JPH01124320A - コンバインの選別制御装置 - Google Patents

コンバインの選別制御装置

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JPH01124320A
JPH01124320A JP28380187A JP28380187A JPH01124320A JP H01124320 A JPH01124320 A JP H01124320A JP 28380187 A JP28380187 A JP 28380187A JP 28380187 A JP28380187 A JP 28380187A JP H01124320 A JPH01124320 A JP H01124320A
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佐藤 茂夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、脱穀装置における扱室からの漏下処理物を選
別処理する選別装置が、処理量に応じた選別状態に調節
自在に設けられ、機体の走行速度を検出する車速検出手
段と、車速か遅くなるほど処理量が小なる状態に対応す
る選別状態となるように、前記車速検出手段の検出情報
に基づいて前記選別装置の選別状態を自動調節する第1
自動調節手段と、手動設定される設定目標選別状態に前
記選前記選別装置の選別状態を自動調節する第2自動調
節手段とが設けられ、前記第1自動調節手段を作動させ
るか、前記第2自動調節手段を作動させるかを指示する
手動操作式の指示手段と、その指示手段の指示情報に基
づいて前記第1自動調節手段と前記第2自動調節手段と
を選択作動させる切り換え手段とが設けられ、同一車速
での目標選別状態を変更調節する手動操作式の制御条件
調節手段が設けられ、前記第1自動調節手段は、前記制
御条件調節手段の情報にも基づきながら、前記選別装置
の選別状態を自動調節するように構成されているコンバ
インの選前記選別装置に関する。
〔従来の技術〕
上記この種のコンバインの選前記選別装置は、コンバイ
ンの走行速度が速いほど刈取殻稈量が多くなって、脱穀
装置における処理物の量が多くなる傾向があることから
、車速に応じて選別装置の選別状態を自動調節すること
により、処理量に応じた選別状態となるようにしたもの
である。
但し、同一車速であっても、殻稈の着粒状態の違い等に
起因して脱穀装置における処理量が異なる場合があるの
で、同一車速での目標選別状態を変更調節する手動操作
式の制御条件調節手段が設けられている。
又、車速に拘らず、選別装置の選別状態を目標選別状態
に維持できるようにするために、第2自動調節手段が設
けられ、車速に応じて選別状態を自動調節する第1自動
調節手段と、選別装置の選別状態を目標選別状態に維持
させる第2自動調節手段とを、切り換えスイッチ等の手
動操作式の指示手段にて選択作動させることができるよ
うに構成されている。
そして、従来では、第2自動調節手段の目標選別状態を
設定する手段と、第1自動調節手段における制御条件設
定手段とが、各別に設けられていた。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来構成では、第2自動週節手段の目標選別状態を
設定する手段と、第1自動調節手段における制御条件設
定手段とが各別に設けられていた。ので、選別状態の調
節操作が面倒であり、操作を間違える虞れがあった。
又、第1自動調節手段と第2自動調節手段とが手動操作
式の指示手段にて選択作動するように構成されているこ
とから、例えば、第1自動調節手段が作動している状態
で、誤って、第2自動制御手段を作動させる状態に切り
換えられた場合において、第2自動調節手段による目標
選別状態が、第1自動調節手段にて調節されている選別
状態よりも処理量が小に対応する選別状態になっている
と、処理量に対応できなくなって、処理物の詰まり等の
トラブルを発生する虞れがあり、改善の余地があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、第
1自動調節手段及び第2自動調節手段夫々における目標
選別状態の調節を容易に行えるようにしながら、誤って
、第1自動調節手段と第2自動調節手段とを切り換えて
も、処理物の詰まり等のトラブルを発生しないようにす
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるコンバインの選前記選別装置の特徴構成は
、以下の通りである。
