JPH01134477A - 導電性弾性ローラ及びその製造方法 - Google Patents

導電性弾性ローラ及びその製造方法

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JPH01134477A
JPH01134477A JP29316587A JP29316587A JPH01134477A JP H01134477 A JPH01134477 A JP H01134477A JP 29316587 A JP29316587 A JP 29316587A JP 29316587 A JP29316587 A JP 29316587A JP H01134477 A JPH01134477 A JP H01134477A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は例えば電子写真装置内に用いる帯電ローラ、転
写ローラ等のような心金とローラ表面の間に導電性をも
つ導電性弾性ローラ及びその製造方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来、この種の心金とローラ表面とを電気的に接続した
導電性を有する導電性弾性ローラとしては、例えば第1
8図に示すようなものがある。
これは、心金1の周囲に設けられた弾性ローラ部2に導
電フィラーを添加した一層構造の弾性ローラで、この弾
性ローラ部2は、未加硫の合成ゴム材料に導電カーボン
等の導電フィラーを所定の導電率になるよう添加して混
練し、これをローラ形状に成形し、さらに加熱加硫して
製造されている。
また、このような−層構造の導電性弾性ローラとしては
、弾性ローラ部2に熱可塑性エラストマー材料を使用し
、これに導電カーボン等の導電フィラーを同様に添加混
練したものを用いて射出成形して製造する方法が提案さ
れている。
一方、第19図は、心金1の周囲に非導電性の弾性ロー
ラ部3を設け、さらに弾性ローラ部3の表面に心金1と
電気的に接続する導電層4を設けた二層構造の導電性弾
性ローラで、この弾性ローラ部3は通常の合成ゴム材料
により加硫成形、或は熱可塑性エラストマーにより射出
成形され、その弾性ローラ部3の表面に所要の導電率を
有する導電塗料を塗布して導電層4を形成し、その際、
心金1との接着部分3a、3bにも導電塗料を塗布して
心金1とローラ表面との間に導電性を付与するように製
造されている。
[発明が解決しようとしている問題点]ところで、第1
8図に示す、導電ローラ部2に導電フィラーを添加する
一層構造の導電性弾性ローラでは、所要の導電率にする
ために添加する導電カーボン量が多いほど材料の硬度は
高くなる。
つまり、導電カーボン無添加の合成ゴム材料の硬度には
、材料強度、可塑剤のしみ出し等の問題から下限があり
、その結果導電ローラの表面硬度の下限はそれよりさら
に高くなる。例えば、最も軟かい部類であるJISに6
301 A硬度30度前後のEPDMゴムを用いて心金
径φ6 mm。
ローラ径φ12mmのローラにおいて、心金とローラ表
面との抵抗値を106〜107Ωに導電化すると硬度4
0度前後のローラとなり、また最も軟かい部類である硬
度15度前、後の熱可塑性エラストマーを用いて同様の
導電化をすると硬度40度前後のローラとなる。
ここでこのような−層構造の導電性弾性ローラを、例え
ば電子写真複写装置等の画像形成装置におて、感光体ド
ラムに直接接触して該感光体ドラム表面を帯電するため
の帯電ローラとして使用した場合、該感光体ドラムの表
面に帯電ローラが当接して回転するため、40度以上の
硬度の高いローラではドラムを帯電させるべく交流電圧
を印加した際に振動音が大きくなる傾向にあった。また
感光体ドラムの表面に形成されたトナー像を転写紙に転
写させるために転写紙に直接接触する転写ローラとして
使用する場合、40度以上の硬度の高いローラでは転写
不良をおこす傾向にあった。
このため帯電ローラ、転写ローラには硬度のより低い導
電性ローラが要求されるが、この−層構造の導電性弾性
ローラでは満足するものは得られなかった。
一方、第19図に示す導電塗料による二層構造の導電性
弾性ローラでは、−層構造で問題になフた硬度上昇の問
題は解決するが、二次加工工程により導電層4を塗布形
