JPH0114323Y2 - - Google Patents

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JPH0114323Y2
JPH0114323Y2 JP212084U JP212084U JPH0114323Y2 JP H0114323 Y2 JPH0114323 Y2 JP H0114323Y2 JP 212084 U JP212084 U JP 212084U JP 212084 U JP212084 U JP 212084U JP H0114323 Y2 JPH0114323 Y2 JP H0114323Y2
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inner ring
spacer
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roll neck
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【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、圧延機のロールネツク用軸受、殊
に、少なくとも2個の内輪と、多列の円すいこ
ろ、又は円筒ころを有し、軸受の軸方向外端部が
適当な密封装置で密封されている密封型多列ころ
軸受の密封装置に関する。
従来技術 近時の圧延機においては、圧延精度の向上のた
めに多量の冷却水が使用され、これが圧延ロール
のロールネツク用軸受部に多量に潅水する。
このような冷却水、圧延油、スケール等が軸箱
内の軸受内部に侵入すると、軸受寿命を大幅に短
縮し、かつ振動の原因となつて圧延精度を劣化さ
せる。
そのため、例えば特公昭55−22648号公報に示
される如き密封装置が提案されている。これは第
1図に例示するように、ロールネツク8を軸箱7
内に軸支する軸受1が、少なくとも2個又はそれ
以上の内輪2と、間座6とをロールネツク8にル
ーズフイツトに嵌合した4列又は多列円すいころ
軸受とされ、外輪3の外側端面にインロー部4a
を介して同心に嵌合したシール保持環4にシール
部材5を保持させ、そのシールリツプを内輪2の
延長部2aに摺接させ密封型とされている。軸箱
7とロールネツク8との間には、接触型密封装置
9a,9b,9c等が設けられ、さらに密封性の
向上が計られている。
ところがこの種の軸受装置は、先にも述べたよ
うに、軸受及びロールの取扱い上、ロールネツク
と内輪とがルーズフイツトに嵌合されるものであ
るから、軸箱内に侵入した冷却水、圧延油、スケ
ール等が、ロールネツクと内輪とのハメアイスキ
マ、すなわち内輪内径面を伝つて内輪と間座との
合わせ面スキマから軸受内部に侵入することを防
ぎ得ないものであり、またこの部分からの軸受潤
滑剤(グリース)の流出を阻止できないものであ
るため、これらの原因により密封効果が低下して
しまう不都合がある。
一方、このような不都合を防止するために、例
えば特開昭54−69639号公報に示される如く、間
座の内径に、間座と内輪との間の合わせ面スキマ
をシールするシール部材を設けたものが提案され
ている。すなわち間座の内径面に、内輪の内径面
に形成した大きな面取斜面部にまで延びて該斜面
にシールリツプを摺接するシール部材を固設した
ものがあるが、シール部材、及びそのシールリツ
プ部には、径方向にある程度の厚みを与え、かつ
シール部材とロールネツクとが接触しないように
する必要があるから、内輪内径面の面取斜面を相
当に大きくえぐり取つた形にする必要があり、こ
のため内輪の間座側端面部の半径方向厚みが非常
に薄くなつてしまうことを避けられない。このよ
うに内輪端部の厚みが薄くなり、その端面の面積
が小さくなるということは、内輪のロールネツク
とのハメアイがルーズフイツトとされる以上、各
内輪間の相対スベル運動におけるスベル面圧が非
常に大きくなり、スムーズな相対スベル作動が得
られず、かつ内輪端面の摩耗を促進し、軸方向の
ガタを増す結果となる。
考案の目的 この考案は以上のような従来装置の欠点を解消
し、その密封効果をさらに向上すると共に、内輪
端部の厚みの減少、すなわち内輪端面の面積の減
少を防止して、内輪同志の相対スベル運動におけ
るスベリ面圧の軽減を目的とするものであり、さ
らに軸受の組立てを容易となすものである。
考案の特徴 この考案は、特に圧延機のロールネツク用密封
型多列ころ軸受において、少なくとも2個の内輪
間に介装される間座を、外周に円筒部を有する断
面T字形の環体に形成し、2個の内輪の間座側端
部外周に円筒部を形成して、間座の円筒部を内輪
の前記円筒部の外周部に臨ませ、間座の円筒部
に、その内外周面を覆被する弾性シール部材を装
着し、シール部材の内周面に形成したシールリツ
プを、内輪の円筒部外周面に摺接させたことを特
徴とするものである。
実施例 第2図はこの考案を具体化した一実施例を示す
図であつて、この場合、軸受10を4列の円すい
ころ11を有する多列円すいころ軸受となし、複
数に分割した外輪12、外輪間座13、2個に分
割した内輪14、両内輪間に介装した間座15に
より構成してある。外輪12の軸受外部側両端部
には、それぞれインロー16嵌合したシール保持
環17を同心配置に取付け、保持環17に保持さ
せたオイルシール18を、内輪14の円筒部19
の外周面に摺接させ、接触型の密封装置を構成し
ている。なお軸受10は図示のものに限定される
ものではなく、多列円筒ころ軸受、その他の多列
ころ軸受であつてもよく、その軸方向両外端部の
密封装置も、接触型、非接触型のいずれであつて
