JP2913104B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JP2913104B2 JP1545490A JP1545490A JP2913104B2 JP 2913104 B2 JP2913104 B2 JP 2913104B2 JP 1545490 A JP1545490 A JP 1545490A JP 1545490 A JP1545490 A JP 1545490A JP 2913104 B2 JP2913104 B2 JP 2913104B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はニッケルシームレスベルトから成る電子写真
感光体に関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真感光体は基本的に導電性支持体上に感光層を
設けて構成されるが、その形状としては、円筒状、ベル
ト状等種々のものがある。その中でもベルト状感光体
は、帯電系、露光系、現像系、転写系、クリーニング系
等の配置の自由度が大きくできる等の利点を有する。エ
ンドレスベルト形状の電子写真感光体を電子写真プロセ
スで使用する場合、2本以上のローラを用い、該感光体
を駆動する。このようなベルト状感光体の1つに、ニッ
ケルを主体としてなるシームレス(無継目)ベルトを支
持体としたものが提案されており、例えば特公昭52−87
74号公報に開示されている。該公報に記載のシームレス
ベルトは、クロム又はステンレス鋼から成る円筒状マン
ドレルの外表面に所定厚のニッケル薄層を形成した後、
該ニッケル薄層をマンドレルから剥すことにより得られ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このようなシームレスベルトを支持体
として用いた電子写真感光体では、複写サイクルを何度
も繰り返していると、ベルト端部の割れが生じたり、ベ
ルト裏面に波打ち状の凸凹模様が発生したりして、装置
の故障、画質の低下を招くといった欠点があった。
本発明は、このような従来技術の欠点を解消し、搬送
時にベルト端部の割れ、裏面の波打ち状凹凸模様の発生
が防止されたシームレスベルト状電子写真感光体を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ね
た結果、ニッケルシームレスベルトに特定のビッカース
硬度を持たせることにより、上述の欠点が解消されるこ
とを見いだし、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明者らの検討によれば、ニッケルシームレ
スベルトを支持体とする電子写真感光体においては、該
ニッケルシームレスベルトの硬度がベルト端部の割れ、
裏面の波打ち状凹凸模様の発生に大きく関わっており、
ビッカース硬度を400〜500とした場合にはこれらの不都
合な現象の発生がほとんどなくなることを見いだした。
ビッカース硬度が500を越えると該電子写真感光体の搬
送の繰返しによりベルト端部に割れが生じやすくなり、
一方、ビッカース硬度が400未満であるとベルトが軟か
過ぎて裏面に波打ち状の凹凸模様が発生しやすくなって
しまう。
本発明の電子写真用感光体は、基本的に上記のような
特定のビッカース硬度を持つニッケルシームレスベルト
から成る支持体上に感光層を設けて構成されるものであ
る。
本発明のニッケルシームレスベルトは電気メッキを利
用して形成される。この場合、該ベルトの硬度はメッキ
液の温度、電流密度、メッキ液濃度等を調整することに
より制御されるが、本発明においては、該メッキ液の温
度を40℃以上とする。メッキ液の温度が40℃未満である
とベルト端部の割れが生じたりして好ましくない。以
下、第1図及び第2図を参照しながら本発明の電子写真
感光体のニッケルシームレスベルト及び感光層の製造方
法について説明する。
第1図はニッケルシームレスベルトを電気メッキによ
り形成する装置の概略を示したものである。円筒状マン
ドレル1は電気メッキ槽2中に軸6を介して絶縁性の支
持部7により垂直に吊り下げられている。円筒状マンド
レル1の外表面はクロム又はステンレス鋼等の金属から
成り、内表面はテフロン等の絶縁性部材から成る。電気
メッキ槽2はメツキ液3で満たされており、メッキ液3
の温度は30〜70℃が好ましい。ニッケル片4は円筒状マ
ンドレル1を囲む様に設けられた陽極バスケット5内に
配置されている。円筒状マンドレル1は絶縁性のプーリ
8、エンドレスベルト9及びモーター10により3〜60rp
mで回転可能となっている。
電気メッキ電流は直流電源12から電気メッキ槽2へ供
給される。このため、直流電源12の正極は陽極バスケッ
ト5に、陰極は電極11、導電性の軸6を介して円筒状マ
ンドレルの外表面に接続されている。
本発明においては、メッキ液としてスルファミン酸ニ
ッケルを使用する。またニッケルシームレスベルトの厚
さはメッキ時の電流密度とメッキ時間の積によって決ま
るが、20〜60μm程度が適当である。
次に感光層の製造方法について説明する。感光層とし
ては有機感光層が好ましく用いられ、その製造方法とし
ては浸漬塗布法、スプレー塗布法、カーテン塗布法、ノ
ズル塗布法等が利用される。ここでは一例としてスプレ
ー塗布法を用いて有機感光層を形成する場合につき説明
する。
第2図においてニッケルシームレスベルト支持体17は
支持具16に取り付けられている。支持体17は水平に装架
され中心軸18のプーリ19に巻き付けられたベルト20を回
動することにより一定方向に定速で回転する様になって
おり、この様な支持体17にスプレーガン21が近接設置さ
れている。スプレーガン21は台22を支持体17の長手方向
に平行に設置したねじ等のスキャン装置23に装置し、先
端の噴出ノズル24の所にキャリアガスを導くパイプ25が
配管されると共に塗布液タンク26からの塗布液パイプ27
が配管されて、噴出ノズル24からのキャリアガスの噴射
で塗布液を吸引して一緒に噴出する様に構成されてい
る。また、パイプ25にはガス圧調整弁28が取り付けられ
ている。
感光層の塗布は、支持体17を取り付けた状態で回転さ
せ、スキャン装置23でスプレーガン21をスキャンしなが
