JPS642244B2 - - Google Patents

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JPS642244B2
JPS642244B2 JP11845580A JP11845580A JPS642244B2 JP S642244 B2 JPS642244 B2 JP S642244B2 JP 11845580 A JP11845580 A JP 11845580A JP 11845580 A JP11845580 A JP 11845580A JP S642244 B2 JPS642244 B2 JP S642244B2
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Shigechika Kawarai
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Anritsu Corp
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Publication date
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Publication of JPS642244B2 publication Critical patent/JPS642244B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks
    • H03H17/06Non-recursive filters
    • H03H17/0607Non-recursive filters comprising a ROM addressed by the input data signals

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデイジタルフイルタに関するものであ
り、さらに詳しくは、蓄積装置からサンプル値の
各ビツトに対応するベクトルを用いて、順次に数
表出力を読み出し、それらの値を累算することに
よつてフイルタ出力を得るデイジタルフイルタに
関するものである。
理論によれば、一般にデイジタルフイルタにお
いては連続信号x(t)をT(秒)間隔で標本化
(サンプリング)して得られる離散信号(サンプ
ル値)x(nT)を入力系列とするとき、出力系列
y(nT)は、 y(nT)=KK=0 akx{(n−k)T}+Ll=1 bly{(n−l)T} ……(1) なる定係数線形差分方程式から求められ、やはり
サンプル値である。式(1)は少なくとも1つのbl
零でないときには巡回形デイジタルフイルタを表
わし、すべてのblが零のときには非巡回形デイジ
タルフイルタを表わす。式(1)を便宜的に yoKK=0 akxo-kLl=1 blyo-l ……(2) と表記する。ただし、xo-k△ =x{(n−k)T}
(k=0、1、……、K)、yo-l△ =y{(n−l)
T}(l=0、1、……、L)と定義する。さら
に(2)式は形式的に Y=N-1i=0 αiZi ……(3) で表わされる。ただし、Yはyoを、αiはakまたは
blを、Ziはxo-kまたはyo-lをそれぞれ表わす。
式(3)の表式そのままでは1つのサンプリング時
点でのフイルタ出力Yを求めるにはN回の乗算と
(N−1)回の加算を行なわなければならない。
デイジタル的に扱う場合には、これらの乗算およ
び加算は2進数の演算であるから出力Yを求める
のに時間がかかり、回路構成も乗算器を用意しな
ければならないので非常に複雑になる。
デイジタルフイルタの特長の1つは、1つのハ
ードウエアで等価的に複数(R)個のフイルタと
して動作させ得るいわゆる時分割多重化が可能な
点にある。R個のフイルタとして動作させるため
には上記乗算と加算をT/Rの時間内に終了しな
ければならないが、実際には演算時間が長いので
多重度Rを大きくできない。また、単体(R=
1)のフイルタとして用いる場合でも、演算時間
が長いためサンプリング周期Tを小さくできない
から扱える周波数を高くできない。
このため、2進数の乗算器を用いないで式(3)の
