JP2000223660A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャパシタ絶縁膜の欠陥数を減少させて膜質
を向上させた静電容量部を備えた半導体装置及びその製
造方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置の製造方法は、
下部電極23上に酸化膜からなる層間絶縁膜26を堆積
する工程と、該層間絶縁膜26上にi線レジスト膜を形
成する工程と、該i線レジスト膜をマスクとして該層間
絶縁膜26をウエットエッチングすることにより、該層
間絶縁膜26に内側壁がテーパー状の開口部を形成する
工程と、該開口部内及び該層間絶縁膜26上に、酸化膜
を複数回堆積することによりキャパシタ絶縁膜27を形
成する工程と、該キャパシタ絶縁膜27上且つ該開口部
上に上部電極31を形成する工程と、を具備するもので
ある。
を向上させた静電容量部を備えた半導体装置及びその製
造方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体装置の製造方法は、
下部電極23上に酸化膜からなる層間絶縁膜26を堆積
する工程と、該層間絶縁膜26上にi線レジスト膜を形
成する工程と、該i線レジスト膜をマスクとして該層間
絶縁膜26をウエットエッチングすることにより、該層
間絶縁膜26に内側壁がテーパー状の開口部を形成する
工程と、該開口部内及び該層間絶縁膜26上に、酸化膜
を複数回堆積することによりキャパシタ絶縁膜27を形
成する工程と、該キャパシタ絶縁膜27上且つ該開口部
上に上部電極31を形成する工程と、を具備するもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電容量部を備え
た半導体装置及びその製造方法に関するものである。特
には、キャパシタ絶縁膜の欠陥数を減少させて膜質を向
上させた静電容量部を備えた半導体装置及びその製造方
法に関するものである。
た半導体装置及びその製造方法に関するものである。特
には、キャパシタ絶縁膜の欠陥数を減少させて膜質を向
上させた静電容量部を備えた半導体装置及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法について説
明する。この半導体装置は、静電容量部を有するもので
ある。
明する。この半導体装置は、静電容量部を有するもので
ある。
【0003】まず、下地膜上にキャパシタ下部電極を形
成した後、この下部電極上にCVD(Chemical Vapor D
eposition)法によりキャパシタ絶縁膜を堆積する。次
に、キャパシタ絶縁膜上にキャパシタ上部電極を形成す
る。このようにして上部電極、キャパシタ絶縁膜及び下
部電極からなる静電容量部が形成される。
成した後、この下部電極上にCVD(Chemical Vapor D
eposition)法によりキャパシタ絶縁膜を堆積する。次
に、キャパシタ絶縁膜上にキャパシタ上部電極を形成す
る。このようにして上部電極、キャパシタ絶縁膜及び下
部電極からなる静電容量部が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
半導体装置の製造方法では、キャパシタ絶縁膜を一度の
堆積により形成しているため、下部電極の表面の影響を
受けるなどして堆積当初に点欠陥が生じた場合、その点
欠陥の上にさらに点欠陥がそのまま成長することがあ
る。これにより、キャパシタ絶縁膜の下面から上面に点
欠陥がつながり、その部分にAlなどの導電性の材料が
入り込むことにより、上部電極と下部電極が電気的に接
続されてしまう問題がある。この結果、半導体装置の製
造において、歩留まりが低下することがある。
半導体装置の製造方法では、キャパシタ絶縁膜を一度の
堆積により形成しているため、下部電極の表面の影響を
受けるなどして堆積当初に点欠陥が生じた場合、その点
欠陥の上にさらに点欠陥がそのまま成長することがあ
る。これにより、キャパシタ絶縁膜の下面から上面に点
欠陥がつながり、その部分にAlなどの導電性の材料が
入り込むことにより、上部電極と下部電極が電気的に接
続されてしまう問題がある。この結果、半導体装置の製
造において、歩留まりが低下することがある。
