JP2004237665A - スクリーン印刷方法及び印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スクリーン印刷版1の裏面を押さえ部材6で裏打ちしながら印刷用ペーストと親和性を有する液体を浸み込ませたウエス5で均一に拭き、この親和性液体が乾燥する前に被印刷物10への印刷を開始する。あるいは、前記親和性液体が乾燥する前にスクリーン印刷版1の表面に印刷用ペーストを供給してスクリーン印刷版1の表面を印刷用ペーストで覆った状態で所定時間放置し、その後被印刷物10への印刷を開始する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スクリーン印刷方法及び印刷装置、特に、所定のパターン開口を有するスクリーン印刷版の表面に付与された印刷用ペーストをスキージにて前記パターン開口から被印刷物上に塗布するスクリーン印刷方法及び該方法に使用される印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】
従来、例えば、セラミックグリーンシート上に導電性の印刷用ペーストにて複数の内部電極を所定のパターンにスクリーン印刷する場合、以下の手順にて行われていた。
【0003】
手順▲1▼:所定のパターン開口を有するスクリーン印刷版の表面をスクレーパにより印刷用ペーストで覆う。
手順▲2▼:前記スクリーン印刷版の表面をスキージングすることにより被印刷物上に印刷する。
手順▲3▼:印刷状態が安定するまで、手順▲1▼▲2▼を繰り返す(試し刷り)。
手順▲4▼:印刷状態が安定すれば本印刷を行う。
【0004】
従来、スクリーン印刷を行う場合、パターン開口が印刷用ペーストで馴染むまでにじみやかすれが発生し、印刷状態が安定するまで試し刷り(前記手順▲3▼)を何回も行う必要があり、被印刷物や印刷用ペーストのロスが大きくなるばかりか、時間的なロスも大きかった。特に、多種少量生産においてはこのようなロスの比率が顕著であった。
【0005】
【特許文献1】
実開平2−46628号公報
この文献1には、スクリーン印刷版の裏面に試し刷り用の透明なテープを供給する機構を備え、試し刷りの間は透明テープに印刷することで被印刷物のロスを低減しようとするスクリーン印刷機が開示されている。
【0006】
確かに、文献1に開示されているスクリーン印刷機では、試し刷りによる被印刷物のロスは解消される。しかし、試し刷りの回数自体を減少するものではないので、印刷用ペーストのロスや時間的なロスまでも解消されていない。しかも、試し刷り用の透明テープと被印刷物の印刷性(液吸収性、表面粗さ等)が異なる場合、スクリーン印刷版の裏面にペーストのにじみが発生することがあり、これでは被印刷物への印刷状態が安定するまで結果的に試し刷りが必要となり、解決策にはなっていないケースがあった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、試し刷りの回数を低減でき、被印刷物や印刷用ペーストのロス、時間的なロスを少なくできるスクリーン印刷方法及び印刷装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】
以上の目的を達成するため、第1の発明は、所定のパターン開口を有するスクリーン印刷版の表面に付与された印刷用ペーストをスキージにて前記パターン開口から被印刷物上に塗布するスクリーン印刷方法において、前記印刷用ペーストと親和性を有する液体にてスクリーン印刷版の裏面を濡らし、前記親和性液体が乾燥する前に被印刷物への印刷を開始することを特徴とする。
【0009】
第1の発明に係るスクリーン印刷方法にあっては、印刷用ペーストと親和性を有する液体にてスクリーン印刷版の裏面を濡らし、該親和性液体が乾燥する前に被印刷物への印刷を開始するようにしたため、印刷用ペーストがパターン開口に引き寄せられる呼び水効果が発揮され、該ペーストがパターン開口に充填されやすくなり、試し刷りの回数が減少する。
【0010】
第1の発明に係るスクリーン印刷方法においては、前記親和性液体が乾燥する前に前記スクリーン印刷版の表面に印刷用ペーストを供給してスクリーン印刷版の表面を印刷用ペーストで覆った状態で所定時間放置し、その後被印刷物への印刷を開始するようにしてもよい。前記呼び水効果が発揮されると共に、親和性液体が乾燥する前にスクリーン印刷版の表面に印刷用ペーストを供給してスクリーン印刷版の表面を印刷用ペーストで覆った状態で所定時間放置するため、該ペーストがパターン開口に確実に充填され、試し刷りの回数が減少する。この場合、スクリーン印刷版の表面を印刷用ペーストで覆った状態で放置する所定時間は10〜120秒であることが好ましい。
