JP3076219B2 - 順次伝搬型伝送システム - Google Patents

順次伝搬型伝送システム

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JP3076219B2
JP3076219B2 JP07128402A JP12840295A JP3076219B2 JP 3076219 B2 JP3076219 B2 JP 3076219B2 JP 07128402 A JP07128402 A JP 07128402A JP 12840295 A JP12840295 A JP 12840295A JP 3076219 B2 JP3076219 B2 JP 3076219B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送路によって接続され
た複数の装置間で順次データが伝送される順次伝搬型伝
送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】任意の機能を有する複数の装置間でデー
タを順次伝送する順次伝搬型伝送システムでは、双方向
にデータの伝送が可能な双方向伝送路によって各装置が
連続して接続されている。各装置には双方向伝送路に接
続されたデータの送受信の切り換えと伝送方向の切り換
えとを行う方路切り換え回路がそれぞれ設けられ、方路
切り換え回路を介して他の装置とのデータ伝送が可能に
なっている。
【0003】従来の順次伝搬型伝送システムでは各装置
は方路切り換え回路によって双方向伝送路に対する送受
信の切り換えのみを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来の順次伝搬型伝送システムでは、複数の装置
が連続して接続されている場合、双方向伝送路中のいず
れかで障害が発生しても、どこで障害が発生しているか
を特定することが困難であった。
【0005】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、障害箇
所を特定して保守作業を容易にする順次伝搬型伝送シス
テムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の順次伝搬型伝送システムは、双方向にデータ伝
送可能な伝送路によって複数の装置が連結され、前記複
数の装置にそれぞれ前記伝送路に対するデータの送受信
の切り換えと伝送方向の切り換えとを行う方路切り換え
回路を備えた順次伝搬型伝送システムにおいて、障害発
生を検出するための制御信号が伝送される制御線路と、
前記制御線路によって前記複数の装置とそれぞれ接続さ
れ、前記複数の装置に障害検出処理の実行を指示する保
守動作指示信号をそれぞれ定期的に出力する主伝送制御
部と、前記制御線路にクロック信号を送出するクロック
発生手段を有し、前記複数の装置に、第1、第2、およ
び第3のデータタンク回路と、データ比較回路と、前記
保守動作指示信号がアクティブ状態のとき、前記クロッ
クに合わせて、方路切り換え回路で現在所持しているデ
ータを前記第1のデータタンク回路に蓄積し、前記伝送
路によって隣に接続された一方の装置からのデータを受
信して該データを前記第2のデータタンク回路に保持さ
せると共に前記第1のデータタンク回路に蓄積したデー
タを隣に接続された他方の装置に送信し、前記第2のデ
ータタンク回路で保持しているデータを元の装置にその
まま返送し前記他方の装置に送信したデータをそのまま
受信して第3のデータタンク回路に蓄積し、次に第1と
第3のデータタンク回路に蓄積したデータを前記データ
比較回路に転送し該比較回路から比較結果を受信する制
御を行う制御手段と、を有する障害箇所切り分け回路を
それぞれ備えたことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】上記のように構成された本発明の順次伝搬型伝
送システムでは、主伝送制御部から保守動作指示信号に
よって障害検出処理の実行指示がなされ、障害箇所切り
分け回路は、伝送路によって隣に接続された一方の装置
からのデータを受信すると、そのデータをそのまま一方
の装置に返送する。
【0009】また、障害箇所切り分け回路は方路切り換
え回路で現在所持しているデータを、伝送路によって隣
に接続された他方の装置に送信し、他方の装置からデー
タが返送されると送信したデータと返送されたデータと
を比較する。
【0010】このとき各装置に備えられた障害箇所切り
分け回路はそれぞれ同様の動作を行っているため、他方
の装置からは先に送信したデータがそのまま返送され
る。したがって、送信したデータと返送されたデータと
を比較することで、2つのデータが不一致のとき他方の
装置との伝送路間で障害が発生していることが判定でき
る。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0012】図1は本発明の順次伝搬型伝送システムの
構成を示す図であり、同図(a)はシステム全体のブロ
ック図、同図(b)は障害箇所切り分け回路のブロック
