JP3147611B2 - 排気管の遮熱構造 - Google Patents
排気管の遮熱構造Info
- Publication number
- JP3147611B2 JP3147611B2 JP24833393A JP24833393A JP3147611B2 JP 3147611 B2 JP3147611 B2 JP 3147611B2 JP 24833393 A JP24833393 A JP 24833393A JP 24833393 A JP24833393 A JP 24833393A JP 3147611 B2 JP3147611 B2 JP 3147611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust pipe
- covering member
- heat shield
- bracket
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排気管の遮熱構造に関
し、更に詳しくは、遮熱構造に起因する放射音を低減す
るようにした排気管の遮熱構造に関する。
し、更に詳しくは、遮熱構造に起因する放射音を低減す
るようにした排気管の遮熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等のエンジンに接続される
排気管の遮熱構造としては、例えば図4に示すように、
排気管11にブラケット12を介して遮熱を要する側に
遮熱板13を設け、その遮熱板13と排気管11との間
に空気層14を設ける構成となっている。排気管11か
ら伝達される熱は、空気層14を介して遮熱板13に遮
断され、該遮熱板13の外方に拡がらないようにしてい
る。しかし、上記遮熱板13は一般に薄い鋼板から形成
されるため、排気管11からの振動伝播により遮熱板自
身からの放射音が問題となっていた。
排気管の遮熱構造としては、例えば図4に示すように、
排気管11にブラケット12を介して遮熱を要する側に
遮熱板13を設け、その遮熱板13と排気管11との間
に空気層14を設ける構成となっている。排気管11か
ら伝達される熱は、空気層14を介して遮熱板13に遮
断され、該遮熱板13の外方に拡がらないようにしてい
る。しかし、上記遮熱板13は一般に薄い鋼板から形成
されるため、排気管11からの振動伝播により遮熱板自
身からの放射音が問題となっていた。
【0003】そこで、上記放射音の解決策として、遮熱
板13を2枚重ねとする2重構造の提案がある。遮熱板
13に生じる断面変化を伴う振動(共振)に対して、遮
熱板相互の摩擦により振動を減衰し、放射音の低減を図
るようにするものである。しかし、遮熱板13を2重構
造にしても、放射音を有効に低減するまでには至ってお
らず、更に排気管自体から発生する放射音の問題もあ
る。
板13を2枚重ねとする2重構造の提案がある。遮熱板
13に生じる断面変化を伴う振動(共振)に対して、遮
熱板相互の摩擦により振動を減衰し、放射音の低減を図
るようにするものである。しかし、遮熱板13を2重構
造にしても、放射音を有効に低減するまでには至ってお
らず、更に排気管自体から発生する放射音の問題もあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の目的は、排
気管の遮熱を良好に行うと共に該排気管の遮熱構造に起
因する放射音の低減を図るようにした排気管の遮熱構造
を提供することにある。
気管の遮熱を良好に行うと共に該排気管の遮熱構造に起
因する放射音の低減を図るようにした排気管の遮熱構造
を提供することにある。
【0005】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の排気管の遮熱構造は、排気管にブラケットを介して
金属性の被覆部材を設け、該被覆部材の遮熱側を前記排
気管との間に空気層を介在させ、非遮熱側を前記排気管
に密着保持するように配設し、少なくとも前記被覆部材
の密着保持部及び前記ブラケットとの当接部を細い金属
線状体を編組した布帛状物で形成したことを特徴とす
る。
明の排気管の遮熱構造は、排気管にブラケットを介して
金属性の被覆部材を設け、該被覆部材の遮熱側を前記排
気管との間に空気層を介在させ、非遮熱側を前記排気管
に密着保持するように配設し、少なくとも前記被覆部材
の密着保持部及び前記ブラケットとの当接部を細い金属
線状体を編組した布帛状物で形成したことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明は上記のように構成され、排気管及びブ
ラケットと当接する部分の被覆部材が、細い金属線状体
を編組した布帛状物より形成してあるため、布帛状物の
細い金属線状体が排気管及びブラケットから伝達される
振動の動きに追従して変位し、金属線状体相互が接触す
る接触部に発生する摩擦により被覆部材に大きな内部減
衰効果が起こり、被覆部材自体から放射音が発生するこ
