JP2583696Y2 - ワーク加工ラインにおける工具交換装置 - Google Patents
ワーク加工ラインにおける工具交換装置Info
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- JP2583696Y2 JP2583696Y2 JP6832892U JP6832892U JP2583696Y2 JP 2583696 Y2 JP2583696 Y2 JP 2583696Y2 JP 6832892 U JP6832892 U JP 6832892U JP 6832892 U JP6832892 U JP 6832892U JP 2583696 Y2 JP2583696 Y2 JP 2583696Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はワーク加工ラインにおけ
る工具交換装置に係わり、特にワーク加工ラインの占有
スペースの拡大化を招くことなく加工ラインに組み込ん
で設置し得るワーク加工ラインにおける工具交換装置に
関する。
る工具交換装置に係わり、特にワーク加工ラインの占有
スペースの拡大化を招くことなく加工ラインに組み込ん
で設置し得るワーク加工ラインにおける工具交換装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】異種類のワークを混流して加工するワー
ク加工ラインにおいて、異種類のワークが搬送された際
に、加工機械の手前で当該ワークの搬送を一時停止さ
せ、これによりワーク無し状態の加工機械を搬送順に順
次生じさせてこれを停止し、その停止中に異種類用の工
具に交換することで、加工ラインの全面停止を避けて作
業能率の向上を図る様にした技術が、従来より例えば特
開昭62−68258号公報などに開示されている。
ク加工ラインにおいて、異種類のワークが搬送された際
に、加工機械の手前で当該ワークの搬送を一時停止さ
せ、これによりワーク無し状態の加工機械を搬送順に順
次生じさせてこれを停止し、その停止中に異種類用の工
具に交換することで、加工ラインの全面停止を避けて作
業能率の向上を図る様にした技術が、従来より例えば特
開昭62−68258号公報などに開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記工具交
換は作業者の手作業によって行うよりも、工具交換装置
によって自動化させた方が望ましいのであるが、従来の
工具交換装置は加工ステーションに加工機械に並べてあ
るいは対峙させて設けねばならないので、当該加工ステ
ーションの占有スペースが拡大化してしまうという課題
があった。
換は作業者の手作業によって行うよりも、工具交換装置
によって自動化させた方が望ましいのであるが、従来の
工具交換装置は加工ステーションに加工機械に並べてあ
るいは対峙させて設けねばならないので、当該加工ステ
ーションの占有スペースが拡大化してしまうという課題
があった。
【0004】本考案は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、スペースの拡大化を招くこ
とのないワーク加工ラインにおける工具交換装置を提供
することにある。
たものであり、その目的は、スペースの拡大化を招くこ
とのないワーク加工ラインにおける工具交換装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するために、ワークの加工ラインにおける加工ステー
ションの前工程に設けられて、該加工ステーションへの
ワークの搬入を一時停止可能な待機ステーションと、前
記加工ステーションに設置された加工機の工具を取り外
して回収保持する工具回収保持手段と予め保持した新た
な工具を加工機に装着する工具装着手段とを有する工具
交換治具と、該待機ステーションと該加工ステーション
との間に設けられ、該待機ステーションにワークを一時
停止させている間に、前記工具交換治具を加工ステーシ
ョンの上流側から加工ライン中に搬入して加工ラインに
沿わせて該加工ステーションの加工位置に移動させ、工
具交換後に該治具を該加工ステーションから搬出する治
具搬送手段と、を備えてワーク加工ラインにおける工具
交換装置を構成することを特徴とする。
成するために、ワークの加工ラインにおける加工ステー
ションの前工程に設けられて、該加工ステーションへの
ワークの搬入を一時停止可能な待機ステーションと、前
記加工ステーションに設置された加工機の工具を取り外
して回収保持する工具回収保持手段と予め保持した新た
な工具を加工機に装着する工具装着手段とを有する工具