【0011】
また、親和性液体にてスクリーン印刷版の裏面を濡らすには、親和性液体を含ませた部材でスクリーン印刷版の裏面を濡らす方法、あるいは、親和性液体を含ませた布状体を押さえ部材で押圧しつつスクリーン印刷版の裏面を拭く方法の少なくともいずれかを採用することができる。印刷版の裏面を濡らしたり拭いたりする場合は均一に行うことが好ましい。
【0012】
さらに、第1の発明に係るスクリーン印刷方法においては、前記親和性液体が乾燥する前に前記スクリーン印刷版の表面に印刷用ペーストを供給してスクリーン印刷版の表面を印刷用ペーストで覆い、前記スクリーン印刷版の裏面が被印刷物に接しない状態でスキージにて印刷用ペーストを前記パターン開口に充填し、その後被印刷物上への印刷を開始するようにしてもよい。前記呼び水効果が発揮されると共に、親和性液体が乾燥する前にスクリーン印刷版の表面に印刷用ペーストを供給してスクリーン印刷版の表面を印刷用ペーストで覆い、スクリーン印刷版の表面をスキージにて印刷用ペーストをパターン開口に充填するため、該ペーストがパターン開口に確実に充填され、試し刷りの回数が減少する。
【0013】
第2の発明に係るスクリーン印刷装置は、所定のパターン開口を有するスクリーン印刷版と、該スクリーン印刷版の表面に付与された印刷用ペーストを前記パターン開口から被印刷物上に塗布するためのスキージと、前記印刷用ペーストと親和性を有する液体を前記スクリーン印刷版の裏面に付与する液体付与手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
第2の発明に係るスクリーン印刷装置によれば、前記第1の発明に係るスクリーン印刷方法を容易に実施することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るスクリーン印刷方法及び印刷装置の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0016】
(印刷装置及びスクリーン印刷版)
図1に、本発明に係るスクリーン印刷方法を実施するための印刷装置を示す。この印刷装置は、所定のパターン開口を有するスクリーン印刷版1をテーブル11上に固定した被印刷物10の上方に所定の間隔を設けて重ね、該スクリーン印刷版1の表面にスクレーパ3によって付与された印刷用ペーストをスキージ4にて、被印刷物10側に所定のテンションを付与することにより、パターン開口から被印刷物10上に塗布するスクリーン印刷装置である。
【0017】
テーブル11とスクリーン印刷版1との間には、帯状ウエス5とその押さえ部材6と該ウエス5に印刷用ペーストと親和性を有する液体を供給するためのノズル7、及び、図3に示すウエス部材8が設置されている。
【0018】
ここで、印刷用ペーストと親和性を有する液体とは、印刷用ペースト中に含まれる溶剤、溶媒若しくはペーストの洗浄等に用いられる溶剤又はエタノール、アセトン等の有機溶剤であり、以下、親和性液体と記す。
【0019】
前記帯状ウエス5は、前記親和性液体を含むことのできる長尺体であれば、布、紙、クリーニングペーパ等種々のものを使用することができる。前記押さえ部材6は、ゴム、樹脂、金属等からなる棒状体あるいは筒状体であり、ウエス5への液体の供給ノズル7に代えて、液体の吐出機能を備えていてもよい。
【0020】
また、前記ウエス部材8はスクリーン印刷版1の裏面の全体を前記親和性液体で均一に濡らすためのものであり、この目的を達成できる部材であれば、図3に示す断面半円弧状のものに限らず、ローラ状、帯状の部材であってもよい。
【0021】
スクリーン印刷版1は、図2に示すように、パターン開口2が図形部2aとメッシュ部2bとの二層構造からなるいわゆるエレクトロフォーミングパターンであり、セラミックグリーンパターンの表面に積層コンデンサ用の内部電極を形成するためのものである。エレクトロフォーミングパターンについては、既に本出願人による特開平5−85077号公報及び特願2002−175012に詳しく開示されている。
【0022】
具体的には、メッシュ部2bに関して、その開口率は40%以下、好ましくは30%、メッシュ開口形状は50μm角以下、好ましくは35μm、メッシュ厚さは1〜50μm、好ましくは35μmである。図形部2aの厚さは1〜50μm、好ましくは10〜30μmである。勿論、この寸法に限定するものではなく、また、通常のスクリーン開口のみを備えたスクリーン印刷版であってもよい。以下の図面では簡略化のため、パターン開口2のみを示す。
