JP2003116442A - 背負式動力噴霧機 - Google Patents

背負式動力噴霧機

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JP2003116442A
JP2003116442A JP2001320957A JP2001320957A JP2003116442A JP 2003116442 A JP2003116442 A JP 2003116442A JP 2001320957 A JP2001320957 A JP 2001320957A JP 2001320957 A JP2001320957 A JP 2001320957A JP 2003116442 A JP2003116442 A JP 2003116442A
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medicine tank
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Shigeo Ichihashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤タンクにナット等を埋設することなく、
架台と薬剤タンクとを結合することができるようにする
ことにより、製造コストを低減することができるととも
に、薬剤タンクの損傷を低減することができ、かつ薬剤
タンクのリサイクル処理を容易化することができる背負
式動力噴霧機を提供する。 【解決手段】 ポンプ1とこのポンプ1を駆動するエン
ジン2とを搭載する合成樹脂からなる中空の架台10
と、この架台に10取り付けられる合成樹脂からなる中
空の薬剤タンク20とを備えた背負式動力噴霧機Sにお
いて、架台10の上部および薬剤タンク20の下部にそ
れぞれ、板状の板部15,26が形成され、これらの板
部15,26に形成された貫通孔16,27に挿通され
るボルト41およびナット42により、架台10と薬剤
タンク20とが結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背負式動力噴霧機
等に関する。
【0002】
【従来の技術】図3および図4に示すように、従来か
ら、ポンプ1とこのポンプ1を駆動するエンジン2とを
搭載する合成樹脂からなる中空の架台3と、この架台3
の上部に取り付けられた合成樹脂からなる中空の薬剤タ
ンク4とを備えた背負式動力噴霧機S1が知られてい
る。この背負式動力噴霧機S1においては、架台3と薬
剤タンク4とは次のようにして結合されている。すなわ
ち、図3に示すように、薬剤タンク4の後壁の下部に
は、この薬剤タンク4の成形時にナット5がモールド
(インサート)して埋設されており、一方架台3の上部
には板部6が形成され、この板部6に貫通孔7が形成さ
れている。そして、この貫通孔7にボルト8が挿通さ
れ、ボルト8がナット5に締め付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の背負式動力噴霧機S1にあっては、架台3と薬剤タ
ンク4とを結合するために、薬剤タンク4にナット5が
埋設されているので、成形に手間がかかり、製造コスト
が高くなるとともに、ナット5の埋設部から割れ等が発
生し易いという問題がある。さらに、合成樹脂製の薬剤
タンク4をリサイクル処理するときに、ナット5を分離
する必要があるため、手間がかかるという問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、薬剤タンクにナット等を埋設することなく、架台と
薬剤タンクとを結合することができるようにすることに
より、製造コストを低減することができるとともに、薬
剤タンクの損傷を低減することができ、かつ薬剤タンク
のリサイクル処理を容易化することができる背負式動力
噴霧機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の背負式動力噴霧機は、ポンプ
(1)とこのポンプ(1)を駆動する原動機(2)とを
搭載する合成樹脂からなる中空の架台(10)と、この
架台(10)に取り付けられる合成樹脂からなる中空の
薬剤タンク(20)とを備えた背負式動力噴霧機(S)
において、前記架台(10)の上部および前記薬剤タン
ク(20)の下部にそれぞれ、板状の板部(15,2
6)が形成され、これらの板部(15,26)に形成さ
れた貫通孔(16,27)に挿通される固定具(41,
42)により、前記架台(10)と前記薬剤タンク(2
0)とが結合されていることを特徴とする。
【0006】請求項1に記載の発明においては、薬剤タ
ンクにナット等を埋設することなく、薬剤タンクと架台
とを結合しているので、薬剤タンクの成形を容易に行う
ことができ、製造コストを低減することができるととも
に、ナット等の埋設部からの割れ等をなくすことができ
る。また、合成樹脂からなる薬剤タンクをリサイクル処
理するときに、埋設されたナット等を分離する必要がな
いので、リサイクル処理を容易化することができ、リサ
イクルコストを低減することができる。