すなわち、前記第2自動調節手段は、前記制御条件設定
手段の情報に基づいて、最高車速の時に前記第1自動調
節手段が自動調節する選別状態を、前記設定目標選別状
態として判別するように構成されている点にある。
〔作 用〕
最高車速の時に第1自動調節手段が自動調節する選別状
態を、第2自動調節手段の設定目標選別状態として判別
させることにより、第1自動調節手段における選別状態
を調節する制御条件設定手段を利用して、第2自動制御
手段における設定目標選別状態を設定できるようにしな
がら、その設定目標選別状態が、処理量が大の状態に対
応する安全側の最高車速の時の選別状態となるようにす
るのである。
〔発明の効果〕
従って、誤って、第1自動調節手段から第2自動調節手
段に切り換えられても、処理量が大なる状態に対応した
安全側の最高車速における選別状態に自動調節されるこ
とになり、処理物の詰まり等のトラブル発生を回避でき
る。
尚、第2自動調節手段から第1自動調節手段に切り換え
られた場合には、自動的に車速つまり処理量に応じた選
別状態に制御されるので、処理物の詰まり等のトラブル
を発生する虞れはない。
又、一つの制御条件設定手段によって第1自動調節手段
及び第2自動調節手段夫々における選別状態を同時に調
節することができるので、再自動調節手段の選別状態の
一方のみを調節して他方の調節を忘れる等のトラブルが
発生することもなく、操作性を向上できるに至った。
もって、本来的に備える手段を有効利用した合理的な改
造によって、第1自動調節手段及び第2自動調節手段夫
々における選別状態の調節の操作性を改善しながら、第
1自動調節手段と第2自動調節手段との切り換え操作を
誤った場合にも、処理物の詰まり等のトラブルが発生し
ないようにできるに至った。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、クローラ走行装置(1)を備えた
機体(V)の上部に、脱穀装置(2)が搭載され、且つ
、刈取部(3)が前記機体(V)の前部に付設されて、
コンバインが構成されている。
前記刈取部(3)は、引き起こし装置(4)、殻稈の株
元を切断する刈刃(5)、及び、刈取殻稈を機体後方に
搬送する搬送装置(6)とを備えている。
尚、図中、(So)は、刈取殻稈を前記刈取部(3)か
ら前記脱穀装置(2)に向けて搬送する搬送装置(6)
の搬送経路中において刈取殻稈の株元に接触作用するこ
とにより、前記脱穀装置(2)への殻稈供給の有無を検
出する株元センサ(so)である。
第5図に示すように、前記機体(いに搭載されたエンジ
ン(E)の出力が、ベルトテンション式の脱穀クラッチ
(7)を介して前記脱穀装置(2)に伝動され、且つ、
ベルトテンション式の走行うラッチ(8)を介して前記
クローラ走行装置(1)の走行用変速装置(9)に伝動
されている。
又、前記走行用変速装置(9)に伝動される出力の一部
が、ベルトテンション式の刈取りラッチ(10)を介し
て前記刈取部(3)に伝動されている。
尚、図中、(S1)は前記走行用変速装置(9)の出力
回転数に基づいて前記機体(V)の走行速度を検出する
車速検出手段としての車速センサである。
但し、図示を省略するが、前記機体(V)の前後進切り
換え並びに車速は、前記走行用変速装置(9)を手動操
作することにより、人為的に調節されることになる。
第6図に示すように、前記脱穀装置(2)は、扱胴(1
1)を収納する扱室(A)、前記刈取部(3)から供給
される横倒れ姿勢の殻稈を挟持搬送するフィードチェー
ン(12)、排塵用の横断流ファン(13)、トウミ(
14)と揺動選別板(15)とからなる選別袋W(B)
、穀粒回収用の1番口(16)、及び、穀粒回収用の2
番口(17)の夫々を備えている。
前記扱室(A)の下部には、穀粒選別用の受網(18)
が設けられ、前記扱室(A)の終端部には、前記扱室(
A)内に残存する処理物を排出する排出口(19)が開
口されている。
但し、以下の説明において、前記光’A (18)を漏
下する処理物及び前記排出口(19)を通して排出され
る処理物を、前記扱室(八)からの漏下処理物と総称す
る。
前記揺動選別板(15)は、前記トウミ(14)の上方
に位置するグレンパン(2OLそのグレンパン(20)
に引き続いて位置するチャフシーブ(21)、そのチャ
フシーブ(21)に引き続いて位置するストロ−ラック
(22)、前記チャフシーブ(21)の始端側の下方に
位置する補助グレンパン(23)、及び、その補助グレ
ンパン(23)に引き続いて位置するグレンシーブ(2
4)の夫々を備え、それらが左右一対の側板(25)の
間に取り付けられている。
