JPS6358723B2 - - Google Patents
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- JPS6358723B2 JPS6358723B2 JP58204704A JP20470483A JPS6358723B2 JP S6358723 B2 JPS6358723 B2 JP S6358723B2 JP 58204704 A JP58204704 A JP 58204704A JP 20470483 A JP20470483 A JP 20470483A JP S6358723 B2 JPS6358723 B2 JP S6358723B2
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- Japan
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- temperature
- air
- door
- failure
- voltage
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00978—Control systems or circuits characterised by failure of detection or safety means; Diagnostic methods
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
〔発明の利用分野〕
本発明は自動車用空気調和装置に係り、特に温
調ドアの故障を検出するのに好適な故障検出手段
を備えた自動車用空気調和装置に関するものであ
る。 〔発明の背景〕 従来の自動車用空気調和装置には、各種センサ
の断線,短絡およびモータロツク等の故障検出表
示が用いられることは一般に広く知られている。
又、温調ドアを制御するための制御素子からの出
力信号の大きさが設定範囲か否かを判定し、その
結果に基づいて制御素子の故障を表示装置により
表示することは特開昭58−141912号公報で知られ
ている。しかし、温調ドアの故障を容易確実に検
出する手法は確立されていなかつた。 〔発明の目的〕 本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、温調ドアの故障を容易に検出
すると共にドアの応答遅れによる誤検知を防止す
ることができる自動車用空気調和装置を提供する
ことにある。 〔発明の概要〕 本発明の特徴は、車室温度と目標設定温度との
差に応じて温調ドアを制御する制御装置(マイク
ロコンピユータ)に上記温調ドアの目標位置を示
す目標電圧と上記温調ドアの制御後の位置を示す
上記温調ドアに連動するポテンシヨメータから与
えられる電圧との差の絶対値が所定値より大き
く、かつその状態が所定時間継続したときに上記
温調ドアの故障と判断して故障表示手段に故障表
示させる故障検出手段を具備させた点にある。 〔発明の実施例〕 以下本発明を第1図〜第5図,第7図〜第9図
に示した実施例および第6図,第10図を用いて
詳細に説明する。 第1図は本発明の自動車用空気調和装置の一実
施例を示す全体構成図である。本実施例の自動車
用空気調和装置は、車室内外から空気を吸込み、
加熱または冷却して空気調和される車室内に吹き
出す熱交換部1、この熱交換部1の各機器を電気
的に制御する制御部2、この装置の起動停止と希
望設定温度を制御部2に入力する操作部3および
車室温度信号と熱交換部1の機器状態信号を制御
部2に入力するセンサ類とから構成してある。 熱交換部1には、熱交換部ユニツトケース10
0内へ車室外からの空気を吸入する外気吸込口1
01と車室内空気を吸入する内気吸込口102の
開閉制御をする吸込口ドア111があり、この吸
込口ドア111は、2段アクシヨンの負圧アクチ
エータ112とリターンスプリング113により
3位置に制御される。すなわち、負圧アクチエー
タ112の各負圧作動室は、電磁弁114,11
5を介して負圧ポンプなどの負圧源に接続してあ
り、吸込口ドア111は、電磁弁114,115
がともに通電されていないときは、リターンスプ
リング113の力により内気吸込口102を閉
じ、外気吸込みの状態とし、電磁弁114,11
5ともに通電されたときは、負圧アクチエータ1
12の両負圧作動室に供給される負圧力により外
気吸込口101を閉じ、内気吸込みの状態にす
る。また、電磁弁114に通電され、電磁弁11
5に通電されないときは、負圧アクチエータ11
2の一方の負圧作動室のみに負圧が作用するた
め、吸込口ドア111は上記状態の中間位置に停
止し、外気吸込口101と内気吸込口102とが
ともに開かれ、内外気吸込みの状態となる。 また、熱交換部ユニツトケース100には、吸
込口101,102から空気を吸込し、後述する
熱交換部へ送るブロワー121が設けてある。こ
のブロワー121による風量は、制御部2により
制御されるドライバ122によりモータ123に
供給する印加電圧を制御することによつて制御さ
れる。ブロワー121の下流には蒸発器131が
設けてあり、この蒸発器131は、コンプレツサ
132、コンデンサ(図示せず)膨張弁133な
どと圧縮冷凍サイクルを構成しており、これを通
過する空気の冷却手段となつている。 コンプレツサ132は、自動車のエンジンによ
り電磁クラツチ132aを介して駆動され、その
駆動,非駆動は、制御部2からの制御信号によつ
て制御されるコンプレツサリレー132bにより
電磁クラツチ132aを励磁,非励磁することに
よつて行なわれる。 蒸発器131の下流には、加熱手段となるヒー
タコア141が設けてあり、このヒータコア14
1には自動車のエンジン冷却水(温水)を循環さ
せてあり、ヒータコア141を通過する空気を加
熱する。そして、ヒータコア141を通過する空
気量を増減することによつて加熱量を制御するた
めの温調ドア142が設けてある。この温調ドア
142は、電磁弁143,144を介して負圧源
に接続された負圧アクチエータ145とリターン
スプリング146によつて回動する。電磁弁14
3,144にともに通電されないときは、負圧ア
クチエータ145の負圧作動室が電磁弁143,
144を経て大気に導通するため、負圧力が作用
せず、温調ドア142は、リターンスプリング1
46の作用により第1図に附記したθが減少する
方向に回動する。換言すれば、ヒータコア141
を通過する空気量を増加させることになる。電磁
弁143に通電され、電磁弁144に通電されな
いときには、負圧アクチエータ141の負圧作動
室が電磁弁144,143を経て負圧源に導通さ
れ、負圧力が作用する。この結果、温調ドア14
2は、リターンスプリング146に抗してθが増
大する方向に回動する。すなわち、ヒータコア1
41を通過する空気量を減少させる方向に回動す
る。温調ドア142と連動して作動するポテンシ
ヨメータ147は、温調ドア142の位置に対応
する位置信号を電圧VTの形で制御部2に入力し
(θの増加につれてVTは上昇する)、制御部2は、
具体的な処理については後述するが、目標位置と
検出位置との差ΔVTが所定値より大きいときは故
障と判断する。なお、詳細は後述するが、温調ド
ア142は、上記構成にて帰還制御され、ヒータ
コア141を通過する空気量がブロワー121に
より送られるブロワー風量Aの零(θが増大)か
ら100%(θが零)まで制御される。また、ヒー
タコア141を通過しない空気は、ヒータコア1
41に並列に設けてあるバイパス103を通り、
