JP2000214567A - 感光型マイクロカプセルを塗布したプリント用紙を用いるプリンタ及びこれを用いたプリントシステム - Google Patents

感光型マイクロカプセルを塗布したプリント用紙を用いるプリンタ及びこれを用いたプリントシステム

Info

Publication number
JP2000214567A
JP2000214567A JP11010289A JP1028999A JP2000214567A JP 2000214567 A JP2000214567 A JP 2000214567A JP 11010289 A JP11010289 A JP 11010289A JP 1028999 A JP1028999 A JP 1028999A JP 2000214567 A JP2000214567 A JP 2000214567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
paper
pressure
exposure
printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11010289A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Tozaki
修治 登崎
Yuji Hosoi
雄次 細井
Masayuki Yamada
雅之 山田
Masayuki Ando
雅之 安藤
Masao Gomi
正男 五味
Morihiko Yamada
守彦 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP11010289A priority Critical patent/JP2000214567A/ja
Priority to US09/440,422 priority patent/US6266135B1/en
Publication of JP2000214567A publication Critical patent/JP2000214567A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/326Enlargers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧現像ヘッドによる加圧現像動作にかかわ
らず、露光ヘッドによる露光動作を適切に行い得るプリ
ンタを提供すること。 【解決手段】 感光型マイクロカプセルが塗布されたプ
リント用紙1を用紙送り方向A1に間欠的に送りながら
用紙1に印刷するプリンタ10は、フレーム14と、フ
レーム14に支持され、用紙1に光を照射して潜像を形
成する露光ヘッド35と、用紙送り方向A1に関して露
光ヘッド35の下流側において用紙送り方向A1に交差
する走査方向Cに往復動可能にフレーム14に支持さ
れ、用紙1の背面側1bに配置された用紙支持機構51
と協働して用紙1の潜像形成部分を加圧して現像する加
圧現像ヘッド59とを有する。加圧現像ヘッド59は、
用紙1に加圧現像力を及ぼすように、フレーム14に支
持され走査方向に延在した支持台53により露光ヘッド
35とは独立に支持され、この支持台53上を走査方向
に往復動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光型マイクロカ
プセルが塗布されたプリント用紙を用紙送り方向に間欠
的に送って該プリント用紙に印刷するためのプリンタ及
び該プリンタを用いたプリントシステムに関する。この
明細書において、「感光型マイクロカプセル」とは、特
定波長域の光を受けた際圧壊され易くなるか又は圧壊さ
れ難くなる(即ち、潜像が形成される)ように構成され
た微小カプセルであって、且つ圧壊された際特定の色の
発色(即ち、現像)を可能にする発色物質が内部に収容
(典型的には、封入)されているものをいう。
【0002】
【従来の技術】感光型マイクロカプセルが塗布されたプ
リント用紙を用紙送り方向に間欠的に送って該プリント
用紙に印刷する形式のプリンタは、特開平10−488
01号公報や特開平10−147027号公報に開示さ
れている。この形式のプリンタは、プリンタの用紙送り
方向に対してほぼ直交する走査方向に往復動可能に設け
られたキャリッジと、キャリッジに固定された露光ヘッ
ド(印刷ヘッド)と、用紙送り方向に関して露光ヘッド
の下流側においてキャリッジに取付けられた加圧現像ヘ
ッドとを有し、走査方向へのキャリッジの移動に応じ
て、用紙の一行分の被露光走査領域に対して露光ヘッド
で露光走査を行うと共に露光処理済みで潜像が形成され
ている用紙の一行分の被現像走査領域に対して加圧現像
ヘッドの加圧現像走査を同時に行うように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来のプリン
タでは、露光ヘッドが加圧現像ヘッドと一体的にキャリ
ッジに支持され、加圧現像ヘッドの加圧力をキャリッジ
が支え、キャリッジをその支持体が支えているので、加
圧現像ヘッドによる押圧動作の際に加圧現像ヘッドを支
持しているキャリッジが用紙から離間される方向の力を
受けると、キャリッジを支持する支持体が多少なりとも
曲げられてキャリッジに支持された露光ヘッドと用紙と
の距離が変動する虞がある。また、キャリッジの支持体
がキャリッジの走査方向移動の案内を兼ねているので、
キャリッジとその支持体との間に摩耗等による間隙が生
じ、加圧現像ヘッドによる押圧動作の際に加圧現像ヘッ
ドを支持しているキャリッジが用紙から離間される方向
の力を受けた際、加圧現像ヘッドの加圧力の反作用によ
りキャリッジの支持体に対する位置が所定位置からズ
レ、露光ヘッドと用紙との位置関係が所定の状態からズ
レる虞がある。その結果、この種の従来のプリンタで
は、露光ヘッドによる用紙の露光条件すなわち潜像形成
条件が変動し、所定の潜像形成及びプリント(潜像形成
と加圧現像)を行い難い虞がある。
【0004】なお、加圧現像装置として、用紙幅に相当
する長さを有し用紙幅方向の軸線のまわりで用紙送り方
向に回転するローラ対を用いるタイプのプリンタも知ら
れている(特開平10−48800号公報)。しかしな
がら、このタイプのプリンタは、加圧現像ヘッドを走査
させるものではないから、用紙幅の全域を同時に且つ一
様に加圧する必要があり、極めて大きな加圧力を要する
だけでなく、幅方向の全域を一様(均一)には現像し難
い虞がある。
【0005】本発明は、前記した点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、走査型の加圧現像ヘ
ッドによる加圧現像動作にかかわらず、露光ヘッドによ
る露光動作を適切に行い得るプリンタ、及び該プリンタ
を用いたプリントシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のプリンタは、前
記目的を達成すべく、感光型マイクロカプセルが塗布さ
れたプリント用紙を用紙送り方向に間欠的に送って該プ
リント用紙に印刷するためのプリンタであって、フレー
ムと、フレームに支持されており、用紙に光を照射して
潜像を形成する露光ヘッドと、用紙送り方向に関して露
光ヘッドの下流側において用紙送り方向に対して交差す
る走査方向に往復動可能にフレームに支持されており、
用紙支持手段と協働して用紙の潜像形成部分を加圧して
現像する加圧現像ヘッドとを有しており、加圧現像ヘッ
ドが、フレームの本体に支持され走査方向に延在した支
持台に、露光ヘッドとは独立に、支持され、該支持台上
を走査方向に往復動可能に構成されている。
【0007】本発明のプリンタでは、用紙に加圧現像力
を及ぼし得るように、フレームの本体に支持され走査方
向に延在した支持台によって露光ヘッドとは独立に支持
され、該支持台上を走査方向に往復動可能に構成されて
いるので、加圧現像ヘッドによる加圧現像動作に伴う用
紙の加圧ないし押圧により加圧現像ヘッドの支持台が仮
に変形しても、この変形が露光ヘッドと用紙との距離を
変動させる虞が少なく、露光ヘッドが適切な露光動作を
確実に行い得、露光により形成される潜像の質を高め、
加圧現像により得られる画像の画質を高め得る。
【0008】ここで、加圧現像ヘッドの「支持台」は、
フレーム本体に支持されている限り、フレームの一部で
あっても、フレームとは別体であってもよい。また、加
圧現像ヘッドの支持台が、加圧現像ヘッドを「『支持』
する」とは、支持台が加圧現像ヘッドによる用紙の加圧
現像力、すなわち加圧力(ないし押圧力)を受け・支え
ることをいう。また、加圧現像ヘッドが、該加圧現像ヘ
ッドの支持台によって、「露光ヘッドとは『独立に』支
持さる」とは、加圧現像ヘッドによる加圧現像力が、露
光ヘッドに直接伝達されることなく、加圧現像ヘッドの
支持台によって支持されることをいう。
【0009】なお、このプリンタでは、用紙の潜像形成
部分に対して所定範囲内の加圧現像力を及ぼし得るよう
に、加圧現像ヘッドと用紙支持手段との距離が厳密に規
定されていてもよいけれども、好ましくは、加圧現像ヘ
ッドが支持台上を走査方向に移動される際、支持台によ
って支持された加圧現像ヘッドが用紙支持手段と協働し
て用紙の潜像形成部分を加圧して現像するように、支持
台及び用紙支持手段のうちの少なくとも一方を他方に向
かって偏倚させる偏倚手段を有する。
【0010】このプリンタでは、(1)加圧現像ヘッド
を、露光ヘッドとは独立に、フレームに対して往復動さ
せる加圧現像ヘッド駆動手段が設けられていても(以下
では、「第一の観点」ともいう)、(2)露光ヘッド及
び加圧現像ヘッドが共通のキャリッジに収容され、該共
通キャリッジが走査方向に往復動可能にフレームに支持
されていても(以下では「第二の観点」ともいう)よ
い。第一の観点の場合、加圧現像ヘッドは、フレームに
対して静置されるタイプのものでも、加圧現像ヘッドと
は独立にフレームに対して走査方向に移動されるもので
もよい。第二の観点の場合、加圧現像ヘッドは、露光ヘ
ッドと一緒に走査方向に移動されるように共通キャリッ
ジに収容されるけれども、加圧現像ヘッドの加圧力を、
キャリッジではなくて、加圧現像ヘッドの支持体が直接
受け・支える。従って、キャリッジとキャリッジの支持
体との間に摩耗などが生じる虞が少なく、加圧現像ヘッ
ドによる押圧動作の際に加圧現像ヘッドが用紙から離間
される方向の力を受けた際でも、加圧現像ヘッドの加圧
力の反作用によりキャリッジとキャリッジの支持体に対
する位置が所定位置からズレたり露光ヘッドと用紙との
位置関係が所定の状態からズレたりする虞が少ない。
【0011】第一の観点の場合、本発明のプリンタは、
前記目的を達成すべく、紙送り方向に関して露光ヘッド
の下流側において用紙送り方向に対して交差する走査方
向に往復動可能に且つ露光ヘッドとは独立にフレームに
支持され、用紙の背面側に配置された用紙支持手段と協
働して用紙の潜像形成部分を加圧して現像する加圧現像
ヘッドと、加圧現像ヘッドをフレームに対して往復動さ
