JP3379669B2 - 医療用極細材の先細加工用センターレスグラインダ及び先細加工された医療用極細材の製造方法 - Google Patents
医療用極細材の先細加工用センターレスグラインダ及び先細加工された医療用極細材の製造方法Info
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Description
うに、直径が1mmφ又はそれ以下の極細丸棒のワーク
に先細加工を施すセンターレス加工に関する。
ず、長さ50mm程度で直径が1mmφ又はそれ以下の
極細丸棒(極細材)を作り、その約1/2の長さについ
て、先端が0.1mmφ程度になるような先細加工をす
る。極細材は、この先細加工されたままの状態でスムー
ス丸タイプのブローチとして使用されたり、又は、先細
部の一部を角柱状にしてスムース角タイプのブローチと
したり、あるいは、先細部に、多数の刺を形成させてバ
ーブドタイプのブローチとなる。
内に挿入して、この刺で内部の残留物を引っかけ、抜き
取るのに使用される。一方、スムースタイプは、先端に
ワッテを巻き付け、歯髄や根管内に挿入して、ワッテを
内部に残留させたり、根管の方向を探ったりするのに使
用される。
に先細加工をする技術に関する。この加工には、従来か
らセンターレスグラインダが使用されてきた。図により
その概要を説明する。なお、本明細書においては、極細
材を明示して説明する必要から、各図に示す各部の大き
さの関係は、実際のものとはかなり相違させている。
ロール砥石、3は受板で、4は極細材の丸棒からなるワ
ークである。研削砥石1とコントロール砥石2は同じ形
状で同じ寸法だけ同じ向きに外径が変化している。研削
砥石1は図の矢印の方向に高速で回転し、コントロール
砥石2は、矢印の方向に、非常にゆっくりと回転する。
また、コントロール砥石2は、図の矢印a又はb方向に
移動自在で、研削砥石1との間隔を変更できる。
削砥石1との間隔を広げた状態で、極細材のワーク4
を、受板3上の、先端が受板3に取り付けられたストッ
パ5に当接する位置、すなわち、先細加工される部分全
体が研削砥石1に面する位置に載せる。次に、コントロ
ール砥石2を矢印b方向に移動してワーク4を研削砥石
1に押しつける。ワーク4はコントロール砥石2でブレ
ーキを効かされながら矢印方向に回転し、研削砥石1と
の表面速度の差により研削される。先細加工が終了した
らコントロール砥石2を再びa方向に移動し、ワーク4
を取り出す。
ントロール砥石2のb方向への移動距離により決まり、
加工精度を上げるには、コントロール砥石2の移動距離
を高精度に一定に保つ必要がある。しかし、ワークが非
常に細いものであることから、これが非常にむずかし
い。また、ワーク4は、ロボットアーム等で支持して受
板3上に載せたり、取り出したりできればよいのだが、
ワーク自身が細く、かつ受板が薄いので、うまく載せる
のが困難となる。また、ワーク4が細すぎてうまく掴め
ないとか、ワーク4が、砥石1,2の軸より下にあるの
で、移動中にワーク4が砥石1,2に触れ易い、とか、
研削油のせいでワーク4を認識できない等、多くの問題
があり、ロボットアームの使用はうまくいかなかった。
石2を研削砥石1に対して微小な角度傾ける方法が知ら
れている。このような構成とすると、研削砥石1とコン
トロール砥石2との間にワーク4の先端が挟まれ、研削
が開始されると、ワーク4は自然に図5(b)の矢印c
の方向に巻き込まれていく(あるいは引き込まれてい
く)。そこで、ワーク4の先端がストッパ5に当接した
ら、コントロール砥石2をa方向に移動してワーク4を
取り出せばよい。
工前の径で約0.8mmφと非常に細い上、先細加工さ
れているので先端径(先端から3mm部)は、0.13
mm〜0.32mmφと、さらに細くなっていて、スト
ッパ5に当接すると、ワーク4の先端が曲がり易く、先
細加工される長さを正確に保つことができない。ストッ
パ5を用いずに、コントロール砥石2の回転速度等で制
御しようとしても、先細部の長さを一定に保つことは困
難である。そして先細部の長さが異なると、先端の径な
ども相違して、ブローチ等が一定の形状にならなくなっ
てしまう。
の問題を解決することにあり、極細材の先細加工におい
て、所定の長さの先細加工ができ、極細材に対する先細
