JPS6026406B2 - 共役ジエン類重合体の製造方法 - Google Patents
共役ジエン類重合体の製造方法Info
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- JPS6026406B2 JPS6026406B2 JP53111632A JP11163278A JPS6026406B2 JP S6026406 B2 JPS6026406 B2 JP S6026406B2 JP 53111632 A JP53111632 A JP 53111632A JP 11163278 A JP11163278 A JP 11163278A JP S6026406 B2 JPS6026406 B2 JP S6026406B2
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- C08F36/04—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
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Description
本発明は、新規な複合開始剤を用いて、比較的高いトラ
ンス1.鰭吉合含量を有する共役ジェン類重合体を製造
する方法に関するものである。 ニッケル、コバルト、チタンまたはバナジウム等の遷移
金属化合物を主成分とする、いわゆるチーグラー触媒に
よって、共役ジェン類が高度に立体規則的に重合される
ことは、従釆よりよく知られており、トランス結合合童
が高い重合体を得ようとする場合は、一般にバナジウム
化合物を主成分とする触媒を用いればよく、この場合、
トランス結合舎量はブタジェン重合体の場合で90〜9
5%のものが容易に得られる。しかし、このように高い
立体規則性を有するトランスーポリプタジェンは、室温
において強い結晶性を示し、ゴム弾性体というよりは熱
可塑性樹脂の特徴を示し、ゴルフボールの表皮等に使わ
れるが、タイヤ用の原料ゴムなどのような、いわゆるゴ
ムとしての用途に使われることはなかった。一方、有機
リチウム化合物により、いわゆるアニオン重合で得られ
るジェン重合体には高度の立体規則性はなく、たとえば
プタジェン重合体の場合には、一般に以下のようなミク
ロ構造を示す。 トランス1,4結合 50〜55%シス
1,4結合 35〜40%1,2ビ
ニル結合 10〜15%また、上記開始
剤によれば、上述のチーグラー触媒の場合と異なり、ジ
ェン類のみでなくビニル芳香族炭化水素との英重合も実
用的に可能である。しかし、上記開始剤によるジェンお
よびビニル芳香族炭化水素の英重合は、両者の共重合反
応性に大きな違いがあるため、両者の完全にランダムな
共重合体を得るには種々の方策を必要とした。共役ジヱ
ン類とビニル芳香族炭化水素の完全にランダムな共重合
体を得る方策としては、ェーブル、チオェーテル等の極
性化合物を重合系に添加する方法、あるいはリチウム以
外のアルカリ金属、たとえばカリウムの有機化合物を共
存させる方法等が知られている(特公昭36−15斑6
号、特公昭44一20463号等)。 しかし、これらの方法は、ジェン類とビニル芳香族化合
物の共重合のランダム化剤としては効果があるが、反面
、ミクロ構造的にみると、多かれ少なかれ1,2または
3,4結合の増加をもたらすもので、通常、1,2また
は3,4結合の増加は1,4結合よりも高いガラス転移
温度をもたらし、用途によっては望ましくない。 有機リチウム化合物を開始剤とする系に、バリゥムジ第
3ブトキサィドのようなバリウム化合物を共存させる方
法も知られている。 (侍公昭47−3728号)。この方法によれば、1,
2または3,4結合を増加させずに、共役ジェン類とビ
ニル芳香族化合物の共重合のランダム化が行なわれるが
、トランス絹合含量は、ポリブタジェンの場合でも約3
5%が最大であり、有機リチウム化合物を単独で用いて
得られるポリブタジェンに比して未加硫物、加硫物の物
性、加工性で特に優れる点は見出せなかった。また、最
近、さらに高いトランス鯖合含量を達成し、かつ場合に
よっては共役ジェン類とビニル芳香族炭化水素の共重合
のランダム化も達成し得る開始剤として次のようなもの
が知られるようになった。 H’
ンス1.鰭吉合含量を有する共役ジェン類重合体を製造
する方法に関するものである。 ニッケル、コバルト、チタンまたはバナジウム等の遷移
金属化合物を主成分とする、いわゆるチーグラー触媒に
よって、共役ジェン類が高度に立体規則的に重合される
ことは、従釆よりよく知られており、トランス結合合童
が高い重合体を得ようとする場合は、一般にバナジウム
化合物を主成分とする触媒を用いればよく、この場合、
トランス結合舎量はブタジェン重合体の場合で90〜9
5%のものが容易に得られる。しかし、このように高い
立体規則性を有するトランスーポリプタジェンは、室温
において強い結晶性を示し、ゴム弾性体というよりは熱
可塑性樹脂の特徴を示し、ゴルフボールの表皮等に使わ
れるが、タイヤ用の原料ゴムなどのような、いわゆるゴ
ムとしての用途に使われることはなかった。一方、有機
リチウム化合物により、いわゆるアニオン重合で得られ
るジェン重合体には高度の立体規則性はなく、たとえば
プタジェン重合体の場合には、一般に以下のようなミク
ロ構造を示す。 トランス1,4結合 50〜55%シス
1,4結合 35〜40%1,2ビ
ニル結合 10〜15%また、上記開始
剤によれば、上述のチーグラー触媒の場合と異なり、ジ
ェン類のみでなくビニル芳香族炭化水素との英重合も実
用的に可能である。しかし、上記開始剤によるジェンお
よびビニル芳香族炭化水素の英重合は、両者の共重合反
応性に大きな違いがあるため、両者の完全にランダムな
共重合体を得るには種々の方策を必要とした。共役ジヱ
ン類とビニル芳香族炭化水素の完全にランダムな共重合
