【発明の詳細な説明】
不安を処置する方法
本発明は、人間の不安を処置するためにアザ環式またはアザ二環式化合物を使
用する方法に関するものである。
使用者にとって、より安全であり且つより少ない副作用を示す、人間の不安を
処置できる化合物の開発に向けて、何年もの間多大な研究がなされてきた。例え
ば、バルビツール酸塩、メプロパメートおよびベンゾジアゼピン類といったよう
な幾つかの臨床的に確立された抗不安薬は、乱用および嗜癖の可能性またはエタ
ノールの効果の強化といったような多数の副作用を有する。これらの化合物の作
用機序は、人間のGABA/ベンゾジアゼピンレセプター複合体に関係すると信
じられている。
ブスピロンは不安の処置のために研究されてきたもう一つの化合物である。文
献は、ブスピロンは5−HT1Aおよびドーパミンレセプターでのみ妥当な強度
で相互作用すると述べている。アルフレッド・グッドマン等、グッドマンおよび
ギルマンの治療学の薬理学的基礎、8:482(1990);トンプキンズ等、
Research Communications in Psychology,Psychiatry,and Behavior、5:4、
338頁(1980)。
文献は、コリン作動性ムスカリンレセプターのアゴニストとして作用する化合
物は実際に不安を創出することを報告している。リッシュ等、Psychopharmacol.
Bull.、19:696−698(1983)、ニュルンベルガー等、Psychiatry
Res.、9:191−200(1983)、およびニュルンベルガー等、Psychoph
armacol.Bull.、17:80−82(1982)を参照されたい。
驚いたことに、本発明者等は、ムスカリン性コリン作動性作用を有する或る群
の化合物が不安の処置に役立ち得ることを発見した。本発明は不安を処置する方
法に関するものである。より詳細には、本発明は、特定のテトラヒドロピリジン
またはアザ二環式オキサジアゾールまたはチアジアゾール化合物を使用する、人
間の不安を処置する方法を提供するものである。これらの化合物の活性は、m−
1ムスカリン性コリン作動性レセプターにおけるアゴニスト作用に基づくと信じ
られる。
本発明は、式I:
[式中、
Wは酸素または硫黄であり;
Rは、水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR6R7、R4、−OR4、−SR4
、−SOR4、−SO2R4、C3−10−シクロアルキル、C4−12−(シクロアル
キルアルキル)、−Z−C3−10−シクロアルキルおよび−Z−C4−12−(シク
ロアルキルアルキル)より成る群から選ばれ;
R4は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニルおよびC2−15−アルキニル
[これらは各々所望によりハロゲン、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフ
ェノキシ[ここでフェニルまたはフェノキシは、所望により、ハロゲン、−CN
、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、−OCF3、−CF3、−CONH2
および−CSNH2より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換
されていてよい]より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換さ
れていてよい]より成る群から選ばれ;または、
Rはフェニルまたはベンジルオキシカルボニル[これらは各々所望によりハロ
ゲン、−CN、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、−OCF3、−CF3、
−CONH2および−CSNH2より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上
により置換されていてよい]であり;または、
Rは、−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z
−R4および−S−R5−Z−R4より成る群から選ばれ;
Zは酸素または硫黄であり、
R5は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、およびC2−15−アルキニ
ルであり;
Yは5または6員環のヘテロ環式基であり;
Gは以下のアザ環式またはアザ二環式環系:
のうちの一つから選ばれ;または、
Gは、所望により置換されていてよいC3−C8シクロアルキル[ここで、シク
ロアルキル置換基はR1およびR2から選ばれる];または所望により置換されて
いてよいC1−6−アルキル[ここで、置換は−NR6R7である]であり;
R6およびR7は、水素およびC1−6−アルキルより成る群から個別に選ばれ;
またはR6およびR7は窒素原子と合して所望により4ないし6員環を形成してよ
く;
R1およびR2は、水素、C1−15−アルキル、C2−5−アルケニル、C2−5−
アルキニル、C1−10−アルコキシ、および、−OH、−COR6’、CH2−O
H、ハロゲン、−NH2、カルボキシ、およびフェニルより成る群から個別に選
ばれる1またはそれ以上により置換されているC1−5−アルキルより成る群から
個別に選ばれ;
R6’は水素、C1−6−アルキルであり;
R3は、水素、C1−5−アルキル、C2−5−アルケニルおよびC2−5−アルキ
ニルより成る群から選ばれ;
nは0、1または2であり;
mは0、1または2であり;
pは0、1または2であり;
qは1または2であり;
rは0、1または2であり;
‥‥‥は単結合または二重結合である]
で示される化合物またはその薬学上許容し得る塩もしくは溶媒和物の抗不安用量
を、それを必要とする人間に投与することを含む、人間の不安を処置する方法を
提供する。
不安の処置のための薬物を製造するための、式I:
[式中、
Wは酸素または硫黄であり;
Rは、水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR6 R7、R4、−OR4 、−
SR4、−SOR4、−SO2R4、C3−10−シクロアルキル、C4−12−(シク
ロアルキルアルキル)、−Z−C3−10−シクロアルキルおよび−Z−C4−12−
(シクロアルキルアルキル)より成る群から選ばれ;
R4は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニルおよびC2−15−アルキニル
[これらは各々所望によりハロゲン、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフ
ェノキシ[ここでフェニルまたはフェノキシは、所望により、ハロゲン、−CN
、C1−5−アルキル、C1−5−アルコキシ、−OCF3、−CF3、−CONH2
お
よび−CSNH2より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換さ
れていてよい]より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換され
ていてよい]より成る群から選ばれ;または、
Rはフェニルまたはベンジルオキシカルボニル[これらは各々所望によりハロ
ゲン、−CN、C1−5−アルキル、C1−5−アルコキシ、−OCF3、−CF3、
−CONH2および−CSNH2より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上
により置換されていてよい]であり;または、
Rは、−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z
−R4および−S−R5−Z−R4より成る群から選ばれ;
Zは酸素または硫黄であり、
R5は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、およびC2−15−アルキ
ニルであり;
Yは5または6員環のヘテロ環式基であり;
Gは以下のアザ環式またはアザ二環式環系:
のうちの一つから選ばれ;または、
Gは、所望により置換されていてよいC3−C8シクロアルキル[ここで、シク
ロアルキル置換基はR1およびR2から選ばれる];または所望により置換されて
いてよいC1−6−アルキル[ここで、置換は−NR6 R7である]であり;
R6およびR7は、水素およびC1−6−アルキルより成る群から個別に選ばれ;
またはR6およびR7は窒素原子と合して所望により4ないし6員環を形成してよ
く;
R1およびR2は、水素、C1−15−アルキル、C2−5−アルケニル、C2−5−
アルキニル、C1−10−アルコキシ、および、−OH、−COR6’、CH2−O
H、ハロゲン、−NH2、カルボキシ、およびフェニルより成る群から個別に選
ばれる1またはそれ以上により置換されているC1−5−アルキルより成る群から
個別に選ばれ;
R6’は水素、C1−6−アルキルであり;
R3は、水素、C1−5−アルキル、C2−5−アルケニルおよびC2−5−アルキ
ニルより成る群から選ばれ;
nは0、1または2であり;
mは0、1または2であり;
pは0、1または2であり;
qは1または2であり;
rは0、1または2であり;
‥‥‥は単結合または二重結合である]
で示される化合物またはその薬学上許容し得る塩もしくは溶媒和物の用途。
式I:
[式中、
Wは酸素または硫黄であり;
Rは、水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR6 R7、R4、−OR4、−SR4
、−SOR4、−SO2R4、C3−10−シクロアルキル、C4−12−(シクロア
ルキルアルキル)、−Z−C3−10−シクロアルキルおよび−Z−C4−12−(シ
クロアルキルアルキル)より成る群から選ばれ;
R4は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニルおよびC2−15−アルキニル
[これらは各々所望によりハロゲン、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフ
ェノキシ[ここでフェニルまたはフェノキシは、所望により、ハロゲン、−CN
、C1−5−アルキル、C1−5−アルコキシ、−OCF3、−CF3、−CONH2
および−CSNH2より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換
されていてよい]より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換さ
れていてよい]より成る群から選ばれ;または、
Rはフェニルまたはベンジルオキシカルボニル[これらは各々所望によりハロ
ゲン、−CN、C1−5−アルキル、C1−5−アルコキシ、−OCF3、−CF3、
−CONH2および−CSNH2より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上
により置換されていてよい]であり;または、
Rは、−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z
−R4および−S−R5−Z−R4より成る群から選ばれ;
Zは酸素または硫黄であり、
R5は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、およびC2−15−アルキ
ニルであり;
Yは5または6員環のヘテロ環式基であり;
Gは以下のアザ環式またはアザ二環式環系:
のうちの一つから選ばれ;または、
Gは所望により置換されていてよいC3−C8シクロアルキル[ここで、シクロ
アルキル置換基はR1およびR2から選ばれる];または所望により置換されてい
てよいC1−6−アルキル[ここで、置換は−NR6 R7である]であり;
R6およびR7は、水素およびC1−6−アルキルより成る群から個別に選ばれ;
またはR6およびR7は窒素原子と合して所望により4ないし6員環を形成してよ
く;
R1およびR2は、水素、C1−15−アルキル、C2−5−アルケニル、C2−5−
アルキニル、C1−10−アルコキシ、および、−OH、−COR6’、CH2−O
H、ハロゲン、−NH2、カルボキシ、およびフェニルより成る群から個別に選
ばれる1またはそれ以上により置換されているC1−5−アルキルより成る群から
個別に選ばれ;
R6’は水素、C1−6−アルキルであり;
R3は、水素、C1−5−アルキル、C2−5−アルケニルおよびC2−5−アルキ
ニルより成る群から選ばれ;
nは0、1または2であり;
mは0、1または2であり;
pは0、1または2であり;
qは1または2であり;
rは0、1または2であり;
‥‥‥は単結合または二重結合である]
で示される化合物またはその薬学上許容し得る塩もしくは溶媒和物を含有する、
不安の処置のために適合させた薬用製剤。
本発明は、式I’:
[式中、
Wは酸素または硫黄であり;
Rは、水素、アミノ、ハロゲン、NHR6、NR6R7、R4、−OR4、−SR4
、−SOR4、−SO2R4、C3−10−シクロアルキル、C4−12−(シクロアル
キルアルキル)、−Z−C3−10−シクロアルキルおよび−Z−C4−12−(シク
ロアルキルアルキル)[ここで、R4は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケ
ニルおよびC2−15−アルキニル[これらは各々所望により1またはそれ以上の
ハロゲン、−CF3、−CN、Y、フェニルまたはフェノキシ[ここでフェニル
またはフェノキシは、所望により、ハロゲン、−CN、C1−5−アルキル、C1
−5−アルコキシ、−OCF3、−CF3、−CONH2または−CSNH2により
置換されていてよい]により置換されていてよい]である]であり;または、
Rはフェニルまたはベンジルオキシカルボニル[これらは各々所望によりハロ
ゲン、−CN、C1−5−アルキル、C1−5−アルコキシ、−OCF3、−CF3、
−CONH2または−CSNH2により置換されていてよい]であり;または、
Rは、−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z
−R4または−S−R5−Z−R4[式中、Zは酸素または硫黄であり、R5はC1
−15−アルキル、C2−15−アルケニル、C2−15−アルキニルであり、そしてY
は5または6員環のヘテロ環式基である]であり;そして、
Gは以下のアザ環式またはアザ二環式環系:のうちの一つから選ばれ;または、
Gは、所望により置換されていてよいC3−C8シクロアルキルまたは所望によ
り置換されていてよいC1−6−アルキル[ここで、置換は−NR6 R7である]
であり;
R6およびR7は、個別に水素、C1−6−アルキルであり;または、
R6およびR7は窒素原子と合して所望により4ないし6員環を形成してよく;
R1およびR2は、個別に、水素、C1−15−アルキル、C2−5−アルケニル、
C2−5−アルキニル、C1−10−アルコキシ、および、−OH、−COR6’、C
H2−OH、ハロゲン、−NH2、カルボキシ、またはフェニルにより置換されて
いるC1−5−アルキルであり;
R3は、水素、C1−5−アルキル、C2−5−アルケニルまたはC2−5−アルキ
ニルであり;
nは0、1または2であり;
mは0、1または2であり;
pは0、1または2であり;
qは1または2であり;
rは0、1または2であり;
‥‥‥は単結合または二重結合である]
で示される化合物またはその薬学上許容し得る塩もしくは溶媒和物の抗不安用量
を、それを必要とする人間に投与することを含む、人間の不安を処置する方法を
提供する。
本明細書に特許請求される発明はさらに、不安[ここで、不安は、恐慌発作;
広場恐怖症;急性ストレス障害;特定の恐怖症;恐慌性障害;精神活性物質不安
障害;器質性不安障害;強迫不安障害;外傷後ストレス障害;全般性不安障害;
および特定不能の不安障害より成る群から選ばれる]を処置する方法を提供する
。
本発明は、本発明に係る化合物の立体異性体型の各々ならびに本発明に係る化
合物の純粋なジアステレオマー型、純粋なエナンチオマー型、およびラセミ型へ
と拡張されることが理解されるべきである。
本明細書中使用される「抗不安用量」とは、不安に罹患し易いまたは罹患して
いる人間への投与後にこのような人間を処置または予防するのに必要な化合物の
量を表す。この活性化合物は広範な用量範囲にわたり有効である。例えば、一日
当たりの用量は、普通、約0.005ないし約500mg/kg(体重)の範囲にある
であろう。成人の処置においては、一回用量または分割用量で約0.05ないし
約100mg/kgが好ましい。しかし、実際に投与される化合物の量は、処置され
るべき状態、投与されるべき化合物の選択、患者個人の年齢、体重、および反応
、患者の症状の重篤度、ならびに選択された投与経路を包含する関連する状況に
照らして医師が決定することになり、故に上記の用量範囲はいかなる方法によっ
ても本発明の範囲を限定する意図はない。本化合物は好ましくは不安に罹患し易
いまたは罹患している人間に経口投与されるが、該化合物は、経皮、非経口、皮
下、経鼻、筋肉内および静脈内経路といったような他の様々な経路によっても投
与することができる。このような製剤は、当分野で知られる製剤技術を用いて、
遅延または制御された放出をさせるよう設計することができる。
本明細書中使用される「処置する」という語は、身体的および/または精神的
状態の予防、またはいったん確立された発現している身体的および/または精神
的状態の改善もしくは排除、または係る状態の特徴的症状の軽減を包含する。
本明細書中使用される「不安」という語は、不安障害を指す。示された化合物
またはその薬学上許容し得る塩の有効量を用いて処置され得る好ましい不安障害
の例は、恐慌発作;広場恐怖症;急性ストレス障害;特定の恐怖症;恐慌性障害
;精神活性物質不安障害;器質性不安障害;強迫不安障害;外傷後ストレス障害
;全般性不安障害;および特定不能の不安障害を包含するが、これらに限定され
る訳ではない。
示された化合物またはその薬学上許容し得る塩の有効量を用いて処置され得る
、より好ましい不安障害の例は、恐慌発作;恐慌性障害;精神活性物質不安障害
;器質性不安障害;強迫不安障害;外傷後ストレス障害;全般性不安障害;およ
び特定不能の不安障害を包含する。
示された化合物を用いて処置される、最も好ましい不安障害の例は、器質性不
安障害;強迫不安障害;外傷後ストレス障害;全般性不安障害;および特定不能
の不安障害を包含する。
示された不安障害はDSM−IV−Rに特徴が挙げられている。Diagnostic and
Statistical Manual of Mental Disorders,Revised、第四版(1994)。D
SM−IV−Rは米国精神医学会の命名および統計に関する特別委員会によって作
成されたものであり、診断範疇の明確な説明を提供している。当業者は、これら
に代わる命名、疾病分類、および病理心理学的状態の分類がある事、そしてこれ
らのシステムは医科学の進歩と共に発展する事が認識できるであろう。
本発明に使用される化合物は、人間のGABA/ベンゾジアゼピン、5HT1
A、またはD1レセプター系を介して作用すると信じられてはいない。むしろ本
化合物の抗不安薬としての活性は、ムスカリン性コリン作動性レセプターの調節
に基づいていると信じられている。しかし、本化合物が機能する機序は必ず上述
の機序でなければならないという訳ではなく、本発明はいかなる作用様式にも限
定されない。
本明細書中使用されるG置換基に関して、−(CH2)r−W−チアジアゾール
部分は、アザ環式またはアザ二環式環の任意の炭素原子に結合することができる
。
さらに、G置換基のR1およびR2は、−(CH2)r−W−チアジアゾール部分の
結合点を包含する任意の位置に存在し得る。
本明細書中使用されるG置換基に関して、「R6およびR7は窒素原子と合して
所望により4ないし6員環を形成してよい」という句は、R6およびR7が各々個
別に水素、C1−C6アルキル[ここでR6およびR7基は所望により合して窒素を
含む4ないし6員環を形成してよい]であることを意味する。例えば、所望によ
り合していてよい基は、
を包含するが、これらに限定される訳ではない。
本明細書中使用される「ムスカリン性コリン作動性レセプターと相互作用する
」という句は、ムスカリン性コリン作動性レセプターを遮断するまたは係るレセ
プターを調節する化合物を包含するであろう。この句は、化合物がムスカリン性
コリン作動性レセプターで、アゴニスト、部分的アゴニストおよび/またはアン
タゴニストとして働く時に観察される効果を包含するであろう。
本明細書中使用されるh+は、アルコキシド金属[ここで「アルコキシド金属
」という語は、アルコキシドの形成に好適な金属を意味する]である。このよう
なアルコキシド金属は、Li+、K+、Na+、Cs+、およびCa++を包含するが
これらに限定される訳ではない。特に好ましいアルコキシド金属は、Li+、K+
、およびNa+を包含する。
本明細書中使用される「ハロゲン」という語は、Cl、Br、F、およびIを
意味する。特に好ましいハロゲンは、Cl、Br、およびIを包含する。
本明細書中使用される「から選ばれる1またはそれ以上」という句は、より好
ましくは1−3の置換基を指すであろう。
本明細書中使用される「C1−Cn’アルキル」[ここでn’は2ないし15
とすることができる]という語は、1ないし指定された数の炭素原子を有する分
枝または直鎖アルキル基を表す。典型的なC1−C6アルキル基は、メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチル、ペンチル、ヘキシル等を包含するがこれらに限定される訳ではない。
本明細書中使用される「C2−Cn’アルケニル」[ここでn'は3ないし10
とすることができる]という語は、2ないし指定された数の炭素原子および少な
くとも1個の二重結合を有するオレフィン的不飽和分枝または直鎖基を表す。こ
のような基の例は、1−プロペニル、2−プロペニル(−CH2−CH=CH2)
、1,3−ブタジエニル(−CH=CHCH=CH2)、1−ブテニル(−CH=
CHCH2CH3)、ヘキセニル、ペンテニル等を包含するが、これらに限定され
る訳ではない。
「C2−C5アルキニル」という語は、2ないし5個の炭素原子および少なくと
も1個の三重結合を有する不飽和分枝または直鎖基を指す。このような基の例は
、1−プロピニル、2−プロピニル、1−ブチニル、2−ブチニル、1−ペンチ
ニル等を包含するが、これらに限定される訳ではない。
「ハロゲン(C1−C6)アルキル」および「ハロゲン(C2−C6)アルケニル
」という語は、1またはそれ以上の利用し得る炭素原子に結合した1またはそれ
以上の個別に選ばれたハロゲン原子を有するアルキルまたはアルケニル置換基を
指す。これらの語は、クロロメチル、1−ブロモエチル、2−ブロモエチル、1
,1,1−トリフルオロエチル、1,1,2−トリフルオロエチル、1,2,2−トリ
フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、トリフルオロメチル、トリフ
ルオロエチレニル、3−ブロモプロピル、3−ブロモ−1−プロペニル、2−ブ
ロモプロピル、2−ブロモ−1−プロペニル、3−クロロブチル、3−クロロ−
2−ブテニル、2,3−ジクロロブチル、1−クロロエチレニル、2−クロロエ
チレニル、5−フルオロ−3−ペンテニル、3−クロロ−2−ブロモ−5−ヘキ
セニル、3−クロロ−2−ブロモブチル、トリクロロメチル、1,1−ジクロロ
エチル、1,2−ジクロロエチル、2,2−ジクロロエチル、1,4−ジクロロブ
チル、3−ブロモペンチル、1,3−ジクロロブチル、1,1−ジクロロプロピル
等を包含するが、これらに限定される訳ではない。
「C2−C10アルカノイル」という語は、式C(O)(C1−C9)アルキルで示
される基を表す。典型的なC2−C10アルカノイル基は、アセチル、プロパノイ
ル、ブタノイル等を包含する。
「(C1−C6アルキル)アミノ」という語は、モノアルキルアミノ基を指す。
このような基の例は、メチルアミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミノ、n−
プロピルアミノ、(n−プロピル)アミノ、(イソプロピル)アミノ、n−プロ
ピルアミノ、t−ブチルアミノ等である。
n=4−8である「C3−Cnシクロアルキル」という語は、シクロプロピル
、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、およびシ
クロオクチルを表す。
「置換(C5−Cn’)シクロアルキル」という語は、上記のようなシクロアル
キル基[ここでこのシクロアルキル基は、水素、C1−C6アルキル、NO2、ハ
ロゲン、ハロゲン(C1−C6)アルキル、ハロゲン(C2−C6)アルケニル、C2−
C6アルケニル、CO2R20、(C1−C6アルキル)アミノ、−SR20、およびOR20
[ここで、R20はC1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、C2−15−アル
キニルより成る群から選ばれる]より成る群から個別に選ばれる1ないし4個の
置換基により置換されていてよい]を指す。
「C3−C8シクロアルキル−(C1−C3)アルキル」という語は、末端の炭素に
おいてC3−C8シクロアルキル基により置換されているアルキル基を表す。典型
的なシクロアルキルアルキル基は、シクロヘキシルエチル、シクロヘキシルメチ
ル、3−シクロペンチルプロピル等を包含する。
「C5−C8シクロアルケニル」という語は、5ないし8個の炭素原子を有する
オレフィン的不飽和環を表す。このような基は、シクロヘキシル−1,3−ジエ
ニル、シクロヘキセニル、シクロペンテニル、シクロヘプテニル、シクロオクテ
ニル、シクロヘキシル−1,4−ジエニル、シクロヘプチル−1,4−ジエニル、
シクロオクチル−1,3,5−トリエニル等を包含するが、これらに限定される訳
ではない。
「置換(C5−C8)シクロアルケニル」という語は、上記のようなシクロアルケ
ニル基[ここでこのシクロアルケニル基は、水素、C1−C6アルキル、NO2、
ハロゲン、ハロゲン(C1−C6)アルキル、ハロゲン(C2−C6)アルケニル、C2
−C6アルケニル、COR20、C2−C10アルカノイル、C7−C16アリールアル
キル、CO2R20、(C1−C6アルキル)アミノ、−SR20、および−OR20[こ
こで、R20はC1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、およびC2−15−アル
キニルより成る群から選ばれる]より成る群から個別に選ばれる1ないし4個の
置換基により置換されていてよい]を指す。
「C5−C8シクロアルケニル−(C1−C3)アルキル」という語は、末端の炭素
原子においてC5−C6シクロアルケニル基により置換されているC1−C3アルキ
ル基を表す。
本明細書中使用される「5または6員環ヘテロ環式基」という句は、1ないし
4個のN、OもしくはS原子またはそれらの組み合わせを含む基であって、ヘテ
ロ環式基が所望により炭素または窒素原子においてC1−6−アルキル、−CF3
、フェニル、ベンジルまたはチエニルにより置換されていてよい、またはヘテロ
環式基中の炭素原子が酸素原子と合してカルボニル基を形成している、またはヘ
テロ環式基が所望によりフェニル基と融合していてよい基を意味する。「5また
は6員環ヘテロ環式基」という句は、1個のヘテロ原子を有する5員環ヘテロ環
(例えばチオフェン類、ピロール類、フラン類);2個のヘテロ原子を1,2ま
たは1,3位に有する5員環ヘテロ環(例えばオキサゾール類、ピラゾール類、
イミダゾール類、チアゾール類、プリン類);3個のヘテロ原子を有する5員環
ヘテロ環(例えばトリアゾール類、チアジアゾール類);3−ヘテロ原子を有す
る5員環ヘテロ環;1個のヘテロ原子を有する6員環ヘテロ環(例えばピリジン
、キノリン、イソキノリン、フェナントリン、5,6−シクロヘプテノピリジン
);2個のヘテロ原子を有する6員環ヘテロ環(例えばピリダジン類、シンノリ
ン類、フタラジン類、ピラジン類、ピリミジン類、キナゾリン類);3個のヘテ
ロ原子を有する6員環ヘテロ環(例えば1,3,5−トリアジン);および4個の
ヘテロ原子を有する6員環ヘテロ環を包含するが、これらに限定される訳ではな
い。特に好ましいのはチオフェン類、ピリジン類、およびフラン類である。
本明細書中使用される「カルボキシ」という語は、結合点が当該基の炭素また
は酸素原子を介していてよい、当業者により理解される通常の意義を有する置換
基を指す。
本明細書中使用される「アリール」という語は、1個の原子の除去により芳香
族炭化水素から誘導される有機基、例えばフェニルまたはナフチルを意味する。
最も好ましくは、アリールはC6−C10アリール[ここでこのアリール環系は、
アルキル置換基があればそれを含めて6ないし10個の炭素原子を含む]、例え
ばフェニル、3,3−ジメチルフェニル、ナフチル等を指す。アリール基は1ま
たは2個のC1−C6直鎖または分枝アルキルにより置換されていてよい。「アリ
ール(C1−C3)アルキル」という語は、アルキル基を介して親の基に結合してい
る任意のアリール基を指す。
本明細書中使用される「燐(III)化合物」という語は、当分野で容認されてい
るこの用語の意義を有する。例えばこの語は、トリフェニルホスフィン、トリ(
p−トルイル)ホスフィン、トリブチルホスフィン、トリ(p−ジメチルアミノ
フェニル)ホスフィン、トリエチルホスフィン、およびトリメチルホスフィンを
包含するが、これらに限定される訳では決してない。当業者は、化学者が通常利
用し得る方法および参考文献を用いて、その他の適当な燐(III)化合物を選択す
ることができる。
本明細書中使用される「アゾジカルボキシラートのジエステル」という語は、
当分野で容認されているこの用語の意義を有する。例えばこの語は、ジエチルア
ゾジカルボキシラート、ジメチルアゾジカルボキシラート、ジイソプロピルアゾ
ジカルボキシラート、およびジ−tert−ブチルアゾジカルボキシラートを包含す
るが、これらに限定される訳では決してない。熟練した化学者は、化学者が容易
に利用し得る方法および文献を用いて、その他の適当なアゾジカルボキシラート
のジエステルを決定することができる。
薬学上許容し得る塩の例は、無機および有機酸付加塩、例えば塩酸塩、臭化水
素酸塩、硫酸塩、燐酸塩、酢酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、乳
酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、または類似の薬学上許容し得る無機もしくは有機酸付
加塩を包含し、そして、当業者に知られるJournal of Pharmaceutical Science
、
66,2(1977)に列挙される薬学上許容し得る塩を包含する。本発明に係