フイルタ出力値を求める方法がいくつか知られて
いて、Peled、A.and Liu、B.:“A new
hardware realization of digital filters”、
IEEE Trans.Acoust.、Speech&Signal
Process.、ASSP−22、6、p.456(1974)および
アラン・クロワズイエ他のデイジタルフイルタ
(特公昭53−30972号)に述べられている。以下に
それらを説明する。
まず第1のもの(IEEE Trans.ASSP−22)に
ついて述べる。式(3)のサンプル値Ziはデイジタル
的に扱う場合には2進数で表わされるが、正数も
負数も取り得る(正負両数を取り得る)ので正負
を含む2進数の表現方法いわゆる2の補数コード
で表わされる。すなわち、Ziは2の補数コードサ
ンプル値である。この表現方法を用いてデータ語
長がMビツトで表わされるZiの大きさは次のよう
になる(説明を簡単にするために、整数だけを考
えることにするが、以下の説明はもちろん小数に
も同様に適用できる)。
Zi=−Zi M2M-1M-1J=1 Zi j2j-1 ……(4) ただし、Zi jは0または1である。式(4)からZi M
が0のときはZiは正数になり、Zi Mが1のときはZi
は負数になることがわかるのでZi Mは極性を表わ
すビツトであることがわかる。
式(4)を式(3)に代入すると Y=N-1i=0 αi(−Zi M2M-1M-1J=1 Zi j2j-1)=−2M-1 N-1i=0 αiZi MM-1J=1 2j-1 N-1i=0 αiZi j ……(5) となるので、数表出力ψjおよび関数ψを ψj△ =ψ(Z0 j、Z1 j、……、ZN-1 j)△ =N-1i=0 αiZi j ……(6) と定義すると、式(5)は Y=−ψ(Z0 M、Z1 M、……、ZN-1 M)2M-1M-1J=1 ψ(Z0 j、Z1 j、……、ZN-1 j)2j-1 =−ψM2M-1M-1J=1 ψj2j-1 ……(7) と表わされる。
式(6)の関数ψは、そのN個の変数Z0 j、Z1 j、…
…、ZN-1 jの各々が0か1かによつて2N通りの値
を取り得る。したがつて、式(6)のψjはN個の変数
Z0 j、Z1 j、……、ZN-1 jの組、すなわち、N次元ベ
クトル(Z0 j、Z1 j、……、ZN-1 j)をアドレス値と
して、2N個のψの値が貯蔵してある読み出し専用
メモリ(ROM)もしくはランダムアクセスメモ
リ(RAM)等の蓄積装置から引出すことができ
る。ゆえに、式(7)からこのように引出したψjを順
次シストして加算する動作を(M−1)回繰返
し、M回目には引出したψMをシフトして演算す
ることによりフイルタ出力Yを求められることが
わかる。この方法による構成を第1図に示す。第
1図は式(3)においてN=5で、αi=ai(i=0、
1、2)、α3=b1およα4=b2とし、Zi=xo-1(i=
0、1、2)、Z3=yo-1、Z4=yo-2およびY=yo
として得られる yo=a0xo+a1xo-1+a2xo-2+b1yo-1+b2yo-2
……(8) なる2次の巡回形デイジタルフイルタの構成を示
す。このとき、関数ψjおよびψは式(6)より ψj=ψ(xo j、xo-1 j、xo-2 j、yo-1 j、yo-2 j) =a0xo j+a1xo-1 j+a2o-2 j+b1yo-1 j+b2yo-2 j
……(9) であり、フイルタ出力yoは式(7)より yo=−ψM2M-1M-1J=1 ψj2j-1 ……(10) である。
第1図において、SR1〜SR3は直列形のシフ
トレジスタ、PSRは並列入力−直列出力形のシ
フトレジスタ、R1,R2はレジスタ、MEM1
はROMもしくはRAM等の蓄積装置、ADSは減
算可能な加算器、ACC1はADSおよびR2から
なり、R2の出力線が下位ビツト方向に1ビツト
ずらしてADSの一方の入力に結線された、すな
わちR2の下位2ビツト目がADSの下位1ビツ
ト目に結線されている累積装置であつて図示のご
とく構成してある。同図においては、サンプル値
xoの各ビツトは最下位ビツトを先頭に順次直列に
シフトレジスタSR1に与えられる。また同時に
xo-1の各ビツトがやはり最下位ビツトから順次シ
フトレジスタSR1からSR2に移動していき、
