JPS6399228A - 高重合度ポリエステルの製造方法 - Google Patents

高重合度ポリエステルの製造方法

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JPS6399228A
JPS6399228A JP1594087A JP1594087A JPS6399228A JP S6399228 A JPS6399228 A JP S6399228A JP 1594087 A JP1594087 A JP 1594087A JP 1594087 A JP1594087 A JP 1594087A JP S6399228 A JPS6399228 A JP S6399228A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分!11IF) 本発明は、高重合度ポリエステルの製造方法に関し、更
にgt細には、末端カルボキシル基−址の少ない高重合
度ポリニスデルの製造方法に関する。
(従来技術) 飽和線状ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレー
1−で代表されるポリアルへレンテレフタレートは、多
くの優れた1、ν性を有しているため、工業用繊維、フ
ィルム、その他の成形物の素材としても広く使用されて
いるが、より高強度で、より(2れた耐加水分解・けや
耐熱性が要求されている。
ポリエステルに高強度を付与するには重合度を高めるこ
と、耐加lFC分解性や(′i1熱性を向−トさせるに
はポリエステル中の末端カルボキシル基基を減少させる
ことが有効である。
ところで、最近、高重合度で且つ末端カルボキシル基量
の少いポリニスデルが得られる製造法として、特開昭5
5−145734号公報及び特開昭55−161823
号公報において提案されている方法が注目されている。
かかる方法は、ポリエステルとビスオキサゾリン化合物
とを溶融状態で反応せしめる方法であって、ビスオキサ
ゾリン化合物はポリエステルの重合度を上4せしめる鎖
仲−長剤としての11:用と、ポリエステルの末端カル
ボキシル基量を減少させる低カルボキシル基化剤として
の作用とを併存しているなめ、末端カルボキシル基量か
少く且つ高重合度のポリエステル(以下、低カルボキシ
ル基高重合ポリエステルと称することかある。)を容易
に得ることかできる。
唯、この用にして得られる低カルボキシル基高重合ポリ
エステルは、溶融状態で保持するとき、重合度の低下速
度が大きいという欠点を有している。
このため、溶融成型時の滞留時間が長い場合は、高重合
度のポリエステル成型品を得ることか難しく、又zi)
留時間が短く高重合度のポリエステル成型品が得られる
場合でも、滞留時url等の成型条fFのわずかなバラ
ツキの影響を受けて成形性の低下、例えは、溶融紡糸時
に断糸が多発し易い等の成形性の低下か認められる。
かかる欠点を解消せんとして、特開昭 60−161427号公報及び特開昭60−16392
1号公報には、ビスオキサゾリン化合物と種々の化合物
、例えば、第4級;j;スホニウム塩化合物、第3級ホ
スフィン化合物、又は第4級アンモニウム塩化合物とを
併用することが、特開昭Go−235834号公報には
、ビスオキサゾリン化合物とジカルボン酸化合物との反
応生成物を用いることが夫々提案されている。
しかしながら、得られる低カルボキシル基高重合ポリエ
ステルのいずれも、溶融状態における重合度の低下速度
が依然として大きく、充分に満足し得る熱安定性を有す
るものではなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、ポリニスデルとビスオAソ→ノ”リン
化合物とを反応せしめて得られる低カルボキシル基高重
合ポリエステルであって、溶融状態における熱安定性か
良好で、且つFj (q+成形条件のバラツキの影響を
受けることのない成形性良好な高重合度ポリエステルの
製造法を提供することにある。
(椙 成) 本発明者等は、前記目的を達成せんとして検討した結果
、ポリニスデルとビスオキサゾリン化合物及びビスラク
タム化合物とを反応せしめることによって、ビスオキサ
ゾリン化合物を単独で反応せしめて得られる低カルボキ
