JP3349740B2 - 可逆性感熱記録材料 - Google Patents

可逆性感熱記録材料

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JP3349740B2
JP3349740B2 JP00438893A JP438893A JP3349740B2 JP 3349740 B2 JP3349740 B2 JP 3349740B2 JP 00438893 A JP00438893 A JP 00438893A JP 438893 A JP438893 A JP 438893A JP 3349740 B2 JP3349740 B2 JP 3349740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱エネルギーを制御す
ことにより画像形成及び消去が可能な可逆性感熱記録
材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱記録材料は一般に支持体上に電子
供与性の通常無色ないし淡色の染料前駆体と電子受容性
の顕色剤とを主成分とする感熱記録層を設けたものであ
り、熱ヘッド、熱ペン、レーザー光等で加熱することに
より、染料前駆体と顕色剤とが瞬時反応し記録画像が
得られるもので、特公昭43−4160号、特公昭45
−14039号公報等に開示されている。
【0003】一般にこのような感熱記録材料は、一度
画像を形成するとその部分を消去して再び画像形成前
の状態に戻すことは不可能であるため、さらに情報を記
録する場合には画像が未形成の部分に追記するしかな
かった。このため感熱記録部分の面積が限られている
場合には、記録可能な情報が制限され必要な情報を全
て記録できないという問題が生じていた。
【0004】近年、この様な問題に対処するため画像
形成・画像消去が繰り返して可能な可逆性感熱記録材料
が考案されており、例えば、特開昭54−119377
号公報、特開昭63−39377号公報、特開昭63−
41186号公報では、樹脂母材とこの樹脂母材中に分
散された有機低分子から構成された感熱記録材料が記載
されている。しかしこの方法は、熱エネルギーによっ
て感熱記録材料の透明度を可逆的変化させるものである
ため、画像形成部と画像未形成部のコントラストが不十
分である。
【0005】また、特開昭50−81157号公報、特
開昭50−105555号公報に記載された方法におい
ては、形成する画像は環境温度に従って変化するもので
あるため、画像形成状態と消去状態を保持する温度が異
なっており、常温下ではこの2つの状態を任意の期間保
持することができない。
【0006】さらに、特開昭59−120492号公報
には、呈色成分のヒステリシス特性を利用し、記録材料
をヒステリシス温度域に保つことにより画像形成状態・
消去状態を維持する方法が記載されているが、この方法
では画像形成及び消去に加熱源と冷却源が必要な上、画
像の形成状態及び消去状態を保持できる温度領域がヒス
テリシス温度領域内に限られる欠点を有しており、日常
生活の温度環境で使用するには未だ不十分である。
【0007】一方、特開平2−188293号公報、特
開平2−188294号公報、国際公開番号WO90/
11898号には、ロイコ染料と加熱によりロイコ染料
を発色及び消色させる顕減色剤から構成される可逆性感
熱記録媒体が記載されている。顕減色剤は、ロイコ染料
を発色させる酸性基と、発色したロイコ染料を消色させ
る塩基性基を有する両性化合物で、熱エネルギーの制御
により酸性基による発色作用または塩基性基による消色
作用の一方を優先的に発生させ、発色と消色を行うもの
である。しかしこの方法では、熱エネルギーの制御の
みで完全に発色反応と消色反応を切り換えることは不可
能で、両反応がある割合で同時に起こるため、十分な発
色濃度が得られず、また消色が完全には行えない。その
ために十分な画像のコントラストが得られない。また、
塩基性基の消色作用は常温で発色部にも作用するため、
経時的に発色部の濃度が低下する現象避けられない。
【0008】このように、従来の技術では良好な画像コ
ントラストを持ち、画像の形成・消去が可能で、日常生
活の環境下で経時的に安定な画像を保持可能な可逆性感
熱記録材料は存在しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、良好
なコントラストで画像の形成・消去が可能で、日常生活
の環境下で経時的に安定な画像を保持可能な可逆性感熱
記録材料を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この課題
を解決するため研究を行った結果、通常無色ないし淡色
の染料前駆体と、加熱後の冷却速度の違いにより該染料
前駆体に可逆的な色調変化を生じせしめる可逆性顕色剤
とを含有する可逆性感熱記録材料において、該染料前駆
体として記化で示される化合物の1種または2種以
上を用い、且つ該可逆性顕色剤として下記化4で示され
る化合物を用いことにより発色濃度、保存性及び消
色性に優れた可逆性感熱記録材料が得られることを見い
だし本発明を完成するに至った。
【0011】
【化3】
【0012】において1、Z2は水素原子、アル
キル基またはシクロアルキル基を表し、その炭素数の総
数は以下である。Z1とZ2が結合して環をなしていて
もよい。また、Z2の炭素−炭素結合に酸素原子等の2
価の原子が挿入されていてもよい。Z2がアルキル基の
場合にその一部が環化していてもよい。Z1とZ2が同
時に水素原子になることはない。Z3は水素原子、メチ
ル基等の低級アルキル基、ハロゲン原子またはメトキシ
基等の低級アルコキシ基を表す。Z4は水素原子、メチ
ル基、ハロゲン原子、フェニル基等のアリール基、アリ
ールアミノ基、アラルキルアミノ基、ジアラルキルアミ
ノ基、アルキルアミノ基またはシクロアルキルアミノ基
を表す。
【0013】
【化4】
【0014】 化4において、nは1以上3以下の整数を
表し、l1、l2は各々0または1の整数を表す。
1 、R 2 は脂肪族炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン
原子から選ばれる置換基または水素原子を表し、互いに
同一でも異なっていてもよい。R 3 は炭素数6以上22
以下の脂肪族炭化水素基を表す。また、X 1 、X 2 は少な
くとも1つのヘテロ原子を有する2価の基を表し、互い
に同一でも異なっていてもよいが、l1、l2が共に0
のときは、X 1 は−NRCO−、−NRSO 2 −、−NH
CONH−、−CR=N−、−N=CR−から選ばれる
2価の基を表し、Rは水素原子または脂肪族炭化水素基
を表す。Arは置換基を有してもよい芳香族基を表す。
【0015】 まず、本発明に係る染料前駆体を説明する
が、本発明の可逆性感熱記録材料においては、 以上の条
件を満たす染料前駆体を用いた場合に発色濃度が良好
画像と地肌のコントラストが良く、消色性、画像保
存性も良好である。逆に1とZ2の炭素数の総数が9
以上になったり、Z2にアリール基を導入すると発色
濃度や画像保存性の点で好ましくない。Z1とZ2の炭素
数の合計は少ないほど画像保存性が良好であるが消色
性の低下を伴う場合があり使用目的により選ばれる。
また、Z1とZ2とが環をなしていたり、Z2が環式のシ
クロアルキル等である方が環構造を持たない場合より
画像保存性で優れている。これらの知見は従来から用
いられている一般の感熱紙やサーモクロミズム材料の技
術からでは予想困難であった。
【0016】 本発明による前記化1で示される染料前駆
体の具体的な例としては、例えば下記に挙げるものなど
があるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0017】 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−(4−メチルアニリノ)フルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−(4−n−ブチルアニリ
ノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−(4−エトキシアニリノ)フルオラン、3−ピロリジ
ノ−6−メチル−7−(4−メチルアニリノ)フルオラ
