JP2000328038A - 親水化処理用組成物及び親水化処理方法 - Google Patents

親水化処理用組成物及び親水化処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間焼付けでの硬化性に優れ、親水性の持
続性、処理被膜の安定性及びドローレス成型性を満足す
る被膜を形成できる親水化処理用組成物及びこの組成物
を用いた熱交換器フィン材の親水化処理方法を提供す
る。 【解決手段】(A)水性ポリアミド樹脂、(B)ポリオ
キシアルキレン鎖を有する水性樹脂、(C)ポリアクリ
ルアミド系樹脂と、(D)(a)重合性二重結合とポリ
オキシアルキレン鎖又はポリビニルピロリドン鎖を有す
る親水性モノマー2〜50重量%、(b)(メタ)アク
リルアミド系モノマー20〜97重量%、(c)架橋性
不飽和モノマー1〜30重量%、(d)カルボキシル基
含有重合性不飽和モノマー2〜50重量%及び(e)他
のモノマー0〜50重量%の共重合体からなる親水性架
橋重合体微粒子を含有する親水化処理用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、親水持続性に優れ
た被膜を形成しうる親水化処理用組成物、それを用いた
熱交換器フィン材親水化処理方法及び該組成物を塗布し
た熱交換器フィン材に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】空調機の熱交換器は冷房時
に発生する凝縮水が水滴となってフィン間に水のブリッ
ジを形成し、空気の通風路を狭めるため通風抵抗が大き
くなって電力の損失、騒音の発生、水滴の飛散などの不
具合が発生する。かかる現象を防止する方策として、例
えば、アルミニウム製フィン材(以下、「フィン材」と
いう)の表面を親水化処理して水滴及び水滴によるブリ
ッジの形成を防止することが行われている。
【0003】親水化処理方法としては、例えば、(1)
アルミニウムの表面処理法として知られているベーマイ
ト処理方法;(2)一般式mSiO2 /nNa2 Oで示
される水ガラスを塗布する方法(例えば、特公昭55−
1347号公報、特開昭58−126989号公報など
参照);(3)有機樹脂にシリカ、水ガラス、水酸化ア
ルミニウム、炭酸カルシウム、チタニアなどを混合した
塗料又はこれらの塗料に界面活性剤を併用した塗料を塗
布する方法(例えば、特公昭57−46000号公報、
特公昭59−8372号公報、特公昭62−61078
号公報、特開昭59−229197号公報、特開昭61
−225044号公報など参照);(4)有機−無機
(シリカ)複合体樹脂と界面活性剤よりなる塗料を塗布
する方法(特開昭59−170170号公報参照)など
が挙げられ、これら方法の中の一部は既に実用化されて
いる。
【0004】以上に例示したごとく熱交換器の親水化処
理技術は実用化されているものの、処理板の親水性の持
続性(水滴接触角、全面水濡性)、耐食性、臭気などの
点で未だ改良すべき問題点がある。
【0005】特に、近年、熱交換器の一層の小型化、軽
量化等のためにフィン材の間隔が狭くなっており、その
ためより高度の親水性が必要となってきているが、前記
(3)及び(4)の処理方法では十分な親水持続性を発
揮させることはできない。
【0006】また、前記(1)のベーマイト処理方法に
おいては耐食性に問題があり、しかも得られる被膜が硬
いためプレス加工性に問題がある。さらに前記(2)の
水ガラスを塗布する方法は、処理されたフィン材の水滴
接触角が20度以下という良好な親水持続性を示すが、
水ガラスで処理したフィン材は経時で処理皮膜面が粉状
を呈するようになり、通風時に飛散しセメント臭又は薬
品臭が発生する。しかも熱交換器の運転時に発生する凝
縮水によって水ガラスが加水分解し、フィン材表面がア
ルカリ性となるため孔食が起こり易く、また、腐食生成
物である水酸化アルミニウム粉末(白粉)が飛散するこ
とが知られており、環境保全上の問題もある。
【0007】また、熱交換器の表面処理方法として、
アルミニウム板を成型加工してフィンを作成し、このも
のを組立てた後、表面処理剤を浸漬、スプレー、シャワ
ーなどの手段により塗布する、いわゆるアフターコート
法と、あらかじめロールコータなどの手段によりアル
ミニウム板に表面処理膜を形成した後、この板にプレス
成型加工を施してフィン材を作成する、いわゆるプレコ
ート法の二方法がある。後者のの方法において、親水
化被膜層に無機質成分、例えばシリカ、水ガラス、アル
ミナ、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、チタニア
などが混在していると、プレス成型に用いられる金型が
著しく摩耗し、フィン材の成型不良、親水化被膜の破壊
による耐食性の劣化、さらに金型寿命の短縮による経済
的損失などの問題が発生する。
【0008】また、プレス成型加工法も、従来のドロー
加工法(張り出し、絞り加工)から、より厳しいドロー
レス加工法(しごき加工)に変わってきており、このよ
うなより厳しい加工法が採用された場合には、今までの
ものでは対応できない。
【0009】これに対応する親水化処理方法として、例
えば、以下の方法が提案されている。
【0010】(1) ポリビニルアルコールと特定の水
溶性ポリマーと水溶性架橋剤とを組合せて用いる方法
(特開平3−26381号公報、特開平1−29987
7号公報参照)、(2) 特定の親水性モノマーからな
る親水性重合体部分と疎水性重合体部分とからなるブロ
ック共重合体と、金属キレート型架橋剤とを組合せて用
いる方法(特開平2−107678号公報、特開平2−
202967号公報参照)、(3) ポリアクリルアミ
ド系樹脂を用いる方法(特開平1−104667号公
報、特開平1−270977号公報参照)、(4) ポ
リアクリル酸ポリマーなどの高分子と、この高分子と水
素結合によるポリマーコンプレックスを形成し得るポリ
エチレンオキサイドやポリビニルピロリドンなどの高分
子とを組合せて用いる方法(特開平6−322292号
公報参照)。
【0011】しかしながら、これらの方法で得られる親
水化処理被膜は、プレス成型時における成型不良の問題
はかなり改善されるものの、親水性の持続性や処理被膜
の耐水溶解性に問題がある。
【0012】このように熱交換器のフィン材における親
水化の技術は数多く提案されているが、親水性の持続
性、処理被膜の安定性及びプレス成型性のすべてを満足
する親水化処理方法はいまだに見出されていない。
【0013】本発明者らは、上記問題を解決できるもの
として、先に、ポリオキシアルキレン鎖を有する化合物
と特定の親水性重合体微粒子とを組合せた親水化処理用
組成物を提案した(特開平9−87576号公報参
照)。
【0014】上記提案の組成物によって親水性の持続
性、処理皮膜の安定性及びプレス成型性の優れた処理被
膜を形成することができるが、省エネルギー及び生産性
の向上の観点から塗装ラインの高速化による焼付け時間
の短縮が要求されてきており、上記提案の組成物では短
時間焼付けにおいては、硬化性が不十分となり、素地に
対する密着性が劣るなど、十分な塗膜性能が得られない
という問題があった。
【0015】そこで本発明者らは、前記問題を解決で
き、かつ塗装ラインの高速化による短時間焼付けにも対
応できる親水化処理用組成物を得るために鋭意研究を行
った結果、水溶性ないしは水分散性ポリアミド樹脂、ポ
リオキシアルキレン鎖を含有する樹脂、ポリアクリルア
ミド系樹脂及び特定の親水性重合体微粒子とを組合せた
親水化処理用組成物によって上記問題を解決できること
を見出し本発明を完成するに至った。
【0016】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明は、
(A)水溶性ないしは水分散性ポリアミド樹脂、(B)
ポリオキシエチレン鎖及びポリオキシプロピレン鎖のう
ちの少なくとも1種のポリオキシアルキレン鎖を分子中
に40重量%以上有する水溶性ないし水分散性の樹脂、
(C)ポリアクリルアミド系樹脂及び(D)(a)1分
子中に少なくとも1個の重合性二重結合と、ポリオキシ
アルキレン鎖又はポリビニルピロリドン鎖を有する親水
性モノマー 2〜50重量%、(b)下記式[1]
【0017】
【化4】
【0018】[式中、R1 は水素原子又はメチル基を表
し、R2 およびR3 は同一又は相異なって、それぞれ水
素原子又は炭素原子数1〜5のアルキル基を表し、ただ
しR2 とR3 との炭素原子数の和は5以下である]で示
される化合物から選ばれる少なくとも1種の(メタ)ア
クリルアミド系モノマー 20〜97重量%、(c)1
分子中に2個以上の重合性不飽和二重結合を有する化合
物、ならびに1分子中に加水分解性シリル基、エポキシ
基、N−メチロール基及びN−アルコキシメチル基から
選ばれる少なくとも1個の官能基と1個の重合性不飽和
二重結合とを有する化合物から選ばれる少なくとも1種
の架橋性不飽和モノマー 1〜30重量%、(d)カル
ボキシル基含有重合性不飽和モノマー 2〜50重量
%、及び(e)1分子中に1個の重合性不飽和基を有す
る、上記(a)、(b)、(c)及び(d)以外の他の
モノマー 0〜50重量%の共重合体からなる親水性架
橋重合体微粒子を含有することを特徴とする親水化処理
用組成物を提供するものである。
【0019】また本発明は、上記親水化処理用組成物を
アルミニウム製熱交換器フィン材に塗布することを特徴