もよい。
以上の構成において、ロールネツク(図示せ
ず)にルーズフイツトに並設嵌合される両内輪1
4の間座15側端部外周に段部20を設けて円筒
部21を形成し、間座15の外周に円筒部21の
外周部に臨む円筒部22を形成して、間座15を
断面T字形の環状体に構成する。而して間座15
の円筒部22に、その内外周面を覆被する弾性シ
ール部材23を装着して、該シール部材23の内
周面に形成したシールリツプ24を、内輪14の
前記円筒部21の外周面に摺接させる。該シール
部材23は、軸受組立て前に予め間座15を装着
しておけば、軸受の組立てに何らの障害をも生じ
ない。図において、25は図示しない軸箱と軸受
10との間を密封するOリングである。
効 果 この考案は以上のように、2個、あるいはそれ
以上に分離された各内輪間に介装する間座の外周
に、該間座が断面T字形の環体となる円筒部を設
け、該円筒部にその内外周面を覆被する弾性シー
ル部材を装着して、内輪と間座との合わせ面スキ
マを密封したものであるから、 (1) ロールネツクと内輪とのルーズフイツトなハ
メアイにおけるハメアイスキマから、冷却水、
圧延油、スケール等が侵入するようなことがあ
つても、シール部材によりこれらが軸受内部ま
で侵入することを完全に防止すると共に、軸受
内のグリース等の潤滑剤の流出を完全に防止し
て、軸受、殊に密封型多列ころ軸受の密封性能
を著るしく向上し、軸受寿命を延長すると共
に、異物の侵入による軸受の振動を防止して圧
延精度の低下を防ぐ。
(2) 内輪の間座側端部外周に形成する段部は、シ
ールリツプの摺接、及び軸受内部空間の形成に
支障のない限り浅くして円筒部を形成すること
ができ、従つて該端部の厚みを大幅に減少する
不都合がなく、内輪端面の面積を充分に確保す
ることができ、内輪の相対スベリ運動における
スベリ面圧の増大を防ぎ、該端面の摩耗、カジ
リ等を防止してスムーズな相対スベリ運動が得
られる。
(3) 間座を断面T字形に形成しても、該間座と転
動体保持器との干渉が生じないだけのスペース
確保に何らの困難性もなく、構造が簡単で軸受
の組立てがきわめて容易である。
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の圧延機のロールネツク用密封型
多列ころ軸受の一例を示す縦断面図、第2図はこ
の考案の実施例要部を拡大して示す縦断面図であ
る。 10……軸受、12……外輪、14……内輪、
15……間座、20……段部、21……円筒部、
22……円筒部、23……弾性シール部材、24
……シールリツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも2個の内輪を備え、同軸上に並設
    された各内輪の間に間座を有する圧延機のロー
    ルネツク用密封型多列ころ軸受において、各内
    輪の間座に接する端部外周に円筒部を設け、前
    記間座を、内輪円筒部の外周に臨む円筒部を有
    する断面T字形の環状体に形成し、該間座の円
    筒部に、その内外周面を覆被する弾性シール部
    材を装着して、該シール部材の内周面に設けた
    シールリツプを内輪円筒部外周面に摺接させた
    ことを特徴とする圧延機のロールネツク用軸受
    の密封装置。 (2) 内輪の間座側端部外周に段部を設けて前記内
    輪円筒部を形成した実用新案登録請求の範囲(1)
    記載の圧延機のロールネツク用軸受の密封装
    置。
JP212084U 1984-01-10 1984-01-10 圧延機のロ−ルネツク用軸受の密封装置 Granted JPS60115608U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP212084U JPS60115608U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 圧延機のロ−ルネツク用軸受の密封装置

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JP212084U JPS60115608U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 圧延機のロ−ルネツク用軸受の密封装置

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Publication Number Publication Date
JPS60115608U JPS60115608U (ja) 1985-08-05
JPH0114323Y2 true JPH0114323Y2 (ja) 1989-04-26

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JP212084U Granted JPS60115608U (ja) 1984-01-10 1984-01-10 圧延機のロ−ルネツク用軸受の密封装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011231862A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Ntn Corp 転がり軸受

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JPS60115608U (ja) 1985-08-05

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