体を得る方策としては、ェーブル、チオェーテル等の極
性化合物を重合系に添加する方法、あるいはリチウム以
外のアルカリ金属、たとえばカリウムの有機化合物を共
存させる方法等が知られている(特公昭36−15斑6
号、特公昭44一20463号等)。 しかし、これらの方法は、ジェン類とビニル芳香族化合
物の共重合のランダム化剤としては効果があるが、反面
、ミクロ構造的にみると、多かれ少なかれ1,2または
3,4結合の増加をもたらすもので、通常、1,2また
は3,4結合の増加は1,4結合よりも高いガラス転移
温度をもたらし、用途によっては望ましくない。 有機リチウム化合物を開始剤とする系に、バリゥムジ第
3ブトキサィドのようなバリウム化合物を共存させる方
法も知られている。 (侍公昭47−3728号)。この方法によれば、1,
2または3,4結合を増加させずに、共役ジェン類とビ
ニル芳香族化合物の共重合のランダム化が行なわれるが
、トランス絹合含量は、ポリブタジェンの場合でも約3
5%が最大であり、有機リチウム化合物を単独で用いて
得られるポリブタジェンに比して未加硫物、加硫物の物
性、加工性で特に優れる点は見出せなかった。また、最
近、さらに高いトランス鯖合含量を達成し、かつ場合に
よっては共役ジェン類とビニル芳香族炭化水素の共重合
のランダム化も達成し得る開始剤として次のようなもの
が知られるようになった。 H’
【1’バリウム第3級アルコキシドと■ジブチルマ
グネシウムからなる鏡体(袴公昭52一略910号)。 {o} (1}有機リチウム、‘2}バリウムまたはス
トロンチウム化合物および‘3}OBまたはmAの有機
金属化合物からなる複合共触媒(袴公昭52一3054
3号)。し一 ‘1)有機リチウムと【21下式のバリ
ウム化合物の錆体(特関昭52−909ぴ号)。 片 ‘11有機リチウムと‘21Me〔MRIR2R3
R4〕2またはMe〔MR′4〕の錯体(式中、Meは
Ba,Ca,SrまたはMg,MはBまたは山,MはZ
nを表わす)(袴関昭52一1759号)。 ‘村 ‘1’有機リチウム、‘2}Ba,SrまたはC
a化合物、{310BまたはmAの有機金属化合物、‘
4’アルカリ金属のアルコラート等からなる錯体(特関
昭52‐斑077号)。 これらの開始剤を用いて得られるブタジェンの重合体は
、概略65〜85%のトランス1,4結合含量を有して
おり、タイヤ原料ゴムとして高いグリーン強度を示すも
のである。 しかしこれらの方法は、個々に各々連つた形ではあるが
、工業的において問題視される欠点を有するものである
。 すなわち、上記…として示される方法においては、銭体
を構成する各々の成分の炭化水素溶剤に対する熔解性が
十分でなく、このためマグネシウム化合物は限定された
ものでしかありえず、しかも開始剤の重合活性も比較的
低いものである。また、上記けおよび9に示される方法
においては、B等の化合物の鍵体自体の調製が極めて複
雑な操作を必要とし、場合によっては活性がまったく見
出せないなど再現が不可能な場合がある。また、上記‘
ローおよび■に示される方法においても、複合共触媒を
調製するにあたって複雑な操作を必要とする場合が多く
、しかもこれらの方法によって得た重合体は、全般に高
いトランス縞合含量を示すものの、その重合度が低く、
実用に供するにあたっては、炭酸ジフェニル等を用いた
連鎖グラフト結合等を引続き行なうことが要求される。
本発明は、新規な複合開始剤を用いることにより、上述
した従来技術の欠点を改良し、トランス1,4縞合含量
の比較的高い共役ジェン類重合体を製造することができ
、また、共役ジェン類とピニル芳香族化合物との共重合
において、ランダム性が改良され、かつトランス1,4
縞合含豊の高い共重合体を容易に製造することができる
ものである。すなわち、本発明は、共役ジェンの重合体
、共役ジェンと他の共役ジェンとの共重合体または共役
ジェンとビニル芳香族炭化水素との共重合体を製造する
にあたり、下記に示す触媒成分‘a’および【b】、ま
たは【a’および‘bーと、{c}および【d’より選
ばれた1種あるいは2種以上からなる複合開始剤の存在
下で、上記の単量体を反応させることを特徴とする共役
ジェン類共重合体の製造方法である。 ‘a’バリウム、ストロンチウムまたはカルシウムの有
機化合物。‘b’有機リチウム・ベリリウム化合物また
は有機リチウム・マグネシウム化合物。 ‘cー 有機リチウム化合物、有機ベリリウム化合物ま
たは有機マグネシウム化合物。 ‘d’有機アルミニウム化合物または有機亜鉛化合物本
発明においては、全ての開始剤成分が炭化水素溶剤に可
能であり、かつ複雑な予備的調製を必要とせず、容易に
重合操作を行なうことができる。 本発明で使用される共役ジェン類の例としては、1,3
ーブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチルー1,3
ーブタジエン、1.3−ペンタジエン、2,4ーヘキサ
ジエン、2ーフエニルー1,3ープタジエン、1ーフエ
ニルー1,3ーフタジェンが挙げられる。 また、本発明で使用されるピニル芳香族化合物の例とし
ては、スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエン、
1ービニルナフタレン、Qーメチルスチレン、メトキシ
スチレンが挙げられる。 本発明の最も好ましい実用的な重合の形態は、ブタジェ
ン単独またはブタジェンーイソプレン共重合またはプタ
ジェンースチレンの共重合である。本発明の新規な複合
開始剤の第1の成分である成分‘a’のバリウム、スト
ロンチウムまたはカルシウムの有機化合物は、下式で表
現することができる。 (式中、Rは脂肪族、脂環族または芳香族の炭化水素基
から選択されたものであり、Yは酸素または硫黄原子で
あり、Meはバリウム、ストロンチウムまたはカルシウ