とするフィン材の親水化処理方法を提供するものであ
る。
【0020】さらに本発明は、上記親水化処理用組成物
からの塗膜が表面層として形成されてなるアルミニウム
製熱交換器フィン材を提供するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、さらに詳
細に説明する。
【0022】水溶性ないしは水分散性ポリアミド樹脂
(A) 水溶性ないしは水分散性ポリアミド樹脂(A)[以下、
「樹脂(A)」と略称することがある]は、水溶性ない
しは水分散性を有するアミド樹脂であれば特に制限なく
使用することができる。
【0023】樹脂(A)は、ポリアミド樹脂中にN−メ
チロール基、N−C1〜4 アルキルオキシメチル基など
の水溶化ないしは水分散化のための基を導入したもので
あってもよく、また、界面活性剤のような分散助剤を併
用して水分散性を付与したものであってもよい。
【0024】樹脂(A)としては、なかでも水溶性ない
しは水分散性のナイロンであることが得られる塗膜の可
撓性などの点から好適である。
【0025】樹脂(A)は、数平均分子量3,000〜
200,000、好ましくは10,000〜100,0
00、さらに好ましくは20,000〜50,000を
有することが好適である。
【0026】樹脂(A)の好適な市販品としては、トレ
ジンFS350、トレジンFS500(以上、いずれも
帝国化成(株)製、水溶性又は水分散性のナイロン)、
AQナイロンP−70、AQナイロンA−90(以上、
いずれも東レ(株)製、水溶性又は水分散性のナイロ
ン)などを挙げることができる。
【0027】ポリオキシアルキレン鎖を有する水溶性な
いし水分散性の樹脂(B) ポリオキシアルキレン鎖を有する水溶性ないし水分散性
の樹脂(B)[以下、樹脂(B)と略称することがあ
る]は、ポリオキシエチレン鎖及びポリオキシプロピレ
ン鎖のうちの少なくとも1種のポリオキシアルキレン鎖
を樹脂中に40重量%以上、好ましくは50重量%以
上、さらに好ましくは80重量%以上の割合で含有す
る、水溶性ないし水分散性の樹脂である。
【0028】本発明において上記ポリオキシアルキレン
鎖は下記式で表される基である。
【0029】
【化5】
【0030】[式中、R4 は水素原子又はメチル基を表
し、kは3以上、好ましくは5〜2500の整数を表
す]樹脂(B)の代表例としては、例えば下記のものを
挙げることができる。
【0031】(1) ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコール、上記ポリオキシエチレン鎖と上記
ポリオキシプロピレン鎖とがブロック状に結合したブロ
ック化ポリオキシアルキレングリコール。
【0032】(2) 上記ポリエチレングリコール、ポ
リプロピレングリコール又はブロック化ポリオキシアル
キレングリコールの片末端又は両末端の水酸基を、一価
アルコールもしくは2価以上の多価アルコール又はフェ
ノール類でエーテル化するか、あるいは一塩基酸でエス
テル化することによって封鎖してなる化合物。
【0033】上記エーテル化に使用できる一価アルコー
ルもしくは多価アルコール又はフェノール類としては、
例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、
n−ブタノール、イソブタノールなどの一価アルコー
ル;ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサ
ンジオール、ジ(ヒドロキシメチル)シクロヘキサン、
グリセリン、ジグリセリン、トリメチロールエタン、ト
リメチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの多
価アルコール;フェノール、ビスフェノールA、ビスフ
ェノールFなどのフェノール類などを挙げることができ
る。
【0034】上記エステル化に使用できる一塩基酸とし
ては、例えば、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、ヒド
ロキシ酢酸、乳酸、安息香酸、p−t−ブチル安息香酸
などを挙げることができる。
【0035】(3) ポリオキシエチレン鎖又はポリオ
キシプロピレン鎖を有する重合性不飽和モノマーの重合
体、又は該モノマーと他の重合性不飽和モノマーとの共
重合体。
【0036】上記ポリオキシエチレン鎖又はポリオキシ
プロピレン鎖を有する重合性不飽和モノマーとしては、
例えば、前記式[2]又は[3]で示される化合物を挙
げることができ、その代表例としては、ブレンマーPM
E−4000(日本油脂(株)製、ポリオキシエチレン
鎖を有するメタクリル酸エステル)、PMA−300M
(日本乳化剤(株)製、ポリオキシエチレン鎖を有する
メタクリル酸エステル)などを挙げることができる。
【0037】また、上記他の重合性不飽和モノマーとし
ては、上記該モノマーと共重合性を有するモノマーであ
れば制限なく使用することができ、例えば、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロ
ピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートなどのC
1 20アルキル(メタ)アクリレート;2−ヒドロキエ
チル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有(メタ)ア
クリレート;(メタ)アクリル酸などのカルボキシル基
含有不飽和モノマー;スチレンなどを挙げることができ
る。
【0038】(4)ポリエチレングリコール又はポリプ
ロピレングリコール含有する多価アルコール成分と多塩
基酸成分とをエステル化して得られるポリエステル。
【0039】ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール以外の多価アルコール成分としては、例え
ば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、ヘキサンジオールな
どの脂肪族ジオール;1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、水素化ビスフェノールAなどの脂環族ジオール;
グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトールなどの3価以上の多価ア
ルコールなどを挙げることができる。
【0040】上記多価アルコール成分と反応させる多塩
基酸成分としては、例えば、無水フタル酸、イソフタル
酸、テレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸;テトラヒド
ロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、コハク
酸、フマル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、ドデカン二酸、無水マレイン酸、シクロヘキサンジ
カルボン酸などの芳香族以外のジカルボン酸;無水トリ
メリット酸、無水ピロメリット酸、メチルシクロヘキセ
ントリカルボン酸、無水ピロメリット酸などの3価以上
の多塩基酸、これらの酸の低級アルキルエステル化物な
どを挙げることができる。また安息香酸、クロトン酸、
p−t−ブチル安息香酸などの一塩基酸を分子量調節な
どのために酸成分の一部として使用することもできる。
【0041】樹脂(B)は、ポリオキシエチレン鎖及び
ポリオキシプロピレン鎖のうちの少なくとも1種のポリ
オキシアルキレン鎖を樹脂中に40重量%以上含有する
ことが必要であり、上記ポリオキシアルキレン鎖の量が
40重量%未満となると、一般に得られる塗膜の親水性
が十分でなくなる。
【0042】また、樹脂(B)の分子量は、特に限定さ
れるものではないが、数平均分子量が通常500〜50
0,000、特に3,000〜100,000の範囲内
にあることが好ましい。
【0043】ポリアクリルアミド系樹脂(C) ポリアクリルアミド系樹脂(C)は、アクリルアミドの
単独重合体又はアクリルアミドと他の共重合可能なモノ
マーとの共重合体であり、樹脂中に、−CH2 −CH
(CONH2 )− で示される構造単位を有する。該共
重合体においては、共重合体を構成するモノマー成分と
してアクリルアミドを30モル%以上、好ましくは50
モル%以上含有することが適当である。
【0044】上記共重合体を構成する、他の共重合可能
なモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、スチ
レンスルホン酸、エチレンスルホン酸、2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸、メタクリル酸ジ
メチルアミノエチルエステル、ジメチルアミノプロピル
メタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、
ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジアリルジメチ
ルアンモニウム塩化物やそれらの第4級塩など;メチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、
ブチル(メタ)アクリレートなどのアクリル酸のC