【0023】
前記スクリーン印刷版1で用いられる印刷用ペーストは、粘度が20Pa・S以下、好ましくは10Pa・Sである。
【0024】
(第1実施形態)
本第1実施形態であるスクリーン印刷方法では、以下に説明する手順▲1▼〜▲5▼を連続的に実行する。
【0025】
手順▲1▼(図3参照):
乾いたスクリーン印刷版1の裏面を、前記親和性液体を浸み込ませたウエス部材8で均一に濡らす。これにて、スクリーン印刷版1の裏面及びパターン開口2に親和性液体Mが付着、充填される。なお、手順▲1▼ではウエス部材8以外にもローラ等種々の液体付与手段を使用することができる。
【0026】
手順▲2▼(図4、図5参照)
スクリーン印刷版1の裏面を、押さえ部材6で裏打ちしながら前記親和性液体Mを浸み込ませたウエス5(液体拭取手段)で均一に拭く。これにて、スクリーン印刷版1の裏面に付着した余分な親和性液体を払拭し、親和性液体Mをパターン開口2の隅々にまで浸透させる。
【0027】
ウエス5と押さえ部材6の移動方法としては、ウエス5を固定して押さえ部材6のみをスクリーン印刷版1の裏面に沿って移動させてもよいし、ウエス5と押さえ部材6との相対位置を固定した状態で同時にスクリーン印刷版1の裏面に沿って移動させてもよい。後者の方がウエス5の使用面積が小さく、親和性液体Mの使用量も少ないため、繰り返しての使用に有利である。
【0028】
なお、この手順▲2▼においては、既に手順▲1▼を行ってスクリーン印刷版1の裏面を親和性液体Mで濡らしているので、ウエス5に親和性液体Mを浸み込ませない状態で、スクリーン印刷版1の裏面を払拭するのみでもよい。
【0029】
また、手順▲2▼においては、図5に示すように、ウエス等からなるローラ9をスクリーン印刷版1の裏面に沿って回転移動させ、余分な親和性液体を払拭してもよい。ローラ9には親和性液体を浸み込ませなくても、浸み込ませてもよい。
【0030】
ローラ9の移動方法としては、ローラ9を回転させながらスクリーン印刷版1の裏面に沿って移動させてもよいし、ローラ9を回転させることなくスクリーン印刷版1の裏面に沿って移動させてもよい。後者の方がローラ9の使用面積が小さく、親和性液体Mの使用量も少ないため、繰り返しての使用に有利である。
【0031】
手順▲3▼(図6参照)
スクリーン印刷版1の表面に印刷用ペーストNを供給し、1〜2回試し刷りを行う。これにて、パターン開口2に印刷用ペーストNが浸透、充填される。ここでの試し刷り回数は印刷条件やペーストNの種類等に応じて任意に選択する。また、この試し刷りでの印刷圧力を本印刷よりも大きくして、パターン開口2に印刷用ペーストNをさらに浸透、充填させるようにしてもよい。
【0032】
なお、パターン開口2の開口率が十分に大きく、ペーストNが自重によってパターン開口2の親和性液体Mへ充分に浸透するのであれば、ここでの試し刷りは不要である。
【0033】
手順▲4▼(図6参照)
図6(A)に示したように、スクリーン印刷版1の表面を印刷用ペーストNで覆った状態で10〜120秒間放置する。これにて、ペーストNが自重によってパターン開口2の親和性液体Mへ浸透する。放置時間は印刷条件やペーストNの種類等に応じて任意に選択する。
【0034】
手順▲5▼
被印刷物10上に通常の印刷(本印刷)を行う。
【0035】
以上の手順▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼、▲5▼を実行することにより、図7のグラフに曲線Aで示すように、本第1実施形態にあっては、6回目の印刷で印刷面積の変化率が0%となった。即ち、6回目の印刷でにじみやかすれのない良好な印刷が可能となった。
【0036】
ちなみに、従来の印刷方法では、図7のグラフに曲線Cで示すように、20回目以降の印刷までペーストのにじみやかすれが生じていた。
【0037】
ここで、前記手順▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼の作用について説明する。手順▲1▼においては、パターン開口2に印刷用ペーストと高い親和性を有する液体を充填させるため、印刷用ペーストがパターン開口2に引き寄せられ(以下、呼び水効果と記す)、印刷初期にあってもペーストがパターン開口2に充填されやすい状態が生じる。
【0038】
手順▲2▼においては、被印刷物に接するスクリーン印刷版1の裏面に付着している前記親和性液体が拭き取られ、かつ、パターン開口2の隅々まで親和性液体が充分に浸透する。なお、手順▲2▼においては、ウエス5に前記親和性液体を浸み込ませておくことにより、前記手順▲1▼と同様の作用を奏することになる。即ち、手順▲2▼をもって手順▲1▼に代えることが可能である。
【0039】
手順▲3▼においては、事前にパターン開口2に充填されている親和性液体MとペーストNとが良好に馴染み、パターン開口2が乾いた状態から印刷する場合と比較すると、ペーストNがパターン開口2にスムーズに充填される。
【0040】
手順▲4▼においては、スクリーン印刷版1の表面全体をペーストNで覆った状態で所定時間放置することで、ペーストNが自重でパターン開口2の親和性液体Mに浸透していく。この状態から被印刷物上に印刷することで、ペーストNがスムーズにパターン開口2に充填されていく。
【0041】
(第2実施形態)
本第2実施形態では前記手順▲1▼、▲5▼のみを行う。即ち、印刷用ペーストNと高い親和性を有する液体Mにてスクリーン印刷版1の裏面を均一に濡らし、この親和性液体Mが乾燥する前に被印刷物10への印刷を開始する。
【0042】
手順▲1▼においては、前述の如く呼び水効果が発揮され、ペーストNがパターン開口2に充填されやすい状態が生じるため、前記親和性液体Mが乾燥する前に印刷を開始すれば、印刷初期にあってもパターン開口2へペーストNがスムーズに充填されることになり、印刷状態が安定するまでの試し刷りの回数が減少する。即ち、本第2実施形態にあっては、図7のグラフに曲線Bで示すように、9回目の印刷で印刷面積の変化率が0%となり、にじみやかすれのない良好な印刷が可能となった。
【0043】
(第3実施形態)
本第3実施形態では前記手順▲2▼、▲5▼のみを行う。即ち、印刷用ペーストNと高い親和性を有する液体Mを浸み込ませたウエス5にてスクリーン印刷版1の裏面を均一に拭くことで該親和性液体Mでスクリーン印刷版1の裏面を均一に濡らし、この親和性液体Mが乾燥する前に被印刷物10への印刷を開始する。
【0044】
手順▲2▼においても、前述の如く呼び水効果が発揮され、ペーストNがパターン開口2に充填されやすい状態が生じるため、前記親和性液体Mが乾燥する前に印刷を開始すれば、印刷初期にあってもパターン開口2へペーストNがスムーズに充填されることになり、印刷状態が安定するまでの試し刷りの回数が減少する。
【0045】
特に、本第3実施形態にあっては、前記第2実施形態と比べて、ウエス5でスクリーン印刷版1の裏面の余分な親和性液体Mが払拭されるため、親和性液体Mの被印刷物10上への付着やペーストNのにじみが少なくなり、試し刷りの回数が減少する。
【0046】
(第4実施形態)
本第4実施形態では、前記第1実施形態の手順▲3▼、▲4▼に代えて以下の手順▲3▼’、▲4▼’を行う、即ち、手順▲1▼、▲2▼、▲3▼’、▲4▼’、▲5▼を行う。なお、手順▲1▼、▲2▼はいずれか一方を行うだけでもよい。
【0047】
手順▲3▼’ではスクリーン印刷版1の表面に印刷用ペーストNを供給する。手順▲4▼’では該ペーストNをスキージ4にてスキージングする。このスキージングを行うとき、スクリーン印刷版1の裏面と被印刷物10の表面との間隔を十分に設定し、印刷版1の裏面が被印刷物10に接触しないようにする。あるいは、スキージ4の圧力を印刷時よりも低く設定して印刷版1の裏面が被印刷物10に接触しないようにしてもよい。このスキージングにより、パターン開口2に充填されている親和性液体Mに印刷用ペーストNが浸透する。
【0048】
本第4実施形態では、手順▲4▼’のスキージングにて前述の如く呼び水効果が発揮され、印刷用ペーストNが弱い圧力であってもパターン開口2に容易に充填され、印刷状態が安定するまでの試し刷りの回数が減少する。
【0049】
(他の実施形態)
なお、本発明に係るスクリーン印刷方法及び印刷装置は前記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更できる。
【0050】
