JP7840904B2 - 17-メチルアルカン化合物の製造方法 - Google Patents
17-メチルアルカン化合物の製造方法Info
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Description
で表される1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物が提供される。
原子又は7-メチルトリコシル基を表す。)
で表される7-メチルトリコシル求核試薬に変換し、その後、該7-メチルトリコシル求核試薬(2)と、下記一般式(3):
で表されるアルキル求電子試薬とのカップリング反応により、下記一般式(4):
で表される17-メチルアルカン化合物を得る工程
を少なくとも含む、上記17-メチルアルカン化合物(4)の製造方法が提供される。
下記一般式(5):
で表される2-メチルオクタデシル求核試薬と、下記一般式(6):
で表される1,5-ジハロペンタン化合物とのカップリング反応により、上記1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を得る工程
を更に含む、上記17-メチルアルカン化合物(4)の製造方法が提供される。該製造方法は、上記1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を得る工程の後に、該1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を精製する精製工程を更に含んでいてもよく、該精製工程は蒸留のみによって行われてもよい。
下記一般式(7):
で表されるペンタデシル求核試薬と、下記一般式(8):
で表される1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物とのカップリング反応により、下記式(9):
で表される1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物を得る工程と、
上記1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物(9)から上記2-メチルオクタデシル求核試薬(5)を調製する工程と
を更に含む17-メチルアルカン化合物(4)の製造方法が提供される。
下記一般式(5):
で表される2-メチルオクタデシル求核試薬と、下記一般式(6):
で表される1,5-ジハロペンタン化合物とのカップリング反応により、下記一般式(1):
で表される1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を得る工程
を含む、上記1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)の製造方法が提供される。該製造方法は、上記1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を得る工程の後に、該1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を精製する精製工程を更に含んでいてもよく、該精製工程は蒸留のみによって行われてもよい。
(i)上記の1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)について、以下に説明する。
1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)として、融点又は溶媒溶解性の観点から、1-クロロ-7-メチルトリコサン、1-ブロモ-7-メチルトリコサンが好ましく、1-クロロ-7-メチルトリコサンが特に好ましい。
1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)は例えば、下記の化学反応式で示される通り、下記一般式(5)で表される2-メチルオクタデシル求核試薬と、下記一般式(6)で表される1,5-ジハロペンタン化合物とのカップリング反応により調製することができる。
上記一般式(5)におけるM2は、Li、MgZ2、CuZ2を表し、Z2はハロゲン原子又は2-メチルオクタデシル基を表す。
ハロゲン原子Z2としては、具体的には、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられる。
2-メチルオクタデシル求核試薬(5)は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、2-メチルオクタデシル求核試薬(5)は、例えば、後述されている製造方法によって調製することができる。
上記一般式(6)におけるX3及びX4は互いに同じであっても異なっていてもよいハロゲン原子を表す。ハロゲン原子X3及びX4としては、具体的には、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられる。
X3及びX4の組み合わせとしては、塩素原子と塩素原子、臭素原子と塩素原子、塩素原子とヨウ素原子、臭素原子と臭素原子、臭素原子とヨウ素原子、及びヨウ素原子とヨウ素原子等が挙げられる。
1,5-ジハロペンタン化合物(6)の具体例としては、1,5-ジクロロペンタン、1,5-ジブロモペンタン、1,5-ジヨードペンタン、1-ブロモ-5-クロロペンタン、1-クロロ-5-ヨードペンタン及び1-ブロモ-5-ヨードペンタン等が挙げられ、収率の観点から、1-ブロモ-5-クロロペンタン、1-クロロ-5-ヨードペンタン及び1-ブロモ-5-ヨードペンタンが好ましい。