1〜24アルキルエステルなどを挙げることができる。
【0045】ポリアクリルアミド系樹脂(C)は、該樹
脂(C)を構成するモノマー成分を重合開始剤(アゾ
系、過酸化物系、酸化還元型など)の存在下で、水、有
機溶剤などの溶媒中で重合反応させることにより製造す
ることができる。
【0046】ポリアクリルアミド系樹脂(C)は、得ら
れる塗料の安定性の点からノニオン系またはアニオン系
であることが望ましい。
【0047】ポリアクリルアミド系樹脂(C)の市販品
としては、例えば、三井化学(株)製のサンタックス
(登録商標)シリーズ、荒川化学工業(株)製のポリマ
セット(商品名)シリーズなどを挙げることができる。
【0048】親水性架橋重合体微粒子(D) 本発明の組成物における(D)成分は、下記(a)、
(b)、(c)、(d)及び(e)モノマーの共重合体
からなる親水性架橋重合体微粒子である。
【0049】親水性モノマー(a) 1分子中に少なくとも1個の重合性二重結合と、ポリオ
キシアルキレン鎖又はポリビニルピロリドン鎖を有する
化合物であり、その代表例としては下記一般式[2]、
[3]又は[4]で示される化合物を挙げることができ
る。
【0050】
【化6】
【0051】[式中、R5 、R6 およびR7 は同一又は
相異なり、それぞれ水素原子又はメチル基を表わし、R
8 は−OH、−OCH3 、−SO3 H又は−SO3 -
+ を表わし、ここでM+ はNa+ 、K+ 、Li+ 、NH
4 + 又は有機アンモニウム基を表わし、nは10〜20
0の数であり、そしてn個の式
【0052】
【化7】
【0053】の単位における各R7 は同一であってもよ
く又は互に異なっていてもよい、ここで、上記有機アン
モニウム基は1級、2級、3級および4級のいずれであ
ってもよく、その窒素原子には少なくとも1個の有機基
と0〜3個の水素原子が結合したものであり、上記有機
基としてはO、S、N原子などを含有していてもよい炭
素原子数1〜8のアルキル基、アリール基、アラルキル
基などを挙げることができる]
【0054】
【化8】
【0055】[式中、R5 、R6 、R7 、R8 およびn
はそれぞれ前記と同じ意味を有する]
【0056】
【化9】
【0057】[式中、R5 およびR6 は前記と同じ意味
を有し、XはO、S又はN原子を含有してもよい炭素原
子数5〜10の二価の有機基を表わし、mは10〜10
0の整数である] 上記式[4]において、Xによって表わされる「O、S
又はN原子を含有してもよい炭素原子数5〜10の二価
の有機基」の具体例としては、下記式で表わされる基な
どを挙げることができる。
【0058】
【化10】
【0059】上記モノマー(a)としては、モノマー
(b)を多量に使用した際の分散安定性等の観点から、
中でも、nが50〜200である式[2]又は[3]の
化合物が好ましい。
【0060】(メタ)アクリルアミド系モノマー(b) (メタ)アクリルアミド系モノマー(b)は、下記一般
式[1]で示される化合物から選ばれる少なくとも1種
の化合物である。
【0061】
【化11】
【0062】[式中、R1 は水素原子又はメチル基を表
わし、R2 およびR3 は同一又は相異なり、それぞれ水
素原子又は炭素原子数1〜5のアルキル基を表わし、た
だしR2 とR3 との炭素原子数の和は5以下である] 上記式[1]において、R2 又はR3 によって表わされ
うる「炭素原子数1〜5のアルキル基」は、直鎖状のも
の又は分枝鎖状のもののいずれであってもよく、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、t−ブチル、アミルなどを挙げ
ることができる。
【0063】しかして、上記一般式[1]で示されるモ
ノマー(b)の代表例としては、アクリルアミド、メタ
クリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N−メチル
メタクリルアミド、N, N−ジメチルアクリルアミド、
N, N−ジメチルメタクリルアミド、N−エチルアクリ
ルアミド、N−エチルメタクリルアミド、N−n−プロ
ピルアクリルアミド、N−n−プロピルメタクリルアミ
ド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−イソプロピ
ルメタクリルアミド、N−n−ブチルアクリルアミドな
どが挙げられる。
【0064】架橋性不飽和モノマー(c) 架橋性不飽和モノマー(c)は、粒子の架橋に寄与する
成分であり、1分子中に2個以上の重合性二重結合を有
する化合物、ならびに1分子中に加水分解性シリル基、
エポキシ基、N−メチロール基及びN−アルコキシメチ
ル基から選ばれる少なくとも1個の官能基と1個の重合
性二重結合とを有する化合物から選ばれる少なくとも1
種の化合物である。
【0065】上記架橋性不飽和モノマー(c)のうち、
1分子中に2個以上の重合性二重結合を有する化合物
(c−1)としては、例えば、メチレンビスアクリルア
ミド、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1, 3−
ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1, 6−
ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジビニルベン
ゼン、アリル(メタ)アクリレートなどを挙げることが
できる。これらのうち、得られる重合体微粒子の分散安
定性および親水性等の観点から、メチレンビスアクリル
アミド、メチレンビスメタクリルアミドが好適である。
【0066】上記架橋性不飽和モノマー(c)のうち、
1分子中に加水分解性シリル基、エポキシ基、N−メチ
ロール基及びN−アルコキシメチル基から選ばれる少な
くとも1個の官能基と1個の重合性二重結合とを有する
化合物(c−2)の代表例としては下記の化合物を挙げ
ることができる。なお、本明細書において「加水分解性
シリル基」とは、加水分解することによってシラノール
基(Si−OH)を生成する珪素含有基を意味し、例えば、
下記式で表わされる基を挙げることができる。
【0067】
【化12】
【0068】[式中、2個のR9 は同一又は相異なり、
それぞれ水素原子、炭素数1〜18個の炭化水素基、炭
素数1〜4のアルコキシ基又は炭素数2〜4のアルコキ
シル基置換アルコキシル基を表わし、R10は炭素数1〜
4のアルコキシル基又は炭素数2〜4のアルコキシル基
置換アルコキシル基を表わす] しかして、上記化合物(c−2)の代表例としては、γ
−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、
ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラ
ン、2−スチリルエチルトリメトキシシラン、ビニルト
リス(メトキシエトキシ)シランなどの加水分解性シリ
ル基を有する不飽和化合物;グリシジル(メタ)アクリ
レート、アリルグリシジルエーテルなどのエポキシ基を
有する不飽和化合物;N−メチロールアクリルアミド、
N−メチロールメタクリルアミドなどのN−メチロール
基を有する不飽和化合物;N−メトキシメチルアクリル
アミド、N−メトキシメチルメタクリルアミド、N−エ
トキシメチルアクリルアミド、N−エトキシメチルメタ
クリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド、N
−ブトキシメチルメタクリルアミドなどのN−アルコキ
シメチル基を有する不飽和化合物を挙げることができ
る。これらの中、重合体微粒子の有機溶剤中での安定性
等の点から、N−メチロール基又は炭素数1〜7のアル
コキシメチル基を有する不飽和化合物が好ましい。
【0069】カルボキシル基含有重合性不飽和モノマー
(d) カルボキシル基含有重合性不飽和モノマー(d)として
は、1分子中に少なくとも1個のカルボキシル基と1個
の重合性不飽和基を有する化合物であれば特に制限なく
使用でき、その代表例としては、アクリル酸、メタクリ
ル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸モノブチル、マレイン酸モノブチルなど
を挙げることができる。モノマー(d)は、それが有す
るカルボキシル基が前記ポリオキシアルキレン鎖を有す
る化合物(A)と水素結合し、本発明の親水化処理用組
成物の硬化性に寄与するものである。
【0070】他のモノマー(e) 他のモノマー(e)は、必要に応じて用いられるモノマ
ーであり、1分子中に1個の重合性不飽和基を有し、前
記モノマー(a)、(b)、(c)及び(d)と共重合
可能な、前記モノマー(a)、(b)、(c)及び
(d)以外の化合物である。
【0071】上記モノマー(e)の代表例としては、メ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)ア
クリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート等の如きアクリル酸又はメタアクリル酸の炭素数
1〜24のアルキル又はシクロアルキルエステル;2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート等の如きアクリル酸又はメタクリル酸