【0007】請求項2に記載の背負式動力噴霧機は、請
求項1に記載の発明において、前記架台(10)の上部
に前記薬剤タンク(20)の凹部(23)が載置されて
いることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明においては、架台と
薬剤タンクとを結合するために、これらの板部同士を固
定具により固定する際に、薬剤タンクの凹部を架台の上
部に載せて行うことができるので、作業者が薬剤タンク
を支持する負担を軽減することができ、組み立て作業を
容易化することができる。
【0009】請求項3に記載の背負式動力噴霧機、請求
項1または請求項2に記載の発明において、前記薬剤タ
ンク(20)の前記板部(26)が左右中央部に形成さ
れ、この板部(26)の下側に、前記薬剤タンク(2
0)の左右両側の空間を連通する連通部(28)が形成
されていることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明においては、薬剤タ
ンクの板部の下側に、薬剤タンクの左右両側の空間を連
通する連通部が形成されているので、これらの左右の空
間を連通させつつ、薬剤タンクの下部の左右の部分を下
方に延ばすことができる。その結果、薬剤タンクの重心
を下げることができるとともに、下部の左右両側の空間
内の薬剤を、薬剤タンクの下部から残さずにポンプに供
給することができる。
【0011】請求項4に記載の背負式動力噴霧機、請求
項1乃至請求項3の何れかに記載の発明において、前記
架台(10)および前記薬剤タンク(20)はブロー成
形により形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の発明においては、ブロー
成形により板部あるいは凹部を容易に形成することがで
きる。
【0013】なお、上記における括弧内の符号は、図面
において対応する要素を便宜的に表記したものであり、
したがって本発明は図面上の記載に限定されるものでは
ない。これは、「特許請求の範囲」の欄の記載について
も同様である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1および図2は、本発明の実施
の形態に係る背負式動力噴霧機を示す図であって、図1
は一部を切り欠いて示す側面図、図2は正面図である。
なお、これらの図において、図3および図4と同一構成
要素には同一符号を付してその説明を簡略化する。この
背負式動力噴霧機Sは、ポンプ1とこのポンプ1を駆動
するエンジン(原動機)2とを搭載する合成樹脂からな
る中空の架台10と、この架台10の上部に取り付けら
れた合成樹脂からなる中空の薬剤タンク20とを備えて
いる。
【0015】架台10は、ブロー成形法により略L字状
に形成されている。この架台10の前方に水平に延びる
載置部11は、側縁部が下方に折り曲げられた四角板状
に形成されており、この載置部11上に、ポンプ1およ
びエンジン2が載置されてボルト等により固定されてい
る。架台10の上方に鉛直に延びる背当部12は、内部
に空間13を有する扁平な直方体状に形成されている。
この背当部12の上端部分は、背当部12の左右方向に
水平に延びる溝状に背当部12の後面から前側に向かっ
て窪まされて、縦断面形状がカップ状の凹部14に形成
されている。この凹部14の底壁は鉛直方向に延びる板
状の板部15となっており、この板部15には貫通孔1
6が形成されている。また、凹部14の上壁17は板部
15の上端から背当部12の後面側に向かって少し斜め
上方に向かうように延びている。背当部12の凹部14
は、ブロー成形時に、背当部12の後側から潰されるこ
とにより形成されている。
【0016】一方、薬剤タンク20も、ブロー成形法に
より形成されている。この薬剤タンク20の上端部中央
には口部21が形成されており、この口部21に蓋30
が取り付けられている。また、薬剤タンク20の後壁2
2の下部には、架台10の背当部12の凹部14に嵌合
する箱状の凹部23が形成されている。また、薬剤タン
ク20の前壁24の下部の中央部には、概略箱状に窪ん
でいる凹部25が形成されている。この凹部25の底壁
は、凹部23の底壁の中央部と一体になって、鉛直方向
に延びる板部26となっており、この板部26は、架台
10の背当部12の凹部14の板部15の中央部に重な
っている。板部26には、貫通孔27が形成されてお
り、この貫通孔27と板部15の貫通孔16にボルト
(固定具)41が挿通され、このボルト41と該ボルト
41に螺合されたナット(固定具)42とが締め付けら
れて、板部26と板部15とが固定されている。
【0017】凹部25の下側には、薬剤タンク20の内
部空間の下部の左右の部分を連通する連通部(空間)2
8が形成されている。薬剤タンク20の凹部23および
凹部25はそれぞれ、ブロー成形時に、薬剤タンク20
の後側および前後から潰されて形成されている。凹部2
3の底壁の中央部と凹部25の底壁とが一体になってい
る板部26は、後壁22と前壁24とが密着されること
により形成されている。
【0018】薬剤タンク20の下面と架台10の載置部