加工が終わったら自動的にワークを取り出せるセンター
レスグラインダを提供することにある。
工がされ、先細加工が終わったら自動的にワークを取り
出せる先細加工された医療用極細材の製造方法を提供す
ることを目的としている。
加工ができるセンターレスグラインダを提供するために
本発明は、加工用の研削砥石と、コントロール砥石と、
これらの間にあってワークを支える受板と、を有するセ
ンターレスグラインダにおいて、該ワークを上記受板上
に沿って上記研削砥石とコントロール砥石との間に積極
的に押し込む押し部材を設けるとともにコントロール砥
石の外周面にワーク排出用切欠部を形成し、押し部材の
進退と、コントロール砥石の回転とを連動させ、該押し
部材がワークを所定の距離押し込んだとき、ワークが排
出用切欠部により排出される構成として研削加工を終了
させる構成を特徴としている。
方法を提供するために本発明は、加工用の研削砥石と、
コントロール砥石と、これらの間にあってワークを支え
る受板と、を有するセンターレスグラインダによって先
細加工された医療用極細材を製造する方法であって、上
記コントロール砥石の外周面にワーク排出用切欠部を形
成し、上記ワークを上記受板上に沿って押し部材により
上記研削砥石とコントロール砥石との間に押し込みなが
ら上記研削砥石によりワークの先端に先細加工をし、ワ
ークの先細加工が完了したときワークが上記ワーク排出
用切欠部に入って排出されるようにしたことを特徴とし
ている。
から図3は本発明の第1実施例の構成を示す図である。
これらの図において、1は研削砥石で、従来例と同じも
のである。11はコントロール砥石で、円周の1/2強
は従来と同じく、ワーク4を研削砥石1に押し付ける円
弧部11aであり、残りの1/2弱が切欠部11bとな
っている。切欠部11bは小径の円弧と外周11aとを
一端P1では半径方向の線でつなぎ、他端P2では接線
方向の線でつないだ形状で、切欠部11bの深さDは、
ワーク4の太さ(直径)より大きい。12は受板で、頂
部が平面となり、両側に両砥石に対応した円弧状あるい
は直線状の斜面があって幅の広い基部へとつながってい
る。13は先細加工が終了したワーク4を収容する箱で
ある。
を研削する毎にちょうど1回転するようになっており、
中心には、その回転軸と同心の円筒カム14が設けられ
ている。図3の符号15は駆動レバーで一端を軸15a
で回動自在に固定され、他端側には長孔15bが穿設さ
れている。また、駆動レバー15の中間にはカムフォロ
ア15cがあって、円筒カム14のカム面14aに当接
している。
ドで、中心に研削砥石1とコントロール砥石11との間
の隙間に向かうガイド溝18があり、このガイド溝18
に押し部材19がスライド自在にはめ込まれている。押
し部材19にはピン19aが立設され、このピン19a
が駆動レバー15の長孔15b内を摺動自在に入ってい
る。ガイド溝18の図における左端には押し部材19を
図の右側に付勢する押圧ばね21が設けられている。以
上の構成なので、コントロール砥石11の回転に伴い、
カムフォロア15cがカム面14aに沿って図3の左右
方向に移動してレバー15を軸15aを中心に回動さ
せ、カム面14aの変位量を拡大して押し部材19に伝
達し、図3の押し部材19を矢符号のようにガイド溝1
8に沿って進退させる。
と、該円筒カムのカム面14aにガイドされるカムフォ
ロア15cと、該カムフォロアを設けた駆動レバー15
とで、コントロール砥石11と押し部材19との動きを
関連付ける連動装置を構成している。
ーク4の長さとほぼ等しい幅のガイド溝23と、このガ
イド溝23内を摺動する送り込み用ブロック25とを有
する。ガイド溝23内に多数のワーク4を入れ、この送
り込み用ブロック25により、ワーク4を一本づつ押し
部材19の前面(図3の右側)に送り込む。
スグラインダがワーク4に先細加工をする作用について
説明する。まず、供給装置22から1つのワーク4を押
し部材19の前面に供給する。研削砥石1は高速で回転
しており、コントロール砥石11も図1又は図2の矢印
方向にゆっくりと回転している。コントロール砥石11
の回転に伴い、円筒カム14も回転するので、カムフォ
ロア15cがカム面14aに沿って砥石の回転軸の方向
に移動する。この移動により、押し部材19は、ワーク
4を研削砥石1とコントロール砥石11との間の隙間