せる加圧現像ヘッド駆動手段とを有することになる。
【0012】この場合、露光ヘッドが加圧現像ヘッドと
は独立に(即ち分離されて)フレームに支持されている
ので、加圧現像ヘッドによる加圧現像動作に伴う用紙の
加圧ないし押圧によって露光ヘッドと用紙との距離が変
動する虞が少なく、露光ヘッドが適切な露光動作を確実
に行い得、露光により形成される潜像の質を高め、加圧
現像により得られる画像の画質を高め得ることになる。
【0013】また、この場合、加圧現像ヘッドが露光ヘ
ッドとは独立にフレームに支持され且つ走査方向に往復
動可能であるから、加圧現像ヘッドの走査を加圧現像に
とって最適な条件下で行うことが可能になる。すなわ
ち、例えば、露光ヘッドによる露光動作にかかわらず、
一行分の被露光用紙領域に対して、加圧現像ヘッドによ
る加圧現像のための走査を、所定の回数(例えば、一方
向の往動若しくは復動のみ(1回)、往復動(計2
回)、又はそれ以上の所望回数)行なうようにすること
が可能になる。なお、走査方向は、典型的には用紙送り
方向に対して直角方向であるけれども、用紙送り方向に
対して交差する方向である限り、場合によっては、直角
方向でなくてもよい。
【0014】この明細書において、「プリント用紙」又
は「用紙」とは、「感光型マイクロカプセルが塗布され
ており、露光ヘッドによる露光動作及び加圧現像ヘッド
による加圧現像動作によってプリント可能なシート状
物」をいい、シートの基体ないし基材は、プラスチック
材料でも紙のような他の材料でもよい。シート状物は、
印刷(プリント)に際して用紙送り方向に間欠的に送給
され得るような幅、長さ、及び厚さを有する限り、その
三次元形状はどのようなものでもよい。また、フレーム
とは、プリンタ(装置)に機械的な剛性を付与する枠体
をいい、底壁と側壁とを備えた所謂「シャーシ」を含
む。フレームに関して、「剛性」とは、フレームによっ
て支持された各種要素の動作によって他の要素の動作を
実質上妨害するような実質上の変形がフレームに生じな
いことをいい、多少の変形や振動が生じることまで排除
するものではない。
【0015】マイクロカプセルは、典型的には、光の三
原色に対応する三種類の波長域の光の各々に応じて発色
を可能にする三つのタイプのものからなる。但し、マイ
クロカプセルは、一つ若しくは二つ、又はそれ以上の任
意の特定の波長域の光に応じて発色を可能にする一つ若
しくは二つ、又はそれ以上の任意の数のタイプのものか
らなっていてもよい。各タイプのマイクロカプセルは、
典型的には、用紙の被塗布面に一様に分布されているけ
れども、場合によっては、用紙の領域によってマイクロ
カプセルの分布が異なっていてもよい。
【0016】露光ヘッドは、典型的には、三種類のマイ
クロカプセルの各々に対応する三種類の波長域の光を発
するように構成された三種類の光源を有する。但し、露
光ヘッドが、例えば白色光を発する光源を備えていても
よく、その場合、露光ヘッドは、特定の色に対応する狭
い波長域の光を発する他の光源を備えていても、備えて
いなくてもよい。
【0017】露光ヘッドは、典型的には、LED(発光
ダイオード)のような光源に加えて、光源から出射され
たビームを絞って用紙の所定領域を露光するアパーチャ
手段ないし絞り手段を有する。アパーチャ手段のアパー
チャ(絞り用開口)は、典型的には円形であるけれど
も、場合によっては、楕円形や矩形や多角形など他の形
状でもよい。光源は、点光源よりも面光源であることが
好ましいけれども、場合によっては、実際上点光源であ
ってもよい。光源がどのようなものであっても、光源か
らのビームは多少なりとも拡がるので、露光ヘッドと用
紙の被露光領域との距離が変わると露光ヘッドのアパー
チャ手段のアパーチャ(絞り用開口)を通って用紙の被
露光領域に照射されるビームの径が変わってしまうか
ら、露光ヘッドと用紙の被露光領域との距離は、出来る
限り一定に保たれることが好ましい。本発明のプリンタ
では、露光ヘッドを加圧現像ヘッドとは独立にプリンタ
のフレームで支持するようにしているから、露光ヘッド
と用紙の被露光領域との間の距離が加圧現像ヘッドの走
査方向の移動によって変動する虞が少ない。なお、所望
ならば、アパーチャ手段の代わりに又はアパーチャ手段
と共に、ビームのコリメート手段や結像光学系などを光
源とアパーチャ手段又は被露光領域との間に設けておい
てもよい。
【0018】露光ヘッドは、走査方向の一行分の用紙領
域の全体を露光し得るように光源を全体としてアレイ状
に配列しフレームに静置・固定してなるライン露光ヘッ
ドでも、フレームに対して走査方向に往復動可能なもの
でもよい。後者の場合、露光ヘッドが走査方向に往復動
可能にフレームに支持され、プリンタが、露光ヘッドを
フレームに対して往復動させる露光ヘッド駆動手段を更
に有する。
【0019】加圧現像ヘッドに関して言えば、その支持
台がフレームの本体に対して実質上不動に構成され用紙
支持手段がその偏倚手段によって加圧現像ヘッドの方へ
偏倚せしめられるような力を受けるように構成されてい
てもいいけれども、好ましくは、用紙支持手段がフレー
ムの本体に対して実質上不動に構成され、偏倚手段が支
持台を用紙支持手段の方へ偏倚させる力を支持台に及ぼ
すように構成されている。ここで、「フレームの本体に
対して実質上不動」とは、用紙に対して加圧現像力を及
ぼす際、加圧現像力の働く方向にはフレームに対して実
質上移動しないことをいう。
【0020】この場合、加圧現像ヘッドが走査方向のい
かなる位置にあっても、加圧現像ヘッドによる加圧力に
かかわらず、用紙はフレームの本体に対して実質上不動
に構成された用紙支持手段によって背面で支持されるか
ら、用紙をその送り方向軸線のまわりで捩る(ツイスト
させる)ような力等が用紙に働く虞が少なく、用紙が用
紙支持手段によって規定される形態、例えば平面状の形
態を維持し得る。
【0021】また、この場合、加圧現像ヘッドの支持台
や用紙支持手段自体に弾性変形可能な層が形成されてい
てもよいけれども、好ましくは、偏倚手段が弾性支持手
段(弾性偏倚手段)からなる。この場合、加圧現像ヘッ
ドの支持台や用紙支持手段自体の構造自体が複雑化する
虞が少ない。加圧現像ヘッドは、好ましくは、走査方向
に転動しつつプリント用紙を加圧する加圧ローラを有す
る。加圧ローラは一つのみでも二つ又はそれ以上でもよ
い。複数の加圧ローラを用いる場合、プリント用紙に押
接されてプリント用紙上を転動すべき一の加圧ローラを
回転可能に支持するように用紙とは逆側に該一の加圧ロ
ーラの周面と接触・係合する周面を備え一の加圧ローラ
の回転に伴って回転され加圧現像ヘッド支持台としての
ローラ支持台上を転動する別の加圧ローラ(バックアッ
プローラ)を設けるのが好ましい。ローラ支持台は、好
ましくは、バネのような弾性支持手段を介してフレーム
の底壁で支持される。
【0022】第一の観点の場合、所望ならば、一の加圧
ローラに対して、走査方向のいずれかの側に同様な加圧
ローラを設け、一方向の走査で複数回の加圧現像動作を
行わせるようにしてもよい。加圧ローラが転動するプリ
ント用紙部分は、用紙の背面(裏面)側に位置する用紙
支持手段によって支持される。用紙支持手段は、用紙の
うち加圧現像されるべき一行分の部分を選択的にローラ
で加圧し得るようにローラに対してほぼ点接触すべく、
走査方向に垂直な断面で見てローラの方に凸に湾曲した
形状のプラテン又は同様な支持体のような用紙支持機構
(台)ないし現像支持台からなる。加圧ローラと用紙支
持手段との間にある用紙部分を加圧ローラによって加圧
しうるように、加圧ローラ及び用紙支持手段のうちの少
なくとも一方の要素、好ましくは加圧ローラが、バネの
ような弾性手段又は他の任意の押圧手段(偏倚手段)に
よって用紙に向かって押圧(偏倚)される。
【0023】用紙支持手段は、好ましくは、加圧現像ヘ
ッドが走査方向の一端又は両端に位置する場合、加圧現
像ヘッドとの間における用紙の押圧・挟持を実質上解除
して、所望に応じて用紙送り方向の用紙の送給(1ピッ
チの間欠送り、初期における用紙の先端(前縁)の導
入、用紙の後端(後縁)の送出し等)を許容するように
構成される。
【0024】第一の観点の場合、加圧現像ヘッド駆動手
段及び露光ヘッド駆動手段は、夫々のヘッドを走査方向
に往復動させ得るものであれば、例えば、回転軸の周面
に形成した螺旋溝に係合する係合手段(例えば、ピン)
を介してヘッドを案内手段(例えば、案内ロッドや案内
レール)に沿って往復動させるように構成されていて
も、一対のタイミングプーリー間にかけわたされ該プー
リによって循環されるタイミングベルトに一体的に形成
した係合手段(例えば係合ピン)と係合する被係合部
(例えば用紙送り方向に長い長孔)を介してヘッドを案
内手段(例えば、案内ロッドや案内レール)に沿って往
復動させるように構成されていても、他の構造でもよ
い。加圧現像ヘッド駆動手段及び露光ヘッド駆動手段の
両方が同様な構造でも、相互に異なっていてもよい。加
圧現像ヘッド駆動手段として、タイミングベルトに係合
手段を一体化したものを用いる場合、加圧現像ヘッドの
往動走査と復動走査とにおける係合ピンの位置の差に起
因して加圧条件が異なってくるのを避けるべく、一行の
加圧現像を行うために加圧現像ヘッドを往復走査させる
ことが好ましい。加圧現像ヘッド駆動手段及び露光ヘッ
ド駆動手段の駆動源は、電動モータのような原動機でも
他の駆動源でもよい。
【0025】なお、第二の観点の場合、キャリッジ駆動
手段を、上記第一の観点の場合における加圧現像ヘッド
駆動手段や露光ヘッド駆動手段と同様に構成すればよ
い。第一の観点の場合で露光ヘッドが走査方向に往復動
可能に構成されているときは、少なくとも一つの走査に
おいて露光ヘッドの走査方向と加圧現像ヘッドの走査方
向が逆になるように構成してもよい。このとき、露光ヘ
ッドの走査が露光ヘッド駆動手段を介してフレームに及
ぼす力の方向と加圧現像ヘッドの走査が加圧現像ヘッド
駆動手段を介してフレームに及ぼす力の方向とが逆にな
るので、二種類のヘッドの走査がフレームに与える影響
が相殺され走査に伴うフレームの振動を最小限に抑え得
る。
【0026】第一の観点の場合で露光ヘッドが走査方向
に往復動可能に構成されているときは、プリント用紙の
うち走査によって露光される一行の領域に対して、露光
ヘッドによる露光走査回数と加圧現像ヘッドによる加圧
現像走査回数とが同一であっても異なっていてもよい。
前者の場合、例えば、二種類のヘッドの走査方向が常に
逆になるようにしてもよい。
【0027】第一の観点の場合でプリント用紙のうち走
査によって露光される一行の領域に対して、露光ヘッド
による露光走査回数と加圧現像ヘッドによる加圧現像走
査回数とが異なるようにするときは、一行当たりの露光
走査回数を加圧現像走査回数よりも多くしても、逆に一
行当たりの加圧現像走査回数を露光走査回数よりも多く
してもよい。前者の場合、LEDのような露光用光源の
駆動電流を小さくすることによって光源の駆動エネルギ
を低減すると共に露光ヘッドの一走査当たりの露光エネ
ルギを低くして用紙の被露光エネルギのレベルを多段階
にしたり、用紙送り方向に配置すべき露光用光源の数を
減らすことが可能になる。一方、後者の場合、加圧現像
ヘッドによる加圧力を小さくし得るから、加圧現像ヘッ
ドの支持構造体が受ける力を小さくし得るので、例え
ば、支持構造体を含む加圧現像ヘッドを小型化すること
が可能になる。
【0028】なお、第一の観点の場合において、露光ヘ
ッドによる露光動作及び加圧現像ヘッドによる加圧現像
動作を独立に制御するに際して、例えば、プリント用紙
の前縁(先端)が加圧現像ヘッドに到達してから加圧現
像ヘッドの駆動を開始するようにしても、プリント用紙
が露光ヘッドの前面にある場合に限り露光ヘッドを駆動
する(すなわち、プリント用紙の後縁が露光ヘッドを通
過した後のように露光ヘッドの前面にプリント用紙がな
い場合には露光ヘッドの駆動を行わない)ようにしても
よい。この場合、各ヘッドの前面における用紙の有無を
直接的又は間接的に検出する用紙センサとこのセンサに
よって各ヘッドに駆動源の駆動力の伝達を可能にしたり
解除するクラッチ手段を設ける。露光ヘッドの駆動を停
止する場合、露光ヘッドへの給電を制御して露光ヘッド
の光源からの発光を抑えるか停止させてもよいが、例え
ば半導体レーザのように安定化に比較的時間がかかるよ
うな光源又は応答速度が遅い光源の場合には、液晶シャ
ッタのような電子制御シャッタ又は機械制御シャッタを
露光ヘッドの前面に設けておいて該シャッタにより光路
を遮断するようにしてもよい。
【0029】なお、第二の観点の場合においても、第一
の観点の場合と同様に、プリント用紙が露光ヘッドの前
面にある場合に限り露光ヘッドを駆動するようにしても
よい。好ましくは、用紙の幅方向の実質上全域を挟持し
て用紙を送る用紙送り機構が設けられる。第一の観点の
場合、この用紙送り機構は、好ましくは、用紙送り方向
に関して、露光ヘッドと加圧現像ヘッドとの間に設けら
れる。この場合、露光及び加圧現像のための走査が行わ
れる際には、用紙送り機構は停止されて用紙を幅方向の
全体で挟持するから、露光ヘッドと加圧現像ヘッドとが
近接した走査位置にあるとき、加圧現像ヘッドによる用
紙の押圧に伴って用紙に歪みが生じても該歪みが露光ヘ
ッドの前面の用紙部分に伝わる虞がない。なお、好まし
くは、露光ヘッドの上流側に同様な構造の上流側用紙送
り機構が更に設けられ、用紙を露光ヘッドの方へ送り込
む。この場合、露光ヘッドの前面の用紙部分は、下流側
及び上流側の用紙送り機構によって用紙送り方向の前後
で夫々挟持されるから、露光の際該用紙部分がヘッドに
対して一定の位置関係で確実に保持され得る。
【0030】以上のようなプリンタでは、露光ヘッドに
与えられる図形や文字などのプリントパターン情報ない
しデータに基づいてプリントが行われる。従って、適切
なインターフェースケーブルを介して、ビデオカメラや
パーソナルコンピュータのような別の情報処理装置にこ
のプリンタを接続しておいて、プリンタが該インタフェ
ースケーブルをプリントパターン情報をデジタル又はア
ナログ信号(ビデオ信号)の形で受取るようなプリント
システムを形成し得る。露光ヘッドへのプリントパター
ン情報の転送ないし伝送制御は、情報処理装置の側で行
っても、プリンタの側で行ってもよい。ここで、プリン
トシステムは、プリンタと該プリンタにインターフェー
スケーブルのような情報パターン転送手段で接続された
情報処理装置とからなる。なお、磁気的情報記録媒体
(磁気ディスクなど)や光学的情報記録媒体(光ディス
ク又は光磁気ディスクなど)や不揮発性の半導体メモリ
カード(CF(コンパクトフラッシュ)カードなど)の
ような補助記憶媒体に格納された情報を読取る読取装置
をプリンタに設けておいて、プリンタの読取装置で補助
記憶媒体からのプリントパターン情報を読取りつつプリ
ントするようにしてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】次に、本発明による好ましいいく
つかの実施の形態を、添付図面に示した好ましい実施例
に基づいて説明する。
【0032】
【実施例】まず、本発明の第一の観点による好ましい一
実施例のプリンタの構造について説明する前に、該プリ
ンタで用いられる好ましい一例のプリント用紙1につい
て説明する。プリント用紙1は、図4に示したように、
白色のPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる
シート状基体部(基材部)2と、このシート状基体部2
上に形成され顕色剤を含む受像層3と、感光型マイクロ
カプセルがバインダ(接着剤)に均一に分散されて受像
層3上に均一に塗布された感光型マイクロカプセル層4
と、透明PETのような保護層5とからなる。マイクロ
カプセル層4にバインダはなくてもよく、受像層3とマ
イクロカプセル層4とは混在する一つの層であってもよ
い。感光型マイクロカプセルは、ゼラチンなどからなる
数ミクロン程度の透明な外側のカプセル壁を有し、該カ
プセル壁内には、特定波長の光によって硬化する光硬化
物質と、硬化されなかったカプセルが圧壊されたとき受
像層3の顕色剤と接触して発色する発色物質とが、封入
されている。典型的には、各マイクロカプセルは、顕色
剤に接触すると絵具の三原色のうちのいずれかに発色す
る発色物質と、該発色物質により発色される色に対して
実際上補色関係にある色(光の三原色)の光で硬化する
光硬化物質とを一緒に封入してなる。すなわち、マイク
ロカプセルには、三種類のタイプが有り、夫々、赤(赤
紫)色を呈するマゼンダ(M)用の発色物質及びこれと
補色関係にある緑色光(G)を選択的に吸収して硬化す
る光硬化物質を封入してなるタイプMのマイクロカプセ
ル、黄色を呈するイエロー(Y)用の発色物質及び青色
光(B)で硬化する光硬化物質を封入してなるタイプY
のマイクロカプセル、並びに青(青紫)色を呈するシア
ン(C)用の発色物質及び赤色光(R)で硬化する光硬
化物質を封入してなるタイプCのマイクロカプセルから
なる。マイクロカプセル層4では、これら三種類のマイ
クロカプセルが一様に分散・塗布されている。
【0033】例えば、300dpiでプリント用紙にカ
ラープリントを行う場合、85μ程度の径の領域に一つ
のドットが形成される。このドット領域に、例えば、露
光ヘッドから赤色の光が照射されると、タイプCのマイ
クロカプセル内の光硬化物質は硬化するけれども、タイ
プM,Yのマイクロカプセル内の光硬化物質は硬化され
ず、このドット領域に赤色の潜像が形成される。このド
ット領域が加圧現像ヘッドの加圧下におかれると、硬化
したタイプCのマイクロカプセルはそのまま保たれるけ
れども、硬化されていないタイプM,Yのマイクロカプ
セルは圧壊され、夫々の発色物質が受像層4の顕色剤と
反応して赤紫色及び黄色を呈し、全体としてほぼ赤い色
を呈する。タイプCのマイクロカプセルが硬化される程
度はドット領域に照射される光の強さ(光量)に依存
し、その多少に応じてタイプCのマイクロカプセルが少
しだけ圧壊されたり、全く圧壊されなかったりして、当
該ドット領域における青色の混ざり具合が変わることに
なる。従って、照射光の色に応じて三つのタイプのマイ
クロカプセルの硬化の程度が異なり、マイクロカプセル
の圧壊により発色される色が異なることになる。
【0034】次に、図1から4に基づいて、本発明の第
一の観点による好ましい一実施例のプリンタ10及び該
プリンタ10を用いたプリントシステム100につい
て、説明する。プリンタ10において、30はプリント
用紙1に所定のプリントパターンの潜像を形成する露光
部、50はプリント用紙1に形成された潜像を可視化す
る加圧現像部、70はプリンタ10の各可動部を駆動す
るモータである。プリンタ10は、例えば、手のひらに
載る程度の大きさでも、机上に載置されて使用されるよ
うな大きさでもよい。プリントシステム100は、プリ
ンタ10と、該プリンタ10にインターフェースケーブ
ル91を介して接続されたデジタルカメラのような画像
情報処理装置90とからなり、画像情報処理装置90か
らのデジタル又はアナログ形態の画像情報(プリントパ
ターン情報)は、プリンタ10のコントローラ10aの
制御下でケーブル10bを介して露光部30に送られる
ように構成されている。
【0035】プリント用紙1は、先端から繰出し可能な
ロール21の形態でプリンタ10の筐体11内の円筒状
の用紙収容部(収容室)12に収容されている。室12
内の所定位置へのロール21の収容・配設を可能にすべ
く、筐体11は室12の上部で開閉可能に構成されてい
る(図示せず)。プリント用紙1のロール21は、室1
2の側壁対13,13に回転可能に支持されている。プ
リント用紙1がA方向に繰出されるとロール21は用紙
収容部12内でB方向に回転される。用紙1は、連続紙
の代わりに、用紙トレイないしスタッカ内に積重ねられ
ピックアップローラによって一枚づつ繰出されるような
所定サイズの紙葉であってもよい。図1において、用紙
1は、シート状基体部2がロール21の内側に位置する
ように巻回されており、プリント用紙1がA方向に繰出
された際、マイクロカプセル層4は、基体部2の下側に
位置する。22は、用紙1の後縁(後端)の通過、又は
前面における用紙1の有無を検出する用紙センサであ
る。なお、ロール21の回転駆動を駆動源によって行わ
せ得るようにすると共に用紙の先端が用紙送り機構に導
入される案内路を設ける場合には、用紙1の前縁(先
端)の通過をも検出するようにしてもよい。
【0036】用紙のA方向の繰出し・送給は、用紙送給
方向Aに関して上流及び下流側の用紙送り機構23,2
4によって行われる。ロール21からの用紙1のA方向
の送給に伴い、用紙1は、露光部30及び加圧現像部5
0では水平面に沿ってA1方向に送られる。用紙送り機
構23,24は、夫々、回転駆動力を受ける用紙送りロ
ーラ(フィードローラ)23a,24a、及び該ローラ
23a,24aに対向して設けられ用紙1を間に挟んで
A方向に送るべく板バネ23b,24bで用紙1の方向
に下向きに押圧されたピンチローラないしニップローラ
23c,24cからなる。フィードローラ23a,24
aは、例えば、鋼製の軸体にゴム製の筒体を嵌めて固定
したものからなり、ピンチローラ23c,24cは、例
えば、プラスチック製の一体物からなる。
【0037】露光部30は、両端がフレーム14の側壁
14a,14bに固定された露光ヘッド案内軸31と、
用紙1の送給方向A1に対して直交する走査方向Cに摺
動可能に該案内軸31に嵌装・支持された露光ヘッド構
造体32と、該構造体32を走査方向Cに移動させる露
光ヘッド駆動軸33とを有する。露光ヘッド駆動軸33
は、その軸線のまわりで回転可能にフレーム14の側壁
14a,14bに支持され(支持構造の詳細は図示せ
ず)、且つ周面に螺旋溝34を有する。螺旋溝34は、
右回り及び左回りの螺旋溝部34a,34bと、両螺旋
溝部34a,34bをつなぐ転向溝部34c,34dか
らなる。露光ヘッド構造体32は、上流側及び下流側の
用紙送り機構23,24の間おいてプリント用紙1に対
面するように配置された露光ヘッド本体部35と、該ヘ
ッド本体部35を支持する露光ヘッド支持部36、該露
光ヘッド支持部36に対して一体的なヘッド位置センサ
ないしエンコーダ37とからなる。露光ヘッド位置セン
サ37は、該露光ヘッド位置センサ37の走査経路に沿
って該センサ37に対向してフレーム底壁(シャーシ底
壁)14f上に形成されたスケール(例えば、走査方向
Cの所定間隔毎に目盛線が描かれたもの)14gを読み
取り、コントローラ10aと協働して露光ヘッド本体部
35の走査方向Cの位置を検出するもので、該検出位置
情報に基づいて、露光ヘッド本体部35による露光がコ
ントローラ10aにより制御される。
【0038】露光ヘッド支持部36は、露光ヘッド案内
軸31及び露光ヘッド駆動軸33が走査方向Cに嵌挿さ
れた孔36a,36bに加えて、孔36bにつながった
上下方向穴36cを有する。上下方向穴36cには、露
光ヘッド駆動軸33の螺旋溝34に係合する係合ピン3
8が上下方向に移動可能な状態で配置されており、係合
ピン38は、該ピン38の偏倚・係合機構39によって
上方の螺旋溝34に偏倚・係合され該係合状態で保持さ
れる。ピン38が右回り螺旋溝部34aに係合されてい
る場合、露光ヘッド駆動軸33のD方向の回転に伴っ
て、露光ヘッド構造体32は、案内軸31により摺動・
案内されてC1方向に往動走査され、ピン38が転向溝
部34cを通って左回り螺旋溝部34bに入ると、露光
ヘッド駆動軸33のD方向の回転に伴って、露光ヘッド
構造体32は、C2方向に復動走査される。
【0039】図1並びに図4の(a)及び(b)に示し
たように、露光ヘッド本体部35は、中空で偏平な箱体
40と、箱体40の底壁40aに固定された3行3列の
光源41と、各光源41に対面する位置において箱体4
0の頂壁40bに形成された3行3列の絞り開口42と
からなる。ここで頂壁40bは、アパーチャ手段ないし
アパーチャ板として機能する。各列の光源41a,41
b,41cは同一色の光源からなり、例えば、第1列の
第1行目から第3行目は赤色LED41a1,41a
2,41a3、第2列目の第1行目から第3行目は緑色
LED41b1,41b2,41b3、第3列目の第1
行目から第3行目は青色LED41c1,41c2,4
1c3からなる。光源41の行の間隔は、例えば、用紙
送り機構23,24による用紙1のA1方向の間欠送り
ピッチに一致している。一方、光源41の列の間隔は、
露光ヘッド本体部35のC方向の走査の際、色による光
源41a,41b,41cの走査方向位置(「走査方向
の位相」ともいう)のズレになる。従って、露光ヘッド
本体部35が露光のために走査される際、走査方向の各
ドット領域についてのカラーデータに係る光源41の走
査方向の位置ズレを、走査位置センサ37から読み込ま
れる露光ヘッド35の位置情報に基づいて、コントロー
ラ10bで補償しつつ、走査方向の各ドット領域に対し
て所定の色の光を照射する。走査方向Cの各ドット領域
に対して順次このような動作制御を行いつつ、走査方向
Cの一行の露光を行うことになる。走査方向Cに対して
直角に並んだ列の数は光の三原色の数であり、用紙送り
方向A1に対して直角に並んだ行の数は、一つの点(ド
ット領域)にプリントするために必要な光源の数で、光
源からの光の強度がより強いような場合には各色の光源
の数(行数)はより少なくてもよく、光の強度がより弱
いような場合には行数を多くしてもよく、色によって光
源の数を変えてもよい。絞り開口42の大きさは、同一
でも、絞る光の色によって異なっていても、行によって
異なっていてもよい。40dは、各光源41を分離する
仕切壁である。
【0040】図4の(b)に示したように、光源41か
ら出た光ないしビームEは、光源41から距離F(例え
ば300〜400μ程度で、アパーチャ板40bの厚さ
Gを考慮すると、F+G)だけ離れた開口径Hの絞りア
パーチャ42を通って、プリント用紙1のマイクロカプ
セル層4に照射される。図4の(b)及び(c)から明
らかなように、マイクロカプセル層4に照射されるビー
ムEの径Jは、開口42の径H(例えば200〜300
μ程度)だけでなく、光源41とアパーチャ板40bと
の距離及びアパーチャ板41bとプリント用紙1との距
離Kに依存する。即ち、光源41とプリント用紙1との
距離(F+G+K)(例えば400〜500μ程度)が
変動すると、マイクロカプセル層4に照射されるビーム
Eの径J(及び強度)が変動する。その結果、光源41
からの光ビームEの照射によって露光されるべきマイク
ロカプセル層4の領域ないし大きさ及びマイクロカプセ
ル層4の単位面積当たりの受光量が変動してしまうこと
になる。このプリンタ10では、露光部30が単独で
(加圧現像部50とは独立に)プリンタ装置10のフレ
ーム14a,14bに支持されていて露光部30に大き
な外力がかかる虞がなく、且つ露光ヘッド本体部35が
用紙送給機構23,24の間においてプリント用紙1に
対面する位置に配置されているので、光源41とプリン
ト用紙1との距離(F+G+H)が一定に保たれ得るか
ら、マイクロカプセル層4に照射されるビームEの径J
(及び強度)が変動する虞が少ない。
【0041】図1から3において、加圧現像部50は、
走査方向Cに往復動可能に、露光ヘッド35とは独立に
フレーム14の側壁14a,14bに支持され、用紙1
の背面1a側に配置された用紙支持手段としての用紙支
持機構ないし現像支持台51と協働して用紙1を加圧す
るように構成された加圧現像ヘッド構造体52と、加圧
現像ヘッド構造体52を支持するローラ支持機構(ロー
ラ支持台)53と、加圧現像ヘッド構造体52をフレー
ムに14対してC方向に往復動させる加圧現像ヘッド駆
動手段としての加圧現像ヘッド駆動軸54とを有する。
【0042】加圧現像ヘッド駆動軸54は、その軸線の
まわりで回転可能にフレーム14の側壁14a,14b
に支持され(詳細構造は図示せず)、且つ周面に螺旋溝
55を有する。該駆動軸54の支持には、径方向の耐荷
重性の高い種類の軸受を用いてもよい。螺旋溝55は、
右回り及び左回りの螺旋溝部55a,55bと、両螺旋
溝部55a,55bをつなぐ転向溝部55c,55dと
からなる。
【0043】ローラ支持機構53は、フレーム14の側
壁14a,14b間において走査方向Cに延在し、側壁
14a,14bに形成された切欠部ないし長孔(スロッ
ト)14c,14dに上下方向Lに移動可能に嵌合され
た加圧現像ヘッド支持台としての断面コの字型(図1)
のローラ支持台本体部53aと、ローラ支持台本体部5
3aに上方向L1の偏倚力を及ぼす圧縮バネ53bとか
らなる。圧縮バネ53bは、走査方向Cに沿って間隔を
置いて複数個設けられている。
【0044】加圧現像ヘッド構造体52は、加圧現像ヘ
ッド支持部56と、一対のローラ57,58からなる加
圧現像ヘッドとしての加圧現像ヘッド本体部59とを有
する。加圧現像ヘッド支持部56は、加圧現像ヘッド駆
動軸54が走査方向Cに嵌挿された孔56aに加えて該
孔56aにつながった上下方向穴56bを有する。上下
方向穴56bには、加圧現像ヘッド駆動軸54の螺旋溝
55に係合する係合ピン60が上下方向に移動可能な状
態で配置されており、係合ピン60は、該ピン60の偏
倚・係合機構61によって上方の螺旋溝55に偏倚・係
合され該係合状態で保持される。ピン60が例えば左回
り螺旋溝部55bに係合されている場合、加圧現像ヘッ
ド駆動軸54のD方向の回転に伴って、加圧現像ヘッド
構造体52は、C2方向に復動走査され、ピン60が転
向溝部55dを通って右回り螺旋溝部55aに入ると、
加圧現像ヘッド駆動軸55のD方向の回転に伴って、加
圧現像ヘッド構造体52は、C1方向に往動走査され
る。
【0045】加圧現像ヘッド支持部56は、更に、ロー
ラ57,58の本体57a,58aが周面で接触した状
態でL方向に移動可能に収容されたローラ収容室ないし
貫通孔56c、及びローラ本体57a,58aの両端の
軸部57b,57c,58b,58cがL方向に移動可
能に収容される溝部56d,56eを有する。なお、室
56c内において積重ねられたローラ本体57a,58
aのうち下側のローラ本体58aは、断面コの字状のロ
ーラ支持台本体部53a上に載置されている。軸部57
b,57c,58b,58cはなくてもよい。
【0046】一方、用紙1の背面1a側に位置する用紙
支持手段としての現像支持台(用紙支持台)51は、プ
リンタ装置10のフレーム14で支持されたプラテン支
持部62と、横断面(走査方向Cに垂直な断面)が下に
凸のU字状のプラテン本体63とからなる。プラテン本
体63の下縁部63aは、用紙1のプリントを行うべき
走査方向領域Mの範囲で加圧現像ヘッド本体部59側に
突出し、走査方向Cに関して領域Mの両端より外では上
方に後退している。プラテン支持部62は、用紙1をプ
リンタ10の筐体11の外に導出するための用紙ガイド
部62aを下流側に備えている。
【0047】加圧現像ヘッド本体部59がプラテン本体
63の中央領域Mの両側の後退領域に対面する走査方向
両端部分にある場合、プリント用紙1は実質上押圧・挟
持されることなく、所望に応じて、用紙送り機構23,
24の作動により、用紙送り方向A1に送られ得る(例
えば、一行分の間欠送り、用紙先端の導入、又は用紙後
端の送出し等)。用紙の一行に対して加圧現像ヘッド本
体部59による加圧現像動作を複数回行うようにする場
合には、複数回の走査の途中では用紙1のA1方向の送
給は行われない。
【0048】一方、加圧現像ヘッド本体部59がプラテ
ン本体63の中央のプリント許容領域Mに向き合う範囲
では、プリント用紙1は、加圧現像ヘッド59の上側の
ローラ57の本体57aとプラテン本体63との間で挟
まれる。ローラ本体57aは該本体57aの長さの範囲
で用紙送給方向A1に沿って直線状にプリント用紙1の
表側面1bに当たり、プラテン本体63は方向A1に直
角な方向Cに沿って直線状にプリント用紙1の裏側面1
aに当たるから、加圧現像ヘッド59のローラ57とプ
ラテン本体63とによって加圧挟持される用紙部分は、
各時点において、ほぼ点状になり、該接触点に加圧力が
働き、該接触点に潜像が形成されているときは硬化して
いないマイクロカプセルが圧壊されてドット領域が発色
することになる。なお、このとき、与えられる加圧力
は、ローラ支持台本体部53a及びローラ58を介して
ローラ57にL1方向に加えられる加圧現像用圧縮バネ
53bの伸張力による。バネ53bにより接触点(加圧
現像点)に加えられる力は、接触点の面積を考慮してマ
イクロカプセルを適度に圧壊するに適した所定の大きさ
(例えば、数10〜数100g重)に設定される。この
場合、加圧現像荷重は、バネ53bの下端側のフレーム
(シャーシ)14の底壁14f及びフレーム14の頂壁
14hとして機能する筐体11の部分で受けることにな
る。この例では、プラテン本体63がフレーム頂壁14
hに対してL方向に実質上不動であるから、用紙1はプ
ラテン本体63の水平な下縁部63aで支持され得る。
バネ53bの下端側のシャーシ底壁14fにL方向に位
置調整可能な部材を設けておいて、該部材の位置を調整
することによって、加圧現像荷重を調整するようにして
もよい。なお、加圧現像ヘッド本体部59の側にバネ5
3bを設ける代わりに、又は設けると共に、プラテン本
体63を用紙1の背面1aに押し付けるべくプラテンの
側にバネのような弾性押圧手段を設けてもよい。
【0049】従って、加圧現像ヘッド駆動軸54の回転
駆動により、加圧現像ヘッド支持部56及び加圧現像ヘ
ッド本体部59がC方向に移動される際、ローラ58の
ローラ本体58aがローラ支持台本体部53a上をC方
向に転動し、該ローラ本体58aと周面で接触したロー
ラ本体57aが、ロータ本体58aの回転に同期して回
転すると共に、プラテン本体63との接触点(押圧点)
をC方向に走査するようにプリント用紙1の表面1b上
をC方向に転動することになる。
【0050】加圧現像部50における加圧現像動作は、
加圧現像ヘッド駆動軸54の回転駆動に従って、ローラ
支持機構(ローラ支持台)53及び現像支持台(用紙支
持台)51の間で支持された加圧現像ヘッド支持部56
及び加圧現像ヘッド本体部59を走査することによって
行われるもので、プリンタ装置10のフレーム14が十
分剛性を有するように構成される限り、加圧現像部50
における加圧現像動作によってフレーム14の側壁14
a、14bなどが変形されたり過度に振動される虞がな
いから、露光ヘッド本体部と加圧現像ヘッド本体部とを
一つのキャリッジに一体的に組み込んで、キャリッジに
より加圧現像ヘッドの加圧現像力を支える場合と異な
り、加圧現像部50における加圧現像動作によって露光
部30の用紙1に対する位置関係が変動する虞が少な
い。
【0051】図2において、16は、モータ70の出力
軸71の回転を、上流側及び下流側のフィードローラ2
3a,24a、露光ヘッド駆動軸33、及び加圧現像ヘ
ッド駆動軸54に伝達するための動力伝達機構であり、
動力伝達機構16は、通常のプリント動作に加えてプリ
ンタ10の初期設定や用紙の初期送りなどプリンタ10
に要求される各種の動作モードを動力伝達機構の構造と
して組み込むべく、平歯車や傘歯車等からなる歯車列と
共に一方向クラッチやゼネバ歯車などを含み得る。な
お、動力伝達機構16に電子制御される動力伝達手段を
設けて、プリンタの各種の動作モードを動力伝達機構1
6の機械的な構造だけでなくコントローラ10aによっ
て制御するようにしてもよい。
【0052】図3において、28は連続用紙1を幅方向
Cに沿って切断するためのカッタであり、カッタ28
は、図示しないバネにより図3の左端位置への偏倚力を
受けており、カッタ28をバネ力に抗して手動で案内部
材(図示せず)に沿って図示の右端位置まで移動させる
ことにより、例えば下流側用紙送り機構24の下流で且
つ加圧現像部50の上流側において、用紙1を幅方向C
に沿ってカットし得る。手を離すとカッタ28は左端の
初期位置に戻る。
【0053】以上のように構成されたプリンタ10を有
するプリントシステム100の動作について、簡単にま
とめて説明する。プリント用紙1の先端が下流側の用紙
送り機構24で挟持されている状態で前回のプリント動
作が完了しているとする。用紙送り機構23,24が停
止している状態で、プリンタ10にプリント命令が与え
られると、モータ70の回転駆動によって動力伝達機構
16を介して露光ヘッド駆動軸33及び加圧現像ヘッド
駆動軸56の夫々の回転駆動が開始され露光ヘッド本体
部35及び加圧現像ヘッド本体部59の夫々について初
期位置から走査方向Cへの走査が別々に開始されると共
に、露光ヘッド位置センサ37からスケール読取り信号
がコントローラ10aに送られてコントローラ10aで
露光ヘッド本体部35の位置情報として解読される。コ
ントローラ10aは、ヘッド本体部35についてのこの
位置情報と、画像情報処理装置90からの画像情報デー
タ(位置及び色データ)とに基づいて、ヘッド本体部3
5の走査位置に応じた色データを露光ヘッド本体部35
に与え、ヘッド本体部35の1行目の光源41のうち該
当する色の光源41を(所望ならば所定の強度で)発光
させて、プリント用紙1の走査方向の所定位置(ドット
領域)に所定の色の潜像を形成させる。この動作は、露
光ヘッド本体部35が初期位置から一方向の走査(往動
走査又は復動走査)を完了するまで続けられる。露光ヘ
ッド本体部35による一方向の走査が完了した時点で
は、加圧現像ヘッド本体部59がプラテン本体63の突
出領域Mの外に有り、加圧現像部50が用紙1の送りを
許容する状態になっている。ヘッド本体部35,59の
走査が一旦停止されると、用紙送り機構23,24によ
り用紙1が1ピッチ分(ドット領域1行分)だけA1方
向に送られる。用紙1の送りが完了すると、ヘッド本体
部35,59について上記と同様な走査が行われる。こ
のとき、露光ヘッド本体部35の1行目と2行目の光源
41のうち該当する色の光源が発光して走査が行われ
る。用紙1の1行目についての2回目の露光走査と2行
目についての1回目の露光走査が完了すると、前回と同
様にして、用紙1が1ピッチ分だけ送られた後、露光ヘ
ッド本体部35の1行目から3行目までの光源41のう
ち該当する色の光源が発光して走査が行われる。用紙1
の1行目についての3回目の露光走査、2行目について
の2回目の露光走査、及び3行目についての3回目の露
光走査が完了すると、用紙1が更に1ピッチ分だけ送ら
れる。その後は、同様な露光操作が繰返される。一方、
用紙1の被露光領域(潜像形成領域)が加圧現像ヘッド
本体部59のところに達すると、加圧現像ヘッド本体部
59による加圧現像走査の際、潜像に対応するマイクロ
カプセルが圧壊されて所定の色に発色する現像が同時に
進行することになる。なお、加圧現像ヘッド本体部59
による加圧現像走査は、被露光領域が加圧現像ヘッド5
9のところに達した際に開始されるようになっていても
よい。
【0054】以上のような露光走査及び加圧現像走査の
際、露光ヘッド本体部35は、加圧現像ヘッド本体部5
9とは分離された状態で露光ヘッド案内軸31を介して
フレーム14に支持され且つ露光ヘッド駆動軸33を介
して加圧現像ヘッド本体部59とは独立に駆動され移動
され得るから、加圧現像動作により露光動作が乱される
虞なく、適切な露光動作により適切な潜像を形成し得
る。
【0055】プリント用紙1に対して所定のプリント動
作を行うという条件を満たす限り、露光ヘッド駆動軸3
3及び加圧現像ヘッド駆動軸54の駆動は、モータ70
の出力軸71と駆動軸33,54の夫々との間の動力伝
達機構をどのように構成するかのみに依存する。即ち、
露光ヘッド(本体部)と加圧現像ヘッド(本体部)とを
一つのキャリッジに一体的に組み込んでキャリッジによ
り加圧現像ヘッドの加圧現像力を支える場合と異なり、
露光ヘッド本体部35及び加圧現像ヘッド本体部59の
動作を独立に又は相互に望ましい関係を有するような相
関関係で制御することが可能になり、本来要求仕様の異
なる露光動作及び加圧現像動作に関して、夫々の動作の
最適化を独立に実現すると共に、僅かでも生じる虞のあ
る両動作の影響(相互干渉)を極力相殺するようにする
ことも可能になる。
【0056】例えば、図2に示したように、露光ヘッド
本体部35と加圧現像ヘッド本体部59とを常に逆方向
に走査することが可能になる。この例の場合、ある時点
(例えば、初期位置)において、用紙の送給方向A1に
向いてみた場合、露光ヘッド本体部35が右端に位置す
るとき、加圧現像ヘッド本体部59が左端に位置する。
露光ヘッド本体部35のC1方向の走査速度と加圧現像
ヘッド本体部59のC2方向の走査速度とは同一であ
り、露光ヘッド本体部35が左端に達して転向溝34c
により転向される際、加圧現像ヘッド本体部59が右端
に達して転向溝55dにより転向される。更に、露光ヘ
ッド本体部35のC2方向の走査速度と加圧現像ヘッド
本体部59のC1方向の走査速度とが同一で、露光ヘッ
ド本体部35が右端に達して転向溝34dにより転向さ
れる際、加圧現像ヘッド本体部59が左端に達して転向
溝55cにより転向される。このように走査速度が同一
で走査方向について逆位相になるような動作を行わせる
ためには、露光ヘッド本体部35と加圧現像ヘッド本体
部59とを走査方向に関して逆位相になる位置に初期設
定すると共に、露光ヘッド駆動軸33の回転速度(モー
タ70の出力軸71から露光ヘッド駆動軸33への動力
伝達機構の伝達特性)及び螺旋溝34の螺旋のピッチに
よって規定される露光ヘッド本体部35の走査速度と、
加圧現像ヘッド駆動軸54の回転速度(モータ70の出
力軸71から加圧現像ヘッド駆動軸54への動力伝達機
構の伝達特性)及び螺旋溝55の螺旋のピッチによって
規定される加圧現像ヘッド本体部59の走査速度とを一
致させればよい。図示のようにピッチが同一である場合
には、回転速度を同一にすればよく、ピッチが異なる場
合には、該ピッチの差異に応じて回転速度を変えるよう
に、モータ出力軸71から駆動軸33,54までの動力
伝達特性(例えば、歯車列のギア比など)を変えればよ
い。
【0057】図2に示した例の場合、露光ヘッド本体部
35及び加圧現像ヘッド本体部59のうちの一方がC1
方向に走査又は転向される場合、他方がC2方向に走査
又は転向されることになるので、駆動軸33,54を介
してプリンタ10のフレーム14が受ける力(駆動力の
反作用)は、常に逆向きで同様な変動特性を有すること
になるから、フレーム14の剛性を考慮すると、実際上
相殺される。
【0058】なお、所望ならば、図5に示したように、
任意の時点で、露光ヘッド本体部35と加圧現像ヘッド
本体部59とが走査方向の同じ位置(位相)になるよう
に、二つのヘッド本体部35,59を制御してもよい。
このためには、二つのヘッド本体部35,59が初期位
置にある際、走査方向の同じ位置(位相)にあるように
しておく点を除いて、図2の場合と同様である。
【0059】また、プリント用紙1のうち走査によって
露光される一行の領域に対して、露光ヘッド本体部35
による露光走査回数と加圧現像ヘッド本体部59による
加圧現像走査回数とが異なるようにしてもよい。その場
合、露光ヘッド駆動軸33の回転速度及び螺旋溝34の
螺旋のピッチのうちの少なくとも一方を、加圧現像ヘッ
ド駆動軸54の回転速度及び螺旋溝55の螺旋のピッチ
のうちの少なくとも一方とは異なる大きさにしておけば
よい。例えば、露光ヘッド駆動軸33の回転速度及び螺
旋溝34の螺旋のピッチのうちの少なくとも一方を、加
圧現像ヘッド駆動軸54の回転速度及び螺旋溝55の螺
旋のピッチのうちの少なくとも一方よりも大きくしてお
いて、一行当たりの露光走査回数が加圧現像走査回数よ
りも多いようにしても、大小関係を逆にしておいて、一
行当たりの加圧現像走査回数が露光走査回数よりも多い
ように(例えば、露光ヘッド本体部35をC1及びC2
方向のいずれかに一回走査する毎に加圧現像ヘッド本体
部59をC1,C2方向の両方に往動・復動走査させる
ように)してもよい。前者の場合、露光ヘッド本体部3
5のLED41の発光駆動のための給電レベルを下げた
り、LED41の行数(個数)を減らすことが可能にな
る。後者の場合、加圧現像ローラ57,58にかける加
圧力を小さくし得るので、その支持構造体56等の剛性
を低減し得るから、プリンタ10の小型化を図り得る。
【0060】また、用紙検出センサ22によってプリン
ト用紙1の後縁の通過を検出したら、実際上直ちに、又
はセンサ22と露光ヘッド本体部35若しくは上流側用
紙送り機構23との距離に対応する所定回数の間欠送り
の後、露光ヘッド本体部35のところに用紙1が実際上
なくなったとみなして、露光ヘッド本体部35の走査駆
動やLED41の発光駆動を停止させるようにしてもよ
い。これは、プリンタ10の消費電力の低減に寄与し得
る。
【0061】また、下流側の用紙送り機構24に用紙1
の先端を挟み込んでプリンタ10の露光動作を開始した
後、下流側の用紙送り機構24又は露光ヘッド本体部3
5と加圧現像ヘッド本体部59との距離に対応する所定
回数の間欠送りの後、加圧現像ヘッド本体部59の駆動
を開始するようにしてもよい。前者は、加圧現像ヘッド
本体部59のところに用紙1の前縁が達するときであ
り、後者は、加圧現像ヘッド本体部59のところに用紙
1のうち潜像の形成された部分が初めて達するときに対
応する。なお、所望ならば、加圧現像部50の上流側で
用紙送給機構24の下流側に加圧現像部50への用紙1
の導入を直前に検出し得る用紙センサを別に設けてもよ
い。これらの場合にも、無駄な加圧走査を避け得ること
になる。
【0062】以上の例では、露光ヘッド(本体部)35
及び加圧現像ヘッド(本体部)59が、夫々、周面に螺
旋溝を備えた駆動軸33,54によって走査方向に駆動
される例について説明したけれども、露光ヘッド(本体
部)35及び加圧現像ヘッド(本体部)59が、独立に
フレーム14で支持されて独立に走査方向に移動され得
る限り、その構造は他の構造でも、相互に異なる構造で
もよい。
【0063】次に、本発明の第二の観点による好ましい
一実施例のプリンタについて説明する。この実施例のプ
リンタ110において、前述の実施例のプリンタ10と
同一又は同様な部材ないし要素には、同一の符号の後に
添字Aを付してある。また、プリンタ110において、
説明又は図面に図示していない点については、適用可能
な限り、プリンタ10について説明したのと実質的に同
様に構成されている。但し、所望ならば、プリンタ11
0とプリンタ10との構造上の差異に応じた変更が加え
られてもよい。
【0064】このプリンタ110では、用紙1Aは、フ
レーム14Aの一端壁102側に装着された用紙収容部
12Aに収容されたロール21Aからなり、用紙1A
が、図9において想像線で示した送給通路に沿って、プ
リンタ110を通過する際、用紙1Aにプリントが行わ
れる。プリンタ110では、露光ヘッド35A及び加圧
現像ヘッド59Aは、共通のキャリッジ112に収容さ
れている。露光ヘッド35Aは、下向きに向いている点
を除いて、露光ヘッド35と同様な構造を有し、加圧現
像ヘッド59Aは、加圧現像ヘッド59と同様に二つの
ローラ57A,58Aからなり、用紙1Aに押し付けら
れるローラ57Aが下側に位置する点を除いて加圧現像
ヘッド59と同様に構成されている。すなわち、共通キ
ャリッジ112は、加圧現像ヘッド59Aのローラ57
A,58Aの本体57aA,58aAが周面で接触した
状態でL方向に移動可能に収容されたローラ収容室ない
し貫通孔56cA、及びローラ本体57aA,58aA
の両端の軸部57bA,57cA,58bA,58cA
がL方向に移動可能に収容される溝部56dA,56e
Aを有する。
【0065】共通キャリッジ112は、第一及び第二の
案内軸貫通孔114,116及び駆動軸貫通孔118を
備える(図13)。第一及び第二の案内軸貫通孔11
4,116は、駆動軸貫通孔118の上下及び水平方向
の両側に位置する。第二の案内軸貫通孔116は、水平
方向にみて加圧現像ヘッド59Aと駆動軸貫通孔118
との間に位置する。案内軸貫通孔は、一つでもよいが、
キャリッジ112の安定支持のためには、駆動軸貫通穴
118及び加圧現像ヘッド59Aに対して図示のような
相対配置で二つあることが好ましい。案内軸貫通孔11
4,116には、プリンタ110のフレーム14Aの側
壁14aA,14bA間に延びた第一及び第二のキャリ
ッジ案内軸120,122が走査方向Cに貫通し、共通
キャリッジ112を走査方向Cに摺動可能に支持してい
る。キャリッジ112の駆動軸貫通孔118には、駆動
軸33,54と同様なキャリッジ駆動軸124が、貫通
し、フレーム14Aの側壁14aA,14bA間で回転
可能に支持されている(支持機構の詳細は図示せず)。
キャリッジ駆動軸124の螺旋溝125には、ピン3
8,60と同様なピン127が係合されており(図
9)、キャリッジ駆動軸124が一方向に回転された
際、溝125とピン127との係合を介してキャリッジ
112がC方向に往復動せしめられる。なお、このため
に、螺旋溝125は、例えば、溝部34a,34b,3
4c,34dと同様な右回り及び左回り溝部並びに両端
の転向溝部を有する。
【0066】室56cA内において積重ねられたローラ
本体58aA,57aAのうち上側のローラ本体58a
A上には加圧現像ヘッド支持台としての円柱状の加圧バ
ー、即ち加圧用(押圧用)のバーないしロッド126が
載置され、この加圧バー126は、フレーム14Aの側
壁14aA,14bAからC方向外方に突出した小径部
126a,126bにおいて、弾性偏倚手段としての短
いコイル状のねじりバネ132,134の一端ないし一
方の腕部136,138により用紙1A側に押し付けら
れている。このコイル状ねじりバネ132,134は、
側壁14aA,14bAから外向きに突出した突起12
8,130に環状中央部で嵌装又は遊嵌されており、該
バネ132,134の他端ないし他方の腕部140,1
42側は、フレーム14Aの頂壁14hAの一部を構成
するバネ押え部144によって支持されている。なお、
加圧現像ヘッド支持台としての加圧バーが剛性フレーム
14Aの一部で支持される限り、加圧バーの形状や構
造、加圧バーをローラ本体に押し付ける弾性的な偏倚手
段は図示の例とは、異なる形状や構造でもよい。
【0067】用紙1Aの背面1aA側に位置する用紙支
持手段としての現像支持台(用紙支持台)51Aは、プ
リンタ装置110のフレーム14Aで支持されたほぼ円
柱状のプラテン63Aからなる。プラテン63Aは、例
えば、その走査方向の端部に加圧現像ヘッド59Aが達
した場合、用紙1Aの側縁から加圧現像ヘッド59Aの
ローラ57Aが外れるような長さ(用紙1Aの幅よりも
十分に大きい長さ)を有する。プラテン63Aは、その
中心軸線のまわりで回転可能でも、フレーム14Aに固
定されていてもよい。また、プラテン63Aがフレーム
14Aに固定される場合、プラテン63Aは、上縁部が
C方向に直線状延びる限り、その横断面形状が円形の代
わりに他の任意の形状でよい。
【0068】側壁14bAを省いた状態の側面図を示す
図9において、12Aはロール21Aの形態の用紙1A
の収容部であり、用紙収容部12Aの開口146から繰
出された用紙1Aは、水平な案内台148を介して、上
流側用紙送機構23Aに送られる。図示の例では、内面
側に感光層が形成されているロール状用紙1Aにプリン
トを行うように用紙収容部12Aを配置した例について
示しているけれども、外面側に感光層が形成されている
ロール状用紙1Aにプリントを行うように用紙収容部1
2Aを構成・配置してもよい。上流側用紙送り機構23
Aは、用紙送給方向A1Aに関してキャリッジ112の
上流側に位置するローラ対23aA,23cAからな
り、下流側の用紙送り機構24Aは、キャリッジ112
の下流側に位置するローラ対24aA,24cAからな
る。上流側及び下流側の用紙送り機構23A,24A
は、加圧現像ヘッド59Aが用紙1Aの挟持を実質上解
除する走査方向Cの端部位置にある際、協働して、キャ
リッジ112に収容された露光ヘッド35A及び加圧現
像ヘッド59Aの前面に沿って用紙1Aを水平にA1A
方向に送給する。150は、露光ヘッド35Aの前面に
おいて、用紙1Aを支える用紙支持台である。なお、台
150は、なくてもよい。図7において、152は、モ
ータ70Aの出力軸からの回転駆動力を、歯車機構など
からなる動力伝達機構16Aに伝達する伝達軸である。
【0069】このプリンタ110及び該プリンタ110
を有するプリントシステム200では、露光ヘッド35
Aと加圧現像ヘッド59Aとが共通キャリッジ112に
収容(換言すれば、加圧現像ヘッド59Aが露光ヘッド
35Aと共通のキャリッジ112に収容)されており、
キャリッジ112の走査方向Cへの移動により露光ヘッ
ド35Aと加圧現像ヘッド59Aが同時にC方向に走査
される点、及び下流側の用紙送り機構24Aが加圧現像
ヘッド59Aの下流側に位置する点を除いて、動作は、
前述のプリンタ10及びプリントシステム100の場合
と実際上同様であるので、その全体的な説明等は、省略
し、加圧現像ヘッド59Aに関連する動作に限って説明
する。
【0070】プリンタ110では、ローラ対57A,5
8Aからなる加圧現像ヘッド59Aが加圧バー126と
用紙1A背後に位置するプラテン63Aとの間に挟まれ
ているので、加圧現像ヘッド59Aのローラ57Aとプ
ラテン63Aとの間に用紙1Aの潜像形成部分を挟んだ
状態でキャリッジ112をC方向に走査させると、ロー
ラ57Aがプラテン63に支持された用紙1A上でC方
向に転動すると共に、ローラ58Aが加圧バー126の
表面に沿ってC方向に転動する。加圧バー126には、
フレーム14の側壁14aA,14bA及び頂壁部分1
4hAで支持されたバネ132,134によりプラテン
63Aに向かう方向の弾性偏倚力が加えられているか
ら、ローラ57Aは、転動の際、プラテン63A上の用
紙1Aとの点状接触部分において用紙1Aに加圧力を加
えながら用紙1A上をC方向に走査され、潜像形成部分
(露光済部分)を加圧現像する。なお、プラテン63A
も両端でフレーム側壁14aA,14bAによって直接
的に支持されているから、用紙1Aの加圧現像部分に対
する加圧力は、フレーム14自体で直接支えていること
になり、キャリッジ112には、実際上、押圧方向Lの
力は作用しない。従って、加圧現像動作(走査)と同時
に行われる現像走査の際、露光ヘッド35Aと用紙1A
との位置関係が変動する虞が少なく、露光ヘッド35A
は、用紙1Aの所定部分を所定通りに露光し得る。ま
た、加圧現像動作に伴う力は、キャリッジ112の案内
軸120,122には実際上作用せず、案内軸120,
122によるキャリッジ112の支持や案内が影響を受
けることがない。また、キャリッジ112の案内軸嵌挿
孔116,118の周面や案内軸120,122の周面
が押圧力の影響で摩耗する虞も少ない。その結果、キャ
リッジ112による走査方向へのヘッド35A,59A
の案内の位置精度などが低下する虞も少ない。
【0071】更に、このプリンタ110では、プラテン
63Aが両端でフレーム側壁14aA,14bAによっ
て直接的に支持されているから、プラテン63Aの周面
の上端縁で規定される用紙1Aの支持線は実際上常に一
定に(この例では実際上水平に)保たれ得る。プリンタ
110におけるこのような用紙1Aの支持を、従来のこ
の種のプリンタで採用されていたようなプラテンを弾性
部材を介してフレームで支持する構造(場合)と比較し
てみると、後者の場合には加圧現像ヘッドの走査方向の
位置が変動することに伴いプラテンの向きが変動する虞
がありその結果用紙がその送給方向軸線のまわりで回動
されるように捩られる虞があるけれども、このプリンタ
110の場合にはそのような用紙1Aの捩れの虞はな
く、用紙1Aの面に対して、実際上常に且つ実質的に垂
直に、加圧力をかけ得る。なお、図1から図5に示した
プリンタ10の場合にも、同様な利点がある。ここで、
プラテンをフレームで「直接的に」支持するとは、フレ
ーム自体でプラテンを支持する場合だけでなく、加圧方
向Lに不動にフレームに取付けられた実質上剛性の別の
部材を介してプラテンを支持する場合を含む趣旨であ
る。
【0072】更に、このプリンタ110では、組立の
際、プラテン63Aをフレーム14Aの側壁14aA,
14bA間に嵌挿すると共にキャリッジ112を軸12
0,122,124に嵌装しておいて、キャリッジ11
2のローラ収容室56cAに上方からローラ57A及び
ローラ58Aを所定の配向で順に入れ、次に、ローラ5
8A上に載置されるように加圧バー126を側壁14a
A,14bA間に嵌挿した後、加圧バー126をL方向
下方に押し下げるようにバネ132,134を側壁14
aA,14bAに取付けることによって、加圧現像ロー
ラ部分の組立を行い得るから、その組立が容易に行われ
得る。なお、分解に際しても、上記の組立順序を逆にた
どればよいから、その分解も容易に行われ得る。
【0073】プラテンの下に荷重用すなわち加圧用のバ
ネを配置するような従来のプリンタの場合、加圧現像ヘ
ッドを内部に一体的に収容したキャリッジを取付ける
際、プラテンやその支持バネを安定に位置決めした状態
に保つことが容易でないだけでなく、加圧現像ヘッド部
分の分解の際には、キャリッジやプラテンの取外しをバ
ネ負荷された状態で行う必要があり、関連部品や他の部
品に損傷を与えたりバネが飛散したりすることなく分解
することは手間がかかることであったけれども、このプ
リンタ110では、加圧現像ヘッド部分の分解・組立
が、関連部品や他の部品に損傷を与えたりバネの飛散の
虞なく、容易に行われ得る。
【0074】更に、このプリンタ110では、プラテン
63Aを上下方向Lには不動に側壁14aA,14bA
間に取付け、キャリッジ112が走査方向の少なくとも
一端に達した場合には用紙1Aの送給を許容するように
しているから、プラテンの位置をカムで調整して用紙の
送給を許容するようにしたタイプの従来のプリンタと異
なり、キャリッジの走査方向の位置に応じてプラテンの
位置をカムで調整する必要がないだけでなく、キャリッ
ジ位置に応じたプラテン位置を採るようなカムの角度位
置の設定(位置調整)も要しない。なお、プラテン63
Aを長くする代わりに、プリンタ10のプラテン63の
場合と同様に、走査方向Cの端部においてプラテン63
Aのうち加圧現像ローラに対向する縁部が該加圧現像ロ
ーラから逃げる(遠ざかる)ように、プラテン63A走
査方向Cの端部に向かって先細にして、加圧現像ヘッド
がプラテン63Aの先細(テーパ付)端部に達した場合
用紙1Aの送給方向A1Aへの送給を許容するようにし
てもよい。また、バネ132又は134のうちの少なく
とも一方による加圧バー126のL方向への加圧を側壁
14aA又は側壁14bAの近傍で且つ該側壁14aA
又は14bAの内側で行うようにして、加圧現像ヘッド
59Aを構成するローラ58Aが関連側壁の内側に位置
するバネ132又は134よりも走査方向Cの外方まで
移動されるようにして、バネによる押圧力が小さくなっ
たところで用紙1Aの送給を許容するようにしてもよ
い。
【0075】なお、プリンタ110では、図示していな
いけれども、露光ヘッド35Aと一体的なキャリッジ1
12の例えば上面112a(図9又は図10)に、露光
ヘッド位置センサないしエンコーダ37と同様な位置セ
ンサないしエンコーダが設けられ、該上面112aと対
面するフレーム頂壁部分154(図9)に形成された
(前述のスケール14gと同様な)スケールの目盛線を
読み取り、コントローラ10aAの制御下で露光ヘッド
35Aの走査方向Cの位置を検出し、駆動軸124を介
して露光ヘッド35Aないしキャリッジ112の走査方
向Cの位置を制御するように構成されている点など、露
光ヘッド35A等の位置制御は、プリンタ10の場合と
同様に行われる。また、プリンタ110においても、用
紙送給方向A1Aの用紙1Aの前縁や後縁を検出する用
紙位置センサ(図示せず)が、所望に応じて、プリンタ
10の場合と同様に設けられ、用紙1Aの送給方向A1
Aの位置に応じて、用紙送給機構23A,24Aによる
用紙1Aの送給制御だけでなく、露光ヘッド35A及び
加圧現像ヘッド59Aの走査方向Cの一体的な位置制御
が行われ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の観点の好ましい一実施例の
プリンタについて、図2のI−I線断面説明図。
【図2】図1のプリンタのII−II線断面説明図(但
し、上流側及び下流側のフィードローラを取除いた状
態)。
【図3】図2のIII−III線断面説明図。
【図4】露光ヘッドと用紙との関係を示すための説明図
で、(a)は露光ヘッドを前面側からみた説明図、
(b)は露光ヘッドの一つの光源及び絞り開口とプリン
ト用紙との関係を示す説明図、(c)は(b)の光源及
び絞り開口による露光で形成される潜像の説明図。
【図5】プリンタの変形例についての図2と同様な説明
図。
【図6】本発明による第二の観点の好ましい一実施例の
プリンタの筐体及び用紙供給部を省いた状態の斜視説明
図。
【図7】図6のプリンタについての図6と同様な状態の
平面説明図。
【図8】図6のプリンタについての図6と同様な状態の
正面説明図。
【図9】図6のプリンタについての図6と同様な状態で
且つ手前側の側壁を省いた状態の側面説明図。
【図10】図6のプリンタのキャリッジ及び該キャリッ
ジに関連する軸について斜視説明図。
【図11】図6のプリンタのうち図10に示した部分の
平面説明図。
【図12】図6のプリンタのうち図10に示した部分の
正面説明図。
【図13】図6のプリンタのうち図10に示した部分の
側面説明図。
【符号の説明】
1,1A プリント用紙 1a,1aA 用紙の背面(裏面) 1b 用紙の表面 2 シート状基体部(基材部) 3 受像層 4 マイクロカプセル層 5 保護層 10,110 プリンタ 10a,10aA コントローラ 12,12A 用紙収容部 14,14A フレーム(シャーシ) 14a,14aA,14b,14bA フレーム側壁
(シャーシ側壁) 14f,14fA フレーム底壁(シャーシ底壁) 14h、14hA フレーム頂壁 16,16A 動力伝達機構 21,21A ロール 22 用紙検出センサ 23,23A 上流側用紙送り機構 23a,23c;23aA,23cA ローラ対 24、24A 下流側用紙送り機構 24a,24c;24aA,24cA ローラ対 30 露光部 31 露光ヘッド案内軸 32 露光ヘッド構造体 33 露光ヘッド駆動軸 34,34a,34b 螺旋溝 35,35A 露光ヘッド本体部(露光ヘッド) 36 露光ヘッド支持部 38 係合ピン 39 係合ピン保持機構 40 箱体 40a 箱体の底壁 40b 箱体の頂壁(アパーチャ板又はアパ
ーチャ手段) 41 光源(LED) 42 アパーチャ 50 加圧現像部 51,51A 現像支持台(用紙支持手段、用紙支
持台) 52 加圧現像ヘッド構造体 53 ローラ支持機構(ローラ支持台,加
圧現像ヘッド支持台) 53a ローラ支持台本体部 53b 圧縮バネ 54 加圧現像ヘッド駆動軸 55,55a,55b 螺旋溝 56 加圧現像ヘッド支持部 56c,56cA ローラ収容室(貫通孔) 56d,56dA,56e,56eA 溝部 57,57A,58,58A 加圧ローラ 57a,57aA,58a,58aA ローラ本体 57b,57bA,57c,57cA,58b,58b
A,58c,58cA 軸 59,59A 加圧現像ヘッド本体部(加圧現像ヘ
ッド) 60 係合ピン 61 係合ピン保持機構 62 プラテン支持部 63,63A プラテン本体部(プラテン) 63a プラテンの下縁 70 モータ 71 モータの出力軸 90,90A デジタルカメラ(画像情報処理装
置) 91,91A インターフェースケーブル 100,200 プリントシステム 112 共通キャリッジ 114,116 案内軸貫通孔 118 駆動軸貫通孔 120,122 キャリッジ案内軸 124 キャリッジ駆動軸 125 螺旋溝 126 加圧バー 126a,126b 小径部 128,130 突起 132,134 コイル状のねじりバネ 136,138 バネの一端部(一方の腕部) 140,142 バネの他端部(他方の腕部) 144 バネ押え部 146 開口 148 水平な案内台 150 用紙支持台 152 伝達軸 154 フレーム頂壁部 A,A1,a1A 用紙送給方向 C,C1,C2 走査方向 E ビーム F 光源とアパーチャ板との距離 G アパーチャ板の厚さ K アパーチャ板と用紙との距離 J 光源による露光領域の径 L 加圧方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 雅之 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 安藤 雅之 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内 (72)発明者 五味 正男 長野県岡谷市赤羽3丁目6−8 株式会社 サイパーク内 (72)発明者 山田 守彦 長野県岡谷市赤羽3丁目6−8 株式会社 サイパーク内 Fターム(参考) 2H106 AB10 BG48 BG57 2H112 AA01 BC26 CA02 CA07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光型マイクロカプセルが塗布されたプ
    リント用紙を用紙送り方向に間欠的に送って該プリント
    用紙に印刷するためのプリンタであって、 フレームと、 フレームに支持されており、用紙に光を照射して潜像を
    形成する露光ヘッドと、 用紙送り方向に関して露光ヘッドの下流側において用紙
    送り方向に対して交差する走査方向に往復動可能にフレ
    ームに支持されており、用紙支持手段と協働して用紙の
    潜像形成部分を加圧して現像する加圧現像ヘッドとを有
    しており、 加圧現像ヘッドが、用紙に加圧現像力を及ぼし得るよう
    に、フレームの本体に支持され走査方向に延在した支持
    台によって露光ヘッドとは独立に支持され、該支持台上
    を走査方向に往復動可能に構成されているプリンタ。
  2. 【請求項2】 加圧現像ヘッドが支持台上を走査方向に
    移動される際、支持台によって支持された加圧現像ヘッ
    ドが用紙支持手段と協働して用紙の潜像形成部分を加圧
    して現像するように、支持台及び用紙支持手段のうちの
    少なくとも一方を他方に向かって偏倚させる偏倚手段を
    有する請求項1に記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 加圧現像ヘッドを、露光ヘッドとは独立
    に、フレームに対して往復動させる加圧現像ヘッド駆動
    手段を有する請求項1又は2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 加圧現像ヘッドが用紙支持手段によって
    支持されたプリント用紙上を走査方向に転動しつつ加圧
    する加圧ローラを有する請求項3に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 露光ヘッドが走査方向に往復動可能にフ
    レームに支持されており、露光ヘッドをフレームに対し
    て往復動させる露光ヘッド駆動手段を更に有する請求項
    3又は4に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 プリント用紙のうち走査によって露光さ
    れる一行の領域に対して、露光ヘッドによる露光走査回
    数と加圧現像ヘッドによる加圧現像走査回数とが異なる
    ように構成された請求項5に記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 一行当たりの露光走査回数が加圧現像走
    査回数よりも多いようにした請求項6に記載のプリン
    タ。
  8. 【請求項8】 一行当たりの加圧現像走査回数が露光走
    査回数よりも多いようにした請求項6に記載のプリン
    タ。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つの走査において露光ヘッ
    ドの走査方向と加圧現像ヘッドの走査方向が逆になるよ
    うに構成された請求項5から8までのいずれか一つの項
    に記載のプリンタ。
  10. 【請求項10】 プリント用紙の前縁が加圧現像ヘッド
    に到達してから加圧現像ヘッドの駆動を開始するように
    構成された請求項3から9までのいずれか一つの項に記
    載のプリンタ。
  11. 【請求項11】 プリント用紙が露光ヘッドの前面にあ
    る場合に限り露光ヘッドを駆動するように構成された請
    求項3から10までのいずれか一つの項に記載のプリン
    タ。
  12. 【請求項12】 用紙の幅方向の実質上全域を挟持して
    用紙を送る用紙送り機構が、用紙送り方向に関して、露
    光ヘッドと加圧現像ヘッドとの間に設けられている請求
    項3から11までのいずれか一つの項に記載のプリン
    タ。
  13. 【請求項13】 露光ヘッド及び加圧現像ヘッドが共通
    のキャリッジに収容され、該共通キャリッジが走査方向
    に往復動可能にフレームに支持されている請求項2に記
    載のプリンタ。
  14. 【請求項14】 用紙支持手段がフレームの本体に対し
    て実質上不動に構成され、偏倚手段が支持台を用紙支持
    手段の方へ偏倚させる力を支持台に及ぼすように構成さ
    れている請求項13に記載のプリンタ。
  15. 【請求項15】 偏倚手段が弾性支持手段からなる請求
    項13又は14に記載のプリンタ。
  16. 【請求項16】 加圧現像ヘッドが用紙支持手段によっ
    て支持されたプリント用紙上を走査方向に転動しつつ加
    圧する加圧ローラを有する請求項13から15までのい
    ずれか一つの項に記載のプリンタ。
  17. 【請求項17】 請求項1から16までのいずれか一つ
    の項に記載のプリンタを有するプリントシステム。
JP11010289A 1998-11-17 1999-01-19 感光型マイクロカプセルを塗布したプリント用紙を用いるプリンタ及びこれを用いたプリントシステム Pending JP2000214567A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11010289A JP2000214567A (ja) 1998-11-17 1999-01-19 感光型マイクロカプセルを塗布したプリント用紙を用いるプリンタ及びこれを用いたプリントシステム
US09/440,422 US6266135B1 (en) 1998-11-17 1999-11-15 Printer using printing sheet to which photosensitive microcapsule is applied and printing system using printer

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-327028 1998-11-17
JP32702898 1998-11-17
JP11010289A JP2000214567A (ja) 1998-11-17 1999-01-19 感光型マイクロカプセルを塗布したプリント用紙を用いるプリンタ及びこれを用いたプリントシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000214567A true JP2000214567A (ja) 2000-08-04

Family

ID=26345544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11010289A Pending JP2000214567A (ja) 1998-11-17 1999-01-19 感光型マイクロカプセルを塗布したプリント用紙を用いるプリンタ及びこれを用いたプリントシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6266135B1 (ja)
JP (1) JP2000214567A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7317553B2 (en) * 2000-09-27 2008-01-08 Seiko Epson Corporation Settings of sub-scan feed error and sub-scan feed amount suitable for printing medium
JP2008179048A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Seiko Instruments Inc 連続紙処理装置および連続紙処理方法
EP3885276B1 (en) * 2020-03-23 2023-01-18 ISHIDA CO., Ltd. Bag-making and packaging apparatus

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0278599A3 (en) * 1987-02-02 1988-12-07 Seiko Epson Corporation Photographic transfer type image forming apparatus
US5057860A (en) * 1989-10-11 1991-10-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Pressure developing device provided in an image recording apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US6266135B1 (en) 2001-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3114014B2 (ja) 感光型マイクロカプセルを塗布したプリンタ用紙を用いるプリンタ、プリントシステム、及びプリント方法
JP3648250B2 (ja) 画像印刷用の露光加圧装置
JP2000214567A (ja) 感光型マイクロカプセルを塗布したプリント用紙を用いるプリンタ及びこれを用いたプリントシステム
US20010004265A1 (en) Printer for recording material
US4914463A (en) Development of imaging sheets employing photosensitive microcapsules
JP2000280553A (ja) プリント用紙のカット装置及び該装置を有するプリンタ
JP2000272182A (ja) プリント用紙のカット装置及び該装置を有するプリンタ
JP3026210B1 (ja) プリンタ及びプリントシステム
JP2000010200A (ja) 記録装置
JP2000158698A (ja) 光書込み型プリンタヘッド及びこれを用いたプリンタ
JP2000206664A (ja) 感光型マイクロカプセルを塗布したプリント用紙を用いるプリンタ及びこれを用いたプリントシステム、並びにプリント方法
JP2000296955A (ja) 感光型プリント用紙、該用紙を収容する用紙収容容器、及び該容器を用いたプリンタ
JP2001005160A (ja) 加圧現像装置及びこれを用いたプリンタ
JP2001063137A (ja) プリンタのキャリッジ及び該キャリッジを用いたプリンタ
JP2000264502A (ja) 感圧プリント用紙収容ケース及びこれを用いたプリンタ
JP2001033928A (ja) 感圧式プリンタ
JPH05211666A (ja) カラービデオプリンターの露光装置
JP2006150673A (ja) サーマルプリンタ
JP2000203113A (ja) キャリッジ及び該キャリッジを用いたプリンタ
JP2001063159A (ja) プラテン及びこれを備えた感圧式プリンタ
JP2000281248A (ja) プリント用紙収容ケース及びこれを用いたプリンタ
JP2001071565A (ja) プリンタ
JPH1039486A (ja) 加圧現像装置およびそれを用いた印刷装置
JP2005271472A (ja) 感熱プリンタ
JP2000264501A (ja) ロール紙を用いたプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040315