JPS637099A - 音響機器用振動板 - Google Patents
音響機器用振動板Info
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- JPS637099A JPS637099A JP15207786A JP15207786A JPS637099A JP S637099 A JPS637099 A JP S637099A JP 15207786 A JP15207786 A JP 15207786A JP 15207786 A JP15207786 A JP 15207786A JP S637099 A JPS637099 A JP S637099A
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- film
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、ビフェニルテトラカルボン酸類とジアミノ
ジフェニルエーテル類とから得られた特定の芳香族ポリ
イミド性の耐熱性フィルムで形成されている音響機器用
振動板に係るものである。
ジフェニルエーテル類とから得られた特定の芳香族ポリ
イミド性の耐熱性フィルムで形成されている音響機器用
振動板に係るものである。
この発明の振動板は、特にハイパワー用の音響機器振動
板、特に電気音響変換器用振動板として好適に使用する
ことができる優れたものである。
板、特に電気音響変換器用振動板として好適に使用する
ことができる優れたものである。
[本発明の背景]
従来、音響機器用振動板としては、ポリエステル樹脂か
ら成形された振動板が普及していたが、最近のスピーカ
ー等のハイパワー化の要請に対して、連続使用に於ける
耐久性、耐熱性などが充分ではなく、実用的なハイパワ
ーのスピーカーが得られていなかった。
ら成形された振動板が普及していたが、最近のスピーカ
ー等のハイパワー化の要請に対して、連続使用に於ける
耐久性、耐熱性などが充分ではなく、実用的なハイパワ
ーのスピーカーが得られていなかった。
一方、ピロメリット酸二無水物とジアミノジフェニルエ
ーテルとから得られた耐熱性の芳香族ポリイミド樹脂製
フィルムを、加熱、型押して、ドーム状部と、このドー
ム状部の外周に一体に連続するダンパーとを有する形状
に成形してなる音響機器用振動板は、特公昭56−49
040号公報などによって提案されている。
ーテルとから得られた耐熱性の芳香族ポリイミド樹脂製
フィルムを、加熱、型押して、ドーム状部と、このドー
ム状部の外周に一体に連続するダンパーとを有する形状
に成形してなる音響機器用振動板は、特公昭56−49
040号公報などによって提案されている。
しかし、前記のピロメリット酸系の芳香族ポリイミドは
、充分な二次転位温度を示さないか、または、400℃
以」二という極めて高温にてわずかに二次転位温度を有
するだけであること、およびそのフィルムの100℃以
上の高温での伸長率が小さいので、そのフィルムからシ
ート成形(深絞り成形など)によって、ドーム状部を有
する振動板を高温でシート成形することが極めて困難で
あり、仮に振動板が製造できたとしても、生産性の極め
て悪いものであった。
、充分な二次転位温度を示さないか、または、400℃
以」二という極めて高温にてわずかに二次転位温度を有
するだけであること、およびそのフィルムの100℃以
上の高温での伸長率が小さいので、そのフィルムからシ
ート成形(深絞り成形など)によって、ドーム状部を有
する振動板を高温でシート成形することが極めて困難で
あり、仮に振動板が製造できたとしても、生産性の極め
て悪いものであった。
また、ピロメリット酸系の芳香族ポリイミドからなるフ
ィルムをシート成形して得られた振動板は、伝播速度が
通常の振動板に使用されていたポリエステルフィルムと
比較してかなり小さいので、再生周波数帯域が狭く、ま
た再生時の過渡特性、高周波歪などにおいて充分に満足
するものではなかった。
ィルムをシート成形して得られた振動板は、伝播速度が
通常の振動板に使用されていたポリエステルフィルムと
比較してかなり小さいので、再生周波数帯域が狭く、ま
た再生時の過渡特性、高周波歪などにおいて充分に満足
するものではなかった。
[発明の構成]
この発明は、前記のポリエステル製の振動板が有してい
た耐熱性など欠点を解消し、しかも、ピロメリット酸系
の芳香族ポリイミド製の耐熱性振動板が有していた「生
産性が悪いこと」及び「その振動板の伝播速度が小さい
こと」という欠点を解消でき、さらに、生産性がよくて
、音響機器のハイパワー化に好適に対応できる振動板を
、提供することを目的とする。
た耐熱性など欠点を解消し、しかも、ピロメリット酸系
の芳香族ポリイミド製の耐熱性振動板が有していた「生
産性が悪いこと」及び「その振動板の伝播速度が小さい
こと」という欠点を解消でき、さらに、生産性がよくて
、音響機器のハイパワー化に好適に対応できる振動板を
、提供することを目的とする。
すなわち、この発明は、ビフェニルテトラカルボン酸類
を主成分とするテトラカルボン酸成分とジアミノジフェ
ニルエーテル類を主成分とするジアミン成分とから得ら
れた芳香族ポリイミドからなり、しかもその芳香族ポリ
イミドの二次転位温度(動的粘弾性測定法によって決定
された二次転位温度)が250〜400℃である芳香族
ポリイミドフィルムが、加熱、加圧されてシート形成さ
れてなる音響機器用振動板に関する。
を主成分とするテトラカルボン酸成分とジアミノジフェ
ニルエーテル類を主成分とするジアミン成分とから得ら
れた芳香族ポリイミドからなり、しかもその芳香族ポリ
イミドの二次転位温度(動的粘弾性測定法によって決定
された二次転位温度)が250〜400℃である芳香族
ポリイミドフィルムが、加熱、加圧されてシート形成さ
れてなる音響機器用振動板に関する。
以下、本発明の音響機器用振動板について、図面も参考
にしてさらに詳しく説明する。
にしてさらに詳しく説明する。
第1.2および3図は、それぞれ、この発明の振動板の
一例を示す斜視図、断面図、および平面図である。
一例を示す斜視図、断面図、および平面図である。
前記の芳香族ポリイミドフィルムは、
a)ビフェニルテトラカルボン酸類を、主として含有す
る(好ましくは80モル%以上、特に好ましくは90モ
ル%以」二含有する)テトラカルボン酸成分と、ジアミ
ノジフェニルエーテル類を主成分とする(好ましくは5
0モル%以上、特に好ましくは60モル%以上、さらに
好ましくは80モル%以上含有する)ジアミン成分とか
ら得られた芳香族ポリイミドからなり、しかも。
る(好ましくは80モル%以上、特に好ましくは90モ
ル%以」二含有する)テトラカルボン酸成分と、ジアミ
ノジフェニルエーテル類を主成分とする(好ましくは5
0モル%以上、特に好ましくは60モル%以上、さらに
好ましくは80モル%以上含有する)ジアミン成分とか
ら得られた芳香族ポリイミドからなり、しかも。
b)その芳香族ポリイミドの二次転位温度(動的粘弾性
測定法によって測定され決定された二次転位温度)が2
50〜400℃、好ましくは260〜380℃程度であ
り、 C)耐熱性の芳香族ポリイミドフィルムであればよい。
測定法によって測定され決定された二次転位温度)が2
50〜400℃、好ましくは260〜380℃程度であ
り、 C)耐熱性の芳香族ポリイミドフィルムであればよい。
なお、前記の二次転位温度は、例えば、「レオメトリッ
クス社製のメカニカルスペクトロメーター」などを使用
してポリマーの動的粘弾性を測定する動的粘弾性測定法
によって測定され、決定された「二次転位温度」を意味
する。
クス社製のメカニカルスペクトロメーター」などを使用
してポリマーの動的粘弾性を測定する動的粘弾性測定法
によって測定され、決定された「二次転位温度」を意味
する。
この発明においては、前記の芳香族ポリイミドフィルム
は、例えば、100℃での引張試験(ASTM−082
8)において測定された伸長率が120%以上であるフ
ィルムが好ましく、さらに100℃で120%以上であ
る伸長率を有するとともに、300℃での引張試験(同
上)において測定された伸長率が200%以上であるフ
ィルムが、シート成形性がよく、均質な振動板が再現性
良く得られるので最適である。
は、例えば、100℃での引張試験(ASTM−082
8)において測定された伸長率が120%以上であるフ
ィルムが好ましく、さらに100℃で120%以上であ
る伸長率を有するとともに、300℃での引張試験(同
上)において測定された伸長率が200%以上であるフ
ィルムが、シート成形性がよく、均質な振動板が再現性
良く得られるので最適である。
この発明の振動板に使用されている前述の芳香族ポリイ
ミドフィルムは、100℃以上の高温においても充分な
伸長率を有するので、後述のシーI・成形を容易に行な
うことができ、この点が大きな特徴である。
ミドフィルムは、100℃以上の高温においても充分な
伸長率を有するので、後述のシーI・成形を容易に行な
うことができ、この点が大きな特徴である。
前記のビフェニルテトラカルボン酸類としては、2,3
,3°、4“−又は3.3’、4.4−ビフェニルテト
ラカルボン酸、またはその酸二無水物、あるいはその酸
のエステル化物などを挙げることができ、特に、3.3
’ 、4,4°−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
が最適である。
,3°、4“−又は3.3’、4.4−ビフェニルテト
ラカルボン酸、またはその酸二無水物、あるいはその酸
のエステル化物などを挙げることができ、特に、3.3
’ 、4,4°−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
が最適である。
この発IJでは、テトラカルボン酸成分として、前記の
ビフェニルテトラカルボン酸類と共に使用することがで
きる「他のテトラカルボン酸類」としては、ピロメリッ
ト酸、3,3°、4.4’−ベンゾフェノンテトラカル
ポン酸、ビス(4−カルボキシフェニル)メタン、2.
2−ビス(4−カルポキシフェニル)プロパン、そして
、それらのテトラカルボン酸二無水物、エステル化物な
どを挙げることができる。
ビフェニルテトラカルボン酸類と共に使用することがで
きる「他のテトラカルボン酸類」としては、ピロメリッ
ト酸、3,3°、4.4’−ベンゾフェノンテトラカル
ポン酸、ビス(4−カルボキシフェニル)メタン、2.
2−ビス(4−カルポキシフェニル)プロパン、そして
、それらのテトラカルボン酸二無水物、エステル化物な
どを挙げることができる。
また、前記のジアミノジフェニルエーテル類としては、
3.3’−、3,4’−、又は4,4′−ジアミノジ
フェニルエーテル、それらのジアミン化合物の誘導体な
どを挙げることができ、特に、4.4°−ジアミノジフ
ェニルエーテルが最適である。
3.3’−、3,4’−、又は4,4′−ジアミノジ
フェニルエーテル、それらのジアミン化合物の誘導体な
どを挙げることができ、特に、4.4°−ジアミノジフ
ェニルエーテルが最適である。
この発明では、ジアミン成分として、前記ジアミノジフ
ェニルエーテル類と共に使用することができる「他のジ
アミン類」としては、ベンゼン環を2〜5個有する芳香
族ジアミン化合物が好ましく、特に、4.4゛−ジアミ
ノジフェニルメタン、3.4°−ジアミノジフェニルメ
タン、4,4゛−ジアミノジフェニルスルホン、3,4
”−ジアミノジフェニルスルホン、オルソトリジン、オ
ルソトリジンスルホン、1,4−ビス(ドアミノフェノ
キシ)ベンゼン、ビス(4−アミノフェノキシ−フェニ
ル)メタンなどを好適に挙げることができる。なお、ジ
アミン成分として p−、o−又は腸−ジアミノベンゼ
ンなどの、ベンゼン環−例の芳香族ジアミン化合物を、
ジアミン成分の総使用量に対して10モル%以下、特に
5モル%以下であれば、ジアミノジフェニルエーテル類
と共に使用することもできる。
ェニルエーテル類と共に使用することができる「他のジ
アミン類」としては、ベンゼン環を2〜5個有する芳香
族ジアミン化合物が好ましく、特に、4.4゛−ジアミ
ノジフェニルメタン、3.4°−ジアミノジフェニルメ
タン、4,4゛−ジアミノジフェニルスルホン、3,4
”−ジアミノジフェニルスルホン、オルソトリジン、オ
ルソトリジンスルホン、1,4−ビス(ドアミノフェノ
キシ)ベンゼン、ビス(4−アミノフェノキシ−フェニ
ル)メタンなどを好適に挙げることができる。なお、ジ
アミン成分として p−、o−又は腸−ジアミノベンゼ
ンなどの、ベンゼン環−例の芳香族ジアミン化合物を、
ジアミン成分の総使用量に対して10モル%以下、特に
5モル%以下であれば、ジアミノジフェニルエーテル類
と共に使用することもできる。
前記の芳香族ポリイミドフィルムは、例えば、前述のテ
トラカルボン酸成分とジアミン成分とを重合して得られ
たr高分子量の芳香族ポリイミド又は芳香族ポリアミッ
ク酸(芳香族ポリイミド前駆体)」の有機極性溶媒溶液
(製膜用ドープ液)から、公知のキャスティング法(溶
液流延法)などによって製造されるものであれば、どの
ようなタイプのポリイミドフィルムであってもよく、特
に、そのフィルム厚さが、lO〜500 gm、さらに
好ましくは15〜300Ji、m程度である平面状のフ
ィルムが好ましい。
トラカルボン酸成分とジアミン成分とを重合して得られ
たr高分子量の芳香族ポリイミド又は芳香族ポリアミッ
ク酸(芳香族ポリイミド前駆体)」の有機極性溶媒溶液
(製膜用ドープ液)から、公知のキャスティング法(溶
液流延法)などによって製造されるものであれば、どの
ようなタイプのポリイミドフィルムであってもよく、特
に、そのフィルム厚さが、lO〜500 gm、さらに
好ましくは15〜300Ji、m程度である平面状のフ
ィルムが好ましい。
前記の芳香族ポリイミドフィルムを構成している芳香族
ポリイミドは、対数粘度(測定温度:50℃、ポリマー
濃度:0.5g/loomM、溶媒:パラクロルフェノ
ールで測定)が約0 、5〜7程度、特に1〜6程度で
あることが好ましく、さらに、前記の対数粘度を有する
と共に、熱分解開始温度が400℃以上であるいことが
好ましい。
ポリイミドは、対数粘度(測定温度:50℃、ポリマー
濃度:0.5g/loomM、溶媒:パラクロルフェノ
ールで測定)が約0 、5〜7程度、特に1〜6程度で
あることが好ましく、さらに、前記の対数粘度を有する
と共に、熱分解開始温度が400℃以上であるいことが
好ましい。
前記の芳香族ポリイミドフィルムは、前述の各性状を有
すると共に、引張強度(25℃)が15k g / m
m以上、特に20〜35 k g / m m程度で
あり、伸長率(25℃)が、50%以上、特に好ましく
は60〜150%程度であって、更に、ヤング率(E)
が3.lX109N/rn’以上、特に好ましくは3.
2X109〜5.0X109N/rr+′程度であるこ
とが好ましい。
すると共に、引張強度(25℃)が15k g / m
m以上、特に20〜35 k g / m m程度で
あり、伸長率(25℃)が、50%以上、特に好ましく
は60〜150%程度であって、更に、ヤング率(E)
が3.lX109N/rn’以上、特に好ましくは3.
