JP2000293813A - 多チャンネル磁気ヘッド及びその製造方法及びそれを用いた磁気カードリーダ - Google Patents
多チャンネル磁気ヘッド及びその製造方法及びそれを用いた磁気カードリーダInfo
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気カードの反りに起因して磁気記録部と磁
気ヘッドとの間にスペーシングが発生していても情報を
十分に磁気記録する。 【解決手段】 多チャンネル磁気ヘッド1は、複数の磁
気コア半体2a,…,2aと2b,…,2bをそれぞれ
突き合わせ、その突き合わせ部3,…,3に複数の磁気
ギャップ部4,…,4を形成し、複数の磁気ギャップ部
4,…,4を磁気媒体に摺接させて磁気媒体にデータの
記録をするものである。この多チャンネル磁気ヘッド1
の複数の磁気ギャップ部4,…,4のギャップ間隔t,
…,tを、磁気媒体とのスペーシングの発生可能性に基
づいて異ならせるようにする。
気ヘッドとの間にスペーシングが発生していても情報を
十分に磁気記録する。 【解決手段】 多チャンネル磁気ヘッド1は、複数の磁
気コア半体2a,…,2aと2b,…,2bをそれぞれ
突き合わせ、その突き合わせ部3,…,3に複数の磁気
ギャップ部4,…,4を形成し、複数の磁気ギャップ部
4,…,4を磁気媒体に摺接させて磁気媒体にデータの
記録をするものである。この多チャンネル磁気ヘッド1
の複数の磁気ギャップ部4,…,4のギャップ間隔t,
…,tを、磁気媒体とのスペーシングの発生可能性に基
づいて異ならせるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多チャンネル磁気
ヘッド及びその製造方法及びそれを用いた磁気カードリ
ーダに関する。さらに詳述すると、本発明は、磁気カー
ドへ磁気データを記録する磁気記録手段の改良に関す
る。
ヘッド及びその製造方法及びそれを用いた磁気カードリ
ーダに関する。さらに詳述すると、本発明は、磁気カー
ドへ磁気データを記録する磁気記録手段の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気カード等の磁気媒体の磁気情報を読
取り記録する磁気ヘッドは、磁気カードとの接触が十分
に確保されていれば書き込みが容易にでき読取りや記録
が良好に行われ得るが、これらの間の接触状態は常に良
好であるとも限らない。
取り記録する磁気ヘッドは、磁気カードとの接触が十分
に確保されていれば書き込みが容易にでき読取りや記録
が良好に行われ得るが、これらの間の接触状態は常に良
好であるとも限らない。
【0003】例えば、図32に示すように磁気カード1
01の磁気記録部102が3トラック(以下「チャンネ
ル」という)で形成されている場合、この磁気カード1
01が図示するように反っていると磁気ヘッド103と
の間でスペーシングが発生し、特に真ん中の第2チャン
ネルが磁気ヘッド103から離れて磁気情報の記録や読
取りが良好に行われなくなってしまうことがある。これ
はチャンネルが複数形成された多チャンネル磁気カード
101でも同様であり、スペーシングによって特に磁気
記録部102の中心付近の磁気情報のやりとりが良好で
なくなることがある。
01の磁気記録部102が3トラック(以下「チャンネ
ル」という)で形成されている場合、この磁気カード1
01が図示するように反っていると磁気ヘッド103と
の間でスペーシングが発生し、特に真ん中の第2チャン
ネルが磁気ヘッド103から離れて磁気情報の記録や読
取りが良好に行われなくなってしまうことがある。これ
はチャンネルが複数形成された多チャンネル磁気カード
101でも同様であり、スペーシングによって特に磁気
記録部102の中心付近の磁気情報のやりとりが良好で
なくなることがある。
【0004】このような問題は磁気カード101に反り
が全く生じなければ発生し得ないが、常に反りが生じな
いようにすることは困難である。JIS規格では、磁気
カード101が反った場合を想定し、磁気記録部102
と磁気ヘッド103とのスペーシングが2mm以内であ
れば許容することとしている。
が全く生じなければ発生し得ないが、常に反りが生じな
いようにすることは困難である。JIS規格では、磁気
カード101が反った場合を想定し、磁気記録部102
と磁気ヘッド103とのスペーシングが2mm以内であ
れば許容することとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は、磁気カード101の高抗磁力化及び磁気ヘッド10
3の高抗磁力対応化が進んでいることから、磁気カード
101と磁気ヘッド103の間のスペーシングが許容範
囲(2mm)以内であっても磁気情報を十分に記録し得
ないことがある。これは、記録磁気の抗磁力・保磁力を
向上させるため高抗磁力化すると保磁力は向上するもの
の従来の低抗磁力磁気カード及び磁気ヘッドを使用した
場合と比べて磁気記録能力が劣ることに起因しており、
スペーシングが従来の許容範囲内にあっても磁気カード
101への磁気記録、特に第2チャンネルへの磁気記録
を十分に行うことができないことがあった。
は、磁気カード101の高抗磁力化及び磁気ヘッド10
3の高抗磁力対応化が進んでいることから、磁気カード
101と磁気ヘッド103の間のスペーシングが許容範
囲(2mm)以内であっても磁気情報を十分に記録し得
ないことがある。これは、記録磁気の抗磁力・保磁力を
向上させるため高抗磁力化すると保磁力は向上するもの
の従来の低抗磁力磁気カード及び磁気ヘッドを使用した
場合と比べて磁気記録能力が劣ることに起因しており、
スペーシングが従来の許容範囲内にあっても磁気カード
101への磁気記録、特に第2チャンネルへの磁気記録
を十分に行うことができないことがあった。
【0006】また、磁気カードリーダ内で磁気カード1
01を搬送する際、磁気記録や再生を行う間はパットロ
ーラで磁気カード101を磁気ヘッド103側に押しつ
けるようにしているものの、例えば低温状態にある場合
には磁気カード101が硬くなってしまい、いくら押し
つけてもスペーシングの問題が解消されないことがあ
る。磁気カードリーダの動作保証温度は通常は0〜50
℃程度であり、これより低温状態となったときは特にこ
のような問題が顕著になることがある。
01を搬送する際、磁気記録や再生を行う間はパットロ
ーラで磁気カード101を磁気ヘッド103側に押しつ
けるようにしているものの、例えば低温状態にある場合
には磁気カード101が硬くなってしまい、いくら押し
つけてもスペーシングの問題が解消されないことがあ
る。磁気カードリーダの動作保証温度は通常は0〜50
℃程度であり、これより低温状態となったときは特にこ
のような問題が顕著になることがある。
【0007】そこで本発明は、磁気カードの反りに起因
して磁気記録部と磁気ヘッドとの間にスペーシングが発
生していても情報を十分に磁気記録し得る多チャンネル
磁気ヘッド及びその製造方法を提供することを目的とす
る。併せて本発明は、この多チャンネル磁気ヘッドを用
いた磁気カードリーダを提供することを目的とする。
して磁気記録部と磁気ヘッドとの間にスペーシングが発
生していても情報を十分に磁気記録し得る多チャンネル
磁気ヘッド及びその製造方法を提供することを目的とす
る。併せて本発明は、この多チャンネル磁気ヘッドを用
いた磁気カードリーダを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】ここで、本願発明者は、
磁気カードの磁気記録部を構成する複数のチャンネルで
は記録磁気の密度が異なっていることに着目し、この特
性を利用すれば高抗磁力磁気カード及び抗磁力磁気ヘッ
ドの間でスペーシングが生じている場合にも磁気記録を
十分に行い得ることを知得するに至った。
磁気カードの磁気記録部を構成する複数のチャンネルで
は記録磁気の密度が異なっていることに着目し、この特
性を利用すれば高抗磁力磁気カード及び抗磁力磁気ヘッ
ドの間でスペーシングが生じている場合にも磁気記録を
十分に行い得ることを知得するに至った。
【0009】本発明はかかる知得に基づくものであり、
請求項1記載の発明は、複数の磁気コア半体をそれぞれ
突き合わせ、その突き合わせ部に複数の磁気ギャップ部
を形成し、複数の磁気ギャップ部を磁気媒体に摺接させ
て磁気媒体にデータの記録をするようにした多チャンネ
ル磁気ヘッドにおいて、複数の磁気ギャップ部のギャッ
プ間隔を、磁気媒体とのスペーシングの発生可能性に基
づいて異ならせるようにしたものである。
請求項1記載の発明は、複数の磁気コア半体をそれぞれ
突き合わせ、その突き合わせ部に複数の磁気ギャップ部
を形成し、複数の磁気ギャップ部を磁気媒体に摺接させ
て磁気媒体にデータの記録をするようにした多チャンネ
ル磁気ヘッドにおいて、複数の磁気ギャップ部のギャッ
プ間隔を、磁気媒体とのスペーシングの発生可能性に基
づいて異ならせるようにしたものである。
【0010】磁気ヘッドは、その磁気コア先端部に形成
される磁気ギャップ部のギャップ間隔を広くした場合、
磁気読取り能力が劣化する一方で、磁界分布は広がって
磁気記録能力が向上するという特性を有している。した
がって、複数の磁気ギャップ部を有する多チャンネル磁
気ヘッドにおいては、磁気媒体とのスペーシングの発生
可能性に基づいてギャップ間隔を異ならせることによ
り、必要な部分で必要なだけ磁気記録能力の向上を図る