SR2からはxo-2の各ビツトが順次出てくる。xo
xo-1およびxo-2の各ビツトはそれぞれ順次蓄積装
置MEM1に与えられる。同様にして並列にシフ
トレジスタPSRに貯蔵されたyo-1の各ビツトが順
次シフトレジスタSR3に入つていき、SR3から
はyo-2の各ビツトが順次出てくる。yo-1および
yo-2の各ビツトはそれぞれ順次蓄積装置MEM1
に与えられる。したがつて、蓄積装置MEM1に
は5ビツトの情報xo j、xo-1 j、xo-2 j、yo-1 j、yo-2 j
が与えられる。第1図に示すように蓄積装置
MEM1には上記5ビツトをアドレス値とする32
の記憶個所があり、その各々にデータとして式(9)
によつて予め計算されたψの値がBビツトの2の
補数コードで貯蔵されている。したがつて、与え
られた5次元ベクトル(xo j、xo-1 j、xo-2 j、yo-1
、yo-2 j)によりψjを引出すことができ、これが
レジスタR1に蓄積される。次にレジスタR1の
出力は蓄積装置ACC1中の加算器ADSに与えら
れ、レジスタR2に貯蔵されている部分和Ψjj-1j=1 ψj2j-1(加算器ADSの先の出力を1ビツト下位
ビツト方向にシフトしたもの)と加算される(こ
の動作はシフト加算と呼ばれる)。
次に蓄積装置MEM1には新しいベクトル(xo j
+1、xo-1 j+1、xo-2 j+1、yo-1 j+1、yo-2 j+1)が与えら
れ、これに対応したψj+1が引出される。これが再
びレジスタR1を通して加算器ADSで、レジス
タR2に貯蔵されている部分和jj=1 ψj2j-1とシフト
加算される。このような動作を(M−1)回繰返
し、M回目にはレジスタR2に貯蔵されている
(M−1)回シフト加算し得られた部分和M-1J=1 ψj
2j-1を1ビツトシフトしたものから、ベクトル
(xo M、xo-1 M、xo-2 M、yo-1 M、yo-2 M)により蓄積
装置MM1から引出されたψMをレジスタR1を
通して加算器ADSで減算すれば式(10)のyoが求め
られる。
この例は上述の2進数の乗算器を用いる方法よ
りも回路構成が簡単になり、演算時間も速くなつ
ているが、加算器が減算も可能でなければならな
いので、まだ回路構成および制御が複雑であると
いう欠点がある。
このため、第2の従来例(特公昭53−30972号)
として加算のみにより、フイルタ出力を求める方
法について述べる。サンプル値Ziを ZiMj=1 Zi j2j-1 ……(11) なる形式をなす2進数で表わす。ただし、Ziは0
または1である。
式(11)を式(3)に代入すると Y=N-1i=0 αiMj=1 Zi j2j-1Mj=1 2j-1 N-1i=0 αiZi j ……(12) となるので、関数ψjおよびψを式(6)で定義すると
式(12)は Y=Mj=1 ψ(Z0 j、Z1 j、……、Zo-1 j)2j-1Mj=1 ψj2j-1 ……(13) と表わされ、加算のみで減算を含んでいない。し
たがつて、式(13)はψjを順次M回シフト加算を
繰返すことによりフイルタ出力Yが得られること
を示している。
この例は加算器に減算を含める必要がないので
回路構成および制御も簡単になる。しかし、この
例がフイルタとして動作するためには、 () 式(11)から明らかなようにZiは非負(正また
は零)であること(使用できるる信号に制限が
課せられる) () 非巡回形フイルタの場合にはZiは入力サン
プル値のみであるから入力サンプル値が非負で
あればよいが、巡回形の場合にはZiは入力サン
プル値ばかりでなく出力サンプル値も含むから
Ziが非負であると同時にYが非負でなければな
らない。すなわちインパルス応答が非負になる
ようなαiが必要であること等に限られ、他はフ
イルタ動作が不可能である。
したがつて、この例は極く限定された場合しか
通用できない。また実用的なフイルタとして望ま
れる要件はデイジタル信号(サンプル値)もアナ
ログ信号と同様に正負両数を取り得る(正負両符
号)信号である。正信号のみをフイルタリングす
るとフイルタ出力のオーバフローも大きくなる。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を改良
