JPS643222B2 - - Google Patents
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- JPS643222B2 JPS643222B2 JP6437581A JP6437581A JPS643222B2 JP S643222 B2 JPS643222 B2 JP S643222B2 JP 6437581 A JP6437581 A JP 6437581A JP 6437581 A JP6437581 A JP 6437581A JP S643222 B2 JPS643222 B2 JP S643222B2
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- JP
- Japan
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- producing
- halogen
- bisphenols
- general formula
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Description
本発明は、増大された分子量を有するポリエー
テル樹脂の製造法に関するものである。更に詳し
くは、下記一般式 MO―Ar―OM′ (式中、M,M′はアルカリ土類金属又はアル
カリ土類金属、Arは2価の芳香族基) で示されるビスフエノール類のアルカリ金属塩又
はアルカリ土類金属塩と、下記一般式 X―R―Y 〔式中、X,Yはハロゲン原子、Rは2価の炭
化水素基、置換炭化水素基、―CH2―Ar′―CH2
―(Ar′は2価の芳香族基から選ばれる基)〕 で示されるジハロゲン化物とを反応させることに
よりなるポリエーテル重合体−(O―Ar―O―R
−)の製造において、特定化合物の添加により分子
量を更に増大させる方法に関する。 本発明者らは、すでに相間移動反応を応用する
ことにより上記ポリエーテル重合体が、容易に製
造できることを見出し提案している。 従来、フエノール類のアルカリ金属塩とハロゲ
ン化物との反応によるポリエーテルの合成は知ら
れている。しかしながら、この場合無水条件が必
要であり、更にジメチルホルムアミドの如き高沸
点の非プロトン性極性溶媒中で反応を行なわなけ
ればならない。そのために反応後、ポリマーの単
離、精製に時間を要する。即ち、副生する塩の除
去が必要となり、沸点の高い非プロトン性極性溶
媒の回収の問題ともあわせて生産性の低下及びコ
ストアツプ等の不利が生じる欠点があつた。 本発明においては相間移動反応を用いるが、水
を反応溶媒の1つとして使用するため、副生する
塩の除去のための操作が不必要になるだけでな
く、ハロゲン化炭化水素類や芳香族炭化水素類の
様な安価で低沸点の溶媒が使用できる。更に適当
溶媒、たとえばキシレンやトルエンの様な溶媒を
使用する場合には、反応系からポリマーを析出さ
せることができ、精製が非常に容易となる利点も
ある。 上記ビスフエノール類とジハロゲン化合物は実
質的に等モル量用いられるが、反応が進むにつれ
重合度の増加は、飽和に近づき、より高分子量の
ものを望む場合には非常に長時間を要する。本発
明者らは、かような場合、第2段階として特定の
含ハロゲン化物或いはビスフエノール類のアルカ
リ金属塩を全モノマー量の1〜100モル%を更に
系に添加すると容易に重合度が上昇し、重合時間
を短縮できることを発見し、本発明に到つた。こ
れは従来の予想をはるかに超えたものであり、工
業的生産に有利をもたらすものである。 本発明に使用されるビスフエノール類の金属塩
は、一般式 MO―Ar―OM′(式中、M,M′はアルカリ金
属、Arは2価の芳香族基) で示される。好ましいビスフエノール類の具体例
は、
テル樹脂の製造法に関するものである。更に詳し
くは、下記一般式 MO―Ar―OM′ (式中、M,M′はアルカリ土類金属又はアル
カリ土類金属、Arは2価の芳香族基) で示されるビスフエノール類のアルカリ金属塩又
はアルカリ土類金属塩と、下記一般式 X―R―Y 〔式中、X,Yはハロゲン原子、Rは2価の炭
化水素基、置換炭化水素基、―CH2―Ar′―CH2
―(Ar′は2価の芳香族基から選ばれる基)〕 で示されるジハロゲン化物とを反応させることに
