化合物の性質
によつては、ブタジエンセグメントのビニル含有
量を6〜10%ないし70%又はそれ以上まで高めて
しまい、また極性化合物の使用量によつてはトラ
ンス含有量を55%以下まで減少させてしまう欠点
をもつている。ブタジエンからの比較的高いビニ
ル含有量をもつゴム類は、タイヤが良好な動的応
答をもたねばならないあるタイヤ用途においては
望ましくない。高いビニル含有量をもつたポリブ
タジエン類の形成を避け、しかもスチレンのよう
な共単量体とのブタジエンのランダム共重合体の
製造を可能とするような種々の技術が記載されて
いる。それらの方法の一つは、ブタジエンセグメ
ントが5〜15%のビニル単位と30〜60%のシス又
はトランス単位のミクロ構造をもつ共重合体を得
るために、共重合の間に共単量体をある速度で反
応系に追加することを含んでいる〔合衆国特許第
3094512号〕。もう一つの手法は、ブタジエン単位
が少なくとも30%のシス、46.4%を越えないトラ
ンス、及び12%を越えないビニルを示す共重合体
を与えるために、重合中にスチレン/ブタジエン
の高い比を保持する速度でブタジエン(最も反応
的な単量体)を漸増的に加えることである〔英国
特許第994726号(1965年)〕。単量体の計画的な添
加を要しない方法は、93゜ないし150℃以上の重合
温度の使用を基礎にしている〔合衆国特許第
3558575〕。この方法は、49.1〜52.7%のトラン
ス、9.9〜10.6%のビニル及び2.65の不均質性指数
(HI)をもつたSBR重合体を提供する。Cs、Rb、
K又はNaの有機金属化合物類、ならびにそれら
とアルコール、フエノール、カルボン酸、炭酸と
の塩類、それらの硫黄類似体類とアミン類は、ブ
タジエンセグメントに対して8.8〜26.9%のビニ
ル含有量と45.8〜58.2%のトランス含有量をもつ
ランダム共重合体の製造に、有機リチウム類と共
に使用された(合衆国特許第3294768号)。このよ
うな系へアルキル置換芳香族希釈剤中の酸素、
水、アルコール、第一級アミン、及び第二級アミ
ンのような極性化合物を加えると液体のランダム
共重合体を与え(合衆国特許第3324191号)、使用
される有機リチウム化合物の量を減少させる結果
となり得る。リチウム第三ブトキシドを例外とし
て、アルカリ金属第三ブトキシド類は、スチレン
が組み入れられる共重合速度を高め、共重合の総
括的な速度を高めるのに有効であることがわかつ
た。ブチルリチウムで開始されるブタジエンとス
チレンとの共重合をリチウムt−ブトキシドの存
在下に実施すると、転化と共に取入れられたスチ
レンに無視できるほどの変化しか与えずにブロツ
ク共重合体が得られる〔ウオフオード・シー・エ
フ(Wofford、C.F.)及びサイ・エイチ・エル
(Hsieh、H.L.)、J.Polymer.Sci.7巻A−1部461
頁(1969年)〕。合衆国特許第3506631号は、n−
ブチルリチウムと組合せた脂肪族又は芳香族亜燐
酸塩、チオ亜燐酸塩又はアミド亜燐酸塩が、10.7
〜15.3%のビニル含有量をもつたランダム共重合
体を与えることを教示している。特許出願番号第
69/14452号(オランダ)は、有機リチウム化合
物を伴つたアルカリ金属酸化物、水酸化物、超過
酸化物又は過酸化物からなる触媒を使用して、ブ
タジエンとスチレンを共重合させる改良法の特許
請求をしている。生ずる共重合体は、52.4〜55.6
%のトランス及び11.0〜11.6%のビニルのミクロ
構造をもつたランダムスチレン配置をもつてい
る。7.3〜25%のビニル含有量と37.1〜59.1%のト
ランス含有量をもつたランダム溶液ブタジエン−
スチレン共重合体の製造用の触媒を提供するため
に、アルカリ金属のナトリウムとカリウムが有機
リチウムと反応せしめられた(特許出願番号第
48069号(1968年)オーストラリア)。ステアリン
酸バリウムとバリウム第三ブトキシドを含めた1
つのバリウム化合物と組合わせた有機リチウムを
使用するジエン重合用の触媒系は、結晶性である
とは記載されていないが、7.8〜13%のビニル含
有量をもち、かつバリウム第三ブトキシドを使う
と67.9%、ステアリン酸バリウムを使うと70.5%
という高率のトランス含有量をもつた、ある種の
ジエン類とモノ−ビニル芳香族化合物とのランダ
ム共重合体類を与えることが記載されている(ブ
リジストン・タイヤ社への譲渡者アキラ・オーニ
シ、リヨータ・フジオ、ミノル・コジマ及びヒロ
シ・カワモト、合衆国特許第3629213号(1971年)
の実施例1及び13)。幾分の類似性をもつた開示
(リヨータ・フジオ、ミノル・コジマ、シロー・
アンザイ、及びアキラ・オーニシ(ブリジスト
ン・タイヤ社)、「工業化学雑誌」第2号(1972
年)447〜453頁)では、アルカリ土類金属を活性
水素含有化合物と(明らかにベンゼン中で)直接
に反応させる際に、有機リチウムと共にステアリ
ン酸バリウムを使用すると、ブタジエン−スチレ
ン共重合体に対して52.5%のトランスを与えるこ
とを示し、ステアリン酸バリウムはほとんど効果
がないことを述べ、また限られた分子量分布を示
すが重合体に対していかなる結晶化度も示してい
ない。 合衆国特許第3268500号に明らかにされている
ように、92〜100%のトランス−1,4単位をも
ち、床タイル、ゴルフボールカバー及びバツテリ
ーケースをつくるのに有用な白色の丈夫な熱可塑
性ホモポリブタジエン類は、アルキルアルミニウ
ムジハライドとV、Fe、又はTiのベータジケト
ン錯体との触媒混合物を使用して、炭化水素溶媒
中でのブタジエンの重合によつて得られる。合衆
国特許第3550158号によれば、結晶部分が90〜99
%のトランス−1,4構造を含有する無定形と結
晶性とのホモポリブタジエン配合物は、TiCl3
VCl3、又はVOCl3と、Al−アルキル、Zn−アル
キル、又はジアルキルAlハライドとの混合触媒
によつてブタジエンを重合させることによつて得
られる。これらの特許はいずれもスチレンとの共
重合体を明らかにしたものはない。合衆国特許第
3607851号で明らかにされているように、脂肪族
希釈剤中のアリルカリウムとカリウムアリロキシ
ドとの混合物をブタジエンの重合に使うと、全体
に約64%のトランス−1,4立体配位を含む混合
単量体が得られる。この特許はスチレンを包含で
きると述べているが、実際の共重合は示されてい
ない。新しいカルシウム表面金属を露出させるた
めの1,2−ジブロモエタンのような促進剤の存
在下にポリエーテル希釈剤中でカルシウム金属を
多核芳香族又はポリアリール置換エチレン化合物
と接触させることによつてつくられる有機カルシ
ウム重合開始剤を使用して、68〜79.6%のトラン
ス−1,4含有量と8〜20%のビニル含有量をも
つたポリブタジエン類、及び68%のトランス−
1,4含有量と8%のビニル含有量をもつたブタ
ジエン−スチレンブロツク共重合体がシクロヘキ
サン又はトルエン中でつくられることが明らかに
されている(合衆国特許第3642922号)。またこの
特許は、有機リチウムを触媒とするブタジエンと
スチレンとの共重合体が46%のトランス−1,4
含有量と33%のビニル含有量をもつことを明らか
にしている。低分子量のジエン類の単重合体又は
ブロツク、テーパードブロツク又はトランス−
1,4含有量59.8〜77.2%及びビニル含有量6.9〜
13.5%をもつたジエン類と5.1〜42.2%スチレンと
の共重合体は、式M1M2R1R2R3R4〔式中M1はCa、
Ba、又はSrであり、M2はZn又はCdであり、ま
たR類は炭化水素〕のAte化合物を触媒として使
用し、炭化水素溶媒中で−30〜160℃でつくられ
る(合衆国特許第3665062号)。これによつて得ら
れる重合体は結晶性であるとは示されていない。
81.7〜86.7%のトランス−1,4含有量と6.7〜
9.2%のビニル含有量をもつポリブタジエン類は、
触媒として有機カルシウム化合物と有機アルミニ
ウム化合物、例えばカルシウムアントラセン反応
生成物とトリイソブチルアルミニウムの混合物を
使用して、炭化水素溶媒中において−73.3〜93.3
℃(−100〜200〓)でジエンを重合させることに
よつて得られる(合衆国特許第3687916号)。これ
は単量体混合物を重合できると述べているが、い
かなる共重合体をも示していない。合衆国特許第