ことができる。
される磁気ギャップ部のギャップ間隔を広くした場合、
磁気読取り能力が劣化する一方で、磁界分布は広がって
磁気記録能力が向上するという特性を有している。した
がって、複数の磁気ギャップ部を有する多チャンネル磁
気ヘッドにおいては、磁気媒体とのスペーシングの発生
可能性に基づいてギャップ間隔を異ならせることによ
り、必要な部分で必要なだけ磁気記録能力の向上を図る
ことができる。
【0011】すなわち、磁気カードが反っている場合に
もっともスペーシング量が大きいのは中央付近に位置す
るチャンネルであり、端部のチャンネルほどスペーシン
グが小さいので、このスペーシング量によってギャップ
間隔を適宜調節するようにすれば良く、これにより各チ
ャンネルに対する磁気ヘッドの磁気記録能力をチャンネ
ルごとに向上させることができる。
もっともスペーシング量が大きいのは中央付近に位置す
るチャンネルであり、端部のチャンネルほどスペーシン
グが小さいので、このスペーシング量によってギャップ
間隔を適宜調節するようにすれば良く、これにより各チ
ャンネルに対する磁気ヘッドの磁気記録能力をチャンネ
ルごとに向上させることができる。
【0012】請求項2記載の発明は、複数の磁気コア半
体をそれぞれ突き合わせ、その突き合わせ部に複数の磁
気ギャップ部を形成し、複数の磁気ギャップ部を磁気媒
体に摺接させて磁気媒体にデータの記録をするようにし
た多チャンネル磁気ヘッドの製造方法において、複数の
磁気ギャップ部のギャップ間隔を、磁気媒体とのスペー
シングの発生可能性に基づいた加工を行うことにより異
ならせるようにしたものである。したがって、チャンネ
ルの数の分だけ形成される磁気ギャップ部のギャップ間
隔の広狭を磁気ギャップごとに設定し、この設定に基づ
いてあらかじめギャップ間隔を異ならせることが可能と
なる。
体をそれぞれ突き合わせ、その突き合わせ部に複数の磁
気ギャップ部を形成し、複数の磁気ギャップ部を磁気媒
体に摺接させて磁気媒体にデータの記録をするようにし
た多チャンネル磁気ヘッドの製造方法において、複数の
磁気ギャップ部のギャップ間隔を、磁気媒体とのスペー
シングの発生可能性に基づいた加工を行うことにより異
ならせるようにしたものである。したがって、チャンネ
ルの数の分だけ形成される磁気ギャップ部のギャップ間
隔の広狭を磁気ギャップごとに設定し、この設定に基づ
いてあらかじめギャップ間隔を異ならせることが可能と
なる。
【0013】また、上述の多チャンネル磁気ヘッドの製
造に際し加工をするにあたっては、請求項3記載のよう
に磁気ギャップ部を構成する突き合わせ面を段加工する
ことにより磁気ギャップ部を形成することができる。あ
るいは請求項4記載のように1枚砥石により突き合わせ
部を段加工したり、請求項5記載のようにあらかじめ段
加工された砥石を突き合わせ部に摺接させて突き合わせ
面を段加工することによって磁気ギャップを形成するこ
ともできる。
造に際し加工をするにあたっては、請求項3記載のよう
に磁気ギャップ部を構成する突き合わせ面を段加工する
ことにより磁気ギャップ部を形成することができる。あ
るいは請求項4記載のように1枚砥石により突き合わせ
部を段加工したり、請求項5記載のようにあらかじめ段
加工された砥石を突き合わせ部に摺接させて突き合わせ
面を段加工することによって磁気ギャップを形成するこ
ともできる。
【0014】請求項6記載の発明は、複数の磁気ギャッ
プ部を有する多チャンネル磁気ヘッドを備え、該多チャ
ンネル磁気ヘッドに対して磁気媒体に摺接走行させて多
チャンネル磁気ヘッドにより磁気媒体にデータの記録を
するようにした磁気カードリーダにおいて、多チャンネ
ル磁気ヘッドにおける複数の磁気ギャップ部のギャップ
間隔を、磁気媒体の摺接走行時における磁気媒体とのス
ペーシングの発生可能性に基づいて異ならせるように
し、多チャンネル磁気ヘッドにより磁気媒体にデータの
記録をするようにしたものである。
プ部を有する多チャンネル磁気ヘッドを備え、該多チャ
ンネル磁気ヘッドに対して磁気媒体に摺接走行させて多
チャンネル磁気ヘッドにより磁気媒体にデータの記録を
するようにした磁気カードリーダにおいて、多チャンネ
ル磁気ヘッドにおける複数の磁気ギャップ部のギャップ
間隔を、磁気媒体の摺接走行時における磁気媒体とのス
ペーシングの発生可能性に基づいて異ならせるように
し、多チャンネル磁気ヘッドにより磁気媒体にデータの
記録をするようにしたものである。
【0015】この磁気カードリーダで採用されている多
チャンネル磁気ヘッドは、スペーシングの広狭に応じて
適宜ギャップ間隔を調節することにより各チャンネルに
対する磁気ヘッドの磁気記録能力をチャンネルごとに変
化させ得るものである。したがって、チャンネルごとに
ギャップ間隔を異ならせることにより、必要な部分で必
要なだけ磁気記録能力を向上させることができる。
チャンネル磁気ヘッドは、スペーシングの広狭に応じて
適宜ギャップ間隔を調節することにより各チャンネルに
対する磁気ヘッドの磁気記録能力をチャンネルごとに変
化させ得るものである。したがって、チャンネルごとに
ギャップ間隔を異ならせることにより、必要な部分で必
要なだけ磁気記録能力を向上させることができる。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6記載の磁
気カードリーダにおいて、多チャンネル磁気ヘッドは3
チャンネル用の磁気ヘッドであり、中間のチャンネルに
対応する磁気ギャップ部のギャップ間隔を両側の磁気ギ
ャップ部のギャップ間隔より大きくしたものである。し
たがってこの磁気カードリーダでは、磁気ヘッドで磁気
記録する際、磁気カードの中間のチャンネルに対する磁
気記録能力が向上している。
気カードリーダにおいて、多チャンネル磁気ヘッドは3
チャンネル用の磁気ヘッドであり、中間のチャンネルに
対応する磁気ギャップ部のギャップ間隔を両側の磁気ギ
ャップ部のギャップ間隔より大きくしたものである。し
たがってこの磁気カードリーダでは、磁気ヘッドで磁気
記録する際、磁気カードの中間のチャンネルに対する磁
気記録能力が向上している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0018】図1〜図11に、本発明の磁気ヘッド及び
その製造方法及びそれを用いた磁気カードリーダの一実
施形態を示す。多チャンネル磁気ヘッド(以下単に「磁
気ヘッド」ともいう)1は、複数の磁気コア半体2a,
…,2aと2b,…,2bをそれぞれ突き合わせ、その
突き合わせ部3に複数の磁気ギャップ部4,…,4を形
成し、複数の磁気ギャップ部4,…,4を磁気媒体に摺
接させて当該磁気媒体に複数チャンネルのデータ記録を
するものである。本実施形態における磁気ヘッド1は、
それぞれにコイル12が巻かれた3層の磁気コア2,
2,2がコアホルダ5によって支持され、その状態のま
まケース10に収納され、その後に、ケース10内に樹
脂注入するなどによって磁気ヘッド1として一体形成さ
れている。
その製造方法及びそれを用いた磁気カードリーダの一実
施形態を示す。多チャンネル磁気ヘッド(以下単に「磁
気ヘッド」ともいう)1は、複数の磁気コア半体2a,
…,2aと2b,…,2bをそれぞれ突き合わせ、その
突き合わせ部3に複数の磁気ギャップ部4,…,4を形
成し、複数の磁気ギャップ部4,…,4を磁気媒体に摺
接させて当該磁気媒体に複数チャンネルのデータ記録を
するものである。本実施形態における磁気ヘッド1は、
それぞれにコイル12が巻かれた3層の磁気コア2,
2,2がコアホルダ5によって支持され、その状態のま
まケース10に収納され、その後に、ケース10内に樹
脂注入するなどによって磁気ヘッド1として一体形成さ
れている。
【0019】さらに、この磁気ヘッド1は、第1、第
2、第3各チャンネル(図4ではCHと表示)の磁気コ
ア2,2,2の磁気ギャップ部4におけるギャップ間隔
t1,t2,t3を、磁気媒体との間のスペーシングの
発生可能性に基づいて異ならせるようにして形成されて
いる。具体的に説明すると、本実施形態における磁気ヘ
ッド1では、第2チャンネルに対応する磁気ギャップ部
4のギャップ間隔t2を図4に示すように両側の第1及
び第3チャンネルにおけるギャップ間隔t1,t 3より
も大きくなるように設定している。
2、第3各チャンネル(図4ではCHと表示)の磁気コ
ア2,2,2の磁気ギャップ部4におけるギャップ間隔
t1,t2,t3を、磁気媒体との間のスペーシングの
発生可能性に基づいて異ならせるようにして形成されて
いる。具体的に説明すると、本実施形態における磁気ヘ
ッド1では、第2チャンネルに対応する磁気ギャップ部
4のギャップ間隔t2を図4に示すように両側の第1及
び第3チャンネルにおけるギャップ間隔t1,t 3より
も大きくなるように設定している。
【0020】なお、以下に示す実施形態では、磁気ヘッ
ド1が3つのチャンネル(3チャンネル)を有するよう
に磁気コア2,…,2が3層積層されて構成されている
が、これは複数チャンネルとされた磁気ヘッド1の一例
であり磁気ヘッド1及び磁気カードに形成される実際の
チャンネル数は適宜変更可能で特定の数に限られること
はない。
ド1が3つのチャンネル(3チャンネル)を有するよう
に磁気コア2,…,2が3層積層されて構成されている
が、これは複数チャンネルとされた磁気ヘッド1の一例
であり磁気ヘッド1及び磁気カードに形成される実際の
