JPH0116701Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116701Y2 JPH0116701Y2 JP14308483U JP14308483U JPH0116701Y2 JP H0116701 Y2 JPH0116701 Y2 JP H0116701Y2 JP 14308483 U JP14308483 U JP 14308483U JP 14308483 U JP14308483 U JP 14308483U JP H0116701 Y2 JPH0116701 Y2 JP H0116701Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- phase
- stroke
- steering device
- wheels
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 14
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 9
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、前輪の転舵に応じて後輪をも転舵す
るようにした車両の四輪操舵装置に関し、特に後
輪の転舵角特性を前輪の転舵角が小さいときに同
位相に、大きいときに逆位相になるようにしたも
のの構造改良に関する。
るようにした車両の四輪操舵装置に関し、特に後
輪の転舵角特性を前輪の転舵角が小さいときに同
位相に、大きいときに逆位相になるようにしたも
のの構造改良に関する。
(従来技術)
従来、このような車両の四輪操舵装置として、
特開昭55−91458号公報に示されるように、前輪
と後輪との転舵比を操舵輪の操舵角に応じて変化
させ、操舵角が小さい場合には前輪と後輪とを同
位相に、操舵角が大きい場合には逆位相にするこ
とにより、操舵角の小さい高車速域での走行安定
性を向上させるとともに、操舵角の大きい低車速
域での小回り性を向上させるようにしたものが提
案されている。
特開昭55−91458号公報に示されるように、前輪
と後輪との転舵比を操舵輪の操舵角に応じて変化
させ、操舵角が小さい場合には前輪と後輪とを同
位相に、操舵角が大きい場合には逆位相にするこ
とにより、操舵角の小さい高車速域での走行安定
性を向上させるとともに、操舵角の大きい低車速
域での小回り性を向上させるようにしたものが提
案されている。
しかるに、上記従来のものでは、上記の如き後
輪転舵角特性を得るための構造が、前輪の転舵と
協働するロツドにより前輪の転舵角に応じて移動
するカム溝を有するカム板と、後輪を転舵せしめ
る後輪転舵部材に固定され且つ上記カム溝内を摺
動可能に保持されたピンとからなる摺動構造によ
るため、前輪の転舵に伴う後輪の転舵動作にガタ
ツキが生じやすく後輪の転舵がスムーズに行われ
ず、特に後輪が同位相から逆位相に変化する際の
動作において顕著であるとともに、操舵感がギク
シヤクとして滑らかでなかつた。
輪転舵角特性を得るための構造が、前輪の転舵と
協働するロツドにより前輪の転舵角に応じて移動
するカム溝を有するカム板と、後輪を転舵せしめ
る後輪転舵部材に固定され且つ上記カム溝内を摺
動可能に保持されたピンとからなる摺動構造によ
るため、前輪の転舵に伴う後輪の転舵動作にガタ
ツキが生じやすく後輪の転舵がスムーズに行われ
ず、特に後輪が同位相から逆位相に変化する際の
動作において顕著であるとともに、操舵感がギク
シヤクとして滑らかでなかつた。
(考案の目的)
本考案の目的は、斯かる点に鑑み、上記の如き
要求後輪転舵角特性(後輪の転舵角を前輪の転舵
角が小さいときに同位相に、前輪の転舵角が大き
いときに逆位相にすること)を、ガイド溝とピン
との摺動構造に代え、前輪を転舵するステアリン
グ装置の転舵部材のストロークが伝えられて互い
に異なる運動をする2つの部材の動きを加算して
得ることにより、滑らかな操舵感でもつて前輪の
転舵に伴う後輪の転舵動作をスムーズに行つて上
記転舵角特性を安定性および操作性良く発揮でき
るようにすることにある。
要求後輪転舵角特性(後輪の転舵角を前輪の転舵
角が小さいときに同位相に、前輪の転舵角が大き
いときに逆位相にすること)を、ガイド溝とピン
との摺動構造に代え、前輪を転舵するステアリン
グ装置の転舵部材のストロークが伝えられて互い