よりなるポリエーテル重合体−(O―Ar―O―R
−)の製造において、特定化合物の添加により分子
量を更に増大させる方法に関する。 本発明者らは、すでに相間移動反応を応用する
ことにより上記ポリエーテル重合体が、容易に製
造できることを見出し提案している。 従来、フエノール類のアルカリ金属塩とハロゲ
ン化物との反応によるポリエーテルの合成は知ら
れている。しかしながら、この場合無水条件が必
要であり、更にジメチルホルムアミドの如き高沸
点の非プロトン性極性溶媒中で反応を行なわなけ
ればならない。そのために反応後、ポリマーの単
離、精製に時間を要する。即ち、副生する塩の除
去が必要となり、沸点の高い非プロトン性極性溶
媒の回収の問題ともあわせて生産性の低下及びコ
ストアツプ等の不利が生じる欠点があつた。 本発明においては相間移動反応を用いるが、水
を反応溶媒の1つとして使用するため、副生する
塩の除去のための操作が不必要になるだけでな
く、ハロゲン化炭化水素類や芳香族炭化水素類の
様な安価で低沸点の溶媒が使用できる。更に適当
溶媒、たとえばキシレンやトルエンの様な溶媒を
使用する場合には、反応系からポリマーを析出さ
せることができ、精製が非常に容易となる利点も
ある。 上記ビスフエノール類とジハロゲン化合物は実
質的に等モル量用いられるが、反応が進むにつれ
重合度の増加は、飽和に近づき、より高分子量の
ものを望む場合には非常に長時間を要する。本発
明者らは、かような場合、第2段階として特定の
含ハロゲン化物或いはビスフエノール類のアルカ
リ金属塩を全モノマー量の1〜100モル%を更に
系に添加すると容易に重合度が上昇し、重合時間
を短縮できることを発見し、本発明に到つた。こ
れは従来の予想をはるかに超えたものであり、工
業的生産に有利をもたらすものである。 本発明に使用されるビスフエノール類の金属塩
は、一般式 MO―Ar―OM′(式中、M,M′はアルカリ金
属、Arは2価の芳香族基) で示される。好ましいビスフエノール類の具体例
は、
【式】(式中、
Xは −C(CH3)2―、―SO2―、―CH2――O
―、―S―) 及びレゾルシノール、ハイドロキノン、4,4′―
ジヒドロキシジフエニル等である。これらの化合
物には、目的に応じて芳香核に塩素、臭素等のハ
ロゲン原子、メチル基、エチル基等の炭化水素
基、或いはアルコキシ基等の置換基を有していて
もよい。上記ビスフエノール類が単独もしくは混
合物として使用される。また、二官能性フエノー
ル類の一部に代えて、三官能性以上のフエノール
類を使用することも可能である。 一方、本発明に使用されるジハロゲン化合物
は、一般式 X―R―Y(式中、X,Yはハロゲン原子、R
は2価の炭化水素基又は置換炭化水素基又は―
CH2―Ar′―CH2―(Ar′は2価の芳香族基)から
選ばれる基) で示される。好ましい具体例を示すと、炭素数1
〜10の飽和炭化水素基をもつジハロゲン化物、及
び一般式、 (式中、X,Yはハロゲン原、R′は炭素数1
〜4のアルキル基又はアルコキシ基又はハロゲン
原子、nは0から4の整数) で示される化合物である。より具体的には、メチ
レンクロライド、メチレンブロマイイド、ブロム
クロルメタン、エチレンクロライド、エチレンブ
ロマイド、ブロムクロルエタン、トリメチレンク
ロライド、トリメチレンブロマイド、ブロムクロ
ルプロパン、テトラメチレンクロライド、テトラ
メチレンブロマイド、ブロムクロルブタン、ペン
タメチレンクロライド、ペンタメチレンブロマイ
ド、ブロムクロルペンタン、ヘキサメチレンクロ
ライド、ヘキサメチレンブロマイド、及びo―、
m―、p―キシリレンジクロライド及びジブロマ
イド、ビス(クロルメチル)キシレン、ビス(ク
ロルメチル)デユレン等を挙げることができる。 上記ビスフエノール類と、ジハロゲン化合物は
実質的に等モル量使用される。ビスフエノール類
は過剰の苛性ソーダ或いは苛性カリ水溶液に溶解
させて使用するのが有効かつ簡便である。 本発明においては、上記の反応系に対し、更に
特定の含ハロゲン化物或いはビスフエノール類の
アルカリ金属塩が添加される。含ハロゲン化物と
しては、該重合条件下に反応しうる全ての化合物
(謂ゆる活性ハロゲン化物)が使用できる。例え
ば、前記の反応開始時に使用できるモノマー類か
ら選んでもよいし、テレフタル酸クロリド、セバ