る化合物は、当業者に知られる方法を用いて、標準的な低分子量溶媒と共に溶媒
和物を形成し得る。
本発明に係る化合物は、図式Iに例示される化学プロセスを用いて製造するこ
とができる。例示された方法のための出発物質は、市販品が入手可能であるか、
または当業者に知られる方法を用いて製造することができる。
図式I
図式Iに使用されているI、R、h+、およびGは前記と同意義である。図式
Iに使用されている「Hal」という語は、Cl、Br、およびR9SO2を指す
。図式Iの方法のための好ましい酸化剤は、オキソンおよび過沃素酸ナトリウム
を包含する。オキソンは、図式Iの方法のための特に好ましい酸化剤である。O
R基がR4基によって置き換えられている、図式I中に例示されている式3の化
合物は、当分野で良く知られる方法を用いて製造することができる。例えば米国
特許第5043345号を参照されたい。
さらに、式Iの化合物は、以下の図式IIに例示される方法を用いて製造するこ
とができる。
図式II
図式IIに使用されているQはN、OまたはSであってよく;R24は、水素、R4
、R5、R6、およびR7より成る群から選ばれ;R25はSOR4およびSO2R4
より成る群から選ばれ;他の全ての意義は前記と同意義である。
式Iで示されるさらなる化合物は、図式IIIに例示される方法を用いて製造す
ることができる。
図式III
図式IIに使用されているHal、W、r、およびGは前記と同意義である。図
式IIIに使用されているR22およびR23は、水素、R6およびR7より成る群から
個別に選ばれる。
本発明の或る中間体は図式IVに例示される方法を用いて製造することができる
。
図式IV
図式IVに使用されているR8、Si、R10、R11、R12、R13、R14、R15’
、R15およびR16は前記と同意義である。例えばR8N[(R10R11R12Si)
(R13R14R15’Si)は、ビス(トリ−2−プロピルシリル)アミドリチウム
、ビス(トリメチルシリル)アミドナトリウム、ビス(トリメチルシリル)アミ
ドカリウム、ビス(トリ−2−プロピルシリル)アミドリチウム、ビス(エチル
ジメチルシリル)アミドナトリウム、ビス(1−プロピルエチルメチルシリル)
アミドカリウム、ビス(トリフェニルシリル)アミドリチウム、ビス(トリフェ
ニルメチルシリル)アミドナトリウム、ビス(2−ブチル−2−プロピルメチル
シリル)アミドカリウム、(トリ−2−プロピルシリル)(2−ブチルジエチル
シリル)アミドリチウム、(トリメチルシリル)(トリフェニルシリル)アミド
ナトリウム、(ジメチルフェニルシリル)(エチルジメチルシリル)アミドカリ
ウム等であってよいが、これらに限定される訳ではない。最も好ましくは、図式
III
の方法を用いて化合物10から化合物11を製造する時、R15およびR16は各々
水素である。中間体10は標準的ニトロソ化操作を用いてニトロソ化できる。好
ましいニトロソ化試薬は亜硝酸イソアミルであるがしかし、他の既知のニトロソ
化試薬もまた適当である。図式IIIに使用されている「Cu(Br、I)」とい
う語は、臭化銅(I)、臭化銅(II)、または沃化銅(I)を指す。当業者は、
臭化銅(I)、臭化銅(II)、または沃化銅(I)試薬が図式IIIに例示される
方法の生成物上の置換を決定することが認識できるであろう。
本発明に係る或る化合物は、より好ましくは、燐(III)化合物およびアゾジ
カルボキシラートのジエステルの存在下にヒドロキシアルキルアミン(G−OH
)[ここで、Gは前記と同意義である]を用いて1,2,5−チアジアゾイルオキ
シアルキルアミンを得る、図式Vに例示される方法によって製造することができ
る。
図式V
G基は前記と同意義である。R'は、水素、ハロゲン、NR6R7、R4、−OR4
、−SR4、−SOR4、−SO2R4、C3−10−シクロアルキル、C4−12−(
シクロアルキルアルキル)、−Z−C3−10−シクロアルキルおよび−Z−C4−12
−(シクロアルキルアルキル)より成る群から選ばれ;
R4は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、C2−15−アルキニル[こ
れらは各々、所望によりハロゲン、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフェ
ノキシ[ここでフェニルまたはフェノキシは、所望により、ハロゲン、−CN、
C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、−OCF3、または−CF3より成る群
から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換されていてよい]より成る群か
ら個別に選ばれる1またはそれ以上により置換されていてよい]より成る群から
選ばれ;または、
R'はフェニルまたはベンジルオキシカルボニル[これらは各々所望によりハ
ロゲン、−CN、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、−OCF3、および
−CF3より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換されていて
よい]であり;または、
R'は、−OR5Y、−SR5Y、OR5−Z−Y、−SR5ZY、−O−R5−Z
−R4および−S−R5−Z−R4より成る群から選ばれ;
Zは酸素または硫黄であり、
R5は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、およびC2−15−アルキニ
ルより成る群から選ばれ;
Yは5または6員環ヘテロ環式基であり;
R1’は、C1−15−アルキル、C2−5−アルケニル、C2−5−アルキニルおよ
び(NR2')3より成る群から選ばれ;
R2’およびR3’は、水素、C1−15−アルキル、C2−5−アルケニル、C2−5
−アルキニル、および、ハロゲンおよびフェニルより成る群から選ばれる1ま
たはそれ以上により置換されているC1−5−アルキルより成る群から個別に選ば
れ;
Wは酸素または硫黄であり;
R6およびR7は個別にC1−6−アルキルであり;または、
R6およびR7は、窒素原子と合して所望により4ないし6員環を形成してよく
;
R1およびR2は、水素、C1−15−アルキル、C2−5−アルケニル、C2−5−
アルキニル、C1−10−アルコキシ、および、−COR6’、ハロゲン、およびフ
ェニルより成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換されているC1
−5−アルキルから個別に選ばれ;
R6’は水素またはC1−C3アルキルであり;
R3は、C1−5−アルキル、C2−5−アルケニルおよびC2−5−アルキニルよ
り成る群から選ばれ;
nは0、1または2であり;
mは0、1または2であり;
pは0、1または2であり;
qは1または2であり;
rは0、1または2であり;
‥‥‥は単結合または二重結合である。
好ましいR1’基は、フェニル、C1−15−アルキル、および(NR2')3を包
含する。図式IVの方法は、G中のヒドロキシル基を有する炭素における立体化学
を逆転させる方法を提供するため、特に有利である。
図式VIに例示されるもう一つの新しい方法は、燐(III)化合物およびアゾジカ
ルボキシラートのジエステルの存在下に3,4−ジヒドロキシ−1,2,5−チア
ジアゾールとG−OH[式中、Gは前記と同意義である]とを連続反応させて、
単離されていないヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾールエーテルI''を得、続
いてI''を、燐(III)化合物およびアゾジカルボキシラートのジエステルと共に
R4OH[式中、R4は前記と同意義である]と反応させて、ムスカリン性アゴニ
ストおよびアンタゴニストとして有用な3,4−ジヒドロキシ−1,2,5−チア
ジアゾールのジエーテルを得ることを含む(Org.Prep.& Procedures、1969
、1、255−258を参照されたい)。図式VIに例示されている置換基は前記
と
同意義である。
図式VI 別法として、アルコールの添加順序を上記のように逆転させて、単離されてい
ないヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾールエーテルIIを得、これを引き続きム
スカリン活性な同じ最終化合物に変換することもできる。
図式VIIに例示されている方法は、フェノールまたはヒドロキシヘテロアリー
ル化合物を、燐(III)化合物およびアゾジカルボキシラートのジエステルの存在
下に化合物IIIと反応させて化合物IVを得ることを包含する。
図式VII
化合物IIIにおいて、G(CH2)rWは前記と同意義であり、そしてR6’は
、R7、−OR7、−SR7、−SOR7、−SO2R7、C3−10−シクロアルキル
、C4−12−(シクロアルキルアルキル)、−Z−C3−10−シクロアルキルおよ
び−Z−C4−12−(シクロアルキルアルキル)より成る群から選ばれ;
R7は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、C2−15−アルキニル[こ
れらは各々所望により、ハロゲン、−CF3、−CN、Y、フェニルおよびフェ
ノキシ[ここでフェニルまたはフェノキシは、所望により、ハロゲン、−CN、
C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、−OCF3、および−CF3より成る群
から選ばれる1またはそれ以上により置換されていてよい]より成る群から個別
に選ばれる1またはそれ以上により置換されていてよい]であり;
但し、R6’の少なくとも1個のアルキル原子はヒドロキシ基により置換され
ており、または、R6’は、−OR8Y、−SR8Y、OR8−Z−Y、−SR8Z
Y、−O−R8−Z−R7および−S−R8−Z−R7[式中、−OR8Y、−SR8
Y、OR8−Z−Y、−SR8ZY、−O−R8−Z−R7および−S−R8−Z−
R7の各々はアルキルヒドロキシルにより置換されている]より成る群から選ば
れる置換基であり;
Yは5または6員環ヘテロ環式基であり;
Zは酸素または硫黄であり;
R8は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、C2−15−アルキニルであ
り;
アリールおよびヘテロアリールは、所望によりハロゲン、−CN、C1−4−ア
ルキル、C1−4−アルコキシ、C1−4−アルキルチオ、C1−4−アルキルスルホ
ン、C1−4−アルキルスルホキシド、−OCF3、NO2、N(R7)2、および−C
F3より成る群から個別に選ばれる1またはそれ以上により置換されていてよく
;
ヘテロアリール基は、1ないし4個のN、O、もしくはS原子またはそれらの
組み合わせを含む5または6員環ヘテロ環である。
図式VIIIに例示される本発明のもう一つの方法は、3−ハロ−4−アルキルチ
オ−1,2,5−チアジアゾールを両性非プロトン性溶媒の存在下または不在下に
、水性アルカリ金属ヒドロキシドで処理することによる、3−ヒドロキシ−4−
アルキルチオ−1,2,5−チアジアゾールの合成である。この図式において、H
alは前記に定義された意義を有し、Mはアルカリ金属であり、WはOまたはS
である。
図式VIII
RRは、水素、R4、C3−10−シクロアルキル、C4−12−(シクロアルキルア
ルキル)、R4−Z−C3−10−シクロアルキルおよびR4−Z−C4−12−(シク
ロアルキルアルキル)であり;
R4は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、およびC2−15−アルキニ
ル[これらは各々所望によりハロゲン、−CF3、Y、フェニルおよびフェノキ
シ[ここでフェニルまたはフェノキシは、所望により、ハロゲン、C1−4−アル
キル、C1−4−アルコキシ、および−CF3より成る群から選ばれる1またはそ
れ以上により置換されていてよい]より成る群から個別に選ばれる1またはそれ
以上により置換されていてよい]より成る群から選ばれ;または、
RRはフェニルまたはベンジルオキシカルボニル[これらは各々所望によりハ
ロゲン、C1−4−アルキル、C1−4−アルコキシ、および−CF3より成る群か
ら選ばれる1またはそれ以上により置換されていてよい]であり;または、
RRは、R4−OR5Y、R4−SR5Y、R4−OR5−Z−Y、R4−SR5ZY
、R4−O−R5−Z−R4またはR4−S−R5−Z−であり;
Zは酸素または硫黄であり、
R5は、C1−15−アルキル、C2−15−アルケニル、およびC2−15−アルキニ
ルより成る群から選ばれ;
Yは5または6員環のヘテロ環式基であり;そして、
R6およびR7は個別に水素、C1−6−アルキルであるか、またはR6およびR7
は窒素原子と合して所望により4ないし6員環を形成してよく;
R1およびR2は個別に水素、C1−15−アルキル、C2−5−アルケニル、C2−5
−アルキニル、C1−10−アルコキシ、および、−OH、−COR6’、CH2−
OH、ハロゲン、−NH2、カルボキシ、またはフェニルにより置換されている
C1−5−アルキルであり;
R6’は水素またはC1−C3−アルキルであり;
WはOまたはSであり;
HalはCl、Br、F、Iから選ばれ、そしてもしWがOであるならばHa
lはSO2R4’であってよく;
R4’はC1−C3アルキルまたはフェニルである。
化合物(11)は、1,2,5−チアジアゾール化合物の製造のための有用な中
間体である。当業者は、図式I、II、およびIIIの方法により例示されるように
、中間体11が1,2,5−チアジアゾール化合物の製造に有用であることが認識
できるであろう。
G置換基が保護基により保護された第二窒素を含む場合、この保護基は当業者
に知られる標準法を用いて除去することができる。特に好ましい保護基はカルバ
マートである。保護基に関する一つの特に有用な参考文献は、グリーン、Protec
ting Groups in Organic Synthesis(ジョン・ウィレイ・アンド・サンズ、ニュ
ーヨーク、1981)である。
反応体の濃度は重要ではない。当業者は、反応体の濃度を変更して、所望の反
応速度および生成物の収率を達成することができる。
記載された方法を実施する時間の長さは重要ではない。化学において常にそう
であるように、反応速度は、温度および製造されるべき個々の化合物といったよ
うな様々な因子に依存する。反応の経過は、薄層クロマトグラフィー(TLC)
、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)、ガスクロマトグラフィー(GC)
および核磁気共鳴分光法(NMR)のような方法を用いて追跡し、反応の完結の
程度を検出することができる。技術者は、反応時間を延長することにより、この
方法を用いて最大収率を得るかも知れない。これに代わり技術者は、経済的な完
結程度に達した時点で反応を打ち切ることにより最大のスループットを得ること
を望むかも知れない。
以下のプロセス中の或る工程の生成物が油状物である時、それは標準的な方法
によって分離できる。このような方法には、蒸留、フラッシュクロマトグラフィ
ー、HPLC等が包含される。
本発明に係る化合物の薬理学的性質は、3H−オキソトレモリン−M(3H−
Oxo)の特異的結合を阻害するそれらの能力を測定することによって説明でき
る。N.J.M.バーズダール、E.C.ハルメおよびA.S.V.バーゲン(1980)。「ラ
ット脳の異なる領域におけるムスカリンレセプターの性格」、Proc.Roy.Soc.Lon
don(Bシリーズ)207、1。
3H−OxoはCNSのムスカリンレセプターを標識する(このレセプターの
アゴニストドメインに優先的に)。三つの異なる部位が3H−Oxoにより標識
される。これらの部位はそれぞれ1.8、20および3000nMという親和性を
有する。この実験条件を用いると、高いおよび中等度の親和性の部位のみが決定
される。
3H−Oxo結合に及ぼす化合物の阻害効果は、ムスカリン性アセチルコリン
レセプターに対する親和性を反映する。
別途指摘の無い限り、全ての製造は0−4℃で実施する。雄性ウィスターラッ
ト(150−250g)由来の新鮮な皮質(0.1−1g)を、ウルトラ−トゥ
ラックスホモジナイザーを用いて20nM Hepes(pH7.4)10mL中で
5−10秒間ホモジナイズする。このホモジナイザーを緩衝液10mLですすぎ
、合した懸濁液を40000xgで15分間遠心する。ペレットを緩衝液で3回
洗浄する。各工程でペレットを前と同じように緩衝液2x10mL中でホモジナ
イズし、そして40000xgで10分間遠心する。 最終ペレットを20mM
Hepes(pH7.4)(元の組織1g当たり100mL)中でホモジナイズ
し、結合検定に使用する。0.5mLのアリコートを被験溶液25μLおよび3
H−オキソトレモリン(1.0nM、最終濃度)25μLに加え、混合し25℃で
30分間インキュベートする。非特異結合は、被験物質としてアレコリン(1μ
g/mL、最終濃度)を用いて三重に測定する。インキュベーションの後、試料を氷
冷緩衝液5mLに加え、吸引しつつファットマンGF/Cグラスファイバーフィ
ルター上に直接注ぎ、直ちに氷冷緩衝液5mLで2回洗浄する。フィルター上の
放射能の量を常套的液体シンチレーション計数により測定する。特異結合は、総
結合から非特異結合を引いたものである。
被験物質を2.2mg/mLの濃度で水10mLに溶解する(必要ならば蒸気浴上で
5分以内加熱する)。IC50の算出前に特異結合の25−75%阻害を得なけ
ればならない。試験値はIC50(3H−oxoの特異結合を50%阻害する被
験物質の濃度(nM))として与えられるであろう。
IC50=(適用された被験物質の濃度)x(Cx/Co−Cx)nM[式中、
Coは対照検定における特異結合であり、Cxは試験検定における特異結合であ
る](この計算は通常の質量作用の動力学を想定している)。
さらに、本発明化合物の薬理学的性質は、ラット脳皮質膜への3HPRZ(ピ
レンゼピン、[N−メチル−3H])結合を阻害するそれらの能力を測定するこ
とによっても説明することができる。
ピレンゼピンはムスカリンレセプターのサブタイプに選択的に結合する。歴史
的にこの型はM1部位と名付けられているが、ピレンゼピン感受性部位の方がよ
り適切である。M1部位に対して選択的ではあるが、ピレンゼピンはM2部位と
も相互作用する。
別途指摘の無い限り、全ての製造は0−4℃で実施する。雄性ウィスターラッ
ト(150−250g)由来の新鮮な皮質(0.1−19)を、ウルトラ−トゥ
ラックスホモジナイザーを用いて20mM Hepes(pH7.4)10mL中で
5−10秒間ホモジナイズする。このホモジナイザーを緩衝液2x10mLです
すぎ、合した懸濁液を40000xgで15分間遠心した。ペレットを緩衝液で
3回洗浄する。各工程でペレットを前と同じように緩衝液3x10mL中でホモ
ジナイズし、そして40000xgで10分間遠心する。
最終ペレットを20mM Hepes(pH7.4)(元の組織1g当たり10
0mL)中でホモジナイズし、結合検定に使用する。0.5mLのアリコートを
被験溶液25μLおよび3HPRZ(1.0nM、最終濃度)25μLに加え、混
合し20℃で60分間インキュベートする。非特異結合は、被験物質としてアト
ロピン(1μg/mL、最終濃度)を用いて三重に測定する。インキュベーションの
後、試料を氷冷緩衝液5mLに加え、吸引しつつファットマンGF/Cグラスフ
ァイバーフィルター上に直接注ぎ、直ちに氷冷緩衝液5mLで2回洗浄する。フ
ィルター上の放射能の量を常套的液体シンチレーション計数により測定する。特
異結合は、総結合から非特異結合を引いたものである。
被験物質を0.22mg/mLの濃度で水10mLに溶解する。IC50の算出前に
特異結合の25−75%阻害を得なければならない。
以下の実施例は、示された化合物の、不安の処置に対する有用性を確立するた
めの研究である。
実施例1
罰有りの反応
本発明方法に使用される化合物の抗不安活性は、この化合物が罰有りの反応を
増加させることを証明することにより確立される。この方法は、臨床的に確立さ
れた化合物の抗不安活性を確立するために使用されてきた。
この方法によれば、ラットまたはハトの反応を、食物提示の多種スケジュール
により維持する。このスケジュールの一つの要素においては、反応は、食物ペレ
ットの提示のみを生じる。第二の要素においては、反応は、食物ペレットの提示
を
生じ、さらに短時間の電気ショックの提示により罰せられる。多種スケジュール
の各要素は持続がおよそ4分間であり、ショックの持続はおよそ0.3秒間であ
る。罰有りの反応がこの多種スケジュールの罰無しの要素における比率のおよそ
15ないし30%となるよう、ショックの強度を各個体に対して調節する。セッ
ションは各々平日に実施し、およそ60分間持続する。媒質または1回分の用量
の化合物は、試験セッション開始の30分ないし6時間前に皮下または経口経路
によって投与する。各動物に対する各用量についての化合物の効果を、その動物
についての媒質対照データのパーセントとして算出する。このデータを平均値±
その平均値の標準誤差として表す。
実施例2
サルの馴化モデル
さらに、本化合物の抗不安活性を、この化合物がサル馴化モデルで有効である
ことを証明することにより確立する。プロトニコフ、Res.Comm.Chem.Path.& Pha
rmacol.5巻:128−134(1973)は、被験化合物の抗攻撃活性を評価
する方法として棒つつきに対するアカゲザルの反応を記載した。この方法では、
或る化合物の抗攻撃活性はその抗不安活性を示すと考えられた。活動性低下およ
び運動失調はその化合物の鎮静要素を示すと考えられた。この研究は、ジアゼパ
ムのような標準的抗不安化合物と比較した、本発明化合物により誘導される、抗
攻撃性の尺度としての棒つつき反応の阻害を測定し、そして概化合物の作用の持
続の徴候を得るよう設計されている。
棒に対する攻撃性について選択した雄性および雌性アカゲザルまたはカニクイ
ザルを、霊長類居留室に個別に住まわせる。化合物または適当な媒質を経口また
は皮下投与し、訓練を受けた観察者が薬物投与後の様々な時刻に動物を観察する
。処置の間隔は最低3日間(通常一週間またはそれ以上)経過させる。同じ化合
物を2回連続して投与されるサルはいないという事以外は、処置は無作為に割り
当てる。
攻撃性および運動障害を、檻の中に差し入れられた棒に対する反応により、第
1表に記載のように等級付ける。反応の等級付けの責任を負う者は、そのサルが
投与された用量レベルを知らない。 実施例3
人間の臨床試験
最後に、示された化合物の抗不安活性を人間の臨床試験によって立証すること
ができる。この研究は、二重盲検の、平行の、プラセボ制御された、多中心試験
として設計された。患者は無作為に、プラセボおよび被験化合物25、50およ
び75mg(一日3回)の4群に分ける。投薬は食物と共に経口的に行う。基線
の測定を得るために患者を4回の通院の際に観察する。5−33の通院はこの研
究の処置相としての役割を有する。
通院の際に患者およびその介護者に質問し、不安興奮、気分の動揺、爆発的発
声、懐疑、および恐怖の徴候を観察する。これらの行動のそれぞれが、被験化合
物が不安障害に及ぼす効果を表す。
例えば、或る研究は以下の結果を示した:
処置群を、この研究の二重盲検部分の間(通院5ないし33)に、基線の通院
中(1ないし4)より程度がひどい症状が出ていた患者の数およびパーセントに
関して比較する。
本発明化合物は広い用量範囲にわたって有効である。例えば、成人の処置にお
いては、1日当たり約0.05ないし約100mg、好ましくは約0.1ないし約
100mgを使用することができる。最も好ましい用量は1日当たり約0.1m
gないし約70mgである。不安に罹患している患者の治療計画を選択するにあ
たり、1日当たり約20ないし約70mgの用量で始め、病状が制御されたなら
用量を1日当たり約0.1ないし約10mgという低用量に減らすことがしばし
ば必要とされるかも知れない。正確な用量は、投与方式、投与される型、処置さ
れるべき対象および処置されるべき対象の体重、ならびに担当の医師または処方
を行う介護者の好みと経験に依存するであろう。
投与経路は、活性化合物を適当なまたは所望の作用部位に効果的に輸送する任
意の経路、例えば経口または非経口、例えば直腸内、経皮、デポ、皮下、静脈内
、筋肉内もしくは経鼻であってよく、経口経路が好ましい。
典型的な組成物は、担体、または希釈剤であってよいまたは担体により希釈さ
れていてよい、薬学上許容し得る賦形剤と共に、またはカプセル、サシェー、紙
もしくはその他の容器の形とすることができる担体中に封入した、式Iの化合物
またはその薬学上許容し得る酸付加塩を包含する。この組成物を製造するにあた
り、薬用組成物の製造のための常套的技術を使用することができる。例えば、活
性化合物は通常、担体と混合し、または担体により希釈し、またはアンプル、カ
プセル、サシェー、紙、またはその他の容器の形であってよい担体中に封入する
。担体が希釈剤として働く場合、これは固体、半固体、または、媒質、賦形剤、
もしくは活性化合物の媒体として働く液体材料であってよい。活性化合物は、例
えばサシェー中で、顆粒状固体容器に吸着させることができる。好適な担体の幾
つかの例は、水、塩溶液、アルコール類、ポリエチレングリコール類、ポリヒド
ロキシエトキシル化されたひまし油、ゼラチン、乳糖、アミロース、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、ケイ酸、脂肪酸モノグリセリドおよびジグリセリド類
、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル類、ヒドロキシメチルセルロースおよび
ポリビニルピロリドンである。製剤はさらに、湿潤剤、乳化および懸濁化剤、保
存料、甘味料、または香料を含有させることができる。本発明に係る製剤は、患
者への投与後に活性成分の迅速な、持続した、または遅延された放出を提供する
よ
う、当分野で良く知られる方法を用いることにより調合することができる。
薬用調製物は、所望ならば、滅菌し、活性化合物と有害に反応しない補助物質
、乳化剤、浸透圧に影響を与えるための塩、緩衝剤および/または着色剤等と混
合することができる。
非経口適用のためには、注射用溶液または懸濁液、好ましくはポリヒドロキシ
ル化ひまし油に溶解した活性化合物を伴う水溶液が特に好適である。
タルクおよび/または炭水化物担体または結合剤等を有する錠剤、糖衣錠また
はカプセル剤は経口適用のためにとりわけ好適である。錠剤、糖衣錠、またはカ
プセル剤用の好ましい担体は、乳糖、コーンスターチ、および/または馬鈴薯澱
粉を包含する。シロップ剤またはエリキシル剤は、加糖した媒質を使用できる場
合に用いることができる。
一般に、化合物は、単位用量当たり薬学上許容し得る担体中約0.1ないし約
100mgを含む単位形態に調剤する。
本発明に係る化合物は動物への投与に好適であり得る。このような動物は、飼
い慣らされた動物、例えば家畜、研究動物、および家庭のペット、ならびに野生
動物のような飼い慣らされていない動物の両者を包含する。さらに好ましくは、
この動物は脊椎動物である。最も好ましくは、本発明化合物は哺乳動物に投与さ
れるであろう。この動物は飼い慣らされた哺乳動物または人間であることが特に
好ましい。最も好ましい哺乳動物は人間である。このような目的のために、本発
明化合物は飼料の添加物として投与することができる。
ここで本発明を以下の実施例に関してさらに詳細に記載する。この実施例は例
示目的のために供されるものであり、いかなる方法によっても本発明の範囲を限
定するものと解してはならない。
実施例1
3−クロロ−4−(1−ブチルチオ)−1,2,5−チアジアゾール
−10℃に維持したエーテル(250mL)中にシアノーゲン(36g、0.69mol)を通気し
た。この溶液に、温度が−5℃を超えないような速度で、ジエチルアミン(3mL)
を滴下し、その後1−ブチルチオール(47mL、0.64mol)を滴下した。反応を5時間
0℃以下に維持し、次いで周囲温度で一夜攪拌した。エーテルを、反応容器の温
度が50℃に達するまで反応から蒸留した。この反応を周囲温度まで冷却し、次
いで5℃に冷却したDMF(50mL)中の一塩化硫黄(55mL、0.688mol)の溶液に滴下
した。冷却器を除去し、反応を一夜攪拌した。反応を氷水浴中で冷却し、温度を
40℃以下に維持しつつH2Oを注意深く加えることにより、過剰の一塩化硫黄
を分解した。液体を半固体の硫黄沈殿剤からデカンテーションし、硫黄残留物を
ヘキサンと共に摩砕した。水性画分をヘキサン(3x)で抽出し、合した抽出物およ
び摩砕物をH2O、水性NaHCO3、ブラインで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を
蒸発させた。残留物を2mmHgで蒸留すると黄色液体(24.6g)が得られた。b.p
.105−110℃(化合物1)。
実施例2
3−クロロ−4−ブチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール
H2O(60mL)中のオキソン(商標)(12g、0.0195mol)の溶液を激しく攪拌しながら
ここにTHF(30mL)中の3−クロロ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾー
ル(2.1g、0.01mol)を滴下した。24時間後、THFを蒸発させ、残留物をエーテ
ル(3x)で抽出した。抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させる
と透明な液体が得られた。30%EtOAc/ヘキサンで溶出するラジアルクロ
マトグラフィーにより無色液体(2.3g)が得られた(化合物2)。
実施例3
3−クロロ−4−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール
−10℃に維持したエーテル(250mL)中にシアノーゲン(36g、0.69mol)を通気し
た。この溶液に、温度が−5℃を超えないような速度で、ジエチルアミン(3mL)
を滴下し、その後エタンチオール(47mL、0.64mol)を滴下した。反応を5時間0℃
以下に維持し、次いで周囲温度で一夜攪拌した。エーテルを、反応容器の温度が
50℃に達するまで反応から蒸留した。この反応を周囲温度まで冷却し、次いで
5℃に冷却したDMF(150mL)中の一塩化硫黄(125mL、1.56mol)の溶液に滴下した
。冷却器を除去し、反応を一夜攪拌した。反応をEtOH−氷浴中で冷却し、温
度を35℃以下に維持しつつ水を滴下することにより、過剰の一塩化硫黄を分解
し
た。液体を半固体の硫黄沈殿剤からデカンテーションし、硫黄残留物をヘキサン
と共に摩砕した。水性画分をヘキサン(3x)で抽出し、合した抽出物および摩砕物
をH2O、水性NaHCO3、ブラインで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させ
