JP2003266030A - 被処理物の洗浄方法および装置並びにデバイスの製造方法およびデバイス - Google Patents
被処理物の洗浄方法および装置並びにデバイスの製造方法およびデバイスInfo
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- H10P72/04—Apparatus for manufacture or treatment
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- H10P72/0406—Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
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- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B3/00—Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
- B08B3/02—Cleaning by the force of jets or sprays
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- C03C23/00—Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
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- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用する洗浄剤、リンス液の使用量を削減で
き、エネルギー消費量を低減する。 【解決手段】 洗浄ヘッド12は、複数の洗浄ユニット
50と乾燥ユニット60とを有する。洗浄ユニット50
の有機物洗浄部52は、第1洗浄剤68を基板100の
洗浄を必要とする位置に選択的に吹き付け、反応生成物
などを第1吸引口72によって吸引する。無機物洗浄部
54は、有機物か除去された基板の洗浄する部分に第2
洗浄剤74を吹き付け、反応生成物などを第2吸引口に
よって吸引する。リンス部56は、基板100の無機物
の除去された位置に純水82を吹き付け、その蒸気を第
3吸引口88によって吸引する。乾燥ユニット60は、
加熱気体90を熱風吹出し口61から吹出して基板10
0を乾燥する。ライトガイド62は、紫外線92を基板
の洗浄部に照射して残存有機物を分解する。
き、エネルギー消費量を低減する。 【解決手段】 洗浄ヘッド12は、複数の洗浄ユニット
50と乾燥ユニット60とを有する。洗浄ユニット50
の有機物洗浄部52は、第1洗浄剤68を基板100の
洗浄を必要とする位置に選択的に吹き付け、反応生成物
などを第1吸引口72によって吸引する。無機物洗浄部
54は、有機物か除去された基板の洗浄する部分に第2
洗浄剤74を吹き付け、反応生成物などを第2吸引口に
よって吸引する。リンス部56は、基板100の無機物
の除去された位置に純水82を吹き付け、その蒸気を第
3吸引口88によって吸引する。乾燥ユニット60は、
加熱気体90を熱風吹出し口61から吹出して基板10
0を乾燥する。ライトガイド62は、紫外線92を基板
の洗浄部に照射して残存有機物を分解する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板やガラ
ス基板などを洗浄する方法に係り、特に回路素子や配線
などのパターンを形成する基板の洗浄に好適な被処理物
の洗浄方法および装置並びにデバイスの製造方法および
デバイスに関する。
ス基板などを洗浄する方法に係り、特に回路素子や配線
などのパターンを形成する基板の洗浄に好適な被処理物
の洗浄方法および装置並びにデバイスの製造方法および
デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板やガラス基板などの基板に回
路素子などを設けるためのパターンを形成する場合、一
般に基板を洗浄してからパターンを形成する。これは、
基板の表面に有機物や無機物の汚れが存在すると、パタ
ーンを形成できなかったり、形成したパターンの電気的
特性が損なわれるなどの理由による。そして、基板の洗
浄は、通常、次の3通りのいずれかの工程によって行な
われ、いずれも洗浄液(洗浄剤)の温度を20℃〜70
℃に制御して洗浄効率を高めるようにしている。 (1)純水や有機溶媒を用いて基板を洗浄し、その後乾
燥する。 (2)剥離液によって基板の表面に存在する有機物を剥
離除去したのち、酸溶液やアルカリ溶液などによって無
機物をエッチング除去し、さらに純水によってリンス
し、その後基板を乾燥する。 (3)上記(2)の有機物の剥離除去と無機物のエッチ
ング除去とを何度か繰り返したのち、純水によってリン
スし、その後基板の乾燥を行なう。
路素子などを設けるためのパターンを形成する場合、一
般に基板を洗浄してからパターンを形成する。これは、
基板の表面に有機物や無機物の汚れが存在すると、パタ
ーンを形成できなかったり、形成したパターンの電気的
特性が損なわれるなどの理由による。そして、基板の洗
浄は、通常、次の3通りのいずれかの工程によって行な
われ、いずれも洗浄液(洗浄剤)の温度を20℃〜70
℃に制御して洗浄効率を高めるようにしている。 (1)純水や有機溶媒を用いて基板を洗浄し、その後乾
燥する。 (2)剥離液によって基板の表面に存在する有機物を剥
離除去したのち、酸溶液やアルカリ溶液などによって無
機物をエッチング除去し、さらに純水によってリンス
し、その後基板を乾燥する。 (3)上記(2)の有機物の剥離除去と無機物のエッチ
ング除去とを何度か繰り返したのち、純水によってリン
スし、その後基板の乾燥を行なう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したいずれの洗浄
工程においても、従来は、基板を洗浄液(洗浄剤)であ
る剥離液や酸溶液、アルカリ溶液などに浸漬し、またリ
ンス液に浸漬したり基板全体をリンス液で洗い流したり
している。このように従来の洗浄は、基板全体を洗浄す
るため、多量の洗浄液やリンス液が必要となる。しか
も、従来の洗浄は、基板の全体を洗浄することにより、
パターンを形成しない部分から洗い落とされた汚れがパ
ターン形成部に再付着するため、多量のリンス液を用い
てパターン形成部に再付着した汚れを洗い流す必要があ
り、基板の洗浄に多くの時間と費用とを必要と、環境へ
の負荷も大きい。また、従来の洗浄は、多量の洗浄液、
リンス液を所定の温度に保持するためにエネルギー消費
量が大きい。さらに、従来の洗浄は、基板の大型化に伴
って基板を浸漬可能な大きな洗浄槽を必要とするととも
に、基板を搬送装置によって各洗浄槽間を移動させなけ
ればならず、洗浄装置(洗浄設備)が大型化して大きな
設置スペースを必要とする。
工程においても、従来は、基板を洗浄液(洗浄剤)であ
る剥離液や酸溶液、アルカリ溶液などに浸漬し、またリ
ンス液に浸漬したり基板全体をリンス液で洗い流したり
している。このように従来の洗浄は、基板全体を洗浄す
るため、多量の洗浄液やリンス液が必要となる。しか
も、従来の洗浄は、基板の全体を洗浄することにより、
パターンを形成しない部分から洗い落とされた汚れがパ
ターン形成部に再付着するため、多量のリンス液を用い
てパターン形成部に再付着した汚れを洗い流す必要があ
り、基板の洗浄に多くの時間と費用とを必要と、環境へ
の負荷も大きい。また、従来の洗浄は、多量の洗浄液、
リンス液を所定の温度に保持するためにエネルギー消費
量が大きい。さらに、従来の洗浄は、基板の大型化に伴
って基板を浸漬可能な大きな洗浄槽を必要とするととも
に、基板を搬送装置によって各洗浄槽間を移動させなけ
ればならず、洗浄装置(洗浄設備)が大型化して大きな
設置スペースを必要とする。
【0004】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、使用する洗浄剤、リンス液の使
用量を削減でき、エネルギー消費量を低減することを目
的としている。また、本発明は、設備の小型化が図れ、
小スペース化を可能にすることを目的としている。
ためになされたもので、使用する洗浄剤、リンス液の使
用量を削減でき、エネルギー消費量を低減することを目
的としている。また、本発明は、設備の小型化が図れ、
小スペース化を可能にすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る基板洗浄方法は、被処理物の洗浄部
分に対して、液体吐出手段により選択的に洗浄液を吹き
付け、前記洗浄液を吸引除去し、前記洗浄部分を乾燥さ
せることを特徴としている。
めに、本発明に係る基板洗浄方法は、被処理物の洗浄部
分に対して、液体吐出手段により選択的に洗浄液を吹き
付け、前記洗浄液を吸引除去し、前記洗浄部分を乾燥さ
せることを特徴としている。
【0006】このようになっている本発明は、洗浄を必
要とする基板などの被処理物の洗浄部分にのみ、洗浄液
を選択的に吹き付けて洗浄するため、洗浄液の使用量を
大幅に削減することができる。しかも、大量の洗浄液を
一定の温度に保持する必要がないため、エネルギー消費
量を低減することができる。
要とする基板などの被処理物の洗浄部分にのみ、洗浄液