ヒータコア141を通過した加熱された空気と混
合して車室内に吹出される。蒸発器131とヒー
タコア141またはバイパス103を通過した空
気は、車室内への上吹出口104、下吹出口10
5またはフロントガラスへのデフ吹出口106か
ら車室内へ吹き出される。車室内への空気の吹出
口を切り換えるため、モードドア151が設けて
あり、このモードドア151は、吸込口ドア11
1と同様2段アクシヨン負圧アクチエータ152
により3位置に制御される。負圧アクチエータ1
52の2個の負圧作動室は、それぞれ電磁弁15
3,154を介して負圧源に接続してあり、電磁
弁153,154の両方に通電されていないとき
には、リターンスプリング155により上吹出口
104が閉じられ、空気は下吹出口105から吹
き出される。また、電磁弁153,154の両方
に通電されているときには、負圧アクチエータ1
52の両負圧作動室に負圧源が接続され、モード
ドア151が下吹出口105を閉じ、空気は上吹
出口104から吹出される。電磁弁153に通電
され、電磁弁154に通電されないときには、負
圧アクチエータ152の一方の負圧作動室のみが
負圧源に接続されるため、モードドア151は、
上記状態の中間位置、すなわち、上吹出口10
4、下吹出口105の両方を開いた状態となり、
空気は両吹出口104,105から吹き出され
る、いわゆるバイレベルの状態となる。デフ吹出
口106は、デフドア156によつて開閉され
る。(デフドア156が閉状態でも少量の吹出空
気が存在するように構成するのが普通である)。
デフドア156は、電磁弁157を介して負圧源
に接続された負圧アクチエータ158とリターン
スプリング159により駆動される。電磁弁15
7に通電されたときには、負圧アクチエータ15
8に負圧力が作用し、デフドア156はリターン
スプリング159に抗して開き、電磁弁157に
通電されないときには、デフドア156はリター
ンスプリング159の作用により閉じられる。 蒸発器131の直ぐ下流には、蒸発器131を
通過直後の空気温度、すなわち、吐出空気温度
TCを検出するサーミスタなどからなる吐出空気
温度センサ160が設けてあり、吐出空気温度
TCを電圧VCの形で制御部2に入力している。ま
た、車室の適当の位置に車室温度センサ170が
取り付けてあり、車室温度TRを電圧VRの形で制
御部2に入力している。 ところで、第6図に示す特性の温度センサ信号
VC,VR、すなわち、4.5〜0.5V、つまり、−17〜
80℃は、第5図に示すA―D変換回路21により
デイジタル量に変換されてマイクロコンピユータ
22に入力される。しかし故障検知の場合、短絡
等による低電圧側については、故障検知に必要な
80℃に対応する電圧を入力できるが、断線等によ
る高電圧側については、−17℃に対応する電圧と
なり不十分となるので、−50℃に対応する電圧
(4.95V)を基準にして温度センサ信号を比較す
るため、第4図に示すように比較回路24を設け
て、温度センサ160,170の故障検知を行な
うようにしてある。 制御部2は、温度センサ160,170などの
センサ類および操作部3からのアナログ信号をデ
イジタル信号に変換するA―D変換器21、セン
サ故障検出用の比較回路24、A―D変換器21
と操作部3からのデイジタル信号を用いて演算処
理するマイクロコンピユータ22およびマイクロ
コンピユータ22の出力信号により熱交換部1の
各機器を制御するインターフエース回路23とか
ら構成してある。第2図はマイクロコンピユータ
22の機能ブロツク図である。インターフエース
回路23は、熱交換部1の電磁弁114,11
5,143,144,153,154,157、
コンプレツサリレー132bを制御するスイツチ
素子としてのトランジスタ231〜238、モー
タ123に電力を供給するドライバ122にアナ
ログ電圧を供給するD―A変換器239とより構
成してある。 操作部3は、本装置を起動,停止するためのエ
アコンスイツチ(図示省略)、車室内の希望温度
を設定する温度設定器31、車室内を手動により
除湿する除湿スイツチ32、デフ吹出口106か
らフロントガラスに空気を吹出す操作をするデフ
スイツチ33および故障表示用ランプ34などか
ら構成してある。そして温度設定器31によつて
設定される車室の希望温度(目標設定温度TS)
は、電圧VSとして制御部2に入力され、除湿ス
イツチ32、デフスイツチ33の操作信号VDEH,
VDEFは電圧の高低の形で制御部2に入力される。 次に、上記した構成の自動車用空気調和装置の
動作について説明する。 第3図,第4図は制御部2の動作フローチヤー
トである。第3図,第4図の( )内の数字はフ
ローの順序を示すステツプ番号である。図示のよ
うに、本装置の動作は、第3図のステツプ(201)
〜(203)のイニシヤライズ、ステツプ(204)〜
(218)の無限回繰り返すメインルーチンおよび第
4図のこのメインルーチンの処理中にメインルー
チンの1周期(実施例では約1秒)の数百分の一
の周期(実施例では1/100秒)で処理するステツ
プ(220)〜(228)の割込みルーチンとからなつ
ている。 まず、エアコンスイツチにより本装置が起動さ
れると、制御部2のマイクロコンピユータ22の
I/Oデータがステツプ(201)で定められた初
期値に設定され、ステツプ(202)でマイクロコ
ンピユータ22のRAMがクリアされる。次に、
温調ドア142の位置(θ=0)に対応するポテ
ンシヨメータ147の電圧VTがA―D変換器2
1によりデイジタル量〔VT〕に変換され、ドア
基準位置の初期値として読込まれる(203)。な
お、このドア基準位置信号は、割込みルーチン
(224)により監視,更新される(温調ドア基準位
置設定,更新についての詳細は、特開昭57−
84216号公報に記載してある)。 次に、メインルーチンに移る。操作部3により
設定された目標設定温度TSに対応した電圧VS、
車室温度TRに対応した電圧VR、吐出空気温度TC
に対応した電圧VCは、それぞれ第5図に示した
変換回路および第7図に示した処理を経てデイジ
タル値〔VS〕,〔VR〕,〔VC〕に変換され、マイク
ロコンピユータ22に入力される(204)。 第7図は第2図のステツプ(204)の詳細フロ
ーチヤートである。TSに対応する電圧VSを入力
し(240―0)、吐出空気温度センサ160、車室
温度センサ170を選択し(204―2)、その出力
電圧をA―D変換器21によりデイジタル量に変
換してマイクロコンピユータ22に入力する
(204―3)。マイクロコンピユータ22では、短
絡等のため信号電圧が低くなつていないかどうか
を判定し(204―4)、低い場合は短絡しているの
とみなし、対応する故障のフラグをマイクロコン
ピユータ22のメモリにセツトする(204―5)。
さらに、対象が内気温度TRのときは(204―6)、
設定温度TSを上下させることでマニアルエアコ
ン的に使えるように常温に相当する電圧に置き換
え(204―7)、蒸発器131直後の吐出空気温度
TCのときは、蒸発器131の凍結を防止するた
め、低温に相当する電圧に置き換える(204―
8)。信号電圧がデイジタル量に換算できる上限
値を越えているときは(204―9)、抵抗器24
2,243(第5図参照)によつて作り出される
故障検出のための4.95Vの基準電圧を越えている
かどうかを判断し(204―10)、越えているときは
断線等の故障とみなし、対応する故障のフラグを
マイクロコンピユータ22のメモリにセツトし
(204―11)、処理をステツプ(204―6)に移す
