JPS645071B2 - - Google Patents

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JPS645071B2
JPS645071B2 JP4158383A JP4158383A JPS645071B2 JP S645071 B2 JPS645071 B2 JP S645071B2 JP 4158383 A JP4158383 A JP 4158383A JP 4158383 A JP4158383 A JP 4158383A JP S645071 B2 JPS645071 B2 JP S645071B2
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JP
Japan
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resin
acetophenone
reaction
equivalent
insulating paint
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JP4158383A
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Tsutomu Iwasaki
Yoshio Takahama
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Nippon Shokubai Co Ltd
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Nippon Shokubai Co Ltd
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、溶解性に優れ低毒性の溶剤を用い
た、高濃度で塗装作業性、硬化皮膜特性の良好な
絶縁塗料に関するものである。詳しくは、ポリエ
ステルイミド樹脂及び硬化剤を特定の溶剤に溶解
してなり、特にワイヤーエナメルとして有用な絶
縁塗料に関するものである。 従来より、汎用ワイヤーエナメルとしてポリエ
ステル樹脂ワイヤーエナメルがその電気的、熱的
及び機械的な特性のバランスの良さから賞用され
ている。最近では、電気機器類の小型化、高性能
化が求められており、それに伴なつてワイヤーエ
ナメルに対する要求性能も高くなり、耐熱度の高
いポリエステルイミド樹脂ワイヤーエナメルの需
要が増加している。 他方、省資源の観点から、絶縁塗料の高濃度化
をはかり、大気放出や燃焼処理されている溶剤の
減量について種々検討されている。 しかるにポリエステルイミド樹脂ワイヤーエナ
メルに於ては、樹脂の溶解性の問題から、溶剤と
してフエノール、クレゾール、キシレノール等の
フエノール類を使い、更に塗装作業性や皮膜特性
の面より、エナメルの粘度が通常30℃測定で70〜
80ポイズ以下という制約がある為、その条件を満
たす必要性から、ワイヤーエナメル中の樹脂分が
多くとも40%前後というのが現状である。 ワイヤーエナメル中の樹脂分を高める方法とし
て、一般的には樹脂の低分子量化する方法がよく
行なわれている。しかし、そうして出来たワイヤ
ーエナメルの特性は耐熱性、機械的強度等に於
て、従来品に比較してかなり劣るばかりかワイヤ
ーエナメルの保存安定性等にも難が有ることが知
られている。 又、ワイヤーエナメル中の溶剤分を減じ、ある
いは無くし、使用する際にあらかじめ加熱してお
くことにより、作業する上で適度な粘度にまで下
げて塗装する方法も試験的に実施されているが、
加熱設備やエナメルの供給方法、熱安定性、塗装
作業性、硬化特性等、問題点が多く、完全実用化
に至つていない。 最近、ポリエステルイミド樹脂をフエノール類
以外の溶剤に溶解せしめたワイヤーエナメルが提