成するため、工程数が一つ増え、また塗装には溶剤の処
理等環境保護上設備が必要でコスト高となる。さらには
、心金1とローラ表面との電気的接続は、接着部分13
a、13bの2ケ所でのみ行なっていることから、弾性
ローラ部3の弾性変形等により電気的接続が断たれる危
険性が高い虞れがあった。
本発明の目的は、低硬度でしかも心金との電気的接続性
を弾性変形等に影響されることなく強固に維持でき、さ
らには少ない工数で製造することのできる導電性弾性ロ
ーラ及びその製造方法を提供せんとするものである。
[問題点を解決するための手段及び作用]本発明の目的
を達成するための導電性弾性ローラの要旨とするところ
は、心金の周囲に固着された熱可塑性エラストマーに導
電フィラーを添加した薄肉の第1の導電層と、該第1の
導電層の周囲に形成された熱可塑性エラストマーから成
る厚肉の非導電性のコア層と、該コア層の周囲に形成さ
れた熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した薄
肉の第2の導電層と、該第1の導電層と該第2の導電層
との間に該双方の導電層と一体的にその長さ方向に沿っ
て形成された熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添
加した薄肉の1又は複数の接続壁部とからなることを特
徴とする導電性弾性ローラにある。
また、心金の周囲に固着された熱可塑性エラストマーに
導電フィラーを添加した薄肉の第1の導電層と、該第1
の導電層の周囲に形成された熱可塑性エラストマーから
成る厚肉の非導電性のコア層と、該コア層の周囲に形成
された熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した
薄肉の第2の導電層とを備え、前記第1の導電層と前記
第2の導電層との一端部を接続していることを特徴とす
る導電性弾性ローラにある。 。
また、導電性弾性ローラの製造方法の要旨とするところ
は、熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加したも
のをスキン層材料とし、熱可塑性エラストマーに導電フ
ィラー無添加のものをコア層材料とし、心金をあらかじ
め所定位置に支持した金型を用いて、サンドイッチ射出
成形法により該スキン層材料を注入後、該コア層材料を
注入し、該スキン層材料により該コア層材料を包み込ま
せた流動樹脂部を該心金の周囲に沿って一方向又は複数
方向から取り囲ませるようにして合流させ、スキン層材
料により心金の周囲に薄肉の第1の導電層と、コア層材
料により該第1の導電層の周囲に厚肉の非導電性のコア
層と、スキン層材料により該コア層の周囲に薄肉の第2
の導電層と、キン層材料により該第1の導電層と該第2
の導電層との間をその長さ方向に沿って該双方の導電層
を接続する薄肉の1又は複数の接続壁部とからなる3層
構造のローラを一工程で成形するようにしたことを特徴
とする導電性弾性ローラの製造方法にある。
また、熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した
ものをスキン層材料とし、熱可塑性エラストマーに導電
フィラー無添加のものをコア層材料とし、心金をあらか
じめ所定位置に支持した金型を用いて、サンドイッチ射
出成形法により該スキン層材料を注入後、該コア層材料
を注入し、該スキン層材料により該コア層材料を包み込
ませた1包みの流動樹脂部を該心金の一端側から軸方向
に沿って流し込み、スキン層材料により心金の周囲に薄
肉の第1の導電層と、コア層材料により該第1の導電層
の周囲に厚肉の非導電性のコア層と、スキン層材料によ
り該コア層の周囲に薄肉の第2の導電層と、スキン層材
料により該第1の導電層と該第2の導電層との他端間を
該コア層の他端面を覆うように接続する接続端部とから
なる3層構造のローラを一工程で成形するようにしたこ
とを特徴とする導電性弾性ローラの製造方法にある。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
〈実施例1〉 第1図は本発明による導電性弾性ローラの実施例1を示
す斜視図ある。
10は熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した