(204―12)。なお、温調ドア142の位置に対応
した電圧VTの読込みは、ダイマ割込みで行なう
ようにしてあり、これについては後述する。 次に、第3図に戻り、〔VR〕,〔VC〕は、マイク
ロコンピユータ22のROMに記憶された変換マ
ツプにより車室温度,吐出空気温度相当のデイジ
タル値〔TR〕,〔TC〕に変換する(205)。 〔VS〕は1次の変換式により目標設定温度TS
のデイジタル値〔TS〕に変換する(206)。そし
て、目標設定温度〔TS〕と車室温度〔TR〕との
偏差〔ΔT〕=〔TS〕−〔TR〕を求める(207)。 次に偏差〔ΔT〕を用いてクーラおよびヒータ
機能についての故障検出を行なう。ヒータ機能,
クーラ機能さらに温調ドア142について、それ
ぞれが正常に機能しているときは、後述する時間
割込みで計数しているマイクロコンピユータ22
のメモリに設けたそれぞれの故障検出用カウンタ
をメインルーチンの故障診断処理のステツプ
(208)でクリアする。異常状態が続き、カウンタ
をクリアしなくなつたらカウンタが所定値に到達
したときに該当する機能が故障しているとみな
し、マイクロコンピユータ22の中のメモリに対
応する故障フラグをセツトする。 第8図は第3図のステツプ(208)の詳細フロ
ーチヤートである。まず、温調ドア目標電圧と実
際に検出した電圧との差の絶対値が所定値ΔQT以
下になつているかどうかを判断し(208―1)、所
定値以下の正常時には、温調ドア故障検出用のカ
ウンタをクリアする(208―2)。また、目標設定
温度と内気温度との差が所定値ΔT以下になつて
いるかどうかを判断し(208―3)、所定値以下の
正常時には、ヒータ故障検出用のカウンタをクリ
アする(208―4)。また、制御信号Xがクーラ領
域(X<0)かどうかを判断し(208―5)、ヒー
タ領域(X>0)のときは、クーラ故障検出用の
カウンタをクリアし(208―8)、一方、クーラ領
域(X<0)のときは、さらに、目標設定温度と
内気温度との差が所定値ΔT′以上かどうかを判断
し(208―6)、ΔT′以上の正常時にはクーラ故障
検出用のカウンタをクリアする(208―7)。ま
た、故障表示処理のステツプ(208―9)では、
マイクロコンピユータ22のメモリにいずれかの
故障検出フラグがセツトされているときは、操作
部3の故障表示用ランプ34を点灯し、運転者に
知らせる。 上記の故障検出用カウントは、一定周期で実行
される第9図に示す故障検出カウンタ処理(227)
で行なう。温調ドア故障検出用カウンタをカウン
トアツプし(227―1)、温調ドア故障検出用カウ
ンタが所定時間(例えば、10秒)経過に相当する
数になつたら(227―2)温度ドア故障検出フラ
グをマイクロコンピユータ22のメモリにセツト
する(227―3)。また、ヒータ故障検出用カウン
タをカウントアツプし(227―4)、ヒータ故障検
出用カウンタが所定時間(例えば、20分)経過に
相当する数になつたら(227―5)、ヒータ故障検
出フラグをマイクロコンピユータ22のメモリに
セツトする(227―6)。また、クーラ故障検出用
カウンタをカウントアツプし(227―7)、クーラ
故障検出用カウンタが所定時間(例えば、20分)
経過に相当する数になつたら(227―8)、クーラ
故障検出フラグをマイクロコンピユータ22のメ
モリにセツトする(227―9)。 さらに、第3図に戻り、次に、〔X〕=k〔ΔT〕
+1/τ∫〔ΔT〕dtなるPI演算を行なう。まず、
上式の積分項は、第4図の割込みルーチンのタイ
マ処理(226)により指定された所定時間毎に温
度偏差〔ΔT〕を加算することにより求める
(209)。さらに、この積分項にk〔ΔT〕を加える
ことにより制御信号〔X〕を求める(210)。な
お、上式のk,τは、制御系によつて決まる定数
である(上記のPI演算処理の詳細は特願昭55−
57836号に示してある)。 また、除湿スイツチ32により除湿操作が行な
われたときには、ステツプ(210)での最後の処
理として一時補正値〔ΔX〕を加え、補正された
値とする。この除湿操作については後述する。 このようにして求めた制御信号〔X〕は、車室
温度TRを目標設定温度TSに制御する過程で、車
室熱負荷として必要とする熱量に見合う量であ
り、本実施例ではk>0,τ>0に選んであるの
で、〔X〕>0では加熱力を、しかも、〔X〕値が
大きいほど大きな加熱力を、また、〔X〕<0では
冷房力を、しかも、〔―X〕値が大きいほど大き
な冷房力を車室熱負荷として必要としていること
を意味している。 この制御信号〔X〕の値に基づく本空気調和装
置の動作を第10図を参照しながら説明する。第
10図は第1図の熱交換部1の動作説明線図で、
横軸に制御信号〔X〕をとつて示してある。 まず、制御信号〔X〕に対する温調ドア目標電
圧〔VT0〕を計算によつて求める(211)。この目
標電圧〔VT0〕は、〔X〕に関する1次式であり、
〔X〕が
調ドアの故障を検出するのに好適な故障検出手段
を備えた自動車用空気調和装置に関するものであ
る。 〔発明の背景〕 従来の自動車用空気調和装置には、各種センサ
の断線,短絡およびモータロツク等の故障検出表
示が用いられることは一般に広く知られている。
又、温調ドアを制御するための制御素子からの出
力信号の大きさが設定範囲か否かを判定し、その
結果に基づいて制御素子の故障を表示装置により
表示することは特開昭58−141912号公報で知られ
ている。しかし、温調ドアの故障を容易確実に検
出する手法は確立されていなかつた。 〔発明の目的〕 本発明は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、温調ドアの故障を容易に検出
すると共にドアの応答遅れによる誤検知を防止す
ることができる自動車用空気調和装置を提供する
ことにある。 〔発明の概要〕 本発明の特徴は、車室温度と目標設定温度との
差に応じて温調ドアを制御する制御装置(マイク
ロコンピユータ)に上記温調ドアの目標位置を示
す目標電圧と上記温調ドアの制御後の位置を示す
上記温調ドアに連動するポテンシヨメータから与
えられる電圧との差の絶対値が所定値より大き
く、かつその状態が所定時間継続したときに上記
温調ドアの故障と判断して故障表示手段に故障表
示させる故障検出手段を具備させた点にある。 〔発明の実施例〕 以下本発明を第1図〜第5図,第7図〜第9図
に示した実施例および第6図,第10図を用いて
詳細に説明する。 第1図は本発明の自動車用空気調和装置の一実
施例を示す全体構成図である。本実施例の自動車
用空気調和装置は、車室内外から空気を吸込み、
加熱または冷却して空気調和される車室内に吹き
出す熱交換部1、この熱交換部1の各機器を電気
的に制御する制御部2、この装置の起動停止と希
望設定温度を制御部2に入力する操作部3および
車室温度信号と熱交換部1の機器状態信号を制御
部2に入力するセンサ類とから構成してある。 熱交換部1には、熱交換部ユニツトケース10
0内へ車室外からの空気を吸入する外気吸込口1
01と車室内空気を吸入する内気吸込口102の
開閉制御をする吸込口ドア111があり、この吸
込口ドア111は、2段アクシヨンの負圧アクチ
エータ112とリターンスプリング113により
3位置に制御される。すなわち、負圧アクチエー
タ112の各負圧作動室は、電磁弁114,11
5を介して負圧ポンプなどの負圧源に接続してあ
り、吸込口ドア111は、電磁弁114,115
がともに通電されていないときは、リターンスプ
リング113の力により内気吸込口102を閉
じ、外気吸込みの状態とし、電磁弁114,11