し、正負両符号の信号に対して使用可能であり、
かつ加算のみの演算によるデイジタルフイルタを
提供することにある。
本発明の最も基本的な特徴は、式(5)の第2式の
右辺における減算を表わす第一項が変数Z0 M
Z1 M、……、Zo-1 Mの関数になつていることに着目
し、第一項を定数に変換して、その定数を蓄積装
置に貯蔵して引出すことによりフイルタ出力を加
算のみの演算で求めるようにしたものである。以
下に本発明について詳細に説明する。
サンプル値Ziは正負両符号信号であるから前述
の2の補数コードで表わすと Zi=−Zi M2M-1M-1J=1 Zi j2j-1 ……(4) である。前述のように式(4)を式(3)に代入すると式
(5)が導かれる。
Y=−2M-1 N-1i=0 αiΣi MM-1J=1 2j-1 N-1i=0 αiZzi j ……(5) ところで、留意すべきことは、 Zi ji j=1 ……(14) が恒等的に成り立つことである。ただし、i jはZi
の否定を表わす。すなわちZi j=0のとき、i j
1であり、Zi j=1のとき、i j=0である。
式(14)よりZi j=1−i jであるから、式(5)の
第2項に代入すると Y=−2M-1 N-1i=0 αiZi MM-1J=1 2j-1 N-1i=0 αi(1−i j)=M-1J=1 2j-1 N-1i=0 αiMj=1 2j-1 N-1i=0 αi i j ……(15) となる。ただし、 i M△ =Zi M ……(16) と定義する。式(16)は2の補数コードで表わさ
れたZiの極性ビツトをその反転されたi Mと形式
的に見なすことを示している。
したがつて、関数ψ1 j、ψ1および定数ψI M+1をそ
れぞれ ψI j△ =ψI0 jI j、……、N-1 j)△ =−N-1i=0 αi i j
……(17) ψ1 M+1△ =2-M M-1J=1 2j-1 N-1i=0 αi= 2-M(2M-1−1)N-1i=0 αi ……(18) と定義すると式(15)は Y=ψI M+12M+ 〓j=1M ψI j2j-1M+1j=1 ψI j2j-1 ……(19) となる。ところで式(18)はZiの語長Mが十分大
きいときには近似的に ψ1 M+1(1/2)N-1i=0 αi△ =A(定数) ……(18′) と表わされる。さらに式(19)は Y=〔ψI M+1+〔ψI M+…+〔ψI j+…+{ψI 3+(ψ
I 2+ψI 12-1)2-1}2-1…〕2-1…〕2-1〕2M……(20) とも表わされる。ここで部分和Ψjを Ψj△ Ψj△ =ψI j+〔ψI j-1+……+{φI 3+ψI 2+ψI 12-1)2-1
}2-1……〕2-1……(21) と定義すると Ψj=ψI j+Ψj-12-1 ……(22) が成り立つ。ただし、Ψ0△ =0とする。
式(21)より式(20)は Y=ΨM+12M ……(23) と表わされる。
なお、式(14)の代わりに、恒等式 Zi Mi M=1 ……(14′) を用いて、Zi M=1−i Mを式(5)に代入すると式
(15)は Y=−2M-1 N-1i=0 αiMj=1 2j-1 N-1i=0 αiZi j ……(15′) に変わる。ただし、 Zi M△ =i M ……(16′) と定義する。このとき、 ψI j△ =ψI0 j1 j、……、N-1 j)△ =N-1i=0 αiZi j
……(17′) ψI M+1△ =−(1/2)N-1i=0 αi(定数) ……(18″) と定義すると式(16′)および式(15′)はそれぞ
Y=ψI M+12MMj=1 ψi j2j-1M+1j=1 ψi j2j-1 ……(19) となり、前述の式(16)および式(19)と全く同
じになる。したがつて、この場合も以下に述べる
第1および第2実施例は同じである。本発明は、
式(16)、(17){(17′)}、(18){(18″)}、
(19)ま
たは式(16)、(17){(17′)}、(18){(18″)
}、
(22)、(23)の演算原理を基礎におき、つぎのよ
うな構成をその要旨とする。
すなわち、相継いで到来するN個の正負を含む
Mビツトの2の補数コードサンプル値(2進コー
ドサンプル値)Ziをフイルタし、所定の関数で表
現されるフイルタ出力を出力するデイジタルフイ