尚、第6図中、(26)は前記排出口(19)に対向し
て配置される排出口用のグレンパン、(27)はそのグ
レンパン(26)に引き続いて位置し、且つ、横方向に
並ぶ複数本の杆材であり、それらのグレンパン(26)
及び杆材(27)は前記揺動選別板(15)と共に揺動
されるようになっている。又、(28)は前記杆材(2
7)上の処理物に作用する刃付き回転体である。
第7図乃至第9図に示すように、前記チャフシーブ(2
1)は、処理物移送方向に並置される帯板状部材(a)
 、 (a”)にて構成され、そして、その帯板状部材
(a) 、 (a”)の隣合うものの間に形成される間
隔(S)を変更調節自在に構成されている。
説明を加えれば、複数個の帯板状部材(a)のうちの一
つの帯板状部材(a゛)の上端部が、前記左右一対の側
板(25)を貫通する支点軸(29)に外嵌され、且つ
、その帯板状部材(a゛)の下端側の両端部夫々に、前
記側板(25)に形成された長孔(b)を貫通する連結
ピン(30)が止着されている。
前記支点軸(29)及び前記連結ピン(30)の夫々に
外嵌者される左右一対のリンク(31)が設けられ、そ
の左右一対のリンク(31)の一方に操作アーム(32
)が取り付けられている。
前記−つの帯板状部材(a゛)を除く他の帯板状部材(
a)は、コの字状の取付金具(33)を用いて前記側板
(25)に取り付けられている。
つまり、前記コの字状の取付金具(33)は、上端側の
軸部分(33a)が前記側板(25)に貫通止着され、
且つ、下端側の軸部分(33b)が前記側板(25)に
形成された長孔(b)に貫通するように構成されている
。そして、前記他の帯板状部材(a)の下端側の両端部
夫々が、前記取付金具(33)の下端側の軸部分(33
b)に外嵌者されている。
前記連結ピン(30)及び複数個の取付金具(33)の
下端側の軸部分(33b)が、連係板(34)にて接続
され、もって、各帯板状部材(a)、(a’)を、それ
らの上端側を支点にして一体揺動させることにより、前
記間隔(S)を変更調節するように構成されている。
そして、前記間隔(S)を変更調節するためのチャフ調
節用の電動モータ(M1)が、前記脱穀装置(2)の固
定枠側に設けられ、前記間隔(S)が小となる閉じ側に
付勢するスプリング(35)が、前記操作アーム(32
)に連設され、その繰作ア、−ム(32)と、前記電動
モータ(M5)にて正逆転駆動される螺軸(36)に咬
合するコマ部材(37)とが、レリーズワイヤ(38)
にて連動連結されている。
尚、第7図中、(S2)は前記間隔(S)の調節状態を
前記コマ部材(37)の位置変化として検出するチャフ
開度検出用ポテンショメータであって、その操作レバー
(39)の遊端部が、前記コマ部材(37)に連結され
ている。
又、(40a) 、 (40b)は前記間隔(S)が調
節限度に達すると前記操作レバー(39)にて押圧捏作
されるスイッチであって、前記電動モータ(M1)を自
動停止させるために設けられている。
前記トウミ(14)は、その回転数を変速して選別風量
を変更調節できるように構成されている。
説明を加えれば、第10図及び第11図に示すように、
前記トウミ(14)の回転軸(14A)に付設された入
力プーリ(41)が、左右一対のプーリ部分(41a)
 、 (41b)に分割形成され、そして、その左右一
対のプーリ部分(41a) 、 (41b)の間隔を変
更調節して前記トウミ(14)の回転数を変更調節する
いわゆる割りプーリ式の変速装置(42)に構成されて
いる。
尚、第10図中、(43)は前記エンジン(E)の出力
を前記入力プーリ(41)に伝動する伝動プーリ、(4
4)はテンションプーリである。
前記左右一対のプーリ部分(41a) 、 (41b)
の−方(41a)は、前記回転軸(14A)に固着され
、他方(41b)は、前記回転軸(14A)の軸方向に
摺動自在に外嵌されている。
但し、前記摺動側の他方のプーリ部分(41b)は、固
定側の一方のプーリ部分(41a)に付設の連結ピン(
45)にて連結され、前記両プーリ部分(41a) 、
 (41b)は、一体回転しながら、且つ、その間隔を
変更調節できるようになっている。
前記両ブーり部分(41a) 、 (41b)の間隔を
変更調節する構成について説明すれば、前記摺動側のプ
ーリ部分(41b)のボス部にベアリング(46)を用
いて取り付けられた第1カム形成部材(47)と、前記
脱穀装置(2)の固定枠側に取り付けられた第2カム形
成部材(48)との夫々に、前記第1カム形成部材(4
7)の回転に伴って、前記両プーリ部分(41a) 、
 (41b)を遠近移動させるためのカム突起(47a
