JPS6412151B2 - - Google Patents

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JPS6412151B2
JPS6412151B2 JP3856678A JP3856678A JPS6412151B2 JP S6412151 B2 JPS6412151 B2 JP S6412151B2 JP 3856678 A JP3856678 A JP 3856678A JP 3856678 A JP3856678 A JP 3856678A JP S6412151 B2 JPS6412151 B2 JP S6412151B2
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JP
Japan
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circuit
output
time
signal
voltage
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JP3856678A
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English (en)
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JPS54130825A (en
Inventor
Tokuichi Tsunekawa
Makoto Masunaga
Mitsuya Hosoe
Jukichi Niwa
Mitsutoshi Oowada
Nobuyuki Asano
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to DE19792912453 priority patent/DE2912453A1/de
Priority to US06/025,544 priority patent/US4283137A/en
Publication of JPS54130825A publication Critical patent/JPS54130825A/ja
Priority to US06/166,962 priority patent/US4368978A/en
Publication of JPS6412151B2 publication Critical patent/JPS6412151B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/02Details
    • G01C3/06Use of electric means to obtain final indication
    • G01C3/08Use of electric radiation detectors
    • G01C3/085Use of electric radiation detectors with electronic parallax measurement

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は像走査装置、特に、光学系に依つて結
ばれる物体の像を光センサ・アレイ・デバイスを
用いて電気的に走査し、この時に得られる像走査
出力を二値化して上記物体像についての二値化デ
ータを得る様にした像走査装置に関するものであ
る。
近年の半導体技術の目覚しい発展に依り、自己
走査型フオト・ダイオード・アレイ、CCDフオ
ト・センサ、或いはCCDとフオト・ダイオード
とを結合して成るCCDフオト・ダイオード・ア
レイ等の所謂、自己走査型光センサ・アレイ・デ
バイスが安価に提供される様になり、そして、こ
の様な技術革新の流れの中で、例えば斯種光セン
サ・アレイ・デバイスを電気的像走査手段として
利用して、その走査出力信号に依り物体迄の距離
或いは該物体に対する光学系の合焦点を自動的に
検出しようとする試みが為されている。
例えば、米国特許第4004852号に依れば、基線
距離計式光学系に依り目標物体について、基準用
視野の像と、この基準用視野の像を含み、且つ、
これよりも広い範囲での参照用視野の像とを結ば
しめ、これ等基準視野像及び参照視野像を上述の
光センサ・アレイ・デバイスを用いて電気的に走
査し、この時に得られる基準及び参照視野像につ
いての各走査出力信号を二値化回路に依つて二値
化した後、夫々、シフト・レジスタにストアし、
そして、これ等シフト・レジスタにストアされて
いる基準視野像についての二値化データと参照視
野像についての二値化データとを比較することに
依り、即ち、像相関をとることに依り、参照視野
像中で基準視野と一致していると見做し得る像部
分或いは最も似通つた像部分を検出して、この最
も似通つた像部分の、参照視野像中でのアライメ
ント、即ち、存在位置の情報から上記目標物体迄
の距離を知る様にした電子式自動測距装置が提案
されている。
又、特開昭52―55658号及び同52―153433号に
依つても同様の電子式自動測距装置が提案されて
いる。ところで、この様に光センサ・アレイ・デ
バイスを用いて物体の像を走査し、この時に得ら
れる像走査出力信号を二値化して物体の像につい
ての二値化データを得、この二値化像データに基
づいて物体迄の距離或いは該物体に対する光学系
の合焦点を検出しようとする場合、その検出精度
を十分に保証し得る様にするためには、如何にし
て物体の像パターンに正確に対応した二値化デー
タを得るかと云うことが先ずその基本要件とな
る。即ち、この種の装置では、データの処理シス
テムが如何に高性能であろうとも、入力としての
二値化像データが物体の像パターンの情報を正確
に表わしていなければ、その検出精度の劣化は否
めない訳であり、従つて、この種の装置では得ら
れる像走査出力信号の二値化処理の方法1つでそ
の検出精度の良し悪しが決定づけられてしまうも
のである。例えば、上記の米国特許第4004852号
で提案されている装置では、像走査出力信号の二
値化処理の方法として、センサ・デバイス出力の
飽和レベル(即ち、これは、光センサ・アレイ・
デバイスがCCDフオト・センサ或いはCCDフオ
ト・ダイオード・アレイである場合に、その光セ
ンサ部での蓄積電荷が飽和する様な出力レベルを
意味する)と、光が当つていない状態でのセン
サ・デバイス出力のレベル、即ち、ダーク・レベ
ルとを利用して、この飽和レベルとダーク・レベ
ルとの差の1/2を、像走査出力信号を二値化する
上での基準レベル、即ち、スライス・レベルとし
てこのスライス・レベルを越えるものを論理値の
“1”、下回るものを論理値の“0”とする様な方
法が採られているが、これに依るとスライス・レ
ベルは常に固定であり、一方、像走査出力のレベ
ルは目標物体の明るさの変動に応じて多種多様に
変化するものであるために、物体の像についての
正確な二値化データを得ることは到底不可能であ
り、場合によつては、全て“1”、或いは、全て
“0”と云う様なデータしか得られない様なこと
が応々にして起り得、その様な場合には距離の検
出は全く不可能になつてしまうものである。
これに対し、例えば、各回のセンサ・デバイス
出力の読み出しに際して得られる像走査出力のピ
ーク値をその都度検出して、このピーク値に或る
比率(1よりも小さい或る定数)を掛けることに
依つて得られる電圧レベルをスライス・レベルと
して次の回の読み出しが終了する迄保持してお
き、そして、この回の読み出しに際して得られる
像走査出力をこのスライス・レベルを基準にして
二値化する様にすれば、物体の明るさの変動に依
つて像走査出力のレベルが変化した場合には、そ
れに伴つてそのピーク値も変化し、従つて、スラ
イス・レベルも同様に変化するために線走査出力
の二値化を正確に行ない得るものである。
一方、これとは別に、センサ・デバイス出力の
レベルは、後の処理を容易にするために常に所定
のレベル範囲内に在る様にすることが望ましく、
そのため、物体の明るさの変動に対しては、セン
サ・デバイスの積分時間(即ち、CCDフオト・
センサ或いはCCDフオト・ダイオード・アレイ
の場合には光センサ部での電荷の蓄積時間で、こ
れは周知の様にセンサ・デバイス出力の読み出し
時間々隔に相当する)を適宜調整して、物体が明
るい場合にはこの積分時間を短かく、逆に暗い場
合には長くすることに依り、物体の明るさの変動
に拘らず、得られるセンサ・デバイス出力のレベ
ルが常に所定のレベル範囲内に在る様に調整する
様なことが行なわれる。この積分時間の調整方法
として最も合理的で且つ簡易な方法は、センサ・
デバイス出力のレベルを検出して、その結果に基
づいてセンサ・デバイス出力の読み出し時間々隔
を変化させる様な方法であるが、茲で、このセン
サ・デバイスの積分時間を物体の明るさの情報に
基づいて適宜調整する様にする一方で、上記の像
走査出力の二値化処理の方法として例えば前述し
た様な、像走査出力のピーク値に基づいてスライ
ス・レベルを決定してこれを基準にして次の回の
読み出しに際して得られる像走査出力の二値化処
理を行なう様にした場合、次の様な不都合が生じ
てくる。
即ち、例えば、今、センサ・デバイスの積分時
間が変更されたとすると、この積分時間の変更に
依りそのレベルが上記の所定のレベル範囲に在る
様に適正に調整された走査出力は次の次の回、即
ち、積分時間が変更時点から数えて2回目の読み
出しに際して得られる様になる訳であるが、一
方、この積分時間が変更された状態で得られる走
査出力に対するスライス・レベルはその前の回の
読み出しに際して得られた走査出力、即ち、換言
すれば、積分時間が変更されて居らず、従つて、
そのレベルが上記の所定のレベル範囲内に在る様
に適正に調整される以前の走査出力のピーク値に
基づいて決定されているものであり、従つて、こ
の場合には積分時間が変更された状態での良好な
走査出力を、積分時間が変更される前の不適正な
走査出力のピーク値に基づいて設定されたスライ
ス・レベルに依つて二値化することになるために
正確な二値化像データを得ることは到底不可能と
なり、結局、この回の読み出しが全く無駄になつ
てしまうと共に時間的に大きなロスにもなる訳で
ある。そして、これは積分時間の変更が頻繁に行
なわれる場合には非常に大きな問題となつて来る
ものである。
この様に光センサ・アレイ・デバイスを用いて
光学像を走査し、その走査信号を二値化して二値
化像データを得ようとする場合、装置としては
種々の場合に応じて異なつた手法で二値化像デー
タを形成し得る様にして居くことが必要なもので
ある。
本発明は以上に述べた様な事情に鑑みて為され
たもので、光学像をセンサ・アレイ・デバイスを
利用して電気的に走査し、この時に得られる像走
査出力を二値化して該光学像についての二値化デ
ータを得る様にした像走査装置として、異なつた
二値化基準を有することに依り種々の場合に応じ
た二値化データを形成し得る様にした像走査装置
を提供することを目的とし、その特徴とする処
は、光学像を走査して走査信号を出力する光セン
サ・アレイ・デバイスと、上記走査信号のレベル
に依存して変化する二値化基準を出力する第1の
二値化基準出力手段と、所定の二値化基準を出力
する第2の二値化基準出力手段と、上記二値化基
準をもとに上記走査信号を二値化するための二値
化手段とを備えた像走査装置に存するものであ
る。
以下、本発明の好ましい一実施例について添附
の図面を参照して説明する。
先ず、第1図は、本発明の装置に適用可能な光
センサ・アレイ・デバイスの一例としての、4相
転送式自己走査型CCDフオト・センサ、或いは
CCDフオト・ダイオード・アレイの多少改変さ
れた一構成例を模式的に示すもので、該光セン
サ・アレイ・デバイスはその全体を1で示され
る。
2は光信号を電気信号に変換する受光部で、茲
では、入射光に対応した電荷を発生し、これを蓄
積する機能を有するものである。尚、CCDフオ
ト・ダイオード・アレイの場合には、該受光部2
は周知の如く、フオト・ダイオードとCCDとの
結合から成り、矢張り、同様の機能を有している
ものである。
1は該受光部2に於ける例えば奇数番グルー