ムである。 )これらの例としては、下記化合物のバリウム、ストロ
ンチウムまたはカルシウム塩が挙げられる。 すなわち、エチルアルコール、nープロピルアルコール
、インプロピルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、nーヘキシルアルコール、シクロヘキシルアルコー
ル、アリルアルコール、シクロベンテニルアルコール、
ベンジルアルコール、フエノール、力テコール、1ーナ
フトール、2,6ージーtenーブチルフエノール、2
,4,6ートリーにrtーブチルフエノール、/ニルフ
エノール、4−フエニルフエノール、エタンチール、1
−ブタンチール、チオフエノール、シクロヘキサンチオ
ール、2ーナフタレンチオール、カプリル酸、ラウリル
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
ィン酸、リノール酸、リノレィン酸、ナフトェ酸、安息
香酸、ヘキサンチール酸、デカンチール酸、トリデカン
チオノール酸、チオ安息香酸、酸性炭酸釣eれ−プチル
、酸性炭酸へキシル、酸性炭酸フヱニル、チオ酸性炭酸
にrtーブチル、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ
ーnーブチルアミン等である。本発明の開始剤の第2の
成分である‘b}の有機リチウム・ベリリウム化合物ま
たは有機リチウム.マグネシウム化合物は、有機リチウ
ムと有機ベリリウムまたは有機リチウムと有機マグネシ
ウムとの反応によって得ることができる。 この反応による有機リチウム・ベリリウム化合物または
有機リチウム・マグネシウム化合物の形成は、開始剤の
第1成分であるバリウム等の有機化合物との浪合または
重合系への添加前に、あらかじめ形成することが好まし
いが、あらかじめ形成することなしに両者を分割して使
用してもよい。また、両者の反応はモル比で1対1で実
施されることが好ましいが、これに限定されるものでは
なく、未反応の有機リチウム化合物、有機ベリリウム化
合物または有機マグネシウム化合物が混在してもよい。
すなわち本発明は、開始剤の第3成分として、前記の2
成分の他に、成分‘cー;有機IJチウム化合物、有機
ベリリウム化合物または有機マグネシウム化合物が含ま
れてもよい。有機リチウム化合物の例としては次のもの
が挙げられる。 すなわち、エチルリチウム、nープロピルリチウム、イ
ンープロピルリチウム、nーブチルリチウム、イソアミ
ルリチウム、Secーアミルリチウム、n−へキシルリ
チウム、nーオクチルリチウム、アリルリチウム、nー
プロベニルリチウム、インーブテニルリチウム、ベンジ
ルリチウム、フエニルリチウム、1,1ージフエニルメ
チルリチウム、テトラメチレンジリチウム、ベンタメチ
レンジリチウム、ヘキサメチレンジリチウム、ジフエニ
ルエチレンジリチウム、テトラフエニルヱチレンジリチ
ウム、1,5一ジリチウムナフタリン、1,4−ジリチ
オシクロヘキサン、ポリブタジエニルリチウム、ポリイ
ソブテニルリチウム、ポリスチリルリチウム等である。
また、有機ベリリウム化合物の例としては次のものが挙
げられる。 すなわち、ジェチルベリリウム、ジーn−プロピルベリ
リウム、ジーイソープロピルベリリウム、ジーnープチ
ルベリリウム、ジー企てtープチルベリリウム、ジーn
−へキシルベリリウム、ジーn−プロベニルベリリウム
、ジフエニルベリリウム、エチルベリリウムクロライド
、nープロベニルベリリウムクロライド、イソプロピル
ベリリウムクロライド、nーブチルベリリウムクロライ
ド、nーブチルベリリウムブロマイド、にrt−プチル
ベリリウムクロライド、nープロベニルベリリウムクロ
ライド、フエニルベリリウムク。ライド等である。さら
に、有機マグネシウム化合物の例としては次のものが挙
げられる。 すなわち、ジェチルマグネシワム、ジーn一プロピルマ
グネシウム、ジーイソープロピルマグネシウム、ジーn
−ブチルマグネシウム、ジーにrtーブチルマグネシウ
ム、ジーn−へキシルマグネシウム、ジーnープロベニ
ルマグネシウム、ジフエニルマグネシウム、エチルマグ
ネシウムクロライド、n−プロベニルマグネシウムクロ
ライド、イソプロピルマグネシウムクロライド、n−プ
チルマグネシウムクロライド、nーブチルマグネシウム
プロマイト、tert−ブチルマグネシウムクロライド
、プロベニルマグネシウムクロライド、フエニルマグネ
シウムクロラィド等である。本発明の開始剤には、上記
した‘aーおよび【b’,‘a},‘b}および【c)
の他に成分‘dーとして、【d)有機アルミニウム化合
物または有機亜鉛化合物の混在も許容され、場合によっ
ては好ましい開始剤となる。 特に重合系中に少量の不純物、たとえば、水、酸素、エ
ーテルあるいは各種のオレフィンまたはアレン類が含ま
れる場合、有効に働くことが多い。使用される有機アル
ミニウム化合物または亜鉛化合物の例としては、トリエ
チルアルミニウム、トリーイソーブチルアルミニウム、
塩化ジェチルアルミニゥム、水素化ジェチルアルミニゥ
ム、水素化ジイソブチルアルミニウム、ジェチル亜鉛、
ジn−ブチル亜鉛等である。開始剤の各々の成分の使用
量は、重合目的または重合方法・条件によって広範囲に
変化するものであるが、一般には下記のような範囲で使
用することが好ましい。 成分【a}:全単量体100グラムに対して、0.00
5〜50ミリモル成分‘bー;ta}成分に対して0.
1〜1叶音モル成分‘c’;(b)成分に対して0〜3
倍モル成分{d):全単量体100グラムに対して0〜
10ミリモル特にタイヤ用途の原料ゴムを目的とした場
合には、下記の範囲で使用することが好ましい。 成分{aー:全単量体100グラムに対して0.01〜
1.0ミリモル成分‘bー;【a’成分に対して0.4
〜5倍モル成分‘cー;【b}成分に対して0〜2倍モ
ル成分‘d}:全単量体100グラムに対して0〜1.