らガス圧調整弁28で調整されたキャリアガスと共に塗布
液タンク26内の塗布液を噴出して支持体17に吹き付ける
ことにより行われる。
次に感光層について説明する。
単層型電子写真感光体において、感光層はCdS、CdS
e、Se、色素増感されたZnOなどの無機光導粉体やフタロ
シアニン、アゾ系顔料、インジゴ系顔料、ペリレン系顔
料等の有機顔料、ポリビニルカルバゾール、オキサゾー
ル系誘導体、トリフェニルアミン誘導体、ピラゾリン、
フェニルヒドラゾン類、α−スチルベン誘導体等の電荷
輸送物質及び結着剤樹脂を適当な有機溶媒に分散した塗
工液を塗布して製造される。
下引き層、電荷発生層、電荷輸送層から成る積層型電
子写真感光体とした場合、下引き層はポリアミド、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピ
ロリドン、ポリ−N−ビニルイミダゾール、エチルセル
ロース、ニトロセルロース、エチレン−アクリル酸コポ
リマー、カゼイン、ゼラチン等の熱可塑性樹脂、フェノ
ール、尿素樹脂、メラミン、アニリン、アルキッド、不
飽和ポリエステル、エポキシ等の熱硬化性樹脂及びこれ
らの樹脂に酸化チタン、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸
化アンチモン、酸化スズ等の無機顔料が分散されたもの
から構成される。
ここで用いられる溶媒はシクロヘキサン、ベンゼン、
トルエン、キシレン、ジクロロメタン、1,1−ジクロロ
エタン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタ
ン、1,1,2,2−テトラクロロエタン、モノクロルベンゼ
ン、メタノール、エタノール、ブタノール、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−アミ
ルケトン、メチル−n−ブチルケトン、ジエチルケト
ン、メチル−n−プロピルケトン、シクロヘキサノン、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソル
ブ、酢酸エチル、酢酸ブチル、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン等が好ましい。
下引き層の膜厚が0.1〜10μm好ましくは0.3〜5μm
程度である。
電荷発生層は電荷発生物質のみから形成されていて
も、あるいは電荷発生物質がバインダー中に均一に分散
されて形成されていてもよい。電荷発生物質は、従っ
て、これら成分を適当な溶剤中に分散し、これを下引き
層上に塗布し、乾燥することにより形成される。
電荷発生物質としては例えばシーアイピグメントブル
ー25(カラーインデックス(CI)21180)、シーアイピ
グメントレッド41(CI 21200)、シーアイアシッドレッ
ド52(CI 45100)、シーアイベーシックレッド3(CI 4
5210)などの他に、ポルフィリン骨格を有するフタロシ
アニン系顔料、カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特
開昭53−95033号公報に記載)、スチルベン骨格を有す
るアゾ顔料(特開昭53−138229号公報に記載)、ジスチ
リルベンゼン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−133455
号公報に記載)、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ
顔料(特開昭53−132547号公報に記載)、ジベンゾチオ
フェン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−21728号公報
に記載)、オキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特
開昭54−12742号公報に記載)、フルオレノン骨格を有
するアゾ顔料(特開昭54−22834号公報に記載)、ビス
スチルベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−17733号
公報に記載)ジスチリルオキサジアゾール骨格を有する
アゾ顔料(特開昭54−2129号公報に記載)、ジスチリル
カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−17734
号公報に記載)、カルバゾール骨格を有するトリスアゾ
顔料(特開昭57−195767号公報、同57−195758号公報に
記載)等、更にはシーアイピグメントブルー16(CI 741
00)等のフタロシアニン系顔料、シーアイバットブラウ
ン5(CI 73410)、シーアイバットダイ(CI 73030)等
のインジゴ系顔料、アルゴスカーレットB(バイオレッ
ト社製)、インダンスレンスカーレットR(バイエル社
製)等のペリレン系顔料、スクエアリック顔料等の有機
顔料:Se、Se合金、CdS、アモルファスSi等の無機顔料を
使用することができる。
バインダー樹脂としては、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカ
ーボネート、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニ
ルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルケト
ン、ポリスチレン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポ
リアクリルアミドなどが用いられる。
バインダー樹脂の量は電荷発生物質100重量部に対し
5〜100重量部、好ましくは10〜50重量部が適当であ
る。
ここで用いられる溶媒としてはテトラヒドロフラン、
シクロヘキサノン、ジオキサン、ジクロロエタン、シク
ロヘキサン、メチルエチルケトン、1,1,2−トリクロロ
エタン、1,1,2,2−テトラクロロエタン、ジクロロエタ
ン、エチルセロソルブ等又はこれらの混合溶媒が好まし
い。
電荷発生層の平均膜厚は0.01〜2μm、好ましくは0.