樹脂よりなる薄肉の導電性の第1の導電スキン層で、心
金1の外周部に固着されている。11は弾性ローラ部の
核をなす導電フィラー無添加の熱可塑性エラストマーよ
りなる非導電性のコア層で、第1のスキン層10の外周
面に厚層に形成されている。12は第1のスキン層10
と同様の樹脂から成る薄肉の第2導電スキン層で、コア
層11の外周面に形成されている。13は第1、第2の
導電スキン層10.12との間を電気的に接続する第1
、第2の導電スキン層10.12と同様の樹脂からなる
薄肉の接続壁部で、コア層11内を軸方向に沿って第1
の導電スキン層10と第2の導電スキン層12と一体的
に形成され、軸方向における切口の端面はどの位置でも
図示の端面形状に形成されている。
熱可塑性エラストマー樹脂からなるコア層11は、導電
フィラー無添加であること、熱可塑性エラストマー樹脂
は材料の選択によりその硬度を任意の硬度とすることが
できるということから、コア層11を低硬度にすること
ができる。また、第1の導電スキン層10.第2の導電
スキン層12及び接続壁部13は熱可塑性エラストマー
樹脂に導電フィラーを添加したものであることから、使
用した熱可塑性エラストマーの硬度よりも硬度が上がる
が、いずれも薄肉に形成されているために、導電性弾性
ローラ全体の硬度に殆ど影響を及ぼさず、導電性弾性ロ
ーラ全体の硬度はコア層11の硬度と略等しい硬度とす
ることができる。
即ち、本実施例の導電性弾性ローラは、ローラの外周面
をなす第2の導電スキン層12を心金1の外周面に固着
される第1の導電スキx110と接続壁部13を介して
電気的に接続され、しかも接続壁部13は双方の導電ス
キン層10.12との間をその全長に渡り一体的に成形
されていることから、弾性変形等による導電不良が全く
生じることなく、しかも所望の硬度を得ることができる
こととなる。
次に、本実施例による導電性弾性ローラの製造方法の一
実施例を第2図乃至第4図を用いて説明する。
第2図において、20及び21はそれぞれ射出成形用の
割り型であり、双方の割り型2o、21の型合わせ面を
軸心とするように心金1の両端部を嵌合固定し、この心
金1の周囲に弾性ローラ部を形成するためのキャビティ
ー22が形成され、固定側の割り型21の上部に、心金
1の軸心と垂直に射出成形の樹脂をキャビティー22に
供給するランナ23が形成されており、第2図のA−A
矢視図は第3図(a)に示すようになっている。
この割り型20,21が装着される射出成形機は、2種
類の樹脂を連続的にキャビティー22に供給し、最初に
供給した樹脂(以下スキン層材料と称す)で、次に供給
した樹脂(以下コア層材料と称す)を包み込むことがで
きる、所謂サンドイッチ成形法用の射出成形機である。
先ず、第3図(b)に示すように、熱可塑性エラストマ
ーに導電フィラーを添加して所要の導電率にしたスキン
層材料24を適当量ランナ23に注入し、次いで、直に
熱可盟性エラストマーからなる非導電性のコア層材料2
5をランナ23に注入を開始する。なお、心金1には熱
可塑性エラストマーと接着性の良好なホットメルトタイ
プの接着剤が予め外周面に塗布された状態で割り型20
.21に装着されている。
コア層材料25をランナ23に注入すると、第3図(b
)に示すように、スキン層材料24はランナ23の内壁
面、キャビティー22の内周壁面及び心金1の外周面に
薄肉のスキン層を形成しながら、心金1の周方向並びに
軸方向に沿ってコア層材料により押し広げられ、心金1
の周方向において、ランナ23側から心金1を取り囲む
ように二股に分かれ、さらに、コア層材料25が注入さ
れると、その二股に分かれたスキン層の先端部がランナ
23と反対側に夫々まわり込み、第3図(d)に示すよ
うに、最後には該二股に分かれたスキン層の先端部が合
流して薄肉の合流部が軸方向に沿って1面形成されるこ
とになる。
即ち、割り型20.21内において、第4図(a) 、
 (b) 、 (c) に示すように、最初に注入した
導電性のスキン層材料24により、心金1の外周部に第
1の導電スキン層10と、キャビイテ−22の内周面に
第2の導電スキン層12と、第1の導電スキン層10と
第2のスキン層12との間の接続壁部13とが一体的に
形成され、コア層材料25により非導電性のコア層11
