JP2000280272A - 発泡樹脂製品及びその成型方法 - Google Patents
発泡樹脂製品及びその成型方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】発泡樹脂材の成型面が露出することなく、見栄
えがよく肌触りに優れ、材料費及び作業コストが抑えら
れた安価な発泡樹脂製品及びその成型方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】表皮材をキャビティの表面に沿うように予
備成型し、この予備成型された表皮材と他方の型のキャ
ビティに臨むキャビティ面とで形成された表皮材キャビ
ティ内へ、発泡樹脂材を充填した後、表皮材キャビテイ
に沿って発泡樹材を成型し、その後、一方の型又は他方
の型のいずれか又は両方の型を開き、表皮材の非被覆面
であって発泡樹脂材が露出する成型面に被覆可能な大き
さで通気性を有する不織布を両型の間に配置し、一方の
型又は他方の型のいずれか又は両方の型を閉じ、他方の
型を介して、軟化状態の成型面に不織布を押圧し、不織
布を成型面に密着させることを特徴とする。
えがよく肌触りに優れ、材料費及び作業コストが抑えら
れた安価な発泡樹脂製品及びその成型方法を提供するこ
とにある。 【解決手段】表皮材をキャビティの表面に沿うように予
備成型し、この予備成型された表皮材と他方の型のキャ
ビティに臨むキャビティ面とで形成された表皮材キャビ
ティ内へ、発泡樹脂材を充填した後、表皮材キャビテイ
に沿って発泡樹材を成型し、その後、一方の型又は他方
の型のいずれか又は両方の型を開き、表皮材の非被覆面
であって発泡樹脂材が露出する成型面に被覆可能な大き
さで通気性を有する不織布を両型の間に配置し、一方の
型又は他方の型のいずれか又は両方の型を閉じ、他方の
型を介して、軟化状態の成型面に不織布を押圧し、不織
布を成型面に密着させることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面がシート状の
表皮材によって被覆された発泡樹脂製品及びその成型方
法に関する。
表皮材によって被覆された発泡樹脂製品及びその成型方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば家具、自動車用内装品等に
は、表面が塩化ビニール樹脂材や不織布等の各種表皮材
で被覆された発泡樹脂製品が使用されている。この発泡
樹脂製品、発泡樹脂製品を成型するための成型方法とし
て、図15及び図16に示すようなものがある。
は、表面が塩化ビニール樹脂材や不織布等の各種表皮材
で被覆された発泡樹脂製品が使用されている。この発泡
樹脂製品、発泡樹脂製品を成型するための成型方法とし
て、図15及び図16に示すようなものがある。
【0003】この発泡樹脂製品の成型方法は、先ず樹脂
製でシート状の表皮材25を、アルミ製で凹状のキャビ
ティ31が形成された固定型30の合い面30aと、ア
ルミ製で板状の可動型33の合い面33aとの間に挟持
する。次に、挟持した表皮材25をキャビティ31内で
加熱し、固定型30に形成された通気孔を通じて表皮材
25を真空吸引して、表皮材25を予備成型する。
製でシート状の表皮材25を、アルミ製で凹状のキャビ
ティ31が形成された固定型30の合い面30aと、ア
ルミ製で板状の可動型33の合い面33aとの間に挟持
する。次に、挟持した表皮材25をキャビティ31内で
加熱し、固定型30に形成された通気孔を通じて表皮材
25を真空吸引して、表皮材25を予備成型する。
【0004】そして、この予備成型された表皮材25と
可動型33とで形成された表皮材キャビティへ、可動型
33に形成された充填口37を介して粒状の発泡樹脂材
であるビーズを充填する。ビーズの充填が終了すると、
充填口37を充填口栓38により封止する。可動型33
の円形に穿設された複数の蒸気通路34には、スチーム
ベント35が挿嵌されている。スチームベント35は円
柱状で、蒸気が通過するスリット36が数本並んで穿設
されている。この蒸気通路34及びスチームベント35
のスリット36を介して、蒸気が表皮材キャビティに供
給される。
可動型33とで形成された表皮材キャビティへ、可動型
33に形成された充填口37を介して粒状の発泡樹脂材
であるビーズを充填する。ビーズの充填が終了すると、
充填口37を充填口栓38により封止する。可動型33
の円形に穿設された複数の蒸気通路34には、スチーム
ベント35が挿嵌されている。スチームベント35は円
柱状で、蒸気が通過するスリット36が数本並んで穿設
されている。この蒸気通路34及びスチームベント35
のスリット36を介して、蒸気が表皮材キャビティに供
給される。
【0005】蒸気で加熱されることによりビーズが表皮
材キャビテイ内で発泡する。そして、型内の熱とビーズ
の発泡する圧力とにより、ビーズが発泡した発泡樹脂材
21と表皮材25とが接着する。また同時に、表皮材キ
ャビテイに沿って発泡樹脂材21が成型される。尚、ビ
ーズの発泡する圧力が大きいことから、発泡樹脂材21
の可動型33に当接する成型面22には、蒸気通路34
とスチームベント35との隙間により成型された円形の
跡や、スリット36によるスリット跡23や、充填口3
7と充填口栓38との隙間による充填口跡24が成型さ
れる。その後、冷却、乾燥を行った後に離型及び仕上げ
をすることにより、発泡樹脂製品20は完成する。
材キャビテイ内で発泡する。そして、型内の熱とビーズ
の発泡する圧力とにより、ビーズが発泡した発泡樹脂材
21と表皮材25とが接着する。また同時に、表皮材キ
ャビテイに沿って発泡樹脂材21が成型される。尚、ビ