ン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−(4−n−ブチ
ルアニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル
−7−(4−エトキシアニリノ)フルオラン、3−ジ−
n−プロピルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(N−メチル−N−n−プロピル)アミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチ
ル−N−n−プロピル)アミノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミル)
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−
(N−エチル−N−イソブチル)アミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−シク
ロヘキシル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(N−メチル−N−テトラヒドロフラン−2
−イルメチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフラン−
2−イルメチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフ
ルオラン、3−(N−メチル−N−テトラヒドロフラン
−2−イル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフリル)ア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジメ
チルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3
−(N−メチル−N−エチル)アミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−7−シクロヘ
キシルアミノフルオラン、3−イソペンチルアミノ−6
−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−(N−エチ
ル−N−3−エトキシプロピル)アミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−3−
エトキシプロピル)アミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−n−オクチルア
ミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−(3−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−(3−トリフルオロメチルアニ
リノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−ク
ロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(3−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−7−(2−フルオロアニリノ)フルオラン、3−ジ
エチルアミノ−7−(2−メトキシアニリノ)フルオラ
ン、3−ピロリジノ−7−(2−クロロアニリノ)フル
オラン、3−ピロリジノ−7−(3−クロロアニリノ)
フルオラン、3−ピロリジノ−7−(2−メトキシアニ
リノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−イ
ソペンチルオキシカルボニルアニリノ)フルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−フェニルフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン、3−ジエチル
アミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(3,4−ジクロロアニリノ)フルオ
ラン、3−エチルアミノ−6−クロロフルオラン、3−
シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、3−ジ
エチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン。
【0018】 前記の染料前駆体は1種または2種以上
を混合して使用してもよい。
【0019】 次に、本発明に係る可逆性顕色剤について
説明する。 本発明に用いられる可逆性顕色剤としては電
子受容性化合物が好ましく、上記染料前駆体の共存下加
熱後の冷却速度の違いにより保持可能な可逆的な色調変
化を生じるものであればよいが、発色濃度や消色性の点
で好ましい化合物として、本発明では上記一般式化
表されるものを用いる。但し、上記一般式の化合物と
同様の特性であれば、化の範囲外の化合物も本発明に
併用すことできる。
【0020】 また、化で表される化合物の中、R3
炭素数の多い方が好ましく、R3の炭素数が5以下であ
るものは消色効果が十分ではない。また、R3の炭素数
が23以上であるものは製造コストが高いため、R3
炭素数6以上22以下の脂肪族炭化水素基である。
た、Arは化5で表される芳香族基が特に好ましい。
【0021】
【化5】
【0022】式化中、k1、k2は各々0または1の
整数を表し、X3、X4は各々少なくとも1つのヘテロ原
子を有する2価の基を示し、互いに同一でも異なってい
てもい。k1が0のとき、R4は脂肪族炭化水素基、
アルコキシ基、ハロゲン原子から選ばれる置換基または
水素原子を表し、k1が1のとき、R4は脂肪族炭化水
素基を示す。また、k2が0のとき、R5は脂肪族炭化
水素基、アルコキシ基、ハロゲン原子から選ばれる置換
基または水素原子を表し、k2が1のとき、R5は脂肪
族炭化水素基を示す。
【0023】 式化中、R4、R5が脂肪族炭化水素基で
あるときには、R4、R5は各々炭素数6以上22以下の
脂肪族炭化水素基であることが特に好ましい。
【0024】 また、式化4及び式化中、R1〜R5が脂
肪族炭化水素基であるときには、R1〜R5はアルキル
基、シクロアルキル基またはアルケニル基であることが
特に好ましい。
【0025】 式化及び化中、X1〜X4で表される少
なくとも1つのヘテロ原子を有する2価の基としては、
例えばアミド結合、スルホンアミド結合、エステル結
合、炭酸エステル結合、エーテル結合、スルフィド結
合、チオエステル結合、カルボニル基、アミノ結合、尿
素結合、チオ尿素結合、ウレタン結合、アゾメチン結合
などが挙げられ、特にアミド結合、スルホンアミド結
合、スルフィド結合、尿素結合、アゾメチン結合から選
ばれる2価の基が特に好ましいが、本発明はこれらに限
定されるものではない。但し、前記l1、l2が共に0
のときは、X 1 は−NRCO−、−NRSO 2 −、−NH
CONH−、−CR=N−、−N=CR−から選ばれる
2価の基(Rは水素原子または脂肪族炭化水素基を表
す)である。
【0026】 また、一般式化で表される電子受容性化
合物のうち、一般式化で表される化合物が特に好まし
い。
【0027】
【化6】
【0028】式化中、n、l1、l2、R1〜R3、A
r、X2は上記と同じである。X5l1及びl2のいず
れかが0でないとき、アミド結合、スルホンアミド結
合、スルフィド結合、尿素結合、アゾメチン結合から選
ばれる結合を示し、l1及びl2が両方とも0のとき、
−NRCO−、−NRSO 2 −、−NHCONH−、−
CR=N−、−N=CR−から選ばれる2価の基(Rは
水素原子または脂肪族炭化水素基を表す)を示す。
【0029】 また、式化中、例えば
表されるアミド化合物、で表されるスルホンアミ
ド化合物、10で表されるスルフィド化合物、
11で表される尿素化合物、1213で表さ
れるアゾメチン化合物等が特に好ましい。なお、式化
13中、式に付した限定がない限り、n、l1、
l2、R1〜R3、Ar、X2は上記と同じである。
【0030】
【化7】
【0031】式化中、R6は脂肪族炭化水素基または
水素原子を表す。
【0032】
