JPS646832B2 - - Google Patents
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- JPS646832B2 JPS646832B2 JP6388484A JP6388484A JPS646832B2 JP S646832 B2 JPS646832 B2 JP S646832B2 JP 6388484 A JP6388484 A JP 6388484A JP 6388484 A JP6388484 A JP 6388484A JP S646832 B2 JPS646832 B2 JP S646832B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine
- reaction tank
- calcium
- water
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Removal Of Specific Substances (AREA)
Description
本発明は電子工業、アルミニウム工業、リン酸
工業などから排出されるフツ素含有排水からフツ
素分を除去する方法に関する。 近年環境保全、公害防止の立場から排水中に含
まれるフツ素の排出規制は15mg/以下に、一部
の地域では8mg/以下にするように求められて
いる。 しかしながら、従来一般的に行われてきた消石
灰や塩化カルシウム添加によるフツ化カルシウム
沈澱法では処理水中のフツ素が20〜50mg/残存
し、さらに除去率を向上させようとして大量のカ
ルシウム剤を使用すると多量の微細なフツ化カル
シウムが生成し、沈澱し難く、また沈澱汚泥の処
理が難しくなると言う問題があつた。また最近フ
ツ素含有排水をリン鉱石やフツ化カルシウム粒子
を担持させた固体と接触させる方法が行われてい
るが、これらの固体粒子の固定床充填層に排液を
通液した場合、フツ素の濃度が高いと、しばしば
多量の懸濁物質が発生し、充填層の目詰りを生
じ、頻繁に逆洗しなければならないという問題が
あつた。またこれらの固体を懸濁せしめた場合に
おいても、前記の従来一般的に行なわれてきたフ
ツ化カルシウム沈澱法と同様の問題は解決されて
いない。 本願の発明は前記の問題点を改善し、フツ素濃
度が比較的高濃度の範囲にある場合に対しても高
いフツ素除去率を維持しつつ、かつ汚泥発生量を
著しく低減せしめる処理方法を提供することにあ
る。 本願発明は、フツ素含有排水をカルシウム、フ
ツ素を含有する固体粒子を充填した反応槽に導入
して処理する方法において、前記排水と循環返送
せしめた反応槽流出水の一部を、反応槽の下部か
ら導入し、該反応槽内の粒状固体を流動させなが
ら上向流に通水すると共に、前記反応槽流出水の
循環返送系路又は反応槽内に直接カルシウム剤を
注入して処理するフツ素含有排水の処理方法であ
る。 本発明者は、前記した従来法の問題点を解決す
るため種々研究を重ねた結果、カルシウム、フツ
素を含有する粒状固体(以下「粒状固体」と略
す)の流動反応槽を用い、反応槽流出水の一部を
循環返送すると共に、反応槽のカルシウム濃度を
所定量に維持しながら通水することにより、フツ
素含有排水中のフツ素を効率よく除去できること
を見い出した。 次に本願発明の実施態様を以下の図面に基づい
て説明する。 まず第1図について説明すると管1からのフツ
素含有排水を管2からの反応槽流出水の一部と共
に反応槽5に導入し、上向流に通水する。反応槽
には粒状固体4が充填されているが、前記排水の
上向流通水により該粒状固体は流動化される。反
応槽流出水の循環ライン2又は反応槽内にはカル
シウム剤が注入され、反応槽内のカルシウム濃度
を所定量に維持し、排水中のフツ素と粒状固体と
の接触反応を促進させ、反応槽内の全層にわたつ
てフツ素の粒状固体表面での晶析反応を進行させ
る。フツ素を除去した処理水6は一部は循環水と
して再利用し他は係外へ排出する。 本願発明の原理は液中のフツ素とカルシウムの
反応によつて生成するフツ化カルシウムの晶析現
象を利用したものである。 即ちカルシウム、フツ素を含有する粒状固体表