1,5-ジハロペンタン化合物(6)は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、1,5-ジハロペンタン化合物(6)は、市販されているものであってもよく、また独自に合成したものであってもよい。
該カップリング反応において、2-メチルオクタデシル求核試薬(5)の使用量は、経済性の観点から、1,5-ジハロペンタン化合物(6)1モル(mol)に対して、好ましくは0.8~1.4モルである。
該溶媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該溶媒は、市販されているものを用いることができる。
該溶媒の使用量は、1,5-ジハロペンタン化合物(6)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは30~5000g、より好ましくは50~3000gである。
該触媒としては、塩化第一銅、臭化第一銅及びヨウ化第一銅等の一価のハロゲン化銅、並びに、塩化第二銅、臭化第二銅及びヨウ化第二銅等の二価のハロゲン化銅の銅化合物が挙げられ、反応性の観点から、一価のハロゲン化銅が好ましく、ヨウ化第一銅がより好ましい。
該触媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該触媒は、市販されているものを用いることができる。
該触媒の使用量は、1,5-ジハロペンタン化合物(6)1モルに対して、反応速度及び/又は後処理の観点から、好ましくは0.0003~0.3モル、より好ましくは0.001~0.1モルである。
該補触媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該補触媒は、市販されているものを用いることができる。
該補触媒の使用量は、1,5-ジハロペンタン化合物(6)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは0.001~0.500モル、より好ましくは0.005~0.200モルである。
該カップリング反応におけるハロゲン化リチウムの使用量は、反応性の観点から、1,5-ジハロペンタン化合物(6)1モルに対して、好ましくは0.005~0.250モルである。
該カップリング反応における反応時間は、用いる溶媒及び/又は反応スケールにより異なるが、反応性の観点から、好ましくは0.5~100時間である。
2-メチルオクタデシル求核試薬(5)は、常法に従い、又は下記で説明する方法に従って調製することができる。
2-メチルオクタデシルマグネシウム=ハライド試薬(5:M2=MgZ2;Z2は上記ハロゲン原子)はグリニャール試薬である。
上記一般式(9)におけるX7は、ハロゲン原子を表す。ハロゲン原子X7として、具体的には、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられる。
1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物(9)の具体例としては、1-クロロ-2-メチルオクタデカン、1-ブロモ-2-メチルオクタデカン及び1-ヨード-2-メチルオクタデカン等が挙げられる。
上記溶媒としては、一般的な溶媒、例えば、テトラヒドロフラン(THF)、2-メチルテトラヒドロフラン(2-MeTHF)、ジエチル=エーテル、ジブチル=エーテル、4-メチルテトラヒドロピラン(MTHP)、シクロペンチルメチルエーテル及び1,4-ジオキサン等のエーテル系溶媒;ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン及びクメン等の炭化水素系溶媒が挙げられるが、上記グリニャール試薬生成の反応速度の観点から、トルエン及びキシレン等の炭化水素系溶媒;並びに、テトラヒドロフラン、2-メチルテトラヒドロフラン及び4-メチルテトラヒドロピラン等のエーテル系溶媒が好ましく、テトラヒドロフラン、2-メチルテトラヒドロフラン及び4-メチルテトラヒドロピランがより好ましい。
該溶媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該溶媒は、市販されているものを用いることができる。
該溶媒の使用量は、1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物(9)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは30~5000g、より好ましくは50~3000gである。
上記マグネシウムとの反応における反応時間は、用いる溶媒及び/又は反応スケールにより異なるが、反応性の観点から、好ましくは0.5~100時間である。
1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物(9)は、常法に従い、又は下記で説明する方法に従って調製することができる。
上記一般式(7)におけるM3はLi、MgZ3、CuZ3又はCuLiZ3を表し、Z3はハロゲン原子又はペンタデシル基を表す。ハロゲン原子Z3としては、具体的には塩素原子、臭素原子及びヨウ素等が挙げられ、臭素原子及び塩素原子が特に好ましい。
ペンタデシル求核試薬(7)は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。ペンタデシル求核試薬(7)は、市販されているものであってもよく、又は、例えば、後述されている製造方法によって調製することができる。
上記一般式(8)におけるX5及びX6は互いに同じであっても異なっていてもよいハロゲン原子を表す。ハロゲン原子X5及びX6として、具体的には、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられる。
X5及びX6の組み合わせとしては、塩素原子と塩素原子、臭素原子と塩素原子、塩素原子とヨウ素原子、臭素原子と臭素原子、臭素原子とヨウ素原子、及びヨウ素原子とヨウ素原子等が挙げられる。
1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物(8)の具体例としては、1,3-ジクロロ-2-メチルプロパン、1,3-ジブロモ-2-メチルプロパン、1,3-ジヨード-2-メチルプロパン、1-ブロモ-3-クロロ-2-メチルプロパン、1-クロロ-3-ヨード-2-メチルプロパン及び1-ブロモ-3-ヨード-2-メチルプロパン等が挙げられ、収率の観点から、1-ブロモ-3-クロロ-2-メチルプロパン、1-クロロ-3-ヨード-2-メチルプロパン及び1-ブロモ-3-ヨード-2-メチルプロパンが特に好ましい。
1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物(8)は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物(8)は、市販されているものであってもよく、また独自に合成したものであってもよい。
該カップリング反応において、ペンタデシル求核試薬(7)の使用量は、経済性の観点から、1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物(8)1モルに対して、好ましくは0.8~1.4モルである。
該溶媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該溶媒は、市販されているものを用いることができる。
該溶媒の使用量は、1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物(8)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは30~5000g、より好ましくは50~3000gである。
該触媒としては、塩化第一銅、臭化第一銅及びヨウ化第一銅等の一価のハロゲン化銅、並びに、塩化第二銅、臭化第二銅及びヨウ化第二銅等の二価のハロゲン化銅の銅化合物が挙げられ、反応性の観点から、一価のハロゲン化銅が好ましく、ヨウ化第一銅がより好ましい。
該触媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該触媒は、市販されているものを用いることができる。
該触媒の使用量は、1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物(8)1モルに対して、反応速度及び/又は後処理の観点から、好ましくは0.0003~0.3モル、より好ましくは0.001~0.1モルである。
該補触媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該補触媒は、市販されているものを用いることができる。
該補触媒の使用量は、1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物(8)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは0.001~0.500モル、より好ましくは0.005~0.200モルである。
該カップリング反応におけるハロゲン化リチウムの使用量は、反応性の観点から、1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物(8)1モルに対して、好ましくは0.005~0.250モルである。
該カップリング反応における反応時間は、用いる溶媒及び/又は反応スケールにより異なるが、反応性の観点から、好ましくは0.5~100時間である。
ペンタデシル求核試薬(7)は、常法に従い、又は下記で説明する方法に従って調製することができる。
上記一般式(10)におけるX8は、ハロゲン原子を表す。ハロゲン原子X8として、具体的には、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられる。
1-ハロペンタデカン化合物(10)の具体例としては、1-クロロペンタデカン、1-ブロモペンタデカン及び1-ヨードペンタデカン等が挙げられる。
上記溶媒としては、一般的な溶媒、例えば、テトラヒドロフラン(THF)、2-メチルテトラヒドロフラン(2-MeTHF)、ジエチル=エーテル、ジブチル=エーテル、4-メチルテトラヒドロピラン(MTHP)、シクロペンチルメチルエーテル及び1,4-ジオキサン等のエーテル系溶媒;ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン及びクメン等の炭化水素系溶媒が挙げられるが、上記グリニャール試薬生成の反応速度の観点から、トルエン及びキシレン等の炭化水素系溶媒;並びに、テトラヒドロフラン、2-メチルテトラヒドロフラン及び4-メチルテトラヒドロピラン等のエーテル系溶媒が好ましく、テトラヒドロフラン、2-メチルテトラヒドロフラン及び4-メチルテトラヒドロピランがより好ましい。
該溶媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該溶媒は、市販されているものを用いることができる。
