JPS637229B2 - - Google Patents
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- JPS637229B2 JPS637229B2 JP54024359A JP2435979A JPS637229B2 JP S637229 B2 JPS637229 B2 JP S637229B2 JP 54024359 A JP54024359 A JP 54024359A JP 2435979 A JP2435979 A JP 2435979A JP S637229 B2 JPS637229 B2 JP S637229B2
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- polymer
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は、エポキシ樹脂の付着防止に関し、更
に詳しくは、たとえばエポキシ樹脂をコンデンサ
ー表面に被覆する際、余分のエポキシ樹脂がリー
ド線に付着するのを防止する方法および付着防止
剤ならびに付着防止剤組成物に関する。 エポキシ樹脂は、セラミツクコンデンサー、ケ
ミカルコンデンサーなどの防湿保護材料として多
く用いられているが、かかる防湿保護材料による
コンデンサー表面の被覆は、防湿剤中にコンデン
サーを浸し、引き上げた後、硬化させて行われ
る。ところが、被覆の際にエポキシ樹脂がコンデ
ンサー本体に付属するリード線に付着することが
あるが、この様なコンデンサーをたとえばプリン
ト基板に装着しようとすれば、リード線に付着し
たエポキシ樹脂が障害となつてうまく配線ができ
ないという不都合が起ることがある。 エポキシ樹脂は、接着剤として多用されている
ことが示す様に、リード線に対する接着力が強
く、一度付着すると簡単にはずすことができな
い。 従来、リード線へのエポキシ樹脂の付着を防止
する目的で、シリコーン油のエマルジヨンなどが
用いられてきたが、エポキシ樹脂の付着防止性、
いわゆる液切り性が不充分で、満足な効果が得ら
れなかつた。また、効果を上げる為、シリコーン
油の濃度を高くしてリード線に付着させると、シ
リコーン油の匍匐性によりリード線に薄膜が形成
され、シリコーン油の高い絶縁性のゆえにコンデ
ンサーのリード線と他の導線の接続部分の電気の
導通不良が起り、組立てた装置が作動不良を起す
という欠点があつた。 本発明者らは、コンデンサー製造に伴うこの様
な問題に着目し、コンデンサー製造時にエポキシ
樹脂がリード線に付着する事を防止する方法や付
着防止剤、また、たとえ付着しても指先などで容
易にエポキシ樹脂が離脱できるようにする離型剤
を兼ねた付着防止剤について研究を重ねた結果、
炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を含む重
合可能な化合物の単独重合体または10重量%まで
の他の重合可能な化合物との共重合体が付着防止
剤として極めて有効であることを見い出し本発明
を完成した。 すなわち、本発明の要旨は、炭素数4〜21のパ
ーフルオロアルキル基を含む重合し得る化合物か
ら構成される単独重合体ならびに炭素数4〜21の
パーフルオロアルキル基を含む重合し得る化合物
90重量%以上およびこれと共重合可能な化合物10
重量%以下から構成される共重合体から選択され
た重合体から成る付着防止剤、該重合体を水に分
散し、または有機溶媒に溶解した付着防止剤組成
物および該組成物を基体に塗布し、次いで水また
は溶媒を乾燥除去して基体にエポキシ樹脂付着防
止性を付与する方法に存する。 本発明の付着防止剤を基体、たとえば金属線に
塗布するときは、その基体にはエポキシ樹脂が付
着せず、たとえば付着しても指先で簡単にはずす
ことができる。また、その基体、たとえばその金
属線は、他の金属とハンダなどで接続する場合に
もハンダ付特性に何ら悪影響を与えず、さらに電
気の導電不良を起すこともない。 本発明において用いられる炭素数4〜21のパー
フルオロアルキル基を含む重合し得る化合物に
は、炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を有