チャンネル数は適宜変更可能で特定の数に限られること
はない。
【0021】次に各構成について説明すると、まず磁気
ヘッド1を構成する磁気コア2,2,2は、互いに同形
状の鉄心磁気コアであり、これらが積層されて磁気コア
全体が形成される。積層される各磁気コア2,2,2の
それぞれはコイル12が巻かれ、3チャンネルの互いに
独立した磁気を形成するように設けられている。本実施
形態では図示するように互いに同形状の磁気コア2,
2,2を積層しているが、例えばさらに多層構造とする
ような場合、各磁気コア2,2,…にコイル12やこの
コイルが巻回されたボビンを設ける必要上、ギャップ部
4側から基部側に向かうにつれて互いの間隔が広がるよ
うに裾広がり状に配置することも可能である。
ヘッド1を構成する磁気コア2,2,2は、互いに同形
状の鉄心磁気コアであり、これらが積層されて磁気コア
全体が形成される。積層される各磁気コア2,2,2の
それぞれはコイル12が巻かれ、3チャンネルの互いに
独立した磁気を形成するように設けられている。本実施
形態では図示するように互いに同形状の磁気コア2,
2,2を積層しているが、例えばさらに多層構造とする
ような場合、各磁気コア2,2,…にコイル12やこの
コイルが巻回されたボビンを設ける必要上、ギャップ部
4側から基部側に向かうにつれて互いの間隔が広がるよ
うに裾広がり状に配置することも可能である。
【0022】磁気コア2は、図7に示すように略コ形に
形成された磁気コア半体2a,2bが2個1組で向かい
合わせに突き合わされてから図1に示すように配置され
て形成されている。この際、互いの磁気コア半体2a,
2bは図7に示すようにギャップ部4側と基部側との2
箇所の突き合わせ部3,3で突き合わせられる。このと
き、基部側では面同士が密着して突き合わされるのに対
し、磁気ギャップ部4では図1などに示すようにスペー
サ11を介在させているため突き合わせ面同士が直接接
触せず、これにより磁気ギャップが形成されている。図
示する磁気ヘッド1の場合、3層の磁気コア半体2a,
2a,2aと2b,2b,2bをそれぞれ突き合わせて
3つの磁気ギャップ部4,4,4を形成し、それぞれが
互いに独立した3チャンネル分の磁気記録を可能として
いる。
形成された磁気コア半体2a,2bが2個1組で向かい
合わせに突き合わされてから図1に示すように配置され
て形成されている。この際、互いの磁気コア半体2a,
2bは図7に示すようにギャップ部4側と基部側との2
箇所の突き合わせ部3,3で突き合わせられる。このと
き、基部側では面同士が密着して突き合わされるのに対
し、磁気ギャップ部4では図1などに示すようにスペー
サ11を介在させているため突き合わせ面同士が直接接
触せず、これにより磁気ギャップが形成されている。図
示する磁気ヘッド1の場合、3層の磁気コア半体2a,
2a,2aと2b,2b,2bをそれぞれ突き合わせて
3つの磁気ギャップ部4,4,4を形成し、それぞれが
互いに独立した3チャンネル分の磁気記録を可能として
いる。
【0023】また各磁気コア半体2a,2bの突き合わ
せ部3は、各磁気コア半体2a,2bをコアホルダ5に
組み込んだときに、図5に示すように一直線上に揃って
並ぶように配置されるものであり、かつ、このように配
置された時点ではギャップ間隔tは所定幅に設定されて
いない。本実施形態では、この突き合わせ部3,…,3
にそれぞれ所定厚さのスペーサ11,…,11を挟み込
んで所望のギャップ間隔t1,t2,t3を得るように
しているため、第2チャンネルの磁気コア2の突き合わ
せ部3をあらかじめ第1あるいは第3チャンネルの突き
合わせ部3よりも磁気ヘッド1外側に引き気味となるよ
うに形成する必要はない。
せ部3は、各磁気コア半体2a,2bをコアホルダ5に
組み込んだときに、図5に示すように一直線上に揃って
並ぶように配置されるものであり、かつ、このように配
置された時点ではギャップ間隔tは所定幅に設定されて
いない。本実施形態では、この突き合わせ部3,…,3
にそれぞれ所定厚さのスペーサ11,…,11を挟み込
んで所望のギャップ間隔t1,t2,t3を得るように
しているため、第2チャンネルの磁気コア2の突き合わ
せ部3をあらかじめ第1あるいは第3チャンネルの突き
合わせ部3よりも磁気ヘッド1外側に引き気味となるよ
うに形成する必要はない。
【0024】磁気コア2の突き合わせ部3に介在させる
スペーサ11は公知のもので構わないが、図4に示すよ
うに、第1チャンネル及び第3チャンネルのスペーサ1
1を同じ厚さ(t1=t3)とするとともに、第2チャ
ンネルにはこれらよりも厚いスペーサ11を介在させ、
ギャップ間隔t2がもっとも広くなるように設定してい
る。
スペーサ11は公知のもので構わないが、図4に示すよ
うに、第1チャンネル及び第3チャンネルのスペーサ1
1を同じ厚さ(t1=t3)とするとともに、第2チャ
ンネルにはこれらよりも厚いスペーサ11を介在させ、
ギャップ間隔t2がもっとも広くなるように設定してい
る。
【0025】また、3層の磁気コア2,2,2のそれぞ
れに巻かれるコイル12,12,12は、図7に示すよ
うに磁気コア半体2a,2bに鉛直方向に設けられるも
のでも良いし、あるいは磁気コア2の基部側に水平方向
に設けられるものであっても良い。特に図示していない
が、コイル12が巻かれるボビンの形状は特定のものに
限定されず磁気コア2などに合わせて適宜設計されるも
のである。
れに巻かれるコイル12,12,12は、図7に示すよ
うに磁気コア半体2a,2bに鉛直方向に設けられるも
のでも良いし、あるいは磁気コア2の基部側に水平方向
に設けられるものであっても良い。特に図示していない
が、コイル12が巻かれるボビンの形状は特定のものに
限定されず磁気コア2などに合わせて適宜設計されるも
のである。
【0026】次に、コアホルダ5は図9〜11に示すよ
うに縦割半分に分割形成されていて、同形状のコアホル
ダ半体5a,5bの2個1組を突き合わせるように組み
合わせて1個のコアホルダ5を構成するようにしたもの
である。コアホルダ半体5aと5bは、図1などに示す
ようにそれぞれがその内側に磁気コア半体2aと2bを
収容しながら互いを突き合わせることによって磁気コア
2を支持するコアホルダ5を形成する。この場合、一方
のコアホルダ半体5aは磁気コア支持部6,6,6を介
してギャップ間隔t1,t2,t3の調整を行い得るよ
うに構成される調整用コアホルダ5a、他方のコアホル
ダ半体5bはこの調整用コアホルダ5aと対向して突き
合わせられる対向側コアホルダ5bであり、調整用コア
ホルダ5aの方に調整部材9を設けるようにしている。
うに縦割半分に分割形成されていて、同形状のコアホル
ダ半体5a,5bの2個1組を突き合わせるように組み
合わせて1個のコアホルダ5を構成するようにしたもの
である。コアホルダ半体5aと5bは、図1などに示す
ようにそれぞれがその内側に磁気コア半体2aと2bを
収容しながら互いを突き合わせることによって磁気コア
2を支持するコアホルダ5を形成する。この場合、一方
のコアホルダ半体5aは磁気コア支持部6,6,6を介
してギャップ間隔t1,t2,t3の調整を行い得るよ
うに構成される調整用コアホルダ5a、他方のコアホル
ダ半体5bはこの調整用コアホルダ5aと対向して突き
合わせられる対向側コアホルダ5bであり、調整用コア
ホルダ5aの方に調整部材9を設けるようにしている。
【0027】また、調整用コアホルダ5a及び対向側コ
アホルダ5bは、図10に示すように3チャンネル分の
磁気コア2,2,2を支持することができるよう3個の
突起状の磁気コア支持部6,6,6を備えて形成されて
いる。この場合、溝部7,7を設けることによってチャ
ンネルに対応した複数(本実施形態では3つ)の磁気コ
ア支持部6,6,6を形成するようにしている。
アホルダ5bは、図10に示すように3チャンネル分の
磁気コア2,2,2を支持することができるよう3個の
突起状の磁気コア支持部6,6,6を備えて形成されて
いる。この場合、溝部7,7を設けることによってチャ
ンネルに対応した複数(本実施形態では3つ)の磁気コ
ア支持部6,6,6を形成するようにしている。
【0028】溝部7,7は図10に示すように磁気ギャ
ップ部4のある側から基部側に向かう縦溝であり、第1
チャンネルと第2チャンネル及び第2チャンネルと第3
チャンネルとをそれぞれ区切るように設けられている。
本実施形態の溝部7,7は、図示するように、当該溝部
7,7の最下部において磁気コア支持部6,6,6をつ
なぐ接続部8,8がある程度細くなる程度の深さまで設
けられている。これにより、第2チャンネルに位置する
磁気コア支持部(以下「第2磁気コア支持部」という)
6の支持強度を保ちつつ、この第2磁気コア支持部6が
接続部8,8を軸として捻るように回動することを可能
としている。また、このように第2磁気コア支持部6の
両側が溝部7,7であるため、第2磁気コア支持部6自
体に可撓性を備えさせることも可能である。したがっ
て、例えば各磁気コア支持部6,6,6の上部に水平方
向荷重をかけた場合、特に第2磁気コア支持部6の移動
量が他の磁気コア支持部6,6よりも大きくなる。そし
て、以上のように本実施形態では磁気コア支持部6,
6,6の磁気ギャップ部4側をチャンネルごと傾斜させ
ることができるようにしているため、磁気ヘッド1にお
いては、各チャンネルごとに磁気ギャップ部4のギャッ