【化8】
【0033】式化中、l1、l2は各々0または1の
整数を表すが、l1、l2が共に0になることはない。
また、R7は脂肪族炭化水素基または水素原子を表す。
【0034】
【化9】
【0035】式化中、R8は脂肪族炭化水素基または
水素原子を表す。
【0036】
【化10】
【0037】 式化10中、l1、l2は各々0または1
の整数を表すが、l1、l2が共に0になることはな
い。
【0038】
【化11】
【0039】
【化12】
【0040】式化12中、R9は脂肪族炭化水素基また
は水素原子を表す。
【0041】
【化13】
【0042】式化13中、R10は脂肪族炭化水素基また
は水素原子を表す。
【0043】 一般式化で表される化合物は電子受容性
化合物であり、ロイコ染料を発色させる能力を持つにも
かかわらず、特異的に消色効果すなわち可逆効果も持
ち合わせている。なお、通常の感熱記録材料に用いてい
る電子受容性化合物、すなわち2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホン、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル等で
このような可逆効果は全く見られない。
【0044】 次に、本発明による可逆性顕色剤としての
電子受容性化合物として好ましいものの具体例を挙げる
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0045】 例えば、式化で表される如きアミド化合
物としては、4′−ヒドロキシヘプタンアニリド、4′
−ヒドロキシ−3−メチルオクタンアニリド、4′−ヒ
ドロキシトリデカンアニリド、4′−ヒドロキシヘプタ
デカンアニリド、4′−ヒドロキシノナデカンアニリ
ド、3′−ヒドロキシノナデカンアニリド、4′−ヒド
ロキシ−10−オクタデセンアニリド、4′−ヒドロキ
シ−ドカサンアニリド、15−シクロヘキシル−4′−
ヒドロキシペンタデカンアニリド、4′−ヒドロキシ−
5−テトラデセンアニリド、4′−ヒドロキシ−3′−
メチルノナンアニリド、3′−シクロヘキシル−4′−
ヒドロキシヘプタデカンアニリド、3′−アリル−4′
−ヒドロキシペンタデカンアニリド、4′−ヒドロキシ
−3′−メトキシオクタデカンアニリド、3′−クロロ
−4′−ヒドロキシオクタデカンアニリド、3′−ヒド
ロキシドデカンアニリド、2′,4′−ジヒドロキシヘ
プタデカンアニリド、
【0046】 4′−ヒドロキシ−4−ヘキシルベンズア
ニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシルベンズアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−4−テトラデシルベンズアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルベンズアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−4−ペンタデシルアミノカルボ
ニルベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ヘキシル
カルボニルアミノベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−
4−(ヘプチルチオ)ベンズアニリド、4′−ヒドロキ
シ−4−オクタデシルオキシベンズアニリド、4′−ヒ
ドロキシ−4−ドデシルスルホニルベンズアニリド、
4′−ヒドロキシ−4−ノニルスルホニルオキシベンズ
アニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシスル
ホニルベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ペンタ
デシルアミノスルホニルベンズアニリド、4′−ヒドロ
キシ−4−(N−ペンタデシリデンアミノ)ベンズアニ
リド、4′−ヒドロキシ−4−(N−ヘプタデシリデン
アミノ)ベンズアニリド、
【0047】 4′−ヒドロキシ−3,4−ジオクチルオ
キシベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3,4,5−
トリオクタデシルオキシベンズアニリド、4′−ヒドロ
キシ−3−オクチル−4−(オクチルチオ)ベンズアニ
リド、4′−ヒドロキシ−3−(ヘプタデシルチオ)−
5−ペンタデシルオキシベンズアニリド、4′−ヒドロ
キシ−3−ヘプタデシルカルボニルアミノ−5−ドデシ
ルベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3−オクタデシ
ルアミノカルボニル−5−テトラデシルアミノカルボニ
ルベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3−オクタデシ
ルスルホニルアミノ−5−オクタデシルオキシベンズア
ニリド、4′−ヒドロキシ−3−ヘプタデシルオキシス
ルホニル−5−テトラデシルオキシスルホニルベンズア
ニリド、4′−ヒドロキシ−3,5−ビス(N−ドコシ
リデンアミノ)ベンズアニリド、
【0048】 4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルカル
ボニルアミノベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3−
オクタデシルカルボニルアミノ−5−オクタデシルオキ
シベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3′−メチル−
4−ノニルベンズアニリド、3′−アリル−4′−ヒド
ロキシ−4−ペンタデシルベンズアニリド、4′−ヒド
ロキシ−3′−メトキシ−4−オクタデシルベンズアニ
リド、4′−ヒドロキシ−3′−メチル−4−ノニルオ
キシベンズアニリド、4′−ヒドロキシ−3′−プロピ
ル−4−ノナデシルカルボニルオキシベンズアニリド、
3′−ブチル−4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオ
キシカルボニルベンズアニリド、3′−ヒドロキシ−4
−ペンタデシルカルボニルオキシベンズアニリド、3′
−ヒドロキシ−4−ノナデシルスルホニルベンズアニリ
ド、3′,4′−ジヒドロキシ−4−ヘプタデシルスル
ホニルオキシベンズアニリド、3′,4′,5′−トリ
ヒドロキシ−4−テトラコシルアミノスルホニルベンズ
アニリド、3′,5′−ジヒドロキシ−4−ペンタコシ
ルアミノカルボニルベンズアニリド、3′−ヒドロキシ
−4−(N−ドデシリデンアミノ)ベンズアニリド、N
−〔4−(3−ヒドロキシフェニルアミノカルボニル)
ベンジリデン〕ペンタデシルアミン等が挙げられる。
【0049】 また、式化で表される如きアミド化合物
としては、4−ヒドロキシ−4′−ドデシルベンズアニ
リド、4−ヒドロキシ−4′−テトラデシルベンズアニ
リド、N−メチル−4−ヒドロキシ−4′−オクタデシ
ルベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−オクチルオ
キシベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−オクタデ
シルオキシベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−
(オクタデシルチオ)ベンズアニリド、4−ヒドロキシ
−4′−ペンチルカルボニルベンズアニリド、4−ヒド
ロキシ−4′−ヘキサデシルカルボニルベンズアニリ
ド、4−ヒドロキシ−4′−ヘプタデシルオキシカルボ
ニルオキシベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−ド
デシルオキシカルボニルベンズアニリド、4−ヒドロキ
シ−4′−ドコシルオキシカルボニルベンズアニリド、
4−ヒドロキシ−4′−ヘプタデシルカルボニルオキシ
ベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−シクロヘキシ
ルアミノベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−オク
チルアミノベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−オ
クタデシルアミノベンズアニリド、
【0050】 4−ヒドロキシ−4′−ヘプチルカルボニ
ルアミノベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−ヘプ
タデシルカルボニルアミノベンズアニリド、4−ヒドロ
キシ−4′−オクタデシルアミノカルボニルベンズアニ
リド、4−ヒドロキシ−4′−(8−オクタデセニル)
アミノカルボニルベンズアニリド、4−ヒドロキシ−
4′−ドデシルスルフォニルベンズアニリド、4−ヒド
ロキシ−4′−オクチルオキシスルフォニルベンズアニ
リド、4−ヒドロキシ−4′−オクタデシルオキシスル
フォニルベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−ドデ
シルスルフォニルオキシベンズアニリド、N−4−ヒド
ロキシベンゾイル−N′−オクタデシリデン−1,4−
フェニレンジアミン、N−4−(4−ヒドロキシフェニ
ルカルボニルアミノ)ベンジリデンドデシルアミン、4
−ヒドロキシ−4′−オクチルオキシカルボニルアミノ
ベンズアニリド、4−ヒドロキシ−4′−テトラデシル
オキシカルボニルアミノベンズアニリド、4−ヒドロキ
シ−4′−オクタデシルウレイレンベンズアニリド、
【0051】 3−ヒドロキシ−4′−ドデシルオキシベ
ンズアニリド、N−メチル−4−ヒドロキシ−3′−オ
クタデシルオキシベンズアニリド、3−ヒドロキシ−
4′−オクチルベンズアニリド、3−ヒドロキシ−4′
−テトラデシルベンズアニリド、N−メチル−3−ヒド
ロキシ−4′−オクタデシルベンズアニリド、3−メト
キシ−4−ヒドロキシ−4′−オクタデシルオキシベン
ズアニリド、3−アリル−4−ヒドロキシ−4′−オク
タデシルオキシベンズアニリド、3−クロロ−4−ヒド
ロキシ−4′−オクタデシルベンズアニリド、4−ヒド
ロキシ−4′−オクチルオキシ−3′−メチルベンズア
ニリド、4−ヒドロキシ−4′−オクタデシルオキシ−
3′−クロロベンズアニリド、4−ヒドロキシ−3′,
4′−ジデシルオキシベンズアニリド、4−ヒドロキシ
−3′−オクタデシルアミノ−4′−オクタデシルオキ
シベンズアニリド、4−ヒドロキシ−2′−クロロ−
3′,5′−ジデシルオキシベンズアニリド、4−ヒド
ロキシ−3′,4′−ジオクタデシルオキシベンズアニ
リド、4−ヒドロキシ−4′−オクチル−3′−メチル
ベンズアニリド、3−ヒドロキシ−4−メチル−4′−
テトラデシルベンズアニリド、N−メチル−4−ヒドロ
キシ−3′−オクタデシルベンズアニリドが挙げられ
る。
【0052】 式化で表される如きスルホンアミド化合
物としては、4−(N−オクチルスルホニルアミノ)フ
ェノール、4−(N−ドデシルスルホニルアミノ)フェ
ノール、4−(N−オクタデシルスルホニルアミノ)フ
ェノール、4−(N−メチル−N−オクタデシルスルホ
ニルアミノ)フェノール、4−(N−3−メチルヘキシ
ルスルホニルアミノ)フェノール、
【0053】 4′−ヒドロキシ−4−シクロヘキシルベ
ンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−オク
チルベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4
−ドデシルベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキ
シ−4−ドデシルオキシベンゼンスルホンアニリド、
4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシベンゼンス
ルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−(ドデシルチ
オ)ベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4
−ヘキシルカルボニルベンゼンスルホンアニリド、4′
−ヒドロキシ−4−ヘキサデシルカルボニルベンゼンス
ルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−(8−ヘプタ
デセニル)カルボニルベンゼンスルホンアニリド、4′
−ヒドロキシ−4−オクチルオキシカルボニルオキシベ
ンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデ
シルオキシカルボニルベンゼンスルホンアニリド、′−
ヒドロキシ−4−オクタコシルオキシカルボニルベンゼ
ンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシル
カルボニルオキシベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒ
ドロキシ−4−ヘキシルアミノベンゼンスルホンアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルアミノベンゼ
ンスルホンアニリド、
【0054】 4′−ヒドロキシ−4−ヘプタデシルカル
ボニルアミノベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロ
キシ−4−ドデシルアミノカルボニルベンゼンスルホン
アニリド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシルスルホニル
ベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−オ
クチルオキシスルホニルベンゼンスルホンアニリド、
4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシスルホニル
ベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロキシ−4−ド
デシルスルホニルオキシベンゼンスルホンアニリド、N
−オクチリデン−4−(4−ヒドロキシフェニル)アミ
ノスルホニルアニリン、N−ドデシリデン−4−(4−
ヒドロキシフェニル)アミノスルホニルアニリン、N−
4−(4−ヒドロキシフェニルアミノスルホニル)ベン
ジリデンオクタデシルアミン、4′−ヒドロキシ−4−
オクチルオキシカルボニルアミノベンゼンスルホンアニ
リド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシカル
ボニルアミノベンゼンスルホンアニリド、4′−ヒドロ
キシ−4−オクタデシルウレイレンベンゼンスルホンア
ニリド、
【0055】 3−(N−ドデシルスルホニルアミノ)フ
ェノール、4−(N−オクタデシルスルホンアミノ)カ
テコール、4−(N−オクタデシルスルホンアミノ)レ
ゾルシノール、4−(N−オクタデシルスルホニルアミ
ノ)ピロガロール、4′−ヒドロキシ−3−オクチルオ
キシベンゼンスルホンアニリド、3′−ヒドロキシ−4
−ドデシルオキシベンゼンスルホンアニリド、N−メチ
ル−4′−ヒドロキシ−3−オクタデシルオキシベンゼ
ンスルホンアニリド、3′−ヒドロキシ−4−ドデシル
ベンゼンスルホンアニリド、3−メチル−4−(N−ド
デシルスルホンアミノ)フェノール、4−メチル−3−
(N−テトラデシルスルホンアミノ)フェノール、3′
−メトキシ−4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキ
シベンゼンスルホンアニリド、3′−クロロ−4′−ヒ
ドロキシ−4−オクタデシルベンゼンスルホンアニリ
ド、4′−ヒドロキシ−2,5−ジメチル−4−オクタ
デシルベンゼンスルホンアニリド、3−メチル−4−
(N−オクタデシルスルホンアミノ)フェノール、4′
−ヒドロキシ−3,4−ジオクタデシルオキシベンゼン
スルホンアニリドが挙げられる。
【0056】 式化10で表される如きスルフィド化合物
としては、4′−ヒドロキシ−4−ヘキシルジフェニル
スルフィド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシルジフェニ
ルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−テトラデシルジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデ
シルジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−オ
クタデシルカルボニルアミノジフェニルスルフィド、
4′−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシジフェニルスル
フィド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルオキシジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−ドデシル
スルホニルジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−
4−オクタデシルオキシスルホニルジフェニルスルフィ
ド、4′−ヒドロキシ−4−オクタデシルスルホニルア
ミノジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−4−ト
リデシルカルボニルジフェニルスルフィド、4′−ヒド
ロキシ−4−(N−ヘプタデシリデンアミノ)ジフェニ
ルスルフィド、
【0057】 4′−ヒドロキシ−3,4−ジデシルオキ
シジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3,4−
ジオクタデシルオキシジフェニルスルフィド、4′−ヒ
ドロキシ−3−オクチル−4−(オクチルチオ)ジフェ
ニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3−オクタデシル
−5−トリデシルスルホニルジフェニルスルフィド、
4′−ヒドロキシ−3−(ヘプタデシルチオ)−5−ペ
ンタデシルオキシジフェニルスルフィド、4′−ヒドロ
キシ−3−ヘプタデシルカルボニルアミノ−5−ドデシ
ルジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3−オク
タデシルカルボニルアミノ−5−オクタデシルオキシジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3−ヘプタデ
シルオキシスルホニル−5−テトラデシルオキシスルホ
ニルジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3,5
−ビス(N−ドコシリデンアミノ)ジフェニルスルフィ
ド、4−(15−シクロヘキシルペンタデシル)−4′
−ヒドロキシジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ
−4−(5−テトラデセニル)ジフェニルスルフィド、
4′−ヒドロキシ−4−(10−オクタデセニルオキシ
カルボニル)ジフェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ
−3′−メチル−4−ノニルジフェニルスルフィド、
【0058】 3′−アリル−4′−ヒドロキシ−4−ペ
ンタデシルジフェニルスルフィド、3′−クロロ−4′
−ヒドロキシ−4−オクタデシルジフェニルスルフィ
ド、3′−クロロ−4′−ヒドロキシ−4−オクタデシ
ル−5−ぺンタデシルオキシジフェニルスルフィド、
4′−ヒドロキシ−3′−メチル−4−ノニルオキシジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3′−(1−
メチルエチル)−4−ペンタコシルスルホニルアミノジ
フェニルスルフィド、4′−ヒドロキシ−3′−(2−
メチルプロピル)−4−ノナデシルオキシスルホニルジ
フェニルスルフィド、3′−ヒドロキシ−4−ドデシル
ジフェニルスルフィド、3′−ヒドロキシ−4−オクタ
デシルジフェニルスルフィド、2′,4′−ジヒドロキ
シ−4−ヘプタデシルジフェニルスルフィド、3′,
4′−ジヒドロキシ−4−ヘプタデシルジフェニルスル
フィド、3′−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシカルボ
ニルジフェニルスルフィドが挙げられる。
【0059】 式化11で表される如き尿素化合物として
は、N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′−ヘキシル
尿素、N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′−オクチ
ル尿素、N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′−ドデ
シル尿素、N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′−オ
クタデシル尿素、N−(4−ヒドロキシフェニル)−
N′−ドコシル尿素、N−(4−ヒドロキシフェニル)
−N′−(2−ヘプチルオクチル)尿素、N−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−N′−(14−シクロヘキシルテ
トラデシル)尿素、N−(3−メチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−N′−オクタデシル尿素、N−(4−ヒド
ロキシフェニル)−N′−(9−オクタデセニル)尿
素、N−(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)−
N′−オクタデシル尿素、N−[3−(1,1−ジメチ
ルエチル)−4−ヒドロキシフェニル]−N′−オクタ
デシル尿素、N−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ
フェニル)−N′−オクタデシル尿素、N−(2−ヒド
ロキシフェニル)−N′−オクチル尿素、N−(3−ヒ
ドロキシフェニル)−N′−オクタデシル尿素、N−
(3,4−ジヒドロキシフェニル)−N′−オクタデシ
ル尿素、N−(3,4,5−トリヒドロキシフェニル)
−N′−トリコシル尿素、N−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−N′−(4−テトラデシルフェニル)尿素、N−
(4−ヒドロキシフェニル)−N′−(4−ヘキシルフ
ェニル)尿素、N−(4−ヒドロキシフェニル)−N′
−(3,4−ジオクタデシルフェニル)尿素が挙げら
れる。
【0060】 式化12で表される如きアゾメチン化合物
としては、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)ドデシ
ルアミン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)オクタ
デシルアミン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−
4′−ヘキシルアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジ
リデン)−4′−オクチルアニリン、N−(4−ヒドロ
キシベンジリデン)−4′−テトラデシルアニリン、N
−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ドデシルオ
キシアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−
4′−オクタデシルオキシアニリン、N−(4−ヒドロ
キシベンジリデン)−4′−(オクチルチオ)アニリ
ン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ヘキ
サデシルカルボニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベ
ンジリデン)−4′−オクチルオキシカルボニルアニリ
ン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−オク
タデシルオキシカルボニルアニリン、N−(4−ヒドロ
キシベンジリデン)−4′−ドデシルカルボニルオキシ
アニリン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′
−テトラデシルカルボニルオキシアニリン、N−(4−