た。茶色の液体残留物を3mmHgで蒸留すると黄色液体(80.2g)が得られた。b
.p.91−96℃(化合物3)。
実施例4
3−クロロ−4−エチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール
H2O(400mL)中のオキソン(84g、0.137mol)の溶液を激しく攪拌しながらここに
THF(200mL)中の3−クロロ−4−エチルチオ−1,2,5−チアジアゾール(12
.2g、0.067mol)を加えた。一夜攪拌した後、THFを蒸発させ、残留物をエーテ
ル(3x)で抽出した。抽出物をH2O、水性NaHCO3、およびブラインで洗浄し
、次いで溶媒を乾燥し蒸発させると透明な液体(13.6g)が得られた(化合物4)
。
実施例5
(±)−3−メトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−
3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(1.36g、0
.0104mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(7.4mL、0.0118mo
l)一滴ずつで処理した。この溶液にTHF(40mL)中の3−メトキシ−4−メタン
スルホニル−1,2,5−チアジアゾール(2.08g、0.0107mol)を加え、反応を2時
間40℃に加熱し、次いで周囲温度で一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を
1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水性溶液を塩基性とし
、EtOAcで抽出した。抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発
させた。残留物をラジアルクロマトグラフィー(2.5%EtOH−0.25%N
H4OH−CHCl3)により精製して透明な油状物を得た。MeOH−EtO
Acから結晶化したこの油状物のHCl塩(0.85g)、m.p.197−198℃(化
合物5)。
実施例6
(±)−3−エトキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−
3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(50mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.75g、0
.0059mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(3.7mL、0.0059mo
l)一滴ずつで処理した。この溶液にTHF(12mL)中の3−エトキシ−4−メタン
スルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.0g、0.0048mol)を加え、反応を5時間
60℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物
をエーテルで抽出した。水性溶液を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を
H2Oで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させて透明な油状物を得た。2−プ
ロパノールから結晶化したこの油状物のHCl塩(0.47g)、m.p.212−213
℃(化合物6)。
実施例7
(±)−3−プロピルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オク
チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(75mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(1.1g、0.
0087mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(5.0mL、0.008mol)
一滴ずつで処理した。この溶液にTHF(15mL)中の3−プロピルオキシ−4−メ
タンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.3g、0.0059mol)を加え、反応を4
時間60℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混
合物をエーテルで抽出した。水性溶液を塩基性とし、EtOAcで抽出した。抽
出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させて透明な油状物を得た。
2−プロパノールから結晶化したこの油状物のHCl塩(0.59g)、m.p.218−
219℃(化合物7)。
実施例8
(±)−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(2.2g、0.
0168mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(10.8mL、0.0173mo
l)一滴ずつで処理した。この溶液にTHF(25mL)中の3−ブチルオキシ−4−メ
タンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.98g、0.084mol)を加え、反応を3
.5時間52℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、
混合物をエーテルで抽出した。水性溶液を塩基性とし、EtOAcで抽出した。
抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させて透明な油状物を得た
。CHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化したこの油状物のHCl塩(2.0
g)、m.p.204−205℃(化合物8)。
実施例9
(±)−3−ペンチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オク
チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(50mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.75g、0
.0059mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(3.7mL、0.0059mo
l)一滴ずつで処理した。この溶液にTHF(10mL)中の3−ペンチルオキシ−4−
メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.0g、0.004mol)を加え、反応を
4時間60℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、
混合物をエーテルで抽出した。水性溶液を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽
出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させて透明な油状物を得た。
EtOAcから結晶化したこの油状物のHCl塩(0.75g)、m.p.171−172
℃(化合物9)。
実施例10
(±)−3−ヘキシルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オク
チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(2.2g、0.
0168mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(10.8mL、0.0173mo
l)一滴ずつで処理した。この溶液にTHF(25mL)中の3−ヘキシルオキシ−4−
メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(2.2g、0.004mol)を加え、反応を
3.5時間52℃に加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し
、混合物をエーテルで抽出した。水性溶液を塩基性とし、エーテルで抽出した。
抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させて透明な油状物を得た
。EtOAcから結晶化したこの油状物のHCl塩(1.76g)、m.p.165−16
6℃(化合物10)。
実施例11
(±)−3−(4−メチルペンチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(50mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.75g、0
.0059mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(3.7mL、0.0059mo
l)一滴ずつで処理した。この溶液にTHF(10mL)中の3−(4−メチルペンチル
オキシ)−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.2g、0.0045mol)
を加え、反応を6時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで
酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水性溶液を塩基性とし、エーテルで抽
出した。抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させて透明な油状
物を得た。EtOAcから結晶化したこの油状物のHCl塩(1.1g)、m.p.179
−180℃(化合物11)。
実施例12
(±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−
オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(1.1g、0.
0084mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(5.4mL、0.0086mol
)一滴ずつで処理した。この溶液を、温度が32℃を超えないような速度でTH
F(15mL)中の3−クロロ−4−ブチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(2
.1g、0.0086mol)の溶液に滴下した。3日間攪拌した後、反応をH2O(10mL)で処
理し、エーテル(100mL)で希釈し、そして1N HCl(25mL)で抽出した。この水
溶液をエーテルで洗浄し、塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、
溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマトグラフィー(2.5%EtOH−0.
25%NH4OH−CHCl3)により精製すると麦藁色の液体が得られた(1.1g)
。MeOH−EtOAcから結晶化した蓚酸塩(0.39g)、m.p.154−156℃
(化合物12)。
(±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−
オキシ)−1,2,5−チアジアゾールの代替合成
THF(25mL)中の1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(1.2g、0.
0092mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(5.9mL、0.0095mol
)一滴ずつで処理した。この溶液を−8℃に冷却し、THF(15mL)中の3−クロ
ロ−4−エチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.83g、0.0086mol)の溶
液を滴下した。15分後、冷却器を除去し、反応を一夜攪拌した。反応をH2O(
10mL)で処理し、エーテル(100mL)で希釈し、そして1N HCl(25mL)で抽出し
た。この水溶液をエーテルで洗浄し、塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物
を乾燥し、溶媒を蒸発させると粗製の(化合物12)(1.05g)が茶色がかった液
体として得られた。
(±)−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−
オキシ)−1,2,5−チアジアゾールの代替合成
1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(12.7g、0.1mol)、トリエチ
ルアミン(0.3mL)およびCHCl3(150mL)の混合物を5℃に冷却し、シアノーゲ
ン(7.25g、0.139mol)をこの混合物に通気した。反応を1時間攪拌し、次いで一夜
周囲温度に戻した。溶媒を蒸発させ、残留物をDMF(20mL)に溶解し、この溶液
を、氷水浴中で冷却したDMF(30mL)中のS2Cl2(47.3g、0.35mol)の溶液に
滴下した。添加後、冷却器を除き、反応を32℃まで発熱させた。5時間後、反
応を冷却し、H2Oを注意深く加えることにより過剰のS2Cl2を分解した。
さらなるH2O(300mL)で反応を希釈し、この水性溶液を硫黄残留物からデカンテ
ーションした。この硫黄残留物をH2Oと共に摩砕し、合した水性溶液を蒸発さ
せて少容量(150mL)にした。この溶液をエーテルで洗浄し、次いで温度を30℃
以下に保ちつつ50%NaOHで塩基性とした。混合物をCHCl3で抽出し、
抽出物を乾燥し、溶媒を完全に蒸発させた。残留物をエーテルに懸濁し、乾燥し
、濾過し、溶媒を蒸発させると(化合物12)(18.1g)が黄色油状物として得ら
れ、これは徐々に固化した。
実施例13
(±)−3−プロピルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製化合物12(1.67g、0.0068mol)の溶液を、新たに粉砕し
た薄片状Na2S−9H2O(1.8g、0.0075mol)で少しずつ処理した。40分後、1
−ブロモプロパン(1.25g、0.010mol)を加え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発さ
せ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。この水性
溶液を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させると
麦藁色の液体が得られた。CHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化したH
Cl塩(1.28g)、m.p.174−176℃(化合物13)。
実施例14
(±)−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−
3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製化合物12(1.8g、0.0073mol)の溶液を、新たに粉砕した
薄片状Na2S−9H2O(1.94g、0.0081mol)で少しずつ処理した。1時間後、1
−ヨードブタン(2g、0.011mol)を加え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、
残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性
とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させると麦藁色の液体
が得られた。CHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化したHCl塩(1.82g)
、
m.p.151−153℃(化合物14)。
実施例15
(±)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製化合物12(1.67g、0.0068mol)の溶液を、新たに粉砕し
た薄片状Na2S−9H2O(1.8g、0.0075mol)で少しずつ処理した。1時間後、1
−ブロモペンタン(1.53g、0.010mol)を加え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発さ
せ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩
基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させると麦藁色の
液体が得られた。CHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化したHCl塩(1.
07g)、m.p.186−187℃(化合物15)。
実施例16
(S)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(40mL)中の(S)−1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(2
.0g、0.0157mol)の溶液を10℃に冷却しながら、ヘキサン中の1.6M n−ブ
チルリチウム(10mL、0.016mol)を滴下した。得られた混合物をTHF(25mL)中の
3−クロロエチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(3.34g、0.0157mol)で
処理し、16時間攪拌した。反応をH2O(10mL)、エーテル(170mL)で処理し、1
N HCl(43mL)で抽出した。水性画分をエーテルで洗浄し、塩基性とし、エー
テルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させると油状物(1.7g)が得られた
。この油状物をDMF(25mL)に溶解し、新たに粉砕した薄片状Na2S−9H2O
(1.83g、0.0076mol)で少しずつ処理し、加熱した(40℃)。1.25時間後、1
−ブロモペンタン(1.58g、0.0105mol)を加え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発
させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水相を
塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて麦藁色の
液体を得、これをラジアルクロマトグラフィー(5%EtOH−0.5%NH4O
H−CHCl3)により精製した。CHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化
し
たHCl塩(0.87g)、m.p.194−195℃、[α]D=25.41°(EtOH
)。(化合物16)。
実施例17
(±)−3−ヘキシルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製化合物12(1.8g、0.0073mol)の溶液を、新たに粉砕した
薄片状Na2S−9H2O(1.94g、0.0081mol)で少しずつ処理した。1時間後、1
−ヨードヘキサン(2.3g、0.011mol)を加え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発さ
せ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩
基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させると麦藁色の
液体が得られた。CHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化したHCl塩(1.
0g)、m.p.165−167℃(化合物17)。
実施例18
(±)−3−(3,3−ジメチルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製(化合物12)(1.05g、0.0043mol)の溶液を、新たに粉
砕した薄片状Na2S−9H2O(1.24g、0.0051mol)で少しずつ処理した。1時間
後、1−ブロモ−3,3−ジメチルブタン(1.18g、0.007mol)を加え、反応を一夜
攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテ
ルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒
を蒸発させると麦藁色の液体が得られた。CHCl3−EtOAc−エーテルか
ら結晶化したHCl塩(0.41g)、m.p.189−190℃(化合物18)。
実施例19
(±)−3−(2−(2−チエニルチオ)エチルチオ)−4−(1−アザ
ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製(化合物12)(1.0g、0.0041mol)の溶液を、新たに粉砕
した薄片状Na2S−9H2O(1.1g、0.0045mol)で少しずつ処理した。1時間後、
1−クロロ−2−(2−チエニルチオ)エタン(1.1g、0.0062mol)を加え、反応を
一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエ
ーテルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、
溶媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(10%EtOH−1
%NH4OH−CHCl3)により精製すると液体が得られた。エーテルから結晶
化したHCl塩(0.88g)、m.p.179.5−181℃(化合物19)。
実施例20
(±)−3−(2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルチオ)−4−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール
DMF(15mL)中の粗製(化合物12)(0.5g、0.002mol)の溶液を、新たに粉砕
した薄片状Na2S−9H2O(0.53g、0.0022mol)で少しずつ処理した。1時間後
、1−メタンスルホンオキシ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(0.003
mol)を加え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸
性化し、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した
。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(
5%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製すると液体が得られ
た。エーテルから結晶化したHCl塩(0.016g)、m.p.138−140℃(化合物
20)。
実施例21
(±)−3−(3−(2−チエニル)プロピルチオ)−4−(1−アザ
ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール
DMF(15mL)中の粗製(化合物12)(0.6g、0.0024mol)の溶液を、新たに粉砕
した薄片状Na2S−9H2O(0.6g、0.0027mol)で少しずつ処理した。1時間後、
1−クロロ−3−(2−チエニル)プロパン(0.6g、0.0036mol)を加え、反応を一
夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエー
テルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶
媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(10%EtOH−1%
NH4OH−CHCl3)により精製すると液体が得られた。EtOH−EtOA
cから結晶化したHCl塩(0.16g)、m.p.194−196℃(化合物21)。
実施例22
(±)−3−ブチルチオ−4−((1−アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン−3−イル)−メトキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(30mL)中の3−ヒドロキシメチル−1−アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン(1.4g、0.01mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(6.5mL、0
.0104mol)で処理した。混合物を10℃に冷却し、THF(10mL)中の3−クロロ
−4−エチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(2.21g、0.0104mol)を滴下
した。冷却器を除去し、反応を一夜攪拌した。反応をH2Oで処理し、エーテル
で希釈し、そして1N HCl(25mL)で抽出した。この酸性抽出物をエーテルで
洗浄し、塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて
橙色の液体(1.82g)を得た。この液体をDMF(32mL)に溶解し、新たに粉砕した
薄片状Na2S−9H2O(2.5g、0.0104mol)で少しずつ処理した。55分後、反応
を1−ヨードブタン(2.6g、0.014mol)で処理し、一夜44℃に加温した。溶媒を
蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をEtOAc−エーテル(
1:1)で抽出した。水性画分を塩基性とし、エーテルで抽出した。このエーテ
ルを乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマトグラフィー(5%Et
OH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製すると液体が得られた。Et
OAc−エーテルから結晶化したHCl塩(0.84g)、m.p.170−171℃(化
合物22)。
実施例23
(±)−エキソ−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]
オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールおよび(±)−エン
ド−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−
6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中の1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オールのエンド
/エキソ混合物(1.95g、0.0153mol。L.H.スターンバッハ;S.カイザー、J.Amer.
Chem.Soc.1952、74巻2215−2218を参照されたい)の溶液を、ヘ
キサン中の1.6M n−ブチルリチウム(9.6mL、0.0153mol)で処理した。混合物
が周囲温度まで冷却したならば、THF(15mL)中の3−クロロ−4−エチルスル
ホニル−1,2,5−チアジアゾール(2.96g、0.014mol)を滴下し、反応を一夜攪拌
した。反応をH2Oで処理し、エーテルで希釈し、そして1N HCl(32mL)で抽
出した。この酸性抽出物を塩基性とし、エーテルで抽出し、抽出物を乾燥し、溶
媒を蒸発させて橙色の液体(1.25g)を得た。この液体をDMF(25mL)に溶解し、
新たに粉砕した薄片状Na2S−9H2O(1.82g、0.0076mol)で少しずつ処理した
。40分後、1−ブロモペンタン(1.55g、0.0103mol)を加え、反応を一夜攪拌し
た。溶媒を蒸発させ、残留物を酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水性画
分を塩基性とし、エーテルで抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留
物をラジアルクロマトグラフィー(2.5%EtOH−0.25%NH4OH−C
HCl3)により精製すると、最初にエキソ異性体が液体として溶出した。Et
OAcから結晶化したHCl塩(0.26g)、m.p.159−160℃(化合物23)
。さらに溶出するとエンド異性体が液体として得られた。EtOAcから結晶化
したHCl塩(0.23g)、m.p.190−193℃(化合物24)。
実施例24
(±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]
ヘプチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中の(±)−エンドおよび(±)−エキソ−1−アザビシクロ[2.2
.1]ヘプタン−3−オール(0.5g、0.0044mol)(J.Org.Chem.1969、34巻3
674−3676を参照されたい)の混合物の溶液を氷水浴で冷却し、ヘキサン
中の1.6M n−ブチルリチウム(2.8mL、0.0044mol)で一滴ずつ処理した。冷却
浴を除き、3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾー
ル(1.4g、0.0059mol)を加え、反応を6時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留
物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。この水性溶液を塩
基性とし、EtOAcで抽出した。抽出物をH2Oで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸
発させて透明な油状物を得た。ラジアルクロマトグラフィー(5%EtOH、0
.