プ間隔t1,t2,t3を異ならせることが可能であ
る。
ップ部4のある側から基部側に向かう縦溝であり、第1
チャンネルと第2チャンネル及び第2チャンネルと第3
チャンネルとをそれぞれ区切るように設けられている。
本実施形態の溝部7,7は、図示するように、当該溝部
7,7の最下部において磁気コア支持部6,6,6をつ
なぐ接続部8,8がある程度細くなる程度の深さまで設
けられている。これにより、第2チャンネルに位置する
磁気コア支持部(以下「第2磁気コア支持部」という)
6の支持強度を保ちつつ、この第2磁気コア支持部6が
接続部8,8を軸として捻るように回動することを可能
としている。また、このように第2磁気コア支持部6の
両側が溝部7,7であるため、第2磁気コア支持部6自
体に可撓性を備えさせることも可能である。したがっ
て、例えば各磁気コア支持部6,6,6の上部に水平方
向荷重をかけた場合、特に第2磁気コア支持部6の移動
量が他の磁気コア支持部6,6よりも大きくなる。そし
て、以上のように本実施形態では磁気コア支持部6,
6,6の磁気ギャップ部4側をチャンネルごと傾斜させ
ることができるようにしているため、磁気ヘッド1にお
いては、各チャンネルごとに磁気ギャップ部4のギャッ
プ間隔t1,t2,t3を異ならせることが可能であ
る。
【0029】また、図1〜図3に示すように、調整用コ
アホルダ5aには調整部材9,9,9が設けられる。こ
の調整部材9,9,9は、調整用コアホルダ5aの磁気
コア支持部6,6,6のそれぞれを傾斜調整するための
部材であり、調整用磁気コア支持部6,6,6とケース
10との間に設けられてなる。本実施形態では、調整部
材9,9,9として、ケース10の外側から水平にねじ
込まれる調整用ねじ部材を採用し、この調整用ねじ部材
により磁気コア支持部6,6,6を磁気ギャップ部4側
に押すことにより磁気ギャップ部4におけるギャップ間
隔t1,t2,t3を調整するようにしている。また、
このように調整用コアホルダ5aの側方に調整用ねじ部
材を取り付けることとしているため、磁気ヘッド1の周
囲を形成するケース10の対応位置には、この調整用ね
じ部材をねじ込むためのねじ孔10a,10a,10a
を設けている。
アホルダ5aには調整部材9,9,9が設けられる。こ
の調整部材9,9,9は、調整用コアホルダ5aの磁気
コア支持部6,6,6のそれぞれを傾斜調整するための
部材であり、調整用磁気コア支持部6,6,6とケース
10との間に設けられてなる。本実施形態では、調整部
材9,9,9として、ケース10の外側から水平にねじ
込まれる調整用ねじ部材を採用し、この調整用ねじ部材
により磁気コア支持部6,6,6を磁気ギャップ部4側
に押すことにより磁気ギャップ部4におけるギャップ間
隔t1,t2,t3を調整するようにしている。また、
このように調整用コアホルダ5aの側方に調整用ねじ部
材を取り付けることとしているため、磁気ヘッド1の周
囲を形成するケース10の対応位置には、この調整用ね
じ部材をねじ込むためのねじ孔10a,10a,10a
を設けている。
【0030】このように調整部材9,9,9を設けた場
合、磁気コア2,2,2及びコアホルダ5の各磁気コア
支持部6,6,6は対向側コアホルダ5b側に押圧さ
れ、この対向側コアホルダ5bを基準として調整用コア
ホルダ5aの磁気コア支持部6,6,6を傾斜調整し得
る。ケース10は、対向側コアホルダ5bと全面接触す
る内面は平坦となるように形成されている。
合、磁気コア2,2,2及びコアホルダ5の各磁気コア
支持部6,6,6は対向側コアホルダ5b側に押圧さ
れ、この対向側コアホルダ5bを基準として調整用コア
ホルダ5aの磁気コア支持部6,6,6を傾斜調整し得
る。ケース10は、対向側コアホルダ5bと全面接触す
る内面は平坦となるように形成されている。
【0031】上述のように、本実施形態では調整用ねじ
部材を用いることとしているが、調整部材9は特にこれ
に限られず、例えば磁気コア2、コアホルダ5そしてケ
ース10の大きさの関係を適宜調整することによっても
調整部材9と同様の調整機能を発揮させることが可能で
ある。例えば、図12に示す磁気ヘッド1において、磁
気コア2を挟み込んで保持したときのコアホルダ5をそ
の外幅がケース10の内幅よりも僅かに大きくなるよう
に形成するようにしても良い。この場合、ケース10内
に収納された磁気コア2とコアホルダ5にケース10に
よって内側への押圧力がかかるため、磁気コア2の突き
合わせ部3がスペーサ11に密着してギャップ間隔
t1,t2,t3が所定幅となるとともに、調整用コア
ホルダ5aの第2磁気コア支持部6がスペーサ11の厚
みの差の分だけ傾斜調整した状態で保持され得る。
部材を用いることとしているが、調整部材9は特にこれ
に限られず、例えば磁気コア2、コアホルダ5そしてケ
ース10の大きさの関係を適宜調整することによっても
調整部材9と同様の調整機能を発揮させることが可能で
ある。例えば、図12に示す磁気ヘッド1において、磁
気コア2を挟み込んで保持したときのコアホルダ5をそ
の外幅がケース10の内幅よりも僅かに大きくなるよう
に形成するようにしても良い。この場合、ケース10内
に収納された磁気コア2とコアホルダ5にケース10に
よって内側への押圧力がかかるため、磁気コア2の突き
合わせ部3がスペーサ11に密着してギャップ間隔
t1,t2,t3が所定幅となるとともに、調整用コア
ホルダ5aの第2磁気コア支持部6がスペーサ11の厚
みの差の分だけ傾斜調整した状態で保持され得る。
【0032】あるいは、このようにケース10の内幅を
狭く形成する以外にも、特に図示していないがこのケー
ス10の内面の一方に斜めの押圧板を取り付けるように
しても良い。この場合、ケース10内に磁気コア2及び
コアホルダ5を収納した際に撓んだ押圧板の復帰力を利
用し、磁気コア2及びコアホルダ5をケース10の反対
側内面に押し付けることができる。さらには、このよう
な押圧板を用いた場合において上述の調整用ねじ部材を
併せて用いるようにすれば、磁気コア支持部6,6,6
の傾斜調整をより確実に行うことも可能である。なお、
押圧板に限らず、これと同様にしてコアホルダ5を一方
側に押しつけるばね手段などを採用することも可能であ
る。
狭く形成する以外にも、特に図示していないがこのケー
ス10の内面の一方に斜めの押圧板を取り付けるように
しても良い。この場合、ケース10内に磁気コア2及び
コアホルダ5を収納した際に撓んだ押圧板の復帰力を利
用し、磁気コア2及びコアホルダ5をケース10の反対
側内面に押し付けることができる。さらには、このよう
な押圧板を用いた場合において上述の調整用ねじ部材を
併せて用いるようにすれば、磁気コア支持部6,6,6
の傾斜調整をより確実に行うことも可能である。なお、
押圧板に限らず、これと同様にしてコアホルダ5を一方
側に押しつけるばね手段などを採用することも可能であ
る。
【0033】上述のように形成されている本実施形態の
磁気ヘッド1を組み立てるには、まず、図5〜図8に示
すようにコアホルダ半体5a,5bの内部に磁気コア半
体2a,…,2aと2b,…,2bを保持させ、磁気コ
ア2の付き合わせ部3の間にスペーサ11を介在させな
がら突き合わせることによって磁気コア2とコアホルダ
5との組み合わせを形成する。そして、図1〜図3に示
すように磁気コア2を支持したコアホルダ5をケース1
0内に収納し、調整部材9を設けて調整用コアホルダ5
の各磁気コア支持部6,6,6を傾斜調整する。このと
き、第2磁気コア支持部6は図1に示すようにスペーサ
11の厚さの差分だけ他の磁気コア支持部6,6より僅
かながら後方に位置した状態で保持され得る。
磁気ヘッド1を組み立てるには、まず、図5〜図8に示
すようにコアホルダ半体5a,5bの内部に磁気コア半
体2a,…,2aと2b,…,2bを保持させ、磁気コ
ア2の付き合わせ部3の間にスペーサ11を介在させな
がら突き合わせることによって磁気コア2とコアホルダ
5との組み合わせを形成する。そして、図1〜図3に示
すように磁気コア2を支持したコアホルダ5をケース1
0内に収納し、調整部材9を設けて調整用コアホルダ5
の各磁気コア支持部6,6,6を傾斜調整する。このと
き、第2磁気コア支持部6は図1に示すようにスペーサ
11の厚さの差分だけ他の磁気コア支持部6,6より僅
かながら後方に位置した状態で保持され得る。
【0034】以上説明したように、本実施形態の3チャ
ンネル磁気ヘッド1はチャンネルごとにギャップ間隔t
1,t2,t3を異ならせて形成し、これにより各磁気
ギャップ部4,4,4で発生する磁界強度分布を異なら
せることを可能としたものである。具体的には、本実施
形態の磁気ヘッド1は第2チャンネルの方が第1及び第
3チャンネルよりも図4に示すようにt’(=t2−t
1)分だけ広く形成され、第2チャンネルにおける磁界
強度分布が広いものとされている。
ンネル磁気ヘッド1はチャンネルごとにギャップ間隔t
1,t2,t3を異ならせて形成し、これにより各磁気
ギャップ部4,4,4で発生する磁界強度分布を異なら
せることを可能としたものである。具体的には、本実施
形態の磁気ヘッド1は第2チャンネルの方が第1及び第
3チャンネルよりも図4に示すようにt’(=t2−t
1)分だけ広く形成され、第2チャンネルにおける磁界
強度分布が広いものとされている。
【0035】したがって、磁気カードの反りなどに起因
して当該磁気カードと磁気ヘッド1との間にスペーシン