ーズの発泡する圧力が大きいことから、発泡樹脂材21
の可動型33に当接する成型面22には、蒸気通路34
とスチームベント35との隙間により成型された円形の
跡や、スリット36によるスリット跡23や、充填口3
7と充填口栓38との隙間による充填口跡24が成型さ
れる。その後、冷却、乾燥を行った後に離型及び仕上げ
をすることにより、発泡樹脂製品20は完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
発泡樹脂製品の成型方法にあっては、粒状の発泡樹脂材
が発泡して成型面は成型され、また、成型面はスチーム
ベントによって成型されたスリット跡を有している。こ
の見た目に劣る成型面が露出していることから、発泡樹
脂製品の成型面の外観品位を低下させてしまう。
発泡樹脂製品の成型方法にあっては、粒状の発泡樹脂材
が発泡して成型面は成型され、また、成型面はスチーム
ベントによって成型されたスリット跡を有している。こ
の見た目に劣る成型面が露出していることから、発泡樹
脂製品の成型面の外観品位を低下させてしまう。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、発泡樹脂材の成型面が露出することなく、見
栄えがよく肌触りに優れ、材料費及び作業コストが抑え
られた安価な発泡樹脂製品及びその成型方法を提供する
ことにある。
たもので、発泡樹脂材の成型面が露出することなく、見
栄えがよく肌触りに優れ、材料費及び作業コストが抑え
られた安価な発泡樹脂製品及びその成型方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発泡樹脂
製品の成型方法は、一対の型のうち、少なくとも一方の
型に形成されたキャビティ内へ面するように両型の合い
面に樹脂製でシート状の表皮材を挟持し、挟持した表皮
材を型内で加熱し、一方の型に形成されキャビティ内へ
開口する通気孔を通じて該キャビティ内を真空吸引し
て、表皮材をキャビティの表面に沿うように予備成型
し、この予備成型された表皮材と他方の型のキャビティ
に臨むキャビティ面とで形成された表皮材キャビティ内
へ、他方の型に形成された発泡樹脂材充填口を介して粒
状の発泡樹脂材を充填した後、他方の型に形成され、表
皮材キャビティ内へ開口する蒸気供給孔を介して、表皮
材キャビティ内へ蒸気を供給し、蒸気で加熱されること
により発泡樹脂材が表皮材キャビテイ内で発泡して、型
内の熱と発泡樹脂材の発泡する圧力とにより、発泡した
発泡樹脂材と表皮材とが接着すると同時に、表皮材キャ
ビテイに沿って発泡樹材を成型し、その後、一方の型又
は他方の型のいずれか又は両方の型を開き、表皮材の非
被覆面であって発泡樹脂材が露出する成型面に被覆可能
な大きさで通気性を有する不織布を両型の間に配置し、
一方の型又は他方の型のいずれか又は両方の型を閉じ、
他方の型を介して、軟化状態の成型面に不織布を押圧
し、不織布を成型面に密着させることを特徴とする。
製品の成型方法は、一対の型のうち、少なくとも一方の
型に形成されたキャビティ内へ面するように両型の合い
面に樹脂製でシート状の表皮材を挟持し、挟持した表皮
材を型内で加熱し、一方の型に形成されキャビティ内へ
開口する通気孔を通じて該キャビティ内を真空吸引し
て、表皮材をキャビティの表面に沿うように予備成型
し、この予備成型された表皮材と他方の型のキャビティ
に臨むキャビティ面とで形成された表皮材キャビティ内
へ、他方の型に形成された発泡樹脂材充填口を介して粒
状の発泡樹脂材を充填した後、他方の型に形成され、表
皮材キャビティ内へ開口する蒸気供給孔を介して、表皮
材キャビティ内へ蒸気を供給し、蒸気で加熱されること
により発泡樹脂材が表皮材キャビテイ内で発泡して、型
内の熱と発泡樹脂材の発泡する圧力とにより、発泡した
発泡樹脂材と表皮材とが接着すると同時に、表皮材キャ
ビテイに沿って発泡樹材を成型し、その後、一方の型又
は他方の型のいずれか又は両方の型を開き、表皮材の非
被覆面であって発泡樹脂材が露出する成型面に被覆可能
な大きさで通気性を有する不織布を両型の間に配置し、
一方の型又は他方の型のいずれか又は両方の型を閉じ、
他方の型を介して、軟化状態の成型面に不織布を押圧
し、不織布を成型面に密着させることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発泡樹脂製品の成型方法
は、キャビティ面をキャビティ方向に所定量挿入した状
態で、表皮材を両型の合い面に挟持し、次に、表皮材の
合い面に挟持されている部分より、キャビティ方向に所
定量後退して成型面を成型し、成型面に不織布を密着さ
せて新たな成型面を形成した発泡樹脂体を離型した後、
発泡樹脂体の新たな成型面より突出する部分をトリミン
グすることを特徴とする。
は、キャビティ面をキャビティ方向に所定量挿入した状
態で、表皮材を両型の合い面に挟持し、次に、表皮材の
合い面に挟持されている部分より、キャビティ方向に所
定量後退して成型面を成型し、成型面に不織布を密着さ
せて新たな成型面を形成した発泡樹脂体を離型した後、
発泡樹脂体の新たな成型面より突出する部分をトリミン
グすることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発泡樹脂製品の成型方法
は、不織布として、通気性を確保しつつ、成型面と当接
する面に接着剤をあらかじめ塗布された不織布を用い、
接着剤を介して、不織布を成型面に接着することを特徴
とする。
は、不織布として、通気性を確保しつつ、成型面と当接
する面に接着剤をあらかじめ塗布された不織布を用い、
接着剤を介して、不織布を成型面に接着することを特徴