の炭素数2〜8のヒドロキシアルキルエステル;アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリルなどの重合性不飽和ニ
トリル;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、α−クロルスチレンなどの芳香族ビニル化合物;
N, N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、
N, N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート
などのアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数3〜8の含
窒素アルキルエステル;エチレン、プロピレンなどのα
−オレフイン;ブタジエン、イソプレンなどのジエン化
合物;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエ
ステル;エチルビニルエーテル、n−プロピルビニルエ
ーテルなどのビニルエーテルなどを挙げることができ
る。これらの化合物は1種で又は2種以上の混合物とし
て使用することができるが、疎水性の化合物を多く用い
ると重合体粒子の親水性が損なわれるため注意が必要で
ある。
【0072】モノマー(e)として、前記モノマー(c
−2)における官能基と相補的に反応する官能基を有す
る化合物を使用すると、モノマー(c−2)中の官能基
とモノマー(e)中の官能基の反応によって架橋させる
ことができる。なお、モノマー(c−2)中の官能基が
加水分解性シリル基、N−メチロール基又はN−アルコ
キシメチル基である場合、これらの基はそれぞれこれら
の基同志で反応して架橋することもできる。この場合、
加水分解性シリル基同志でシロキサン結合を形成し、N
−メチロール基又はN−アルコキシメチル基は脱水縮合
反応又は脱アルコール反応によって(=N−CH2 −O
−CH2 −N=)結合を形成して架橋することができ
る。
【0073】モノマー(c−2)中の官能基と反応性を
有するモノマー(e)が有しうる官能基としては、例え
ば下記表1に示すものを挙げることができる。
【0074】
【表1】
【0075】モノマー(c)としてエポキシ基を有する
化合物(c−2)を用いる場合、架橋重合体微粒子を得
るためには、モノマー(e)としてエポキシ基と反応性
を有する官能基、例えば、アミノ基又は水酸基を有する
化合物を化合物(d)の全部又は一部として使用するこ
とができ、また、モノマー(d)中のカルボキシル基は
化合物(c−2)としてエポキシ基を有するものを用い
ることにより該エポキシ基との反応によって架橋するこ
ともできる。
【0076】親水性架橋重合体微粒子(D)の製造 親水性架橋重合体微粒子(D)は、以上に述べた親水性
モノマー(a)、(メタ)アクリルアミド系モノマー
(b)、架橋性不飽和モノマー(c)及びカルボキシル
基含有重合性不飽和モノマー(d)並びに必要に応じて
他のモノマー(e)を、分散安定剤の不存在下に、上記
モノマーは溶解するが生成する共重合体を実質的に溶解
しない水混和性有機溶媒中又は水混和性有機溶媒/水混
合溶媒中で重合せしめることにより製造することができ
る。
【0077】その際の各モノマーの使用割合は、形成さ
れる共重合体中に望まれるモノマーの構成割合と同じに
することができ、例えば、以下のとおりとすることがで
きる。
【0078】親水性モノマー(a):2〜50重量%、
好ましくは2〜40重量%、 (メタ)アクリルアミド系モノマー(b):20〜97
重量%、好ましくは30〜97重量%、 架橋性不飽和モノマー(c):1〜30重量%、好まし
くは2〜20重量%、 カルボキシル基含有重合性不飽和モノマー(d):2〜
50重量%、好ましくは5〜40重量%、 他のモノマー(e):0〜50重量%、好ましくは0〜
30重量%。
【0079】親水性モノマー(a)の量が2重量%未満
であると、一般に、生成する重合体粒子を充分に安定化
することが困難となり、重合中又は貯蔵中に凝集物が生
成しやすくなり、一方、50重量%を超えると、生成す
る重合体粒子が反応溶媒に溶解しやすくなり、重合体の
多くが溶解してしまうため重合体微粒子を満足に形成す
ることができなくなる。
【0080】(メタ)アクリルアミド系モノマー(b)
の量が20重量%未満であると、一般に、重合によって
生成する重合体が反応溶媒に溶解しやすくなり重合体微
粒子の形成が困難となり、一方、97重量%を超える
と、重合中および経時での重合体微粒子の安定性が不充
分となり凝集物が生成しやすくなる。
【0081】架橋性不飽和モノマー(c)の量が1重量
%未満であると、一般に、生成する重合体微粒子の架橋
度が小さくなり、有機溶剤型塗料に配合した場合、微粒
子がその溶剤に溶解、膨潤しやすくなる。一方、30重
量%を超えると、重合時に凝集物の生成が多くなり、所
望の重合体微粒子を安定に製造することが極めて困難に
なる。
【0082】カルボキシル基含有重合性不飽和モノマー
(d)の量が2重量%未満であると、化合物(A)との
水素結合形成能が低下し、得られる被膜の硬化性が不十
分となり、一方、50重量%を超えると、得られる親水
化処理用組成物の安定性が悪くなる。
【0083】親水性架橋重合体微粒子(D)の製造にお
いて使用される親水性モノマー(a)は、分子中に、親
水性に富んだポリオキシアルキレン鎖又はポリビニルピ
ロリドン鎖を有しているため、このモノマー(a)が生
成重合体の分散安定化の役割を果すため、重合体微粒子
(D)の製造においては、分散安定剤の使用を必要とし
ない。
【0084】上記重合体微粒子(D)の製造に際して反
応溶媒として、原料のモノマー混合物は溶解するが、生
成する共重合体を実質的に溶解しない水混和性有機溶媒
又は水混和性有機溶媒/水混合溶媒が使用される。ここ
で「水混和性」又は「水と混和する」とは、20℃の温
度で水に任意の割合で溶解しうることを意味する。
【0085】上記水混和性有機溶媒としては、上記の要
件を満たす限り任意のものを使用することができるが、
特に、溶解性パラメータ(SP)値が一般に9〜11、
特に9.5〜10.7の範囲内にある有機溶媒を少なく
とも50重量%、特に70重量%以上含有するものが、
重合安定性の観点から好適である。なお、本明細書にお
ける「溶解性パラメータ(SP)値」は、Journal of P
aint Technology, Vol. 42 No. 541,76〜11
8(1970年2月)の記載に基づくものである。
【0086】SP値が上記の範囲内にある水混和性有機
溶媒としては、例えば、エチレングリコールモノブチル
エーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、
エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレング
リコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル等のアルキレングリコールモノアルキ
ルエーテルが挙げられ、これらの中特に、エチレングリ
コールモノブチルエーテル又はプロピレングリコールモ
ノメチルエーテルが好ましい。
【0087】水混和性有機溶媒は、以上に述べた如きS
P値が9〜11の範囲内にある有機溶媒以外に、他の水
混和性又は水非混和性有機溶媒を含有することができ
る。そのような有機溶媒としては、水混和性有機溶媒、
例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール等が好適である。該他の有機溶媒は、有機溶媒の全
量の50重量%以下、特に30重量%以下の量で使用す
ることが望ましい。
【0088】また、反応溶媒として、水混和性有機溶媒
/水の混合溶媒を使用する場合、該混合溶媒中における
水の含有量は、重合安定性等の観点から、通常、水混和
性有機溶媒100重量部あたり60重量部以下、特に4
0重量部以下であることが好ましい。
【0089】前記親水性モノマー(a)、(メタ)アク
リルアミド系モノマー(b)、架橋性不飽和モノマー
(c)、カルボキシル基含有重合性不飽和モノマー
(d)及び他のモノマー(e)の共重合は、通常、ラジ
カル重合開始剤の存在下に行なわれる。ラジカル重合開
始剤としては、それ自体既知のものを使用することがで
き、その使用量は、通常、モノマーの合計量に対して
0. 2〜5重量%の範囲内とすることができる。
【0090】重合温度は、使用する重合開始剤の種類等
によって変えることができるが、通常、約50〜約16
0℃、さらには90〜160℃の範囲内の温度が適当で
あり、反応時間は0. 5〜10時間程度とすることがで
きる。また、重合反応後にモノマー(c)による架橋を
進行させるために、より高温に加熱してもよい。さら
に、重合反応中や重合反応後における粒子内架橋反応を
より速やかに進行させるために、必要に応じて、架橋反
応触媒を加えてもよい。架橋反応触媒としては、例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホ
ン酸等の強酸触媒;トリエチルアミンなどの塩基触媒な
どを挙げることができ、架橋反応種に応じて適宜選定す
ればよい。
【0091】以上に述べた如くして製造される重合体微
粒子(D)の粒子径は、特に限定されるものではない
が、重合体微粒子(D)の安定性、凝集物の発生抑制な
どの点から、一般に0.03〜1μm、好ましくは0.
