JP2531973B2 - 自動倉庫の出庫システム - Google Patents

自動倉庫の出庫システム

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入出庫クレーンの制御と在庫管理をコンピ
ューターで行う自動倉庫の出庫システムに関するもので
ある。
(従来の技術) 上記のような自動倉庫に於いても、定期的に所謂棚卸
し作業が行われる。即ち、棚位置(棚No.)を指定して
出庫設定を行い、自動出庫された該当物品に関する棚卸
しデータ、即ち品種や数量等が実際に出庫された物品の
品種や数量と一致するか否かをチェックする棚卸し作業
が行われる。この棚卸し作業のために自動出庫された物
品の棚卸しデータを画面上で自動的に表示させることは
従来からも行われているが、作業者は、この画面上に表
示されたデータと実際に出庫された物品の内容とが一致
していないことを発見したとき、それを一旦メモしてお
き、棚卸し作業が終了した後に在庫修正モードを選択
し、呼び出した在庫ファイルの表示データを前記メモに
従って修正する作業を行っていた。
又、棚卸し出庫する各棚No.を予めまとめて入力設定
する所謂溜め打ちが必要であった。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来のシステムでは、棚卸しによって発
生した在庫ファイルのデータ修正に多くの手間と時間が
かかり、一旦メモを取らなければならないので、修正ミ
スが生じる恐れもあった。又、棚卸し出庫する量が多い
場合、棚No.の入力設定にも多くの手間と時間がかかる
ので、棚卸し作業全体を能率良く且つ正確に行い難い問
題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決するため
に、入出庫クレーンの制御と在庫管理をコンピューター
で行う自動倉庫に於いて、棚卸し設定モードにより、棚
No.の順番に自動出庫するための棚卸し範囲の始端棚No.
と終端棚No.とを入力設定するようにし、当該棚卸し設
定モードの実行により自動出庫された物品の品種や数量
等の棚卸しデータを逐次画面上に表示する機能を設け、
表示された棚卸しデータを画面上で直接修正可能にする
と共に、データ修正時には在庫ファイルのデータが自動
的に書き換えられるようにし、完了入力により、出庫さ
れた物品を元の棚位置に自動再入庫させると共に、設定
された前記棚卸し範囲内の次の棚No.からの自動出庫を
行うようにした自動倉庫の出庫システムを提案するもの
である。
(発明の作用) 上記の本発明システムに於いては、棚卸し設定時に
は、棚卸しに使用出来る時間長さに応じて単に棚卸し範
囲の始端棚No.と終端棚No.の2つを入力設定するだけで
良い。然してクレーンは、始端棚No.の棚位置から物品
を自動出庫することになるが、出庫された物品に関する
棚卸しデータは画面上に表示されるので、従来と同様に
当該データと実際に出庫されている物品の内容とを照合
し、一致しているか否かをチェックすることが出来る。
照合の結果、一致していない事項が見つかったときに
は、該当データを表示画面上で直接修正する。この修正
方法としては、カーソルを修正箇所に合わせてキーボー
ドにより修正データを入力するような、一般的に知られ
ている方法で簡単に行うことが出来る。勿論、前記棚卸
しデータは、在庫ファイルの該当棚No.に関する在庫デ
ータそのものであるから、上記のように棚卸しデータの
修正が行われたときは、単に画面上の表示内容が修正さ
れるだけでなく、在庫ファイル上の該当データも自動的
に書き換えられる。
作業が完了して完了キーを押す等の完了入力を行うこ
とにより、出庫されている物品を元の棚No.の棚位置に
再入庫すべくクレーンが自動運転され、設定された前記
棚卸し範囲内の次の棚No.からの自動出庫が行われる。
以下、設定されている終端棚No.の物品の再入庫が完了
するまで、上記の棚卸し作業が繰り返される。
(発明の効果) 以上のように本発明の出庫システムによれば、棚卸し
の結果、在庫データの修正を行う必要が生じても、従来
のように一旦メモを取る必要がなく、その場で誤りなく
簡単容易に修正することが出来る。又、棚卸し作業に使
用出来る時間長さに応じて棚卸し範囲を決定したなら
ば、その始端棚No.と終端棚No.の2つを入力するだけで
良いので、前記在庫データの修正を含めて、棚卸し作業
全体を極めて能率良く簡単容易に行うことが出来る。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図は自動倉庫の入出庫作業場所を示し、1は入出
庫用走行クレーンであって、その走行通路の両側に棚2
が立設されている。前記クレーン1は、昇降キャレッジ
3上に左右何れ方向にも出退移動自在なランニングフォ
ーク4が設けられた従来周知のものである。当該クレー
ン1の走行通路の一端で前記棚2から突出する端部の左
右両側には、固定荷受け台5a,5bが配設されている。然
して前記クレーン1は、その走行と昇降キャレッジ3の
昇降、及びランニングフォーク4の出退運動の組み合わ
せにより、固定荷受け台5a又は5bから棚2内の任意の棚
位置へバケット6を入庫する入庫作業、又はこの逆に棚
2内の任意の棚位置から固定荷受け台5a又は5bへバケッ
ト6を出庫する出庫作業を行うことが出来る。
前記固定荷受け台5a,5bの近くには、例えばパーソナ
ルコンピューター等の制御用コンピューター7が配設さ
れる。このコンピューター7は、入力用キーボード8や
各種リスト等のプリントアウト用プリンター9、及びCR
T等の表示手段10を備えたものであり、第2図に示すよ
うに前記クレーン1を自動運転するためのマルチコンソ
ール11とRS−232C等の信号線12で接続され、当該マルチ
コンソール11は、光空間伝送手段13等により前記クレー
ン1に搭載のコントローラー14との間の制御信号の授受
を行う。
上記コンピューター7には、本発明の出庫システムを
実施するためのプログラムがフロッピーディスク等によ
り与えられる。以下、当該プログラムによって実施され
る出庫システムを説明する。尚、前記プログラムを運用
するに先立って、取り扱う物品の品名コードや品名等の
初期登録が行われる。又、固定荷受け台5a,5bに対し、
入庫か出庫かのモードを選択し、入力設定する。通常は
両荷受け台5a,5bの内、一方が入庫用、他方が出庫用に
設定されるが、連続入庫を行うために両方の荷受け台を
入庫用とする場合や、連続出庫するためのに両方の荷受
け台を出庫用とする場合もあり得る。
前記コンピューター7に於いては、棚No.毎の品種、
数量、入庫日等を記録した在庫ファイルが作成されてお
り、そのデータは入出庫の度に自動的に書き換えられて
いる。
棚卸し作業を行う場合は、第5図のフローチャートに
示すように先ずジョブメニューから棚卸し出庫設定を選
択し、コンピューター7の表示手段10に第3図に示す棚
卸し出庫設定画面を呼び出す。当該画面に於いて、棚N
o.の順番に自動出庫するための棚卸し範囲の始端棚No.