5ともに通電されたときは、負圧アクチエータ1
12の両負圧作動室に供給される負圧力により外
気吸込口101を閉じ、内気吸込みの状態にす
る。また、電磁弁114に通電され、電磁弁11
5に通電されないときは、負圧アクチエータ11
2の一方の負圧作動室のみに負圧が作用するた
め、吸込口ドア111は上記状態の中間位置に停
止し、外気吸込口101と内気吸込口102とが
ともに開かれ、内外気吸込みの状態となる。 また、熱交換部ユニツトケース100には、吸
込口101,102から空気を吸込し、後述する
熱交換部へ送るブロワー121が設けてある。こ
のブロワー121による風量は、制御部2により
制御されるドライバ122によりモータ123に
供給する印加電圧を制御することによつて制御さ
れる。ブロワー121の下流には蒸発器131が
設けてあり、この蒸発器131は、コンプレツサ
132、コンデンサ(図示せず)膨張弁133な
どと圧縮冷凍サイクルを構成しており、これを通
過する空気の冷却手段となつている。 コンプレツサ132は、自動車のエンジンによ
り電磁クラツチ132aを介して駆動され、その
駆動,非駆動は、制御部2からの制御信号によつ
て制御されるコンプレツサリレー132bにより
電磁クラツチ132aを励磁,非励磁することに
よつて行なわれる。 蒸発器131の下流には、加熱手段となるヒー
タコア141が設けてあり、このヒータコア14
1には自動車のエンジン冷却水(温水)を循環さ
せてあり、ヒータコア141を通過する空気を加
熱する。そして、ヒータコア141を通過する空
気量を増減することによつて加熱量を制御するた
めの温調ドア142が設けてある。この温調ドア
142は、電磁弁143,144を介して負圧源
に接続された負圧アクチエータ145とリターン
スプリング146によつて回動する。電磁弁14
3,144にともに通電されないときは、負圧ア
クチエータ145の負圧作動室が電磁弁143,
144を経て大気に導通するため、負圧力が作用
せず、温調ドア142は、リターンスプリング1
46の作用により第1図に附記したθが減少する
方向に回動する。換言すれば、ヒータコア141
を通過する空気量を増加させることになる。電磁
弁143に通電され、電磁弁144に通電されな
いときには、負圧アクチエータ141の負圧作動
室が電磁弁144,143を経て負圧源に導通さ
れ、負圧力が作用する。この結果、温調ドア14
2は、リターンスプリング146に抗してθが増
大する方向に回動する。すなわち、ヒータコア1
41を通過する空気量を減少させる方向に回動す
る。温調ドア142と連動して作動するポテンシ
ヨメータ147は、温調ドア142の位置に対応
する位置信号を電圧VTの形で制御部2に入力し
(θの増加につれてVTは上昇する)、制御部2は、
具体的な処理については後述するが、目標位置と
検出位置との差ΔVTが所定値より大きいときは故
障と判断する。なお、詳細は後述するが、温調ド
ア142は、上記構成にて帰還制御され、ヒータ
コア141を通過する空気量がブロワー121に
より送られるブロワー風量Aの零(θが増大)か
ら100%(θが零)まで制御される。また、ヒー
タコア141を通過しない空気は、ヒータコア1
41に並列に設けてあるバイパス103を通り、
ヒータコア141を通過した加熱された空気と混
合して車室内に吹出される。蒸発器131とヒー
タコア141またはバイパス103を通過した空
気は、車室内への上吹出口104、下吹出口10
5またはフロントガラスへのデフ吹出口106か
ら車室内へ吹き出される。車室内への空気の吹出
口を切り換えるため、モードドア151が設けて
あり、このモードドア151は、吸込口ドア11
1と同様2段アクシヨン負圧アクチエータ152
により3位置に制御される。負圧アクチエータ1
52の2個の負圧作動室は、それぞれ電磁弁15
3,154を介して負圧源に接続してあり、電磁
弁153,154の両方に通電されていないとき
には、リターンスプリング155により上吹出口
104が閉じられ、空気は下吹出口105から吹
き出される。また、電磁弁153,154の両方
に通電されているときには、負圧アクチエータ1
52の両負圧作動室に負圧源が接続され、モード
ドア151が下吹出口105を閉じ、空気は上吹
出口104から吹出される。電磁弁153に通電
され、電磁弁154に通電されないときには、負
圧アクチエータ152の一方の負圧作動室のみが
負圧源に接続されるため、モードドア151は、
上記状態の中間位置、すなわち、上吹出口10
4、下吹出口105の両方を開いた状態となり、
空気は両吹出口104,105から吹き出され
る、いわゆるバイレベルの状態となる。デフ吹出
口106は、デフドア156によつて開閉され
る。(デフドア156が閉状態でも少量の吹出空
気が存在するように構成するのが普通である)。
デフドア156は、電磁弁157を介して負圧源
に接続された負圧アクチエータ158とリターン
スプリング159により駆動される。電磁弁15
7に通電されたときには、負圧アクチエータ15
8に負圧力が作用し、デフドア156はリターン
スプリング159に抗して開き、電磁弁157に
通電されないときには、デフドア156はリター
ンスプリング159の作用により閉じられる。 蒸発器131の直ぐ下流には、蒸発器131を
通過直後の空気温度、すなわち、吐出空気温度
TCを検出するサーミスタなどからなる吐出空気
温度センサ160が設けてあり、吐出空気温度
TCを電圧VCの形で制御部2に入力している。ま
た、車室の適当の位置に車室温度センサ170が
取り付けてあり、車室温度TRを電圧VRの形で制
御部2に入力している。 ところで、第6図に示す特性の温度センサ信号
VC,VR、すなわち、4.5〜0.5V、つまり、−17〜
80℃は、第5図に示すA―D変換回路21により
デイジタル量に変換されてマイクロコンピユータ
22に入力される。しかし故障検知の場合、短絡
等による低電圧側については、故障検知に必要な
80℃に対応する電圧を入力できるが、断線等によ
る高電圧側については、−17℃に対応する電圧と
なり不十分となるので、−50℃に対応する電圧
(4.95V)を基準にして温度センサ信号を比較す
るため、第4図に示すように比較回路24を設け
て、温度センサ160,170の故障検知を行な
うようにしてある。 制御部2は、温度センサ160,170などの
センサ類および操作部3からのアナログ信号をデ
イジタル信号に変換するA―D変換器21、セン
サ故障検出用の比較回路24、A―D変換器21
と操作部3からのデイジタル信号を用いて演算処
理するマイクロコンピユータ22およびマイクロ
コンピユータ22の出力信号により熱交換部1の
各機器を制御するインターフエース回路23とか
ら構成してある。第2図はマイクロコンピユータ
22の機能ブロツク図である。インターフエース
回路23は、熱交換部1の電磁弁114,11
5,143,144,153,154,157、
コンプレツサリレー132bを制御するスイツチ
素子としてのトランジスタ231〜238、モー
タ123に電力を供給するドライバ122にアナ
ログ電圧を供給するD―A変換器239とより構
成してある。 操作部3は、本装置を起動,停止するためのエ
アコンスイツチ(図示省略)、車室内の希望温度
を設定する温度設定器31、車室内を手動により
除湿する除湿スイツチ32、デフ吹出口106か
らフロントガラスに空気を吹出す操作をするデフ
スイツチ33および故障表示用ランプ34などか
ら構成してある。そして温度設定器31によつて
設定される車室の希望温度(目標設定温度TS)
は、電圧VSとして制御部2に入力され、除湿ス
イツチ32、デフスイツチ33の操作信号VDEH,
VDEFは電圧の高低の形で制御部2に入力される。 次に、上記した構成の自動車用空気調和装置の
動作について説明する。 第3図,第4図は制御部2の動作フローチヤー
トである。第3図,第4図の( )内の数字はフ
ローの順序を示すステツプ番号である。図示のよ
うに、本装置の動作は、第3図のステツプ(201)
〜(203)のイニシヤライズ、ステツプ(204)〜
(218)の無限回繰り返すメインルーチンおよび第
4図のこのメインルーチンの処理中にメインルー
チンの1周期(実施例では約1秒)の数百分の一
の周期(実施例では1/100秒)で処理するステツ
プ(220)〜(228)の割込みルーチンとからなつ
ている。 まず、エアコンスイツチにより本装置が起動さ
れると、制御部2のマイクロコンピユータ22の
I/Oデータがステツプ(201)で定められた初
期値に設定され、ステツプ(202)でマイクロコ
ンピユータ22のRAMがクリアされる。次に、
温調ドア142の位置(θ=0)に対応するポテ
ンシヨメータ147の電圧VTがA―D変換器2
1によりデイジタル量〔VT〕に変換され、ドア
基準位置の初期値として読込まれる(203)。な
お、このドア基準位置信号は、割込みルーチン
(224)により監視,更新される(温調ドア基準位
置設定,更新についての詳細は、特開昭57−
84216号公報に記載してある)。 次に、メインルーチンに移る。操作部3により
設定された目標設定温度TSに対応した電圧VS、
車室温度TRに対応した電圧VR、吐出空気温度TC
に対応した電圧VCは、それぞれ第5図に示した
変換回路および第7図に示した処理を経てデイジ
タル値〔VS〕,〔VR〕,〔VC〕に変換され、マイク
ロコンピユータ22に入力される(204)。 第7図は第2図のステツプ(204)の詳細フロ
ーチヤートである。TSに対応する電圧VSを入力
し(240―0)、吐出空気温度センサ160、車室
温度センサ170を選択し(204―2)、その出力
電圧をA―D変換器21によりデイジタル量に変
換してマイクロコンピユータ22に入力する
(204―3)。マイクロコンピユータ22では、短
絡等のため信号電圧が低くなつていないかどうか
を判定し(204―4)、低い場合は短絡しているの
とみなし、対応する故障のフラグをマイクロコン
ピユータ22のメモリにセツトする(204―5)。
さらに、対象が内気温度TRのときは(204―6)、
設定温度TSを上下させることでマニアルエアコ
ン的に使えるように常温に相当する電圧に置き換
え(204―7)、蒸発器131直後の吐出空気温度
TCのときは、蒸発器131の凍結を防止するた
め、低温に相当する電圧に置き換える(204―
8)。信号電圧がデイジタル量に換算できる上限
値を越えているときは(204―9)、抵抗器24
2,243(第5図参照)によつて作り出される
故障検出のための4.95Vの基準電圧を越えている
かどうかを判断し(204―10)、越えているときは
断線等の故障とみなし、対応する故障のフラグを
マイクロコンピユータ22のメモリにセツトし
(204―11)、処理をステツプ(204―6)に移す
(204―12)。なお、温調ドア142の位置に対応
した電圧VTの読込みは、ダイマ割込みで行なう
ようにしてあり、これについては後述する。 次に、第3図に戻り、〔VR〕,〔VC〕は、マイク
ロコンピユータ22のROMに記憶された変換マ
ツプにより車室温度,吐出空気温度相当のデイジ
タル値〔TR〕,〔TC〕に変換する(205)。 〔VS〕は1次の変換式により目標設定温度TS
のデイジタル値〔TS〕に変換する(206)。そし
て、目標設定温度〔TS〕と車室温度〔TR〕との
偏差〔ΔT〕=〔TS〕−〔TR〕を求める(207)。 次に偏差〔ΔT〕を用いてクーラおよびヒータ
機能についての故障検出を行なう。ヒータ機能,
クーラ機能さらに温調ドア142について、それ
ぞれが正常に機能しているときは、後述する時間
割込みで計数しているマイクロコンピユータ22
のメモリに設けたそれぞれの故障検出用カウンタ
をメインルーチンの故障診断処理のステツプ
(208)でクリアする。異常状態が続き、カウンタ
をクリアしなくなつたらカウンタが所定値に到達
したときに該当する機能が故障しているとみな
し、マイクロコンピユータ22の中のメモリに対
応する故障フラグをセツトする。 第8図は第3図のステツプ(208)の詳細フロ
ーチヤートである。まず、温調ドア目標電圧と実
際に検出した電圧との差の絶対値が所定値ΔQT以
下になつているかどうかを判断し(208―1)、所
定値以下の正常時には、温調ドア故障検出用のカ
ウンタをクリアする(208―2)。また、目標設定
温度と内気温度との差が所定値ΔT以下になつて
いるかどうかを判断し(208―3)、所定値以下の
正常時には、ヒータ故障検出用のカウンタをクリ
アする(208―4)。また、制御信号Xがクーラ領
域(X<0)かどうかを判断し(208―5)、ヒー
タ領域(X>0)のときは、クーラ故障検出用の
カウンタをクリアし(208―8)、一方、クーラ領
域(X<0)のときは、さらに、目標設定温度と
内気温度との差が所定値ΔT′以上かどうかを判断
し(208―6)、ΔT′以上の正常時にはクーラ故障
検出用のカウンタをクリアする(208―7)。ま
た、故障表示処理のステツプ(208―9)では、
マイクロコンピユータ22のメモリにいずれかの
故障検出フラグがセツトされているときは、操作
部3の故障表示用ランプ34を点灯し、運転者に
知らせる。 上記の故障検出用カウントは、一定周期で実行
される第9図に示す故障検出カウンタ処理(227)
で行なう。温調ドア故障検出用カウンタをカウン
トアツプし(227―1)、温調ドア故障検出用カウ
ンタが所定時間(例えば、10秒)経過に相当する
数になつたら(227―2)温度ドア故障検出フラ
グをマイクロコンピユータ22のメモリにセツト
する(227―3)。また、ヒータ故障検出用カウン
タをカウントアツプし(227―4)、ヒータ故障検
出用カウンタが所定時間(例えば、20分)経過に
相当する数になつたら(227―5)、ヒータ故障検
出フラグをマイクロコンピユータ22のメモリに
セツトする(227―6)。また、クーラ故障検出用
カウンタをカウントアツプし(227―7)、クーラ
故障検出用カウンタが所定時間(例えば、20分)
経過に相当する数になつたら(227―8)、クーラ
故障検出フラグをマイクロコンピユータ22のメ
モリにセツトする(227―9)。 さらに、第3図に戻り、次に、〔X〕=k〔ΔT〕
+1/τ∫〔ΔT〕dtなるPI演算を行なう。まず、
上式の積分項は、第4図の割込みルーチンのタイ
マ処理(226)により指定された所定時間毎に温
度偏差〔ΔT〕を加算することにより求める
(209)。さらに、この積分項にk〔ΔT〕を加える
ことにより制御信号〔X〕を求める(210)。な
お、上式のk,τは、制御系によつて決まる定数
である(上記のPI演算処理の詳細は特願昭55−
57836号に示してある)。 また、除湿スイツチ32により除湿操作が行な
われたときには、ステツプ(210)での最後の処
理として一時補正値〔ΔX〕を加え、補正された
値とする。この除湿操作については後述する。 このようにして求めた制御信号〔X〕は、車室
温度TRを目標設定温度TSに制御する過程で、車
室熱負荷として必要とする熱量に見合う量であ
り、本実施例ではk>0,τ>0に選んであるの
で、〔X〕>0では加熱力を、しかも、〔X〕値が
大きいほど大きな加熱力を、また、〔X〕<0では
冷房力を、しかも、〔―X〕値が大きいほど大き
な冷房力を車室熱負荷として必要としていること
を意味している。 この制御信号〔X〕の値に基づく本空気調和装
置の動作を第10図を参照しながら説明する。第
10図は第1図の熱交換部1の動作説明線図で、
横軸に制御信号〔X〕をとつて示してある。 まず、制御信号〔X〕に対する温調ドア目標電
圧〔VT0〕を計算によつて求める(211)。この目
標電圧〔VT0〕は、〔X〕に関する1次式であり、
〔X〕が
〔0〕で、〔VT0=〔VT1〕となり、あらか
じめ定められた〔X〕の正の値〔X3〕で、〔VT0〕
=〔VT2〕となる2点を満足する。ここに、〔VT1〕
は温調ドア142がヒータコア141への通路を
閉じた状態(θが最大)のポテンシヨメータ14
7による電圧に相当するものであり、〔VT2〕は
ヒータコア141への通路を完全に開いた状態
(θ=0)のポテンシヨメータ147による電圧
に相当する。 次に、割込み処理ルーチンで温調ドア142の
位置信号としてポテンシヨメータ147による電
圧VTを読込み、A―D変換器21によりデイジ
タル値(TT〕に変換する(222)。 次に、目標電圧〔VT0〕と〔VT〕とを比較する
ことにより温調ドア142の位置制御を行なう
(223)。すなわち、まず、〔ΔVT〕=〔VT0〕―
〔VT〕を求め、あらかじめ定められた値〔ΔVTP〕
>0に対して、〔ΔVT〕≧〔ΔVTP〕で“1”、
〔ΔVT〕<〔ΔVTP〕で“0”となる制御信号〔T1〕
と、〔―ΔVTP〕≦〔ΔVT〕≦〔ΔVTP〕で“1”、上記
以外の範囲で“0”となる制御信号〔T2〕とを
作る。そして、制御信号〔T1〕,〔T2〕が“1”
のときにはスイツチ素子233,234がオンに
なり、電磁弁143,144に通電され、“0”
のときには通電されない。以上の動作により、上
記したように、〔ΔVT〕>〔ΔVTP〕で温調ドア14
2はθが増す方向に回動され、〔ΔVT〕<〔―
ΔVTP〕では温調ドア142はθが減少する方向
に回動される。また、〔―ΔVTP〕≦〔ΔVTP〕の範
囲では温調ドア142は静止状態となり、このと
きの温調ドア142の位置θは、制御信号〔X〕
に対応した目標電圧〔VT0〕に相当する位置にな
つている。 次に、メインルーチンのステツプ(215)に戻
つて、吐出空気温度TCの目標温度〔TC0〕を次に
よつて求める。あらかじめ定めた〔X〕の負の値
〔X2〕に対して〔X〕≦〔X2〕では、〔TC0〕は蒸発
器表面が凍結直前の可能最低値〔TC1〕(本実施
例では2.5℃)となり、〔X〕≧〔X2〕の範囲では、
〔X〕=〔X2〕で〔TC1〕〔X〕=
じめ定められた〔X〕の正の値〔X3〕で、〔VT0〕
=〔VT2〕となる2点を満足する。ここに、〔VT1〕
は温調ドア142がヒータコア141への通路を
閉じた状態(θが最大)のポテンシヨメータ14
7による電圧に相当するものであり、〔VT2〕は
ヒータコア141への通路を完全に開いた状態
(θ=0)のポテンシヨメータ147による電圧
に相当する。 次に、割込み処理ルーチンで温調ドア142の
位置信号としてポテンシヨメータ147による電
圧VTを読込み、A―D変換器21によりデイジ
タル値(TT〕に変換する(222)。 次に、目標電圧〔VT0〕と〔VT〕とを比較する
ことにより温調ドア142の位置制御を行なう
(223)。すなわち、まず、〔ΔVT〕=〔VT0〕―
〔VT〕を求め、あらかじめ定められた値〔ΔVTP〕
>0に対して、〔ΔVT〕≧〔ΔVTP〕で“1”、
〔ΔVT〕<〔ΔVTP〕で“0”となる制御信号〔T1〕
と、〔―ΔVTP〕≦〔ΔVT〕≦〔ΔVTP〕で“1”、上記
以外の範囲で“0”となる制御信号〔T2〕とを
作る。そして、制御信号〔T1〕,〔T2〕が“1”
のときにはスイツチ素子233,234がオンに
なり、電磁弁143,144に通電され、“0”
のときには通電されない。以上の動作により、上
記したように、〔ΔVT〕>〔ΔVTP〕で温調ドア14
2はθが増す方向に回動され、〔ΔVT〕<〔―
ΔVTP〕では温調ドア142はθが減少する方向
に回動される。また、〔―ΔVTP〕≦〔ΔVTP〕の範
囲では温調ドア142は静止状態となり、このと
きの温調ドア142の位置θは、制御信号〔X〕
に対応した目標電圧〔VT0〕に相当する位置にな
つている。 次に、メインルーチンのステツプ(215)に戻
つて、吐出空気温度TCの目標温度〔TC0〕を次に
よつて求める。あらかじめ定めた〔X〕の負の値
〔X2〕に対して〔X〕≦〔X2〕では、〔TC0〕は蒸発
器表面が凍結直前の可能最低値〔TC1〕(本実施
例では2.5℃)となり、〔X〕≧〔X2〕の範囲では、
〔X〕=〔X2〕で〔TC1〕〔X〕=
〔0〕で所定値
〔TC2〕(本実施例では25℃)なる2点を結ぶ1次
式によつて求められる値となる。なお、〔X〕=
〔TC2〕(本実施例では25℃)なる2点を結ぶ1次
式によつて求められる値となる。なお、〔X〕=
〔0〕の付近は、車室熱負荷が加熱力も冷房力も
必要としない領域であり、外気温度T0が目標設
定温度TSに近い。この領域では、冷却手段をほ
とんど動作させる必要がないことから、〔TC2≒
〔TS〕と設定する。 次のステツプ(216)では、吐出空気温度の目
標温度〔TC0〕と吐出空気温度〔TC〕とを比較
し、その温度差〔ΔTC〕=〔TC0〕―〔TC〕を計算
し、この〔ΔTC〕の値によりコンプレツサ制御信
号〔C〕を作る。すなわち、〔ΔTC〕≧
必要としない領域であり、外気温度T0が目標設
定温度TSに近い。この領域では、冷却手段をほ
とんど動作させる必要がないことから、〔TC2≒
〔TS〕と設定する。 次のステツプ(216)では、吐出空気温度の目
標温度〔TC0〕と吐出空気温度〔TC〕とを比較
し、その温度差〔ΔTC〕=〔TC0〕―〔TC〕を計算
し、この〔ΔTC〕の値によりコンプレツサ制御信
号〔C〕を作る。すなわち、〔ΔTC〕≧
〔0〕で
〔C〕は“0”、〔ΔTC〕<
〔C〕は“0”、〔ΔTC〕<
〔0〕で〔C〕は“1”
となる。 コンプレツサ制御信号〔C〕が“1”のときに
は、ステツプ(218)の時点でスイツチ素子235が
オンとなり、コンプレツサリレー132bに通電
する。そして、コンプレツサリレー132bのオ
ンによりマグネツトクラツチ132aが励磁さ
れ、コンプレツサ132が稼動し、蒸発器131
を通過する空気が冷却されて吐出空気温度TCが
下がる。吐出空気温度TCが下がれば、やがて
〔ΔTC〕≧
となる。 コンプレツサ制御信号〔C〕が“1”のときに
は、ステツプ(218)の時点でスイツチ素子235が
オンとなり、コンプレツサリレー132bに通電
する。そして、コンプレツサリレー132bのオ
ンによりマグネツトクラツチ132aが励磁さ
れ、コンプレツサ132が稼動し、蒸発器131
を通過する空気が冷却されて吐出空気温度TCが
下がる。吐出空気温度TCが下がれば、やがて
〔ΔTC〕≧
〔0〕となり、〔C〕=
〔0〕となる。そこ
で、メインルーチンの最後のステツプ(218)時
点で、コンプレツサ132は非稼動となる。 このように、コンプレツサ132が稼動、非稼
動を繰り返すことにより、吐出空気温度TCは、
制御信号〔X〕により定まる目標温度〔TC0〕近
く保たれる。ただし、上記したように、〔X〕≧0
の範囲では、車室熱負荷は加熱力を必要としてお
り、目標設定温度TS>車室外気温度T0で、他方、
TC0>TC2≒TSであり、そして吸込口ドア111
は、車室外気を吸込むので、蒸発器131へ送ら
れる風の温度は、車室外気温度T0に近い。した
がつて、冷却手段が作動しなくとも〔ΔTC〕>0
であり、コンプレツサ132は稼動することがな
い。そして、〔TC〕≒〔T0〕となる。 ブロワー風量Aはモータ123に供給される電
圧VFにほぼ比例する。このモータ123に供給
される電圧VFは、次のように制御される。まず、
制御信号〔X〕に対応した目標電圧〔VF〕を求
める。また、あらかじめ定めた〔X〕の負の値
〔X1〕、正の値〔X4〕に対してそれぞれ〔X〕≦
〔X1〕,〔X〕≧〔X4〕で最大値〔VF1〕(本実施例で
は12V)、上記負の値〔X2〕、正の値〔X3〕で最
大値〔VF2〕(本実施例では4V)とする。そし
て、、〔X1〕≦〔X〕≦〔X2〕の範囲では、〔X1〕で
〔XF1〕、〔X2〕で〔VF2〕となる2点を結ぶ1次式
により〔VF〕を定め、〔X3〕≦〔X〕≦〔X4〕の範
囲では、〔X3〕で〔VF2〕、〔X4〕で〔VF1〕とな
る2点を結ぶ1次式から〔VF〕を定める(217)。 上記により求めた目標値〔VF〕が、ステツプ
(218)でインターフエース回路23のD―A変換
器239によりアナログ電圧VFSに変換され、こ
の電圧VFSにより制御されるドライバ122によ
りモータ123に印加される電圧VFが制御され
て、モータ123が駆動される。 制御信号〔X〕の値により〔X1〕以下では、
VFが最大、すなわち、ブロワー風量Aは最大
AMAXとなり、〔X1〕と〔X2〕の間では、ブロワ
ー風量Aは最大AMAXから最小AMINまでほぼ直線
的に減少し、〔X2〕と〔X3〕の間では、最小AMIN
に保たれ、〔X3〕と〔X4〕の間では、最小AMINか
ら最大AMAXまで直線的に増加し、〔X4〕以上で
は、最大AMAXになるように連続的に制御される。 以上の動作のほか、途中で吸込口ドア111、
モードドア151も制御信号〔X〕の値により制
御される。すなわち、〔X〕≦
で、メインルーチンの最後のステツプ(218)時
点で、コンプレツサ132は非稼動となる。 このように、コンプレツサ132が稼動、非稼
動を繰り返すことにより、吐出空気温度TCは、
制御信号〔X〕により定まる目標温度〔TC0〕近
く保たれる。ただし、上記したように、〔X〕≧0
の範囲では、車室熱負荷は加熱力を必要としてお
り、目標設定温度TS>車室外気温度T0で、他方、
TC0>TC2≒TSであり、そして吸込口ドア111
は、車室外気を吸込むので、蒸発器131へ送ら
れる風の温度は、車室外気温度T0に近い。した
がつて、冷却手段が作動しなくとも〔ΔTC〕>0
であり、コンプレツサ132は稼動することがな
い。そして、〔TC〕≒〔T0〕となる。 ブロワー風量Aはモータ123に供給される電
圧VFにほぼ比例する。このモータ123に供給
される電圧VFは、次のように制御される。まず、
制御信号〔X〕に対応した目標電圧〔VF〕を求
める。また、あらかじめ定めた〔X〕の負の値
〔X1〕、正の値〔X4〕に対してそれぞれ〔X〕≦
〔X1〕,〔X〕≧〔X4〕で最大値〔VF1〕(本実施例で
は12V)、上記負の値〔X2〕、正の値〔X3〕で最
大値〔VF2〕(本実施例では4V)とする。そし
て、、〔X1〕≦〔X〕≦〔X2〕の範囲では、〔X1〕で
〔XF1〕、〔X2〕で〔VF2〕となる2点を結ぶ1次式
により〔VF〕を定め、〔X3〕≦〔X〕≦〔X4〕の範
囲では、〔X3〕で〔VF2〕、〔X4〕で〔VF1〕とな
る2点を結ぶ1次式から〔VF〕を定める(217)。 上記により求めた目標値〔VF〕が、ステツプ
(218)でインターフエース回路23のD―A変換
器239によりアナログ電圧VFSに変換され、こ
の電圧VFSにより制御されるドライバ122によ
りモータ123に印加される電圧VFが制御され
て、モータ123が駆動される。 制御信号〔X〕の値により〔X1〕以下では、
VFが最大、すなわち、ブロワー風量Aは最大
AMAXとなり、〔X1〕と〔X2〕の間では、ブロワ
ー風量Aは最大AMAXから最小AMINまでほぼ直線
的に減少し、〔X2〕と〔X3〕の間では、最小AMIN
に保たれ、〔X3〕と〔X4〕の間では、最小AMINか
ら最大AMAXまで直線的に増加し、〔X4〕以上で
は、最大AMAXになるように連続的に制御される。 以上の動作のほか、途中で吸込口ドア111、
モードドア151も制御信号〔X〕の値により制
御される。すなわち、〔X〕≦
〔0〕で“1”、〔X〕
≧
≧
〔0〕で“0”となる制御信号〔I1〕、〔X〕≦
〔X5〕で“1”、〔X〕≧〔X5〕で“0”となる制御
信号〔I2〕を作る(212)。なお、〔X5〕は負の値
で、〔X1〕<〔X5〕<〔X2〕なる値である。 制御信号〔I1〕,〔I2〕が“1”のときには、ス
テツプ(218)にてスイツチ素子231,232
がオンし、電磁弁114,115に通電し、“0”
のときには、電磁弁114,115に通電しな
い。 制御信号〔X〕が〔X〕≦〔X5〕のときには、
上記のように〔I1〕,〔I2〕がともに“1”とな
り、電磁弁114,115に通電され、吸込口ド
ア111はアクチエータ112による内気吸込み
の状態となる。 〔X〕≧
〔X5〕で“1”、〔X〕≧〔X5〕で“0”となる制御
信号〔I2〕を作る(212)。なお、〔X5〕は負の値
で、〔X1〕<〔X5〕<〔X2〕なる値である。 制御信号〔I1〕,〔I2〕が“1”のときには、ス
テツプ(218)にてスイツチ素子231,232
がオンし、電磁弁114,115に通電し、“0”
のときには、電磁弁114,115に通電しな
い。 制御信号〔X〕が〔X〕≦〔X5〕のときには、
上記のように〔I1〕,〔I2〕がともに“1”とな
り、電磁弁114,115に通電され、吸込口ド
ア111はアクチエータ112による内気吸込み
の状態となる。 〔X〕≧
〔0〕のときには、〔I1〕,〔I2〕がとも
に“0”であり、吸込口ドア111はリターンス
プリング113により引かれて外気吸込みの状態
となる。 〔X5〕≦〔X〕≦
に“0”であり、吸込口ドア111はリターンス
プリング113により引かれて外気吸込みの状態
となる。 〔X5〕≦〔X〕≦
〔0〕では、〔I1〕が“1”、〔I2
〕
が“0”であるため、吸込口ドア111は中間位
置となり、内外気吸込みの状態となる。 同様に、モードドア151も制御信号〔X〕の
値により制御される。ただし、
〕
が“0”であるため、吸込口ドア111は中間位
置となり、内外気吸込みの状態となる。 同様に、モードドア151も制御信号〔X〕の
値により制御される。ただし、
〔0〕<〔X6〕<
〔X7〕<〔X3〕である〔X6〕,〔X7〕があらかじめ
定めてある。 〔X〕<〔X7〕で“1”、〔X〕≧〔X7〕で“0”
となる制御信号〔O1〕と、〔X〕<〔X6〕で“1”、
〔X〕≧〔X6〕で“0”となる制御信号〔O2〕を作
る(213)。 そして、制御信号〔O1〕,〔O2〕の値によりモ
ードドア151はステツプ(218)にて次のよう
に駆動される。 〔X〕<〔X6〕では、制御信号〔O1〕,〔O2〕が
ともに“1”であり、スイツチ素子236,23
7はともにオンとなり、電磁弁153,154に
通電され、モードドア151はアクチエータ15
2により上吹出しの状態となる。 また、〔X〕>〔X7〕では、〔O1〕,〔O2〕がとも
に“0”であり、電磁弁153,154に通電さ
れず、モードドア151はリターンスプリング1
55により下吹出しの状態とされる。 〔X6〕≦〔X〕≦〔X7〕では、〔O1〕が“1”、
〔O2〕が“0”となるため、電磁弁153に通電
され、電磁弁154に通電されないため、モード
ドア151は中間位置となり、上下吹出しの状態
となる。 上記した本発明の実施例によれば、吐出空気温
度センサ160、車室温度センサ170のの短絡
や断線等の故障検出を行なつているほか、温調ド
ア142の目標位置を示す目標電圧と実際の位置
を示す電圧との差の絶対値が所定値より大きい場
合には温調ドア142の故障と判断して故障表示
するようにしてあるので、故障を早期に検出する
ことができ、2次故障の発生を未然に防止するこ
とができる。 〔発明の効果〕 以上本発明によれば、温調ドアの故障を容易に
検出することができるに加えて、故障検出に時間
の要素を入れてあるのでドアを応答遅れによる誤
検知がなくなり、2次故障の発生を未然に防止で
きる効果がある。
〔X7〕<〔X3〕である〔X6〕,〔X7〕があらかじめ
定めてある。 〔X〕<〔X7〕で“1”、〔X〕≧〔X7〕で“0”
となる制御信号〔O1〕と、〔X〕<〔X6〕で“1”、
〔X〕≧〔X6〕で“0”となる制御信号〔O2〕を作
る(213)。 そして、制御信号〔O1〕,〔O2〕の値によりモ
ードドア151はステツプ(218)にて次のよう
に駆動される。 〔X〕<〔X6〕では、制御信号〔O1〕,〔O2〕が
ともに“1”であり、スイツチ素子236,23
7はともにオンとなり、電磁弁153,154に
通電され、モードドア151はアクチエータ15
2により上吹出しの状態となる。 また、〔X〕>〔X7〕では、〔O1〕,〔O2〕がとも
に“0”であり、電磁弁153,154に通電さ
れず、モードドア151はリターンスプリング1
55により下吹出しの状態とされる。 〔X6〕≦〔X〕≦〔X7〕では、〔O1〕が“1”、
〔O2〕が“0”となるため、電磁弁153に通電
され、電磁弁154に通電されないため、モード
ドア151は中間位置となり、上下吹出しの状態
となる。 上記した本発明の実施例によれば、吐出空気温
度センサ160、車室温度センサ170のの短絡
や断線等の故障検出を行なつているほか、温調ド
ア142の目標位置を示す目標電圧と実際の位置
を示す電圧との差の絶対値が所定値より大きい場
合には温調ドア142の故障と判断して故障表示
するようにしてあるので、故障を早期に検出する
ことができ、2次故障の発生を未然に防止するこ
とができる。 〔発明の効果〕 以上本発明によれば、温調ドアの故障を容易に
検出することができるに加えて、故障検出に時間
の要素を入れてあるのでドアを応答遅れによる誤
検知がなくなり、2次故障の発生を未然に防止で
きる効果がある。
第1図は本発明の自動車用空調装置の一実施例
を示す全体構成図、第2図は第1図のマイクロコ
ンピユータの一実施例を示す機能ブロツク図、第
3図、第4図は第1図の制御部の動作の一実施例
を示す動作フローチヤート、第5図は第1図の温
度センサ電圧検部の一実施例を示す回路図、第6
図は温度センサの特性線図、第7図は第3図のス
テツプ(204)の詳細を示すフローチヤート、第
8図は第3図のステツプ(208)の詳細を示すフ
ローチヤート、第9図は第4図のステツプ(227)
の詳細を示すフローチヤート、第10図は第1図
の熱交換部の作動説明線図である。 1……熱交換部、2……制御部、3……操作
部、21……A―D変換器、22……マイクロコ
ンピユータ、23……インターフエース回路、2
4……比較回路、31……温度設定器、34……
故障表示用ランプ、100……熱交換部ユニツト
ケース、103……バイパス、111……吸込口
ドア、121……ブロワー、131……蒸発器、
141……ヒータコア、142……温調ドア、1
47……ポテンシヨメータ、151……モードド
ア、160……吐出空気目標センサ、170……
車室温度センサ。
を示す全体構成図、第2図は第1図のマイクロコ
ンピユータの一実施例を示す機能ブロツク図、第
3図、第4図は第1図の制御部の動作の一実施例
を示す動作フローチヤート、第5図は第1図の温
度センサ電圧検部の一実施例を示す回路図、第6
図は温度センサの特性線図、第7図は第3図のス
テツプ(204)の詳細を示すフローチヤート、第
8図は第3図のステツプ(208)の詳細を示すフ
ローチヤート、第9図は第4図のステツプ(227)
の詳細を示すフローチヤート、第10図は第1図
の熱交換部の作動説明線図である。 1……熱交換部、2……制御部、3……操作
部、21……A―D変換器、22……マイクロコ
ンピユータ、23……インターフエース回路、2
4……比較回路、31……温度設定器、34……
故障表示用ランプ、100……熱交換部ユニツト
ケース、103……バイパス、111……吸込口
ドア、121……ブロワー、131……蒸発器、
141……ヒータコア、142……温調ドア、1
47……ポテンシヨメータ、151……モードド
ア、160……吐出空気目標センサ、170……
車室温度センサ。
Claims (1)
- 1 冷却手段、加熱手段および車室温度センサ、
外気温度センサならびに温度制御用温調ドアに連
動するポテンシヨメータからの電気信号をアナロ
グ/デイジタル変換器を介して取り込んで車室温
度と目標設定温度との差に応じて前記温調ドアを
制御する制御手段とを備え、前記車室温度を前記
目標設定温度に自動制御する自動車用空気調和装
置において、前記車室温度と目標設定温度より求
める温調ドアの目標開度演算手段と、該演算手段
の目標開度信号と温調ドアの検出開度信号との差
の絶対値が所定量を越えて所定時間継続した場
合、温調ドアを故障と判定する故障判定手段と、
該判定手段の出力信号に基づき故障表示する故障
表示手段とを具備していることを特徴とする自動
車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20470483A JPS6099709A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20470483A JPS6099709A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6099709A JPS6099709A (ja) | 1985-06-03 |
| JPS6358723B2 true JPS6358723B2 (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=16494927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20470483A Granted JPS6099709A (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6099709A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56166438U (ja) * | 1980-05-15 | 1981-12-09 | ||
| JPS58141912A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-23 | Diesel Kiki Co Ltd | 車輛用空気調和装置の故障表示方法 |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP20470483A patent/JPS6099709A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6099709A (ja) | 1985-06-03 |
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