ルタにおいて、 該2進コードサンプル値Ziを受領し、その受領
した該2進コードサンプル値Ziの極性を示すビツ
トを除くすべてのビツトを反転手段により反転
し、その反転したサンプル値ii M i M……i 2
i 1をN個(i=0、1、……、N−1)用意
し、ベクトル発生手段によりN次元ベクトル
0 j1 j、……、o-1 j)を発生する。
要するに、該ベクトル発生手段では、N個の反
転された該2進コードサンプル値の各ビツトに対
応するNビツト情報を順次、発生出力する。そし
て、このベクトル発生手段により順次、発生出力
される該Nビツト情報は、第(M+1)回目以外
でその情報が所定ベクトルであることを検出する
ためのベクトル検出手段に入力される。
このベクトル検出手段による検出出力は、累算
装置により係数αiおよび該Nビツト情報で定まる
関数ψと関連づけられた所定の数式で処理され
る。係数αiおよび関数ψは、該所定の数式で用い
る定数値Aとともに蓄積装置に蓄積される。この
蓄積装置では所定アドレスに該定数値Aが、それ
以外のアドレスに係数αiと該Nビツト情報で定ま
る関数ψが蓄積されている。この蓄積装置からN
次元の零ベクトルを除くベクトル(0 j1 j、…
…、n-1j)をアドレス値として出力ψ1 jを引き出
す。その出き出した出力ψ1 jを、つまり、零ベク
トルのアドレス値に対しては(零ベクトルに対す
るψ1 jの値が零であるから)零をシフト加算器
(累積装置)に加える。この動作をM回繰返した
後、(M+1)回目には蓄積装置から定数値Aを
引き出して累積装置に加える。
以上のほか、該Nビツト情報を受領し、1≦j
≦MのM回においては、該ビツト情報に対応する
関数ψを格納(蓄積)したアドレスを発生し、
(M+1)回目には前記所定アドレスを発生する
アドレス発生手段を備えている。こうして、式
(19)または式(23)によるフイルタ出力Yが得
られる。すなわち、加算のみの演算によつてもと
の正負両符号のサンプル値Ziに対するフイルタ出
力Yが求まる。
つぎに、図面に示した実施例について本発明を
具体的に説明する。なお、第2図および第3図の
実施例はいずれも簡単のためにまた対比のために
前記第1図の場合と同様に式(8)で示される2次の
巡回形デイジタルフイルタについて構成したもの
である。このとき、関数ψI jおよびψIは式(17)
より ψI j=ψIo jo-1 jo-2 jo-1 jo-2 j) =−(a0 nj+a1 o-1 j+a2 o-2 j +b1 o-1 j+b2 o-2 j) ……(24) であり、定数φI M+1は式(18)または式(18′)よ
り φI M+1=A=2-M(2M-1−1)(a0+a1+a2+b1+b2
(1/2(a0+a1+a2+b1+b2)……(25) である。式(19)と式(23)は等価であるので動
作説明の便宜上式(23)を用いるとフイルタ出力
yoは yo=ΨM+12M ……(26) となる。
第1実施例について、第2図によつて説明す
る。
第2図において、EOR1,EOR2は排他的論
理和、SR1〜SR3は直列形のシフトレジスタ、
PSRは並列入力−直列出力形のシフトレジスタ、
NOTは否定、ORは論理和、AND1〜AND5は
論理積、MEM2はROMもしくはRAM等の蓄積
装置、R1,R2はレジスタ、ADは加算器、
ACC2はADおよびR2からなり、ACC1と同様
にR2の出力を下位ビツト方向に1ビツトシフト
してADの入力に結線された累積装置であつて図
示のごとく構成してある。第2図においては、サ
ンプル値xoの各ビツトは最下位ビツトを先頭に順
次直列にEOR1に印加され、極性ビツトの通過
時間以外の時信号LMをハイレベルにすることに
より極性ビツトを除くすべてのビツトを反転し
て、xoの極性ビツトを除くすべてのビツトを反転
したサンプル値oとしてシフトレジスタSR1に
与えられる。また同時に1サンプル時間遅延され
た入力サンプル値o-1の各ビツトが順次シフトレ
ジスタSR1からSR2に移動していき、SR2か
らは2サンプル時間遅延された入力サンプル値
xo-2の各ビツトが順次出てくる。oo-1および
xo-2の各ビツトはそれぞれ順次論理積AND1〜
AND3を通して蓄積装置MEM2、および論理