を選択的に吹き付けて洗浄するため、洗浄液の使用量を
大幅に削減することができる。しかも、大量の洗浄液を
一定の温度に保持する必要がないため、エネルギー消費
量を低減することができる。
【0007】また、本発明に係る基板洗浄方法は、被処
理物のパターン形成部に対して選択的に、第1洗浄剤を
吹き付けて有機物を除去する有機物除去工程と、第2洗
浄剤を前記パターン形成部に選択的に吹き付けて無機物
を除去する無機物除去工程と、リンス液を前記パターン
形成部に選択的に吹き付けてそれを除去するリンス工程
と、前記リンス液を吹き付けた部分を乾燥させる乾燥工
程とを有し、前記有機物除去工程、前記無機物除去工
程、前記リンス工程のうち少なくとも一つの工程を、液
体吐出手段により行なうことを特徴としている。
理物のパターン形成部に対して選択的に、第1洗浄剤を
吹き付けて有機物を除去する有機物除去工程と、第2洗
浄剤を前記パターン形成部に選択的に吹き付けて無機物
を除去する無機物除去工程と、リンス液を前記パターン
形成部に選択的に吹き付けてそれを除去するリンス工程
と、前記リンス液を吹き付けた部分を乾燥させる乾燥工
程とを有し、前記有機物除去工程、前記無機物除去工
程、前記リンス工程のうち少なくとも一つの工程を、液
体吐出手段により行なうことを特徴としている。
【0008】この発明によれば、有機物を除去する第1
洗浄剤、無機物を除去する第2洗浄剤およびリンス液
を、基板などの被処理物の洗浄を必要とするパターン形
成部にのみ選択的に吹き付けて洗浄するようにしている
ため、洗浄液やリンス液の使用量を大幅に削減すること
ができる。しかも、基板(被処理物)が大型化したとし
ても、大きな洗浄槽や基板の搬送装置を必要としないた
め、消費エネルギーの低減が図れるとともに、廃液の発
生量を削減できる。なお、第1洗浄剤としては、有機膜
を剥離する剥離液や、有機物を酸化するオゾン水などを
使用することができる。また、第2洗浄剤としては、H
F水溶液などのエッチング液を使用できる。
洗浄剤、無機物を除去する第2洗浄剤およびリンス液
を、基板などの被処理物の洗浄を必要とするパターン形
成部にのみ選択的に吹き付けて洗浄するようにしている
ため、洗浄液やリンス液の使用量を大幅に削減すること
ができる。しかも、基板(被処理物)が大型化したとし
ても、大きな洗浄槽や基板の搬送装置を必要としないた
め、消費エネルギーの低減が図れるとともに、廃液の発
生量を削減できる。なお、第1洗浄剤としては、有機膜
を剥離する剥離液や、有機物を酸化するオゾン水などを
使用することができる。また、第2洗浄剤としては、H
F水溶液などのエッチング液を使用できる。
【0009】リンス工程は、有機物除去工程と無機物除
去工程とを複数回行なったのちに行なうことができる。
これにより、一度の洗浄では除去できないような取れに
くい汚れも確実に除去することができる。
去工程とを複数回行なったのちに行なうことができる。
これにより、一度の洗浄では除去できないような取れに
くい汚れも確実に除去することができる。
【0010】第1洗浄剤は、有機物と反応可能な第1反
応性気体と、この第1反応性気体を溶解可能な第1溶解
液との混合物であってよい。第1洗浄剤を第1反応性気
体と第1溶解液との混合物、すなわち気液混合とするこ
とにより、有機物を酸化するなどの有機物と反応する物
質の量を多く供給することが可能となり、有機物の除去
をより迅速に行なうことができる。また、第2洗浄剤
は、無機物と反応可能な第2反応性気体と、この第2反
応性気体を溶解可能な第2溶解液との混合物とすること
ができる。これにより、無機物と反応して無機物をエッ
チングする物質の量を多くすることができ、無機物の除
去を迅速に行なうことができる。
応性気体と、この第1反応性気体を溶解可能な第1溶解
液との混合物であってよい。第1洗浄剤を第1反応性気
体と第1溶解液との混合物、すなわち気液混合とするこ
とにより、有機物を酸化するなどの有機物と反応する物
質の量を多く供給することが可能となり、有機物の除去
をより迅速に行なうことができる。また、第2洗浄剤
は、無機物と反応可能な第2反応性気体と、この第2反
応性気体を溶解可能な第2溶解液との混合物とすること
ができる。これにより、無機物と反応して無機物をエッ
チングする物質の量を多くすることができ、無機物の除
去を迅速に行なうことができる。
【0011】第1洗浄剤は、パターン形成部に吹き付け
られる有機物と反応可能な第1反応性気体と、この第1
反応性気体を溶解可能なパターン形成部に吹き付けられ
る第1溶解液とすることができる。これにより、有機物
と反応する物質の量を多くできる。そして、第2洗浄剤
は、パターン形成部に吹き付けられて前記無機物と反応
可能な第2反応性気体と、この第2反応積気体を溶解可
能なパターン形成部に吹き付けられる第2溶解液とする
ことができる。これにより、無機物と反応(無機物をエ
ッチング)する物質の供給量を多くすることができ、無
機物の除去速度を高めることができるとともに、液体を
吐出するノズルなどが洗浄液(エッチング液)などによ
って損傷を受けることがない。
られる有機物と反応可能な第1反応性気体と、この第1
反応性気体を溶解可能なパターン形成部に吹き付けられ
る第1溶解液とすることができる。これにより、有機物
と反応する物質の量を多くできる。そして、第2洗浄剤
は、パターン形成部に吹き付けられて前記無機物と反応
可能な第2反応性気体と、この第2反応積気体を溶解可
能なパターン形成部に吹き付けられる第2溶解液とする
ことができる。これにより、無機物と反応(無機物をエ
ッチング)する物質の供給量を多くすることができ、無
機物の除去速度を高めることができるとともに、液体を
吐出するノズルなどが洗浄液(エッチング液)などによ
って損傷を受けることがない。
【0012】乾燥は、加熱した気体を吹き付けて行なっ
てよい。加熱気体を吹き付けることにより、リンス液の
蒸発が促進され、乾燥を迅速に行なうことができる。し
かも、基板のパターン形成部のみに加熱気体を吹き付け
るようにしているため、乾燥に要するエネルギーを大幅
に低減することができる。
てよい。加熱気体を吹き付けることにより、リンス液の
蒸発が促進され、乾燥を迅速に行なうことができる。し
かも、基板のパターン形成部のみに加熱気体を吹き付け
るようにしているため、乾燥に要するエネルギーを大幅
に低減することができる。
【0013】気体は、有機物を酸化可能な第3反応性気
体を用いることができる。オゾンや励起酸素を含んだガ
スなどの第3反応性気体を加熱して吹き付けて乾燥する
ことにより、基板に残存している有機物を除去すること
ができる。また、気体は、必要に応じて窒素などの不活
性気体を用いることができる。基板が酸化しやすい材質
からなる場合、不活性気体を吹き付けることにより、基
板の酸化を阻止でき、洗浄後の清浄な状態を確実に保持
することができる。さらに、乾燥は、パターン形成部に
紫外線を照射しつつ行なうことができる。紫外線を照射
することにより、パターン形成部に残存している有機物
を分解し、除去することができる。
体を用いることができる。オゾンや励起酸素を含んだガ
スなどの第3反応性気体を加熱して吹き付けて乾燥する
ことにより、基板に残存している有機物を除去すること
ができる。また、気体は、必要に応じて窒素などの不活
性気体を用いることができる。基板が酸化しやすい材質
からなる場合、不活性気体を吹き付けることにより、基
板の酸化を阻止でき、洗浄後の清浄な状態を確実に保持
することができる。さらに、乾燥は、パターン形成部に
紫外線を照射しつつ行なうことができる。紫外線を照射
することにより、パターン形成部に残存している有機物
を分解し、除去することができる。
【0014】上記の被処理物の洗浄方法を実施するため
の本発明に係る洗浄装置は、被処理物に対して相対的に
移動する洗浄ヘッドと、前記洗浄ヘッドを移動させる移
動手段と、前記洗浄ヘッドに設けられて有機物を除去可
能な第1洗浄剤を噴射する第1噴射手段と、前記第1噴
射手段の近傍に設けられ、前記第1洗浄剤を吸引する第
1吸引手段と、前記洗浄ヘッドに設けられ、無機物を除
去可能な第2洗浄剤を噴射する第2噴射手段と、前記第
2噴射手段の近傍に設けられ、第2洗浄剤を吸引する第
2吸引手段と、前記洗浄ヘッドに設けられ、リンス液を
噴射する第3噴射手段と、前記第3噴射手段の近傍に設
けられ、前記リンス液を吸引する第3吸引手段と、前記
被処理物を乾燥させる乾燥手段と、前記移動手段を制御
するとともに、前記第1噴射手段、前記第2噴射手段、
前記第3噴射手段を制御して、前記第1洗浄剤、前記第
2洗浄剤、前記リンス液を前記被処理物のパターン形成
部に選択的に吹き付ける制御手段と、を有することを特
徴としている。
の本発明に係る洗浄装置は、被処理物に対して相対的に
移動する洗浄ヘッドと、前記洗浄ヘッドを移動させる移
動手段と、前記洗浄ヘッドに設けられて有機物を除去可
能な第1洗浄剤を噴射する第1噴射手段と、前記第1噴
射手段の近傍に設けられ、前記第1洗浄剤を吸引する第
1吸引手段と、前記洗浄ヘッドに設けられ、無機物を除
去可能な第2洗浄剤を噴射する第2噴射手段と、前記第
2噴射手段の近傍に設けられ、第2洗浄剤を吸引する第
2吸引手段と、前記洗浄ヘッドに設けられ、リンス液を
噴射する第3噴射手段と、前記第3噴射手段の近傍に設
けられ、前記リンス液を吸引する第3吸引手段と、前記
被処理物を乾燥させる乾燥手段と、前記移動手段を制御
