JPS647337B2 - - Google Patents
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- JPS647337B2 JPS647337B2 JP54082832A JP8283279A JPS647337B2 JP S647337 B2 JPS647337 B2 JP S647337B2 JP 54082832 A JP54082832 A JP 54082832A JP 8283279 A JP8283279 A JP 8283279A JP S647337 B2 JPS647337 B2 JP S647337B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- sample
- slab
- sulfur
- inclusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/22—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by measuring secondary emission from the material
- G01N23/225—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by measuring secondary emission from the material using electron or ion
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、大径の電子線を用いてスラブ試料に
おける割れと介在物の広範囲な2次元分布を計測
する割れ及び介在物の同時測定法に関する。
おける割れと介在物の広範囲な2次元分布を計測
する割れ及び介在物の同時測定法に関する。
鋼材中のサルフア(S)の偏析、分布状態を検
出するために被検面(例えばスラブ断面)に硫酸
水溶液に浸した印画紙を貼付するサルフアプリン
ト試験法では、被検面に研摩紙0番程度の平滑度
が要求されるので、その研摩に多大な時間を要す
る欠点がある。しかもサルフアプリントで直接検
出されるのは硫黄、燐だけであつて、他の介在物
を直接観測することはできない。サルフア以外の
介在物のうちアルミニウム(Al)、マンガン
(Mn)等はサルフアと同一挙動するアルミナ
(Al2O3)或いはサルフアの化合物(例えばMnS)
としてサルフアプリントの分布パターンから経験
的に推測されていたが、近年の鋼材はサルフアの
含有率が低下しているので、これらの計測も次第
に困難となる傾向にある。
出するために被検面(例えばスラブ断面)に硫酸
水溶液に浸した印画紙を貼付するサルフアプリン
ト試験法では、被検面に研摩紙0番程度の平滑度
が要求されるので、その研摩に多大な時間を要す
る欠点がある。しかもサルフアプリントで直接検
出されるのは硫黄、燐だけであつて、他の介在物
を直接観測することはできない。サルフア以外の
介在物のうちアルミニウム(Al)、マンガン
(Mn)等はサルフアと同一挙動するアルミナ
(Al2O3)或いはサルフアの化合物(例えばMnS)
としてサルフアプリントの分布パターンから経験
的に推測されていたが、近年の鋼材はサルフアの
含有率が低下しているので、これらの計測も次第
に困難となる傾向にある。
一方、被検面の各種介在物を直接計測する装置
としてX線マイクロアナライザ(EPMA)があ
る。これは、非常に細い(1〜100μφ)ビーム径
の電子線をサンプルに照射し、介在物から放射さ
れるX線を検出して介在物の元素および量を2次
元的に計測するものであるが、X線分光系に湾曲
結晶を使用したX線集光法であるため、ローラン
ド円(集光円)が試料位置より下にくる。そのた
め試料の大きさは制限され、20×20mm2程度のもの
しか分析できない。従つて走査範囲は1〜数mm程
度の狭領域であるためにサルフアプリントの様な
広範囲な分布パターンを得るには適さず、また被
検面には電子顕微鏡のサンプルに近い平坦性が要
求されるのでその研摩に時間を要する点はサルフ
アプリントと同様である。加えて、電子線を照射
してスラブ断面の介在物を直接計測する場合にス
ラブ断面に割れ(ピンホール、アルミナクラスタ
等を含む欠陥を総称する。以下同じ)が生じてい
ると、これが介在物の元素分析上のノイズとな
る。
としてX線マイクロアナライザ(EPMA)があ
る。これは、非常に細い(1〜100μφ)ビーム径
の電子線をサンプルに照射し、介在物から放射さ
れるX線を検出して介在物の元素および量を2次
元的に計測するものであるが、X線分光系に湾曲
結晶を使用したX線集光法であるため、ローラン
ド円(集光円)が試料位置より下にくる。そのた
め試料の大きさは制限され、20×20mm2程度のもの
しか分析できない。従つて走査範囲は1〜数mm程
度の狭領域であるためにサルフアプリントの様な
広範囲な分布パターンを得るには適さず、また被
検面には電子顕微鏡のサンプルに近い平坦性が要
求されるのでその研摩に時間を要する点はサルフ
アプリントと同様である。加えて、電子線を照射
してスラブ断面の介在物を直接計測する場合にス
ラブ断面に割れ(ピンホール、アルミナクラスタ
等を含む欠陥を総称する。以下同じ)が生じてい
ると、これが介在物の元素分析上のノイズとな
る。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、被
検面としてのスラブ断面に対する研摩を従来のサ
ルフアプリント法に比べて著しく簡素なものとし
てもなおサルフアプリントと同様の介在物分布パ
ターンを得ることができ、しかもサルフアの含有
