JP2000294357A - 回転コネクタ - Google Patents

回転コネクタ

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JP2000294357A
JP2000294357A JP11098584A JP9858499A JP2000294357A JP 2000294357 A JP2000294357 A JP 2000294357A JP 11098584 A JP11098584 A JP 11098584A JP 9858499 A JP9858499 A JP 9858499A JP 2000294357 A JP2000294357 A JP 2000294357A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のステアリング装置等に使用され、外
ケース側及びこれと相対的に回転可能な内ケース側との
電気的接続を、可撓性を有するフラットケーブルを利用
して行う回転コネクタに関し、フラットケーブルの破損
が生じ難く、組立てが容易で安価な回転コネクタを提供
することを目的とする。 【解決手段】 フラットケーブル5の内周端近傍または
外周端近傍の折返し部5Aよりも中央寄りを保持部材1
2で保持すると共に、この保持部材12を、内ケース2
に固定された内コネクタ11または外ケース1に固定さ
れた外コネクタ7の少なくとも一方に装着して、回転コ
ネクタを構成することによって、フラットケーブルの破
損が生じ難く、組立てが容易で安価な回転コネクタを得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のステアリン
グ装置等に使用され、外ケース側及びこれと相対的に回
転可能な内ケース側との電気的接続を、可撓性を有する
フラットケーブルを利用して行う回転コネクタに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の回転コネクタは、自動車のステ
アリングコラム部に固定される外ケースと、ステアリン
グ部に取り付けられステアリングと共に回転する内ケー
ス、及びこの外ケース側と内ケース側との電気的接続を
行うフラットケーブルから構成されている。
【0003】このような従来の回転コネクタについて、
図7〜図9を用いて説明する。
【0004】図7は従来の回転コネクタの側面断面図、
図8は図7のX−X線における断面図、図9は同分解斜
視図であり、同図において、1は上下面開口の円筒状の
外ケース、2はこの外ケース1内に相対的に回転可能に
収納された内ケース、3は外ケース1下面の開口部を覆
うように取付けられたカバーで、内ケース2は外ケース
1上面の開口部を覆う蓋部2Aと下面中央に突出した内
筒2Bからなり、外ケース1の内側壁と内ケース2の内
筒2Bによって形成されたリング状の空間4内には、平
行した複数の導電線を一体に被覆した帯状の可撓性を有
するフラットケーブル5が、複数回巻回されて収納され
ている。
【0005】そして、このフラットケーブル5の内周端
には内ケース2に固定された内コネクタ6、外周端には
外ケース1に固定された外コネクタ7が各々接続される
と共に、フラットケーブル5の内周端近傍には折返し部
5Aが形成されて、回転コネクタが構成されている。
【0006】なお、このフラットケーブル5の折返し部
5Aは、フラットケーブル5と内コネクタ6との接続方
向を変えることによって、内コネクタ6から外コネクタ
7への入出力信号の配列を変換するためのもので、フラ
ットケーブル5の内周端近傍のほか外周端近傍に設けた
り、或いは内周端近傍と外周端近傍の両方に設ける場合
もある。
【0007】以上のような構成の回転コネクタは、外ケ
ース1が自動車のステアリングコラム(図示せず)に固
定され、内ケース2の内筒2Bにはステアリング(図示
せず)が挿入されて、自動車のステアリング装置に装着
されると共に、外ケース1に固定された外コネクタ7
は、車体側のステアリングコラムの電子回路に接続さ
れ、内ケース2に固定された内コネクタ6は、ステアリ
ング内の電子回路に接続されて、フラットケーブル5を
介してステアリングとステアリングコラム間の電気的接
続が行われる。
【0008】そして、ステアリングの回転に伴い、これ
に取り付けられた内ケース2が回転し、その回転方向が
時計方向である場合には、フラットケーブル5は内ケー
ス2の内筒2B側から巻出され、巻回状態が外ケース1
の内側壁側が多くなった巻戻し状態となり、反時計方向
の場合には、フラットケーブル5は内ケース2の内筒2
B側に巻込まれ、巻回状態は内ケース2の内筒2B側に
多く巻かれた巻締め状態となるように構成されているも
のであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の回転コネクタにおいては、フラットケーブル5の内周
端近傍や外周端近傍に折返し部5Aが形成されているた
め、内ケース2を回転した際にこの箇所の応力が大きな
ものとなり、折返し部5Aでフラットケーブル5に破損
が生じ易くなると共に、外ケース1と内ケース2によっ
て形成されたリング状の空間4内にフラットケーブル5
を収納する際、折返し部5Aを形成しながら内コネクタ
6と外コネクタ7を各々内ケース2と外ケース1に固定
する必要があるため、この組立て作業に手間がかかると
いう課題があった。
【0010】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、フラットケーブルの破損が生じ難く、組
立てが容易で安価な回転コネクタを提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、フラットケーブルの内周端近傍または外周
端近傍の折返し部よりも中央寄りを保持部材で保持する
と共に、この保持部材を、内ケースに固定された内コネ
クタまたは外ケースに固定された外コネクタの少なくと
も一方に装着して、回転コネクタを構成するものであ
る。
【0012】これにより、フラットケーブルの破損が生
じ難く、組立てが容易で安価な回転コネクタを得ること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、円筒状の外ケースと、この外ケース内に相対的に回
転可能に収納され、外ケース上面の開口部を覆う蓋部及
び下面中央に突出した内筒からなる内ケースと、上記外
ケースと内ケースによって形成される空間内に巻回して
収納され、内周端近傍または外周端近傍の少なくとも一
方に折返し部が形成された可撓性を有するフラットケー
ブルと、このフラットケーブルの内周端に接続され内ケ
ースに固定された内コネクタと、フラットケーブルの外
周端に接続され外ケースに固定された外コネクタと、上
記フラットケーブルの内周端近傍または外周端近傍の折
返し部よりも中央寄りを保持すると共に、内コネクタま
たは外コネクタの少なくとも一方に装着された保持部材
からなる回転コネクタとしたものであり、フラットケー
ブルの折返し部よりも中央寄りを保持部材で保持すると
共に、この保持部材を内コネクタまたは外コネクタの少
なくとも一方に装着することによって、内ケースを回転
した際の折返し部の応力を小さくできるため、この箇所
でのフラットケーブルの破損が生じ難くなると共に、保
持部材によってフラットケーブルの折返し部を内コネク
タまたは外コネクタに保持した状態で組立てを行えるた
め、組立て易く安価な回転コネクタを得ることができる
という作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、外ケース及び内ケースと、折返し部近傍
のフラットケーブルの間に所定の間隙をあけるように、
保持部材によってフラットケーブルを保持したものであ
り、外ケース及び内ケースとフラットケーブルの間に所
定の間隙を確保することによって、内ケース回転時のフ
ラットケーブルの外ケースや内ケースとの摩擦や衝撃を
なくし、これらによる異音等の発生を防止することがで
きるという作用を有する。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の発明において、保持部材と内コネクタ及び外コ
ネクタを、アウトサート成形によってフラットケーブル
に一体に形成したものであり、フラットケーブルに保持
部材と内コネクタ及び外コネクタを同時に形成できるた
め、回転コネクタの組立て時間を短縮し、より安価なも
のとすることができるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図6を用いて説明する。
【0017】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略
する。
【0018】(実施の形態)図1は本発明の一実施の形
態による回転コネクタの側面断面図、図2は図1のY−
Y線における断面図、図3は同分解斜視図、図4は同フ
ラットケーブル部の外観斜視図であり、同図において、
1は上下面開口の円筒状の外ケース、2はこの外ケース
1内に相対的に回転可能に収納された内ケース、3は外
ケース1下面の開口部を覆うように取付けられたカバー
で、内ケース2が外ケース1上面の開口部を覆う蓋部2
Aと下面中央に突出した内筒2Bから構成されているこ
とや、外ケース1の内側壁と内ケース2の内筒2Bによ
って形成されたリング状の空間4内に、複数の導電線を
一体に被覆した帯状の可撓性を有するフラットケーブル
5が、複数回巻回されて収納されていることは従来の技
術の場合と同様である。
【0019】そして、このフラットケーブル5の内周端
には内ケース2に固定された内コネクタ11、外周端に
は外ケース1に固定された外コネクタ7が各々接続され
ると共に、フラットケーブル5の内周端近傍には折返し
部5Aが形成されていることも従来の技術の場合と同様
であるが、フラットケーブル5は折返し部5Aの中央寄
りが保持部材12によって保持されると共に、この保持
部材12が内コネクタ11に装着されて、回転コネクタ
が構成されている。
【0020】以上のような構成の回転コネクタの組立て
方法について説明すると、図5(a)の内コネクタ近傍
の外観斜視図に示すように、中央寄りに保持部材12が
形成されたフラットケーブル5を、図5(b)に示すよ
うに、折返し部5Aを形成しながら折り曲げ、図5
(c)に示すように、保持部材12を内コネクタ11の
溝11Aに挿入し、保持部材12を介してフラットケー
ブル5に内コネクタ11が保持された状態とした後、こ
れを外ケース1と内ケース2によって形成されたリング
状の空間4内に収納して、回転コネクタが完成する。
【0021】そして、このような構成の回転コネクタ
が、外ケース1を自動車のステアリングコラムに固定さ
れ、内ケース2の内筒2Bにはステアリングが挿入され
