JPS643547Y2 - - Google Patents

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JPS643547Y2
JPS643547Y2 JP15763583U JP15763583U JPS643547Y2 JP S643547 Y2 JPS643547 Y2 JP S643547Y2 JP 15763583 U JP15763583 U JP 15763583U JP 15763583 U JP15763583 U JP 15763583U JP S643547 Y2 JPS643547 Y2 JP S643547Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、プレス型具の技術分野で利用され
る同型具の改良に係り、特に左右両側部の対称な
位置と中央部とにそれぞれ孔を設ける部品の前記
孔を穿孔するプレス型具に関するものである。
(従来技術) 従来、例えば実開昭55−33613号公報に示され
ているように打抜型で穿孔するものがある。一
方、第1図中に2点鎖線で示す部品Wに左右(図
面においては上下)両側部の対称な位置と中央部
とに孔H1,H2,H3を穿孔加工するプレス型具
は、その全ての孔に対応するパンチとダイス(こ
の明細書中で「パンチ」と「ダイス」は、すべて
孔あけ用を意味する)が配設されていた。そのた
め、特にその部品の生産量が少量の場合は、型具
の費用が高価となるうらみがあつた。このような
場合において部品の半分ずつを2工程で穿孔加工
するようにしてプレス型代をほぼ1/2に低減する
案も試みられたが、単に対称のほぼ半分のパンチ
とダイスを準備するのみでは、加工した孔の相互
位置が不正確であつたり、同じ孔を2度加工して
孔の形状が不正確になる等の問題があつた。
(考案の目的) 前述の問題に鑑み、この考案においては、左右
両側部の対象な位置と中央部とにそれぞれ孔を設
ける部品の前記孔を正確に穿孔する型具を、構成
簡単かつ安価に提供することをその目的とするも
のである。
(考案の構成) 本考案の構成は、左右両側部の対称な位置と中
央部とにそれぞれ孔を設ける部品の前記孔を穿孔
するプレス型具であつて、下型は前記部品の左右
いずれかの半分片側と中央部とのみを載置可能
で、かつ前記部品の片側と中央部に穿孔される孔
に対応するダイスが設けられ、上型は前記ダイス
に対向してパンチが設けられ、かつ、該上型に部
品の中央部の孔に対するパンチの上端に対面して
摺動可能なスライダが配設され、該スライダは前
記部品の中央部の孔に対するパンチを作動させる
第1の位置と非作動とする第2の位置とに摺動可
能とされ、さらに前記下型には、前記スライダが
第1の位置にあるときに接触可能な第1のラツチ
爪と、前記スライダが第2の位置にあるときに接
触可能な第2のラツチ爪とが対設され、該第1ラ
ツチ爪及び第2ラツチ爪はその中央部が軸支され
て常時は水平姿勢を取るようにばね手段によつて
付勢保持されており、前記上型が上昇するとき、
前記スライダの摺動位置に対応する第1ラツチ爪
又は第2ラツチ爪がスライダの端部と接してスラ
イダの摺動位置が切換えられるように構成したこ
とを特徴とする。
(作用) これにより、上型の上昇毎にスライダが第1又
は第2の位置に摺動位置が変化し、中央部の孔に
対するパンチは作動・非作動が切換えられ、中央
部の孔を2度加工することなく、部品のプレス加
工を1台のプレス型具により2行程に分けて実施
できる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照しつつ
説明する。
この考案のプレス型具の全体は第1図乃至第3
図に示されており、下型1と、上型2と、この上
型2を保持して上下往復動するラム3cを有する
プレス機3と、前記下型1に設けられたダイス4
a1,4a2,4a3と、前記上型2に設けられたパン
チ4b1,4b2,4b3と、前記パンチ4b1の上部に
おいて左右に摺動自在に上型2に設けられたスラ
イダ5と、このスライダ5の左右位置を制御する
ラツチ機構6,6とをその主要部として具備して
いる。そして、穿孔すべき部品Wは、第1図にお
いて2点鎖線で囲んで示す形状のもので、実線お
よび2点鎖線で図示したような孔H1,H2,H3
打ち抜くものである。すなわち、図において左右
方向の中心線S上、すなわち、中央部に6個の丸
孔H1が直列に配置され、さらに中心線Sに対し
て図において上下に、すなわち、部品Wの左右両
側部に対称に2個ずつの三角孔H2および6個ず
つの丸孔H3が打ち抜かれるものである。プレス
機3の基台3a上に固定された下型1は部品Wの
中央部を含む片側半分を載置できる大きさのもの
であり、かつその上面には第1図に実線で示した
孔、すなわち中央の6個の丸孔H1、側方の2個
の三角孔H2および6個の丸孔H3に対応して計14
個のダイス4a1,4a2,4a3が固定されている。
部品Wはストツパ1aで位置決めされる。プレス
機3はその基台3aにガイドコラム3b,3bが
立設され、該ガイドコラム3b,3bにラム3c
が上下に摺動自在に嵌合されてなるもので、ラム
3cはその下面に上型2が取付けられて駆動装置
(図示省略)にて駆動される。上型2の下面には
前記の14個のダイス4a1,4a2,4a3に対応し
て、パンチ4b1,4b2,4b3が突設されている。
これらのパンチのうち、中心線S上に配置した6
個の丸孔H1に対応するパンチ4b1については、
上下方向摺動自在に嵌挿され、圧縮ばね8によつ
て上方に付勢されている。更に、上型2には、こ
れら各パンチ4b1の上方に、ラム3cに対して左
右方向(第2図における左右方向)に摺動自在に
スライダ5が嵌挿されている。このスライダ5の
下面は、パンチ4b1の上端部を受ける凸部5a
と、この上端部が嵌入する凹部5bとよりなるカ
ム面5cに形成されている。そして、スライダ5
が第2図において左へ摺動したときは凸部5aが
各パンチ4b1の上端部に当接して該パンチ4b1
作動させる第1の位置となり、右へ摺動したとき
は凹部5bに各パンチ4b1の上端部が嵌入して該
パンチ4b1を非作動とする第2の位置となるよう
に構成されている。
ラツチ機構6は、スライダ5が前記第1の位置
(第2図で左側摺動位置)にあるときに接触可能
な第2図で左側の第1のラツチ爪11と、スライ
ダ5が前記第2の位置(第2図で右側摺動位置)
にあるときに接触可能な第2図で右側の第2のラ
ツチ爪11との一対のラツチ爪を下型1に対設し
てなる。すなわち、スライダ5の左右において下
型1上に角柱9が立設され、この角柱9の上部を
第5図において左右方向の溝によつて二又とし、
この部分に前後方向(第4図において紙面に直角
方向)の軸10が回動自在に支承され、軸10に
角棒状のラツチ爪11の中間部分が固定されて構
成されている。さらに、角柱9の前記溝の底部
は、スライダ5側に傾斜した斜面9aと反対側に
傾斜した斜面9bとで中高に形成され、ラツチ爪
11が右回り及び左回りした場合にこの斜面9
a,9bに当接し、その回動角を規制する。軸1
0の一端は角柱9より外方に突出され、この突出
部分の外周面には、相互に平行な一対の垂直な平
面10a,10aが形成されている。一方、この
平面10a,10aを挟持するばね手段12が設
けられている。このばね手段12はU字形のばね
で、その平行な先端部分で前記軸10の平面10
a,10aを挟持し、その基端12aは角柱9に
固定されるものである。かくして、ラツチ爪11
はばね手段12によつて平面10a,10aが挟
持されることにより、常時は水平姿勢が保持さ
れ、ラツチ爪11が斜面9aまたは9bに当接す
る迄回動を強制されても、この強制を解除するこ
とにより、再度水平姿勢に戻りうるものである。
さらに、スライダ5の両端上面には、それぞれ先
端下り勾配の傾斜面5d,5dが形成され、一
方、各ラツチ爪11のスライダ5側の端部上面に
も先端下り勾配の傾斜面11aが形成されてい
る。かくして、スライダ5の摺動位置のいかんに
かかわらず、ラム3cの下降時にはスライダ5の
両端下面がラツチ爪11の傾斜面11aに当接し
てラツチ爪11を回動させても、ラツチ爪11が
斜面9aに当接するに至る以前にスライダ5の先
端下面と傾斜面11aとの前述の当接が外れてス
ライダ5はその摺動位置をそのままでさらに下降
するものである。またラム3cの上昇時には、ス
ライダ5が摺動して突出した側(例えば第4図実
線図示において左側)の先端上部は該スライダ5
の摺動位置に対応するラツチ爪11(第4図で左
側の第1のラツチ爪)の先端下面と当接し、スラ
イダ5がさらに上昇すると、前述の傾斜面5dと
ラツチ爪11の先端下面と密着するに至り、ラツ
チ爪11は斜面9bに当接してその回動が制限さ
れ、さらにスライダ5を上昇させる間に、スライ
ダ5に横方向(第4図において右方向)の力が作
用し、一方、スライダ5の突出していない側はラ
ツチ爪11をかわした状態となり、結局スライダ
5は今迄と反対側に突出した摺動位置(第4図2
点鎖線図示)になるように構成されているもので
ある。なお、上型2の下面にはシヨツクを緩和す
るゴムクツシヨン7が固定されている。
以下、前述の実施例について作用を説明する。
先ず、初期状態として、スライダ5が第2図およ
び第4図において左方の第1の位置に位置し、ラ
ム3cが上昇位置(第4図に示した位置)にある
ものとする。オペレータは部品Wの未パンチのも
の(ブランク)を下型1上でストツパ1a,1a
に当接させて位置決めしたうえで駆動装置(図示
省略)によつて、ラム3cを降下させる。その降
下途中において、スライダ5の左右端下面は各ラ
ツチ爪11の傾斜面11aに当接するが、各ラツ
チ爪11はばね手段12の付勢力に抗して回動退
避し、スライダ5の左右位置はそのままで、さら
にラム3cは降下する。そして、この降下によ
り、パンチ4b1および4b2は部品Wに当接し、さ
らに押し下げられる。このとき総てのパンチ4b1
の上端は、カム面5cの凸部5aと当接した状態
である故、有効に作用してパンチ4b1および4b2
によつて、部品wには、第1図実線図示のような
14個所の孔が穿孔される。そして、次に、ラム3
cは上昇して、再度元の位置に戻るが、その途中
でスライダ5の左端上面の傾斜面5d(第4図)
が左端の第1のラツチ爪11のスライダ5側(内
側9)端部下面と当接し、この第1のラツチ爪1
1はばね手段12の付勢力に抗して第4図におい
て左回りに回動するが、該ラツチ爪11の外側端
部下面は傾斜面9bと当接してこの回動を規制す
る(第4図実線図示の状態)。この場合、スライ
ダ5の右端は左端のようには突出していないた
め、右側の第2のラツチ爪11の回動による退避
によつて抵抗なく通過する。
この状態から、ラム3Cがさらに上昇すれば、
前記傾斜面5aと第1のラツチ爪11下面との接
触により、スライダ5には図において右方への力
が作用し、スライダ5は右へ押されて第2の位置
に摺動する(第4図2点鎖線図示)。次に、オペ
レータは部品Wを回して手前を向う側とし、スト
ツパ1aに当接して再度の位置決めおよびラム3
の作動を行なわさせる。今回はスライダ5が右側
の第2の位置に位置しているため、パンチ4b1
圧縮ばね8の付勢力によつて上昇し、その上端は
凹部5bに嵌入し、その下端は部品Wに届かず、
パンチとして作用しない。従つて、パンチ4b2
4b3のみが作用し、第1図の2点鎖線図示の孔
H2およびH3が穿孔され、パンチ作業が終了す
る。
以上の工程を繰り返すことにより、ラム3cの
上昇毎にスライダ5は左または右に摺動位置が変
化し、パンチ4b1は作動・非作動が切換えられ、
部品Wのプレス加工を1台のプレス型具により2
行程に分けて実施しうるものである。
(考案の効果) この考案は、左右両側部の対称な位置と中央部
とに孔を設ける部品を穿孔するための、該部品の
全形状のうち中央部分の孔を含めたほぼ半分の形
状について穿孔する下型と上型とによりなるプレ
ス型具であつて、その下型と上型にパンチとそれ
に対応するダイスを設け、中央部のパンチに対し
てはスライダおよび一対のラツチ爪によつてパン
チが作動および非作動を繰り返すようにし、部品
の半分ずつを2行程に穿孔するようにしたプレス
型具であるから、中央部分の孔は2度穿孔される
ことがなく、穿孔された孔の形状、寸法が正確で
ある。また、パンチ及びダイスの数を削減でき
て、プレス型具のコストを大巾に低減することが
でき、それにより部品の安価な提供を可能とする
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はプ
レス型具を示す第2図の−線で切断した平面
図、第2図は1部を破断した上面図、第3図は第
1図の−千における断面図、第4図はスライ
ダとラツチ機構との関係を示す要部の縦断正面
図、第5図は第2図において鎖線で囲んだラツチ
爪取付部附近の一部拡大正面図である。 1……下型、1a……ストツパ、2……上型、
3……プレス機、3a……基台、3b……ガイド
コラム、3c……ラム、4a1……ダイス(中央部
丸孔H1用)、4a2……ダイス(三角孔H2用)、4
a3……ダイス(外側丸孔H3用)、4b1……パンチ
(中央部丸孔H1用)、4b2…パンチ(三角孔H2
用)、4b3……パンチ(外側丸孔H3用)、5……
スライダ、5a……凸部、5b……凹部、5c…
…カム面、5d……傾斜面、6……ラツチ機構、
7……ゴムクツシヨン、8……圧縮ばね、9……
角柱、9a,9b……斜面、10……軸、10a
……平面、11……ラツチ爪、11a……傾斜
面、12……ばね手段、12a……基端、W……
部品、S……中心線、H1……中央部丸孔、H2
…三角孔、H3……外側丸孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右両側部の対称な位置と中央部とにそれぞれ
    孔を設ける部品の前記孔を穿孔するプレス型具で
    あつて、下型は前記部品の左右いずれかの半分片
    側と中央部とのみを載置可能で、かつ前記部品の
    片側と中央部に穿孔される孔に対応するダイスが
    設けられ、上型は前記ダイスに対向してパンチが
    設けられ、かつ、該上型に部品の中央部の孔に対
    するパンチの上端に対面して摺動可能なスライダ
    が配設され、該スライダは前記部品の中央部の孔
    に対するパンチを作動させる第1の位置と非作動
    とする第2の位置とに摺動可能とされ、さらに前
    記下型には、前記スライダが第1の位置にあると
    きに接触可能な第1のラツチ爪と、前記スライダ
    が第2の位置にあるときに接触可能な第2のラツ
    チ爪とが対設され、該第1ラツチ爪及び第2ラツ
    チ爪はその中央部が軸支されて常時は水平姿勢を
    取るようにばね手段によつて付勢保持されてお
    り、前記上型が上昇するとき、前記スライダの摺
    動位置に対応する第1ラツチ爪又は第2ラツチ爪
    がスライダの端部と接してスライダの摺動位置が
    切換えられるように構成したことを特徴とするプ
    レス型具。
JP15763583U 1983-10-11 1983-10-11 プレス型具 Granted JPS6066631U (ja)

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JPS6066631U JPS6066631U (ja) 1985-05-11
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JPS62267030A (ja) * 1986-05-14 1987-11-19 Honda Motor Co Ltd ブランク材の穿孔金型装置

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