和ORに与えられる。同様にして並列にシフトレ
ジスタPSRに貯蔵された1サンプル時間遅延さ
れた出力サンプル値yo-1の各ビツトが順次直列に
前記と同様の極性ビツトを除くすべてのビツトを
反転するための排他的論理和EOR2を通つて
yo-1の極性ビツトを除くすべてのビツトを反転し
たサンプル値o-1としてシフトレジスタSR3へ
移動していき、SR3からは2サンプル時間遅延
された出力サンプル値o-2の各ビツトが順次出て
くる。o-1およびo-2の各ビツトはそれぞれ順次
論理積AND4およびAND5を通して蓄積装置
MEM2、および論理和ORに与えられる。した
がつて蓄積装置MEM2には5ビツトの情報o j
xo-1 jo-2 jo-1 jo-2 jが与えられる。蓄積装
置MEM2は、第2図に示されているように5ビ
ツトの情報o jo-1 jo-2 jo-1 jo-2 jをア

レス値とする32の記憶個所があり、5次元の零ベ
クトル(0、0、0、0、0)のアドレス値を除
く各アドレス値にデータとして式(24)によつて
予め計算されたψ1の値がBビツトの2の補数コ
ードで貯蔵されている。零ベクトルのアドレス値
には、式(24)から明らかなようにψ1の値が零
ベクトルに対して零であるから、式(25)によつ
て予め計算された定数Aの値がBビツトの2の補
数コードで貯蔵されている。与えられる5次元ベ
クトル(o jo-1 jo-2 jo-1 jo-2 j)が零

クトルに等しくないときには、蓄積装置MEM2
からψ1 jを引出し、レジスタR1に蓄積される。
はじめのM回の動作中、信号HM+1はローレベ
ルにしてあるので、ベクトル(o jo-1 jo-2
o-1 jo-2 j)が零ベクトルに等しいときには
論理和ORから零ベクトルの検出結果としてロー
ルベル信号が出力され、このローレベル信号がレ
ジスタR1にクリア信号として供給されるためレ
ジスタR1の内容を零にする。
次にレジスタR1の出力は累算器ACC2中の
加算器ADに与えられ、レジスタR2に貯蔵され
ている部分和Ψj-1とシフト加算されてΨjが求め
られる。
このような動作を(M−1)回繰返してΨM-1
を求め、M回目には信号LMをローレベルにして
反転されない極性ビツトそのものを成分とするベ
クトル(o Mo-1 Mo-2 Mo-1 Mo-2 M)につ
いて上記動作を行なつてΨMを求め、(M+1)回
目には信号HM+1をハイレベルにして、論理和OR
の出力、すなわち零ベクトルの検出結果をハイレ
ベルとすることにより、レジスタR1をクリアし
ないようにするとともに否定NOTから生じたロ
ーレベル信号により論理積AND1〜AND5から
零ベクトルを発生させ、その零ベクトルをアドレ
ス値として蓄積装置MEM2から引出された定数
値AをレジスタR1を通して加算器ADに与えら
れ、レジスタR2に貯蔵されている部分和ΨM
シフト加算すればΨM+1すなわち式(26)のフイ
ルタ出力yoが求められる。
また、第1実施例において累積装置ACC2中
のレジスタR2を並列入力−並列出力形のシフト
レジスタに置換えてもよい。
つぎに、第2実施例について、第3図によつて
説明する。
第3図は第2図と殆んど同じであるが、相異し
ているのは、第2図の累積装置ACC2の代りに
レジスタR2を並列入力−並列出力形のシフトレ
ジスタPPRに置換した累積装置ACC3が設けら
れている点である。
第3図の動作については第2図の場合と異なる
点についてのみ説明を加える。与えられた5次元
ベクトル(j oj o-1j o-2j o-1j o-2)が
零ベ
クトルに等しいときに、第2図では論理和ORの
出力、すなわち零ベクトルの検出結果によつてレ
ジスタR1の内容を零にして、そのレジスタR1
の出力を加算器ADに加えているのに対して、第
3図においては論理和ORの出力信号、すなわち
零ベクトルの検出結果としての信号を累積装置
ACC3中のシフトレジスタPPRのシフト信号と
して供給し、該シフトレジスタPPRの内容を1
ビツトシフトすることにより等価的に零なるψ1 j
をシフト加算している。
第2実施例は(M+1)回目に生ずるものを除
く零ベクトルに対しては加算を行なわないように
構成されているので、フイルタ出力yoを求めるた
めの演算時間が短縮できる。
