JPS6362192B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6362192B2
JPS6362192B2 JP10527586A JP10527586A JPS6362192B2 JP S6362192 B2 JPS6362192 B2 JP S6362192B2 JP 10527586 A JP10527586 A JP 10527586A JP 10527586 A JP10527586 A JP 10527586A JP S6362192 B2 JPS6362192 B2 JP S6362192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
evaporator
overflow
pot
alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10527586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62262982A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP61105275A priority Critical patent/JPS62262982A/ja
Publication of JPS62262982A publication Critical patent/JPS62262982A/ja
Publication of JPS6362192B2 publication Critical patent/JPS6362192B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蒸留酒、特に焼酎を製造する単式蒸留
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の単式蒸留装置は、米、麦類の原料を糖
化、およびアルコール醗酵させた、いわゆる醪を
入れて蒸発させる蒸発釜と、蒸発してくるアルコ
ール蒸気を冷却液化する冷却器と、これら蒸発釜
と冷却機とを連結する連通管と、冷却器によつて
液化された焼酎原酒を貯留する貯留槽とを備えて
いる。したがつて、蒸発釜に仕込まれた醪を加熱
器によつて加熱して蒸留操作を始めると、アルコ
ール蒸気が連通管を経て冷却器に至り、液化され
て貯留槽にアルコール濃度の高い初留分、いわゆ
る初垂部分として貯留されるが、一般にこの初垂
部分はアルコール濃度が70〜75%と高濃度である
ため原酒としてそのまま貯留することが好ましい
反面、不快な油臭を伴なうフーゼル油および高級
脂肪酸に富むため止むを得ず分別せざるを得なか
つた。そのため、初垂部分より低濃度の中留分か
ら貯留を始め、後留分である未垂部分直前のアル
コール濃度5〜10%まで貯留するようにしている
が、この最後の未垂部分はフルフラールを多く含
み、焼酎に好ましくなく、廃棄するようにしてい
た。
以上のことからも明らかなように、従来の蒸留
機は、不快臭を発するフーゼル油および高級脂肪
酸等をアルコールとともにそのまま継続蒸留せざ
るを得ない構造を有していたため、初垂部分、末
垂部分を適宜分別し、中留部分のみを貯留するよ
うにしていた。ところが、この中留部分にも多少
のフーゼル油、高級脂肪酸が含まれており、中留
分として得られた貯留原酒の温度が低下するとフ
ーゼル油等が白濁し、にごりとして現われ、これ
はその低比重のため液面に浮上することから、そ
の都度これを除去するようにしてした。しかも、
かかる操作は焼酎の熟成期間中にも行なわなけれ
ばならず、その監視等に多大な手数をさかざるを
得ないという欠点を有していた。そのため本出願
人は特開昭60―210976号公報において上記欠点を
解消するための製造方法及び装置を既に提案し
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記本出願人の提案した装置において
は、蒸留の際に生成するフーゼル油等の高沸点不
純物は精留室から蒸発釜に帰還連通する還流通路
を介して、各精留室底部に供給される低温水の溢
流水中に分離させて蒸発釜内に戻すようにしてい
た。そのため蒸留の進行につれて残存する醪の高
沸点不純物濃度が高まり、このことがその後の蒸
留に少なからず影響を及ぼすことになつていた。
本発明は叙上の問題点を解決するためになされ
たもので、溢流水中に濃縮された高沸点不純物を
還流通路途上に一旦貯留して適宜これを釜外に取
り出し、この溢流水における高沸点不純物濃度が
高いときにはこれを排出させ、低下した時点から
再度蒸発釜内に溢流水を戻すことのできる装置を
提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、蒸発釜上部に載置した複数の精留室
からの溢流水の還流通路のうち蒸発釜の気相部に
位置する部分に溢流水を貯留する貯留部を形成
し、この貯留部に貯留された溢流水を蒸発釜外に
取り出すことができるようにしたものである。
〔作用〕
本発明装置によれば、精留室の低温水に除去さ
れた高沸点不純物は低温水の溢流水とともに還流
通路を介して蒸発釜側に戻されるが、この溢流水
は一旦還流通路部の貯留部に貯められ、適宜蒸発
釜の外部にその貯留水を取り出すことができる。
〔実施例〕
以下図示実施例に基づいて本発明を説明する
と、同図において、蒸留釜1内には蒸留するため
の醪2が仕込まれており、この蒸留釜1の上部開
口部1aにはフランジを介して精留塔3が取付け
られている。この精留塔3は第1塔31、第2塔
32、および第3塔33の各精留部を備え、これ
らは各々同一外径の円筒状に形成され、第1塔3
1ないし第3塔33まで順次重積配置されてい
る。そして第1塔31下端開口部は、上記蒸発釜
1の上部開口部1aと気密を保持するように連結
されている。この第1塔31は、図中明らかなよ
うに第2塔32および第3塔33よりその丈が若
干長い円筒状に形成されており、その略中央に位
置させて、冷却用の貯水槽31bが画成され、こ
の側壁には給水部31cおよび溢流部31dが配
設されていて、この貯水槽31bの水を常に溢流
させ、アルコール蒸気の冷却に適した低温に保持
されている。この貯水槽31bの上方には隔壁3
1eを介して精留室31fが画成され、この隔壁
31eには上記貯水槽31bを貫通して、上記釜
1のアルコール蒸気が通過するように嵌装された
流通路31gが複数設けられている。この流通路
31gの上端には半球状のキヤツプ31hがかぶ
せられ、その下縁は精留室31fの下部に満たさ
れた水面下に潜り込ませて取付けられ、かつ流通
路31g上端はこの水面上に突出している。この
水量は、精留室31f側壁の覗窓31iから、給
水部31jのバルブ操作によつて適当に調整でき
るようになつている。さらに、その精留室31f
にはフーゼル油等を分離した水を蒸発釜1内に戻
すように、精留室31fの底面を形成した上記隔
壁31eおよび貯水槽31bの底面を貫通し、蒸
発釜1底面に達するようにした溢流管31kが取
付けられている。この溢流管31kは上下方向に
可変で焼酎の種類等によつて水量を調節できるよ
うになつている。しがつて精留室31f内で分離
除去されたフーゼル油等は、この溢流管31kを
介して常に蒸発釜1に戻されることになつてい
る。そして、この溢流管31kには後述するよう
に貯留部が形成されていてここに溢流水が滞留す
るようになつている。
第1塔31の上部開口部には第2塔32が上述
したように重積配置されていてこの第2塔32は
偏平筒状に形成されて、その下部が貯水槽32b
として画成されており、上述したと同様のアルコ
ール蒸気の冷却に供される。そしてこの貯水槽3
2bの上部には、第1塔31の場合と同様隔壁3
2eを介して精留室32fが画成されるととも
に、第1塔31と同様の流通路32g、キヤツプ
32hおよび溢流管32kを備えている。その溢
流管32kは第1塔31のものと多少相違し、第
2塔32の隔壁32eおよび貯水槽32bを貫通
して第1塔の精留室31fの水面下に達するよう
に取付けられている。
この第2塔32の上部開口部にはさらに、この
第2塔32と略同一構造の第3塔33が取付けら
れており、その貯水槽33bは空であり、空冷に
供されるようになされ、その上端は閉塞されてい
る。また、さらに必要であるならば、これらの塔
を順次集積配置してその精製能力を高めることが
できる。なお、これら第2塔32および第3塔3
3におけるその他の構成要素については第1塔の
構成要素と同一の添字を付して図示されている。
さらに、上記第1塔31ないし第3塔33の各
精留室31f,32f,33fの側壁には、一回
の蒸留操作を終了する毎にこの部位のフーゼル油
等を含む水を排出するための排出部311,32
1,331が取付けられ、この側壁上部には、各
精留室31f,32f,33fの空間、つまり精
製されたアルコール蒸気の充満する空間に連結さ
れた蒸気の排出部31m,32m,33mがあ
り、これらは冷却器4に配管接続されているとと
もに、このアルコール分の検査をするためのテス
タ(図示せず)に接続されている。この冷却器4
は、蛇管41とこれを囲繞する室42と、この室
42に給水する給水部43と、この室42内の水
を排出する溢流部44と、操作終了後に室42の
水を排出する排水部45とを備えている。この冷
却器4によつて冷却液化された留分は上記蛇管4
1を経て、これに連結された配管によつて図示し
ない貯留槽に導かれ、蒸留、精製された焼酎原酒
を貯留するようになされている。
さらに上述した第1塔31の溢流管31kは、
蒸発釜1の蒸気相において溢流水を貯留する貯留
部34がU字管部として形成されており、その管
端は蒸発釜1上部から外部に貫通している。外部
においては切換弁35が取付けられていて、溢流
水を外部に配設された冷却器36によつて冷却し
た後これを排出して貯めるようにしている。ま
た、切換弁35の切換操作によつてこの溢流水は
さらに戻り配管37を介て蒸発釜1内に戻るよう
になされている。
なお、蒸発釜1の外部において冷却した水は温
度測定をできるようにして、冷却器36の冷却能
力を検査できるようにしている。
以上の構成を有するために、図示しない加熱器
によつて加熱された醪2は、所定温度に達すると
沸騰するが、それ以前からアルコール分、水など
は蒸発をし始め、このとき醪2内に含まれるフー
ゼル油および高級脂肪酸の不純物が随伴される。
アルコールおよび水を主成分とする蒸気は、ま
ず、第1塔31の複数の流通路31gを通過する
ことになるが、このとき貯水槽31b内に流れる
水によつて冷却される。流通路31gを通過した
冷却蒸気は、流通路31gのキヤツプ31hに案
内されて、精留室31fの水中にバブリングして
精留室31f空間に充満するが、バブリングした
蒸気は水との温度差によつて冷却され、沸点の高
いフーゼル油等の不純物の多くは凝結して水中に
分離され、沸点の低いアルコール等は、その側壁
に取付けられた蒸気排出部31mから冷却器4に
送出され、原酒として液化されるようになつてい
る。この液化された留分は蒸気テスタによつてそ
の酒質を検査することができ、その検査結果によ
つては、第1塔31内の蒸気を第2塔32あるい
は第3塔33に導き、これらの流通路32g、キ
ヤツプ32h、流通路33g、およびキヤツプ3
3hを通過させ、さらに精留冷却してアルコール
分の高い留分として冷却器4および貯留槽に導く
ことができるようにしている。このように各塔3
2,33を通過する間、留出分の蒸気温度は増々
低下し、フーゼル油、高級脂肪酸の高沸点不純物
はより確実に分離、除去されることになる。この
ように低温水中に分離した高沸点不純物は溢流管
33k,32k,31kを経由して溢流し溢流管
31kの貯留部34に漸次貯留されて切換弁35
に達し、さらに冷却器36で所定温度に冷却され
て排出される。そしてこの排出水のにごり状態か
ら高沸点不純物の含有量を判断して、排出水の透
明度が高まつてくれば高沸点不純物の含有量が蒸
留操作にそれほど悪影響を及ぼさないものとして
切換弁35を切換えて戻り管37によつて蒸発釜
1内に戻す。かかる操作によつて溢流管31kか
ら蒸発釜1に戻る溢流水中の高沸点不純物を低濃
度に抑制することができ蒸留効率を高めることが
できる。
なお、上記実施例装置において溢流管31kに
は溢流水が円滑に排出されるように管内圧の開放
手段を設けることもできる。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば精留室から蒸発釜への溢流
水を蒸発釜の外部に適宜排出することができるよ
うにしたため、蒸発釜の高沸点不純物の濃度を漸
次低い状態に保持するようにしたためアルコール
の蒸留効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る蒸留酒の製造装置の要部を概
念的に示した図である。 1:蒸発釜、2:醪、3:精留塔、31,3
2,33:塔(精留室)、31g,32g,33
g:流通路(蒸気通路)、31h,32h,33
h:キヤツプ、31k,32k,33k:溢流
路、31m,32m,33m:蒸気排出部、3
4:貯留部、35:切換弁、36:冷却器、3
7:戻り管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 醪を仕込んだ蒸発釜と、この蒸発釜から蒸発
    するアルコール分に富んだ蒸気からアルコール分
    を精製する複数の精留室と、これら各精留室に満
    たされた低温水中に上記蒸発釜から上昇する蒸気
    留分を導入してバブリングさせる蒸気通路と、バ
    ブリング後の上記低温水の溢流水が上記蒸発釜内
    に還流する還流通路を蒸発釜内気相部に位置させ
    て形成された溢流水を貯留する貯留部とを備え、
    上記還流通路がその貯留部に貯留された溢流水を
    上記蒸発釜外部に取出可能に形成されたことを特
    徴とする蒸留酒の製造装置。 2 上記貯留部をU字管として形成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の蒸留酒の製
    造装置。 3 上記還流通路の上記蒸発釜外に切換弁を設け
    上記溢流水を上記蒸発釜内外に切換案内すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の蒸留酒の製造装置。
JP61105275A 1986-05-08 1986-05-08 蒸留酒の製造装置 Granted JPS62262982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61105275A JPS62262982A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 蒸留酒の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61105275A JPS62262982A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 蒸留酒の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62262982A JPS62262982A (ja) 1987-11-16
JPS6362192B2 true JPS6362192B2 (ja) 1988-12-01

Family

ID=14403116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61105275A Granted JPS62262982A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 蒸留酒の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62262982A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62262982A (ja) 1987-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3496159A (en) Esterification of fatty acids of tall oil in a horizontal distillation column and condenser
AU2021298786A1 (en) Process and apparatus for distillation
US3151042A (en) Bubble-plate chamber stepped still and the process for using such a still for alcohol or petroleum purification
US3250081A (en) Process for freezing water from solutions to make fresh water or concentrated solutions
NO151379B (no) Fremgangsmaate for fremstilling av isolerende gardinkonstruksjon, samt gardinkonstruksjoner fremstillet i henhold til fremgangsmaaten
JPS6362192B2 (ja)
JP2008062178A (ja) 蒸留方法及び蒸留装置
CN2165910Y (zh) 自冷凝蒸馏装置
US2080167A (en) Apparatus for the distillation of alcohol
US5296103A (en) Method for the fractional distillation of liquid mixtures and apparatus for carrying out the method
JPH0716090A (ja) 蒸留酒の製造方法
US7967946B2 (en) Ethanol continuous flow boiler
JPS6150588B2 (ja)
US1507108A (en) Process and apparatus for the continuous distillation of alcohol
JPH0116475B2 (ja)
NO179398B (no) Fremgangsmåte for fraksjonering av olje og gass i avlöp fra petroleumavleiringer
RU2102104C1 (ru) Способ разделения многокомпонентных смесей близкокипящих и гомогенно-растворимых жидкостей
KR20210122722A (ko) 증류기의 냉각장치
CN119034231B (zh) 一种回收四氢呋喃的精馏分离设备及方法
JPS6337622B2 (ja)
US1192987A (en) Method and apparatus for obtaining wood-alcohol and calcium acetate from acetate liquor.
JP2003220301A (ja) 蒸留精製方法
US896434A (en) Distillation apparatus.
CN2340484Y (zh) 白酒分馏筛选装置
JP2000271402A (ja) リボイラ