シン酸ジクロリド等の酸ジクロリド類;エピブロ
ムヒドリン等のハロヒドリン類;クロロホルム、
ブロムホルム等のハロホルム類からも選ぶことが
できる。より好ましい具体例としては、ジクロル
メタン、ジブロムメタン、ブロムクロルメタン、
エピクロルヒドリン、エピブロムヒドリン、クロ
ロホルム、ブロモホルム等があげられる。 ビスフエノール類としては、前記の反応開始時
に使用できるモノマー類HO―Ar―OHから選ん
で使用できる。好ましくは、下記一般式、
―、―S―) 及びレゾルシノール、ハイドロキノン、4,4′―
ジヒドロキシジフエニル等である。これらの化合
物には、目的に応じて芳香核に塩素、臭素等のハ
ロゲン原子、メチル基、エチル基等の炭化水素
基、或いはアルコキシ基等の置換基を有していて
もよい。上記ビスフエノール類が単独もしくは混
合物として使用される。また、二官能性フエノー
ル類の一部に代えて、三官能性以上のフエノール
類を使用することも可能である。 一方、本発明に使用されるジハロゲン化合物
は、一般式 X―R―Y(式中、X,Yはハロゲン原子、R
は2価の炭化水素基又は置換炭化水素基又は―
CH2―Ar′―CH2―(Ar′は2価の芳香族基)から
選ばれる基) で示される。好ましい具体例を示すと、炭素数1
〜10の飽和炭化水素基をもつジハロゲン化物、及
び一般式、 (式中、X,Yはハロゲン原、R′は炭素数1
〜4のアルキル基又はアルコキシ基又はハロゲン
原子、nは0から4の整数) で示される化合物である。より具体的には、メチ
レンクロライド、メチレンブロマイイド、ブロム
クロルメタン、エチレンクロライド、エチレンブ
ロマイド、ブロムクロルエタン、トリメチレンク
ロライド、トリメチレンブロマイド、ブロムクロ
ルプロパン、テトラメチレンクロライド、テトラ
メチレンブロマイド、ブロムクロルブタン、ペン
タメチレンクロライド、ペンタメチレンブロマイ
ド、ブロムクロルペンタン、ヘキサメチレンクロ
ライド、ヘキサメチレンブロマイド、及びo―、
m―、p―キシリレンジクロライド及びジブロマ
イド、ビス(クロルメチル)キシレン、ビス(ク
ロルメチル)デユレン等を挙げることができる。 上記ビスフエノール類と、ジハロゲン化合物は
実質的に等モル量使用される。ビスフエノール類
は過剰の苛性ソーダ或いは苛性カリ水溶液に溶解
させて使用するのが有効かつ簡便である。 本発明においては、上記の反応系に対し、更に
特定の含ハロゲン化物或いはビスフエノール類の
アルカリ金属塩が添加される。含ハロゲン化物と
しては、該重合条件下に反応しうる全ての化合物
(謂ゆる活性ハロゲン化物)が使用できる。例え
ば、前記の反応開始時に使用できるモノマー類か
ら選んでもよいし、テレフタル酸クロリド、セバ
シン酸ジクロリド等の酸ジクロリド類;エピブロ
ムヒドリン等のハロヒドリン類;クロロホルム、
ブロムホルム等のハロホルム類からも選ぶことが
できる。より好ましい具体例としては、ジクロル
メタン、ジブロムメタン、ブロムクロルメタン、
エピクロルヒドリン、エピブロムヒドリン、クロ
ロホルム、ブロモホルム等があげられる。 ビスフエノール類としては、前記の反応開始時
に使用できるモノマー類HO―Ar―OHから選ん
で使用できる。好ましくは、下記一般式、
【式】
(式中、Xは―C(CH3)2―、―SO2―、―
CH2―、―O―、―S―) 及び、レゾルシノール、ハイドロキノン、4,
4′―ジヒドロキシジフエニル等から選ばれる。も
ちろん、これらの芳香核には塩素、臭素等のハロ
ゲン原子、メチル基、エチル基等の炭化水素基、
或いはアルコキシ基等の置換基を有していてもよ
い。添加すべきビスフエノール類も同様に苛性ソ
ーダ或いは苛性カリ水溶液として用いるのが簡便
かつ有効である。 これら添加物の使用量は、開始時全モノマー量
の1〜100モル%の範囲で使用される。添加時期
は重合開始後、任意に調整できるが、前段の重合
が実質的に終了後、例えば重合転化率が90%以上
の時点で添加するのがよい。本発明者らの検討結
果では活性ハロゲン化物、ビスフエノール類の効
果を比べた場合、例えばビスフエノール類と3,
6―ビスクロルメチルデユレンの系では、後者の
方は使用量が、より少なくても、充分に分子量を
増大させうることがわかつた。 以上に記した重合反応は、有機溶剤を用いて行
