JPS6352955B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6352955B2 JPS6352955B2 JP54135891A JP13589179A JPS6352955B2 JP S6352955 B2 JPS6352955 B2 JP S6352955B2 JP 54135891 A JP54135891 A JP 54135891A JP 13589179 A JP13589179 A JP 13589179A JP S6352955 B2 JPS6352955 B2 JP S6352955B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- control valve
- pipe
- alkaline
- waste liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 180
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 claims description 50
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 claims description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 15
- 238000000954 titration curve Methods 0.000 claims description 15
- 230000003472 neutralizing effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 98
- 239000007793 ph indicator Substances 0.000 description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 239000006179 pH buffering agent Substances 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 1,2-bis(ethenyl)benzene;1-ethenyl-2-ethylbenzene;styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1.CCC1=CC=CC=C1C=C.C=CC1=CC=CC=C1C=C NWUYHJFMYQTDRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 4
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 4
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 4
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 4
- BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-M Bicarbonate Chemical compound OC([O-])=O BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 3
- 239000003729 cation exchange resin Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L Carbonate Chemical compound [O-]C([O-])=O BVKZGUZCCUSVTD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003513 alkali Substances 0.000 description 2
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 238000004448 titration Methods 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 239000003929 acidic solution Substances 0.000 description 1
- 150000007513 acids Chemical class 0.000 description 1
- 230000006978 adaptation Effects 0.000 description 1
- 239000012670 alkaline solution Substances 0.000 description 1
- 239000003957 anion exchange resin Substances 0.000 description 1
- 125000000129 anionic group Chemical group 0.000 description 1
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000003456 ion exchange resin Substances 0.000 description 1
- 229920003303 ion-exchange polymer Polymers 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 239000010808 liquid waste Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J14/00—Chemical processes in general for reacting liquids with liquids; Apparatus specially adapted therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/40—Mixing liquids with liquids; Emulsifying