該溶媒の使用量は、1-ハロペンタデカン化合物(10)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは30~5000g、より好ましくは50~3000gである。
上記マグネシウムとの反応における反応時間は、用いる溶媒及び/又は反応スケールにより異なるが、反応性の観点から、好ましくは0.5~100時間である。
本発明の目的化合物の一つである、下記一般式(4)で表される17-メチルアルカン化合物は、下記の化学反応式で示される製造方法に従って調製される。
上記一般式(2)におけるM1は、Li、MgZ1、CuZ1又はCuLiZ1を表し、Z1はハロゲン原子又は7-メチルトリコシル基を表す。ハロゲン原子Z1としては、具体的には、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられる。
7-メチルトリコシルマグネシウム=ハライド試薬(2:M1=MgZ1)は、グリニャール試薬である。
該製造方法は、上記の1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を用いて7-メチルトリコシル求核試薬(2)を得る工程を少なくとも含む。
7-メチルトリコシルマグネシウム=ハライド試薬(2:M1=MgZ1、Z1は上記ハロゲン原子)は、例えば、下記の化学反応式で示される通り、上記1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を溶媒中、マグネシウムと反応させることにより調製することができる。
上記溶媒としては、一般的な溶媒、例えば、テトラヒドロフラン(THF)、2-メチルテトラヒドロフラン(2-MeTHF)、ジエチル=エーテル、ジブチル=エーテル、4-メチルテトラヒドロピラン(MTHP)、シクロペンチルメチルエーテル及び1,4-ジオキサン等のエーテル系溶媒;並びに、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレン及びクメン等の炭化水素系溶媒が挙げられるが、上記グリニャール試薬生成の反応速度の観点から、トルエン及びキシレン等の炭化水素系溶媒;並びに、テトラヒドロフラン、2-メチルテトラヒドロフラン及び4-メチルテトラヒドロピラン等のエーテル系溶媒が好ましく、テトラヒドロフラン、2-メチルテトラヒドロフラン及び4-メチルテトラヒドロピランがより好ましい。
該溶媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該溶媒は、市販されているものを用いることができる。
該溶媒の使用量は、1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは30~5000g、より好ましくは50~3000gである。
上記マグネシウムとの反応における反応時間は、用いる溶媒及び/又は反応スケールにより異なるが、反応性の観点から、好ましくは0.5~100時間である。
該製造方法は、上記の7-メチルトリコシル求核試薬(2)と、下記一般式(3)で表されるアルキル求電子試薬とのカップリング反応により、17-メチルアルカン化合物(4)を得る工程を少なくとも含む。
上記一般式(3)におけるX2は、ハロゲン原子又はp-トルエンスルホニルオキシ基(CH3-C6H6-SO2-O(TsO)基)を表す。ハロゲン原子X2としては、具体的には、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子等が挙げられ、臭素原子及びヨウ素原子が特に好ましい。
上記一般式(3)におけるnは、11~13を表す。
アルキル求電子試薬(3)の具体例としては、1-クロロドデカン、1-ブロモドデカン及び1-ヨードドデカン等の1-ハロドデカン化合物(n=11);ドデシル=p-トルエンスルホネート(n=11);1-クロロトリデカン、1-ブロモトリデカン及び1-ヨードトリデカン等の1-ハロトリデカン化合物(n=12);トリデシル=p-トルエンスルホネート(n=12);並びに、1-クロロテトラデカン、1-ブロモテトラデカン及び1-ヨードテトラデカン等の1-ハロテトラデカン化合物(n=13);テトラデシル=p-トルエンスルホネート(n=13)が挙げられ、調製のしやすさ(汎用性)の観点から、1-ハロドデカン化合物(n=11)、1-ハロトリデカン化合物(n=12)及び1-ハロテトラデカン化合物(n=13)が好ましい。なお、nが11である場合には、上記の7-メチルトリコシル求核試薬(2)と、nが11である該アルキル求電子試薬(3:n=11)とのカップリング反応により生じる17-メチルアルカン化合物(4)は、本発明の目的化合物の一つである17-メチルペンタトリアコンタン(4:n=11)である。また、nが13である場合には、上記の7-メチルトリコシル求核試薬(2)と、nが13である該アルキル求電子試薬(3:n=13)とのカップリング反応により生じる17-メチルアルカン化合物(4)は、本発明の目的化合物の一つである17-メチルヘプタトリアコンタン(4:n=13)である。
アルキル求電子試薬(3)は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、アルキル求電子試薬(3)は、市販されているものであってもよく、また独自に合成したものであってもよい。
X2がp-トルエンスルホニルオキシ基であるアルキル求電子試薬(3)は、X2がハロゲン原子であるアルキル求電子試薬(3)と同様に、上記のカップリング反応に使用することが可能である。これは、p-トルエンスルホニルオキシ基が臭素原子等のハロゲン原子と同様に良い脱離基となるからである(例えば、上記の非特許文献4の第2127頁、「Table 1」及びそれに関連する記載を参照されたい)。