グが発生し、第2チャンネルにおいて隙間が生じたとし
ても、この第2チャンネルの磁界強度を変化させている
ため第2チャンネルへの磁気記録を十分に行うことがで
きる。この場合、磁気ギャップ部4,4,4のギャップ
間隔t1,t2,t3は磁気媒体とのスペーシングの発
生可能性に基づいて適宜異ならせていることから、スペ
ーシングの発生状況に合わせて好適な磁界強度分布を実
現させることが可能である。
して当該磁気カードと磁気ヘッド1との間にスペーシン
グが発生し、第2チャンネルにおいて隙間が生じたとし
ても、この第2チャンネルの磁界強度を変化させている
ため第2チャンネルへの磁気記録を十分に行うことがで
きる。この場合、磁気ギャップ部4,4,4のギャップ
間隔t1,t2,t3は磁気媒体とのスペーシングの発
生可能性に基づいて適宜異ならせていることから、スペ
ーシングの発生状況に合わせて好適な磁界強度分布を実
現させることが可能である。
【0036】また、ギャップ間隔t,…,tを異ならせ
る際には、上述のように各磁気ギャップ4,…,4ごと
に間隔を設定するほか、全体として連続するギャップ変
化を得るようにすることも可能である。すなわち、図3
1に示すように、ギャップ間隔tが磁気コア2,…,2
の積層方向につれ連続的に変化するよう、各突き合わせ
部3,…,3を曲面あるいは曲面に近い連続平面などで
形成することも可能である。磁気ギャップ部4上方に発
生する磁界分布を段階的に形成することに加え、この手
段によれば連続的に変化する磁界分布を形成することも
可能となる。
る際には、上述のように各磁気ギャップ4,…,4ごと
に間隔を設定するほか、全体として連続するギャップ変
化を得るようにすることも可能である。すなわち、図3
1に示すように、ギャップ間隔tが磁気コア2,…,2
の積層方向につれ連続的に変化するよう、各突き合わせ
部3,…,3を曲面あるいは曲面に近い連続平面などで
形成することも可能である。磁気ギャップ部4上方に発
生する磁界分布を段階的に形成することに加え、この手
段によれば連続的に変化する磁界分布を形成することも
可能となる。
【0037】また、磁気記録チャンネル数(本実施形態
では3チャンネル)と同数の磁気コア支持部6,6,6
を設けているため、それぞれのチャンネルに対応して磁
気コア2,2,2を独立して支持することができる。こ
れにより、各ギャップ間隔t 1,t2,t3を所望の厚
さに設定し、かつその状態を保持して磁気ヘッド1の能
力を維持することが容易である。
では3チャンネル)と同数の磁気コア支持部6,6,6
を設けているため、それぞれのチャンネルに対応して磁
気コア2,2,2を独立して支持することができる。こ
れにより、各ギャップ間隔t 1,t2,t3を所望の厚
さに設定し、かつその状態を保持して磁気ヘッド1の能
力を維持することが容易である。
【0038】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。本実施形態では、調整部材9としての調整用ねじ
部材を図1などに示したように各磁気コア支持部6,
6,6に対応して設けることとしたが、調整部材9の形
態はこのようなものに限られない。例えば図14に示す
ように、コアホルダ5の両端側に、両コアホルダ半体5
a,5b同士を締め付けるための別の調整部材9を設け
ることもできる。この場合、一方のコアホルダ半体5a
(または5b)に磁気コア2,2,2を支持させた様子
は図16〜図18に示すようになり、また、両コアホル
ダ半体5a,5bを突き合わせた様子は図13〜図15
に示すようになる。ここで、両端側に設けられた別の調
整部材9,9が両コアホルダ半体5a,5b同士を締め
付けた状態で、各磁気コア支持部6,6,6に設けられ
た調整部材9,9,9が各磁気コア2,2,2を対向側
コアホルダ5b側に押しつけるように機能する。
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。本実施形態では、調整部材9としての調整用ねじ
部材を図1などに示したように各磁気コア支持部6,
6,6に対応して設けることとしたが、調整部材9の形
態はこのようなものに限られない。例えば図14に示す
ように、コアホルダ5の両端側に、両コアホルダ半体5
a,5b同士を締め付けるための別の調整部材9を設け
ることもできる。この場合、一方のコアホルダ半体5a
(または5b)に磁気コア2,2,2を支持させた様子
は図16〜図18に示すようになり、また、両コアホル
ダ半体5a,5bを突き合わせた様子は図13〜図15
に示すようになる。ここで、両端側に設けられた別の調
整部材9,9が両コアホルダ半体5a,5b同士を締め
付けた状態で、各磁気コア支持部6,6,6に設けられ
た調整部材9,9,9が各磁気コア2,2,2を対向側
コアホルダ5b側に押しつけるように機能する。
【0039】また、上述した説明中ではチャンネルごと
に厚さの異なるスペーサ11を介在させ、コアホルダ5
の磁気コア支持部6,6,6を適宜傾斜調整するように
した多チャンネル磁気ヘッド1について述べたが、チャ
ンネルごとに磁気ギャップ部4のギャップ間隔を異なら
せる手段はこれに限定されない。このように厚さの異な
るスペーサ11を利用してギャップ間隔t1,t2,t
3を異ならせるほか、磁気コア2の突き合わせ部3にあ
らかじめ段差をつくるように加工するようにすることも
可能である。
に厚さの異なるスペーサ11を介在させ、コアホルダ5
の磁気コア支持部6,6,6を適宜傾斜調整するように
した多チャンネル磁気ヘッド1について述べたが、チャ
ンネルごとに磁気ギャップ部4のギャップ間隔を異なら
せる手段はこれに限定されない。このように厚さの異な
るスペーサ11を利用してギャップ間隔t1,t2,t
3を異ならせるほか、磁気コア2の突き合わせ部3にあ
らかじめ段差をつくるように加工するようにすることも
可能である。
【0040】このような加工方法の例としては、例え
ば、磁気ギャップ部4を構成する突き合わせ面を段加工
する工程を経て磁気ヘッド1の磁気コア2を形成するこ
とができる。これによれば、突き合わせ面にあらかじめ
段差を設けることができるため、磁気コア半体2a,2
b同士をそのまま突き合わせることによって各チャンネ
ルの磁気コア2,2,2のギャップ間隔を所望の幅に設
定することができる。このように磁気ギャップ面に段加
工を施すにあたっては、図19に示すように1枚砥石1
3による段加工で段差を設けるほか、成形砥石による加
工あるいは複数砥石による加工などを行うことができ
る。例えば、図20に示すように、あらかじめ段差を有
するように加工された成形砥石13を用いて磁気コア2
の突き合わせ部3に段差を設けることができるし、図2
1に示すように段差を有するように配置された2枚の砥
石13,13によっても段差を設けることが可能であ
る。
ば、磁気ギャップ部4を構成する突き合わせ面を段加工
する工程を経て磁気ヘッド1の磁気コア2を形成するこ
とができる。これによれば、突き合わせ面にあらかじめ
段差を設けることができるため、磁気コア半体2a,2
b同士をそのまま突き合わせることによって各チャンネ
ルの磁気コア2,2,2のギャップ間隔を所望の幅に設
定することができる。このように磁気ギャップ面に段加
工を施すにあたっては、図19に示すように1枚砥石1
3による段加工で段差を設けるほか、成形砥石による加
工あるいは複数砥石による加工などを行うことができ
る。例えば、図20に示すように、あらかじめ段差を有
するように加工された成形砥石13を用いて磁気コア2
の突き合わせ部3に段差を設けることができるし、図2
1に示すように段差を有するように配置された2枚の砥
石13,13によっても段差を設けることが可能であ
る。
【0041】あるいは、コアホルダ5の形状や磁気コア
2の厚さ(高さ)によってギャップ間隔を異ならせるよ
うにすることができる。例えば図22に示すように、コ
アホルダ5の磁気コア支持部6,…,6にあらかじめ段
差を成形しておき、この磁気コア支持部6,…,6に厚
さの等しい磁気コア2,…,2を配置することによって
ギャップ間隔t,…,tを異ならせることができる。ま
たは、図23に示すように、平坦な磁気コア支持部6に
厚さの異なる磁気コア2,…,2を配置することによっ
てギャップ間隔t,…,tを異ならせることも可能であ
る。
2の厚さ(高さ)によってギャップ間隔を異ならせるよ
うにすることができる。例えば図22に示すように、コ
アホルダ5の磁気コア支持部6,…,6にあらかじめ段
差を成形しておき、この磁気コア支持部6,…,6に厚
さの等しい磁気コア2,…,2を配置することによって
ギャップ間隔t,…,tを異ならせることができる。ま
たは、図23に示すように、平坦な磁気コア支持部6に
厚さの異なる磁気コア2,…,2を配置することによっ
てギャップ間隔t,…,tを異ならせることも可能であ
る。
【0042】さらには、砥石13による成形以外の加工
法によって段差を設けることもできる。例えば、図24
に示すように、厚く形成すべき磁気コア2をスパッタリ
ング形成により段差を設けることができるし、あるいは
図25に示すようにエッチング加工によって段差を設け
ることもできる。
法によって段差を設けることもできる。例えば、図24
に示すように、厚く形成すべき磁気コア2をスパッタリ
ング形成により段差を設けることができるし、あるいは
図25に示すようにエッチング加工によって段差を設け
ることもできる。