- B01F23/49—Mixing systems, i.e. flow charts or diagrams
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸性液とアルカリ性液の中和方法に関
するものであり、酸性液配管とアルカリ性液配管
をエゼクタなどの混合器に接続し、両配管にそれ
ぞれの酸性液とアルカリ性液を通流させ、混合器
の流出側のPHが中性付近になるように、酸性液あ
るいはアルカリ性液の流量を流量調節弁で調節し
ながら混合中和する従来のいわゆる瞬間混合中和
方法の改良に関するものである。
するものであり、酸性液配管とアルカリ性液配管
をエゼクタなどの混合器に接続し、両配管にそれ
ぞれの酸性液とアルカリ性液を通流させ、混合器
の流出側のPHが中性付近になるように、酸性液あ
るいはアルカリ性液の流量を流量調節弁で調節し
ながら混合中和する従来のいわゆる瞬間混合中和
方法の改良に関するものである。
従来において、たとえば純水製造装置から排出
される酸性廃液とアルカリ性廃液を中和する場
合、中和処理液に懸濁物質を生成させない中和方
法としてエゼクタなどの混合器を用いて両廃液を
瞬間的に混合する方法が提案されている。この従
来の瞬間混合中和方法のひとつの態様を第1図を
用いて説明すると、まず陽イオン交換樹脂の再生
の際の通薬、押出、洗浄などの工程から排出され
る酸性廃液1と陰イオン交換樹脂の再生の際の通
薬、押出、洗浄などの工程から排出されるアルカ
リ性液廃液2をそれぞれ酸性廃液受槽3およびア
ルカリ性廃液受槽4に別々に受け、そして両廃液
を各槽内において充分に混合したのち酸性廃液ポ
ンプ5を用いて一定量の酸性廃液1を酸性液配管
6に通流するとともに、アルカリ性廃液ポンプ7
を用いてアルカリ性廃液2をアルカリ液配管8に
通流し、両廃液をエゼクタなどの混合器9で瞬間
的に混合する。なお混合にあたつては混合器9の
流出側のPHをPH検出器10で測定し、当該混合器
9の流出側のPHが放流可能な中性付近たとえば6
ないし9の範囲に入るようにPH指示調節計11と
連動した流量調節弁12によつてアルカリ性廃液
の流量を調節しながら混合する。PH指示調節計1
1と流量調節弁12の働きは、測定点のPHがPH指
示調節計11にあらかじめ入力した中和点である
任意の設定PHの値をより低くなつた時は流量調節
弁12の開度を大とし、またその逆の時は流量調
節弁12の開度を小とする働きをするもので、通
常設定PHとしては7.0前後とする。また一般に計
装的な遅れから中和開始直後から流量調節弁12
の開度が適正な開度とならず、そのため中和開始
直後から約2分間ぐらいは中和処理液のPHが放流
可能なPH範囲に入らないことが多い。したがつて
PH検出器10以降の中和処理液配管13に循環配
管14を分岐し、中和処理液のPHが放流可能な値
となるまでPH指示調節計11と連動した自動弁1
5を開口して中和処理液を酸性廃液受槽3に循環
させ、中和処理液のPHが放流可能な値となつたら
自動弁15を閉じるとともに自動弁16を開口し
て中和処理液を放流するようにしている。
される酸性廃液とアルカリ性廃液を中和する場
合、中和処理液に懸濁物質を生成させない中和方
法としてエゼクタなどの混合器を用いて両廃液を
瞬間的に混合する方法が提案されている。この従
来の瞬間混合中和方法のひとつの態様を第1図を
用いて説明すると、まず陽イオン交換樹脂の再生
の際の通薬、押出、洗浄などの工程から排出され
る酸性廃液1と陰イオン交換樹脂の再生の際の通
薬、押出、洗浄などの工程から排出されるアルカ
リ性液廃液2をそれぞれ酸性廃液受槽3およびア
ルカリ性廃液受槽4に別々に受け、そして両廃液
を各槽内において充分に混合したのち酸性廃液ポ
ンプ5を用いて一定量の酸性廃液1を酸性液配管
6に通流するとともに、アルカリ性廃液ポンプ7
を用いてアルカリ性廃液2をアルカリ液配管8に
通流し、両廃液をエゼクタなどの混合器9で瞬間
的に混合する。なお混合にあたつては混合器9の
流出側のPHをPH検出器10で測定し、当該混合器
9の流出側のPHが放流可能な中性付近たとえば6
ないし9の範囲に入るようにPH指示調節計11と
連動した流量調節弁12によつてアルカリ性廃液
の流量を調節しながら混合する。PH指示調節計1
1と流量調節弁12の働きは、測定点のPHがPH指
示調節計11にあらかじめ入力した中和点である
任意の設定PHの値をより低くなつた時は流量調節
弁12の開度を大とし、またその逆の時は流量調
節弁12の開度を小とする働きをするもので、通
常設定PHとしては7.0前後とする。また一般に計
装的な遅れから中和開始直後から流量調節弁12
の開度が適正な開度とならず、そのため中和開始
直後から約2分間ぐらいは中和処理液のPHが放流
可能なPH範囲に入らないことが多い。したがつて
PH検出器10以降の中和処理液配管13に循環配
管14を分岐し、中和処理液のPHが放流可能な値
となるまでPH指示調節計11と連動した自動弁1
5を開口して中和処理液を酸性廃液受槽3に循環
させ、中和処理液のPHが放流可能な値となつたら
自動弁15を閉じるとともに自動弁16を開口し
て中和処理液を放流するようにしている。
このように両廃液を瞬間的に混合して中和する
と、炭酸カルシウムあるいは重合シリカなどに起
因する懸濁物質が生成しないので、近年において
特に純水製造装置の再生廃液の中和に第1図に示
したフローに準ずる、いわゆる瞬間混合中和方法
が多く採用されている。ところで第1図に示した
中和フローは流量調節弁12を1台設け、この1
台の流量調節弁のみで一方の液の流量を調節しな
がら中和するので当該流量調節弁の作動精度と、
被中和液同志の中和滴定曲線が重要なポイントと
なる。第2図に2床3塔式の純水製造装置から排
出される酸性廃液とアルカリ性廃液の典型的な中
和滴定曲線、すなわち一定量の酸性廃液にアルカ
リ性廃液を徐々に添加した場合の混合液のPHの変
化を示したが、当該アルカリ性廃液には一般にあ
る程度の炭酸イオンおよび炭酸水素イオンが含ま
れており、これらのイオンがPH緩衝性物質として
働くので、第2図に示したように適定曲線の勾配
が比較的緩やかとなる。このような滴定曲線を描
く廃液を、たとえば中和処理液のPHを6ないし9