該溶媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該溶媒は、市販されているものを用いることができる。
該溶媒の使用量は、7-メチルトリコシル求核試薬(2)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは30~5000g、より好ましくは50~3000gである。
該触媒としては、塩化第一銅、臭化第一銅及びヨウ化第一銅等の一価のハロゲン化銅、並びに、塩化第二銅、臭化第二銅及びヨウ化第二銅等の二価のハロゲン化銅の銅化合物が挙げられ、反応性の観点から、一価のハロゲン化銅が好ましく、塩化第一銅がより好ましい。
該触媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該触媒は、市販されているものを用いることができる。
該触媒の使用量は、7-メチルトリコシル求核試薬(2)1モルに対して、反応速度及び/又は後処理の観点から、好ましくは0.0003~0.300モル、より好ましくは0.001~0.100モルである。
該補触媒は、1種類又は必要に応じて、2種類以上を使用してもよい。また、該補触媒は、市販されているものを用いることができる。
該補触媒の使用量は、7-メチルトリコシル求核試薬(2)1モルに対して、反応性の観点から、好ましくは0.001~0.500モル、より好ましくは0.005~0.200モルである。
該カップリング反応におけるハロゲン化リチウムの使用量は、反応性の観点から、7-メチルトリコシル求核試薬(2)1モルに対して、好ましくは0.005~0.250モルである。
該カップリング反応における反応時間は、用いる溶媒及び/又は反応スケールにより異なるが、反応性の観点から、好ましくは0.5~100時間である。
上記一般式(4)におけるnは、上記一般式(3)で定義した通りである。
17-メチルアルカン化合物(4)の具体例としては、17-メチルペンタトリアコンタン(4:n=11)、17-メチルヘキサトリアコンタン(4:n=12)、及び17-メチルヘプタトリアコンタン(4:n=13)が挙げられる。
本発明の目的化合物の一つである17-メチルペンタトリアコンタン(4:n=11)を製造するカップリング反応の本工程においては、炭素数24のテトラコサンと、炭素数48の17,30-ジメチルヘキサテトラコンタンが不純物として副生する。しかしながら、該不純物と上記目的化合物である炭素数36の17-メチルペンタトリアコンタン(4:n=11)との間で沸点差を十分に確保することができる。また、不純物である炭素数48の17,30-ジメチルヘキサテトラコンタンは融点が非常に高いため、カップリング反応の後処理時に反応器の壁に固体として析出し有機層に溶けて混入してこないために容易に分離が可能である。従って、上記目的化合物は、蒸留精製、カラムクロマトグラフィー若しくは再結晶又はこれらの組み合わせにより上記不純物と容易に分離精製することが可能であり、結果として、高純度の17-メチルペンタトリアコンタン(4:n=11)を製造することができる。
同様に、本発明の目的化合物の一つである17-メチルヘプタトリアコンタン(4:n=13)を製造するカップリング反応の本工程においては、炭素数28のオクタコサンと、炭素数48の17,30-ジメチルヘキサテトラコンタンが不純物として副生する。しかしながら、該不純物と上記目的化合物である炭素数38の17-メチルヘプタトリアコンタン(4:n=13)との間で沸点差を十分に確保することができる。また、不純物である炭素数48の17,30-ジメチルヘキサテトラコンタンは融点が非常に高いため、カップリング反応の後処理時に反応器の壁に固体として析出し有機層に溶けて混入してこないために容易に分離が可能である。従って、上記目的化合物は、蒸留精製、カラムクロマトグラフィー若しくは再結晶又はこれらの組み合わせにより上記不純物と容易に分離精製することが可能であり、結果として、高純度の17-メチルヘプタトリアコンタン(4:n=13)を製造することができる。
以下、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
なお、以下において、「純度」は、特に明記しない限り、ガスクロマトグラフィー(GC)分析によって得られた面積百分率を示し、「生成比」はGC分析によって得られた面積百分率の相対比を示す。また、「収率」はGC分析によって得られた面積百分率を基に算出した。
各実施例において、反応のモニタリング及び収率の算出は、次のGC条件に従って行った。
GC条件:GC:島津製作所 キャピラリガスクロマトグラフ GC-2014,カラム:DB-5,0.25μmx0.25mmφx30m,キャリアーガス:He(1.55mL/分)、検出器:FID,カラム温度:150℃ 5℃/分昇温 230℃、UA-5,0.25μmx0.25mmφx10m,キャリアーガス:He(1.55mL/分)、検出器:FID,カラム温度:230℃ 10℃/分昇温 300℃。
収率(%)={[(反応によって得られた生成物の重量×%GC)/生成物の分子量]
÷[(反応における出発原料の重量×%GC)/出発原料の分子量]}×100
なお、THFはテトラヒドロフラン、NMPはN-メチル-2-ピロリドン及びEtはエチル基を表す。
1-クロロ-2-メチルオクタデカン(9:X7=Cl)の原料である1-クロロペンタデカンの製造