3718703号によれば、80〜84%のトランス−1,
4単位と6%のビニル単位を示すスチレン58〜52
%とブタジエン42〜48%との共重合体類が、触媒
としてテトラヒドロフラン中のビス(ベンジル)
カルシウムの溶液のようなCa、Ba、又はSrの有
機金属化合物を使用してシクロヘキサン中の混合
物からつくられる。バリウムジ第三アルコキシド
とジブチルマグネシウム化合物の種々の比を使用
して、伸長時に結晶化度を表し、66.7〜86%のト
ランス−1,4含有量、6.1〜9.4%のビニル含有
量及び1.38〜2.19のw/n(不均質性指数)
をもつたブタジエン単重合体及びブタジエンと約
25%までのスチレンとのランダム共重合体が、合
衆国特許第3846385号に明らかにされている。触
媒としてナトリウムアリル、ナトリウムアルコキ
シド、及び塩化ナトリウムの混合物を使用するブ
タジエン及びスチレンからのアルフインゴムは、
70%のトランス−1,4含有量と30%の高いビニ
ル含有量をもつた結晶性であると言われている
(テイ・サトー(T.Sato)、「ラバーエイジ」
(Rubber Age)、1970年1月号64〜71頁)。合衆
国特許第3464961号によれば、共重合体中でスチ
レン量を高めると結晶化度が減少する。一方、合
衆国特許第3759919号によれば、共重合体中に組
み入れられたスチレン量を高めてもトランス含有
量に明らかな影響はない。 本発明の目的 本発明の一つの目的は、触媒の製造に有用な新
規バリウム第3ブトキシド−水酸化物の化合物、
及びその製造を提供することにある。 本発明のこれらやその他の目的及び利点は、以
下の詳細な説明、実施例及び添付の図面から当業
者に更に明らかとなろう。 本発明の記載 活性な二重結合をもち、14個までの炭素原子を
もち、触媒錯体を破壊するような基を含まない重
合できるビニル単量体が、触媒としてこの単量体
を重合するに足る最少有効量で、(1)
〔ガラス転移温度…低いガラス転移温度を持つゴム状重合体はそのゴムが寒冷な気候に有用なタイヤ中に使用出来ることを意味する。言換えれば冷温で重合体はゴム状のままである。 結晶融点…約−10ないし+43℃の無伸長状態での結晶融点を有するゴム状重合体はこれが熱可塑性物質として挙動し無定形重合体の如くその結晶融点温度以上では成形出来ることを意味する。言い換えればゴム状重合体は成形出来、物品に造り上げることが出来る。この様な範囲の重合体は微結晶が再編成した後に弾性となる。 不均質性指数…巾の広い不均質性指数はゴム状重合体が巾広い分子量分布を有し加工可能であることを意味する。また、重合体は配合成分及び充填物の良好な混合物又は分散物を与えることが出来、充填物の配合された良い性質の加硫物を与える。他方、狭い不均質性指数の重合体はコールドフロー(常温流れ)を示し良好な分散物を与えず、良好な硬化性を与えない。 伸長した時の結晶化度…ゴムが天然ゴムの様な挙動を示すことを表わすものである。 巾の広い分子量分布…不均質性指数を参照 約20000〜300000の数平均分子量…重合体は高分子とみなせる分子量を有しゴム様の性質を与える。 生強度(未硬化未配合強度)及びビルデングタツク…生強度を示す未硬化ゴムは、その様なゴムで作られた未硬化性タイヤがラジアルタイヤ製造の場合の様な成形がなされたときにゴムの破損なしに最初の寸法から変形出来るほどに十分強いものである。ビルデイングタツクを有する未硬化ゴムは、その様なゴムを含む層がタイヤ製造の場合の様に組立てられたときにその様なゴムの層が付着又は互いにくつつき合うことを意味する。〕
バリウム第三級アルコキシド水酸化物の塩は、
好ましくは微粉砕された形で化学量論量でのバリ
ウム金属を、バリウムのための液体アンモニア又
はアミン溶媒中で第三級カルビノール(ブタノー
ル)及び水と、約−100℃ないし溶媒の沸点まで
の温度で反応させることによつて得られる。ここ
で第3級カルビノールは第3級ブタノールであり
得られるバリウム第3級アルコキシド−水酸化物
は、バリウム第3級ブトキシド−ヒドロキシドで
ある(以下同様)。 水及び第三級カルビノール混合物中の水の量
は、混合物の約2.5ないし10モル%までの範囲で
変わる。 バリウムアルコキシド−水酸化物成分又は触媒
の部分をつくるのにつかわれる溶媒は、液体アン
モニア及び1〜12個の炭素原子と1〜3個の窒素
原子をもつた飽和の重合できずキレート結合しな
い脂肪族、脂環式、及び複素環式の第一級と第二
級のモノアミン類及びポリアミン類並びにそれら
の混合物からなる群から選ばれ、約−100℃ない
し溶媒の沸点までの温度及び約0.25ないし10気圧
の圧力で液体である。このようなアミン類の例
は、メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミ
ン、n−プロピルアミン、n−ブチルアミン、n
−アミルアミン、n−ヘキシルアミン、エチレン
ジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジイソ
プロピルアミン、ジエチルアミン、シクロヘキシ
ルアミン、N−ブチルシクロヘキシルアミン、N
−エチルシクロヘキシルアミン、N−メチルシク
ロヘキシルアミン、ジエチレントリアミン、シク
ロペンチルアミン、ジアミルアミン、ジブチルア
ミン、ジイソアミルアミン、ジイソブチルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミン、ピペリジン、ピロ
リジン、ブチルエチルアミン等、及びそれらの混
合物である。低分子量のアミン類が金属を溶媒和
するのにより少量しか必要としないため好まし
い。アンモニア又はアミンが純粋であるのが好ま
しい。しかし、バリウム塩をつくる時に考慮され
なくてはならないトリアミン類、その他のアルコ
ール類と水等の副生物又は不純物を約2重量%以
上含有しないことを条件として、市販の材料を使
用できる。溶媒成分としてのバリウム塩の有効性
に悪影響を与えるような任意の材料をアンモニア
又はアミンから除去すべきである。バリウムが第
三級カルビノールと水との混合物と反応できるよ
うに、アミンはバリウムに対する溶媒であるか、
又は少なくとも部分的にバリウムを溶解すべきで
ある。 バリウム第三級アルコキシド水酸化物の塩をつ
くるには、金属を溶解するのに十分なアンモニア
又はアミン溶媒を使用する。アミン又はアンモニ
アの過剰量を使用するのが好ましい。低温で触媒
をつくる時は、圧力装置を使う必要はない。しか
し圧力容器を使用することは可能であり、使用す
るアミン溶媒の蒸気圧によつては、触媒製造過程
は約0.25ないし10気圧の圧力で生じうる。触媒製
造中に、試薬の添加及び反応中に反応混合物をか
きまぜるのが望ましい。更に生成物と空気との接
触をさけるため、不活性雰囲気、例えばヘリウ
ム、ネオン、又はアルゴンを常に反応混合物上に
保持するのが好ましい。当然ながら「不活性雰囲
気」として不活性ガスの代わりに有機化合物及
び/又はアミンの蒸気を使用できる。密閉反応器
を使用すべきである。バリウムジ第三アルコキシ
ド水酸化物を固まりで、又はベンゼン中でつくる
のは望ましくない。というのは反応が遅く定量的
でないこと、及びベンゼンとその残留物がその後
の重合を妨害しうるからである。 バリウム塩の調製後、アミン又はアンモニアは
バリウム塩に悪影響しない温度、圧力、及び溶媒
を利用した蒸留、真空蒸発、溶媒抽出等によつて
分離される。アミン又はアンモニアを塩から単純
に蒸発させ、任意過剰のカルビノールを除去し、
真空中で例えば約50℃で乾燥させた塩をベンゼ
ン、トルエン等のような一つ又はそれ以上の芳香
族炭化水素溶媒中に溶解する。バリウム塩溶液の
量はその他の材料からみて極めて少量であるた
め、塩に対して使われる芳香族炭化水素溶媒は重
合溶媒に対して使われるものと必ずしも同じでな
くともよいが、同じであるのが好ましい。重合反
応器への注入用には芳香族炭化水素溶媒中のバリ
ウム塩の希溶液が概して好ましい。 バリウムの重量増加に基づくバリウム塩の収率
は約95ないし100%でありうるる。芳香族溶媒中
のバリウム塩溶液はつくつたままの状態で使用し
てよい。しかし、普通には沈殿物を静置分離させ
るため一夜放置する。活性触媒成分として約30な
いし85重量%のバリウム塩が溶液相中にある。溶
液相は傾斜、ろ過、又は遠心分離によつて固体相
から分離できる。固体相又は沈殿物は触媒成分と
