JP2000307400A - 電源供給制御装置 - Google Patents

電源供給制御装置

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JP2000307400A
JP2000307400A JP2000042143A JP2000042143A JP2000307400A JP 2000307400 A JP2000307400 A JP 2000307400A JP 2000042143 A JP2000042143 A JP 2000042143A JP 2000042143 A JP2000042143 A JP 2000042143A JP 2000307400 A JP2000307400 A JP 2000307400A
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semiconductor switch
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type semiconductor
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main fet
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JP2000042143A
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Kokichi Tomita
晃吉 富田
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 負荷を変更しても、それに応じて過電流判別
の検出値を自動的に変更でき、抵抗の交換作業をせずに
過電流検出に対応する。 【解決手段】 モータM1、M2に流れる電流を制御信
号に応じて制御する過熱自己遮断型半導体スイッチQA
QBとリファレンス抵抗5からなる直列回路で構成した
リファレンス回路と、スイッチQAのソース電圧Aとス
イッチQBのソース電圧Bとの差(A−B)と所定の過
電流判定値Cとを比較し過電流か否かを判別し、別結果
に応じた検出信号を出力する比較回路CMP1と、検出
信号に応じた制御信号でスイッチQAをオン、オフさせ
る駆動回路2とを備え、差(A−B)の値と過電流判定
値Cとの大小によってスイッチQAのオン・オフを制御
する電源供給装置に、負荷VBの変化を検出し対応信号
を出力するセンサ7を設け、その出力に応じてリファレ
ンス抵抗5の電流を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源と負荷との間
の電源供給ラインに流れる電流を制御信号に応じて制御
する過熱自己遮断型半導体スイッチを備え、その電流が
過電流であるか否かを検出して過熱自己遮断型半導体ス
イッチをオン、オフさせる電源供給制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電源供給制御装置とし
て、例えば、電源とモータ等の負荷との間の電源供給ラ
インに設けたヒューズと、その負荷とグランドとの間に
設けた半導体スイッチと、電源供給ラインに流れる電流
が過電流であるか否かを固定抵抗で作られる一定の基準
値に基づいて検出しこの検出結果に応じた信号を出力す
る過電流検出用センサと、このセンサの出力に応じて電
源供給ラインに設けた半導体スイッチをオン、オフさせ
る制御部とを有し、過電流検出時に制御部から出力され
る制御信号によって電源供給ラインに設けた半導体スイ
ッチがオフするように構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術にあっては、過電流検出用センサは過電流
の検出を行うのに固定抵抗で作られる一定の基準値に基
づいて検出しているので、電源供給ラインに接続される
負荷を変更する場合、この変更の値に応じて過電流判定
の基準値を変更する必要がある。このために、過電流検
出用の基準抵抗である固定抵抗を異なる抵抗値のものと
交換しなければならず、そのための作業が必要である。
すなわち、例えば、負荷を大きくする場合には、この負
荷の変更に応じて過電流判定の基準値が高くなるような
抵抗値のものと固定抵抗を交換する必要がある。
【0004】本発明の目的は、負荷を変更しても、負荷
の変更に応じて過電流判別の検出値を自動的に変更する
ことができ、負荷の変更に伴う抵抗の交換作業を行わな
くても的確な過電流検出に対応できるようにすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
電源と負荷の間の電源供給ラインに流れる電流を制御信
号に応じて制御する第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
チと、この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチと同じ
電圧特性を有する第2の過熱自己遮断型半導体スイッチ
と第1のリファレンス抵抗からなる直列回路で構成し前
記電源供給ラインに並列に接続した第1のリファレンス
回路と、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレン
・ソース間電圧Aと第2の過熱自己遮断型半導体スイッ
チのドレン・ソース間電圧Bとの差(A−B)と所定の
過電流判定値Cとを比較して電源供給ラインに流れる電
流が過電流であるか否かを判別し、この判別結果に応じ
た検出信号を出力する比較回路と、その検出信号に応じ
た制御信号で第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオ
ン、オフさせる駆動回路とを備え、第1のリファレンス
抵抗を、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチに所定の
負荷電流が流れたときに第1の過熱自己遮断型半導体ス
イッチのドレン・ソース間電圧と同一の電圧を第2の過
熱自己遮断型半導体スイッチに発生させるような値に設
定すると共に、所定の過電流判定値Cを前記差(A−
B)の値に設定し、前記差(A−B)の値が過電流判定
値Cより大きいときは過電流と判定して第1の過熱自己
遮断型半導体スイッチをオフし、この第1の過熱自己遮
断型半導体スイッチを一旦オフさせ、後、第1の過熱自
己遮断型半導体スイッチのオン、オフ制御を繰り返し、
このオン、オフ制御中に前記電流が正常電流であると判
別されると第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオン
させるように構成する電源供給装置で、負荷の変化を検
出しその変化に応じた信号を出力するセンサを設け、こ
のセンサの出力に応じて第1のリファレンス抵抗に流れ
る電流を変化させるように構成したものである。かかる
構成によれば、負荷を変更しても、センサがその負荷の
変化を検出しその負荷の変更に応じた信号を出力し、こ
の出力に応じてリファレンス抵抗に流れる電流を自動的
に変化させるので、過電流判別の検出値である過電流判
定値が負荷の変化に応じて自動的に変更され、負荷の変
更に伴う抵抗の交換作業を行わなくても的確な過電流検
出に対応することができる。
【0006】請求項2に係る発明は、第1のリファレン
ス抵抗を、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチのソー
ス側に接続した固定抵抗と、この固定抵抗とグランドと
の間に接続され、入力信号に応じて固定抵抗に流れる電
流を変更する電流変更手段とによって構成すると共に、
センサの出力に応じた電流制御信号を前記電流変更手段
へ出力する制御手段を設けたものである。かかる構成に
よれば、負荷を変更しても、センサがその負荷の変化を
検出しその負荷の変更に応じた信号を出力し、この出力
に応じてリファレンス抵抗に流れる電流を自動的に変化
させるので、過電流判別の検出値である過電流判定値が
負荷の変化に応じて自動的に変更され、負荷の変更に伴
う抵抗の交換作業を行わなくても的確な過電流検出に対
応することができる。
【0007】請求項3に係る発明は、第1の過熱自己遮
断型半導体スイッチと同じ電圧特性を有し、かつ、この
第1の過熱自己遮断型半導体スイッチよりトランジスタ
数の少ない第3の過熱自己遮断型半導体スイッチと第2
のリファレンス抵抗からなる直列回路で、電源供給ライ
ンに並列に接続した第2のリファレンス回路と、第1の
過熱自己遮断型半導体スイッチのドレン・ソース間電圧
Aと第2の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレン・ソ
ース間電圧Bとの差(A−B)と所定の過小電流判定値
Dとを比較して電源供給ラインに流れる電流が過小電流
であるか否かを判別し、この判別結果に応じた検出信号
を出力する第2の比較回路とを設けると共に、負荷の変
化を検出しその変化に応じた信号を出力するセンサを設
け、このセンサの出力に応じて第2のリファレンス抵抗
に流れる電流を変化させるようにしたものである。かか
る構成によれば、負荷を変更しても、センサがその負荷
の変化を検出しその負荷の変更に応じた信号を出力し、