なうのがより便利である。塩化メチレン、クロル
ベンゼン、オルトジクロルベンゼンの如きハロゲ
ン化炭化水素類;トルエン、キシレンのような芳
香族炭化水素類等、水と混和しない、かつフエノ
ール類のアルカリ金属塩と反応しない全てのもの
が使用可能である。 本発明に用いられる触媒は相間移動触媒として
公知のものが使用できる。4級アンモニウム塩と
しては、テトラブチルアンモニウムブロマイド、
トリオクチルメチルアンモニウムクロライド、ベ
ンジルトリエチルアンモニウムクロライド、ベン
ジルトリメチルアンモニウムクロライド、N―ラ
ウリルピリジニウムクロライド等、4級ホスホニ
ウム塩としてはテトラブチルフオスフオニウムブ
ロマイド、トリエチルオクタデシルフオスフオニ
クムブロミド等がある。使用量としては、ジハロ
ゲン化物に対し0.1〜20モル%、より好ましくは
1〜10モル%の範囲から選ばれる。 これら相間移動触媒による重合反応は、通常0
℃〜100℃までの任意の温度で行なうことができ
る。 かようにして得られた重合体は、熱的性質に優
れ、フイルム、シート等の成型品として巾広い用
途をもつものである。 以下、本発明を代表的実施例により例示する
が、本発明はこれら実施例にのみ限定されるもの
ではない。 実施例 1 窒素気流下、p―キシリレンジクロライド
10mmolを30mlのクロルベンゼンに溶解し、トリ
オクチルメチルアンモニウムクロライド0.3mmol
を添加する。ビスフエノールA10mmolを1規定
の苛性ソーダ水溶液30mlに溶解し、上記溶液に添
加、80℃で3時間、続いて100℃で3時間反応さ
せる。この反応系に活性ハロゲン化物として、メ
チレンブロマイドを5.7mmol添加し、更に1時間
反応を続けた後、系を室温まで冷却するとポリエ
ーテル重合体が析出してくる。このポリマーを
過により分離し、メタノール―塩酸、続いて水で
洗浄し乾燥する。重合体の固有粘度〔η〕(32℃
ジメチルアセトアミド中)についての結果を表1
に示す。
CH2―、―O―、―S―) 及び、レゾルシノール、ハイドロキノン、4,
4′―ジヒドロキシジフエニル等から選ばれる。も
ちろん、これらの芳香核には塩素、臭素等のハロ
ゲン原子、メチル基、エチル基等の炭化水素基、
或いはアルコキシ基等の置換基を有していてもよ
い。添加すべきビスフエノール類も同様に苛性ソ
ーダ或いは苛性カリ水溶液として用いるのが簡便
かつ有効である。 これら添加物の使用量は、開始時全モノマー量
の1〜100モル%の範囲で使用される。添加時期
は重合開始後、任意に調整できるが、前段の重合
が実質的に終了後、例えば重合転化率が90%以上
の時点で添加するのがよい。本発明者らの検討結
果では活性ハロゲン化物、ビスフエノール類の効
果を比べた場合、例えばビスフエノール類と3,
6―ビスクロルメチルデユレンの系では、後者の
方は使用量が、より少なくても、充分に分子量を
増大させうることがわかつた。 以上に記した重合反応は、有機溶剤を用いて行
なうのがより便利である。塩化メチレン、クロル
ベンゼン、オルトジクロルベンゼンの如きハロゲ
ン化炭化水素類;トルエン、キシレンのような芳
香族炭化水素類等、水と混和しない、かつフエノ
ール類のアルカリ金属塩と反応しない全てのもの
が使用可能である。 本発明に用いられる触媒は相間移動触媒として
公知のものが使用できる。4級アンモニウム塩と
しては、テトラブチルアンモニウムブロマイド、
トリオクチルメチルアンモニウムクロライド、ベ
ンジルトリエチルアンモニウムクロライド、ベン
ジルトリメチルアンモニウムクロライド、N―ラ
ウリルピリジニウムクロライド等、4級ホスホニ
ウム塩としてはテトラブチルフオスフオニウムブ
ロマイド、トリエチルオクタデシルフオスフオニ
クムブロミド等がある。使用量としては、ジハロ
ゲン化物に対し0.1〜20モル%、より好ましくは
1〜10モル%の範囲から選ばれる。 これら相間移動触媒による重合反応は、通常0
℃〜100℃までの任意の温度で行なうことができ
る。 かようにして得られた重合体は、熱的性質に優
れ、フイルム、シート等の成型品として巾広い用
途をもつものである。 以下、本発明を代表的実施例により例示する
が、本発明はこれら実施例にのみ限定されるもの
ではない。 実施例 1 窒素気流下、p―キシリレンジクロライド
10mmolを30mlのクロルベンゼンに溶解し、トリ
オクチルメチルアンモニウムクロライド0.3mmol
を添加する。ビスフエノールA10mmolを1規定
の苛性ソーダ水溶液30mlに溶解し、上記溶液に添
加、80℃で3時間、続いて100℃で3時間反応さ
せる。この反応系に活性ハロゲン化物として、メ
チレンブロマイドを5.7mmol添加し、更に1時間
反応を続けた後、系を室温まで冷却するとポリエ
ーテル重合体が析出してくる。このポリマーを
過により分離し、メタノール―塩酸、続いて水で
洗浄し乾燥する。重合体の固有粘度〔η〕(32℃
ジメチルアセトアミド中)についての結果を表1
に示す。
【表】
* 反応開始時の全モノマー量に対
する値
明らかに、メチレンブロマイドは重合度の増大
に効果があることがわかる。 実施例 2,3,4 実施例1のメチレンブロマイドのかわりに、そ
れぞれメチレンクロライド、クロロホルム、エピ
ブロムヒドリンを用いた。結果を表2に示す。同
様に、分子量増大に効果のあることがわかる。
する値
明らかに、メチレンブロマイドは重合度の増大
に効果があることがわかる。 実施例 2,3,4 実施例1のメチレンブロマイドのかわりに、そ
れぞれメチレンクロライド、クロロホルム、エピ
ブロムヒドリンを用いた。結果を表2に示す。同
様に、分子量増大に効果のあることがわかる。
【表】
実施例 5
実施例1において、溶媒をo―ジクロルベンゼ
ンにかえて反応を行なつた。比粘度ηsp(1.0g/
dl、32℃、ジメチルアセトアミド中)の経時変化
を図1に示す。反応開始後、8.8時間で、CH2Br2
を開始時モノマー量の28.5モル%を加え、更に約
40分後、28.5モル%(計57%)を加えた。図から
添加しない場合、開始後8.8時間で重合度は殆ん
ど上昇しなくなるが、メチレンブロマイドの添加
により明らかに重合度は増大したことがわかる。 実施例 6 窒素雰囲気下3,6―ビスクロルメチルデユレ
ン10m molを50mlのo―ジクロルベンゼンに溶
解し、トリオクチルメチルアンモニウムクロライ
ド0.37m molを添加する。ビスフエノールS(4,
4′―ジヒドロキシジフエニル)7m mol及びビス
フエノールA3m molを1.5規定の苛性ソーダ水溶
液50mlに溶解し、上記溶液に添加、95℃で4時間
反応させた。この反応系に、ビスフエノール
A1m mol(開始時全モノマー量の5モル%)を少
量の苛性ソーダ水溶液に溶解し、添加した。固有
粘度〔η〕(32℃、o―ジクロルベンゼン中)の
経時変化を図2に示す。図から明らかな様に、分
子量の増大は著しく大きい。また、実施例1〜5
の活性ハロゲン化物に比べ、その効果は大きい事
がわかる。かようにして製造したポリエーテル重
合体の融点は260−270℃、D.S.C.によるガラス転
移点は142℃であつた。重合体の収率は96%であ
つた。 実施例 7 実施例6と同様に行なつた。ただし、ビスフエ
ノールの添加を10時間後に行なつた。結果を図2
に示すが、分子量増大の効果は著しいことがわか
る。 実施例 8 ビスフエノールS8m mol及びビスフエノール
A2m molを用いた他は実施例6と全く同様にし
た。分子量の増大は同様に見られジヤンプ後の
〔η〕は、0.68(32℃
ンにかえて反応を行なつた。比粘度ηsp(1.0g/
dl、32℃、ジメチルアセトアミド中)の経時変化
を図1に示す。反応開始後、8.8時間で、CH2Br2
を開始時モノマー量の28.5モル%を加え、更に約
40分後、28.5モル%(計57%)を加えた。図から
添加しない場合、開始後8.8時間で重合度は殆ん
ど上昇しなくなるが、メチレンブロマイドの添加
により明らかに重合度は増大したことがわかる。 実施例 6 窒素雰囲気下3,6―ビスクロルメチルデユレ
ン10m molを50mlのo―ジクロルベンゼンに溶
解し、トリオクチルメチルアンモニウムクロライ
ド0.37m molを添加する。ビスフエノールS(4,
4′―ジヒドロキシジフエニル)7m mol及びビス
フエノールA3m molを1.5規定の苛性ソーダ水溶
液50mlに溶解し、上記溶液に添加、95℃で4時間
反応させた。この反応系に、ビスフエノール
A1m mol(開始時全モノマー量の5モル%)を少
量の苛性ソーダ水溶液に溶解し、添加した。固有
粘度〔η〕(32℃、o―ジクロルベンゼン中)の
経時変化を図2に示す。図から明らかな様に、分
子量の増大は著しく大きい。また、実施例1〜5
の活性ハロゲン化物に比べ、その効果は大きい事
がわかる。かようにして製造したポリエーテル重
合体の融点は260−270℃、D.S.C.によるガラス転
移点は142℃であつた。重合体の収率は96%であ
つた。 実施例 7 実施例6と同様に行なつた。ただし、ビスフエ
ノールの添加を10時間後に行なつた。結果を図2
に示すが、分子量増大の効果は著しいことがわか
る。 実施例 8 ビスフエノールS8m mol及びビスフエノール
A2m molを用いた他は実施例6と全く同様にし
た。分子量の増大は同様に見られジヤンプ後の
〔η〕は、0.68(32℃
【式】/1,1,
2,2―テトラクロルエタン=1/1中)であつ
た。 このポリエーテル重合体の融点は285〜300℃、
D.S.C.によるガラス転移点は170℃であつた。重
合体の収率は98%であつた。
た。 このポリエーテル重合体の融点は285〜300℃、
D.S.C.によるガラス転移点は170℃であつた。重
合体の収率は98%であつた。
図1は本発明について重合系へのCH2Br2の添
加効果(実施例5)、図2は同じくビスフエノー
ル類の添加効果(実施例6,7)をそれぞれ示す
生成ポリエーテル重合体の固有粘度〔η〕又は比
粘度ηspの経時変化を示すグラフである。
加効果(実施例5)、図2は同じくビスフエノー
ル類の添加効果(実施例6,7)をそれぞれ示す
生成ポリエーテル重合体の固有粘度〔η〕又は比
粘度ηspの経時変化を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式−(O―Ar―O―R−)で示されるポリ
エーテル重合体の製造するにあたり、一般式 MO―Ar―OM′ (式中、M,M′はアルカリ金属又はアルカリ
土類金属、Arは2価の芳香族基)で示されるビ
スフエノール類のアルカリ金属塩又はアルカリ土
類金属塩と、一般式 X―R―Y (式中、X,Yはハロゲン原子、Rは2価の炭
化水素基又は置換炭化水素基、又は―CH2―
Ar′―CH2―(Ar′は2価の芳香族基)から選ば
れる基) で示される多官能性ハロゲン化物とを、水と非水
溶性の有機溶剤を用い、相間移動触媒の存在下に
反応させ、次いで該重合系に更に含ハロゲン化合
物又はビスフエノール類のアルカリ金属塩を全モ
ノマー量の1〜100モル%添加し、反応させるこ
とにより該ポリエーテル重合体の分子量を増大さ
せる高分子量ポリエーテルの製造方法。 2 ビスフエノール類を苛性ソーダ又は苛性カリ
の水溶液として用いる特許請求の範囲第1項記載
のポリエーテルの製造方法。 3 多官能性ハロゲン化物が、一般式 (式中、X,Yはハロゲン原子、R′は炭素数
1〜4のアルキル基又はアルコキシ基又はハロゲ
ン原子、nは0から4の整数) 及びX―R″―Y (式中、X,Yはハロゲン原子、R″は炭素数
1〜10の炭化水素基又は置換炭化水素基)から選
ばれる少なくとも一種の化合物である特許請求の
範囲第1項または第2項記載のポリエーテルの製
造方法。 4 添加される含ハロゲン化合物が、メチレンク
ロライド、メチレンブロマイド、ブロモクロロメ
タン及びそれらの混合物から選ばれる化合物であ
る特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記
載のポリエーテルの製造方法。 5 添加される含ハロゲン化合物が、ハロホルム
類、及びその混合物から選ばれる化合物である特
許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
ポリエーテルの製造方法。 6 添加される含ハロゲン化合物が、ハロヒドリ
ン類及びその混合物から選ばれる化合物である特
許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
ポリエーテルの製造方法。 7 添加されるビスフエノール類のアルカリ金属
塩が、一般式 (式中、M,M′はアルカリ金属、Xは―C
(CH3)2―、―SO2―、―CH2―、―O―、―S
―)、 及びレゾルシノール、ハイドロキノン、4,
4′―ジヒドロキシジフエニルから選ばれる少なく
とも一種の化合物である特許請求の範囲第1項、
第2項または第3項記載のポリエーテルの製造方
法。 8 相間移動触媒が4級アンモニウム塩である特
許請求の範囲第1項記載のポリエーテルの製造方
法。 9 相間移動触媒が4級ホスホニウム塩である特
許請求の範囲第1項記載のポリエーテルの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6437581A JPS57179221A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Preparation of high-molecular weight polyether |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6437581A JPS57179221A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Preparation of high-molecular weight polyether |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57179221A JPS57179221A (en) | 1982-11-04 |
| JPS643222B2 true JPS643222B2 (ja) | 1989-01-20 |
Family
ID=13256482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6437581A Granted JPS57179221A (en) | 1981-04-28 | 1981-04-28 | Preparation of high-molecular weight polyether |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57179221A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4783520A (en) * | 1987-07-01 | 1988-11-08 | Amoco Corporation | Production of aromatic amorphous thermoplastic poly aryl ether from aliphatic-aromatic diol and wholly aromatic diol |
| US4777235A (en) * | 1987-07-01 | 1988-10-11 | Amoco Corporation | Production of polyarylene ether from activated dihalo benzenoid monomer, dihydroxy benzenoid monomer and Bis(hydroxyphenyl) monomer |
| JPH06184301A (ja) * | 1992-10-19 | 1994-07-05 | Sanyo Chem Ind Ltd | 芳香環含有ポリエーテルおよびその製法 |
| JP4806841B2 (ja) * | 2000-09-08 | 2011-11-02 | 住友化学株式会社 | 酸および有機溶媒を用いた芳香族ポリエーテルの洗浄方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2738962A1 (de) * | 1976-11-08 | 1978-05-11 | Gen Electric | Filmbildende, ausformbare aromatische polyformalharze und verfahren zu ihrer herstellung |
-
1981
- 1981-04-28 JP JP6437581A patent/JPS57179221A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57179221A (en) | 1982-11-04 |
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