交換治具と、該待機ステーションと該加工ステーション
との間に設けられ、該待機ステーションにワークを一時
停止させている間に、前記工具交換治具を加工ステーシ
ョンの上流側から加工ライン中に搬入して加工ラインに
沿わせて該加工ステーションの加工位置に移動させ、工
具交換後に該治具を該加工ステーションから搬出する治
具搬送手段と、を備えてワーク加工ラインにおける工具
交換装置を構成することを特徴とする。
【0006】また、前記治具搬送手段は、前記加工ライ
ンに沿ってその上方に設置することが望ましい。
ンに沿ってその上方に設置することが望ましい。
【0007】更に、前記工具交換治具は、前記加工ステ
ーションにおいて、その工具回収保持手段と工具装着手
段との軸芯が加工機械の加工軸の軸芯と一致されて順次
停止されることが望ましい。
ーションにおいて、その工具回収保持手段と工具装着手
段との軸芯が加工機械の加工軸の軸芯と一致されて順次
停止されることが望ましい。
【0008】
【作用】上記構成の本考案に係るワーク加工ラインにお
ける工具交換装置によれば、加工ステーションに設置さ
れた加工機械の工具交換が必要になった場合には、その
前工程に設けられた待機ステーションでワークの搬送が
一時停止され、加工ステーションがワーク無しの状態に
される。この状態で、工具交換用治具が治具搬送手段に
よって加工ステーションの上流側の加工ライン中に搬入
されると供に、加工ラインに沿って加工ステーションの
加工位置まで移動され、加工機械に装着された工具を取
り外して回収すると供に新たな工具を装着する。そし
て、工具交換が終了すると、工具交換治具は当該加工ス
テーションから加工ラインの外に搬出される。すなわ
ち、治具搬送手段を加工ラインのスペースを有効に利用
して配置するので、設置スペースの拡大化を招くことな
く工具交換装置を既存の加工ライン中に容易に組み込む
ことが可能で、生産能率の可及的な向上が図れる。
ける工具交換装置によれば、加工ステーションに設置さ
れた加工機械の工具交換が必要になった場合には、その
前工程に設けられた待機ステーションでワークの搬送が
一時停止され、加工ステーションがワーク無しの状態に
される。この状態で、工具交換用治具が治具搬送手段に
よって加工ステーションの上流側の加工ライン中に搬入
されると供に、加工ラインに沿って加工ステーションの
加工位置まで移動され、加工機械に装着された工具を取
り外して回収すると供に新たな工具を装着する。そし
て、工具交換が終了すると、工具交換治具は当該加工ス
テーションから加工ラインの外に搬出される。すなわ
ち、治具搬送手段を加工ラインのスペースを有効に利用
して配置するので、設置スペースの拡大化を招くことな
く工具交換装置を既存の加工ライン中に容易に組み込む
ことが可能で、生産能率の可及的な向上が図れる。
【0009】
【実施例】以下に本考案の好適な一実施例を添付図面に
基づき詳述する。
基づき詳述する。
【0010】図1は本考案に係わる工具交換装置が設置
されたワーク加工ラインを示す部分平面図であり、この
実施例ではV型6気筒エンジンのシリンダブロック加工
ラインにおけるホーニング加工ステーションを例示して
いる。また、図2は図1中に示すII-II 線矢視方向の立
面図であり、図3は図2中に示すIII-III 線矢視方向の
側面図である。
されたワーク加工ラインを示す部分平面図であり、この
実施例ではV型6気筒エンジンのシリンダブロック加工
ラインにおけるホーニング加工ステーションを例示して
いる。また、図2は図1中に示すII-II 線矢視方向の立
面図であり、図3は図2中に示すIII-III 線矢視方向の
側面図である。
【0011】図1〜図3において、10はローラコンベ
アでなるワークの搬送装置であり、この搬送装置10上
にはパレット12を介してワークたるシリンダブロック
14がそのクランク軸方向を鉛直に載置されて順次移送
されるようになっている。そして、ホーニング加工ステ
ーション16には、搬送装置10の側方に位置して加工
機たるホーニング盤18が、その加工軸20が上記シリ
ンダブロック14の一方のバンク14aの上面に対して
鉛直となるように傾斜されて設置されている。なお、こ
のホーニング盤18には、V型6気筒エンジン用のシリ
ンダブロック14の一方のバンク14aに形成される3
つのシリンダ14bを同時にホーニング加工すべく、加
工軸20を3軸備えている。
アでなるワークの搬送装置であり、この搬送装置10上
にはパレット12を介してワークたるシリンダブロック
14がそのクランク軸方向を鉛直に載置されて順次移送
されるようになっている。そして、ホーニング加工ステ