この出力に応じてリファレンス抵抗に流れる電流を自動
的に変化させるので、過電流判別の検出値である過電流
判定値だけでなく、過小電流判別の検出値である過小電
流判定値も負荷の変化に応じて自動的に変更され、負荷
の変更に伴う抵抗の交換作業を行わなくても的確な過電
流・過小電流の電流検出に対応することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態の
一例を説明する。図1は本発明の実施の形態の一例に係
る電源供給制御装置を示す概略構成図であり、図2は図
1に図示の第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAの
詳細回路図であり、図3は図1に図示の第2の過熱自己
遮断型半導体スイッチQBの詳細回路図であり、図4は
図1に図示の第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQC
の詳細回路図であり、図5は図1に図示の電源供給制御
装置で使用するリファレンス抵抗の一例を示す構成図、
図6は図1に図示の電源供給制御装置で使用するリファ
レンス抵抗の他の例を示す構成図である。
【0009】図1〜図4に示すように、電源供給制御装
置は、自動車等の車両においてバッテリからヘッドライ
ト等の各負荷に供給する電流を制御するもので、1個の
チップとして構成されている。1は電源供給装置で、こ
の電源供給装置1は、1個の半導体チップとして構成さ
れている。この電源供給装置1において○で示されてい
るのは外部の素子を接続するための接続端子である。
【0010】電源供給装置1の入力側端子Aにはバッテ
リVBが接続され、出力側端子Bには負荷として2つの
モータM1、M2が並列に接続されている。このモータ
M1、M2間には、制御部8からの制御信号によりモー
タM1、M2間をオン、オフする半導体スイッチSW2
が設けられている。この半導体スイッチSW2はFET
で構成されている。
【0011】一方、スイッチング端子Cには、一端が接
地され他端が抵抗R4を介してバッテリVBに接続され
るスイッチSW1が接続されている。また、入力側端子
Aには、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのド
レン側端子DAが接続されており、この第1の過熱自己
遮断型半導体スイッチQAのソース側端子SAには出力
側端子Bが接続されている。また、第1の過熱自己遮断
型半導体スイッチQAには、ゲート側端子GAが設けら
れている。そして、この第1の過熱自己遮断型半導体ス
イッチQAは、バッテリVBと負荷(モータM1、M
2)との間に直列に接続されている。
【0012】この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QAは、図2に示す如き構成を有している。すなわち、
ドレン側端子DAには、メインFETQ1のドレンが接
続されており、メインFETQ1のソースには、ソース
側端子SAが接続されている。このメインFETQ1の
ゲートは、内部抵抗RA(例えば、10kΩ)を介して
ゲート側端子GAに接続されている。このゲート側端子
GAとソース側端子SAとの間には、温度検知回路30
が接続されている。この温度検知回路30は、メインF
ETQ1の温度を検出するためのもので、この温度検知
回路30には、ラッチ回路31が接続されている。そし
て、この温度検知回路30は、メインFETQ1の温度
が所定温度(異常温度)に達したときにラッチ回路31
にオン信号を出力する。ラッチ回路31は、温度検知回
路30からの信号を受けてオン信号を出力し続ける作用
を有している。このラッチ回路31の出力端子には、過
熱遮断用FETQ2のゲートが接続されており、温度検
知回路30がメインFETQ1が過熱したことを検出し
たときにラッチ回路31を介して出力されるオン信号に
よって過熱遮断用FETQ2がオンし、メインFETQ
1のゲート電圧を落としてメインFETQ1を遮断す
る。
【0013】一方、第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQAのソース側端子SAには、出力側端子Bを介して
負荷(モータM1、M2)が接続されている。この負荷
(モータM1、M2)への電力供給は、第1の過熱自己
遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1によって
行われている。このようにして第1の過熱自己遮断型半
導体スイッチQAは、負荷(モータM1、M2)が短絡
する等によってメインFETQ1のドレン・ソース間に
過電流が流れたときに、メインFETQ1が過熱して破
壊されるのを防止するため、メインFETQ1の温度が
規定値以上に上昇すると自らの作用で強制的にオフ(遮
断)する過熱自己遮断機能を備えている。この電源供給
用過熱自己遮断型半導体スイッチQAを構成するメイン
FETQ1は、DMOS構造のNMOSFETで構成さ
れている。
【0014】第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQA
のドレン側端子DAには、第2の過熱自己遮断型半導体
スイッチQBのドレン側端子DBと、第3の過熱自己遮
断型半導体スイッチQCのドレン側端子DCが接続され
ている。そして、この第2の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチQBのソース側端子SBには出力側端子Eが、ま
た、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのソース
側端子SCには出力側端子Fが接続されている。また、
第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBには、ゲート
側端子GBが、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQ
Cには、ゲート側端子GCが設けられている。
【0015】この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QBは、図3に示す如き構成を有しており、この第2の
過熱自己遮断型半導体スイッチQBは、図2に図示の第
1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAと同一の構成と
なっている。すなわち、ドレン側端子DBには、メイン
FETQ3のドレンが接続されており、メインFETQ
3のソースには、ソース側端子SBが接続されている。
このメインFETQ3のゲートは、内部抵抗RB(例え
ば、10kΩ)を介してゲート側端子GBに接続されて
いる。このゲート側端子GBとソース側端子SBとの間
には、温度検知回路40が接続されている。この温度検
知回路40は、メインFETQ3の温度を検出するため
のもので、この温度検知回路40には、ラッチ回路41
が接続されている。そして、この温度検知回路40は、
メインFETQ3に所定電流より過大の電流が流れる等
によってメインFETQ3の温度が所定温度(異常温
度)以上になったときにラッチ回路41にオン信号を出
力する機能を有している。そして、このラッチ回路41
は、温度検知回路40からの信号を受けてオン信号を出
力し続ける作用を有している。さらに、このラッチ回路
41の出力端子には、過熱遮断用FETQ4のゲートが
接続されており、温度検知回路40によってメインFE
TQ3が過熱したことを検出したときは、ラッチ回路4
1を介して出力されるオン信号によって過熱遮断用FE
TQ4をオンし、メインFETQ3のゲート電圧を落と
してメインFETQ3を遮断する。
【0016】一方、第2の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQBのソース側端子SBには、出力側端子Eを介して
第1のリファレンス抵抗5が接続されており、メインF
ETQ3と第1のリファレンス抵抗5とによって第1の
リファレンス回路が構成されている。この第1のリファ
レンス回路は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQ
AのメインFETQ1と負荷(モータM1、M2)との
直列回路に並列に接続されている。この第1のリファレ
ンス回路は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQA
のメインFETQ1をオンして負荷(モータM1、M
2)に電流を流し、この負荷(モータM1、M2)に正
常に電流が流れている状態のときに第1の過熱自己遮断
型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース(ソ
ース側端子SA)に発生する電圧と同じ電圧(基準電
圧)を、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメ
インFETQ3のソース(ソース側端子SB)に常時発
生させる作用を有している。すなわち、この第2の過熱
自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソ
ース(ソース側端子SB)には、第1の過熱自己遮断型
半導体スイッチQAのソース側端子SAに接続される負
荷(モータM1、M2)の状態の変化に拘わらず、常に
一定したソース電圧が発生するようになっている。
【0017】この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QBのメインFETQ3のソース電圧は、第1の過熱自
己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に過大
に流れたときに、このメインFETQ1のソース(ソー
ス側端子SA)に発生するソース電圧と比較して負荷
(モータM1、M2)に過電流が流れたことを検出する
ための基準電圧である。
【0018】このように第2の過熱自己遮断型半導体ス
イッチQBは、メインFETQ3のソースに接続される
第1のリファレンス抵抗5の短絡等によって第2の過熱
自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のド
レン・ソース間に過電流が流れたときに、このメインF
ETQ3が過熱して破壊されるのを防止するため、この
メインFETQ3の温度が規定値以上に上昇すると自ら
の作用で強制的にオフ(遮断)する過熱自己遮断機能を
備えている。この第2の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QBを構成しているメインFETQ3は、DMOS構造
のNMOSFETで構成されている。
【0019】また、第3の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQCは、図4に示す如き構成を有しており、この第3
の過熱自己遮断型半導体スイッチQCは、図2に図示の
第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAと同一の構成
となっている。すなわち、ドレン側端子DCには、メイ
ンFETQ5のドレンが接続されており、メインFET
Q5のソースには、ソース側端子SCが接続されてい
る。このメインFETQ5のゲートは、内部抵抗RC
(例えば、10kΩ)を介してゲート側端子GCに接続
されている。このゲート側端子GCとソース側端子SC
との間には、温度検知回路50が接続されている。この
温度検知回路50は、メインFETQ5の温度を検出す
るためのもので、この温度検知回路50には、ラッチ回
路51が接続されている。そして、この温度検知回路5
0は、メインFETQ5に所定電流より過大の電流が流
れる等によってメインFETQ5の温度が所定温度(異
常温度)以上になったときにラッチ回路51にオン信号
を出力する機能を有している。そして、このラッチ回路
51は、メインFETQ5に所定電流より過大の電流が
流れる等によってメインFETQ5の温度が所定温度
(異常温度)以上になったときにラッチ回路51にオン
信号を出力する機能を有している。そして、このラッチ
回路51は、温度検知回路50からの信号を受けてオン
信号を出力し続ける作用を有している。さらに、このラ
ッチ回路51の出力端子には、過熱遮断用FETQ6の
ゲートが接続されており、温度検知回路50によってメ
インFETQ5が過熱したことを検出したときは、ラッ
チ回路51を介して出力されるオン信号によって過熱遮
断用FETQ6をオンし、メインFETQ5のゲート電
圧を落としてメインFETQ5を遮断する。
【0020】一方、第3の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQCのソース側端子SCには、出力側端子Fを介して
第2のリファレンス抵抗6が接続されており、このメイ
ンFETQ5と第2のリファレンス抵抗6とによって第
2のリファレンス回路が構成されている。この第2のリ
ファレンス回路は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQAのメインFETQ1と負荷(モータM1、M2)
との直列回路に並列に接続されている。この第2のリフ
ァレンス回路は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QAのメインFETQ1をオンして負荷(モータM1、
M2)に電流を流し、この負荷(モータM1、M2)に
正常に電流が流れている状態のときに第1の過熱自己遮
断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース
(ソース側端子SA)に発生する電圧と同じ電圧(基準
電圧)を、第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCの
メインFETQ5のソース(ソース側端子SC)に常時
発生させる作用を有している。すなわち、この第2のリ
ファレンス用過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメイ
ンFETQ5のソース(ソース側端子SC)には、電源
供給用過熱自己遮断型半導体スイッチQAのソース側端
子SAに接続される負荷の状態の変化に拘わらず、常に
一定したソース電圧が発生するようになっている。
【0021】この第3の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QCのメインFETQ5のソース電圧は、第1の過熱自
己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1がオン
しているにも拘わらず、負荷(モータM1、M2)に電
流が流れないか過小な電流が流れたとき(負荷(モータ
M1、M2)の断線、接続不良等の場合)に、第1の過
熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に
流れる電流量が、第2の所定値より過小に流れたとき
に、このメインFETQ1のソース電圧と比較して負荷
(モータM1、M2)に電流が過小に流れたことを検出
するための基準電圧である。
【0022】このように第3の過熱自己遮断型半導体ス
イッチQCは、メインFETQ5のソースに接続される
第2のリファレンス抵抗6の短絡等によって第3の過熱
自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のド
レン・ソース間に過電流が流れたときに、このメインF
ETQ5が過熱して破壊されるのを防止するため、この
メインFETQ5の温度が規定値以上に上昇すると自ら
の作用で強制的にオフ(遮断)する過熱自己遮断機能を
備えている。この第3の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QCを構成しているメインFETQ5は、DMOS構造
のNMOSFETで構成されている。
【0023】また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQAのメインFETQ1と、第2の過熱自己遮断型半
導体スイッチQBのメインFETQ3と、第3の過熱自
己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5は、複
数のトランジスタで構成されており、このメインFET
Q1、メインFETQ3、メインFETQ5を構成する
トランジスタ数の比は、 メインFETQ1>メインFETQ3 メインFETQ1>メインFETQ5 となっている。具体的には、例えば、第1の過熱自己遮
断型半導体スイッチQAのメインFETQ1と第2の過
熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3、
および第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイ
ンFETQ1と第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQ
CのメインFETQ5の各トランジスタ数の比は100
0:1に設定してある。
【0024】そして、第1のリファレンス抵抗5は、例
えば第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイン
FETQ1に5Aの負荷電流(ドレン電流)が流れたと
き、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメイン
FETQ3に5mAのドレン電流が流れ、第1の過熱自
己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のドレ
ン・ソース間電圧Vdsと同じドレン・ソース間電圧を
第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFE
TQ3のドレン・ソース間に発生させるようにような値
に設定してある。また、第2のリファレンス抵抗6は、
例えば第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイ
ンFETQ1に5Aの負荷電流が流れたとき、第3の過
熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5に