図である。また、図2は図1に示した障害箇所切り分け
回路の動作の様子を示すタイミングチャートである。
【0013】図1(a)に示すように、本実施例では順
次伝搬型伝送システムを構成する装置として任意の機能
を有する第1の装置1、第2の装置2、および第3の装
置3が例示されている。各装置は双方向にデータの伝送
が可能な双方向伝送路5によって連結され、データ伝送
状態を一括して管理するための制御信号が伝送される制
御線路6がそれぞれ接続されている。
【0014】また、各装置には双方向伝送路5に対して
データの送受信の切り換えと伝送方向の切り換えとを行
う方路切り換え回路7と、障害箇所を特定するための障
害箇所切り分け回路8とがそれぞれ設けられ、制御線路
6には各障害箇所切り分け回路8の制御を行うための制
御信号を出力する主伝送制御部4が接続されている。
【0015】図1(b)において、各障害箇所切り分け
回路8には、方路切り換え回路7で現在所持しているデ
ータを保持する第1のデータタンク回路11と、双方向
伝送路5によって隣に接続された一方の装置からのデー
タを保持する第2のデータタンク回路12と、双方向伝
送路5によって隣に接続された他方の装置からのデータ
を記憶する第3のデータタンク回路13と、第1のデー
タタンク回路11および第3のデータタンク回路13で
保持しているデータを比較する比較回路15と、第1の
データタンク回路11、第2のデータタンク回路12、
第3のデータタンク回路13、および比較回路15の動
作の制御を行う制御手段14とによって構成されてい
る。
【0016】このような構成において、次に図1(a)
に示すように、第2の装置2と第3の装置3との間で障
害が発生した場合を例にして順次伝搬型伝送システムの
障害箇所切り分け処理の動作を図2を参照して説明す
る。なお、以下の説明では第2の装置2の障害箇所切り
分け回路8の動作を例にして説明しているが、各装置は
両隣の装置に対して第2の装置2と同様の動作を行う。
また、障害箇所を特定する保守動作は主伝送制御部4か
ら制御線路6を介して各装置に定期的に送られる保守動
作指示信号Sの指示にしたがって各装置の障害箇所切り
分け回路8で実行される。
【0017】図2に示すように、主伝送制御部4が保守
動作指示信号Sを「1」のアクティブ状態にして各装置
に送信すると、障害箇所切り分け回路8は制御線路6を
介して不図示のクロック発生手段から送信されるシステ
ムクロックCLKの立上り毎に以下の手順で障害箇所の
切り分け処理を実行する。
【0018】まず、システムクロックCLKの最初の立
上り(図2のa)で、障害箇所切り分け回路8の制御手
段14は方路切り換え回路7で現在所持しているデータ
を第1のデータタンク回路11に蓄積する。
【0019】次に、システムクロックCLKの2番目の
立上り(図2のb)で、第1のデータタンク回路11で
保持しているデータを第3の装置3に送信し、同時に第
1の装置1から送られたデータを第2のデータタンク回
路12に蓄積する。
【0020】次に、システムクロックCLKの3番目の
立上り(図2のc)で、第2のデータタンク回路12で
保持していたデータを第1の装置1にそのまま返送し、
同時に第3の装置3から送られてきたデータを第3のデ
ータタンク回路13に蓄積する。このとき第3の装置3
から送られたデータは、先に第3の装置3に対して送信
したデータがそのまま返送されたものである。
【0021】最後に、システムクロックCLKの4番目
の立上り(図2のd)で、第1のデータタンク回路11
と第3のデータタンク回路13とに保持されたデータを
比較回路15に転送し、比較回路15は2つのデータの
比較を行って比較結果を制御手段14に返送する。
【0022】ここで、図1(a)に示すように第2の装
置2と第3の装置3との間で障害が発生している場合、
第2の装置2の比較回路15では比較結果として、2つ
のデータの不一致が検出される。このとき、第2の装置
2の制御手段14は第2の装置2と第3の装置3との間
で障害が発生していると判定し、その結果を制御線路6
を介して主伝送制御部4に通知する。
【0023】第2の装置2からの障害発生通知を受けと
った主伝送制御部4は、不図示のシステム制御部に障害
の発生と障害発生箇所を通知し、システム制御部の指示
によって不図示の表示装置などに障害の発生と障害発生
箇所が表示される。
【0024】一方、主伝送制御部4が保守動作指示信号
Sを「0」のノンアクティブ状態にした場合、各装置は
それぞれの第1のデータタンク回路11を使用して通常
のデータの送受信を行う。
【0025】したがって、簡単な回路構成で順次伝搬型
伝送システムの障害箇所を特定することが可能になり、
保守作業が容易になる。また、数クロックで障害箇所が
特定できるため、短時間で処理を終了することができ
る。
【0026】なお、本実施例では順次伝搬型伝送システ
ムのうち、3つの装置を例にして説明しているが、装置
数は3つに限られることはなく、4つ以上の装置が接続
されていても本実施例は適用できる。
【0027】また、第2の装置2から第3の装置3に送
信したデータと第3の装置3から第2の装置2に返送さ