) 、 (48a)が形成されている(第12図参照)
そして、風量調節用の電動モータ(M2)が、前記脱穀
装置(2)の固定枠側に付設され、前記第1カム形成部
材(47)に、変速操作用の操作アーム(49)が付設
され、その操作アーム(49)と前記電動モータ(M2
)にて正逆転駆動される螺軸(50)に咬合するコマ部
材(51)とが、レリーズワイヤ(52)にて連動連結
され、もって、前記風量調節用の電動モータ(M2)に
て前記第1カム形成部材(47)が回転操作されて、前
記トウミ(14)の回転数を変更調節するように構成さ
れている。
尚、第10図中、(S5)は変速状態つまり選別風量を
前記コマ部材(52)の位置変化として検出するトウ定
風量検出用ポテンショメータであって、その操作レバー
(53)の遊端部が、前記コマ部材(52)に連結され
ている。
又、(54a) 、 (54b)は前記コマ部材(52
)が変速限度に達すると前記操作レバー(53)にて押
圧操作されるスイッチであって、前記電動モータ(Mり
を自動停止させるために設けられている。
又、第11図中、(S4)は前記トウミ(14)の回転
数を検出するトウミ回転数センサである。
もって、前記チャフシーブ(21)の間隔(S)を大小
に調節すると共に、前記トウミ(14)による選別風量
を強弱に調節することにより、前記選別装置(B)が処
理量の大小に応じた選別状態に調節自在に構成されてい
ることになる。
次に、前記チャフシーブ(21)の間隔調節用の電動モ
ータ(M1)及び前記トウミ(14)の選別風量調節用
の電動モータ(ト)を作動させて、前記選別装置(B)
の選別状態を制御するための制御構成について説明する
第1図に示すように、マイクロコンピュータ利用の制御
袋! (55)が設けられ、その制御装置(55)に、
選別状態を車速に応じて自動調節する第1自動調節手段
(100)を作動させるか手動設定された選別状態に自
動調節する第2自動調節手段(101)を作動させるか
を指示する手動操作式の指示手段としての脱穀オートス
イッチ(S5)、前記走行変速装置(9)が後退側に操
作されたか否かを検出して機体(V)が後退状態にある
か否かを検出するバックスイッチ(S6)、前記株元セ
ンサ(So)、前記エンジン(E)の回転数を検出する
エンジン回転数センサ(S7)、前記車速センサ(S1
)、前記トウミ回転数センサ(S5)、前記チャフ開度
検出用ポテンショメータ(SZ)、前記トウ定風量検出
用ポテンショメータ(S5)、同−車速におけるチャフ
開度を大小に調節するチャフ開度llff用ポテンショ
メータ(S5)、及び、同一車速におけるトウミ風量を
強弱に調節するトウミ風量調節用のポテンショメータ(
S9)の夫々が接続されている。
そして、前記制御装置(55)は、予め設定記憶された
情報及び各種の入力情報に基づいて、前記両電動モータ
(M1) 、 (Mz)を制御して、前記選別装置(B
)の選別状態を自動調節するように構成されている。
但し、前記脱穀オートスイッチ(S5)がOFF状態に
操作された場合には、前記チャフ開度調節用ポテンショ
メータ(S5)及びトウミ風量調節用のポテンショメー
タ(S5)を利用して、前記チャフシーブ(21)の開
度及び前記トウミ風量の夫々を手動調節できるように構
成されている。
つまり、前記制御装置(55)を利用して、前記選別装
置(B)の選別状態を車速に応じて自動調節する第1自
動調節手段(100)、手動設定される設定目標選別状
態に自動調節する第2自動調節手段(101)、及び、
手動操作式の指示手段としての前記脱穀オートスイッチ
(S5)の指示情報に基づいて前記第1自動調節手段(
100)と第2自動調節手段(101)とを選択作動さ
せる切り換え手段(102)の夫々が構成されているの
である。
前記選別装置(B)の選別状態の調節について説明すれ
ば、第3図(イ)に示すように、基本的には、車速か速
くなるほど刈取殻稈量が増大して前記脱穀装置(2)に
導入される穀稈量が多くなって処理量が増大して、車速
と前記脱穀装置(2)における処理量とが対応すること
から、前記車速センサ(S5)の検出情報に基づいて、
車速か大なるほど処理量が大なる状態に対応する選別状
態つまり前記チャフシーブ(21)の開度が大となり且
つ前記トウミ(14)による選別風量が大となるように
制御することになる。
但し、同一車速においても、殻稈の着粒状態の違い等に
よって実際の処理量が異なる場合もあることから、同一
車速におけるチャフ開度及び選別風量の夫々を大小に変
更調節できるように、前記チャフ開度調節用ポテンショ
メータ(S8)、及び、前記トウミ風量調節用のポテン