5mAのドレン電流が流れ、第1の過熱自己遮断型半導
体スイッチQAのメインFETQ1のドレン・ソース間
電圧Vdsと同じドレン・ソース間電圧を第3の過熱自
己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のドレ
ン・ソース間に発生させるようにような値に設定してあ
る。
【0025】したがって、第1の過熱自己遮断型半導体
スイッチQAのメインFETQ1のゲート・ソース間電
圧と第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメイン
FETQ3のゲート・ソース間電圧とは、第1の過熱自
己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に接続
される負荷(モータM1、M2)が正常である限り、一
致した値となる。同様に、第1の過熱自己遮断型半導体
スイッチQAのメインFETQ1のゲート・ソース間電
圧と第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメイン
FETQ5のゲート・ソース間電圧とは、第1の過熱自
己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に接続
される負荷(モータM1、M2)が正常である限り、一
致した値となる。
【0026】第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQA
のメインFETQ1のゲートと、第2の過熱自己遮断型
半導体スイッチQBのメインFETQ3のゲートと、第
3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFET
Q5のゲートとは、抵抗R7と抵抗R8の直列回路を介
して駆動回路2に接続されており、この駆動回路2から
出力されるゲート信号によって第1の過熱自己遮断型半
導体スイッチQAのメインFETQ1と、第2の過熱自
己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3と、第
3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFET
Q5とは、同時にオン・オフするようになっている。
【0027】この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QAのドレンDAと第2の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQBのドレンDBと第3の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチQCのドレンDCを共通化し、第1の過熱自己遮断
型半導体スイッチQAのゲートGAと第2の過熱自己遮
断型半導体スイッチQBのゲートGBと第3の過熱自己
遮断型半導体スイッチQCのゲートGCを共通化するこ
とにより同一チップへの集積化を容易にすることができ
る。また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAと
第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBと第3の過熱
自己遮断型半導体スイッチQCは、同一プロセスで同一
チップ上に形成されたものを使用することとして、温度
ドリフトやロット間のバラツキの影響を除去するように
している。
【0028】また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQAのメインFETQ1のソースには、ツェナーダイ
オードZD1のアノードが接続されており、このツェナ
ーダイオードZD1のカソードには抵抗R7と抵抗R8
の接続点が接続されている。このツェナーダイオードZ
D1は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメ
インFETQ1のゲート・ソース間を電源電圧(12
V)に保ってゲートに過電圧が印加されようとした場合
に、これをバイパスさせるためのものである。
【0029】また、第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQAのメインFETQ1のソースには、抵抗R5を介
してコンパレータで構成される比較回路CMP1の
(+)側入力端子と、コンパレータで構成される比較回
路CMP2の(−)側入力端子がそれぞれ接続されてい
る。この比較回路CMP1は、第1の過熱自己遮断型半
導体スイッチQAのメインFETQ1のソースに誘起さ
れる電圧と第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBの
メインFETQ3のソースに誘起される電圧とを比較し
て第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインF
ETQ1に接続される負荷(モータM1、M2)に過大
電流が流れるのを検出するためのものである。すなわ
ち、比較回路CMP1の出力は、第1の過熱自己遮断型
半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース電圧
(ソースSA側の電位)と第2の過熱自己遮断型半導体
スイッチQBのメインFETQ3のソース電圧(ソース
SB側の電位)とを比較し、その差が過電流判定値以下
である間(第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAの
メインFETQ1のソースの電位が第2の過熱自己遮断
型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソースの電
位以上である間)はHiが出力され、その差が過電流判
定値より大きくなると(第1の過熱自己遮断型半導体ス
イッチQAのメインFETQ1のソースの電位が第2の
過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3
のソースの電位より小さくなると)反転してLowが出
力され、過大電流が流れたと判定する。
【0030】また、比較回路CMP2は、第1の過熱自
己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソー
スに誘起される電圧と第3の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチQCのメインFETQ5のソースに誘起される電圧
とを比較して第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQA
のメインFETQ1に電流が所定量流れているか(過小
電流となっていないか)を検出するためのものである。
すなわち、比較回路CMP2の出力は、第1の過熱自己
遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース
電圧(ソースSA側の電位)と第3の過熱自己遮断型半
導体スイッチQCのメインFETQ5のソース電圧(ソ
ースSC側の電位)とを比較し、その差が過小電流判定
値以下である間(第1の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QAのメインFETQ1のソース電圧が第3の過熱自己
遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のソース
電圧よりも低い値である間)はHiが出力され、その差
が過小電流判定値より大きくなると(第1の過熱自己遮
断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース電
圧が第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCのメイン
FETQ5のソース電圧より高くなると)反転してLo
wが出力され過小電流になったと判定する。また、第2
の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ
3のソースには、抵抗R6を介して比較回路CMP1の
(−)側入力端子が接続されている。さらに、第3の過
熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5の
ソースには、比較回路CMP2の(+)側入力端子が接
続されている。
【0031】一方、電源供給装置1の入力側端子Aに
は、PNPトランジスタTr1のエミッタが接続されて
おり、このPNPトランジスタTr1のコレクタには、
抵抗R1と抵抗R3と抵抗R2の直列回路が接続されて
おり、抵抗R2の他端は接地されている。そして、比較
回路CMP1の(+)側入力端子は、抵抗R1と抵抗R
3の接続点にダイオードD1を介して接続されており、
比較回路CMP1の(−)側入力端子は、抵抗R3と抵
抗R2の接続点にダイオードD2を介して接続されてい
る。したがって、比較回路CMP1の(+)側入力端子
には、バッテリVBから供給される電源電圧を、抵抗R
1と、抵抗R3とR2の合成抵抗とによって分圧した電