するとともに、前記第1噴射手段、前記第2噴射手段、
前記第3噴射手段を制御して、前記第1洗浄剤、前記第
2洗浄剤、前記リンス液を前記被処理物のパターン形成
部に選択的に吹き付ける制御手段と、を有することを特
徴としている。
【0015】このように構成した本発明は、有機物を除
去する第1洗浄剤、無機物を除去する第2洗浄剤、リン
ス液を基板の洗浄を必要とするパターン形成部に、選択
的に確実に供給することができ、不要部分の洗浄を避け
ることができて洗浄液やリンス液の使用量を大幅に削減
することができる。しかも、洗浄ヘッドを移動させて洗
浄を行なうため、基板などの被処理物が大型化した場合
であっても、大きな洗浄槽や搬送装置を必要とせず、洗
浄装置(洗浄設備)の小型化、小スペース化を図ること
ができる。
去する第1洗浄剤、無機物を除去する第2洗浄剤、リン
ス液を基板の洗浄を必要とするパターン形成部に、選択
的に確実に供給することができ、不要部分の洗浄を避け
ることができて洗浄液やリンス液の使用量を大幅に削減
することができる。しかも、洗浄ヘッドを移動させて洗
浄を行なうため、基板などの被処理物が大型化した場合
であっても、大きな洗浄槽や搬送装置を必要とせず、洗
浄装置(洗浄設備)の小型化、小スペース化を図ること
ができる。
【0016】第1噴射手段は、有機物と反応可能な第1
反応性気体を噴射する第1ガスノズルと、第1反応性気
体を溶解可能な第1溶解液を噴射する第1液体ノズルと
を有するように形成することができる。これにより、有
機物を酸化したりする有機物と反応する物質の供給量を
多くすることができ、有機物の除去を迅速に行なうこと
ができる。そして、第2噴射手段は、無機物と反応可能
な第2反応性気体を噴射する第2ガスノズルと、第2反
応性気体を溶解可能な第2溶解液を噴射する第2液体ノ
ズルとを有するように構成してよい。これにより、無機
物をエッチングできる物質の供給量を多くすることがで
きるとともに、液体ノズルが洗浄剤であるエッチング液
などによって腐食(損傷)するのを防ぐことができる。
反応性気体を噴射する第1ガスノズルと、第1反応性気
体を溶解可能な第1溶解液を噴射する第1液体ノズルと
を有するように形成することができる。これにより、有
機物を酸化したりする有機物と反応する物質の供給量を
多くすることができ、有機物の除去を迅速に行なうこと
ができる。そして、第2噴射手段は、無機物と反応可能
な第2反応性気体を噴射する第2ガスノズルと、第2反
応性気体を溶解可能な第2溶解液を噴射する第2液体ノ
ズルとを有するように構成してよい。これにより、無機
物をエッチングできる物質の供給量を多くすることがで
きるとともに、液体ノズルが洗浄剤であるエッチング液
などによって腐食(損傷)するのを防ぐことができる。
【0017】乾燥手段には、パターン形成部に紫外線を
照射する照射手段を設けることができる。これにより、
被処理物に有機物が残存している場合に、紫外線によっ
て有機物を分解、除去することができる。
照射する照射手段を設けることができる。これにより、
被処理物に有機物が残存している場合に、紫外線によっ
て有機物を分解、除去することができる。
【0018】そして、本発明に係るデバイスの製造方法
は、上記した各被処理物の洗浄方法のいずれかによっ
て、被処理物物表面に付着する不要物を除去する工程を
有することを特徴としている。これにより、洗浄剤や洗
浄に要するエネルギーの削減が図れ、デバイスの製造に
伴う環境負荷を低減することができる。
は、上記した各被処理物の洗浄方法のいずれかによっ
て、被処理物物表面に付着する不要物を除去する工程を
有することを特徴としている。これにより、洗浄剤や洗
浄に要するエネルギーの削減が図れ、デバイスの製造に
伴う環境負荷を低減することができる。
【0019】また、本発明に係るデバイスは、上記した
洗浄装置のいずれかを用いて製造されたことを特徴とし
ている。これにより、デバイスを製造するのに要する洗
浄剤、エネルギーを削減でき、環境負荷およびデバイス
のコストを低減することができる。
洗浄装置のいずれかを用いて製造されたことを特徴とし
ている。これにより、デバイスを製造するのに要する洗
浄剤、エネルギーを削減でき、環境負荷およびデバイス
のコストを低減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る被処理物の洗浄方法
および装置並びにデバイスの製造方法およびデバイスの
好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明
する。図2は、本発明の第1実施の形態に係る洗浄装置
の要部の下方から見た斜視図である。図2において、洗
浄装置10は、詳細を後述する洗浄ヘッド12を備えて
いる。洗浄ヘッド12は、いわゆるXYテーブル14に
搭載してあって、本図に図示しない半導体基板やガラス
基板などの基板面(被処理物の面)に沿って移動可能と
なっている。
および装置並びにデバイスの製造方法およびデバイスの
好ましい実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明
する。図2は、本発明の第1実施の形態に係る洗浄装置
の要部の下方から見た斜視図である。図2において、洗
浄装置10は、詳細を後述する洗浄ヘッド12を備えて
いる。洗浄ヘッド12は、いわゆるXYテーブル14に
搭載してあって、本図に図示しない半導体基板やガラス
基板などの基板面(被処理物の面)に沿って移動可能と
なっている。
【0021】XYテーブル14は、Xテーブル18とこ
のXテーブル18を搭載したYテーブル20とからなっ
ている。Xテーブル18には、洗浄ヘッド部12が固定
してあるとともに、洗浄液やリンス液などを貯溜した貯
液部(図示せず)が搭載してある。一方、Yテーブル2
0は、図示しないZテーブルに搭載されていて、Zテー
ブルと一体にYテーブル20の面に直交した上下方向に
移動可能となっている。そして、Yテーブル20は、一
端に設けたナット部22がボールネジ24と螺合してい
る。
のXテーブル18を搭載したYテーブル20とからなっ
ている。Xテーブル18には、洗浄ヘッド部12が固定
してあるとともに、洗浄液やリンス液などを貯溜した貯
液部(図示せず)が搭載してある。一方、Yテーブル2
0は、図示しないZテーブルに搭載されていて、Zテー
ブルと一体にYテーブル20の面に直交した上下方向に
移動可能となっている。そして、Yテーブル20は、一
端に設けたナット部22がボールネジ24と螺合してい
る。
【0022】このボールねじ24は、一端がZテーブル
に設けたブラケットに回転自在に支持させてある。ま
た、ボールネジ24の他端は、Zテーブルに配設したY
サーボモータ26に接続してある。また、Yテーブル2
0の他端側は、Zテーブルに設けたガイドバー28が滑
動自在に貫通している。このガイドバー28は、ボール
ネジ24と平行に配置してある。従って、Yテーブル2
0は、Yサーボモータ26を駆動してボールネジ24を
回転させると、ボールネジ24に沿ってY方向に移動す
る。
に設けたブラケットに回転自在に支持させてある。ま
た、ボールネジ24の他端は、Zテーブルに配設したY
サーボモータ26に接続してある。また、Yテーブル2
0の他端側は、Zテーブルに設けたガイドバー28が滑
動自在に貫通している。このガイドバー28は、ボール
ネジ24と平行に配置してある。従って、Yテーブル2
0は、Yサーボモータ26を駆動してボールネジ24を
回転させると、ボールネジ24に沿ってY方向に移動す
る。
【0023】Yテーブル20には、ボールネジ24と直
交したX方向にボールネジ30が配設してある。このボ
ールネジ30は、Xテーブル18に螺合させてあるとと
もに、一端がYテーブル20に取り付けた軸受32を介
して回転自在に支持され、他端がYテーブル20に取り
付けたXサーボモータ34に接続してある。このXサー
ボモータ34は、Yサーボモータ26、Xテーブル1
8、Yテーブル20などとともに洗浄ヘッド12を基板
の面に沿って移動させる移動手段を構成している。
交したX方向にボールネジ30が配設してある。このボ
ールネジ30は、Xテーブル18に螺合させてあるとと
もに、一端がYテーブル20に取り付けた軸受32を介
して回転自在に支持され、他端がYテーブル20に取り
付けたXサーボモータ34に接続してある。このXサー
ボモータ34は、Yサーボモータ26、Xテーブル1
8、Yテーブル20などとともに洗浄ヘッド12を基板
の面に沿って移動させる移動手段を構成している。
【0024】また、Yテーブル20には、ブラケット3
6、38を介してガイドバー40がボールネジ30と平
行に設けてある。そして、ガイドバー40は、Xテーブ
ル18の一端部を滑動自在に貫通しており、Xテーブル
18の回転を阻止してXテーブル18をX方向に案内す
る。従って、Xテーブル18は、Xサーボモータ34を
駆動してボールネジ30を回転させると、ボールネジ3
0に沿ってX方向に移動する。
6、38を介してガイドバー40がボールネジ30と平
行に設けてある。そして、ガイドバー40は、Xテーブ
ル18の一端部を滑動自在に貫通しており、Xテーブル
18の回転を阻止してXテーブル18をX方向に案内す
る。従って、Xテーブル18は、Xサーボモータ34を
駆動してボールネジ30を回転させると、ボールネジ3
0に沿ってX方向に移動する。
【0025】Yサーボモータ26、Xサーボモータ34
および洗浄ヘッド部12は、制御手段である制御装置4
2に接続してあって、制御装置42によって駆動制御さ
れる。また、制御装置42には、洗浄する部分の位置を
記憶している洗浄位置データ記憶部44が接続してあ
る。そして、制御装置42は、洗浄位置データ記憶部4
4に記憶されているデータを読み出し、洗浄ヘッド12
を基板面に沿って移動させるとともに、洗浄ヘッド12
の動作を制御して基板の所定部分を選択的に洗浄する。
および洗浄ヘッド部12は、制御手段である制御装置4
2に接続してあって、制御装置42によって駆動制御さ
れる。また、制御装置42には、洗浄する部分の位置を
記憶している洗浄位置データ記憶部44が接続してあ
る。そして、制御装置42は、洗浄位置データ記憶部4
4に記憶されているデータを読み出し、洗浄ヘッド12
を基板面に沿って移動させるとともに、洗浄ヘッド12
の動作を制御して基板の所定部分を選択的に洗浄する。
【0026】洗浄ヘッド12は、図3に示したように、
複数の洗浄ユニット部50(50a〜50n)を有して
いる。これらの洗浄ユニット50は、実施形態の場合、
Y方向に沿って一定間隔をもって配設してある。なお、
図3には、6つの洗浄ユニット部を備えている洗浄ヘッ
ド12が示してあるが、これに限定されるものではな
い。
複数の洗浄ユニット部50(50a〜50n)を有して
いる。これらの洗浄ユニット50は、実施形態の場合、
Y方向に沿って一定間隔をもって配設してある。なお、
図3には、6つの洗浄ユニット部を備えている洗浄ヘッ
ド12が示してあるが、これに限定されるものではな
い。
【0027】各洗浄ユニット部50は、それぞれ詳細を
後述する有機物洗浄部52(52a〜52n)、無機物
洗浄部54(54a〜54n)、リンス部56(56a
〜56n)を有している。そして、これらの有機物洗浄
部52、無機物洗浄部54、リンス部56は、図3の矢
印58に示したように、洗浄ヘッド12による洗浄時の
移動方向となるX方向に沿って、この順に直線状に配置
してある。また、洗浄ヘッド12は、洗浄ユニット部5
0の後方側に乾燥手段となる乾燥ユニット60の熱風吹
出し口(送風口)61が形成してある。この熱風吹出し
口61は、実施形態の場合、長辺がY方向に沿った矩形
状に形成してあって、各洗浄ユニット50を設けた範囲
を覆う長さに形成してある。なお、本実施例では、送風
口より熱風を送り出しているが、これに限定されず、常
温の送風でも乾燥できるものであればこれを用いてもよ
い。
後述する有機物洗浄部52(52a〜52n)、無機物
洗浄部54(54a〜54n)、リンス部56(56a
〜56n)を有している。そして、これらの有機物洗浄
部52、無機物洗浄部54、リンス部56は、図3の矢
印58に示したように、洗浄ヘッド12による洗浄時の
移動方向となるX方向に沿って、この順に直線状に配置
してある。また、洗浄ヘッド12は、洗浄ユニット部5
0の後方側に乾燥手段となる乾燥ユニット60の熱風吹
出し口(送風口)61が形成してある。この熱風吹出し
口61は、実施形態の場合、長辺がY方向に沿った矩形
状に形成してあって、各洗浄ユニット50を設けた範囲
を覆う長さに形成してある。なお、本実施例では、送風
口より熱風を送り出しているが、これに限定されず、常
温の送風でも乾燥できるものであればこれを用いてもよ
い。
【0028】さらに、乾燥ユニット60は、熱風吹出し
口61の後方側に照射手段を構成しているライトガイド
62が設けてある。このライトガイド62は、照射口と
なる先端が熱風吹出し口61と同様にY方向に沿って配
置してあって、熱風吹出し口61からの熱風が吹き付け
られる基板の部分に紫外線を照射できるようになってい
る。
口61の後方側に照射手段を構成しているライトガイド
62が設けてある。このライトガイド62は、照射口と
なる先端が熱風吹出し口61と同様にY方向に沿って配
置してあって、熱風吹出し口61からの熱風が吹き付け
られる基板の部分に紫外線を照射できるようになってい
る。
【0029】洗浄ヘッド部12の有機物洗浄部52、無
機物洗浄部54、リンス部56は、図1のようになって
いる。すなわち、有機物洗浄部52、無機物洗浄部54
およびリンス部56は、いずれも先端部が二重管構造と
なっている。そして、有機物洗浄部52は、第1噴射手
段を構成している第1ノズル66が設けてあって、この
第1ノズル66から有機物を除去可能な有機物剥離液や
オゾン水などの第1洗浄剤68を微粒子70として吐出
し、基板100の所定位置に第1洗浄剤68を吹き付け
ることができるようになっている。また、洗浄ヘッド部
12の有機物洗浄部52は、第1ノズル66の周囲に第
1吸引口(第1吸引手段)72が設けてある。この第1
吸引口72は、第1ノズル66を介して被処理物である
基板100の表面に吹き付けられた第1洗浄剤68と、
基板100の表面に存在する有機物との反応生成物や、
基板100の面から蒸散する第1洗浄剤68を吸引する
ようになっている。
機物洗浄部54、リンス部56は、図1のようになって
いる。すなわち、有機物洗浄部52、無機物洗浄部54
およびリンス部56は、いずれも先端部が二重管構造と
なっている。そして、有機物洗浄部52は、第1噴射手
段を構成している第1ノズル66が設けてあって、この
第1ノズル66から有機物を除去可能な有機物剥離液や
オゾン水などの第1洗浄剤68を微粒子70として吐出
し、基板100の所定位置に第1洗浄剤68を吹き付け
ることができるようになっている。また、洗浄ヘッド部
12の有機物洗浄部52は、第1ノズル66の周囲に第
1吸引口(第1吸引手段)72が設けてある。この第1
吸引口72は、第1ノズル66を介して被処理物である
基板100の表面に吹き付けられた第1洗浄剤68と、
基板100の表面に存在する有機物との反応生成物や、
基板100の面から蒸散する第1洗浄剤68を吸引する
ようになっている。
【0030】無機物洗浄部54は、例えばフッ酸水溶液
などの第2洗浄剤74を吐出する第2ノズル(第2噴射
手段)76を備えていて、第2洗浄剤74の微粒子78
を基板100の表面に吹き付ける。そして、無機物洗浄
部54は、第2吸引手段を構成する第2吸引口80が第
2ノズル76の周囲に開口していて、基板100の表面
に存在する無機物と第2洗浄剤74との反応生成物や、
基板100の表面で蒸発した第2洗浄剤74の蒸気など
を吸引するようになっている。
などの第2洗浄剤74を吐出する第2ノズル(第2噴射
手段)76を備えていて、第2洗浄剤74の微粒子78
を基板100の表面に吹き付ける。そして、無機物洗浄
部54は、第2吸引手段を構成する第2吸引口80が第
2ノズル76の周囲に開口していて、基板100の表面
に存在する無機物と第2洗浄剤74との反応生成物や、
基板100の表面で蒸発した第2洗浄剤74の蒸気など
を吸引するようになっている。
【0031】リンス部56は、リンス液である純水82
を吐出する第3噴射手段を構成している第3ノズル84
を有し、純水82の微粒子86を基板100の表面に吹
き付ける。そして、第3ノズル84の周囲には、第3吸
引手段を構成している第3吸引口88が設けてあって、
基板100の表面において蒸発した純水82の蒸気を吸
引できるようにしてある。
を吐出する第3噴射手段を構成している第3ノズル84
を有し、純水82の微粒子86を基板100の表面に吹
き付ける。そして、第3ノズル84の周囲には、第3吸
引手段を構成している第3吸引口88が設けてあって、
基板100の表面において蒸発した純水82の蒸気を吸
引できるようにしてある。
【0032】なお、第1洗浄剤68、第2洗浄剤74お
よび純水82を第1ノズル66、第2ノズル76、第3
ノズル84から微粒子70、78、86として吐出する
噴射手段の液体吐出装置は、実施形態の場合、インクジ
ェットプリンタのプリンタヘッドと同様に形成してあっ
て、ピエゾ素子などによって一定量の微粒子70、7
8、86を吐出可能な定量吐出機構となっている。各ノ
ズル66、76、84から吐出される微粒子70、7
8、86は、実施形態の場合、直径が10〜100μm
程度となっていて、容易に蒸発させることができるよう
にしてある。なお、本発明で用いることができる液体吐
出装置は、ピエゾ素子を用いたインクジェットヘッドに
限られず、熱膨張を利用したサーマルインクジェット方
式のものや、静電誘引を利用したヘッドを用いてもよ
い。
よび純水82を第1ノズル66、第2ノズル76、第3
ノズル84から微粒子70、78、86として吐出する
噴射手段の液体吐出装置は、実施形態の場合、インクジ
ェットプリンタのプリンタヘッドと同様に形成してあっ
て、ピエゾ素子などによって一定量の微粒子70、7
8、86を吐出可能な定量吐出機構となっている。各ノ
ズル66、76、84から吐出される微粒子70、7
8、86は、実施形態の場合、直径が10〜100μm
程度となっていて、容易に蒸発させることができるよう
にしてある。なお、本発明で用いることができる液体吐
出装置は、ピエゾ素子を用いたインクジェットヘッドに
限られず、熱膨張を利用したサーマルインクジェット方
式のものや、静電誘引を利用したヘッドを用いてもよ
い。
【0033】乾燥ユニット60を構成している熱風吹出
し口61は、後述するように、基板100の純水82が
吹き付けられた位置に加熱空気などの加熱気体90を吹
き付け、純水82の蒸発を促進して基板100の表面を