プの受光エレメントでの蓄積電荷を転送ゲート部
1、を通じて取り込んで、これを転送クロツク
に応答して順次出力部5迄転送して行く電荷転送
部、42は同じく該受光部2に於ける例えば偶数
番グループの受光エレメントでの蓄積電荷を転送
ゲート部32を通じて取り込んで、これを同様に
転送クロツクに応答して順次出力部5迄転送して
行く電荷転送部である。尚、出力部5は電荷転送
部41及び42に依つて順次転送されて来る各受光
エレメントでの蓄積電荷を電圧又は電流等に変換
して出力する機能を有するものである。
1aは電圧入力端子で、該入力端子1aを通じ
て附与された電圧VEは周知の様に上記受光部2
にフオト・ゲート電圧として附与される。1bは
スタート・パルス入力端子で、該入力端子1bを
通じ附与されるスタート・パルスφsは上記転送
ゲート部31及び32にゲート・パルスとして附与
される。1c,1d,1e及び1fは、いずれも
転送クロツク入力端子で、各入力端子1c,1
d,1e及び1fには夫々相互に1/4周期のずれ
を有した4相の転送クロツクφ1,φ2,φ3及
びφ4が附与され、これ等入力端子1c〜1fを
通じて附与される4相の転送クロツクφ1〜φ4
は上記電荷転送部41及び42に電荷取り込み及び
転送のために附与される。1gはアース端子、1
hは該光センサ・アレイ・デバイス1の出力端子
で上記出力部5に接続される。
以上はCCDフオト・センサ或いはCCDフオ
ト・ダイオード・アレイの場合の構成であるが、
ちなみに、一般の自己走査型フオト・ダイオー
ド・アレイの場合には、周知の通り、上記受光部
2の各受光エレメントが夫々フオト・ダイオード
になると共に、上記転送ゲート部31及び32が各
フオト・ダイオードをアドレスするためのMOS
―FETのスイツチ列に、又、上記電荷転送部41
及び42がスイツチ・アデレス用のシフト・レジ
スタに代わり、そして、上記スタート・パルス
φs並びに4相のクロツクφ1〜φ4の内の、互
いにインバートの関係にある、例えば、クロツク
φ1及びφ3のみが上記シフト・レジスタ41
2に附与されて、該シフト・レジスタ41,42
のシフト動作に依り、各フオト・ダイオードがア
ドレスされて光電変換信号が上記MOS―FETの
スイツチ別31,32中の各対応するFETスイツチ
を通じて出力端子1hから出力される(即ち、こ
の場合、出力部5は不要となる)様になるもので
ある。尚、この自己走査型フオト・アレイの場合
には上記入力端子1aを通じて附与される電圧
VEは、各フオト・ダイオードのk―nキヤパシ
タに対する充電電圧として利用される。
6は上記受光部2での暗電流についての情報が
得られる様にするために、該受光部2の一部を遮
光すべくAl蒸着等の方法に依つて形成された遮
光層で、該遮光層6で覆われた受光エレメント2
からの信号は暗電流情報信号として像走査出力中
の暗電流成分を除去するために利用される。尚、
上記遮光層6に依つて覆うべき受光エレメント
2′としては、例えば、CCDフオト・センサ、
CCDフオト・ダイオード・アレイの場合には図
に示す様に出力部5に近い方に位置する受光エレ
メント、即ち換言すれば、電荷転送部41,42
依る電荷の転送に際してその初めの方で、その蓄
積電荷が出力部5に到達する様な位置に在る受光
エレメントを、又、自己走査型フオト・ダイオー
ド・アレイの場合には、上記シフト・レジスタ4
,42のシフト動作に際して、その初めの方でア
ドレスされるフオト・ダイオードを選ぶことが得
策であろう。
7は上記入力端子1aを通じて附与される電圧
VEの変動を検出してその変動の情報を電気信号
として出力する電圧変動検出部で、その構成の詳
細は第2図の等価回路で示す如くである。即ち、
図に於て、7a及び7bは上記添圧V1を分圧す
るための分圧抵抗で、抵抗7aは上記入力端子1
aに、又抵抗7bは上記アース端子1gに接続さ
れている。7dはMOS―FETで、そのゲートは
上記分圧抵抗7a,7bの分圧点に、そのドレイ
ンは上記入力端子1aに、又、そのソースは抵抗
7cを介して上記アース端子1gに、夫々接続さ
れている。斯かる構成に依れば、FET7dのソ
ースと抵抗7cとの接続点には上記電圧VEに対
応した電圧が生じ、従つて、此処で、該電圧VE
に変動が生じた場合に、その変動情報についての
電気信号が得られることになる訳である。尚、1
iは電圧変動情報信号の出力端子で、上記FET
7dのソースと抵抗7cとの接続点に接続されて
いる。
次に第3図を参照して、第1図に示した様な構
成の光センサ・アレイ・デバイスを適用する様に
した本発明の装置に於ける一回路例について説明
する。
先ず、その構成について説明するに、図に於
て、8はセンサ・デバイス1の出力端子1hから
の出力信号(第6図a図示―以後、これをセンサ
出力信号と略記する)と出力端1iからの出力信
号、即ち、電圧変動検出部7からの電圧変動情報
信号との双方を入力してセンサ出力信号中の電圧
変動成分を除去する電圧変動成分除去回路として
の差動増幅回路で、演算増幅器OP1及び抵抗R1
R4より成つて居り、そして、上記出力端子1h
からのセンサ信号が抵抗R1を介して演算増幅器
OP1の反転入力端子に、又、出力端子1iからの
電圧変動情報信号が抵抗R3を介して該演算増幅
器OP1の非反転入力端子に附与される様に為され
ている。
9は上記差動増幅回路8からの出力信号、即
ち、電圧変動成分が除去されたセンサ出力信号を
入力して、このうち、上記センサ・デバイス1の
受光部2に於ける遮光された受光エレメント2′
からの出力信号に相当する信号を暗電流信号とし
て検出保持する暗電流信号検出保持回路で、コン
パレータOP1、抵抗R5〜R7、トランジスタTr1
Tr5、コンデンサC1及びバツフア増幅器BP1より
成つており、そして、上記差動増幅回路8からの
出力信号は抵抗R5を介して、入力制御用トラン
ジスタTr1が非導通状態に在る場合にのみ、上記
コンパレータCP1の非反転入力端子に附与される
様に為されている。又、その際、該コンパレータ
CP1の反転入力端子には上記コンデンサC1の保持
電圧が附与され、そして、該コンパレータCP1
出力は、該コンデンサC1充電量を、上記非反転
入力端子に対する入力信号のレベルに応じて規定
すべく、トランジスタTr2のベースに附与される
様に為されて居り、従つて、該コンデンサC1は、
該コンパレータCP1の出力に依つて規定される時
間、即ち換言すれば、該コンパレータCP1の非反
転入力端子に附与される入力信号のレベルに対応
した時間だけ定電流充電されることになり、結
局、この回路は定電流作動となる訳である。尚、
上記コンパレータCP1の非反転入力端子への入力
は、上記入力制御用トランジスタTr1のベースに
制御信号φ5(第6図c図示)が附与されることに
依り、上述した様に、上記差動増幅回路8からの
出力信号のうち、上記の遮光された受光エレメン
ト2′からの出力信号に相当する信号の一部のみ
となる様に制御される。又、上記コンデンサC1
の記憶値は、記憶値クリア用トランジスタTr5
ベースに制御信号φ6(第6図d図示)が附与され
ることに依つて、上記コンパレータCP1の非反転
入力端子に対する上記差動増幅回路8からの出力
の附与が開始される前にクリアされる。
10は上記差動増幅回路8からの出力信号、即
ち、電圧変動成分が除去されたセンサ出力信号
と、上記暗電流信号検出保持回路9からの出力信
号、即ち、上記コンデンサC1で保持されている
暗電流情報報信号との双方を入力して、該電圧変
動成分が除去されたセンサ出力信号から更に暗電
流成分を除去する暗電流成分除去回路としての差
動増幅回路で、演算増幅器OP2及び抵抗R8〜R11
より成つて居り、そして、上記差動増幅回路8か
らの出力信号は抵抗R8を介して演算増幅器OP2
非反転入力端子に、又、上記暗電流信号検出保持
回路からの出力信号は抵抗R10を介して該演算増
幅器OP2の反転入力端子に附与される様に為され
ている。
11は上記差動増幅回路10からの出力信号、
即ち、電圧変動成分並びに暗電流成分が除去され
たセンサ出力信号から更に高周波雑音成分を除去
するために設けられたフイルタ回路で、抵抗R12
及びコンデンサC2より成つている。
12は上記フイルタ回路11からの出力信号、
即ち、電圧変動成分、暗電流成分並びに高周波雑
音成分が除去されたセンサ出力信号中のピーク値
を検出するためのピーク値検出回路で、コンパレ
ータCP2、抵抗R13〜R15、トランジスタTr6
Tr10、コンデンサC3及びバツフア増幅器BP2を有
して上記暗電流信号検出保持回路9と同様の接続
構成、即ち、定電流作動回路となつて居り、そし
て、上記フイルタ回路11からの出力信号は抵抗
R13を介してコンパレータCP2の非反転入力端子
に附与される様に為されている。尚、上記コンパ
レータCP2の非反転入力端子への入力は、茲で
は、入力制御用トランジスタTr6のベースに制御
信号φ7(第6図e図示)が附与されることに依
り、上記フイルタ回路11からの出力信号のう
ち、前述の米国特許第4004852号で提案されてい
る測距装置についての説明中で述べた基準視野像
に相当する信号のみとなる様に制御される。又、
コンデンサC3の記憶値は記憶値クリア用トラン
ジスタTr10のベースに制御信号φ8(第6図f
図示)が附与されることに依り、上記コンパレー
タCP2に対する上記フイルタ回路出力の附与の開
始前にクリアされる。
13は上記ピーク値検出回路12で検出された
センサ出力信号中のピーク値を一走査期間、保持
しておくためのピーク値保持回路で、コンパレー
タCP3、抵抗R16〜R18、トランジスタTr11
Tr15、ピーク値保持用コンデンサC4及びバツフ
ア増幅器BP3を有して上記暗電流信号検出保持回
路9及びピーク値検出回路12と同様の接続構
成、即ち、定電流作動回路となつて居り、そし
て、上記ピーク値検出回路12からの出力信号、
即ち、上記コンデンサC3で保持されているピー
ク値情報信号は抵抗R16を介してコンパレータ
CP3の非反転入力端子に附与される様に為されて
いる。尚、上記コンパレータCP3の非反転入力端
子への、上記コンデンサC3で保持されているピ
ーク値情報信号の附与は入力制御用トランジスタ
Tr11のベースに制御信号φ9(第6図g図示)
が附与されることに依り、センサ・デバイス出力
の読み出し終了後となる様に制御される。又、ピ
ーク値保持用コンデンサC4の記憶値は、記憶値
クリア用トランジスタTr15のベースに制御信号
φ10(第6図h図示)が附与されることに依
り、上記コンデンサC3で保持されているピーク
値情報信号の、上記コンパレータCP3の非反転入
力端子への附与が行なわれる前にクリアされる。
14は上記ピーク値保持回路13からの出力信
号、即ち、上記コンデンサC4で保持されている
ピーク値電圧(これをVPとする)に基づいて、
センサ出力信号を二値化する上で基準となるスラ
イス・レベルを設定するために設けられたスライ
ス・レベル設定回路としての分圧回路で、分圧抵
抗R19,R20及び調整用の可変抵抗VR1より成つて
居り、抵抗R19と抵抗R20との分圧点で得られる
電圧(これをVSとする)が、信号二値化のため
のスライス・レベルとして利用される。
15は基準電圧設定回路で、定電圧回路RQ、
演算増幅器OP3、抵抗R21,R22、分圧用抵抗R23
〜R26及び調整用可変抵抗VR2より成つており、
そして、抵抗R23と抵抗R24〜R26との分圧点で得
られる電圧(これをVMAXとする)並びに抵抗R23
〜R25と抵抗R26との分圧点で得られる電圧(こ
れをVMINとする)は、上記ピーク値保持回路1
3で保持されているピーク値電圧VPが適正レベ
ル範囲内に在るか否かを知る上での基準電圧とし
て利用され、又、抵抗R23,R24と抵抗R25,R26
との分圧点で得られる電圧(これをVFとする)
は、上記ピーク値電圧VPが前述の適正レベル範
囲、即ち、電圧VMINとで定められる電圧範囲を
外れている場合のスライス・レベルとして利用さ
れる。
16は上記分圧回路14の抵抗R19と抵抗R20
との分圧点で得られる電圧VS、即ち、上記ピー
ク値保持回路13で保持されているピーク値電圧
VPの分電圧と、上記基準電圧設定回路15の抵