して有用ではないが、これを溶液相と混合ないし
分散させて、重合に使用できる。バリウムがベン
ゼンに不溶であり、水酸化バリウムがベンゼン及
びトルエンに不溶であり、また例えばバリウムジ
(第三級ブトキシド)がベンゼンに控え目に可溶
であるのが認識されるだろう。 生ずるバリウム塩は次の一般式をもつ。 式中a:bのモル比は約97.5:2.5ないし90:
10である。本発明の実施にバリウム塩混合物を使
用出来る。バリウム塩記載する別の方法は次の通
りである。
【式】又は
【式】 本発明のバリウム第三級アルコキシド水酸化物
の塩は、それ自体ブタジエン又はブタジエン+ス
チレン及び/又はイソプレンの混合物の重合に対
して有効な触媒ではないが、有機リチウム成分と
組合せるとこれがゴム状の高度にトランスの高分
子量重合体を与える。 本発明の触媒成分と共に使われる有機リチウム
化合物は、次の一般式をもつている。 R′Li 式中R′は2〜20個の炭素原子をもつノーマル、
第二級又は第三級アルキル及びシクロアルキル基
を表わす。有機リチウム化合物類の例は、エチル
リチウム、n−プロピルリチウム、イソプロピル
リチウム、n−ブチルリチウム、イソブチルリチ
ウム、第二ブチルリチウム、第三ブチルリチウ
ム、n−アミルリチウム、イソアミルリチウム、
n−ヘキシルリチウム、2−エチルヘキシルリチ
ウム、n−オクチルリチウム、n−デシルリチウ
ム、シクロペンチルリチウム、シクロヘキシルリ
チウム、メチルシクロヘキシルリチウム、シクロ
ヘキシルエチルリチウム等及びそれらの混合物で
ある。R′が2〜10個の炭素原子のアルキル基で
あるのが好ましい。 触媒錯体を構成するバリウム(塩):(有機)リ
チウム化合物のモル比は、金属に基づいて約
0.30:1ないし0.75:1、好ましくは約0.35:1
ないし0.60:1、更に好ましくは約0.50:1であ
る。重合に使う触媒を予めつくることはできる
が、その必要はない。バリウム塩と有機リチウム
をトルエン中で混合すると、色の変化が急に起
り、錯体形成を示すが、一方ベンゼンを使う時に
は色の変化がもつと緩やかに起る。ポリブタジエ
ンの構造は、1〜24時間熟成した重合触媒錯体を
使用しても本質的に同じである。しかし触媒鎖体
を15〜30分のみ熟成する時には、生ずる重合体の
トランス−1,4含有量が約5〜7%丈高められ
る。 重合に先立つて、炭化水素溶液中のバリウム塩
と炭化水素溶液中の有機リチウム化合物を一緒に
混合し、バリウム化合物とリチウム化合物を錯化
即ち反応させて触媒が生成する。触媒形成に要す
る時間は、反応温度によつて数分から1時間又は
それ以上の範囲である。これは不活性雰囲気下に
達成されるべきであり、反応を早めるために約25
ないし100℃、好ましくは約40ないし60℃の温度
に成分を加熱してよい。錯体が形成したら、重合
溶媒と単量体をこれに加えるか、又はその溶媒中
に溶解された予めつくられた触媒を、炭化水素重
合溶媒中に溶解された単量体を入れた反応器内へ
注入してもよい。 本発明の成分を使用する触媒で重合しようとす
るビニル単量体は、活性化された不飽和二重結合
をもつもの、例えば二重結合の隣りに水素より親
電子性の、強塩基によつて容易に除去されない基
がある場合の単量体類である。このような単量体
の例は、アクリロニトリル、メタクリロニトリル
のようなニトリル類;メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、エチルヘ
キシルアクリレート、オクチルアクリレート、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブ
チルメタクリレート、メチルエタクリレート、エ
チルエタクリレート、ブチルエタクリレート、オ
クチルエタクリレートのようなアクリレート類と
アルカクリレート類;ブタジエン−1,3、イソ
プレン及び2,3−ジメチルブタジエンのような
ジエン類;及びスチレン、アルフアメチルスチレ
ン、p−第三級ブチルスチレン、ジビニルベンゼ
ン、メチルビニルトルエン及びパラビニルトルエ
ン等のようなビニルベンゼン類、並びにそれらの
混合物である。これらの単量体は14個までの炭素
原子をもち、触媒錯体を破壊するような原子、基
等を含まないものである。使用の単量体によつて
は、生ずる重合体がゴム状、樹脂状、又は熱可塑
性でありうる。 コンパウンド化も硬化もしない状態で伸長され
た時結晶性を示し、約70〜81%のトランス−1,
4単位、約12%を越えないビニル含有量、約
300000までの数平均分子量、及び約4〜40の広い
不均質性指数(w/n=H.I.)を示す、ゴム
状の単重合体とゴム状のランダム共重合体をつく
るために本発明の実施に用いられる好ましい単量
体は、ブタジエン−1,3、及びブタジエン−
1,3と混合物全体の約15重量%までのスチレン
及び/又はイソプレンとの混合物である。更にブ
タジエン単重合体又はブタジエン共重合体の組成
又はミクロ構造を変えることによつて、室温では
結晶化せず伸長時に結晶化を受けるゴムをつくる
ことができる。この行動は天然ゴムのものと極め
てよく似ている。このように、タイヤなどの天然
ゴムが使用されているこれら用途に代替品として
役立つ重合体をつくることは、本発明の範囲内に
ある。数平均分子量は、仕込まれる炭素−リチウ
ムのモルに対する重合される単量体グラムの比に
よつて支配される。普通には約90〜100%の範囲
で重合体への転化が得られる。 溶液重合中の温度は約−90ないし100℃の範囲
で変わりうる。それより低い温度は、より高い固
有粘度をもつた重合体を与える。重合温度は約−
20ないし40℃が好ましく、約0〜30℃が更に好ま
しい。重合の時間は温度、触媒量、望む重合体の
型等によつて変わる。重合を行なわせるのに少量
のみの触媒しか必要としない。しかし、触媒使用
量は、望む重合体の型によつて変わる。例えば所
定量の重量体を使用して高い平均分子量をもつ重
合体をつくる時には、少量の触媒錯体が必要なだ
けであるが、一方低い平均分子量の重合体をつく
る時には、より多量の触媒錯体を使用する。その
上、重合体はリビングポリマーであるから、重合
系へ単量体が仕込まれる限り重合体は成長を続け
る。このように分子量は100万又はそれ以上の大
きさにもなりうる。他方、非常な高分子量の重合
体は所定量の触媒錯体に対して長い重合時間を必
要とし、また低い触媒濃度では重合速度が低下す
る。その上高分子量の重合体は重合反応器中又は
ラバーミル等の上での取扱いが困難である。実行
可能な時間内に容易に加工できる重合体を得るた
めに有用な範囲の触媒錯体は、単量体計100g当
りリチウムとして計算された約0.00001ないし
0.10、好ましくは約0.00033ないし0.005モルの触
媒錯体である。 重合媒体における溶液中の重合体はリビングポ
リマーであり、即ち重合は(単量体の添加をやめ
るかメタノールのような停止剤を加えることによ
つて積極的に停止させない限り)停止しない重合
であるから、単量体の逐次添加によつてブロツク
共重合体が製造できるし、又は官能基が付加でき
る。リビングポリマーは末端金属イオンを含有す
るから、これはエチレンオキシドのようなエポキ
シドで、次に水で処理されて、ポリウレタン結合
の形式を通じて重合体を飛躍させるためのポリイ
ソシアナートとの反応用の、末端ヒドロキシル基
をもつた重合体が提供される。 重合は液体芳香族溶媒中で実施される。パルク
重合を使用してもよいが、この方法は避けなくて
はならない熱の伝動の問題を提出する。溶媒重合
では、熱伝動と処理を容易にするため、溶媒中に
約15〜20%重合体固体濃度を越えないことに基づ
いて操作するのが好ましい。単量体及び重合体に
対する溶媒は、非常に不安定な炭素−水素結合を
もつべきでなく、また少なくとも実質的に連鎖停
止剤として作用しないものであるべきである。こ
れらは室温(約25℃)で液体の芳香族炭化水素溶
媒であるのが好ましい。このような溶媒の例はト
ルエン、キシレン類、トリメチルベンゼン類、ヘ
ミメリテン、プソイドクメン、メシチレン、プレ
ニテン、イソデユレン、o−、m−及びp−シメ
ン類、エチルベンゼン、n−プロピルベンゼン、
クメン、1,2,4−又は1,3,5−トリエチ
ルベンゼン、n−ブチルベンゼン、及びその他の
低級アルキル置換ベンゼン溶媒等、並びにそれら
の混合物である。トルエンが使用に好ましい溶媒
である。ベンゼン、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、ノナン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、
シクロオクタン等及びそれらの混合物の様な他の
炭化水素溶媒を使用できるが、これらは高いトラ
ンス含有量を与えないため、望ましくない。例え
ば、ベンゼン及びパラフイン系炭化水素中でつく
られるポリブタジエン類は低いトランス−1,4
含有量をもち、指差熱分析(DTA)で測定され
た結晶融点温度は0℃より低い。 重合は当然ながら密閉容器内で、好ましくはか
きまぜ機、加熱冷却手段、不活性即ち非反応性条
件下に重合させるための窒素、ネオン、アルゴン
等のような不活性ガスによるフラツシユ又は送入
手段、単量体と溶媒と触媒の仕込み手段、排気手
段及び生ずる重合体の回収手段等を取り付けた圧
力容器内で実施すべきである。 重合後、水、アルコール又はその他の薬剤を重
合体溶液に加えることによつて触媒を停止させ
る。重合体を回収し乾燥してから、2,6−ジ第
三ブチル−p−クレゾールのような適当な酸化防
止剤をこれに加える。しかし重合体溶液から溶媒
を放散する前に重合体溶液に酸化防止剤を加えて
もよい。 本発明の方法でつくられる重合体を、その他の
プラスチツク及びゴム状重合体と同じ方法でコン
パウンド化し硬化させることができる。例えばこ
れらを硫黄又は硫黄供給材料、過酸化物、カーボ
ンブラツク、SiO2、TiO2、Sb2O3、赤色酸化鉄、
フタロシアニンブルー又はグリーン、テトラメチ
ル又はエチルチウラムジサルフアイド、ベンゾチ
アジルジサルフアイド等と混合できる。これらの
重合体に安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤及び
その他の劣化防止剤を添加できる。天然ゴム、ブ
チルゴム、ブタジエン−スチレン−アクリロニト
リルターポリマー、ポリクロロプレン、SBR、
ポリウレタンエラストマー等のその他重合体類と
も配合できる。 本発明の成分を使用する触媒でつくられる重合
体類は、織物の保護用被覆、自動車用のボデイ及
びエンジン台、ガスケツト類、タイヤのトレツド
及びカーカス、ベルト、ホース、靴底、及び電線
とケーブルの絶縁の製造に、並びにその他のプラ
スチツクとゴム用の可塑剤及び重合体充填剤とし
て使用できる。多量の硫黄と一緒に、固いゴム製
品がつくられる。 以下の実施例は、当業者に本発明を更に詳しく
例示するためのものである。 但し実施例1だけが本発明の触媒成分を製造す
る方法に関する実施例であり実施例2から実施例
19迄のすべてはその触媒成分を使用する云わば本
発明の触媒成分の効果を示す実施例である。 実施例 1 バリウム化合物類の調製 実験1 バリウム金属75.4ミリ当量(5.18g)に、蒸留
水7.55ミリ当量を含有するモノメチルアミン500
mlを加えた。まず市販のモノメチルアミンをナト
リウム金属分散液から蒸留した。激しくかきまぜ
ながら−70℃まで冷却すると、反応混合物は深い
青色に変わつた。利用できるバリウムの約10%を
水と反応させた。バリウム、水及びメチルアミン
を含有する反応器にベンゼン(3モル)中の無水
t−ブタノール69.4ミリ当量の溶液を徐々に加え
た。青色が直ちに灰色の懸濁液に変化した。生成
物をモノメチルアミンのフラツシユ蒸留によつて
回収すると、灰白色粉末10.31gを生じた。全バ
リウム金属の約98%がバリウム塩に転化された。
無水トルエン680gの添加によつてバリウム触媒
の溶液をつくつた。可溶性バリウム塩は全生成物
の55%からなつていた。無色透明な溶液のうち加
水分解された分量の全アルカリ度は、g当り水酸
化物0.0572ミリ当量又はバリウム塩0.8重量%と
測定された。水の使用量を変えて、同様な追加的
な調製を行ない、これらの実験を実験1A、1B及
び1Cと指定した。 実験2 この例は蒸留されたメチルアミン中のメタノー
ル及びt−ブタノールの存在下における、バリウ
ムt−ブトキシドの製造法を述べている。水の代
わりに無水メタノールを使用する以外は、手順は
実験1と同様である。 バリウム金属81.4ミリ当量に、ナトリウムから
フラツシユ蒸留されたモノメチルアミン500mlを
加えた。無水t−ブタノール74.2ミリ当量とメタ
ノール9.2ミリ当量の溶液を反応器に加えた。青
色の溶液の色は直ちに灰色の懸濁液に変わつた。
モノメチルアミンの除去後、灰白色粉末11.58g
が得られた。トルエン中の無色透明液の全アルカ
リ度は、g当り0.104ミリ当量、又は可溶性バリ
ウム塩1.45重量%と測定された。 実験3 以下の手順は市販のモノメチルアミン中におけ
るバリウムt−ブトキシドの製造を記載したもの
である。バリウム金属72.8ミリ当量に市販のモノ
メチルアミン500mlを加えるが、このモノメチル
アミンは液化されたガスを入れたシリンダーから
蒸気として取出された。 市販のメチルアミン中におけるバリウムの溶液
色は、薄い灰色がかつた青色だつた。この溶液に
ベンゼン中の無水t−ブタノール80.9ミリ当量の
混合物を加えた。バリウム塩10.47gの収量が得
られ、これは金属からメタノール、水及びt−ブ
タノールのバリウム塩への定量的な転化を表わし
ている。第1表を参照。トルエン中におけるこの
塩溶液の全アルカリ度は、g当り0.088ミリ当量
であることがわかつた。 マセソン・ガス・プロダクツ社(Matheson
Gas Products)から供給される市販のメチルア
ミンはメタノールとアンモニアからつくられる
〔「マセソン・ガス・データブツク」192頁(1966
年)〕。液相の検定された純度は98.0%である。製
造業者によると、液体メチルアミン中に存在する
主な不純物は水(0.8%)とジ−及びトリ−メチ
ルアミン類(1.4%)である〔マセソン・ガス・
データブツク、353頁(1966年)〕。しかし、これ
は幾分のメタノールも含有している。バリウムを
市販のメチルアミンにに溶解すると、メタノール
及び水との反応が起る。ヌジヨールマルとしての
バリウム塩の赤外線スペクトルは、メトキシド及
びヒドロキシド基の炭素−酸素及び酸素−水素の
伸縮周波数(Stretching Frequencies)に対して
それぞれ1065cm-1と3580cm-1に強い吸収帯を示
す。 実験4 バリウムt−ブトキシドの調製を無水ベンゼン
中でt−ブタノール及び過剰量のバリウム金属充
填物から行なつた。ベンゼン283g中のバリウム
金属72.5ミリ当量の混合物にt−ブタノール
25.03ミリ当量を加えた。70℃で10日間激しくか
きまぜてから、バリウムt−ブトキシドの収量は
回収された生成物のt−ブタノール含有量に基づ
いて3.38g(94%)と計算された。バリウムt−
ブトキシドのベンゼン溶液の全アルカリ度はグラ
ム当り0.0114ミリ当量と測定された。生成物のヌ
ジヨールマルの赤外線スペクトルは、t−ブトキ
シド種の吸収のみを示した。 実験1〜4のBa塩の調製はアルゴン雰囲気又
は真空中で行なわれた。上の実験1〜4に従つて
つくられる可溶性バリウム塩の組成を、下の第1
表に示す。全アルカリ度は、標準塩酸(0.N)に
よる酸滴定によつて測定された。アルコール含有
量は内部標準技術及びフレームイオン化検出器に
対する応答係数を使用して、気液クロマトグラフ
イによつて測定された。ヒドロキシドイオン含有
量は、全アルカリ度と全アルコキシド含有量との
差として計算された。本発明の実施に使用される
バリウム金属は99.5〜99.7%純度のバリウムであ
つた(主な不純物はSrとCaであり、少量の不純
物はAl、Fe、Mg、Mn、Si、Zn及びNaであつ
た)。本発明のバリウム塩はアミン溶媒からの約
0.5重量%までの結合窒素(液相と固相を含めた
全部の塩に基づく)を、例えば(CH3NH)2Baと
して含有することがある。これを触媒調製後、蒸
留等によつて反応終了時に完全に除去しなくとも
よい。幾分の遊離Baを含むn−ブチルリチウム
とBa(CH3NH)2とからなる錯体が、下の重合実
験10に示されるように、ミクロ構造と類似性状を
もつた重合体を与えることが認められよう。
【表】 実施例 2 ブチルゴムガスケツトでふたをした0.35のく
えん酸塩用のガラスびん中でアルゴンの雰囲気下
にブタジエン−1,3の重合を行なつた。溶媒と