と終端棚No.とを、始端棚No.入力欄15と終端棚No.入力
欄16とにキーボード8により入力すると、コンピュータ
ー7からマルチコンソール11を経由してクレーン1のコ
ントローラー14に出庫指令が与えられ、始端棚No.入力
欄15に入力された棚No.の棚位置から出庫用荷受け台5b
にバケット6を出庫すべくクレーン1が自動運転され
る。
一方、設定完了後にキーボード8上のファンクション
キーの一つであるジョブ切換キーを操作することによ
り、出庫用荷受け台5bに最初の棚卸しバケット6が出庫
されたとき、表示手段10の画面が前記棚卸し出庫設定画
面から第4図に示す棚卸し作業表示画面に切り換えられ
る。
当該棚卸し作業表示画面の荷受け台No.表示欄17には
出庫用荷受け台5bのNo.“2"が表示され、出庫棚No.表示
欄18には出庫されてきた棚No.(再入庫する棚No.)が表
示される。更に、棚卸しデータ表示テーブル19に於ける
品名コード表示欄20、品名表示欄21、入庫日表示欄22、
及び在庫数表示欄23には、出庫されたバケット6内の物
品に関するデータが表示される。
従って作業者は、出庫されたバケット6内の物品と棚
卸しデータ表示テーブル19に表示されている棚卸しデー
タとを照合し、一致しているか否かをチェックする。修
正箇所がない場合はキーボード8上の完了キーを押す
が、若し、出庫されたバケット6内の物品と棚卸しデー
タ表示テーブル19に表示されている棚卸しデータとが一
致していない箇所があれば、その箇所の棚卸しデータを
修正する。即ち、仮にバケット6内の物品と品名表示欄
21に表示された品名とが一致していない場合は、カーソ
ルを品名コード表示欄20に合わせてキーボード8により
正しい品名コードを入力する。又、在庫数表示欄23に表
示された在庫数が間違っているときは、カーソルを在庫
数表示欄23に合わせてキーボード8により正しい在庫数
を入力する。この場合、例えば各データの修正の度に、
又は必要なデータ修正の全てが終了したときに、キーボ
ード8上の訂正キーを押すようにすることが出来る。デ
ータの修正が行われると、在庫ファイル中の該当する棚
No.の在庫データが自動的に修正後のデータに書き換え
られる。
然して全てのデータ修正が完了すると、修正箇所がな
いときと同様に完了キーを押すことにより、荷受け台5b
上のバケット6を元の棚No.の棚位置に再入庫すべくク
レーン1が自動運転される。再入庫完了後は、2番目の
棚No.の棚位置から棚卸し出庫が自動的に行われ、この
2番目の棚No.の棚卸し出庫と再入庫とが上記のように
行われる。以下、終端棚No.入力欄16で入力した棚No.の
棚卸し出庫と再入庫が完了するまで、設定された棚卸し
範囲内の各棚No.の棚卸し出庫と再入庫とが繰り返され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はバケット利用の自動倉庫の入出庫作業場所を示
す斜視図、第2図はハードウエアの構成を説明するブロ
ック線図、第3図は棚卸し出庫設定画面を示す図、第4
図は棚卸し作業表示画面を示す図、第5図は制御手順を
説明するフローチャートである。 1…入出庫用走行クレーン、2…棚、3…昇降キャレッ
ジ、4…ランニングフォーク、5a,5b…固定荷受け台、
6…バケット、7…制御用コンピューター、8…キーボ
ード、10…表示手段、11…マルチコンソール、12…信号
線、13…光空間伝送手段、14…クレーンのコントローラ
ー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出庫クレーンの制御と在庫管理をコンピ
    ューターで行う自動倉庫に於いて、棚卸し設定モードに
    より、棚No.の順番に自動出庫するための棚卸し範囲の
    始端棚No.と終端棚No.とを入力設定するようにし、当該
    棚卸し設定モードの実行により自動出庫された物品の品
    種や数量等の棚卸しデータを逐次画面上に表示する機能
    を設け、表示された棚卸しデータを画面上で直接修正可
    能にすると共に、データ修正時には在庫ファイルのデー
    タが自動的に書き換えられるようにし、完了入力によ
    り、出庫された物品を元の棚位置に自動再入庫させると
    共に、設定された前記棚卸し範囲内の次の棚No.からの
    自動出庫を行うようにした自動倉庫の出庫システム。
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