が第1の導電スキン層10と第2の導電スキン層12に
包まれるように同時に形成される。そして、割り型20
.21を開いて成形されたローラをランナと共に型から
取り出し、樹脂の注入部に成形された余分の成形部を切
除することにより、前述した従来の導電フィラーを添加
する1層構造の導電性弾性ローラでは得られなかった低
硬度、例えば硬度40度以下の第1図に示す導電性弾性
ローラを1回の成形工程で得られることとなる。
なお、スキン層材料24、コア層材料25の比率、温度
、射出圧力等の成形条件を設定することにより、第4図
に示すように、樹脂材の注入側と軸方向において反対側
の下端部を、スキン層材料24で包み込まずにコア層材
料25によるコア層11を剥き出しのままとしたり、第
5図に示すように、スキン層材料24により包み込むよ
うにすることができ、スキン層材料24でローラの端部
を包み込ませて第1の導電スキン層10と第2の導電ス
キン層12とを電気的に接続することにより、第1の導
電スキン層10と第2の導電スキン層12との間の通電
性を一層向上させることができる。
したがって本実施例の製造方法によれば、−回の成形工
程で前記導電性ローラが完成するため、前述従来例の導
電塗料による二層構造の導電性弾性ローラで問題になっ
た工程数が増える、コスト高となるというような問題が
解決されることとなる。
また、スキン層材料による樹脂の合流部により形成され
る、第1の導電スキン層11と第2の導電スキン層12
を電気的に接続する接続壁部分の長さはローラの長手寸
法にほぼ等しく、心金1に接触して確実に形成されるた
め、導電塗料による二層構造で問題になった、電気的接
続の断線の危険性はなくなり信頼性が飛躍的に良くなっ
た。
〈実施例2〉 第6図は実施例2の導電性弾性ローラの斜視図を示して
いる。
第1図に示した実施例1の導電性弾性ローラは、第1の
導電スキン層10と第2の導電性スキン層12とを心金
1の軸方向に延びる1面の導電性を有する接続壁部13
により接続するようにしているが、本実施例の導電性弾
性ローラは、心金1の軸対称位置に接続壁部13゜13
を設け、2面の接続壁部13により第1の導電スキン層
10と第2の導電スキン層12とを接続し、軸方向にお
ける切口の断面形状をどの位置においても第6図に示す
ローラの端面形状にしている。
したがって本実施例によれば、双方の導電スキン層10
.12とを2面の接続壁部13により接続しているので
、双方の導電スキン層10.12間の導電性をより一層
向上させることができることとなる。
次に、本実施例による接続壁部を2面有する導電性弾性
ローラの製造方法の一実施例を第7図乃至第11図に基
づいて説明する。
第7図において、30.31は上記したサンドイッチ成
形法用の射出成形機に装着される割り型で、心金1は型
合わせ面の上部に設けられた上部支持体32.33に嵌
合して支持固定されると共に、下部に設けられた下部固
定溝34.35に嵌合して固定される。双方の割り型3
0.31を閉じた状態において、上部支持体32.33
の両側には、第7図(b)及び第8図の固定側割り型3
0の正面図に示すように、キャビティー36に夫々連通
する、第1の樹脂流動路37と、第2の樹脂流動路38
とが軸対称に形成され、また、固定側の割り型31に形
成されたランナ39にこれらの第1の樹脂流動路38、
及び第2の樹脂流動路39が連通し、ランナ39からの
樹脂をこれらの第1、第2の樹脂流動路37.38で一
旦二つの樹脂の流れに分かれさせ、その後キャビティー
36内で合流させるようにしている。
このように形成された割り型31のランナ39に、先ず
スキン層材料24を上記した実施例1の場合と同様に適
当量注入し、次いでコア層材料25の注入を開始する。
スキン層材料24は、後から注入されるコア層材料25
により押し広げられながら、割り型内の型表面に薄層の
スキン層を形成しつつ第1の樹脂流動路37及び第2の
樹脂流動路38に向かう。第1の樹脂流動路37及び第
2の樹脂流動路38に達する直前までコア層材料25に
より押し広げられたスキン層材料24は、コア層材料2
5を−包みにしているが、この第1の樹脂流動路37及
び第2の樹脂流動路38を通過することにより、スキン
層によりコア層材料25を包み込んだ状態の樹脂流動部
が二包みキャビイナー36内に流れ込み、該二包みの樹