する各種の化合物が包含される。 具体的には、たとえば式: (1) (2) Rf(CH2)oOCOCR″=CH2 (3) (4) (5) (6) RfCH=CH(CH2)oOCOCR″=CH2 〔式中、Rfは炭素数4〜21のパーフルオロア
ルキル基;Rは水素または炭素数1〜10のアルキ
ル基;R′は炭素数1〜10のアルキレン基;R″は
水素またはメチル基;Rは炭素数1〜17のアル
キル基;nは1〜10の整数を表わす。〕 で示されるような一端に炭素数4〜21のパーフル
オロアルキル基を有し、かつ他端に炭素―炭素二
重結合を有する化合物が挙げられる。 上記化合物と共重合可能な化合物としては種々
のものがあるが、その主なものとして、(1)アクリ
ル酸、メタクリル酸およびこれらのメチル、エチ
ル、ブチル、イソブチル、プロピル、2―エチル
ヘキシル、デシル、ラウリル、ステアリル、β―
ヒドロキシエチル、グリシジルエステル類、(2)酢
酸、プロピオン酸、カプリル酸、ラウリル酸、ス
テアリン酸などの脂肪酸のビニルエステル類、(3)
スチレン、α―メチルスチレン、p―メチルスチ
レンなどのスチレン系化合物、(4)フツ化ビニル、
塩化ビニル、臭化ビニル、フツ化ビニリデン、塩
化ビニリデンなどのハロゲン化ビニルまたはビニ
リデン化合物類、(5)ヘプタン酸アリル、カプリル
酸アリル、カプロン酸アリルなどの脂肪酸のアリ
ルエステル類、(6)ビニルメチルケトン、ビニルエ
チルケトンなどのビニルアルキルケトン、(7)N―
メチルアクリルアミド、N―メチロールメタクリ
ルアミド、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸
グリシジルなどのアクリルアミド類および(8)2,
3―ジクロロ―1,3―ブタジエン、イソプレン
などのジエン類を例示できる。 これらの中で、共重合のしやすさから特に好ま
しいのは、アクリル酸エステル類、メタクリル酸
エステル類およびスチレン系化合物である。 パーフルオロアルキル基を含む重合し得る化合
物およびこれと共重合可能な化合物の重合体にお
ける割合は、前者が100未満〜90重量%および後
者が0を越えて10重量%が好ましい。共重合体で
は、付着防止性能は、他の共重合可能な化合物が
少し存在するのが最もよく、この量を増加させる
に従い性能が低下する。 本発明に用いる重合体を製造するための重合反
応の方式は任意に選択でき、塊状重合、溶液重
合、懸濁重合、乳化重合、放射線重合などの各種
重合方式のいずれも採用できる。 たとえば、共重合しようとする化合物の混合物
を適当な有機溶媒に溶解し、重合開始源(使用す
る有機溶媒に可溶の過酸化物、アゾ化合物または
電離性放射線など)の作用により溶液重合させ
る。あるいは、共重合しようとする化合物の混合
物を界面活性剤の存在下に水に乳化させ、過酸化
物、アゾ化合物または電離性放射線などの重合開
始源の作用により乳化重合させる。 界面活性剤としては陰イオン性、陽イオン性ま
たは非イオン性の各種のものが使用される。 本発明の付着防止剤は、本発明に用いる重合体
0.2〜3重量%、好ましくは0.5〜1.5重量%を有機
溶媒に溶解し、または適当な乳化剤と共に水中に
分散した組成物に調製して使用される。 適当な溶媒としては、トリクロルトリフルオロ
エタン、テトラクロルジフルオロエタン、メタキ
シレンヘキサフルオライドなどのフツ素系溶媒が
用いられる。 乳化剤としては、陰イオン性、陽イオン性また
は非イオン性の各種のそのが使用でき、特に好適
なものは陽イオン性および非イオン性のものであ
る。望ましい陰イオン性乳化剤は、炭素数16〜18
の硫酸化アルケニルアセテートのナトリウム塩、
ナトリウムオレエート、硫酸化メチルオレエート
のナトリウム塩、炭素数8〜10のアンモニウムω
―H―ポリフルオロアルカノエート、アンモニウ
ムパーフルオロアルカノエート、炭素数10〜18の
アルキルナトリウムサルフエート、炭素数12〜18
のナトリウムアルキルベンゼンスルホネート、お
よびナトリウムアルキルナフタレンスルホネート
等である。また望ましい陽イオン性のものは、
(ドデシルメチルベンジル)トリメチルアンモニ