ーション16には、搬送装置10の側方に位置して加工
機たるホーニング盤18が、その加工軸20が上記シリ
ンダブロック14の一方のバンク14aの上面に対して
鉛直となるように傾斜されて設置されている。なお、こ
のホーニング盤18には、V型6気筒エンジン用のシリ
ンダブロック14の一方のバンク14aに形成される3
つのシリンダ14bを同時にホーニング加工すべく、加
工軸20を3軸備えている。
【0012】また、搬送装置10には、ホーニング加工
ステーション16の上流側に位置されて、シリンダブロ
ック14のホーニング加工ステーション16への搬送を
一時停止可能とした待機ステーション22がその前工程
として設けられている。この待機ステーション22は、
搬送装置10の搬送ローラ10a,10a間から上方に
向けて先端部のストッパー部24aが出没自在なシリン
ダ機構24を備えてなり、シリンダ機構24が伸長され
るとストッパ部24aが搬送ローラ10a上を移動して
くるパレット12に係合してシリンダブロック14の搬
送を一時停止させ、もって次工程のホーニング加工ステ
ーション16をワーク無し状態にするようになってい
る。
ステーション16の上流側に位置されて、シリンダブロ
ック14のホーニング加工ステーション16への搬送を
一時停止可能とした待機ステーション22がその前工程
として設けられている。この待機ステーション22は、
搬送装置10の搬送ローラ10a,10a間から上方に
向けて先端部のストッパー部24aが出没自在なシリン
ダ機構24を備えてなり、シリンダ機構24が伸長され
るとストッパ部24aが搬送ローラ10a上を移動して
くるパレット12に係合してシリンダブロック14の搬
送を一時停止させ、もって次工程のホーニング加工ステ
ーション16をワーク無し状態にするようになってい
る。
【0013】ところで、待機ステーション22とホーニ
ング加工ステーション16との間には、ホーニング盤1
8の工具26を自動的に交換する工具交換装置28が設
けられている。この工具交換装置28は、工具交換治具
30と当該工具交換治具30を搬送する治具搬送手段3
2とからなり、治具搬送手段32は工具交換治具30を
上記待機ステーション22のすぐ下流側からワーク搬送
装置10上のワーク加工ライン中に搬入すると供に、加
工ラインに沿ってホーニング加工ステーション16の加
工位置まで移動させ、工具交換後に当該工具交換治具3
0をホーニング加工ステーション16から加工ライン外
に搬出するようになっている。
ング加工ステーション16との間には、ホーニング盤1
8の工具26を自動的に交換する工具交換装置28が設
けられている。この工具交換装置28は、工具交換治具
30と当該工具交換治具30を搬送する治具搬送手段3
2とからなり、治具搬送手段32は工具交換治具30を
上記待機ステーション22のすぐ下流側からワーク搬送
装置10上のワーク加工ライン中に搬入すると供に、加
工ラインに沿ってホーニング加工ステーション16の加
工位置まで移動させ、工具交換後に当該工具交換治具3
0をホーニング加工ステーション16から加工ライン外
に搬出するようになっている。
【0014】治具搬送手段32についてさらに詳述する
と、当該治具搬送手段32は工具交換治具30を保持し
てこれを上下に昇降移動させる昇降移動手段34と、こ
の昇降移動手段34を保持してこの昇降移動手段34を
ワーク搬送装置10に沿って移動させる縦走移動手段3
6、並びにこの縦走移動手段36を保持してこの縦走移
動手段36を横走移動させる横走移動手段38とからな
る。
と、当該治具搬送手段32は工具交換治具30を保持し
てこれを上下に昇降移動させる昇降移動手段34と、こ
の昇降移動手段34を保持してこの昇降移動手段34を
ワーク搬送装置10に沿って移動させる縦走移動手段3
6、並びにこの縦走移動手段36を保持してこの縦走移
動手段36を横走移動させる横走移動手段38とからな
る。
【0015】横走移動手段38は、ワーク搬送装置10
の上方を横断して設けられた主ビーム40等からなる横
走用走行レール42と、この横走用走行レール42に吊
下されて自走する横走用搬機44とを有する。横走用走
行レール42の主ビーム40はその左右の両端が支柱4
6,46によって床に支持されて、ワーク搬送装置10
の待機ステーション22のすぐ下流側に設けられてお
り、その主ビーム40の長手方向に沿ってその両側面に
はガイドレール48が、またその下面にはラックギヤ5
0がそれぞれ取り付けられている。
の上方を横断して設けられた主ビーム40等からなる横
走用走行レール42と、この横走用走行レール42に吊
下されて自走する横走用搬機44とを有する。横走用走