脂流動部が夫々心金1の外周部を軸対称位置から取り囲
みながら軸方向下方に流れ、キャビティー36内に充填
される。そして、心金1の外周部にその軸対称位置から
取り囲むようにして回り込んだ二包みの樹脂流動部は、
夫々その回り込み両端部が互いに心金1の略軸対称位置
で合流し、スキン層材料24からなる薄肉の合流部が2
面形成される。 即ち、割り型30.31内において、
第9図及び第10図に示すように、最初に注入した導電
性のスキン層材料24により、心金1の外周部に第1の
導電スキン層lOと、キャビチー36の内周面に第2の
導電スキン層12と、第1の導電スキン層10と第2の
導電スキン層12との間の2面の接続壁部13とが一体
的に形成され、コア層材料25により非導電性のコア層
11が、一対の接続壁部13で仕切られた状態で第1の
導電スキン層10と第2の導電スキン層12との間に包
み込まれるようにして、同時に形成される。そして、割
り型30.31を開いて成形されたローラをランナと共
に型から取り出し、樹脂の注入部に成形された余分の成
形部をカッター等により切除することにより、第11図
に示す導電性弾性ローラが得られる。
このように形成した本実施例の導電性弾性ローラを電子
写真装置内に用いる帯電ローラとして使用したところ、
感光体ドラムを帯電させるべく交流電圧を印加した際、
第16図に示す従来の導電性弾性ローラで発生する振動
音は、硬度40度のローラで51dBであったものが、
本実施例のローラでは硬度を15度とすることができ、
振動音を45dBに大幅に減少できた。また、転写ロー
ラとして使用したところ、硬度40度の従来のローラで
は転写不良が発生したが、硬度15度の本実施例のロー
ラでは発生しなくなった。
〈実施例3〉 第12図は実施例3の導電性弾性ローラを示している。
上記した実施例1.2は心金1の外周部に形成される第
1の導電スキン層10と第2の導電スキン層12との間
を心金1の軸方向に沿って一体的にスキン層材料により
形成される接続壁部13により接続するようにしている
が、本実施例は、第1の導電スキン層10と第2の導電
スキン層12とを、その一端部においてスキン層材料に
より接続し、第12図(a)に示す断面形状のように双
方の導電スキン層10.12との間にコア層11を包み
込み、双方の導電スキン層10,12をその一端部で電
気的に接続するようにしたものである。
次に、本実施例による導電性弾性ローラの製造方法を第
13図に基づいて説明する。
第13図において、割り型40.41内に装着固定され
る心金1は、その下端部のみが保持部46により支持固
定され、上方に延びる心金1の上部の周囲に形成される
樹脂流動路42には心金1の保持部を設けず、樹脂流動
路42の上方に設けたランナ43からの樹脂を、該樹脂
流動路42を通してキャビティー44に供給するように
している。
即ち、ランナ43内に樹脂注入口の反対側のキャビティ
ーの最端部45にスキン層を形成するように、スキン層
材料量24とコア層材料量25の比率を決めておき、上
記した実施例の場合と同様に、先ずスキン層材料24を
ランナ43内に注入し、次いでコア層材料25の注入を
開始すると、スキン層材料24は割り型40.41の内
面及び心金1の外表面にスキン層を形成しながら、スキ
ン層によりコア層材料25を包みこんだ1包みの樹脂流
動部が樹脂流動路42からキャビティー44に充填され
るので、心金1の周囲、及びキャビティー44の内壁面
の全面にコア層材料25を包み込むようにしてスキン層
材料24によるスキン層が形成され、上記した各実施例
のように、心金1の周囲を径方向から取り囲むようにス
キン層材料24が流動しないので、心金1の軸方向にお
いて、スキン層どうしが互いに合流するといったことが
ないために、上記した各実施例のように、第1の導電ス
キン層10と第2の導電スキン層12との間を軸方向に
おいて電気的に接続するための接続壁部13が形成され
ない。
なお、第12図に示したように、ローラの一端部をスキ
ン層材料24により覆い、双方の導電スキン層10.1
2を電気的に接続する導電性弾性ローラにおいて、ロー
ラの両端部まで有効部として、例えば電子写真複写装置
の帯電ローラ、転写ローラに用いると、スキン層材料2
4は導電フィラーの影響により硬度が高くなっているこ
とから、ローラの一端部の硬度がそれ以外の部分に比較
して高くなり、−様な接圧が得られなくなったり、部分
的に振動音の発生が生じるおそれがあるので、第14図
、第15図に示すように、ローラの一端部に形成される
スキン層材料24による接続端部50を段付形状とした
り、テーバを設けたりすることでその部分の全体的な硬
度の上昇を防ぐことができる。また第15図、第16図
に示すように、接続端部50を内側にテーパを付けたり
、内側に段を付けた形状とするようにしておけば、硬度
の高い部分は自由に変形することができるので、硬度上
昇による影響を防止することができる。
さらに、本発明の導電性弾性ローラは以上説明した実施
例に限らず、例えば帯電防止弾性ローラなと導電性を必
要とする弾性ローラにすべて採用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明による導電性弾性ローラに
よれば、従来の一層構造で起こる導電化による硬度の上
昇はなく、例えば硬度40度以下の低硬度の導電性弾性
ローラが得られると共に、心金とローラ表面との電気的
接続の信頼性を大幅に向上させることができた。
また、本発明による導電性弾性ローラによれば、導電性
フィラーを混入した熱可塑性エラストマーと、導電性フ
ィラー無添加の熱可塑性エラストマーを用いて、サンド
イッチ射出成形法により、心金のまわりに第1の導電層
、コア層、第2の導電層からなる3層構造の導電性弾性
ローラを1工程で成形でき、しかも第1.第2の導電層
を接続するための電気的接続部分を同材料により一体的
に成形しているので、電気的接続不良がなく、低硬度、
例えば硬度40度以下の導電性弾性ローラを大量に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による導電性弾性ローラの実施例1の斜
視図、第2図は第1図に示す導電性弾性ローラを製造す
るための割り型の断面図、第3図(a) 、 (b) 
、 (c) 、 (d)は成形工程を説明するための図
で、第2図のA−A矢視図である。第4図(a) 、 
(b)は第2図の割り型による成形状態を示し、(a)
は第2図と同方向から見た断面図、(b)は(a)のB
−B矢視図、第4図(c)は(b)のC−C線に沿って
切断したローラの断面図、(d)は(C)の縦断面図、
第5図は実施例1の変形例で、(a)は縦断面図、(b
)はそのA−A線に沿った断面図、第6図は実施例2の
導電性弾性ローラの斜視図、第7図(a)は第6図に示
す導電性弾性ローラを製造するための割り型の断面図、
(b)は(a)のA−A線に沿った断面図、第8図は第
7図のB−B線に沿った断面図、第9図(a)はその成
形状態を示す断面図、(b)はそのA−A線に沿った断
面図、第10図は第9図(a)のA−A線に沿った断面
図、第11図(a)は成形されたローラの断面図、(b
)はそのA−A線に沿った断面図、第12図(a)は実
施例3の導電性弾性ローラの断面図、(b)はそのA−
A線に沿った断面図、第13図は実施例3の成形用の割
り型の断面図、第14図、第15図、第16図、第17
図は導電性弾性ローラの他の実施例の一部断面図、第1
8図、第19図は従来の導電性弾性ローラを示す図であ
る。 1・・・心金 10・・・第1の導電スキン層 11・・・第2のコア層 12・・・第2の導電スキン層 13・・・接続壁部 20.21.30.31.40.41・・・割り型22
.36・・・キャビティー 23.39・・・ランナ 24・・・スキン層材料 25・・・コア層材料 32.33・・・上部支持体 34.35・・・下部固定溝 37.38・・・樹脂流動路 第3図 第4図 B(b) ! 第5図 (a) 第6図 第7図   第8図 町 (b) 第12図      第13図 第15図 〜11 第17図 第18図 第19図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)心金の周囲に固着された熱可塑性エラストマーに
    導電フィラーを添加した薄肉の第1の導電層と、該第1
    の導電層の周囲に形成された熱可塑性エラストマーから
    成る厚肉の非導電性のコア層と、該コア層の周囲に形成
    された熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した