抗R23,R24と抵抗R25,R26との分圧点で得られ
る電圧VFとを夫々スライス・レベルとして、上
記フイルタ回路11からの出力信号を二通りに二
値化するための二値化回路で、上記電圧VSをス
ライス・レベルとする第1の二値化用コンパレー
タCP4と、上記電圧VFをスライス・レベルとする
第2の二値化用コンパレータCP5とより成つて居
り、上記フイルタ回路11からの出力は該コンパ
レータCP4,CP5の非反転入力端子に附与される
様に為されている。
尚、茲に、上記分圧回路14はセンサ・デバイ
ス1からの走査出力のレベルに依存して変化する
二値化基準を出力するための第1の二値化基準出
力手段を構成し、上記基準電圧設定回路15は所
定の二値化基準を出力するための第2の二値化基
準出力手段を構成し、そして、上記二値化回路1
6は上記二値化基準をもとに上記走査出力を二値
化するための二値化手段を構成するものである。
17は上記ピーク値保持回路13で保持されて
いるピーク値電圧VPが、上記基準電圧設定回路
15で設定されている電圧VMAXと電圧VMINとで
定められる電圧範囲内に在るか或いはこれを上回
つているか、下回つているかを判別するための判
別回路で、オーバー検出用のコンパレータCP6
アンダー検出用のコンパレータCP7とから成つて
居り、そして、上記ピーク値保持回路13で保持
されているピーク値電圧VPはコンパレータCP6
非反転入力端子及びコンパレータCP7の反転入力
端子に附与され、又、上記電圧VMAXはコンパレ
ータCP6の反転入力端子に、又、電圧VMINはコン
パレータCP7の非反転入力端子に附与される様に
為されている。尚、該判別回路17からの判別出
力、即ち、上記コンパレータCP6及びCP7の出力
(これをT3及びT4とする)は、上記二値化回路1
6からの2つの二値化信号、即ち、第1のコンパ
レータCP4からの二値化信号(これをT1とする)
と第2のコンパレータCP5からの二値化信号(こ
れをT2とする)とのうち、いずれを、像相関を
とる上での二値化信号として利用するかを決定す
るために利用されると共に、更に、センサ・デバ
イス1の受光部2での信号の積分時間(電荷蓄積
時間)を変更するか否かの指令信号としても利用
されるものであるが、これについては後に詳述す
る。
さて次に、この第3図に示す回路系と第1図に
示すセンサ・デバイス1とを組み合せて物体の像
を電気的に走査する場合の動作について説明す
る。尚、此処では、上記センサ・デバイス1とし
てCCDフオト・センサ或いはCCDフオト・ダイ
オード・アレイを用いると共に、前述した様に、
本発明の像走査装置を例えば米国特許第4004852
号で提案されている様な形式の自動測距装置に適
用して、該センサ・デバイス1の受光部2に於け
る遮光されざる受光エレメント2″上には基線距
離計式受光系に依り上述の基準視野の像と参照視
野の像とが夫々異なつた範囲に結ばれているもの
として説明する。
先ず、時刻t0で不図示の電源スイツチが投入さ
れるとセンサ・デバイス1の入力端子1a並びに
第3図示回路系中の差動増幅回路8に電圧VE
附与されると共に他の回路部に電圧V′Eが附与さ
れ、そしてこれに依り、先ずセンサ・デバイス1
では受光部2に於ける各受光エレメント2′及び
2″の下部又はその近傍にポテンシヤル井戸が形
成されて、その発生電荷の蓄積が開始される様に
なる。次いで、時刻t1で第6図bに示す様にセン
サ・デバイス1の入力端子1bにスタートパルス
φsが附与されると、これに依り転送ゲート部31
及び32にポテンシヤル井戸が形成されて、上記
受光エレメント2″及び2′のうち例えば奇数番グ
ループの受光エレメントでの蓄積電荷が転送ゲー
ト部31を通じて電荷転送部41に、又、偶数番グ
ループの受光エレメントでの蓄積電荷が転送ゲー
ト部32を通じて電荷転送部42へ夫々取り込ま
れ、そしてこの時に入力端子1c〜1fに、転送
クロツクφ1〜φ4として比較的高周波のクロツ
クパルスを附与することに依り、例えば時刻t2
らt3までの間に上記受光エレメント2″及び2′で
の各蓄積電荷を全て出力部5まで転送させて、第
6図aに示す様に、この時刻t2からt3の間で、出
力端子1hより電圧又は電流として時系列的に出
力させることが出来る。尚、第6図aにはこの出
力端子1hから得られるセンサ出力信号をウエー
ブ・フオーム信号で示してあるが、実際にはこれ
は周知の様に、時系列パルス信号として得られる
ものである。又この時刻t2からt3の間で得られる
センサ出力信号は上記の基準視野像及び参照視野
像に正しく対応しているという保証がないため、
茲では不要信号として扱われる。従つて、この回
のセンサ・デバイス出力の読み出しは、上記受光
部2に於ける各受光エレメント2″及び2′での蓄
積電荷を不要電荷として除去するためのシーケン
スに相当し、そのため、上記転送クロツクφ1〜
φ4として比較的高周波のクロツク・パルスを附
与する訳である。又、上記の遮光されざる受光エ
レメント2″では、スタート・パルスφsがハイか
らロウに立ち下つた時点で新たに、上記基準視野
像並びに参照視野像に於ける各微小画素の輝度に
対応した発生電荷の蓄積が再び開始される様にな
る。
次いで時刻t4で上記入力端子1bに再びスター
ト・パルスφsが附与されると、受光エレメント
2′に於ける蓄積電荷並びに受光エレメント2″に
於ける各画素の輝度に対応した蓄積電荷が上述の
様に、奇数番グループと偶数番グループと云う様
に分けて電荷転送部41,42に取り込まれ(従つ
て、スタート・パルスφsが時刻t1で附与された
後、今回再び時刻t4で附与される迄の時間―第6
図b中にTiで示す時間―が上記受光部2での積
分時間、即ち、電荷の蓄積時間となる訳である)、
そしてこの時に、入力端子1c〜1fに、転送ク
ロツクφ1〜φ4として今度は比較的低周波のク
ロツク・パルスを附与することに依り、例えば時
刻t5からt13までの間に各受光エレメント2′及び
2″での蓄積電荷を出力部5まで転送させて、第
6図aに示す様に、この時刻t5からt13の間に出力
端子1hより電圧又は電流として時系列的に出力
させることが出来る。尚、この回の読み出しに際
して得られるセンサ出力信号は有効信号として後
続のアナログ処理回路に附与される訳であるが、
茲で、この回の読み出しに際し、入力端子1c〜
1fに附与すべき転送クロツクを比較的低周波の
クロツク・パルスとしたのはセンサ出力信号の読
み出しの速度を低速にして上記アナログ処理回路
の応答特性を緩和するためである。
さて、この回の読み出しに際して得られる出力
端子1hからのセンサ出力信号は差動増幅回路8
中の演算増幅器OP1の反転入力端子に附与される
訳であるが、一方、この時、センサ・デバイス1
では電圧変動検出部7に依り上記入力端子1aに
附与される電圧VEの変動が検出されて出力端子
1iより電圧変動情報信号が出力され、そしてこ
れは上記差動増幅回路8中の演算増幅器OP1の非
反転入力端子に附与されている。従つて、今、出
力端子1hからの出力をV1、出力端子1iから
の出力をV2とすると上記演算増幅器OP1の出力
VOP1は、 VOP1=r4/r3+r4・r1+r2/r1・V2−r2/r1・V1 で表わされる(但しr1〜r4は抵抗R1〜R4の抵抗値
である)であるが、ここで、r1=r2=r3=r4とし
ておくと VOP1=V2−V1 となつて、差動増幅回路8の出力端には電圧変動
成分が除去された信号が現われる様になり、結局
これに依り、センサ出力信号中の電圧変動成分を
除去することが可能となる。
さて、一方、この回のセンサ・デバイス出力の
読み出しに際しては、例えば時刻t5からt8の間で
は上記受光部2に於ける遮光された受光エレメン
ト2′での蓄積電荷に対応した信号が得られる訳
であるが、ここで先ず、暗電流信号検出保持回路
9中のトランジスタTr5のベースに附与されてい
る制御信号φ6が第6図dに示す様に、時刻t5
らt6の間ハイになると、これに依り該トランジス
タTr5がこの期間導通するためにコンデンサC1
電荷がクリアされ、次いでこのコンデンサC1
電荷のクリア後、入力制御用トランジスタTr1
ベースに附与されている制御信号φ5が第6図c
に示す様に時刻t6からt7の間、ロウになるとこれ
に依り該トランジスタTr1が不導通となるため
に、上記差動増幅回路8の出力、即ち、上記の遮
光された受光エレメント2′での蓄積電荷に対応
した信号が、電圧変動成分が除去された形で、上
記トランジスタTr1が不導通となつている期間、
即ち時刻t6からt7の期間のみ、コンパレータCP1
の非反転入力端子に附与される。一方、該コンパ
レータCP1の反転入力端子は上記コンデンサC1
接続されているために、上記トランジスタTr1
不導通となつて差動増幅回路8の出力が附与され
た時点では非反転入力電位が反転入力電位よりも
高くなり、そのため、該コンパレータCP1の出力
はロウからハイに反転し、従つてトランジスタ
Tr2が導通して、ベース・コレクタ間が短絡され
てダイオードとして作動するトランジスタTr4
抵抗R6に依つて規定される一定電流IR6が流れる
と共に、トランジスタTr3が導通して該トランジ
スタTr3を流れる電流I1に依りコンデンサC1の充
電が開始される。茲で抵抗R7の抵抗値が抵抗R6
のそれよりも十分に高いものとし、且つトランジ
スタTr3のベース電流を無視すると、トランジス
タTr4,Tr3のベースエミツタ間の電圧VBE4
VBE3は VBE4=KT/gln(IR6/i0+1) VBE3=KT/gln(I1/i0+1) となる。ここに、Kはボルツマン定数、Tは絶対
温度、gは電荷素量、i0は逆方向飽和電流、IR6
抵抗R6を流れる電流、I1はコンデンサC1の充電電
流である。
本回路ではVBE4=VBE3であるので、IR6=I1とな
り、抵抗R6を流れる電流と同等の一定電流でコ
ンデンサC1が充電されることになる。
そしてコンデンサC1の電位が上昇して行つて
コンパレータCP1の反転入力電位が非反転入力電
位を越えると該コンパレータCP1の出力はハイか
らロウに反転し、これに依りトランジスタTr2
不導通となるためにトランジスタTr3が不導通と
なつて、コンデンサC1の充電が断たれる様にな
り、結局この暗電流信号検出保持回路9では、以
上の様にして、上記差動増幅回路8からの出力信
号のうち、上記の遮光された受光エレメント2′
での蓄積電荷に相当する信号に基づいて暗電流信
号の検出保持が行われ、そして上記コンデンサ
C1で保持された暗電流情報信号はバツフア増幅
器BP1を通じて出力される。
尚、上記抵抗R7はトランジスタTr2が不導通に
なつた際に、ダイオード接続されたトランジスタ
Tr4の接合容量に因るトランジスタTr3のスイツ
チングの遅れを取り除くためのものである。又、
ちなみに、上記コンパレータCP1及びトランジス
タTr2,Tr3の反転動作の遅れは一定であるので、
上記差動増幅回路8の出力電圧の変動の如何に拘
らず、コンパレータCP1の反転入力電位が非反転
入力電位を越えた時点から一定時間(tD)後に、
コンデンサC1の充電が断たれるものとすると、
回路系の応答遅れに依る該コンデンサC1のオー
バー・チヤージに基づく検出誤差電圧ΔVは ΔV=tD・I1/Cq となり(但しCqはコンデンサC1の容量である)
従つて、この誤差電圧ΔVに相当する電圧分だけ
コンパレータCP1或いはバツフア増幅器BP1のオ
フセツト電圧をシフトするが、或いはバツフア増
幅器BP1の出力端に差動増幅回路を接続して、こ
の誤差電圧ΔVを差し引くことに依り暗電流信号
電圧に高精度に対応した電圧を得ることが出来る
ものである。
さて、次いで時刻t8からt13の間では、上記の遮
光されざる受光エレメント2″での蓄積電荷に対
応した信号、即ち、これ等受光エレメント2″上
に結ばれている基準視野像並びに参照視野像に関
する走査信号を含む信号が得られ、これは上記差
動増幅回路8に依つて電圧変動成分が除去された
後、次の差動増幅回路10中の演算増幅器OP2
非反転入力端子に附与される訳であるが、一方、
この時該演算増幅器OP2の反転入力端子には時刻
t6からt7の間で上記暗電流信号検出保持回路9に
依り検出保持された暗電流情報信号が附与されて