単量体は、材料を5Åの分子ふるいに通して精製
された。n−ブチルリチウムはフート・ミネラル
社(Foote Mineral Co)から得られ(ヘキサン
中1.6N)、ベンゼン中でg当り炭素−リチウム
0.20ミリ当量の濃度まで希釈した。炭素−リチウ
ム含有量は、五酸化バナジンの還元によつて測定
された〔ビー・エフ・コリンズ(P.F.Collins)、
シー・ダブリユー・カミエンスキー(C.W.
Kamienski)、デイー・エル・エスメイ(D.L.
Esmay)及びアール・ビー・エレスタツド(R.
B.Ellestad)、Anal.Chem.33巻468頁(1961年)〕。 重合びんへの仕込みでは、材料の添加順序は始
めに溶媒、次にn−ブチルリチウム、その次にバ
リウム塩であり、これらはすべて注射器で導入さ
れ、最後に単量体が移送管によつて加えられる。
n−ブチルリチウムの仕込み量は、溶媒及び重合
びん中に存在する酸性不純物を滴定(除去)する
のに十分な量、プラス重合開始の計算量である
(合衆国特許第3324191号の第2欄1〜5行を参
照)。 n−ブチルリチウム約0.66ミリモルとバリウム
塩0.33ミリモルによつてブタジエン約20gをトル
エン170ml中で約30℃で重合させた。上の実験に
従つてつくられるバリウム塩によつて、及びバリ
ウム塩の不在下にn−ブチルリチウムのみによつ
て、つくられるポリブタジエン類の転化率と分子
構造を下の第2表に示す。
【表】 バリウム塩のn−ブチルリチウムに対するモル
比は、可溶性バリウム塩の全アルカリ度、及び上
のAnal.Chem.33巻468頁(1961年)の五酸化バナ
ジンに基づく酸化滴定法に従つて測定された炭素
−リチウム濃度に基づいた。 共重合体の組成及びポリブタジエンミクロ構造
のパーセントは、赤外線分析から得られた。トラ
ンス−1,4及びビニル含有量は、それぞれ967
cm-1と905cm-1の吸収帯を使つて測定された。シ
ス−1,4含有量は、100%−(%トランス−1,
4+%ビニル)から決定された。固有粘度〔η〕
はベンゼン中25℃で測定された(100mlベンゼン
中の重合体0.3g)。すべての熱転位はDTA(示差
熱分析)により、約−170℃から始めて毎分20℃
の加熱速度を使つて得られた。 熱転位の測定によると、ヒドロキシド陰イオン
を含有するバリウム塩及びn−ブチルリチウムに
よる重合(実験11、13、15及び16)の場合にの
み、室温近くで結晶融点をもつポリブタジエン類
がつくられる。n−ブチルリチウムと純粋なバリ
ウムt−ブトキシド(実験14)又はメトキシドイ
オンを含有するバリウムt−ブトキシド(実験
12)によるブタジエンの開始は、結晶性ポリブタ
ジエン類をつくるのに有効ではない。実験11及び
実験13に従つてつくられるn−ブチルリチウム+
バリウム塩によつてつくられるポリブタジエン類
の分子構造は実質的に同じである。各々の場合に
バリウム塩はヒドロキシドイオンを含有する。実
験13に従つてつくられるバリウム塩に組み入れら
れる少量のメトキシド(2モル%)は、明ららか
に構造に影響しない。n−ブチルリチウム、+水
酸化バリウムを伴つたバリウムt−ブトキシドに
よつてつくられるポリブタジエン類は、非常に丈
夫な弾性材料で、容易にフイルムを形成する。こ
れに対し、純粋なバリウムt−ブトキシド又はバ
リウムt−ブトキシド及びバリウムメトキシドの
存在下に同様な濃度のn−ブチルリチウムによつ
てつくられる重合体は、低い粘度の材料である。
高分子量のポリブタジエン類は、ゲル浸透クロマ
トグラフイ(GPC)で測定されるとおりに、恐
らくは広い分子量分布の結果、低下したコールド
フローをもつている。 第1表の結果から、ヒドロキシド又はメトキシ
ド塩が芳香族溶媒中におけるバリウムt−ブトキ
シドの溶解度を高める上で有効であることが見て
とれる。しかし、ヒドロキシドイオンは、ポリブ
タジエンのトランス−1,4含有量を増加させて
高分子量の結晶性重合体を生じうることが、第2
表から明らかとなろう。 更に、ヒドロキシド部分より少ないごく少モル
量のバリウムメトキシド塩(又はメトキシド塩部
分)がバリウムt−ブトキシド−ヒドロキシド塩
と一緒に存在してよいが、極めて望ましいことで
はない。 n−ブチルリチウムとバリウム塩との錯体によ
つてつくられる重合体の数平均分子量が、生成す
る重合体の重量とブチルリチウムのモルとの比に
等しいことがわかつた。バリウムとリチウムとの
モル比は、可溶性バリウム塩(滴定できる塩基の
ミリ当量の1/2)の全アルカリ度のモルに対する
炭素−リチウムのモルに基づいていた。転化率
は、フラツシユ蒸留によつて溶媒と未反応単量体
を除去したあとの全固体の測定から計算された。
メタノール(実験2)の代わりにt−ブタノー
ル、+t−アミルアルコールを使つてつくつたBa
塩で重合実験12をくり返すと、同様な結果を生じ
た。 n−ブチルリチウム及び、約0.5のBa+2/Li+
ル比の別個につくられるBa(t−ブトキシド)2
Ba(OH)2との物理的混合物を使用しての本実施
例に述べたとおりの重合では、低分子量で低トラ
ンス含有量のポリブタジエンを生じた。第9表を
参照。 実施例 3 本実施例は、ランダムな共単量体序列分布をも
ち、高度にトランスのポリブタジエンセグメント
をもつている、ブタジエンとスチレン及びイソプ
レンとの結晶化できる共重合体の製造に対する、
実験1及び3に述べたバリウム塩の有用性を実証
ししている。重合条件は実施例2に述べたものと
同じである。スチレンとイソプレンはブタジエン
の直後に仕込まれた。 本発明の成分を使用する触媒によつてつくられ
るSBRの共単量体序列分布は、NMR測定、四塩
化オスミウム及びt−ブチルハイドロパーオキサ
イドによる酸化分解研究、及び示差熱分析
(DTA)を使用するガラス転位温度の測定によつ
て決定されるとおりランダムである。 得られた結果を下の第3表に示す。
【表】 第3表は、約5%のスチレンを含有するSBR
が室温又はそれよりやや低温に結晶融点をもつこ
とを示している。室温のすぐ下の溶融温度が望ま
しい。ゼロ歪みでは、材料は室温で無定形であ
る。伸長すると、微結晶の溶融温度が高まるにつ
れて、歪みによつて誘発された結晶化が起る。歪
みをもつたゴム中における微結晶の存在により、
ゴムの未硬化未配合の強度が増加し、ビルデイン
グタツクが増加する。これら両方の性状はタイヤ
の建造に有益であり、本発明の高トランスポリブ
タジエンゴムの特徴である。 高トランスポリブタジエン共重合体の結晶溶融
温度は、溶融温度低下についてのフローリーの式
によつて、共単量体含有量の増加と共に減少する
〔ピー・ジエー・フローリー(P.J.Flory)「重合
体化学の原理」(Principles of Polymer
Chemistry)、コーネル大学出版局、イサカ、N.
Y.、563頁(1953年)〕。 フローリーの式は、5%スチレンを伴う高トラ
ンス共重合体に対して17℃の溶融温度を予測して
いる。DTAによつて見出された溶融温度は13℃
だつた。溶融温度の値及び溶融発熱強度は共に、
25%水準のスチレンで溶融変遷がDTAによつて
観察されなくなるまで、スチレン含有量の増加と
共に減少する。 実施例 4 バリウム塩のn−ブチルリチウムに対するある
範囲のモル比にわたつて一連の実験を行なつた。
重合開始剤はn−ブチルリチウムであり、t−ブ
タノール及び水のバリウム塩は実験1に述べたよ
うにつくられた。重合の仕込みは実施例2に述べ
るものと同じであつた。得られた結果を下の第4
表に示す。
【表】 バリウム塩のブチルリチウムに対するモル比が
0.0から0.5へ増加するにつれてトランス/シスの
比が高まるが、ビニル含有量にはほとんど影響が
ないことを、この結果は示している。0.5より上
の比では、ビニル含有量が高まり、トランス−
1,4不飽和の量が減少する。ミクロ構造に対す
るモル比の影響は第1図にも示されている。この
図では曲線は、これらの実験に対する約0.5のモ
ル比に対してトランス−1,4含有量の最大値を
示している。この比でつくられるポリブタジエン
類は、約78%のトランス−1,4含有量(重量
%)、広い分子量分布、5.0の固有粘度、及びゲル
を含まないことを特徴としている。 例えば図面の第2図の実線は、上の実験33のホ
モポリブタジエンの広い分子量分布を示す。これ
はn=41600、w=753000、w/n=