【0043】なお、上述したいずれの加工法も、複数の
磁気ギャップ部4,…,4のギャップ間隔t,…,t
を、磁気媒体とのスペーシングの発生可能性に基づいて
異ならせるようにしている点においては変わるところが
ない。
磁気ギャップ部4,…,4のギャップ間隔t,…,t
を、磁気媒体とのスペーシングの発生可能性に基づいて
異ならせるようにしている点においては変わるところが
ない。
【0044】上述した各実施形態の磁気ヘッド1は、磁
気を利用した各種機器において利用可能であり、例えば
説明した多チャンネル磁気ヘッド1を磁気カードリーダ
の磁気ヘッド1として用いることができることは勿論で
ある。この場合、磁気カードリーダは複数の磁気ギャッ
プ部4,…,4を有する多チャンネル磁気ヘッド1を備
え、該多チャンネル磁気ヘッド1に対して磁気媒体を摺
接走行させて多チャンネル磁気ヘッド1により磁気媒体
に磁気情報の記録をする。そして、磁気ヘッド1の複数
の磁気ギャップ部4,…,4のギャップ間隔t,…,t
を磁気媒体の摺接走行時における磁気媒体とのスペーシ
ングの発生可能性に基づいて異ならせるようにしている
のは上述した磁気ヘッドの説明の場合と同様である。こ
のような磁気カードリーダにおいても、例えば多チャン
ネル磁気ヘッド1が3チャンネル用の磁気ヘッド1であ
る場合、中間のチャンネルに対応する磁気ギャップ部4
のギャップ間隔を両側の磁気ギャップ部4のギャップ間
隔より大きくし、磁気カードの反りなどに起因したスペ
ーシングが発生したときでも十分な磁気記録性能を保持
するようにしている。
気を利用した各種機器において利用可能であり、例えば
説明した多チャンネル磁気ヘッド1を磁気カードリーダ
の磁気ヘッド1として用いることができることは勿論で
ある。この場合、磁気カードリーダは複数の磁気ギャッ
プ部4,…,4を有する多チャンネル磁気ヘッド1を備
え、該多チャンネル磁気ヘッド1に対して磁気媒体を摺
接走行させて多チャンネル磁気ヘッド1により磁気媒体
に磁気情報の記録をする。そして、磁気ヘッド1の複数
の磁気ギャップ部4,…,4のギャップ間隔t,…,t
を磁気媒体の摺接走行時における磁気媒体とのスペーシ
ングの発生可能性に基づいて異ならせるようにしている
のは上述した磁気ヘッドの説明の場合と同様である。こ
のような磁気カードリーダにおいても、例えば多チャン
ネル磁気ヘッド1が3チャンネル用の磁気ヘッド1であ
る場合、中間のチャンネルに対応する磁気ギャップ部4
のギャップ間隔を両側の磁気ギャップ部4のギャップ間
隔より大きくし、磁気カードの反りなどに起因したスペ
ーシングが発生したときでも十分な磁気記録性能を保持
するようにしている。
【0045】(比較例)従来の磁気ヘッド1において、
スペーシングが変わるとオーバライトがどのように変化
するかを表すため、ギャップ間隔30μmの磁気ヘッド
1を用いた一実施例を表1に示す。表中のLo−Co、
Hi−Coはそれぞれ低抗磁力、高抗磁力を意味してい
る。
スペーシングが変わるとオーバライトがどのように変化
するかを表すため、ギャップ間隔30μmの磁気ヘッド
1を用いた一実施例を表1に示す。表中のLo−Co、
Hi−Coはそれぞれ低抗磁力、高抗磁力を意味してい
る。
【0046】
【表1】
【0047】次に、磁気ヘッド1の磁気ギャップ部4の
ギャップ間隔tと磁界強度との関係を示しながら従来技
術の実施例と本願実施例とを比較して示す。ここで、本
願発明に係る磁気ヘッド1において、磁気コア2の磁気
ギャップ部4におけるギャップ間隔tを変更したときの
磁界強度分布を示す。なお、この際、ギャップ間隔g、
ギャップ内部の磁界H0、磁気媒体走行方向(x方向)
磁界Hxの関係は次の数式1のように表される。
ギャップ間隔tと磁界強度との関係を示しながら従来技
術の実施例と本願実施例とを比較して示す。ここで、本
願発明に係る磁気ヘッド1において、磁気コア2の磁気
ギャップ部4におけるギャップ間隔tを変更したときの
磁界強度分布を示す。なお、この際、ギャップ間隔g、
ギャップ内部の磁界H0、磁気媒体走行方向(x方向)
磁界Hxの関係は次の数式1のように表される。
【0048】
【数1】 そして、ギャップ間隔を20μmとしたとき、この数式
1に基づいて求めた磁界強度分布を図26に示す。同様
にして、ギャップ間隔が30μmのときを図27に、5
0μmのときを図28に、70μmのときを図29にそ
れぞれ示す。図中に示された磁気ギャップ部4の上方の
分布円から明らかなように、ギャップ間隔tを広げるほ
ど記録磁界が高くまで及んで分布が広がり、磁界強度分
布を適宜変更し得ることがわかる。また、ギャップ間隔
が2.5μm、10μm、30μmそして50μmであ
るときの磁気ヘッド1の記録密度と出力レベルの関係を
図30に示す。
1に基づいて求めた磁界強度分布を図26に示す。同様
にして、ギャップ間隔が30μmのときを図27に、5
0μmのときを図28に、70μmのときを図29にそ
れぞれ示す。図中に示された磁気ギャップ部4の上方の
分布円から明らかなように、ギャップ間隔tを広げるほ
ど記録磁界が高くまで及んで分布が広がり、磁界強度分
布を適宜変更し得ることがわかる。また、ギャップ間隔
が2.5μm、10μm、30μmそして50μmであ
るときの磁気ヘッド1の記録密度と出力レベルの関係を
図30に示す。
【0049】例えばクレジットカードの場合、JISで
規定されているようにI型第1チャンネルが8.3ビッ
ト/mmの記録密度でデータ1のとき、磁束反転は2回
あるので最大記録密度は
規定されているようにI型第1チャンネルが8.3ビッ
ト/mmの記録密度でデータ1のとき、磁束反転は2回
あるので最大記録密度は
【0050】
【数2】8.3ビット/mm×2回×25.4mm=4
20FRPI となる。ここで、FRPIはフラックス・リターン・パ
ー・インチの略で1インチあたりの磁束反転回数を意味
している。また、第3チャンネルは第1チャンネルとほ
ぼ同様の記録密度となる。一方、第2チャンネルは第1
及び第3チャンネルと比較して記録密度は荒く(JIS
の規定で3ビット/mm)、最大記録密度は
20FRPI となる。ここで、FRPIはフラックス・リターン・パ
ー・インチの略で1インチあたりの磁束反転回数を意味
している。また、第3チャンネルは第1チャンネルとほ
ぼ同様の記録密度となる。一方、第2チャンネルは第1
及び第3チャンネルと比較して記録密度は荒く(JIS
の規定で3ビット/mm)、最大記録密度は
【0051】
【数3】3ビット/mm×2回×25.4mm=15
2.4FRPI である。図30のグラフより、152.4FRPIの分
解能はほぼ100%であり、よって第2チャンネルのみ
はギャップ間隔を50μmまで広げても問題がない。
2.4FRPI である。図30のグラフより、152.4FRPIの分
解能はほぼ100%であり、よって第2チャンネルのみ
はギャップ間隔を50μmまで広げても問題がない。
【0052】そして、第1及び第3チャンネルのギャッ
プ間隔tを30μmに、第2チャンネルのギャップ間隔
tを50μmにした高抗磁力磁気ヘッドについて、各ス
ペーシングにおけるオーバライトは以下の表2のように
なった。
プ間隔tを30μmに、第2チャンネルのギャップ間隔
tを50μmにした高抗磁力磁気ヘッドについて、各ス
ペーシングにおけるオーバライトは以下の表2のように
なった。
【0053】
【表2】 この表2からもわかるように、第2チャンネルのギャッ
プ間隔tのみを50μmと広げて設定することにより、
スペーシングが発生している場合においても磁気カード
記録部の第2チャンネルに対し有効に磁気記録を行い得
るようになった。また、磁気ヘッド1のギャップ間隔t
を記録能力と読取り能力との兼ね合いで決定することに
より、読取能力とのバランスをとりながら十分な記録能
力を獲得することができることも明らかになった。
プ間隔tのみを50μmと広げて設定することにより、
スペーシングが発生している場合においても磁気カード
記録部の第2チャンネルに対し有効に磁気記録を行い得
るようになった。また、磁気ヘッド1のギャップ間隔t
を記録能力と読取り能力との兼ね合いで決定することに
より、読取能力とのバランスをとりながら十分な記録能
力を獲得することができることも明らかになった。
【0054】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の多チャンネル磁気ヘッドでは、複数の磁気ギャ
ップ部のギャップ間隔を磁気媒体とのスペーシングの発
生可能性に基づいて異ならせ、スペーシングの発生状況
に合わせて好適な磁界強度分布を得ている。これによ
り、磁気カードの反りに起因して磁気記録部と磁気ヘッ
ドとの間にスペーシングが発生しているような場合に
も、この磁気カードに対して十分に磁気情報を記録する
ことができる。
1記載の多チャンネル磁気ヘッドでは、複数の磁気ギャ
ップ部のギャップ間隔を磁気媒体とのスペーシングの発
生可能性に基づいて異ならせ、スペーシングの発生状況
に合わせて好適な磁界強度分布を得ている。これによ
り、磁気カードの反りに起因して磁気記録部と磁気ヘッ
ドとの間にスペーシングが発生しているような場合に
も、この磁気カードに対して十分に磁気情報を記録する
ことができる。
【0055】請求項2記載の多チャンネル磁気ヘッドの
製造方法によれば、複数の磁気ギャップ部のギャップ間
隔を磁気媒体とのスペーシングの発生可能性に基づいた