の範囲で中和処理する場合、第2図に示したよう
にPH6までに要するアルカリ性廃液の添加量T1
とPH9までに要するアルカリ性廃液の添加量T2
の差が比較的大きい。また一般に流量調節弁の作
動は全リフト範囲に対して約1%前後の作動誤差
があるが、両廃液の適定曲線が第2図に示したよ
うに比較的緩やかな場合は、この作動誤差が充分
にT2−T1の範囲内に入るので、たとえ流量調節
弁が1台であつたとしても、中和処理を何の障害
もなく安定に行なうことができる。
と、炭酸カルシウムあるいは重合シリカなどに起
因する懸濁物質が生成しないので、近年において
特に純水製造装置の再生廃液の中和に第1図に示
したフローに準ずる、いわゆる瞬間混合中和方法
が多く採用されている。ところで第1図に示した
中和フローは流量調節弁12を1台設け、この1
台の流量調節弁のみで一方の液の流量を調節しな
がら中和するので当該流量調節弁の作動精度と、
被中和液同志の中和滴定曲線が重要なポイントと
なる。第2図に2床3塔式の純水製造装置から排
出される酸性廃液とアルカリ性廃液の典型的な中
和滴定曲線、すなわち一定量の酸性廃液にアルカ
リ性廃液を徐々に添加した場合の混合液のPHの変
化を示したが、当該アルカリ性廃液には一般にあ
る程度の炭酸イオンおよび炭酸水素イオンが含ま
れており、これらのイオンがPH緩衝性物質として
働くので、第2図に示したように適定曲線の勾配
が比較的緩やかとなる。このような滴定曲線を描
く廃液を、たとえば中和処理液のPHを6ないし9
の範囲で中和処理する場合、第2図に示したよう
にPH6までに要するアルカリ性廃液の添加量T1
とPH9までに要するアルカリ性廃液の添加量T2
の差が比較的大きい。また一般に流量調節弁の作
動は全リフト範囲に対して約1%前後の作動誤差
があるが、両廃液の適定曲線が第2図に示したよ
うに比較的緩やかな場合は、この作動誤差が充分
にT2−T1の範囲内に入るので、たとえ流量調節
弁が1台であつたとしても、中和処理を何の障害
もなく安定に行なうことができる。
しかしながら炭酸イオンあるいは炭酸水素イオ
ンなどのPH緩衝性物質の含有量が極めて少ない廃
液の場合は、その中和滴定曲線の勾配が第3図に
示したように急傾斜となり、このような滴定曲線
を描く廃液の場合は第1図に示したような流量調
節弁12を1台しか用いない、いわゆる一段中和
ではうまく行なうことができない。すなわち中和
処理液のPHを6ないし9の範囲で中和処理する場
合、第3図に示したようにPH6までに要するアル
カリ性廃液の添加量T1′とPH9までに要するアル
カリ性廃液の添加量T2′の差が微少であり、した
がつて前述した流量調節弁12の作動誤差が
T2′−T1′より大となつてしまい1台の流量調節弁
ではコントロール不能となつてしまう。したがつ
てPH緩衝性物質の含有量が極めて少ないいわゆる
強酸と強アルカリの中和処理においては従来は二
段中和方式が採用されている。すなわちPH検出器
およびPH指示調節計とそれに連動する流量調節弁
を2セツト用い、一段目である程度荒中和(たと
えばPH2ないし3、あるいは11ないし12)を行な
い、その後に二段目で精密中和(PH7前後)を行
なうものである。
ンなどのPH緩衝性物質の含有量が極めて少ない廃
液の場合は、その中和滴定曲線の勾配が第3図に
示したように急傾斜となり、このような滴定曲線
を描く廃液の場合は第1図に示したような流量調
節弁12を1台しか用いない、いわゆる一段中和
ではうまく行なうことができない。すなわち中和
処理液のPHを6ないし9の範囲で中和処理する場
合、第3図に示したようにPH6までに要するアル
カリ性廃液の添加量T1′とPH9までに要するアル
カリ性廃液の添加量T2′の差が微少であり、した
がつて前述した流量調節弁12の作動誤差が
T2′−T1′より大となつてしまい1台の流量調節弁
ではコントロール不能となつてしまう。したがつ
てPH緩衝性物質の含有量が極めて少ないいわゆる
強酸と強アルカリの中和処理においては従来は二
段中和方式が採用されている。すなわちPH検出器
およびPH指示調節計とそれに連動する流量調節弁
を2セツト用い、一段目である程度荒中和(たと
えばPH2ないし3、あるいは11ないし12)を行な
い、その後に二段目で精密中和(PH7前後)を行
なうものである。
しかし本方式は一段目の中和処理液のPHがハン
チングを起こすとその影響により二段目のPH調節
が不能となるため、一段中和と二段中和の間に緩
衝槽を設け、一段目の中和処理液のPHのハンチン
グを消去するなどの余分な操作と槽を必要とし、
かつ高価なPH検出器およびPH指示調節計とそれに
連動する流量調節弁を2セツトも要し、またエゼ
クタなどの混合器も2台必要とするため配管も複
雑となり、経済的負担が大きく好ましい処理方法
とは言い難い。
チングを起こすとその影響により二段目のPH調節
が不能となるため、一段中和と二段中和の間に緩
衝槽を設け、一段目の中和処理液のPHのハンチン
グを消去するなどの余分な操作と槽を必要とし、
かつ高価なPH検出器およびPH指示調節計とそれに
連動する流量調節弁を2セツトも要し、またエゼ
クタなどの混合器も2台必要とするため配管も複
雑となり、経済的負担が大きく好ましい処理方法
とは言い難い。
本発明は以上説明したようなPH緩衝性物質の含
有量が極めて少ない酸性液とアルカリ性液を瞬間
混合中和するにあたり、従来の処理方法の欠点を
除き、簡易な装置で安定した中和処理を行なうこ
とを目的とするもので、酸性液配管とアルカリ性
液配管を混合器に接続し、各配管にそれぞれの液
を通流させ、一方の液の流量を流量調節弁で調節
しながら両液を当該混合器で瞬時に混合して中和
する方法において、一方の配管を主管と従管に分
割するとともに、主管に主流量調節弁を、さらに
従管に副流量調節弁を付設した流路を構成し、他
方の配管に一定流量の他方の液を通流させるとと
もに、まず前記主管に一方の液を通流させ、そし
て主流量調節弁を用いて混合器の流出側のPHを、
両液を用いて中和滴定曲線を形成させた際に、PH
が急激に変化する手前の任意のPHに調節設定し、
次いで主流量調節弁の開度を当該任意のPHの設定
開度に固定し、ひき続き前記従管にも一方の液を
通流させ、混合器の流出側のPHが中性付近になる
ように副流量調節弁を用いて当該従管に通流する
一方の液の流量を調節しながら混合中和すること