18.1、及び〔η〕=4.2をもつている。他方、図面
の第2図の断続線は、n−ブチルリチウムのみを
触媒として使われたホモポリブタジエンの狭い分
子量分布を示す。この場合nは127000、w=
147000、w/n=1.16及び〔η〕=1.34であ
る。分子量はゲル浸透クロマトグラフイのポリス
チレン較正に基づいていた。固有粘度は25℃のベ
ンゼン中で測定された。 重合速度は、同じブチルリチウム濃度のブチル
リチウムによる対照の重合よりも、ブチルリチウ
ム−バリウム塩触媒による重合の方が遅い。しか
しトルエン中で30℃で16〜24時間後に定量的な転
化が実現される。温度を高めることによつて時間
を減らすことができる。約0.75より大きいBa2+
Li+のモル比により、一般的に定量に達しない転
化率の重合となり、ゲルをもつ重合体が生ずる。 実施例 5 実験3に従つてつくられるバリウム塩を使用し
て、ブチルリチウム及びバリウム塩の錯体によつ
て、上記実施例2の一般手順に従うイソプレンの
単重合を行なつた。単重合速度はバリウム塩の存
在によつて減少し、3,4含有量は増加した。結
果を下の第5表に述べる。ジエン構造のパーセン
トはNMR(核磁気共鳴)によつて測定された。
1,2−構造の測定可能な量は観察されなかつ
た。
【表】 で行なわれた。
重合実験40と41ではイソプレン17g、重合実験42
ではイソプレン27gを重合びんへ仕込んだ。
本発明の触媒錯体でつくられn−ブチルリチウ
ムと比較(第4表)されたポリイソプレンのトラ
ンス−1,4含有量の正味の増加は、同じやり方
でつくられたポリブタジエンのみに対するものと
ほぼ同じ(約20%)である。観察された増加はポ
リブタジエンでは54%から78%へ、ポリイソプレ
ンでは27%から48%へであつた。このようにトラ
ンス−1,4付加に対する優先は、バリウム塩の
存在下のポリイソプレンとポリブタジエン重合の
両方に対して認められた。しかし、n−ブチルリ
チウム及びバリウム塩によつてつくられるポリイ
ソプレンのミクロ構造は、トランス−1,4含有
量が圧倒的ではなかつた。その結果、結晶性ポリ
イソプレンはつくられなかつた。 実施例 6 重合体の結晶化に関係し、カーカスゴムに特に
重要性をもつ物理性状は未硬化未配合の強度であ
る。この性質を、バリウム塩の存在下にn−ブチ
ルリチウムでつくられる高トランスのブタジエン
をベースとする重合体で測定した。この重合体
は、X線回折分析と応力−複屈折の測定によつて
実証されるように応力で誘発される結晶化の性質
をもつている。 室温でインストロン試験機による未加硫重合体
の応力−歪みの測定から未硬化未配合の強度デー
タを得た。クロスヘツドの速度は8.47mm/secで
あつた。試料標本は、13608Kgのラムの力で引張
りシートを100℃で5分間加圧成形してつくられ
た。得られたデータを下の第6表に示す。
【表】 本発明の成分を使用する触媒による新規ポリブ
タジエン及びSBR(5%スチレン)、ならびに比
較のため天然ゴム、SBRゴム、アルフインSBR、
及びリチウムを触媒とするポリブタジエンに対す
る未硬化未配合の強度(未硬化、未配合の重合
体)を第6表に示す。新ブタジエン重合体の未硬
化未配合強度は天然ゴムより大きい。天然ゴムの
未硬化未配合引張り強さは応力結晶化と関連して
いることが知られている。 新ポリブタジエンの未硬化未配合強度は、未延
伸材料中に存在する微結晶による補強と、歪みに
よつて誘発される結晶化から誘導される応力の結
果である。また高分子量の連鎖が連鎖のもつれに
大巾に関与し、それが未硬化未配合引張り強さに
寄与していることもありうる。 注: A−上の第2表のポリブタジエン。実験1のBa
塩を使用する第二回目の重合。 B−上の第3表のブタジエン−スチレン共重合体
(5%スチレン)。実験1のBa塩を使用する第
一回目の重合。 C−アルフイン・ブタジエン−スチレン共重合体
(5%スチレン)。日本アルフイン・ゴム社、東
京日本。AR−1510。「ラバーエイジ」1970年
1月号64〜71頁を参照。 D−天然ゴム(解膠された3号リブドスモークド
シート)。 E−溶液重合によるポリブタジエン。フアイアス
トン・タイヤ・ゴム社(Firestone Tire &
Rubber Co)。ジエン55−NF。 F−SBR1500。ブタジエン−1,3とスチレン
との乳化重合による共重合体。約23.5%の結合
スチレン。 実施例 7 本発明の成分を使用する触媒による新規な高ト
ランスSBR(5%スチレン)及びポリブタジエン
のゴムの粘着強さを、歪みで結晶化するゴム(天
然ゴム、高シスポリブタジエン(99%シス−1,
4)、トランス−ポリペンテナマー、及びアルフ
インSBR)及び無定形の結晶化しない重合体類
(SBR1500とリチウムを触媒とするポリブタジエ
ン)と比較した。モンサント・テルタツク計器に
より、次の操作条件で測定を行なつた。接触時間
30秒、接触圧力0.22MPa、分離速度0.424m/秒。
試験標本は未配合未硬化の重合体をマイラーフイ
ルムの間に100℃で加圧し、5.08cm×0.64cmにダ
イで切つたものである。第7表に報告されている
真正の粘着値は、見かけの粘着性(ゴム対ゴム)
とゴム対ステンレス鋼で得られた値との差を表わ
す。
【表】
【表】 第7表の結果は、高トランスSBRの粘着強さ
が結晶化しない重合体のそれより大きいが、伸長
時に結晶化する立体重合体のそれより小さいこと
を示している。高トランスSBRゴムの粘着強さ
はアルフインSBRのそれにほぼ等しい。アルフ
インゴムは室温で結晶性であり、歪みで誘発され
る結晶化を示す。天然ゴムに比してアルフイン
SBR及び高トランスSBRの低い粘着値は、歪み
でつくられる結晶化度の程度が小さいことに関係
があるかも知れない。天然ゴムと高いトランス
SBRとの配合物の粘着強さは、それぞれの単重
合体のそれの中間であつた。 実施例 8 本実施例のn−ブチルリチウム及びバリウム化
合物を利用するブタジエンの重合法は、下の第8
表に示す以外は、実施例2の方法と同じである。
【表】 これらの結果は、純粋なバリウムジ(第三ブト
キシド)が、本発明の塩類を使用して得られる改
良された結果を与えないことを示している。 実施例 9 30℃のトルエン中でn−ブチルリチウムとバリ
ウム化合物を使用してブタジエンを重合させる本
実施例の方法は、下の第9表に示すもの以外は、
実施例2のものと同じであつた。
【表】
【表】 例 10(参考例) 上の実施例3の一般手順を使用し、トルエン中
でn−ブチルリチウムとジステアリン酸バリウム
を使用して、ブタジエンとスチレンの共重合を行
なつた。重合条件と得られた結果を下の第10表に
示す。
【表】 実施例 11 バリウム塩が5モル%のヒドロキシドを含有し
たこと以外は、上の実施例1の実験1と同様な方
法でバリウム塩をつくつた。バリウム塩溶液相の
全アルカリ度は、溶液g当り0.057ミリ当量であ
つた。バリウム塩溶液とn−ブチルリチウム溶液
を(1)混合して室温で30分熟成し、また(2)50℃で30
分混合し熟成させた。(1)と(2)の各々でBa2+/Li+
(a)のモル比は0.5であつた。次に上の実施例2の
手順に従つて、30℃のベンゼン中でブタジエンの
重合を行なつた。得られた結果を下の第11表に示
す。
【表】 重合実 % トラ ビニ 融温
験番号 (時間) ンス ル シス 度℃ 〓η〓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 〔式中a:bのモル比は約97.5:2.5ないし90:
    10である〕をもつ化合物。 2 不活性雰囲気下にバリウム用の液体アンモニ
    ア又はアミン溶媒中のバリウム金属を式 をもつ第三級カルビノール及び水と反応させる
    が、カルビノール:水のモル比は約97.5:2.5な
    いし90:10であり、反応中の温度は約−100℃な
    いし溶媒の沸点までであり、上記アミンは飽和さ
    れた非キレート性で非重合性で1〜12個の炭素原
    子と1〜3個の窒素原子をもつ脂肪族、脂環式及
    び複素環式の第一級及び第二級モノアミン類とポ
    リアミン類、ならびにそれらの混合物から選ばれ
    るものであり、また反応終了時に化合物を上記の
    アンモニア又はアミン溶媒及び任意過剰のカルビ