11の上面との間には、2つの支持部材51,51が左
右に間隔をおいて介在されている。両支持部材51,5
1はそれぞれ、載置部11の上面に下端を当接されて固
定具により固定されているとともに、上端を薬剤タンク
20の下面に当接され、かつ上端部を薬剤タンク20の
下面に形成された突出片に固定具により固定されてい
る。これにより、薬剤タンク20の下面の左右両側がそ
れぞれ支持部材51,51により支持されている。
【0019】このように構成された背負式動力噴霧機S
において、架台10と薬剤タンク20とを結合するに
は、架台10の背当部12の凹部14に、薬剤タンク2
0の凹部23を嵌合させて、薬剤タンク20を凹部14
の上壁17に載せつつ、重なっている板部15と板部2
6の貫通孔16および貫通孔27にボルト41を挿通
し、このボルト41とこのボルト41の先端部に螺合さ
れたナット42とを締め付ける。
【0020】このような背負式動力噴霧機Sにあって
は、薬剤タンク20にナット等を埋設せずに、薬剤タン
ク20と架台10とを結合しているので、薬剤タンク2
0の成形を容易に行うことができるため、製造コストを
低減することができるとともに、ナット等の埋設部から
の割れ等をなくすことができる。また、合成樹脂製の薬
剤タンク20をリサイクル処理するときに、埋設された
ナット等を分離する必要がないため、リサイクル処理を
容易化することができ、リサイクルコストを低減するこ
とができる。
【0021】さらに、架台10と薬剤タンク20とを結
合するために、板部15と板部26とをボルト41とナ
ット42により締結する際に、薬剤タンク20の凹部2
3を嵌合させて、薬剤タンク20を凹部14の上壁17
に載せて行うことができるので、作業者が薬剤タンク2
0を支持する負担を軽減することができ、組み立て作業
を容易化することができる。加えて、薬剤タンク20の
板部26の下側に、薬剤タンク20の内部空間の下部の
左右の部分を連通する連通部28が形成されているの
で、これらの左右の空間を連通させつつ、薬剤タンク2
0の下部の左右の部分を下方に延ばすことができる。こ
のため、薬剤タンク20の重心を下げることができると
ともに、下部の左右の空間内の薬液等の薬剤を、薬剤タ
ンク20の下部の吸水口からポンプ1に残さずに供給す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の背負式動
力噴霧機によれば、薬剤タンクにナット等を埋設するこ
となく、架台と薬剤タンクとを結合することができるの
で、薬剤タンクの製造コストを低減することができると
ともに、薬剤タンクの損傷を低減することができ、かつ
薬剤タンクのリサイクル処理を容易化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る背負式動力噴霧機を
一部を切り欠いて示す側面図である。
【図2】同、正面図である。
【図3】従来の背負式動力噴霧機を一部を切り欠いて示
す側面図である。
【図4】同、正面図である。
【符号の説明】
S 背負式動力噴霧機 1 ポンプ 2 エンジン(原動機) 10 架台 15 板部 16 貫通孔 20 薬剤タンク 23 凹部 26 板部 27 貫通孔 28 連通孔 41 ボルト(固定具) 42 ナット(固定具)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ(1)とこのポンプ(1)を駆動
    する原動機(2)とを搭載する合成樹脂からなる中空の
    架台(10)と、この架台(10)に取り付けられる合
    成樹脂からなる中空の薬剤タンク(20)とを備えた背
    負式動力噴霧機(S)において、 前記架台(10)の上部および前記薬剤タンク(20)
    の下部にそれぞれ、板状の板部(15,26)が形成さ
    れ、 これらの板部(15,26)に形成された貫通孔(1
    6,27)に挿通される固定具(41,42)により、
    前記架台(10)と前記薬剤タンク(20)とが結合さ
    れていることを特徴とする背負式動力噴霧機(S)。
  2. 【請求項2】 前記架台(10)の上部に前記薬剤タン
    ク(20)の凹部(23)が載置されていることを特徴
    とする請求項1に記載の背負式動力噴霧機(S)。
  3. 【請求項3】 前記薬剤タンク(20)の前記板部(2
    6)が左右中央部に形成され、この板部(26)の下側
    に、前記薬剤タンク(20)の左右両側の空間を連通す
    る連通部(28)が形成されていることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の背負式動力噴霧機
    (S)。
  4. 【請求項4】 前記架台(10)および前記薬剤タンク
    (20)はブロー成形により形成されていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の背負式動
    力噴霧機(S)。
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