ウムクロリド、ベンジルドデシルジメチルアンモ
ニウムクロリド、N―〔2―(ジエチルアミノ)
エチル〕―オレアミド塩酸塩、ドデシルトリメチ
ルアンモニウムアセテート、トリメチルテトラデ
シルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメ
チルアンモニウムクロリド、およびトリメチルオ
クタデシルアンモニウムクロリド等を包含する。
また望ましい非イオン性乳化剤は、エチレンオキ
シドとヘキシルフエノール、イソオクチルフエノ
ール、ヘキサデカノール、オレイン酸、炭素数12
〜16のアルカンチオール、炭素数12〜18のアルキ
ルアミン等の縮合生成物を包含する。 基体に付着防止性を付与するには、防止剤組成
物に、基体、たとえばコンデンサーのリード線を
浸漬して風乾するだけで充分である。この風乾の
容易さおよび液のなじみやすさから組成物として
溶液型を用いるのが好ましい。 次に、実施例および比較例を示し、本発明を更
に具体的に説明する。なお、各例中、部または%
とあるのは、特記しない限り重量部または重量%
を表わす。 実施例 1 (n=3,4,5の化合物の重量比4:2:1
の混合物)32g、2―エチルヘキシメタクリレー
ト0.8gおよびグリシジルメタクリレート0.8gを
アセトン23g、テトラクロルジフルオロエタン
128g、トリクロルトリフルオロエタン50gの混
合溶媒に溶解させ、300mlの4つ口フラスコに入
れ、内部の空気を窒素ガスで置換した後、t―ブ
チルパーオキシピバレートのパラフイン70%溶液
0.3gを滴加し、55℃で7時間重合反応を行う。
次いでt―ブチルパーオキシピバレート溶液0.3
gを滴加し、さらに同じ温度で7時間重合を続け
る。この重合反応により重合体14.2%を含む溶液
230gが得られた。 実施例 2 30g、乳化剤(ジメチルオクタデシルアミン・酢
酸塩)1.5g、アセトン15gおよび水165gを300
mlの4口フラスコに入れ、撹拌しながら内部の空
気を窒素ガスで置換し、水浴上で加熱する。内部
の温度が55℃になつた時、アゾビスイソブチロア
ミジン塩酸塩0.2gの水10g溶液を滴加し、内部
温度を60℃に保つて2時間重合反応を続けて の単独重合体14%を含む乳化分散液210gを得た。 次の実施例3〜14および比較例4,5で用いら
れる重合体は、実施例1または2で得られたも
の、あるいは実施例1,2と同様の手順で製造し
たものである。 実施例3〜14および比較例1〜5 コンデンサー用リード線7cmのうち端から2cm
の部分を第1表に示す各付着防止剤組成物に浸漬
し、常温で溶媒または水がなくなるまで乾燥す
る。このリード線の付着防止剤を塗布した端から
5cmをコンデンサー用エポキシ樹脂組成物中につ
けて引き上げた後、10分間常温で放置し、次いで
120℃で1時間恒温槽内で硬化を行う。 以下の処理を行つた各リード線表面の付着防止
剤塗布部分を観察し、エポキシ樹脂が表面に付着
しているか否かを下記の判定基準に従つて目視判
定した。結果を第1表に示す。 判定基準 ◎ 付着防止剤塗布部分にはまつたくエポキシ樹
脂が付着していない。 〇 付着防止剤塗布部分に微少量のエポキシ樹脂
が付着しているが指先でさわるだけで直ちに取
れる。 △ 付着防止剤塗布部分にエポキシ樹脂がまだら
に付着しており指先でなんとか取れる。 × 付着防止剤の効果がまつたくなく、塗布しな
い部分と同様にエポキシ樹脂が付着している。
に詳しくは、たとえばエポキシ樹脂をコンデンサ
ー表面に被覆する際、余分のエポキシ樹脂がリー
ド線に付着するのを防止する方法および付着防止
剤ならびに付着防止剤組成物に関する。 エポキシ樹脂は、セラミツクコンデンサー、ケ
ミカルコンデンサーなどの防湿保護材料として多
く用いられているが、かかる防湿保護材料による
コンデンサー表面の被覆は、防湿剤中にコンデン
サーを浸し、引き上げた後、硬化させて行われ
る。ところが、被覆の際にエポキシ樹脂がコンデ
ンサー本体に付属するリード線に付着することが
あるが、この様なコンデンサーをたとえばプリン
ト基板に装着しようとすれば、リード線に付着し
たエポキシ樹脂が障害となつてうまく配線ができ
ないという不都合が起ることがある。 エポキシ樹脂は、接着剤として多用されている
ことが示す様に、リード線に対する接着力が強
く、一度付着すると簡単にはずすことができな
い。 従来、リード線へのエポキシ樹脂の付着を防止
する目的で、シリコーン油のエマルジヨンなどが
用いられてきたが、エポキシ樹脂の付着防止性、
いわゆる液切り性が不充分で、満足な効果が得ら
れなかつた。また、効果を上げる為、シリコーン
油の濃度を高くしてリード線に付着させると、シ
リコーン油の匍匐性によりリード線に薄膜が形成
され、シリコーン油の高い絶縁性のゆえにコンデ
ンサーのリード線と他の導線の接続部分の電気の
導通不良が起り、組立てた装置が作動不良を起す
という欠点があつた。 本発明者らは、コンデンサー製造に伴うこの様
な問題に着目し、コンデンサー製造時にエポキシ
樹脂がリード線に付着する事を防止する方法や付
着防止剤、また、たとえ付着しても指先などで容
易にエポキシ樹脂が離脱できるようにする離型剤
を兼ねた付着防止剤について研究を重ねた結果、
炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を含む重
合可能な化合物の単独重合体または10重量%まで
の他の重合可能な化合物との共重合体が付着防止
剤として極めて有効であることを見い出し本発明
を完成した。 すなわち、本発明の要旨は、炭素数4〜21のパ
ーフルオロアルキル基を含む重合し得る化合物か
ら構成される単独重合体ならびに炭素数4〜21の
パーフルオロアルキル基を含む重合し得る化合物
90重量%以上およびこれと共重合可能な化合物10
重量%以下から構成される共重合体から選択され
た重合体から成る付着防止剤、該重合体を水に分
散し、または有機溶媒に溶解した付着防止剤組成
物および該組成物を基体に塗布し、次いで水また
は溶媒を乾燥除去して基体にエポキシ樹脂付着防
止性を付与する方法に存する。 本発明の付着防止剤を基体、たとえば金属線に
塗布するときは、その基体にはエポキシ樹脂が付
着せず、たとえば付着しても指先で簡単にはずす
ことができる。また、その基体、たとえばその金
属線は、他の金属とハンダなどで接続する場合に
もハンダ付特性に何ら悪影響を与えず、さらに電
気の導電不良を起すこともない。 本発明において用いられる炭素数4〜21のパー
フルオロアルキル基を含む重合し得る化合物に
は、炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を有
する各種の化合物が包含される。 具体的には、たとえば式: (1) (2) Rf(CH2)oOCOCR″=CH2 (3) (4) (5) (6) RfCH=CH(CH2)oOCOCR″=CH2 〔式中、Rfは炭素数4〜21のパーフルオロア
ルキル基;Rは水素または炭素数1〜10のアルキ
ル基;R′は炭素数1〜10のアルキレン基;R″は
水素またはメチル基;Rは炭素数1〜17のアル
キル基;nは1〜10の整数を表わす。〕 で示されるような一端に炭素数4〜21のパーフル
オロアルキル基を有し、かつ他端に炭素―炭素二
重結合を有する化合物が挙げられる。 上記化合物と共重合可能な化合物としては種々
のものがあるが、その主なものとして、(1)アクリ
ル酸、メタクリル酸およびこれらのメチル、エチ
ル、ブチル、イソブチル、プロピル、2―エチル
ヘキシル、デシル、ラウリル、ステアリル、β―
ヒドロキシエチル、グリシジルエステル類、(2)酢
酸、プロピオン酸、カプリル酸、ラウリル酸、ス
テアリン酸などの脂肪酸のビニルエステル類、(3)
スチレン、α―メチルスチレン、p―メチルスチ
レンなどのスチレン系化合物、(4)フツ化ビニル、
塩化ビニル、臭化ビニル、フツ化ビニリデン、塩
化ビニリデンなどのハロゲン化ビニルまたはビニ
リデン化合物類、(5)ヘプタン酸アリル、カプリル
酸アリル、カプロン酸アリルなどの脂肪酸のアリ
ルエステル類、(6)ビニルメチルケトン、ビニルエ
チルケトンなどのビニルアルキルケトン、(7)N―
メチルアクリルアミド、N―メチロールメタクリ
ルアミド、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸
グリシジルなどのアクリルアミド類および(8)2,
3―ジクロロ―1,3―ブタジエン、イソプレン
などのジエン類を例示できる。 これらの中で、共重合のしやすさから特に好ま
しいのは、アクリル酸エステル類、メタクリル酸
エステル類およびスチレン系化合物である。 パーフルオロアルキル基を含む重合し得る化合
物およびこれと共重合可能な化合物の重合体にお
ける割合は、前者が100未満〜90重量%および後
者が0を越えて10重量%が好ましい。共重合体で
は、付着防止性能は、他の共重合可能な化合物が
少し存在するのが最もよく、この量を増加させる
に従い性能が低下する。 本発明に用いる重合体を製造するための重合反
応の方式は任意に選択でき、塊状重合、溶液重
合、懸濁重合、乳化重合、放射線重合などの各種
重合方式のいずれも採用できる。 たとえば、共重合しようとする化合物の混合物
を適当な有機溶媒に溶解し、重合開始源(使用す
る有機溶媒に可溶の過酸化物、アゾ化合物または
電離性放射線など)の作用により溶液重合させ
る。あるいは、共重合しようとする化合物の混合
物を界面活性剤の存在下に水に乳化させ、過酸化
物、アゾ化合物または電離性放射線などの重合開
始源の作用により乳化重合させる。 界面活性剤としては陰イオン性、陽イオン性ま
たは非イオン性の各種のものが使用される。 本発明の付着防止剤は、本発明に用いる重合体
0.2〜3重量%、好ましくは0.5〜1.5重量%を有機
溶媒に溶解し、または適当な乳化剤と共に水中に
分散した組成物に調製して使用される。 適当な溶媒としては、トリクロルトリフルオロ
エタン、テトラクロルジフルオロエタン、メタキ
シレンヘキサフルオライドなどのフツ素系溶媒が
用いられる。 乳化剤としては、陰イオン性、陽イオン性また
は非イオン性の各種のそのが使用でき、特に好適
なものは陽イオン性および非イオン性のものであ
る。望ましい陰イオン性乳化剤は、炭素数16〜18
の硫酸化アルケニルアセテートのナトリウム塩、
ナトリウムオレエート、硫酸化メチルオレエート
のナトリウム塩、炭素数8〜10のアンモニウムω
―H―ポリフルオロアルカノエート、アンモニウ
ムパーフルオロアルカノエート、炭素数10〜18の
アルキルナトリウムサルフエート、炭素数12〜18
のナトリウムアルキルベンゼンスルホネート、お
よびナトリウムアルキルナフタレンスルホネート
等である。また望ましい陽イオン性のものは、
(ドデシルメチルベンジル)トリメチルアンモニ
ウムクロリド、ベンジルドデシルジメチルアンモ
ニウムクロリド、N―〔2―(ジエチルアミノ)
エチル〕―オレアミド塩酸塩、ドデシルトリメチ
ルアンモニウムアセテート、トリメチルテトラデ
シルアンモニウムクロリド、ヘキサデシルトリメ
チルアンモニウムクロリド、およびトリメチルオ
クタデシルアンモニウムクロリド等を包含する。
また望ましい非イオン性乳化剤は、エチレンオキ
シドとヘキシルフエノール、イソオクチルフエノ
ール、ヘキサデカノール、オレイン酸、炭素数12
〜16のアルカンチオール、炭素数12〜18のアルキ
ルアミン等の縮合生成物を包含する。 基体に付着防止性を付与するには、防止剤組成
物に、基体、たとえばコンデンサーのリード線を
浸漬して風乾するだけで充分である。この風乾の
容易さおよび液のなじみやすさから組成物として
溶液型を用いるのが好ましい。 次に、実施例および比較例を示し、本発明を更
に具体的に説明する。なお、各例中、部または%
とあるのは、特記しない限り重量部または重量%
を表わす。 実施例 1 (n=3,4,5の化合物の重量比4:2:1
の混合物)32g、2―エチルヘキシメタクリレー
ト0.8gおよびグリシジルメタクリレート0.8gを
アセトン23g、テトラクロルジフルオロエタン
128g、トリクロルトリフルオロエタン50gの混
合溶媒に溶解させ、300mlの4つ口フラスコに入
れ、内部の空気を窒素ガスで置換した後、t―ブ
チルパーオキシピバレートのパラフイン70%溶液
0.3gを滴加し、55℃で7時間重合反応を行う。
次いでt―ブチルパーオキシピバレート溶液0.3
gを滴加し、さらに同じ温度で7時間重合を続け
る。この重合反応により重合体14.2%を含む溶液
230gが得られた。 実施例 2 30g、乳化剤(ジメチルオクタデシルアミン・酢
酸塩)1.5g、アセトン15gおよび水165gを300
mlの4口フラスコに入れ、撹拌しながら内部の空
気を窒素ガスで置換し、水浴上で加熱する。内部
の温度が55℃になつた時、アゾビスイソブチロア
ミジン塩酸塩0.2gの水10g溶液を滴加し、内部
温度を60℃に保つて2時間重合反応を続けて の単独重合体14%を含む乳化分散液210gを得た。 次の実施例3〜14および比較例4,5で用いら
れる重合体は、実施例1または2で得られたも
の、あるいは実施例1,2と同様の手順で製造し
たものである。 実施例3〜14および比較例1〜5 コンデンサー用リード線7cmのうち端から2cm
の部分を第1表に示す各付着防止剤組成物に浸漬
し、常温で溶媒または水がなくなるまで乾燥す
る。このリード線の付着防止剤を塗布した端から
5cmをコンデンサー用エポキシ樹脂組成物中につ
けて引き上げた後、10分間常温で放置し、次いで
120℃で1時間恒温槽内で硬化を行う。 以下の処理を行つた各リード線表面の付着防止
剤塗布部分を観察し、エポキシ樹脂が表面に付着
しているか否かを下記の判定基準に従つて目視判
定した。結果を第1表に示す。 判定基準 ◎ 付着防止剤塗布部分にはまつたくエポキシ樹
脂が付着していない。 〇 付着防止剤塗布部分に微少量のエポキシ樹脂
が付着しているが指先でさわるだけで直ちに取
れる。 △ 付着防止剤塗布部分にエポキシ樹脂がまだら
に付着しており指先でなんとか取れる。 × 付着防止剤の効果がまつたくなく、塗布しな
い部分と同様にエポキシ樹脂が付着している。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を含
む重合し得る化合物から構成される単独重合体な
らびに炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を
含む重合し得る化合物90重量%以上およびこれと
共重合可能な化合物10重量%以下から構成される
共重合体から選択された重合体から成るエポキシ
樹脂用付着防止剤。 2 共重合可能な化合物がアクリル酸エステル、
メタクリル酸エステルまたはスチレン系化合物で
ある特許請求の範囲第1項記載の付着防止剤。 3 炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を含
む重合し得る化合物から構成される単独重合体な
らびに炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を
含む重合し得る化合物90重量%以上およびこれと
共重合可能な化合物10重量%以下から構成される
共重合体から選択された重合体を水に分散し、ま
たは有機溶媒に溶解したことを特徴とするエポキ
シ樹脂用付着防止剤組成物。 4 重合体が、共重合可能な化合物としてアクリ
ル酸エステル、メタクリル酸エステルまたはスチ
レン系化合物を用いた重合体である特許請求の範
囲第3項記載の組成物。 5 炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を含
む重合し得る化合物から構成される単独重合体な
らびに炭素数4〜21のパーフルオロアルキル基を
含む重合し得る化合物90重量%以上およびこれと
共重合可能な化合物10重量%以下から構成される
共重合体から選択された重合体を水に分散し、ま
たは有機溶媒に溶解して、得られた分散液または
溶液を基体に塗布し、次いで水または有機溶媒を
乾燥除去することを特徴とする基体にエポキシ樹
脂付着防止性を付与する方法。 6 共重合可能な化合物がアクリル酸エステル、
メタクリル酸エステルまたはスチレン系化合物で
ある重合体を用いる特許請求の範囲第5項記載の
方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2435979A JPS55116782A (en) | 1979-03-01 | 1979-03-01 | Antiblock agent and its use |
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