【0005】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、キャパシタ絶縁膜の欠陥
数を減少させて膜質を向上させた静電容量部を備えた半
導体装置及びその製造方法を提供することにある。
れたものであり、その目的は、キャパシタ絶縁膜の欠陥
数を減少させて膜質を向上させた静電容量部を備えた半
導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1態様に係る半導体装置は、下部電極
と、該下部電極上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、該
キャパシタ絶縁膜上に形成された上部電極と、を具備
し、上記キャパシタ絶縁膜は、酸化膜を複数回堆積する
ことにより形成されたものであることを特徴とする。
め、本発明の第1態様に係る半導体装置は、下部電極
と、該下部電極上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、該
キャパシタ絶縁膜上に形成された上部電極と、を具備
し、上記キャパシタ絶縁膜は、酸化膜を複数回堆積する
ことにより形成されたものであることを特徴とする。
【0007】第1態様に係る半導体装置では、キャパシ
タ絶縁膜を酸化膜を複数回堆積することにより形成して
いるため、1回目の堆積の際に生じる点欠陥は2回目の
堆積の際に覆い隠されてその点欠陥がそのまま成長され
ることは少ない。これにより、キャパシタ絶縁膜内の欠
陥数を減少させることができ、該絶縁膜の膜質を向上さ
せることができる。
タ絶縁膜を酸化膜を複数回堆積することにより形成して
いるため、1回目の堆積の際に生じる点欠陥は2回目の
堆積の際に覆い隠されてその点欠陥がそのまま成長され
ることは少ない。これにより、キャパシタ絶縁膜内の欠
陥数を減少させることができ、該絶縁膜の膜質を向上さ
せることができる。
【0008】本発明の第2態様に係る半導体装置は、下
部電極と、該下部電極上に形成された層間絶縁膜と、該
層間絶縁膜に形成された、該下部電極上に位置し且つ内
側壁がテーパー状に形成された開口部と、該開口部内及
び該層間絶縁膜上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、該
キャパシタ絶縁膜上に形成された、上記下部電極上に位
置し且つ該開口部上に形成された上部電極と、を具備
し、上記キャパシタ絶縁膜は、酸化膜を複数回堆積する
ことにより形成されたものであることを特徴とする。
部電極と、該下部電極上に形成された層間絶縁膜と、該
層間絶縁膜に形成された、該下部電極上に位置し且つ内
側壁がテーパー状に形成された開口部と、該開口部内及
び該層間絶縁膜上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、該
キャパシタ絶縁膜上に形成された、上記下部電極上に位
置し且つ該開口部上に形成された上部電極と、を具備
し、上記キャパシタ絶縁膜は、酸化膜を複数回堆積する
ことにより形成されたものであることを特徴とする。
【0009】第2態様に係る半導体装置では、下部電極
と上部電極との間に形成する層間絶縁膜の開口部にテー
パーを設けているため、この開口部内にキャパシタ絶縁
膜を形成する際、ステップカバレージが悪くなるのを抑
制することができる。
と上部電極との間に形成する層間絶縁膜の開口部にテー
パーを設けているため、この開口部内にキャパシタ絶縁
膜を形成する際、ステップカバレージが悪くなるのを抑
制することができる。
【0010】また、第2態様に係る半導体装置におい
て、上記下部電極は、その表面にTiN膜を有すること
が好ましい。これにより、下部電極の表面を凹凸の少な
い平坦なものとすることができ、それにより、下部電極
の表面においてピンホール等の欠陥を減らすことがで
き、キャパシタ絶縁膜の膜質を向上させることができ
る。
て、上記下部電極は、その表面にTiN膜を有すること
が好ましい。これにより、下部電極の表面を凹凸の少な
い平坦なものとすることができ、それにより、下部電極
の表面においてピンホール等の欠陥を減らすことがで
き、キャパシタ絶縁膜の膜質を向上させることができ
る。
【0011】本発明の第3態様に係る半導体装置の製造
方法は、下部電極上に酸化膜を複数回堆積することによ