とする。
【0011】請求項4記載の発泡樹脂製品の成型方法
は、不織布としてアクリル繊維系不織布を用い、型内の
温度と他方の型の押圧力とにより、不織布を発泡樹脂材
に直接接着することを特徴とする。
は、不織布としてアクリル繊維系不織布を用い、型内の
温度と他方の型の押圧力とにより、不織布を発泡樹脂材
に直接接着することを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発泡樹脂製品は、表皮材の
非被覆面であって発泡樹脂材が露出する成型面に、通気
性を有する不織布が密着していることを特徴とする。
非被覆面であって発泡樹脂材が露出する成型面に、通気
性を有する不織布が密着していることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発泡樹脂製品は、不織布の
端面が表皮材に被覆されていることを特徴とする。
端面が表皮材に被覆されていることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発泡樹脂製品は、不織布が
接着剤を介して成型面に接着されていることを特徴とす
る。
接着剤を介して成型面に接着されていることを特徴とす
る。
【0015】請求項8記載の発泡樹脂製品は、不織布と
してアクリル繊維系不織布を用い、不織布が発泡樹脂材
に直接接着されていることを特徴とする。
してアクリル繊維系不織布を用い、不織布が発泡樹脂材
に直接接着されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の形態について図面
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係わ
る発泡樹脂製品の成型方法の一実施例を示す工程図であ
る。図2は同その表皮材のセット状態を示す断面図、図
3は同表皮材の加熱状態を示す断面図、図4は図3のIV
線部拡大図である。図5は同表皮材の予備成型状態を示
す断面図、図6は同ビーズの充填状態を示す断面図、図
7は同ビーズの発泡状態を示す断面図である。図8は同
可動型を開いた状態を示す断面図、図9は同可動型を再
び閉じた状態を示す断面図、図10は同脱型状態を示す
断面図である。図11は同発泡樹脂体のトリミングの様
子を示す断面図、図12は同発泡樹脂製品の断面図、図
13は図12のXIII線部拡大図、図14は同発泡樹脂製
品の成型面図である。
を参照しながら具体的に説明する。図1は本発明に係わ
る発泡樹脂製品の成型方法の一実施例を示す工程図であ
る。図2は同その表皮材のセット状態を示す断面図、図
3は同表皮材の加熱状態を示す断面図、図4は図3のIV
線部拡大図である。図5は同表皮材の予備成型状態を示
す断面図、図6は同ビーズの充填状態を示す断面図、図
7は同ビーズの発泡状態を示す断面図である。図8は同
可動型を開いた状態を示す断面図、図9は同可動型を再
び閉じた状態を示す断面図、図10は同脱型状態を示す
断面図である。図11は同発泡樹脂体のトリミングの様
子を示す断面図、図12は同発泡樹脂製品の断面図、図
13は図12のXIII線部拡大図、図14は同発泡樹脂製
品の成型面図である。
【0017】本発明に係わる成型方法に使用される型
は、図2に示すように、発泡樹脂製品1の外径形状に対
応し、側面が開口する固定型10と、この固定型10の
開口に挿入するキャビティ面13aを有する凸状の可動
型13とで構成されている。発泡樹脂製品1の成型に際
して、固定型10方向に(図2における矢印a)、可動
型13が移動する構造となっている。固定型10及び可
動型13は、薄肉の真鍮材により形成される。そして、
固定型10には固定型10と可動型13と形成されるキ
ャビティ11内へ開口し、キャビティ11内の空気を吸
引したり、キャビティ11内へ蒸気を供給するための蒸
気供給路となる通気孔12が形成さている。
は、図2に示すように、発泡樹脂製品1の外径形状に対
応し、側面が開口する固定型10と、この固定型10の
開口に挿入するキャビティ面13aを有する凸状の可動
型13とで構成されている。発泡樹脂製品1の成型に際
して、固定型10方向に(図2における矢印a)、可動
型13が移動する構造となっている。固定型10及び可
動型13は、薄肉の真鍮材により形成される。そして、
固定型10には固定型10と可動型13と形成されるキ
ャビティ11内へ開口し、キャビティ11内の空気を吸
引したり、キャビティ11内へ蒸気を供給するための蒸
気供給路となる通気孔12が形成さている。
【0018】可動型13の外側面13cには、溝状の蒸
気通路14が削成されている。蒸気通路14の底面に
は、溝状のスリット15が複数穿設され、蒸気通路14
とキャビティ11に面するキャビティ面13aとが、ス
リット15を介して連通している。スリット15は、キ
ャビティ11内へ蒸気を供給するための蒸気供給孔であ
る。尚、スリット15の幅は約0.2mm〜0.3mm
であり、スリット15相互の間隔は約0.3mm〜0.
5mmである。また、可動型13の厚みが約10mmで
あるのに対し、スリット15の深さは約3mmである。
スリット15は真鍮製の可動型13にレーザー加工を施
すことにより形成したものである。
気通路14が削成されている。蒸気通路14の底面に
は、溝状のスリット15が複数穿設され、蒸気通路14
とキャビティ11に面するキャビティ面13aとが、ス
リット15を介して連通している。スリット15は、キ
ャビティ11内へ蒸気を供給するための蒸気供給孔であ
る。尚、スリット15の幅は約0.2mm〜0.3mm
であり、スリット15相互の間隔は約0.3mm〜0.