案されている。フエノール類は激しい刺激性を有
し、また皮膚に触れると、その部分が炎症を起こ
す危険が有り、取扱い上、細心の注意が必要であ
る。フエノール類以外の溶剤に溶解せしめようと
する試みは、省資源に加えてこの安全面を重視し
てなされたものである。例えば、グリコールエー
テル類、二塩基酸低級アルキルエステル類などが
その代表的な溶剤であり、同時にこれらの溶剤を
使用したワイヤーエナメルは樹脂分濃度を50〜60
%にできるなど、前記省資源目的にも合致したも
のである。しかしながら、この様な溶剤を用いた
ワイヤーエナメルは従来品に比較して、塗装作業
性の硬化皮膜特性共にかなり劣ること、エナメル
の溶剤希釈安定性に難が有ること、更には硬化皮
膜特性の経時変化が大きいことなど問題が多く実
用化に至つていない。 このような事情から、従来品の塗装作業性、硬
化皮膜特性を損なわずして、高濃度化及び低毒化
したポリエステルイミド樹脂ワイヤーエナメルの
出現が待望されていた。 本発明者らは、この様な現状に鑑み鋭意研究し
た結果、アセトフエノン類が芳香で低毒性であ
り、ポリエステルイミド樹脂に対し優れた溶解力
を持ち、高濃度化が可能であり、かつ従来品の塗
装作業性や硬化皮膜特性を損なわないことを見出
して、本発明を完成させたものである。 本発明の絶縁塗料は脂肪族二価アルコールと三
価以上の多価アルコールと芳香族三塩基酸単独又
は該三塩基酸と芳香族二塩基酸との両者と芳香族
ポリアミンとを、ヒドロキシル基とカルボキシル
基の当量比が1.2/1〜4.0/1で、且つ三価以上
の多価アルコールのヒドロキシル基が全ヒドロキ
シル基中の20〜80当量%及びイミド基形成にあず
かるカルボキシル基が全カルボキシル基中の5〜
50当量%の成分割合で用い、反応せしめて得られ
るポリエステルイミド樹脂()及び硬化剤
()を一般式
【式】 (式中Rは水素原子又は炭素数1〜2のアルキル
基又はアルコキシ基を表わす。) で示されるアセトフエノン類又は該アセトフエノ
ン類と他の溶剤との混合溶剤に溶解してなること
を特徴とするものである。 尚、本発明に於るイミド当量%は英国特許第
1082181号明細書記載の定義に基づくものである。 本発明に於るアセトフエノン類は前記一般式で
示した化合物であるが、例えばアセトフエノン、
メチルアセトフエノン、エチルアセトフエノン、
メトキシアセトフエノンなどを挙げることがで
き、単独又は複数の混合系として使用できる。こ
れらの中でも、アセトフエノンが最も好ましいも
のである。そして、純度98%以上のアセトフエノ
ンの他、フエノール合成時に副生する粗アセトフ
エノンも十分に使用できる。アセトフエノン類を
溶剤とした本発明の絶縁塗料、例えばポリエステ
ルイミド樹脂ワイヤーエナメルはフエノール類、
例えばクレゾールを溶剤とした従来品に比べ樹脂
分濃度を約10%高くすることができる。 又、アセトフエノン類は、本発明の効果を損な
わない範囲で他の溶剤と混合して使用できる。他
の溶剤としては、例えばキシレン、ナフサ、キシ
レノール、N−メチルピロリドン、ジメチルアセ
トアミド、ジメチルホルムアミド、クレゾール、
フエノール、市販のクレゾール酸、γ−ブチルラ
クトン、グリコールジエーテルなどを挙げること
ができる。 本発明に於るポリエステルイミド樹脂()
は、脂肪族二価アルコールと三価以上の多価アル
コールと芳香族三塩基酸単独又は該三塩基酸と芳
香族二塩基酸との両者と芳香族ポリアミンとを、
前記の如き特定割合で用い、従来公知の手順に従
つて調製できるものである。 ヒドロキシル基とカルボキシル基の当量比を
1.2/1〜4.0/1に限定した理由は、1.2/1より
もヒドロキシル基が少なくなると、反応速度が極
端に遅くなり、実用的でないことと、樹脂の分子
量が大きくなり過ぎ、溶剤に溶け難くなるためで