5%NH4OH、CHCl3)により、標記化合物が、二つのUV活性な点のうち
、より極性な方として溶出した。四分の一モルのH2Oを含むEtOAcから結
晶化した、この標記化合物のHCl塩(0.5g)、m.p.161.5−163℃(化合
物25)。
実施例25
(±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]
ヘプチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
(化合物25)の分離から得た混合画分の再クロマトグラフィー(5%EtO
H、0.5%NH4OH、CHCl3)は、より極性の低いUV活性物質を与えた
。四分の一モルのH2Oを含むEtOAcから結晶化したHCl塩(0.036g)、m.p
.156−157℃(化合物26)。
実施例26
(±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
THF(25mL)中のNaH(0.066g、0.0028mol)の懸濁液を1−t−ブチルカルバ
モイル−3−ヒドロキシピロリジン(Syn.Commun.15巻、587を参照された
い)(0.5g、0.0027mol)で処理し、反応を30分間50℃に加温した。周囲温度ま
で冷却した後、THF(5mL)中の3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,
2,5−チアジアゾール(0.55g、0.0027mol)を加え、反応を2.5時間加熱還流し
た。溶媒を蒸発させ、残留物を氷水で処理し、混合物をエーテルで抽出した。抽
出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物をエーテル(50mL)
に溶解し、HClの緩速気流で5分間処理した。一夜攪拌した後、反応を冷水で
抽出した。この水性溶液をエーテルで洗浄し、塩基性とし、EtOAcで抽出し
た。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させると透明な油状物が得
られた。EtOAcから結晶化したHCl塩(0.42g)、m.p.127−128℃(
化合物27)。
実施例27
(±)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−3−ピロリジニルオ
キシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中の1−メチル−3−ピロリジノール(0.6g、0.0059mol)の溶液を
、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(3.1mL、0.005mol)で処理した。この
溶液に3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1
.0g、0.0042mol)を加え、反応を一夜加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を冷
1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。この水性画分を塩基性
とし、EtOAcで抽出し、抽出物を水洗した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発さ
せて液体を得た。EtOAcから結晶化したHCl塩(0.7g)、m.p.157−15
8℃(化合物28)。
実施例28
(±)−3−ブチルチオ−4−(1−メチル−3−ピペリジルオキシ)
−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中の3−ヒドロキシ−1−メチルピペリジン(1.12g、0.0095mol)
の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(5.9mL、0.0095mol)で処理
した。混合物を8℃に冷却し、THF(20mL)中の3−クロロ−4−エチルスルホ
ニル−1,2,5−チアジアゾール(1.83g、0.0086mol)で一滴ずつ処理した。冷却
器を除き、反応を一夜攪拌した。混合物をH2Oで処理し、1N HClで酸性化
し、エーテルで希釈した。この水性画分をエーテルで洗浄し、塩基性とし、エー
テルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて茶色の液体(1.95g)を得た
。この液体をDMF(38mL)に溶解し、新たに粉砕した薄片状Na2S−9H2O(2
.98g、0.0124mol)で少しずつ処理した。1時間後、混合物を1−ヨードブタン(3.
1g、0.0169mol)で処理し、64時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N H
Clで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。この水性溶液を塩基性とし、エ
ーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて橙色の液体を得た。ラジ
アルクロマトグラフィー(2.5%EtOH−0.25%NH4OH−CHCl3)
により精製すると液体が得られ、そのHCl塩(1.4g)をCHCl3−EtOAc
−エーテルから結晶化した。m.p.141−142℃(化合物29)。
実施例29
3−ブチルチオ−4−(1−メチル−4−ピペリジルオキシ)−1,
2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中の4−ヒドロキシ−1−メチルピペリジン(1.12g、0.0095mol)
の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(5.9mL、0.0095mol)で処理
した。混合物を8℃に冷却し、THF(20mL)中の3−クロロ−4−エチルスルホ
ニル−1,2,5−チアジアゾール(1.83g、0.0086mol)で一滴ずつ処理した。冷却
器を除き、反応を一夜攪拌した。混合物をH2Oで処理し、1N HClで酸性化
し、エーテルで希釈した。この水性画分をエーテルで洗浄し、塩基性とし、エー
テルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて茶色の液体(1.52g)を得た
。この液体をDMF(30mL)に溶解し、新たに粉砕した薄片状Na2S−9H2O(2
.32g、0.0097mol)で少しずつ処理した。50分後、混合物を1−ヨードブタン(2.
4g、0.013mol)で処理し、63時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を希HCl
で酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、エーテルで
抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて1.3gの液体を得た。EtOA
c−エーテルから結晶化したHCl塩(1.3g)、m.p.140−142℃(化合物3
0)。
実施例30
(S)−3−ブチルオキシ−4−(1−メチル−2−ピロリジニルメト
キシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中の(S)−1−メチル−2−ピロリジンメタノール(0.86、0.00
75mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(4.7mL、0.0075mol)
で処理した。この溶液に3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−
チアジアゾール(1.2g、0.005mol)を加え、反応を6.5時間加熱還流した。溶媒を
蒸発させ、残留物を冷1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。
この水相を塩基性とし、EtOAcで抽出した。抽出物を水洗し、乾燥し、溶媒
を蒸発させて液体を得た。EtOAcから結晶化したHCl塩(0.72g)、m.p.1
15−116℃(化合物31)。
実施例31
(S)−3−ブチルオキシ−4−(2−ピロリジニルメトキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
THF(5mL)中の(S)−1−ブチルオキシカルボニル−2−ピロリジンメタ
ノール(1.21、0.006mol)の溶液を、THF(30mL)中の油中60%NaH(0.24g、0.
006mol)の懸濁液に加えた。1時間後、この混合物を穏やかに還流させながら1
時間加熱した。この溶液に3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5
−チアジアゾール(1g、0.0042mol)を加え、反応を一夜加熱還流した。溶媒を蒸発
させ、残留物を冷H2Oで処理し、混合物をEtOAcで抽出した。抽出物を乾
燥し、乾燥HClの気流で3分間処理した。1時間後、溶媒を蒸発させ、残留物
を冷H2Oで処理し、混合物をエーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、E
tOAcで抽出した。抽出物を水洗し、乾燥し、溶媒を蒸発させて液体を得た。
EtOAcから結晶化したHCl塩(0.72g)、m.p.99−100℃(化合物32
)。
実施例32
3−ブチルオキシ−4−(2−(ジメチルアミノ)エトキシ)−1,
2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中の2−ジメチルアミノエタノール(0.67g、0.0075mol)の溶液を
、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(4.7mL、0.0075mol)で処理した。こ
の溶液に3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾール
(1.2g、0.005mol)を加え、反応を6時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物
を冷1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性とし
、EtOAcで抽出した。抽出物を水洗し、乾燥し、溶媒を蒸発させて透明な油
状物を得た。EtOAcから再結晶して白色固体を生成したHCl塩(0.94g)、m
.p.97−98℃(化合物33)。
実施例33
3−ブチルチオ−4−(2−(ジエチルアミノ)エトキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
THF(25mL)中の2−ジエチルアミノエタノール(1.11g、0.0095mol)の溶液を
、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(5.9mL、0.0095mol)で処理した。混
合物を8℃に冷却し、THF(20mL)中の3−クロロ−4−エチルスルホニル−1
,2,5−チアジアゾール(1.83g、0.0086mol)で一滴ずつ処理した。冷却器を除き
、反応を一夜攪拌した。混合物をH2Oで処理し、1N HClで酸性化し、エー
テルで希釈した。この水性画分をエーテルで洗浄し、塩基性とし、エーテルで抽
出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて茶色の液体(1.6g)を得た。この液体
をDMF(30mL)に溶解し、新たに粉砕した薄片状Na2S−9H2O(2.43g)0.010
mol)で少しずつ処理した。50分後、混合物を1−ヨードブタン(2.52g、0.0137m
ol)で処理し、46時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を希HClで酸性化
し、混合物をエーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、エーテルで抽出した
。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマトグラフィー(5
%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製すると液体が得られた
。EtOAc−エーテルから結晶化したHCl塩(1.15g)、m.p.95−97℃(
化合物34)。
実施例34
3−ブチルオキシ−4−(2−(トリメチルアミノ)エトキシ)−1,
2,5−チアジアゾール ヨージド
EtOAc(30mL)中の(化合物33)(HCl塩0.5g、0.0018molより)の溶
液をCH3I(0.3mL)で処理し、一夜攪拌した。沈澱を集め、EtOAcで洗浄し
、乾燥すると白色固体(0.64g)が得られた。m.p.137−138℃(化合物35
)。
実施例35
3−ブチルオキシ−4−(2−(ジメチルアミノ)エチルチオ)−1,2,
5−チアジアゾール
THF(25mL)中の2−ジメチルアミノエタンチオールヒドロクロリド(0.57g、0
.004mol)の懸濁液を、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(5mL、0.008mol)
で処理した。この溶液に3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−
チアジアゾール(0.71g、0.003mol)を加え、反応を2時間加熱還流し、続いて周囲
温度で一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を冷1N HClで酸性化し、混
合物をエーテルで抽出した。この水性溶液を塩基性とし、エーテルで抽出した。
抽出物を水洗し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物をラジアルクロマトグラフ
ィー(5%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製すると褐色の
液体が得られた。EtOAcから再結晶して白色固体を生成したHCl塩(0.22g
)、m.p.108−109℃(化合物36)。
実施例36
3−クロロ−4−(1−プロピルチオ)−1,2,5−チアジアゾール
−10℃に維持したエーテル(250mL)中にシアノーゲン(34g、0.65mol)を通気し
た。この溶液に、温度が−5℃を超えないような速度で、ジエチルアミン(3mL)
を滴下し、その後エーテル(25mL)中の1−プロパンチオール(57mL、0.63mol)を滴
下した。5時間後、冷却器を除き、反応を一夜攪拌した。エーテルを、反応容器
の温度が50℃に達するまで反応から蒸留した。反応を周囲温度まで冷却し、氷
水浴中で冷却したDMF(125mL)中の一塩化硫黄(125mL、1.56mol)の溶液に滴下し
た。冷却器を除去し、反応を35℃まで発熱させ、30℃以下に再冷却し、次い
で一夜攪拌した。反応をEtOH−氷で冷却し、温度が30℃を超えないように
H2O(200mL)を滴下することにより、過剰の一塩化硫黄を注意深く分解
した。混合物をヘキサンで抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、そして
溶媒を蒸発させた。残留物を1.5mmHgで蒸留すると黄色液体(98.6g)が得ら
れた。b.p.84−94℃(化合物37)。
実施例37
(R)−3−ペンチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(40mL)中の(R)−1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(3
.0g、0.0236mol)の溶液を10℃に冷却しながら、ヘキサン中の1.6M n−ブチ
ルリチウム(15mL、0.024mol)を滴下した。得られた混合物をTHF(5mL)中の3−
クロロ−4−エチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(5.01g、0.0236mol)
で処理し、22時間攪拌した。反応をH2O(10mL)、エーテル(170mL)で処理し、
1N HCl(35mL)で抽出した。水性画分をエーテルで洗浄し、塩基性とし、エ
ーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させると油状物(2.35g)が得ら
れた。この油状物をDMF(35mL)に溶解し、新たに粉砕した薄片状Na2S−9
H2O(2.53g、0.0105mol)で少しずつ処理し、加熱した(40℃)。1.25時間
後、1−ブロモペンタン(2.18g、0.0145mol)を加え、反応を38℃で一夜攪拌し
た。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽
出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発
させて麦藁色の液体を得、これをラジアルクロマトグラフィー(5%EtOH−
0.5%NH4OH−CHCl3)により精製した。CHCl3−EtOAcから結
晶化したHCl塩(1.68g)、m.p.195−196℃、[α]D=−24.6°(E
tOH)。(化合物38)。
実施例38
(±)−3−(4−メチルペンチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製(化合物12)(1.65g、0.0067mol)の溶液を、新たに粉
砕した薄片状Na2S−9H2O(1.83g、0.0076mol)で少しずつ処理した。1時間
後、1−ブロモ−4−メチルペンタン(1.73g、0.0105mol)を加え、反応を40℃
で3日間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物
をエーテルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥
し、溶媒を蒸発させると麦藁色の液体が得られ、これをラジアルクロマトグラフ
ィー(5%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製した。CHC
l3−EtOAc−エーテルから結晶化したHCl塩(0.74g)、m.p.183−18
5℃(化合物39)。
実施例39
(±)−3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製(化合物12)(0.9g、0.0037mol)の溶液を、新たに粉砕
した薄片状Na2S−9H2O(0.97g、0.004mol)で少しずつ処理した。1時間後、
1−ブロモ−3−フェニルプロパン(1.11g、0.056mol)を加え、反応を50℃で1
7時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物を
エーテルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し
、溶媒を蒸発させると麦藁色の液体が得られ、これをラジアルクロマトグラフィ
ー(2.5%EtOH−0.25%NH4OH−CHCl3)により精製した。CH
Cl3−EtOAc−エーテルから結晶化したHCl塩(0.42g)、m.p.210−2
12℃(化合物40)。
実施例40
(±)−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製(化合物12)(1.15g、0.0047mol)の溶液を、新たに粉
砕した薄片状Na2S−9H2O(1.68g、0.007mol)で少しずつ処理した。1時間後
、4−シアノベンジルブロミド(1.85g、0.094mol)を加え、反応を22時間攪拌し
た。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで抽
出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発
させて麦藁色の液体を得、これをラジアルクロマトグラフィー(5%EtOH−
0.5%NH4OH−CHCl3)により精製した。CHCl3−EtOAc−エー
テルから結晶化したHCl塩(0.12g)、m.p.211−213℃(化合物41)。
実施例41
(±)−3−(4−フルオロベンジルチオ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製(化合物12)(1.15g、0.0047mol)の溶液を、新たに粉
砕した薄片状Na2S−9H2O(1.68g、0.007mol)で少しずつ処理した。1時間後
、4−フルオロベンジルクロリド(1.37g、0.094mol)を加え、反応を22時間攪拌
した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテルで
抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸
発させて麦藁色の液体を得、これをラジアルクロマトグラフィー(5%EtOH
−
0.5%NH4OH−CHCl3)により精製した。MeOH−EtOAc−エー
テルから結晶化したHCl塩(0.89g)、m.p.236−237℃(化合物42)。
実施例42
(±)−3−(2−フェニルエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製(化合物12)(1.15g、0.0047mol)の溶液を、新たに粉
砕した薄片状Na2S−9H2O(1.68g、0.007mol)で少しずつ処理した。1時間後
、反応を−30℃に冷却し、DMF(22mL)中の1−ブロモ−2−フェニルエタン
(1.75g、0.095mol)で一滴ずつ処理した。1時間後に冷却器を除き、反応を22時
間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエー
テルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶
媒を蒸発させて麦藁色の液体を得、これをラジアルクロマトグラフィー(5%E
tOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製した。MeOH−EtOA
c−エーテルから結晶化したHCl塩(0.53g)、m.p.181−183℃(化合物
43)。
実施例43
(±)−3−(2−フェニルオキシエチルチオ)−4−(1−アザビシ
クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の粗製(化合物12)(1.15g、0.0047mol)の溶液を、新たに粉
砕した薄片状Na2S−9H2O(1.68g、0.007mol)で少しずつ処理した。1時間後
、反応を−50℃に冷却し、DMF(22mL)中の1−ブロモ−2−フェニルオキシ
エタン(1.90g、0.0095mol)で一滴ずつ処理した。1時間後に冷却器を除き、反応
を22時間攪拌した。DMF(5mL)中のブロモ−2−フェニルオキシエタン(1.90
g、0.0095mol)のもう一つの溶液を、−30℃に冷却しつつ2回に分けて加えた。
2時間後、溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、混合物をエーテ
ルで抽出した。水相を塩基性とし、CHCl3で抽出した。抽出物を乾燥し、溶
媒を蒸発させて麦藁色の液体を得、これをラジアルクロマトグラフィー(5%E
tOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製した。MeOH−EtOA
c−エーテルから結晶化したHCl塩(1.29g)、m.p.193−194℃(化合物
44)。
実施例44
エンド−3−ブチルオキシ−4−(N−メチル−8−アザビシクロ
[3.2.1]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中のトロピン(1.36g、0.0094mol)の溶液を、ヘキサン中の1.6M
n−ブチルリチウム(5.9mL、0.00095mol)で一滴ずつ処理した。この溶液にTH
F(25mL)中の3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾ
ール(2.04g、0.0086mol)を加え、反応を19時間40℃に加熱した。この溶液を
H2O(40mL)、5N HCl(5.5mL)、およびエーテル(150mL)で処理し、水層を分
離し塩基性とした。この水性溶液をエーテルで抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を
蒸発させて透明な油状物を得た。この油状物をラジアルクロマトグラフィー(5
%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製し、CHCl3−EtO
Ac−エーテルからHCl塩(1.49g)を結晶化した。m.p.168−169℃(化
合物45)。
実施例45
(±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(6−(N−メチル−8−
アザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−オンオキシ))−1,2,5
−チアジアゾール
THF(25mL)中のNaH(0.11g、0.00275mol)の懸濁液を(±)−エキソ−6−ヒ
ドロキシトロピノン(1.36g、0.0094mol)で処理し、反応を50℃で1時間加熱し
た。この溶液に3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジア
ゾール(0.55g、0.0027mol)を加え、反応を2時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ
、残留物を氷水に懸濁し、酸性化し、この混合物をエーテルで抽出した。水層を
塩基性とし、エーテルで抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸
発させると透明な油状物が得られた。この油状物をラジアルクロマトグラフィー
(2.5%EtOH−0.25%NH4OH−CHCl3)により精製し、HCl塩
(0.325g)をEtOAcから結晶化した。m.p.178−179℃(化合物46)。
実施例46
(±)−エキソ−3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オク
チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールおよび(±)−エンド−
3−クロロ−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)
−1,2,5−チアジアゾール
1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オールのエンド/エキソ混合物(
13g、0.102mol。L.H.スターンバッハ;S.カイザー、J.Amer.Chem.Soc.1952、
74巻2215−2218を参照されたい)、トリエチルアミン(0.3mL)、およ
びCHCl3(100mL)の溶液を3℃に冷却し、シアノーゲン(7.7g、0.148mol)をこ
の溶液中に通気した。1時間後、冷却器を除去し、反応をさらに3時間攪拌し、
溶媒を蒸発させた。残留物をDMF(30mL)に溶解し、氷水浴中で冷却したDMF
(30mL)中のS2Cl2(47.3g、0.35mol)の溶液に滴下した。冷却器を除去し、反
応を一夜攪拌し、そしてさらに冷却した後に、H2Oを用いて過剰のS2Cl2
を注意深く分解した。混合物をH2O(200mL)で希釈し、この水性溶液をデカンテ
ーションし、そして硫黄残留物をH2Oと共に摩砕した。合した水性溶液を蒸発
させて少容量(150mL)にし、ヘキサンで抽出した。水性溶液を冷却し、50%N
aOHで塩基性とし、CHCl3で抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を完全に蒸
発させ、残留物をエーテルに懸濁し、濾過した。溶媒を蒸発させて茶色の液体(1
2.76g)を得、この試料0.8gをラジアルクロマトグラフィー(10%EtOH
−1%NH4OH−CHCl3)により精製した。エキソ異性体が最初に溶出し、
これをHCl塩(0.1g)に変換し、アセトンから結晶化した。m.p.226℃(分解
)(化合物47)。さらなる溶出によりエンド異性体が得られ、これを2−プロ
パノールからHCl塩(0.2g)として結晶化した。m.p.199.5−201℃(化
合物48)。
実施例47
(±)−エンド−3−(4−シアノベンジルチオ)−4−(1−アザビ
シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(34mL)中の(化合物47)および(化合物48)の粗製混合物(2.3g、0.
0094mol)の溶液を、新たに粉砕した薄片状Na2S−9H2O(3.36g、0.014mol)で
少しずつ処理した。2時間後、反応を−30℃に冷却し、DMF(34mL)中の4−
シアノベンジルブロミド(3.7g、0.0189mol)で一滴ずつ処理した。冷却器を除き、
1.5時間後に反応を5N NaOH(4mL)で処理した。溶媒を蒸発させ、残
留物をCHCl3およびH2Oの混合物に溶解し、CHCl3抽出物を分離し、そ
してH2Oで洗浄した。有機抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジア
ルクロマトグラフィー(5%EtOH−0.5%NH4OH−EtOAc)により
精製してエンド異性体を得た。MeOH−EtOAc−エーテルから結晶化した
HCl塩(0.31g)、m.p.250−251℃(化合物49)。
実施例48
3−ブチルオキシ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
THF(30mL)中のNaH(0.24g、0.006mol)の懸濁液を1−t−ブチルカルバモ
イル−3−ヒドロキシアゼチジン(1.1g、0.006mol)で処理し、反応を1時間攪拌
し、次いでTHF(5mL)中の3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,
5−チアジアゾール(1.0g、0.0042mol)を加えた。反応を4時間加熱還流し、溶媒
を蒸発させ、残留物を氷水で処理し、混合物をEtOAcで抽出した。抽出物を
乾燥し、HClの緩速気流で3分間処理した。0.5時間後、溶媒を蒸発させ、
残留物を氷水で処理し、この溶液をエーテルで抽出した。水相を塩基性とし、E
tOAcで抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させると透
明な油状物が得られた。2−プロパノールから結晶化したHCl塩(0.77g)、m.p
.167−168.5℃(化合物50)。
実施例49
3−ブチルチオ−4−(3−アゼチジニルオキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール
THF(30mL)中のNaH(0.24g、0.006mol)の懸濁液を1−t−ブチルカルバモ
イル−3−ヒドロキシアゼチジン(1.6g、0.0092mol)で処理し、反応を1時間攪拌
した。8℃に冷却した後、THF(5mL)中の3−クロロ−4−エチルスルホニル
−1,2,5−チアジアゾール(1.96g、0.0092mol)を加え、反応を30分間攪拌し
、冷却器を30分間除去し、そして反応を35℃で45分間加熱した。熱源を除
去し、反応を一夜攪拌し、溶媒を蒸発させた。残留物を冷水に懸濁し、混合物を
EtOAcで抽出し、抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させると
褐色の液体(2.98g)が得られた。この液体のDMF(30mL)溶液を、新たに粉砕し
た薄片状Na2S−9H2O(3.3g、0.0138mol)で処理した。1時間後、1−ヨード
ブタン(2.1mL)を加え、反応を2時間攪拌し、冷水で希釈し、そしてエーテルで
抽出した。このエーテルを乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をEtOAcに溶解
し、そしてこの溶液を乾燥HClの気流で5分間処理した。1時間後、反応を氷
水で処理し、有機溶媒を蒸発させた。水溶液をエーテルで抽出し、塩基性とし、
EtOAcで抽出した。EtOAc抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて褐色の液
体を得、これをラジアルクロマトグラフィー(10%EtOH−1%NH4OH
−CHCl3)により精製した。EtOAcから結晶化したHCl塩(0.41g)、m.
p.138−139℃(化合物51)。
実施例50
(±)−トランス−3−ブチルオキシ−4−(2−ジメチルアミノシクロ
ペンチルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(30mL)中のNaH(0.25g、0.006mol)の懸濁液を(±)−トランス−ジメ
チルアミノシクロペンタノール(0.8g、0.006mol)で処理し、反応を1時間加熱還
流し、続いて3−ブチルオキシ−4−メタンスルホニル−1,2,5−チアジアゾ
ール(1.0g、0.0042mol)を加え、加熱を一夜続けた。溶媒を蒸発させ、残留物を冷
水に懸濁し、混合物を酸性化した。この溶液をエーテルで抽出し、塩基性とし、
そしてEtOAcで抽出した。このEtOAc抽出物をブラインで洗浄し、乾燥
し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマトグラフィー(10%EtOH−
1%NH4OH−CHCl3)により精製した。EtOAcから結晶化したHCl
塩(0.98g)、m.p.148−149℃(化合物52)。
実施例51
(±)−3−ブチルチオ−4−(3−ピロリジニルオキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
THF(30mL)中のNaH(0.22g、0.009mol)の懸濁液を(±)−1−t−ブチル
カルバモイル−3−ヒドロキシピロリジン(1.73g、0.0092mol)で処理し、反応を
35分間加熱還流した。10℃に冷却した後、THF(5mL)中の3−クロロ−4
−エチルスルホニル−1,2,5−チアジアゾール(1.96g、0.0092mol)を加え、冷
却器を除去し、そして反応を35℃で16時間加熱した。反応をH2Oで希釈し
、エーテルを加え、エーテル抽出物を分離した。このエーテル抽出物をH2Oで
洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させると褐色の液体(3.05g)が得られた。こ
の液体のDMF(42mL)溶液を、新たに粉砕した薄片状Na2S−9H2O(3.3g、0.
0138mol)で処理した。1時間後、1−ヨードブタン(3.42g、0.0186mol)を加え、
反応を40℃で16時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を冷水で希釈し、混
合物をエーテルで抽出した。このエーテルを乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を
エーテルに溶解し、そしてこの溶液を乾燥HClの気流で5分間処理した。66
時間後、反応を氷水で処理し、有機溶媒を蒸発させた。水溶液をエーテルで抽出
し、塩基性とし、エーテルで抽出した。エーテル抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発さ
せて
褐色の液体を得、これをラジアルクロマトグラフィー(5%EtOH−0.5%
NH4OH−CHCl3)により精製した。EtOAcから結晶化したHCl塩(0
.67g)、m.p.99−100.5℃(化合物53)。
実施例52
1−クロロ−2−(2−チオ−5−トリフルオロメチルチエニル)エタン
THF(10mL)中の2−トリフルオロメチルチオフェン(1.2g、0.0105mol、J.Flu
orine Chem.1990、46巻、445−459)の溶液を−40℃に冷却しな
がら、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(6.5mL、0.0103mol)を滴下した
。2時間後、反応を−78℃に冷却し、S(0.32g、0.01mol)を加え、反応を2時
間攪拌した。冷却器を除き、温度が0℃に達した時、反応をH2OおよびNaO
Hで停止させた。混合物をエーテルで抽出し、水相を酸性化し、そして混合物を
エーテルで抽出した。最終的なエーテル抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させて2g
の物質を得た。これをTHF(20mL)中のKOH(0.6g、0.011mol)、N(ブチル)4
HSO4(0.3g、0.001mol)、および1−ブロモ−2−クロロエタン(1.4g、0.01mol)
の混合物に加え、反応を周囲温度で一夜攪拌した。混合物をH2Oに注ぎ、CH2
Cl2で抽出し、抽出物を乾燥し、そして溶媒を蒸発させた。残留物をフラッシ
ュクロマトグラフィー(5%EtOAc−ヘキサン)により精製して液体(0.42g
)を得た(化合物54)。
実施例53
(±)−3−(2−(2−チオ−5−トリフルオロメチルチエニル)エ
チルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)
−1,2,5−チアジアゾール
DMF(8mL)中の粗製(化合物12)(0.37g、0.0015mol)の溶液を、新たに粉砕
した薄片状Na2S−9H2O(0.41g、0.0017mol)で少しずつ処理した。1時間後
、1−クロロ−2−(2−チオ−5−トリフルオロメチルチエニル)エタン(0.4
2g、0.0017mol)を加え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N H
Clで酸性化し、そして混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性とし、エー
テルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマト
グ
ラフィー(10%EtOH−1%NH4OH−CHCl3)により精製して液体を
得た。2−プロパノールから結晶化した蓚酸塩(0.107g)、m.p.65−69℃(化
合物55)。
実施例54
2−(5−(2−チエニル)チオフェン)チオール
THF(50mL)中の2−(2−チエニル)チオフェン(10g、0.0602mol)の溶液
を−40℃に冷却しながら、ヘキサン中の1.6M n−ブチルリチウム(37.2mL、
0.0595mol)を滴下した。2時間後、反応を−78℃に冷却し、S(1.8g、0.0575m
ol)を加え、反応を2時間攪拌した。冷却器を除き、温度が0℃に達した時、反
応をH2Oおよび希NaOHで停止させた。混合物をエーテルで抽出し、水相を
酸性化し、そして混合物をエーテルで抽出した。最終的なエーテル抽出物を乾燥
し、溶媒を蒸発させて9.9gの物質を得た(化合物56)。
実施例55
(±)−3−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)−4−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5
−チアジアゾール
THF(90mL)中の2−(5−(2−チエニル)チオフェン)チオール(1.2g、0.
0061mol)、カリウムt−ブトキシド(0.5g、0.0045mol)、および微量の18−クラ
ウン−6の混合物を1.5時間攪拌した。この溶液に(化合物12)(1.0g、0.004
1mol)を加え、反応を一夜加熱還流した。反応をH2Oに注ぎ、エーテルで抽出し
、抽出物を乾燥し、そして溶媒を蒸発させた。残留物をフラッシュクロマトグラ
フィー(5%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製し、蓚酸塩(
0.41g)をアセトンから結晶化した。m.p.215℃(分解)(化合物57)。
実施例56
1−クロロ−2−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)エタン
粗製の2−(5−(2−チエニル)チオフェン)チオール(3g、0.0152mol)を、
THF(100mL)中のKOH(0.93g、0.0166mol)、N(ブチル)4HSO4(0.51g、0.00
15mol)、および1−ブロモ−2−クロロエタン(2.2g、0.0152mol)の混合物に加え
、
反応を周囲温度で一夜攪拌した。混合物をH2Oに注ぎ、CH2Cl2で抽出し、
抽出物を乾燥し、そして溶媒を蒸発させると所望生成物が得られた(3.5g)(化合
物58)。
実施例57
(±)−3−(2−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)エ
チルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)
−1,2,5−チアジアゾール
DMF(10mL)中の粗製(化合物12)(0.5g、0.002mol)の溶液を、新たに粉砕
した薄片状Na2S−9H2O(0.55g、0.0023mol)で少しずつ処理した。1時間後
、1−クロロ−2−(2−(5−(2−チエニル)チエニル)チオ)エタン(0.6
g、0.0023mol)を加え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N H
Clで酸性化し、そして混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性とし、エー
テルで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマ
トグラフィー(5%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製して
液体を得た。アセトンから結晶化した蓚酸塩(0.43g)、m.p.102−105℃(
化合物59)。
実施例58
(±)−3−(2−チエニル)チオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.
2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
DMF(20mL)中の2−チオフェンチオール(0.42g、0.0036mol)およびK2CO
3(0.59g、0.0043mol)の混合物を60℃で3時間加熱した。この溶液に(化合物
12)(0.89g、0.0036mol)を加え、反応を一夜加熱した。反応を1N HCl(50m
L)中に注ぎ、エーテルで抽出し、水相を塩基性とし、混合物をEtOAcで抽出
した。EtOAc抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマ
トグラフィー(5%EtOH−0.5%NH4OH−CHCl3)により精製した
。アセトンから結晶化した蓚酸塩(0.095g)、m.p.133−136℃(化合物60
)。
実施例59
(±)−3−(3−N−(2−チアゾリドニル)プロピルチオ)−4−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
DMF(10mL)中の粗製(化合物12)(0.5g、0.002mol)の溶液を、新たに粉砕
した薄片状Na2S−9H2O(0.55g、0.0023mol)で少しずつ処理した。1時間後
、1−クロロ−3−N−(2−チアゾリドン)プロパン(0.41g、0.0023mol)を加
え、反応を一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化し、
そして混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出した。
抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマトグラフィー(10
%EtOH−1%NH4OH−CHCl3)により精製して液体を得た。アセトン
−エーテルから結晶化した蓚酸塩(0.148g)、m.p.70−〜75℃(化合物61)
。
実施例60
(±)エキソ−メチル−7−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]
オクタ−5−エン−2−カルボキシラート
エタノール25mLおよびH2O5mL中のメチル 7−アセトキシ−7−シア
ノ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−5−エン−2−カルボキシラート2.
1g(8.4mmol)(J.Org.Chem.1989、54巻2893)の溶液を氷浴中で冷却
した。この混合物にKOH2.4g(42mmol)、続いてNaBH40.65g(17mmol)
を加えた。15分後、氷浴を除き、反応を16時間攪拌した。H2O 25mLの
添加により反応を停止させ、次いで減圧濃縮した。残留物にH2O 25mLを加
え、混合物をEtOAc50mLずつで3回抽出した。合した抽出物をNaCl
/Na2SO4で乾燥し、減圧で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(25%EtOAc/ヘキサン)に付し、エキソ メチル 7−ヒドロキシ−
2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−5−エン−2−カルボキシラート1.47
gおよびエンドメチル 7−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−
5−エン−2−カルボキシラート135mgを得た(化合物62)。
実施例61
(±)エキソ−メチル−6−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]
オクタン−2−カルボキシラート
メタノール50mL中のエキソ メチル 7−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[
2.2.2]オクタ−5−エン−2−カルボキシラート1.47g(8mmol)および5
%Pd/C0.15gの溶液を、パールシェーカーで、室温、50psiで5時
間水素化した。濾過により触媒を除去し、その後減圧で蒸発させると1.43g
が得られた(化合物63)。
実施例62
(±)3−ブチルチオ−4−(エキソ−2−メトキシカルボニル−2−ア
ザビシクロ[2.2.2]オクタ−6−イルオキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール
THF20mL中のエキソ メチル 6−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2
.2]オクタン−2−カルボキシラート1.3g(7.1mmol)およびカリウムt−ブト
キシド0.80g(7.1mmol)の溶液に、3−クロロ−4−ブチルチオ−1,2,5−
チアジアゾール1.59(7.1mmol)を加えた。混合物を室温で20時間攪拌した後
、ブライン50mLを加え、溶液をEtOAc50mLずつで5回抽出した。合
した抽出物をNaCl/Na2SO4で乾燥し、減圧で蒸発させた。シリカゲルク
ロマトグラフィー(25%EtOAc/ヘキサン)により1.42gを得た(化
合物64)。
実施例63
(±)3−ブチルチオ−4−(エキソ−2−アザビシクロ[2.2.2]オ
クタ−6−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール
沃化トリメチルシリル0.70mL(4.9mmol)を、CH2Cl210mL中の3
−ブチルチオ−4−(エキソ−2−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.
2.2]オクタ−6−イルオキシ)−1,2,5−チアジアゾールの溶液に加えた。
室温で5時間攪拌した後、溶液を減圧で蒸発させた。飽和NaHCO310mL
を加え、この溶液をEtOAc20mLずつで3回抽出した。合した抽出物をN
aCl/Na2SO4で乾燥し、減圧で蒸発させた。残留物をシリカゲルクロマト
グラフィー(10%EtOH、1%NH4OH−CHCl3)に付し、得られた油
状物をその蓚酸塩に変換した。EtOH/EtOAcから再結晶すると789m
gが得られた(mp.148−150℃)(化合物65)。
実施例64
3−アミノ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール
3−クロロ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール1.04gの試料を
THF20mLに溶解し、50mLの反応容器に入れた。混合物を0℃に冷却し
た。THF(1.0M)中のビス(トリメチルシリル)アミドナトリウム10mLの試
料をこの反応容器に滴下した。混合物を0℃で攪拌した。所望の反応完結時に水
50mLを用いて反応を停止した。混合物のpHをHClを用いて2.0に調節
した。混合物を15分間攪拌し、次いでNaOHを用いてpH=11に調節した
。混合物をエーテルを用いて抽出した。有機層を合し、乾燥し、濾過した。濾液
を濃縮乾固した。得られた生成物をカラムクロマトグラフィーを用いて精製した
。収量:1.07g(65%)。このN,N−ビス(トリメチルシリル)−3−ア
ミノ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾールを3N HClに懸濁し、約
50℃に加熱した。混合物を3時間攪拌した。NaOHを用いてpHを11に調
節した。混合物をt−ブチルメチルエステルを用いて抽出した。有機物を合し、
乾燥し、濾過し、濃縮乾固した。収量:0.43g(45%)(化合物66)。
実質上記載されたような方法を反復して、所望の3−アミノ−4−ブチルチオ−
1,2,5−チアジアゾールの収率82%を得た。
実施例65
3−ブロモ−4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール
臭化第二銅0.42gの試料、亜硝酸イソアミル0.28およびアセトニトリル
6mLを25mLの反応容器に入れた。混合物を65℃に加温した。このアセト
ニトリル混合物を、4−アミノ−3−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾール0
.30gを含有するアセトニトリル溶液4mLに加えた。混合物を65℃で30
分間攪拌した。混合物を室温に冷却し、1N HCl 50mLで反応停止させた
。有機層を合し、乾燥し、濾過し濃縮乾固した。収量:0.38g(94%)。
得られた物質をカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、物質0.30g(7
3
%)を得た(化合物67)。
沃化銅(I)(0.61 9)を用いて実質上上記の方法を実施すると、3−ヨード−
4−ブチルチオ−1,2,5−チアジアゾールが得られた。収量:0.23g(4
8%)(化合物68)。
実施例66
(±)3−(2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルオキシ)−
4−[−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,
2,5−チアジアゾール
THF(12mL)中のカリウムt−ブトキシド(1.6g、0.0143mol)の溶液を2,2,3
,3,4,4,4−ヘプタフルオロブタノール(2mL、0.016mol)で処理した。5分後、
化合物12(0.75g、0.003mol)を加え、反応を2時間攪拌し、引き続き1.5時間
加熱還流した。周囲温度で一夜攪拌し、さらに1.5時間加熱還流した後、溶媒
を蒸発させ、残留物をH2Oに懸濁し、そして混合物をEtOAcで抽出した。
抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマトグラフィー(20
%EtOH−2%NH4OH−CHCl3)により精製して油状物を得た。二分の
一モルのH2Oを伴うEtOAcから、綿状の白色固体(0.43g)として結晶化した
塩酸塩、m.p.168.5−169.5℃(化合物69)。
実施例67
(±)3−(1−ブチルチオ)−4−[エンド−6−(1−アザビシクロ
[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール
THF(12mL)中のカリウムt−ブトキシド(0.62g、0.0055mol)の溶液をエンド
−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール(0.64g、0.005mol)で処理
した。5分後、3−クロロ−4−(1−ブチルチオ)−1,2,5−チアジアゾー
ル(1.2g、0.0057mol)を加えた。一夜攪拌した後、溶媒を蒸発させ、残留物をH2
Oで希釈し、酸性化し、エーテルで抽出した。水相を塩基性とし、EtOAcで
抽出し、抽出物を乾燥し、ブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留
物をラジアルクロマトグラフィー(20%EtOH−2%NH4OH−CHCl3
)により精製した。EtOAcから結晶化して白色固体(0.68g)を生成したHC
l
塩、m.p.201−202℃(分解)(化合物70)。
実施例68
(±)3−(3−フェニルプロピルチオ)−4−[エンド−6−(1−ア
ザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール
DMF(25mL)中の化合物48(0.9g、0.0037mol)の溶液を、新たに粉砕した薄片
状Na2S−9H2O(0.97g、0.004mol)で少しずつ処理した。2時間後、反応を1
−ブロモ−3−フェニルプロパン(1.11g、0.0059mol)で一滴ずつ処理し、反応を
3.25時間攪拌し、引き続きさらなるDMF(5mL)中の1−ブロモ−3−フェ
ニルプロパン(1.11g、0.0059mol)を滴下した。一夜攪拌した後、溶媒を蒸発させ
、残留物をH2Oに懸濁し、酸性化し、そして混合物をエーテルで抽出した。水
相を塩基性とし、CHCl3で抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させた。残
留物をラジアルクロマトグラフィー(MeOH:EtOAc:NH4OH/15
:30:1)により精製して油状物を得た。CHCl3−EtOAc−エーテル
から結晶化したHCl塩(0.41g)、m.p.178−179℃(化合物72)。
実施例69
(±)3−[3−(4−フルオロフェニル)プロピルチオ]−4−[−3
−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジ
アゾール
DMF(20mL)中の粗製の化合物12(1.15g、0.0047mol)の溶液を、新たに粉砕
した薄片状Na2S−9H2O(1.68g、0.007mol)で少しずつ処理した。1時間後、
DMF(2mL)中の1−クロロ−3−(4−フルオロフェニル)プロパン(1.63g、0.
0095mol)を一滴ずつ加え、反応を2.5日間攪拌した。次にこの反応をさらなる
1−クロロ−3−(4−フルオロフェニル)プロパン(0.815g、0.0047mol)で処理
し、35℃で6時間加温した。溶媒を蒸発させ、残留物を1N HClで酸性化
し、そして混合物をエーテルで抽出した。水相を塩基性とし、エーテルで抽出し
た。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマトグラフィー(
MeOH:EtOAc:NH4OH/15:30:1)により精製した。CHC
l3−EtOAc−エーテルから結晶化したHCl塩(0.19g)、m.p.189−19
1
℃(化合物73)。
実施例70
(±)3−{3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]プロピルチオ}
−4−[−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,
2,5−チアジアゾール
DMF(20mL)中の化合物12(1.15g、0.0047mol)の溶液を、新たに粉砕した薄
片状Na2S−9H2O(1.68g、0.007mol)で少しずつ処理した。2時間後、反応を
−35℃に冷却し、DMF(30mL)中の1−ブロモ−3−[4−(トリフルオロメ
チル)フェニル)プロパン(2.53g、0.0095mol)で一滴ずつ処理し、反応を2時間
攪拌した。冷却器を除き、反応を3.5時間攪拌し、再度−35℃に冷却した。
次にこの反応をさらなるDMF(5mL)中の1−ブロモ−3−[4−(トリフルオ
ロメチル)フェニル)プロパン(1.75g、0.0043mol)で処理し、冷却器を除去し、
反応を一夜攪拌した。さらなるDMF(5mL)中の1−ブロモ−3−[4−(トリ
フルオロメチル)フェニル)プロパン(0.75g、0.0028mol)を加え、攪拌を1.5時
間続けた。溶媒を蒸発させ、残留物をH2Oに懸濁し、そして混合物をエーテル
で抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物をラジアルクロマトグラ
フィー(MeOH:EtOAc:NH4OH/15:30:1)により精製した
。CHCl3−EtOAc−エーテルから結晶化したHCl塩(0.32g)、m.p.18
2−184℃(化合物74)。
実施例71
3−(1−ブチルアミノ)−4−[(+,−)−3−(1−アザビシ
クロ[2.2.2]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール
化合物12(1.15g、0.0047mol)および1−ブチルアミン(20mL)の混合物を22
時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物をH2Oに懸濁し、混合物を酸性化
し、そしてエーテルで抽出した。水相を塩基性とし、EtOAcで抽出し、抽出
物を乾燥し、溶媒を蒸発させた。ラジアルクロマトグラフィー(MeOH:Et
OAc:NH4OH/15:30:1)による精製およびHCl塩への変換は、
固体の部分的水和物(0.046g)を与えた。m.p.193−195℃(化合物75)。
実施例72
ブチルオキシイミドシアン
1−ブタノール(92mL、1mol)およびトリエチルアミン(3mL)の溶液を−8℃に冷
却し、温度を2℃以下に維持しながらこの溶液にシアノーゲン(58g、1.12mol)を
徐々に通気した。次いで反応混合物を7mmHgで蒸留すると透明な液体(119.4
g)が得られた。b.p.43−49℃(化合物76)。
実施例73
3−クロロ−4−ブチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(400mL)および一塩化硫黄(230mL)の溶液を5℃に冷却し、温度が10℃
を超えないように化合物76(119.4g、0.95mol)を滴下した。冷却器を除去し、反
応を一夜攪拌した。反応を氷水浴中で冷却し、温度が30℃を超えないようにH2
Oを滴下することにより、過剰の一塩化硫黄を分解した。この液体を半固体の
硫黄沈澱剤からデカンテーションし、硫黄残留物をヘキサンと共に摩砕した。水
性画分をヘキサン(3x)で抽出し、合した抽出物および摩砕物をH2O、水性Na
HCO3、ブラインで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させた。黄色の液体残
留物を14mmHgで蒸留すると透明な液体(153g)が得られた。b.p.120−1
25℃(化合物77)。
実施例74
3−メチルチオ−4−ブチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(75mL)中の化合物77(6g、0.031mol)の溶液を激しく攪拌しながら、粉
砕した薄片状Na2S−9H2O(8g、0.034mol)を加えた。1時間後、CH3I(3mL
、0.048mol)を加え、反応を30分間攪拌した。この反応に氷水(150mL)を加え、
混合物をヘキサン(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、溶媒
を蒸発させると透明な液体(6.04g)が得られた(化合物78)。
実施例75
3−メチルスルホニル−4−ブチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
H2O(100mL)中のオキソン(18.4g、0.03mol)の溶液に、THF(45mL)中の化合
物78(3g、0.0147mol)を滴下した。一夜攪拌した後、有機物を蒸発させ、残留物
をエーテル(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、そして溶媒
を蒸発させた。残留物を50%EtOAc−ヘキサンで溶離するラジアルクロマ
トグラフィーにより精製すると透明な無色液体(2.93g)が得られ、これは放置す
ると固化した。m.p.39−40℃(化合物79)。
実施例76
3−メチルチオ−4−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(30mL)中の3−クロロ−4−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾー
ル(CA60、2796e、1964)(1.1g、0.005mol)の溶液を激しく攪拌し
ながら、粉砕した薄片状Na2S−9H2O(1.5g、0.00625mol)を加えた。一夜攪
拌した後、CH3I(2mL)を加え、反応を30分間攪拌した。この反応に氷水(150
mL)を加え、混合物をエーテル(2x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾
燥し、溶媒を蒸発させると透明な液体(1.025g)が得られた(化合物80)。
実施例77
3−メチルスルホニル−4−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
H2O(100mL)中のオキソン(18.4g、0.03mol)の溶液に、THF(50mL)中の化合
物80(3.4g、0.0147mol)を滴下した。3日間攪拌した後、有機物を蒸発させ、残
留物をエーテル(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、そして
溶媒を蒸発させた。残留物を50%EtOAc−ヘキサンで溶離するラジアルク
ロマトグラフィーにより精製すると透明な無色液体(3.58g)が得られた。(化合
物81)。
実施例78
プロピルオキシイミドシアン
1−プロパノール(40mL、0.536mol)およびトリエチルアミン(1.5mL)の溶液を−
8℃に冷却し、温度を2℃以下に維持しながらこの溶液にシアノーゲン(36g、0.6
9mol)を徐々に通気した。次いで反応混合物を20mmHgで蒸留すると透明な
液体(59g)が得られた。b.p.63−64℃(化合物82)。
実施例79
3−クロロ−4−プロピルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(180mL)および一塩化硫黄(120mL、1.5mol)の溶液を5℃に冷却し、温度
が10℃を超えないように化合物82(59g、0.527mol)を滴下した。冷却器を除去
し、反応を一夜攪拌した。反応を氷水浴中で冷却し、温度が30℃を超えないよ
うにH2Oを滴下することにより、過剰の一塩化硫黄を分解した。この液体を半
固体の硫黄沈澱剤からデカンテーションし、硫黄残留物をヘキサンと共に摩砕し
た。水性画分をヘキサン(3x)で抽出し、合した抽出物および摩砕物をH2O、水
性NaHCO3、ブラインで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させた。黄色の
液体残留物を15mmHgで蒸留すると透明な液体(79.9g)が得られた。b.p.1
03−106℃(化合物83)。
実施例80
3−メチルチオ−4−プロピルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(150mL)中の化合物83(11.1g、0.062mol)の溶液を激しく攪拌しながら
、粉砕した薄片状Na2S−9H2O(16.4g、0.068mol)を加えた。1時間後、CH3
I(6mL、0.096mol)を加え、反応を30分間攪拌した。この反応に氷水(300mL)を
加え、混合物をヘキサン(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し
、溶媒を蒸発させると透明な液体(11.02g)が得られた(化合物84)。
実施例81
3−メチルスルホニル−4−プロピルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
H2O(100mL)中のオキソン(20g、0.0325mol)の溶液に、THF(50mL)中の化合
物84(3g、0.0158mol)を滴下した。一夜攪拌した後、有機物を蒸発させ、残留物
をエーテル(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、そして溶媒
を蒸発させて無色油状物を得た。残留物を40%EtOAc−ヘキサンで溶離す
るラジアルクロマトグラフィーにより精製すると透明な無色液体(3.09g)が得ら
れ、これは放置すると固化した。ヘキサンから再結晶して白色固体を得た。m.p.