て、自動車のステアリング装置に装着されると共に、外
コネクタ7は車体側のステアリングコラムの電子回路に
接続され、内コネクタ11はステアリング内の電子回路
に接続されて、フラットケーブル5を介してステアリン
グとステアリングコラム間の電気的接続が行われること
は従来の技術の場合と同様である。
【0022】また、ステアリングの回転に伴い、これに
取り付けられた内ケース2が回転し、その回転方向が時
計方向である場合には、巻回状態が外ケース1の内側壁
側が多くなった巻戻し状態となり、反時計方向の場合に
は、巻回状態は内ケース2の内筒2B側に多く巻かれた
巻締め状態となるように構成されていることも従来の技
術の場合と同様であるが、フラットケーブル5は折返し
部5Aの中央寄りが保持部材12によって保持されると
共に、この保持部材12が内コネクタ11に装着された
状態で、フラットケーブル5の巻戻しや巻締めが行われ
るように構成されている。
【0023】このように本実施の形態によれば、フラッ
トケーブル5の折返し部5Aよりも中央寄りを保持部材
12で保持すると共に、この保持部材12を内コネクタ
11に装着することによって、内ケース2を回転した際
の折返し部5Aの応力を小さくできるため、この箇所で
のフラットケーブル5の破損が生じ難くなると共に、保
持部材12によってフラットケーブル5の折返し部5A
を内コネクタ11に保持した状態で組立てを行えるた
め、組立て易く安価な回転コネクタを得ることができる
ものである。
【0024】そして、カバー3の上面及び内ケース2の
蓋部2A下面と、折返し部5A近傍のフラットケーブル
5の間に所定の間隙をあけるように、保持部材12によ
ってフラットケーブル5を保持することによって、外ケ
ース1やカバー3及び内ケース2とフラットケーブル5
の間に所定の間隙を確保できるため、内ケース2回転時
のフラットケーブル5の外ケース1や内ケース2との摩
擦や衝撃をなくし、これらによる異音等の発生を防止す
ることができる。
【0025】また、保持部材12と内コネクタ11及び
外コネクタ7を、アウトサート成形によってフラットケ
ーブル5に一体に形成することによって、フラットケー
ブル5に保持部材12と内コネクタ11及び外コネクタ
7を同時に形成できるため、回転コネクタの組立て時間
を短縮し、より安価なものとすることができる。
【0026】なお、以上の説明では、内周端近傍に折返
し部5Aが形成されたフラットケーブル5の中央寄りを
保持部材12によって保持し、この保持部材12を内コ
ネクタ11に装着する構成について説明したが、図6の
フラットケーブル部の外観斜視図に示すように、フラッ
トケーブル5の外周端近傍に折返し部5Bを形成し、こ
の中央寄りを保持部材12によって保持すると共に、保
持部材12を外コネクタ13に装着する構成としたり、
或いはフラットケーブル5の内周端近傍及び外周端近傍
の両端に折返し部を形成し、この両端を保持部材12に
よって保持する構成としても、本発明の実施が可能なこ
とは勿論である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フラット
ケーブルの破損が生じ難く、組立てが容易で安価な回転
コネクタを得ることができるという有利な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による回転コネクタの側
面断面図
【図2】図1のY−Y線における断面図
【図3】同分解斜視図
【図4】同フラットケーブル部の外観斜視図
【図5】同内コネクタ近傍の外観斜視図
【図6】同フラットケーブル部の外観斜視図
【図7】従来の回転コネクタの側面断面図
【図8】図7のX−X線における断面図
【図9】同分解斜視図
【符号の説明】
1 外ケース 2 内ケース 2A 蓋部 2B 内筒 3 カバー 4 空間 5 フラットケーブル 5A,5B 折返し部 7,13 外コネクタ 11 内コネクタ 11A 溝 12 保持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の外ケースと、この外ケース内に
    相対的に回転可能に収納され、外ケース上面の開口部を
    覆う蓋部及び下面中央に突出した内筒からなる内ケース
    と、上記外ケースと内ケースによって形成される空間内
    に巻回して収納され、内周端近傍または外周端近傍の少
    なくとも一方に折返し部が形成された可撓性を有するフ
    ラットケーブルと、このフラットケーブルの内周端に接
    続され内ケースに固定された内コネクタと、フラットケ
    ーブルの外周端に接続され外ケースに固定された外コネ
    クタと、上記フラットケーブルの内周端近傍または外周
    端近傍の折返し部よりも中央寄りを保持すると共に、内
    コネクタまたは外コネクタの少なくとも一方に装着され
    た保持部材からなる回転コネクタ。
  2. 【請求項2】 外ケース及び内ケースと、折返し部近傍
    のフラットケーブルの間に所定の間隙をあけるように、
    保持部材によってフラットケーブルを保持した請求項1
    記載の回転コネクタ。
  3. 【請求項3】 保持部材と内コネクタ及び外コネクタ
    を、アウトサート成形によってフラットケーブルに一体
    に形成した請求項1または2記載の回転コネクタ。
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