面に液中のフツ素がフツ化カルシウムの形で固着
され、これに伴つて液中のフツ素が除去される。
従つて従来の沈澱法に見られる汚泥の発生はな
い。本願発明はこのような原理に基づいたもの
で、フツ素を含む排水に必要に応じてカルシウム
剤を添加して種晶となる物質(フツ素除去剤)と
接触させると、種晶表面で Ca2++2F→CaF2↓ …(1) に示す反応が効果的に進行する。 本願発明の処理方法の特徴を要約すれば次のよ
うになる。 (i) 汚泥発生量が著しく少くない。 (ii) 薬品添加量を大幅に節減できる。 (iii) 全工程の滞溜時間が短く、しかも汚泥処理が
不要となるため省スペース型プロセスである。 本法のフツ素除去反応に影響を及ぼす因子につ
いて説明すると、反応槽内のカルシウムとフツ素
の量の比は前記(1)式に基づけば約1であればよい
わけであるが、測定にはCaの量を多くする必要
があり、実験結果によれば反応槽内のCa/Fの
比は5〜20になるようにカルシウム剤を注入する
ことが望ましい。 カルシウムとフツ素との反応においてはPH4〜
10の範囲にあることが有用な領域であるとされて
いるので、排水が当該PH域外にある場合は、排水
のPH調整を要し、カルシウム剤としてアルカリ性
であるCa剤即ち消石灰や炭酸カルシウムを使用
することが望ましいが、PH調整を要しない場合は
この他に石こう、塩化カルシウムも使用出来る。 また前記反応槽内へのカルシウム剤の添加は第
2図に示すが如く、Ca濃度の連続測定装置を設
置し、Ca剤の注入装置と連動させ、処理水のCa
濃度を連続的に検知しながら、Ca剤を層内に注
入するのが好ましい適用例の一つである。Ca濃
度の測定は、Ca選択性電極を使用するイオン電
極を用いれば、Ca剤注入装置との連動が容易に
行える。 充填層内の上向流速は、充填固体粒子を流動化
させるに要する流動化速度以上にする。 これは反応過程で発生したSSが固定床に置い
ては、材充填層内に捕促され層閉塞の原因と
なるが、流動床とした場合、充填した固体粒子が
結合して固りとなることもなく、また発生した
SSは固体表面に固着する。また流動床において
は接触効果が高いので、固体の表面上にフツ素を
晶析させるには流動床とするのが適当である。 充填剤であるカルシウム、フツ素含有固体は粒
状のリン鉱石や蛍石が最適であるが、Ca、Fを
含有する結晶状のものやCaF2、Ca5F(PO4)3を固
体物質に坦持したものも使用出来る。また流出水
の循環水量と原水の比は実施例4に示す如く1〜
4が適当である。 本願発明の実施例を以下に示す。 実施例 1 第3図のフローによつて行なわれた本願発明の
実施例及び比較例について述べる。本願発明の実
施例においてはフローAを、比較例ではフロー
B、Cを用いた。 原水は電子工業より流出する排水(F含有量40
〜50mg/)を用い、それぞれの方式に1m3/日
で通水した。 フローAでは内径7cm、長さ200cmのカラム
(反応槽)に直径0.2〜0.3mmの粒状蛍石を高さ100
cm充填(容量4.1)した。原水は反応槽流出水
に消石灰400mg/を添加した循環水と1:1で
混合され、反応槽(カラム)の下部より槽内に流
入させた。さらに反応槽の下部より30cmの位置に
消石灰を300mg/注入し、2ケ月間連続通水実
験を行つた(実験−1)。 次に前記実験終了後、反応槽内に消石灰を直接
注入することは中止し、反応槽流出水に消石灰
700mg/を添加した以外は実験−1と同様に1
ケ月間連続通水実験を行つた(実験−2)。 さらに、前記実験終了後反応槽流出水に消石灰
を添加することは中止し、反応槽内の下部より30
cmの位置に消石灰700mg/注入した以外は実験
−1と同様に1ケ月間連続通水実験を行つた(実
験−3)。 フローBは内径10cm高さ200cmのカラムに、直
径0.2〜0.3mmの粒状蛍石を高さ100cm充填(容量
8.3)した。原水は消石灰700mg/添加し反応
槽下部から通水速度120m/hrで通水した。 フローCは原水を有効容量20の撹拌槽に導入
し100〜200メツシユに粉砕した蛍石4.1を懸濁
させ連続的に撹拌させた槽内(回転数100〜150r.
p.m)に30分間滞留するように連続通水実験を行
つた。 以上の処理条件で実験を行なつた結果を表−1
に示す。
工業などから排出されるフツ素含有排水からフツ
素分を除去する方法に関する。 近年環境保全、公害防止の立場から排水中に含
まれるフツ素の排出規制は15mg/以下に、一部
の地域では8mg/以下にするように求められて
いる。 しかしながら、従来一般的に行われてきた消石
灰や塩化カルシウム添加によるフツ化カルシウム
沈澱法では処理水中のフツ素が20〜50mg/残存
し、さらに除去率を向上させようとして大量のカ
ルシウム剤を使用すると多量の微細なフツ化カル
シウムが生成し、沈澱し難く、また沈澱汚泥の処
理が難しくなると言う問題があつた。また最近フ
ツ素含有排水をリン鉱石やフツ化カルシウム粒子
を担持させた固体と接触させる方法が行われてい
るが、これらの固体粒子の固定床充填層に排液を
通液した場合、フツ素の濃度が高いと、しばしば
多量の懸濁物質が発生し、充填層の目詰りを生
じ、頻繁に逆洗しなければならないという問題が
あつた。またこれらの固体を懸濁せしめた場合に
おいても、前記の従来一般的に行なわれてきたフ
ツ化カルシウム沈澱法と同様の問題は解決されて
いない。 本願の発明は前記の問題点を改善し、フツ素濃
度が比較的高濃度の範囲にある場合に対しても高
いフツ素除去率を維持しつつ、かつ汚泥発生量を
著しく低減せしめる処理方法を提供することにあ
る。 本願発明は、フツ素含有排水をカルシウム、フ
ツ素を含有する固体粒子を充填した反応槽に導入
して処理する方法において、前記排水と循環返送
せしめた反応槽流出水の一部を、反応槽の下部か
ら導入し、該反応槽内の粒状固体を流動させなが
ら上向流に通水すると共に、前記反応槽流出水の
循環返送系路又は反応槽内に直接カルシウム剤を
注入して処理するフツ素含有排水の処理方法であ
る。 本発明者は、前記した従来法の問題点を解決す
るため種々研究を重ねた結果、カルシウム、フツ
素を含有する粒状固体(以下「粒状固体」と略
す)の流動反応槽を用い、反応槽流出水の一部を
循環返送すると共に、反応槽のカルシウム濃度を
所定量に維持しながら通水することにより、フツ
素含有排水中のフツ素を効率よく除去できること
を見い出した。 次に本願発明の実施態様を以下の図面に基づい
て説明する。 まず第1図について説明すると管1からのフツ
素含有排水を管2からの反応槽流出水の一部と共
に反応槽5に導入し、上向流に通水する。反応槽
には粒状固体4が充填されているが、前記排水の
上向流通水により該粒状固体は流動化される。反
応槽流出水の循環ライン2又は反応槽内にはカル
シウム剤が注入され、反応槽内のカルシウム濃度
を所定量に維持し、排水中のフツ素と粒状固体と
の接触反応を促進させ、反応槽内の全層にわたつ
てフツ素の粒状固体表面での晶析反応を進行させ
る。フツ素を除去した処理水6は一部は循環水と
して再利用し他は係外へ排出する。 本願発明の原理は液中のフツ素とカルシウムの
反応によつて生成するフツ化カルシウムの晶析現
象を利用したものである。 即ちカルシウム、フツ素を含有する粒状固体表
面に液中のフツ素がフツ化カルシウムの形で固着
され、これに伴つて液中のフツ素が除去される。
従つて従来の沈澱法に見られる汚泥の発生はな
い。本願発明はこのような原理に基づいたもの
で、フツ素を含む排水に必要に応じてカルシウム
剤を添加して種晶となる物質(フツ素除去剤)と
接触させると、種晶表面で Ca2++2F→CaF2↓ …(1) に示す反応が効果的に進行する。 本願発明の処理方法の特徴を要約すれば次のよ
うになる。 (i) 汚泥発生量が著しく少くない。 (ii) 薬品添加量を大幅に節減できる。 (iii) 全工程の滞溜時間が短く、しかも汚泥処理が
不要となるため省スペース型プロセスである。 本法のフツ素除去反応に影響を及ぼす因子につ
いて説明すると、反応槽内のカルシウムとフツ素
の量の比は前記(1)式に基づけば約1であればよい
わけであるが、測定にはCaの量を多くする必要
があり、実験結果によれば反応槽内のCa/Fの
比は5〜20になるようにカルシウム剤を注入する
ことが望ましい。 カルシウムとフツ素との反応においてはPH4〜
10の範囲にあることが有用な領域であるとされて
いるので、排水が当該PH域外にある場合は、排水
のPH調整を要し、カルシウム剤としてアルカリ性
であるCa剤即ち消石灰や炭酸カルシウムを使用
することが望ましいが、PH調整を要しない場合は
この他に石こう、塩化カルシウムも使用出来る。 また前記反応槽内へのカルシウム剤の添加は第
2図に示すが如く、Ca濃度の連続測定装置を設
置し、Ca剤の注入装置と連動させ、処理水のCa
濃度を連続的に検知しながら、Ca剤を層内に注
入するのが好ましい適用例の一つである。Ca濃
度の測定は、Ca選択性電極を使用するイオン電
極を用いれば、Ca剤注入装置との連動が容易に
行える。 充填層内の上向流速は、充填固体粒子を流動化
させるに要する流動化速度以上にする。 これは反応過程で発生したSSが固定床に置い
ては、材充填層内に捕促され層閉塞の原因と
なるが、流動床とした場合、充填した固体粒子が
結合して固りとなることもなく、また発生した
SSは固体表面に固着する。また流動床において
は接触効果が高いので、固体の表面上にフツ素を
晶析させるには流動床とするのが適当である。 充填剤であるカルシウム、フツ素含有固体は粒
状のリン鉱石や蛍石が最適であるが、Ca、Fを
含有する結晶状のものやCaF2、Ca5F(PO4)3を固
体物質に坦持したものも使用出来る。また流出水
の循環水量と原水の比は実施例4に示す如く1〜
4が適当である。 本願発明の実施例を以下に示す。 実施例 1 第3図のフローによつて行なわれた本願発明の
実施例及び比較例について述べる。本願発明の実
施例においてはフローAを、比較例ではフロー
B、Cを用いた。 原水は電子工業より流出する排水(F含有量40
〜50mg/)を用い、それぞれの方式に1m3/日
で通水した。 フローAでは内径7cm、長さ200cmのカラム
(反応槽)に直径0.2〜0.3mmの粒状蛍石を高さ100
cm充填(容量4.1)した。原水は反応槽流出水
に消石灰400mg/を添加した循環水と1:1で
混合され、反応槽(カラム)の下部より槽内に流
入させた。さらに反応槽の下部より30cmの位置に
消石灰を300mg/注入し、2ケ月間連続通水実
験を行つた(実験−1)。 次に前記実験終了後、反応槽内に消石灰を直接
注入することは中止し、反応槽流出水に消石灰
700mg/を添加した以外は実験−1と同様に1
ケ月間連続通水実験を行つた(実験−2)。 さらに、前記実験終了後反応槽流出水に消石灰
を添加することは中止し、反応槽内の下部より30
cmの位置に消石灰700mg/注入した以外は実験
−1と同様に1ケ月間連続通水実験を行つた(実
験−3)。 フローBは内径10cm高さ200cmのカラムに、直
径0.2〜0.3mmの粒状蛍石を高さ100cm充填(容量
8.3)した。原水は消石灰700mg/添加し反応
槽下部から通水速度120m/hrで通水した。 フローCは原水を有効容量20の撹拌槽に導入
し100〜200メツシユに粉砕した蛍石4.1を懸濁
させ連続的に撹拌させた槽内(回転数100〜150r.
p.m)に30分間滞留するように連続通水実験を行
つた。 以上の処理条件で実験を行なつた結果を表−1
に示す。
【表】
本願発明の実施においては、いずれの方式にお
いても処理水のフツ素濃度は安定して10mg/以
下に維持できた。 またSSの発生量も20mg/以下であり、比較
例に比べて著しく低減できた。本願発明の実施の
中ではカルシウム剤である消石灰を循環水と反応
槽内に分けて注入する方式が最も優れていること
が判明した。 一方フローBによる比較例は処理水のフツ素濃
度を9〜12mg/に低減させることはできるが反
面充填層に短期間で目詰りが起こり、逆洗頻度が
1回/12時間通水を必要とした。この逆洗により
反応槽内に補捉されたSSが系外に流出しこのた
めSS発生量が40〜50mg/となり高くなつた。
またフローCよる比較例においては本願発明に比
較して処理水質も悪く、SS発生量も多かつた。 実施例 2 実施例1における原水と同じものを用い、実施
例1における本願発明の処理フローAを用いて同
様の連続通水実験を行つた。たゞ本実験における
カルシウム剤の薬注は反応槽流出水に消石灰400
mg/、反応槽下部より30cmの位置に石コウ
(CaSO4・2H2O)を注入した。石コウの注入は
処理水の一部をとつてその濃度を検知し、その
Ca濃度を400mg/となるように注入ポンプの制
御を行つた。 この結果原水フツ素濃度40〜50mg/に対し
て、処理水フツ素濃度を6〜8mg/に維持出来
た。SS発生量は8〜12mg/となつた。 実施例 3 実施例1の装置を5基製作し、排水をそれぞれ
1m3/日流せるようにした各カラムにそれぞれ粒
径0.2〜0.4mmの粒状の蛍石、ヨルダン産リン鉱
石、砂にフツ化カルシウムを担持したもの、大理
石、砂にフツ化マグネシウム担持したもの、を充
填し、実施例1の条件で通水を行つた。各材は
一定期間ごとに抜き出し重量を測定し、材の肥
大速度を求めた。 この肥大速度はフツ化カルシウムの固定速度と
同一と考えた。処理結果を図−4に示す。 図−4に示すようにCa、Fを含有する蛍石、
ヨルダン産リン鉱石、フツ化カルシウムを担持し
た砂は、肥大速度(フツ素を固定する速度に対応
する)が90g/日以上と良好であつた。一方炭酸
カルシウムを主成分とする大理石やフツ化マグネ
シウムを担持した砂は肥大速度が著しく低かつ
た。 実施例 4 実施例1のフローAに於て、通水速度、接触時
間を一定としたまゝ、循環比を0.5〜5に変化さ
せて、循環比の影響を調べた。結果を図−5に示
す。 図に示すように循環比を1より小さく、又4よ
り大きくすると処理水のフツ素濃度が大巾に悪化
した。
いても処理水のフツ素濃度は安定して10mg/以
下に維持できた。 またSSの発生量も20mg/以下であり、比較
例に比べて著しく低減できた。本願発明の実施の
中ではカルシウム剤である消石灰を循環水と反応
槽内に分けて注入する方式が最も優れていること
が判明した。 一方フローBによる比較例は処理水のフツ素濃
度を9〜12mg/に低減させることはできるが反
面充填層に短期間で目詰りが起こり、逆洗頻度が
1回/12時間通水を必要とした。この逆洗により
反応槽内に補捉されたSSが系外に流出しこのた
めSS発生量が40〜50mg/となり高くなつた。
またフローCよる比較例においては本願発明に比
較して処理水質も悪く、SS発生量も多かつた。 実施例 2 実施例1における原水と同じものを用い、実施
例1における本願発明の処理フローAを用いて同
様の連続通水実験を行つた。たゞ本実験における
カルシウム剤の薬注は反応槽流出水に消石灰400
mg/、反応槽下部より30cmの位置に石コウ
(CaSO4・2H2O)を注入した。石コウの注入は
処理水の一部をとつてその濃度を検知し、その
Ca濃度を400mg/となるように注入ポンプの制
御を行つた。 この結果原水フツ素濃度40〜50mg/に対し
て、処理水フツ素濃度を6〜8mg/に維持出来
た。SS発生量は8〜12mg/となつた。 実施例 3 実施例1の装置を5基製作し、排水をそれぞれ
1m3/日流せるようにした各カラムにそれぞれ粒
径0.2〜0.4mmの粒状の蛍石、ヨルダン産リン鉱
石、砂にフツ化カルシウムを担持したもの、大理
石、砂にフツ化マグネシウム担持したもの、を充
填し、実施例1の条件で通水を行つた。各材は
一定期間ごとに抜き出し重量を測定し、材の肥
大速度を求めた。 この肥大速度はフツ化カルシウムの固定速度と
同一と考えた。処理結果を図−4に示す。 図−4に示すようにCa、Fを含有する蛍石、
ヨルダン産リン鉱石、フツ化カルシウムを担持し
た砂は、肥大速度(フツ素を固定する速度に対応
する)が90g/日以上と良好であつた。一方炭酸
カルシウムを主成分とする大理石やフツ化マグネ
シウムを担持した砂は肥大速度が著しく低かつ
た。 実施例 4 実施例1のフローAに於て、通水速度、接触時
間を一定としたまゝ、循環比を0.5〜5に変化さ
せて、循環比の影響を調べた。結果を図−5に示
す。 図に示すように循環比を1より小さく、又4よ
り大きくすると処理水のフツ素濃度が大巾に悪化
した。
第1図は本願発明の実施態様の装置を示す。第
2図は第1図の装置にCa濃度連続計測装置を附
設した態様を示す。第3図は本願発明の実施例と
比較例のフローの態様を示す。第4図は材の種
類と肥大化速度との関係を示す。第5図は循環水
量と原排水水量との比率と処理水のフツ素濃度と
の関係を示す。 1……フツ素含有排水導入管、2……循環水導
入管、3……消石灰、4……材(カルシウム、
フツ素含有固体粒子)、5……反応槽、6……処
理水、8……処理水採水管、9……Ca濃度連続
計測記録装置。
2図は第1図の装置にCa濃度連続計測装置を附
設した態様を示す。第3図は本願発明の実施例と
比較例のフローの態様を示す。第4図は材の種
類と肥大化速度との関係を示す。第5図は循環水
量と原排水水量との比率と処理水のフツ素濃度と
の関係を示す。 1……フツ素含有排水導入管、2……循環水導
入管、3……消石灰、4……材(カルシウム、
フツ素含有固体粒子)、5……反応槽、6……処
理水、8……処理水採水管、9……Ca濃度連続
計測記録装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フツ素含有排水をカルシウム、フツ素を含有
する固体粒子を充填した反応槽に導入して処理す
る方法において、前記排水と循環返送せしめた反
応槽流出水の一部を、反応槽の下部から導入し、
該反応槽内の粒状固体を流動化させながら上向流
に通水すると共に、前記反応槽流出水中の循環返
送系路及び又は反応層内に直接カルシウム剤を注
入して処理することを特徴とするフツ素含有排水
の処理方法。 2 前記カルシウム剤の注入制御を、反応流出水
中のカルシウム量を連続的に測定しながら行う特
許請求の範囲第1項記載の方法。 3 前記カルシウム、フツ素を含有する粒状固体
が蛍石および又はリン鉱石である特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6388484A JPS60206485A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | フツ素含有排水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6388484A JPS60206485A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | フツ素含有排水の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60206485A JPS60206485A (ja) | 1985-10-18 |
| JPS646832B2 true JPS646832B2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=13242155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6388484A Granted JPS60206485A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | フツ素含有排水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60206485A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2676727B1 (fr) * | 1991-05-24 | 1994-04-15 | Hydro Azote | Procede de traitement et de recyclage des eaux de lavage de gaz chargees en fluor. |
| JP2001047062A (ja) * | 1999-08-09 | 2001-02-20 | Kurita Water Ind Ltd | ごみ埋立地からの浸出水の処理方法 |
| JP4132851B2 (ja) * | 2002-02-06 | 2008-08-13 | オルガノ株式会社 | フッ素および過酸化水素を含む排水の処理方法 |
| JP2005021855A (ja) * | 2003-07-02 | 2005-01-27 | Japan Organo Co Ltd | ケイ素およびフッ素を含む排水の晶析処理方法 |
| JP2006007010A (ja) * | 2004-06-22 | 2006-01-12 | Japan Organo Co Ltd | フッ素含有水の晶析処理方法 |
| JP2007137739A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Central Glass Co Ltd | CaF2の回収方法 |
| JP4485562B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2010-06-23 | パナソニック環境エンジニアリング株式会社 | フッ素含有排水の処理方法およびその処理装置 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP6388484A patent/JPS60206485A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60206485A (ja) | 1985-10-18 |
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