0ミリモル本発明の開始剤を用いる重合は、塊状におい
て実施してもよいが、一般には炭化水素溶媒中で溶液重
合として実施するのが好ましく、好ましい溶媒の例とし
ては、プロパン、ブタン、ベンタン、へキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカン、シクロヘキサン、シクロオクタ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチベンゼン、お
よびこれらの混合物等である。 また、これらの溶媒は少量の極性化合物、たとえばテト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジメチルヱーテル
および各種のアミン化合物等を含むものであってもよい
。 重合に用いられる溶媒の量は、製造する重合体の種類お
よび分子量によって異なるが、一般にはモ/マー10の
重量部あたり300〜100の重量部にあることが好ま
しい。 本触媒組成物を用いての重合温度は、好ましくは一40
つ0ないし160℃であり、特に好ましくは40℃ない
し120℃である。 重合系の雰囲気は、窒素ガス、アルゴンガスなどの不活
性ガスをもって直摸されることが望ましい。重合系中に
は、有機金属と反応するような化合物、たとえば、水、
ハロゲン化合物、酸素などが混入しないようにすること
が好ましい。以下に本発明を実施例によって説明するが
、本発明は、これらの実施例に限定されれるものではな
い。 実施例 1〜4 乾燥した窒素で満たされた容量約1その耐圧ガラス瓶に
、1,3ーブタジェン100夕と溶媒としてn−へキサ
ン400夕を加え、さらに本発明の開始剤を表1に示さ
れる成分で加えて、5ぴ0にて7時間重合反応を行なっ
た。 得られた重合体のミクロ構造と収率および極限粘度を表
1に示した。なお、これと比較するため、従来公知の開
始剤を用いた比較例の結果も表1に示した。表1に示さ
れるように、本発明の有機リチウム・マグネシウム化合
物を成分【b’とする開始剤は、極めて収率が高く、か
つ実用に供するに充分な重合度でトランス1,4結合の
高い重合体を与えることが判る。 また、実施例間の比較をすると、成分【机ま有機リチウ
ム化合物および有機マグネシウム化合物を別々に加える
より、両者をあらかじめ混合し鏡体を形成させることが
若干有利なことも判る。さらに、触媒‘c’の成分の混
存の効果も表1に示す結果より、容易に理解することが
できる。表 1 ※1 )単量体1009K対‐するミリモルで表示する
。 ※2)赤外吸収スペクトルによりモレロの方法に上って
貸出した。※3)ノニル基の位置はバラ位90多、ォル
ト位10みの混合物実施例、5〜9実施例5〜9は、実
施例1〜4とまったく同様にして実施されたもので、そ
の結果を表2に示した。 実施例5〜7では、開始剤の成分【a)および成分【b
’の量および組成比の効果が示される。すなわち、‘a
ー成分の量によって実合体の極限粘度が管理されうるこ
とが示され、また、【bー成分の‘a’成分に対する組
成比が1付近であることが結果として、高い収率と高い
1,4鯖合含量を与えることが示される。また、実施例
8〜9では、本発明の開始剤における成分【dーとして
のアルミニウムトリェチルの効果が示される。アルミニ
ウムトリェチルの添加は収率と重合度を若干低下させる
が、トランス1,4結合含量を向上させる効果があると
の絹果を示す。表2 (注)開始前成′氷aのノニル基の位置は、表1の※3
)と同じ。 実施例 10〜11実施例10および11は、実施例1
〜4とまったく同様にして実施し、開始剤の成分‘a}
として、バリウム化合物に変えてストロンチウムまたは
カルシウム化合物を用いた。 結果を表3に示した。それぞれの収率は、バリウムの場
合と同程度であるが、得られる重合体のミクロ構造は、
各々バリウムの場合とは若干違うものとなる。特にカル
シウムを用いた場合は、比較的高い1,2ビニル結合を
与える。表 3 (注)開始成州a)のノニル基の位置は、表1の※3)
と同じ。 実施例12〜14実施例12〜14も実施例1〜4とま
ったく同様に実施し、その結果を表4に示した。 実施例12〜14では、開始剤の成分{b}としてリチ
ウム・ベリリウムブチルジェチルを使用した。開始剤の
成分(b’としてリチウム・ベリリウムブチルジェチル
を使用しても、リチウムマグネシウムトリブチルの場合
と同様、高いトランス1,4結合を有する重合体を与え
ることが判る。また、この系への成分{cーの混在の効
果も本実施例で理解でき、また、ベリリウム鍔体とマグ
ネシウム鍔体の差異も明解である。表4 ※1)、※2)および※3)は表1と同じ。 実施例 15実施例15では、実施例1で用いた単量体
に換えて1,3ブタジェン75夕、スチレン25夕の混
合物からなる単量体を用いて、他は実施例1と同様にし
て実施した。 その結果は、同様にして実施された従来技術の開始剤(
比較例5と同じ)を用いた比較例6の結果と共に表5に
示した。表5に示されるように、本発明の開始剤は、重
合体のブタジェン部のミクロ構造として高いトランス1
,4結合を与えるのみでなく、そのブロクスチレン含有
量から理解されるように、スチレン共重合のランダム化
にも効果があることが判る。表5 ※1)1,M,Kolthoffb3の酸イヒ分解法K
よる(ジャーナル・ォブ・ポリマー・サィェンス第1巻
429〜433頁,1964年判)。 実施例 16〜27実施例16〜27は、モノマー10
0夕当り、触媒成分{a}として表6に示される種々の
有機化合物のバリウム塩0.125ミリモル、触媒成分
【b)としてのIJチウム・マグネシウムトリプチル0
.25ミリモル、触媒成分【cーとしてトリエチルアル
ミニウム0.5ミリモルとする他は、実施例1〜4と同
様の方法で実施した。 結果を表6に示す。これらの結果から、種々の有機化合
物のアルカリ士類金属塩が、本発明の複合触媒の触媒成
分【a’として有効であることが判る。表 6 実施例 28〜32 本発明の複合触媒の第2の成分である成分‘bーの有機
リチウム・ベリリウム化合物または有機リチウム・マグ
ネシウム化合物を構成する有機リチウム化合物の種類に