1〜1μm程度である。
電荷輸送層は電荷移動物質、バインダー樹脂及び必要
ならば可塑剤、レベリング剤を適当な溶剤に溶解し、こ
れを電荷発生層上に塗布し乾燥することにより形成され
る。
電荷輸送物質としてはポリ−N−ビニルカルバゾール
及びその誘導体、ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルタ
メート及びその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮合
物及びその誘導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェ
ナントレン、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘
導体、イミダゾール誘導体、トリフェニルアミン誘導
体、9−(p−ジエチルアミノスチリル)アントラセ
ン、1,1−ビス(4−ジベンジルアミノフェニル)プロ
パン、スチリルアントラセン、スチリルピラゾリン、フ
ェニルピラゾリン類、α−スチルベン誘導体等の電子供
与性物質が挙げられる。
バインダー樹脂としてはポリスチレン、スチレン−ア
クリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリアクリレート樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカ
ーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹
脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポ
リビニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ア
クリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン
樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂
等の熱可塑性又は熱硬化性樹脂が挙げられる。
電荷輸送層を形成するための溶剤としてはテトラヒド
ロフラン、ジオキサン、トルエン、モノクロルベンゼ
ン、1,2−ジクロロエタン、シクロヘキサノン、塩化メ
チレン、1,1,2,2−テトラクロロエタン及びこれらの混
合溶剤が好ましい。電荷輸送層の膜厚は10〜100μm、
好ましくは20〜40μmである。
また、電荷輸送層上に保護層を設けても良い。この保
護層は結着剤樹脂中に金属又は金属酸化物の超微粉末を
分散した層で形成することができる。結着剤樹脂として
は可視及び赤外光に対して実質上透明で電気絶縁性、機
械的強度、接着性に優れたものが望ましい。例えば、ポ
リエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン
樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、シリコーン樹脂、アルキッド樹脂、メ
ラミン樹脂、フェノール樹脂、ポリビニルクロライド樹
脂、環化ブタジエンゴム、フッ素樹脂等を用いることが
できる。金属粉末としては、金、銀、アルミニウム、
鉄、銅、ニッケル、金属酸化物としては酸化亜鉛、酸化
チタン、酸化スズ、酸化ビスマス、酸化アンチモン、酸
化インジウム等が使用できる。
保護層の結着樹脂と金属又は金属酸化物の組成比は材
料の組み合せによっても異なるが、結着剤樹脂100重量
部に対し金属あるいは金属酸化物を5〜500重量部の範
囲で用いる。
保護層の膜厚は必要に応じて0.5〜30μmの間に設定
することができる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により更に詳しく説明する。
第1図の電気メッキ装置において外径127.4mm、長さ4
00mmのステンレス鋼製円筒状マンドレルを用いて下記の
メッキ液組成及びメッキ条件で厚さ30μmのニッケルシ
ームレスベルトA,B,C,D,Eを作成した。
(メッキ液組成) 60%スルファミン酸ニッケル液 (日本化学産業製) 450g/l 臭化ニッケル(日本化学産業製) 5g/l 硼酸(関東化学製) 30g/l 添加剤(NSF−E 日本化学産業製) 5cc/l この様にして作成したニッケルシームレスベルトを円
筒状マンドレルから取りはずし、長さ300mmに切断した
後、イオン交換水(伝導度1×10-6mho/cm以下)中で5
分間超音波洗浄を行なった。
続いて、 共重合ナイロン(CM8000、東レ製) 10g メタノール(関東化学製) 168g 1−ブタノール(関東化学製) 72g から成る下引き層塗工液を調整し、第2図のスプレー塗