居り、従つて、該暗電流検出保持回路9の出力を
VBP1とすると、該演算増幅器OP2の出力VOP2は、
上記差動増幅回路8に於ける演算増幅器OP1の出
力VOP1と同様 VOP2=r9/r8+r9・r10+r11/r10 ・VOP1−r11/r10・VBP1 で表わされ(但し、r8〜r11は抵抗R6〜R11の抵抗
値である)、ここでr8=r9=r10=r11としておく
と、 VOP2=VOP1−VBP1 となつて、差動増幅回路10の出力端には暗電流
成分が除去された信号が現われる様になり、結局
これに依り、センサ出力信号中から、更に暗電流
成分を除去することが可能になる。
上記差動増幅回路10からの出力は次にフイル
タ回路11に附与されて此処で更に高周波雑音成
分が除去された後、二値化回路16並びにピーク
値検出回路12に附与される。該ピーク値検出回
路12では、先ず、トランジスタTr10のベース
に附与されている制御信号φ8が第6図fに示す
様に、時刻t5からt9の間、ハイになることに依り
該トランジスタTr10がこの期間、導通してコン
デンサC3の電荷がクリアされ、そしてこのコン
デンサC3の電荷のクリア後、入力制御用トラン
ジスタTr6のベースに附与されている制御信号φ
7が第6図eに示す様に時刻t9からt10の間ロウに
なることに依り該トランジスタTr6がこの期間不
導通となつて、上記フイルタ回路11からの出力
のうち、このトランジスタTr6が不導通となつて
いる、時刻t9からt10の間での出力、即ち、第6図
a,eから理解される様に上記の遮光されざる受
光エレメント2″上に結ばれている基準視野像に
対応した出力のみがコンパレータCP2の非反転入
力端子に附与される様になる。尚、時刻t8からt9
の間で得られる信号は、受光エレメント2″中の、
基準視野像に隣接している受光エレメントからの
信号に相当するもので基準視野像に関する走査信
号ではなく、従つてここでは時刻t9に於て上記制
御信号φ7をハイからロウに反転させることに依
り、コンパレータCP2には基準視野像に対応した
信号のみが正確に附与される様にしている。
さて、時刻t9でコンパレータCP2の非反転入力
端子にフイルタ回路11からの出力、即ち、電圧
変動成分、暗電流成分並びに高周波雑音成分が除
去された基準視野像についての走査出力が附与さ
れると、該コンパレータCP2は、上記暗電流信号
検出保持回路9に於けるコンパレータCP1と同
様、その反転入力端子がコンデンサC3に接続さ
れているために、上記フイルタ回路11からの出
力をその非反転入力端子に附与された時点でその
出力はロウからハイに反転し、これに依りトラン
ジスタTr7,Tr8が導通して、上記暗電流信号検
出保持回路9の場合と同様にして、抵抗R14を流
れる電流と同等の一定電流でコンデンサC3の充
電が開始され、そして該コンデンサC3の充電電
圧が上記フイルタ回路11からの出力電位を越え
る様になるとコンパレータCP2の出力がハイから
ロウに反転して該コンデンサCの充電が遮断され
る様になる。以下、このピーク値検出回路12で
はフイルタ回路11からの出力の変化に応じて、
コンパレータCP2の非反転入力電位が反転入力電
位を越えればコンデンサC3の充電が再び開始さ
れ、そして、反転入力電位が非反転入力電位を越
えれば該コンデンサC3の充電が断たれると言つ
た動作が時刻t10が経過するまで繰り返され、最
終的に時刻t10が経過してトランジスタTr6が導通
することに依りフイルタ回路11からの出力の、
コンパレータCP2の非反転入力端子に対する附与
が断たれた時点では、この時刻t9からt10の間での
該フイルタ回路11からの出力の最大値、即ち、
換言すれば、上記基準視野像についての走査出力
のピーク値に対応した電圧がコンデンサC3で保
持され、結局これに依り、上記基準視野像につい
ての走査出力信号中のピーク値の検出が可能とな
る。以下、時刻がt11,t12,t13と進むにつれて得
られる走査信号は上述した通り、差動増幅回路8
で電圧変動成分が除去された後、差動増幅回路1
0で暗電流成分が除去され、更にフイルタ回路1
1で高周波雑音成分が除去されて二値化回路16
に附与される様になる。尚、時刻t10からt13の間
で得られる信号のうち、時刻t10からt11の間並び
に時刻t12からt13の間で得られる信号は時刻t8
らt9の間で得られる信号と同様、視野像とは無縁
のもので、時刻t11からt12の間で得られる信号の
みが参照視野像についての走査出力信号に相当す
るものである。
さて、時刻t13が経過してセンサ・デバイス出
力の読み出しが終了した後、ピーク値保持回路1
3中のトランジスタTr15のベースに附与されて
いる制御信号φ10が第6図hに示す様に時刻
t14からt15の間ハイになると、これに依り該トラ
ンジスタTr15がこの期間導通してコンデンサC4
の電荷がクリアされる様になり、そして該コンデ
ンサC4の電荷のクリア後、入力制御用トランジ
スタTr11のベースに附与されている制御信号φ
9が第6図gに示す様に時刻t15からt16の間、ロ
ウになると、これに依り該トランジスタTr11
この期間不導通となるために上記ピーク値検出回
路12からの出力がコンパレータCP3の非反転入
力端子に附与され、そして上記暗電流信号検出保
持回路9及びピーク値検出回路12に於けると同
様にして、該コンパレータCP3の非反転入力電位
に対応したレベルまでコンデンサC4が充電され、
結局、上記ピーク値検出回路12で検出された基
準視野像についての走査出力信号のピーク値に相
当する電圧がコンデンサC4で保持される様にな
る。そして該コンデンサC4の保持電圧はバツフ
ア増幅器BP3を通じてピーク値電圧VPとして判
別回路17及び分圧回路14に附与される。そし
て先ず判別回路17では、オーバー検出用のコン
パレータCP6に依り該ピーク値電圧VPが基準電圧
設定回路15で設定されている上限の基準電圧
VMAXを越えているか否かが、又、アダンダー検
出用のコンパレータCP7に依り同じく下限の基準
電圧VMINを下回つているか否かが検出され、結
局、上記コンパレータCP6,CP7の出力を夫々
T3,T4とすると、VMAX≧VP≧VMINの場合には
T3,T4は共にロウ、VP>VMAXの場合にはT3がハ
イ、T4がロウ、又、VP<VMINの場合にはT3がロ
ウ、T4がハイという具合に、上記ピーク値電圧
VPのレベルに応じた判別結果が上記コンパレー
タCP6,CP7の出力T3,T4の組み合せに依つて得
られる様になる。
又、一方、上記分圧回路14では、その出力端
子に、 VSP/r19/1/r19+1/r20+1/vr1 (ここにr19,r20,vr1は抵抗R19,R20及び可変
抵抗VR1の抵抗値である)で表わされる電圧VS
が現われ、これは信号二値化のためのスライスレ
ベルとして二値化回路16に於ける第1の二値化
用コンパレータCP4の反転入力端子に附与され
る。又、この時該二値化回路16に於ける第2の
二値化用コンパレータCP5の反転入力端子には上
記基準電圧設定回路15で設定されている、上記
電圧VMAXと電圧VMINとの間での特定の電圧VF
信号二値化のためのスライス・レベルとして附与
されている。
尚、茲で、上記分圧回路14で得られるスライ
ス・レベルとしての電圧VSはピーク値電圧VP
対して、VS=0.6〜0.8VP程度になる様にして居く
と回路での雑音信号に依る影響が除去されて比較
的良好な二値化データが得られる様になるもので
あることが実験的に確かめられている。又、上記
基準電圧設定回路15で得られる固定のスライ
ス・レベルとしての電圧VFについては、その決
め方は色々考えられるが、例えば上記の電圧
VMAXとVMINとの中間のレベル、即ち、 VF=VMAX+VMIN/2 で求められる電圧レベル、或いは、段数として中
間のレベル、即ち、 VF=√MAX×MIN で求められる電圧レベルが比較的満足し得るもの
であろう。
さてこの状態で、時刻がt17に進むとセンサ・
デバイス1で不要電荷の排除、即ち、センサ・デ
バイス出力の高速読み出しが再び行われてこれは
時刻t18からt19の間に終了し、そして更に時刻が
t20に進むと、有効信号を得るための、低速での
センサ・デバイス出力の読み出しが再び開始さ
れ、そしてこの時に得られる走査出力信号は、上
述した様に差動増幅回路8,10及びフイルタ回
路11を通じて電圧変動成分、暗電流成分並びに
高周波雑音成分が除去された後、二値化回路16
に於けるコンパレータCP4,CP5の各非反転入力
端子に附与され、従つて、第1のコンパレータ
CP4に依り、前回検出されたピーク値電圧VPに基
づいて設定されている電圧VSをスライス・レベ
ルとした上記走査信号の二値化が行われてこれは
出力T1として得られる様になると共に、第2の
コンパレータCP5に依り、上記基準電圧設定回路
15で設定されている電圧VFをスライス・レベ
ルとした上記走査出力信号の二値化が行われてこ
れは出力T2として得られる様になる。
尚、この回のセンサ・デバイス出力の読み出し
に際しては、時刻t22からt23の間で上記暗電流信
号検出保持回路9に依り暗電流信号の検出保持が
行われ、その結果に基づいて差動増幅回路10に
依り暗電流成分の除去が行われるものである。
又、時刻t25からt26の間では上記ピーク値検出回
路12に依り再びピーク値検出が行われ、そし
て、時刻がt29に達してセンサ・デバイス出力の
読み出しが終了した後、更に時刻がt30に達する
と、ピーク値保持回路13で保持されているピー
ク値電圧VPがクリアされ、そして時刻t31で今回、
時刻t25からT26の間で上記ピーク値検出回路12
に依り検出されたピーク値に書き換えられ、そし
てこの時に得られる分圧回路14の出力電圧VS
は次の回の、有効信号としてのセンサ・デバイス
出力の読み出しに際して得られる走査出力信号の
二値化のためのスライス・レベルとして利用され
る様になる。
以下上述の動作が繰り返されて、センサ・デバ
イス1から有効信号が読み出される度毎に、二値
化回路16からはセンサ・デバイス1上に結ばれ
る基準視野像並びに参照視野像についての2通り
の2値化データ即ち、電圧VSをスライス・レベ
ルとして二値化データT1と電圧VFをスライス・
レベルとした二値化データT2が得られ、又判別
回路17からはピーク値保持回路13で保持され
ているピーク値電圧VPが電圧VMAXと電圧VMIN
で規定される電圧範囲内に在るか或はこれを上回
つているか下回つているかの判別出力(T3,T4
が得られる様になる。
さて、この第1図示光センサ・アレイ・デバイ
スと第3図示回路系との組み合せに依れば、以上
の様にして物体像の走査が行われて、最終的に、
像走査出力を、ピーク値電圧VPに基づいて定ま
るスライス・レベルVSに依つて二値化したデー
タT1と固定のスライス・レベルVFに依つて二値
化したデータT2と、更に上記ピーク値電圧VP
所定の電圧範囲VMAX〜VMIN内に在るか否かにつ
いての判別出力T3,T4とが得られる訳であるが、
それでは次に、第4図を参照して、上記の判別出
力T3,T4に基づいて、上記の2通りの二値化デ
ータT1,T2のいずれを距離検出のために利用す
るかを決定すると共にセンサ・デバイス1での積
分時間を制御するための回路の一例について説明
する。
先ずその構成について説明するに、18は上記
判別回路17からの判別出力T3,T4に基づいて
上記二値回路16からの2通りの二値化像データ
T1,T2のうち、いずれを利用するかを決定する
データ選択回路で、上筋の判別出力T3,T4のオ
アをとるオア・ゲートOR1と、上記二値化回路1
6からの2通りの二値化データのうちのコンパレ
ータCP4から出力される二値化データT1と上記オ
アゲートOR1の出力のインバータIN1を介しての
信号とのアンドをとるアンド・ゲートAN1と、
上記二値化回路16からの2通りの二値化データ
のうちのコンパレータCP5から出力される二値化
データT2と上記オア・ゲートOR1の出力とのア
ンドをとるアンド・ゲートAN2と、これ等アン
ド・ゲートAN1,AN2の出力のオアをとるオ
ア・ゲートOR2とから成つている。
19はこの第4図に示す回路系がシーケンシヤ