2X109〜5.0X109N/rr+′程度であるこ
とが好ましい。
この発明の振動板は、前述のビフェニルテトラカルボン
酸系の芳香族ポリイミドフィルムが、加熱、加圧されシ
ート形成されている「芳香族ポリイミドシート成形体」
からなる、たとえば、第1〜3図に示すような形状のド
ーム部1とコーン4からなる音響機器用振動板である。
酸系の芳香族ポリイミドフィルムが、加熱、加圧されシ
ート形成されている「芳香族ポリイミドシート成形体」
からなる、たとえば、第1〜3図に示すような形状のド
ーム部1とコーン4からなる音響機器用振動板である。
なお、本発明の音響機器用振動板は第1〜3図に示され
るような形状以外にも様々な形状をとることができ、そ
の形状に特に限定はない。
るような形状以外にも様々な形状をとることができ、そ
の形状に特に限定はない。
すなわち、たとえば第4〜6図に示されるような実質的
にコーン3のみからなる形状、第7〜9図に示されるよ
うなドーム部lとコーン3からなる形状、第10〜12
図に示されるような周縁部2とコーン3からなる形状、
第13〜15図に示されるようなドーム部lと周縁部2
とからなる形状、および第16〜18図に示されるよう
な実質的にドーム部1のみ形状などの任意の形状をとる
ことができる。これら例示した以外の形状をとることが
できることは勿論である。
にコーン3のみからなる形状、第7〜9図に示されるよ
うなドーム部lとコーン3からなる形状、第10〜12
図に示されるような周縁部2とコーン3からなる形状、
第13〜15図に示されるようなドーム部lと周縁部2
とからなる形状、および第16〜18図に示されるよう
な実質的にドーム部1のみ形状などの任意の形状をとる
ことができる。これら例示した以外の形状をとることが
できることは勿論である。
前記の振動板を成形するためのシート成形は適当な温度
(例えば、30℃以上であって芳香族ポリイミドの二次
転位温度より100℃高い温度までの範囲内の成形温度
、特に好ましくは50℃以」二であって芳香族ポリイミ
ドの二次転位温度より80℃高い温度までの範囲内の成
形温度)に加熱された前記の芳香族ポリイミドフィルム
の一方の面から、適当な手段で外力(圧力)を加えて、
そのフィルムを伸長させながら変形させて、種々の形状
を形成できる公知のシート成形法で行なうことができ、
例えば、絞り成形法、真空成形法、圧縮空気圧成形法、
エンボス成形法などのシート成形法を挙げることができ
る。
(例えば、30℃以上であって芳香族ポリイミドの二次
転位温度より100℃高い温度までの範囲内の成形温度
、特に好ましくは50℃以」二であって芳香族ポリイミ
ドの二次転位温度より80℃高い温度までの範囲内の成
形温度)に加熱された前記の芳香族ポリイミドフィルム
の一方の面から、適当な手段で外力(圧力)を加えて、
そのフィルムを伸長させながら変形させて、種々の形状
を形成できる公知のシート成形法で行なうことができ、
例えば、絞り成形法、真空成形法、圧縮空気圧成形法、
エンボス成形法などのシート成形法を挙げることができ
る。
この発明の振動板は、芳香族ポリイミドフィルム上に、
チタン、アルミニウム、ニッケイルなどの金属薄層(例
えば、金属蒸着層、スパッタリングにより形成された落
屑など)が設けられている積層体が、加熱、加圧されて
、シート成形されている音響機器用振動板であってもよ
い。
チタン、アルミニウム、ニッケイルなどの金属薄層(例
えば、金属蒸着層、スパッタリングにより形成された落
屑など)が設けられている積層体が、加熱、加圧されて
、シート成形されている音響機器用振動板であってもよ
い。
この発明の振動板は、音響機器に設置して普通に使用可
能は温度が(シート成形時の成形温度によって異なるが
)160℃以上、特に200℃以上である優れた耐熱性
を有しており、また、その振動板の伝播速度が1500
m 7秒以上、特に、1600m/秒以上と早い。
能は温度が(シート成形時の成形温度によって異なるが
)160℃以上、特に200℃以上である優れた耐熱性
を有しており、また、その振動板の伝播速度が1500
m 7秒以上、特に、1600m/秒以上と早い。
以下、実施例によって、本発明を更に詳しく説明する8
[実施例1]
3.3°、4.4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物と4.4′−ジアミノジフェニルエーテルとから得
られた芳香族ポリイミド(対数粘度:3.4)の有機極
性溶媒溶液から溶液流延法で製膜された厚さ50Bmの
芳香族ポリイミドフィルム(動粘弾性測定法による二次
転位温度:285℃、100℃出の引張試験における伸
長率:130%、300℃での引張試験における伸長率
:250%以」−1常用温度:250℃以上)を使用し
て、約300℃の成形温度下で、シート成形して、第1
3〜15図に示すような形状の音響用振動板を多数成形
した。
水物と4.4′−ジアミノジフェニルエーテルとから得
られた芳香族ポリイミド(対数粘度:3.4)の有機極
性溶媒溶液から溶液流延法で製膜された厚さ50Bmの
芳香族ポリイミドフィルム(動粘弾性測定法による二次