行レール42の主ビーム40はその左右の両端が支柱4
6,46によって床に支持されて、ワーク搬送装置10
の待機ステーション22のすぐ下流側に設けられてお
り、その主ビーム40の長手方向に沿ってその両側面に
はガイドレール48が、またその下面にはラックギヤ5
0がそれぞれ取り付けられている。
【0016】横走用搬機44はワーク加工ラインに沿っ
て加工ステーション16側に向けて縦に延びる副ビーム
52を有し、この副ビーム52はその上面に取付けられ
たフレーム54によって、車輪56を介して上記主ビー
ム40のガイドレール48に走行自在に係合されて片持
状態で吊下されている。また、上記ラックギヤ50に噛
合するピニオンギヤ58及びこのピニオンギヤ58を駆
動する駆動モータ60も副ビーム52の上面に取り付け
られていて、駆動モータ60によってピニオンギヤ58
を回転駆動させると横走用搬機44は横走用走行レール
42に沿ってその下方を自走移動するようになってい
る。
て加工ステーション16側に向けて縦に延びる副ビーム
52を有し、この副ビーム52はその上面に取付けられ
たフレーム54によって、車輪56を介して上記主ビー
ム40のガイドレール48に走行自在に係合されて片持
状態で吊下されている。また、上記ラックギヤ50に噛
合するピニオンギヤ58及びこのピニオンギヤ58を駆
動する駆動モータ60も副ビーム52の上面に取り付け
られていて、駆動モータ60によってピニオンギヤ58
を回転駆動させると横走用搬機44は横走用走行レール
42に沿ってその下方を自走移動するようになってい
る。
【0017】また、前記縦走移動手段36は上記副ビー
ム52の下面に取り付けられたボール送りネジ機構によ
って構成されている。すなわち、副ビーム52の下面に
は、その長手方向の両端に軸受部材64,64が固定さ
れ、この軸受部材64,64に回転自在に軸支されて送
りネジ66が設けられている。そして、送りネジ66に
はこれを回転駆動させる駆動モータ68が連結され、更
にこの送りネジ66にはこれに噛合して逆Uの字状の移
動フレーム70が設けられており、駆動モータ68によ
って送りネジ66を回転させると移動フレーム70が副
ビーム52の下方を長手方向に沿って移動するようにな
っている。
ム52の下面に取り付けられたボール送りネジ機構によ
って構成されている。すなわち、副ビーム52の下面に
は、その長手方向の両端に軸受部材64,64が固定さ
れ、この軸受部材64,64に回転自在に軸支されて送
りネジ66が設けられている。そして、送りネジ66に
はこれを回転駆動させる駆動モータ68が連結され、更
にこの送りネジ66にはこれに噛合して逆Uの字状の移
動フレーム70が設けられており、駆動モータ68によ
って送りネジ66を回転させると移動フレーム70が副
ビーム52の下方を長手方向に沿って移動するようにな
っている。
【0018】また、前記昇降移動手段34は上記移動フ
レーム70に設けられている。すなわち、昇降移動手段
34は工具交換治具30が取付けられてこれを保持する
保持板72と、この保持板72に取付けられて上方に延
びる2本のガイドロッド74,74及びラックギヤ76
とを有し、これら2本のガイドロッド74,74とラッ
クギヤ76は移動フレーム70の下端に取付けられたガ
イド板78の案内孔80を嵌通している。そして、ラッ
クギヤ76は上記逆Uの字状の移動フレーム70の左右
一対の側板部70a,70a間に挿通されるとともに、
さらにこの移動フレーム70を貫通して上方に延出され
ている。また、移動フレーム70の左右の側板部70
a,70a間には、当該両側板部70a,70aに回転
自在に軸支されたピニオンギヤ82が設けられており、
このピニオンギヤ82には上記ラックギヤ76が噛合さ
れている。また、ピニオンギヤ82にはこれを回転駆動
させてラックギヤ76を上下に移動させる駆動モータ8
4が連結されている。
レーム70に設けられている。すなわち、昇降移動手段
34は工具交換治具30が取付けられてこれを保持する
保持板72と、この保持板72に取付けられて上方に延
びる2本のガイドロッド74,74及びラックギヤ76
とを有し、これら2本のガイドロッド74,74とラッ
クギヤ76は移動フレーム70の下端に取付けられたガ
イド板78の案内孔80を嵌通している。そして、ラッ
クギヤ76は上記逆Uの字状の移動フレーム70の左右
一対の側板部70a,70a間に挿通されるとともに、
さらにこの移動フレーム70を貫通して上方に延出され
ている。また、移動フレーム70の左右の側板部70
a,70a間には、当該両側板部70a,70aに回転
自在に軸支されたピニオンギヤ82が設けられており、