特に、前記第1実施形態にあっては、必ずしも手順▲1▼〜▲5▼の全てを行う必要はなく、手順▲1▼、▲2▼、▲5▼、手順▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲5▼、手順▲1▼、▲4▼、▲5▼、手順▲1▼、▲2▼、▲4▼、▲5▼、手順▲1▼、▲3▼、▲4▼、▲5▼といった組合せで行ってもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明に係るスクリーン印刷方法によれば、印刷用ペーストと親和性を有する液体にてスクリーン印刷版の裏面を濡らし、該親和性液体が乾燥する前に被印刷物への印刷を開始するようにしたため、印刷用ペーストがパターン開口に引き寄せられる呼び水効果が発揮され、ペーストがパターン開口に充填されやすくなり、試し刷りの回数が減少し、被印刷物や印刷用ペーストのロスや時間的なロスが減少する。
【0052】
また、本発明に係るスクリーン印刷方法によれば、前記効果を奏する印刷方法を容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリーン印刷装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係るスクリーン印刷方法に使用されるスクリーン印刷版を示す断面図である。
【図3】本発明に係るスクリーン印刷方法の手順▲1▼を示す説明図である。
【図4】本発明に係るスクリーン印刷方法の手順▲2▼の第1例を示す説明図である。
【図5】本発明に係るスクリーン印刷方法の手順▲2▼の第2例を示す説明図である。
【図6】本発明に係るスクリーン印刷方法の手順▲3▼、▲4▼を示す説明図である。
【図7】スクリーン印刷方法における試し刷り回数と印刷面積変化率の関係を本発明(曲線A,B)と従来例(曲線C)とを比較して示すグラフである。
【符号の説明】
1…スクリーン印刷版
2…パターン開口
3…スクレーパ
4…スキージ
5…帯状ウエス
6…押さえ部材
8…ウエス部材
9…ローラ
10…被印刷物
M…親和性液体
Claims (7)
- 所定のパターン開口を有するスクリーン印刷版の表面に付与された印刷用ペーストをスキージにて前記パターン開口から被印刷物上に塗布するスクリーン印刷方法において、
前記印刷用ペーストと親和性を有する液体にてスクリーン印刷版の裏面を濡らし、
前記親和性液体が乾燥する前に被印刷物への印刷を開始すること、
を特徴とするスクリーン印刷方法。 - 前記親和性液体が乾燥する前に前記スクリーン印刷版の表面に印刷用ペーストを供給してスクリーン印刷版の表面を印刷用ペーストで覆った状態で所定時間放置し、その後被印刷物への印刷を開始することを特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷方法。
- 前記スクリーン印刷版の表面を印刷用ペーストで覆った状態で放置する所定時間は10〜120秒であることを特徴とする請求項2に記載のスクリーン印刷方法。
- 前記親和性液体を含ませた部材で前記スクリーン印刷版の裏面を濡らすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスクリーン印刷方法。
- 前記親和性液体を含ませた布状体を押さえ部材で押圧しつつ前記スクリーン印刷版の裏面を拭くことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項4に記載のスクリーン印刷方法。
- 前記親和性液体が乾燥する前に前記スクリーン印刷版の表面に印刷用ペーストを供給してスクリーン印刷版の表面を印刷用ペーストで覆い、
前記スクリーン印刷版の裏面が被印刷物に接しない状態でスキージにて印刷用ペーストを前記パターン開口に充填し、その後被印刷物上への印刷を開始すること、
を特徴とする請求項1、請求項2、請求項4又は請求項5に記載のスクリーン印刷方法。 - 所定のパターン開口を有するスクリーン印刷版と、
前記スクリーン印刷版の表面に付与された印刷用ペーストを前記パターン開口から被印刷物上に塗布するためのスキージと、
前記印刷用ペーストと親和性を有する液体を前記スクリーン印刷版の裏面に付与する液体付与手段と、
を備えたことを特徴とするスクリーン印刷装置。
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Cited By (2)
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| JP2008238587A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Tdk Corp | スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置 |
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