あり、4.0/1よりもヒドロキシル基が多くなる
と樹脂の分子量が小さくなり過ぎ、硬化皮膜が脆
くなり、十分な特性が得られないためである。 三価以上の多価アルコールのヒドロキシル基を
全ヒドロキシル基中の20〜80当量%に限定した理
由は、20当量%未満では樹脂の架橋密度が小さ過
ぎるため硬化が遅く十分な皮膜強度が得られなく
なり、80当量%を越えたのでは逆に硬くなり過ぎ
可とう性に難があるためである。樹脂反応及び硬
化皮膜の特性バランスを考慮すれば、ヒドロキシ
ル基とカルボキシル基の好ましい当量比は1.5/
1〜3.0/1であり、三価以上の多価アルコール
のヒドロキシル基の好ましい比率は全ヒドロキシ
ル基中の30〜60当量%である。 ポリエステルイミド樹脂()のイミド基形成
は、芳香族三塩基酸又はその誘導体と芳香族ポリ
アミンの反応により達せられる。ポリイミドポリ
カルボン酸の形で供給し反応させるのも有効であ
る。このイミド基形成にあずかるカルボキシル基
は全カルボキシル基中の5〜50当量%、好ましく
は20〜50当量%である。5当量%未満では形成さ
れるイミド基量が少な過ぎ耐熱効果を期待できな
い。イミド基形成には、芳香族三塩基酸又はその
誘導体1モルに対して芳香族ポリアミンのアミノ
基1当量の割合として反応させることが好ましい
が、該アミノ基の10%過剰程度は許容範囲であ
る。 本発明に於るポリエステルイミド樹脂()を
調製する際に使用される脂肪族二価アルコールと
して、例えばエチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコール、N,N′−ビスヒドロキ
シアルキル−5,5′−ジメチルヒダントインなど
を挙げることができる。これらの中でも、エチレ
ングリコールが最も好ましいものである。 三価以上の多価アルコールとして、例えばトリ
メチロールエタン、トリメチロールプロパン、グ
リセリン、ペンタエリスリトート、ジグリセリ
ン、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レート、トリス(2−ヒドロキシプロピル)イソ
シアヌレート、1,3,5−トリヒドロキシエチ
ル−2,4,6−ヘキサヒドロトリアジンなどを
挙げることができる。耐熱性の観点からは、トリ
ス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート)
が最も好ましい。 芳香族三塩基酸として、例えばトリメリツト
酸、ヘミメリツト酸、ベンゾフエノン−3,4,
4′−トリカルボン酸などはもちろんのこと、ポリ
エステルイミド樹脂()調製に際して三塩基酸
として作用するそれら酸の無水物、低級アルキル
エステル、低級グリコールエステルなどの如き誘
導体も挙げることができる。これらの中でも、ト
リメリツト酸無水物が最も好ましいものである。 芳香族二塩基酸として、例えばテレフタール
酸、イソフタール酸、ベンゾフエノン−4,4′−
ジカルボン酸、4,4′−ビスカルボキシエトフエ
ニルプロパンなどはもちろんのこと、ポリエステ
ルイミド樹脂()調製に際して二塩基酸として
作成するそれら酸の低級アルキルエステル、低級
グリコールエステルなどを挙げることができる。
これらの中でも、テレフタール酸又はそのメチル
エステルが最も好ましいものである。 芳香族ポリアミンとして、例えばフエニレンジ
アミン、メチレンジアニリン、オキシジアニリ
ン、ジフエニルスルホン−4,4′−ジアミン、ジ
フエニルプロパン−4,4−ジアミン、ジフエニ
レン−3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミン、ポ
リメチレンポリアニリン、トリアミノベンゼンな
どを挙げることができる。これらの中でもメチレ
ンジアニリンが最も好ましいものである。 本発明に於る硬化剤()は、ワイヤーエナメ