続いて、別の反応器にヨウ化第一銅(12.00g、0.063モル)、亜リン酸トリエチル(25.12g、0.15モル)、テトラヒドロフラン(630.00g)及び1-ブロモ-3-クロロプロパン(922.44g、5.86モル)を加えて、5~15℃にて、上記調製したドデシルマグネシウム=クロリドを滴下した。滴下終了後、10~20℃にて1時間撹拌した。次に、反応液に塩化アンモニウム水溶液(塩化アンモニウム(63.00g)と水(1735.66g))及び20質量%塩酸(63.00g)、25質量%水酸化ナトリウム水溶液(32.04g)を加えて分液し、そして、得られた有機層を減圧下で濃縮し、残留物を減圧蒸留することにより、1-クロロペンタデカン(1311.04g、5.26モル、純度99.08%、b.p.=150.3~152.3℃/0.37kPa(2.8mmHg))が液体として収率89.81%で得られた。得られた1-クロロペンタデカンにはドデシルマグネシウム=クロリドのホモカップリング体であるテトラコサンは含まれていなかった(GC検出限界以下)。
〔核磁気共鳴スペクトル〕1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ=0.88(3H,t,J=6.9Hz),1.21-1.34(22H,m),1.38-1.46(2H,m),1.77(2H,tt,J=6.9Hz,6.9Hz),3.53(2H,t,J=6.9Hz);13C-NMR(125MHz,CDCl3):δ=14.1,22.7,26.9,28.9,29.4,29.47,29.55,29.62,29.65,29.69,31.9,32.7,45.2
〔マススペクトル〕EI-マススペクトル(70eV):m/z 246(M+),217,203,189,175,161,147,133,119,105,71,57,43,29
〔赤外吸収スペクトル〕(D-ATR):ν=2955,2924,2854,1466,1377,1308,723,655
1-クロロ-2-メチルオクタデカン(9:X7=Cl)の製造
続いて、別の反応器にヨウ化第一銅(CuI)(9.02g、0.047モル)、亜リン酸トリエチル(P(OEt)3)(18.90g、0.11モル)、テトラヒドロフラン(947.60g)及び1-ブロモ-3-クロロ-2-メチルプロパン(8:X5=Br,X6=Cl)(755.52g、4.41モル、純度100%)を加えて、10~20℃にて、上記調製したペンタデシルマグネシウム=クロリドを滴下した。滴下終了後、10~20℃にて1.5時間撹拌した。次に、反応液に塩化アンモニウム水溶液(塩化アンモニウム(47.38g)と水(1305.32g))及び20質量%塩酸(90.72g)、25質量%水酸化ナトリウム水溶液(45.36g)を加えて分液し、そして、得られた有機層を減圧下で濃縮し、残留物を減圧蒸留することにより、1-クロロ-2-メチルオクタデカン(9:X7=Cl)(1190.20g、3.89モル、純度98.92%、b.p.=161.1~167.0℃/0.044kPa(0.33mmHg))が液体として収率88.20%で得られた。得られた1-クロロ-2-メチルオクタデカン(9:X7=Cl)には、ペンタデシルマグネシウム=クロリドのホモカップリング体であるトリアコンタンは含まれていなかった(GC検出限界以下)。
〔核磁気共鳴スペクトル〕1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ=0.88(3H,t,J=6.9Hz),1.00(3H,d,J=6.9Hz),1.20-1.50(30H,m),1.76-1.84(1H,m),3.48(1H,dd,J=10.5Hz,5.4Hz),3.40(1H,dd,J=10.5Hz,6.5Hz);13C-NMR(125MHz,CDCl3):δ=14.11,17.77,22.69,26.84,29.37,29.59,29.63,29.66,29.70,29.75,31.93,33.97,35.52,51.28
〔マススペクトル〕EI-マススペクトル(70eV):m/z 302(M+),253,197,188,169,153,141,127,113,105,99,85,71,57,41
〔赤外吸収スペクトル〕(D-ATR):ν=2924,2853,1465,1378,722,688
1-クロロ-7-メチルトリコサン(1:X1=Cl)の製造
続いて、別の反応器にヨウ化第一銅(4.43g、0.023モル)、亜リン酸トリエチル(9.28g、0.056モル)、テトラヒドロフラン(465.20g)及び1-ブロモ-5-クロロペンタン(6:X4=Br,X3=Cl)(409.88g、2.21モル、純度100%)を加えて、15~25℃にて、上記調製したペンタデシルマグネシウム=クロリドを滴下した。滴下終了後、20~30℃にて1.5時間撹拌した。次に、反応液に塩化アンモニウム水溶液(塩化アンモニウム(23.26g)と水(640.81g))及び20質量%塩酸(22.27g)、25質量%水酸化ナトリウム水溶液(11.83g)を加えて分液し、そして、得られた有機層を減圧下で濃縮し、残留物を減圧蒸留することにより、1-クロロ-7-メチルトリコサン(1:X1=Cl)(708.34g、1.85モル、純度97.18%、b.p.=183.1~196.2℃/0.044kPa(0.33mmHg))が液体として収率83.50%で得られた。得られた1-クロロ-7-メチルトリコサン(1:X1=Cl)には2-メチルオクタデシルマグネシウム=クロリド(5:M2=MgCl)のホモカップリング体である17,20-ジメチルヘキサトリアコンタンは含まれていなかった(GC検出限界以下)。
〔核磁気共鳴スペクトル〕1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ=0.84(3H,d,J=6.5Hz),0.88(3H,t,J=6.9Hz),1.04-1.12(2H,m),1.20-1.33(35H,m),1.38-1.47(2H,m),1.77(2H,tt,J=6.9Hz,6.9Hz),3.53(2H,t,J=6.9Hz);13C-NMR(125MHz,CDCl3):δ=14.11,19.68,22.70,26.90,26.93,27.09,29.25,29.37,29.66,29.71,29.74,30.02,31.93,32.68,32.71,36.95,37.06,45.17
〔マススペクトル〕EI-マススペクトル(70eV):m/z 357(M+-14),253,224,197,169,147,111,99,85,71,57,43,29
〔赤外吸収スペクトル〕(D-ATR):ν=2924,2853,1465,1377,1304,723,656
17-メチルペンタトリアコンタン(4:n=11)の製造
続いて、別の反応器に塩化第一銅(0.15g、0.0015モル)、亜リン酸トリエチル(1.46g、0.0088モル)、塩化リチウム(0.10g、0.0024モル)、テトラヒドロフラン(100.00g)及び1-ブロモドデカン(3:X2=Br、n=11)(32.38g、0.13モル)を加えて、15~25℃にて、上記調製した7-メチルトリコシルマグネシウム=クロリド(2:M1=MgCl)を滴下した。滴下終了後、20~30℃にて2.5時間撹拌した。次に、反応液に酢酸水溶液(酢酸(1.30g)及び水(35.79g))及び20質量%塩酸(2.72g)、25質量%水酸化ナトリウム水溶液(2.72g)を加えて分液し、そして、得られた有機層をそのまま減圧蒸留することにより、テトラコサンを分離した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0)により精製することにより、17-メチルペンタトリアコンタン(4:n=11)(56.51g、0.10モル、純度93.48%)が固体として収率80.23%で得られた。得られた17-メチルペンタトリアコンタン(4:n=11)には7-メチルトリコシルマグネシウム=クロリド(2:M1=MgCl)のホモカップリング体である17,30-ジメチルヘキサテトラコンタンは含まれていなかった(GC検出限界以下)。本実施例ではカラムクロマトグラフィーによる精製を行っているが、分離すべき不純物はないので蒸留及び/又は再結晶での精製も可能である。
〔核磁気共鳴スペクトル〕1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ=0.84(3H,d,J=6.9Hz),0.88(6H,t-like,J=6.9Hz),1.18-1.33(65H,m);13C-NMR(125MHz,CDCl3):δ=14.13,19.73,22.67,22.71,27.11,29.38,29.68,29.73,29.76,30.05,31.95,32.76,37.11
〔マススペクトル〕EI-マススペクトル(70eV):m/z 492(M+-14),280,252,224,197,183,169,155,141,127,113,99,85,71,57,43,29
〔赤外吸収スペクトル〕(D-ATR):ν=2956,2917,2850,1470,1377,720
17-メチルヘプタトリアコンタン(4:n=13)の製造
続いて、別の反応器に塩化第一銅(0.15g、0.0015モル)、亜リン酸トリエチル(1.46g、0.0088モル)、塩化リチウム(0.10g、0.0024モル)、テトラヒドロフラン(100.00g)及び1-ブロモテトラデカン(3:X2=Br、n=13)(36.02g、0.13モル)を加えて、15~25℃にて、上記調製した7-メチルトリコシルマグネシウム=クロリド(2:M1=MgCl)を滴下した。滴下終了後、20~30℃にて2時間撹拌した。次に、反応液に酢酸水溶液(酢酸(1.30g)及び水(35.79g))及び20質量%塩酸(2.72g)、25質量%水酸化ナトリウム水溶液(2.72g)を加えて分液し、そして、得られた有機層をそのまま減圧蒸留することにより、オクタコサンを分離した後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0)により精製することにより、17-メチルヘプタトリアコンタン(4:n=13)(54.82g、0.094モル、純度91.51%)が固体として収率72.18%で得られた。得られた17-メチルヘプタトリアコンタン(4:n=13)には7-メチルトリコシルマグネシウム=クロリド(2:M1=MgCl)のホモカップリング体である17,30-ジメチルヘキサテトラコンタンは含まれていなかった(GC検出限界以下)。本実施例ではカラムクロマトグラフィーによる精製を行っているが、分離すべき不純物はないので蒸留、再結晶での精製も可能である。
〔核磁気共鳴スペクトル〕1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ=0.84(3H,d,J=6.5Hz),0.88(6H,t,J=6.9Hz),1.03-1.12(2H,m),1.20-1.33(67H,m);13C-NMR(125MHz,CDCl3):δ=14.12,19.73,22.71,27.10,29.38,29.68,29.72,29.75,30.05,31.94,32.75,37.11
〔マススペクトル〕EI-マススペクトル(70eV):m/z 519(M+-1),463,393,351,308,252,183,169,155,141,71,57