加工を行うことにより異ならせるようにしているため、
磁気ギャップ部のギャップ間隔の広狭を磁気ギャップご
とに設定し、所望の磁界強度分布が得られる多チャンネ
ル磁気ヘッドを製造することができる。
製造方法によれば、複数の磁気ギャップ部のギャップ間
隔を磁気媒体とのスペーシングの発生可能性に基づいた
加工を行うことにより異ならせるようにしているため、
磁気ギャップ部のギャップ間隔の広狭を磁気ギャップご
とに設定し、所望の磁界強度分布が得られる多チャンネ
ル磁気ヘッドを製造することができる。
【0056】また、請求項3記載のように磁気ギャップ
部を構成する突き合わせ面を段加工する製造方法、請求
項4記載のように1枚砥石により突き合わせ部を段加工
する製造方法あるいは請求項5記載のようにあらかじめ
段加工された砥石を突き合わせ部に摺接させて突き合わ
せ面を段加工する製造方法によって所望の磁界強度分布
が得られる多チャンネル磁気ヘッドを製造することがで
きる。
部を構成する突き合わせ面を段加工する製造方法、請求
項4記載のように1枚砥石により突き合わせ部を段加工
する製造方法あるいは請求項5記載のようにあらかじめ
段加工された砥石を突き合わせ部に摺接させて突き合わ
せ面を段加工する製造方法によって所望の磁界強度分布
が得られる多チャンネル磁気ヘッドを製造することがで
きる。
【0057】請求項6記載の磁気カードリーダによれ
ば、多チャンネル磁気ヘッドにおける複数の磁気ギャッ
プ部のギャップ間隔を磁気媒体の摺接走行時における磁
気媒体とのスペーシングの発生可能性に基づいて異なら
せているため、磁気カードの反りに起因して磁気記録部
と磁気ヘッドとの間にスペーシングが発生しているよう
な場合にもこの磁気カードに対して十分に磁気情報を記
録することができる。
ば、多チャンネル磁気ヘッドにおける複数の磁気ギャッ
プ部のギャップ間隔を磁気媒体の摺接走行時における磁
気媒体とのスペーシングの発生可能性に基づいて異なら
せているため、磁気カードの反りに起因して磁気記録部
と磁気ヘッドとの間にスペーシングが発生しているよう
な場合にもこの磁気カードに対して十分に磁気情報を記
録することができる。
【0058】また請求項7記載の磁気カードリーダによ
れば、3チャンネル用の磁気ヘッドの中間のチャンネル
に対応する磁気ギャップ部のギャップ間隔を両側の磁気
ギャップ部のギャップ間隔より大きくすることによっ
て、磁気ヘッドで磁気記録する際の磁気カードの中間の
チャンネルに対する磁気記録能力を向上させることがで
きる。
れば、3チャンネル用の磁気ヘッドの中間のチャンネル
に対応する磁気ギャップ部のギャップ間隔を両側の磁気
ギャップ部のギャップ間隔より大きくすることによっ
て、磁気ヘッドで磁気記録する際の磁気カードの中間の
チャンネルに対する磁気記録能力を向上させることがで
きる。
【図1】本発明にかかる多チャンネル磁気ヘッドの一実
施形態を示す部分断面平面図である。
施形態を示す部分断面平面図である。
【図2】多チャンネル磁気ヘッドの部分断面正面図であ
る。
る。
【図3】多チャンネル磁気ヘッドの部分断面側面図であ
る。
る。
【図4】磁気ギャップ部のギャップ間隔の差異を示す多
チャンネル磁気ヘッドの概略平面図であり、(A)は磁
気ヘッド全体、(B)は拡大した磁気コア部分である。
チャンネル磁気ヘッドの概略平面図であり、(A)は磁
気ヘッド全体、(B)は拡大した磁気コア部分である。
【図5】磁気コア半体を支持したコアホルダ半体を示す
平面図である。
平面図である。
【図6】磁気コア半体を支持したコアホルダ半体を示す
正面図である。
正面図である。
【図7】磁気コア半体を支持したコアホルダ半体を示す
側面図である。
側面図である。
【図8】磁気コア半体を支持したコアホルダ半体を示す
背面図である。
背面図である。
【図9】コアホルダ半体を示す平面図である。
【図10】コアホルダ半体を示す正面図である。
【図11】コアホルダ半体を示す側面図である。
【図12】調整用ねじ部材を用いずに磁気ギャップ部の
ギャップ間隔を調整するようにした多チャンネル磁気ヘ
ッドを示す部分断面平面図である。
ギャップ間隔を調整するようにした多チャンネル磁気ヘ
ッドを示す部分断面平面図である。
【図13】コアホルダの両端側にコアホルダ半体同士を
締め付けるための別の調整部材を設けた多チャンネル磁
気ヘッドを示す平面図である。
締め付けるための別の調整部材を設けた多チャンネル磁
気ヘッドを示す平面図である。
【図14】別の調整部材を設けた多チャンネル磁気ヘッ
ドを示す正面図である。
ドを示す正面図である。
【図15】別の調整部材を設けた多チャンネル磁気ヘッ
ドを示す側面図である。
ドを示す側面図である。
【図16】コアホルダの両端側に別の調整部材を設ける
ようにしたコアホルダ半体及び磁気コア半体を示す平面
図である。
ようにしたコアホルダ半体及び磁気コア半体を示す平面
図である。
【図17】コアホルダの両端側に別の調整部材を設ける
ようにしたコアホルダ半体及び磁気コア半体を示す正面
図である。
ようにしたコアホルダ半体及び磁気コア半体を示す正面
図である。
【図18】コアホルダの両端側に別の調整部材を設ける
ようにしたコアホルダ半体及び磁気コア半体を示す側面
図である。
ようにしたコアホルダ半体及び磁気コア半体を示す側面
図である。
【図19】本発明の多チャンネル磁気ヘッドの製造方法
の一実施形態を示す図であり、1枚砥石による段加工で
段差を設ける様子を示す。
の一実施形態を示す図であり、1枚砥石による段加工で
段差を設ける様子を示す。
【図20】あらかじめ段差を有するように加工された成
形砥石を示す図である。
形砥石を示す図である。
【図21】段差を有するように配置された2枚の砥石を
示す図である。
示す図である。
【図22】あらかじめ段差を成形したコアホルダの磁気
コア支持部と、この上に配置された厚さの等しい磁気コ
アを示す図である。
コア支持部と、この上に配置された厚さの等しい磁気コ
アを示す図である。
【図23】平坦な磁気コア支持部上に配置された厚さの
異なる磁気コアを示す図である。
異なる磁気コアを示す図である。
【図24】スパッタリング形成により段差を設けた磁気
コアを示す図である。
コアを示す図である。
【図25】エッチング加工によって段差を設けた磁気コ
アを示す図である。
アを示す図である。
【図26】ギャップ間隔を20μmとしたときの多チャ
ンネル磁気ヘッドと磁界強度分布を示す図である。
ンネル磁気ヘッドと磁界強度分布を示す図である。
【図27】ギャップ間隔を30μmとしたときの多チャ
ンネル磁気ヘッドと磁界強度分布を示す図である。
ンネル磁気ヘッドと磁界強度分布を示す図である。
【図28】ギャップ間隔を50μmとしたときの多チャ
ンネル磁気ヘッドと磁界強度分布を示す図である。
ンネル磁気ヘッドと磁界強度分布を示す図である。
【図29】ギャップ間隔を70μmとしたときの多チャ
ンネル磁気ヘッドと磁界強度分布を示す図である。
ンネル磁気ヘッドと磁界強度分布を示す図である。
【図30】ギャップ間隔が2.5μm、10μm、30
μm、50μmであるときの磁気ヘッドの記録密度と出
力レベルの関係を示す図である。
μm、50μmであるときの磁気ヘッドの記録密度と出
力レベルの関係を示す図である。
【図31】ギャップ間隔が磁気コアの積層方向につれ連
続的に変化するように形成された磁気コアを示す概略平
面図である。
続的に変化するように形成された磁気コアを示す概略平
面図である。
【図32】磁気ヘッドと磁気媒体との間でスペーシング
が発生している様子を示す概略図である。
が発生している様子を示す概略図である。
1 多チャンネル磁気ヘッド 2 磁気コア 3 突き合わせ部 4 磁気ギャップ部 5 コアホルダ 5a 調整用コアホルダ 5b 対向側コアホルダ 6 磁気コア支持部 7 溝部 9 調整部材 10 ケース t1,t2,t3 ギャップ間隔
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の磁気コア半体をそれぞれ突き合わ
せ、その突き合わせ部に複数の磁気ギャップ部を形成
し、上記複数の磁気ギャップ部を磁気媒体に摺接させて
上記磁気媒体にデータの記録をするようにした多チャン
ネル磁気ヘッドにおいて、上記複数の磁気ギャップ部の
ギャップ間隔を、上記磁気媒体とのスペーシングの発生
可能性に基づいて異ならせたことを特徴とする多チャン
ネル磁気ヘッド。 - 【請求項2】 複数の磁気コア半体をそれぞれ突き合わ
せ、その突き合わせ部に複数の磁気ギャップ部を形成
し、上記複数の磁気ギャップ部を磁気媒体に摺接させて
上記磁気媒体にデータの記録をするようにした多チャン
ネル磁気ヘッドの製造方法において、上記複数の磁気ギ
ャップ部のギャップ間隔を、上記磁気媒体とのスペーシ
ングの発生可能性に基づいた加工を行うことにより異な
らせたことを特徴とする多チャンネル磁気ヘッドの製造
方法。 - 【請求項3】 上記加工は上記磁気ギャップ部を構成す
る突き合わせ面を段加工するものであることを特徴とす
る請求項2記載の多チャンネル磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項4】 上記加工は1枚砥石により上記突き合わ
せ部を段加工するものであることを特徴とする請求項2
記載の多チャンネル磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項5】 上記加工はあらかじめ段加工された砥石