り、該下部電極上にキャパシタ絶縁膜を形成する工程
と、該キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程
と、を具備することを特徴とする。また、上記酸化膜を
複数回堆積する際、各堆積工程の後に酸化膜を大気中に
晒すことが好ましい。
方法は、下部電極上に酸化膜を複数回堆積することによ
り、該下部電極上にキャパシタ絶縁膜を形成する工程
と、該キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程
と、を具備することを特徴とする。また、上記酸化膜を
複数回堆積する際、各堆積工程の後に酸化膜を大気中に
晒すことが好ましい。
【0012】本発明の第4態様に係る半導体装置の製造
方法は、下部電極上に酸化膜からなる層間絶縁膜を堆積
する工程と、該層間絶縁膜上にi線レジスト膜を形成す
る工程と、該i線レジスト膜をマスクとして該層間絶縁
膜をエッチングすることにより、該層間絶縁膜に内側壁
がテーパー状の開口部を形成する工程と、該開口部内及
び該層間絶縁膜上に、酸化膜を複数回堆積することによ
りキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、該キャパシタ絶
縁膜上且つ該開口部上に上部電極を形成する工程と、を
具備することを特徴とする。また、上記層間絶縁膜をエ
ッチングする際は、少なくともウエットエッチングを含
むエッチング工程を用いることが好ましい。また、上記
ウエットエッチングでは、下記の組成比からなるエッチ
ング液を用いることが好ましい。
方法は、下部電極上に酸化膜からなる層間絶縁膜を堆積
する工程と、該層間絶縁膜上にi線レジスト膜を形成す
る工程と、該i線レジスト膜をマスクとして該層間絶縁
膜をエッチングすることにより、該層間絶縁膜に内側壁
がテーパー状の開口部を形成する工程と、該開口部内及
び該層間絶縁膜上に、酸化膜を複数回堆積することによ
りキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、該キャパシタ絶
縁膜上且つ該開口部上に上部電極を形成する工程と、を
具備することを特徴とする。また、上記層間絶縁膜をエ
ッチングする際は、少なくともウエットエッチングを含
むエッチング工程を用いることが好ましい。また、上記
ウエットエッチングでは、下記の組成比からなるエッチ
ング液を用いることが好ましい。
【0013】(50%のHF):(40%のNH
4F):CH3COOH=2:20:10
4F):CH3COOH=2:20:10
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態による静電容
量部を拡大して示す断面図である。図2は、図1に示す
静電容量部を備えた半導体装置を示す断面図である。
量部を拡大して示す断面図である。図2は、図1に示す
静電容量部を備えた半導体装置を示す断面図である。
【0016】図2に示す半導体装置は下地膜(例えばシ
リコン酸化膜)22を有し、この下地膜22上には厚さ
200オングストローム程度の図示せぬTi膜が形成さ
れている。このTi膜上には厚さ1000オングストロ
ーム程度の図示せぬTiN膜が形成されている。このT
iN膜上には厚さ8000オングストローム程度のAl
−Cu合金膜(又はAl−Si−Cu合金膜)23が形
成されている。このAl−Cu合金膜23はスパッタに
より形成されたものである。なお、上記Ti膜及びTi
N膜は、Al−Cu合金膜23に対するシリコン酸化膜
22からのバリアの役割を果たし、スパイクを防止する
ためのものである。このAl−Cu合金膜23上には厚
さ400オングストローム程度のTiN膜24が形成さ
れている。このようにTi膜、TiN膜、Al−Cu合
金膜23及びTiN膜24によってキャパシタ下部電極
25が構成される。なお、このTiN膜24はフォトリ
ソグラフィー工程での反射防止膜として作用する。
リコン酸化膜)22を有し、この下地膜22上には厚さ
200オングストローム程度の図示せぬTi膜が形成さ
れている。このTi膜上には厚さ1000オングストロ
ーム程度の図示せぬTiN膜が形成されている。このT
iN膜上には厚さ8000オングストローム程度のAl
−Cu合金膜(又はAl−Si−Cu合金膜)23が形