ル塗塗焼付時の硬化をすみやかにし、かつ塗膜の
物理的、化学的特性を改善するものである。この
様な硬化剤()としては特に制限はなく種々の
硬化剤を使用できる。例えばテトラブチルチタネ
ート、テトライソプロピルチタネート、テトラフ
エニルチタネート、テトラクレジルチタネート、
トリエタノールアミンチタネート、ジエタノール
アミンチタネート、ジアセチルアセトンチタネー
トなどの如き有機チタニウム化合物を使用でき
る。有機チタニウム化合物は、フエノール類のホ
ルムアルデヒド縮合物、ブロツク化されたポリイ
ソシアネート化合物あるいはメラミン、グアナミ
ン、ヒダントインなどのホルムアルデヒド縮合物
と併用することができる。又、ナフテン酸亜鉛、
オクテン酸亜鉛、オクテン酸スズなどの如き有機
酸の金属塩やシクロヘキシルスルフアミン酸、P
−トルエンスルホン酸などの如き有機酸との併用
も可能である。 本発明の絶縁塗料は、ポリエステルイミド樹脂
()及び硬化剤()を前記一般式で示される
アセトフエノン類又は該アセトフエノン類と他の
溶剤との混合溶剤に溶解してなるものである。溶
解手順については特に制限はなく、例えば反応を
終了した熱溶融状態のポリエステルイミド樹脂
()にアセトフエノン類又は混合溶剤を添加溶
解せしめ、冷却後硬化剤()と混合するか、ポ
リエステルイミド樹脂()と硬化剤()をア
セトフエノン類又は混合溶剤に添加し溶解させる
か、又はポリエステルイミド樹脂()と硬化剤
()を別々にアセトフエノン類又は混合溶剤に
溶解させておき、後で両者を混合することにより
絶縁塗料とすることができる。溶解に当つては、
50〜250℃の温度に加温することもできる。又、
着色剤、顔料の配合も可能である。 この様にして得られた絶縁塗料は、従来公知の
フエノール類を溶媒とした絶縁塗料に比較して樹
脂分を大巾に高くすることができる。そして、芳
香で低毒性である他塗装作業性、硬化皮膜特性に
も優れており、ワイヤーエナメルとして特に有用
なものである。又、金属板、その他の基材の絶縁
塗料として有用である。 以下、本発明を実施例によつて具体的に説明す
るが、これらは一例を示したものであり、本発明
はこれらの実施例だけに限定されるものではな
い。下記において部及び%は、特にことわらない
限り全て重量部及び重量%を意味する。さらに、
つぎの略語が以下において使用されている。 EG=エチレングリコール DEG=ジエチレングリコール THEIC=トリス(2−ヒドロキシエチル)イソ
シアヌレート GL=グリセリン TPA=テレフタール酸 MDA=メチレンジアニリン TMA=トリメリツト酸無水物 TPT=テトライソプロピルチタネート TBT=テトラブチルチタネート 樹脂反応例 A 撹拌機、温度計及び分留冷却管を備えた容量2
のフラスコにEG175g、THEIC457g、
TPA344g、MDA156g、TMA303gを仕込み、
触媒としてTBTを1.0gを加えて、マントルヒー
ターでフラスコを加熱し、撹拌しながら内容物の
温度を最高240℃迄あげ、エステル化反応、イミ
ド化反応により生成する水を反応系外に留去しな
がら反応を継続した。反応系が完全透明となり、
反応生成水を129g(98%回収)回収した時点で
加熱を停止し、反応物をブリキ缶に移し、冷却粉
砕してポリエステルイミド樹脂を得た。 実施例 1 撹拌機、温度計、冷却管を備えた容量2のフ
ラスコに樹脂反応例Aで得られたポリエステルイ
ミド樹脂600g、アセトフエノン440gを仕込み、
140℃迄加熱して完全に溶解した。その後50℃に
冷却し、フエノールホルムアルデヒド樹脂の50%
アセトフエノン溶液を24g、TPTの50%アセト
フエノン溶液48gを添加混合し、再び120℃で2
時間の加熱処理を施した後、定性紙を用いて
過した。得られた絶縁塗料は計算樹脂分55%、実
測(2g、200℃、2hrs)樹脂分54.2%で、粘度