また、第2実施例において、レジスタR1を省
略し、蓄積装置MEM2と累積装置ACC3とを直
接結線してもよい。
第1実施例および第2実施例において、蓄積装
置へのアドレス値として用いられている5次元ベ
クトルの成分の順序は任意でよい。それにともな
つて蓄積装置の内容を対応させる。
また、5ビツトの情報o jo-1 jo-2 jo-1
o-2 jを発生する手段及び零ベクトルに対して
等価的にψ1 jを零にする動作は当然他にも考えら
れる。定数ψ1 M+1を零ベクトルのアドレス値に対
応する記憶個所に貯蔵したが、ψ1 jが零になるベ
クトル(o jo-1 jo-2 jo-1 jo-2 j)のア

レス値に対する記憶個所に貯蔵してもよい。
さらに、アドレス値は5次元ベクトル(o j
xo-1 jo-2 jo-1 jo-2 j)で定められていたが

一般的に5ビツトの情報o jo-1 jo-2 jo-1
o-2 jの関数(o jo-1 jo-2 jo-1 j
o-2 j
により定まるアドレス値)として定めることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は減算可能な加算器を用いた従来のデイ
ジタルフイルタの構成を示す図、第2図は第1図
の従来例と対比できる構成を有する本発明の一実
施例を示す図、第3図は本発明の他の実施例を示
す図である。 図において、ADSは減算可能な加算器、ADは
加算器、MEM1,MEM2は蓄積装置、SR1〜
SR3は直列形のシフトレジスタ、PSRは並列入
力−直列出力形のシフトレジスタ、R1,R2は
レジスタ、PPRは並列入力−並列出力形のシフ
トレジスタ、EOR1,EOR2は排他的論理和、
AND1〜AND5は論理積、ACC1,ACC3は
累積装置をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相継いで到来するN個の正負を含むMビツト
    2進コードサンプル値Ziをフイルタし、 Y=N-1i=0 αiZi (ただし、Zi=−ZM i2M-1M-1J=1 Zi j2j-1) なる関数によつて表わされるフイルタ出力Yを出
    力するデイジタルフイルタにおいて、 該2進コードサンプル値を受領し、極性を示す
    ビツト以外を選択的に反転する反転手段と;N個
    の反転された2進コードサンプル値の各ビツトに
    対応するNビツト情報を順次出力するベクトル発
    生手段と;M+1回目以外で該Nビツト情報が所
    定ベクトルであることを検出するベクトル検出手
    段と;所定アドレスには定数値Aを、それ以外の
    アドレスには係数αiと該Nビツト情報で定まる関
    数ψとを蓄積する蓄積装置と;該蓄積装置の出力
    ψjと該ベクトル検出手段の出力とを受領し、該N
    ビツト情報が所定ベクトルでないとき、 j=ψj+Ψj-12-1 なる累算を行い、 該Nビツト情報が所定ベクトルであるとき、 ΨjΨ j-12-1 なる計算を行う累算装置と; 該Nビツト情報を受領し、1≦j≦MのM回に
    おいては、該Nビツト情報に対応する関数ψを格
    納したアドレスを発生し、M+1回目には該所定
    アドレスを発生するアドレス発生手段とを備えた
    ことを特徴とするデイジタルフイルタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155034A (en) * 1976-06-18 1977-12-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Digital filter
JPS5330972A (en) * 1976-09-03 1978-03-23 Mitsubishi Motors Corp Method of fabricating complex layer structural bodies
JPS5526750A (en) * 1978-08-15 1980-02-26 Tokyo Electric Power Co Inc:The Digital filter

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