率によらず他の介在物の広範囲な分布パターンを
直接計測することができ、更には元素分析用の電
子線の照射で同時に割れを検出し、この検出信号
を用いて修正して元素分析を確実にすると共に、
割れは鋼材品質の重要な1因子であるから割れ情
報としても利用できるようにしたもので、その特
徴とするところはビーム径を0.1〜10mmφの範囲
で選定した電子線を連続鋳造されたスラブの横断
面試料で真空中で照射し、該電子線の照射で該試
料から放射されるX線を平面結晶で分光し、該平
面結晶で分光した各元素固有の特性X線の強度を
X線検出器で計測し、また該電子線を該スラブ試
料に照射した際に放出される鉄のX線または該電
子線の反射電子もしくは吸収電子の量を検出器で
検出し、該スラブ試料面に対する電子線照射位置
を2次元的に変化させて該スラブの割れと介在物
の2次元分布を同時に計測する点にある。
検面としてのスラブ断面に対する研摩を従来のサ
ルフアプリント法に比べて著しく簡素なものとし
てもなおサルフアプリントと同様の介在物分布パ
ターンを得ることができ、しかもサルフアの含有
率によらず他の介在物の広範囲な分布パターンを
直接計測することができ、更には元素分析用の電
子線の照射で同時に割れを検出し、この検出信号
を用いて修正して元素分析を確実にすると共に、
割れは鋼材品質の重要な1因子であるから割れ情
報としても利用できるようにしたもので、その特
徴とするところはビーム径を0.1〜10mmφの範囲
で選定した電子線を連続鋳造されたスラブの横断
面試料で真空中で照射し、該電子線の照射で該試
料から放射されるX線を平面結晶で分光し、該平
面結晶で分光した各元素固有の特性X線の強度を
X線検出器で計測し、また該電子線を該スラブ試
料に照射した際に放出される鉄のX線または該電
子線の反射電子もしくは吸収電子の量を検出器で
検出し、該スラブ試料面に対する電子線照射位置
を2次元的に変化させて該スラブの割れと介在物
の2次元分布を同時に計測する点にある。
以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説明
する。第1図は本発明の概要を説明する装置構成
で、金属材料多元素同時分布測定装置は電子銃、
電子光学系を除いて真空容器内に保たれる。2は
パルスモータ3,4によつてX、Y方向へ移動す
る試料台であり、その上面にサンプル5が載置さ
れる。サンプル5は例えば幅(Y方向)30cm、長
さ(X方向)2m程度のCC(連鋳)スラブ断面を
切り出したもの(ガス切断して採取し、表面をフ
ライス仕上げしたもの)で、その表面に電子銃6
から0.1mm〜10mm範囲内でビーム径を選定され、
焦点深度を深くされた電子線EBが断続的に(ま
たは連続して)照射される。7a〜7dは分光結
晶として平面平板結晶を用いたX線分光器であ
り、それぞれAl、P、S、Mnの特性X線を検出
してこれを電気信号(1パルスが1X線量子に相
当するパルス列)に変換する。8は電子銃6に加
速用の高電圧を印加する高圧回路であり、その出
力は高圧制御系10を通して確認される。電子線
EBのビーム径はビーム制御回路11で制御され、
また装置1内の真空度は真空状態検出部12を通
して確認される。13a〜13dはそれぞれX線
分光器7a,7dは出力パルスを計数するカウン
タで、その計数期間はゲート制御回路14で規定
される(ゲート制御される)。パルスモータ3,
4はX軸パルス発生回路15およびY軸パルス発
生回路16の出力でそれぞれ駆動され、サンプル
5上の電子線EB照射位置を変化させる。本例の
走査はX、Y方向共に機械的であるが、電子線
EBを30cm程度偏向することは可能なので、Y軸
方向は電気的に走査してもよい。17はアラーム
回路であり、何らかの異常が発生すればランプ9
を点灯する。
する。第1図は本発明の概要を説明する装置構成
で、金属材料多元素同時分布測定装置は電子銃、
電子光学系を除いて真空容器内に保たれる。2は
パルスモータ3,4によつてX、Y方向へ移動す
る試料台であり、その上面にサンプル5が載置さ
れる。サンプル5は例えば幅(Y方向)30cm、長
さ(X方向)2m程度のCC(連鋳)スラブ断面を
切り出したもの(ガス切断して採取し、表面をフ
ライス仕上げしたもの)で、その表面に電子銃6
から0.1mm〜10mm範囲内でビーム径を選定され、
焦点深度を深くされた電子線EBが断続的に(ま
たは連続して)照射される。7a〜7dは分光結
晶として平面平板結晶を用いたX線分光器であ
り、それぞれAl、P、S、Mnの特性X線を検出
してこれを電気信号(1パルスが1X線量子に相
当するパルス列)に変換する。8は電子銃6に加
速用の高電圧を印加する高圧回路であり、その出
力は高圧制御系10を通して確認される。電子線
EBのビーム径はビーム制御回路11で制御され、
また装置1内の真空度は真空状態検出部12を通
して確認される。13a〜13dはそれぞれX線
分光器7a,7dは出力パルスを計数するカウン
タで、その計数期間はゲート制御回路14で規定
される(ゲート制御される)。パルスモータ3,
4はX軸パルス発生回路15およびY軸パルス発
生回路16の出力でそれぞれ駆動され、サンプル
5上の電子線EB照射位置を変化させる。本例の
走査はX、Y方向共に機械的であるが、電子線
EBを30cm程度偏向することは可能なので、Y軸
方向は電気的に走査してもよい。17はアラーム
回路であり、何らかの異常が発生すればランプ9
を点灯する。
20は制御解析用データ処理システムであり、
マイクロコンピユータ21、ミニコンピユータシ
ステム22およびグラフイツクデイスプレイ23
からなる。ミニコンピユータシステム22は、ミ
ニコンピユータ本体24、解析計算メモリ25、
デイスクフアイル26からなり、本体24とマイ
