JPS6386501A - 電圧非直線抵抗素子の製造方法 - Google Patents
電圧非直線抵抗素子の製造方法Info
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- JPS6386501A JPS6386501A JP61231980A JP23198086A JPS6386501A JP S6386501 A JPS6386501 A JP S6386501A JP 61231980 A JP61231980 A JP 61231980A JP 23198086 A JP23198086 A JP 23198086A JP S6386501 A JPS6386501 A JP S6386501A
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- particles
- zno
- core particles
- powder
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発会1する技術分野〕
本発明は酸化亜鉛(ZnO)を主成分とする低電圧回路
用バリスタの製造方法に関する。
用バリスタの製造方法に関する。
ZnOを主成分とし、これに微量の添加物を加えて混合
した後焼結してつ(られるセラミックスは、優れた電圧
非直線性を示すことが知られており、′r気回路におけ
る異常電圧(サージ)を抑制するためのバリスタとして
広く実用に供さねている。
した後焼結してつ(られるセラミックスは、優れた電圧
非直線性を示すことが知られており、′r気回路におけ
る異常電圧(サージ)を抑制するためのバリスタとして
広く実用に供さねている。
ZnOバリスタの′電圧非直線性はZnO粒子の粒界に
形成されるショットキー障壁に起因するものである。実
用的なバリスタにおいてはZnO粒子が結合し、て形成
される粒界IN当りのバリスタ電圧は結晶粒径の大きさ
にかかわらずほぼ一定であり、その値は2V程度である
。バリスタ電圧とはバリスタに1 mAの電流を流した
ときの端子間電圧であり、通常V、mAで表わされる。
形成されるショットキー障壁に起因するものである。実
用的なバリスタにおいてはZnO粒子が結合し、て形成
される粒界IN当りのバリスタ電圧は結晶粒径の大きさ
にかかわらずほぼ一定であり、その値は2V程度である
。バリスタ電圧とはバリスタに1 mAの電流を流した
ときの端子間電圧であり、通常V、mAで表わされる。
したがって電圧非直線抵抗素子のバリスタ電圧はZ、
n O焼結体上に設けられた電極間に存在する粒界層の
数によって決定さ才する。このため@電圧回路に用いら
れる素子に対しては、素子の厚さを薄くするか、あるい
はZnO粒子径を十分に大きくする必要がある。
n O焼結体上に設けられた電極間に存在する粒界層の
数によって決定さ才する。このため@電圧回路に用いら
れる素子に対しては、素子の厚さを薄くするか、あるい
はZnO粒子径を十分に大きくする必要がある。
例えば1) CI2 V回路にZnOバリスタを適用す
る場合、回路電圧の変動などを考慮し、バリスタ電圧は
一般に22Vのものが使用されるが、前述のように粒界
111#当りのバリスタ電圧は約2■であるから、この
素子の端子砒極間にイf在し得る粒界はたかだか11層
である。
る場合、回路電圧の変動などを考慮し、バリスタ電圧は
一般に22Vのものが使用されるが、前述のように粒界
111#当りのバリスタ電圧は約2■であるから、この
素子の端子砒極間にイf在し得る粒界はたかだか11層
である。
一方通常の方法で作られるZnOバリスタ焼結体の粒径
は10〜20μmであるから、約22Vのバリスタ電圧
を得るために素子の厚さは0.1〜0.2酊にしなけれ
ばならない。しかし、ZnOバリスタのような焼結体は
0.1〜0.2別の厚さでは機械的強度が低く、製作中
に割れを生ずるなどの問題があり、素子をこのように薄
くする方法は実用的ではない。
は10〜20μmであるから、約22Vのバリスタ電圧
を得るために素子の厚さは0.1〜0.2酊にしなけれ
ばならない。しかし、ZnOバリスタのような焼結体は
0.1〜0.2別の厚さでは機械的強度が低く、製作中
に割れを生ずるなどの問題があり、素子をこのように薄
くする方法は実用的ではない。
これを解決するためにZnOバリスタをつくる際に、原
料の粉末にZnO粉末よりもはるかに大きな粒径のZn
O単結晶(以下核粒子と称する)を少量添加し、その核
粒子を核として粒成長を促進させるという巧妙な方法が
特開昭56−11202〜11203号公報に開示され
ている。この焼結体の製造工程図を第5図に示した。核
粒子をバリスタ粉末に混合して焼成すると、表面エネル
キーの違いにより核粒子を核として粒成長が進み、核粒
子を添加しない通常の場合に比べ、非常に大きな結晶粒
が得られる。焼結前後の結晶粒の様子を核粒子を添加し
てない従来法と核粒子を添加した場合とにつぃてそれぞ
れ第6図と第7図に結晶組成の模式図で示した。両図と
も(alは焼結前の状態であり(blは焼結後の状態を
表わしている。第6図では原料粉末1は焼結により結晶
粒2の程度の大きさになるのに対し、第7図の原料粉末
1中に核粒子3を添加したものは、焼結後には結晶粒2
aのように大きく成長することがわかる。第6図の核粒
子を添加しない従来法は焼結温度を高(したり、焼結時
間を長くするなどしても結晶粒2の粒径はたかだか関μ
mである。あまり高温長時間焼結すると、添加物が蒸発
することなどにより、得られた素子は電圧非直線係数α
が著しく低下し、実用に供することができないものとな
る。第7図のように核粒子3を添加すると、高温長時間
の焼結を行なわなくても、核粒子3を中心として結晶粒
2aは大きく成長し結晶粒径は150〜300μmにも
なり、得られた素子の厚さI al当りのバリスタ電圧
(以下V+mA/lとする)を10 V、Am程度まで
低くすることができる。
料の粉末にZnO粉末よりもはるかに大きな粒径のZn
O単結晶(以下核粒子と称する)を少量添加し、その核
粒子を核として粒成長を促進させるという巧妙な方法が
特開昭56−11202〜11203号公報に開示され
ている。この焼結体の製造工程図を第5図に示した。核
粒子をバリスタ粉末に混合して焼成すると、表面エネル
キーの違いにより核粒子を核として粒成長が進み、核粒
子を添加しない通常の場合に比べ、非常に大きな結晶粒
が得られる。焼結前後の結晶粒の様子を核粒子を添加し
てない従来法と核粒子を添加した場合とにつぃてそれぞ
れ第6図と第7図に結晶組成の模式図で示した。両図と
も(alは焼結前の状態であり(blは焼結後の状態を
表わしている。第6図では原料粉末1は焼結により結晶
粒2の程度の大きさになるのに対し、第7図の原料粉末
1中に核粒子3を添加したものは、焼結後には結晶粒2
aのように大きく成長することがわかる。第6図の核粒
子を添加しない従来法は焼結温度を高(したり、焼結時
間を長くするなどしても結晶粒2の粒径はたかだか関μ
mである。あまり高温長時間焼結すると、添加物が蒸発
することなどにより、得られた素子は電圧非直線係数α
が著しく低下し、実用に供することができないものとな
る。第7図のように核粒子3を添加すると、高温長時間
の焼結を行なわなくても、核粒子3を中心として結晶粒
2aは大きく成長し結晶粒径は150〜300μmにも
なり、得られた素子の厚さI al当りのバリスタ電圧
(以下V+mA/lとする)を10 V、Am程度まで
低くすることができる。
しかしながら、核粒子を添加する場合、核粒子の径の大
きさと添加率がある一定の関係にないと、巨大化してい
ない結晶粒(以下マトリクス粒子とする)部分が残り、
結晶粒の大きさが不均一な組織となりやすい。この様子
を第6図、第7図に做って結晶組織の模式図として示し
たのが第8図である。第8図において、焼結前1alに
対して焼結後(b)は、核粒子3aを中心に成長した結
晶粒2bとマトリクス粒子2cとが混在している。この
ような不均一な結晶組織となるのは、V 1mA/lを
10Vzbm程度まで下げるために、添加する核粒子3
aの径を大きくし、しかもその添加率を低(しなければ
ならず、その結果核粒子3aを中心として成長した粒子
2bは巨大化するが、他の部分はあまり成長しないから
である。この不均一結晶組織をもつZnOバリスタは、
小さなサージが加えられたときにも劣化しやすく、高い
信頼性を満足するこきができないものである。
きさと添加率がある一定の関係にないと、巨大化してい
ない結晶粒(以下マトリクス粒子とする)部分が残り、
結晶粒の大きさが不均一な組織となりやすい。この様子
を第6図、第7図に做って結晶組織の模式図として示し
たのが第8図である。第8図において、焼結前1alに
対して焼結後(b)は、核粒子3aを中心に成長した結
晶粒2bとマトリクス粒子2cとが混在している。この
ような不均一な結晶組織となるのは、V 1mA/lを
10Vzbm程度まで下げるために、添加する核粒子3
aの径を大きくし、しかもその添加率を低(しなければ
ならず、その結果核粒子3aを中心として成長した粒子
2bは巨大化するが、他の部分はあまり成長しないから
である。この不均一結晶組織をもつZnOバリスタは、
小さなサージが加えられたときにも劣化しやすく、高い
信頼性を満足するこきができないものである。
以上のことから原料粉末に核粒子を添加する方法を用い
ても、均一な結晶組織を有し、その結果サージ耐量が大
きく、信頼性の高いZnOバリスタが得られるのはV
+ mA、/ tが5■が限度であった(特開昭56−
11795号公報参照)。
ても、均一な結晶組織を有し、その結果サージ耐量が大
きく、信頼性の高いZnOバリスタが得られるのはV
+ mA、/ tが5■が限度であった(特開昭56−
11795号公報参照)。
一方、近年半導体素子の利用は多方面にわたって発展を
続けており、様々な機器において電子化による小型e高
性能化をもたらしてきた。しかし、IC,LSIで代表
される半導体素子はサージに対して弱(、この対策が重
要な課題となっている。したがって、低電圧回路を対象
としたサージ耐量の大きなZnOバリスタの出現が望ま
わている。
続けており、様々な機器において電子化による小型e高
性能化をもたらしてきた。しかし、IC,LSIで代表
される半導体素子はサージに対して弱(、この対策が重
要な課題となっている。したがって、低電圧回路を対象
としたサージ耐量の大きなZnOバリスタの出現が望ま
わている。
本発明は上述の点に鑑口てなされたものであり、その目
的は大きなサージ耐量を保持したまま、V!mA、/l
を低減させ、その結果IC,LSIなどを用いた低電圧
回路に適用可卵なZnOバリスタを製造する方法を提供
することにある。
的は大きなサージ耐量を保持したまま、V!mA、/l
を低減させ、その結果IC,LSIなどを用いた低電圧
回路に適用可卵なZnOバリスタを製造する方法を提供
することにある。
本発明はZn(JバリスタのVsmA/lを低減させる
ために原料粉末に核粒子を添加して製造するが、その際
原料粉末に硼素(B)もしくはビスマス(B i )を
微量添加するものである。このことにより、BまたはB
iか粒成長促進剤として作用し、小粒径の核粒子を使用
したときでも、焼結体の粒径は十分太き(なり、また焼
結時には液相焼結が起こるので、結晶組織は均一なZ
n O焼結体となる。したがって本発明により世−ジ耐
普が太きく 、■1rnA7’tが十分に低く、ICや
LSIを対象とする低電圧回路に使用可9なZnOバリ
スタを得ることができる。
ために原料粉末に核粒子を添加して製造するが、その際
原料粉末に硼素(B)もしくはビスマス(B i )を
微量添加するものである。このことにより、BまたはB
iか粒成長促進剤として作用し、小粒径の核粒子を使用
したときでも、焼結体の粒径は十分太き(なり、また焼
結時には液相焼結が起こるので、結晶組織は均一なZ
n O焼結体となる。したがって本発明により世−ジ耐
普が太きく 、■1rnA7’tが十分に低く、ICや
LSIを対象とする低電圧回路に使用可9なZnOバリ
スタを得ることができる。
」υ工事発明を実1怖例に基づき説明する。
本発明の製造工程図を第1図に示す。第1図と第5図の
核粒子を使用した従来の製造工程図との比較かられかる
ように、本発明の方法は基本的には原料のバリスタ段床
に11またはHiの適量を添加することがその特徴であ
る。
核粒子を使用した従来の製造工程図との比較かられかる
ように、本発明の方法は基本的には原料のバリスタ段床
に11またはHiの適量を添加することがその特徴であ
る。
まず核粒子をつくるためにZnO粉末lこBa 、 C
o 。
o 。
Mなどを添加し、十分混合し加圧成形した後、1150
“Cで4時間焼成する。得られた・焼結体はZnOを、
その粒界に析出した13 a 0層が取り囲む構造とな
っており、純水中で上衿に点部することによりBaO層
を溶解させると、ZnO単結晶が得られる。この単結晶
を適当な粒径に分級したものを核粒子として用いる。た
だし核粒子を製造するには、この方法に限ることなく、
例えば気相法などにより単結晶を作製することができる
。
“Cで4時間焼成する。得られた・焼結体はZnOを、
その粒界に析出した13 a 0層が取り囲む構造とな
っており、純水中で上衿に点部することによりBaO層
を溶解させると、ZnO単結晶が得られる。この単結晶
を適当な粒径に分級したものを核粒子として用いる。た
だし核粒子を製造するには、この方法に限ることなく、
例えば気相法などにより単結晶を作製することができる
。
焼結後に′酊圧非直線件を発現させるZnOバリスタ粉
末は、ZnOjCPr 、 Co 、 K、 Car
、 Ca 、〜Ig 、 heをいずれも酸化物などの
化合物の形で適ル添加したもの(特公昭57−4296
2@公報参照)を原料として用い、これに本発明の主眼
であるBまたはHiを添加するが、ここではBを添加し
た場合について述べる。原料のZn(Jバリスタ粉末に
Bを200原子%添加したものと、比較のためにBを全
く添加しないものとの2梅類の配合粉末をそれぞれボー
ルミルで十分混合、粉砕した後、噴斬乾燥機により造粒
粉末を作製した。
末は、ZnOjCPr 、 Co 、 K、 Car
、 Ca 、〜Ig 、 heをいずれも酸化物などの
化合物の形で適ル添加したもの(特公昭57−4296
2@公報参照)を原料として用い、これに本発明の主眼
であるBまたはHiを添加するが、ここではBを添加し
た場合について述べる。原料のZn(Jバリスタ粉末に
Bを200原子%添加したものと、比較のためにBを全
く添加しないものとの2梅類の配合粉末をそれぞれボー
ルミルで十分混合、粉砕した後、噴斬乾燥機により造粒
粉末を作製した。
この2種類の造粒粉末に粒径25〜37ttmに分級し
た核粒子をOから15 Dr 量%の範囲で添加し、■
型混合器により十分混合した後、金型を使用して直径1
7龍、厚さ1.5龍の円板状に成形し、ついで成形体を
大気中で1200〜1400℃で数時間焼結を行なった
。得ら狽た焼結体の大きさは直径14 mm 、厚さ1
.211!I+である。これを厚さ1■に研磨し、直径
11.5fFIφ、のオーミック接触の電極を両主面に
設け、バリスタ特性を測定した。その結果を第1表に示
第 1 表 す。第1表には核粒子の添加率に対して、Bの添加効果
を比較するZnOバリスタの特性値をVtmA/lのほ
かに、電流1〜IOA間の電圧非直線係数α。
た核粒子をOから15 Dr 量%の範囲で添加し、■
型混合器により十分混合した後、金型を使用して直径1
7龍、厚さ1.5龍の円板状に成形し、ついで成形体を
大気中で1200〜1400℃で数時間焼結を行なった
。得ら狽た焼結体の大きさは直径14 mm 、厚さ1
.211!I+である。これを厚さ1■に研磨し、直径
11.5fFIφ、のオーミック接触の電極を両主面に
設け、バリスタ特性を測定した。その結果を第1表に示
第 1 表 す。第1表には核粒子の添加率に対して、Bの添加効果
を比較するZnOバリスタの特性値をVtmA/lのほ
かに、電流1〜IOA間の電圧非直線係数α。
2mS方形波標準電流を頒秒間隔で加回流した後、■□
mAの変化率が±10%以内となる最大電流をサージ耐
量として示しである。第2図は第1表のv1mA/lを
核粒子添加率に対してプロットした線図であり、曲線イ
は本発明の方法2曲線口は従来方法を表わすものである
。
mAの変化率が±10%以内となる最大電流をサージ耐
量として示しである。第2図は第1表のv1mA/lを
核粒子添加率に対してプロットした線図であり、曲線イ
は本発明の方法2曲線口は従来方法を表わすものである
。
これらの結果から、Bを添加する本発明の方法は、従来
方法に比べて■1mA/lを大巾に低減させ、核粒子の
添加量は少量でもよく、サージ耐量が大きいことがわか
る。
方法に比べて■1mA/lを大巾に低減させ、核粒子の
添加量は少量でもよく、サージ耐量が大きいことがわか
る。
次に核粒子径の大きさに対してBの添加効果を調べるた
めに、前述の核粒子を、分級機により10〜100μm
の間をおよそ10μm間隔で分級したものを用い、これ
らの添加率はいずれも2重電%とした。
めに、前述の核粒子を、分級機により10〜100μm
の間をおよそ10μm間隔で分級したものを用い、これ
らの添加率はいずれも2重電%とした。
造粒粉末の作製、B添加率、V型混合機による混合後の
成形、焼成、研磨、電極材など前述と同様にしてZnO
バリスタを作製し、その特性も同様にV+mA/l、電
圧非直線係数αおよびサージ耐量を測定した。その結果
を第2表に示す。また第3図は第2表のV+mA/’t
を核粒子径に対してプロットした線図であり、曲線イは
本発明の方法2曲線口は従来方法を表わしている。
成形、焼成、研磨、電極材など前述と同様にしてZnO
バリスタを作製し、その特性も同様にV+mA/l、電
圧非直線係数αおよびサージ耐量を測定した。その結果
を第2表に示す。また第3図は第2表のV+mA/’t
を核粒子径に対してプロットした線図であり、曲線イは
本発明の方法2曲線口は従来方法を表わしている。
第 2 表
以上の結果からBを添加する本発明の方法は、従来方法
に比べて核粒子径が小さくても、V皿%/lの値を下げ
ることができ、サージ耐量は大きいことが認められ、こ
れを前述の第1表、第2図の結果と併せて考慮すれば、
原料バリスタ粉末にBを添加することにより、小さな粒
径の核粒子を、低い添加率で用いても、得られるZnO
バリスタ素子のV + mA/lが大巾に低減し、しか
もこのときサージ耐量も従来のものより優れていること
が明らかとなった。
に比べて核粒子径が小さくても、V皿%/lの値を下げ
ることができ、サージ耐量は大きいことが認められ、こ
れを前述の第1表、第2図の結果と併せて考慮すれば、
原料バリスタ粉末にBを添加することにより、小さな粒
径の核粒子を、低い添加率で用いても、得られるZnO
バリスタ素子のV + mA/lが大巾に低減し、しか
もこのときサージ耐量も従来のものより優れていること
が明らかとなった。
ここで再び第8図を参照すると、第8図ζこ示したよう
な巨大粒子2bとマトリクス粒子2Cが混在している焼
結体を、巨大粒子のみにするにはさらに粒成長を促進さ
せればよい。しかし、巨大粒子の成長にも限度があるた
めどのような条件でも常に均一な組織が得られるもので
はない。
な巨大粒子2bとマトリクス粒子2Cが混在している焼
結体を、巨大粒子のみにするにはさらに粒成長を促進さ
せればよい。しかし、巨大粒子の成長にも限度があるた
めどのような条件でも常に均一な組織が得られるもので
はない。
したがって本発明者らは、最も効率よく巨大粒子のみの
均一な粒径の組織とするために、以下のように核粒子径
、添加率、巨大粒子径の関係を求めた。
均一な粒径の組織とするために、以下のように核粒子径
、添加率、巨大粒子径の関係を求めた。
N7個の巨大粒子と石側のマトリクス粒子が焼結体の体
積■を占めているとき、巨大粒子Dgとマトリクス粒径
Dmとの関係は次のようになる。
積■を占めているとき、巨大粒子Dgとマトリクス粒径
Dmとの関係は次のようになる。
V = k (Dg IINg+Dm −Nm )
−−−−・・(1まただしkは結晶粒の形状を考慮し
た係数である。
−−−−・・(1まただしkは結晶粒の形状を考慮し
た係数である。
巨大粒子のみが焼結体に存在するとすると。
Nmm二色なるので(11式は、
V=:Vg==に、Dg −Ng ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)とな
る。ただしVgは巨大粒子の体積である。核粒子は巨大
粒子の中には一1固しか存在しない、つまり巨大粒子数
と核粒子数が等しいと仮定すると(2)式より巨大粒子
の中で核粒子が占める割合は(31式となる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2)とな
る。ただしVgは巨大粒子の体積である。核粒子は巨大
粒子の中には一1固しか存在しない、つまり巨大粒子数
と核粒子数が等しいと仮定すると(2)式より巨大粒子
の中で核粒子が占める割合は(31式となる。
Vn/Vg = (Dn/Dg ) =R・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・(3)ここでVnは全
核粒子が占める体積、 Dnは核粒子径、Rは核粒子が
巨大粒子中で占める割合である。一般にZnOバリスタ
において、添加量の総量は5%以下であるので、これを
無視すると、Rは核粒子添加率に等しい。
・・・・・・・・・・・・・・・(3)ここでVnは全
核粒子が占める体積、 Dnは核粒子径、Rは核粒子が
巨大粒子中で占める割合である。一般にZnOバリスタ
において、添加量の総量は5%以下であるので、これを
無視すると、Rは核粒子添加率に等しい。
(31式から巨大粒子径と核粒子径の比Dg/Dnが大
きくなると、核粒子添加率Rが小さくとも良(、また逆
に、核粒子添加率Rが同じならDnが従来より小さくと
も良いことが分る。
きくなると、核粒子添加率Rが小さくとも良(、また逆
に、核粒子添加率Rが同じならDnが従来より小さくと
も良いことが分る。
一方Bを添加すると結晶粒成長が促進されるために、I
3無添加のものに比べて巨大粒子径と核粒子径の比Dg
/Dnが大きくなる。したがって第1表。
3無添加のものに比べて巨大粒子径と核粒子径の比Dg
/Dnが大きくなる。したがって第1表。
W、2図に示したように同−核粒子径であれば、従来法
より低い核粒子添加率でV1mA/lを低減することが
できる。また核粒子の添加率Rが同じであれば、Dnが
従来より小さくても大きなりgが得られる。これが第2
表、第3図で示したように、同一核粒子添加率のときに
、従来より小さな核粒子径でV 1mA/lが低減され
る理由である。
より低い核粒子添加率でV1mA/lを低減することが
できる。また核粒子の添加率Rが同じであれば、Dnが
従来より小さくても大きなりgが得られる。これが第2
表、第3図で示したように、同一核粒子添加率のときに
、従来より小さな核粒子径でV 1mA/lが低減され
る理由である。
またBを添加することによりDg /D nが太き(な
るので、小さな径の核粒子を使用することができるが、
核粒子径は小さい程バリスタ粉末に均一に分散され、結
晶粒が均一な状態となりやすい。このことがサージ耐量
が向上する理由の一つである。
るので、小さな径の核粒子を使用することができるが、
核粒子径は小さい程バリスタ粉末に均一に分散され、結
晶粒が均一な状態となりやすい。このことがサージ耐量
が向上する理由の一つである。
さらにB添加により液相焼結が起こるために、焼結体が
より均一な結晶組織となることもザージ耐看の向上に寄
与している。
より均一な結晶組織となることもザージ耐看の向上に寄
与している。
以上のことを踏まえて、次にB添加量の影響を調べるた
めに、既に述べたのと同一手順でBを0〜1000原子
ppm添加した造粉粒を作製し、Pr。
めに、既に述べたのと同一手順でBを0〜1000原子
ppm添加した造粉粒を作製し、Pr。
Co 、 Cr 、 K 、 Mg 、 Ca 、 A
−gなどの添加条件も同じにして、このバリスタ粉末に
25〜37μmに分級した核粒子をそれぞれ2重t%添
加し、既述の手順にしたがって焼結体を作製した。か(
して得られたZnOバリスタ素子の特性を測定し、その
結果を第3表に示す。また第3表のV 1mA/ tの
値をB添加率に対してブロットシた線図を第4図に示す
。
−gなどの添加条件も同じにして、このバリスタ粉末に
25〜37μmに分級した核粒子をそれぞれ2重t%添
加し、既述の手順にしたがって焼結体を作製した。か(
して得られたZnOバリスタ素子の特性を測定し、その
結果を第3表に示す。また第3表のV 1mA/ tの
値をB添加率に対してブロットシた線図を第4図に示す
。
第 3 表
第3表、第4図の結果に基づき、V s mA/lが低
く、しかも電圧非直線係数α、ザージ耐皆ともに満足す
るバリスタ素子を得るために、原料バリスタ粉末に添加
すべきBの最適範囲は、30〜500原子ppmである
と定めることができる。
く、しかも電圧非直線係数α、ザージ耐皆ともに満足す
るバリスタ素子を得るために、原料バリスタ粉末に添加
すべきBの最適範囲は、30〜500原子ppmである
と定めることができる。
以上本実施例では粒成長促進作用をもつ添加物として、
Bを用いた場合について説明してきたが、本発明者らは
、BのほかにBiについても別途に全く同様の過程によ
り、ZnOバリスタ素子を作製し検討した結果、Biも
Bと同じ効果を有するものであり、その最適添加範囲も
同じ<30〜500原子四であることを確認している。
Bを用いた場合について説明してきたが、本発明者らは
、BのほかにBiについても別途に全く同様の過程によ
り、ZnOバリスタ素子を作製し検討した結果、Biも
Bと同じ効果を有するものであり、その最適添加範囲も
同じ<30〜500原子四であることを確認している。
Biに関する把子の特性値などはBの場合とほとんど一
致するからその記載を省略する。
致するからその記載を省略する。
なお粒成長促進作用を有する添加物にはB、Biのほか
にも例えばBa 、 Srなどがあるが、これらを用い
ると素子の非直線性が低下し信頼性を損なうことも判明
した。したがって本発明ではZnOバリスタ素子の特性
劣化を起こすことなく、粒成長を促進する添加物として
用いるのはBまたはBiに限られる。
にも例えばBa 、 Srなどがあるが、これらを用い
ると素子の非直線性が低下し信頼性を損なうことも判明
した。したがって本発明ではZnOバリスタ素子の特性
劣化を起こすことなく、粒成長を促進する添加物として
用いるのはBまたはBiに限られる。
低電圧回路用ZnOバリスタを輿造する際に、バリスタ
粉末にZnO粉末よりもはるかに大きな粒径のZnO単
結晶(核粒子)を添加し、結晶粒を巨大化する方法が有
効であるが、単に核粒子を添加しただけでは、結晶組織
が不均一になり、高信頼性をもったZnOバリスタ素子
が得られなかったのに対し、本発明によれば実施例で説
明したように、核粒子のほかにバリスタ粉末に粒成長促
進作用をもつBまたはBiを30〜500原子ppmの
範囲で添加することにより、核粒子径が小さく、その添
加率が低くてもVtmA/lを下げることができ、また
径の小さな核粒子を使用することができるので、核粒子
が原料粉末中に均一に分散されることと、BまたはBi
の添加は液相焼結となるため均一な結晶粒が形成される
こ吉から、サージ耐量も向上し、高い信頼性を有するZ
nOバリスタ素子が得られるものである。
粉末にZnO粉末よりもはるかに大きな粒径のZnO単
結晶(核粒子)を添加し、結晶粒を巨大化する方法が有
効であるが、単に核粒子を添加しただけでは、結晶組織
が不均一になり、高信頼性をもったZnOバリスタ素子
が得られなかったのに対し、本発明によれば実施例で説
明したように、核粒子のほかにバリスタ粉末に粒成長促
進作用をもつBまたはBiを30〜500原子ppmの
範囲で添加することにより、核粒子径が小さく、その添
加率が低くてもVtmA/lを下げることができ、また
径の小さな核粒子を使用することができるので、核粒子
が原料粉末中に均一に分散されることと、BまたはBi
の添加は液相焼結となるため均一な結晶粒が形成される
こ吉から、サージ耐量も向上し、高い信頼性を有するZ
nOバリスタ素子が得られるものである。
第1図は本発明の製造工程図、第2図は本発明における
核粒子添加率に対するV + rnlkJ tの変化を
従来法との比較で示した線図、第3図は本発明における
核粒子径に対するV s mA/ tの変化を従来法と
の比較で示した線図、第4図は本発明における硼素(B
)添加率に対するV l mA/lの変化を示した線図
、第5図は核粒子を用いた従来の製造工程図、第6図は
核粒子を用いないときの焼結前後における結晶組織の模
式図、第7図は核粒子を用いたときの焼結前後における
結晶組織の棹弐図、第8図は同じく不均一組織を示した
模式図である。 1・・・原料粉末、2,2a、2b・・・結晶粒、2C
・・・マトリクス粒子、3,3a・・・核粒子。 丁゛ζ 才亥沫亡ぞトントカ01【 (菫11°、10)第2図 核独子輝(μm) 第3図 石朋素始加奉(原+l)l)m) 第4図 q、″f開日HG3−86501(7)第5図
核粒子添加率に対するV + rnlkJ tの変化を
従来法との比較で示した線図、第3図は本発明における
核粒子径に対するV s mA/ tの変化を従来法と
の比較で示した線図、第4図は本発明における硼素(B
)添加率に対するV l mA/lの変化を示した線図
、第5図は核粒子を用いた従来の製造工程図、第6図は
核粒子を用いないときの焼結前後における結晶組織の模
式図、第7図は核粒子を用いたときの焼結前後における
結晶組織の棹弐図、第8図は同じく不均一組織を示した
模式図である。 1・・・原料粉末、2,2a、2b・・・結晶粒、2C
・・・マトリクス粒子、3,3a・・・核粒子。 丁゛ζ 才亥沫亡ぞトントカ01【 (菫11°、10)第2図 核独子輝(μm) 第3図 石朋素始加奉(原+l)l)m) 第4図 q、″f開日HG3−86501(7)第5図
Claims (1)
- 1)主成分となる酸化亜鉛(ZnO)粉末に微量の副成
分を添加した焼結後に電圧非直線性を示す粉末と前記酸
化亜鉛粉末より十分大きな結晶粒径を有する酸化亜鉛単
結晶とを混合した後成形、焼成して電圧非直線抵抗素子
を製造する際に、前記焼結後に電圧非直線性を示す粉末
にさらに硼素(B)もしくはビスマス(Bi)をいずれ
も30〜500原子ppm添加することを特徴とする電
圧非直線抵抗素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61231980A JPS6386501A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 電圧非直線抵抗素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61231980A JPS6386501A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 電圧非直線抵抗素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6386501A true JPS6386501A (ja) | 1988-04-16 |
Family
ID=16932057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61231980A Pending JPS6386501A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 電圧非直線抵抗素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6386501A (ja) |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP61231980A patent/JPS6386501A/ja active Pending
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