を特徴とする酸性液とアルカリ性液の中和方法に
関するものである。
有量が極めて少ない酸性液とアルカリ性液を瞬間
混合中和するにあたり、従来の処理方法の欠点を
除き、簡易な装置で安定した中和処理を行なうこ
とを目的とするもので、酸性液配管とアルカリ性
液配管を混合器に接続し、各配管にそれぞれの液
を通流させ、一方の液の流量を流量調節弁で調節
しながら両液を当該混合器で瞬時に混合して中和
する方法において、一方の配管を主管と従管に分
割するとともに、主管に主流量調節弁を、さらに
従管に副流量調節弁を付設した流路を構成し、他
方の配管に一定流量の他方の液を通流させるとと
もに、まず前記主管に一方の液を通流させ、そし
て主流量調節弁を用いて混合器の流出側のPHを、
両液を用いて中和滴定曲線を形成させた際に、PH
が急激に変化する手前の任意のPHに調節設定し、
次いで主流量調節弁の開度を当該任意のPHの設定
開度に固定し、ひき続き前記従管にも一方の液を
通流させ、混合器の流出側のPHが中性付近になる
ように副流量調節弁を用いて当該従管に通流する
一方の液の流量を調節しながら混合中和すること
を特徴とする酸性液とアルカリ性液の中和方法に
関するものである。
以下に本発明を図面にしたがつて詳細に説明す
る。
る。
第4図は本発明の実施態様の一例のフローを示
す説明図で、酸性廃液受槽3とアルカリ性廃液受
槽4をそれぞれ設置し、酸性液配管6の一端を酸
性廃液受槽3に接続するとともに、酸性液配管6
の他端を酸性廃液ポンプ5を介して混合器9に接
続する。一方アルカリ液配管8の一端をアルカリ
性廃液受槽4に接続するとともに、アルカリ液配
管8にバイパス路を設けて主管17と従管18に
構成し、当該主管17と当該従管18を合流させ
てふたたび1本のアルカリ液配管8となし、この
アルカリ液配管8の他端を混合器9に接続する。
なおアルカリ液配管8とアルカリ性廃液受槽4の
接続点と、前記バイパス路分岐点の間にアルカリ
性廃液ポンプ7を設置し、また前記主管17に主
流量調節弁19を付設するとともに前記従管18
に副流量調節弁20を付設する。さらに混合器9
の流出側に中和処理液配管13の一端を接続し、
他端を放流点(図示せず)に接続する。また混合
器9の直後の中和処理液配管13にPH検出器10
を付設し、PH検出器10の付設以降の中和処理液
配管13に循環配管14の一端を分岐して連通
し、循環配管14の他端を酸性廃液受槽3に接続
する。なお15,16は自動弁である。さらにPH
指示調節計11を別に設置し、当該PH指示調節計
11にPH検出器10、自動弁15および16、副
流量調節弁20を計装的に接続するとともに開度
設定器21を介して主流量調節弁19と計装的に
接続する。
す説明図で、酸性廃液受槽3とアルカリ性廃液受
槽4をそれぞれ設置し、酸性液配管6の一端を酸
性廃液受槽3に接続するとともに、酸性液配管6
の他端を酸性廃液ポンプ5を介して混合器9に接
続する。一方アルカリ液配管8の一端をアルカリ
性廃液受槽4に接続するとともに、アルカリ液配
管8にバイパス路を設けて主管17と従管18に
構成し、当該主管17と当該従管18を合流させ
てふたたび1本のアルカリ液配管8となし、この
アルカリ液配管8の他端を混合器9に接続する。
なおアルカリ液配管8とアルカリ性廃液受槽4の
接続点と、前記バイパス路分岐点の間にアルカリ
性廃液ポンプ7を設置し、また前記主管17に主
流量調節弁19を付設するとともに前記従管18
に副流量調節弁20を付設する。さらに混合器9
の流出側に中和処理液配管13の一端を接続し、
他端を放流点(図示せず)に接続する。また混合
器9の直後の中和処理液配管13にPH検出器10
を付設し、PH検出器10の付設以降の中和処理液
配管13に循環配管14の一端を分岐して連通
し、循環配管14の他端を酸性廃液受槽3に接続
する。なお15,16は自動弁である。さらにPH
指示調節計11を別に設置し、当該PH指示調節計
11にPH検出器10、自動弁15および16、副
流量調節弁20を計装的に接続するとともに開度
設定器21を介して主流量調節弁19と計装的に
接続する。
次に本装置における中和処理を説明すると、ま
ず両廃液の受槽3および4にそれぞれ酸性廃液1
およびアルカリ性廃液2を受け入れた後、撹拌器
など(図示せず)で各槽内の液を充分に混合す
る。この混合を終了した後、自動弁15を開口す
るとともに酸性廃液ポンプ5およびアルカリ性廃
液ポンプ7を駆動させ、酸性液配管6およびアル
カリ液配管8にそれぞれの廃液を通流させ、両廃
液を混合器9で瞬時に混合し、その混合液を循環
配管14を経て酸性廃液受槽3に循環する。なお
アルカリ性廃液2を通流させるにあたつては副流
量調節弁20を全閉し、主流量調節弁19の開度
を開度設定器21によつて徐々に開口しながらア
ルカリ性廃液2を主管17のみに通流させ、混合
器9の流出側のPHが、両液を用いて中和滴定曲線
を形成させた際に、PHが急激に変化する手前の任
意の設定PHSに達した時に当該流量調節弁19の
開度を当該設定PHSの開度に固定する。この設定
PHSと開度設定器21について以下にさらに詳し
く説明する。
ず両廃液の受槽3および4にそれぞれ酸性廃液1
およびアルカリ性廃液2を受け入れた後、撹拌器
など(図示せず)で各槽内の液を充分に混合す
る。この混合を終了した後、自動弁15を開口す
るとともに酸性廃液ポンプ5およびアルカリ性廃
液ポンプ7を駆動させ、酸性液配管6およびアル
カリ液配管8にそれぞれの廃液を通流させ、両廃
液を混合器9で瞬時に混合し、その混合液を循環
配管14を経て酸性廃液受槽3に循環する。なお
アルカリ性廃液2を通流させるにあたつては副流
量調節弁20を全閉し、主流量調節弁19の開度
を開度設定器21によつて徐々に開口しながらア
ルカリ性廃液2を主管17のみに通流させ、混合
器9の流出側のPHが、両液を用いて中和滴定曲線
を形成させた際に、PHが急激に変化する手前の任
意の設定PHSに達した時に当該流量調節弁19の
開度を当該設定PHSの開度に固定する。この設定
PHSと開度設定器21について以下にさらに詳し
く説明する。
本発明の実施にあたつては中和処理しようとす
る酸性廃液とアルカリ性廃液を用いて、あらかじ
め中和滴定曲線を作成しておく。この中和滴定曲
線の作成は公知の方法により作成する。たとえば
一定量の酸性廃液をビーカなどに受け、ビーカ内
の液を撹拌しながらここにアルカリ性廃液を徐々
に添加し、混合液のPHの変化を測定し、アルカリ
性廃液の添加量に対するPHの値をグラフ上にプロ
ツトする。
る酸性廃液とアルカリ性廃液を用いて、あらかじ
め中和滴定曲線を作成しておく。この中和滴定曲
線の作成は公知の方法により作成する。たとえば
一定量の酸性廃液をビーカなどに受け、ビーカ内
の液を撹拌しながらここにアルカリ性廃液を徐々
に添加し、混合液のPHの変化を測定し、アルカリ
性廃液の添加量に対するPHの値をグラフ上にプロ
ツトする。
このようにして中和滴定し、たとえば第3図に
示すような中和滴定曲線が得られた場合、設定PH
Sを以下のように決定する。第3図においてPHが
急激に変化する点は酸性側においてはPH約3以上
であり、アルカリ性側においてはPH約10以下であ
る。換言すればPH3以下あるいはPH10以上におい
てはPHの変化は比較的緩慢となつている。
示すような中和滴定曲線が得られた場合、設定PH
Sを以下のように決定する。第3図においてPHが
急激に変化する点は酸性側においてはPH約3以上
であり、アルカリ性側においてはPH約10以下であ
る。換言すればPH3以下あるいはPH10以上におい
てはPHの変化は比較的緩慢となつている。
したがつて、たとえば第4図に示したようなフ
ロー、すなわち酸性廃液を一定流量通流し、アル
カリ性廃液の流量を調節しながら中和する場合は
PH3以下の任意のPHを設定PHSとする。ただしあ
まり低いPHを設定PHSとすると後で説明する副流
量調節弁20の作動範囲が大となりすぎるので好
ましくなく、またPH3.0に近いPHを設定PHSとす
ると主流量調節弁19の作動誤差によつて中和点
を越え一挙にアルカリ性になることもあるので好
ましくない。したがつて第3図に示したような中
和滴定曲線が得られた場合は、第3図に示したよ
うに設定PHSをPH2.0前後とすることが望ましい。
ロー、すなわち酸性廃液を一定流量通流し、アル
カリ性廃液の流量を調節しながら中和する場合は
PH3以下の任意のPHを設定PHSとする。ただしあ
まり低いPHを設定PHSとすると後で説明する副流
量調節弁20の作動範囲が大となりすぎるので好
ましくなく、またPH3.0に近いPHを設定PHSとす
ると主流量調節弁19の作動誤差によつて中和点
を越え一挙にアルカリ性になることもあるので好
ましくない。したがつて第3図に示したような中
和滴定曲線が得られた場合は、第3図に示したよ
うに設定PHSをPH2.0前後とすることが望ましい。
また本発明において中和するにあたつてアルカ
リ性廃液を一定流量通流し、酸性廃液の流量を調
節しながら中和する場合は、同じような理由によ
り第3図に示したように設定PHS′を11.5前後にす
るとよい。このように中和処理しようとする酸性
廃液とアルカリ性廃液を用いてあらかじめ中和滴
定曲線を作成し、設定PHSを決定したら開度設定
器21に当該設定PHSを入力しておく。
リ性廃液を一定流量通流し、酸性廃液の流量を調
節しながら中和する場合は、同じような理由によ
り第3図に示したように設定PHS′を11.5前後にす
るとよい。このように中和処理しようとする酸性
廃液とアルカリ性廃液を用いてあらかじめ中和滴
定曲線を作成し、設定PHSを決定したら開度設定
器21に当該設定PHSを入力しておく。
次に開度設定器21について説明すると、開度
設定器21は主流量調節弁19の開度をあらかじ
め設定されたプログラムにしたがつて、わずかず
つ開口させる機能を有し、かつ混合器9の流出側
のPHが前記した設定PHSの値になつた点で主流量
調節弁19の開度を固定するものである。このよ
うに開度設定器21と主流量調節弁19によつて
混合器9の流出側のPHをあらかじめ決定してある
前述の設定PHSにする接作が終了したら、次いで
PH指示調節計11に連動する副流量調節弁20を
作動させ、アルカリ性廃液2を従管18にも通流
し、混合器9の流出側のPHが中和付近になるよう
に副流量調節弁20の開度を調節する操作を行な
う。
設定器21は主流量調節弁19の開度をあらかじ
め設定されたプログラムにしたがつて、わずかず
つ開口させる機能を有し、かつ混合器9の流出側
のPHが前記した設定PHSの値になつた点で主流量
調節弁19の開度を固定するものである。このよ
うに開度設定器21と主流量調節弁19によつて
混合器9の流出側のPHをあらかじめ決定してある
前述の設定PHSにする接作が終了したら、次いで
PH指示調節計11に連動する副流量調節弁20を
作動させ、アルカリ性廃液2を従管18にも通流
し、混合器9の流出側のPHが中和付近になるよう
に副流量調節弁20の開度を調節する操作を行な
う。
本発明はこのように主流量調節弁19を用いて
酸性廃液とアルカリ性廃液を混合し、混合後のPH
を前記した設定PHSまで上昇させてから副流量調
節弁20を作動させるので、副流量調節弁20に
前述した作動誤差があつたとしても、問題なく副
流量調節弁を作動させることができる。というの
は副流量調節弁20を用いてたとえば中和処理液
のPHを6ないし9の範囲で中和処理する場合、副
流量調節弁20の作動範囲は第3図に示したよう
にt1ないしt2となり、t2−t1とT2′−T1′の値が同じ
であつても、全体の作動範囲すなわちt2と比較す
るとt2−t1は極めて大となり、よつてたとえ副流
量調節弁20に作動誤差があつたとしてもこの誤
差は充分にt2−t1の範囲内に入り、まつたく問題
がなくなるのである。さらに主流量調節弁19の
開度を設定PHSになる点で固定するので、主流量
調節弁19を固定した以後は主管17に一定の流
量のアルカリ性廃液2を通流させることができ、
したがつてたとえ流量調節弁を2台用いたとして
も、従来行なわれている二段中和で生じているよ
うな一段目の流量調節弁のハンチング現象はまつ
たく起こらず、よつて副流量調節弁20を効果的
に作動させることが可能となる。
酸性廃液とアルカリ性廃液を混合し、混合後のPH
を前記した設定PHSまで上昇させてから副流量調
節弁20を作動させるので、副流量調節弁20に
前述した作動誤差があつたとしても、問題なく副
流量調節弁を作動させることができる。というの
は副流量調節弁20を用いてたとえば中和処理液
のPHを6ないし9の範囲で中和処理する場合、副
流量調節弁20の作動範囲は第3図に示したよう
にt1ないしt2となり、t2−t1とT2′−T1′の値が同じ
であつても、全体の作動範囲すなわちt2と比較す
るとt2−t1は極めて大となり、よつてたとえ副流
量調節弁20に作動誤差があつたとしてもこの誤
差は充分にt2−t1の範囲内に入り、まつたく問題
がなくなるのである。さらに主流量調節弁19の
開度を設定PHSになる点で固定するので、主流量
調節弁19を固定した以後は主管17に一定の流
量のアルカリ性廃液2を通流させることができ、
したがつてたとえ流量調節弁を2台用いたとして
も、従来行なわれている二段中和で生じているよ
うな一段目の流量調節弁のハンチング現象はまつ
たく起こらず、よつて副流量調節弁20を効果的
に作動させることが可能となる。
なお以上のような操作により混合器9の流出側
のPHが放流可能なPH範囲に入つたならば、自動弁
15を閉じるとともに自動弁16を開口し、中和
処理液を放流することは言うまでもない。
のPHが放流可能なPH範囲に入つたならば、自動弁
15を閉じるとともに自動弁16を開口し、中和
処理液を放流することは言うまでもない。
以下の本発明の実施態様の外に、以下に本発明
の他の実施態様について説明すると、第5図はそ
の実施態様を示したフローの説明図であり、酸性
液配管6に直列に二段に混合器9を連通し、前段
の混合器9に主流量調節弁19を付設したアルカ
リ液配管8の主管17を、また後段の混合器9に
副流量調節弁20を付設したアルカリ液配管8の
従管18を接続したものである。そのほかに第5
図において第4図と同一部分は同符号を付けてそ
の説明を略す。本発明はこのようなフローでも同
じような作用・効果を奏するが、ただし第5図に
示したフローは混合器9を2台必要とするので第
4図に示したフローと比較すると設備費の面で若
干不利となる。
の他の実施態様について説明すると、第5図はそ
の実施態様を示したフローの説明図であり、酸性
液配管6に直列に二段に混合器9を連通し、前段
の混合器9に主流量調節弁19を付設したアルカ
リ液配管8の主管17を、また後段の混合器9に
副流量調節弁20を付設したアルカリ液配管8の
従管18を接続したものである。そのほかに第5
図において第4図と同一部分は同符号を付けてそ
の説明を略す。本発明はこのようなフローでも同
じような作用・効果を奏するが、ただし第5図に
示したフローは混合器9を2台必要とするので第
4図に示したフローと比較すると設備費の面で若
干不利となる。
また第4図、第5図においては酸性廃液を一定
量通流し、アルカリ性廃液の流量を調節しながら
中和するものであるが、これとは逆にアルカリ性
廃液を一定量通流し、酸性廃液の流量を調節しな
がら中和してもさしつかえない。この場合は主流
量調節弁19の設定PHは第3図に示したようにア
ルカリ性側に示したS′となる。
量通流し、アルカリ性廃液の流量を調節しながら
中和するものであるが、これとは逆にアルカリ性
廃液を一定量通流し、酸性廃液の流量を調節しな
がら中和してもさしつかえない。この場合は主流
量調節弁19の設定PHは第3図に示したようにア
ルカリ性側に示したS′となる。
また本発明はアルカリ性廃液と酸性廃液を混合
して中和するだけでなく、アルカリ性廃液を酸水
溶液で、また酸性廃液をアルカリ水溶液で中和す
る場合も適用でき、さらにアルカリ性廃液と酸性
廃液を中和する際にあらかじめ酸水溶液あるいは
アルカリ水溶液をどちらか一方に添加しながら両
廃液を中和する場合にも適用できる。
して中和するだけでなく、アルカリ性廃液を酸水
溶液で、また酸性廃液をアルカリ水溶液で中和す
る場合も適用でき、さらにアルカリ性廃液と酸性
廃液を中和する際にあらかじめ酸水溶液あるいは
アルカリ水溶液をどちらか一方に添加しながら両
廃液を中和する場合にも適用できる。
本発明に使用する混合器9は両液を瞬間的に混
合し得る構造のものであれば何んでもよいが、好
ましくはエゼクタあるいはスタテイツクミキサ
(商標名)などを用いるとよい。また本発明に用
いるPH検出器10、流量調節弁19,20、PH指
示調節計11、開度設定器21はいずれも公知の
ものを使用することができ、開度設定器21は主
流量調節弁19の開度をわずかずつ開けていく時
間を任意に調節し得る機構となつているものが望
ましい。以上説明したように本発明によりPH緩衝
性物質の含有量が極めて少量である被中和液を簡
易な手段で効果的に中和処理することができ、比
較的高価なPH検出器、PH指示調節計、および緩衝
槽、余分な配管など従来必要としていた二段中和
方式の種々の装置を大幅に昇略することができそ
の経済的利益は大きい。
合し得る構造のものであれば何んでもよいが、好
ましくはエゼクタあるいはスタテイツクミキサ
(商標名)などを用いるとよい。また本発明に用
いるPH検出器10、流量調節弁19,20、PH指
示調節計11、開度設定器21はいずれも公知の
ものを使用することができ、開度設定器21は主
流量調節弁19の開度をわずかずつ開けていく時
間を任意に調節し得る機構となつているものが望
ましい。以上説明したように本発明によりPH緩衝
性物質の含有量が極めて少量である被中和液を簡
易な手段で効果的に中和処理することができ、比
較的高価なPH検出器、PH指示調節計、および緩衝
槽、余分な配管など従来必要としていた二段中和
方式の種々の装置を大幅に昇略することができそ
の経済的利益は大きい。
以下に本発明の実施例を説明する。
実施例
炭酸水素イオンの含有量がほとんどない原水を
被処理水としている純水製造装置の陽イオン交換
樹脂の再生の際に排出される酸性廃液と陰イオン
交換樹脂の再生の際に排出されるアルカリ性廃液
を中和処理するにあたり、まず両廃液同志で以下
のような中和滴定を行ない、中和滴定曲線を作成
した。
被処理水としている純水製造装置の陽イオン交換
樹脂の再生の際に排出される酸性廃液と陰イオン
交換樹脂の再生の際に排出されるアルカリ性廃液
を中和処理するにあたり、まず両廃液同志で以下
のような中和滴定を行ない、中和滴定曲線を作成
した。
すなわち酸性廃液50mlをビーカに採り、よく撹
拌しながらそこにアルカリ性廃液を徐々に添加
し、アルカリ性廃液の添加量に対するPHの変化を
測定した。そして縦軸にPH、横軸にアルカリ性廃