を上記突き合わせ部に摺接させて突き合わせ面を段加工
するものであることを特徴とする請求項2記載の多チャ
ンネル磁気ヘッドの製造方法。 - 【請求項6】 複数の磁気ギャップ部を有する多チャン
ネル磁気ヘッドを備え、該多チャンネル磁気ヘッドに対
して磁気媒体に摺接走行させて上記多チャンネル磁気ヘ
ッドにより上記磁気媒体にデータの記録をするようにし
た磁気カードリーダにおいて、上記多チャンネル磁気ヘ
ッドにおける上記複数の磁気ギャップ部のギャップ間隔
を、上記磁気媒体の摺接走行時における上記磁気媒体と
のスペーシングの発生可能性に基づいて異ならせるよう
にし、上記多チャンネル磁気ヘッドにより上記磁気媒体
にデータの記録をするようにしたことを特徴とする磁気
カードリーダ。 - 【請求項7】 上記多チャンネル磁気ヘッドは3チャン
ネル用の磁気ヘッドであり、中間のチャンネルに対応す
る磁気ギャップ部のギャップ間隔を両側の磁気ギャップ
部のギャップ間隔より大きくしたことを特徴とする請求
項6記載の磁気カードリーダ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101726A JP2000293813A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 多チャンネル磁気ヘッド及びその製造方法及びそれを用いた磁気カードリーダ |
| US10/047,377 US6585156B2 (en) | 1999-04-08 | 2002-03-28 | Multichannel magnetic head, method of manufacturing a multichannel magnetic head, and a card reader using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11101726A JP2000293813A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 多チャンネル磁気ヘッド及びその製造方法及びそれを用いた磁気カードリーダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000293813A true JP2000293813A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14308303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11101726A Pending JP2000293813A (ja) | 1999-04-08 | 1999-04-08 | 多チャンネル磁気ヘッド及びその製造方法及びそれを用いた磁気カードリーダ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6585156B2 (ja) |
| JP (1) | JP2000293813A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20030132919A1 (en) * | 2002-01-16 | 2003-07-17 | Compal Electronics, Inc. | Assembly of a computerized device capable of further operation only after identifying a touch pen exclusive thereto |
| JP2003317202A (ja) * | 2002-04-11 | 2003-11-07 | Cis Electronica Industria & Comercio Ltda | 磁気読み取り装置の磁気ヘッド |
| US7753275B2 (en) * | 2007-09-17 | 2010-07-13 | Verifone, Inc. | Magnetic card reader, especially for point of sale terminals |
| BRPI0805784A8 (pt) * | 2008-10-22 | 2015-04-28 | Tecvan Informatica Ltda | Aperfeiçoamentos introduzidos em dispositivo para leitura de cartão magnético com proteção contra ataque térmico e químico exotérmico e processo e montagem |
| JP5728791B2 (ja) * | 2009-03-05 | 2015-06-03 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダ |
| US9436856B2 (en) | 2014-12-23 | 2016-09-06 | Verifone, Inc. | Magnetic stripe card reader |
| US9721124B1 (en) | 2016-02-03 | 2017-08-01 | Verifone, Inc. | Magnetic card reader |
| CN108241811B (zh) * | 2018-02-02 | 2024-05-14 | 北京泰和磁记录制品有限公司 | 磁卡读卡器及其磁卡磁头 |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3978523A (en) * | 1969-03-10 | 1976-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multi-channel dual-gap magnetic head |
| US4028734A (en) * | 1975-05-19 | 1977-06-07 | American Magnetics Corporation | Plural magnetic head assembly with independently supporting structure |
| US5160833A (en) * | 1986-11-13 | 1992-11-03 | Kyodo Printing Co., Ltd. | Magnetic recording medium having authenticating poles at its edge |
| DE3806612A1 (de) * | 1987-03-02 | 1988-09-15 | Glory Kogyo Kk | Verfahren und vorrichtung zum erfassen einer magnetisierungskennlinie magnetischer duennschichten |
| DE3910880A1 (de) * | 1989-04-04 | 1990-10-11 | Amphenol Tuchel Elect | Kardanische aufhaengung fuer magnetkoepfe |
| US5378885A (en) * | 1991-10-29 | 1995-01-03 | Mars Incorporated | Unshielded magnetoresistive head with multiple pairs of sensing elements |
| JPH05135324A (ja) * | 1991-11-13 | 1993-06-01 | Alps Electric Co Ltd | 磁気ヘツド装置 |
| JP3169150B2 (ja) * | 1993-02-12 | 2001-05-21 | キヤノン株式会社 | カメラ及びカメラの磁気記録装置 |
| EP0614173B1 (en) * | 1993-03-02 | 2000-05-17 | Sony Corporation | Magnetic head and method for manufacture thereof |
| US6250552B1 (en) * | 1996-11-15 | 2001-06-26 | Sankyo Seiki Mfg. Co., Ltd. | Card reader having means for reducing the size of the card reader |
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-
1999
- 1999-04-08 JP JP11101726A patent/JP2000293813A/ja active Pending
-
2002
- 2002-03-28 US US10/047,377 patent/US6585156B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6585156B2 (en) | 2003-07-01 |
| US20020158125A1 (en) | 2002-10-31 |
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