ついて検討した。 これらの有機リチウム化合物は、成分‘b’を構成する
もう一つの化合物である有機マグネシウム化合物と、重
合系への添加前にあらかじめ1対1のモル比で混合し、
成分‘bーを形成した後に、それぞれ用いた。実施例2
8〜32は、モ/マ−100夕当り、触媒成分【a}と
してバリウムジノニルフェノキシド(ノニル基の位鷹は
パラ位90%、オルト位10%の混合物)0.125ミ
リモル、触媒成分【b}として表7に示される有機リチ
ウム化合物のジブチルマグネシゥムとの上記等モル銭体
0.25ミリモル、触媒成分{cーとしてトリエチルア
ルミニウム0.5ミリモルとする他は、実施例1〜4と
同様の方法で実施した。結果を表7に示す。これらの結
果から、種々の有機リチウム化合物が、本発明の複合触
媒の触媒成分【b}の一方の化合物として有効であるこ
とが判る。表7実施例 33〜滋 さらに本発明の複合触媒の第2の成分である成分{b}
のもう一つの化合物である有機ベリリウムおよび有機マ
グネシウム化合物について検討した。 これらの化合物は、有機リチウム化合物と、重合系への
添加前にあらかじめ1対1のモル比で混合し、成分‘b
}を形成した後、それぞれ用いた。実施例33〜斑は、
モノマー100夕当り、触媒成分{a}としてバリウム
ジノニルフェノキシド(ノニル基の位置はパラ位90%
、オルト位10%の混合物)0.125ミリモル、触媒
成分‘b’として表8に示される有機ベリリウムまたは
有機マグネシウム化合物とn−ブチルリチウムとの上記
等モル錨体0.25ミリモル、触媒成分側としてトリェ
チルアルミニウム0.5ミリモルとする他は、実施例1
〜4と同様の方法で実施した。結果を表8に示す。これ
らの結果から、種々の有機ベリリウムまたは有機マグネ
シウム化合物が、本発明の複合触媒成分{bーの−方の
化合物として有効であることが判る。表 8 実施例 39〜43 実施例39〜43は、モノマー100夕当り、触媒成分
‘aーとしてバリウムジノニルフェノキシド(ノニル基
の位置はパラ位90%、オルト位10%の混合物)0.
125ミリモル、触媒成分【b’としてリチウム・マグ
ネシウムトIJブチル0.25ミリモル、触媒成分(d
’として表9に示す有機アルミニウムもしくは有機亜鉛
0.5ミリモルとする他は、実施例1〜4と同様の方法
で実施した。 結果を表9に示す。これらの結果から、種々の有機アル
ミニウムまたは有機亜鉛化合物が、本発明の複合触媒成
分【c’として有効であることが判る。表9
グネシウムからなる鏡体(袴公昭52一略910号)。 {o} (1}有機リチウム、‘2}バリウムまたはス
トロンチウム化合物および‘3}OBまたはmAの有機
金属化合物からなる複合共触媒(袴公昭52一3054
3号)。し一 ‘1)有機リチウムと【21下式のバリ
ウム化合物の錆体(特関昭52−909ぴ号)。 片 ‘11有機リチウムと‘21Me〔MRIR2R3
R4〕2またはMe〔MR′4〕の錯体(式中、Meは
Ba,Ca,SrまたはMg,MはBまたは山,MはZ
nを表わす)(袴関昭52一1759号)。 ‘村 ‘1’有機リチウム、‘2}Ba,SrまたはC
a化合物、{310BまたはmAの有機金属化合物、‘
4’アルカリ金属のアルコラート等からなる錯体(特関
昭52‐斑077号)。 これらの開始剤を用いて得られるブタジェンの重合体は
、概略65〜85%のトランス1,4結合含量を有して
おり、タイヤ原料ゴムとして高いグリーン強度を示すも
のである。 しかしこれらの方法は、個々に各々連つた形ではあるが
、工業的において問題視される欠点を有するものである
。 すなわち、上記…として示される方法においては、銭体
を構成する各々の成分の炭化水素溶剤に対する熔解性が
十分でなく、このためマグネシウム化合物は限定された
ものでしかありえず、しかも開始剤の重合活性も比較的
低いものである。また、上記けおよび9に示される方法
においては、B等の化合物の鍵体自体の調製が極めて複
雑な操作を必要とし、場合によっては活性がまったく見
出せないなど再現が不可能な場合がある。また、上記‘
ローおよび■に示される方法においても、複合共触媒を
調製するにあたって複雑な操作を必要とする場合が多く
、しかもこれらの方法によって得た重合体は、全般に高
いトランス縞合含量を示すものの、その重合度が低く、
実用に供するにあたっては、炭酸ジフェニル等を用いた
連鎖グラフト結合等を引続き行なうことが要求される。
本発明は、新規な複合開始剤を用いることにより、上述
した従来技術の欠点を改良し、トランス1,4縞合含量
の比較的高い共役ジェン類重合体を製造することができ
、また、共役ジェン類とピニル芳香族化合物との共重合
において、ランダム性が改良され、かつトランス1,4
縞合含豊の高い共重合体を容易に製造することができる
ものである。すなわち、本発明は、共役ジェンの重合体
、共役ジェンと他の共役ジェンとの共重合体または共役
ジェンとビニル芳香族炭化水素との共重合体を製造する
にあたり、下記に示す触媒成分‘a’および【b】、ま
たは【a’および‘bーと、{c}および【d’より選
ばれた1種あるいは2種以上からなる複合開始剤の存在
下で、上記の単量体を反応させることを特徴とする共役
ジェン類共重合体の製造方法である。 ‘a’バリウム、ストロンチウムまたはカルシウムの有
機化合物。‘b’有機リチウム・ベリリウム化合物また
は有機リチウム・マグネシウム化合物。 ‘cー 有機リチウム化合物、有機ベリリウム化合物ま
たは有機マグネシウム化合物。 ‘d’有機アルミニウム化合物または有機亜鉛化合物本
発明においては、全ての開始剤成分が炭化水素溶剤に可
能であり、かつ複雑な予備的調製を必要とせず、容易に
重合操作を行なうことができる。 本発明で使用される共役ジェン類の例としては、1,3
ーブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチルー1,3
ーブタジエン、1.3−ペンタジエン、2,4ーヘキサ
ジエン、2ーフエニルー1,3ープタジエン、1ーフエ
ニルー1,3ーフタジェンが挙げられる。 また、本発明で使用されるピニル芳香族化合物の例とし