液の添加量をとり、アルカリ性廃液の添加量に対
するPHの関係をプロツトし、第6図に示したよう
な中和滴定曲線を作成した。次に両廃液を第4図
に示した装置を用いて本発明方法の中和処理を行
なつた。なお開度設定器21の設定PHSを第6図
からPHが急激に変化する手前のPHすなわち2.5と
し、またアルカリ液配管8の主管17の主流量調
節弁19の開度を初期に20%開口し、そこから
徐々に開口し、約5分間で混合器9の流出側のPH
が2.5になるように設定し、さらにPH指示調節計
11の設定PHは7.3とした。
拌しながらそこにアルカリ性廃液を徐々に添加
し、アルカリ性廃液の添加量に対するPHの変化を
測定した。そして縦軸にPH、横軸にアルカリ性廃
液の添加量をとり、アルカリ性廃液の添加量に対
するPHの関係をプロツトし、第6図に示したよう
な中和滴定曲線を作成した。次に両廃液を第4図
に示した装置を用いて本発明方法の中和処理を行
なつた。なお開度設定器21の設定PHSを第6図
からPHが急激に変化する手前のPHすなわち2.5と
し、またアルカリ液配管8の主管17の主流量調
節弁19の開度を初期に20%開口し、そこから
徐々に開口し、約5分間で混合器9の流出側のPH
が2.5になるように設定し、さらにPH指示調節計
11の設定PHは7.3とした。
酸性液配管6を経て酸性廃液を20m3/Hで一定
流量通流し、同時にアルカリ液配管8を径てアル
カリ性廃液を通流させるが、初期に20%開口した
主流量調節弁19はその開度が徐々に開口した主
管17に通流するアルカリ性廃液の流量が徐々に
増加し、主管17に通流するアルカリ性廃液の流
量が26m3/Hの点で混合器9の流出側のPHは2.5
となり、以後は主流量調節弁19が開度が固定
し、主管17に通流するアルカリ性廃液の流量を
26m2/Hに維持し、次いで副流量調節弁20が開
口しPH指示調節計11から発する信号により副流
量調節弁20の開度を調節し、中和処理液はPH
7.5前後で安定に処理できた。なお従管18には
約4m3/Hのアルカリ性廃液が通流した。
流量通流し、同時にアルカリ液配管8を径てアル
カリ性廃液を通流させるが、初期に20%開口した
主流量調節弁19はその開度が徐々に開口した主
管17に通流するアルカリ性廃液の流量が徐々に
増加し、主管17に通流するアルカリ性廃液の流
量が26m3/Hの点で混合器9の流出側のPHは2.5
となり、以後は主流量調節弁19が開度が固定
し、主管17に通流するアルカリ性廃液の流量を
26m2/Hに維持し、次いで副流量調節弁20が開
口しPH指示調節計11から発する信号により副流
量調節弁20の開度を調節し、中和処理液はPH
7.5前後で安定に処理できた。なお従管18には
約4m3/Hのアルカリ性廃液が通流した。
一方比較のために第1図に示したような従来の
フローで中和を行なつたところ流量調節弁12が
ハンチングを起こし、中和処理液が6から9の範
囲に入らず中和処理することが不可能であつた。
フローで中和を行なつたところ流量調節弁12が
ハンチングを起こし、中和処理液が6から9の範
囲に入らず中和処理することが不可能であつた。
第1図は従来の一段中和のフローを示す説明図
であり、第2図、第3図は酸性廃液をアルカリ性
廃液で中和した場合の中和滴定曲線を示したグラ
フであり、縦軸にPH、横軸にアルカリ性廃液の添
加量を示したものであり、第4図は本発明の実施
態様の一例を示すフローの説明図であり、第5図
は本発明の他の実施態様のフローを示す説明図で
あり、第6図は本発明の実施例における酸性廃液
をアルカリ性廃液で中和した場合の中和滴定曲線
を示したグラフであり、縦軸にPH、横軸にアルカ
リ性廃液の添加量を示したものである。 1……酸性廃液、2……アルカリ性廃液、3…
…酸性廃液受槽、4……アルカリ性廃液受槽、5
……酸性廃液ポンプ、6……酸性液配管、7……
アルカリ性廃液ポンプ、8……アルカリ液配管、
9……混合器、10……PH検出器、11……PH指
示調節計、12……流量調節弁、13……中和処
理液配管、14……循環配管、15……自動弁、
16……自動弁、17……主管、18……従管、
19……主流量調節弁、20……副流量調節弁、
21……開度設定器、S……設定PH。
であり、第2図、第3図は酸性廃液をアルカリ性
廃液で中和した場合の中和滴定曲線を示したグラ
フであり、縦軸にPH、横軸にアルカリ性廃液の添
加量を示したものであり、第4図は本発明の実施
態様の一例を示すフローの説明図であり、第5図
は本発明の他の実施態様のフローを示す説明図で
あり、第6図は本発明の実施例における酸性廃液
をアルカリ性廃液で中和した場合の中和滴定曲線
を示したグラフであり、縦軸にPH、横軸にアルカ
リ性廃液の添加量を示したものである。 1……酸性廃液、2……アルカリ性廃液、3…
…酸性廃液受槽、4……アルカリ性廃液受槽、5
……酸性廃液ポンプ、6……酸性液配管、7……
アルカリ性廃液ポンプ、8……アルカリ液配管、
9……混合器、10……PH検出器、11……PH指
示調節計、12……流量調節弁、13……中和処
理液配管、14……循環配管、15……自動弁、
16……自動弁、17……主管、18……従管、
19……主流量調節弁、20……副流量調節弁、
21……開度設定器、S……設定PH。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 酸性液配管とアルカリ性液配管を混合器に接
続し、各配管にそれぞれの液を通流させ、一方の
液の流量を流量調節弁で調節しながら両液を当該
混合器で瞬時に混合して中和する方法において、
一方の配管を主管と従管に分割するとともに、主
管に主流量調節弁を、さらに従管に副流量調節弁
を付設した流路を構成し、他方の配管に一定流量
の他方の液を通流させるとともに、まず前記主管
に一方の液を通流させ、そして主流量調節弁を用
いて混合器の流出側のPHを、両液を用いて中和滴
定曲線を形成させた際に、PHが急激に変化する手
前の任意のPHに調節設定し、次いで主流量調節弁
の開度を当該任意のPHの設定開度に固定し、ひき
続き前記従管にも一方の液を通流させ、混合器の
流出側のPHが中性付近になるように副流量調節弁
を用いて当該従管に通流する一方の液の流量を調
節しながら混合中和することを特徴とする酸性液
とアルカリ性液の中和方法。 2 ひとつの混合器に酸性液配管とアルカリ性配
