JP4139621B2 - 塩化ビニル系重合体の製造方法 - Google Patents

塩化ビニル系重合体の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は塩化ビニル系重合体の製造方法に関する。更に詳しくは、重合度の高い塩化ビニル系重合体でも高い重合温度で重合が出来る、高生産性塩化ビニル系重合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
塩化ビニルの重合反応は発熱反応であるため、塩化ビニル重合体の製造においては重合反応に伴う発熱を重合機ジャケット冷却等で確実に除熱して重合反応を制御する事が必要であり、重合機の除熱能力が高いほど重合時間を短縮できるので、高い生産性で塩化ビニル系重合体を得る事が出来る。近年、重合機の大型化に伴い重合機の容積に対する除熱面積が低下する中で、内部ジャケット方式の導入やリフラックスコンデンサー技術の発展によって重合機の除熱能力を高め、高い生産性で塩化ビニル系重合体を製造できる種々の方法が発明されている。一方で、得られる塩化ビニル系重合体の重合度は重合温度に依存し、重合温度が高いほど得られる塩化ビニル重合体の重合度が低下することが広く知られている。従って、高い重合度の塩化ビニル系重合体を得ようとすれば、より低い重合温度で重合を行なう必要があり、低い重合温度になるほど重合内温とジャケット通水温度との温度差が小さくなりジャケット除熱能力が低下する。即ち、設備的改善によって重合機の除熱能力は高くなっているが、高重合度の塩化ビニル系重合体は低重合度の塩化ビニル系重合体に比べて低い生産性で製造せざるを得ないという課題があった。
【0003】
上記の問題を解決する為に、高い温度で重合する際に架橋剤を添加して重合度を高める方法が知られている。例えば特開平6−287236では、目的及び効果は異なるもののエチレン性二重結合を分子内に2個以上有する多官能性単量体を塩化ビニル系単量体に規定量添加することで、重合度アップできることが記されている。しかしながら、使用する架橋剤の選定を誤れば、例えば塩化ビニル単量体の重合反応に比べて架橋剤のみが急激に反応してしまい、得られた塩化ビニル系重合体の重合度は殆ど変わらずにTHFに不溶な高密度な架橋構造を有する塩化ビニル系重合体が出来てしまう。このような高密度架橋構造を有する塩化ビニル系重合体は通常の塩化ビニル成形方法では高密度架橋構造が完全に溶融しない為に成形体中に残存し、艶消し効果など特別な用途には使用できるものの、通常の塩化ビニル重合体で成形した成形体に比べて物理的性質の低下や表面状態の変化を引起こす。その為に架橋剤を選定する事が重要であり、特開平6−287236のようにエチレン性ニ重結合を分子内に2個以上有する多官能性単量体であればどのような架橋剤でも重合度を高くする作用が有る訳ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、THFに不溶な高密度架橋構造を形成せずに、ルーズな架橋反応によって塩化ビニル系重合体の重合度を高める効果を有する架橋剤により、高い重合度の塩化ビニル系重合体でも高い重合温度で重合可能で高生産性で塩化ビニル系重合体を製造できる方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記の問題に対し、架橋剤の反応性に関して鋭意検討を重ねた結果、アリルエーテル基を分子内に2個以上有する多官能性単量体を添加して重合反応を行うことで、THFに不溶な高密度架橋構造を形成せずにルーズな架橋反応によって塩化ビニル系重合体の重合度が高まる事を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
すなわち、本発明の塩化ビニル系重合体の製造方法は、通水ジャケット式除熱装置を設けた重合機で、塩化ビニル単量体または塩化ビニル単量体を主体とする共重合可能な単量体の混合物を重合させて、塩化ビニル系重合体を製造するに際し、架橋剤として、アリルエーテル基を分子内に2個以上有する多官能性単量体のみを使用し、前記架橋剤を塩化ビニル単量体100重量部あたり0.01〜0.5重量部添加し、得られる重合体のTHF不溶分率を5重量%以下とすることを特徴とする。
本発明において、アリルエーテル基を分子内に2個以上有する多官能性単量体が、トリメチロールエタンジアリルエーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテルのうち少なくとも1種であることが好ましい。また、60℃以上の温度で重合を行ない、かつ得られる塩化ビニル系重合体の重合度が1000以上としてもよい。さらに、50℃以上の温度で重合を行ない、かつ得られる塩化ビニル系重合体の重合度が1500以上としてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明において、アリルエーテル基を分子内に2個以上有する多官能性単量体は塩化ビニル単量体100重量部に対して0.01〜0.5重量部の範囲で添加できる。添加量が0.01重量部よりも少ないと十分な重合度アップ効果が得られず、また0.5重量部よりも多いと高密度架橋構造が形成されTHF不溶分率が高くなってしまうので、何れの場合も本発明の目的とする効果が得られない。
【0008】
また、アリルエーテル基を分子内に2個以上有する多官能性単量体は、上記の添加量の範囲内で重合開始前から重合終了までの段階で一括または分割で添加する事が出来るが、より重合度アップ効果を引き出す為には塩化ビニル単量体と共に重合開始前に一括で仕込む事が望ましい。
【0009】
本発明において用いるアリルエーテル基を分子内に2個以上有する多官能性単量体としては、例えばエチレングリコールジアリルエーテル、ジエチレングリコールジアリルエーテル、グリセロールジアリルエーテル、プロパンジオールジアリルエーテル、ブタンジオールジアリルエーテル、トリメチロールエタンジアリルエーテル、トリメチロールエタントリアリルエーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、トリメチロールプロパントリアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリアリルエーテル等が上げられる。この中でも特にトリメチロールエタンジアリルエーテル及びトリメチロールプロパンジアリルエーテルが好適である。また、これらは合計の添加部数が上記の範囲内であれば、1種単独または2種以上の組み合せで使用しても差し支えない。
【0010】
本発明においては、塩化ビニル単量体に必要に応じて共重合可能な単量体を添加する事が出来る。塩化ビニル単量体と共重合可能な単量体としては、例えば、酢酸ビニル等のアルキルビニルエステル類、セチルビニルエーテルなどのアルキルビニルエーテル類、エチレン、プロピレン等のα−オレフィン類、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル類、塩化ビニリデン等のビニリデン化合物等が挙げられる。
【0011】
また本発明方法は、通水式ジャケット除熱装置を設けた重合機で重合を行なう場合に重合機の除熱能力を高める効果が発揮できる。通水式ジャケット除熱装置には内部ジャケット除熱装置等も含まれる。更にこれらジャケット除熱装置以外にリフラックスコンデンサーや冷凍機など外部除熱装置が設置されていても差し支えなく、むしろより生産性が上がるので好適である。
【0012】
本発明方法は、重合温度とジャケット冷却温度との温度差を大きくして重合時のジャケットでの除熱量を上げて、高生産性で塩化ビニル重合体を製造することが目的であることから、高い重合温度で重合する事が望ましく、50℃以上の温度で重合する事が好適であり、60℃以上の温度で重合するとさらに好適である。
【0013】
そして、本発明方法の重合を行なうに際しては、塩化ビニルの重合方法として従来から知られている懸濁重合方法、乳化重合方法、塊状重合方法、溶液重合方法等いずれの重合方法でも採用でき、その方法は制限されない。この中でも、特に懸濁重合が好ましい。また、これら採用する重合方法応じて、各々の重合方法において通常用いられる懸濁安定剤、乳化剤、溶媒、その他助剤等を必要に応じて適宜使用する事が出来る。更に、本発明方法においては、必要に応じて塩化ビニル系単量体の重合に通常使用される重合調整剤、連鎖移動剤、酸化防止剤、pH調整剤、スケール付着防止剤、ゲル化改良剤、帯電防止剤、充填剤、緩衝剤等を単独または2種以上添加することも出来る。これら重合に通常添加する公知の副原料の種類及び量によっても本発明は制限を受けない。
【0014】
また、重合を行なう際の開始剤も通常塩化ビニル重合体の製造に用いられる公知の重合開始剤の何れもが使用でき、その種類は制限されない。重合開始剤の一例として、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート、tert−ブチルパーオキシピバレート、tert−ブチルパーオキシネオデカノエート、クミルパーオキシネオデカノエート、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキシド等の有機過酸化物、アゾビス(イソブチロニトリル)、アゾビス(ジメチルバレロニトリル)等のアゾ化合物を挙げられる。これらは単独または2種以上の組み合わせで用いることが出来る。
【0015】
なお、本発明において、THF不溶分率とは、以下の方法で測定されたものをいう。塩化ビニル系重合体0.5gを300mlのフラスコに入れ、THFを150ml加えて、常温で5分震盪させた後、同じく常温で約2時間静置して不溶分を十分沈殿させ、上澄みのTHFをピペットで分離する。その後THFを追加して150mlとし、再度常温で5分震盪して2時間静置後上澄みのTHFを分離する。この作業を合計3回繰り返した後、グラスフィルターでTHF不溶分を濾過して分離し、乾燥してTHF不溶分の重量(g)を精秤する。得られたTHF不溶分の重量(g)を使用した塩化ビニル系重合体の重量0.5gで割って100を掛けることでTHF不溶分率(%)が得られる。
【0016】
このTHF不溶分率は塩化ビニル系重合体中の高密度架橋構造の重量割合を表すものである事から、高いとTHF不溶分の無い通常の塩化ビニル系重合体に比べて、得られる成形体の物理的性質の低下や表面状態の変化が発生するので、低い方が好ましい。具体的にはTHF不溶分率が5重量%以下であると通常の塩化ビニル系重合体に比べて損色無く使用でき、THF不溶分率が1重量%以下であると更に好適である。
【0017】
【実施例】
以下に本発明を実施例及び比較例により具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例及び比較例では、生産性を重合時間の長さで一元的に示せるように、重合時の最低ジャケット温度が全て25℃になるように油溶性開始剤の種類及び量を適宜調整して実施している。
【0018】
(実施例1)内容積4m3の攪拌機及び通水ジャケット式除熱装置を備えたステンレス製重合機に、脱イオン水2000kgと分散安定剤として平均重合度800でケン化度71モル%の部分ケン化ポリ酢酸ビニル2.60kgの5重量%水溶液、及び油溶性開始剤としてtert−ブチルパーオキシネオデカノエートを540g及び3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキシドを735g、更に、トリメチロールプロパンジアリルエーテルを1.63kg(塩化ビニル単量体100重量部に対して0.125重量部)を同時に仕込んだ。仕込み後、重合機内部を真空ポンプで減圧し酸素を除去した。続いて塩化ビニル単量体を1300kg仕込んだ。塩化ビニル単量体仕込後に系を64℃まで昇温して重合を開始し、引き続き一定温度で重合を行った。重合添加率が75%になったところで、未反応の塩化ビニル単量体を系外へ回収して反応を終了させ、重合時間及び重合時の最低ジャケット温度を記録した。重合機内の塩化ビニル単量体を大気圧まで除去した後、重合機内の塩化ビニル樹脂スラリーを遠心分離を用いた脱水機で脱水し、続いて流動乾燥機内で乾燥して塩化ビニル系重合体を得た。得られた塩化ビニル系重合体のTHF不溶分率を測定すると共に、塩化ビニル系重合体の重合度も以下の方法にて測定した。まず、THF不溶分率測定時に得られる最初の上澄みTHFの150mlを用い、これを自然蒸発にてTHFを50mlまで濃縮したところにメタノール200mlを加えてTHFに溶解している塩化ビニル系重合体を析出させる。更にグラスフィルターを用いて析出した塩化ビニル系重合体を分離した後乾燥し、得られた塩化ビニル系重合体0.2gを用いてJISK−6721に準拠した方法で重合度を測定した。これらの実験で得られた重合時間、最低ジャケット温度、THF不溶分率、重合度を表1に示す。
【0019】
(実施例2)実施例1から、添加するトリメチロールプロパンジアリルエーテルの量を2.28kg(塩化ビニル単量体100重量部に対して0.175重量部)に変更し、油溶性開始剤の量を、tert−ブチルパーオキシネオデカノエートを585g及び3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキシドを790gに変更した。それ以外は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
【0020】
(実施例3)実施例1から、添加するトリメチロールプロパンジアリルエーテルの量を3.90kg(塩化ビニル単量体100重量部に対して0.3重量部)に変更し、油溶性開始剤の種類と量を、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネートを1400gに変更し、更に重合温度を56℃に変更した。それ以外は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
【0021】
(比較例1)実施例1から、トリメチロールプロパンジアリルエーテルを添加せずに、油溶性開始剤の量を、tert−ブチルパーオキシネオデカノエートを435g及び3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキシドを590gに変更した。それ以外は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
【0022】
(比較例2)実施例1から、トリメチロールプロパンジアリルエーテルを添加せずに、油溶性開始剤の種類と量を、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート895gに変更し、更に重合温度を56℃に変更した。それ以外は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
【0023】
(比較例3)実施例1から、トリメチロールプロパンジアリルエーテルを添加せずに、油溶性開始剤の種類と量を、ジ(2−エチルヘキシル)パーオキシジカーボネート1065gに変更し、更に重合温度を51℃に変更した。それ以外は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
【0024】
(比較例4)実施例1から、トリメチロールプロパンジアリルエーテルを添加せずに、油溶性開始剤の種類と量を、クミルパーオキシネオデカノエート1425gに変更し、更に重合温度を36℃に変更した。それ以外は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
【0025】
(比較例5)実施例1から、トリメチロールプロパンジアリルエーテルに替えて、メタクリル酸アリルエステルを3.90kg(塩化ビニル単量体100重量部に対して0.3重量部)添加し、油溶性開始剤の量を、tert−ブチルパーオキシネオデカノエートを543g及び3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキシドを737gに変更した。それ以外は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
【0026】
(比較例6)実施例1から、トリメチロールプロパンジアリルエーテルに替えてトリエチレングリコールジアクリルエステルを3.90kg(塩化ビニル単量体100重量部に対して0.3重量部)添加し、油溶性開始剤の量を、tert−ブチルパーオキシネオデカノエートを435g及び3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキシドを590gに変更した。それ以外は実施例1と同様に行なった。結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
Figure 0004139621
(評価の結果)表に示される結果から、以下の点が観察できる。
(1)重合温度64℃でトリメチロールプロパンジアリルエーテルを添加した実施例1〜2では、同じ64℃で重合し、トリメチロールプロパンジアリルエーテルを添加していない比較例1に比べて、いずれも重合度が高くなっており、トリメチロールプロパンジアリルエーテルに重合度アップ効果があることが判る。また、トリメチロールプロパンジアリルエーテルの添加量が多くなるに従って、重合度アップ効果が大きくなる事も判る。
(2)同様に、重合温度56℃でトリメチロールプロパンジアリルエーテルを添加した実施例3でも、同じ56℃で重合し、トリメチロールプロパンジアリルエーテルを添加していない比較例2に比べて、大幅な重合度アップ効果があることが判る。
(3)さらに、実施例1〜3では、THF不溶分率がいずれも1重量%以下であり、高密度架橋構造が殆ど生成していない事が判る。
(4)一方、メタクリル酸アリルエステルを添加した比較例5及びトリエチレングリコールジアクリルエステルを添加した比較例6では、重合度アップ効果は無く、THF不溶分率が高くなっており、高密度架橋構造が生成している事が判る。
(5)重合時の最低ジャケット温度が同じ比較例1〜4から、より高い重合度の塩化ビニル系重合体を得る為には、重合温度を下げる必要があり、ジャケット除熱能力が低下する為に、重合時間が長くなる事が判る。
(6)得られる塩化ビニル系重合体の重合度と、重合時の最低ジャケット温度が同じ実施例1と比較例2、実施例2と比較例3及び実施例3と比較例4の比較から、各々実施例1〜3の方が比較例2〜4よりも重合時間が短くなっており、生産性が高い事が判る。特に実施例3は比較例4の半分以下の重合時間になっており、本発明方法が特に高重合度の塩化ビニル系重合体の製造に適している事が判る。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、重合度の高い塩化ビニル系重合体でも高い重合温度で重合が出来るので、高い重合度の塩化ビニル系重合体でも低い重合度の塩化ビニル系重合体と同等の高い生産性で製造する事が出来る。

Claims (5)

  1. 通水ジャケット式除熱装置を設けた重合機で、塩化ビニル単量体または塩化ビニル単量体を主体とする共重合可能な単量体の混合物を重合させて、塩化ビニル系重合体を製造するに際し、
    架橋剤として、アリルエーテル基を分子内に2個以上有する多官能性単量体のみを使用し、
    前記架橋剤を塩化ビニル単量体100重量部あたり0.01〜0.5重量部添加し、得られる重合体のTHF不溶分率を5重量%以下とすることを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
  2. アリルエーテル基を分子内に2個以上有する多官能性単量体が、トリメチロールエタンジアリルエーテル、トリメチロールプロパンジアリルエーテルのうち少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の塩化ビニル系重合体の製造方法。
  3. 得られる重合体のTHF不溶分率が重量%以下であることを特徴とする請求項1または2記載の塩化ビニル系重合体の製造方法。
  4. 60℃以上の温度で重合を行ない、かつ得られる塩化ビニル系重合体の重合度が1000以上であることを特徴とする請求項1、2または3記載の塩化ビニル系重合体の製造方法。
  5. 50℃以上の温度で重合を行ない、かつ得られる塩化ビニル系重合体の重合度が1500以上であることを特徴とする請求項1、2または3記載の高重合度塩化ビニル系重合体の製造方法。
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