れたデータとを比較して障害の発生を検出する例で説明
しているが、データの伝送方向は第2の装置2から第3
の装置3へ送信する場合に限らず、第2の装置2から第
1の装置1へ送信したデータと第1の装置1から第2の
装置2に返送されたデータとを比較して障害の発生を検
出してもよい。この場合、第2の装置2と第3の装置3
の間で発生した障害は第3の装置3で検出することにな
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0029】障害検出処理の実行を指示する保守動作指
示信号を各装置に定期的に出力する主伝送制御部を有
し、保守動作指示信号による障害検出処理の実行指示
で、伝送路によって隣に接続された一方の装置からのデ
ータを受信すると、そのデータをそのまま一方の装置に
返送するとともに、方路切り換え回路が現在所持してい
るデータを、伝送路によって隣に接続された他方の装置
に送信し、他方の装置からデータが返送されると、送信
したデータと他方の装置から返送されたデータとを比較
し、比較結果が不一致のときに主伝送制御部に障害発生
を通知する障害箇所切り分け回路を各装置にそれぞれ備
えることで、簡単な回路構成で順次伝搬型伝送システム
の障害箇所を特定することが可能になり、保守作業が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の順次伝搬型伝送システムの構成を示す
図であり、同図(a)はシステム全体のブロック図、同
図(b)は障害箇所切り分け回路のブロック図である。
【図2】図1に示した障害箇所切り分け回路の動作の様
子を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 第1の装置 2 第2の装置 3 第3の装置 4 主伝送制御部 5 双方向伝送路 6 制御線路 7 方路切り換え回路 8 障害箇所切り分け回路 11 第1のデータタンク回路 12 第2のデータタンク回路 13 第3のデータタンク回路 14 制御手段 15 比較回路 CLK システムクロック S 保守動作指示信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−282454(JP,A) 特開 平4−336645(JP,A) 特開 昭52−113639(JP,A) 特開 昭59−100927(JP,A) 特開 昭57−52933(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】双方向にデータ伝送可能な伝送路によって
    複数の装置が連結され、前記複数の装置にそれぞれ前記
    伝送路に対するデータの送受信の切り換えと伝送方向の
    切り換えとを行う方路切り換え回路を備えた順次伝搬型
    伝送システムにおいて、 障害発生を検出するための制御信号が伝送される制御線
    路と、 前記制御線路によって前記複数の装置とそれぞれ接続さ
    れ、前記複数の装置に障害検出処理の実行を指示する保
    守動作指示信号をそれぞれ定期的に出力する主伝送制御
    部と、 前記制御線路にクロック信号を送出するクロック発生手
    段を有し、 前記複数の装置に、第1、第2、および第3のデータタンク回路と、データ
    比較回路と、 前記保守動作指示信号がアクティブ状態のとき、前記ク
    ロック信号に合わせて、 方路切り換え回路で現在所持しているデータを前記第1
    のデータタンク回路に蓄積し、前記伝送路によって隣に
    接続された一方の装置からのデータを受信して該データ
    を前記第2のデータタンク回路に保持させると共に前記
    第1のデータタンク回路に蓄積したデータを隣に接続さ
    れた他方の装置に送信し、前記第2のデータタンク回路
    で保持しているデータを元の装置にそのまま返送し前記
    他方の装置に送信したデータをそのまま受信して第3の
    データタンク回路に蓄積し、次に第1と第3のデータタ
    ンク回路に蓄積したデータを前記データ比較回路に転送
    し該比較回路から比較結果を受信する制御を行う制御手
    段と、 を有する障害箇所切り分け回路をそれぞれ備えたことを
    特徴とする順次伝搬型伝送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52113639A (en) * 1976-03-19 1977-09-22 Nec Corp Channel coupling device equipped with diagnostic fucntion
JPH04336645A (ja) * 1991-05-14 1992-11-24 Nec Corp 入出力制御装置
JPH06282454A (ja) * 1993-03-26 1994-10-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 自動故障診断方式

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