05〜0.6μmの範囲内の平均粒子径を有することが
適当である。この平均粒子径は、粒子径測定装置、例え
ばコールター(coulter )モデルN4MD(コールター
社製)によって測定することができる。
【0092】上記重合体微粒子(D)は、モノマー
(a)に由来するポリオキシアルキレン鎖又はポリビニ
ルピロリドン鎖が重合体微粒子表面に化学的に結合した
状態で外側に向って配向しているため、分散安定剤の不
存在下であっても、重合安定性及び経時での分散安定性
(貯蔵安定性)が極めて優れており、しかも、表面が親
水性に富んでいる。
【0093】また、重合体微粒子(D)は、モノマー
(c)成分の存在により、粒子内架橋されており、有機
溶剤型塗料中においても、その形態を保持し、また、加
熱によっても容易に溶融せず、塗料から処理膜を形成し
た際に処理膜に微細な凹凸を形成することができる。
【0094】親水化処理用組成物 本発明組成物において、樹脂(A)と樹脂(B)と樹脂
(C)と重合体微粒子(D)との配合比率は、得られる
組成物に望まれる性能などに応じて適宜選定できるもの
であり特に限定されるものではないが、樹脂(A)と樹
脂(B)と樹脂(C)との配合割合は、通常、樹脂
(A)と樹脂(B)と樹脂(C)との合計量100重量
部に基いて、固形分重量で下記の範囲内にあることが適
当である。
【0095】樹脂(A): 5〜60重量部、好ましく
は10〜40重量部、 樹脂(B):10〜80重量部、好ましくは20〜70
重量部、 樹脂(C): 5〜80重量部、好ましくは20〜70
重量部。
【0096】また、樹脂(A)と樹脂(B)と樹脂
(C)との合計量/重合体微粒子(D)の比は、固形分
重量比で10/90〜90/10、特に40/60〜8
0/20の範囲内が好適である。
【0097】本発明組成物は、(A)、(B)、(C)
及び(D)の各成分が親水性に優れた成分であり、かつ
(A)成分のアミド基、(B)成分のポリオキシアルキ
レン鎖、(C)成分のアミド及び(D)成分のアミド
基、ポリオキシアルキレン鎖、カルボキシル基が、互い
に水素結合によって結合する。なかでも、(A)成分と
(C)成分と(D)成分とは溶解性パラメータが近似し
ており互いの相溶性が良好であり、水素結合によって効
果的に結合する。
【0098】本発明組成物によって、連続塗膜形成性及
び短時間での硬化性に優れた塗膜を形成することができ
るが、この理由として本発明者らは、(A)成分が凝集
力が強く、通常、高分子量の樹脂であること、前記水素
結合による効果、及び短時間焼付けにおいて、(B)成
分に比較して(A)成分のほうが水分の揮散性が良好で
あること、(C)成分が(A)成分と同様に高分子樹脂
であることなどが寄与しているものと考えている。
【0099】また、本発明組成物によって、親水性の優
れた塗膜を形成することができるが、この理由として本
発明者らは、(A)、(B)、(C)及び(D)の各成
分が親水性に優れた成分であること、(D)成分が微粒
子重合体であって、塗膜表面の微細な凹凸形成による親
水性の向上効果、(B)成分と(D)成分との溶解性パ
ラメータの差が大きく、両成分の作用により塗膜表面
に、親水性の向上にさらに効果的な凹凸を形成できるこ
と、(C)成分が水分の保持性に優れていることなどに
よるものと考えている。
【0100】本発明の組成物には、この組成物から得ら
れる処理膜の耐水溶解性をさらに優れたものとするため
に、必要に応じて、(E)成分として架橋剤を配合して
もよい。架橋剤(E)としては、例えば、メラミン樹
脂、尿素樹脂、フェノール樹脂、ポリエポキシ化合物、
ブロック化ポリイソシアネート化合物、チタンキレート
などの金属キレート化合物などを挙げることができる。
該架橋剤は一般に水溶性又は水分散性を有していること
が好ましい。
【0101】本発明の組成物で処理された熱交換器フィ
ン材において、例えば、熱交換器のフィンピッチが1.