(研削位置)に向けて移動させる。
図2(a) に示すように、ワーク4はコントロール砥
石11の切欠端部P2と当接して研削砥石1に押し付け
られ、研削が開始される。押し部材19は、引き続きワ
ーク4を押して図3の右側に進行していく。コントロー
ル砥石11が研削砥石1に対して、図6で説明したよう
に傾いていると、押し部材19で押し込まなくても自然
に巻き込んでいくが、本発明では、押し部材19が、こ
の巻き込み速度より大きな速度でワーク4を押し込んで
いくように円筒カム14のカム面14a形状が形成され
ている。もっとも、コントロール砥石11が研削砥石1
に対して傾斜していなくても、押し部材19でワーク4
を押し込めばよいので、要するに、押し部材19はワー
ク4を積極的に押し込めればよい。ワーク4を積極的に
押し込むことにより、押し部材19の押し込み長さを一
定にでき、ワーク4の先細加工される長さを高精度に揃
えることができる。
よる研削が進行し、ワーク4に対する所定の長さ、所定
の先細の研削加工が完了すると、コントロール砥石11
の切欠端部P1がワーク4に達し、ワーク4を挟んでい
た力が無くなり、ワーク4はフリーになって落下し、箱
13内に収容される。このとき研削液の流れはワーク4
を落下させるのを助ける。コントロール砥石11はゆっ
くりとした回転を続け、供給装置22は新たなワーク4
を押し部材19の前面に供給し、以下上記の動作を繰り
返す。コントロール砥石11の回転角と押し部材19の
押し込み量とは同調しているので、ワーク4の先細加工
を受ける長さは正確に一定となる。また、コントロール
砥石11は、図5の従来例で示すようにa,b方向へは
移動しないので、研削量も一定となり、先細部先端の径
も高精度に揃う。
る。この実施例と第1実施例とは、連動装置の部分が相
違するだけで、他の構成は同じである。すなわち、この
実施例には、円筒カム14や駆動レバー15が無く、代
わりにロータリエンコーダ28とアクチュエータ29と
が設けられている。ロータリエンコーダ28は、コント
ロール砥石11の回転角度を測定するものである。アク
チュエータ29は、予めインプットされたプログラムに
従い、ロータリエンコーダ28が示す回転角度に対応し
た速度で押し部材19を進退させる。
が押し部材19の前面に供給されると、アクチュエータ
29が押し部材19を駆動してワーク4を研削砥石1と
コントロール砥石11との間の研削位置に向けて押す。
ワーク4の先端が研削砥石1に接触すると、コントロー
ル砥石11の切欠端部P2がワーク4に当接して研削が
開始する。研削の進行に伴い、押し部材19が積極的に
ワーク4を押し込む。やがて、コントロール砥石11の
切欠端部P1がワーク4に達すると、ワーク4は落下し
て箱13内に収容される。一方、押し部材19は後退し
て初期位置に戻る。
を用い、コントロール砥石11を切欠部11bの無い従
来の形状とし、図5の矢符号a,b方向に移動させる構
成を採用することもできる。かかる構成としても、押し
部材19でワーク4を押す距離を一定にすれば、ワーク
4の先細加工される長さを高精度で一定に保つことがで
きる。
部を備えた形状として押し部材を無くした構成として
も、先細加工が終了した後のワークを容易に排出させる
ことができる。しかも、コントロール砥石11は移動し
ないので、ワーク4に加えられる先細の形状をある程度
の精度で一定に揃えることが可能である。
上記ワークを上記受板上に沿って上記研削砥石とコント
ロール砥石との間に積極的に押し込む押し部材を設ける
とともにコントロール砥石の外周面にワーク排出用切欠
部を形成し、押し部材の進退と、コントロール砥石の回
転とを連動させ、該押し部材がワークを所定の距離押し
込んだ時、ワークが排出用切欠部により排出される構成
として研削加工を終了させる構成としたので、ワークの
先細加工を受ける長さを正確に揃えることができる。
ので、研削完了後に確実にワークを取り出すことができ
る。また、コントロール砥石を研削砥石に向けて接近さ
せたり離したりする必要が無くなるので、センターレス
グラインダの構成が簡単になり、かつ先細加工の精度を
上げることができる。
細材のワークに対する先細部の長さが揃い、かつ先細形
状の揃った製品を得ることができる。
インダの第1実施例を示す図で、図3のI−Iから見た