ルな動作を遂行する上で基本となる基本クロツ
ク・パルスCLKを発生する基本クロツク発生回
路、20は該基本クロツク発生回路19から出力
される基本クロツク・パルスCLKに基づいて、
上記暗電流信号検出保持回路9、ピーク値検出回
路12及びピーク値保持回路13に附与すべき上
記の制御信号φ5〜φ10の外、後述の各回路部
のシーケンシヤル制御のための各種制御信号を発
生するシーケンス制御信号発生回路で、分周用の
カウンタ・セレクト・ゲート等を有して成る。2
1は上記基本クロツク発生回路19から出力され
る基本クロツク・パルスCLKに基づいて上記セ
ンサ・デバイス1に附与すべき転送クロツクφ1
〜φ4を出力するドライバ回路で、分周用カウン
タ、セレクト・ゲート等を有して成つていて、セ
ンサ・デバイス1での不要電荷の排除(即ち、セ
ンサ・デバイス出力の高速読み出し)のための比
較的高周波の転送クロツクと有効走査出力の取り
出し(即ち、センサ・デバイス出力の低速読み出
し)のための比較的低周波の転送クロツクとの2
種類の転送クロツクを選択的に出力する機能を有
している。尚、上記シーケンス制御信号発生回路
20は該ドライバー回路21に対し、高速読み出
し及び低速読み出しを選択指令する指令信号φA
を附与し、そして、該ドライバー回路21に該指
令信号φAに従つて高周波転送クロツク及び低周
波転送クロツクを選択的に出力する。
SR1は上記の基準視野像についての二値化デー
タをストアするためのシフト・レジスタ、SR2
びSR3は上記の参照視野像についての二値化デー
タをストアするためのシフト・レジスタで(即
ち、上記した様に基準視野に対し参照視野の方が
大きく設定されている関係上、基準視野像につい
てのデータよりも参照視野像についてのデータの
方の多くなる訳であり、従つて、基準視野像につ
いてのデータに対してはシフト・レジスタSR1
適用し、他方、参照視野像についてのデータに対
してはシフト・レジスタSR2及びSR3の組み合せ
を適用する訳である)、シフト・レジスタSR1
びSR2は共に同一ビツト構成の直列入力―直列出
力の循環型シフト・レジスタとなつて居り、又、
シフト・レジスタSR3は直列入力―直列出力型の
シフト・レジスタとなつていて、いずれも上記シ
ーケンス信号発生回路20から附与されるドライ
ブ・クロツクφ11,φ12,φ13に依つてそ
のシフト動作が制御される。。尚、22はシフ
ト・レジスタSR2のデータの循環ライン中に設け
られたゲート回路で、そのオン、オフは上記シー
ケンス制御信号発生回路20からの制御信号φ1
4に依つて制御される。
23は上記データ選択回路18で選択された二
値化像データのうち、基準視野像についてのデー
タを上記シフト・レジスタSR1に、又、参照視野
像についてのデータをシフト・レジスタSR2及び
SR3に夫々分配するデータ分配回路で、その動作
は上記シーケンス制御信号発生回路20からの制
御信号φDに依つて制御される。
ENは上記シフト・レジスタSR1及びSR2での
データの循環に際し、1ビツトずつのデータが互
いに一致している場合は、即ち、共に“1”又は
共に“0”である場合に“1”信号をそして不一
致の場合に“0”信号を出力するイクスクル―シ
ブノア・ゲート、24は上記シフト・レジスタ
SR1及びSR2でのデータの循環に際してその都
度、該イクスクル―シブ・ノア・ゲートENから
の“1”信号の数、即ち、シフト・レジスタSR1
及びSR2に於けるデータ間での一致データの数を
カウントして、該シフト・レジスタSR1及びSR2
でのデータの各循環の度毎に得られる一致データ
数のうちの最大値を検出する最大一致データ数検
出回路で、上記イクスクル―シブ・ノア・ゲート
ENからの“1”信号の数をカウントするカウン
タと、該カウンタのカウント値をストアするレジ
スタと該カウンタとレジスタとでの内容の大小を
比較するコンパレータとから成つている。尚、こ
の場合、コンパレータは「カウンタの内容>レジ
スタの内容」と云う状態を検出した場合にのみレ
ジスタにロード信号を附与し、そして、レジスタ
はこのコンパレータからのロード信号に応答して
カウンタの内容を取り込む様に為されているもの
である。又、カウンタのカウント動作並びにコン
パレータの比較動作は上記ケーシング制御信号発
生回路20からの制御信号φB中に含まれる夫々
の信号に依つて制御される。
25は上記シフト・レジスタSR1及びSR2に於
けるデータ間での一致データ数が最大になるまで
に要されるシフト・レジスタSR2及びSR3でのデ
ータのシフト量(即ち、基準視野像についてのデ
ータに対する参照視野像についてのデータの相対
的なシフト量で、これはシフト・レジスタSR3
ストアされているデータのシフト・レジスタSR2
への取り込み回数に依つて検出出来る)を検出す
るためのデータ・シフト量検出回路で、上記シー
ケンス制御信号発生回路20からの制御信号φC
中に含まれる。上記シフト・レジスタSR3にスト
アされているデータの、シフト・レジスタSR2
の取り込みを示す信号の数をカウントするカウン
タと、上記最大一致データ数検出回路24中のコ
ンパレータから出力されるロード信号φLに応答
してこのカウンタの内容を取り込むレジスタとか
ら成つて居り、その際該カウンタのカウント動作
は上記の制御信号φC中に含まれる特定の信号に
依つて制御される。
尚、ここで、上記の二値化値データの処理が全
て終了した時点で該データ・シフト量検出回路2
5内のレジスタに残される内容は、シフト・レジ
スタSR1及びSR2に於けるデータ間での一致デー
タ数が最大になる迄の、即ち、換言すれば、参照
視野像中で、基準視野像と一致していると見做し
得る像部分、或いは最も似通つた像部分分につい
てのデータがシフト・レジスタSR2にストアされ
る様になる迄の、参照視野像についてのデータの
シフト量を表わしている訳であるが、これは、上
記基準視野像並びに参照視野像が基線距離計式光
学系に依つて上記センサ・デバイス1の受光部2
に於ける受光エレメント2″上に結ばれているも
のであると云うことからして、或いは又、上述の
米国特許第4004852号に於ける距離測定の原理か
らして、明らかに目標物体迄の距離の情報を表わ
すものである。
26は上記の二値化像データの処理が全て終了
した時点で附与される上記シーケンス制御信号発
生回路20からの制御信号φC中に含まれるデー
タ取り込み信号に応答して上記データ・シフト量
検出回路25中のレジスタにストアされているデ
イジタル信号を取り込んでこれを距離信号として
のアナログ信号に変換するD/A変換回路、BP4
はインピーダンス変換のためのバツフア増幅器、
Meは物体距離指示用のメータCIは定電流源、
PMはその摺動ブラシBF1及びBF2は不図の、上
記目標物体に対して焦点合わせされるべき調定可
能な光学系(例えばカメラの撮影光学系等)に連
動させられていることに依り該光学系の調定位置
情報の信号を附与する様に為されたポテンシヨ・
メータ、CP8及びCP9は上記バツフア増幅器BP4
から附与される物体の距離信号、並びに上記ポテ
ンシヨ・メータPMのブラシBR1,BF2を通じて
附与される光学系の調定位置の情報信号を夫々入
力して、該光学系が上記目標物体に対する適正合
焦範囲内に在るか否かを検出するコンパレータ、
AN6はこれ等両コンパレータCP8,CP9の出力の
アンドをとるアンド・ゲートで、その出力は表示
用発光ダイオードLDを制御するスイツチング・
トランジスタTr16のベースに附与される様に為
されて居り、従つて光学系の調定に際し、上記コ
ンパレータCP8,CP9の出力が共にハイになつた
場合(即ち、バツフア増幅器BP4の出力レベルが
ポテンシヨ・メータPMのブラシBF1,BF2を通
じて得られる2つの電圧レベルで規定される電圧
範囲内に納まる場合であつて、これは、上記光学
系が目標物体に対する適正合焦範囲内に調定され
たことを意味するものである)に、上記トランジ
スタTr16が導通し、これに依り抵抗R27で定まる
電流値に応じた発光量で発光ダイオードLDが発
光して、該光学系が目標物体に対する適正合焦範
囲内に調定された旨、表示される様になる訳であ
る。
尚、ここで、上記ポテンシヨ・メータPMのブ
ラシBF1,BF2並びにコンパレータCP8,CP9
組み合せをいずれか1つにして(勿論、その場合
アンド・ゲートAN6は省略出来る)、光学系の位
置の情報を1つの電圧レベル(即ち、これは光学
系の位置を1つの“点”として表わすことを意味
する)で表わす様にしても良いものであるが、し
かし乍ら、これは、光学系の調定に際し、バツフ
ア増幅器BP4の出力で指示される1つの“点”に
該光学系を正確に合わせることを要するため実用
面では甚だ不都合を招くものであり、従つて、上
記した様にポテンシヨ・メータPMのブラシBF1
BF2及びコンパレータCP8,CP9の組み合せに依
つて光学系の位置を或る電圧範囲(これは光学系
の位置を1つの“点”としてではなく或る幅を持
つた“範囲”として表わすことを意味するもので
ある)で表わす様にして居くことの方がより実用
的であろう。
勿論、この場合、上記ポテンシヨ・メータPM
のブラシBF1,BF2を通じて得られる2つの電圧
レベルで規定される電圧範囲を狭くすればする
程、焦点調節の精度が向上して来るものである
が、実際には、光学系の諸元、例えば焦点深度等
に応じて許容し得る幅を設定する様にすれば良い
であろう。
27は上記データ選択回路18で選択された像
データのうち、基準視野像についてのデータに基
づいて、像走査出力の二値化処理に際して失敗が
無いかどうかを検出するスライス失敗検出回路
で、上記シーケンス制御信号発生回路20から附
与される制御信号φ16(第6図r図示)と上記
データ選択回路18から附与される像データとの
アンドをとるアンド・ゲートAN3と、同じく該
制御信号φ30と上記像データのインバータIN2
を介しての信号とのアンドをとるアンド・ゲート
AN4と、上記アンド・ゲートAN3の出力をセツ
ト入力とするR―SフリツプフロツプFP1と、同
じくアンド・ゲートAN4の出力をセツト入力と
するR―SフリツプフロツプFP2と、更に両フリ
ツプフロツプFP1,FP2のQ出力のアンドをとる
アンド・ゲートAN5とから成つていて、該アン
ド・ゲートAN5の出力は上記シーケンス制御信
号発生回路20に附与される。
尚、上記フリツプフロツプFP1,FP2は、シー
ケンス制御信号発生回路20から附与されるリセ
ツト信号φ17(第6図g図示)に依つて、上記
データ選択回路18からの像データがアンド・ゲ
ートAN3,AN4に附与される様になる以前にリ
セツトされる。
28は上記判別回路17からの判別出力T3
T4に基づいてセンサ・デバイス1の積分時間を
制御する積分時間制御回路で、その詳細は第5図
に示す如くである。
即ち、図に於て、UCDは、オア・ゲートト
OR4〜OR6、J―KフリツプフロツプFP3〜FP5
及びイクスクル―シブ・オア・ゲートER1,ER2
から成るアツプ・ダウン・カウンタで、上記シー
ケンス制御信号発生回路20から附与される積分
時間イニシヤル・セツト用パルスφ19(第6図
j図示)をカウントすると共に、その後は、アン
ド・ゲートAN8を通じてシーケンス制御信号発
生回路20からの積分時間変更用パルスφ22
(第6図k図示)を附与された場合にのみ、これ
に応答してカウント・アツプ又はカウント・ダウ
ンする。尚、上記フリツプ・フロツプFP3〜FP5
は不図示の電源スイツチの投入に応答してシーケ
ンス制御信号発生回路20から出力されるリセツ
ト・パルスφ20(第6図i図示)に依つてリセ
ツトされる。又、該アツプ・ダウン・カウンタ
UDCのアツプ・カウント・モードとダウン・カ
ウント・モードとでの切換えは、上記判別回路1
7からの出力T3の、インバータIN3を介しての信
号に依つて制御される。即ち、インバータIN3
出力がハイの場合(上記判別回路17の出力T3
がロウの場合で、上記ピーク値保持回路13で保
持されているピーク値電圧Vpが基準電圧設定回
路15で設定されている上限の電圧VMAXに対し、
Vp≦VMAXの関係に在ることを意味する)には該
アツプ・ダウン・カウンタUDCはダウン・カウ