圧が、比較回路CMP1の(−)側入力端子には、抵抗
R1と抵抗R3の合成抵抗と、R2とによって分圧した
電圧がそれぞれ印加されるように構成されている。この
PNPトランジスタTr1と、抵抗R1、抵抗R3、抵
抗R2と、ダイオードD1、ダイオードD2によって、
短絡等の異常により第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQAのメインFETQ1がオンからオフになった後
に、この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメ
インFETQ1をオンに復帰させるための復帰回路を構
成している。すなわち、復帰回路は、エミッタがバッテ
リVB側の出力端子に、ベースが抵抗R10を介してス
イッチSW1側の入力端子にそれぞれ接続されたPNP
トランジスタTr1と、このPNPトランジスタTr1
のコレクタとアースの間に直列に接続された抵抗R1、
抵抗R3、抵抗R2と、この抵抗R1に流れる電流を比
較回路CMP1の(+)端子側へ通すダイオードD1
と、抵抗R1、抵抗R3に流れる電流を比較回路CMP
1の(−)端子側へ通すダイオードD2とによって構成
されている。
【0032】復帰回路の構成要素となっている抵抗R1
の抵抗値は、スイッチSW1を投入することによってP
NPトランジスタTr1がオンになると、抵抗R1、R
3の接続点の電位V1がバッテリの60〜80%程度
で、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのソース
側端子SAの電位が抵抗R5での前記電圧降下分だけ下
がった電圧V3(ダイオードD1のカソード側電位)よ
り大きい値になるように設定されている。
【0033】さらに、比較回路CMP1の(+)側入力
端子には、抵抗R9を介してダイオードD3のアノード
が接続されており、このダイオードD3のカソードには
駆動回路2のゲート信号出力端子が接続されている。比
較回路CMP1の出力端子は、駆動回路2に接続されて
おり、比較回路CMP1の判定結果が駆動回路2に入力
されるようになっている。この駆動回路2には、チャー
ジポンプ回路3で昇圧された電圧VP(例えば、VP=
VB+5V)が印加されており、駆動回路2は、比較回
路CMP1から出力されているHiの信号と、スイッチ
SW1をオンすることによってスイッチ側から入力され
るオン信号の入力とによって、駆動回路2のソース側ト
ランジスタ2aがオンしてシンク側トランジスタ2bが
オフし、電圧VPの駆動信号を抵抗R8、抵抗R7を介
して第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイン
FETQ1のゲートに出力し、これによって第1の過熱
自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオ
ンするようになっている。この駆動回路2は、比較回路
CMP1からHiの信号が入力されている間(Lowの
信号が出力されない限り)、第1の過熱自己遮断型半導
体スイッチQAのメインFETQ1のゲートにオン信号
を出力し続ける。この駆動回路2は、比較回路CMP1
が反転して比較回路CMP1からLow信号が入力され
ると、駆動回路2のソース側トランジスタ2aがオフし
シンク側トランジスタ2bがオンし、駆動回路2からの
出力がLowとなって第1の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチQAのメインFETQ1のゲートにオフ信号を出力
し、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイン
FETQ1をオフする。また、比較回路CMP2の出力
端子は、外部への出力端子Fに接続されており、比較回
路CMP2によって判定された結果は、出力端子Fに接
続される回路によって利用される。
【0034】起動時、スイッチSW1を投入すると、P
NPトランジスタTr1がオンし、VB(12V)を抵
抗R1と(抵抗R3+抵抗R2)とによって分圧された
電圧値(例えば、電源電圧の60%〜80%)が比較回
路CMP1の(+)側端子に印加されるようになってい
る。比較回路CMP1の(−)側端子には、(抵抗R1
+抵抗R3)と抵抗R2とによって分圧された電圧値
(例えば、電源電圧の20%〜40%)が印加されるよ
うになっている。この抵抗R3は小さい抵抗値のものが
使用されており、抵抗R1の抵抗値と(抵抗R3+抵抗
R2)の抵抗値の差は微差である。
【0035】スイッチSW1をオンし、PNPトランジ
スタTr1のオンによって、VB(12V)を抵抗R1
と(抵抗R3+抵抗R2)とで分圧した電圧が比較回路
CMP1の(+)側入力端子と比較回路CMP1の
(−)側入力端子に印加され、比較回路CMP1の
(+)側入力端子に印加される電圧が比較回路CMP1
の(−)側入力端子に印加される電圧よりも大きいた
め、比較回路CMP1の出力はHiとなり、駆動回路2
を駆動し、駆動回路2からはゲート駆動信号Hiが出力
される。このゲート駆動信号Hiは、第1の過熱自己遮
断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲートに
印加され、このメインFETQ1をオンする。このゲー
ト駆動信号は同時に第2の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQBのメインFETQ3、第3の過熱自己遮断型半導
体スイッチQCのメインFETQ5をオンする。
【0036】この比較回路CMP1の出力は、第1の過
熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1に
過電流が流れたことを判定するのに用いられている。い
ま、負荷(モータM1、M2)、又は負荷(モータM
1、M2)が接続されているメインFETQ1の負荷側
電源供給ラインに短絡等のデットショートが生じると、
負荷(モータM1、M2)に流れ込むべき電流がアース
に流れてしまう。このようにデットショートが生じる
と、負荷(モータM1、M2)に電流が流れないので、
第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFE
TQ1に負荷が接続されていない無負荷(回線負荷の
み)状態となっているため、第1の過熱自己遮断型半導
体スイッチQAのメインFETQ1には過大の電流(過
電流)が流れる。この過電流は、第1の過熱自己遮断型
半導体スイッチQAのメインFETQ1のドレン・ソー
ス間に流れ、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQA
のメインFETQ1のドレン・ソース間の電圧Vdsは
大きくなり(第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQA
のメインFETQ1がオンしている限りドレン・ソース
間の電圧が大きくなり)、第1の過熱自己遮断型半導体
スイッチQAのメインFETQ1のオン抵抗と、短絡電
流で決まるところで安定する。
【0037】一方、第2の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQBのメインFETQ3のソース電圧の方は、連続で
オンしている状態では正常であれば第2の過熱自己遮断
型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソース電圧
に比べて第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメ
インFETQ1のソース電圧の方が高いように第1のリ
ファレンス抵抗5が設定してあるので、第1の過熱自己
遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース
電圧の方は下がってくる。この第2の過熱自己遮断型半
導体スイッチQBのメインFETQ3のソース電圧は、
通常オンしているときには、第1の過熱自己遮断型半導
体スイッチQAのメインFETQ1のソース電圧Vds
(0.5V位)であるから、抵抗R1、抵抗R3、抵抗
R2による分圧電圧よりも第1の過熱自己遮断型半導体
スイッチQAのメインFETQ1のソース電圧、第2の
過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3
のソース電圧とも高い(電源電圧に近くなってくる)。
この抵抗R1、抵抗R3、抵抗R2による分圧電圧は、
ダイオードD1、ダイオードD2でカットされてしま
い、比較回路CMP1の(+)側入力端子、比較回路C
MP1の(−)側入力端子には無関係になってくる。す
なわち、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメ
インFETQ1のソース電圧、第2の過熱自己遮断型半
導体スイッチQBのメインFETQ3のソース電圧の値
がダイレクトに比較回路CMP1の(+)側入力端子、
比較回路CMP1の(−)側入力端子に入っている。
【0038】一方、比較回路CMP1の(+)側入力端
子に、抵抗R9、ダイオードD3の直列回路が接続され
ており、この直列回路のダイオードD3のカソードがゲ
ート信号出力端子に繋がっている。このダイオードD3
のカソードは、負荷(モータM1、M2)に電源を供給
する電源供給ラインが正常の状態では、ゲート信号によ
って第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイン
FETQ1はオンするから、このダイオードD3のカソ
ードはメインFETQ1のオン時かなり高い電圧になっ
ている。したがって、ダイオードD3はカットオフされ
て、抵抗R9とダイオードD3の直列回路には電流が流
れない。したがって、抵抗R5、抵抗R6には電流が全
然流れなくて、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQ
AのメインFETQ1のソース電圧(ソース側端子SA
の電圧)が直接比較回路CMP1の(+)側入力端子
に、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメイン
FETQ3のソース電圧(ソース側端子SBの電圧)が
直接比較回路CMP1の(−)側入力端子にそれぞれ入
力されている。このとき、負荷(モータM1、M2)に
電源を供給する電源供給ラインが正常(デッドショート
でない)の場合は、第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
チQAのメインFETQ1のソース電圧に比べて第2の
過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3
のソース電圧が小さくなるように第1のリファレンス抵
抗5の抵抗値を設定してあるので比較回路CMP1の出
力はHiになっている。
【0039】この状態で負荷(モータM1、M2)に電
源を供給する電源供給ラインである第1の過熱自己遮断
型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースの下
流側で短絡が発生すると、第1の過熱自己遮断型半導体
スイッチQAのメインFETQ1側には、大電流が流れ
て、この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメ
インFETQ1のオン抵抗に大電流がかかり、ドレン・
ソース間の電位差が大きくなる。ところが、第2の過熱
自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のド
レン・ソース間の電位差の方は、第1のリファレンス抵
抗5によって固定されて一定である。したがって、第2
の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ
3のソース電圧に対して第1の過熱自己遮断型半導体ス
イッチQAのメインFETQ1のソース電圧の方が下が
ってくる。
【0040】第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQA
のメインFETQ1のソース電圧が低下して第2の過熱
自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソ
ース電圧の値よりも小さくなり過電流判定値以下になる
と、比較回路CMP1の出力は、HiからLowに反転
してLow信号が駆動回路2に出力される。駆動回路2
に比較回路CMP1からLow信号が入力されると、駆
動回路2のソース側トランジスタ2aがオフし、シンク
側トランジスタ2bがオンし、駆動回路2からの出力が
HiからLowになって第1の過熱自己遮断型半導体ス
イッチQAのメインFETQ1のゲートにオフ信号を出
力し、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイ
ンFETQ1を遮断しようとする。この駆動回路2から
のLow信号によって第2の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチQBのメインFETQ3のゲート及び第3の過熱自
己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5のゲー
トにもオフ信号が入力され第2の過熱自己遮断型半導体
スイッチQBのメインFETQ3のゲート及び第3の過
熱自己遮断型半導体スイッチQCのメインFETQ5を
も遮断しようとする。
【0041】この第1の過熱自己遮断型半導体スイッチ
QAのメインFETQ1を遮断しようとすると、駆動回
路2のソース側のトランジスタ2aがオフして、シンク
側のトランジスタ2bがオンする。そのために、抵抗R
9とダイオードD3の直列回路のダイオードD3のカソ
ード側が接地されるから、抵抗R9とダイオードD3の
直列回路に電流が流れる。この電流は、第1の過熱自己
遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース
から抵抗R5を通って、抵抗R9を通って、ダイオード
D3を通ってアースへ流れる。すると、抵抗R5に電流
が流れてることによって、この抵抗R5による電圧ドロ
ップが生じる。この電圧ドロップのため、比較回路CM
P1の(+)側入力端子は第1の過熱自己遮断型半導体
スイッチQAのメインFETQ1のソースよりも抵抗R
5の電圧ドロップ分だけ下がる。これがヒステリシスで
ある。
【0042】第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQB
のメインFETQ3のソースに比べて第1の過熱自己遮
断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソースの
方が一旦低くなると、比較回路CMP1が反転して駆動
回路2のLowの信号が入力され駆動回路2をオフしよ
うとする。この駆動回路2を一旦停止すると、駆動回路
2のソース側のトランジスタ2aがオフして、シンク側
のトランジスタ2bがオンするため、抵抗R9とダイオ
ードD3の直列回路に電流が流れて、比較回路CMP1
の(+)側入力端子は実際の第1の過熱自己遮断型半導
体スイッチQAのメインFETQ1のソースよりも低い
電圧になる。したがって、第1の過熱自己遮断型半導体
スイッチQAのメインFETQ1のソースが若干起き上
がってフラフラしても比較回路CMP1は安定してオフ
している。すなわち、抵抗R9とダイオードD3がヒス
テリシス回路を構成している。
【0043】この状態で、今度は、駆動回路2がオフす
るから第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイ
ンFETQ1、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQ
BのメインFETQ3はオフの方向に移行する。まず、
ドレン・ソース間の電圧がどっちも段々と広がってい
く。このドレン・ソース間電圧が広がっていくと、それ
に引っ張られてゲートの中のCGDの容量が充電されて
いき、充電されながら引っ張られて第1の過熱自己遮断
型半導体スイッチQAのメインFETQ1、第2の過熱
自己遮断型半導体スイッチQBのメインFETQ3の真
のゲート・ソース間の電圧が大きくなって電流は一時増
える。しかし、メインFETQ1、メインFETQ3の
ソース電圧は無限に大きくなれないから、電源電圧(1
2V)より少しオーバーしたところで飽和し、それ以上
は引っ張り効果がなくなって、ゲートの放電回路で第1
の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ
1、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメイン
FETQ3のゲートチャージがどんどん抜けてきて、ソ
ース電圧に対してゲート電圧が下がってくる。そのため
に、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイン
FETQ1、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQB
のメインFETQ3の電流が減っていくと同時に、第1
の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ
1、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメイン
FETQ3共にドレン・ソース間の電圧がどんどん大き
くなっていく。
【0044】このように第1の過熱自己遮断型半導体ス
イッチQAのメインFETQ1に流れる電流が減ってい
くから、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメ
インFETQ1のソース側端子SAの電位は、接地電位
に近くなっていく。すると、第1の過熱自己遮断型半導
体スイッチQAのメインFETQ1のソース端子SA、
第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメインFE
TQ3のソース端子SBは、電源電圧VBを抵抗R1、
抵抗R3、抵抗R2で分圧した電圧よりも低くなる。こ
の結果、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメ
インFETQ3のソース端子SB、第1の過熱自己遮断
型半導体スイッチQAのメインFETQ1のソース端子
SAは比較回路CMP1の(−)側入力端子、比較回路
CMP1の(+)側入力端子に信号が送れなくなってし
まう。
【0045】このような状態になると、今度は、電源電
圧を抵抗R1、抵抗R3、抵抗R2で分圧した電圧が比
較回路CMP1の(+)側入力端子、比較回路CMP1
の(−)側入力端子に印加されることになる。すると、
比較回路CMP1の(+)側入力端子に印加される抵抗
R1、抵抗R3、抵抗R2による分圧電圧は、比較回路
CMP1の(−)側入力端子に印加される抵抗R1、抵
抗R3、抵抗R2による分圧電圧に比べて、抵抗R3の
電圧ドロップ分だけ高くなっており、比較回路CMP1
の出力は反転し、確実にHiになる。この比較回路CM
P1の出力Hiになると、再び駆動回路2がオンし、ゲ
ート信号を第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAの
メインFETQ1のゲートに送り、第1の過熱自己遮断
型半導体スイッチQAのメインFETQ1をオンする。
これによって負荷(モータM1、M2)に電流が流れ
る。このような繰り返しを行う。
【0046】ON/OFF計数回路4は、第1の過熱自
己遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1のゲー
トがオフで、駆動回路2がオフの状態、すなわち、駆動
回路2のシンクのトランジスタ2bがオンになっている
ときに、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメ
インFETQ1のソース側端子SAの電圧がグランドよ
りも高い電圧(5V)になっているときが有り、そのよ
うな状態に作動するものである。具体的には、CR積分
回路を用いており、コンデンサC1はこのCR積分回路
のコンデンサである。
【0047】このように電源供給装置1では、電源供給
ラインに供給される電流が正常電流であることが検出さ
れている間は第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQA
のメインFETQ1を連続オン状態に維持し、この状態
で電源供給ラインに供給される電流に過電流が検出され
ると第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメイン
FETQ1をオフさせる第1の制御と、第1の過熱自己
遮断型半導体スイッチQAのメインFETQ1が一旦オ
フした後、第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAの
メインFETQ1のオン、オフ制御を繰り返してこの第
1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメインFET
Q1の過熱防止を図り、そのオン、オフ制御中に電源供
給ラインに供給される電流が正常電流であることが検出
されると第1の過熱自己遮断型半導体スイッチQAのメ
インFETQ1をオンさせて第1の制御へ移行させる第
2の制御とを行う。
【0048】また、電源供給装置1の第2の過熱自己遮
断型半導体スイッチQBのメインFETQ3のソース側
端子SBには、図1に示すように、出力側端子Eを介し
て第1のリファレンス抵抗5が接続されており、電源供
給装置1の第3の過熱自己遮断型半導体スイッチQCの
メインFETQ5のソース側端子SCには、出力側端子
Fを介して第2のリファレンス抵抗6が接続されてい
る。この第1のリファレンス抵抗5は、図5に示す如き
構成を有している。すなわち、第1のリファレンス抵抗
5は、第2の過熱自己遮断型半導体スイッチQBのメイ
ンFETQ3のソース側端子SBに一端が接続された固
定抵抗5aを有しており、この固定抵抗5aの他端に
は、エミッタが接地された電流変更手段であるNPNト
ランジスタ5bのコレクタが接続されている。このよう
に第1のリファレンス抵抗5は、固定抵抗5aとNPN
トランジスタ5bとによって構成されている。この第1
のリファレンス抵抗5の抵抗値は、固定抵抗5aに接続
されるNPNトランジスタ5bのベース電流によって変
更できるようになっている。また、リファレンス抵抗6
は、図5に図示の第1のリファレンス抵抗5と同一の構
成となっている。
【0049】また、負荷によって駆動する対象が変化
し、負荷(モータM1、M2)を変更する必要がある場
合には、駆動負荷の変更を行うが、この駆動負荷の変更
は、駆動負荷の変更を必要とするか否かを検出するセン
サ7が制御対象物に設けられている。このセンサ7は、
例えば、自動車のシートを電動で駆動するパワーシート
を例にとると、圧力センサで、パワーシート上の重量を
検出し、このパワーシート上の重量の変化によってを駆
動負荷の変更を指示することになる。このセンサ7によ
る検出は、その変化に応じた信号(例えば、パワーシー
ト上の重量の変化によって、モータM1だけで駆動する
か、モータM1とモータM2の両方によって駆動する
か)の出力となる。
【0050】このセンサ(例えば、圧力センサ)7の出
力は、第1のリファレンス抵抗5と第2のリファレンス
抵抗6の抵抗値を、固定抵抗5aに接続されるNPNト
ランジスタ5bのベース電流を制御することになる。す
なわち、第1のリファレンス抵抗5と第2のリファレン
ス抵抗6のNPNトランジスタ5bのベースには、制御
部8が接続されている。この制御部8は、センサ7の出
力に応じてスイッチSW2のオン、オフを制御する機能
を有しており、センサ7からの出力が制御部8を駆動
し、駆動負荷を変更する必要がある場合には、制御部8
からの出力信号によってスイッチSW2をオン、オフす
ることによって駆動負荷の変更を行う。この制御部8か
らの出力信号によってスイッチSW2がオンされると、
モータM2が前記電源供給ラインから切り離される。
【0051】このような構成により、センサ(例えば、
圧力センサ)7の出力に変化(例えば、パワーシート上
の重量の変化)は、駆動負荷(モータM1、M2)を変
更することになり、センサ7は、検出した値に応じた信
号を制御部8へ出力する。このセンサ7から出力された
検出値に応じた信号を入力した制御部8は、センサ7の
出力に応じた電流制御信号を第1のリファレンス抵抗5
のトランジスタ5bと、第2のリファレンス抵抗6のト
ランジスタにそれぞれ出力し、この制御部8からの出力
信号によって、第1のリファレンス抵抗5と第2のリフ
ァレンス抵抗6の固定抵抗に流れる電流を自動で変化さ
せることになる。これと共に、センサ7の出力に応じて
制御部8は、スイッチSW2のオン、オフを制御する。
具体的には、制御部8は、センサ7の出力が所定のしき
い値より小さい場合には、負荷(モータM1、M2)が
小(自動車のシートを電動で駆動するパワーシートを例
にとると、シート上の重量が軽い)と判断し、スイッチ
SW2をオフにしてモータM1のみで駆動させるように
すると共に、第1のリファレンス抵抗5と第2のリファ
レンス抵抗6の各固定抵抗に流れる電流を小さくするよ
うな電流制御信号を第1のリファレンス抵抗5のNPN
トランジスタ5bのベース、および第2のリファレンス
抵抗6のNPNトランジスタのベースのそれぞれ出力す
る。この制御部8から供給されるベース電流によって、
第1のリファレンス抵抗5、第2のリファレンス抵抗6
の抵抗値が変化し、第1のリファレンス抵抗5によって
作られる過電流判定値、第2のリファレンス抵抗6によ
って作られる過小電流判定値が共に負荷(モータM1、
M2)の低下に応じて自動的に下がる。
【0052】これに対し、センサ7の出力が所定の閾値
より大きい場合には、負荷(モータM1、M2)が大
(自動車のシートを電動で駆動するパワーシートを例に
とると、シート上の重量が重い)と判断し、スイッチS
W2をオンにしてモータM1、モータM2の両方で駆動
させるようにすると共に、第1のリファレンス抵抗5と
第2のリファレンス抵抗6の各固定抵抗に流れる電流を
大きくするような電流制御信号を第1のリファレンス抵
抗5のNPNトランジスタ5bのベース、および第2の
リファレンス抵抗6のNPNトランジスタのベースのそ
れぞれ出力する。この制御部8から供給されるベース電
流によって、第1のリファレンス抵抗5、第2のリファ
レンス抵抗6の抵抗値が変化し、第1のリファレンス抵
抗5によって作られる過電流判定値、第2のリファレン
ス抵抗6によって作られる過小電流判定値が共に負荷
(モータM1、M2)の増加に応じて自動的に上がる。
【0053】このように電源供給装置1と、第1のリフ
ァレンス抵抗5と、第2のリファレンス抵抗6と、セン
サ7と、制御部8と、スイッチSW2とによって電源供
給制御装置が構成されている。
【0054】本実施の形態に係る電源供給制御装置によ
れば、負荷(モータM1、M2)を変更するか、負荷
(モータM1、M2)が変化すると、センサ7がその負
荷(モータM1、M2)の変化を検出しその変化に応じ
た信号を出力し、この出力に応じて第1のリファレンス
抵抗5、第2のリファレンス抵抗6に流れる電流を自動
的に変化させるので、過電流判定値と過小電流判定値が
共に負荷(モータM1、M2)の変化に応じて自動的に