ヒドロキシベンジリデン)−4′−オクタデシルオキシ
カルボニルオキシアニリン、N−(4−ヒドロキシベン
ジリデン)−4′−シクロヘキシルアミノアニリン、N
−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ドデシルア
ミノアニリン、
【0061】 N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−
4′−ヘプタデシルカルボニルアミノアニリン、N−
(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ドデシルアミ
ノカルボニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジリ
デン)−4′−オクタデシルアミノカルボニルアニリ
ン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−ドデ
シルスルフィニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベン
ジリデン)−4′−ドデシルスルフォニルアニリン、N
−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−オクタデシ
ルスルフォニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジ
リデン)−4′−オクチルオキシスルフォニルアニリ
ン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−オク
タコシルオキシスルフォニルアニリン、N−(4−ヒド
ロキシベンジリデン)−4′−(3−メチルヘキシル)
オキシスルフォニルアニリン、N−(4−ヒドロキシベ
ンジリデン)−4′−ドデシルスルフォニルオキシアニ
リン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−
(オクチルチオカルボニル)アニリン、N−(4−ヒド
ロキシベンジリデン)−4′−オクチルオキシカルボニ
ルアミノアニリン、N−(4−ヒドロキシベンジリデ
ン)−4′−オクタデシルオキシカルボニルアミノアニ
リン、N−(4−ヒドロキシベンジリデン)−4′−オ
クタデシルウレイレンアニリン、
【0062】 N−(3−ヒドロキシベンジリデン)ドデ
シルアミン、N−(3,4−ジヒドロキシベンジリデ
ン)オクタデシルアミン、N−(2,4−ジヒドロキシ
ベンジリデン)オクタデシルアミン、N−(3,4,5
−トリヒドロキシベンジリデン)オクタデシルアミン、
N−(4−ヒドロキシ−3−メチルベンジリデン)ドデ
シルアミン、N−(3−ヒドロキシ−4−メチルベンジ
リデン)ドデシルアミン、N−(4−ヒドロキシ−α−
メチルベンジリデン)−4′−ドデシルアニリン、N−
(4−ヒドロキシ−α−メチルベンジリデン)−4′−
オクタデシルアニリン、N−(4−ヒドロキシ−3−メ
トキシベンジリデン)ドデシルアミン等が挙げられる。
【0063】 式化13で表される如きアゾメチン化合物
としては、N−オクチリデン−4−ヒドロキシアニリ
ン、N−テトラデシリデン−4−ヒドロキシアニリン、
N−オクタデシリデン−4−ヒドロキシアニリン、N−
(4−ドデシル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニ
リン、N−(4−オクチルオキシ)ベンジリデン−4′
−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクタデシルオキ
シ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
(4−オクタデシルチオ)ベンジリデン−4′−ヒドロ
キシアニリン、N−(4−ウンデシルカルボニル)ベン
ジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−トリ
デシルカルボニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシア
ニリン、N−(4−ヘプタデシルカルボニル)ベンジリ
デン−4′−ヒドロキシアニリン、N−{4−(8−ヘ
プタデセニリルカルボニル)ベンジリデン}−4′−ヒ
ドロキシアニリン、N−(4−ドデシルオキシカルボニ
ル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
(4−オクタデシルオキシカルボニル)ベンジリデン−
4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクチルカルボ
ニルオキシ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリ
ン、N−(4−オクタデシルカルボニルオキシ)ベンジ
リデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−ヘキシ
ルアミノ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、
N−(4−オクタデシルアミノ)ベンジリデン−4′−
ヒドロキシアニリン、N−(4−オクタデシルカルボニ
ルアミノ)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、
N−(4−ドデシルアミノカルボニル)ベンジリデン−
4′−ヒドロキシアニリン、
【0064】 N−(4−オクタデシルアミノカルボニ
ル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
(4−ドデシルスルフィニル)ベンジリデン−4′−ヒ
ドロキシアニリン、N−(4−オクチルスルフォニル)
ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−
ドデシルスルフォニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキ
シアニリン、N−(4−オクチルスルフォニルオキシ)
ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−
ドデシルスルフォニルオキシ)ベンジリデン−4′−ヒ
ドロキシアニリン、N−(4−ドデシルオキシスルフォ
ニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
(4−オクタデシルオキシスルフォニル)ベンジリデン
−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクチルチオ
カルボニル)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリ
ン、N−(4−ドデシルオキシカルボニルアミノ)ベン
ジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−オク
タデシルオキシカルボニルアミノ)ベンジリデン−4′
−ヒドロキシアニリン、N−(4−オクタデシルウレイ
レン)ベンジリデン−4′−ヒドロキシアニリン、N−
ドデシリデン−3−ヒドロキシアニリン、N−オクタデ
シリデン−3,4−ジヒドロキシアニリン、N−オクタ
デシリデン−3,4,5−トリヒドロキシアニリン、N
−(4−オクタデシル)ベンジリデン−3′,4′−ジ
ヒドロキシアニリン、N−(4−テトラデシル)ベンジ
リデン−3′−メチル−4′−ヒドロキシアニリン、N
−(4−テトラデシル−3,5−ジメチル)ベンジリデ
ン−4′−ヒドロキシアニリン、N−(4−テトラデシ
ル)ベンジリデン−2′−クロロ−4′−ヒドロキシア
ニリン、N−(4−オクタデシル−3−メチル)ベンジ
リデン−3′,4′−ジヒドロキシアニリンが挙げら
れる。
【0065】 本発明に用いる可逆性顕色剤の製造には
公知の方法が採用できる。
【0066】 これらの可逆性顕色剤は1種または2種
以上を混合して使用してもよく、染料前駆体に対する可
逆性顕色剤の使用量は、5〜5000重量%、好ましく
は10〜3000重量%である。
【0067】 次に本発明の可逆性感熱記録材料の具体的
製造方法について述べるが、本発明はこれに限定される
ものではない。本発明の可逆性感熱記録材料の製造方法