5mmである。また、可動型13の厚みが約10mmで
あるのに対し、スリット15の深さは約3mmである。
スリット15は真鍮製の可動型13にレーザー加工を施
すことにより形成したものである。
【0019】また、可動型13には、キャビティ11内
に発泡樹脂材としてのビーズ7を充填するための充填口
17が形成されている。充填口17は充填口栓18によ
って封止される。
に発泡樹脂材としてのビーズ7を充填するための充填口
17が形成されている。充填口17は充填口栓18によ
って封止される。
【0020】そして、この固定型10及び可動型13を
使用して、発泡樹脂製品1を成型する場合は次のように
して行う。なお、以下の説明において、括弧内の符号は
図1の工程図の符号に対応している。先ず、図2に示す
ように、可動型13を矢印aの方向に移動させ、表皮材
6を固定型10及び可動型13の合い面10a,13b
の間に挟持する(K1)。表皮材6は、厚み約0.05
mm〜0.1mmのシート状のアクリル樹脂材6aと厚
み約0.5mm〜0.8mmのシート状の塩化ビニール
樹脂材6bをあらかじめ積層し、表皮材6としての厚み
を約0.55mm〜0.9mmに形成したものである。
表皮材6を固定型10及び可動型13の間に挟持すると
き、アクリル樹脂材6a側が可動型13に面するように
表皮材6を配置する。
使用して、発泡樹脂製品1を成型する場合は次のように
して行う。なお、以下の説明において、括弧内の符号は
図1の工程図の符号に対応している。先ず、図2に示す
ように、可動型13を矢印aの方向に移動させ、表皮材
6を固定型10及び可動型13の合い面10a,13b
の間に挟持する(K1)。表皮材6は、厚み約0.05
mm〜0.1mmのシート状のアクリル樹脂材6aと厚
み約0.5mm〜0.8mmのシート状の塩化ビニール
樹脂材6bをあらかじめ積層し、表皮材6としての厚み
を約0.55mm〜0.9mmに形成したものである。
表皮材6を固定型10及び可動型13の間に挟持すると
き、アクリル樹脂材6a側が可動型13に面するように
表皮材6を配置する。
【0021】尚、図4に示すように、表皮材6を挟持し
た時のキャビティ面13aの位置は、固定型10の合い
面10aより深さdだけキャビティ11方向に入り込ん
だ位置である。後述するトリミングの時に、この深さd
に位置する表皮材6をカットすることになるので、深さ
dはカットに必要な約1mm〜約2mmに設定する。
た時のキャビティ面13aの位置は、固定型10の合い
面10aより深さdだけキャビティ11方向に入り込ん
だ位置である。後述するトリミングの時に、この深さd
に位置する表皮材6をカットすることになるので、深さ
dはカットに必要な約1mm〜約2mmに設定する。
【0022】次に、図3に示すように、固定型10の通
気孔12及び可動型13のスリット15から矢印b及び
矢印cの如く蒸気をキャビティ11内に供給して、表皮
材6全体を加熱(K2)する。この加熱には、例えば1
10°C〜120°Cの蒸気が使用される。
気孔12及び可動型13のスリット15から矢印b及び
矢印cの如く蒸気をキャビティ11内に供給して、表皮
材6全体を加熱(K2)する。この加熱には、例えば1
10°C〜120°Cの蒸気が使用される。
【0023】表皮材6が加熱されると、次に表皮材6の
予備成型(K3)を行う。この予備成型は、図5に示す
ように、固定型10の通気孔12から真空圧で矢印eの
如くキャビティ11内を吸引することにより行われる。
この真空圧により固定型10のキャビティ11に面する
部分の表皮材6が、左方向(吸引方向)に引っ張られて
固定型10の内面に張り付いた状態となり、表皮材6の
アクリル樹脂材6a側に固定型10の内面形状に略対応
した表皮材キャビティ6cが形成される。
予備成型(K3)を行う。この予備成型は、図5に示す
ように、固定型10の通気孔12から真空圧で矢印eの
如くキャビティ11内を吸引することにより行われる。
この真空圧により固定型10のキャビティ11に面する
部分の表皮材6が、左方向(吸引方向)に引っ張られて
固定型10の内面に張り付いた状態となり、表皮材6の
アクリル樹脂材6a側に固定型10の内面形状に略対応
した表皮材キャビティ6cが形成される。
【0024】この時、表皮材6は加熱されていることか
ら、より柔軟な状態となっており、真空圧により固定型
10の内面に密着した状態となる。尚、真空圧は例えば
−760mmHgに設定され、表皮材6の加熱工程(K
2)と予備成型工程(K3)の合計時間は、例えば1分
程度に設定される。
ら、より柔軟な状態となっており、真空圧により固定型
10の内面に密着した状態となる。尚、真空圧は例えば
−760mmHgに設定され、表皮材6の加熱工程(K
2)と予備成型工程(K3)の合計時間は、例えば1分
程度に設定される。
【0025】表皮材6が予備成型されると、表皮材キャ
ビティ10内にビーズ7を充填(K4)する。このビー
ズ7の充填は、図6に示すように、可動型13の充填口
17を封止している充填口栓18を取り外して充填口1
7を開け、可動型13の蒸気通路14及びスリット15
を矢印gの如く吸引する。これにより、充填口17を介
してビーズ7が、矢印fの如く表皮材キャビティ6c内
に、吸引供給される状態で所定量注入される。尚、表皮
材キャビティ6c内に注入されるビーズ7は、発泡倍率
が例えば10倍程度で、直径約2.5mmに発泡可能な
発泡材入りのペレットを8〜9倍に予備発泡させて使用
する。あらかじめ予備発泡したものを用いることで、ビ
ーズ7の発泡時間を抑えることが可能であるものの、必