とがない。また、排気管にブラケットを介して細い金属
線状体を編組した布帛状物で形成した被覆部材を設け、
該被覆部材の遮熱側に排気管との間で空気層を介在させ
るため、排気管から放出される熱が空気層を介して被覆
部材により効果的に遮断することができる。
ラケットと当接する部分の被覆部材が、細い金属線状体
を編組した布帛状物より形成してあるため、布帛状物の
細い金属線状体が排気管及びブラケットから伝達される
振動の動きに追従して変位し、金属線状体相互が接触す
る接触部に発生する摩擦により被覆部材に大きな内部減
衰効果が起こり、被覆部材自体から放射音が発生するこ
とがない。また、排気管にブラケットを介して細い金属
線状体を編組した布帛状物で形成した被覆部材を設け、
該被覆部材の遮熱側に排気管との間で空気層を介在させ
るため、排気管から放出される熱が空気層を介して被覆
部材により効果的に遮断することができる。
【0007】また更に、非遮熱側の被覆部材が排気管に
密着保持されているため、排気管が所定の周波数で共振
しても、被覆部材を形成する編組した布帛状物の細い金
属線状体が排気管の動きに追従して変位し、金属線状体
相互の接触部に発生する摩擦により排気管の振動も減衰
することができる。
密着保持されているため、排気管が所定の周波数で共振
しても、被覆部材を形成する編組した布帛状物の細い金
属線状体が排気管の動きに追従して変位し、金属線状体
相互の接触部に発生する摩擦により排気管の振動も減衰
することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図1は本発明に係る排気管の遮熱構造の断面
説明図を示す。1は図示せぬエンジン等に接続される排
気管、2はこの排気管1の外面の遮熱側Aに設けられた
ブラケット、3は遮熱用の金属性被覆部材で、この排気
管の遮熱構造は、ブラケット2を介して被覆部材3によ
り排気管1を被覆し、被覆部材3の遮熱側Aを排気管1
との間に空気層4を介在させ、非遮熱側Bを排気管1の
表面に密着させて被覆部材3に張力を付与するようにし
て保持する構成となっている。
説明する。図1は本発明に係る排気管の遮熱構造の断面
説明図を示す。1は図示せぬエンジン等に接続される排
気管、2はこの排気管1の外面の遮熱側Aに設けられた
ブラケット、3は遮熱用の金属性被覆部材で、この排気
管の遮熱構造は、ブラケット2を介して被覆部材3によ
り排気管1を被覆し、被覆部材3の遮熱側Aを排気管1
との間に空気層4を介在させ、非遮熱側Bを排気管1の
表面に密着させて被覆部材3に張力を付与するようにし
て保持する構成となっている。
【0009】被覆部材3は、図2に示すように、金属性
のワイヤーや細いバンド等の細い金属線状体5を隙間な
く密に編組した布帛状物で形成されている。金属線状体
5としては、排気管から放熱される熱を遮断可能な金属
であれば従来公知のもが使用可能で、例えば鋼線や細い
鋼バンドが好ましく使用できる。金属線状体5の編組構
造としては、例えば、金属線状体5を複数本平行に並べ
たものを互いに直交するように編上げることができる
が、これに限定されるものではない。また、被覆部材3
を排気管1に被覆する際の金属線状体5の配列方向も特
に限定されず、例えば、排気管1の振動伝達方向に対し
て、金属線状体5が等しい角度で逆方向に交差するよう
に装着することができる。
のワイヤーや細いバンド等の細い金属線状体5を隙間な
く密に編組した布帛状物で形成されている。金属線状体
5としては、排気管から放熱される熱を遮断可能な金属
であれば従来公知のもが使用可能で、例えば鋼線や細い
鋼バンドが好ましく使用できる。金属線状体5の編組構
造としては、例えば、金属線状体5を複数本平行に並べ
たものを互いに直交するように編上げることができる
が、これに限定されるものではない。また、被覆部材3
を排気管1に被覆する際の金属線状体5の配列方向も特
に限定されず、例えば、排気管1の振動伝達方向に対し
て、金属線状体5が等しい角度で逆方向に交差するよう
に装着することができる。
【0010】このように本発明は、被覆部材3全体が細
い金属線状体5を編組した布帛状物で形成されているた
め、排気管1に密着する被覆部材3の密着保持部8及び
ブラケット2と当接する当接部9から伝達される振動の
動きに金属線状体5が追従して変位し、金属線状体5相
互が接触する接触部に発生する摩擦により被覆部材3に
大きな内部減衰効果が起こり、被覆部材3自体の振動を
抑制して該被覆部材3から放射音が発生することがな
い。
い金属線状体5を編組した布帛状物で形成されているた
め、排気管1に密着する被覆部材3の密着保持部8及び
ブラケット2と当接する当接部9から伝達される振動の
動きに金属線状体5が追従して変位し、金属線状体5相
互が接触する接触部に発生する摩擦により被覆部材3に
大きな内部減衰効果が起こり、被覆部材3自体の振動を
抑制して該被覆部材3から放射音が発生することがな
い。