このピニオンギヤ82には上記ラックギヤ76が噛合さ
れている。また、ピニオンギヤ82にはこれを回転駆動
させてラックギヤ76を上下に移動させる駆動モータ8
4が連結されている。
【0019】工具交換治具30は、図2〜図4に示すよ
うに、ホーニング盤18の3軸の加工軸20にそれぞれ
装着された工具26を取り外して回収保持する工具回収
保持手段88と、その工具26が取り外された加工軸2
0に対して新たな工具26を装着する工具装着手段90
とを有しており。これら工具回収保持手段88と工具装
着手段90とはそれぞれ3組づづ隣り合わせで並設され
ている。
うに、ホーニング盤18の3軸の加工軸20にそれぞれ
装着された工具26を取り外して回収保持する工具回収
保持手段88と、その工具26が取り外された加工軸2
0に対して新たな工具26を装着する工具装着手段90
とを有しており。これら工具回収保持手段88と工具装
着手段90とはそれぞれ3組づづ隣り合わせで並設され
ている。
【0020】ここで、ホーニング盤18の加工軸20と
工具26との脱着関係を説明すると、図5に示すように
なっている。すなわち、加工軸20先端の軸芯部には工
具26の基端部26aが挿入される凹部92が形成さ
れ、この凹部92内には挿入された工具基端部26aを
所定角度回転させることで当該工具26を強固に固定係
止するチャッキング機構94が設けられており、工具2
6と加工軸20とを同軸に配置して、これらを相対的に
近設乃至離間移動させ、かつ所定角度回転させること
で、それらは相互に容易に脱着し得るようになってい
る。
工具26との脱着関係を説明すると、図5に示すように
なっている。すなわち、加工軸20先端の軸芯部には工
具26の基端部26aが挿入される凹部92が形成さ
れ、この凹部92内には挿入された工具基端部26aを
所定角度回転させることで当該工具26を強固に固定係
止するチャッキング機構94が設けられており、工具2
6と加工軸20とを同軸に配置して、これらを相対的に
近設乃至離間移動させ、かつ所定角度回転させること
で、それらは相互に容易に脱着し得るようになってい
る。
【0021】ところで、このようにして脱着される工具
26に対し、上記工具回収保持手段88と工具装着手段
90とは同一の構成が採られている。すなわち、図4に
示すように、治具本体96には円筒状のスリーブ98が
回転可能に軸支され、かつこのスリーブ98の外周部に
は図中には明示していないが、ウォームホイールギヤが
形成されていて、このウォームホイールギヤには治具本
体96に軸支されたウォームギヤ100が噛合されてお
り、このウォームギヤ100の回転によってスリーブ9
8は所定角度回転されるようになっている。
26に対し、上記工具回収保持手段88と工具装着手段
90とは同一の構成が採られている。すなわち、図4に
示すように、治具本体96には円筒状のスリーブ98が
回転可能に軸支され、かつこのスリーブ98の外周部に
は図中には明示していないが、ウォームホイールギヤが
形成されていて、このウォームホイールギヤには治具本
体96に軸支されたウォームギヤ100が噛合されてお
り、このウォームギヤ100の回転によってスリーブ9
8は所定角度回転されるようになっている。
【0022】また、スリーブ98の内側は工具26の保
持部となっており、その内部には工具26を把持する把
持機構102が設けられている。この把持機構102
は、スリーブ98の周側部に等角度間隔で3か所に切欠
形成された溝部104と、各溝部104内に揺動自在に
軸支されて設けられたレバー状の爪部材106と、この
爪部材106の一端が係合するリング状の摺動部材10
8とを有している。リング状の摺動部材108はスリー
ブ98の軸芯部に同軸に設けられた軸部材110に摺動
自在に嵌合されている。またリング状の摺動部材108
は軸部材110の先端に係止されたスプリング112に
引っ張られてその先端側に付勢されていて、リング状の
摺動部材108が先端側に位置しているときには爪部材
106は他端側が径方向外方に開かれるようになってい
る。
持部となっており、その内部には工具26を把持する把
持機構102が設けられている。この把持機構102
は、スリーブ98の周側部に等角度間隔で3か所に切欠
形成された溝部104と、各溝部104内に揺動自在に
軸支されて設けられたレバー状の爪部材106と、この
爪部材106の一端が係合するリング状の摺動部材10
8とを有している。リング状の摺動部材108はスリー
ブ98の軸芯部に同軸に設けられた軸部材110に摺動
自在に嵌合されている。またリング状の摺動部材108
は軸部材110の先端に係止されたスプリング112に