乾燥させる。また、照射手段となっているライトガイド
62は、図示しない紫外線ランプなどが放射した紫外線
92を、基板100の加熱気体90が吹き付けられる位
置に照射し、残存する有機物を分解するようになってい
る。
し口61は、後述するように、基板100の純水82が
吹き付けられた位置に加熱空気などの加熱気体90を吹
き付け、純水82の蒸発を促進して基板100の表面を
乾燥させる。また、照射手段となっているライトガイド
62は、図示しない紫外線ランプなどが放射した紫外線
92を、基板100の加熱気体90が吹き付けられる位
置に照射し、残存する有機物を分解するようになってい
る。
【0034】一方、基板100を配置するテーブル10
2は、テーブル本体104に加熱手段であるヒータ10
6を内蔵しており、基板100を所定の温度(例えば3
0℃〜60℃)に加熱して洗浄剤68、74による除去
反応を促進するとともに、基板100の表面に残存する
洗浄剤68、74の蒸発が速やかに行なわれるようにし
ている。
2は、テーブル本体104に加熱手段であるヒータ10
6を内蔵しており、基板100を所定の温度(例えば3
0℃〜60℃)に加熱して洗浄剤68、74による除去
反応を促進するとともに、基板100の表面に残存する
洗浄剤68、74の蒸発が速やかに行なわれるようにし
ている。
【0035】このようになっている実施形態に係る洗浄
装置10の作用は、次のとおりである。洗浄すべき基板
100をテーブル102の上に配置し、ヒータ106に
よって所定の温度に加熱する。また、洗浄位置データ記
憶部44には、基板100を洗浄する部分の位置を記憶
させる。この洗浄部分は、例えば基板100の、回路素
子や配線などを形成する、いわゆるパターン形成位置に
対応した部分である。
装置10の作用は、次のとおりである。洗浄すべき基板
100をテーブル102の上に配置し、ヒータ106に
よって所定の温度に加熱する。また、洗浄位置データ記
憶部44には、基板100を洗浄する部分の位置を記憶
させる。この洗浄部分は、例えば基板100の、回路素
子や配線などを形成する、いわゆるパターン形成位置に
対応した部分である。
【0036】制御手段である制御装置42は、洗浄装置
10が起動されると、XYテーブル14を介して洗浄ヘ
ッド12を所定の初期位置に移動させる。その後、制御
装置42は、洗浄位置データ記憶部44から洗浄すべき
部分の位置を読み込み、Xサーボモータ34を駆動して
洗浄ヘッド12を図3の矢印58のようにX方向に移動
し、洗浄ヘッド12の有機物洗浄部52を基板100の
洗浄する部分(パターン形成位置)と対応した位置に停
止させる。そして、第1噴射手段を作動して剥離液やオ
ゾン水などの第1洗浄剤68を第1ノズル66から微粒
子70として吐出し、基板100の洗浄部分に吹き付け
る。このとき、制御装置42は、基板100の洗浄すべ
き部分と対応していない有機物洗浄部52については、
噴射手段を作動させない。従って、基板100は、洗浄
を必要とするパターンを形成する部分のみが洗浄され、
洗浄を必要しないパターンが形成されない部分は洗浄さ
れない。
10が起動されると、XYテーブル14を介して洗浄ヘ
ッド12を所定の初期位置に移動させる。その後、制御
装置42は、洗浄位置データ記憶部44から洗浄すべき
部分の位置を読み込み、Xサーボモータ34を駆動して
洗浄ヘッド12を図3の矢印58のようにX方向に移動
し、洗浄ヘッド12の有機物洗浄部52を基板100の
洗浄する部分(パターン形成位置)と対応した位置に停
止させる。そして、第1噴射手段を作動して剥離液やオ
ゾン水などの第1洗浄剤68を第1ノズル66から微粒
子70として吐出し、基板100の洗浄部分に吹き付け
る。このとき、制御装置42は、基板100の洗浄すべ
き部分と対応していない有機物洗浄部52については、
噴射手段を作動させない。従って、基板100は、洗浄
を必要とするパターンを形成する部分のみが洗浄され、
洗浄を必要しないパターンが形成されない部分は洗浄さ
れない。
【0037】基板100の表面に吹き付けられた第1洗
浄剤68の微粒子は、基板の表面に存在している有機物
を剥離し、または有機物と反応して有機物を酸化する。
そして、基板表面から剥離した有機物、または第1洗浄
剤68と有機物との反応生成物、および第1洗浄剤68
の蒸気は、第1吸引口72に吸引され、基板100の表
面やその付近から除去される。しかも、この実施形態に
おいては、基板100がテーブル102に内蔵したヒー
タ106によって所定の温度に加熱されているため、有
機物の剥離、有機物と第1洗浄剤68との反応が促進さ
れ、また基板100の表面に残存する第1洗浄剤68の
蒸発が速やかに行なわれ、次の無機物の洗浄に影響を与
えない。
浄剤68の微粒子は、基板の表面に存在している有機物
を剥離し、または有機物と反応して有機物を酸化する。
そして、基板表面から剥離した有機物、または第1洗浄
剤68と有機物との反応生成物、および第1洗浄剤68
の蒸気は、第1吸引口72に吸引され、基板100の表
面やその付近から除去される。しかも、この実施形態に
おいては、基板100がテーブル102に内蔵したヒー
タ106によって所定の温度に加熱されているため、有
機物の剥離、有機物と第1洗浄剤68との反応が促進さ
れ、また基板100の表面に残存する第1洗浄剤68の
蒸発が速やかに行なわれ、次の無機物の洗浄に影響を与
えない。
【0038】なお、制御装置42は、基板の洗浄領域が
広く、洗浄ヘッド12をY方向に移動させる必要がある
場合には、Yサーボモータ26を駆動し、Yテーブル2
0を介して洗浄ヘッド12をY方向に移動させる。
広く、洗浄ヘッド12をY方向に移動させる必要がある
場合には、Yサーボモータ26を駆動し、Yテーブル2
0を介して洗浄ヘッド12をY方向に移動させる。
【0039】制御装置42は、有機物洗浄部52による
有機物の除去洗浄を所定時間行なうと、洗浄ヘッド12
をX方向に移動させ、有機物洗浄部52によって有機物
を除去した基板100の洗浄部分と対応した位置に無機
物洗浄部54を停止させる。そして、制御装置42は、
第2噴射手段の吐出機構を作動して第2洗浄剤74の微
粒子78を第2ノズル76から吐出し、基板100の表
面に吹き付ける。第2洗浄剤74は、基板100の表面
に付着している不要な無機物と反応し、これをエッチン
グして除去する。そして、第2洗浄剤74と無機物との
反応生成物および基板100の表面において蒸発した第
2洗浄剤74の蒸気は、第2吸引口によって吸引除去さ
れる。なお、制御装置42は、第1洗浄剤68を吐出し
なかった有機物洗浄部52に対応した無機物洗浄部54
を作動させない。
有機物の除去洗浄を所定時間行なうと、洗浄ヘッド12
をX方向に移動させ、有機物洗浄部52によって有機物
を除去した基板100の洗浄部分と対応した位置に無機
物洗浄部54を停止させる。そして、制御装置42は、
第2噴射手段の吐出機構を作動して第2洗浄剤74の微
粒子78を第2ノズル76から吐出し、基板100の表
面に吹き付ける。第2洗浄剤74は、基板100の表面
に付着している不要な無機物と反応し、これをエッチン
グして除去する。そして、第2洗浄剤74と無機物との
反応生成物および基板100の表面において蒸発した第
2洗浄剤74の蒸気は、第2吸引口によって吸引除去さ
れる。なお、制御装置42は、第1洗浄剤68を吐出し
なかった有機物洗浄部52に対応した無機物洗浄部54
を作動させない。
【0040】制御装置42は、無機物洗浄部54による
無機物の除去洗浄を所定時間行なうと、洗浄ヘッド12
をさらにX方向に移動させ、リンス部56を無機物が除
去された洗浄部分と対応した位置に停止させる。そし
て、制御装置42は、第3噴射手段の吐出機構を作動し
て純水82を基板100の表面に吹き付け、無機物を除
去した基板100の洗浄部分をリンスする。微粒子86
として基板100に吹き付けられた純水82は、加熱さ
れている基板100の熱によって蒸発し、第3吸引口8
8に吸引される。
無機物の除去洗浄を所定時間行なうと、洗浄ヘッド12
をさらにX方向に移動させ、リンス部56を無機物が除
去された洗浄部分と対応した位置に停止させる。そし
て、制御装置42は、第3噴射手段の吐出機構を作動し
て純水82を基板100の表面に吹き付け、無機物を除
去した基板100の洗浄部分をリンスする。微粒子86
として基板100に吹き付けられた純水82は、加熱さ
れている基板100の熱によって蒸発し、第3吸引口8
8に吸引される。
【0041】制御装置42は、純水82によるリンスが
終了すると、洗浄ヘッド12をさらにX方向に移動さ
せ、乾燥手段である熱風吹出し口61をリンスした基板
100の洗浄部分と対応した位置に移動させる。そし
て、熱風吹出し口61から加熱空気などの加熱気体90
を基板100の洗浄部分に吹き付け、基板10の表面を
完全に乾燥させ、その部分の洗浄を終了する。この加熱
気体90による乾燥の際、加熱気体90が吹き付けられ
ている基板100の洗浄部分には、ライトガイド62を
介して紫外線92が照射され、残存している有機物を除
去するようになっている。
終了すると、洗浄ヘッド12をさらにX方向に移動さ
せ、乾燥手段である熱風吹出し口61をリンスした基板
100の洗浄部分と対応した位置に移動させる。そし
て、熱風吹出し口61から加熱空気などの加熱気体90
を基板100の洗浄部分に吹き付け、基板10の表面を
完全に乾燥させ、その部分の洗浄を終了する。この加熱
気体90による乾燥の際、加熱気体90が吹き付けられ
ている基板100の洗浄部分には、ライトガイド62を
介して紫外線92が照射され、残存している有機物を除
去するようになっている。
【0042】制御装置42は、基板100の所定幅にわ
たるX方向の洗浄が終了すると、洗浄ヘッド12をY方
向に所定量だけずらせて洗浄開始位置に戻し、上記と同
様にして基板100の洗浄を行なう。このように、実施
の形態においては、基板100の洗浄をする必要のある
部分だけを洗浄するようにしているため、洗浄剤(洗浄
液)の無駄を省くことができるとともに、リンスに必要
な純水82の使用量を大幅に削減することができる。し
かも、洗浄ヘッド12を移動させて基板100を洗浄す
るようにしているため、基板100が大型化された場合
であっても大きな洗浄槽や搬送装置を必要とせず、設置
スペースを非常に小さくできるとともに、洗浄剤を所定
の温度に保持するエネルギーを大幅に削減することがで
きる。
たるX方向の洗浄が終了すると、洗浄ヘッド12をY方
向に所定量だけずらせて洗浄開始位置に戻し、上記と同
様にして基板100の洗浄を行なう。このように、実施
の形態においては、基板100の洗浄をする必要のある
部分だけを洗浄するようにしているため、洗浄剤(洗浄
液)の無駄を省くことができるとともに、リンスに必要
な純水82の使用量を大幅に削減することができる。し
かも、洗浄ヘッド12を移動させて基板100を洗浄す
るようにしているため、基板100が大型化された場合
であっても大きな洗浄槽や搬送装置を必要とせず、設置
スペースを非常に小さくできるとともに、洗浄剤を所定
の温度に保持するエネルギーを大幅に削減することがで
きる。
【0043】なお、前記実施の形態においては、加熱気
体90が空気である場合について説明したが、洗浄後に
基板100を酸化させたくない場合には、加熱気体90
として加熱した窒素をなどの不活性気体を用いてもよ
い。また、加熱気体90として、加熱したオゾンやラジ
カルな酸素を含むガスを用いて残存する有機物を除去す
るようにしてもよい。そして、前記実施の形態において
は、紫外線92を基板100の加熱気体90を吹き付け
ている部分に照射するようにしているが、紫外線92の
照射は、加熱気体90を吹き付けている部分以外の洗浄
を必要とする部分(パターン形成部)であってもよい。
また、前記実施形態においては、リンス液が水である場
合について説明したが、リンス液はアルコールなど他の
液体であってもよい。 さらに、洗浄ヘッド12は、必
要に応じて加熱気体90の流路の周囲に断熱材を配置し
てよい。また、第1洗浄剤68、第2洗浄剤74、純水
82は、所望の温度に加熱して吐出するようにしてもよ
い。また、前記実施形態においては、基板100をヒー
タ106によって加熱する場合について説明したが、基
板100を加熱せずに基板100の表面に残存する洗浄
液などを液体状態で吸引除去するようにしてもよい。そ
して、前記実施形態においては、ライトガイド62によ
って紫外線92を洗浄ヘッド12の前面から放射する場
合について説明したが、洗浄ヘッド12の前面部に紫外
線ランプなどを設けてもよい。
体90が空気である場合について説明したが、洗浄後に
基板100を酸化させたくない場合には、加熱気体90
として加熱した窒素をなどの不活性気体を用いてもよ
い。また、加熱気体90として、加熱したオゾンやラジ
カルな酸素を含むガスを用いて残存する有機物を除去す
るようにしてもよい。そして、前記実施の形態において
は、紫外線92を基板100の加熱気体90を吹き付け
ている部分に照射するようにしているが、紫外線92の
照射は、加熱気体90を吹き付けている部分以外の洗浄
を必要とする部分(パターン形成部)であってもよい。
また、前記実施形態においては、リンス液が水である場
合について説明したが、リンス液はアルコールなど他の
液体であってもよい。 さらに、洗浄ヘッド12は、必
要に応じて加熱気体90の流路の周囲に断熱材を配置し
てよい。また、第1洗浄剤68、第2洗浄剤74、純水
82は、所望の温度に加熱して吐出するようにしてもよ
い。また、前記実施形態においては、基板100をヒー
タ106によって加熱する場合について説明したが、基
板100を加熱せずに基板100の表面に残存する洗浄
液などを液体状態で吸引除去するようにしてもよい。そ
して、前記実施形態においては、ライトガイド62によ
って紫外線92を洗浄ヘッド12の前面から放射する場
合について説明したが、洗浄ヘッド12の前面部に紫外
線ランプなどを設けてもよい。
【0044】なお、前記実施形態においては、第1洗浄
剤68による有機物の除去と、第2洗浄剤74による無
機物の除去とを行ない、さらに純水82によるリンスを
行なう場合について説明したが、単に純水または有機溶
媒のみによるによる洗浄にも適用することができる。こ
の場合、洗浄ヘッド12は、有機物洗浄部52、無機物
洗浄部54またはリンス部56のいずれか1つを有して
いればよい。また、前記実施形態においては、第1洗浄
剤68が有機物の剥離液やオゾン水である場合について
説明したが、オゾン水とオゾンとの混合物であってもよ
い。そして、第2洗浄剤74がフッ酸水溶液である場合
について説明したが、フッ酸水溶液とフッ化水素(H
F)との混合物や、塩素水と塩素との混合物であっても
よい。
剤68による有機物の除去と、第2洗浄剤74による無
機物の除去とを行ない、さらに純水82によるリンスを
行なう場合について説明したが、単に純水または有機溶
媒のみによるによる洗浄にも適用することができる。こ
の場合、洗浄ヘッド12は、有機物洗浄部52、無機物
洗浄部54またはリンス部56のいずれか1つを有して
いればよい。また、前記実施形態においては、第1洗浄
剤68が有機物の剥離液やオゾン水である場合について
説明したが、オゾン水とオゾンとの混合物であってもよ
い。そして、第2洗浄剤74がフッ酸水溶液である場合
について説明したが、フッ酸水溶液とフッ化水素(H
F)との混合物や、塩素水と塩素との混合物であっても
よい。
【0045】図4は、本発明の第2実施形態に係る洗浄
装置の要部説明図であって、洗浄ヘッドの断面図であ
る。この実施形態に係る洗浄ヘッド120は、複数の洗
浄ユニット部122を有しているとともに、熱風吹出し
口61を備えている。そして、各洗浄ユニット部122
は、有機物洗浄部130と無機物洗浄部140とリンス
部56とからなっていて、これらが矢印58に示した洗
浄ヘッド12の移動方向に沿ってその順に配置してあ
る。
装置の要部説明図であって、洗浄ヘッドの断面図であ
る。この実施形態に係る洗浄ヘッド120は、複数の洗
浄ユニット部122を有しているとともに、熱風吹出し
口61を備えている。そして、各洗浄ユニット部122
は、有機物洗浄部130と無機物洗浄部140とリンス
部56とからなっていて、これらが矢印58に示した洗
浄ヘッド12の移動方向に沿ってその順に配置してあ
る。
【0046】有機物洗浄部130は、先端部が三重管構
造となっていて、中心部に純水などの第1溶解液132
を微粒子133にして吐出する第1液体ノズル134が
設けてある。また、有機物洗浄部130は、第1液体ノ
ズル134の周囲にオゾンなどの有機物を酸化可能な第
1反応性気体135を吐出する第1ガスノズル136が
設けてある。この第1ガスノズル136は、第1液体ノ
ズル134の先端部に開口している。さらに、第1ガス
ノズル136の先端側には、第1吐出口137が設けて
あって、この第1吐出口137を介して第1溶解液13
2の微粒子133と第1反応性気体135とが基板10
0の表面に吹き付けられる。そして、第1吐出口137
の周囲には、第1吸引口72が設けてあり、反応生成物
や第1溶解液132の蒸気などを吸引して除去できるよ
うにしてある。
造となっていて、中心部に純水などの第1溶解液132
を微粒子133にして吐出する第1液体ノズル134が
設けてある。また、有機物洗浄部130は、第1液体ノ
ズル134の周囲にオゾンなどの有機物を酸化可能な第
1反応性気体135を吐出する第1ガスノズル136が
設けてある。この第1ガスノズル136は、第1液体ノ
ズル134の先端部に開口している。さらに、第1ガス
ノズル136の先端側には、第1吐出口137が設けて
あって、この第1吐出口137を介して第1溶解液13
2の微粒子133と第1反応性気体135とが基板10
0の表面に吹き付けられる。そして、第1吐出口137
の周囲には、第1吸引口72が設けてあり、反応生成物
や第1溶解液132の蒸気などを吸引して除去できるよ
うにしてある。
【0047】無機物洗浄部140も有機物洗浄部130
と同様に形成してあって、中心部に純水やアルコールな
どの第2溶解液142を微粒子133にして吐出する第
2液体ノズル144が設けてある。また、第2液体ノズ
ル144の周囲には、第2ガスノズル146が形成して
あって、無機物と反応可能なHFやCl2 などの第2反
応性気体145を第2液体ノズル144の先端部に吐出
する。そして、第2ガスノズル146の先端側には、第
2吐出口147が設けてあって、第2溶解液142の微
粒子143と第2反応性気体145とを基板100の表
面に吹き付けることができるようにしてある。さらに、
第2吐出口147の周囲には、反応生成物や第2溶解液
142の蒸気を吸引除去するための第2吸引口80が設
けてある。
と同様に形成してあって、中心部に純水やアルコールな
どの第2溶解液142を微粒子133にして吐出する第
2液体ノズル144が設けてある。また、第2液体ノズ
ル144の周囲には、第2ガスノズル146が形成して
あって、無機物と反応可能なHFやCl2 などの第2反
応性気体145を第2液体ノズル144の先端部に吐出
する。そして、第2ガスノズル146の先端側には、第
2吐出口147が設けてあって、第2溶解液142の微
粒子143と第2反応性気体145とを基板100の表
面に吹き付けることができるようにしてある。さらに、
第2吐出口147の周囲には、反応生成物や第2溶解液
142の蒸気を吸引除去するための第2吸引口80が設
けてある。
【0048】第1液体ノズル134と第2液体ノズル1
44とによる微粒子133、143の吐出機構は、イン
クジェットプリンタのプリンタヘッドと同様に形成して
あって、ピエゾ素子などを用いた定量吐出機構となって
いる。また、リンス部56は、前記実施形態と同様に形
成してある。そして、なお、図4に図示しないが、前記
実施形態と同様にした紫外線を放射させるライトガイド
を設けてもよい。
44とによる微粒子133、143の吐出機構は、イン
クジェットプリンタのプリンタヘッドと同様に形成して
あって、ピエゾ素子などを用いた定量吐出機構となって
いる。また、リンス部56は、前記実施形態と同様に形
成してある。そして、なお、図4に図示しないが、前記
実施形態と同様にした紫外線を放射させるライトガイド
を設けてもよい。
【0049】このように形成した第2実施形態において
は、制御装置42がXYテーブル14を介して洗浄ユニ
ット122の有機物洗浄部130を基板100の洗浄部
分と対応した位置に移動する。そして、制御装置42
は、第1液体ノズル134の吐出機構を制御して純水な
どの第1溶解液132を微粒子133として吐出させる
とともに、図示しない開閉弁を開放して第1ガスノズル
136からオゾンなどの第1反応性気体135を吐出さ
せる。第1液体ノズル134から吐出された第1溶解液
132の微粒子133は、第1反応性気体135の一部
を溶解しつつ基板100の表面に衝突し、これをイオン
化して活性にして有機物とを反応させる。そして、この
反応によって生じた反応生成物と第1溶解液132の蒸
気とは、第1吸引口72に吸引されて基板100の表面
部から除去される。
は、制御装置42がXYテーブル14を介して洗浄ユニ
ット122の有機物洗浄部130を基板100の洗浄部
分と対応した位置に移動する。そして、制御装置42
は、第1液体ノズル134の吐出機構を制御して純水な
どの第1溶解液132を微粒子133として吐出させる
とともに、図示しない開閉弁を開放して第1ガスノズル
136からオゾンなどの第1反応性気体135を吐出さ
せる。第1液体ノズル134から吐出された第1溶解液
132の微粒子133は、第1反応性気体135の一部
を溶解しつつ基板100の表面に衝突し、これをイオン
化して活性にして有機物とを反応させる。そして、この
反応によって生じた反応生成物と第1溶解液132の蒸
気とは、第1吸引口72に吸引されて基板100の表面
部から除去される。
【0050】制御装置42は、有機物洗浄部130によ
る有機物の洗浄が終了すると、洗浄ヘッド120を矢印
58のように移動させて無機物洗浄部140を基板10
0の洗浄部分と対応した位置に停止させる。そして、第
2液体ノズルから例えば純水やアルコールなどの第2溶
解液142を微粒子として吐出させ、第2ガスノズル1
46からHFなどの第2反応性気体145を吐出させ
る。第2溶解液142は、第2反応性気体145の一部
を溶解し、また微粒子143と第2反応性気体145と
は、第2吐出口147から吐出されて基板100の表面
に衝突する。この際、第2反応性気体145が微粒子1
43に溶解してイオン化し、基板100の表面に存在す
る無機物と反応してエッチングする。そして、この反応
生成物と第2溶解液142の蒸気とは、第2吸引口80
によって吸引されて除去される。
る有機物の洗浄が終了すると、洗浄ヘッド120を矢印
58のように移動させて無機物洗浄部140を基板10
0の洗浄部分と対応した位置に停止させる。そして、第
2液体ノズルから例えば純水やアルコールなどの第2溶
解液142を微粒子として吐出させ、第2ガスノズル1
46からHFなどの第2反応性気体145を吐出させ
る。第2溶解液142は、第2反応性気体145の一部
を溶解し、また微粒子143と第2反応性気体145と
は、第2吐出口147から吐出されて基板100の表面
に衝突する。この際、第2反応性気体145が微粒子1
43に溶解してイオン化し、基板100の表面に存在す
る無機物と反応してエッチングする。そして、この反応
生成物と第2溶解液142の蒸気とは、第2吸引口80
によって吸引されて除去される。
【0051】なお、前記実施形態においては、反応性気
体135、145を液体ノズル134、144の周囲か
ら吐出する場合について説明したが、反応性気体13
5、145は液体ノズル134、144の一側から吐出
するようにしてもよい。また、洗浄ヘッド12、122
の先端部をフッ素樹脂膜などで覆い、洗浄剤によって腐
食するのを防止することが望ましい。
体135、145を液体ノズル134、144の周囲か
ら吐出する場合について説明したが、反応性気体13
5、145は液体ノズル134、144の一側から吐出
するようにしてもよい。また、洗浄ヘッド12、122
の先端部をフッ素樹脂膜などで覆い、洗浄剤によって腐
食するのを防止することが望ましい。
【0052】本発明の洗浄方法および装置は、カラーフ
ィルタや有機EL(エレクトロルミネセンス)装置、半
導体デバイス等のデバイスの製造方法に適用できる。す
なわち、上記各デバイスの製造工程において被処理基板
の洗浄工程を有する場合に好適なものである。
ィルタや有機EL(エレクトロルミネセンス)装置、半
導体デバイス等のデバイスの製造方法に適用できる。す
なわち、上記各デバイスの製造工程において被処理基板
の洗浄工程を有する場合に好適なものである。
【0053】例えば、カラーフィルタの製造において、
ガラスなどの基板上に、RGBのインクを液体吐出手段
により形成する際のバンク形成前、あるいはバンク形成
後などの、基板やバンク上に付着したごみ、不要な有機
物や無機物等の洗浄をする際に、本発明の洗浄方法およ
び装置が適用される。
ガラスなどの基板上に、RGBのインクを液体吐出手段
により形成する際のバンク形成前、あるいはバンク形成
後などの、基板やバンク上に付着したごみ、不要な有機
物や無機物等の洗浄をする際に、本発明の洗浄方法およ
び装置が適用される。
【0054】なお、その他のデバイスの製造工程におい
ても、洗浄工程を必要とする場合に、随時本発明の洗浄
方法および装置が適用できることは言うまでもない。ま
た、本発明の洗浄方法および装置により洗浄できるもの
は、基板に限らず、その他の被処理物の洗浄にも適用で
きる。
ても、洗浄工程を必要とする場合に、随時本発明の洗浄
方法および装置が適用できることは言うまでもない。ま
た、本発明の洗浄方法および装置により洗浄できるもの
は、基板に限らず、その他の被処理物の洗浄にも適用で
きる。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
は、基板の洗浄を必要とする部分のみを選択的に洗浄す
るようにしているため、洗浄剤やリンス液の使用量を大
幅に低減することができ、エネルギー消費量を削減でき
る。
は、基板の洗浄を必要とする部分のみを選択的に洗浄す
るようにしているため、洗浄剤やリンス液の使用量を大
幅に低減することができ、エネルギー消費量を削減でき
る。
【図1】 本発明の第1実施形態に係る洗浄ヘッドの一
部断面図である。
部断面図である。
【図2】 本発明の第1実施の形態に係る洗浄装置の要
部の下方から見た斜視図である。
部の下方から見た斜視図である。
【図3】 第1実施形態に係る洗浄ヘッドの要部を模式
的に示した斜視図である。
的に示した斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る洗浄ヘッドの断
面図である。
面図である。
10………洗浄装置
12、120………洗浄ヘッド
14、26、34………移動手段(XYテーブル、Yサ
ーボモータ、Xサーボモータ) 42………制御手段(制御装置) 50a〜50n………洗浄ユニット 52a〜52n、130………有機物洗浄部 54a〜54n、140………無機物洗浄部 56………リンス部 60………乾燥手段(乾燥ユニット) 61………熱風吹出し口 62………照射手段(ライトガイド) 66、134………第1噴射手段(第1ノズル、第1液
体ノズル) 68………第1洗浄剤 72………第1吸引手段(第1吸引口) 74………第2洗浄剤 76、144………第2噴射手段(第2ノズル、第2液
気体ノズル) 80………第2吸引手段(第2吸引口) 82………リンス液(純水) 84………第3噴射手段(第3ノズル) 88………第3吸引手段(第3吸引口) 90………加熱気体 100………被処理物(基板) 102………テーブル 106………ヒータ 132………第1溶解液 134………第1液体ノズル 135………第1反応性気体 136………第1ガスノズル 142………第2溶解液 144………第2液体ノズル 145………第2反応性気体 146………第2ガスノズル