ては、スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエン、
1ービニルナフタレン、Qーメチルスチレン、メトキシ
スチレンが挙げられる。 本発明の最も好ましい実用的な重合の形態は、ブタジェ
ン単独またはブタジェンーイソプレン共重合またはプタ
ジェンースチレンの共重合である。本発明の新規な複合
開始剤の第1の成分である成分‘a’のバリウム、スト
ロンチウムまたはカルシウムの有機化合物は、下式で表
現することができる。 (式中、Rは脂肪族、脂環族または芳香族の炭化水素基
から選択されたものであり、Yは酸素または硫黄原子で
あり、Meはバリウム、ストロンチウムまたはカルシウ
ムである。 )これらの例としては、下記化合物のバリウム、ストロ
ンチウムまたはカルシウム塩が挙げられる。 すなわち、エチルアルコール、nープロピルアルコール
、インプロピルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、nーヘキシルアルコール、シクロヘキシルアルコー
ル、アリルアルコール、シクロベンテニルアルコール、
ベンジルアルコール、フエノール、力テコール、1ーナ
フトール、2,6ージーtenーブチルフエノール、2
,4,6ートリーにrtーブチルフエノール、/ニルフ
エノール、4−フエニルフエノール、エタンチール、1
−ブタンチール、チオフエノール、シクロヘキサンチオ
ール、2ーナフタレンチオール、カプリル酸、ラウリル
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
ィン酸、リノール酸、リノレィン酸、ナフトェ酸、安息
香酸、ヘキサンチール酸、デカンチール酸、トリデカン
チオノール酸、チオ安息香酸、酸性炭酸釣eれ−プチル
、酸性炭酸へキシル、酸性炭酸フヱニル、チオ酸性炭酸
にrtーブチル、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ
ーnーブチルアミン等である。本発明の開始剤の第2の
成分である‘b}の有機リチウム・ベリリウム化合物ま
たは有機リチウム.マグネシウム化合物は、有機リチウ
ムと有機ベリリウムまたは有機リチウムと有機マグネシ
ウムとの反応によって得ることができる。 この反応による有機リチウム・ベリリウム化合物または
有機リチウム・マグネシウム化合物の形成は、開始剤の
第1成分であるバリウム等の有機化合物との浪合または
重合系への添加前に、あらかじめ形成することが好まし
いが、あらかじめ形成することなしに両者を分割して使
用してもよい。また、両者の反応はモル比で1対1で実
施されることが好ましいが、これに限定されるものでは
なく、未反応の有機リチウム化合物、有機ベリリウム化
合物または有機マグネシウム化合物が混在してもよい。
すなわち本発明は、開始剤の第3成分として、前記の2
成分の他に、成分‘cー;有機IJチウム化合物、有機
ベリリウム化合物または有機マグネシウム化合物が含ま
れてもよい。有機リチウム化合物の例としては次のもの
が挙げられる。 すなわち、エチルリチウム、nープロピルリチウム、イ
ンープロピルリチウム、nーブチルリチウム、イソアミ
ルリチウム、Secーアミルリチウム、n−へキシルリ
チウム、nーオクチルリチウム、アリルリチウム、nー
プロベニルリチウム、インーブテニルリチウム、ベンジ
ルリチウム、フエニルリチウム、1,1ージフエニルメ
チルリチウム、テトラメチレンジリチウム、ベンタメチ
レンジリチウム、ヘキサメチレンジリチウム、ジフエニ
ルエチレンジリチウム、テトラフエニルヱチレンジリチ
ウム、1,5一ジリチウムナフタリン、1,4−ジリチ
オシクロヘキサン、ポリブタジエニルリチウム、ポリイ
ソブテニルリチウム、ポリスチリルリチウム等である。
また、有機ベリリウム化合物の例としては次のものが挙
げられる。 すなわち、ジェチルベリリウム、ジーn−プロピルベリ
リウム、ジーイソープロピルベリリウム、ジーnープチ
ルベリリウム、ジー企てtープチルベリリウム、ジーn
−へキシルベリリウム、ジーn−プロベニルベリリウム
、ジフエニルベリリウム、エチルベリリウムクロライド
、nープロベニルベリリウムクロライド、イソプロピル
ベリリウムクロライド、nーブチルベリリウムクロライ
ド、nーブチルベリリウムブロマイド、にrt−プチル
ベリリウムクロライド、nープロベニルベリリウムクロ
ライド、フエニルベリリウムク。ライド等である。さら
に、有機マグネシウム化合物の例としては次のものが挙
げられる。 すなわち、ジェチルマグネシワム、ジーn一プロピルマ
グネシウム、ジーイソープロピルマグネシウム、ジーn
−ブチルマグネシウム、ジーにrtーブチルマグネシウ
ム、ジーn−へキシルマグネシウム、ジーnープロベニ
ルマグネシウム、ジフエニルマグネシウム、エチルマグ
ネシウムクロライド、n−プロベニルマグネシウムクロ
ライド、イソプロピルマグネシウムクロライド、n−プ
チルマグネシウムクロライド、nーブチルマグネシウム
プロマイト、tert−ブチルマグネシウムクロライド
、プロベニルマグネシウムクロライド、フエニルマグネ
シウムクロラィド等である。本発明の開始剤には、上記
した‘aーおよび【b’,‘a},‘b}および【c)
の他に成分‘dーとして、【d)有機アルミニウム化合
物または有機亜鉛化合物の混在も許容され、場合によっ
ては好ましい開始剤となる。 特に重合系中に少量の不純物、たとえば、水、酸素、エ
ーテルあるいは各種のオレフィンまたはアレン類が含ま
れる場合、有効に働くことが多い。使用される有機アル
ミニウム化合物または亜鉛化合物の例としては、トリエ
チルアルミニウム、トリーイソーブチルアルミニウム、
塩化ジェチルアルミニゥム、水素化ジェチルアルミニゥ
ム、水素化ジイソブチルアルミニウム、ジェチル亜鉛、
ジn−ブチル亜鉛等である。開始剤の各々の成分の使用
量は、重合目的または重合方法・条件によって広範囲に
変化するものであるが、一般には下記のような範囲で使
用することが好ましい。 成分【a}:全単量体100グラムに対して、0.00
5〜50ミリモル成分‘bー;ta}成分に対して0.