引っ張られてその先端側に付勢されていて、リング状の
摺動部材108が先端側に位置しているときには爪部材
106は他端側が径方向外方に開かれるようになってい
る。
【0023】つまり、ホーニング盤18の加工軸20に
取付けられた工具26の先端側がスリーブ98内に挿入
され、その端面がリング状の摺動部材108に当接して
これを押圧すると、摺動部材108が後退して爪部材1
06が揺動し、その他端部が径方向内方に向けて閉じて
工具26に形成された凹部114に係合するようになっ
ている。また、爪部材106が凹部114に係合した状
態でスリーブ98を回転させると、工具26も一体的に
回転して工具26と加工軸20との係合が外れ、爾後加
工軸20をスリーブ98から相対的に離間移動させる
と、工具26はスリーブ98内に回収保持されるように
なっている。なお、この動作を逆に行えば、スリーブ9
8内に保持した工具26が加工軸20に装着されること
になる。
取付けられた工具26の先端側がスリーブ98内に挿入
され、その端面がリング状の摺動部材108に当接して
これを押圧すると、摺動部材108が後退して爪部材1
06が揺動し、その他端部が径方向内方に向けて閉じて
工具26に形成された凹部114に係合するようになっ
ている。また、爪部材106が凹部114に係合した状
態でスリーブ98を回転させると、工具26も一体的に
回転して工具26と加工軸20との係合が外れ、爾後加
工軸20をスリーブ98から相対的に離間移動させる
と、工具26はスリーブ98内に回収保持されるように
なっている。なお、この動作を逆に行えば、スリーブ9
8内に保持した工具26が加工軸20に装着されること
になる。
【0024】また、このような構成の工具回収保持手段
88と工具装着手段90とを有する工具交換治具30
は、そのスリーブ98の軸芯方向がホーニング盤18の
加工軸20の傾きと一致するように傾斜されて、昇降移
動手段34の保持板72に取付けられるようになってい
て、工具交換治具30を加工ステーション16の加工位
置において、工具回収保持手段88と工具装着手段90
とを順次上記軸芯を一致させてセットすれば、ホーニン
グ盤18の加工軸20を進退作動させることで容易に工
具26の交換を自動的に行えるようになっている。
88と工具装着手段90とを有する工具交換治具30
は、そのスリーブ98の軸芯方向がホーニング盤18の
加工軸20の傾きと一致するように傾斜されて、昇降移
動手段34の保持板72に取付けられるようになってい
て、工具交換治具30を加工ステーション16の加工位
置において、工具回収保持手段88と工具装着手段90
とを順次上記軸芯を一致させてセットすれば、ホーニン
グ盤18の加工軸20を進退作動させることで容易に工
具26の交換を自動的に行えるようになっている。
【0025】以降に、上述のように構成されたワーク加
工ラインにおける工具交換装置の作動について説明す
る。
工ラインにおける工具交換装置の作動について説明す
る。
【0026】ワークの搬送ライン10上を異種類のワー
ク,すなわちシリンダボア径の異なるシリンダブロック
14が移送されてきたときや、ホーニング盤18の工具
26が磨耗したときなどのように、工具26の交換をす
る必要が生じたときには、まず、待機ステーション22
のシリンダ機構24を作動させてストッパー部24aを
搬送装置10の搬送ローラ10a間から上方に突出させ
る。すると、搬送装置10上を移送されるパレット12
が、そのストッパ部24aに係止されて一時停止され、
シリンダブロック14のホーニング加工ステーション1
6への搬送が中止されて当該ホーニング加工ステーショ
ン16がワーク無しの状態になる。
ク,すなわちシリンダボア径の異なるシリンダブロック
14が移送されてきたときや、ホーニング盤18の工具
26が磨耗したときなどのように、工具26の交換をす
る必要が生じたときには、まず、待機ステーション22
のシリンダ機構24を作動させてストッパー部24aを
搬送装置10の搬送ローラ10a間から上方に突出させ
る。すると、搬送装置10上を移送されるパレット12
が、そのストッパ部24aに係止されて一時停止され、
シリンダブロック14のホーニング加工ステーション1
6への搬送が中止されて当該ホーニング加工ステーショ
ン16がワーク無しの状態になる。
【0027】次に、治具搬送手段32の横走移動手段3
8を作動させて、予め新しい工具を工具装着手段90側
のスリーブ98に保持させておいた工具交換治具30
を、ワークの搬送装置10の上方に移動させる。爾後、
昇降移動手段34を作動させて工具交換治具30を下降
させ、搬送装置10直上の加工ライン中に搬入する。さ