2mm以下の場合には、フィンと水との接触角が5度以
下のいわゆる拡張濡れになることが望ましい。この目的
のために本発明の組成物には、必要に応じて、(F)成
分として湿潤作用を有する界面活性剤を配合することが
できる。
【0102】界面活性剤(F)は、表面湿潤作用を有す
るものであれば、陰イオン系、陽イオン系、両性イオン
系、非イオン系のいずれの界面活性剤であってもよい。
使用しうる界面活性剤(F)の代表例としては、ジアル
キルスルホコハク酸エステル塩およびアルキレンオキシ
ドシラン化合物を挙げることができる。これらの界面活
性剤は、それぞれ単独で又は2種以上を組合わせて使用
することができる。界面活性剤(F)の配合量は、通
常、前記樹脂(A)と樹脂(B)と樹脂(C)と重合体
微粒子(D)との合計100重量部に対して20重量部
以下とすることができ、好ましくは0.5〜10重量
部、さらに好ましくは1〜5重量部の範囲内である。
【0103】本発明の組成物には、さらに必要に応じ
て、微生物の発生や繁殖を阻止するために(G)成分と
して防菌剤を含有することができる。防菌剤(G)とし
ては特に以下の(1)〜(5)の条件を備えているもの
が好適である。
【0104】(1) 低毒性で安全性が高いこと; (2) 熱、光、酸、アルカリなどに対して安定であ
り、水に対して離溶性であり、かつ持続性にすぐれてい
ること; (3) 低濃度で殺菌性を有するか、または菌の発育を
阻止する能力を有すること; (4) 塗料に配合しても効力が低下しないこと、ま
た、塗料の安定性を阻害しないこと; (5) 形成した被膜の親水性および耐食性を阻害しな
いこと。
【0105】かかる条件に適合する防菌剤はそれ自体既
知の防菌・殺菌作用をもつ脂肪族系、芳香族系の有機化
合物の中から選ぶことができ、例えば、ハロアリルスル
ホン系、ヨードプロパギル系、N−ハロアルキルチオ
系、ベンツチアゾール系、ニトリル系、ピリジン系、8
−オキシキノリン系、ベンゾチアゾール系、イソチアゾ
リン系、フェノール系、第4級アンモニウム塩系、トリ
アジン系、チアジン系、アニリド系、アダマンタン系、
ジチオカーバメイト系、ブロムインダノン系等の防菌剤
が挙げられる。
【0106】上記防菌剤の具体例としては、2−(4−
チアゾリル)−ベンツイミダゾール、N−(フルオロジ
クロロメチルチオ)フタルイミド、N−ジメチル−N´
−フェノール−N´−(フルオロジクロロメチルチオ)
−スルファミド、O−フェニルフェノール、10,10
´−オキシビスフェノキシアルシン、2,3,5,6−
テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン、
2,4,5,6−テトラクロロイソフタロニトリル、ジ
ヨードメチル−p−トルイルスルホン、2−ベンツイミ
ダゾールカルバミン酸メチル、ビス(ジメチルチオカル
バモイル)ジサルファイド、N−(トリクロロメチルチ
オ)−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミ
ドなどを挙げることができる。また、無機塩系の防菌剤
も使用でき、例えばメタホウ酸バリウム、ホウ酸銅、ホ
ウ酸亜鉛、ゼオライト(アルミノシリケート)などが代
表的なものである。
【0107】これらの防菌剤はそれぞれ単独で用いても
よく或いは併用することができ、その配合量は防菌剤の
種類等に応じて変えることができるが、一般には、組成
物の安定性、造膜性、被膜の親水性、塗板の耐食性を阻
害しない等の点を考慮して、上記の樹脂(A)、樹脂
(B)、樹脂(C)及び重合体微粒子(D)の合計10
0重量部に対して20重量部以下とすることが好まし
く、3〜15重量部の範囲とすることがより好ましい。
【0108】本発明の組成物は、例えば、上記樹脂
(A)、樹脂(B)、樹脂(C)及び重合体微粒子
(D)及び必要に応じて架橋剤(E)、界面活性剤
(F)及び/又は防菌剤(G)を、水性媒体中に溶解な
いしは分散することにより調製することができる。水性
媒体は、水を主成分とするものであり、さらに有機溶剤
や中和剤などを含有していてもよい。
【0109】本発明の組成物は、また、必要に応じて着
色顔料、それ自体既知の防錆顔料(たとえばクロム酸塩
系、鉛系、モリブデン酸系など)、防錆剤(たとえばタ
ンニン酸、没食子酸などのフェノール性カルボン酸およ
びその塩類、フイチン酸、ホスフィン酸などの有機リン
酸、重リン酸の金属塩類、亜硝酸塩など)などを含有す
ることもできる。
【0110】本発明の組成物は、金属、ガラス、木材、
プラスチックス、布などの基材の上に塗布することがで
き、この塗膜を焼付けることによって親水性の硬化塗膜
を形成せしめることができる。塗膜は硬化塗膜厚が0.
3〜5μm、さらには0.5〜3μmの範囲内であるこ
とが好ましい。焼付けは一般に、素材到達最高温度が約
80〜約250℃で焼付時間が約30分〜15秒の条件
下で行なわれるが、本発明の組成物は15〜5秒の条件
下で良好な硬化塗膜を形成することが可能である。
【0111】本発明の組成物は、特にアルミニウム製熱
交換フィン材の親水化処理に有用である。アルミニウム
製熱交換器フィン材の親水化処理は、該フィン材に本発
明の組成物を塗布することにより行なうことができる。
例えば、本発明の組成物を、十分に脱脂され、必要に応
じて化成処理されたアルミニウム板(熱交換器に組立て
られたものであってもよい)に、それ自体既知の方法、
例えば浸漬塗装、シャワー塗装、スプレー塗装、ロール
塗装、電気泳動塗装などによって塗装し、焼付けること
により行なうことができる。
【0112】
【実施例】以下、実施例及び比較例をあげて本発明をさ
らに具体的に説明する。これらの例は本発明をより詳細
に説明するためのものであって、本発明の範囲になんら
制限を加えるものではない。「部」および「%」はそれ
ぞれ「重量部」および「重量%」を示す。
【0113】親水性架橋重合体微粒子の製造 製造例1 窒素導入管、玉入りコンデンサ、滴下ロート及びメカニ
カルスターラを備えたフラスコにプロピレングリコール
モノメチルエーテル200部を入れ、118℃に昇温し
た。次にフラスコ内に下記のモノマー、溶媒及び開始剤
の混合物を5時間かけて滴下し、滴下終了後さらに1時
間118℃に保持して親水性架橋重合体微粒子分散液
(a)を得た。
【0114】 ブレンマーPME−4000(注1) 20部 アクリルアミド 50部 N−メチロールアクリルアミド 20部 アクリル酸 10部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 200部 2, 2′−アゾビス(2−メチルブチロニトリル) 1. 5部 得られた分散液は乳白色の、固形分20%の安定な分散
液であり、樹脂粒子の粒子径は345nmであった。
【0115】(注1) ブレンマーPME−4000:
下記式で示される化合物、日本油脂(株)製。
【0116】
【化13】
【0117】製造例2 窒素導入管、玉入りコンデンサ、滴下ロート及びメカニ
カルスターラを備えたフラスコにプロピレングリコール
モノメチルエーテル60部を仕込み90℃に昇温した。
次に、この中に、N−ビニルピロリドン100部、2,
2´−アゾビスイソブチロニトリル2部及びプロピレン
グリコールモノメチルエーテル5部からなる溶液と、メ
ルカプト酢酸5部及びプロピレングリコールモノメチル
エーテル30部からなる溶液とを同時にそれぞれ2時間
かけて滴下した。滴下終了後1時間90℃に保持した
後、2,2´−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニト
リル)1部とプロピレングリコールモノメチルエーテル
10部とからなる溶液を1時間かけて滴下し、更に1時
間撹拌した後、冷却し固形分50%のポリビニルピロリ
ドン溶液を得た。
【0118】得られたポリビニルピロリドン溶液800
部にグリシジルメタクリレート26.6部及びテトラエ
チルアンモニウムブロマイド1.8重量部を加え、11
0℃で7時間撹拌し、下記式で示される固形分約52%
のポリビニルピロリドンマクロモノマーの溶液を得た。
【0119】
【化14】
【0120】製造例1において、滴下する混合溶液とし
て下記のモノマー、溶媒及び開始剤の混合溶液を使用す
る以外は製造例1と同様にして重合を行い親水性架橋重
合体微粒子分散液(b)を得た。
【0121】 上記で得た固形分約52%の ポリビニルピロリドンマクロモノマーの溶液 38.5部 アクリルアミド 50.0部 N−メチロールアクリルアミド 20.0部 メタクリル酸 10.0部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 181.5部 2,2´−アゾビス(2−メチルブチロニトリル) 1.5部 得られた分散液は乳白色の、固形分20%の安定な分散
液であり、樹脂粒子の粒子径は254nmであった。
【0122】製造例3 窒素導入管、玉入りコンデンサ、滴下ロート及びメカニ
カルスターラを備えたフラスコにプロピレングリコール
モノメチルエーテル200部を入れ、80℃に昇温し
た。次にフラスコ内に下記の混合物を5時間かけて滴下
し、滴下終了後さらに2時間80℃に保持して親水性架
橋重合体微粒子分散液(c)を得た。
【0123】 ブレンマーPME−4000 20部 アクリルアミド 50部 N−メチロールアクリルアミド 15部 アクリル酸 10部 メチレンビスアクリルアミド 5部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 150部 脱イオン水 50部 過硫酸アンモニウム 1.5部 得られた分散液は乳白色の、固形分20%の安定な分散
液であり、樹脂粒子の粒子径は320nmであった。
【0124】製造例4 窒素導入管、玉入りコンデンサ、滴下ロート及びメカニ
カルスターラを備えたフラスコにプロピレングリコール
モノメチルエーテル170部を入れ、80℃に昇温し
た。次にフラスコ内に下記の混合物を5時間かけて滴下
し、滴下終了後さらに2時間80℃に保持して親水性架
橋重合体微粒子分散液(d)を得た。
【0125】 ブレンマーPME−4000 30部 アクリルアミド 45部 アクリル酸 15部 グリシジルメタクリレート 10部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 150部 脱イオン水 80部 過硫酸アンモニウム 1.5部 得られた分散液は乳白色の、固形分20%の安定な分散
液であり、樹脂粒子の粒子径は163nmであった。
【0126】製造例5 窒素導入管、玉入りコンデンサ、滴下ロート及びメカニ
カルスターラを備えたフラスコにプロピレングリコール
モノメチルエーテル170部を入れ、80℃に昇温し
た。次にフラスコ内に下記の混合物を5時間かけて滴下
し、滴下終了後さらに2時間80℃に保持して親水性架
橋重合体微粒子分散液(e)を得た。
【0127】 ブレンマーPME−4000 30部 アクリルアミド 60部 γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン 10部 プロピレングリコールモノメチルエーテル 150部 脱イオン水 80部 過硫酸アンモニウム 1.5部 得られた分散液は乳白色の、固形分20%の安定な分散
液であり、樹脂粒子の粒子径は128nmであった。
【0128】製造例6 窒素導入管、玉入りコンデンサ、滴下ロート及びメカニ
カルスターラを備えたフラスコにエチレングリコールモ
ノブチルエーテル200部を入れ、140℃に昇温し
た。次にフラスコ内に下記のモノマー、溶媒、開始剤の
混合物を5時間かけて滴下し、滴下終了後さらに1時間
140℃に保持して親水性架橋重合体微粒子分散液
(f)を得た。
【0129】 RMA−300M(注2) 15部 アクリルアミド 55部 N−ブトキシメチルアクリルアミド 15部 2−ヒドロキシエチルメタクリレート 15部 エチレングリコールモノブチルエーテル 200部 2,2´−アゾビス(2−メチルブチロニトリル) 1.5部 得られた分散液は乳白色の、固形分20%の安定な分散
液であり、樹脂粒子の粒子径は441nmであった。
【0130】(注2)RMA−300M:下記式で示さ
れる化合物、日本乳化剤(株)製。
【0131】
【化15】
【0132】ポリオキシアルキレン鎖を有する樹脂の製
製造例7 四つ口フラスコ中に水を150部仕込み、50℃にて撹
拌しながらフレーク状のPEG20000(三洋化成工
業(株)製、ポリエチレングリコール、数平均分子量約
20,000)を100部添加して溶解させ、固形分4
0%のポリエチレングリコール水溶液(g)を得た。
【0133】製造例8 製造例7において、PEG20000のかわりにサンニ
ックスPE−75(三洋化成工業(株)製、酸化プロピ
レン/酸化エチレン共重合体)を使用する以外は、製造
例7と同様の操作を行い、固形分40%のポリアルキレ
ングリコール水溶液(h)を得た。
【0134】製造例9 製造例7において、PEG20000のかわりにポリエ
チレングリコールモノメチルエーテル(数平均分子量約
4,000)を使用する以外は、製造例7と同様の操作
を行い、固形分40%のポリエチレングリコールモノメ
チルエーテル水溶液(i)を得た。
【0135】製造例10 温度計及び撹拌機を備えたフラスコ中に、AQナイロン
A−90(東レ(株)製、水溶性ナイロン)250部、
脱イオン水750部を仕込み、40℃に加熱し、5時間
保持した。その後、撹拌を開始し、ペレット状の粒子が
溶解したことを確認した後、冷却し、ポリアミド樹脂水
溶液(k)を得た。
【0136】親水化処理用組成物の製造 実施例1 トレジンFS−500(帝国化学産業(株)製、水溶性
ナイロン、表2中において、「FS500」と略記す
る)を固形分量として10部となる量、製造例7で得た
ポリエチレングリコール水溶液(g)を固形分量として
20部となる量、製造例1で得た親水性架橋重合体微粒
子分散液(a)を固形分量として30部となる量及びサ
ンタックスCS−18(三井化学(株)製、商品名、ポ
リアクリルアミド、表2中において、「CS−18」と
略記する)を固形分量で40部となる量を混合し、水を
加えて固形分10%の親水化処理用組成物を得た。
【0137】実施例2〜10及び比較例1〜2 水溶性ないしは水分散性ポリアミド樹脂、製造例で得た
ポリオキシアルキレン鎖を有する樹脂溶液、親水性架橋
重合体微粒子分散液、ポリアクリルアミド系樹脂ならび
に必要に応じて、架橋剤、界面活性剤及び防菌化合物を
使用し、後記表2に示す配合となるように混合する以外
は、実施例1と同様の操作を行い、各々、固形分10%
の親水化処理用組成物を得た。
【0138】表2における配合量は固形分量表示による
ものである。また、表2中において、ポリアクリルアミ
ド系樹脂(C)の欄における「ポリマセット」は、荒川
化学工業(株)製の「ポリマセット512」を意味す
る。また、表2中における架橋剤、界面活性剤及び防菌
化合物の種類は以下のとおりの意味を有する。
【0139】架橋剤A:商品名「サイメル370」、三
井サイテック(株)製、メチル化メラミン樹脂、 架橋剤B:商品名「サイメルUFR65」、三井サイテ
ック(株)製、メチル化尿素樹脂、 界面活性剤a:商品名「ニューコール290M」、日本
乳化剤(株)製、ジアルキルスルホコハク酸エステルナ
トリウム塩、 界面活性剤b:商品名「シルウエットL−77」、日本
ユニカー(株)製、アルキレンオキシドシラン化合物、 防菌化合物I:2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾ
ール。
【0140】上記実施例および比較例で得た親水化処理
用組成物を、アルカリ脱脂剤(日本シービーケミカル
(株)製、商品名「ケミクリーナー561B」)を溶解
した濃度2%の水溶液を使用して脱脂した後、クロメー
ト処理剤(日本パーカライジング(株)製、商品名「ア
ルクロム712」)でクロメート処理(金属クロム換算
塗着量30mg/m2 )を行ったアルミニウム板(A1
050、板厚0.1mm)に、乾燥膜厚で1ミクロンと
なるように塗布し、240℃の熱風で素材到達最高温度
が230℃になるように6秒間焼付けし塗装板を得た。
【0141】この塗装板に揮発性プレス油を塗布し、1
50℃にて5分間乾燥させたものを試験塗板とし、塗膜
外観、親水性、耐食性について試験をおこなつた。その
試験結果を後記表3に示す。
【0142】なお、表3における試験は下記試験方法に
従って行なった。
【0143】塗膜外観:試験塗板を目視にて評価した。
塗膜に異常の認められないものを○とした。
【0144】ドライラビング性:キムワイプ(十絛キン
バリー(株)製、商品名、紙)にて、塗面に約4kg/
cm2 の圧力をかけて約5cmの距離を往復させてこす
った。塗膜がとれてアルミニウム板表面が露出するまで
の回数を測定し、下記基準により評価した。
【0145】 ○…10回往復してもアルミニウム板表面が露出しない △…5〜10回の往復でアルミニウム板表面が露出する ×…5回未満の往復でアルミニウム板表面が露出する。
【0146】水ラビング性:脱イオン水をしみ込ませた
ガーゼで、塗面に約4kg/cm2の圧力をかけて約5
cmの距離を往復させてこすった。塗膜がとれてアルミ
ニウム板表面が露出するまでの回数を測定し、下記基準
により評価した。
【0147】 ○…10回往復してもアルミニウム板表面が露出しない △…5〜10回の往復でアルミニウム板表面が露出する ×…5回未満の往復でアルミニウム板表面が露出する。
【0148】親水性:試験塗板、この試験塗板を水
道水流水(流水量は塗板1m2 当り15kg/時)中に
7時間浸漬し、引き上げて17時間塗内で乾燥させる乾
湿工程を1サイクルとし、5サイクル行なった塗板の各
々につき水ヌレ性および水滴の接触角を下記方法で測定
した。
【0149】水ヌレ性:水道水の入ったビーカーに塗板
を10秒間浸漬し、引き上げた時の塗板表面の水ヌレ状
態を目視で判定する。 ○…塗板表面全面が水に濡れ、引上げ10秒後において
も水の偏りがない状態 △…引上げ直後は塗板表面全面が濡れているが、引上げ