【0011】また、排気管1にブラケット2を介して細
い金属線状体5を編組した布帛状物で形成した被覆部材
3を設け、その被覆部材3の遮熱側を排気管1との間に
空気層4を介在させるため、排気管1から放出される熱
が空気層4を介して被覆部材3により確実に遮断するこ
とができる。また更に、非遮熱側の被覆部材3が排気管
1に密着して保持されているため、排気管1が所定の周
波数で共振しても、排気管1の動きに追従する金属線状
体5の変位により生じる金属線状体5相互の摩擦により
排気管1の振動を減衰することができ、排気管1の振動
に起因する放射音も低減することができる。
い金属線状体5を編組した布帛状物で形成した被覆部材
3を設け、その被覆部材3の遮熱側を排気管1との間に
空気層4を介在させるため、排気管1から放出される熱
が空気層4を介して被覆部材3により確実に遮断するこ
とができる。また更に、非遮熱側の被覆部材3が排気管
1に密着して保持されているため、排気管1が所定の周
波数で共振しても、排気管1の動きに追従する金属線状
体5の変位により生じる金属線状体5相互の摩擦により
排気管1の振動を減衰することができ、排気管1の振動
に起因する放射音も低減することができる。
【0012】図3は本発明の他の実施例を示す。上述し
た実施例において、空気層4を介した被覆部材3の遮熱
側Aの部分を鋼等からなる金属板6a,6bから形成
し、該金属板6a,6bをボルト等の固定部材7により
固定し、被覆部材3の非遮熱側Bを排気管1の表面に密
着保持させる構成にしたものである。振動を伝達する排
気管1及びブラケット2と当接しない部分の被覆部材3
を、細い金属線状体5を編組した布帛状物よりも内部減
衰効果が低い金属板6a,6bで構成、即ち、少なくと
も被覆部材3の排気管1と密着保持する密着保持部8及
びブラケット2との当接部9を細い金属線状体5を編組
した布帛状物で形成することによっても、排気管1及び
ブラケット2から伝達される振動を、被覆部材3の細い
金属線状体5を編組した布帛状物により減衰することが
でき、上記と同様の効果を奏することができる。
た実施例において、空気層4を介した被覆部材3の遮熱
側Aの部分を鋼等からなる金属板6a,6bから形成
し、該金属板6a,6bをボルト等の固定部材7により
固定し、被覆部材3の非遮熱側Bを排気管1の表面に密
着保持させる構成にしたものである。振動を伝達する排
気管1及びブラケット2と当接しない部分の被覆部材3
を、細い金属線状体5を編組した布帛状物よりも内部減
衰効果が低い金属板6a,6bで構成、即ち、少なくと
も被覆部材3の排気管1と密着保持する密着保持部8及
びブラケット2との当接部9を細い金属線状体5を編組
した布帛状物で形成することによっても、排気管1及び
ブラケット2から伝達される振動を、被覆部材3の細い
金属線状体5を編組した布帛状物により減衰することが
でき、上記と同様の効果を奏することができる。
【0013】
【発明の効果】上述したように本発明は、排気管にブラ
ケットを介して設けた金属性の被覆部材の、排気管との
密着保持部及びブラケットとの当接部を、細い金属線状
体を編組した布帛状物より形成することにより、排気管
及びブラケットから伝達される振動の動きに布帛状物の
細い金属線状体が追従して変位し、金属線状体相互の摩
擦により生じる内部減衰効果により、被覆部材から発生
する放射音を防止することができる。また、細い金属線
状体を編組した布帛状物で形成した被覆部材の遮熱側に
空気層が介在するため、排気管から放出される熱が空気
層を介して被覆部材により有効に遮断することができ
る。また更に、非遮熱側の被覆部材が排気管に密着保持
されているため、排気管が所定の周波数で共振しても、
被覆部材の細い金属線状体が排気管の動きに追従変位
し、排気管から生じる放射音も低減することができる。
ケットを介して設けた金属性の被覆部材の、排気管との
密着保持部及びブラケットとの当接部を、細い金属線状
体を編組した布帛状物より形成することにより、排気管
及びブラケットから伝達される振動の動きに布帛状物の
細い金属線状体が追従して変位し、金属線状体相互の摩
擦により生じる内部減衰効果により、被覆部材から発生
する放射音を防止することができる。また、細い金属線
状体を編組した布帛状物で形成した被覆部材の遮熱側に
空気層が介在するため、排気管から放出される熱が空気
層を介して被覆部材により有効に遮断することができ
る。また更に、非遮熱側の被覆部材が排気管に密着保持
されているため、排気管が所定の周波数で共振しても、
被覆部材の細い金属線状体が排気管の動きに追従変位
し、排気管から生じる放射音も低減することができる。
【図1】本発明における排気管の遮熱構造を示す断面説
明図である。
明図である。
【図2】図1の被覆部材の要部平面図である。
【図3】本発明における排気管の遮熱構造の他の例を示
す断面説明図である。
す断面説明図である。
【図4】従来の排気管の遮熱構造を示す説明図である。
