JPS638757Y2 - - Google Patents

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JPS638757Y2
JPS638757Y2 JP18853784U JP18853784U JPS638757Y2 JP S638757 Y2 JPS638757 Y2 JP S638757Y2 JP 18853784 U JP18853784 U JP 18853784U JP 18853784 U JP18853784 U JP 18853784U JP S638757 Y2 JPS638757 Y2 JP S638757Y2
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、熱間圧延後の鋼帯表面に生成する
酸化スケールを除去するための鋼帯の連続式酸洗
装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に、熱間圧延後の鋼帯表面には酸化スケー
ルが生成しており、この酸化スケールを除去する
ために、塩酸(Hcl)、硫酸(H2SO4)等の酸洗
液による酸洗が行われる。
この酸洗を行う連続式酸洗装置は、従来、第2
図に示すように構成されている。
すなわち、第2図において、1は熱間圧延を終
了した鋼帯であり、2a〜2fは鋼帯1の表面に
付着した付着物(酸、水等)を除去するリンガー
ロール、3a〜3dは互いに隣接する酸洗槽、4
a〜4dは酸洗槽3a〜3d内に貯留された酸洗
液、5a〜5dは各酸洗槽4a〜4d内に浸漬し
て配設され蒸気が供給される熱交換器、6a〜6
dは蒸気用ドレントラツプ、7は蒸気配管であ
る。
また、8a〜8dは酸洗槽3dに連接するリン
ズ槽、9a〜9dは前記リンガーロール2b〜2
fによつて移送される鋼帯1の表面及び裏面に
夫々対向してリンズ液を噴射するスプレーヘツダ
ーである。
而して、鋼帯1は、酸洗槽3a〜3dの酸洗液
4a〜4d内に順次浸漬しながら酸洗液による表
面の脱スケールが行われ、次いで、スプレーヘツ
ダー9a〜9dから噴射されるリンズ液により、
表面に付着した酸洗液等が洗浄されると共に、リ
ンガーロール2b〜2fによつて酸洗液、リンズ
液などの付着物が絞られることにより除去され
る。
また、酸洗により消耗した酸洗液を補給するた
めに、酸貯蔵タンク10内の酸洗液がポンプ11
及び給酸配管12を介して酸洗槽3dに送給され
る。そして、この酸洗液の補給により、酸洗槽3
dをオーバーフローする酸洗液は、順次酸洗槽3
c−3b−3aの順にオーバーフローして行き、
酸洗槽3aからオーバーフローした酸洗液は、図
示しない廃酸処理設備に排出されて処理される。
一方、リンズ槽8a〜8dについても同様にカ
スケード方式が採用されており、最終的にリンズ
槽8aに集まるリンズ液は、リンズ槽8a内に開
口するリンズ廃液配管13を通じてリンズ廃液ピ
ツト14に排出される。
また、熱交換器5a〜5dから排出される蒸気
ドレンも蒸気用ドレントラツプ6a〜6d及び蒸
気ドレン配管15を介して直接リンズ廃液ピツト
14に排出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の連続式酸洗装置にあ
つては、酸洗液を60〜100℃に加熱するために熱
交換器5a〜5dに供給される蒸気の熱交換後に
排出される蒸気ドレンは、蒸気用ドレントラツプ
6a〜6d及び蒸気ドレン配管15を介して直接
リンズ廃液ピツト14に排出されていると共に、
鋼帯の脱スケールに必要な酸洗液も酸貯蔵タンク
18から直接酸洗槽3dに供給する構成となつて
おり、特に、酸洗槽3dに補給される酸洗液の温
度が低い場合には、酸洗槽3dを最適温度に保つ
ことが困難となり、これを解決するために補給用
酸洗液を加熱するには別途加熱装置を必要とし、
しかも、熱交換器5a〜5dから排出される蒸気
ドレンの排熱を有効に利用することがなされてお
らず、省エネルギ化の要求を満足するものではな
く、そのうえリンズ廃液ピツトに排出されるリン
ズ廃液量が多くなり、その中和処理設備が大型化
するという問題点があつた。
そこで、この考案は、上記従来の連続式酸洗装
置の問題点に着目し、酸洗槽内に配設された熱交
換器からの蒸気ドレンの排熱を熱交換装置で補給
用の酸洗液と熱交換して、蒸気ドレンの排熱を有
効に利用すると共に、熱交換後の蒸気ドレンをリ
ンズ液として使用することにより、上記従来例の
問題点を解消し得る鋼帯の連続式酸洗装置を提供
することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、この考案は、鋼
帯を酸洗する連続式酸洗装置において、酸洗槽内
の酸洗液を加熱する熱交換器と、該熱交換器から
排出される蒸気ドレンと前記酸洗槽に供給する補
給用酸洗液とを熱交換するための熱交換装置と、
該熱交換装置で熱交換した後の蒸気ドレンをリン
ズ液として供給するリンズ槽とを備えていること
を特徴とする。
〔作用〕
この考案は、酸洗槽内に配設された熱交換器か
ら排出される蒸気ドレンを別途配設した熱交換装
置に供給し、この熱交換装置で酸洗槽に補給する
酸洗液と熱交換すると共に、その熱交換後の蒸気
ドレンをリンズ液として使用することにより、蒸
気ドレンを有効に利用することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の一実施例を示す系統図であ
る。
図中、鋼帯1、リンガーロール2a〜2f、酸
洗槽3a〜3d、酸洗液4a〜4d、熱交換器5
a〜5d、蒸気用ドレントラツプ6a〜6d、蒸
気配管7、リンズ槽8a〜8d、スプレーヘツダ
ー9a〜9d、酸貯蔵タンク10、ポンプ11及
び給酸配管12、リンズ液廃液配管13、リンズ
液廃液ピツト14、蒸気ドレン配管15は、前述
した従来例と同様の構成を有する。
そして、蒸気用ドレントラツプ6a〜6dから
排出される前記熱交換器5a〜5dからの蒸気ド
レンが蒸気ドレン配管15を介して熱交換用媒体
として熱交換装置20に供給される。
この熱交換装置20は、貯留タンク21とこの
貯留タンク21内に配設された熱交換コイル22
とから構成され、貯留タンク26内に蒸気ドレン
が供給されると共に、熱交換コイル22に酸貯蔵
タンク10からポンプ11によつて圧送される補
給用酸洗液が供給される。一方、貯留タンク21
内の熱交換を終了した蒸気ドレンは、電磁開閉弁
23及び蒸気ドレン配管15aを介してリンズ廃
液ピツト14に供給されると共に、電磁開閉弁2
4及びポンプ25を介してリンズ槽8dに供給さ
れる。また、熱交換コイル22からの昇温された
補給用酸洗液は、給酸配管12aを通じて酸洗槽
3dに供給される。そして、電磁開閉弁23及び
24は、貯留タンク21内の蒸気ドレンのPHを検
出するPHメータ26の検出値に応じてPHが所定設
定範囲(例えばPH=6.8〜7.3)内であるときに
は、電磁開閉弁24が開放状態に且つ電磁開閉弁
23を閉鎖状態に、PHが所定設定範囲未満(PH<
6.8)となつたときには、電磁開閉弁23が開放
状態に且つ電磁開閉弁24が閉鎖状態に夫々制御
される。このため、蒸気ドレンのPHが所定設定範
囲以内のときには、蒸気ドレンがリンズ槽8dに
供給され、蒸気ドレンのPHが所定設定範囲未満と
なると、蒸気ドレンがリンズ廃液ピツト14に回
収される。なお、各スプレーヘツダー9a〜9d
には、各リンズ槽8a〜8dに貯留されたリンズ
液が例えばリンズ槽8dについてのみ図示したポ
ンプ27によつて供給されて循環使用される。
次に作用について説明する。今、酸貯蔵タンク
10内に酸洗液として例えば濃度33〜38%の塩酸
(Hcl)が貯蔵されており、この塩酸を熱交換装
置20で蒸気ドレンによつて20℃から60℃に昇温
する場合について述べる。
ここで、酸貯蔵タンク10内の酸洗液を酸洗槽
3dに補給する給酸条件としては、塩酸濃度33〜
38重量%、昇温温度20℃から60℃、比熱
1.19Kcal/Kg・℃、流量5000/Hrであり、蒸
気ドレンの条件としては、スチームドレン(3〜
5Kg/cm2Gでフラツシユしている)、温度100℃、
流量7000/Hr、圧力が大気圧であるものとす
る。
上記条件に基づいて熱計算すると、まず、交換
熱量は、5000×(60−20)×1.19×0.6=
142800Kcal/Hrとなる。したがつて、熱交換装
置20における蒸気ドレンの出口温度は、 100−142800/7000=79.6℃ となる。
このため、熱交換装置20における酸洗液とし
ての塩酸と蒸気ドレンとの対数平均温度差は36℃
となり、熱交換装置25の総括伝熱係数を
86Kcal/m2Hr℃とすれば、必要な伝熱面積は、 142800/(36×86)=46.1m2 となる。
その結果、50m2程度の伝熱面積を有する熱交換
コイル22を配設した熱交換装置20であれば上
記条件を充分に満足できることになる。
このように、熱交換装置20の熱交換コイル2
2の伝熱面積を選定することにより、この熱交換
装置20で蒸気ドレンと補給用酸洗液とを熱交換
して酸洗液を20℃から60℃に昇温し、これを酸洗
槽3dに供給する。このため、酸洗槽3dにおけ
る酸洗液の供給による酸洗液温度の低下を防止す
ることができ、鋼帯1の酸洗を効果的に行うこと
ができる。
一方、熱交換装置20から排出される蒸気ドレ
ンは、その貯留タンク21内におけるPHをPHメー
タ26で検出し、その検出値が6.8〜7.3の所定設
定範囲内であるときには、電磁開閉弁24が開放
状態、電磁開閉弁23が閉鎖状態に夫々制御され
るので、貯留タンク21内の蒸気ドレンがリンズ
槽8dに供給される。その結果、リンズ槽8d内
のリンズ液がポンプ27でスプレーヘツダー9a
〜9dに供給されて循環使用されるので、蒸気ド
レンがリンズ液として有効利用されることにな
る。
また、熱交換装置20の貯留タンク21に供給
される蒸気ドレンのPH値が6.8未満となると、リ
ンズ液としては最適なものではなくなるので、こ
れをPHメータ26で検出すると、電磁開閉弁23
が開放状態、電磁開閉弁24が閉鎖状態に制御す
る。これによつて、貯留タンク21内の蒸気ドレ
ンは、電磁開閉弁23及び配管15aを通じてリ
ンズ廃液ピツト14に排出される。このとき、リ
ンズ槽8dには、蒸気ドレンが供給されないが、
リンズ槽8d内のリンズ液が循環系内のポンプ2
7により循環供給され、必要に応じて新たなリン
ズ液が循環系内に補給される。
なお、上記実施例においては、酸洗槽3a〜3
d及びリンズ槽8a〜8dを夫々4つ配設した場
合について説明したが、これに限定されるもので
はなく、酸洗槽及びリンズ槽の配設個数は任意個
数とすることができること勿論である。
また、上記実施例においては、熱交換装置20
から排出される蒸気ドレンを電磁開閉弁24、ポ
ンプ25及び配管12aを介してリンズ槽8dに
直接供給する場合について説明したが、これに代
えてスプレーヘツダー9dに供給するようにして
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、酸洗
槽への補給用酸洗液を、熱交換装置で酸洗槽内に
配設された熱交換器から排出される蒸気ドレンと
熱交換し、且つこの熱交換装置から排出される蒸
気ドレンをリンズ液として使用するように構成し
たので、補給用酸洗液の加熱装置を別途設ける必
要がなく蒸気使用量を削減することができると共
に、熱交換装置から排出される蒸気ドレンをリン
ズ液として使用するので、リンズ液として別途水
等を必要としないので、その使用量を削減するこ
とができ、しかもリンズ廃液ピツトに排出する量
を削減することができ、このリンズ廃液を中和処
理するための処理設備の負荷を軽減することがで
きる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す系統図、第
2図は従来例を示す系統図である。 図中、1は鋼帯、2a〜2fはリンガーロー
ル、3a〜3dは酸洗槽、4a〜4dは酸洗液、
5a〜5dは熱交換器、8a〜8dはリンズ槽、
9a〜9dはスプレーヘツダー、10は酸貯蔵タ
ンク、11はポンプ、14はリンズ廃液ピツト、
20は熱交換装置、21は貯留タンク、22は熱
交換コイル、23,24は電磁開閉弁、25はポ
ンプ、26はPHメータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼帯を酸洗する連続式酸洗装置において、酸洗
    槽内の酸洗液を加熱する熱交換器と、該熱交換器
    から排出される蒸気ドレンと前記酸洗槽に供給す
    る補給用酸洗液とを熱交換するための熱交換装置
    と、該熱交換装置で熱交換した後の蒸気ドレンを
    リンズ液として供給するリンズ槽とを備えている
    ことを特徴とする鋼帯の連続式酸洗装置。
JP18853784U 1984-12-12 1984-12-12 Expired JPS638757Y2 (ja)

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JP18853784U JPS638757Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

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JP18853784U JPS638757Y2 (ja) 1984-12-12 1984-12-12

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JPS61102308U JPS61102308U (ja) 1986-06-30
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JP4978492B2 (ja) * 2008-02-06 2012-07-18 住友金属鉱山株式会社 高温純水洗浄システム
KR101182087B1 (ko) 2010-11-26 2012-09-11 주식회사 포스코 산세조의 열교환기 착탈 구조
JP6131929B2 (ja) * 2014-10-27 2017-05-24 Jfeスチール株式会社 間接加熱蒸気の再利用方法および酸洗設備
JP6586392B2 (ja) 2016-04-27 2019-10-02 Primetals Technologies Japan株式会社 酸洗装置
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