ショメータ(S5)の夫々によって、最高車速の時の選
別状態に対応するチャフ開度並びに選別風量の夫々を設
定すると共に、設定された最高車速における選別状態を
基準にして、その基準となる選別状態を車速に応じて補
正することにより、実際の選別状態が処理量に応じた選
別状態となるようにしである(第3図(E1) 、 (
ハ)参照)。
つまり、前記チャフ開度調節用ポテンショメータ(S8
)、及び、前記トウミ風量調節用のポテンショメータ(
S9)が、同一車速での目標選別状態を変更調節する手
動操作式の制御条件調節手段に対応することになる。
尚、前記株元センサ(So)がOFF状態となる回向時
等の非刈取作業時、及び、機体後退時には、車速に拘ら
ず設定された選別状態に維持されるようにしである。
次に、第2図に示すフローチャートに基づいて、前記制
御装置(55)の動作を詳述する。
制御が起動されるに伴って、先ず、前記脱穀オートスイ
ッチ(S5)がONであるかOFFであるかを判別し、
前記脱穀オートスイッチ(S5)がONである場合には
、前記チャフ開度及びトウミ風量の夫々の制御目標値か
ら、前記チャフ開度検出用ポテンショメータ(S2)及
びトウミ風量検出用ポテンショメータ(S3)の夫々に
て検出される現在値を減算して、トウミ偏差及びチャフ
偏差の夫々を求める。
但し、前記チャフ開度及びトウミ風量の夫々の制御目標
値は、詳しくは後述するが、前記チャフ開度調節用ポテ
ンショメータ(S@)及びトウミ風量調節用ボテンシゴ
メータ(S5)の夫々にて調節した最高車速の時の調節
値を車速に応じて補正して用いることになるが、制御起
動時には、予め設定された標準的な値に設定されること
になる。
一方、前記脱穀オートスイッチ(S5)がOFFである
場合には、チャフ開度及びトウミ風量が、前記チャフ開
度調節用ポテンショメータ(SO)及び前記トウミ風量
調節用のポテンショメータ(S5)の夫々によって設定
される各調節値に維持されるように、設定された調節値
から現在値を減算した値を、前記トウミ偏差及びチャフ
偏差として求める。
そして、前記トウミ回転数センサ(S4)の検出情報に
基づいて、翁記トウミ(14)が設定回転数(500r
pm)以上あるか否かを判別することにより、前記トウ
ミ(14)が回転しているか否かを判断する。
前記トウミ(14)の回転数が設定回転数以上ある場合
には、前記トウミ偏差の符号と大きさに基づいて、設定
不感帯内にあるか、処理量が小側に対応する回転数を低
下させて選別風を弱(する開側にあるか、及び、処理量
が大側に対応する強側にあるかの夫々を判別し、前記ト
ウミ偏差が、開側にある場合には、強側つまり回転数を
増大させる側に前記選別風調節用の電動モータ0+z)
を制御する強出力の処理を行い、強側にある場合には、
回転数を低下させる弱出力の処理を行い、そして、不感
帯内にある場合には、前記選別風調節用の電動モータ(
M2)を停止させて現在の選別状態を維持させることに
なる。
引き続き、前記チャフ偏差が処理量が小側に対応する閉
側、処理量が大側に対応する開側、設定不惑帯内の何れ
の状態にあるかを判別して、閉側にある場合には、前記
チャフシーブ(21)の間隔(S)を拡げるように前記
チャフ開度調節の電動モータ(M1)を作動させる閉出
力の処理を行い、開側にある場合には閉出力の処理を行
い、そして、不惑帯内にある場合には、停止させて現在
の選別状態を維持させることになる。
尚、前記トウミ(14)の回転数が設定回転数以下であ
る場合にはトウミ風量の調節は行わないようにすると共
に、その設定回転数以下である場合において、前記脱穀
オートスイッチ(S5)がOFF状態にある場合にも、
前記チャフ開度を変更調節できるようにしである。
つまり、前記トウミ風量の調節は、前述の如く、割りプ
ーリ式の変速装置(42)にて前記トウミ(14)の回
転数を変速して行うように構成されていることから、前
記脱穀装置(2)の運転停止状態においてはトウミ風量
を調節することはできないために、前記トウミ(14)
の回転数が設定回転数以下である場合には、前記トウミ
風量の調節を行わないようにしているのである。
但し、前記脱穀装置(2)が運転状態にある場合には、
前記チャフシーブ(21)が前記選別装置(B)ととも
に揺動されることから、その開度を確認することができ
ないので、前記トウミ(14)が設定回転数以下となる
前記脱穀装置(2)の運転停止状態においても、前記チ
ャフ開度調節用ポテンショメータ(S2)によってチャ
フ開度を変更調節できるようにすることで、チャフ開度
の調節状態を容易に点検できるようにしているのである
前記トウミ風量及びチャフ開度の夫々を調節した後は、