1〜1叶音モル成分‘c’;(b)成分に対して0〜3
倍モル成分{d):全単量体100グラムに対して0〜
10ミリモル特にタイヤ用途の原料ゴムを目的とした場
合には、下記の範囲で使用することが好ましい。 成分{aー:全単量体100グラムに対して0.01〜
1.0ミリモル成分‘bー;【a’成分に対して0.4
〜5倍モル成分‘cー;【b}成分に対して0〜2倍モ
ル成分‘d}:全単量体100グラムに対して0〜1.
0ミリモル本発明の開始剤を用いる重合は、塊状におい
て実施してもよいが、一般には炭化水素溶媒中で溶液重
合として実施するのが好ましく、好ましい溶媒の例とし
ては、プロパン、ブタン、ベンタン、へキサン、ヘプタ
ン、オクタン、デカン、シクロヘキサン、シクロオクタ
ン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチベンゼン、お
よびこれらの混合物等である。 また、これらの溶媒は少量の極性化合物、たとえばテト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジメチルヱーテル
および各種のアミン化合物等を含むものであってもよい
。 重合に用いられる溶媒の量は、製造する重合体の種類お
よび分子量によって異なるが、一般にはモ/マー10の
重量部あたり300〜100の重量部にあることが好ま
しい。 本触媒組成物を用いての重合温度は、好ましくは一40
つ0ないし160℃であり、特に好ましくは40℃ない
し120℃である。 重合系の雰囲気は、窒素ガス、アルゴンガスなどの不活
性ガスをもって直摸されることが望ましい。重合系中に
は、有機金属と反応するような化合物、たとえば、水、
ハロゲン化合物、酸素などが混入しないようにすること
が好ましい。以下に本発明を実施例によって説明するが
、本発明は、これらの実施例に限定されれるものではな
い。 実施例 1〜4 乾燥した窒素で満たされた容量約1その耐圧ガラス瓶に
、1,3ーブタジェン100夕と溶媒としてn−へキサ
ン400夕を加え、さらに本発明の開始剤を表1に示さ
れる成分で加えて、5ぴ0にて7時間重合反応を行なっ
た。 得られた重合体のミクロ構造と収率および極限粘度を表
1に示した。なお、これと比較するため、従来公知の開
始剤を用いた比較例の結果も表1に示した。表1に示さ
れるように、本発明の有機リチウム・マグネシウム化合
物を成分【b’とする開始剤は、極めて収率が高く、か
つ実用に供するに充分な重合度でトランス1,4結合の
高い重合体を与えることが判る。 また、実施例間の比較をすると、成分【机ま有機リチウ
ム化合物および有機マグネシウム化合物を別々に加える
より、両者をあらかじめ混合し鏡体を形成させることが
若干有利なことも判る。さらに、触媒‘c’の成分の混
存の効果も表1に示す結果より、容易に理解することが
できる。表 1 ※1 )単量体1009K対‐するミリモルで表示する
。 ※2)赤外吸収スペクトルによりモレロの方法に上って
貸出した。※3)ノニル基の位置はバラ位90多、ォル
ト位10みの混合物実施例、5〜9実施例5〜9は、実
施例1〜4とまったく同様にして実施されたもので、そ
の結果を表2に示した。 実施例5〜7では、開始剤の成分【a)および成分【b
’の量および組成比の効果が示される。すなわち、‘a
ー成分の量によって実合体の極限粘度が管理されうるこ
とが示され、また、【bー成分の‘a’成分に対する組
成比が1付近であることが結果として、高い収率と高い
1,4鯖合含量を与えることが示される。また、実施例
8〜9では、本発明の開始剤における成分【dーとして
のアルミニウムトリェチルの効果が示される。アルミニ
ウムトリェチルの添加は収率と重合度を若干低下させる
が、トランス1,4結合含量を向上させる効果があると
の絹果を示す。表2 (注)開始前成′氷aのノニル基の位置は、表1の※3
)と同じ。 実施例 10〜11実施例10および11は、実施例1
〜4とまったく同様にして実施し、開始剤の成分‘a}
として、バリウム化合物に変えてストロンチウムまたは
カルシウム化合物を用いた。 結果を表3に示した。それぞれの収率は、バリウムの場
合と同程度であるが、得られる重合体のミクロ構造は、
各々バリウムの場合とは若干違うものとなる。特にカル
シウムを用いた場合は、比較的高い1,2ビニル結合を
与える。表 3 (注)開始成州a)のノニル基の位置は、表1の※3)
と同じ。 実施例12〜14実施例12〜14も実施例1〜4とま
ったく同様に実施し、その結果を表4に示した。 実施例12〜14では、開始剤の成分{b}としてリチ
ウム・ベリリウムブチルジェチルを使用した。開始剤の
成分(b’としてリチウム・ベリリウムブチルジェチル
を使用しても、リチウムマグネシウムトリブチルの場合
と同様、高いトランス1,4結合を有する重合体を与え
ることが判る。また、この系への成分{cーの混在の効
果も本実施例で理解でき、また、ベリリウム鍔体とマグ
ネシウム鍔体の差異も明解である。表4 ※1)、※2)および※3)は表1と同じ。 実施例 15実施例15では、実施例1で用いた単量体
に換えて1,3ブタジェン75夕、スチレン25夕の混
合物からなる単量体を用いて、他は実施例1と同様にし
て実施した。 その結果は、同様にして実施された従来技術の開始剤(
比較例5と同じ)を用いた比較例6の結果と共に表5に
示した。表5に示されるように、本発明の開始剤は、重
合体のブタジェン部のミクロ構造として高いトランス1
,4結合を与えるのみでなく、そのブロクスチレン含有
量から理解されるように、スチレン共重合のランダム化
にも効果があることが判る。表5 ※1)1,M,Kolthoffb3の酸イヒ分解法K
よる(ジャーナル・ォブ・ポリマー・サィェンス第1巻
429〜433頁,1964年判)。 実施例 16〜27実施例16〜27は、モノマー10
0夕当り、触媒成分{a}として表6に示される種々の
有機化合物のバリウム塩0.125ミリモル、触媒成分
【b)としてのIJチウム・マグネシウムトリプチル0
.25ミリモル、触媒成分【cーとしてトリエチルアル
ミニウム0.5ミリモルとする他は、実施例1〜4と同
様の方法で実施した。 結果を表6に示す。これらの結果から、種々の有機化合
物のアルカリ士類金属塩が、本発明の複合触媒の触媒成
分【a’として有効であることが判る。表 6 実施例 28〜32 本発明の複合触媒の第2の成分である成分‘bーの有機
リチウム・ベリリウム化合物または有機リチウム・マグ
ネシウム化合物を構成する有機リチウム化合物の種類に
ついて検討した。 これらの有機リチウム化合物は、成分‘b’を構成する
もう一つの化合物である有機マグネシウム化合物と、重
合系への添加前にあらかじめ1対1のモル比で混合し、
成分‘bーを形成した後に、それぞれ用いた。実施例2