ーボモータ、Xサーボモータ) 42………制御手段(制御装置) 50a〜50n………洗浄ユニット 52a〜52n、130………有機物洗浄部 54a〜54n、140………無機物洗浄部 56………リンス部 60………乾燥手段(乾燥ユニット) 61………熱風吹出し口 62………照射手段(ライトガイド) 66、134………第1噴射手段(第1ノズル、第1液
体ノズル) 68………第1洗浄剤 72………第1吸引手段(第1吸引口) 74………第2洗浄剤 76、144………第2噴射手段(第2ノズル、第2液
気体ノズル) 80………第2吸引手段(第2吸引口) 82………リンス液(純水) 84………第3噴射手段(第3ノズル) 88………第3吸引手段(第3吸引口) 90………加熱気体 100………被処理物(基板) 102………テーブル 106………ヒータ 132………第1溶解液 134………第1液体ノズル 135………第1反応性気体 136………第1ガスノズル 142………第2溶解液 144………第2液体ノズル 145………第2反応性気体 146………第2ガスノズル
Claims (17)
- 【請求項1】 被処理物の洗浄部分に対して、液体吐出
手段により選択的に洗浄液を吹き付け、前記洗浄液を吸
引除去し、前記洗浄部分を乾燥させることを特徴とする
被処理物の洗浄方法。 - 【請求項2】 被処理物のパターン形成部に対して選択
的に、第1洗浄剤を吹き付けて有機物を除去する有機物
除去工程と、第2洗浄剤を前記パターン形成部に選択的
に吹き付けて無機物を除去する無機物除去工程と、リン
ス液を前記パターン形成部に選択的に吹き付けてそれを
除去するリンス工程と、前記リンス液を吹き付けた部分
を乾燥させる乾燥工程とを有し、前記有機物除去工程、
前記無機物除去工程、前記リンス工程のうち少なくとも
一つの工程を、液体吐出手段により行なうことを特徴と
する被処理物の洗浄方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の被処理物の洗浄方法に
おいて、前記有機物除去工程と前記無機物除去工程とを
複数回行なったのちに、前記リンス工程を行なうことを
特徴とする被処理物の洗浄方法。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の被処理
物の洗浄方法において、前記第1洗浄剤は、前記有機物
と反応可能な第1反応性気体と、この第1反応性気体を
溶解可能な第1溶解液との混合物であることを特徴とす
る被処理物の洗浄方法。 - 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれかに記
載の被処理物の洗浄方法において、前記第2洗浄剤は、
前記無機物と反応可能な第2反応性気体と、この第2反
応性気体を溶解可能な第2溶解液との混合物であること
を特徴とする被処理物の洗浄方法。 - 【請求項6】 請求項2または請求項3または請求項5
に記載の被処理物の洗浄方法において、前記第1洗浄剤
は、前記パターン形成部に吹き付けられる前記有機物と
反応可能な第1反応性気体と、この第1反応性気体を溶
解可能な前記パターン形成部に吹き付けられる第1溶解
液であることを特徴とする被処理物の洗浄方法。 - 【請求項7】 請求項2、請求項3、請求項4または請
求項6のいずれかに記載の被処理物の洗浄方法におい
て、前記第2洗浄剤は、前記パターン形成部に吹き付け
られて前記無機物と反応可能な第2反応性気体と、この
第2反応性気体を溶解可能な前記パターン形成部に吹き
付けられる第2溶解液であることを特徴とする被処理物
の洗浄方法。 - 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
載の被処理物の洗浄方法において、前記乾燥は、加熱し
た気体を吹き付けて行なうことを特徴とする被処理物の
洗浄方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の被処理物の洗浄方法に
おいて、前記気体は、前記有機物を酸化可能な第3反応
性気体であることを特徴とする被処理物の浄方法。 - 【請求項10】 請求項8に記載の被処理物の洗浄方法
において、前記気体は、不活性気体であることを特徴と
する被処理物の洗浄方法。 - 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
に記載の被処理物の洗浄方法において、前記乾燥は、前
記パターン形成部に紫外線を照射しつつ行なうことを特
徴とする被処理物の洗浄方法。 - 【請求項12】 被処理物に対して相対的に移動する洗
浄ヘッドと、 前記洗浄ヘッドを移動させる移動手段と、 前記洗浄ヘッドに設けられて有機物を除去可能な第1洗
浄剤を噴射する第1噴射手段と、 前記第1噴射手段の近傍に設けられ、前記第1洗浄剤を
吸引する第1吸引手段と、 前記洗浄ヘッドに設けられ、無機物を除去可能な第2洗
浄剤を噴射する第2噴射手段と、 前記第2噴射手段の近傍に設けられ、第2洗浄剤を吸引
する第2吸引手段と、 前記洗浄ヘッドに設けられ、リンス液を噴射する第3噴
射手段と、 前記第3噴射手段の近傍に設けられ、前記リンス液を吸
引する第3吸引手段と、 前記被処理物を乾燥させる乾燥手段と、 前記移動手段を制御するとともに、前記第1噴射手段、
前記第2噴射手段、前記第3噴射手段を制御して、前記
第1洗浄剤、前記第2洗浄剤、前記リンス液を前記被処
理物のパターン形成部に選択的に吹き付ける制御手段
と、 を有することを特徴とする洗浄装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載の洗浄装置におい
て、 前記第1噴射手段は、前記有機物と反応可能な第1反応
性気体を噴射する第1ガスノズルと、前記第1反応性気
体を溶解可能な第1溶解液を噴射する第1液体ノズルと
を有することを特徴とする洗浄装置。 - 【請求項14】 請求項12または請求項13に記載の
洗浄装置において、 前記第2噴射手段は、前記無機物と反応可能な第2反応
性気体を噴射する第2ガスノズルと、前記第2反応性気
体を溶解可能な第2溶解液を噴射する第2液体ノズルと
を有していることを特徴とする洗浄装置。 - 【請求項15】 請求項12ないし請求項14のいずれ
かに記載の洗浄装置において、 前記乾燥手段は、前記パターン形成部に紫外線を照射す
る照射手段を有していることを特徴とする洗浄装置。 - 【請求項16】 請求項1ないし請求項11のいずれか
に記載の被処理物の洗浄方法によって、被処理物物表面
に付着する不要物を除去する工程を有することを特徴と
するデバイスの製造方法。 - 【請求項17】 請求項12ないし請求項15のいずれ
かに記載の洗浄装置を用いて製造されたことを特徴とす
るデバイス。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002073071A JP2003266030A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 被処理物の洗浄方法および装置並びにデバイスの製造方法およびデバイス |
| US10/366,664 US7282098B2 (en) | 2002-03-15 | 2003-02-14 | Processing-subject cleaning method and apparatus, and device manufacturing method and device |
| US11/368,375 US7695570B2 (en) | 2002-03-15 | 2006-03-07 | Processing-subject cleaning method and apparatus, and device manufacturing method and device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002073071A JP2003266030A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 被処理物の洗浄方法および装置並びにデバイスの製造方法およびデバイス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003266030A true JP2003266030A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29202899
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|---|---|---|---|
| JP2002073071A Withdrawn JP2003266030A (ja) | 2002-03-15 | 2002-03-15 | 被処理物の洗浄方法および装置並びにデバイスの製造方法およびデバイス |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US7282098B2 (ja) |
| JP (1) | JP2003266030A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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