クロコンピユータ21との間およびメモリ25と
デイスプレイ23との間はそれぞれデータバス2
7,28で接続される。29は制御信号用のライ
ンである。
マイクロコンピユータ21、ミニコンピユータシ
ステム22およびグラフイツクデイスプレイ23
からなる。ミニコンピユータシステム22は、ミ
ニコンピユータ本体24、解析計算メモリ25、
デイスクフアイル26からなり、本体24とマイ
クロコンピユータ21との間およびメモリ25と
デイスプレイ23との間はそれぞれデータバス2
7,28で接続される。29は制御信号用のライ
ンである。
第2図、第5図、第7図は測定装置1の要部を
示す異なる例で、サンプル5の表面に電子線EB
を照射する第1図の状態を断面としたものであ
る。第2図において、X線分光器7c(7a,7
b,7dについても同様)はサンプル5から放射
されるX線を分光する平面結晶30、分光された
X線を電気信号に変換するX線検出器31および
その出力を増幅器32からなる。X線分光器とし
てはX線マイクロアナライザなどで使用される湾
曲結晶を使用する集光分光方式のものもあるが、
この方式では集光条件が厳しく僅かな位置ずれが
測定結果に大きな影響を及ぼしてしまうので、微
小試料の場合はとも角、本発明が対象とする大型
試料に対しては適用困難である。平板結晶を用い
ると、試料表面までの距離が10mm程度変動しても
分光X線は10mm程度シフトするだけで、X線カウ
ンタ開口部の範囲内に入るため、測定誤差を生じ
ない。サンプル5に照射された電子線EBはサン
プル5の鉄(Fe)、それに硫黄(S)、燐(P)
等の介在物33を励起し、特性X線Fe−Kα、S
−Kα等を発生させる。S−KαはX線分光器7c
で検出され、またFe−Kαは平面結晶34、X線
検出器35および増幅器36からなるX線分光器
7eで検出される。X線分光器7cは介在物33
の元素分析用であるが、X線分光器7eはサンプ
ル5に生じた1mm程度の割れ37検出用である。
電子線EBでサンプル5を左端から順次走査する
と、X線分光器7cの出力Cは第3図のように変
化し、介在物33の位置でピークC1を示すが、
割れ37の位置では逆極性のピークC2が現われ
る。baはバツクグランドのレベルを示す。C2は
第1に元来分析の雑音となるのでX線分光器7e
の出力Aに含まれる割れ情報A1(大幅にレベルが
低下する)で除去する。出力Aには介在物33に
対応するレベル変化もあるが、これはわずかなの
で出力Aを波形整形すれば割れ37の有無に対応
した2値レベルの割れ信号Bが得られる。
示す異なる例で、サンプル5の表面に電子線EB
を照射する第1図の状態を断面としたものであ
る。第2図において、X線分光器7c(7a,7
b,7dについても同様)はサンプル5から放射
されるX線を分光する平面結晶30、分光された
X線を電気信号に変換するX線検出器31および
その出力を増幅器32からなる。X線分光器とし
てはX線マイクロアナライザなどで使用される湾
曲結晶を使用する集光分光方式のものもあるが、
この方式では集光条件が厳しく僅かな位置ずれが
測定結果に大きな影響を及ぼしてしまうので、微
小試料の場合はとも角、本発明が対象とする大型
試料に対しては適用困難である。平板結晶を用い
ると、試料表面までの距離が10mm程度変動しても
分光X線は10mm程度シフトするだけで、X線カウ
ンタ開口部の範囲内に入るため、測定誤差を生じ
ない。サンプル5に照射された電子線EBはサン
プル5の鉄(Fe)、それに硫黄(S)、燐(P)
等の介在物33を励起し、特性X線Fe−Kα、S
−Kα等を発生させる。S−KαはX線分光器7c
で検出され、またFe−Kαは平面結晶34、X線
検出器35および増幅器36からなるX線分光器
7eで検出される。X線分光器7cは介在物33
の元素分析用であるが、X線分光器7eはサンプ
ル5に生じた1mm程度の割れ37検出用である。
電子線EBでサンプル5を左端から順次走査する
と、X線分光器7cの出力Cは第3図のように変
化し、介在物33の位置でピークC1を示すが、
割れ37の位置では逆極性のピークC2が現われ
る。baはバツクグランドのレベルを示す。C2は
第1に元来分析の雑音となるのでX線分光器7e
の出力Aに含まれる割れ情報A1(大幅にレベルが
低下する)で除去する。出力Aには介在物33に
対応するレベル変化もあるが、これはわずかなの
で出力Aを波形整形すれば割れ37の有無に対応
した2値レベルの割れ信号Bが得られる。
X線分光器7a〜7dの分光結晶として平面結
晶30を用いた理由は次の点にある。即ち、X線
マイクロアナライザでは感度を上げるために分光
結晶を球面集光型とするのが通例であるが、この
型の分光結晶はその焦点と電子線の照射位置を常
に一定関係にして置かないと分光条件が乱される
ので、元素分析に際してはサンプルをX、Y方向
へ極めて厳格な精度で従つて微小距離移動させる
走査しかできない。本発明の試料は大型であるか
ら、かゝる厳密な精度は経済的に達成不可能であ
り、また移動機構簡素化のためX、Y一方の走査
は電子線の偏向により行なう場合もあるので球面
集光型の分光器採用は不適当である。また平面結
晶型は球面結晶型より感度が低いが、本発明では
大径のビームを用いるので放出されるX線量も多
く、従つて平板結晶を用いても感度不足が問題と
なることはない。なお平板(平面)結晶は第2図
等で示した角度でサンプル表面に対向させて配置
させるので電子線の走査方向を適当に選べばその
照射位置がサンプル上を移動しても支障はない。
晶30を用いた理由は次の点にある。即ち、X線
マイクロアナライザでは感度を上げるために分光
結晶を球面集光型とするのが通例であるが、この
型の分光結晶はその焦点と電子線の照射位置を常
に一定関係にして置かないと分光条件が乱される