ント・モードに設定され、インバータIN3の出力
がロウの場合(上記判別出力T3がハイの場合で、
上記ピーク値電圧Vpが電圧VMAXに対し、Vp
VMAXの関係に在ることを意味する)にはアツ
プ・カウント・モードに設定される。
ER3は上記アツプ・ダウン・カウンタUDCの
各ビツトの出力並びに上記判別出力T3を入力と
するイクスクル―シブ・オア・ゲートで、これ
は、該アツプ・ダウン・カウンタUDCがその終
端ビツト迄カウント・ダウン又はカウント・アツ
プした際、即ち、第7図中にA1又はA0で示され
る状態に達した際にそれ以上のカウントを禁止す
るカウント・リミツタの役目をし、これに依りア
ツプ・ダウン・カウンタUDCはパルスφ19及
びφ22を合計8個までカウント可能となり、そ
れ以上はカウントしなくなる。OR3は上記判別回
路17からの双方の出力T3,T4のオアをとるオ
ア・ゲートで、該オア・ゲートOR3の出力は上記
イクスクル―シブ・オア・ゲートER3の出力と共
に上記アンド・ゲートAN8に附与される。従つ
て、ここでは該オア・ゲートOR3及びアンド・ゲ
ートAN8に依り上記判別回路17からの出力T3
T4の状態に基づいて積分時間の変更を行うか付
かが決定され、そして、変更する場合には、短縮
するか、伸長するかが上記インバータIN3の出力
の状態に依つて決定される(即ち、ダウン・カウ
ントの場合は伸長、アツプ・カウントの場合は短
縮となる)訳である。
DCDは上記アツプ・ダウン・カウンタUDCの
カウント出力を積分時間の情報にデコードするデ
コーダで、ここでは該アツプ・ダウン・カウンタ
UDCの3ビツトの2進出力を10進のデータにデ
コードする様に為されている。BP11〜BP18
夫々上記デコーダDCDの出力B1〜B8の各々を受
けるインンピーダンス変換用のバツフア増幅器、
TCは積分時間設定用のタイマ回路で、抵抗R31
〜R38及びコンデンサC11〜C18の各組み合せから
成る8つの時定回路部を有して居り、各時定回路
部は夫々上記バツフア増幅器BP11〜BP18の出力
端に接続されている。尚、Tr21〜Tr28は夫々上
記の8つの時定回路部の時定動作を制御するため
のトランジスタで、上記シーケンス制御信号発生
回路20から出力される制御信号φ21(第6図
l図示)に依つてその導通、不導通が制御され
る。又、上記の8つの時定回路部は、抵抗R31
びコンデンサC11から成る第1の時定回路部が最
も短かい時定数を有し、以下、第2、第3、第4
……と行くに従つて時定数が長くなり、最後の抵
抗R38及びコンデンサC18から成る第8の時定回路
部が最も長い時定数を有する様に設計されて居
り、従つて、上記デコーダDCDの出力B1〜B8
応じて合計8種類の互いに異なつた積分時間が得
られる訳である。
尚、上記シーケンス制御信号発生回路20から
はセンサ・デバイス1での不要電荷の排除、即ち
センサ・デバイス出力の高速読み出しに際しての
み、上記スタート・パルスφsとして利用される
パルス信号φ15(第6図m図示)が出力される
が、ここで、上記制御信号φ21は、第6図l,
mから理解される様に、該パルス信号φ15の立
ち下りと同期してハイからロウに反転し、そして
所定の時間後にロウからハイに復帰する様にして
出力されるものである。
SPCは上記タイマ回路TCで規定されるタイミ
ングで、有効走査出力の取り出し、即ち、セン
サ・デバイス出力の低速読み出しを開始するため
のパルス信号(第6図R図示)を発生するスター
ト・パルス発生回路で、上記タイマ回路TCに於
ける各時定回路部からの出力のオアをとるオア・
ゲートOR7(該オア・ゲートOR7の出力は第6図
nに示される)と、インピーダンス変換用のバツ
フア増幅器と、抵抗R39及びコンデンサC19から成
る遅延回路部と、該遅延回路部に接続されたスイ
ツチング・トランジスタTr29と抵抗40と、該
トランジスタTr29の出力(エミツタ電位―第6
図o図示)と上記オア・ゲートOR7の出力とのア
ンドをとるアンド・ゲートAN9とから成り、該
アンド・ゲートAN9を通じて第6図Rに示す様
に、上記のパルス信号が出力される。
尚、第4図に於て、AN7は上記アンド・ゲー
トAN6の出力と、上記積分時間制御回路28に
於ける、デコーダDCDの出力B1及びB2のオアを
とるオア・ゲートOR8の出力とのアンドをとるア
ンド・ゲートで、その出力は上記表示用発光ダイ
オードLDに抵抗R28を介して接続されたトランジ
スタTr17のベースに附与される様に為されて居
り、従つて、これに依れば、上記デコーダDCD
の出力B1又はB2がハイになつた場合、即ち、積
分時間が調整可能な最短の時間、或いはこれに続
く、次に短かい時間に設定された場合に該アン
ド・ゲートAN7の一方の入力がハイとなり、そ
して、この状態で光学系が物体に対する適正合焦
範囲内に調定されてアンド・ゲートAN6の出力
がハイになると、これに依り該アンド・ゲート
AN6の出力もハイになるためにこの場合には上
記発光ダイオードLDには抵抗R27,R28が並列に
接続されて、抵抗R27のみの場合に比べて流れる
電流が増大し、そのためその発光量が増大する様
になる。即ち、積分時間が最短の時間或いは、次
に短かい時間に設定されたと云うことは周囲が非
常に明るいと云うことであるが、その様な状況に
あつては、例えばカメラ等に於て上記の発光ダイ
オードLDの点灯をそのフアインダ内で視認し得
る様に為した場合、該発光ダイオードLDに依る
合焦表示が周囲の明るさの影響で非常に見にくく
なるものであり、従つて、上記した様な構成を附
加しておけば、周囲が非常に明るい場合の合焦表
示に際しては該発光ダイオードLDの発光量が増
大するために、斯かる不都合を有効に除去し得る
訳である。
又、第4図中、OR9は上記シーケンス制御信号
発生回路20から出力されるパルス信号φ15と
上記積分時間制御回路28中のスタート・パルス
発生回路SPCからの出力パルスとのオアをとるオ
ア・ゲートで、ここでは、該オア・ゲートOR9
出力がスタート・パルスφsとしてセンサ・デバ
イス1に附与される。
さて、それでは次にこの第4図示回路系の動作
について第6図及び第7図を参照して説明する。
先ず、時刻toに於て不図示の電源スイツチが投入
されると、前述した様に、センサ・デバイス1及
び第3図示回路系中の差動増幅回路8に電圧VE
が、又、他の回路部には電圧V′Eが附与される訳
であるが、この時の電圧VEは第5図示積分時間
制御回路28中のスタート・パルス発生回路SPC
にも附与され、又、電圧V′Eは他の回路部に附与
される様になり、そして、この時、先ず、シーケ
ンス制御信号発生回路20はこの電源スイツチの
投入に応答して、積分時間制御回路28に対し、
第6図iに示す如くリセツト・パルスφ20を出
力し、これに依り、該積分時間制御回路28では
アツプ・ダウン・カウンタUDC中のフリツプ・
フロツプFP3〜FP5がリセツトされてそのQ出力
はいずれもロウとなる(第7図中にAo′で示す状
態)。一方、この時点では、第3B図示ピーク値
保持回路13中のコンデンサC4は充電されてい
ない状態に在るために明らかに、VP<VMiNの関
係に在り、従つて、判別回路17の出力はT3
ロウ、T4がハイの状態に在るために、積分時間
制御回路28ではインバータIN3の出力がハイと
なつて、アツプ・ダウン・カウンタUDCは先ず
ダウン・カウント・モードに設定される様にな
る。又、この時、上記シーケンス制御信号発生回
路20は該積分時間制御回路28に対する制御信
号φ21を第6図lに示す如くハイと為し、これ
に依り該積分時間制御回路28ではタイマ回路
TC中の各トランジスタTr21〜Tr28が導通してコ
ンデンサC11〜C18の電荷がクリアされる。
次にシーケンス制御信号発生回路20は、上記
リセツト・パルスφ20の出力後、直ちに該積分
時間制御回路28に対して、第6図jに示す如
く、積分時間イニシヤル・セツト用のパルスφ1
9を例えば4個出力し、これに依りアツプ・ダウ
ン・カウンタUDCは4つカウント・ダウンして、
その出力は第7図中に状態A4で示す様に“001”
(即ちフリツプ・フロツプFP5のQ出力のみがハ
イで他はロウの状態)となり、そして、デコーダ
DCDはこの2進出力“001”を10進のデータにデ
コードしてその出力B4のみがハイとなる。
次いで時刻t1に達すると、シーケンス制御回路
20は第6図mに示す如くパルス信号φ15を出
力し、そして、これはオア・ゲートOR9を通じて
センサ・デバイス1にスタート・パルスφSとし
て附与される。又、この時、該シーケンス制御信
号発生回路20はドライバ回路21に対し、指令
信号φAとして高速読み出しを指令する信号を出
力し、これに依り該ドライバ回路21は転送クロ
ツクφ1〜φ4として比較的高周波のクロツクパ
ルスを出力し、そしてこれに依り上述した様に、
例えば時刻t2からt3の間でセンサ・デバイス1か
ら不要信号が出力される様になる。尚、第3図に
ついての説明中では触れなかつたが、この時の不
要信号は、第3図示回路系中の差動増幅回路8,
10及びフイルタ回路11に依つて一応、雑音成
分の除去の処理を受け、最終的に二値化回路16
で電圧VS及びVFをスライス・レベルとした二値
化処理を受けて二値化データT1,T2として出力
され、そして、この時はVP<VMiNの状態に在る
から、データ選択回路18に依り、出力T2、即
ち電圧VFに依つて二値化したデータが選択され
て、該出力T2がデータ分配回路23及びスライ
ス失敗検出回路27に附与される様になるもので
あるが、この時はシーケンス制御信号発生回路2
0は制御信号φDに依りデータ分配回路23を不
作動状態(即ち、ゲート・オフの状態)に保持す
ると共にシフト・レジスタSR1,SR2及びSR3
対するドライブ・ロツクφ11〜φ13を断つて
居り、従つて、該出力データT2に基づく距離検
出は一向に行われず、又、該シーケンス制御信号
発生回路20は、この時の上記スライス失敗検出
回路27から出力を似非情報として取り扱う。
又、この間、該シーケンス制御信号発生回路20
は、第6図c〜hから理解される様に制御信号φ
5〜φ10に依り上記暗電流信号検出保持回路
9、ピーク値検出回路12及びピーク値保持回路
13を不作動状態に保持し、従つて、この時は、
これ等回路9,12及び13に依る暗電流信号の
検出保持、ピーク値の検出及びその保持は行われ
ない。又、時刻t3が経過してしばらくすると、シ
ーケンス制御信号発生回路20はドライバ回路2
1に対し、指令信号φAとして転送クロツクφ1
〜φ4の出力の中止を指令する信号を附与して、
該転送クロツクφ1〜φ4の出力を中止させる。
さて、一方、上記シーケンス制御信号発生回路
20は、上記パルス信号φ15を出力するに当
り、第6図lに示す如く、該パルス信号φ15の
立ち下りと同期して、上記積分時間制御回路28
に対する制市信号φ21をハイからロウに反転さ
せ、これに依り該積分時間制御回路28ではその
タイマ回路TC中のトランジスタTr21〜Tr28がい
ずれも不導通になる。そして、この時に、上述し
た様に、デコーダDCDの出力B4のみがハイの状
態に在るから、抵抗R34及びコンデンサC14から成
る第4の時定回路部がバツフア増幅器BP14の出
力に依つてその時定動作を開始し、そして、例え
ば時刻t4でコンデンサC14が完全に充電される様
になると、この時刻t4でオア・ゲートOR7の出力
が第6図nに示す様にロウからハイに反転し、次
いでこの時点から抵抗R39及びコンデンサC19から
成る遅延回路で設定されている所定の遅延時間が
経過すると、トランジスタTr29のエミツタ電位
が第6図oに示す如くハイからロウに反転し、結
局、該オア・ゲートOR7の出力とトランジスタ
Tr29の出力とのアンドをとるアンド・ゲート
AN9の出力は、第6図pに示す如く、上記タイ
マ回路TC中の第4の時定回路部で規定されるタ
イミング(この場合は時刻t4である)で発生する
パルス信号となり、そしてこれはオア・ゲート
OR9を通じてスタート・パルスφSとしてセン
サ・デバイス1に附与される様になる(即ち、第
3図についての説明中で述べた積分時間Ti(第6
図b図示)は、この様にしてシーケンス制御信号
発生回路20からのパルス信号φ15の立ち下り