30−31℃(化合物85)。
実施例82
メトキシイミドシアン
メタノール(25mL、0.618mol)およびトリエチルアミン(1.5mL)の溶液を−8℃に
冷却し、温度を2℃以下に維持しながらこの溶液にシアノーゲン(38g、0.73mol)
を徐々に通気した。次いで反応混合物を45mmHgで蒸留すると透明な液体(5
1g)が得られた。b.p.48−53℃(化合物86)。
実施例83
3−クロロ−4−メトキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(180mL)および一塩化硫黄(120mL、1.5mol)の溶液を5℃に冷却し、温度
が15℃を超えないように化合物86(51g、0.607mol)を滴下した。冷却器を除去
し、反応を一夜攪拌した。反応を氷水浴中で冷却し、温度が30℃を超えないよ
うにH2Oを滴下することにより、過剰の一塩化硫黄を分解した。この溶液をH2
O(350mL)でさらに希釈し、殆ど全ての留出物が均質となるまで水蒸気蒸留した
。この留出物をヘキサン(3x)で抽出し、合した抽出物をH2O、水性NaHCO3
、ブラインで洗浄し、乾燥し、容量が200mLとなるまで溶媒を留去した。熱
い混合物を濾過し冷却して白色結晶(53g)を得た。(化合物87)。
実施例84
3−メチルチオ−4−メトキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(150mL)中の化合物87(9.4g、0.0623mol)の溶液を激しく攪拌しながら
、粉砕した薄片状Na2S−9H2O(16.4g、0.068mol)を加えた。1時間後、CH3
I(6mL、0.096mol)を加え、反応を30分間攪拌した。この反応に氷水(300mL)を
加え、混合物をヘキサン(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し
、溶媒を注意深く蒸発させると透明な液体(4.4g)が得られた(化合物88)。
実施例85
3−メチルスルホニル−4−メトキシ−1,2,5−チアジアゾール
H2O(170mL)中のオキソン(34g、0.0552mol)の溶液に、THF(80mL)中の化合
物88(4.4g、0.027mol)を滴下した。5時間攪拌した後、有機物を蒸発させ、残
留物をエーテル(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、そして
溶媒を蒸発させて綿状の白色固体を得た。エーテルから再結晶すると白色固体(2
.76g)が得られた。m.p.110.5−111.5℃(化合物89)。
実施例86
3−クロロ−4−ペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
1−ペンタノール(60mL、0.55mol)およびトリエチルアミン(1.5mL)の溶液を−
8℃に冷却し、温度を2℃以下に維持しながらこの溶液にシアノーゲン(36g、0.6
9mol)を徐々に通気した。次いで反応を−5℃でもう1時間攪拌し、次に、5℃
に冷却したDMF(180mL)および一塩化硫黄(120mL、1.5mol)の溶液に、DMF溶
液の温度を10℃以下に維持しながら滴下した。冷却器を除去し、反応を一夜攪
拌した。反応を氷水浴中で冷却し、温度が30℃を超えないようにH2Oを滴下
することにより、過剰の一塩化硫黄を分解した。この液体を半固体の硫黄沈澱剤
からデカンテーションし、硫黄残留物をヘキサンと共に摩砕した。水性画分をヘ
キサン(3x)で抽出し、合した抽出物および摩砕物をH2O、水性NaHCO3、ブ
ラインで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させた。黄色の液体残留物を9mm
Hgで蒸留すると透明な液体(92.7g)が得られた。b.p.129−135℃(化合
物90)。
実施例87
3−メチルチオ−4−ペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(150mL)中の化合物90(12.8g、0.06mol)の溶液を激しく攪拌しながら、
粉砕した薄片状Na2S−9H2O(16.4g、0.068mol)を加えた。1時間後、CH3
I(6mL、0.096mol)を加え、反応を30分間攪拌した。この反応に氷水(300mL)を
加え、混合物をヘキサン(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し
、溶媒を蒸発させると透明な液体(12.6g)が得られた(化合物91)。
実施例88
3−メチルスルホニル−4−ペンチルオキシ−1,2,5−チアジアゾール
H2O(350mL)中のオキソン(72g、0.117mol)の溶液に、THF(180mL)中の化合
物91(12.4g、0.0569mol)を滴下した。一夜攪拌した後、有機物を蒸発させ、残
留物をエーテル(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、溶媒を
蒸発させて無色油状物を得た。残留物を40%EtOAc−ヘキサンで溶離する
フラッシュクロマトグラフィーにより精製すると透明な無色液体(13g)が得られ
た。(化合物92)。
実施例89
3−クロロ−4−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール
エタノール(60mL、1.02mol)およびトリエチルアミン(1.5mL)の溶液を−8℃に
冷却し、温度を2℃以下に維持しながらこの溶液にシアノーゲン(59g、1.13mol)
を徐々に通気した。次にこの反応を、5℃に冷却したDMF(275mL)および一塩
化硫黄(225mL、2.81mol)の溶液に、DMF溶液の温度を10℃以下に維持しなが
ら滴下した。冷却器を除去し、反応を一夜攪拌した。反応を氷水浴中で冷却し、
温度が30℃を超えないようにH2Oを滴下することにより、過剰の一塩化硫黄
を分解した。追加のH2O(400mL)を加え、留出物が殆ど均質となるまで反応を内
部水蒸気蒸留した。留出物をヘキサン(3x)で抽出し、合した抽出物をH2O、水
性NaHCO3、ブラインで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を注意深く蒸発させた
。液体残留物を21mmHgで蒸留すると透明な液体(154.3g)が得られた。b.p.
88−93℃(化合物93)。
実施例90
3−メチルチオ−4−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール
DMF(250mL)中の化合物93(16.5g、0.1mol)の溶液を激しく攪拌しながら、
粉砕した薄片状Na2S−9H2O(27g、0.113mol)を加えた。1時間後、CH3I(
9.5mL、0.153mol)を加え、反応を1時間攪拌した。この反応に氷水(400mL)を加え
、
混合物をヘキサン(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、溶媒
を蒸発させると透明な液体(12.5g)が得られた(化合物94)。
実施例91
3−メチルスルホニル−4−エトキシ−1,2,5−チアジアゾール
H2O(435mL)中のオキソン(90g、0.146mol)の溶液に、THF(220mL)中の19(
12.5g、0.071mol)を滴下した。一夜攪拌した後、有機物を蒸発させ、残留物をエ
ーテル(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させ
て白色固体を得た。エーテルから再結晶すると白色固体(9.9g)が得られた。m.p.
94−95℃(化合物95)。
実施例92
3−クロロ−4−(4−メチルペンチルオキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
4−メチルペンタン−1−オール(25mL、0.245mol)およびトリエチルアミン(1m
L)の溶液を−8℃に冷却し、温度を2℃以下に維持しながらこの溶液にシアノー
ゲン(14g、0.27mol)を徐々に通気した。次にこの反応を−5℃で1時間攪拌し、
次いで、5℃に冷却したDMF(75mL)および一塩化硫黄(49mL)の溶液に、DMF
溶液の温度を10℃以下に維持しながら滴下した。冷却器を除去し、反応を一夜
攪拌した。反応を氷水浴中で冷却し、温度が35℃を超えないようにH2Oを滴
下することにより、過剰の一塩化硫黄を分解した。この液体を半固体の硫黄沈澱
剤からデカンテーションし、硫黄残留物をヘキサンと共に摩砕した。水性画分を
ヘキサン(3x)で抽出し、合した抽出物および摩砕物をH2O、水性NaHCO3、
ブラインで洗浄し、乾燥し、そして溶媒を蒸発させた。黄色の液体残留物を4.
5mmHgで蒸留して透明な液体(40.45g)を得た。b.p.120−124℃(化合
物96)。
実施例93
3−メチルチオ−4−(4−メチルペンチルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
DMF(250mL)中の化合物96(22g、0.1mol)の溶液を激しく攪拌しながら、粉
砕した薄片状Na2S−9H2O(27g、0.113mol)を加えた。1時間後、CH3I(9.
5mL、0.153mol)を加え、反応を30分間攪拌した。この反応に氷水(300mL)を加え
、混合物をヘキサン(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、溶
媒を蒸発させると透明な液体(21.6g)が得られた(化合物97)。
実施例94
3−メチルスルホニル−4−(4−メチルペンチルオキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
H2O(600mL)中のオキソン(119g、0.193mol)の溶液に、THF(300mL)中の化合
物97(21.6g、0.093mol)を滴下した。一夜攪拌した後、有機物を蒸発させ、残留
物をエーテル(3x)で抽出した。抽出物をH2O(2x)で洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸
発させて無色油状物を得た。この残留物をHPLC(8L勾配、ヘキサンから4
0%EtOAc−ヘキサンに至る)により精製すると透明な無色液体(19.7g)が
得られた(化合物98)。
実施例95
3−(1−ブチルオキシ)−4−[エンド−(+,−)−6−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチルオキシ)]−1,2,5−チアジアゾール
THF(12mL)中のカリウムt−ブトキシド(0.62g、0.0055mol)の溶液をエンド
−(+,−)−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール(0.64g、0.005m
ol)で処理した。5分後、3−クロロ−4−(1−ブチルオキシ)−1,2,5−
チアジアゾール(1.5g、0.0072mol)を加えた。一夜攪拌した後、溶媒を蒸発させ、
残留物をH2Oで希釈し、酸性化し、エーテルで抽出した。水相を塩基性とし、
EtOAcで抽出し、抽出物を乾燥し、ブラインで洗浄し、乾燥し、そして溶媒
を蒸発させた。残留物をラジアルクロマトグラフィー(20%EtOH−2%N
H4OH−CHCl3)により精製した。EtOAcから結晶化して白色固体(0.2
1g)を生成したHCl塩、m.p.172−173℃(分解)(化合物71)。
実施例96
(±)−3−(2−メチルチオエチル)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
3−(2−メチルチオエチル)−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール
(0.45g)およびトリフェニルホスフィン(0.7g)の溶液を氷水浴で冷却しながらジ
エチルジアゾジカルボキシラート(0.4mL)を滴下した。添加の後、(±)−1−
アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.33g)を加え、冷却器を除き、
反応を1時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を水に懸濁し、混合物を酸性化
し、エーテルで洗浄した。この水性溶液を塩基性とし、EtOAcで抽出した。
抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を10%−EtOH−1%−NH4O
H−CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製し、生成物を
HCl塩に変換した。アセトンからの再結晶により白色結晶0.6gが得られた
。m.p.177−178℃(化合物99)。
以下の化合物を化合物99と実質上同じ方法で合成した。
実施例97
(±)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
3−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール(0.28g)、トリフェニルホスフィ
ン(0.7g)、ジエチルジアゾジカルボキシラート(0.4mL)、および(±)−1−ア
ザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.33g)の試料から、(±)−3−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ールの塩酸塩が得られた。m.p.240℃(分解)(0.36g)(化合物100)。
実施例98
(±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
3−ヘキシル−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール(0.93g)、トリフ
ェニルホスフィン(1.31g)、ジエチルジアゾジカルボキシラート(0.8mL)、および
(±)−1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.64g)の試料から
、(±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ
キシ)−1,2,5−チアジアゾールの塩酸塩が得られた。m.p.163−164℃
(分解)(1.11g)(化合物101)。
実施例99
(±)−3−ブチルスルホニル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]
オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(50mL)中のカリウムt−ブトキシド(1.2g)の溶液を(±)−1−アザビ
シクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(1.3g)で処理した。10分後、反応を氷
水で冷却し、化合物1(2.3g)を一度に加えた。冷却器を除き、2時間後、この溶
液を4時間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を水に懸濁し、混合物を酸性
化し、エーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、EtOAcで抽出した。抽
出物を水、ブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させて化合物14(1.95g)を
得た。この油状物を希0.5N HCl(17mL)に溶解し、氷水で冷却し、水(25mL)
中のオキソン(6g)の溶液を5分間かけて加えた。冷却器を除き、4時間後、過剰
の酸化剤をNaHSO3で分解した。反応を氷水で冷却し、5N NaOHで塩基
性とし、EtOAcで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸
発させると(±)−3−ブチルスルホニル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]
オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールが黄色油状物(1.6g)として
得られた。2−プロパノールから結晶化した白色固体としてのHCl塩、m.p.1
80−181℃(化合物102)。
実施例100
(±)−3−プロピルスルホニル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]
オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物102と実質上同じ方法を用いて、(±)−1−アザビシクロ[2.2.
2]オクタン−3−オール(4g)および化合物37(4.9g)から(±)−3−プロピ
ルスルホニル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1
,2,5−チアジアゾール(4.2g)を、放置すると固化する褐色液体として得た。m.
p.77−78℃(化合物103)。
実施例101
(±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(1−
アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール
THF(20mL)中の4,4,4−トリフルオロブタノール(0.75g)の溶液を0℃に
冷却し、カリウムt−ブトキシド(0.65g)を加えた。5分後、THF(5mL)中の化
合物102(0.6g)の溶液を加え、反応を1時間攪拌した。5N HCl(1.5mL)
で反応を停止させ、溶媒を蒸発させた。残留物を水に懸濁し、エーテルで抽出し
た。水相を塩基性とし、EtOAcで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発さ
せ、残留物を20%−EtOH−1%−NH4OH−CHCl3で溶離するラジア
ルクロマトグラフィーにより精製すると透明な油状物が得られた。HCl塩をE
tOAc−エーテルから再結晶して白色固体を得た。m.p.122−124℃(0.4
3g)(化合物104)。
以下の化合物は実質上同じ方法で製造された:
実施例102
(±)−3−(2−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−ブチノー
ル(0.45g)および化合物102(0.6g)から、クロマトグラフィー後に、2−プロ
パノールから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(2−ブチニルオキシ)
−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール(0.45g)を得た。m.p.200−201℃(化合物105)。
実施例103
(±)−3−(シクロプロピルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、シクロプロピ
ルメタノール(0.5mL)および化合物102(0.6g)から、クロマトグラフィー後に
、アセトンから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(シクロプロピルメト
キシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5
−チアジアゾール(0.49g)を得た。m.p.217−218℃(化合物106)。
実施例104
(±)−3−(3−フェニルプロピニルオキシ)−4−(1−アザビ
シクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、3−フェニル
プロピノール(0.85g)および化合物102(0.66g)から、クロマトグラフィー後に
、エーテル−CHCl3から結晶化されたHCl塩として(±)−3−(3−フ
ェニルプロピニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−
オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(0.66g)を得た。m.p.184−186℃(
化合物107)。
実施例105
(±)−3−(3−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、3−ブテノー
ル(0.5mL)および化合物102(0.6g)から、クロマトグラフィー後に、アセトン
から結晶化されたHCl塩として(±)−3−(3−ブテニルオキシ)−4−(
1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー
ル(0.47g)を得た。m.p.198−199℃(化合物108)。
実施例106
(±)−3−(トランス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビ
シクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、トランス−2
−ブテノール(0.45g)および化合物102(0.6g)から、クロマトグラフィー後に
、2−プロパノールから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(トランス−
2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール(0.51g)を得た。m.p.182.5−184℃(化
合物109)。
実施例107
(±)−3−(シス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシク
ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、シス−2−ブ
テノール(0.45g)および化合物102(0.5g)から、クロマトグラフィー後に、ア
セトンから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(シス−2−ブテニルオキ
シ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール(0.34g)を得た。m.p.178−179℃(化合物110)。
実施例108
(±)−3−(2−メトキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−メトキシ
エタノール(0.45g)および化合物102(0.5g)から、クロマトグラフィー後に、
アセトンから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(2−メトキシエトキシ
)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール(0.32g)を得た。m.p.131−134℃(化合物111)。
実施例109
(±)−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−フェノキ
シエタノール(0.55g)および化合物102(0.4g)から、エーテル−CHCl3から
結晶化されたHCl塩として(±)−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(
1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー
ル(0.43g)を得た。m.p.213−215℃(化合物112)。
実施例110
(±)−3−(3−ブチンオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.
2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、3−ブチノー
ル(0.27g)および化合物102(0.4g)から、クロマトグラフィー後に、エーテル
−CHCl3から結晶化されたHCl塩として(±)−3−(3−ブチンオキシ
)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チ
ア
ジアゾール(0.19g)を得た。m.p.207−208℃(化合物113)。
実施例111
(±)−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシク
ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−シクロプ
ロピルエタノール(0.52g)および化合物102(0.5g)から、クロマトグラフィー
後に、アセトンから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(2−シクロプロ
ピルエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール(0.48g)を得た。m.p.192−193℃(化合物11
4)。
実施例112
(±)−3−(2−(メチルチオ)エトキシ)−4−(1−アザビシク
ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−(メチル
チオ)エタノール(0.52mL)および化合物102(0.5g)から、クロマトグラフィー
後に、アセトンから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(2−(メチルチ
オ)エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール(0.4g)を得た。m.p.187−188℃(化合物115
)。
実施例113
(±)−3−(3−クロロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、3−クロロプ
ロパノール(0.5mL)および化合物102(0.4g)から、クロマトグラフィー後に、
アセトン−EtOAcから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(3−クロ
ロプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール(0.25g)を得た。m.p.167−168℃(化合物11
6)。
実施例114
(±)−3−(4−フルオロブチルオキシ)−4−(1−アザビシク
ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、4−フルオロ
ブタノール(0.6g)および化合物102(0.4g)から、クロマトグラフィー後に、ア
セトン−EtOAcから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(4−フルオ
ロブチルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)
−1,2,5−チアジアゾール(0.34g)を得た。m.p.180.5−181.5℃(化
合物117)。
実施例115
(±)−3−(2−[4−クロロフェノキシ]エトキシ)−4−(1
−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−(4−ク
ロロフェノキシ)エタノール(0.77g)および化合物102(0.4g)から、クロマト
グラフィー後に、エーテル−CHCl3から結晶化されたHCl塩として(±)
−3−(2−[4−クロロフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[
2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(0.44g)を得た。
m.p.224−226℃(化合物118)。
実施例116
(±)−3−(3−[2−メトキシ−5−ピリジル]プロピルオキシ)
−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、3−(2−メ
トキシ−5−ピリジル)プロパノール(0.75g)および化合物102(0.4g)から、
クロマトグラフィー後に、エーテル−CHCl3から結晶化されたHCl塩とし
て(±)−3−(3−[2−メトキシ−5−ピリジル]プロピルオキシ)−4−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール(0.48g)を得た。m.p.148−150℃(化合物119)。
実施例117
(±)−3−(トランス−3−クロロ−2−プロペニルオキシ)−4
−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
反応を−15℃で実施する他は化合物104の製造で使用した方法と実質上同
じ方法を用いて、トランス−3−クロロ−2−プロペノール(0.5g)および化合物
102(0.4g)から、クロマトグラフィー後に、アセトンから結晶化されたHCl
塩として(±)−3−(トランス−3−クロロ−2−プロペニルオキシ)−4−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール(0.33g)を得た。m.p.176.5−177.5℃(化合物120)。
実施例118
(±)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エトキシ)−4−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−(4−フ
ルオロフェノキシ)エタノール(0.53g)および化合物102(0.4g)から、クロマ
トグラフィー後に、エーテル−CHCl3から結晶化されたHCl塩として(±
)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシク
ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(0.43g)を得
た。m.p.187−189℃(化合物121)。
実施例119
(±)−3−(4−ペンテニルオキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、4−ペンテノ
ール(0.6mL)および化合物102(0.4g)から、クロマトグラフィー後に、EtO
Acから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(4−ペンテニルオキシ)−
4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール(0.37g)を得た。m.p.165−166℃(化合物122)。
実施例120
(±)−3−(3−フルオロプロピルオキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、3−フルオロ
プロパノール(0.4g)および化合物102(0.4g)から、クロマトグラフィー後に、
アセトンから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(3−フルオロプロピル
オキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,
5−チアジアゾール(0.3g)を得た。m.p.206−207℃(化合物123)。
実施例121
(±)−3−(シクロブチルメトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、シクロブチル
メタノール(0.6mL)および化合物102(0.4g)から、クロマトグラフィー後に、
アセトンから結晶化されたHCl塩として(±)−3−(シクロブチルメトキシ
)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール(0.33g)を得た。m.p.212−213℃(化合物124)。
実施例122
(±)−3−(3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロピルオキシ)−
4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、3,3,3,2,
2−ヘプタフルオロプロパノール(0.69g)および化合物102(0.4g)から、クロ
マトグラフィー後に、エーテル−CHCl3から結晶化されたHCl塩として(
±)−3−(3,3,3,2,2−ヘプタフルオロプロピルオキシ)−4−(1−ア
ザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(0.4
4g)を得た。m.p.185−186℃(化合物125)。
実施例123
(±)−3−(2−[フェニルチオ]エトキシ)−4−(1−アザビ
シクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−(フェニ
ルチオ)エタノール(0.71g)および化合物102(0.4g)から、クロマトグラフィ
ー後に、エーテル−CHCl3から結晶化されたHCl塩として(±)−3−(
2−[フェニルチオ]エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(0.37g)を得た。m.p.187−18
9℃(化合物126)。
実施例124
(±)−3−(2−[1−ナフチルオキシ]エトキシ)−4−(1−
アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−(1−ナ
フチルオキシ)エタノール(0.839g)および化合物102(0.4g)から、クロマトグ
ラフィー後に、エーテル−CHCl3から結晶化されたHCl塩として(±)−
3−(2−[1−ナフチルオキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2
.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(0.51g)を得た。m.p.
223−225℃(化合物127)。
実施例125
(±)−3−(2−[4−ブロモフェノキシ]エトキシ)−4−(1
−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール
化合物104の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、2−(4−ブ
ロモフェノキシ)エタノール(0.97g)および化合物102(0.4g)から、クロマト
グラフィー後に、エーテル−CHCl3から結晶化されたHCl塩として(±)
−3−(2−[4−ブロモフェノキシ]エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[
2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(0.53g)を得た。
m.p.223−224℃(化合物128)。
実施例126
(±)−3−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
エチレングリコール(9mL)およびカリウムt−ブトキシド(1.5g)の溶液を化合
物102(0.8g)で処理した。一夜攪拌した後、反応を55℃で1時間加熱した。
次いで反応を冷却し、水で希釈し、EtOAcで抽出した。抽出物をブラインで
洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させて透明な液体を得た。この液体を20%−Et
OH−2%−NH4OH−CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーによ
り精製し、次いでエーテルから結晶化すると白色固体(0.45g)が得られた。m.p.
119.5−120.5℃(化合物129)。
実施例127
3−ブチルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール
化合物1(20.9g)、DMSO(20mL)および2N NaOH(205mL)の溶液を一夜
加熱還流した。溶液を15℃に冷却し、濃HClをpHが1となるまで加えた。
固体を集め、水洗し、乾燥して固体(17.68g)を得た。ヘプタンから再結晶すると
白色結晶が得られた。m.p.72−72.5℃(化合物130)。
実施例128
(±)エキソ−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]
ヘプチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中のトリフェニルホスフィン(0.7g)および化合物130(0.5g)の
溶液を氷水で冷却した。ジエチル ジアゾジカルボキシラート(0.4mL)を滴下し、
続いて(±)エンド−3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン(0
.29g)を加えた。冷却器を除き、1時間後に溶媒を蒸発させた。残留物を冷水に
懸濁し、酸性化し、そしてエーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、EtO
Acで抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を5%−EtOH−
0.5%NH4OH−CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精
製して透明な油状物を得た。白色結晶としてEtOAcから結晶化されたHCl
塩(0.44g)、m.p.147−148℃(化合物131)。
実施例129
(±)−3−(2−[3−{1,2,5−チアジアゾイルオキシ}]エ
トキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)
−1,2,5−チアジアゾール
THF(15mL)中のトリフェニルホスフィン(0.35g)および3−ヒドロキシ−1,
2,5−チアジアゾール(0.14g)の溶液を氷水で冷却した。ジエチルジアゾジカル
ボキシラート(0.21g)を滴下し、続いて(±)−3−(2−ヒドロキシエトキシ
)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール(0.35g)を加えた。冷却器を除き、反応を1時間攪拌し、溶媒を蒸
発させた。残留物を冷水に懸濁し、酸性化し、そしてエーテルで抽出した。水性
画分を塩基性とし、EtOAcで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し
、溶媒を蒸発させ、残留物を10%−EtOH−1%NH4OH−CHCl3で溶
離するラジアルクロマトグラフィーにより精製して透明な油状物を得た。白色粉
末としてアセトンから結晶化されたHCl塩(0.34g)、m.p.178−179℃(
化合物132)。
実施例130
(±)−エキソ−3−ブチルオキシ−4−(7−アザビシクロ[2.2.
1]ヘプチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中のエキソ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−オール
(0.4g)(J.Org.Chem.1994、59、1771参照)の溶液を氷水で冷却し、ヘ
キサン(3.5mL)中の1.6M n−ブチルリチウムで一滴ずつ処理した。冷却器
を除き、15分後に化合物79(0.65g)を加えた。さらに45分後、反応を一夜
加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を水に懸濁し、混合物を酸性化し、そし
てエーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、EtOAcで抽出した。抽出物
を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を5%−EtOH−0.5%NH4OH−CH
Cl3、次いで10%−EtOH−1%NH4OH−CHCl3で溶離するラジア
ルクロマトグラフィーにより精製して透明な油状物を得た。綿状白色結晶として
EtOAc−エーテルから結晶化されたHCl塩(0.4g)、m.p.116−117℃
(化合物133)。
実施例131
(±)−3−ブチルオキシ−4−(3−ピペリジニルオキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
THF(20mL)中の(±)−3−ヒドロキシピペリジンヒドロクロリド(0.5g)の
懸濁液をヘキサン(4.6mL)中の1.6M n−ブチルリチウムで一滴ずつ処理した
。1時間後、化合物79(0.6g)を加え、反応を6.5時間加熱還流した。溶媒を
蒸発させ、残留物を冷水に懸濁し、酸性化し、そしてエーテルで抽出した。水性
画分を塩基性とし、CHCl3で抽出した。抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、
残留物を10%−EtOH−1%NH4OH−CHCl3で溶離するラジアルクロ
マトグラフィーにより精製して透明な油状物を得た。白色固体としてEtOAc
から結晶化されたHCl塩(0.38g)、m.p.124−125℃(化合物134)。
実施例132
3−ブチルオキシ−4−(シス−1R−2−アミノシクロペンタンオ
キシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中のシス−1R−2−アミノシクロペンタノールヒドロクロリド
(0.35g)の懸濁液を氷水で冷却しながら、ヘキサン(3.2mL)中の1.6M n−ブチ
ルリチウムを加えた。冷却器を除き、30分後に化合物79(0.3g)を加え、反応
を1時間加熱還流した。さらなる化合物79(0.3g)を加え、反応を一夜加熱還流
した。溶媒を蒸発させ、残留物を氷水に懸濁し、酸性化し、そしてエーテルで抽
出した。水性画分を塩基性とし、CHCl3で抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を
蒸発させ、残留物を10%−EtOH−1%NH4OH−CHCl3で溶離するラ
ジアルクロマトグラフィーにより精製して麦藁色の油状物を得た。褐色固体とし
てエーテルから結晶化されたHCl塩(0.19g)、m.p.105−106.5℃(化合
物135)。
実施例133
(±)−エンド−3−ヘキシルオキシ−4−(1−アザビシクロ[3.2.
1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(15mL)中のカリウムt−ブトキシド(0.65g)の溶液を(±)エンド−1
−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール(0.64g)で処理した。10分後
、3−クロロ−4−ヘキシルオキシ−1,2,5−チアジアゾール(1.4g)を加え、
反応を3日間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を氷水に懸濁し、混合物を酸性
化し、そしてエーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、EtOAcで抽出し
、抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を20%−EtOH−2%NH4
OH−CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製して透明な
油状物(0.5g)を得た。白色固体としてEtOAcから結晶化されたHCl塩、m.
p.160−161℃(化合物136)。
エンド−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オールの分割されたエ
ナンチオマーは、引例に記載されるように、分割されたケトンの還元(ノヴォの
特許参照)によって得られた。
実施例134
(5S,6S)−エンド−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ
[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(25mL)中のカリウムt−ブトキシド(0.65g)の溶液を(5S,6S)−エ
ンド−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール(0.65g)で処理した。
5分後、反応を氷水で冷却し、化合物1(1.2g)を加えた。冷却器を除去し、反応
を一夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を氷水に懸濁し、混合物を酸性化し、
そしてエーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、EtOAcで抽出し、抽出
物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を20%−EtOH−2%NH4OH−C
HCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製して油状物を得た。
綿状白色結晶としてEtOAcから結晶化されたHCl塩(0.59g)、m.p.201
℃、[α]D=11.44°(EtOH)(化合物137)。
実施例135
(5R,6R)−エンド−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.
2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物137の製造のために記載した方法を用いて、(5R,6R)−エンド
−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール(0.65g)、カリウムt−ブ
トキシド(0.65g)および化合物1(1.2g)から、綿状白色結晶の334559のH
Cl塩(0.62g)を得た。m.p.201−202℃、[α]D=−12.33°(Et
OH)(化合物138)。
実施例136
1−アザビシクロ[4.3.0]ノナ−6,8−ジエン−5−オン
CH2Cl2(400mL)中のエチル−4−(N−ピロロ)ブタノアート(Tetrahed
ron Letters、1994、35、3905を参照されたい)(3.64g)の溶液をCH2
Cl2(60mL)中の1M BBr3で一滴ずつ処理した。30分後、水(50mL)
で反応を停止させ、水性NaHCO3で中和した。有機物を分離し、水性NaH
CO3、ブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発させた。残留物を10%EtO
Ac−ヘキサンから30%EtOAc−ヘキサンに至る勾配を用いるhplcに
より精製すると油状物(5.2g)が得られた(化合物139)。
実施例137
(±)−シス+トランス−1−アザビシクロ[4.3.0]ノナン−5
−オール
EtOH(95mL)中の化合物139(5.2g)、5%Rh/Al2O3(1.3g)の混合
物を60psiのH2で2時間処理した。5%Rh/Al2O3の別のアリコート(1.
3g)を加え、水素化を一夜続けた。触媒を除去し、溶媒を蒸発させると油状物(4.
2g)が得られ、これはこのアルコール類についての適当な質量スペクトル、m/
e=141を持っていた(化合物140)。
実施例138
(±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[4.3.
0]ノニル−5−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中の化合物140(0.7g)の溶液をカリウムt−ブトキシド(0.6g)
で処理した。5分後、化合物1(1.1g)を加え、反応を1時間攪拌し、次いで1時
間加熱還流した。溶媒を蒸発させ、残留物を氷水に懸濁し、混合物を酸性化した
。エーテルで抽出した後、水性画分を塩基性とし、EtOAcで抽出した。Et
OAc抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を5%−EtOH−0.5%N
H4OH−CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製して油状
物を得た。白色固体としてEtOAcから結晶化されたHCl塩(0.21g)、m.p.
162−163℃、(化合物141)。
実施例139
(±)−シス−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[4.3.0]
ノニル−5−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物141をクロマトグラフィー精製中にさらに溶離すると、別の透明な油
状物が得られた。白色固体としてEtOAcから結晶化されたHCl塩(0.18g)
、m.p.125−126℃(化合物142)。
実施例140
(±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(2−ジメチルアミノシクロ
ペンチルオキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中のカリウムt−ブトキシド(0.7g)の溶液を(±)−トランス−
2−ジメチルアミノシクロペンタノール(0.8g)で処理した。10分後、反応を氷
水で冷却し、化合物1(1.25g)を加えた。冷却器を除去し、反応を一夜攪拌した
。2時間加熱還流した後、溶媒を蒸発させ、残留物を氷水に懸濁し、混合物を酸
性化した。混合物をエーテルで抽出し、水相を塩基性とした。EtOAcで抽出
し、抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、10%−EtOH−1%NH4OH−C
HCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製して褐色の液体を得
た。白色固体としてEtOAc−エーテルから結晶化されたHCl塩(0.55g)、m
.p.
124−125℃(化合物143)。
実施例141
3−ブチルチオ−4−(2−ジメチルアミノエトキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
THF(20mL)中のカリウムt−ブトキシド(0.6g)の溶液を2−ジメチルアミノ
エタノール(0.5mL)で処理した。5分後、化合物1(1.05g)を加え、反応を2時間
攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を氷水に懸濁し、混合物を酸性化した。混合
物をエーテルで抽出し、次いで水性画分を塩基性とした。EtOAcで抽出し、
抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を5%−EtOH−0.5%NH4OH
−CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製して油状物を得
た。白色固体としてEtOAcから結晶化されたHCl塩(0.47g)、m.p.104
−105℃(化合物144)。
実施例142
(±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(N−tert−ブチルカルボ
キシ−4−ヒドロキシピロリジン−3−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
NaOH(0.12g)およびDMF(15mL)の混合物を化合物130(0.95g)で処理し
、反応を1時間攪拌した。この溶液を3,4−エポキシ−N−tert−ブチルカル
ボキシピロリジン(0.8g)で処理し、溶液を60℃で一夜加熱した。次に反応温度
を7.5時間110℃に上げた。溶媒を蒸発させ、残留物を氷水に懸濁し、混合
物をEtOAcで抽出した。抽出物を水、ブラインで洗浄し、抽出物を乾燥し、
溶媒を蒸発させた。残留物を50%EtOAc−ヘキサンで溶離するラジアルク
ロマトグラフィーにより精製して油状物(0.44g)を得た(化合物145)。
実施例143
(±)−トランス−3−ブチルチオ−4−(4−ヒドロキシピロリジ
ン−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
EtOAc(15mL)中の化合物145(0.44g)の溶液を氷水で冷却しながら乾燥
HClの気流を2分間導入した。冷却器を除去し、5分後に溶媒を蒸発させた。
残留物を冷水に溶解し、エーテルで抽出し、水相を塩基性とした。この水相をE
tOAcで抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を20%−EtO
H−2%NH4OH−CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精
製して白色固体を得た。白色固体としてアセトン−エーテルから結晶化されたH
Cl塩(0.23g)、m.p.106−108℃(化合物146)。
実施例144
(±)−エンド−3−ブチルオキシ−4−(1−アザビシクロ[3.2.
1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(10mL)中のカリウムt−ブトキシド(0.62g)の溶液を(±)−エンド−
1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール(0.64g)で処理した。5分
後、反応を氷水で冷却し、化合物77(1.5g)を加え、冷却器を除去し、反応を一
夜攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を氷水に懸濁し、混合物を酸性化し、混合
物をエーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、EtOAcで抽出し、抽出物
を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を20%−EtOH−2%NH4OH−CH
Cl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製した。白色固体として
EtOAcから結晶化されたHCl塩(0.21g)、m.p.172−173℃(化合物
147)。
実施例145
(±)−3−(4−フェニルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物40の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物12(1.1
5g)および1−ヨード−4−フェニルブタン(4.92g)から(±)−3−(4−フェ
ニルブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)
−1,2,5−チアジアゾールを、エーテル−EtOAc−CHCl3から結晶化
するHCl塩(0.59g)として得た。m.p.136−139℃(化合物148)。
実施例146
(±)−3−(3−フェニル−2−プロペニルチオ)−4−(1−アザ
ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物44の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物12(1.1
5g)および臭化シンナミル(3.73g)から(±)−3−(3−フェニル−2−プロペ
ニルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,
2,5−チアジアゾールを、エーテル−EtOAc−CHCl3から結晶化するH
Cl塩(0.095g)として得た。m.p.211−213℃(化合物149)。
実施例147
(±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]プロパン−3−オンチ
オ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
化合物40の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物12(1.1
5g)および1−クロロ−3−(4−フルオロフェニル)プロパン−3−オン(3.52
g)から(±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]プロパン−3−オンチオ)
−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チア
ジアゾールを、エーテル−EtOAc−CHCl3から結晶化するHCl塩(0.37
5g)として得た。m.p.203−204℃(化合物150)。
実施例148
(±)−3−(3−[N−フェノチアジニル]プロピルチオ)−4−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
化合物13の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物12(1.1
5g)および1−ブロモ−3−(N−フェノチアジニル)プロパン(1.25g)から(±
)−3−(3−[N−フェノチアジニル]プロピルチオ)−4−(1−アザビシ
クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを、EtO
Acから結晶化するHCl塩(0.35g)として得た。m.p.194−196℃(化合
物151)。
実施例149
(±)−3−(3−[4−フルオロフェニル]−3−[4−フルオロ
フェノキシ]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オク
チル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物13の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物12(1.1
5g)および1−クロロ−3−(4−フルオロフェニル)−3−(4−フルオロフ
ェノキシ)プロパン(2.6g)から(±)−3−(3−[4−フルオロロフェニル]
−3−[4−フルオロフェノキシ]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[
2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを、EtOAc
−エーテルから結晶化する蓚酸塩(0.42g)として得た。m.p.87−96℃(化合
物152)。
実施例150
(±)−3−(3−フェニル−3−[4−トリフルオロメチルフェノ
キシ]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物13の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物12(1.1
5g)および1−クロロ−3−フェニル−3−(4−トリフルオロメチルフェノキ
シ)プロパン(2.0g)から(±)−3−(3−フェニル−3−[4−トリフルオロ
メチルフェノキシ]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ
ル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを、CHCl3−エーテルから結
晶化する蓚酸塩(0.198g)として得た。m.p.74−83℃(化合物153)。
実施例151
(±)−3−(4,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−(1−アザ
ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物13の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物12(1.1
5g)およびブロモ−4,4,4−トリフルオロブタン(1.81g)から(±)−3−(4
,4,4−トリフルオロブチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ
ル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを、CHCl3−エーテルから結
晶化するHCl塩(1.43g)として得た。m.p.128−130℃(化合物154)
。
実施例152
(±)−3−(3−[3−ピリジル]プロピルチオ)−4−(1−アザ
ビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物13の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物12(1.1
5g)およびブロモ−3−(3−ピリジル)プロパン(1.42g)から(±)−3−(3
−[3−ピリジル]プロピルチオ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチ
ル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを、CHCl3−エーテル−Et
OAcから結晶化するHCl塩(0.92g)として得た。m.p.202−204℃(化
合物155)。
実施例153
(±)−エンド−3−(2−フェノキシエチルチオ)−4−(1−アザ
ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物72の製造で使用した方法と実質上同じ方法を用いて、化合物48(1.1
5g)およびブロモ−2−フェノキシエタン(3.8g)から(±)−エンド−3−(2
−フェノキシエチルチオ)−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−
オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを、CHCl3−エーテル−EtOAcか
ら結晶化するHCl塩(0.11g)として得た。m.p.144−146℃(化合物15
6)。
(±)−エキソ−メチル−6−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.
2]オクタン−2−カルボキシラートの製造の別法
(±)−エキソ−メチル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−5−
エン−7−オン−2−カルボキシラート
水酸化カリウム(39.9g/712mmol)を、メチル 7−アセトキシ−7−シアノ−2
−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−5−エン−2−カルボキシラート(J.Org.
Chem.1989、54巻2893頁)(35.6g/142mmol)、エタノール(450mL)、お
よび水(90mL)の溶液に加えた。室温で2時間攪拌した。エタノールを蒸発により
除き、次いで水性残留物を酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、次いで蒸発させた。ヘキサン中10ないし100%酢酸エチルで溶
離するシリカゲル上の調製用HPLCにより精製すると(±)−エキソ−メチル
2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−5−エン−7−オン−2−カルボキシラ
ート(9.2g/50.8mmol)が得られた。
(±)−エキソ−メチル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−6−
オン−2−カルボキシラート
(±)−エキソ−メチル 2−アザビシクロ[2.2.2]オクタ−5−エン−7
−オン−2−カルボキシラート(9.2g/50.8mmol)の試料を、メタノール(150mL)中
の炭素上5%パラジウム(0.5g)を用い、35PSIGおよび室温で1時間水素化
した。触媒を濾去し、濾液を蒸発させて(±)−エキソ−メチル−2−アザビシ
クロ[2.2.2]オクタ−6−オン−2−カルボキシラート(9g)を得た。
(±)−エキソ−メチル−6−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.
2]オクタン−2−カルボキシラート
メタノール(55mL)中の(±)−エキソ−メチル−2−アザビシクロ[2.2.2]
オクタ−6−オン−2−カルボキシラート(6g/32.8mmol)および三塩化セリウム
七水和物(13.4g/36.1mmol)の混合物に水素化硼素ナトリウム(1.4g/36.1mmol)を
0℃で加えた。室温で一夜攪拌した。反応を蒸発させ、残留物を水に溶解し、次
いで酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで蒸
発させた。残留物をヘキサン中25%酢酸エチルで溶離するシリカゲル上のフラ
ッシュクロマトグラフィーにより精製すると(±)−エキソ−メチル−6−ヒド
ロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カルボキシラート(3.6g/19
.5mmol)が得られた。
(±)−エンド−メチル−6−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.
2]オクタン−2−カルボキシラート
(±)−エキソ−メチル−6−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]オク
タン−2−カルボキシラートおよび(±)−エンド−メチル−6−ヒドロキシ−
2−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カルボキシラート、化合物62、の
分離を、10%ないし80%EtOAc−ヘキサン勾配で溶離するシリカゲルh
plcによって達成した。
実施例154
(±)−エキソ−3−プロピルチオ−4−(2−メトキシカルボニル
−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
テトラヒドロフラン(200mL)中の(±)−エキソ−メチル−6−ヒドロキシ−
2−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カルボキシラート(3.6g/19.5mmol)
の溶液に水素化ナトリウム(19.5mmol)を室温で加えた。反応を1時間攪拌し、そ
の時点でこの反応にテトラヒドロフラン(50mL)中の3−クロロ−4−プロピルチ
オ−1,2,5−チアジアゾール(3.8g/19.5mmol)を加え、室温で16時間攪拌し
た。反応を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を硫酸マグネシウムで
乾燥し、次いで蒸発させた。残留物をヘキサン中5ないし50%酢酸エチルで溶
離するシリカゲル上の調製用HPLCにより精製すると、[エキソ](±)−エ
キソ−3−プロピルチオ−4−(2−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[
2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(2.1g/6.1mmol)
が生成した(化合物157)。
実施例155
(±)−エキソ−3−プロピルスルホニル−4−(2−メトキシカル
ボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
水(30mL)中のオキソン(商標)(7.6g/12.4mmol)の溶液を、(±)−エキソ−
3−プロピルチオ−4−(2−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.
2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(2.1g/6.1mmol)、水(10
mL)、およびテトラヒドロフラン(20mL)の溶液に加えた。室温で16時間攪拌し
た。反応をジエチルエーテル(3x50mL)で抽出した。有機抽出物を水、飽和重炭酸
ナトリウム水溶液、水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで蒸発させる
と(±)−エキソ−3−プロピルスルホニル−4−(2−メトキシカルボニル−
2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾー
ル(2.4g)が得られた(化合物158)。
実施例156
(±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−
(2−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6
−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
テトラヒドロフラン(35mL)中の4,4,4−トリフルオロブタノールの溶液に水
素化ナトリウム(4.1mmol)を室温で加えた。2時間攪拌し、その時点でこの反応
にテトラヒドロフラン(5mL)中の(±)−エキソ−3−プロピルスルホニル−4
−(2−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキ
シ)−1,2,5−チアジアゾール(1.0g/2.7mmol)を加えた。反応を16時間還流
した。反応をブラインに注ぎ、次いで酢酸エチル(3x75mL)で抽出した。有機抽出
物を硫酸マグネシウムで乾燥すると、(±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフ
ルオロブチルオキシ)−4−(2−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(1.0g/2.5mmol)が生
成した(化合物159)。
実施例157
(±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−
(2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール
(±)−エキソ−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2−
メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1
,2,5−チアジアゾール(1.0g/2.5mmol)およびジクロロメタン(30mL)の溶液に、
沃化トリメチルシリル(0.4mL/3.0mmol)を加えた。反応を16時間還流し、次い
でメタノール(25mL)中に注ぎ、室温で15分間攪拌し、次いで蒸発させた。残留
物を酢酸エチル中2%エタノール/10%トリエチルアミンで溶離するシリカゲ
ル上のラジアルクロマトグラフィーにより精製して(±)−エキソ−3−(4,
4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−(2−アザビシクロ[2.2.2]オク
チル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを得、これを蓚酸塩として分離
して251mg(m.p.=115−120℃)を得た(化合物160)。
実施例158
(±)−エキソ−3−(ヘキシルオキシ)−4−(2−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
4,4,4−トリフルオロブタノールの代わりにヘキサノールを使用して化合物
160の製造に使用した方法と実質上同じ方法をとることにより、(±)−エキ
ソ−3−(ヘキシルオキシ)−4−(2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6
−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール蓚酸塩(mp=128−30℃)を得た(
化合物161)。
実施例159
(±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキシ)−4−
(2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール
化合物160の合成に使用された方法と実質上同じ方法を用いて、(±)−エ
ンド−メチル−6−ヒドロキシ−2−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−2−カ
ルボキシラートから(±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブチルオキ
シ)−4−(2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾールを得た。この化合物を蓚酸塩(mp=151−153℃)として分
離した(化合物162)。
実施例160
(±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−
4−(2−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチ
ル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
ジメチルホルムアミド(25mL)中の(±)−エキソ−3−プロピルスルホニ
ル−4−(2−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6
−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(1.3g/3.5mmol)に、硫化ナトリウム9水
和物(1g/4.1mmol)を100℃で加えた。2時間攪拌し、この時点でジメチルホル
ムアミド(5mL)中の2−ブロモエチル 4−フルオロフェニルエーテル(0.9g/4.2m
mol)を反応に加えた。100℃で1時間、次いで室温で16時間攪拌した。反応
をブラインに注ぎ、次に酢酸エチル(3x150mL)で抽出した。有機抽出物を合し、
硫酸マグネシウムで乾燥し、次いで蒸発させた。残留物をヘキサン中30%酢酸
エチルで溶離するシリカゲル上のラジアルクロマトグラフィーにより精製すると
、(±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2
−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール(0.9g/2.1mmol)が得られた(化合物163)。
実施例161
(±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−
4−(2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
(±)−エキソ−3−(2−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2
−メトキシカルボニル−2−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−6−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール(0.9g/2.1mmol)およびジクロロメタン(50mL)の溶液に
、沃化トリメチルシリル(0.4mL/2.5mmol)を加えた。反応を16時間還流し、次
いでメタノール(25mL)中に注ぎ、室温で15分間攪拌し、次いで蒸発させた。残
留物を酢酸エチル中2%エタノール/10%トリエチルアミンで溶離するシリカ
ゲル上のラジアルクロマトグラフィーにより精製して(±)−エキソ−3−(2
−[フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(2−アザビシクロ[2.2.2]オ
クチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを得、これを蓚酸塩として分
離して222mg(m.p.=145−149℃)を得た(化合物164)。
実施例162
(±)−エンド−3−プロピルチオ−4−(1−アザビシクロ[3.2.