この選別状態の制御が設定時間(500is)毎に実行
されるようにするために、その設定時間(500is)
経過のタイミングをチエツクした後、前記バックスイッ
チ(S5)がON状態にあるか否かを判別する。
前記バックスイッチ(S6)がOFF状態である場合に
は、前記株元センサ(So)がON状態にあるか否かを
判別する。
そして、前記バックスイッチ(S&)がOFFで且つ前
記株元センサ(So)がONLでいる場合には、刈取作
業が行われている状態にあると判断して、始めてOFF
状態からON状態へ変化したか否かを判別することによ
り、作業開始であるか継続的に刈取作業が行われている
状態にあるかを判断する。
尚、前記バックスイッチ(S6)がONである場合、及
び、前記バックスイッチ(S6)がOFFで且つ前記株
元センサ(So)がOFFである場合における処理につ
いては後述する。
前記株元センサ(So)が始めてONLだ場合には、作
業開始であると判断して、前記エンジン回転数センサ(
S5)による現回転数を基準回転数として設定し、始め
てONしたのではない場合には、前記基準回転数が現回
転数よりも大であるか否かを判別して、基準回転数が現
回転数よりも大でない状態にある場合、つまり、現回転
数のほうが作業開始時に設定された基準回転数よりも大
である場合には、前記基準回転数を現回転数に更新する
次に、前記基準回転数と現回転数との偏差を回転数ダウ
ン値として求め、その回転数ダウン値が設定回転数(2
00rpn1)以上あるか否かを判別することにより、
前記エンジン(E)に対する負荷状態が過負荷状態にあ
るか否かを判断する。
前記回転数ダウン値が設定回転数(20Orpm)未満
である場合には、過負荷状態にないと判断して、前述の
如く、車速か遅いほど前記トウミ風量が開側となり且つ
前記チャフ開度が閉側となるように、前記車速センサ(
S5)の検出情報に基づいて、車速に応じて前記トウミ
風量を開側に補正するためのトウミ補正値及び前記チャ
フ開度を閉側に補正すまためのチャフ補正値の夫々を求
める(第3図(0)、(ハ)参照)。
但し、回転数ダウン値が設定回転数(20Orpm)以
上ある場合には、前記トウミ補正値及びチャフ補正値の
両方を零に設定して、前記選別装置(B)の選別状態を
最大処理量に対応する最高車速の時の設定選別状態に制
御することにより、脱穀装置(2)における処理物の排
出が迅速に行われるようにして、過負荷状態の解消が迅
速に行えるようにしている。
前記トウミ補正値及びチャフ補正値の夫々を求めた後は
、前記株元センサ(So)のON時間が作業開始から脱
穀処理が安定するに要する時間に対応して設定された第
1設定時間(1+・5秒)以上あるか否かを判別し、第
1設定時間未満である場合には、前記トウミ風量の目標
値を処理量が小の状態に対応する第1設定値(T5)に
設定し、第1設定時間以上である場合には、前記トウミ
風量調節用ポテンショメータ(S3)にて設定された調
節値から前記トウミ補正値を減算した値を、前記トウミ
目標値として設定する。
同様にして、前記株元センサ(So)のON時間が第2
設定時間(t、1・5秒)未満である場合には、前記チ
ャフ開度の制御目標値となるチャフ目標値を、処理量が
小の状態に対応する第2設定値(C1)に設定し、第2
設定時間以上である場合には、前記チャフ開度調節用ポ
テンショメータ(Sりによる調節値から前記チャフ補正
値を減算した値に設定して、選別状態の制御ループが一
巡することになる。
つまり、制御ループが一巡する毎に、前記エンジン(E
)の負荷状態、車速に対応して設定された補正値、及び
、前記株元センサ(So)のON時間の夫々に応じて設
定された目標値と現在値とが設定不惑帯内となるように
、前記チャフ開度及びトウミ風量が車速に応じて自動調
節されることになる。
もって、前記脱穀オートスイッチ(S5)がONの時に
は、前記チャフ開度調節用ポテンショメータ(S8)及
びトウミ風量調節用ボテンシゴメータ(S5)の夫々に
よって設定される最高車速の時の選別状態としての調節
値を、車速に応じて補正し、そして、その補正された目
標値と現在値との偏差が設定不惑帯内となるように、前
記チャフ開度及びトウミ風量を自動調節する処理が、第
1自動調節手段(100)に対応し、前記脱穀オートス
イッチ(戟)がOFFの時には、前記チャフ開度調節用
ポテンショメータ(S8)及びトウミ風量調節用ポテン
ショメータ(S5)の夫々によって設定される最高車速
の時の選別状態としての調節値と現在値との偏差が設定
不感帯内となるように、前記チャフ開度及びトウミ風量