らに、縦走移動手段36を作動させ、工具交換治具30
を加工ラインに沿わせてホーニング加工ステーション1
6まで移動させ、ホーニング盤18の加工軸20の延長
線上に工具回収保持手段88側のスリーブ98の軸心を
一致させて停止する。
8を作動させて、予め新しい工具を工具装着手段90側
のスリーブ98に保持させておいた工具交換治具30
を、ワークの搬送装置10の上方に移動させる。爾後、
昇降移動手段34を作動させて工具交換治具30を下降
させ、搬送装置10直上の加工ライン中に搬入する。さ
らに、縦走移動手段36を作動させ、工具交換治具30
を加工ラインに沿わせてホーニング加工ステーション1
6まで移動させ、ホーニング盤18の加工軸20の延長
線上に工具回収保持手段88側のスリーブ98の軸心を
一致させて停止する。
【0028】この状態で、ホーニング盤18の加工軸2
0を回転させないで前進させ、先端部に取り付けられた
工具26をスリーブ98内に挿入し、加工軸20から工
具26を取り外し、当該スリーブ98内に工具26を回
収保持させると共に、加工軸20を原点位置に後退させ
る。
0を回転させないで前進させ、先端部に取り付けられた
工具26をスリーブ98内に挿入し、加工軸20から工
具26を取り外し、当該スリーブ98内に工具26を回
収保持させると共に、加工軸20を原点位置に後退させ
る。
【0029】次に、再び縦走移動手段36を作動させ、
工具交換治具30の工具装着手段90側のスリーブ98
の軸心を加工軸20の軸心の延長線上に一致させて停止
する。そして、再び加工軸20を前進させて工具装着手
段90側のスリーブ98に保持された工具26を当該加
工軸20の先端に装着し、再度加工軸20を原点位置に
後退させて戻す。
工具交換治具30の工具装着手段90側のスリーブ98
の軸心を加工軸20の軸心の延長線上に一致させて停止
する。そして、再び加工軸20を前進させて工具装着手
段90側のスリーブ98に保持された工具26を当該加
工軸20の先端に装着し、再度加工軸20を原点位置に
後退させて戻す。
【0030】このようにして、工具交換を終了したなら
ば、昇降移動手段34を作動させて工具交換治具30を
上昇させ、この加工ステーション16から加工ライン外
に搬出すると供に、縦走移動手段36並びに横走移動手
段38を順次作動させて原点位置に復帰させ、工具回収
保持手段88側のスリーブ98内に回収した工具26を
取り外すと供に、工具装着手段90側のスリーブ98に
次の工具交換に備えて新たな工具26を取り付けてお
く。
ば、昇降移動手段34を作動させて工具交換治具30を
上昇させ、この加工ステーション16から加工ライン外
に搬出すると供に、縦走移動手段36並びに横走移動手
段38を順次作動させて原点位置に復帰させ、工具回収
保持手段88側のスリーブ98内に回収した工具26を
取り外すと供に、工具装着手段90側のスリーブ98に
次の工具交換に備えて新たな工具26を取り付けてお
く。
【0031】
【考案の効果】以上実施例で詳細に説明したように、本
考案に係わるワーク加工ラインの工具交換装置は、加工
ステーションの上流側にその前工程としてワークの搬送
を一時停止させる待機ステーションを設けると供に、待
機ステーションと加工ステーションとの間に、加工ステ
ーションに設置された加工機の工具を取り外して回収保
持する工具回収保持手段と予め保持した新たな工具を加
工機に装着する工具装着手段とを有する工具交換治具
を、待機ステーションにワークを一時停止させている間
に、加工ステーションの上流側から加工ライン中に搬入
すると供に加工ラインに沿わせて加工ステーションの加
工位置に移動させ、工具交換後に治具を加工ステーショ
ンから搬出する治具搬送手段を設けて構成するので、加
工ラインが占めるスペースを有効に利用してそのスペー
スの拡大化を防止しながら工具交換装置を配設すること
ができる。従って、既存のワーク加工ラインに容易に組
み込んで配設することができ、生産能率の可及的な向上
化が図れる。
考案に係わるワーク加工ラインの工具交換装置は、加工
ステーションの上流側にその前工程としてワークの搬送
を一時停止させる待機ステーションを設けると供に、待
機ステーションと加工ステーションとの間に、加工ステ
ーションに設置された加工機の工具を取り外して回収保
持する工具回収保持手段と予め保持した新たな工具を加
工機に装着する工具装着手段とを有する工具交換治具
を、待機ステーションにワークを一時停止させている間
に、加工ステーションの上流側から加工ライン中に搬入
すると供に加工ラインに沿わせて加工ステーションの加
工位置に移動させ、工具交換後に治具を加工ステーショ