1 排気管 2 ブラケット 3 被覆部材 4 空気層 5 金属線状体 8 密着保持部 9 当接部
Claims (1)
- 【請求項1】 排気管にブラケットを介して金属性の被
覆部材を設け、該被覆部材の遮熱側を前記排気管との間
に空気層を介在させ、非遮熱側を前記排気管に密着保持
するように配設し、少なくとも前記被覆部材の密着保持
部及び前記ブラケットとの当接部を細い金属線状体を編
組した布帛状物で形成した排気管の遮熱構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24833393A JP3147611B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 排気管の遮熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24833393A JP3147611B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 排気管の遮熱構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07102966A JPH07102966A (ja) | 1995-04-18 |
| JP3147611B2 true JP3147611B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=17176533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24833393A Expired - Fee Related JP3147611B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 排気管の遮熱構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3147611B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP24833393A patent/JP3147611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07102966A (ja) | 1995-04-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6581720B1 (en) | Noise attenuating insulated heat shield | |
| US5590524A (en) | Damped heat shield | |
| KR101588564B1 (ko) | 온도 진동 분리 구성요소 | |
| JP3147611B2 (ja) | 排気管の遮熱構造 | |
| KR20070108265A (ko) | 다층의 오목한 열 차폐부 | |
| CA2413318A1 (en) | Sound barrier layer for insulated heat shield | |
| JP3497809B2 (ja) | 排気装置の仕切構造 | |
| JPS6127633B2 (ja) | ||
| JP5320468B2 (ja) | インシュレータ | |
| JPH0544508Y2 (ja) | ||
| JP2812241B2 (ja) | 内燃機関のカムチェーンガイド装置 | |
| JP2977016B2 (ja) | ヒートインシュレータ構造 | |
| JPH05296037A (ja) | 排気管の遮熱カバー装置 | |
| JPS5823947Y2 (ja) | エンジン表面遮蔽構造 | |
| JP3055599B2 (ja) | ヒートインシュレータ構造 | |
| JPH053709Y2 (ja) | ||
| JPS599053Y2 (ja) | 防振遮熱板 | |
| JP2004169733A (ja) | 防振構造 | |
| JPH088124A (ja) | 静止誘導電器 | |
| JP2965631B2 (ja) | 排気装置 | |
| JP2853360B2 (ja) | 排気系遮熱板 | |
| JP2000356138A (ja) | 排気管の遮熱カバー取付構造 | |
| JP2011256857A (ja) | 遮音構造 | |
| JPH0526251Y2 (ja) | ||
| JP2019167934A (ja) | 後処理装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090112 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100112 Year of fee payment: 9 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |