JPS6353183B2 - - Google Patents

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JPS6353183B2
JPS6353183B2 JP55100591A JP10059180A JPS6353183B2 JP S6353183 B2 JPS6353183 B2 JP S6353183B2 JP 55100591 A JP55100591 A JP 55100591A JP 10059180 A JP10059180 A JP 10059180A JP S6353183 B2 JPS6353183 B2 JP S6353183B2
Authority
JP
Japan
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acid
formula
nitrobenzoic
group
reaction
Prior art date
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Expired
Application number
JP55100591A
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English (en)
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JPS5726652A (en
Inventor
Masaya Kametani
Hirofumi Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUTO KAGAKU KOGYO KK
NITSUTO RIKEN KOGYO KK
Original Assignee
NITSUTO KAGAKU KOGYO KK
NITSUTO RIKEN KOGYO KK
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はニトロ安息香酸類の還元方法に関し、
詳しくはニトロ安息香酸類のニトロ基を還元して
対応するアミノ安息香酸を得る方法に関する。 芳香族ニトロ化合物をヒドラジンにより還元す
る方法は、他の還元法に比べ、1)公害防止面で
有利なこと。2)特殊な装置を要しないこと。
3)反応が定量的に進行する等の理由により近時
利用度が高まつている。 芳香族ニトロ化合物のうち、核置換基の多くの
種類に適用し得るが、カルボキシル基を有する所
謂ニトロ安息香酸類についてはヒドラジン還元を
適用すると、目的のアミノ安息香酸類に円滑に反
応が行われるのは高価なパラジウム―炭素、ルテ
ニウム―炭素等の触媒を使用する場合のみであ
り、廉価なラネーニツケル、鉄触媒、銅触媒等で
は低収率であつたり、還元が完全に進行しない場
合が多い。〔薬学誌76No.7 801(1956)、Chimia
(Aarau)19(8)462(1965)〕 還元が不完全であると、中間体のアゾキシベン
ゼン、アゾ化合物、ヒドラゾベンゼン等の状態に
留まつたりする。 本発明者は、この点について鋭意検討した結
果、ニトロ安息香酸類のカルボキシル基を無機塩
基にて中和し、カルボン酸塩としてから、常法に
従いヒドラジン還元を適用すると極めて円滑に反
応は進捗し、目的のアミノ安息香酸類が高収率で
取得できること、触媒も汎用の廉価な触媒で十分
なる反応速度を有することを見出した。 本発明は、式(1)で示されるニトロ安息香酸類
(ただし、芳香核がクロル基、水酸基、メトキシ
基からなる群から選ばれた少なくとも1種の置換
基を有するものも含む)を、ニツケル、鉄、銅、
これらの無機塩、酸化物および水酸化物からなる
群から選ばれた少なくとも一種を触媒成分とする
ヒドラジン還元で使用される触媒の存在下で、ヒ
ドラジンヒドラートで還元して式(2)で示されるア
ミノ安息香酸類を得るに際し、炭素数1〜4の脂
肪族飽和アルコール系媒体を反応媒体とし、ニト
ロ安息香酸を遊離の酸を残さない量の無機塩基で
中和した後、還元することを特徴とするニトロ安
息香酸類の還元方法。 式(1):
【式】 式(2):
【式】 (上式において、nは1または2を示す)。 本発明に適用されるニトロ安息香酸類を例示す
ると、O―、m―、p―の各ニトロ安息香酸、
3,4―ジニトロ安息香酸、2,4―ジニトロ安
息香酸、3,5―ジニトロ安息香酸等のジニトロ
安息香酸類、5―クロロ2―ニトロ安息香酸、2
―クロロ 5―ニトロ安息香酸等のクロロニトロ
安息香酸類、4―ニトロ2―ヒドロキシ安息香
酸、2―ニトロ 5―ヒドロキシ安息香酸、4―
ニトロサリチル酸、5―ニトロサリチル酸、3―
ニトロアニス酸、2―メトキシ4―ニトロ安息香
酸、2―メトキシ4―ニトロ5―クロロ安息香酸
等のフエノール(或いはメトキシ)ニトロ安息香
酸類が挙げられる。 次にニトロ安息香酸類を中和する無機塩基とし
ては苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、炭酸カ
リ、生石灰、消石灰、炭酸カルシウム等が挙げら
れるが、就中苛性ソーダは最も有利に適用でき
る。 ヒドラジンヒドラートの濃度としては通常市販
されている50〜100%濃度のものがいづれも適用
し得る。 本発明に使用される触媒としては一般のヒドラ
ジン還元に適用されるものはいづれも可能で、例
えばラネーニツケル、鉄粉、銅粉等も有利な触媒
であるし、鉄塩―炭素(日化誌1975No.71223、特
開昭51−125027号)、銅塩―炭素の如き、金属塩
の形態で使用するのも有利な方法である。さらに
最近提案されているオキシ水酸化第2鉄
(Synthesis 834(1978)、特開昭54−59237号)の
如き触媒も、本発明の方法において有利に使用し
得るものである。 反応は、水系媒体中で実施し得るが、一般のヒ
ドラジン還元で適用されているアルコール媒体中
で行うのも有利な方法であり、この目的のために
使用されるアルコール類としては、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、ブタノール、エ
チレングリコール等が挙げられる。 原料ニトロ安息香酸類の中和は、予め中和塩を
製造しアルコール(又は水)中に分散させてもよ
いが、直接ニトロ安息香酸類のアルコール溶液中
に、所定量の無機塩基を加えて中和させるか、又
は無機塩基の水溶液を加えて中和塩を形成させる
方が、操作上有利である。特に水溶液で仕込むの
は着実な方法である。水溶液の濃度としては特に
規制はしないが、徒らに稀釈すると装置効率上不
利である。塩基の量は遊離の酸を残さない量とす
るが、必要以上に多いと反応後、アミノ安息香酸
類を酸析する際、酸の使用量が増大する不利が伴
なう。 還元剤として用いるヒドラジンの量は、理論量
(ニトロ基1.0モルあたり1.5モル)以上使用する
必要があるが、高々理論量に対し1.2倍使用すれ
ば十分である。 触媒量についてはその種類により最適添加量は
異なるので一概には規定出来ないが、一般にはニ
トロ基1モルあたり0.1〜0.0001モルの範囲で添
加される。 溶媒として用いるアルコールの量は概ね原料ニ
トロ安息香酸類の種類によつて、その種類と量が
定められるが、生成するアミノ安息香酸塩のアル
コール―水系における溶解度を勘案して決められ
る。 還元反応は、一般には40〜110℃好ましくは60
〜90℃の範囲で行われる。置換基に活性塩素があ
る場合は当然低目で実施される。反応時間は、原
料、触媒の種類、反応温度等によつて左右される
が、大体8時間、早いものは3〜5時間で完結す
る。 次に反応の一般的実施態様を述べる。 所定量のニトロ安息香酸類のアルコール溶液中
に、当量分の苛性ソーダ水溶液を加熱撹拌下添加
する。一時的にスラリーになることもあるが、完
全に塩になると均一溶液となる。更に所定量の触
媒を加え、約30分室温〜還流温度の範囲で撹拌す
る。次に還流下で所定量のヒドラジンヒドラート
を滴下するが、滴下速度は内容物の発泡の程度を
見て調整する。滴下後、さらに適宜還流下で熟成
反応を行う。反応推移は、内容物を一部を採り、
酸析してから、ガスクロマトグラフイー、高速液
体クロマトグラフイー、薄層クロマトグラフイー
等により、原料ニトロ安息香酸、生成アミノ安息
香酸を分析することにより察知できる。 反応後、触媒を別し(必要の場合熱過)溶
液よりアルコールの大部分を回収蒸留後、所定量
の塩酸を加えて、アミノ安息香酸を酸析する。析
出結晶を別して目的物を得る。純度の高い結晶
が得られるが、必要に応じ、洗浄・再結すること
により更に高純度のアミノ安息香酸を得る。 実施例1 P―アミノ安息香酸の合成 P―ニトロ安息香酸50.1gr(0.30モル)及びメ