図である。
を示す図、(b)は研削終了時のコントロール砥石の位
置を示す図である。
る。
図である。
ンダの概略構成を示す図で、(a)は正面図、(b)は
平面図である。
取り付けられる状態を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 加工用の研削砥石と、コントロール砥石
と、これらの間にあってワークを支える受板と、を有す
るセンターレスグラインダにおいて、該ワークを上記受
板上に沿って上記研削砥石とコントロール砥石との間に
積極的に押し込む押し部材を設けるとともにコントロー
ル砥石の外周面にワーク排出用切欠部を形成し、押し部
材の進退と、コントロール砥石の回転とを連動させ、該
押し部材がワークを所定の距離押し込んだとき、ワーク
が排出用切欠部により排出される構成として研削加工を
終了させることを特徴とする医療用極細材の先細加工用
センターレスグラインダ。 - 【請求項2】 加工用の研削砥石と、コントロール砥石
と、これらの間にあってワークを支える受板と、を有す
るセンターレスグラインダによって先細加工された医療
用極細材を製造する方法であって、上記コントロール砥
石の外周面にワーク排出用切欠部を形成し、上記ワーク
を上記受板上に沿って押し部材により上記研削砥石とコ
ントロール砥石との間に押し込みながら上記研削砥石に
よりワークの先端に先細加工をし、ワークの先細加工が
完了したときワークが上記ワーク排出用切欠部に入って
排出されるようにしたことを特徴とする先細加工された
医療用極細材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04255495A JP3379669B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 医療用極細材の先細加工用センターレスグラインダ及び先細加工された医療用極細材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04255495A JP3379669B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 医療用極細材の先細加工用センターレスグラインダ及び先細加工された医療用極細材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08317940A JPH08317940A (ja) | 1996-12-03 |
| JP3379669B2 true JP3379669B2 (ja) | 2003-02-24 |
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ID=12639277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04255495A Expired - Fee Related JP3379669B2 (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 医療用極細材の先細加工用センターレスグラインダ及び先細加工された医療用極細材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3379669B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5706367B2 (ja) * | 2012-05-11 | 2015-04-22 | 三明電機株式会社 | ワーク供給装置 |
| CN112338715B (zh) * | 2020-11-04 | 2021-11-26 | 南京禹智智能科技有限公司 | 全自动一字型胸针制造机 |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP04255495A patent/JP3379669B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH08317940A (ja) | 1996-12-03 |
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