ンから搬出する治具搬送手段を設けて構成するので、加
工ラインが占めるスペースを有効に利用してそのスペー
スの拡大化を防止しながら工具交換装置を配設すること
ができる。従って、既存のワーク加工ラインに容易に組
み込んで配設することができ、生産能率の可及的な向上
化が図れる。
【図1】本考案に係わる工具交換装置が設置されたワー
ク加工ラインを示す部分平面図であり、V型6気筒エン
ジンのシリンダブロック加工ラインにおけるホーニング
加工ステーションを示す図である。
ク加工ラインを示す部分平面図であり、V型6気筒エン
ジンのシリンダブロック加工ラインにおけるホーニング
加工ステーションを示す図である。
【図2】図1中に示すII-II 線矢視方向の立面図であ
る。
る。
【図3】図2中に示すIII-III 線矢視方向の側面図であ
る。
る。
【図4】工具交換治具の一部破断側面図である。
【図5】ホーニング盤の加工軸と工具との取付け関係を
示す側断面図である。
示す側断面図である。
10 加工ラインを形成する搬送装置 14 ワークたるシリンダブロック 16 加工ステーション 18 加工機たるホーニング盤 20 加工軸 22 待機ステーション 26 工具 30 工具交換治具 32 治具搬送手段 88 工具回収保持手段 90 工具装着手段
Claims (3)
- 【請求項1】 ワークの加工ラインにおける加工ステー
ションの前工程に設けられて、該加工ステーションへの
ワークの搬入を一時停止可能な待機ステーションと、 前記加工ステーションに設置された加工機の工具を取り
外して回収保持する工具回収保持手段と予め保持した新
たな工具を加工機に装着する工具装着手段とを有する工
具交換治具と、 該待機ステーションと該加工ステーションとの間に設け
られ、該待機ステーションにワークを一時停止させてい
る間に、前記工具交換治具を該加工ステーションの上流
側から加工ライン中に搬入すると供に該加工ラインに沿
わせて該加工ステーションの加工位置に移動させ、工具
交換後に該治具を該加工ステーションから搬出する治具
搬送手段と、 を備えたことを特徴とするワーク加工ラインにおける工
具交換装置。 - 【請求項2】 前記治具搬送手段が、前記加工ラインに
沿ってその上方に設置されたことを特徴とする請求項1
記載のワーク加工ラインにおける工具交換装置。 - 【請求項3】 前記工具交換治具は、前記加工ステーシ
ョンにおいて、その工具回収保持手段と工具装着手段と
の軸芯が加工機械の加工軸の軸芯と一致されて順次停止
されることを特徴とする請求項1または2に記載のワー
ク加工ラインにおける工具交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6832892U JP2583696Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ワーク加工ラインにおける工具交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6832892U JP2583696Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ワーク加工ラインにおける工具交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631929U JPH0631929U (ja) | 1994-04-26 |
| JP2583696Y2 true JP2583696Y2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=13370659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6832892U Expired - Fee Related JP2583696Y2 (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | ワーク加工ラインにおける工具交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2583696Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP6832892U patent/JP2583696Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0631929U (ja) | 1994-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |