JP4742760B2 - 難燃性ポリエステル系人工毛髪 - Google Patents
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Description
ところで、従来、難燃助剤として用いられるアンチモン化合物、例えば三酸化アンチモンの平均粒子径としては、分散性、難燃性の均一性、入手の容易さなどの点から、0.5〜1μm程度のものが広く使用されてきた。しかしながら、三酸化アンチモンは、平均粒子径0.4〜1.0μmの範囲での隠ぺい力が強く、該粒子径範囲の三酸化アンチモンを使用した場合、得られるフィラメントの色相が低下(白化)し、透明性が低下する傾向がある。また、三酸化アンチモンの平均粒子径が0.4μmより小さく、特に0.1μm以下になると、その隠ぺい力は小さくなり、色相の低下は小さくなってくるが、凝集を起こし易くなるため、凝集させずに均一に分散させることは難しい。凝集が起こった場合、糸切れが発生したり、難燃性の不均一化が起こる可能性がある。
例えば、1分子当り少なくとも2個のエポキシ基を含有するポリオルガノシロキサンとアミノ基を含有するポリオルガノシロキサンからなる処理剤(特許文献9)、両末端水酸基ポリオルガノシロキサン、1分子中にアミノ基とアルコキシ基を含有するポリオルガノシロキサン、及び/または、その部分加水分解物および縮合物からなる処理剤(特許文献10)による方法が開示されている。
本発明におけるアンチモン化合物(C)の使用量は、ポリエステル(A)100重量部に対し、0.5〜10重量部が好ましく、0.6〜9重量部がより好ましく、0.7〜8重量部がさらに好ましい。アンチモン化合物(C)の使用量が0.5重量部未満では、難燃効果の向上が小さくなる傾向があり、10重量部を超えると、加工安定性、外観性、透明性が損なわれる傾向がある。
本発明におけるポリオルガノシロキサン系繊維処理剤の具体例としては、
で表される構造単位を有するジオルガノシリコーン類、
で表される主鎖にアルキレンオキシド構造を含むポリオルガノシロキサン類があげられる。
で表される構造単位を有するポリオルガノシロキサン類;
で表される構造単位を有するポリオルガノシロキサン類;
で表される構造亜単位を有するポリオルガノシロキサン類が、あげられる。
(1)アミノ基を有する有機ケイ素化合物とビニル基を有するハロゲン原子含有有機化合物との付加反応は、アミノ基を有する有機ケイ素化合物のアミノ基とビニル基を有するハロゲン原子含有有機化合物のビニル基が付加することで化学的に結合する反応である。この付加反応は触媒を使用しなくても80℃前後の加熱条件下で約5時間攪拌することで進行する。
(2)ケイ素原子結合水素原子を有する有機ケイ素化合物とビニル基を有するハロゲン原子含有有機化合物との付加反応は白金触媒に代表され、通常、ヒドロシリル化反応用触媒と呼ばれている触媒の存在下、100℃前後の加熱条件下で約5時間攪拌することにより容易に進行する。
(3)アミノ基を有する有機ケイ素化合物とエポキシ基を有するハロゲン原子含有有機化合物との付加反応は、前記のアミノ基を有する有機ケイ素化合物とエポキシ基を有するハロゲン原子含有有機化合物によっておこる。
本発明におけるポリオルガノシロキサン系繊維処理剤(E)には、必要に応じて、適度な湿潤性を付与するために、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル、これらのランダム共重合ポリエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルエステル、ポリオキシアルキレンアルケニルエステル、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエステルよりなる群から選択される少なくとも一種と、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、N,N−ジヒドロキシエチルアルキルアミド、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンペンタエリスリトールアルキルエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン、アルキルアミン塩、アルキルアンモニウム塩、アルキルアラルキルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルピコリニウム塩、脂肪酸塩、ロジン酸塩、硫酸化脂肪酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホ脂肪酸エステル塩、ジアルキルスルホコハク酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルスルホコハク酸モノエステル塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルスルホコハク酸モノエステル塩、ポリオキシアルキレンアリールエーテルスルホコハク酸モノエステル塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、硫酸化油、硫酸化脂肪酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、アルケニル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアリールエーテル硫酸エステル塩など、を添加することもできる。
紡糸加工性は、紡糸により得られた未延伸糸を目視および手で触れて、糸の性状を評価した。
○:糸切れのない良好な性状の未延伸糸が得られる
△:ごくわずかの糸切れがある
×:糸切れがある、または、糸ががさついている
引張圧縮試験機(インテスコ社製、INTESCO Model201型)を用いて、フィラメントの引張強伸度を測定した。長さ40mmのフィラメント1本をとり、フィラメントの両端10mmを、接着剤を糊付けした両面テープを貼り付けた台紙(薄紙)で挟み、一晩風乾させて、長さ20mmの試料を作製した。試験機に試料を装着し、温度24℃、湿度80%以下、荷重3.4×10-3N×繊度(dtex)、引張速度20mm/分で試験を行ない、破断時の引張強度および伸度を測定した。同じ条件で試験を10回繰り返し、平均値をフィラメントの強伸度とした。
長さ30cm、総繊度10万dtexのトウフィラメントを太陽光のもと、目視により、標準フィラメント(ポリエチレンテレフタレートからなる総繊度10万dtexのトウフィラメント)と比較評価した。
○:標準フィラメントと同じレベルである
△:標準フィラメントに比べ、わずかに濁りがある
×:標準フィラメントに比べ、明らかに濁りがある
長さ30cm、総繊度10万dtexのトウフィラメントを手で触り、フィラメント表面のベタツキ感を評価した。
◎:非常に優れたすべり触感である
○:ベタツキ感なし
△:若干ベタツキ感がある
×:ベタツキ感がある
長さ30cm、総繊度10万dtexのトウフィラメントに繊維処理剤を付着させる。処理されたトウフィラメントに、くし(デルリン樹脂製)を通し、くしの通り易さを評価した。
◎:全く抵抗ない(非常に軽い)
○:ほとんど抵抗ない(軽い)
△:若干抵抗がある(重い)
×:かなり抵抗がある、または、途中で引っかかる
長さ30cm、総繊度10万dtexのトウフィラメントを、室温25℃、湿度40%の恒温恒湿室に24時間静置した後に、トウフィラメントの最上部を片手に持って垂直に垂らし、くし(NEW DELRIN COMB No.826)を0.3m/sの速度でトウフィラメントの上部3cmのところから、トウフィラメント下端まで、30回以上通過させたときのトウフィラメントの状態を観察した。
◎:変化なし(静電気の帯電がないため、トウが広がらない)
○:数本のフィラメントが外側にはねる
△:静電気で数十本のフィラメントが外側にはねる
×:静電気で全体的に広がる
繊度約50dtexのフィラメントを150mmの長さに切り、0.7gを束ね、一方の端をクランプで挟んでスタンドに固定して垂直に垂らす。有効長120mmの固定したフィラメントに20mmの炎を3秒間接炎させ、燃焼させて評価した。
◎:残炎時間が0秒(着火しない)
○:残炎時間が3秒未満
△:残炎時間が3〜10秒
×:残炎時間が10秒以上
◎:消火するまでのドリップ数が0
○:5以下
△:6〜10
×:11以上
16cm/0.25gのフィラメントを秤量し、端を軽く両面テープでまとめ、懸撚器で挟み撚りをかける。十分に撚りがかかったら、試料の真中を二つに折り2本を撚り合わせる。端をセロハンテープで止め、全長7cmになるようにする。得られた試料は、105℃にて60分間前乾燥を行ない、さらにデシケーターで30分以上乾燥させた。
ヘアーアイロンによるカールセットのしやすさ、カール形状の保持性の指標である。フィラメントを180℃に加熱したヘアーアイロンにかるく挟み、3回捲き予熱した。このときのフィラメント間の融着、フィラメントの縮れ、糸切れを目視評価した。次に、予熱したフィラメントをヘアーアイロンに捲きつけ、10秒間保持し、アイロンを引き抜く。この際の抜きやすさ(ロッドアウト性)、抜いたときのカールの保持性を目視評価した。
○:融着なし
△:若干あり
×:融着あり
○:縮れ、糸切れなし
△:縮れ、糸切れが若干ある
×:縮れ、糸切れがある
○:アイロンロッドが抵抗なく抜ける
△:若干抵抗がある
×:抵抗があり、抜け難い
○:セットが付きやすく、カールが安定している
△:セットは付く安いが、若干カールが崩れる
×:セットが付き難い、または、カールが崩れる
表1に示す比率の組成物を、水分量100ppm以下に乾燥し、着色用ポリエステルペレットPESM6100 BLACK(大日精化工業(株)製、カーボンブラック含有量30%、ポリエステルは(A)成分に含まれる)2部を添加してドライブレンドした後、二軸押出機(日本製鋼所(株)製、TEX44)に供給し、シリンダ設定温度280℃にて溶融混練し、ペレット化した後に、水分量100ppm以下に乾燥させた。次いで、溶融紡糸機(シンコーマシナリー(株)製、SV30)を用いてシリンダ設定温度280℃にてノズル径0.5mmφの丸断面ノズル孔を有する紡糸口金より溶融ポリマーを吐出し、口金下30mmの位置に設置した水温50℃の水浴中で冷却し、100m/分の速度で巻き取って未延伸糸を得た。得られた未延伸糸に対し、85℃に加熱したヒートロールを用いて4倍に延伸し、200℃に加熱したヒートロールを用いて熱処理を行い、30m/分の速度で巻き取り、単繊維繊度が50dtex前後のポリエステル系繊維(マルチフィラメント)を得た。
2:ポリブチレンテレフタレート、KOLON社製
3:ポリエチレンテレフタレートとポリシクロヘキシレンジメタクリレートの共重合ポリエステル、イーストマンケミカル社製
4:トリス(トリブロモネオペンチル)ホスフェート、大八化学工業(株)製
5:臭素化エポキシ系難燃剤、阪本薬品工業(株)製
6:臭素化フェノキシ樹脂難燃剤、東都化成(株)製
7:臭素化ポリカーボネートオリゴマー、帝人化成(株)製
8:三酸化アンチモン、平均粒子径3μm、日本精鉱(株)製
9:アンチモン酸ナトリウム、平均粒子径3.5〜5.5μm、日産化学(株)製
10:アンチモン酸ナトリウム、平均粒子径1.9μm、日本精鉱(株)製
11:三酸化アンチモン、平均粒子径0.5μm、日本精鉱(株)製
12:カルボジイミド構造(−N=C=N−)を有する芳香族ポリカルボジイミド、BAYER社製
表3に示す比率の組成物を、水分量100ppm以下に乾燥し、実施例と同様にして、単繊維繊度が50dtex前後のポリエステル系繊維(マルチフィラメント)を得た。
表5に示す比率の組成物を、水分量100ppm以下に乾燥し、ドライブレンドした後、二軸押出機(日本製鋼所(株)製、TEX44)に供給し、シリンダ設定温度280℃にて溶融混練し、ペレット化した後に、水分量100ppm以下に乾燥させた。次いで、溶融紡糸機(シンコーマシナリー(株)製、SV30)を用いてシリンダ設定温度280℃にて、直径1mmのノズル孔を40孔有する紡糸口金より溶融ポリマーを吐出し、20℃の冷却風により空冷し、100m/分の速度で巻き取って未延伸糸を得た。得られた未延伸糸に対し、85℃に加熱したヒートロールを用いて4倍に延伸し、200℃に加熱したヒートロールを用いて熱処理を行い、30m/分の速度で巻き取り、単繊維繊度が50dtex前後の難燃繊維(マルチフィラメント)を得た。
13:臭素化リン酸エステル系難燃剤、大八化学工業(株)製
5:臭素化エポキシ系難燃剤、阪本薬品工業(株)製
9: アンチモン酸ナトリウム、平均粒子径3.5〜5.5μm、日産化学(株)製
下記構造式(13)で示されるアミノ基含有シラン1部を三つ口フラスコにトルエン50部と共に仕込み均一に溶解した。次いで、下記構造式(14)で示される臭素含有有機化合物1部を仕込み均一に溶解した。90℃で5時間撹拌し下記構造式(15)で示される臭素含有有機ケイ素化合物(臭素含有量、35重量%)を合成した。減圧乾燥したものに、ポリオキシエチレンアルキルエーテル0.5部、水7.5部を加え、20%の乳化液を調整した。
(製造例1)〜(製造例2)で得られた繊維を用い、表6に示すポリオルガノシロキサン系繊維処理剤を含む水溶液を調製し、総繊度10万dtexのトウフィラメントを浸漬し、トウ重量に対して含液率20〜30%となるように絞り、表6に示す所定量(%omf)の繊維処理剤が付着するように溶液を付着させ、熱風乾燥機を用いて130℃にて10分間乾燥させた。
15:エポキシ変性シリコーン系繊維処理剤、松本油脂製薬(株)製
16:アミノ変性シリコーン系繊維処理剤、松本油脂製薬(株)製
17:架橋型シリコーン繊維処理剤用硬化剤、松本油脂製薬(株)製
18:アニオン系親水性繊維処理剤、松本油脂製薬(株)製
19:カチオン系親水性繊維処理剤、松本油脂製薬(株)製
20:ノニオン/カチオン系繊維処理剤、松本油脂製薬(株)製
21:PO/EOランダム共重合ポリエーテル系繊維処理剤、丸菱油化(株)製
22:アミノ変性シリコーン、丸菱油化工業(株)製
23:フェニルメチルシリコーン、フェニル基導入率62.5%、日本ユニカー(株)製
(製造例3)で得られた繊維を用い、表8に示すポリオルガノシロキサン系繊維処理剤を含む水溶液を調製し、総繊度10万dtexのトウフィラメントを浸漬し、トウ重量に対して含液率20〜30%となるように絞り、表8に示す所定量(%omf)の繊維処理剤が付着するように溶液を付着させ、熱風乾燥機を用いて130℃にて10分間乾燥させた。
Claims (25)
- ポリアルキレンテレフタレートおよびポリアルキレンテレフタレートを主体とした共重合ポリエステルの少なくとも1種からなるポリエステル(A)100重量部に対し、臭素含有難燃剤(B)5〜30重量部および、平均粒子径が1.5〜15μmのアンチモン化合物(C)0.5〜10重量部を溶融混練して得られる組成物から形成された難燃性ポリエステル系繊維からなる人工毛髪。
- ポリエステル(A)が、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートよりなる群から選ばれた少なくとも1種のポリマーである、請求項1記載の人工毛髪。
- 臭素含有難燃剤(B)が、臭素化芳香族系難燃剤、臭素含有リン酸エステル系難燃剤、臭素化ポリスチレン系難燃剤、臭素化ベンジルアクリレート系難燃剤、臭素化エポキシ系難燃剤、臭素化フェノキシ系難燃剤、臭素化ポリカーボネート系難燃剤、テトラブロモビスフェノールA誘導体、臭素含有トリアジン系化合物および臭素含有イソシアヌル酸系化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種の難燃剤である、請求項1または2記載の人工毛髪。
- アンチモン化合物(C)が、三酸化アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモンおよびアンチモン酸ナトリウムよりなる群から選ばれた少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれかに記載の人工毛髪。
- 難燃性ポリエステル系繊維が、(A)〜(C)に加え、さらに、ポリエステル(A)100重量部に対し、カルボジイミド化合物、ビスオキサゾリン化合物およびイソシアネート化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物(D)0.05〜10重量部を溶融混練して得られる組成物から形成された繊維である、請求項1記載の人工毛髪。
- カルボジイミド化合物、ビスオキサゾリン化合物およびイソシアネート化合物よりなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物(D)が、ポリ(4,4’−メチレンビスシクロヘキシルカルボジイミド)、ポリ(4,4’−ジフェニルメタンカルボジイミド)、ポリ(3,3’−ジメチル−4,4’−ジフェニルメタンカルボジイミド)、ポリ(ナフチレンカルボジイミド)、ポリ(p−フェニレンカルボジイミド)、ポリ(m−フェニレンカルボジイミド)、ポリ(トリルカルボジイミド)、ポリ(ジイソプロピルフェニレンカルボジイミド)、ポリ(メチル−ジイソプロピルフェニレンカルボジイミド)、ポリ(トリエチルフェニレンカルボジイミド)、ポリ(トリイソプロピルフェニレンカルボジイミド)、2,2’−p−フェニレンビス(2−オキサゾリン)、2,2’−m−フェニレンビス(2−オキサゾリン)、2,2’−o−フェニレンビス(2−オキサゾリン)、2,2’−p−フェニレンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,2’−p−フェニレンビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2’−m−フェニレンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,2’−m−フェニレンビス(4,4−ジメチル−2−オキサゾリン)、p−フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、トリフェニルメタントリイソシアネートおよび4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネートよりなる群から選ばれた少なくとも1種である、請求項5記載の人工毛髪。
- 請求項1記載の難燃性ポリエステル系繊維に、ポリオルガノシロキサン系繊維処理剤(E)を0.01〜1%omf付着させてなる人工毛髪。
- ポリオルガノシロキサン系繊維処理剤(E)が、反応性を有するポリオルガノシロキサン(E1)および硬化剤(E2)からなり、それぞれの成分比率が、重量比で、(E1)/(E2)=100/0〜50/50である、請求項7記載の人工毛髪。
- 反応性を有するポリオルガノシロキサン(E1)が、下記一般式(3)〜(5)で表される繰り返し構造を有するポリオルガノシロキサンである、請求項9記載の人工毛髪。
(式中、R1、R3はそれぞれ独立して、直鎖または分岐を有する炭素数1〜10アルキル基、炭素数6〜10のアリール基、または炭素数7〜10のアラルキル基を示し、R4は直鎖または分岐を有する炭素数1〜20のアルキレン基、または炭素数1〜80のアルキレンオキシ基を示し、X1はヒドロキシ基、エポキシ基またはアミノ基を示し、q、rはそれぞれ2〜150の整数を示す)
(式中、R1、R2、R3はそれぞれ独立して直鎖または分岐を有する炭素数1〜10アルキル基、炭素数6〜10のアリール基、または炭素数7〜10のアラルキル基を示し、R4は直鎖または分岐を有する炭素数1〜20のアルキレン基、または炭素数1〜80のアルキレンオキシ基を示し、X1はヒドロキシ基、エポキシ基またはアミノ基を示し、s、t、uはそれぞれ2〜100の整数を示す)
(式中、R1はそれぞれ独立して、直鎖または分岐を有する炭素数1〜10アルキル基、炭素数6〜10のアリール基、または炭素数7〜10のアラルキル基を示し、X2はそれぞれ独立して、ヒドロキシ基、アルコキシ基、フェノキシ基、チオアルコキシ基、アシロキシ基、アミノキシ基、ケトキシメート基、アミノ基、アミド基またはアルケニルオキシ基を示し、v、wはそれぞれ2〜100の整数を示す) - 硬化剤(E2)が、1分子中にエポキシ基、アミノ基およびイソシアネート基よりなる群から選ばれる少なくとも2個の反応性基を有する化合物および/またはシランカップリング剤である、請求項9記載の人工毛髪。