10秒後には塗板の端部から中央に水が寄っている状態 ×…引上げ直後に水玉ができ、塗板全体に水が濡れない
状態。
【0150】接触角:塗板と水との接触角の測定は、塗
板を80℃で5分間乾燥したのち、協和化学(株)製コ
ンタクタングルメーターDCAA型で測定する。
【0151】耐食性:JIS−Z−2371塩水噴霧試
験法に準ずる。試験時間は500時間とし、下記基準に
より評価した。 ○…塗面に白サビ、フクレの発生が認められない △…白サビ又はフクレが少し発生した。
【0152】結露時の水ヌレ性:30℃、75%RHの
恒温槽の中に、20×15×5cmのステンレス製容器
を置き、この側面に試験塗板を貼付けた。ついでステン
レス製容器の中に0℃の不凍液を循環させ、循環10時
間経過時の試験塗板表面の結露水による水ヌレ状態を目
視で観察し下記基準で評価した。 ○…塗板表面全面が水に濡れ、水滴の直径が1mm以下
の状態 △…塗板表面の50〜100%が水に濡れ、水滴の直径
が1mmを越え、2mm未満の状態 ×…塗板表面のヌレ面積が50%未満の状態。
【0153】また実施例8の試験塗板について防黴性の
試験を下記の条件で行い、所定時間後の塗膜面の黴の発
生状態を目視判定したところ、塗面に黴の発生は全く認
められなかった。
【0154】防黴性:殺菌シャーレの中にペプトングル
コース培地を作り、この上に試験塗板を置き、使用菌と
してCladosporium(グラドスポリウム)s
p,Penicillum(ペニシリウム)sp,Al
tarnaria(アルタナリア)sp,Asperg
illus(アスペルギルス)spおよびTricho
derma(トリコデルマ)spの混合胞子のペプトン
グルコースの懸濁液を噴霧し、26±2℃の温度下で2
8日間培養した。
【0155】
【表2】
【0156】
【表3】
【0157】表3において、ドライラビング性と水ラビ
ング性との両者に優れたもの(○)が硬化性に優れる。
【0158】
【発明の効果】本発明の組成物は、短時間焼き付けでも
硬化性に優れた塗膜を形成することができ、短時間焼き
付けでも親水持続性(全面水ヌレ性及び水との接触角2
0°以下)、ドローレス型の連続成型加工性(耐金型摩
耗性)に優れ、耐食性にも優れた親水性被膜を基材上に
形成することができる。
【0159】さらに本発明組成物中に防菌剤を含有させ
ることによってカビによる臭気発生を大巾に改善できる
等の効果がある。
【0160】かくして、本発明の組成物で処理されたア
ルミニウム製熱交換器フィン材を用いることにより、熱
交換器の省エネルギー化及び省資源化を達成することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 171/02 C09D 171/02 177/00 177/00 C09K 3/18 C09K 3/18 F28F 1/32 F28F 1/32 H 13/18 13/18 B // C08F 220/54 C08F 220/54 290/06 290/06 Fターム(参考) 4D075 CA37 CA45 DB07 DC19 EA06 EB22 EB39 EB52 EB56 EC35 4H020 AA03 AB02 AB05 4J027 AC02 AC03 AC04 AC05 AC06 AC09 BA02 BA04 BA05 BA06 BA07 BA08 BA14 BA20 BA21 BA26 CA20 CA25 CA26 CC02 CD08 4J038 CG141 CG142 CG171 CG172 CH141 CH142 DF021 DF022 DH002 GA02 GA04 GA07 GA08 GA15 KA03 KA09 MA14 NA04 NA06 NA12 NA23 PB06 PC02 4J100 AA02T AA03T AB02T AB03T AB04T AB07Q AB08T AB16R AE02T AE04T AE09Q AE09R AG04T AJ01S AJ02S AJ08S AJ09S AL03T AL04T AL05T AL08Q AL08R AL08T AL09T AL10R AL36S AL44S AL61R AL63R AL66R AL75R AM01T AM02T AM17P AM19P AM21R AM24R AN04Q AP01Q AP16R AS02T AS03T BA03Q BA03R BA04R BA05Q BA06R BA08Q BA08R BA32T BA56Q BA77R BC04T BC54R BC68Q CA03 CA06 JA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)水溶性ないしは水分散性ポリアミ
    ド樹脂、(B)ポリオキシエチレン鎖及びポリオキシプ
    ロピレン鎖のうちの少なくとも1種のポリオキシアルキ
    レン鎖を分子中に40重量%以上有する水溶性ないし水
    分散性の樹脂、(C)ポリアクリルアミド系樹脂及び
    (D)(a)1分子中に少なくとも1個の重合性二重結
    合と、ポリオキシアルキレン鎖又はポリビニルピロリド
    ン鎖を有する親水性モノマー 2〜50重量%、 (b)下記式[1] 【化1】 [式中、R1 は水素原子又はメチル基を表し、R2 およ
    びR3 は同一又は相異なって、それぞれ水素原子又は炭
    素原子数1〜5のアルキル基を表し、ただしR2 とR3
    との炭素原子数の和は5以下である]で示される化合物
    から選ばれる少なくとも1種の(メタ)アクリルアミド
    系モノマー 20〜97重量%、 (c)1分子中に2個以上の重合性不飽和二重結合を有
    する化合物、ならびに1分子中に加水分解性シリル基、
    エポキシ基、N−メチロール基及びN−アルコキシメチ
    ル基から選ばれる少なくとも1個の官能基と1個の重合
    性不飽和二重結合とを有する化合物から選ばれる少なく
    とも1種の架橋性不飽和モノマー 1〜30重量%、 (d)カルボキシル基含有重合性不飽和モノマー 2〜
    50重量%、及び (e)1分子中に1個の重合性不飽和基を有する、上記
    (a)、(b)、(c)及び(d)以外の他のモノマー
    0〜50重量%の共重合体からなる親水性架橋重合体
    微粒子を含有することを特徴とする親水化処理用組成
    物。
  2. 【請求項2】 ポリアミド樹脂(A)の数平均分子量が
    3,000〜200,000の水溶性ナイロンである請
    求項1記載の親水化処理用組成物。
  3. 【請求項3】 親水性モノマー(a)が下記式[2]又
    は[3] 【化2】 [式中、R5 、R6 及びR7 は同一又は相異なり、それ
    ぞれ水素原子又はメチル基を表し、R8 は−OH、−O
    CH3 、−SO3 H又は−SO3 - +を表し、ここで
    + はNa+ 、K+ 、Li+ 、NH4 + 又は有機アンモ
    ニウム基を表し、nは10〜200の数であり、そして
    n個の式 【化3】 の単位における各R7 は同一であってもよく又は互いに
    異なっていてもよい]で示される化合物である請求項1
    又は2記載の親水化処理用組成物。
  4. 【請求項4】 親水性架橋重合体微粒子(D)が、 親水性モノマー(a) 2〜40重量%、 (メタ)アクリルアミド系モノマー(b) 30〜97重量%、 架橋性不飽和モノマー(c) 2〜20重量%、 カルボキシル基含有重合性不飽和モノマー(d) 5〜40重量%、及び 他のモノマー(e) 0〜30重量% の共重合体である請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    親水化処理用組成物。
  5. 【請求項5】 さらに(E)架橋剤を含有することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の親水化処
    理用組成物。
  6. 【請求項6】 さらに(F)湿潤作用を有する界面活性
    剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    一項に記載の親水化処理用組成物。
  7. 【請求項7】 さらに(G)防菌剤を含有することを特
    徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の親水化処
    理用組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の親
    水化処理用組成物をアルミニウム製熱交換器フィン材に
    塗布することを特徴とするフィン材の親水化処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の親
    水化処理用組成物からの塗膜が表面層として形成されて
    なるアルミニウム製熱交換器フィン材。
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