工装置を用いて上記の5本のニッケルシームレスベルト
上に下記のスプレー塗工条件で膜厚0.32μmの下引き層
を塗工形成した。
(下引き層スプレー塗工条件) スプレー圧力 1.5kg/cm2 スプレーノズル−支持体間距離 130mm 支持体回転数 73rpm スプレーノズルスキャン速度 4mm/秒 塗工液吐出量 1.7cc/分 スキャン回数 7回 一方、次の組成 下記式(I)のビスアゾ顔料(リコー製) 20g シクロヘキサノン 380g からなる混合物をボールミルポットに取り、ミル部材と
して100mmφSUSボールを使用し、48時間ボールミリング
した後、さらに、シクロヘキサノン400gを加えて1時間
ミリングした。
ミリングした後、ミルベースを取り出し、固形分温度
が0.8重量%になるようにシクロヘキサノンを加えて希
釈し、撹拌して電荷発生層形成用の分散液を調製した。
この塗工液を下記のスプレー条件で塗工し、膜厚0.1
μmの電荷発生層を形成し、100℃で10分間加熱乾燥を
行なった。
(電荷発生層スプレー塗工条件) スプレー圧力 1.5kg/cm2 スプレーノズル−支持体間距離 90mm 支持体回転数 73rpm スプレーノズルスキャン速度 4mm/秒 塗工液吐出量 2.5cc/分 スキャン回数 9回 続いて、次の組成の電荷輸送層塗工液を調整した。
電荷輸送物質(下記式(II))(リコー製) 7g ポリカーボネート樹脂 (C−1400、帝人化成製) 10g シリコーンオイル(KF−50、信越化学製) 0.002g テトラヒドロフラン(関東化学製) 83g シクロヘキサノン(関東化学製) 150g (α−フェニルスチルベン化合物) この塗工液を下記のスプレー条件で膜厚22μmの電荷
輸送層で塗工し、100℃で60分間加熱乾燥を行なった。
(電荷輸送層スプレー塗工条件) スプレー圧力 1.5kg/cm2 スプレーノズル−支持体間距離 80mm 支持体回転数 60rpm スプレーノズルスキャン速度 5mm/秒 塗工液吐出量 12.3cc/分 スキャン回数 8回 この様にして作成した感光体を静電式複写機(マイリ
コピーM−10;リコー製)の改造機に取り付けて画像評
価を行なった。また支持体のニッケルシームレスベルト
のビッカース硬度を寺沢式微小硬度計SM−II型(大洋テ
スター製)を用いて測定した。結果を表−1に示す。
表−1から明らかなように、本発明にしたがって作成
したニッケルシームレスベルトB,C,Dを用いた電子写真
感光体では波打ち状凹凸模様発生、ベルト端部の割れが
効果的に防止され、本発明による効果が確認された。
〔発明の効果〕
本発明の電子写真感光体は支持体として液温40℃以上
のスルファミン酸ニッケル液から形成され、かつそのビ
ッカース硬度が400〜500のニッケルシームレスベルトニ
ッケルシームレスベルトを用いるため、搬送時のベルト
端部の割れ、裏面の波打ち凹凸模様の発生が効果的に防
止でき、高品質の画像の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の電子写真感光体のニッケルシームレス
ベルトを電気メッキにより作成するための装置の一例を
示す概略図、第2図は本発明の電子写真感光体のニッケ
ルシームレスベルト上に感光層を塗工形成するための装
置の一例を示す概略図である。 1…円筒状マンドレル、2…電気メッキ槽 3…メッキ液、4…ニッケル片 5…陽極バスケット、7…支持部 11…電極、12…直流電源 13…ニッケルベルト、17…支持体 21…スプレーガン、23…スキャン装置 24…噴出ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相磯 いづみ 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 猪狩 聰 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 昭63−127250(JP,A) 特開 昭63−127249(JP,A) 特公 昭52−36016(JP,B2) 特公 昭52−8774(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性支持体上に感光層を設けてなる電子
    写真感光体において、該導電性支持体が液温40℃以上の
    スルファミン酸ニッケル液から形成され、かつそのビッ
    カース硬度が400〜500のニッケルシームレスベルトであ
    ることを特徴とする電子写真感光体。
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