- 硬化剤(E2)のエポキシ基を有する化合物が、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル、トリエチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ジプロピレングリコールジグリシジルエーテル、トリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンジグリシジルエーテル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンジグリシジルエーテル、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタンジグリシジルエーテル、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパンジグリシジルエーテル、3,3′,5,5′−テトラメチル−4,4′−ジヒドロキシビフェニルジグリシジルエーテル、2,2′−ビス(4−(β−ヒドロキシプロポキシ)フェニル)プロパンジグリシジルエーテル、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル、3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートおよびビニルシクロヘキセンジオキシドよりなる群から選ばれた少なくとも1種である、請求項9または11記載の人工毛髪。
- 硬化剤(E2)のアミノ基を有する化合物が、エチレンジアミン、1,3−プロピレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、パラキシリレンジアミン、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジアミン、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジアミンおよび3−メチルペンタメチレンジアミンよりなる群から選ばれた少なくとも1種である、請求項9または11記載の人工毛髪。
- 硬化剤(E2)のイソシアネート基を有する化合物が、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,12−ドデカメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、水添化キシリレンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネートおよび4,4’−ジフェニルエーテルジイソシアネートよりなる群から選ばれた少なくとも1種である、請求項9または11記載の人工毛髪。
- 硬化剤(E2)のシランカップリング剤が、アミノ基含有シランカップリング剤およびエポキシ基含有シランカップリング剤よりなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項9または11記載の人工毛髪。
- ポリオルガノシロキサン系繊維処理剤(E)が、難燃性有機ケイ素化合物を含有する繊維処理剤(F)である、請求項9に記載の人工毛髪。
- 難燃性有機ケイ素化合物を含有する繊維処理剤(F)が、臭素原子を含有する有機基が炭素原子を介してケイ素原子に結合した有機ケイ素化合物(F1)、および/または、塩素原子を含有する有機基が炭素原子を介してケイ素原子に結合した有機ケイ素化合物(F2)を含有するものであって、(F1)および/または(F2)の合計含有量が、(F)全体を100重量%とした場合、10〜70重量%であり、かつ、(F1)または(F2)中の臭素および塩素の合計含有量がそれぞれ(F1)または(F2)を100重量%とした場合、10〜50重量%である、請求項16記載の人工毛髪。
- 難燃性有機ケイ素化合物を主成分とする繊維処理剤(F)が、フェニル基またはフェニル誘導基がケイ素原子に結合した構造を有し、ケイ素へのフェニル基またはフェニル誘導基の導入率が30%以上であり、かつ、臭素原子または塩素原子を含まない有機ケイ素化合物(F3)を含有するものである、請求項16記載の人工毛髪。
- 請求項7記載の難燃性ポリエステル系繊維に、さらに、親水性繊維処理剤を付着させてなる人工毛髪。
- 難燃性ポリエステル系繊維が、非捲縮生糸状である、請求項1〜22のいずれかに記載の人工毛髪。
- 難燃性ポリエステル系繊維が、原着されている、請求項1〜23のいずれかに記載の人工毛髪。
- 難燃性ポリエステル系繊維の単繊維繊度が10〜100dtexである、請求項1〜24のいずれかに記載の人工毛髪。
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