成されている。このAl−Cu合金膜23はスパッタに
より形成されたものである。なお、上記Ti膜及びTi
N膜は、Al−Cu合金膜23に対するシリコン酸化膜
22からのバリアの役割を果たし、スパイクを防止する
ためのものである。このAl−Cu合金膜23上には厚
さ400オングストローム程度のTiN膜24が形成さ
れている。このようにTi膜、TiN膜、Al−Cu合
金膜23及びTiN膜24によってキャパシタ下部電極
25が構成される。なお、このTiN膜24はフォトリ
ソグラフィー工程での反射防止膜として作用する。
【0017】下部電極25及び下地膜22の上には厚さ
約7000〜8000オングストローム程度の層間絶縁
膜(SiO2膜)26が形成されている。この層間絶縁
膜26は、厚さ6000±600オングストローム程度
の第1のTEOS膜と、第1のTEOS膜上に形成され
た厚さ4500±450オングストローム程度の第2の
TEOS膜と、から構成されている。なお、これらTE
OS膜は、エッチバックのため膜厚が薄くなる。
約7000〜8000オングストローム程度の層間絶縁
膜(SiO2膜)26が形成されている。この層間絶縁
膜26は、厚さ6000±600オングストローム程度
の第1のTEOS膜と、第1のTEOS膜上に形成され
た厚さ4500±450オングストローム程度の第2の
TEOS膜と、から構成されている。なお、これらTE
OS膜は、エッチバックのため膜厚が薄くなる。
【0018】層間絶縁膜26には、下部電極25の上に
位置する開口部が形成されている。この開口部は層間絶
縁膜26をエッチングにより形成したものであり、この
開口部の形成方法は次の通りである。i線レジスト膜
(図示せず)をマスクとして層間絶縁膜26をウエット
エッチングすることにより、該層間絶縁膜26に下部電
極25上に位置する開口部を形成する。このエッチング
の際には以下の組成比のエッチング液を用いる。
位置する開口部が形成されている。この開口部は層間絶
縁膜26をエッチングにより形成したものであり、この
開口部の形成方法は次の通りである。i線レジスト膜
(図示せず)をマスクとして層間絶縁膜26をウエット
エッチングすることにより、該層間絶縁膜26に下部電
極25上に位置する開口部を形成する。このエッチング
の際には以下の組成比のエッチング液を用いる。
【0019】(50%のHF):(40%のNH
4F):CH3COOH=2:20:10 上記のようにi線レジスト膜をマスクとして上記のエッ
チング液により層間絶縁膜26をエッチングすると、そ
のエッチング面(開口部の内側壁)にはテーパーが形成
される。i線レジストは層間絶縁膜(SiO2膜)26
との密着性が良いので、開口部に形成されるテーパーの
角度も適度なものとなる。
4F):CH3COOH=2:20:10 上記のようにi線レジスト膜をマスクとして上記のエッ
チング液により層間絶縁膜26をエッチングすると、そ
のエッチング面(開口部の内側壁)にはテーパーが形成
される。i線レジストは層間絶縁膜(SiO2膜)26
との密着性が良いので、開口部に形成されるテーパーの
角度も適度なものとなる。
【0020】この開口部内及び層間絶縁膜26の上に
は、厚さ1000±200オングストローム程度のキャ
パシタ絶縁膜(誘電体膜)27が形成されている。この
キャパシタ絶縁膜27の上には、下部電極25上に位置
するAl−Si−Cu合金又はAl−Cu合金からなる
厚さ10000±1500オングストローム程度のキャ
パシタ上部電極31が形成されている。
は、厚さ1000±200オングストローム程度のキャ
パシタ絶縁膜(誘電体膜)27が形成されている。この
キャパシタ絶縁膜27の上には、下部電極25上に位置
するAl−Si−Cu合金又はAl−Cu合金からなる
厚さ10000±1500オングストローム程度のキャ
パシタ上部電極31が形成されている。
【0021】次に、キャパシタ絶縁膜27を形成する方
法について図1を参照しつつ説明する。
法について図1を参照しつつ説明する。
【0022】まず、キャパシタ下部電極25上にCVD
法により厚さ330オングストローム程度の第1のSi
O2膜27bを堆積する。次に、この第1のSiO2膜2
7bの表面を大気中に晒した後、第1のSiO2膜27
b上にCVD法により厚さ330オングストローム程度
の第2のSiO2膜27cを堆積する。次に、第2のS
iO2膜27cの表面を大気中に晒した後、第2のSi
O2膜27c上にCVD法により厚さ330オングスト
ローム程度の第3のSiO2膜27dを堆積する。この
ようにしてキャパシタ絶縁膜(誘電体膜)27を形成す
る。この後、この絶縁膜27上にキャパシタ上部電極3
1を形成する。
法により厚さ330オングストローム程度の第1のSi
O2膜27bを堆積する。次に、この第1のSiO2膜2
7bの表面を大気中に晒した後、第1のSiO2膜27
b上にCVD法により厚さ330オングストローム程度
の第2のSiO2膜27cを堆積する。次に、第2のS
iO2膜27cの表面を大気中に晒した後、第2のSi
O2膜27c上にCVD法により厚さ330オングスト
ローム程度の第3のSiO2膜27dを堆積する。この
ようにしてキャパシタ絶縁膜(誘電体膜)27を形成す
る。この後、この絶縁膜27上にキャパシタ上部電極3
1を形成する。
【0023】上記実施の形態によれば、キャパシタ絶縁
膜27を形成する際、CVD法による堆積を3回行うた
め、1回目の堆積の際に生じる点欠陥27aは2回目の
堆積の際に覆い隠されてその点欠陥がそのまま成長され
ることは少なく、更に2回目の堆積の際に生じる点欠陥
は3回目の堆積の際に覆い隠される。これにより、キャ
パシタ絶縁膜27内の欠陥数を減少させることができ、
該絶縁膜27の膜質を向上させることができる。従っ
て、従来の静電容量部におけるキャパシタ絶縁膜のよう
に欠陥部分から電流リークが発生することがなく、歩留
まりを向上させることができる。
膜27を形成する際、CVD法による堆積を3回行うた
め、1回目の堆積の際に生じる点欠陥27aは2回目の
堆積の際に覆い隠されてその点欠陥がそのまま成長され
ることは少なく、更に2回目の堆積の際に生じる点欠陥
は3回目の堆積の際に覆い隠される。これにより、キャ
パシタ絶縁膜27内の欠陥数を減少させることができ、
該絶縁膜27の膜質を向上させることができる。従っ
て、従来の静電容量部におけるキャパシタ絶縁膜のよう
に欠陥部分から電流リークが発生することがなく、歩留
まりを向上させることができる。
【0024】また、本実施の形態では、下部電極25と
上部電極31との間に形成する層間絶縁膜26の開口部
にテーパーを設けているため、この開口部内にキャパシ
タ絶縁膜27を形成する際、ステップカバレージが悪く
なるのを抑制することができる。従って、層間絶縁膜2
6の開口部内における上部電極31と下部電極25の短
絡を防止することができる。
上部電極31との間に形成する層間絶縁膜26の開口部
にテーパーを設けているため、この開口部内にキャパシ
タ絶縁膜27を形成する際、ステップカバレージが悪く
なるのを抑制することができる。従って、層間絶縁膜2
6の開口部内における上部電極31と下部電極25の短
絡を防止することができる。
【0025】また、本実施の形態では、層間絶縁膜26
をエッチングすることにより該層間絶縁膜26に開口部
を形成する際、TiN膜24をエッチングせずに残して
いる。このため、下部電極25の表面を凹凸の少ない平
坦なものとすることができ、それにより、下部電極の表
面においてピンホール等の欠陥を減らすことができ、キ
ャパシタ絶縁膜27の膜質を向上させることができる。
その結果、信頼性の高い静電容量部を形成することがで
きる。
をエッチングすることにより該層間絶縁膜26に開口部
を形成する際、TiN膜24をエッチングせずに残して
いる。このため、下部電極25の表面を凹凸の少ない平
坦なものとすることができ、それにより、下部電極の表
面においてピンホール等の欠陥を減らすことができ、キ
ャパシタ絶縁膜27の膜質を向上させることができる。
その結果、信頼性の高い静電容量部を形成することがで
きる。
【0026】つまり、上記開口部を形成する際にTiN
膜24をもエッチング除去すると、スパッタにより形成
したAl−Cu合金膜23の表面にもともと存在する凹
凸が更に激しいものとなる。この凹凸がキャパシタ絶縁
膜27の膜質に影響を与え、該絶縁膜27の欠陥数を増
大させ、誘電体膜の膜厚のバラツキなどが生じ、その結
果、この半導体装置の製造において歩留まりが低下し、
信頼性が低下するという問題があるが、これらの問題を
解決することができる。
膜24をもエッチング除去すると、スパッタにより形成