    薄肉の第2の導電層と、該第1の導電層と該第2の導電
    層との間に該双方の導電層と一体的にその長さ方向に沿
    って形成された熱可塑性エラストマーに導電フィラーを
    添加した薄肉の1又は複数の接続壁部とからなることを
    特徴とする導電性弾性ローラ。
  2. (2)心金の周囲に固着された熱可塑性エラストマーに
    導電フィラーを添加した薄肉の第1の導電層と、該第1
    の導電層の周囲に形成された熱可塑性エラストマーから
    成る厚肉の非導電性のコア層と、該コア層の周囲に形成
    された熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した
    薄肉の第2の導電層とを備え、前記第1の導電層と前記
    第2の導電層との一端部を接続していることを特徴とす
    る導電性弾性 ローラ。
  3. (3)熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した
    ものをスキン層材料とし、熱可塑性エラストマーに導電
    フィラー無添加のものをコア層材料とし、心金をあらか
    じめ所定位置に支持した金型を用いて、サンドイッチ射
    出成形法により該スキン層材料を注入後、該コア層材料
    を注入し、該スキン層材料により該コア層材料を包み込
    ませた流動樹脂部を該心金の周囲に沿って一方向又は複
    数方向から取り囲ませるようにして合流させ、スキン層
    材料により心金の周囲に薄肉の第1の導電層と、コア層
    材料により該第1の導電層の周囲に厚肉の非導電性のコ
    ア層と、スキン層材料により該コア層の周囲に薄肉の第
    2の導電層と、スキン層材料により該第1の導電層と該
    第 2の導電層との間をその長さ方向に沿って該双方の導電
    層を接続する薄肉の1又は複数の接続壁部とからなる3
    層構造のローラを一工程で成形するようにしたことを特
    徴とする導電性弾性ローラの製造方法。
  4. (4)熱可塑性エラストマーに導電フィラーを添加した
    ものをスキン層材料とし、熱可塑性エラストマーに導電
    フィラー無添加のものをコア層材料とし、心金をあらか
    じめ所定位置に支持した金型を用いて、サンドイッチ射
    出成形法により該スキン層材料を注入後、該コア層材料
    を注入し、該スキン層材料により該コア層材料を包み込
    ませた1包みの流動樹脂部を該心金の一端側から軸方向
    に沿つて流し込み、スキン層材料により心金の周囲に薄
    肉の第1の導電層と、コア層材料により該第1の導電層
    の周囲に厚肉の非導電性のコア層と、スキン層材料によ
    り該コア層の周囲に薄肉の第2の導電層と、スキン層材
    料により該第 1の導電層と該第2の導電層との他端間を該コア層の他
    端面を覆うように接続する接続端部とからなる3層構造
    のローラを一工程で成形するようにしたことを特徴とす
    る導電性弾性ローラの製造方法。
JP29316587A 1987-11-20 1987-11-20 導電性弾性ローラ及びその製造方法 Granted JPH01134477A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628860U (ja) * 1991-03-30 1994-04-15 東海ゴム工業株式会社 半導電性ロール
EP0590768A3 (en) * 1992-09-28 1996-07-24 Fujitsu Ltd Image formation apparatus, developing device incorporated therein and conductive rubber roller used therein

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JPH0628860U (ja) * 1991-03-30 1994-04-15 東海ゴム工業株式会社 半導電性ロール
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