転位温度:285℃、100℃出の引張試験における伸
長率:130%、300℃での引張試験における伸長率
:250%以」−1常用温度:250℃以上)を使用し
て、約300℃の成形温度下で、シート成形して、第1
3〜15図に示すような形状の音響用振動板を多数成形
した。
前記の振動板は、その外観が良好であり、ポリイミドフ
ィルムの破れ、および不均一に薄くなった部分のいずれ
もなく、耐熱性、耐薬品性および機械物性が最初の芳香
族ポリイミドフィルムと同等に維持された優れたもので
あった。
ィルムの破れ、および不均一に薄くなった部分のいずれ
もなく、耐熱性、耐薬品性および機械物性が最初の芳香
族ポリイミドフィルムと同等に維持された優れたもので
あった。
この振動板の音響試験のデータを第1表に示す。
[比較例1]
芳香族ポリイミドフィルムとして、ピロメリット酸二無
水物と、4,4°−ジアミノジフェニルニーチルとから
得られたピロメリット酸系の芳香族ポリイミド製のフィ
ルム(二次転位温度:無し、100℃での引張試験にお
ける伸長率:100%、厚さ:50IJ、m)を使用し
たほかは、実施例1と同様にしてシート成形したが、フ
ィルムの破断がしばしば起こり、生産性良く音響用振動
板を製造することができなかった。
水物と、4,4°−ジアミノジフェニルニーチルとから
得られたピロメリット酸系の芳香族ポリイミド製のフィ
ルム(二次転位温度:無し、100℃での引張試験にお
ける伸長率:100%、厚さ:50IJ、m)を使用し
たほかは、実施例1と同様にしてシート成形したが、フ
ィルムの破断がしばしば起こり、生産性良く音響用振動
板を製造することができなかった。
成形温度を200℃として辛うじてシート成形されたピ
ロメリット酸系の芳香族ポリイミド製の振動板について
行なった音響試験のデータを第1表に示す。
ロメリット酸系の芳香族ポリイミド製の振動板について
行なった音響試験のデータを第1表に示す。
【参考例1]
ポリエチレンテレフタレート製のフィルムから成形され
ている市販の音響用振動板について、音響試験を行なっ
た結果を第1表に示す。
ている市販の音響用振動板について、音響試験を行なっ
た結果を第1表に示す。
[発明の作用効果]
本発明の音響機器用振動板は、250〜400℃の二次
転位温度を有する「特定のビフェニルテトラカルボン酸
系の芳香族ポリイミドフィルム」からシート成形によっ
て再現性よく工業的に製造することができ、しかも、そ
の芳香族ポリイミドが極めて高い耐熱性、および機械的
強度を有しているので、ハイパワーにスピーカーなどの
音響機器用振動板として使用することができ、しかも、
伝播速度が大きく、再生周波数帯域が広く可聴域をカバ
ーし、また、過渡特性および高周波歪が改善されている
優れた振動板である。
転位温度を有する「特定のビフェニルテトラカルボン酸
系の芳香族ポリイミドフィルム」からシート成形によっ
て再現性よく工業的に製造することができ、しかも、そ
の芳香族ポリイミドが極めて高い耐熱性、および機械的
強度を有しているので、ハイパワーにスピーカーなどの
音響機器用振動板として使用することができ、しかも、
伝播速度が大きく、再生周波数帯域が広く可聴域をカバ
ーし、また、過渡特性および高周波歪が改善されている
優れた振動板である。
第1.2.3図は、それぞれこの発明の音響機器用振動
板の一例を示す斜視図、断面図、平面図である。 第4.5.6図は、それぞれこの発明の音響機器用振動
板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である。 第7.8.9図は、それぞれこの発明の音響機器用振動
板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である。 第10.11.12図は、それぞれこの発明の音響機器
用振動板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である
。 第13.14.15図は、それぞれこの発明の音響機器
用振動板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である
。 第16.17.18図は、それぞれこの発明の音響機器
用振動板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である
。 l:ドーム部、2:周縁部、3:コーン。
板の一例を示す斜視図、断面図、平面図である。 第4.5.6図は、それぞれこの発明の音響機器用振動
板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である。 第7.8.9図は、それぞれこの発明の音響機器用振動
板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である。 第10.11.12図は、それぞれこの発明の音響機器
用振動板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である
。 第13.14.15図は、それぞれこの発明の音響機器