シル基高重合ポリエステルに比較して、高重合度でfノ
、つ溶融状態における熱安定性が飛躍的に向上した低カ
ルボキシル基高重合ポリエステルが得られることを見い
出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、実質的に線状の飽和ポリエステルと、
下記一般式(I) R1R。
I で表わされる少なくとも一種のビスオキサゾリンで表わ
される少くとも一種のビスラクタム化合物、或いは前記
ビスオキサゾリン化合物とビスラクタム化合物との反応
生成物とをFj融状態で反応せしめることを特徴とする
高重合度ポリエステルの製造方法である。
本発明で言う飽和ポリエステルを構成する酸成分として
は、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボ
ン酸、ジフェニルジカルボン酸。
ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタン
ジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、メチ
ルテレフタル酸、メチルイソフタル酸等の如き芳香族ジ
カルボン酸類、コハク酸、アジピン酸、セパチン酸、デ
カンジカルボ°ン酸、シクロヘキサンジカルボン酸の如
き脂環族ジカルボン酸、ε−オキシカプロン酸、オキシ
安、低香酸。
ヒドロキシエトキシ安息香酸等の如きオキシカルボン酸
等が例示され、これらのうち芳香族ジカルボン酸、殊に
テレフタル酸か好ましい。また、1記鉋相ポリエステル
において、酸成分がジカルボン酸である場合のグリコー
ル成分としては、エチレングリコール、トリメチレング
リコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレン
グリコール、デカメチレングリ:1−ル、シクロヘキサ
ンジメチロール等が例示され、これらのうち特にエチレ
ンクリコール、テトラメチレングリコールが好ましい。
また、グリコール成分の一部としてポリオキシアルキレ
ングリコールを使用することも可能であり、例えば、ポ
リオキシエチレンクリコール、ポリオキシテトラメチレ
ングリコール及びこれらの共重合体か例示される。ポリ
オキシアルキレングリコールを使用する場合、その平均
分子量は好ましくは500〜5000、より好ましくは
600〜4000、特に好ましくは800〜3000で
あり、その使用量はポリエステル中5〜85重量%程度
、好ましくは10〜80重量%、より好ましくは15〜
75重量%程度共重合される量である。これらの共重合
ポリエステルはブロック共重合体であることが好ましい
また、前記飽和ポリエステルには、実質的に線状である
範囲内(例えば、全酸成分に対して1モル%以下)で、
3官能以上の化合物、例えばトリメチロ−/l<プロパ
ン、ペンタリスリトール、トリメリット酸、ピロメリッ
ト酸等が、又単官能化合物、例えばベンゾイル安息香酸
、ジフェニルカルボン酸等が共重合されていてもよい。
かかるポリエステルを製造するには任意の方法が採用さ
れる。例えば、ポリエチレンテレフタレートの場合、テ
レフタル酸とエチレングリコールとを直接エステル反応
させるか又はテレフタル酸ジメチルとエチレングリコー
ルとをエステル交換反応させるかしてテレフタル酸のグ
リコールエステル及び/又はその低重合体とする第1段
階の反応と、この第1段階の反応生成物を減圧上加熱し
て発生するグリコールを留去して重合させる第2段階の
反応とによって製造するのが鱈も一般的であり、その重
合度及び末端カルボキシル基量は目的とする製品ポリエ
ステルの重合度及び末端カルボキシル基量によって異な
り、−概に規定できないが、重合度は固有粘度で通常0
.4以上、好ましくは0.5〜0.8であり、末端カル
ボキシル基賦は通常5〜150当量/108 gポリマ
ー、好ましくは15〜100当量/10” g、t?ワ
?−テある。
この第1段階の反応及び第2段階の反応には、必要に応
じて任意の触媒を使用することができ、又必要に応じて
添加剤、例えば着色剤、艷消剤。
安定剤、B燃剤、制電剤、易染化剤等を配合してもよい
本発明においては、かくして得られる線状飽和ポリエス
テルと、ビスオキサゾリン化合物及びビスラクタム化合