8〜32は、モ/マ−100夕当り、触媒成分【a}と
してバリウムジノニルフェノキシド(ノニル基の位鷹は
パラ位90%、オルト位10%の混合物)0.125ミ
リモル、触媒成分【b}として表7に示される有機リチ
ウム化合物のジブチルマグネシゥムとの上記等モル銭体
0.25ミリモル、触媒成分{cーとしてトリエチルア
ルミニウム0.5ミリモルとする他は、実施例1〜4と
同様の方法で実施した。結果を表7に示す。これらの結
果から、種々の有機リチウム化合物が、本発明の複合触
媒の触媒成分【b}の一方の化合物として有効であるこ
とが判る。表7実施例 33〜滋 さらに本発明の複合触媒の第2の成分である成分{b}
のもう一つの化合物である有機ベリリウムおよび有機マ
グネシウム化合物について検討した。 これらの化合物は、有機リチウム化合物と、重合系への
添加前にあらかじめ1対1のモル比で混合し、成分‘b
}を形成した後、それぞれ用いた。実施例33〜斑は、
モノマー100夕当り、触媒成分{a}としてバリウム
ジノニルフェノキシド(ノニル基の位置はパラ位90%
、オルト位10%の混合物)0.125ミリモル、触媒
成分‘b’として表8に示される有機ベリリウムまたは
有機マグネシウム化合物とn−ブチルリチウムとの上記
等モル錨体0.25ミリモル、触媒成分側としてトリェ
チルアルミニウム0.5ミリモルとする他は、実施例1
〜4と同様の方法で実施した。結果を表8に示す。これ
らの結果から、種々の有機ベリリウムまたは有機マグネ
シウム化合物が、本発明の複合触媒成分{bーの−方の
化合物として有効であることが判る。表 8 実施例 39〜43 実施例39〜43は、モノマー100夕当り、触媒成分
‘aーとしてバリウムジノニルフェノキシド(ノニル基
の位置はパラ位90%、オルト位10%の混合物)0.
125ミリモル、触媒成分【b’としてリチウム・マグ
ネシウムトIJブチル0.25ミリモル、触媒成分(d
’として表9に示す有機アルミニウムもしくは有機亜鉛
0.5ミリモルとする他は、実施例1〜4と同様の方法
で実施した。 結果を表9に示す。これらの結果から、種々の有機アル
ミニウムまたは有機亜鉛化合物が、本発明の複合触媒成
分【c’として有効であることが判る。表9
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 共役ジエンの重合体、共役ジエンと他の共役ジエン
との共重合体または共役ジエンとビニル芳香族炭化水素
との共重合体を製造するにあたり、下記に示す触媒成分
(a)および(b)、または(a)および(b)と、(
c)および(d)より選ばれた1種あるいは2種以上か
らなる複合開始剤の存在下で、上記の単量体を反応させ
ることを特徴とする共役ジエン類重合体の製造方法。 (a) バリウム、ストロンチウムまたはカルシウムの
有機化合物。 (b) 有機基が炭化水素基であるところの有機リチウ
ム・ベリリウム化合物または有機リチウム・マグネシウ
ム化合物。 (c) 有機基が炭化水素基であるところの有機リチウ
ム化合物、有機ベリリウム化合物または有機マグネシウ
ム化合物。 (d) 有機基が炭化水素基であるところの有機アルミ
ニウム化合物または有機亜鉛化合物。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53111632A JPS6026406B2 (ja) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | 共役ジエン類重合体の製造方法 |
| GB7931102A GB2030995B (en) | 1978-09-13 | 1979-09-07 | Process for producing polymers or copolymers of conjugateddienes |
| DE2936653A DE2936653C2 (de) | 1978-09-13 | 1979-09-11 | Verfahren zur Polymerisation von 1,3-Butadien bzw. zu dessen Copolymerisation mit Isopren und/oder Styrol |
| IT25664/79A IT1123135B (it) | 1978-09-13 | 1979-09-12 | Procedimento per la produzione di polimeri o copolimeri di dieni coniugati |
| FR7922834A FR2436153A1 (fr) | 1978-09-13 | 1979-09-12 | Procede de production de polymeres ou copolymeres de dienes conjugues, et polymeres ou copolymeres ainsi obtenus |
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP53111632A JPS6026406B2 (ja) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | 共役ジエン類重合体の製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=14566227
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|---|---|---|---|
| JP53111632A Expired JPS6026406B2 (ja) | 1978-09-13 | 1978-09-13 | 共役ジエン類重合体の製造方法 |
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|---|---|
| US (1) | US4424322A (ja) |
| JP (1) | JPS6026406B2 (ja) |
| DE (1) | DE2936653C2 (ja) |
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| GB (1) | GB2030995B (ja) |
| IT (1) | IT1123135B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US4297240A (en) | 1980-02-25 | 1981-10-27 | The General Tire & Rubber Company | Solution polymerization |
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