用振動板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である
。 第16.17.18図は、それぞれこの発明の音響機器
用振動板の他の例を示す斜視図、断面図、平面図である
。 l:ドーム部、2:周縁部、3:コーン。
Claims (1)
- ビフェニルテトラカルボン酸類を主成分とするテトラカ
ルボン酸成分とジアミノジフェニルエーテル類を主成分
とするジアミン成分とから得られた芳香族ポリイミドか
らなり、しかもその芳香族ポリイミドの二次転位温度が
250〜400℃である芳香族ポリイミドフィルムが、
加熱、加圧されてシート形成されてなる音響機器用振動
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61152077A JPH07101953B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 音響機器用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61152077A JPH07101953B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 音響機器用振動板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS637099A true JPS637099A (ja) | 1988-01-12 |
| JPH07101953B2 JPH07101953B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=15532551
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61152077A Expired - Lifetime JPH07101953B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 音響機器用振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101953B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005107314A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 電気音響変換器用振動板とその製造方法、それを用いた電気音響変換器、機器 |
| EP3958252A4 (en) * | 2019-04-18 | 2022-06-08 | Showa Denko Materials Co., Ltd. | SOUND ABSORBING MATERIAL |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006001292A1 (ja) * | 2004-06-28 | 2006-01-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | スピーカ用振動板の生産設備、それを用いたスピーカ用振動板の製造法およびスピーカ用振動板 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164699A (en) * | 1980-05-22 | 1981-12-17 | Onkyo Corp | Diaphragm plate for speaker |
| JPS588617A (ja) * | 1981-07-08 | 1983-01-18 | Ube Ind Ltd | ポリイミド成形物の製造法 |
| JPS6048698A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-16 | Onkyo Corp | スピ−カ− |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP61152077A patent/JPH07101953B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JP2005318226A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気音響変換器用振動板およびこれを用いた電気音響変換器ならびにこの電気音響変換器を用いた電子機器および装置 |
| EP3958252A4 (en) * | 2019-04-18 | 2022-06-08 | Showa Denko Materials Co., Ltd. | SOUND ABSORBING MATERIAL |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07101953B2 (ja) | 1995-11-01 |
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