の具体例としては、本発明による染料前駆体と可逆性顕
色剤を主成分とし、これらを支持体上に塗布して可逆性
感熱記録層を形成する方法が挙げられる。
【0068】 染料前駆体と可逆性顕色剤を可逆性感熱記
録層に含有させるための塗液作製方法としては、各々の
化合物を単独で溶媒に溶解もしくは分散媒に分散してか
ら混合する方法、各々の化合物を混ぜ合わせてから溶媒
に溶解もしくは分散媒に分散する方法、各々の化合物を
加熱溶解し均一化した後冷却し、溶媒に溶解もしくは分
散媒に分散する方法等が挙げられるが特定されるもの
ではない。分散時には必要なら分散剤を用いてもよい。
水が分散媒の場合の分散剤としてはポリビニルアルコ
ール等の水溶性高分子や各種の界面活性剤が挙げられ
る。水系の分散の際はエタノール等の水溶性有機溶媒
を混合してもよい。この他に炭化水素類に代表される
有機溶媒が分散媒の場合はレシチンや燐酸エステル類
等を分散剤に用いてもよい。
【0069】 また、可逆性感熱記録層の強度を向上する
等の目的でバインダーを可逆性感熱記録層中に添加す
ことも可能である。バインダーの具体例としては、デ
ンプン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイ
ン、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸アミド/アクリ
ル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸
エステル/メタクリル酸3元共重合体、スチレン/無水
マレイン酸共重合体のアルカリ塩、エチレン/無水マレ
イン酸共重合体のアルカリ塩等の水溶性高分子、ポリ酢
酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸エステル、ス
チレン/ブタジエン共重合体、アクリロニトリル/ブタ
ジエン共重合体、アクリル酸メチル/ブタジエン共重合
体、エチレン/酢酸ビニル共重合体、エチレン/塩化ビ
ニル共重合体、ポリ塩化ビニル、エチレン/塩化ビニリ
デン共重合体、ポリ塩化ビニリデン等のラテックス
げられるがこれらに限定されるものではない。
【0070】 また、可逆性感熱記録層の発色感度及び消
色温度を調節するための添加剤として、熱可融性物質を
可逆性感熱記録層中に含有させることができる。60℃
〜200℃の融点を有するものが好ましく、特に80℃
〜180℃の融点を有するものが好ましい。一般の感熱
記録紙に用いられている増感剤を使用することもでき
る。これらの化合物としては、N−ヒドロキシメチルス
テアリン酸アミド、ステアリン酸アミド、パルミチン酸
アミドのワックス類、2−ベンジルオキシナフタレン
等のナフトール誘導体、p−ベンジルビフェニル、4−
アリルオキシビフェニル等のビフェニル誘導体、1,2
−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン、2,2′−ビ
ス(4−メトキシフェノキシ)ジエチルエーテル、ビス
(4−メトキシフェニル)エーテル等のポリエーテル化
合物、炭酸ジフェニル、酸ジベンジル、酸ビス(p
−メチルベンジル)エステル等の炭酸または酸ジエス
テル誘導体等がげられ、2種以上併用して添加するこ
ともできる。
【0071】 本発明の可逆性感熱記録材料にる支持体
としては、紙、各種不織布、織布、ポリエチレンテレフ
タレートやポリプロピレン等の合成樹脂フィルム、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂をラミネートし
た紙、合成紙、金属箔、ガラス等、あるいはこれらを組
み合わせた複合シートを目的に応じて任意に用いること
ができるが、これらに限定されるものではない。地肌を
白色その他の特定の色に見せるため白色顔料や有色染
顔料や気泡を支持体中または表面に含有させてもい。
フィルム等で親水性が小さく可逆性感熱記録層の塗布
困難な場合はコロナ放電等による表面の親水化処理や
バインダーに用いるのと同様の水溶性高分子類を支持体
表面に塗布するなどの易接着処理してもよい。
【0072】 本発明の可逆性感熱記録材料の層構成は、
可逆性感熱記録層のみであっても良い。必要に応じて、
可逆性感熱記録層上に保護層を設けることも、また可逆
性感熱記録層と支持体の間に水溶性高分子や白色ないし
有色染顔料や中空粒子のいずれか一つ以上を含む中間層
を設けることもできる。この場合、保護層び/または
中間層は2層ないしは3層以上の複数の層から構成され
ていてもよい。可逆性感熱記録層も各成分を一層ずつに
含有させたり層別に配合比率を変化させたりして
層以上の多層にしてもよい。更に可逆性感熱記録層中
び/または他の層び/または可逆性感熱記録層が設け
られている面と反対側の面に、電気的、光学的、磁気的
に情報が記録可能な材料を含んでもい。また、可逆性
感熱記録層が設けられている面と反対側の面にブロッ
キング防止、カール防止、帯電防止を目的としてバック
コート層を設けることもできる。
【0073】 可逆性感熱記録層は、各成分を微粉砕して
得られる各々の分散液を混合し、支持体上に塗布乾燥す
る方法、各成分を溶媒に溶解して得られる各々の溶液を
混合し、支持体上に塗布乾燥する方法により得ること
ができる。乾燥条件は水等の分散媒ないし溶媒によって
も異なる。繰り返し使用時の画像を消色させる温度また
はそれに近い温度で乾燥すると地肌の白色度の繰り返
し使用時の変化が最小となって好ましいが多くの場合
はそれ以下の温度でも十分に白い地肌が得られる。この
他に各成分を混合し加熱して可融分を溶融し熱時
塗布する方法もある。
【0074】 また、可逆性感熱記録層及び/または保護
層及び/または中間層には、ケイソウ土、タルク、カオ
リン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ケイ素、水酸化アルミ
ニウム、尿素−ホルマリン樹脂等の顔料、その他に、ヘ
ッド摩耗防止、スティッキング防止等の目的でステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の高級脂肪酸金
属塩、パラフィン、酸化パラフィン、ポリエチレン、酸
化ポリエチレン、ステアリン酸アミド、カスターワック
ス等のワックス類を、また、ジオクチルスルホこはく
ナトリウム等の分散剤、さらに界面活性剤、蛍光染料な
どを含有させることもできる。
【0075】 次に、本発明の可逆性感熱記録材料の発色
及び消色方法について述べる。発色を行うには、加熱に
引き続き急速な冷却が起これば良く、例えばサーマルヘ
ッド、レーザー光等による加熱により可能である。
、加熱後ゆっくり冷却すれば消色し、例えばサーマル
ヘッド、熱ロール、熱スタンプ、高周波加熱、熱風、電
熱ヒーターからの輻射熱等を用いることにより行える。
【0076】
【実施例】以下実施例によって本発明を更に詳しく説明
する。実施例中の部数や百分率は重量基準である。
【0077】 実施例1 (A)可逆性感熱塗液の作 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン40部を2.5%ポリビニルアルコール水溶液90
部と共にペイントコンディショナーで粉砕し、染料前駆
体分散液を得た。次いでN−(4−ヒドロキシフェニ
ル)−N′−n−オクタデシル尿素100部を2.5%
ポリビニルアルコール水溶液400部と共にペイントコ
ンディショナーで粉砕し可逆性顕色剤分散液を得た。
上記2種の分散液を混合した後、10%ポリビニルアル
コール水溶液200部、水400部を添加してよく混合
し、可逆性感熱塗液を作した。
【0078】 (B)可逆性感熱記録材料の作 (A)で調製した可逆性感熱塗液をポリエチレンテレフ
タレート(PET)シートに、固形分塗抹量2.5g/
2となる様に塗抹乾燥後、その上に5%ポリビニルア
ルコール水溶液を固形分塗抹量2g/m2となる様に塗
抹乾燥し、スーパーカレンダーで処理して可逆性感熱記
録材料を得た。
【0079】 実施例2 実施例1で用いた3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部のかわりに、3−ピロリジ
ノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン40部を使用