物と、或いはビスオキソサシリン化合物とビスラクタム
化合物との反応生成物を溶融状態で反応させることが肝
要である。
本発明で使用するビスオキソザリン化合物は、下記一般
式(I)で表わされるものである。
R,R8 一般式(I)において、R1−R8は夫々水素原子又は
−価の有機基であり、この−価の有機基の好ましいしの
としては炭素数1〜10アルキル基。
炭素数6〜12のアリール基、炭素数5〜12のシクロ
アルキル基、炭素数8〜20のアラールキル基等があげ
られる。これらのR1−R8は同一でも異なってもよく
、なかでもR1−R8のずべてが水素原子であるものが
好ましい、また、式中のDは二価の有機基であり、例え
ば炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数6〜12のア
リーレン基、炭素数5〜12のシクロアルキレン基、炭
素数8〜20のアラールキレン基等が挙げられる。更に
具体的には、アルキレン基として、メチレン、エチレン
、プロピレン、ブチレン、ベンチシン。ヘキサメチレン
オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレン。
ジメチルメチレン等を、アリーレン基として、フェニレ
ン、ナフチレン、ジフェニレン。
’Q−R′−Q(ここでR′は一〇−1CO、S  、
  SOz  、−CHz −1C(CH3)z−等で
ある)等を、シクロアルキレン基として、シクロキシレ
ン基等を夫々例示できる。式中のnはO又は1であり、
nがOの下記一般式(丁)で表わされる化合物が鎖伸長
剤としての作用に優れているために特に好ましい。
R′s         R′7 前記一般式(I)で表わされるビスオキサゾリン化合物
の具体例としては、2.2′−ビス(2−オキサゾリン
)、2.2′−ビス(4−メチル−2−オキサゾリン)
、2.2゛−ビス(4,11′−ジメチル−2−オキサ
シリン)、2.2′−ビス(4−エチル−2−オキサゾ
リン)、2.2′−ビス(4,4′−ジエチル−2−オ
キサゾリン)、2.2′−ビス(4−プロピル−2−オ
キサゾリン)2.2′−ビス(4−ブチル−2−オキサ
ゾリン)、2.2′−ビス(4−へキシル−2−オキサ
ゾリン)2.2′−ビス(4−フェニル−2−オキサゾ
リン)2.2′−ビス(4−シクロへキシル−2−オキ
サゾリン)、2.2′−ビス(4−ベンジル−2−オキ
サゾリン)  2 + 2 ”  o−フェニレンビス
(2−オキサシリンン、2.2′−m−フェニレンビス
(2−オキサゾリン)2.2”−o−フェニレンビス(
2−オキサゾリン)  2.2’ −p−フェニレンビ
ス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2.2′−p−
フェニレンビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン
)、2.2’−m−フェニレンビス(4−メチル−2−
オキサゾリン)、2.2’ −m−フェニレンビス(4
,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2.2′−エチ
レンビス(2−オキサゾリン)2.2′−テトラメチレ
ンビス(2−オキサゾリン)2.2′−へキサメチレン
ビス(2−オキサゾリン)2.2′−オクタメチレンビ
ス(2−オキサシリン)2.2′−デカメチレンビス(
2−オキサゾリン)、2.2′−エチレンビス(4−メ
チル−2−オキサゾリン)  2.2′−テトラメチレ
ンビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2.
2’ −9,9’ −ジフェノキシエタンビス(2−オ
フサゾリン)、2.2′−シクロヘキシレンビス(2−
オキサゾリン)、2,2′−ジフェニレンビス(2−オ
キサゾリン)等をあげることができ、就中、2.2′−
ビス−(2−オキサゾリン)が最も好ましい、かかるビ
スオキサゾリン化合物は1種のみ単独で使用しても、2
種以上併用してもよい。
ビスオキサゾリン化合物の使用量はポリエステルに対し
0.1重量%乃至10重量%であることが好ましい、o
、if!量%に満たない量では、低カルボキシル基高重
合ポリエステルを得ることが困難になる傾向があり、1
0重量%を越える場合には、得られるポリエステルの末
端カルボキシル基量の減少効果等の効果が飽和に達する
。傾向がある。より好ましい使用量は0.2 ffi量
%乃至5重量%、特に好ましくは0.3型皿%乃至3重
量%である。
また、本発明において使用するビスラクタム化合物は、
下記一般式(U)で表わされる化合物である。
かかるるビスラクタム化合物は、後述の実施例で示す様
に単独で使用しても得られるポリエステルの末端カルボ
キシル基量を減少させることなく重合度を上昇させる頷
伸長剤としての作用を有する。
このため、ビスラクタム化合物の鎖伸長剤としての作用
は、ポリエステルの末端OH基を連結せしめることによ
るものと推察される。
この様なビスラクタム化合物としては、下記一般式(■
′)で表わされる化合物が好ましい。
R−60OR−1 R′コ  ■じ、OR7,R″4 ・・・・・・ (N′) 7式中、R″1〜R−1,は水素原子又は−価の有機基
であり、R′ユ〜R″10は同一でも異なってもよい。
Xは二価の有機基である。  ノ前記好ましいビスラク
タム化合物の具体例としては、N、N′−テレフタリル
ビス力プロラクタJ、、N、N’−イソフタリルビスカ
プロラクタム。
N、N′−アジピルビスカプロラクタム、N、N′−ア
シビルビスムレ1フラクタム、N、N′−イソフタリル
ブチロラクタム、N、N′−テレフタリルヒスブチロラ
クタム等をあげることかでき、就中、N、N′−テレフ
タリルビス力プロラクタ1、s、 N、 N′−アジピ
ルビスカブ1′:?ラクタJ\が特に好ましい、かかる
ビスラクタム化合物は1種のみlii、独で使用しても
、2種以上併用してもよい。
本発明で用いるヒスラクタム化合物の使用址はポリエス
テルに対し0.1〜10重i %が好ましい。
0.1重に、%に満たない量では、溶融状態における熱
安定性向上効果および重合度向上効果が少くなる傾向が
あり、10重量%を越える場合には、前記効果が飽和に
達する傾向かある。
かかるビスラクタム化合物は、ビスオキサゾリン化合物
と混合してポリエステルに添加してもよく、予めポリエ
ステル中に配合しておいてもよい。
ここで、ビスラクタム化合物を、実質的にポリエステル
とビスオキサゾリン化合物との反応が完了した後に添加
すると、得られるポリエステルの重合度及び熱安定性が
不充分となる傾向がある。
この様な懸念なくビスオキサゾリン化合4勿及びビスラ
クタム化合物とポリエステルとを反応せしめるためには
、予めビスオキサゾリン化合物とビスラクタム化合物と
を反応せしめておくことが好ましい。
ビスオキサゾリン化合物とビスラクタム化合物との反応
生成物の赤外線吸収スペクトル(以下、I Rスペクト
ルと称することがある)の1例を第1図に示す。
第1図は、2.2′−ビス(2−オキサゾリン)(以下
、CEと称することがりる)とN、N′−テレフタルビ
スラクタム(以下、′I″F、と称することがある)と
をモル比1/1でメチレンクロライドに溶解し室温にて
30分間t′1拌しつつ反応せしめた後、メチレンクロ
ライドを蒸発除去して得られる固形物の赤外線吸収スペ
クトルを示し、第2図及び第3図は2.2′−ビス(2
−オキサシリン)及びN 、 N ′−テレフタルビス
ラクタムの夫々の赤外線吸収スペクトルを示す。
第1図のIRスペクトルと第2図及び第3図のIRスペ
クトルとを比較すると、第1図のIRスペクトルには、
波長1720cs−’付近に第2図及び第3図のCE及
び′「LのIRスペクトルには見られない吸収ピークが
見られ、更に第2図のCEのIRスペクトルで特徴的な
1720an−’付近の吸収ピークか第1図のIRスペ
クトルでは1725■−11・を近に、第3図のIRス
ペクトルで特徴的な1670c:n−’付近の吸収ピー
クが第1図のIRスペクトルでは1680■−1付近に
夫々シフトしている。
しかも、第1図のIRスペクトルを測定した固形物(A
)、CE、及び′【Lの融点を差動走査型熱量計(DS
C)で測定したところ、下記に示すこれらの結果からC
EとT I、とをメチレンクロライド中で室温下、30
分間撹拌しメチレンクロライドを蒸発除去して得られる
固形物(4)は、CEと′「[7との反応生成物であり
、後述する様に、ポリエステルと反応してCE及び′r
Lを混合使用した場合と同等又はそれ以上に熱安定性が
良好である低カルボキシル基高重合ポリエステルを得る
ことができる。このため、固形物(A)はCEとCLと
の反応付加物ではないかと推察される。
この様に、ビスオキサゾリン化合物とビスラクタム化合
物とは溶媒中で室温において容易に反応させることがで
きる。
かかる溶媒としては、メチレンクロライドの他に、ビス
オキサゾリン化合物とビスラクタム化合物とを溶解でき
るものであればよく、例えばメタノール、エタノール、
クロロホルム等を用いることかできる。
また、ビスオキサゾリン化合物とビスラクタム化合物と
を反応させる際に、ビスオキサゾリン化合el(80)
とビスラクタム化合物(BL)とのモル比(BO/BL
)を0.5〜2.0とすることが好ましい。
ここで、BO/BLが0.5未満の場合、ビスオキサゾ
リン化合物によるポリエステルの低カルボキシル基化の
効果が減少する傾向があり、80/B Lが2.0を超
える場合、ビスラクタム化合物によるポリエステルの熱
安定性効果が減少する傾向がある。
この様にして得られる反応生成物の使用量は、得られる
ポリエステルの低カルボキシル化及び高重度化の程度か
ら、ポリエステルに対して0.1〜10重址%とするこ
とが好ましい。
尚、特開昭55−164218号公報には、ポリエステ
ルとビスオキサゾリン化合物及びビスオキサジノン化合
物に代表されるポリエステルの末’j$’400基を連
結させる作用を有する鎖伸長剤とを反応させて高重合度
ポリエステルを製造する方法が示されている。
しかしながら、かかる製造方法によって得られるポリエ
ステルは、後述の比較例2において示す様に、高重合度
ではあるものの溶融状態における熱安定性に欠けるもの
である。
本発明においては、溶融状態でポリエステルと、ビスオ
キサゾリン化合物及びビスラクタム化合物、或いはビス
オキサゾリン化合物とビスラクタム化合物との反応生成
物とを反応させる。この際の反応温度はポリエステルの
溶融以上320’C以下、特にポリエステルの融点以上
290℃以下が好ましい。
また、反応圧力は加圧であっても良いが常圧乃至減圧が
好ましい。好ましい反応時間は30秒乃至60分であり
、より好ましくは1分乃至15分である。
この反応は、通常のポリエステル重合反応器の中で両者
を混合撹拌上反応させる方法はもちろんのこと、例えば
、エクストルーダー中で両者を混合することにより反応
せしめ高重合度化することとが可能である0例えば、製
糸、製膜あるいはプラスチックスの射出成形時に混合す
ることができる。
また、本発明においては、ポリエステルの耐熱性を向上
させるために通常使用される熱安定剤、例えばヒンダー
ドフェノール系化合物を、ポリエステルとビスキサゾリ
ン化合物及びビスラクタム化合物、或いはビスオキサゾ
リン化合物とビスラクタム化合物との反応生成物を反応
させる際に存在させてもよく、反応完了後のポリエステ
ルに添加してもよい。
(作 用) 本発明によれば、ポリエステルとビスオキサゾリン化合
物とを反応せしめて得られる従来の低カルボキシル基高
重合ポリエステルに比較して、重合度及び溶融状態にお
ける熱安定性が著しく向上した低カルボキシル基高重合
ポリエステルを得ることができる。
かかる低カルボキシル基高重合ポリエステルが得られる
詳細な理1i口±未だ明確になってないが、ビスオキサ
ゾリン化合物とビスラクタム化合物との鎖伸長剤として
の作用が異る点にあるものと推察される。
即ち、ビスオキサゾリン化合物はポリエステルの末端カ
ルボキシル基を、他方、ビスラクタム化合物はポリエス
テルの末端OH基を夫々選択的に連結させる。
このため、ポリエステルと前記両化合物とを反応せしめ
て得られるポリエステルは、ビスオキサゾリン化合物を
単独で反応せしめて得られる従来の低カルボキシル碁石
重合ポリエステルに比較して、高重合度で、且つ末端カ
ルボキシル基量及び末端OH基量が少く熱安定性も向上
する結果、溶融成形条件にバラツキがあっても、その影
響を受けることなく安定して成形でき、溶融紡糸時の断
糸も著しく減少できる。
(発明の効果) 本発明によって得られる低カルボキシル基高重合ポリエ
ステルは、高強度で且つ低カルボキシル基量が要求され
るポリエステル成形品、例えばポリエステル繊維、フィ
ルム、プラスチック成形材料として好ましく用いること
ができる。
(実施例) 以下、実施例にて本発明を具体的に説明する。
実施例1 固有粘度[η] 0.80、末端カルボキシル基量[C
0OH]18当ffi/10’ g;j?!J7−cl
)ポリエチレンテレフタレート100重量部に対して、
表1に示す種類及び添加量でビスオキサゾリン化合物及
び/又はビスラクタム化合物を一緒にブレンドし、次い
で得られた混合物をエクストルーダーにより温度約30
0℃で表1に示す滞留時間で溶融押出しした。得られた
押し出し参のポリマーの固有粘度[η]及び末端カルボ
キシル基量[COOH]を表1に併せて示す。
表1において、NQI及びNO,3は、本発明の実施例
であって、得られるポリエステルはいずれも高重合度で
且つ良好な熱安定性を有している。
これに対して、Nα4は、ビスオキサゾリン化合物を単
独でポリエステルと反応させる例であって、得られるポ
リエステルの重合度及び熱安定性は、No、 1及びN
a 3のポリエステルに比較して著しく劣る。
また、No、2は、ビスラクタム化合物を単独でポリエ
ステルと反応させる例であって、得られるポリエステル
の熱安定性はNO4のポリエステルに比較してやや向上
しているものの、NO及びNci3のポリエステルに比
較して、重合度及び熱安定性が劣る。
比較例1 実施例1の表1のNo、 1において、表2に示す如く
、ビスオキサゾリン化合物又はビスラクタム化合物の種
類及び/又は添加量を変更する他は、実施例1と同様に
エクストルーダーから押出し後のポリマーの固有粘度を
測定し、表2に併せて示しな。
比較例2 固有粘度[η] 0.80、末端カルホキシル基[C0
0H]18当旦/10” gポリマーのポリエチレンテ
レフタレート100重量部に対して2.2′−ビス(2
−オキサゾリン)0.3重量部と2.2’ −p −フ
ェニレンビス(3,1−ベンゾオキサジン−4−オン)
0.3重量部とを一緒にブレンドし、次いで得られた混
合物をエクストルーダーにより温度約300℃で表3に
示す滞留時間で溶融押出した。
得られた押し出し後のポリマーの固有粘度[η]及び末
端カルボキシル基![C0OH]を表3に併せて示す。
表   3 得られるポリエステルは実施例1と同程度に重合度は向
上するが、溶融状態における熱安定性が劣る。
実施例2 実施例1の表1のNo、 1及びNo、 4に示す種類
及び添加量のビスオキサゾリン化合物とビスラクタム化
合物とをポリエステルに混合し、次いで310°Cで溶
融吐出し冷却、固化せしめてから2500m /分で引
取った。
この際の紡糸断糸率は、No、 1の1.5%対し、N
04は3.7%であった。
溶融紡糸において、溶融ポリマーの流動状rフを完全な
ピストンフローとすることは不可能であって、滞留時間
のバラツキを絶鷲にすることはできない。
このため、No、 4のポリマーの如く熱安定性の劣る
ポリマーでは、滞留時間の長いポリマ一部分の重合度が
低下し、吐出された前記低重合度部分が断糸され易いた
め、紡糸断糸が多発する。
これに対し、No、 1のポリマーの様に熱安定性が向
上されたポリマーは、紡糸時の滞留時間のバラツキ程度
では紡糸断糸の原因になる程ポリマー重合度は低下しな
いため、紡糸断糸を少くすることができるのである。
実施例3 固有粘度[η] 0.80.末端カルボキシル基量[C
00H]18当:i/10’gポリマーのポリエチレン
テレフタレート100ffl量部に対して、表71に示
す種類のビスオキサゾリン化合物(BO)とビスラクタ
ム化合物([3L )との反応生成物を1,0重量部添
加し、エクストル−ターにより温度約300°Cで表4
に示ず滞留時間で溶融押出しした。
得られた押し出し後のポリマーの固有粘度[η]及び末
端カルボキシル基量[C0OH]を表71にOfせて示
す。
尚、第4表に示ずl130とF3 Lとの反応生成物は
、両者をモル比(80/Bl)1でメチレンクロライド
に溶解し、撹拌上室温で30分間反応させた後、メチレ
ンクロライドを蒸発除去させて得たらのである。
第4表から明らかな様に、本発明の範囲にあるNo、 
1〜3においては、得られるポリエステルはいずれも高
重合度で且つ良好な熱安定性を有している。
尚、第1表の第1において用いた反応生成物のIRスペ