の時点から、上記タイマ回路TCで規定される上
記オア・ゲートOR7の出力の立ち上りまでの時間
として得られる訳である)。
さて、上記アンド・ゲートAN9からパルス信
号が出力されると、シーケンス制御信号発生回路
20は、これに応答して、スライス失敗検出回路
27に対して、第6図qに示す如くリセツト信号
φ17を附与してフリツプ・フロツプFP1,FP2
リセツトすると共に、ドライバ回路21に対し指
令信号φAとして低速読み出しを指令する信号を
附与し、これに依り該ドライバ回路21からは転
送クロツクφ1〜φ4として今度は比較的低周波
のクロツク・パルスが出力されて、上述した様に
センサ・デバイス出力の低速読み出しが行われる
様になる。そして、この時の読み出しは、上述し
た様に、例えば時刻t5からt13の間で終了する訳で
あるが、この時、シーケンス制御信号発生回路2
0は、先ず、暗電流信号検出保持回路9に対する
制御信号φ6を第6図dに示す如く時刻t5からt6
の間、ハイと為した後、制御信号φ5を第6図c
に示す如く時刻t6からt7の間、ロウと為すことに
依り上記した様に暗電流信号の検出保持を行わ
せ、又、ピーク値検出回路12に対する制御信号
φ8を第6図fに示す如く時刻t5からt9の間、ハ
イと為した後、制御信号φ7を第6図eに示す如
く時刻t9からt10の間、ロウと為すことに依り上記
した様に基準視野像についての走査力のピーク値
検出を行わせる一方、時刻t9では、第6図lに示
す様に、積分時間制御回路28に対する制御信号
φ21をロウからハイに反転させることに依りタ
イマ回路TC中のトランジスタTr21〜Tr28を導通
させて該タイマ回路TCをリセツトし(これに依
りコンデンサC4の電荷がクリアされるために、
オア・ゲートOR7の出力は第6図nに示す様にロ
ウに反転する様になる)、そして更に、時刻t9
らt10の間は、制御信号φDに依り、データ分配回
路23に対し、データ選択回路18からの出力デ
ータ(この時は、未だVP<VMINの状態に在るか
ら、該データ選択回路18から出力されるデータ
は、二値化回路16中の第2のコンパレータCP5
の出力、即ち、電圧VFで二値化したデータT2
ある)をシフト・レジスタSR1に附与するよう指
令すると共に、この間、該シフト・レジスタSR1
にドライブ・クロツクφ11を符附与し、又、同
じくこの時刻t9からt10の間、第6図rに示す如
く、スライス失敗検出回路27に対する制御信号
φ16をハイと為す。これに依り、この時刻t9
らt10の間で得られる基準視野像についての二値
化データはシフト・レジスタSR1に順次ストアさ
れると共に、この時に、スライス失敗検出回路2
7に依り、この二値化データ中に“1”及び
“0”の双方の信号が含まれているか否かが検出
される。即ち、この二値化データが全て“1”又
は全て“0”の場合(これは“スライス失敗”を
意味する)には、時刻t10に達する迄の間に、ア
ンド・ゲートAN3又はAN4のいずれか一方の出
力がハイになるのみで他方はロウのままであるた
めにフリツプ・フロツプFP1又はFP2もそのいず
れか一方がセツトされるだけであり、従つて、ア
ンド・ゲートAN5はその一方の入力がロウのま
まとなるために時刻t10に達した時点でもその出
力φ18はロウのままとなるが、一方、上記二値
化データ中に“1”及び“0”の双方の信号が含
まれていれば、時刻t10に達する迄の間にはアン
ド・ゲートAN3,AN4の双方の出力がいずれか
のタイミングで必ず一度はハイになることがある
ためにその時点でフリツプ・フロツプFP1,FP2
が夫々セツトされてそのQ出力がハイとなり、従
つて、アンド・ゲートAN5はその双方の入力が
いずれもハイになるために時刻t10に達した時点
ではその出力φ18はハイになつている訳であ
り、結局、この様にして、“スライス失敗”の場
合にはロウ信号が、又、スライス(二値化処理)
が適正に行われた場合にはハイ信号が出力される
様になる訳である。そして、上記シーケンス制御
信号発生回路20は、時刻t10に達すると、この
時点での上記スライス失敗検出回路27の出力φ
18の状態、即ち、ロウであるかハイであるかに
基づいて、ロウの場合には、以下に説明する動作
を行わせることなく直ちに、制御信号φ15を出
力して、シーケンスを時刻t17から始まる最初の
シーケンス、即ち、前述の、センサ・デバイス1
での不要電荷の排除から始まる新らたなシーケン
スに移行させ(従つて、これに依り、像走査出力
の二値化処理の失敗に伴なう時間的なロスが最小
限にくい止められることになる訳である)、一方、
ハイの場合には引き続き以下の動作を行なわせる
様になる。
即ち、時刻がt10に達して基準視野像について
の二値データの、シフト・レジスタSR1へのスト
アが終了すると、シーケンス制御信号発生回路2
0は該シフト・レジスタSR1に対するドライブ・
クロツクφ11を断ち、そして更に時刻t11に達
すると、制御信号φDに依り、この時点から時刻
t12までの間、データ分配回路23に対し、デー
タ選択回路18の出力データ(T2である)を、
今度はシフト・レジスタSR2及びSR3に附与する
よう指令すると共に、該シフト・レジスタSR2
びSR3にドライブ・クロツクφ12及びφ13を
夫々附与し、そしてこれに依り、時刻t11からt12
の間に得られる参照視野像についての二値化デー
タがシフト・レジスタSR2及びSR3に順次ストア
される様になる。尚、時刻t12に達すると、シー
ケンス制御信号発生回路20は、制御信号φDに
依りデータ分配回路23をゲート・オフの状態に
設定すると共に、シフト・レジスタSR2及びSR3
に対するドライブ・クロツクφ12及びφ13を
断つ様になる。次いで時刻t13に達してセンサ・
デバイス出力の読み出しが終了すると、シーケン
ス制御信号発生回路20は、その後、しばらくし
てから、ドライバ回路21に対し、指令信号φA
として、転送クロツクφ1〜φ4の出力の中止を
指令する信号を附与して該転送クロツクφ1〜φ
4の出力を中止させ、そして更に時刻t14に達す
ると、ピーク値保持回路13に対する制御信号φ
10を第6図hに示す如く時刻t14からt15の間、
ハイと為した後、制御信号φ9を第6図gに示す
如く時刻t15からt16の間、ロウと為すことに依り
上述した様に、ピーク値検出回路12で検出され
たピーク値の保持を行わせる。そして該ピーク値
保持回路13に依りピーク値VPの保持が行われ
ると、分圧回路14に依り、該ピーク値VPに基
づいて、次の回の有効走査出力の読み出しに際し
て得られる像走査出力の二値化のためのスライ
ス・レベルVSが決定されると共に、判別回路1
7に依り該ピーク値VPが電圧VMAX処びVMINで規
定される電圧範囲内に在るか否かが検出される。
そしてこの時、VMAX≦VP≦VMINであれば該判別
回路17の出力T3,T4が共にロウとなるために、
これに依りデータ選択回路18は二値化回路16
からの2通りのデータT1,T2のうち、第1のコ
ンパレータCP4から出力されるデータ、即ち、ス
ライス・レベルVSに依つて二値化されるデータ
T1を選択する様に設定され、一方、VP>VMAX
又は、VP<VMINであれば判別回路17の出力T3
T4のうちのいずれか一方がハイとなるとために、
該データ選択回路は、前と同様、スライス・レベ
ルVFに依つて二値化されるデータT2を選択する
様に設定される。又、積分時間制御回路28で
は、VP≦VMAXの場合には判別回路17の出力T3
がロウであるためにこの時のインバータIN3のロ
ウ信号に依りアツプ・ダウン・カウンタUDCは
前と同様、ダウン・カウント・モードに設定され
たままとなるが、一方、VP>VMAXの場合には該
判別出力T3がハイになり、従つて、インバータ
IN3の出力がロウになるために該アツプ・ダウ
ン・カウンタUDCはアツプ・カウント・モード
に設定される様になる。
さて、この様にして時刻t16に達した状態では、
シフト・レジスタSR1及びSR2,SR3に基準視野
像についての二値化データ及び参照視野像につい
ての二値化データが夫々ストアされている訳であ
るが、ここで、時刻t16に達すると、シーケンス
制御信号発生回路20は、先ず、制御信号φBに
依り、最大一致データ数検出回路24中の上記し
た一致データ数カウント用のカウンタを作動状態
に設定すると共に、制御信号φCに依り、デー
タ・シフト量検出回路25中の上記したデータ・
シフト量カウント用のカウンタを作動状態に設定
し、そして、制御信号φ14に依りゲート回路2
2をゲート・オンに設定すると共に、シフト・レ
ジスタSR3に対するドライブ・クロツクφ13を
断つたまま、シフト・レジスタSR1及びSR2
夫々ドライブ・クロツクφ11及びφ12を該シ
フト・レジスタSR1,SR2のビツト数分だけ附与
する(尚、このドライブ・クロツクφ11及びφ
12は同一周波数のものである)。これに依りシ
フト・レジスタSR1及びSR2はその各ビツトにス
トアされているデータが同期して順次循環シフト
させられ、そして、このデータの一循環シフトに
際し、各ビツトのデータ同士の一致、不一致がイ
クスクル―シブ・ノア・ゲートENに依つて検出
され、そして、この時の一致データの数は最大一
致データ数検出回路24中のカウンタに依つてカ
ウントされる。そして、このデータの一循環シフ
トが終了すると、シーケンス制御信号発生回路2
0は、シフト・レジスタSR1,SR2に対するドラ
イブ・クロツクφ11,φ12を断つと共に、制
御信号φBに依り、上記最大一致データ数検出回
路24中の上記したコンパレータを作動させ、こ
れに依り該コンパレータは上記カウンタの内容と
同じく同回路24中の上記したレジスタの内容
(これはこの時点では零である)とを比較して、
「カウンタの内容」>「レジスタの内容」であれば、
該レジスタにロード信号φLを附与してこの時の
カウンタの内容を該レジスタに取り込ませる(勿
論、この時、「カウンタの内容」≦「レジスタの内
容」であれば、該コンパレータはロード信号φL
を出力せず、従つて、上記レジスタの内容は書き
替えられない)。尚、上記コンパレータからのロ
ード信号φLは上記データ・シフト量検出回路2
5中のレジスタにも附与されるものであるが、こ
の時点では同回路25中のカウンタは作動状態に
設定されただけで、カウント・パルスを全く附与
されていないためにその内容は零であり、従つて
該レジスタが取り込む内容は零となる。
以上の動作が終了すると、シーケンス制御信号
発生回路20は制御信号φ14に依りゲート回路
22をゲート・オフの状態に設定すると共に、シ
フト・レジスタSR2及びSR3に対し、ドライブ・
クロツクφ12及びφ13を夫々1つづつ同期し
て附与し、これに依り、シフト・レジスタSR2
SR3ではその内容が1ビツト、右にシフトしてシ
フト・レジスタSR3の最右ビツトにストアされて
いたデータがシフト・レジスタSR2の最左ビツト
に取り込まれる様になる(勿論、この時のシフ
ト・レジスタSR2の最右ビツトにストアされてい
るデータは落とされることになる)。又、この動
作に際し、シーケンス制御信号発生回路20は制
御信号φBに依り上記最大一致データ数検出回路
24中のカウンタをクリアさせると共に、制御信
号φCとしてカウント・アツプ用パルスを1つ、
上記データ・シフト量検出回路25中のカウンタ
に附与し、これに依り同回路25中のカウンタが
1つカウント・アツプする様になる。
そして、これが終了すると、該シーケンス制御
信号発生回路20は、制御信号φ14に依りゲー
ト回路22を再びゲート・オンと為すと共に、シ
フト・レジスタSR1及びSR2に対し、再び、ドラ
イブ・クロツクφ11及びφ12を、そのビツト
数分だけ同期して附与し、これに依りシフト・レ
ジスタSR1及びSR2はその内容が再び一循環させ
られて、この時に、このデータの一致数が上述と
同様にして最大一致データ数検出回路24中のカ
ウンタに依つて新らたにカウントされる。そして
このデータの一循環が終了すると、シーケンス制
御信号発生回路20は制御信号φBに依り上記最
大一致データ数検出回路24中のコンパレータを
作動させてこの時のカウンタの内容とレジスタの
内容との間の大小比較を行わせ、そして前述した