    ノールから除去することからなる、 式 〔式中a:bのモル比が約97.5:2.5ないし90:
    10である〕をもつ化合物の製法。
JP6663576A 1975-07-07 1976-06-09 Novel barium compound and preparation thereof Granted JPS52118433A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/593,579 US3992561A (en) 1975-07-07 1975-07-07 Preparation of solution polymers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52118433A JPS52118433A (en) 1977-10-04
JPS6352020B2 true JPS6352020B2 (ja) 1988-10-17

Family

ID=24375285

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51043814A Granted JPS529090A (en) 1975-07-07 1976-04-19 Preparation of liquid polymer
JP6663576A Granted JPS52118433A (en) 1975-07-07 1976-06-09 Novel barium compound and preparation thereof
JP10871278A Granted JPS5488986A (en) 1975-07-07 1978-09-06 Solution polymer

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51043814A Granted JPS529090A (en) 1975-07-07 1976-04-19 Preparation of liquid polymer

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10871278A Granted JPS5488986A (en) 1975-07-07 1978-09-06 Solution polymer

Country Status (8)

Country Link
US (1) US3992561A (ja)
JP (3) JPS529090A (ja)
CA (1) CA1060900A (ja)
DE (4) DE2660225C2 (ja)
FR (1) FR2345466A1 (ja)
GB (1) GB1494974A (ja)
IT (1) IT1059199B (ja)
ZA (1) ZA761413B (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527337A (en) * 1978-08-18 1980-02-27 Asahi Chem Ind Co Ltd Isoprene-butadiene copolymer rubber having improved processability
JPS6026406B2 (ja) * 1978-09-13 1985-06-24 旭化成株式会社 共役ジエン類重合体の製造方法
US4260712A (en) * 1979-09-20 1981-04-07 The General Tire & Rubber Company Preparation of barium-alkoxide salts
US4277591A (en) * 1979-11-20 1981-07-07 Phillips Petroleum Company Process for producing random copolymers of conjugated dienes and alpha-methylstyrene type monomers
US4302568A (en) * 1980-02-25 1981-11-24 The General Tire & Rubber Co. Solution polymerization
US4297240A (en) * 1980-02-25 1981-10-27 The General Tire & Rubber Company Solution polymerization
US4307218A (en) * 1980-02-25 1981-12-22 The General Tire & Rubber Company Solution polymerization
US4948849A (en) * 1980-03-07 1990-08-14 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Process for making copolymers of aromatic vinyl compounds ADD conjugated diolefins having substantial increase in aromatic vinyl compound differential content
SE453298B (sv) * 1980-03-07 1988-01-25 Shell Int Research Elastisk sampolymer lemplig for anvendning i deck och sett for framstellning derav
US4260519A (en) * 1980-04-22 1981-04-07 The General Tire & Rubber Company Preparation of barium-alkoxide salts
JPS57100146A (en) * 1980-12-16 1982-06-22 Asahi Chem Ind Co Ltd Novel rubber composition
JPS60133036A (ja) * 1983-12-22 1985-07-16 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤトレツド用ゴム組成物
FR2567135B1 (fr) * 1984-07-03 1989-01-13 Asahi Chemical Ind Polymere ou copolymere de butadiene et procede de preparation
JPH0629340B2 (ja) * 1984-09-03 1994-04-20 株式会社ブリヂストン 優れた耐摩耗性および加工性を有するゴム組成物
US5017636A (en) * 1987-10-09 1991-05-21 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Rubber compositions from modified trans-polybutadiene and rubber for tires
US4933401A (en) * 1988-02-26 1990-06-12 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Catalyst composition for polymerization of conjugated diene and process for producing conjugated diene polymer
JP2811484B2 (ja) * 1989-12-20 1998-10-15 日本ゼオン株式会社 ゴム組成物
JP2859951B2 (ja) * 1990-01-16 1999-02-24 日本ゼオン株式会社 トナーの製造方法
ES2020484A6 (es) * 1990-06-29 1991-08-01 Repsol Quimica Sa Procedimiento de preparacion de homopolimeros de dienos conjugados y de copolimeros de dienos conjugados con otros dienos o compuestos vinil aromaticos.