クトルは第1図に示すIRスペクトルを示すものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、2,2′−ビス(2−オキサシリン)とN、
N’−テレフタルビスラクタムとをモル比1/1でメチ
レンクロライドに溶解し室温にて30分間撹拌しつつ反
応せしめた後、メチレンクロライドを蒸発除去して得ら
れる固形物の赤外線吸収スペクトルを示し、第2図及び
第3図は2.2’ −ビス(2−オキサシリン)及びN
、N’−テレフタルビスラクタムの夫々の赤外線吸収ス
ペクトルを示す。 第1図 i表(Crr+−1) 第2図 第3図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に線状の飽和ポリエステルと、下記一般式
    ( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 〔式中、R_1〜R_8は水素原子又は一価の有機基で
    あり、R_1〜R_8は同一でも異なつてもよい。Dは
    二価の有機基、nは0又は 1である。〕 で表わされる少なくとも一種のビスオキサゾリン化合物
    及び下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) 〔式中、X、Yは二価の有機基であり、 ▲数式、化学式、表等があります▼の環構造は5〜7員
    環である。〕 で表わされる少くとも一種のビスラクタム化合物、或い
    は前記ビスオキサゾリン化合物とビスラクタム化合物と
    の反応生成物とを溶融状態で反応せしめることを特徴と
    する高重合度ポリエステルの製造方法。
  2. (2)ビスオキサゾリン化合物が下記一般式( I ′)
    ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ′) 〔式中、R′_1〜R′_8は水素原子又は一価の有機
    基であり、R′_1〜R′_6は同一でも異なってもよ
    い。〕 で表わされるビスオキサゾリン化合物である特許請求の
    範囲第(1)項記載の高重合度ポリエステルの製造方法
  3. (3)ビスラクタム化合物が下記一般(II′)▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・・・・(II′) 〔式中、R″_1〜R″_1_0は水素原子又は一価の
    有機基であり、R″_1〜R″_1_0は同一でも異な
    ってもよい。Xは二価の有機基である。〕 で表わされるビスラクタム化合物である特許請求の範囲
    第(1)項記載の高重合度ポリエステルの製造方法。
  4. (4)ビスオキサゾリン化合物の使用量が飽和ポリエス
    テルに対して0.1〜10重量%である特許請求の範囲
    第(1)項又は第(2)項記載の高重合度ポリエステル
    の製造方法。
  5. (5)ビスラクタム化合物の使用量が飽和ポリエステル
    に対して0.1〜10重量%である特許請求の範囲第(
    1)項又は第(3)項記載の高重合度ポリエステルの製
    造方法。
  6. (6)反応生成物がビスオキサゾリン化合物(BO)と
    ビスラクタム化合物(BL)とをモル比(BO/BL)
    0.5〜2.0で反応せしめて得られるものである特許
    請求の範囲第(1)項記載の高重合度ポリエステルの製
    造方法。
  7. (7)反応生成物の使用量が飽和ポリエステルに対して
    0.1〜10重量%である特許請求の範囲第(1)項又
    は第(6)項記載の高重合度ポリエステルの製造方法。
  8. (8)飽和ポリエステルが下記一般式(III)▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・(III) [式中、nは2又は4である。] で表わされる繰返単位を主たる構成単位とするポリエス
    テルである特許請求の範囲第(1)項、第(4)項、第
    (5)項、又は第(7)項記載の高重合度ポリエステル
    の製造方法。
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