ずしもあらかじめ予備発泡したビーズ7を用いる必要は
ない。
ビティ10内にビーズ7を充填(K4)する。このビー
ズ7の充填は、図6に示すように、可動型13の充填口
17を封止している充填口栓18を取り外して充填口1
7を開け、可動型13の蒸気通路14及びスリット15
を矢印gの如く吸引する。これにより、充填口17を介
してビーズ7が、矢印fの如く表皮材キャビティ6c内
に、吸引供給される状態で所定量注入される。尚、表皮
材キャビティ6c内に注入されるビーズ7は、発泡倍率
が例えば10倍程度で、直径約2.5mmに発泡可能な
発泡材入りのペレットを8〜9倍に予備発泡させて使用
する。あらかじめ予備発泡したものを用いることで、ビ
ーズ7の発泡時間を抑えることが可能であるものの、必
ずしもあらかじめ予備発泡したビーズ7を用いる必要は
ない。
【0026】そして、表皮材キャビティ6c内に所定量
のビーズ7が注入されたら、図7に示すように、蒸気通
路14を介してスリット15から、矢印hの如く蒸気を
供給して加熱成型(K5)する。この加熱成型に使用さ
れる蒸気も、上記表皮材6の加熱工程K2と同様に、1
10°C〜120°Cの蒸気が使用され、この蒸気の供
給により表皮材キャビティ6c内に注入されているビー
ズ7が所定の倍率まで発泡して発泡樹脂体2が成型され
る。
のビーズ7が注入されたら、図7に示すように、蒸気通
路14を介してスリット15から、矢印hの如く蒸気を
供給して加熱成型(K5)する。この加熱成型に使用さ
れる蒸気も、上記表皮材6の加熱工程K2と同様に、1
10°C〜120°Cの蒸気が使用され、この蒸気の供
給により表皮材キャビティ6c内に注入されているビー
ズ7が所定の倍率まで発泡して発泡樹脂体2が成型され
る。
【0027】ビーズ7が表皮材キャビティ10内で発泡
すると、その発泡時の圧力により表皮材6が固定型10
の内面に所定の圧力で押さえ付けられる。また、これと
同時に、固定型10及び可動型13内の熱とビーズ7の
発泡する圧力とにより、発泡したビーズ7と表皮材6の
アクリル樹脂材6a側とが密接し、アクリル樹脂材6a
に密着するビーズ7の表面が溶解し接着部を形成し、両
者が直接接着する。これは、表皮材6として、発泡樹脂
材であるビーズ7との親和性が高く、接着剤を用いるこ
となく加熱及び加圧することによりビーズ7と直接接着
可能なアクリル樹脂材6aを使用しているためである。
すると、その発泡時の圧力により表皮材6が固定型10
の内面に所定の圧力で押さえ付けられる。また、これと
同時に、固定型10及び可動型13内の熱とビーズ7の
発泡する圧力とにより、発泡したビーズ7と表皮材6の
アクリル樹脂材6a側とが密接し、アクリル樹脂材6a
に密着するビーズ7の表面が溶解し接着部を形成し、両
者が直接接着する。これは、表皮材6として、発泡樹脂
材であるビーズ7との親和性が高く、接着剤を用いるこ
となく加熱及び加圧することによりビーズ7と直接接着
可能なアクリル樹脂材6aを使用しているためである。
【0028】次に、発泡樹脂体2が高温で軟化している
状態で、図8に示すように、可動型13を開く。そし
て、固定型10と可動型13の間に、表皮材6で被覆さ
れておらず発泡樹脂体2が露出する成型面3をスッポリ
覆うように、不織布10を配置する。この不織布9は、
アクリル繊維系不織布であり通気性を有し、厚みは約1
mm〜約0.05mmである。
状態で、図8に示すように、可動型13を開く。そし
て、固定型10と可動型13の間に、表皮材6で被覆さ
れておらず発泡樹脂体2が露出する成型面3をスッポリ
覆うように、不織布10を配置する。この不織布9は、
アクリル繊維系不織布であり通気性を有し、厚みは約1
mm〜約0.05mmである。
【0029】そして、可動型13を再び閉じる。する
と、不織布9は可動型13のキャビティ面13cによ
り、成型面3に押しつけられる(図8の矢印i方向)。
このとき、図9に示すように、不織布9と成型面3との
間の空気は、不織布9、スリット15及び蒸気通路14
を通って、矢印jにように可動型13の外に排出され
る。このため、不織布9と成型面3との間には空気が残
ることがなく、不織布9は成型面3に密接することにな
る。
と、不織布9は可動型13のキャビティ面13cによ
り、成型面3に押しつけられる(図8の矢印i方向)。
このとき、図9に示すように、不織布9と成型面3との
間の空気は、不織布9、スリット15及び蒸気通路14
を通って、矢印jにように可動型13の外に排出され
る。このため、不織布9と成型面3との間には空気が残
ることがなく、不織布9は成型面3に密接することにな
る。
【0030】成型面3が依然として高温で軟化している
状態で、成型面3にアクリル繊維系の不織布9を高圧で
押しつけることから、表皮材9の場合と同様、不織布9
が成型面3に直接接着されることになる(K6)。そし
て、成型面3に密着された不織布9の表面が新たな成型
面9aとなる。
状態で、成型面3にアクリル繊維系の不織布9を高圧で
押しつけることから、表皮材9の場合と同様、不織布9
が成型面3に直接接着されることになる(K6)。そし
て、成型面3に密着された不織布9の表面が新たな成型
面9aとなる。
【0031】この状態で、真空吸引と水をスプレーする
ことにより冷却(K7)し、その後脱型(K8)して、
図10に示すように、成型品8を固定型10及び可動型
13から取り出す。そして、図11に示すように、成型
品8を横置し、円柱状で端面及び側面に切削刃を有する
ルーターなどの回転刃19を、矢印kの方向に移動さ