US6063307A (en) * 1996-09-23 2000-05-16 Shepodd; Timothy Jon Polymer system for gettering hydrogen
US5837158A (en) * 1996-09-23 1998-11-17 Sandia Corporation Polymer formulations for gettering hydrogen
JP2001095948A (ja) * 1999-09-29 2001-04-10 Sumitomo Rubber Ind Ltd ソリッドゴルフボール
US6575848B2 (en) * 2000-12-21 2003-06-10 Acushnet Company Low modulus golf ball compositions and methods for making same
JP2002206037A (ja) * 2001-01-10 2002-07-26 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ用ゴム組成物
DE10104807C1 (de) * 2001-02-01 2002-04-11 Chemetall Gmbh Erdalkalimetall-alkylendiamide, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung zur Herstellung von Erdalkalimetallalkoxiden
US6758251B2 (en) * 2002-08-21 2004-07-06 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire having a component containing high trans styrene-butadiene rubber
US6889737B2 (en) * 2002-12-05 2005-05-10 The Goodyear Tire & Rubber Company Pneumatic tire having a component containing high trans styrene-butadiene rubber
US20050061418A1 (en) * 2003-08-25 2005-03-24 Bates Kenneth Allen Pneumatic tire having a component containing high trans isoprene-butadiene rubber
US7285605B1 (en) 2006-08-30 2007-10-23 The Goodyear Tire & Rubber Company Batch process for synthesizing rubbery polymers having a high trans microstructure content
US7825203B2 (en) * 2006-12-28 2010-11-02 The Goodyear Tire & Rubber Company Catalyst system for synthesizing amine functionalized rubbery polymers
US7943712B2 (en) * 2006-12-28 2011-05-17 The Goodyear Tire & Rubber Company Catalyst system for synthesizing amine functionalized rubbery polymers having a high trans microstructure
US8893725B2 (en) 2011-01-28 2014-11-25 R. J. Reynolds Tobacco Company Polymeric materials derived from tobacco
HUE066094T2 (hu) 2016-04-05 2024-07-28 Albemarle Corp Szénhidrogénnel oldható só-hidrid katalizátor hidrogénnel közvetített só-hidrid alapú anionos láncátviteli polimerizációhoz és az ebbõl elõállított polimereloszlási készítmények és az elõállításához szükséges folyamat
AU2018224889B2 (en) * 2017-02-22 2021-04-01 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Conveyor belt rubber composition, method for producing conveyor belt rubber composition, conveyor belt, and belt conveyor
JP6897144B2 (ja) * 2017-02-22 2021-06-30 横浜ゴム株式会社 コンベアベルト用ゴム組成物、コンベアベルト及びベルトコンベア
US11518835B2 (en) * 2017-02-22 2022-12-06 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Conveyor belt rubber composition, method for producing conveyor belt rubber composition, conveyor belt, and belt conveyor
JP7139573B2 (ja) * 2017-03-02 2022-09-21 横浜ゴム株式会社 タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
CN112210054B (zh) * 2019-07-09 2024-01-30 中国石油化工股份有限公司 一种基于嵌段分布锂系bir的轮胎胎侧胶料及制备方法
US12168710B2 (en) * 2019-09-03 2024-12-17 Lg Chem, Ltd. Rubber composition and molded article manufactured therefrom

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1271265A (en) * 1968-06-08 1972-04-19 Bridgestone Tire Co Ltd Method of preparing conjugated diene polymers using catalysts based on organolithium compounds
US3872177A (en) 1971-05-03 1975-03-18 Firestone Tire & Rubber Co Polymerization catalyst
US3846385A (en) * 1973-07-16 1974-11-05 Gen Tire & Rubber Co Preparation of solution polymers using a barium di-tert alkoxide and a di-butyl magnesium catalyst complex

Also Published As

Publication number Publication date
GB1494974A (en) 1977-12-14
DE2630568A1 (de) 1977-01-13
JPS52118433A (en) 1977-10-04
JPS529090A (en) 1977-01-24
US3992561A (en) 1976-11-16
FR2345466A1 (fr) 1977-10-21
DE2630568C2 (de) 1985-03-28
CA1060900A (en) 1979-08-21
IT1059199B (it) 1982-05-31
FR2345466B1 (ja) 1981-12-11
JPS6221002B2 (ja) 1987-05-11
DE2660227C2 (ja) 1987-08-27
DE2660225C2 (de) 1982-04-29
DE2660226C2 (de) 1982-10-14
JPS5488986A (en) 1979-07-14
JPS5645401B2 (ja) 1981-10-26
ZA761413B (en) 1977-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6352020B2 (ja)
US4020115A (en) Alkaline barium alcoholates
US3846385A (en) Preparation of solution polymers using a barium di-tert alkoxide and a di-butyl magnesium catalyst complex
US4033900A (en) Composition useful in anionic polymerization
US3903019A (en) Preparation of solution polymers using a barium di-tert alkoxide and a di-butyl magnesium catalyst complex
US3135716A (en) Process for preparing terminally reactive polymers
US3078254A (en) High molecular polymers and method for their preparation
EP0841368B1 (en) Synthesis of macrocyclic polymers having low hysteresis compounded properties
US5625017A (en) Process for preparing a polymer using lithium initiator prepared by in situ preparation
US4048427A (en) Preparation of solution polymers
JPH0231084B2 (ja)
JP4728088B2 (ja) シンジオタクチックポリブタジエン、ゴム組成物及びゴム成分を含むタイヤの製造
JP3485605B2 (ja) 重合体の製造方法
EP0594107A1 (en) Process for preparing a polymer using lithium initiator prepared by in situ preparation
US5877336A (en) Synthesis of tributyltin lithium
JPS6235401B2 (ja)
JPH0770264A (ja) ブロック共重合体の製造方法
EP0061902B1 (en) Process for producing conjugated diene polymer
US4307218A (en) Solution polymerization
US3435011A (en) Modified polymers of conjugated dienes
US4260519A (en) Preparation of barium-alkoxide salts
US4260712A (en) Preparation of barium-alkoxide salts
EP0192424B1 (en) Process for producing thermoplastic elastomeric block copolymers
US4588782A (en) Diene polymers and process for producing the same
JPH07196715A (ja) 重合体の製造方法