変更され、負荷(モータM1、M2)の変更に伴う第1
のリファレンス抵抗5、第2のリファレンス抵抗6を構
成する固定抵抗を交換する作業を不要にすることができ
る。
【0055】なお、第1のリファレンス抵抗5、第2の
リファレンス抵抗6を図6に示すように構成することも
できる。第1のリファレンス抵抗5と第2のリファレン
ス抵抗6とは同一の構成となっているので第1のリファ
レンス抵抗5についてのみ図示してある。図6に示す第
1のリファレンス抵抗5は、第2の過熱自己遮断型半導
体スイッチQBのメインFETQ3のソース側端子SB
に一端が接続された固定抵抗5cを有しており、この固
定抵抗5cの他端は、固定抵抗5dを介して接地されて
いる。そして、この固定抵抗5dの両端に固定抵抗5d
を架橋して電流変更手段である半導体スイッチ5eが接
続されている。この半導体スイッチ5eは、例えば、F
ETで構成されており、制御部8からの制御信号(切換
信号)が半導体スイッチ5eのゲートに印加されること
によってオン、オフ制御されるようになっている。した
がって、この半導体スイッチ5eが制御部8からの制御
信号によって半導体スイッチ5eがオンすると、固定抵
抗5dが半導体スイッチ5eによって短絡し、第1のリ
ファレンス抵抗5の抵抗は、固定抵抗5cとなるため第
1のリファレンス抵抗5の抵抗値は、小となる。また、
制御部8からの制御信号が出力されずに半導体スイッチ
5eがオフすると、電流は、固定抵抗5cと固定抵抗5
dの直列回路に流れることになり、第1のリファレンス
抵抗5の抵抗値は固定抵抗5cと固定抵抗5dの直列合
成抵抗となり、大となる。
【0056】そして、図6に示す第1のリファレンス抵
抗5を用いた場合、負荷(モータM1、M2)が小にな
ると、半導体スイッチ5eがオンされて固定抵抗5dが
固定抵抗5cから切り離されるので、第1のリファレン
ス抵抗5としての抵抗値が小さくなり、過電流判定値お
よび過小電流判定値は、共に負荷(モータM1、M2)
の低下に応じて自動的に下がる。これに対し、負荷(モ
ータM1、M2)が大になると、半導体スイッチ5eが
オフされて固定抵抗5dが固定抵抗5cに直列に接続さ
れるので、第1のリファレンス抵抗5としての抵抗値が
大きくなるので、過電流判定値および過小電流判定値
は、共に負荷(モータM1、M2)の低下に応じて自動
的に下がる。
【0057】なお、センサ7には、圧力センサの他に、
温度センサ、歪みセンサ等の他のセンサを用いて種々の
負荷(モータM1、M2)の変化、例えば温度変化等を
検出するように構成することもできる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷(モータM1、M2)の変化に応じて過電流判別の
検出値を自動的に変更して、負荷(モータM1、M2)
の変更に伴う抵抗の交換作業を不要にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る一例に係る電源供給
装置を示す概略構成図。
【図2】図1に図示の第1の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチQAの詳細回路図である。
【図3】図1に図示の第2の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチQBの詳細回路図である。
【図4】図1に図示の第3の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチQCの詳細回路図である。
【図5】図1に示すリファレンス抵抗の一例を示す構成
図である。
【図6】図1に示すリファレンス抵抗の他の例を示す構
成図である。
【符号の説明】
1………………………電源供給装置 2………………………駆動回路 5………………………リファレンス抵抗 6………………………リファレンス抵抗 7………………………センサ 8………………………制御部 CMP1………………比較回路 CMP2………………比較回路 QA……………………第1の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチ QB……………………第2の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチ QC……………………第3の過熱自己遮断型半導体スイ
ッチ VB……………………DC電源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と負荷の間の電源供給ラインに流れ
    る電流を制御信号に応じて制御する第1の過熱自己遮断
    型半導体スイッチと、 前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチと同じ電圧特
    性を有する第2の過熱自己遮断型半導体スイッチと第1
    のリファレンス抵抗からなる直列回路で構成し前記電源
    供給ラインに並列に接続した第1のリファレンス回路
    と、 前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレン・ソ
    ース間電圧Aと前記第2の過熱自己遮断型半導体スイッ
    チのドレン・ソース間電圧Bとの差(A−B)と所定の
    過電流判定値Cとを比較して前記電流が過電流であるか
    否かを判別し、該判別結果に応じた検出信号を出力する
    比較回路と、その検出信号に応じた制御信号で前記第1
    の過熱自己遮断型半導体スイッチをオン、オフさせる駆
    動回路とを備え、 前記第1のリファレンス抵抗を、前記第1の過熱自己遮
    断型半導体スイッチに所定の負荷電流が流れたときに第
    1の過熱自己遮断型半導体スイッチのドレン・ソース間
    電圧と同一の電圧を前記第2の過熱自己遮断型半導体ス
    イッチに発生させるような値に設定すると共に、前記所
    定の過電流判定値Cを前記差(A−B)の値に設定し、
    前記差(A−B)の値が前記過電流判定値Cより大きい
    ときは過電流と判定して前記第1の過熱自己遮断型半導
    体スイッチをオフし、該第1の過熱自己遮断型半導体ス
    イッチを一旦オフさせ、後、該第1の過熱自己遮断型半
    導体スイッチのオン、オフ制御を繰り返し、該オン、オ
    フ制御中に前記電流が正常電流であると判別されると前
    記第1の過熱自己遮断型半導体スイッチをオンさせるよ
    うに構成した電源供給装置であって、 前記負荷の変化を検出しその変化に応じた信号を出力す
    るセンサを設け、該センサの出力に応じて前記第1のリ
    ファレンス抵抗に流れる電流を変化させるように構成し
    たことを特徴とする電源供給制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のリファレンス抵抗を、前記第
    2の過熱自己遮断型半導体スイッチのソース側に接続し
    た固定抵抗と、該固定抵抗とグランドとの間に接続さ
    れ、入力信号に応じて前記固定抵抗に流れる電流を変更
    する電流変更手段とによって構成すると共に、前記セン
    サの出力に応じた電流制御信号を前記電流変更手段へ出
    力する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の電源供給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の過熱自己遮断型半導体スイッ
    チと同じ電圧特性を有しかつ該第1の過熱自己遮断型半
    導体スイッチよりトランジスタ数の少ない第3の過熱自
    己遮断型半導体スイッチと第2のリファレンス抵抗から
    なる直列回路で、前記電源供給ラインに並列に接続した
    第2のリファレンス回路と、前記差(A−B)と所定の
    過小電流判定値Dとを比較して前記電源供給ラインに流
    れる電流が過小電流であるか否かを判別し、該判別結果
    に応じた検出信号を出力する第2の比較回路とを設ける
    と共に、前記負荷の変化を検出しその変化に応じた信号
    を出力するセンサを設け、該センサの出力に応じて前記
    第2のリファレンス抵抗に流れる電流を変化させるよう
    に構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の電源
    供給制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011105439A1 (ja) 2010-02-23 2011-09-01 旭化成ケミカルズ株式会社 アリールオキシチタン組成物の製造方法及びアリールオキシチタン組成物
US8138367B2 (en) 2004-12-24 2012-03-20 Asahi Kasei Chemicals Corporation Process for production of aromatic carbonate

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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