は30℃で54ポイズであつた。 比較例 1 実施例1と同様のフラスコに樹脂反応例Aのポ
リエステルイミド樹脂600g、m−p−クレゾー
ル658gを仕込み140℃迄加熱して溶解した。 その後50℃に冷却し、フエノールホルムアルデ
ヒド樹脂の50%クレゾール溶液を24g、TPTの
50%クレゾール溶液48gを添加混合し、再び120
℃で2時間の加熱処理を施した後、定性紙を用
いて過した。得られた比較絶縁塗料は計算樹脂
分46%、実測樹脂分(2g、200℃、2hrs)45.0
%で、粘度は30℃で52ポイズであつた。 樹脂反応例 B EG202g、THEIC350g、TPA360g、
MDA164g、TMA317gを用いる以外は樹脂反
応例Aと同様の反応を行ない反応生成水を136g
(99%回収)回収した時点で加熱を停止し、反応
物をブリキ缶に移し、冷却粉砕してポリエステル
イミド樹脂を得た。 実施例 2 実施例1と同様のフラスコに樹脂反応例Bで得
られたポリエステルイミド樹脂600gとアセトフ
エノン387g、p−メチルアセトフエノン50gを
仕込み、140℃に加熱して溶解後80℃でフエノー
ルホルムアルデヒド樹脂の50%アセトフエノン樹
脂溶液を48g、TPTの50%アセトフエノン溶液
を60g添加混合し、実施例1と同様の操作で絶縁
塗料を得た。実測樹脂分は53%で、粘度は50.5ポ
イズであつた。 比較例 2 樹脂反応例Bのポリエステルイミド樹脂600g、
M,p−クレゾール664g、フエノールホルムア
ルデヒド樹脂50%クレゾール溶液48g、TPTの
50%クレゾール溶液60gを使用した以外は実施例
1と同様の操作をし、比較絶縁塗料を得た。実測
樹脂分は43.8%で、粘度は52ポイズであつた。 樹脂反応例 C EG87g、DEG149g、THEIC460g、TPA220
g、MDA200g、TMA388gを用いる以外は樹
脂反応例Aと同様の反応を行ない、反応生成水を
118g(98%回収)回収した時点で加熱を停止し、
反応物をブリキ缶に移し、冷却粉砕してポリエス
テルイミド樹脂を得た。 実施例 3 樹脂反応例Cで得られたポリエステルイミド樹
脂600g、アセトフエノン441g、TBTの50%ア
セトフエノン溶液60gを使用し、実施例1と同様
の操作で絶縁塗料を得た。実測樹脂分は52%で、
粘度70ポイズであつた。 比較例 3 樹脂反応例Cで得られたポリエステルイミド樹
脂600g、市販のフエノール5%、クレゾール40
%、キシレノール55%含有したクレゾール酸689
g、TBTの50%クレゾール酸溶液60gを使用し、
実施例1と同様の操作をし比較絶縁塗料を得た。
実測樹脂分は42.3%で、粘度は67ポイズであつ
た。 樹脂反応例 D 樹脂反応例Aと同様の装備をした2のフラス
コにEG298g、TMA505g、TBT1.4gを仕込み
150℃で透明となる迄加熱撹拌した後、GL42g、
MDA215g、TPA162gを仕込み、あとは樹脂反
応例Aと同様の操作で反応せしめ、反応生成水
126g(98%回収)回収した時点で加熱を停止し、
180℃迄冷却してアセトフエノン655gを投入して
溶解した。 実施例 4 樹脂反応例Dで得られたポリエステルイミド樹
脂溶液にテトラブチルチタネートの50%アセトフ
エノン溶液154gを80℃で添加混合し、定性紙
で過して絶縁塗料を得た。実測樹脂分は55%
で、粘度は54ポイズであつた。 樹脂反応例 E 樹脂反応例Aと同様のフラスコにEG265g、
TMA455g、MDA47gを仕込み160〜190℃に加
熱反応せしめた。反応生成水30gの回収後、
TPA147g、THEIC294g、MDA187gを追加
し、実施例1と同様の操作で反応せしめ、反応生
成水と共沸EGの合計170gを回収した時点で反応
を停止させた。反応物をブリキ缶に移し、冷却粉
砕して、ポリエステルイミド樹脂を得た。 実施例 5 樹脂反応例Eで得られたポリエステルイミド樹
脂600g、アセトフエノン445g、トリエタノール
アミンチタネート30gを使用し、実施例1と同様
の操作で絶縁塗料を得た。実測樹脂分は55%、粘
度は47ポイズであつた。 比較例 4 樹脂反応例Eで得られたポリエステルイミド樹
脂600g、市販のクレゾール酸765g、トリエタノ
ールアミンチタネート30gを使用し、実施例1と
同様の操作で比較絶縁塗料を得た。実測樹脂分は
42.5%、粘度は44ポイズである。 樹脂反応例 F EG159g、THEIC326g、GL115g、TPA612
g、TMA105g、MDA55gを用いた以外は樹脂
反応例Aと同様の操作で反応せしめ、反応生成水
を150g(98%回収)回収した時点で加熱を停止
させた。反応物をブリキ缶に移し、冷却粉砕して
ポリエステルイミド樹脂を得た。 実施例 6 樹脂反応例Fで得たポリエステルイミド樹脂
600g、アセトフエノン635g、フエノールホルム
アルデヒド樹脂の50%アセトフエノン溶液72g、
TPTの50%アセトフエノン溶液60gを使用して
実施例1と同様の操作をし、ポリエステルイミド
樹脂ワイヤーエナメルを得た。実測樹脂分は46
%、粘度は53ポイズであつた。 比較例 5 樹脂反応例Fで得たポリエステルイミド樹脂
600g、クレゾール1010g、フエノールホルムア
デヒド樹脂の50%クレゾール溶液72g、TPTの
50%クレゾール溶液60gを使用して実施例1と同
様の操作をし、比較絶縁塗料を得た。実測樹脂分
は36%、粘度は50ポイズである。 実施例 7 実施例1〜6で得られた絶縁塗料及び比較例1
〜5で得られた比較絶縁塗料を直径1mmの銅線に
焼付けてエナメル線とし、それぞれについて線特
性を測定した。尚、線引条件は有効炉長3m、6
回塗布、線速6.5m/分とし、試験法及び判定法
はJIS・C−3003及び3214に準じて行なつた。測
定結果は、第1表に示した通りであつた。
【表】 第1表から明らかなように、本発明の絶縁塗料
は、フエノール類を溶剤とした従来品に比較して
同等ないしそれ以上に優れた特性を有している。
そして、各実施例から明らかなように、従来のフ
エノール溶剤タイプに比較して溶剤の使用量を少
なくし、樹脂分濃度を高くすることができ省資源
の観点から非常に有益である。又、本発明の絶縁
塗料は、フエノール類を主溶剤とした従来品に比
較し刺激臭がなく芳香で、低毒性であることから
取扱いが容易である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 脂肪族二価アルコールと三価以上の多価アル
    コールと芳香族三塩基酸単独又は該三塩基酸と芳
    香族二塩基酸との両者と芳香族ポリアミンとを、
    ヒドロキシル基とカルボキシル基の当量比が
    1.2/1〜4.0/1で、且つ三価以上の多価アルコ
    ールのヒドロキシル基が全ヒドロキシル基中の20
    〜80当量%及びイミド基形成にあずかるカルボキ
    シル基が全カルボキシル基中の5〜50当量%の成
    分割合で用い、反応せしめて得られるポリエステ
    ルイミド樹脂()及び硬化剤()を一般式 【式】 (式中Rは水素原子又は炭素数1〜2のアルキル
    基又はアルコキシ基を表わす。) で示されるアセトフエノン類又は該アセトフエノ
    ン類と他の溶剤との混合溶剤に溶解してなる絶縁
    塗料。 2 アセトフエノン類がアセトフエノンである特
    許請求の範囲第1項記載の絶縁塗料。
JP4158383A 1983-03-15 1983-03-15 絶縁塗料 Granted JPS59168031A (ja)

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