したAl−Cu合金膜23の表面にもともと存在する凹
凸が更に激しいものとなる。この凹凸がキャパシタ絶縁
膜27の膜質に影響を与え、該絶縁膜27の欠陥数を増
大させ、誘電体膜の膜厚のバラツキなどが生じ、その結
果、この半導体装置の製造において歩留まりが低下し、
信頼性が低下するという問題があるが、これらの問題を
解決することができる。
【0027】尚、上記実施の形態では、キャパシタ絶縁
膜27を3回のCVD法による堆積で形成しているが、
堆積の回数は3回に限定されず、堆積の回数が2回以上
であれば他の堆積回数とすることも可能である。堆積回
数を増やす場合は1回の堆積膜の厚さを薄くすれば良
い。
膜27を3回のCVD法による堆積で形成しているが、
堆積の回数は3回に限定されず、堆積の回数が2回以上
であれば他の堆積回数とすることも可能である。堆積回
数を増やす場合は1回の堆積膜の厚さを薄くすれば良
い。
【0028】また、本実施の形態では、i線レジスト膜
をマスクとして層間絶縁膜26をウエットエッチングす
ることにより開口部を形成しているが、i線レジスト膜
をマスクとして層間絶縁膜26をウエットエッチングし
た後、選択比の大きいドライエッチングをすることによ
り開口部を形成することも可能であり、さらにレジスト
膜をマスクとして層間絶縁膜26を選択比の大きいドラ
イエッチングをすることにより開口部を形成することも
可能である。
をマスクとして層間絶縁膜26をウエットエッチングす
ることにより開口部を形成しているが、i線レジスト膜
をマスクとして層間絶縁膜26をウエットエッチングし
た後、選択比の大きいドライエッチングをすることによ
り開口部を形成することも可能であり、さらにレジスト
膜をマスクとして層間絶縁膜26を選択比の大きいドラ
イエッチングをすることにより開口部を形成することも
可能である。
【0029】また、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。
ず、種々変更して実施することが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、静
電容量部のキャパシタ絶縁膜を、酸化膜を複数回堆積す
ることにより形成している。したがって、キャパシタ絶
縁膜の欠陥数を減少させて膜質を向上させた静電容量部
を備えた半導体装置及びその製造方法を提供することが
できる。
電容量部のキャパシタ絶縁膜を、酸化膜を複数回堆積す
ることにより形成している。したがって、キャパシタ絶
縁膜の欠陥数を減少させて膜質を向上させた静電容量部
を備えた半導体装置及びその製造方法を提供することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態による静電容量部を拡大し
て示す断面図である。
て示す断面図である。
【図2】図1に示す静電容量部を備えた半導体装置を示
す断面図である。
す断面図である。
22 下地膜 23 Al−Cu合金膜(又はAl−Si−Cu合金
膜) 24 TiN膜 25 キャパシタ
下部電極 26 層間絶縁膜(SiO2膜) 27 キャパシタ
絶縁膜 27a 点欠陥 27b 第1のS
iO2膜 27c 第2のSiO2膜 27d 第3のS
iO2膜 31 キャパシタ上部電極
膜) 24 TiN膜 25 キャパシタ
下部電極 26 層間絶縁膜(SiO2膜) 27 キャパシタ
絶縁膜 27a 点欠陥 27b 第1のS
iO2膜 27c 第2のSiO2膜 27d 第3のS
iO2膜 31 キャパシタ上部電極
Claims (8)
- 【請求項1】 下部電極と、 該下部電極上に形成されたキャパシタ絶縁膜と、 該キャパシタ絶縁膜上に形成された上部電極と、 を具備し、 上記キャパシタ絶縁膜は、酸化膜を複数回堆積すること
により形成されたものであることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項2】 下部電極と、 該下部電極上に形成された層間絶縁膜と、 該層間絶縁膜に形成された、該下部電極上に位置し且つ
内側壁がテーパー状に形成された開口部と、 該開口部内及び該層間絶縁膜上に形成されたキャパシタ
絶縁膜と、 該キャパシタ絶縁膜上に形成された、上記下部電極上に
位置し且つ該開口部上に形成された上部電極と、 を具備し、 上記キャパシタ絶縁膜は、酸化膜を複数回堆積すること