〔赤外吸収スペクトル〕(D-ATR):ν=2958,2918,2850,1473,1464,1377,729,719
1-ブロモ-7-メチルトリコサン(1:X1=Br)の製造
〔核磁気共鳴スペクトル〕1H-NMR(500MHz,CDCl3):δ=0.84(3H,d,J=6.5Hz),0.88(3H,t,J=6.9Hz),1.03-1.14(2H,m),1.18-1.36(35H,m),1.39-1.47(2H,m),1.86(2H,tt,J=6.9Hz,6.9Hz),3.41(2H,t,J=6.9Hz);13C-NMR(125MHz,CDCl3):δ=14.11,19.68,22.70,26.87,27.09,28.23,29.13,29.37,29.66,29.71,29.74,30.02,31.93,32.71,32.86,34.02,36.94,37.06
〔マススペクトル〕EI-マススペクトル(70eV):m/z 403(M+-13),337,253,191,169,155,127,111,99,85,71,57,43,29
〔赤外吸収スペクトル〕(D-ATR):ν=2923,2853,1465,1377,1259,722,648,566
Claims (6)
- 下記一般式(1):
(式中、X1はハロゲン原子を表す。)
で表される1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物。 - 下記一般式(1):
(式中、X1はハロゲン原子を表す。)
で表される1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を下記一般式(2):
(式中、M1は、Li、MgZ1、CuZ1又はCuLiZ1を表し、Z1はハロゲン原子又は7-メチルトリコシル基を表す。)
で表される7-メチルトリコシル求核試薬に変換し、その後、該7-メチルトリコシル求核試薬(2)と、下記一般式(3):
(式中、X2はハロゲン原子又はp-トルエンスルホニルオキシ基を表し、nは11~13を表す。)
で表されるアルキル求電子試薬とのカップリング反応により、下記一般式(4):
(式中、nは上記で定義した通りである。)
で表される17-メチルアルカン化合物を得る工程
を少なくとも含む、前記17-メチルアルカン化合物(4)の製造方法。 - 下記一般式(5):
(式中、M2は、Li、MgZ2、CuZ2又はCuLiZ2を表し、Z2はハロゲン原子又は2-メチルオクタデシル基を表す。)
で表される2-メチルオクタデシル求核試薬と、下記一般式(6):
(式中、X3及びX4は互いに同じであっても異なっていてもよいハロゲン原子を表す。)
で表される1,5-ジハロペンタン化合物とのカップリング反応により、前記1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を得る工程
を更に含む、請求項2に記載の、17-メチルアルカン化合物(4)の製造方法。 - 下記一般式(7):
(式中、M3は、Li、MgZ3、CuZ3又はCuLiZ3を表し、Z3はハロゲン原子又はペンタデシル基を表す。)
で表されるペンタデシル求核試薬と、下記一般式(8):
(式中、X5及びX6は互いに同じであっても異なっていてもよいハロゲン原子を表す。)
で表される1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物とのカップリング反応により、下記式(9):
(式中、X7はハロゲン原子を表す。)
で表される1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物を得る工程と、
前記1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物(9)から前記2-メチルオクタデシル求核試薬(5)を調製する工程と
を更に含む、請求項3に記載の17-メチルアルカン化合物(4)の製造方法。 - 下記一般式(5):
(式中、M2は、Li、MgZ2、CuZ2又はCuLiZ2を表し、Z2はハロゲン原子又は2-メチルオクタデシル基を表す。)
で表される2-メチルオクタデシル求核試薬と、下記一般式(6):
(式中、X3及びX4は互いに同じであっても異なっていてもよいハロゲン原子を表す。)
で表される1,5-ジハロペンタン化合物とのカップリング反応により、下記一般式(1):
(式中、X1はハロゲン原子を表す。)
で表される1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)を得る工程
を含む、前記1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)の製造方法。 - 下記一般式(7):
(式中、M3は、Li、MgZ3、CuZ3又はCuLiZ3を表し、Z3はハロゲン原子又はペンタデシル基を表す。)
で表されるペンタデシル求核試薬と、下記一般式(8):
(式中、X5及びX6は互いに同じであっても異なっていてもよいハロゲン原子を表す。)
で表される1,3-ジハロ-2-メチルプロパン化合物とのカップリング反応により、下記式(9):
(式中、X7はハロゲン原子を表す。)
で表される1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物を得る工程と、
前記1-ハロ-2-メチルオクタデカン化合物(9)から前記2-メチルオクタデシル求核試薬(5)を調製する工程と
を更に含む、請求項5に記載の、1-ハロ-7-メチルトリコサン化合物(1)の製造方法。
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