せ、図4で示した深さdの位置で成型面9aより突出す
る表皮材6及び不織布9をトリミング(K9)する。こ
のことにより、図13に示すように、発泡樹脂製品1
(図12)の表皮材6の端面6dが新たな成型面9aの
一部をなすと共に、不織布9の端面が表皮材6に被覆さ
れた状態となる。最後に、養生(K10)することによ
って、表面が表皮材6で被覆され、内部に発泡樹脂材が
充填された状態の発泡樹脂製品1が成型される。そし
て、表皮材6で被覆されていない面には、不織布9が密
着されている。
ことにより冷却(K7)し、その後脱型(K8)して、
図10に示すように、成型品8を固定型10及び可動型
13から取り出す。そして、図11に示すように、成型
品8を横置し、円柱状で端面及び側面に切削刃を有する
ルーターなどの回転刃19を、矢印kの方向に移動さ
せ、図4で示した深さdの位置で成型面9aより突出す
る表皮材6及び不織布9をトリミング(K9)する。こ
のことにより、図13に示すように、発泡樹脂製品1
(図12)の表皮材6の端面6dが新たな成型面9aの
一部をなすと共に、不織布9の端面が表皮材6に被覆さ
れた状態となる。最後に、養生(K10)することによ
って、表面が表皮材6で被覆され、内部に発泡樹脂材が
充填された状態の発泡樹脂製品1が成型される。そし
て、表皮材6で被覆されていない面には、不織布9が密
着されている。
【0032】本実施例によれば、予備成型及び発泡樹脂
材の成型を終えた後、可動型13を開き、成型面3に被
覆可能な大きさで通気性を有する不織布9を両型の間に
配置し、再び可動型13を閉じ、可動型13のキャビテ
ィ面13aにより、軟化状態の成型面3に不織布9を押
圧し、不織布9を成型面3に密着させている。そして、
粒状の発泡樹脂材であるビーズ7が発泡して形成され、
スリット15によって成型されたスリット跡4や充填口
17と充填口栓18との隙間による充填口跡5を有する
成型面3は不織布9の下に隠される。このため、成型さ
れた発泡樹脂体2が露出することがなく、見栄えがよく
肌触りに優れた新たな成型面9aを有する発泡樹脂製品
1を得ることができる。
材の成型を終えた後、可動型13を開き、成型面3に被
覆可能な大きさで通気性を有する不織布9を両型の間に
配置し、再び可動型13を閉じ、可動型13のキャビテ
ィ面13aにより、軟化状態の成型面3に不織布9を押
圧し、不織布9を成型面3に密着させている。そして、
粒状の発泡樹脂材であるビーズ7が発泡して形成され、
スリット15によって成型されたスリット跡4や充填口
17と充填口栓18との隙間による充填口跡5を有する
成型面3は不織布9の下に隠される。このため、成型さ
れた発泡樹脂体2が露出することがなく、見栄えがよく
肌触りに優れた新たな成型面9aを有する発泡樹脂製品
1を得ることができる。
【0033】また、発泡樹脂体2の新たな成型面9aよ
り突出する部分をトリミングしている。そして、表皮材
9は新たな成型面9aの端面を覆っている。このため、
不織布9の端面をきれいに仕上げることができると共
に、不織布9の端面は表皮材に覆われることとなり、不
織布9の端面の剥がれを防止できる。
り突出する部分をトリミングしている。そして、表皮材
9は新たな成型面9aの端面を覆っている。このため、
不織布9の端面をきれいに仕上げることができると共
に、不織布9の端面は表皮材に覆われることとなり、不
織布9の端面の剥がれを防止できる。
【0034】また、型内の熱と型の押圧力とにより、発
泡樹脂体2の成型面3と不織布9とが密接し、両者が直
接接着する。このため、接着剤の塗布が不要となり、材
料費の削減および作業効率の向上が図れ、安価な発泡樹
脂製品1を得ることができる。
泡樹脂体2の成型面3と不織布9とが密接し、両者が直
接接着する。このため、接着剤の塗布が不要となり、材
料費の削減および作業効率の向上が図れ、安価な発泡樹
脂製品1を得ることができる。
【0035】尚、本実施例においては、不織布9として
アクリル繊維系の不織布を用い、接着剤を使うことな
く、不織布9を成型面3に密着させた。しかしながら、
不織布9の材質はこれに限られるものではなく、例えば
ポリプロピレン系やレーヨン系の不織布を用いることも
可能である。これらの不織布9を使用する場合は、成型
面3と当接する側に、不織布9の通気性を損なわないよ
うに注意しつつ、成型に先立ちあらかじめ熱硬化型接着
剤を塗布しておく。そして、成型過程において、成型面
3の熱により接着剤が接着力を発揮し、成型面3に不織
布9が密着されることになる。
アクリル繊維系の不織布を用い、接着剤を使うことな
く、不織布9を成型面3に密着させた。しかしながら、
不織布9の材質はこれに限られるものではなく、例えば
ポリプロピレン系やレーヨン系の不織布を用いることも
可能である。これらの不織布9を使用する場合は、成型
面3と当接する側に、不織布9の通気性を損なわないよ
うに注意しつつ、成型に先立ちあらかじめ熱硬化型接着
剤を塗布しておく。そして、成型過程において、成型面
3の熱により接着剤が接着力を発揮し、成型面3に不織
布9が密着されることになる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、予備成型及び
発泡樹脂材の成型を終えた後、一方の型又は他方の型の
いずれか又は両方の型を開き、成型面に被覆可能な大き
さで通気性を有する不織布を両型の間に配置し、一方の
型又は他方の型のいずれか又は両方の型を閉じ、他方の
型を介して、軟化状態の成型面に不織布を押圧し、不織
布を成型面に密着させる。よって、発泡の際に生ずるス
リット跡が露出する成型面は、不織布に覆われて露出す
ることがなく、見栄えがよく肌触りに優れた新たな成型
面を有する発泡樹脂製品を得ることができる。
発泡樹脂材の成型を終えた後、一方の型又は他方の型の
いずれか又は両方の型を開き、成型面に被覆可能な大き
さで通気性を有する不織布を両型の間に配置し、一方の
型又は他方の型のいずれか又は両方の型を閉じ、他方の
型を介して、軟化状態の成型面に不織布を押圧し、不織
布を成型面に密着させる。よって、発泡の際に生ずるス
リット跡が露出する成型面は、不織布に覆われて露出す
ることがなく、見栄えがよく肌触りに優れた新たな成型
面を有する発泡樹脂製品を得ることができる。
【0037】請求項2の発明によれば、発泡樹脂体の新
たな成型面より突出する部分をトリミングしている。そ
して、表皮材は新たな成型面の端面を覆っている。この
ため、不織布の端面をきれいに仕上げることができると
共に、不織布の端面が表皮材に覆われることとなり、不
織布の端面の剥がれを防止できる。
たな成型面より突出する部分をトリミングしている。そ
して、表皮材は新たな成型面の端面を覆っている。この
ため、不織布の端面をきれいに仕上げることができると
共に、不織布の端面が表皮材に覆われることとなり、不
織布の端面の剥がれを防止できる。
【0038】請求項4の発明によれば、型内の熱と型の
押圧力とにより、発泡樹脂材と不織布とが密接し、両者
が直接接着する。このため、接着剤の塗布が不要とな
り、材料費の削減および作業効率の向上が図れる。
押圧力とにより、発泡樹脂材と不織布とが密接し、両者
が直接接着する。このため、接着剤の塗布が不要とな
り、材料費の削減および作業効率の向上が図れる。
【0039】請求項5の発明によれば、発泡樹脂製品の
粒状の発泡樹脂材が発泡して形成され、スリットによっ
て成型されたスリット跡を有する成型面には、通気性を
有する不織布が密着している。このため、発泡樹脂製品
は、発泡樹脂材が露出しておらず、見栄えがよく肌触り
に優れている。
粒状の発泡樹脂材が発泡して形成され、スリットによっ
て成型されたスリット跡を有する成型面には、通気性を
有する不織布が密着している。このため、発泡樹脂製品
は、発泡樹脂材が露出しておらず、見栄えがよく肌触り
に優れている。
【0040】請求項6の発明によれば、不織布の端面が
表皮材に被覆されている。このため、不織布の端面が露
出することなく、端面からの不織布の剥がれを防止でき
る。
表皮材に被覆されている。このため、不織布の端面が露
出することなく、端面からの不織布の剥がれを防止でき
る。
【0041】請求項8の発明によれば、不織布としてア
クリル繊維系不織布を用い、不織布が発泡樹脂材に直接
接着されている。接着剤を用いていないことから、材料
費及び作業コストを抑え、安価な発泡樹脂製品を得るこ
とができる。
クリル繊維系不織布を用い、不織布が発泡樹脂材に直接
接着されている。接着剤を用いていないことから、材料
費及び作業コストを抑え、安価な発泡樹脂製品を得るこ
とができる。
【0042】
【図1】本発明に係わる発泡樹脂製品の成型方法の一実
施例を示す工程図である。
施例を示す工程図である。
【図2】同その表皮材のセット状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】同表皮材の加熱状態を示す断面図である。
【図4】図3のIV線部拡大図である。
【図5】同表皮材の予備成型状態を示す断面図である。
【図6】同ビーズの充填状態を示す断面図である。
【図7】同ビーズの発泡状態を示す断面図である。
【図8】同可動型を開いた状態を示す断面図である。
【図9】同可動型を再び閉じた状態を示す断面図であ
る。
る。
【図10】同脱型状態を示す断面図である。
【図11】同発泡樹脂体のトリミングの様子を示す断面
図である。
図である。
【図12】同発泡樹脂製品の断面図である。
【図13】図12のXIII線部拡大図である。
【図14】同発泡樹脂製品の成型面図である。
【図15】従来の発泡樹脂製品の成型方法を示す型の断
面図である。
面図である。
【図16】従来の発泡樹脂製品の成型面図である。
1・・・・・・・発泡樹脂製品 2・・・・・・・発泡樹脂材 3,9a・・・・成型面 4・・・・・・・スリット跡 5・・・・・・・充填口跡 6・・・・・・・表皮材 9・・・・・・・不織布 10・・・・・・固定型 11・・・・・・キャビティ 12・・・・・・通気孔 13・・・・・・可動型 14・・・・・・蒸気通路 15・・・・・・スリット 17・・・・・・充填口 19・・・・・・回転刃 18・・・・・・充填口栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大橋 清二 愛知県西尾市宮町260番地 金山化成株式 会社内 Fターム(参考) 4F100 AK27C AR00A BA03 BA07 BA10A BA10C DG15 DG15C DJ01 DJ01B EA011 EC01C EC012 EC18C EH31B EH311 EH51A EH511 EJ02B EJ022 EJ17C EJ172 EJ24A EJ241 EJ36 EJ363 EJ42B EJ422 EJ50 EJ93 GB33 GB81 JK14 JL02 JL03 4F202 AD05 AD08 AD16 AD27 AG03 AG20 AH26 AH51 CA24 CB01 CQ01 CQ06 4F212 AD05 AD08 AD16 AD27 AG03 AG20 AH26 AH51 UA01 UB01 UB13 UF05 UF30 UF49 UW23 UW43
Claims (8)
- 【請求項1】一対の型のうち、少なくとも一方の型に形
成されたキャビティ内へ面するように両型の合い面に樹
脂製でシート状の表皮材を挟持し、挟持した該表皮材を
型内で加熱し、該一方の型に形成され該キャビティ内へ
開口する通気孔を通じて該キャビティ内を真空吸引し
て、該表皮材を該キャビティの表面に沿うように予備成
型し、この予備成型された該表皮材と他方の型の該キャ
ビティに臨むキャビティ面とで形成された表皮材キャビ
ティ内へ、該他方の型に形成された発泡樹脂材充填口を
介して粒状の発泡樹脂材を充填した後、該他方の型に形
成され、該表皮材キャビティ内へ開口する蒸気供給孔を
介して、該表皮材キャビティ内へ蒸気を供給し、該蒸気
で加熱されることにより該発泡樹脂材が該表皮材キャビ
テイ内で発泡して、該型内の熱と該発泡樹脂材の発泡す
る圧力とにより、発泡した発泡樹脂材と該表皮材とが接
着すると同時に、該表皮材キャビテイに沿って該発泡樹
材を成型し、その後、一方の型又は他方の型のいずれか
又は両方の型を開き、該表皮材の非被覆面であって該発
泡樹脂材が露出する成型面に被覆可能な大きさで通気性
を有する不織布を両型の間に配置し、一方の型又は他方
の型のいずれか又は両方の型を閉じ、該他方の型を介し
て、軟化状態の該成型面に該不織布を押圧し、該不織布
を該成型面に密着させることを特徴とする発泡樹脂製品
の成型方法。 - 【請求項2】前記キャビティ面を前記キャビティ方向に
所定量挿入した状態で、前記表皮材を前記両型の合い面
に挟持し、次に、該表皮材の該合い面に挟持されている
部分より、該キャビティ方向に所定量後退して前記成型
面を成型し、該成型面に前記不織布を密着させて新たな
成型面を形成した発泡樹脂体を離型した後、該発泡樹脂
体の該新たな成型面より突出する部分をトリミングする
ことを特徴とする請求項1記載の発泡樹脂製品の成型方
法。 - 【請求項3】前記不織布として、通気性を確保しつつ、
前記成型面と当接する面に接着剤をあらかじめ塗布され
た不織布を用い、該接着剤を介して、該不織布を該成型
面に接着することを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の発泡樹脂製品の成型方法。 - 【請求項4】前記不織布としてアクリル繊維系不織布を
用い、前記型内の温度と前記他方の型の押圧力とによ
り、該不織布を前記発泡樹脂材に直接接着することを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の発泡樹脂製品の成
型方法。 - 【請求項5】発泡樹脂材の表面が樹脂製でシート状の表
皮材によって被覆された発泡樹脂製品において、該表皮
材の非被覆面であって該発泡樹脂材が露出する成型面
に、通気性を有する不織布が密着していることを特徴と
する発泡樹脂製品。 - 【請求項6】前記不織布の端面が前記表皮材に被覆され
ていることを特徴とする請求項5記載の発泡樹脂製品。 - 【請求項7】前記不織布が接着剤を介して前記成型面に
接着されていることを特徴とする請求項5又は請求項6
記載の発泡樹脂製品。 - 【請求項8】前記不織布としてアクリル繊維系不織布を
用い、該不織布が前記発泡樹脂材に直接接着されている
ことを特徴とする請求項5又は請求項6記載の発泡樹脂
製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11089735A JP2000280272A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 発泡樹脂製品及びその成型方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11089735A JP2000280272A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 発泡樹脂製品及びその成型方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000280272A true JP2000280272A (ja) | 2000-10-10 |
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ID=13979034
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|---|---|---|---|
| JP11089735A Pending JP2000280272A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 発泡樹脂製品及びその成型方法 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2000280272A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003320544A (ja) * | 2002-04-30 | 2003-11-11 | Sekisui Plastics Co Ltd | 発泡樹脂成形品の製造方法 |
| CN104057624A (zh) * | 2014-06-20 | 2014-09-24 | 安徽金诚汽车装饰设计开发有限公司 | 一种汽车风道的制备方法 |
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