様に、「カウンタの内容」>「レジスタの内容」で
あれば該コンパレータからロード信号φLが出力
されて上記レジスタの内容がカウンタの内容に書
き替えられる様になり、又、この時、データ・シ
フト量検出回路25では該ロード信号φLに依り
同回路25中のレジスタの内容が同じく同回路2
5中のカウンタの内容(この時は1である)に書
き替えられる様になる。
以下、シフト・レジスタSR3の、当初、その最
左ビツトにストアされていたデータがシフト・レ
ジスタSR2の最左ビツトに取り込まれた後、シフ
ト・レジスタSR1及びSR2のデータが再び一循環
させられてこれについての比較検出が終了する
迄、上述の循環比較が繰り返される訳であるが、
この循環比較が終了した時点で上記最大一致デー
タ数検出回路24中のレジスタ及びデータ・シフ
ト量検出回路25中のレジスタにストアされてい
るデータは、夫々、以上の循環比較を通じて得ら
れた、上記シフト・レジスタSR1及びSR2に於け
るデータ間での一致データ数の最大値及びこのデ
ータ間での一致データ数が最大になる迄に要され
たシフト・レジスタSR2及びSR3でのデータのシ
フト量(即ち、換言すれば、参照視野像中で、基
準視野像と一致していると見做し得る像部分、或
いは、最も似通つた像部分の、該参照視野像中で
の存在位置についての情報で、これは上記した様
に、目標物体迄の距離に対応するものである)と
なることは明らかであろう。
さて、以上の循環比較が全て終了すると、シー
ケンス制御信号発生回路20は最後に、制御信号
φBに依り上記最大一致データ数検出回路24中
のカウンタ及びレジスタの各内容をクリアさせ、
又、制御信号φCに依り、上記データ・シフト量
検出回路25中のカウンタの内容をクリアさせる
と共に、D/A変換回路26を作動させ、これに
依り該D/A変換回路は該データ・シフト量検出
回路25中のレジスタにストアされているデイジ
タル・データを、目標物体迄の距離の情報を表わ
すアナログ信号に変換して出力し、そしてこれは
バツフア増幅器BP4を通じてメータMe及びコン
パレータCP8,CP9に附与される様になる。
以下、時刻t17に達すれば、シーケンス制御信
号発生回路20から、第6図mに示す如く、パル
ス信号φ15が再び出力されて、センサ・デバイ
ス1での不要電荷の排除から始まる新らたなシー
ケンスが開始されて上述と同様の処理動作が行な
われ、そしてこれは電源スイツチを閉止している
限り繰り返される様になり、そしてこの間、メー
タMeに依り目標物体迄の距離が指示される様に
なる。そして、該メータMeに依つて物体距離が
指示される様になつた時点で、この指示されてい
る距離を目安にして不図示の光学系を調定して行
くと、前に詳述した様に、該光学系が目標物体に
対する適正合焦範囲内に正しく調定された時点
で、コンパレータCP8,CP9の出力が共にハイに
なることに依りアンド・ゲートAN6の出力がハ
イになつてトランジスタTr16が導通し、これに
依り発光ダイオードLDが点灯して光学系が適正
合焦範囲内に調定された旨、表示される様にな
る。
尚、ここで話が多少前後するが、上記シーケン
ス制御信号発生回路20は、上記した、二値化像
データの循環比較が一通り終了すると、次の、セ
ンサ・デバイス1での不要電荷の排除から始まる
新らたなシーケンス(即ち、時刻t17,t33から始
まるシーケンス)に入るよりも稍々前に、上記積
分時間制御回路28に対して第6図kに示す如く
積分時間変更用のパルス信号φ22を出力し、そ
してこれは該積分時間制御回路28中のアンド・
ゲートAN8に附与され、該アンド・ゲートAN8
は、上記イクスクル―シブ・オア・ゲートER3
びオア・ゲートOR3の出力が共にハイの場合、即
ち、アツプ・ダウン・カウンタUDCが第7図中
にA2〜A7で示される状態のうちのいずれかに在
り、且つ、上記判別回路17の2出力T3,T4
いずれかがハイとなつている(即ち、VP>VMAX
又はVP<VMINの状態にある)場合にのみ、該パ
ルス信号φ22を上記アツプ・ダウン・カウンタ
UDCに附与する。そして、今、該アンド・ゲー
トAN8が該パルス信号φ22を出力したとする
と、アツプ・ダウン・カウンタUDCは、インバ
ータIN3の出力の状態に依つて、ダウン・カウン
ト・モードに設定されていれば(即ち、VPMAX
の場合)、このパルス信号φ22に応答して1つ
カウント・ダウンして、その状態が第7図中に
A0で示される状態に向かつて1つシフトし、こ
れに依りデコーダDCDのハイ出力の位置が出力
B8に向かつて1つシフトするためにタイマ回路
TCではその選択される時定回路部が抵抗R38
びコンデンサC18から成る第8の時定回路部に向
かつて1つシフトして以前よりも長い時定数を有
する時定回路部が選択される様になり、結局、積
分時間が以前よりも長い時間に設定される様にな
る。又、逆に、上記アツプ・ダウン・カウンタ
UDCがアツプ・カウント・モードに設定されて
いれば(即ち、VP>VMAXの場合)、上記パルス信
号φ22に応答して該アツプ・ダウン・カウンタ
UDCは1つカウント・アツプして、その状態が
第7図中にA1で示される状態に向かつて1つシ
フトし、これに依りデコーダDCDのハイ出力の
位置が出力B1に向かつて1つシフトするために
タイマ回路TCではその選択される時定回路部が
抵抗R31及びコンデンサC11から成る第1の時点回
路部に向かつて1つシフトして以前よりも短かい
時定数を有する時定回路部が選択される様にな
り、結局、積分時間が以前よりも短かい時間に設
定される様になる。
そして、この様にして積分時間が変更された場
合には、上記した様にピーク値VPがVP>VMAX
はVP<VMINの状態に在ると云うことであるから、
この積分時間の変更が行なわれた状態で得られる
二値化回路16からの二値化像データT1,T2
選択に当つては、基準電圧設定回路15で設定さ
れている電圧VFをスライス・レベルとして二値
化されたデータT2がデータ選択回路18に依つ
て選択され、このデータT2に基づいて上述の距
離検出や行われる様になり、結局、積分時間の変
更が行なわれた状態でも適正な二値化像データが
得られてこれに基づいて距離検出が適正に遂行さ
れ、積分時間の変更に伴う不適正走査出力の無駄
が良好に回避される様になる。即ち、積分時間の
変更が行なわれると、次に得られる像走査出力
は、そのレベルが適正レベル範囲内に納まる様に
調整されたものであるが、一方、この時に分圧回
路14で設定されているスライス・レベルとして
の電圧VSは、前回の、即ち、積分時間の変更が
行なわれる前の、そのレベルが適正レベル範囲を
外れた像走査出力のピーク値VPに基づいて設定
されている訳であり、従つて、この電圧VSをス
ライス・レベルとして二値化したデータT1は明
らかに不適正なものである。これに対し、この時
に上記像走査出力を基準電圧設定回路15で設定
されている電圧VFをスライス・レベルとして二
値化したデータT2は、データとして少なくとも
上記のデータT1よりははるかに適正なものであ
り、従つて、このデータT2に依り後続の距離検
出を適正に遂行出来、積分時間の変更に伴う不適
正走査出力の無駄並びに時間的ロスが回避される
訳である。
尚、この積分時間の変更に当り、アツプ・ダウ
ン・カウンタUDCが第7図中にA1又はA2で示さ
れる状態になつてデコーダDCDの出力B1又はB2
のいずれかがハイになる(これは積分時間が非常
に短かい時間に設定されたことを意味する)と、
オア・ゲートOR8の出力がハイになるためにアン
ド・ゲートAN9の一方の入力がハイになり、従
つて、前に詳述した様に、この状態での上記発光
ダイオードLDに依る合焦表示に際しては該発光
ダイオードLDの発光量が増大して周囲の明るさ
の影響で表示状態が見にくくなる様な不都合が回
避される様になる。
この第4図に示す回路系に依れば、以上の様に
して、二値化像データT1又はT2に基づく距離検
出並びにピーク値VPの判別情報T3,T4に基づく
積分時間の変更等々が行なわれるものである。
以上詳述した様に本発明の像走査装置に依れ
ば、異なつた二値化基準を有することに依り種々
の場合に応じた二値化像データを形成し得る様に
なり、二値化像データの形成について機能面での
大幅な拡大が図られると共に、センサ・デバイス
出力の無駄等を生ずることが無くなるもので、斯
種像走査装置において極めて有益なものである。
例えば、第4図に示す様に、上掲の米国特許第
4004852号等で提案されている電子式自動測距離
装置に採用すれば、積分時間の変更が頻繁に行な
われる様な状況下にあつても、距離検出を、最短
の時間で正確且つ確実に遂行出来る等の非常に有
益な利点が得られるものである。
尚、実施例では本発明の装置に適用される光セ
ンサ・アレイ・デバイスの一例として、第1、第
2図に、従来のものよりも多少改変された構成の
ものを示したが、本発明に適用し得る光センサ・
アレイ・デバイスが斯かる構成のもののみに限ら
れるものではないことは勿論のことである。唯、
光センサ・アレイ・デバイスとして斯かる構成の
ものを採用すれば、実施例についての説明中で述
べた如く、像走査出力中の暗電流成分並びに電圧
変動成分を良好に除去出来、従つて、二値化像デ
ータをより高精度に得る様にする上で非常に有効
であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る像走査装置の一実施例
に適用される光センサ・アレイ・デバイスの一例
の構成を模式的に示す図、第2図は、第1図示光
センサ・アレイ・デバイスに於ける電圧変動検出
部の構成を等価回路で示す回路図、第3図は、第
1図示光センサ・アレイ・デバイスを適用して成
る本発明の装置の一実施例に於ける回路系の要部
の構成を示す回路図、第4図は、第3図示回路系
に続く、本発明の一実施例に於ける他の要部の回
路を含む回路系の構成を示すブロツク回路図、第
5図は、第4図示回路系中の積分時間制御回路の
構成の詳細を示す回路図、第6図は、第3,4図
示回路系の動作に伴う光センサ・アレイ・デバイ
ス出力の波形並びに該回路系中の要部の回路で発
生する信号の波形を示すタイム・チヤート、第7
図は、第5図示積分時間制御回路中のアツプ・ダ
ウン・カウンタ及びデコーダの入力、出力の状態
を示す図である。 1…光センサ・アレイ・デバイス、12…ピー
ク値検出回路、13…ピーク値保持回路、14…
スライス・レベル設定用分圧回路、15…基準電
圧設定回路、16…二値化回路、17…判別回
路、18…データ選択回路、20…シーケンス制
御信号発生回路、28…積分時間制御回路、
UDC…アツプ・ダウン・カウンタ、DCD…デコ
ーダ、TC…タイマ回路、SPC…スタート・パル
ス発生回路、VP…ピーク値、VS…ピーク値に基
づくスライス・レベル、VMAX,VMIN…電圧範囲
を規定する上限及び下限の電圧、VF…特定の電
圧(固定のスライス・レベル)、T1…スライス・
レベルVSに依る二値化像データ、T2…スライ
ス・レベルVFに依る二値化像データ、T3,T4
判別情報出力。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光学像を走査して走査信号を出力する光セン
    サ・アレイ・デバイスと、上記走査信号のレベル
    に依存して変化する第1の二値化基準を出力する
    第1の二値化基準出力手段と、固定の第2の二値
    化基準を出力する第2の二値化基準出力手段と、
    前記走査信号のレベルが所定の適正範囲内にある
    か否かを判別する判別手段と、前記判別手段によ
    り前記走査信号のレベルが前記適正範囲内にある
    と判別されたとき前記第2の二値化基準を用いて
    上記走査信号を二値化し、前記判別手段により前
    記走査信号のレベルが前記適正範囲内にないと判
    別されたとき前記第1の二値化基準を用いて上記
    走査信号を二値化するように第1、第2の二値化
    基準を切り換える切換手段を有する二値化手段
    と、を備えたことを特徴とする像走査装置。
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