管を接続し、混合器に至るまでの一方の配管を主
管とし、当該主管に従管をバイパス状に設け、当
該主管に主流量調節弁を、さらに当該従管に副流
量調節弁を付設した流路を構成して中和すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の酸性液
とアルカリ性液の中和方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13589179A JPS5660684A (en) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | Neutralization of acidic liquid with alkaline liquid |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13589179A JPS5660684A (en) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | Neutralization of acidic liquid with alkaline liquid |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5660684A JPS5660684A (en) | 1981-05-25 |
| JPS6352955B2 true JPS6352955B2 (ja) | 1988-10-20 |
Family
ID=15162208
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13589179A Granted JPS5660684A (en) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | Neutralization of acidic liquid with alkaline liquid |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5660684A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4999136B2 (ja) * | 1999-11-17 | 2012-08-15 | アルベマール・コーポレーシヨン | 濃厚化臭素水溶液及びそれらの調製 |
| JP6230121B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2017-11-15 | 三菱重工機械システム株式会社 | ブレンダ、飲料製造設備、および混合液製造方法 |
| JP7248724B2 (ja) * | 2021-03-01 | 2023-03-29 | 住友重機械エンバイロメント株式会社 | 水処理装置 |
-
1979
- 1979-10-23 JP JP13589179A patent/JPS5660684A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5660684A (en) | 1981-05-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU619965B2 (en) | Automatic density controller apparatus and method | |
| JP2000157858A (ja) | 液体混合物を製造する方法及び装置 | |
| KR20030046301A (ko) | 약액 공급 장치 및 슬러리의 조합 방법 | |
| US5476320A (en) | Developer preparing apparatus and developer preparing method | |
| US20140034560A1 (en) | Solid separation system | |
| US5747342A (en) | Methods and apparatus for monitoring and controlling PH phosphate and sodium to phosphate ratio in boiler systems operating with captive alkalinity | |
| CN110540282A (zh) | 一种水体pH值调节方法 | |
| JP3348636B2 (ja) | 無機系汚染物含有水の処理装置 | |
| US4762796A (en) | pH control of a process stream | |
| JPH0428440B2 (ja) | ||
| JPH043280B2 (ja) | ||
| JPS62258793A (ja) | 高濃度アルカリ溶液の中和方法 | |
| EP0605095A1 (en) | Apparatus and method for preparing a developer solution | |
| US5002670A (en) | Chemical waste treatment | |
| RU2129993C1 (ru) | Способ и устройство для нейтрализации стоков | |
| JP3916708B2 (ja) | 酸又はアルカリの中和装置 | |
| JPH0336570B2 (ja) | ||
| CN101200327B (zh) | 废水pH值调节方法 | |
| JP7220863B2 (ja) | pH中和処理装置およびpH中和処理方法 | |
| JPH06320171A (ja) | 排水の連続的中和処理方法及び装置 | |
| JPH0724289A (ja) | 現像液調合装置及び現像液の調合方法 | |
| JPH0871389A (ja) | 現像液の調整方法 | |
| JPS5817678B2 (ja) | イオンコウカンソウチノ サイセイハイエキノ ニダンチユウワシヨリホウ | |
| JPH0136894Y2 (ja) | ||
| JPS60197293A (ja) | フツ素含有廃水の処理装置 |