1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
(±)−エンド−1−アザビシクロ[3.2.1]オクタン−6−オール(5.1g)40
mmol)をTHF120mL中のカリウムt−ブトキシド(5.4g、48mmol)の溶液に加え
、氷浴で冷却した。化合物37(8.0g、41mmol)を加え、反応を室温で3時間攪拌
した。酢酸エチルを加え、有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮して
粗生成物10.0gを得た。5%エタノール/0.5%水酸化アンモニウムを伴う
ク
ロロホルムで溶離するHPLC精製により、(±)−エンド−3−プロピルチオ
−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール8gを油状物として得た。71%(化合物165)。
実施例163
(±)−エンド−3−プロピルスルホニル−4−(1−アザビシクロ
[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
1N HCl(24mL)中の(±)−エンド−3−プロピルチオ−4−(1−アザ
ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(5.7g)
の溶液を氷水で冷却し、H2O(75mL)中のオキソン(36.8g)を5分間かけて滴下し
た。冷却器を除き、5時間後に過剰の酸化体をNaHSO3で分解した。反応を
氷に注ぎ、pHを12に調節した。混合物をEtOAcで抽出し、抽出物を水洗
し、溶媒を乾燥し、溶媒を蒸発させると、分析上純粋な(±)−エンド−3−プ
ロピルスルホニル−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)
−1,2,5−チアジアゾールが油状物(4.6g)として得られた(化合物166)。
実施例164
(±)−エンド−3−(4,4,4−トリフルオロブトキシ)−4−(1
−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
THF(15mL)中の4,4,4−トリフルオロブタノール(0.32g)の溶液を氷水で
冷却し、カリウムt−ブトキシド(0.4g)で処理した。反応にTHF(10mL)中の化
合物166(0.4g)の溶液を滴下し、混合物を1時間攪拌した。反応を冷水で希釈
し、pHを12に調節し、混合物をEtOAcで抽出した。抽出物を乾燥し、溶
媒を蒸発させた。残留物をエーテル中乾燥HClで処理し、得られた結晶を集め
、エーテルで洗浄し、乾燥して白色固体(0.16g)を得た。m.p.155−156℃
(化合物167)。
4,4,4−トリフルオロブタノールの代わりに適当なアルコールを使用して実
質上同じ方法をとることにより、以下の化合物を得た。
実施例165
(±)−エンド−3−(2−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および2−ブチノールからHCl塩として収率89%、m.p.20
0−201で得られた(化合物168)。
実施例166
(±)−エンド−3−(トランス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール
化合物166およびトランス−2−ブテノールからHCl塩として収率54%
、m.p.160−161℃で得られた(化合物169)。
実施例167
(±)−エンド−3−(2−メチルチオエトキシ)−4−(1−アザ
ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および2−メチルチオエタノールからHCl塩として収率85%
、m.p.169−170℃で得られた(化合物170)。
実施例168
(±)−エンド−3−(2−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−
イル)エトキシ)−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−
オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および2−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)エタ
ノールからHCl塩として収率73%、m.p.171−172℃で得られた(化合
物171)。
実施例169
(±)−エンド−3−(4−メチルチオベンジルオキシ)−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール
化合物166および4−メチルチオベンジルアルコールからHCl塩として収
率28%、m.p.155−156℃で得られた(化合物172)。
実施例170
(±)−エンド−3−(2−チエニルメトキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および2−チオフェンメタノールからHCl塩として収率29%
、m.p.134−135℃で得られた(化合物173)。
実施例171
(±)−エンド−3−(2−シクロヘキセニルオキシ)−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物166および2−シクロヘキセノールからHCl塩として収率55%、
m.p.179−180℃で得られた(化合物174)。
実施例172
(±)−エンド−3−(3−ペンチニルオキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および3−ペンチノールからHCl塩として収率40%、m.p.1
18−119℃で得られた(化合物175)。
実施例173
(±)−エンド−3−(3−ヘキシニルオキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および3−ヘキシノールからHCl塩として収率27%、m.p.1
34−135℃で得られた(化合物176)。
実施例174
(±)−エンド−3−(3−クロロプロポキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および3−クロロプロパノールからHCl塩として収率48%、
m.p.131−132℃で得られた(化合物177)。
実施例175
(±)−エンド−3−[2−(2−ナフタリル)エトキシ]−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
化合物166および2−(2−ナフタリル)エタノールからHCl塩として収
率34%、m.p.134−139℃で得られた(化合物178)。
実施例176
(±)−エンド−3−(4−メチル−3−ペンテニルオキシ)−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
化合物166および4−メチル−3−ペンテノールからHCl塩として収率9
8%、m.p.113−114℃で得られた(化合物180)。
実施例177
(±)−エンド−3−(シス−2−ブテニルオキシ)−4−(1−アザ
ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166およびシス−2−ブテノールからHCl塩として収率37%、m.
p.151−152℃で得られた(化合物181)。
実施例178
(±)−エンド−3−(シクロプロピルメトキシ)−4−(1−アザ
ビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ール
化合物166およびシクロプロピルメタノールからHCl塩として収率50%
、m.p.165−166℃で得られた(化合物182)。
実施例179
(±)−エンド−3−(2−メトキシエトキシ)−4−(1−アザビ
シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および2−メトキシエタノールからHCl塩として収率25%、
m.p.123−124℃で得られた(化合物183)。
実施例180
(±)−エンド−3−(3−ブテニルオキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および3−ブテノールからHCl塩として収率20%、m.p.16
8−169℃で得られた(化合物184)。
実施例181
(±)−エンド−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物166および2−シクロプロピルエタノールからHCl塩として収率7
6%、m.p.152−153℃で得られた(化合物185)。
実施例182
(±)−エンド−3−(3−ブチニルオキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および3−ブチノールからHCl塩として収率65%、m.p.19
8−199℃で得られた(化合物186)。
実施例183
(±)−エンド−3−(4,4,4,3,3,2,2−ヘプタフルオロブト
キシ)−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
化合物166および4,4,4,3,3,2,2−ヘプタフルオロブタノールからH
Cl塩として収率23%、m.p.192−193℃で得られた(化合物187)。
実施例184
(±)−エンド−3−[2−(3−トリフルオロメチルフェニル)エト
キシ]−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
化合物166および2−(3−トリフルオロメチルフェニル)エタノールから
HCl塩として収率38%、m.p.118−120℃で得られた(化合物188)
。
実施例185
(±)−エンド−3−[2−(2−チエニル)エトキシ]−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール
化合物166および2−(2−チエニル)エタノールからHCl塩として収率
63%、m.p.119−120℃で得られた(化合物189)。
実施例186
(±)−エンド−3−(3,3,3,2,2,ペンタフルオロプロポキシ)
−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,
5−チアジアゾール
化合物166および3,3,3,2,2−ペンタフルオロプロパノールからHCl
塩として収率77%、m.p.208−209℃で得られた(化合物190)。
実施例187
(±)−エンド−3−(2−フェノキシエトキシ)−4−(1−アザビ
シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および2−フェノキシエタノールからHCl塩として収率80%
、m.p.165−166℃で得られた(化合物191)。
実施例188
(±)−エンド−3−(4−n−ブチルベンジルオキシ)−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール
化合物166および4−n−ブチルベンジルアルコールからHCl塩として収
率18%、m.p.168−169℃で得られた(化合物192)。
実施例189
(±)−エンド−3−[3−(4−メトキシフェニル)プロポキシ]−
4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5
−チアジアゾール
化合物166および3−(4−メトキシフェニル)プロパノールからHCl塩
として収率54%、m.p.161−162℃で得られた(化合物193)。
実施例190
(±)−エンド−3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−(1−ア
ザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および4−フルオロベンジルアルコールからHCl塩として収率
71%、m.p.163−164℃で得られた(化合物194)。
実施例191
(±)−エンド−3−(2,4−ジフルオロベンジルオキシ)−4−(1
−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジア
ゾール
化合物166および2,4−ジフルオロベンジルアルコールからHCl塩とし
て収率17%、m.p.168−169℃で得られた(化合物195)。
実施例192
(±)−エンド−3−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキ
シ]−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
化合物166および4−トリフルオロメトキシベンジルアルコールからHCl
塩として収率8%、m.p.185−186℃で得られた(化合物196)。
実施例193
(±)−エンド−3−(4−フルオロブトキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および4−フルオロブタノールからHCl塩として収率56%、
m.p.142−143℃で得られた(化合物197)。
実施例194
(±)−エンド−3−(4−tert−ブチルベンジルオキシ)−4−(1
−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物166および4−tert−ブチルベンジルアルコールからHCl塩として
収率40%、m.p.192−194℃で得られた(化合物198)。
実施例195
(±)−エンド−3−(1−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物166および(±)−1−シクロプロピルエタノールからHCl塩とし
て収率39%、m.p.171−172℃で得られた(化合物199)。
実施例196
(±)−エンド−3−(2−シクロヘキシルエトキシ)−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物166および2−シクロヘキシルエタノールからHCl塩として収率1
5%、m.p.139−141℃で得られた(化合物200)。
実施例197
(±)−エンド−3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−4−(1
−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物166および3−メチル−2−ブテノールからHCl塩として収率60
%、m.p.149−150℃で得られた(化合物201)。
実施例198
(±)−エンド−3−(4−シクロヘキシルブトキシ)−4−(1−ア
ザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および4−シクロヘキシルブタノールからHCl塩として収率9
%、m.p.130−132℃で得られた(化合物202)。
実施例199
(±)−エンド−3−(3−ブチン−2−オキシ)−4−(1−アザビ
シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および(±)−3−ブチン−2−オールからHCl塩として収率
58%、m.p.179−180℃で得られた(化合物203)。
実施例200
(±)−エンド−3−(3−メチル−3−フェニルブトキシ)−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
化合物166および3−メチル−3−フェニルブタノールからHCl塩として
収率34%、m.p.145−147℃で得られた(化合物204)。
実施例201
(±)−エンド−3−(3−フルオロプロポキシ)−4−(1−アザビ
シクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および3−フルオロプロパノールからHCl塩として収率72%
、m.p.147−148℃で得られた(化合物205)。
実施例202
(±)−エンド−3−[3−(2−チエニル)プロポキシ]−4−(1
−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物166および3−(2−チエニル)プロパノールから、収率75%、m.
p.140−142℃で得られた(化合物206)。
実施例203
(±)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール
化合物44の製造に用いられた方法と実質上同じ方法を使用して、化合物12
(1.15g)および1−ブロモ−(4−フルオロフェノキシ)エタン(3.65g)から(±
)−3−(2−[4−フルオロフェノキシ]エチルチオ)−4−(1−アザビシ
ク
ロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを、エーテル
−EtOAc−CHCl3から結晶化するHCl塩(1.55g)として得た。m.p.16
0−161℃(化合物207)。
実施例204
(±)−3−(2−メチルチオエチル)−4−(1−アザビシクロ[2.
2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
3−(2−メチルチオエチル)−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール
(0.45g)およびトリフェニルホスフィン(0.7g)の溶液を氷水で冷却しながらジエ
チルジアゾジカルボキシラート(0.4mL)を滴下した。添加後、(±)−1−アザ
ビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.33g)を加え、冷却器を除き、反応
を1時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、残留物を水に懸濁し、混合物を酸性化し、
エーテルで洗浄した。この水性溶液を塩基性とし、EtOAcで抽出した。抽出
物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を10%−EtOH−1%−NH4OH−
CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製し、生成物をHC
l塩に変換した。アセトンから再結晶すると0.6gの白色結晶が得られた。m.p
.177−178℃(化合物208)。
化合物208と実質上同じやり方で以下の化合物を合成した。
実施例205
(±)−3−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
3−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール(0.28g)の試料、トリフェニルホ
スフィン(0.7g)、ジエチルジアゾジカルボキシラート(0.4mL)、および(±)−
1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.33g)から、(±)−3−
(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾ
ールの塩酸塩、m.p.240℃(分解)(0.36g)を得た(化合物209)。
実施例206
(±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル
−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
3−ヘキシル−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール(0.93g)の試料、
トリフェニルホスフィン(1.31g)、ジエチルジアゾジカルボキシラート(0.8mL)、
および(±)−1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン−3−オール(0.64g)から
、(±)−3−ヘキシル−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ
キシ)−1,2,5−チアジアゾールの塩酸塩、m.p.163−164℃(分解)(1
.11g)を得た(化合物210)。
実施例207
3−ブチルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール
化合物1(20.9g)、DMSO(20mL)および2N NaOH(205mL)の溶液を一夜
加熱還流した。この溶液を15℃に冷却し、濃HClをpHが1となるまで加え
た。固体を集め、水洗し、乾燥して固体(17.68g)を得た。ヘプタンから再結晶す
ると白色結晶が得られた。m.p.72−72.5℃(化合物211)。
実施例208
(±)−3−(2−[3−{1,2,5−チアジアゾイルオキシ}]エト
キシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
THF(15mL)中のトリフェニルホスフィン(0.35g)および3−ヒドロキシ−1,
2,5−チアジアゾール(0.14g)の溶液を氷水で冷却した。ジアゾジカルボン酸ジ
エチル(0.21g)、続いて(±)−3−(2−ヒドロキシエトキシ)−4−(1−
アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール(0
.35g)を滴下した。冷却器を除き、反応を1時間攪拌し、そして溶媒を蒸発させ
た。残留物を冷水に懸濁し、酸性化し、エーテルで抽出した。水性画分を塩基性
とし、EtOAcで抽出した。抽出物をブラインで洗浄し、乾燥し、溶媒を蒸発
させ、残留物を10%−EtOH−1%NH4OH−CHCl3で溶離するラジア
ルクロマトグラフィーにより精製すると透明な油状物が得られた。アセトンから
白色粉末として結晶化されたHCl塩(0.34g)、m.p.178−179℃(化合物
212)。
実施例209
(±)エキソ−3−ブチルチオ−4−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘ
プチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
THF(20mL)中のトリフェニルホスフィン(0.7g)および317260(0.5g)の
溶液を氷水で冷却した。ジアゾジカルボン酸ジエチル(0.4mL)、続いて(±)エ
ンド−3−ヒドロキシ−1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン(0.29g)を滴下し
た。冷却器を除き、1時間後に溶媒を蒸発させた。残留物を冷水に懸濁し、酸性
化し、エーテルで抽出した。水性画分を塩基性とし、EtOAcで抽出した。抽
出物を乾燥し、溶媒を蒸発させ、残留物を5%−EtOH−0.5%NH4OH−
CHCl3で溶離するラジアルクロマトグラフィーにより精製すると透明な油状
物が得られた。EtOAcから白色結晶として結晶化されたHCl塩(0.44g)、m
.p.147−148℃(化合物213)。
実施例210
(±)−エンド−3−[2−(4−クロロフェニル)エトキシ]−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール
化合物166および2−(4−クロロフェニル)エタノールから、収率50%
でHCl塩(m.p.136−138℃)が得られた(化合物214)。
実施例211
(±)−エンド−3−[2−(4−フルオロフェニル)エトキシ]−4
−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
化合物166および2−(4−フルオロフェニル)エタノールから、収率61
%でHCl塩(m.p.135−136℃)が得られた(化合物215)。
実施例212
(±)−エンド−3−[2−(3−メチルフェニル)エトキシ]−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール
化合物166および2−(3−メチルフェニル)エタノールから、収率57%
でHCl塩(m.p.114−115℃)が得られた(化合物216)。
実施例213
(±)−エンド−3−(2−フェニルエトキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166および2−フェニルエタノールから、収率70%でHCl塩(m.
p.135−136℃)が得られた(化合物217)。
実施例214
(±)−エンド−3−[2−(3−チエニル)エトキシ]−4−(1
−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール
化合物166および2−(3−チエニル)エタノールから、収率62%でHC
l塩(m.p.142−144℃)が得られた(化合物218)。
実施例215
(±)−エンド−3−ベンジルオキシ−4−(1−アザビシクロ[3.
2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物166およびベンジルアルコールから、収率71%でHCl塩(m.p.1
80−181℃)が得られた(化合物219)。
実施例216
(±)−エンド−3−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)−
4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5
−チアジアゾール
化合物166および4−トリフルオロメチルベンジルアルコールから、収率7
6%でマレイン酸塩(m.p.174−175℃)が得られた(化合物220)。
実施例217
(5S,6S)−エンド−3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−
チアジアゾール
(5S,6S)−化合物166および4−フルオロベンジルアルコールから、
収率33%でHCl塩(m.p.181−182℃)が得られた(化合物221)。
実施例218
(5R,6R)−エンド−3−(4−フルオロベンジルオキシ)−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール
(5R,6R)−化合物166および4−フルオロベンジルアルコールから、
収率68%でマレイン酸塩(m.p.106−107℃)が得られた(化合物222
)。
実施例219
(5S,6S)−エンド−3−(4−トリフルオロメトキシベンジルオ
キシ)−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
(5S,6S)−化合物166および4−トリフルオロメトキシベンジルアル
コールから、収率52%でHCl塩(m.p.138−140℃)が得られた(化合
物223)。
実施例220
(5R,6R)−エンド−3−(4−トリフルオロメトキシベンジルオ
キシ)−4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−
1,2,5−チアジアゾール
(5R,6R)−化合物166および4−トリフルオロメトキシベンジルアル
コールから、収率71%でマレイン酸塩(m.p.114−115℃)が得られた(
化合物224)。
実施例221
(5R,6R)−エンド−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール
(5R,6R)−化合物166および2−シクロプロピルエタノールから、収
率84%でマレイン酸塩(m.p.111−112℃)が得られた(化合物225)
。
実施例222
(5S,6S)−エンド−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チ
アジアゾール
(5S,6S)−化合物166および2−シクロプロピルエタノールから、収
率78%でマレイン酸塩(m.p.109−110℃)が得られた(化合物226)
。
実施例223
(5R,6R)−エンド−3−(3−メチル−2−ブテニルオキシ)−
4−(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5
−チアジアゾール
(5R,6R)−化合物166および3−メチル−2−ブテノールから、収率
81%でマレイン酸塩(m.p.141−142℃)が得られた(化合物227)。
実施例224
(±)−エンド−3−(2−シクロプロピリデンエトキシ)−4−
(1−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5
−チアジアゾール
化合物166および2−シクロプロピリデンエタノールから、収率67%でマ
レイン酸塩(m.p.100−101℃)が得られた(化合物228)。
実施例225
(±)−エンド−3−(3−シクロプロピルプロポキシ)−4−(1
−アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チア
ジアゾール
化合物166および3−シクロプロピルプロパノールから、収率62%でマレ
イン酸塩(m.p.114−115℃)が得られた(化合物229)。
実施例226
(±)−エンド−3−(1−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−
アザビシクロ[3.2.1]オクチル−6−オキシ)−1,2,5−チアジ
アゾール
化合物166および1−シクロプロピルエタノールから、収率78%でマレイ
ン酸塩(m.p.161−162℃)が得られた(化合物230)。
実施例227
(±)エキソ−3−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプチル−3−オ
キシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物131と同じやり方で製造した。3−ヒドロキシ−1,2,5−チアジア
ゾール(0.14g)、トリフェニルホスフィン(0.35g)、ジエチルジアゾジカルボキシ
ラート(0.21mL)および(±)−エンド−1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−
3−オール(0.15g)から、(±)エキソ−3−(1−アザビシクロ[2.2.1]ヘ
プチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールを塩酸塩(0.096g)として得た
。m.p.223℃(分解)(化合物231)。
実施例228
(±)−3−(3−[3−トリフルオロメチル−4−クロロフェニル]
プロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ
キシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物103の製造で使用された方法と同じ方法を用いて、(3−トリフルオ
ロメチル−4−クロロフェニル)プロパノールおよび化合物102から、クロマ
トグラフィー後に、(±)−3−(3−[3−トリフルオロメチル−4−クロロ
フェニル]プロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ
キシ)−1,2,5−チアジアゾールがHCl塩として得られた。m.p.144−1
46℃(化合物232)。
実施例229
(±)−3−(3−フェニルプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物103の製造で使用された方法と同じ方法を用いて、3−フェニルプロ
パノールおよび化合物102から、クロマトグラフィー後に、(±)−3−(3
−フェニルプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ
キシ)−1,2,5−チアジアゾールがHCl塩として得られた。m.p.194−1
96℃(化合物233)。
実施例229
(±)−3−(3−フェニルプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ
[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物103の製造で使用された方法と同じ方法を用いて、3−フェニルプロ
パノールおよび化合物102から、クロマトグラフィー後に、(±)−3−(3
−フェニルプロポキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]オクチル−3−オ
キシ)−1,2,5−チアジアゾールがHCl塩として得られた。m.p.194−1
96℃(化合物233)。
実施例230
(R)−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシ
クロ[2.2.2]オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾール
化合物114の製造で使用された方法と同じ方法を用いて、2−シクロプロピ
ルエタノールおよび化合物102(これは(R)−1−アザビシクロ[2.2.2
]オクタン−3−オールから製造された)から、クロマトグラフィー後に、(R
)−3−(2−シクロプロピルエトキシ)−4−(1−アザビシクロ[2.2.2]
オクチル−3−オキシ)−1,2,5−チアジアゾールが、アセトンから結晶化さ
れたHCl塩として得られた。m.p.189−190℃(化合物234)。
実施例231
3−エトキシ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール
化合物93(8.2g)、2N NaOH(100mL)、およびDMSO(10mL)の混合物を
一夜加熱還流した。反応を冷却しエーテルで抽出した。水性画分を濃HClで酸
性化し、氷水で30分間冷却した。得られた混合物から濾過により固体を集め、
少量の冷水で洗浄すると白色結晶(4.4g)が得られた。ヘプタンから再結晶して白
色薄片を得た。m.p.104.5−105.5℃(化合物235)。
実施例232
3−プロピルチオ−4−ヒドロキシ−1,2,5−チアジアゾール
3−クロロ−4−プロピルチオ−1,2,5−チアジアゾール(化合物37)(1
0g)、2N NaOH(100mL)、およびDMSO(10mL)の混合物を24時間加熱還
流した。この溶液を冷却しエーテルで抽出した。水性画分を濃HClで酸性化し
、氷水で3時間冷却した。得られた固体を集め、少量の冷水で洗浄すると白色結
晶(8.15g)が得られた。ヘプタンから再結晶して白色結晶を得た。m.p.84−8
5℃(化合物236)。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
// C07D 285/10 C07D 285/10
417/12 205 417/12 205
207 207
211 211
453/02 453/02
471/08 471/08
487/08 487/08
(81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG,
CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T
D,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,UG
),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,
TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BA,BB,
BG,BR,BY,CA,CN,CU,CZ,EE,G
E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR
,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LV,MD,
MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,R
O,RU,SD,SG,SI,SK,TJ,TM,TR
,TT,UA,UG,US,UZ,VN
(72)発明者 オッフェン,ウォルター・ダブリュー
アメリカ合衆国46236インディアナ州 イ
ンディアナポリス、ウィンドジャマー・サ
ークル 10649番
(72)発明者 シャノン,ハーラン・イー
アメリカ合衆国46234インディアナ州 カ
ーメル、ローリング・スプリングズ・ドラ
イブ 4229番