を自動調節する処理が、第2自動調節手段(101)に
対応し、そして、前記脱穀オートスイッチ(S5)がO
NであるかOFFであるかに基づいて、前記チャフ偏差
及びトウミ偏差を、車速に応じて自動調節された制御目
標値から求めるか、前記チャフ開度調節用ポテンショメ
ータ(S8)及びトウミ風量調節用ポテンショメータ(
S5)による調節値から求めるかを切り換える処理が、
手動操作式の指示手段の指示情報に基づいて前記第1自
動調節手段(100)と前記第2自動調節手段(101
)とを選択作動させる切り換え手段(102)に対応す
ることになる。
前記バックスイッチ(S6)がONである場合、及び、
前記バックスイッチ(S5)がOFFで且つ前記株元セ
ンサ(So)がOFFである場合の制御について説明す
れば、機体後退時や回向時等の非刈取作業時には、車速
に拘らず前記脱穀装置(2)の処理量が少なくなるので
、その少ない処理量に対応する選別状態となるように、
前記チャフ開度及びトウミ風量夫々の目標値を、前記株
元センサ(So)がOFFしてから設定時間経過するま
では、現在の調節状態に維持すると共に、OFFしてか
ら設定時間経過するに伴って、予め設定された処理量が
小の状態に対応する設定値に維持させるようにしである
すなわち、前記株元センサ(So)がOFFしてからの
経過時間が第3設定時間(tz=5秒)未満である場合
には、前記トウミ風量の制御を停止させて現調節状態を
維持し、前記第3設定時間以上である場合には、前記ト
ウミ目標値を処理量が小の状態に対応して予め設定され
た第3設定値(T2)に設定するようにしである。
同様にして、前記株元センサ(So)が0FFf。
てからの経過時間が第4設定時間(1+□)未満である
場合には、前記チャフ開度の制御を停止させて現調節状
態を維持し、前記第4設定時間以上である場合には、前
記チャフ目標値を処理量が小の状態に対応して予め設定
された第4目標値(C2)に設定するようにしである。
尚、機体が後退状態で且つ前記株元センサ(So)がO
N状態にある場合には、前記株元センサ(So)がOF
Fしてからの経過時間が設定時間未満である状態と同じ
状態となることから、後退に切り換える直前の選別状態
に維持されることになる。
説明を加えれば、畦際等において刈取作業を行う場合に
は、圃場の殻稈列に対して前後進を繰り返しなから刈取
作業を行うことになるが、機体後退時には殻稈の刈取作
業が行われないにも拘らず、前進時において刈り取られ
た殻稈が前記脱穀装置(2)への搬送経路中にあって、
前記株元センサ(So)が0FFLない状態となる場合
があり、処理量が少なくなっているにも拘らず、車速に
応じた選別状態に制御されて、その少ない処理量に対応
した適正な選別状態に維持できなくなる虞れがある。
そして、前進から後退への切り換えは、減速停止した後
に前進から後退へ切り換えるように操作されることから
、後退状態に切り換える時には遅い車速に対応した選別
状態つまり処理量が小の状態に対応する選別状態になっ
ているので、選別状態の制御を停止させて現在の選別状
態に維持すれば、自動的に少ない処理量に対応した選別
状態に維持できることになる。
又、通常の前進時であっても、刈取作業が終了して前記
株元センサ(So)がOFFしても、しばらくは前記脱
穀装置(2)には処理物が滞留する状態となることから
、処理物が減少するまでは、現在の選別状態を維持させ
るのである。
〔別実施例〕
上記実施例では、車速センサ(S1)を、走行用変速装
置(9)の変速出力回転数に基づいて車速を検出するよ
うに構成した場合を例示したが、変速装置の操作状態に
基づいて間接的に車速を検出させるようにしてもよく、
車速検出手段の具体構成は各種変更できる。
又、上記実施例では、選別装置(B)の選別状態を、ト
ウミ(14)による選別風量とチャフシーブ(21)の
開度との両方を制御して調節させるようにした場合を例
示したが、何れか一方のみ番制御するようにしてもよい
又、上記実施例では、割りプーリ式の変速装置(42)
を用いて前記トウミ(14)の回転数を変速して選別風
量を調節するように構成した場合を例示したが、例えば
、前記トウミ(14)を電動モータ等の変速自在な装置
で駆動するようにしてもよく、選別風量を調節するため
の具体構成、並びに、前記チャフシーブ(21)の開度
を調節するための具体構成等、選別装置(B)の選別状
態を調節するための具体構成は、各種変更できる。
又、上記実施例では、選別装置(B)の選別状態を、車
速に応じて自動調節させるに、ポテンショメータ(ss
) 、 (S1)にて最高車速の時の制御目標値を制御
条件として調節すると共に、その最高車速における制御
目標値が車速か遅くなるほど小さい値となるように、車
速に応じて補正させるようにした場合を例示したが、例
えば、予め処理量に応じて設定された車速と選別状態と
の組み合わせ関係の複数組みを制御条件のパラメータと
して記憶させておき、その複数組みの選別状態をスイッ
チ等によって選択するようにしてもよく、同一車速での
目標選別状態を変更調節する手動操作式の制御条件調節
手段の具体構成は、各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインの選前記選別装置の実施
例を示し、第1図は制御構成のプロンり図、第2図は制
御作動のフローチャート、第3図(イ)は車速と選別状
態の関係を示す説明図、同図(ロ)は選別風量の補正値
と車速の関係を示す説明図、同図(ハ)はチャフ開度の
補正値と車速の関係を示す説明図、第4図はコンバイン
の概略側面図、第5図は伝動系統図、第6図は脱穀装置
の切り欠側面図、第7図はチャフシーブの構成を示す切
り欠側面図、第8図はその要部拡大側面図、第9図は帯
板状部材の取り付は構造を示す展開平面図、第10図は
トウミの変速構造を示す要部側面図、第11図はトウミ
の大カブーリ部の切り大正面図、第12図はカム形成部
材の展開平面図である。 (2)・・・・・・脱穀装置、(A)・・・・・・扱室
、(B)・・・・・・選別装置、(V)・・・・・・機
体、(S1)・・・・・・車速検出手段、(S5)・・
・・・・手動操作式の指示手段、(Ss) 、(S9)
・・・・・・制御条件調節手段、(100)・・・・・
・第1自動調節手段、(101)・・・・・・第2自動
調節手段、(102)・・・・・・切り換え手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脱穀装置(2)における扱室(A)からの漏下処理物を
    選別処理する選別装置(B)が、処理量に応じた選別状
    態に調節自在に設けられ、機体(V)の走行速度を検出
    する車速検出手段(S_1)と、車速が遅くなるほど処
    理量が小なる状態に対応する選別状態となるように、前
    記車速検出手段(S_1)の検出情報に基づいて前記選
    別装置(B)の選別状態を自動調節する第1自動調節手
    段(100)と、手動設定される設定目標選別状態に前
    記選前記選別装置(B)の選別状態を自動調節する第2
    自動調節手段(101)とが設けられ、前記第1自動調
    節手段(100)を作動させるか、前記第2自動調節手
    段(101)を作動させるかを指示する手動操作式の指
    示手段(S_5)と、その指示手段(S_5)の指示情
    報に基づいて前記第1自動調節手段(100)と前記第
    2自動調節手段(101)とを選択作動させる切り換え
    手段(102)とが設けられ、同一車速での目標選別状
    態を変更調節する手動操作式の制御条件調節手段(S_
    8)、(S_9)が設けられ、前記第1自動調節手段(
    100)は、前記制御条件調節手段(S_8)、(S_
    9)の情報にも基づきながら、前記選別装置(B)の選
    別状態を自動調節するように構成されているコンバイン
    の選別制御装置であって、前記第2自動調節手段(10
    1)は、前記制御条件設定手段(S_8)、(S_9)
    の情報に基づいて、最高車速の時に前記第1自動調節手
    段(100)が自動調節する選別状態を、前記設定目標
    選別状態として判別するように構成されているコンバイ
    ンの選別制御装置。
JP28380187A 1987-11-09 1987-11-09 コンバインの選別制御装置 Granted JPH01124320A (ja)

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JPH0585130B2 JPH0585130B2 (ja) 1993-12-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03251115A (ja) * 1990-02-27 1991-11-08 Kubota Corp 脱穀機

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JPH03251115A (ja) * 1990-02-27 1991-11-08 Kubota Corp 脱穀機

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