JPS6365068B2 - - Google Patents

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JPS6365068B2
JPS6365068B2 JP10225781A JP10225781A JPS6365068B2 JP S6365068 B2 JPS6365068 B2 JP S6365068B2 JP 10225781 A JP10225781 A JP 10225781A JP 10225781 A JP10225781 A JP 10225781A JP S6365068 B2 JPS6365068 B2 JP S6365068B2
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alkyl group
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式() (式中R1は低級アルキル基を示し、R2は水素原
子または低級アルキル基を示し、Aは
【式】基ま たは
【式】を示し、Xはハロゲン原子を示す。 但し、イソニコチン酸−4−アセチルアニリドを
除く。)で表わされるイソニコチン酸アニリド誘
導体、その製造法およびその化合物の1種または
2種以上からなる植物生長調節剤に関するもので
ある。また、本発明化合物は、あらゆる植物に対
して有効であるが、特にイネ科植物に対しては優
れた効果を示すものである。 近年、稲作における大きな変化として田植およ
び収穫の機械化の著しい進展があげられる。従つ
て、最近の稲作技術においては、機械化移植に適
した健苗育成と収穫時に倒伏を防止できる栽培技
術の開発が特に重要な課題となつている。すなわ
ち、銘柄米と言われているコシヒカリ、ササニシ
キ等は食味の評価は極めて高いが、一方では倒伏
には極めて弱い品種であり、かつ病害にも弱い欠
点をもつている。このようなことから、イネを健
苗育成し、しかも収穫時に高い機械適応性が期待
できる裁培技術の確立もしくは薬剤による生長調
節法の開発が望まれている。 本発明者らは、数年来イネを中心として各種植
物に対して生長調節効果を有する化合物について
検討を重ねてきた結果、前記一般式()で表わ
されるイソニコチン酸アニリド誘導体がイネ科植
物に対して画期的な生長調節作用を示すことを見
出し本発明を完成した。 一般式()で表わされる化合物は、例えばイ
ネに対しては育苗箱および苗代での徒長防止、老
化防止、移植水田での倒伏防止等に巾広く活用で
き、かつ増収効果をあげることができ、更にムギ
類、トウモロコシ、サトウキビ等に対してもイネ
と同様な効果をあげることができる。また、ナ
ス、キユウリ苗などの下胚軸の徒長防止に対して
も有効である。 一方、芝類への適用も最も有効な使用方法の一
つである。近年芝類は一般家庭、庭園、ゴルフ
場、縁地帯、路肩、グリーンベルト等に多用され
ているが、その管理が面倒であるばかりでなく、
夏季においては生育が盛んであるため刈取りに多
大の労力を必要とし、更に莫大な経費が必要とさ
れる。また、一般道路、高速道路の路肩、グリー
ンベルト、高速道路および鉄道の傾斜面等には芝
類の他に多くのイネ科植物が利用され、その管理
には多大な労力と経費が必要でばかりでなく、そ
の維持作業には大きな危険を伴う。したがつて、
本発明による化合物をこのような場面への適用は
極めて大きな意義をもつものである。 また、一般式()で表わされる化合物は、上
述したごとくイネ科植物、広葉植物の双方に対し
て使用することができ、不良環境および病害虫に
対する抵抗性の増大を期待することができる。 また、葉緑素の増加による光合成作用の促進、
炭水化物生成の促進ならびに根の生長促進等の作
用を有し巾広い効果が得られる。 本発明の化合物の大きな特徴は、種子処理、土
壌処理また茎葉処理のいずれの方法で処理するこ
とによつても植物の生長、特に草丈の生長を強力
に抑制し、葉色を濃縁化させ、かつ、枯死葉、枯
死株などの薬害を全く生じることなく健全に生育
させることがあげられる。 一般式()で表わされる本発明化合物は新規
であり、以下に示す方法により製造することがで
きる。 (1) 一般式() (式中Yはハロゲン原子を示す。)で表わされ
るイソニコチン酸ハライドを適当な溶媒中で、
一般式() (式中R1、R2およびXは前記と同一の意味を
示す。)で表わされるアニリン誘導体とを反応
させて一般式()で表わされる化合物を製造
する。この場合、適当な脱酸剤を用いると反応
はより円滑に進行する。また、適当な溶媒とし
ては、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、
ジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド等
があげられる。脱酸剤としては、例えばピリジ
ン、トリエチルアミン、カ性ソーダ、カ性カ
リ、炭酸ソーダ、炭酸カリ等があげられる。反
応温度は室温においても進行するが場合によつ
ては冷却あるいは加熱し行つてもよい。好まし
くは0〜60℃がよい。反応時間は条件の選定に
もよるが、1〜8時間で完結する。反応終了
後、常法により分離・精製することにより目的
物を得ることができる。 (2) 一般式() (式中R1、R2およびXは前記と同一の意味を
示す。但し、イソニコチン酸−4−アセチルア
ニリドを除く。)で表わされるイソニコチン酸
誘導体を適当な還元剤で還元することにより容
易に一般式()で表わされる化合物を製造す
ることができる。還元剤としては、例えば水素
化リチウムアルミニウム、水素化ホウ素ナトリ
ウム等があげられる。実施に際しては各還元剤
を常法の方法で用いることにより容易に製造す
ることができる。 製造例 1 イソニコチン酸−2−アセチルアニリド(化合
物番号3)の製造法。 2−アミノアセトフエノン1.35gをピリジン30
mlに溶解し、この溶液を氷で冷却し撹拌下、イソ
ニコチン酸クロリド塩酸塩2.14gを少量ずつ加え
る。次いで室温で8時間撹拌した後、この反応液
に水100mlを加えると結晶が析出した。この結果
を取し、n−ヘキサン−醋酸エチルエステル混
合溶媒から再結晶すると、イソニコチン酸−2−
アセチルアニリドを2.23g(収率93%)得た。融
点116〜117℃ 元素分析値:C14H12N2O2 分子量240.26 C H N 計算値(%) 69.99 5.03 11.66 実測値(%) 70.08 4.98 11.60 製造例 2 イソニコチン酸−2−アセチル−4−クロロア
ニリド(化合物番号6)の製造 製造例1の2−アミノアセトフエノンのかわり
に2−アミノ−5−クロロアセトフエノン1.7dl
を用いて、製造例1と同様に反応を行いイソニコ
チン酸−2−アセチル−4−クロロアニリドを
2.5g(収率90%)得た。融点203〜205℃ 元素分析値:C14H11ClN2O2 分子量274.71 C H N 計算値(%) 61.21 4.04 10.20 実測値(%) 61.09 3.99 10.24 製造例 3 イソニコチン酸−4−クロロ−2−(α−ヒド
ロキシエチル)アニリド(化合物番号7)の製
造 製造例2で得られたイソニコチン酸−2−アセ
チル−4−クロロアニリド2.5gをメタノール30
mlに溶解し、水冷、撹拌下、水素化ホウ素ナトリ
ウム0.34gを少量ずつ加える。室温で3時間撹拌
したのち、減圧下メタノールを溜去し、水100ml
を加えると結晶が析出した。この結晶を取し、
n−ヘキサン−醋酸エチルエステル混合溶媒より
再結晶するとイソニコチン酸−4−クロロ−2−
(α−ヒドロキシ−エチル)アニリドを2.3g(収
率92%)得た。融点142〜143℃ 元素分析値:C11H13ClN2O2 分子量276.62 C H N 計算値(%) 60.77 4.74 10.12 実測値(%) 60.70 4.77 10.08 次に、このようにして得られた一般式、〔)
で表わされる化合物の代表例を第1表に示す。本
発明は、これら例示化合物のみに限定されるもの
ではない。なお、化合物番号は以下の実施例およ
び実験例においても参照される。
【表】
【表】
【表】 本発明の植物生長調節剤は前記一般式〔〕で
示される化合物の1種またはて種以上の混合物を
10アール当り通常50〜1000gの割合で使用するの
が適当であるが、使用場面、使用目的、植物の状
況により適宜に薬量を調節し得ることはいうまで
もない。 また、製剤化に当つては、一般の農薬の調剤に
用いられる固体、液体の各種担体と混合して、水
和剤、乳剤、粉剤、粒剤等に製造することができ
る。さらに薬剤に分散剤、希釈剤、乳化剤、浸透
剤、粘結剤等の補助剤を添加してもよい。また、
使用目的に応じて上記構成成分を他の殺草剤、殺
菌剤、殺虫剤、植物生長調節剤、肥料などと併用
することができる。 次に実施例を示して本発明の効果を詳細に説明
する。 実験例 1 キユウリおよびイネの初期生育調節試験 径9cmのペトリ皿に紙をしき、供試化合物の
所定濃度水溶液15mlを入れ、これにキユウリ(品
種:トキワ)種子10粒およびイネ(品種:ササニ
シキ)種子10粒をそれぞれ置床した。試験は各種
子とも1薬量3反覆とし、試験期間中は25℃に温
度調節した5000ルツクスのフアイトトロン内にて
管理育成した。調査は薬剤処理7日後にキユウリ
の場合は下胚軸の長さ、根長、茎葉部乾物および
根部乾物重を測定し、またイネの場合は草丈、第
2葉鞘長、根長茎葉部乾物重、根部乾物重を測定
した。その結果はキユウリについては2表および
イネについては第3表に示すとおりである。 なお、第2表および第3表に示す数値は30個体
の平均値である。
【表】
【表】
【表】
【表】 実験例 2 イネ育苗床土混和処理による徒長防止試験 実施例1に準じた処方により製剤した各供試化
合物の水和剤2g、1gおよび0.5gを4Kgの土
壌に均一に混和し、プラスチツク製有孔イネ育苗
箱(タテ30cm×ヨコ60cm×タカサ3cm)に3.2Kg
を入れ、これに催芽モミ(品種:コシヒカリ150
gを播種し、潅水後残りの0.8Kgの土壌で覆土し
た。試験は25〜30℃に温度調節したフアイトトロ
ン内で2日間出芽させ、その後は戸外ビニールフ
レーム内で育成した。調査は播種20日目に草丈、
根長、葉令、茎葉重、根重を測定した。その結果
は第4表に示すとおりである。 なお、表中に示す数値は50個体の平均値であ
る。
【表】
【表】 次に本発明の実施例を示すが、化合物、担体お
よび使用割合は本実施例に限定されるものではな
い。 実施例 1 化合物番号2 50 重量部 アルキル硫酸ソーダ 2.5 〃 ポリオキシエチレンアルキルフエニールエーテル
2.5 〃 クレー 45 〃 これらを均一になるまでよく混和し、微粉砕し
て水和剤を得る。 実施例 2 化合物番号7 10 重量部 リグニンスルホン酸ナトリウム 〃 ベントナイト 30 〃 タルク 59 〃 これらを均一になるまでよく混和し、造粒して
粒剤を得る。 実施例 3 化合物番号12 10重量部 ポリオキシエチレンアルキルフエニールエーテル
7 〃 アルキルアリールスルホン酸カルシウム3 〃 キシレン 60 〃 シクロヘキサノン 20 〃 これらを均一になるまでよく混和溶解して乳剤
を得る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中R1は低級アルキル基を示し、R2は水素原
    子または低級アルキル基を示し、Aは【式】基ま たは【式】基を示し、Xは水素原子またはハロ ゲン原子を示す。但し、イソニコチン酸−4−ア
    セチルアニリドを除く。)で表わされるイソニコ
    チン酸アニリド誘導体。 2 一般式 (式中Yはハロゲン原子を示す。)で表わされる
    イソニコチン酸ハライドと一般式 (式中R1は低級アルキル基を示し、R2は水素原
    子または低級アルキル基を示し、Aは【式】基ま たは【式】基を示し、Xは水素原子またはハロ ゲン原子を示す。)で表わされるアニリド誘導体
    を反応させることを特徴とする一般式 (式中R1、R2、AおよびXは前記と同一の意味
    を示す。但し、イソニコチン酸−4−アセチルア
    ニリドを除く。)で表わされるイソニコチン酸ア
    ニリド誘導体の製造法。 3 一般式 (式中R1は低級アルキル基を示し、R2は水素原
    子または低級アルキル基を示し、Xは水素原子ま
    たはハロゲン原子を示す。但し、イソニコチン酸
    −4−アセチルアニリドを除く。)で表わされる
    イソニコチン酸誘導体を還元することを特徴とす
    る一般式 (式中R1、R2およびXは前記と同一の意味を示
    す。)で表わされるイソニコチン酸アニリド誘導
    体の製造法。 4 一般式 (式中R1は低級アルキル基を示し、R2は水素原
    子または低級アルキル基を示し、Aは【式】基ま たは【式】基を示し、Xは水素原子またはハロ ゲン原子を示す。但し、イソニコチン酸−4−ア
    セチルアニリドを除く。)で表わされるイソニコ
    チン酸アニリド誘導体の1種または2種以上を有
    効成分として含有することを特徴とする植物生長
    調節剤。
JP10225781A 1980-09-30 1981-07-02 イソニコチン酸アニリド誘導体,その製造法およびその化合物からなる植物生長調節剤 Granted JPS584767A (ja)

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