ので、元素分析に際してはサンプルをX、Y方向
へ極めて厳格な精度で従つて微小距離移動させる
走査しかできない。本発明の試料は大型であるか
ら、かゝる厳密な精度は経済的に達成不可能であ
り、また移動機構簡素化のためX、Y一方の走査
は電子線の偏向により行なう場合もあるので球面
集光型の分光器採用は不適当である。また平面結
晶型は球面結晶型より感度が低いが、本発明では
大径のビームを用いるので放出されるX線量も多
く、従つて平板結晶を用いても感度不足が問題と
なることはない。なお平板(平面)結晶は第2図
等で示した角度でサンプル表面に対向させて配置
させるので電子線の走査方向を適当に選べばその
照射位置がサンプル上を移動しても支障はない。
第4図は出力A、Bを処理する回路例で、信号
Aは波高弁別器(およびレートメータ)40を通
りコンパレータ41で割れ信号Bに変換される。
一方、信号Cは波高弁別器42を通りスケーラタ
イマ43により計測されるが、この際割れ信号B
で割れ部分C2が除去される。
Aは波高弁別器(およびレートメータ)40を通
りコンパレータ41で割れ信号Bに変換される。
一方、信号Cは波高弁別器42を通りスケーラタ
イマ43により計測されるが、この際割れ信号B
で割れ部分C2が除去される。
第5図は電子線EBを照射した時に入射電子の
30%程度現われる反射電子REを反射電子検出器
44,45(一方のみでも良いが)で検出し、そ
の出力を増幅器46,47で増幅した後合成し、
これらの増幅器の出力D、Eの和に含まれる割れ
情報(深いレベル変化)から割れ信号Bを得るよ
うにしたものである。本例は割れ37部分での反
射電子REの量が著しく減少することを利用して
割れ検出するものである。第6図に各部の信号波
形を示す。
30%程度現われる反射電子REを反射電子検出器
44,45(一方のみでも良いが)で検出し、そ
の出力を増幅器46,47で増幅した後合成し、
これらの増幅器の出力D、Eの和に含まれる割れ
情報(深いレベル変化)から割れ信号Bを得るよ
うにしたものである。本例は割れ37部分での反
射電子REの量が著しく減少することを利用して
割れ検出するものである。第6図に各部の信号波
形を示す。
第7図は電子線EBを照射した際にサンプル5
に吸収される吸収電子を吸収電流抵抗48で検出
し、その両端電圧を増幅器49で増幅する例であ
る。この場合の増幅器49の出力Gは、第8図に
示すように割れ37の位置で吸収電子が増加する
際にピークG1を示すので、これを割れ情報とし
て割れ信号Bを得ることができる。
に吸収される吸収電子を吸収電流抵抗48で検出
し、その両端電圧を増幅器49で増幅する例であ
る。この場合の増幅器49の出力Gは、第8図に
示すように割れ37の位置で吸収電子が増加する
際にピークG1を示すので、これを割れ情報とし
て割れ信号Bを得ることができる。
第9図は第4図を更に発展させたもので、割れ
検出器60は第2図、第5図、第7図、の各割れ
検出手段を代表し、その出力を判別する割れ判別
回路61の出力が割れ信号Bとなる。タイマ62
はその繰り返し出力Tでカウンタ63の計数スタ
ート、リセツトを行なつてその定常的な計数周期
を定めるものであるが、その出力Tはナンドゲー
ト64で割れ信号Bと合成されるので、カウンタ
63は割れ信号Bの存在する期間は計数開始せ
ず、また割れ信号Bでクリヤされる。第10図は
各部の波形を示しており、Jはカウンタ63の出
力である。この出力Jで斜線部分はX線信号Cの
強度に応じた計数値を示す部分であるが、〇印部
分は割れ信号Bが存在するためにクリヤおよび計
数停止した部分である。これはノイズ除去に有効
である。カウンタ63の出力Jは割れ信号Bと共
に計算機65に取込まれるが、その際これらの信
号J,Bを得た位置を示す位置信号Pがアドレス
として付加される。第10図のINはその記憶形
態を示したものである。このようにメモリには位
置と、割れ情報とX線元素分析結果の3つが並置
された状態で記憶されるのでオペレータはこれを
読出して種々の判断を行なうことができる。位置
信号Pは第1図の試料台2を移動する際のX、Y
座標情報であり、電子線EBを走査する場合には
鋸歯状の偏向電圧情報である。この位置信号Pは
同期化のためタイマ62の駆動信号としても使用
される。尚、第9図で66は増幅器(バツフア)
であり、また計算機65は第1図のマイクロコン
ピユータ21およびミニコンピユータ24を一般
化したものである。
検出器60は第2図、第5図、第7図、の各割れ
検出手段を代表し、その出力を判別する割れ判別
回路61の出力が割れ信号Bとなる。タイマ62
はその繰り返し出力Tでカウンタ63の計数スタ
ート、リセツトを行なつてその定常的な計数周期
を定めるものであるが、その出力Tはナンドゲー
ト64で割れ信号Bと合成されるので、カウンタ
63は割れ信号Bの存在する期間は計数開始せ
ず、また割れ信号Bでクリヤされる。第10図は
各部の波形を示しており、Jはカウンタ63の出
力である。この出力Jで斜線部分はX線信号Cの
強度に応じた計数値を示す部分であるが、〇印部
分は割れ信号Bが存在するためにクリヤおよび計
数停止した部分である。これはノイズ除去に有効
である。カウンタ63の出力Jは割れ信号Bと共
に計算機65に取込まれるが、その際これらの信
号J,Bを得た位置を示す位置信号Pがアドレス
として付加される。第10図のINはその記憶形
態を示したものである。このようにメモリには位
置と、割れ情報とX線元素分析結果の3つが並置
された状態で記憶されるのでオペレータはこれを
読出して種々の判断を行なうことができる。位置
信号Pは第1図の試料台2を移動する際のX、Y
座標情報であり、電子線EBを走査する場合には
鋸歯状の偏向電圧情報である。この位置信号Pは