により形成されたものであることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項3】 上記下部電極は、その表面にTiN膜を
有することを特徴とする請求項2記載の半導体装置。 - 【請求項4】 下部電極上に酸化膜を複数回堆積するこ
とにより、該下部電極上にキャパシタ絶縁膜を形成する
工程と、 該キャパシタ絶縁膜上に上部電極を形成する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 上記酸化膜を複数回堆積する際、各堆積
工程の後に酸化膜を大気中に晒すことを特徴とする請求
項4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 下部電極上に酸化膜からなる層間絶縁膜
を堆積する工程と、 該層間絶縁膜上にi線レジスト膜を形成する工程と、 該i線レジスト膜をマスクとして該層間絶縁膜をエッチ
ングすることにより、該層間絶縁膜に内側壁がテーパー
状の開口部を形成する工程と、 該開口部内及び該層間絶縁膜上に、酸化膜を複数回堆積
することによりキャパシタ絶縁膜を形成する工程と、 該キャパシタ絶縁膜上且つ該開口部上に上部電極を形成
する工程と、 を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 上記層間絶縁膜をエッチングする際は、
少なくともウエットエッチングを含むエッチング工程を
用いることを特徴とする請求項6記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項8】 上記ウエットエッチングでは、下記の組
成比からなるエッチング液を用いることを特徴とする請
求項7記載の半導体装置の製造方法。 (50%のHF):(40%のNH4F):CH3COO
H=2:20:10
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11018668A JP2000223660A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11018668A JP2000223660A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000223660A true JP2000223660A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=11977997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11018668A Withdrawn JP2000223660A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000223660A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030056207A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 동부전자 주식회사 | 반도체 소자의 캐패시터 제조 방법 |
| WO2023189638A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ミツミ電機株式会社 | 光学式ガスセンサ装置 |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11018668A patent/JP2000223660A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030056207A (ko) * | 2001-12-27 | 2003-07-04 | 동부전자 주식회사 | 반도체 소자의 캐패시터 제조 방법 |
| WO2023189638A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | ミツミ電機株式会社 | 光学式ガスセンサ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060208 |