した他は、実施例1と同様にして可逆性感熱記録材料を
得た。
【0080】 実施例3 実施例1で用いた3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部のかわりに、3−ジメチル
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン40部を
使用した他は、実施例1と同様にして可逆性感熱記録材
料を得た。
【0081】 実施例 実施例1で用いた3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部のかわりに、3−(N−メ
チル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−
アニリノフルオラン40部を使用した他は、実施例1と
同様にして可逆性感熱記録材料を得た。
【0082】 実施例 実施例1で用いた3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部のかわりに、3−(N−エ
チル−N−イソペンチルアミノ)−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン40部を使用した他は、実施例1と同
様にして可逆性感熱記録材料を得た。
【0083】 実施例 実施例1で用いた3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部のかわりに、3−(N−エ
チル−N−2−テトラヒドロフラン−2−イルメチルア
ミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン40部を
使用した他は、実施例1と同様にして可逆性感熱記録材
料を得た。
【0084】 実施例 実施例1で用いた3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部のかわりに、3−(N−エ
チル−N−3−エトキシプロピルアミノ)−6−メチル
−7−アニリノフルオラン40部を使用した他は、実施
例1と同様にして可逆性感熱記録材料を得た。
【0085】 比較例1 実施例1で用いた3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部のかわりに、3−(N−ド
デシル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部を使用した他は、実施例1
と同様にして可逆性感熱記録材料を得た。
【0086】 比較例2 実施例1で用いた3−ジエチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン40部のかわりに、3−ジ−n−
ペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
40部を使用した他は、実施例1と同様にして可逆性感
熱記録材料を得た。
【0087】 試験1(発色濃度=熱応答性) 実施例1〜7及び比較例1〜2で得た感熱記録材料を、
京セラ製印字ヘッドKJT−256−8MGF1付き大
倉電気製感熱ファクシミリ印字試験機TH−PMDを用
いて印加パルス1.0ミリ秒で印加電圧26ボルトの条
件で印字し、得られた発色画像の濃度を濃度計マクベス
RD918を用いて測定した。結果を表1に示した。数
値が0.90以上なら明確に画像として認識出来る。な
お、実施例1〜8及び比較例1〜2の画像はいずれも黒
色であり地肌は白色であった。
【0088】 試験2(発色濃度の経時変化=画像安定
性) 実施例1〜7及び比較例1〜2で得た感熱記録材料を、
京セラ製印字ヘッドKJT−256−8MGF1付き大
倉電気製感熱ファクシミリ印字試験機TH−PMDを用
いて、印加パルス1.0ミリ秒で印加電圧26ボルトの
条件で印字し、温度25℃、相対湿度60%の雰囲気下
に30日間保存した後、試験1と同様にして、発色部の
濃度を測定し、下記数1により画像残存率を計算した。
結果を表1に示した。70%以上なら画像保存性良好で
ある。
【0089】
【数1】A=(C/B)×100 A:画像残存率(%) B:試験前の画像濃度 C:試験後の画像濃度
【0090】 試験3(画像の消去性) 実施例1〜7及び比較例1〜2で得た感熱記録材料を、
京セラ製印字ヘッドKJT−256−8MGF1付き大
倉電気製感熱ファクシミリ印字試験機TH−PMDを用
いて印加パルス1.0ミリ秒で印加電圧26ボルトの条
件で印字し、これを熱スタンプを用いて120℃で1秒
間加熱した後、試験1と同様にして濃度を測定した。結
果を表1に示した。数値の目安としては0.30以下、
好ましくは0.20以下なら消色性が良好である。な
お、画像の消色と消去の繰り返しは各実施例と各比較例
でいずれも可能であり本発明の可逆性感熱記録材料が
繰り返し使用に耐えることも示された。
【0091】
【表1】
【0092】
【発明の効果】表1に示したように、一般式化1で表さ
れる通常無色ないし淡色の電子供与性染料前駆体と、加
熱後の冷却速度の違いにより該染料前駆体に可逆的な色
調変化を生じせしめる、一般式化2で表される電子受容
性化合物とを含有する可逆性感熱記録材料により、良好
なコントラストで画像の形成・消去が可能で、日常生活
の環境下で経時的に安定な画像を保持可能な可逆性感熱
記録材料を得ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−124360(JP,A) 特開 平6−171225(JP,A) 特開 平5−96852(JP,A) 特開 平5−104859(JP,A) 特開 平5−201132(JP,A) 特開 平6−210954(JP,A) 特開 平6−24132(JP,A) 特開 平5−254245(JP,A) 特開 昭63−173684(JP,A) 特開 平4−308790(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/26 - 5/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常無色ないし淡色の染料前駆体と、加
    熱後の冷却速度の違いにより該染料前駆体に可逆的な色
    調変化を生じせしめる可逆性顕色剤とを含有する可逆性
    感熱記録材料において、該染料前駆体として下記化1で
    示される化合物の1種または2種以上を用い、且つ該可
    逆性顕色剤として下記化2で示される化合物を用い
    を特徴とする可逆性感熱記録材料。 【化1】 (但し、化1において1、Z2は水素原子、アルキル
    またはシクロアルキル基を表し、その炭素数の総数は
    以下である。Z1とZ2が結合して環をなしていてもよ
    い。また、Z2の炭素−炭素結合に2価の原子が挿入さ
    れていてもよい。Z2がアルキル基の場合にその一部
    が環化していてもよい。Z1とZ2が同時に水素原子にな
    ことはない。Z3は水素原子、低級アルキル基、ハロ
    ゲン原子または低級アルコキシ基を表す。Z4は水素原
    子、低級アルキル基、ハロゲン原子、アリール基、アリ
    ールアミノ基、アルキルアミノ基、アラルキルアミノ
    基、ジアラルキルアミノ基またはシクロアルキルアミノ
    基を表す。)【化2】 (但し、化2において、nは1以上3以下の整数を表
    し、l1、l2は各々0または1の整数を表す。R 1
    2 は脂肪族炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン原
    から選ばれる置換基または水素原子を表し、互いに同一
    でも異なっていてもよい。R 3 は炭素数6以上22以下
    の脂肪族炭化水素基を表す。また、X 1 、X 2 は少なくと
    も1つのヘテロ原子を有する2価の基を表し、互いに同
    一でも異なっていてもよいが、l1、l2が共に0のと
    きは、X 1 は−NRCO−、−NRSO 2 −、−NHCO
    NH−、−CR=N−、−N=CR−から選ばれる2価
    の基を表し、Rは水素原子または脂肪族炭化水素基を表
    す。Arは置換基を有してもよい芳香族基を表す。)
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