同期化のためタイマ62の駆動信号としても使用
される。尚、第9図で66は増幅器(バツフア)
であり、また計算機65は第1図のマイクロコン
ピユータ21およびミニコンピユータ24を一般
化したものである。
第2図乃至第10図は第1図のデータ処理シス
テム20を除く部分、つまり計算機入力INを得
るまでの処理段階の説明図である。計算機入力
INはサンプル5の全領域、またはその一部領域
について各元素毎に所要とする走査密度で2次元
的に得られ、データ処理システム20で処理され
る。第11図は処理システム20を詳細に示すブ
ロツク図で、測定装置1からの計算機入力INは
各元素に画像メモリ70a,70dに格納され
る。画像メモリ70a〜70dと対をなす標準値
用の画像メモリ71a〜71dにはデイスク画像
フアイル26またはドラム型走査画像入力端末7
2からの標準値が選択的に格納される。入力端末
72からのデータは既知のサルフアプリントのパ
ターン等をA/D変換器73でデイジタル信号に
変換したもので、切換部74を通して画像メモリ
71a〜71dに導びかれる。制御部75は実測
データ用メモリ70a〜70dの内容と標準デー
タ用メモリ71a〜71dの内容とを切換え、合
成し、重ね合せ等するもので、その出力をカラー
画像処理部76に与えて表示部23で表示する。
この表示を見ながらオペレータは例えば試料が標
準サンプルのどれに相当するかの同定を行なうこ
とができ、また演算ロジツクに自動同定も可能で
ある。
テム20を除く部分、つまり計算機入力INを得
るまでの処理段階の説明図である。計算機入力
INはサンプル5の全領域、またはその一部領域
について各元素毎に所要とする走査密度で2次元
的に得られ、データ処理システム20で処理され
る。第11図は処理システム20を詳細に示すブ
ロツク図で、測定装置1からの計算機入力INは
各元素に画像メモリ70a,70dに格納され
る。画像メモリ70a〜70dと対をなす標準値
用の画像メモリ71a〜71dにはデイスク画像
フアイル26またはドラム型走査画像入力端末7
2からの標準値が選択的に格納される。入力端末
72からのデータは既知のサルフアプリントのパ
ターン等をA/D変換器73でデイジタル信号に
変換したもので、切換部74を通して画像メモリ
71a〜71dに導びかれる。制御部75は実測
データ用メモリ70a〜70dの内容と標準デー
タ用メモリ71a〜71dの内容とを切換え、合
成し、重ね合せ等するもので、その出力をカラー
画像処理部76に与えて表示部23で表示する。
この表示を見ながらオペレータは例えば試料が標
準サンプルのどれに相当するかの同定を行なうこ
とができ、また演算ロジツクに自動同定も可能で
ある。
第12図は画像メモリ70a〜70n(第11
図ではn=d)のアドレスとサンプル5上の電子
線EBの照射位置とを対応づける構成を主として
示すブロツク図である。基準クロツク源80から
のパルスは方向制御回路81を通してX駆動回路
82Y駆動回路83に導びかれる。駆動回路8
2,83は第1図のX軸、Y軸パルス発生回路1
5,16を含み、それぞれパルスモータ3,4を
駆動するが、同時にXアドレスカウンタ84、Y
アドレスカウンタ85で駆動パルス数が計数され
る。この駆動パルス数はX、Y軸の原点からの距
離に対応するので、各時点のカウンタ84,85
の内容は電子線EBの照射位置を示すX、Y座標
となる。Xアドレス変換回路87、Yアドレス変
換回路86はカウンタ84,85の内容を画像メ
モリの索引に適した符号に変換する。これが第1
0図の位置信号Pとなる。画像メモリ70a〜7
0nには元素分析値(S)…(Al)が順次導び
かれる。これは第10図のX線信号Jに相当す
る。そして同時に割れ信号Bも位置信号Pをアド
レスとして書き込まれる。第12図の演算部88
およびカラー制御部89は、第11図の計算機6
5、制御部75およびカラー画像処理部76の機
能を集約したブロツクで、その処理内容には種々
のものが考えられる。
図ではn=d)のアドレスとサンプル5上の電子
線EBの照射位置とを対応づける構成を主として
示すブロツク図である。基準クロツク源80から
のパルスは方向制御回路81を通してX駆動回路
82Y駆動回路83に導びかれる。駆動回路8
2,83は第1図のX軸、Y軸パルス発生回路1
5,16を含み、それぞれパルスモータ3,4を
駆動するが、同時にXアドレスカウンタ84、Y
アドレスカウンタ85で駆動パルス数が計数され
る。この駆動パルス数はX、Y軸の原点からの距
離に対応するので、各時点のカウンタ84,85
の内容は電子線EBの照射位置を示すX、Y座標
となる。Xアドレス変換回路87、Yアドレス変
換回路86はカウンタ84,85の内容を画像メ
モリの索引に適した符号に変換する。これが第1
0図の位置信号Pとなる。画像メモリ70a〜7
0nには元素分析値(S)…(Al)が順次導び
かれる。これは第10図のX線信号Jに相当す
る。そして同時に割れ信号Bも位置信号Pをアド
レスとして書き込まれる。第12図の演算部88
およびカラー制御部89は、第11図の計算機6
5、制御部75およびカラー画像処理部76の機
能を集約したブロツクで、その処理内容には種々
のものが考えられる。
第13図aはCCスラブ断面の代表的なパター
ンであるが、各割れα〜εは同図bの5つの判別
ゾーン〜に分けて判別され得る。ゾーンは
所謂サルフアバンドの形成される部分で、ここに
はアルミナクラスタβまたは横方向の割れγが発
生する。ゾーン、はゾーンを中心に上下に
対称な部分で、ここにはピンホールαが発生す
る。ゾーン、はゾーンを中心に左右に対称
な部分で、ここには斜めの割れδまたは横方向の
割れεが発生する。これらの疵、割れは介在物の
元素分析と同時に検出されるが、データ処理系で
は例えば第14図の動作フローに従い各種の処理
を行なう。同図の処理は、割れに関するものと介
在物に関するものとに大別される。疵、割れに関
してはそれが〜のどのゾーンに属するかを判
別した後、各ゾーン固有の判別を行なう。つま
り、、ゾーンについてはピンホール判別
(α)を行ない、ゾーンについてはβとγとの
タイプを判別し、、ゾーンについては角度判
別でδとεを分類する。そして、各種割れの分類
等が終了したら、割れの程度を分類して計算機フ
アイルに記録すると共に、測定対象としてのサン
プルに対する評価を加える。一方、各元素別の分
布情報入力に従い2次元的な各元素別の分布を作
成し、割れ情報と組合せて演算した後カラー表示
制御をして表示部23でカラー表示し、必要に応
じてハードコピーをとる。
ンであるが、各割れα〜εは同図bの5つの判別
ゾーン〜に分けて判別され得る。ゾーンは
所謂サルフアバンドの形成される部分で、ここに
はアルミナクラスタβまたは横方向の割れγが発
生する。ゾーン、はゾーンを中心に上下に
対称な部分で、ここにはピンホールαが発生す
る。ゾーン、はゾーンを中心に左右に対称
な部分で、ここには斜めの割れδまたは横方向の
割れεが発生する。これらの疵、割れは介在物の
元素分析と同時に検出されるが、データ処理系で
は例えば第14図の動作フローに従い各種の処理
を行なう。同図の処理は、割れに関するものと介
在物に関するものとに大別される。疵、割れに関
してはそれが〜のどのゾーンに属するかを判
別した後、各ゾーン固有の判別を行なう。つま
り、、ゾーンについてはピンホール判別
(α)を行ない、ゾーンについてはβとγとの
タイプを判別し、、ゾーンについては角度判
別でδとεを分類する。そして、各種割れの分類
等が終了したら、割れの程度を分類して計算機フ
アイルに記録すると共に、測定対象としてのサン
プルに対する評価を加える。一方、各元素別の分
布情報入力に従い2次元的な各元素別の分布を作
成し、割れ情報と組合せて演算した後カラー表示
制御をして表示部23でカラー表示し、必要に応
じてハードコピーをとる。
表示部23の表示形態は第12図であれば演算
部88およびカラー制御部89の処理内容によ
る。演算部88は画像メモリ70a〜70nと画
像メモリ71a〜71nの位置合せを行なう。例
えば第15図に示すように、画像メモリ70a〜
70nの内容に基づく2次元的な画像パターン
GP1と画像メモリ71a〜71nの内容に基づく
2次元的な画像パターンGP2との間に縮尺の差、
回転位置の差等がある場合には、(a)両者の幾何学
的スケールを一致させる、(b)上下、左右、回転位
置の修正を行なう、(c)画像パターン間の相関が最
小になる様に合せる。GP′1はGP1の縮尺を変え、
GP′2はGP1の回転位置を変えた修正後の画像パタ
ーンであり、両者は表示部23の同一画面に重ね
合せて表示しても位置ずれのない関係にある。カ
ラー制御部89は画像GP′1,GP′2を重ね合せて
表示する際に、実測値と標準値の共通部a、一方
(例えば標準値)を基準とした両者の差が正の部
分bおよび負の部分cとに分けてこれらを色別に
表示する。第16図はその一例であり、a,b,
cはそれぞれ着色が異なる。同図の表示は介在物
の各元素毎に切換えて行なわれるので、サルフア
(S)以外にもリン(P)、アルミニウム(Al)
マンガン(Mn)等の介在物を直接観測できる
が、サルフアに限れば第16図の表示パターンは
既知のサルフアプリントの標準パターンとの差が
示されるので、これに基づいてサルフア5の良否
を判別できる。この際、制御部75(第11図)
の切換えによつて実測値のみを表示すれば、それ
はサルフアプリントとの等価な分布パターンとな
る。このことは他の元素についても同様である。
部88およびカラー制御部89の処理内容によ
る。演算部88は画像メモリ70a〜70nと画
像メモリ71a〜71nの位置合せを行なう。例
えば第15図に示すように、画像メモリ70a〜
70nの内容に基づく2次元的な画像パターン
GP1と画像メモリ71a〜71nの内容に基づく
2次元的な画像パターンGP2との間に縮尺の差、
回転位置の差等がある場合には、(a)両者の幾何学
的スケールを一致させる、(b)上下、左右、回転位
置の修正を行なう、(c)画像パターン間の相関が最
小になる様に合せる。GP′1はGP1の縮尺を変え、
GP′2はGP1の回転位置を変えた修正後の画像パタ
ーンであり、両者は表示部23の同一画面に重ね
合せて表示しても位置ずれのない関係にある。カ
ラー制御部89は画像GP′1,GP′2を重ね合せて
表示する際に、実測値と標準値の共通部a、一方
(例えば標準値)を基準とした両者の差が正の部
分bおよび負の部分cとに分けてこれらを色別に
表示する。第16図はその一例であり、a,b,
cはそれぞれ着色が異なる。同図の表示は介在物
の各元素毎に切換えて行なわれるので、サルフア
(S)以外にもリン(P)、アルミニウム(Al)
マンガン(Mn)等の介在物を直接観測できる
が、サルフアに限れば第16図の表示パターンは
既知のサルフアプリントの標準パターンとの差が
示されるので、これに基づいてサルフア5の良否
を判別できる。この際、制御部75(第11図)
の切換えによつて実測値のみを表示すれば、それ
はサルフアプリントとの等価な分布パターンとな
る。このことは他の元素についても同様である。
表示部23の表示形態にはこの他にも種々考え
られる。第17図はこれを示したものである。同
図aは第16図と同様であるから説明を省略する
が、同図bではサルフアバンドの幅方向の最大値
(Speak)と最小値(Smin)を表示し、また同図
cではサルフアバンドの長さ(Se)を表示して
いる。また同図dはサルフアバンドの中心線に沿
つたサルフアSの濃度分布を示し、さらに同図e
はサルフアバンドを横切る線に沿つた断面方向で
のサルフアSの濃度分布を示している。この他に
もサルフアバンド部の総面積を表示することもで
きる。これらの表示はあくまでオペレータがサン
プル5の品質判別を想定したもので、オペレータ
コンソールによつて選択できるものであるが、割
れ並びにS、Al、P、Mn等の偏析分布を中心に
してサンプル5の自動品質分類を行なうことも可
能である。
られる。第17図はこれを示したものである。同
図aは第16図と同様であるから説明を省略する
が、同図bではサルフアバンドの幅方向の最大値
(Speak)と最小値(Smin)を表示し、また同図
cではサルフアバンドの長さ(Se)を表示して
いる。また同図dはサルフアバンドの中心線に沿
つたサルフアSの濃度分布を示し、さらに同図e
はサルフアバンドを横切る線に沿つた断面方向で
のサルフアSの濃度分布を示している。この他に
もサルフアバンド部の総面積を表示することもで
きる。これらの表示はあくまでオペレータがサン
プル5の品質判別を想定したもので、オペレータ
コンソールによつて選択できるものであるが、割
れ並びにS、Al、P、Mn等の偏析分布を中心に
してサンプル5の自動品質分類を行なうことも可
能である。
以上述べたように、ビーム径を0.1〜10mmφの
範囲で選定した大径の電子線をスラブ断面に照射
して該断面を走査し、介在物からの特性X線を平
面結晶で分光した後検出すると同時に、該電子線
を該スラブ断面に照射した際に照射される鉄のX
線(Fe−Kα)または該電子線の反射電子もしく
は吸収電子の量から該スラブ断面に生じた割れを
検出する本発明の同時測定法であれば、(1)電子線
束が太いのでスラブ断面の平滑度は比較的粗いも
のでよく、このためサルフアプリントで要求され
る被検面の平滑度を得るのに要する時間が研摩だ
けで一日を費し、計測は翌日になつてしまうのに
対し、本発明のX線分析装置によれば研摩に費す
時間も著しく短縮することができるので、計測時
間全体を極めて短いものとすることができる。ま
た、(2)鋼中のサルフア濃度が低下しても他の元素
を直接計測できるので、サルフアプリントにおい
てサルフアを介して推測していた他の元素の動向
をサルフア濃度に依らず計測できる。さらに、(3)
大径の電子線による走査は全面走査所要時間が短
くて済むのでX線マイクロアナライザの如き微小
径ビームでは実質上走査不可能なサルフアプリン
トの広い測定領域を短時間で計測することができ
る。(4)介在物の元素分析と同時に割れ検出が行な
えるので、1回の走査で位置ずれのない割れ情報
を得ることができ、元素分析上のノイズ除去のみ
ならずスラブ断面の割れと介在物による総合的な
品質判定に極めて有用である。
範囲で選定した大径の電子線をスラブ断面に照射
して該断面を走査し、介在物からの特性X線を平
面結晶で分光した後検出すると同時に、該電子線
を該スラブ断面に照射した際に照射される鉄のX
線(Fe−Kα)または該電子線の反射電子もしく
は吸収電子の量から該スラブ断面に生じた割れを
検出する本発明の同時測定法であれば、(1)電子線
束が太いのでスラブ断面の平滑度は比較的粗いも
のでよく、このためサルフアプリントで要求され
る被検面の平滑度を得るのに要する時間が研摩だ
けで一日を費し、計測は翌日になつてしまうのに
対し、本発明のX線分析装置によれば研摩に費す
時間も著しく短縮することができるので、計測時
間全体を極めて短いものとすることができる。ま
た、(2)鋼中のサルフア濃度が低下しても他の元素
を直接計測できるので、サルフアプリントにおい
てサルフアを介して推測していた他の元素の動向
をサルフア濃度に依らず計測できる。さらに、(3)
大径の電子線による走査は全面走査所要時間が短
くて済むのでX線マイクロアナライザの如き微小
径ビームでは実質上走査不可能なサルフアプリン
トの広い測定領域を短時間で計測することができ
る。(4)介在物の元素分析と同時に割れ検出が行な
えるので、1回の走査で位置ずれのない割れ情報
を得ることができ、元素分析上のノイズ除去のみ
ならずスラブ断面の割れと介在物による総合的な
品質判定に極めて有用である。
第1図は装置全体を示す概略構成図、第2図は
第1図の多元素同時分析装置の要部構成図、第3
図は第2図の各部信号波形図、第4図は第2図の
信号処理系の一例を示すブロツク図、第5図は第
1図の多元素同時分析装置の他の例を示す要部構
成図、第6図は第5図の各部信号波形図、第7図
は第1図の多元素同時分析装置の異なる例を示す
要部構成図、第8図は第7図の各部信号波形図、
第9図は第1図の多元素同時分析装置からの信号
処理系の他の例を示すブロツク図、第10図は第
9図の各部信号波形図、第11図は第1図のデー
タ処理システムを詳細に示すブロツク図、第12
図は第1図のデータ処理システムへの入力情報に
対するアドレス付与を主として示すブロツク図、
第13図a,bは代表的なCCスラブ断面の割れ
パターンを示す断面図および同断面を3種の判定
ゾーンに区分した模式図、第14図はCCスラブ
断面の割れ判別および介在物の元素分析を総合的
に示すフローチヤート、第15図は電子線走査で
得られた実測画像パターンと予め記憶された標準
画像パターンとの位置合せ等を示す説明図、第1
6図は実測画像パターンと標準画像パターンとの
差を色分けして表示したカラー画像表示パターン
の一例を示す説明図、第17図a〜eはスラブ断
面のサルフアに関する種々の表示形態を示す説明
図である。 1……金属材料多元素同時分布測定装置、5…
…サンプル(スラブ断面)、6……電子銃、7a
〜7d……X線分光器、20……データ処理シス
テム、23……デイスプレイ(表示)、30,3
4……平面結晶、31,35……X線検出器、3
3……介在物、37……割れ、44,45……反
射電子検出器、48……吸収電流検出抵抗、EB
……電子線、S−Kα,Fe−Kα……X線、RE…
…反射電子。
第1図の多元素同時分析装置の要部構成図、第3
図は第2図の各部信号波形図、第4図は第2図の
信号処理系の一例を示すブロツク図、第5図は第
1図の多元素同時分析装置の他の例を示す要部構
成図、第6図は第5図の各部信号波形図、第7図
は第1図の多元素同時分析装置の異なる例を示す
要部構成図、第8図は第7図の各部信号波形図、
第9図は第1図の多元素同時分析装置からの信号
処理系の他の例を示すブロツク図、第10図は第
9図の各部信号波形図、第11図は第1図のデー
タ処理システムを詳細に示すブロツク図、第12
図は第1図のデータ処理システムへの入力情報に
対するアドレス付与を主として示すブロツク図、
第13図a,bは代表的なCCスラブ断面の割れ
パターンを示す断面図および同断面を3種の判定
ゾーンに区分した模式図、第14図はCCスラブ
断面の割れ判別および介在物の元素分析を総合的
に示すフローチヤート、第15図は電子線走査で
得られた実測画像パターンと予め記憶された標準
画像パターンとの位置合せ等を示す説明図、第1
6図は実測画像パターンと標準画像パターンとの
差を色分けして表示したカラー画像表示パターン
の一例を示す説明図、第17図a〜eはスラブ断
面のサルフアに関する種々の表示形態を示す説明
図である。 1……金属材料多元素同時分布測定装置、5…
…サンプル(スラブ断面)、6……電子銃、7a
〜7d……X線分光器、20……データ処理シス
テム、23……デイスプレイ(表示)、30,3
4……平面結晶、31,35……X線検出器、3
3……介在物、37……割れ、44,45……反
射電子検出器、48……吸収電流検出抵抗、EB
……電子線、S−Kα,Fe−Kα……X線、RE…
…反射電子。
Claims (1)
- 1 ビーム径を0.1〜10mmφの範囲で選定した電
子線を連続鋳造されたスラブの横断面試料に真空
中で照射し、該電子線の照射で該試料から放射さ
れるX線を平面結晶で分光し、該平面結晶で分光
した各元素固有の特性X線の強度をX線検出器で
計測し、また該電子線を該スラブ試料に照射した
際に放出される鉄のX線または該電子線の反射電
子もしくは吸収電子の量を検出器で検出し、該ス
ラブ試料面に対する電子線照射位置を2次元的に
変化させて該スラブの割れと介在物の2次元分布
を同時に計測することを特徴とする、電子線を用
いたスラブ試料の割れと介在物の同時測定法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8283279A JPS567047A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Simultaneously measuring crack and inclusion in slab sample using electron beam |
| US06/160,573 US4331872A (en) | 1979-06-29 | 1980-06-17 | Method for measurement of distribution of inclusions in a slab by electron beam irradiation |
| DE3024372A DE3024372C2 (de) | 1979-06-29 | 1980-06-27 | Verfahren zur Messung der Verteilung von Einschlüssen in einem Barren durch Elektronenbestrahlung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8283279A JPS567047A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Simultaneously measuring crack and inclusion in slab sample using electron beam |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS567047A JPS567047A (en) | 1981-01-24 |
| JPS647337B2 true JPS647337B2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=13785371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8283279A Granted JPS567047A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | Simultaneously measuring crack and inclusion in slab sample using electron beam |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS567047A (ja) |
-
1979
- 1979-06-29 JP JP8283279A patent/JPS567047A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS567047A (en) | 1981-01-24 |
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