タノール200mlを還流冷却管、温度計、滴下ロー
ト、撹拌機を備えた4つ口フラスコ(内容積500
ml)に入れ加温溶解する。次に苛性ソーダ12.0gr
(0.3モル)を20%水溶液として添加する。アルカ
リの添加に従い、一時的に高濃度のスラリー状に
なるが、さらに加温、撹拌するに従い漸次溶解す
る。次に展開ラネーニツケルをウエツトで0.90gr
(乾燥時0.45gr換算)加え、約30分還流する。 この混合物に60%ヒドラジンヒドラート42.5gr
(0.51モル)を2時間かけて、還流下で加える。
ヒドラジンを添加開始し、少時すると発泡を開始
する。発泡の程度は滴下速度によつて調節する。
滴下終了後1時間30分、還流下で撹拌し、反応を
終結させる。反応後、内容物は直ちに熱過し、
液より、エバボレーターにてメタノールを減圧
留去し、濃縮液にPHが4.0になる迄塩酸を加える。
大量の白色結晶が析出する。析出結晶は遠心分離
後、真空乾燥して37.5grの乾燥結晶を得た。 結晶の融点は185〜185.5℃。IR吸収スペクト
ル、NMRスペクトルより、P―アミノ安息香酸
であることが同定された。収率91.2% 次に、苛性ソーダを加えない以外は全く同条件
で反応を行い、且つ同条件で後処理する。この場
合、メタノールを留去すると結晶が析出、スラリ
ー化する。このスラリー溶液に、更に水400mlを
加えて水溶液とし、次に塩酸にてPH4.0とすると
結晶が析出する。析出結晶はIR吸収スペクトル
より、目的のP―アミノ安息香酸ではなかつた。 実施例2 P―アミノ安息香酸の合成 実施例1と同一の反応器に、P―ニトロ安息香
酸50.1gr(0.30モル)及びメタノール200mlを入れ
て加温溶解する。次に苛性ソーダ12.0gr(0.30モ
ル)を20%水溶液として加える。加熱溶解後、塩
化第2鉄六水塩0.41grと活性炭(武田薬品工業(株)
製、商品名、カルボラフイン)6.0grを加え、約
1時間還流する。次にこの混合物に60%ヒドラジ
ンヒドラート42.5gr(0.51モル)を2時間かけて
還流下で加える。滴下終了後さらに2時間還流下
で反応させる。反応後は実施例1と同様に後処理
して、白色結晶36.1grを取得した。取得結晶はIR
吸収スペクトルよりP―アミノ安息香酸であるこ
とを確認した。収率87.8% 一方、苛性ソーダを添加しない場合について実
施例1と同様に試みたところ、目的物は得られな
かつた。 実施例 3〜9 表1に示すように、各種のニトロ安息香酸に対
して実施例2に準じて処理し、対応するアミノ安
息香酸を得た。 各実施例におけるヒドラジンヒドラートの使用
量は、原料ニトロ安息香酸の有するニトロ基1モ
ルあたり、それぞれ1.8モル相当量とした。 生成物の酸析において、原料がp―およびm―
ニトロ安息香酸である場合(実施例3〜5)に
は、PH4.0としたが、実施例6〜8の場合には原
料ニトロ安息香酸の中和に使用した苛性ソーダ量
と当量の濃塩酸を加えて結晶を析出させた。 表1に反応条件ならびに結果を示す。
【表】 *3 一部還元中間体含有.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式(1)で示されるニトロ安息香酸類(ただし、
    芳香核がクロル基、水酸基、メトキシ基からなる
    群から選ばれた少なくとも1種の置換基を有する
    ものも含む)を、ニツケル、鉄、銅、これらの無
    機塩、酸化物および水酸化物からなる群から選ば
    れた少なくとも一種を触媒成分とするヒドラジン
    還元で使用される触媒の存在下で、ヒドラジンヒ
    ドラートで還元して式(2)で示されるアミノ安息香
    酸類を得るに際し、炭素数1〜4の脂肪族飽和ア
    ルコール系媒体を反応媒体とし、ニトロ安息香酸
    を遊離の酸を残さない量の無機塩基で中和した
    後、還元することを特徴とするニトロ安息香酸類
    の還元方法。 式(1):【式】 式(2):【式】 (上式において、nは1または2を示す)。
JP10059180A 1980-07-24 1980-07-24 Reduction of nitrobenzoic acid Granted JPS5726652A (en)

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