に異なる運動をする2つの部材の動きを加算して
得ることにより、滑らかな操舵感でもつて前輪の
転舵に伴う後輪の転舵動作をスムーズに行つて上
記転舵角特性を安定性および操作性良く発揮でき
るようにすることにある。
(考案の構成)
上記目的を達成するため、本考案は、前輪を転
舵するステアリング装置と、後輪を転舵する後輪
転舵装置とを備え、上記後輪転舵装置を、上記ス
テアリング装置の転舵部材のストロークが伝達ロ
ツドを介して伝えられ、回転する軸部と該軸部に
設けられたクランク部とからなる同位相逆位相操
舵部材と、上記ステアリング装置の転舵部材のス
トロークが伝達ロツドを介して伝えられ、後輪を
上記ストロークに応じて逆位相に転舵する方向に
運動する逆位相操舵部材とによつて構成し、上記
クランク部を、後輪転舵装置のタイロツドに連結
し、後輪をステアリング装置の転舵部材のストロ
ークの設定値以内において同位相に、同ストロー
クの設定値以上において逆位相に転舵する方向に
運動するものとし、かつ該クランク部を回動支持
するホルダ部材を上記逆位相操舵部材でタイロツ
ドのストローク方向に変位させるようにしたもの
であり、このことにより、上記両操舵部材の動き
が加算されてタイロツドに伝達されることによつ
て、前輪の転舵角が小さいときに後輪の転舵角を
同位相に、前輪の転舵角が大きいときに後輪の転
舵角を逆位相にするようにしたものである。
舵するステアリング装置と、後輪を転舵する後輪
転舵装置とを備え、上記後輪転舵装置を、上記ス
テアリング装置の転舵部材のストロークが伝達ロ
ツドを介して伝えられ、回転する軸部と該軸部に
設けられたクランク部とからなる同位相逆位相操
舵部材と、上記ステアリング装置の転舵部材のス
トロークが伝達ロツドを介して伝えられ、後輪を
上記ストロークに応じて逆位相に転舵する方向に
運動する逆位相操舵部材とによつて構成し、上記
クランク部を、後輪転舵装置のタイロツドに連結
し、後輪をステアリング装置の転舵部材のストロ
ークの設定値以内において同位相に、同ストロー
クの設定値以上において逆位相に転舵する方向に
運動するものとし、かつ該クランク部を回動支持
するホルダ部材を上記逆位相操舵部材でタイロツ
ドのストローク方向に変位させるようにしたもの
であり、このことにより、上記両操舵部材の動き
が加算されてタイロツドに伝達されることによつ
て、前輪の転舵角が小さいときに後輪の転舵角を
同位相に、前輪の転舵角が大きいときに後輪の転
舵角を逆位相にするようにしたものである。
(考案の効果)
したがつて、本考案の車両の四輪操舵装置によ
れば、同位相逆位相操舵部材と逆位相操舵部材と
の動きを機械的連結構造によつて加算することに
より、所望の後輪転舵角特性つまり後輪の転舵角
を前輪の転舵角が小さいときに同位相に、前輪の
転舵角が大きいときに逆位相にすることができる
ので、上記要求後輪転舵角特性の達成が、前輪の
転舵に伴う後輪のスムーズな転舵動作、特にスム
ーズな逆位相動作でもつてかつ滑らかな操舵感で
もつて可能となり、よつて高速安定性、小回り性
の向上を良好な作動安定性および操作性を維持し
ながら容易に実現でき、実用上大いに有用なもの
である。
れば、同位相逆位相操舵部材と逆位相操舵部材と
の動きを機械的連結構造によつて加算することに
より、所望の後輪転舵角特性つまり後輪の転舵角
を前輪の転舵角が小さいときに同位相に、前輪の
転舵角が大きいときに逆位相にすることができる
ので、上記要求後輪転舵角特性の達成が、前輪の
転舵に伴う後輪のスムーズな転舵動作、特にスム
ーズな逆位相動作でもつてかつ滑らかな操舵感で
もつて可能となり、よつて高速安定性、小回り性
の向上を良好な作動安定性および操作性を維持し
ながら容易に実現でき、実用上大いに有用なもの
である。
(実施例)
以下、本考案の具体例としての実施例について
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第1図〜第3図において、1は左右の前輪2
L,2Rを転舵するステアリング装置であつて、
該ステアリング装置1は、操舵されるステアリン
グ3と、該ステアリング3の操舵力(ステアリン
グ入力)を車幅方向の運動に変換して伝達するピ
ニオン4aおよびラツク4bと、基端が該ラツク
4bの各端に連結された前輪用転舵部材としての
左右のタイロツド5,5と、一端が各タイロツド
5,5の先端に、他端が左右の前輪2L,2Rに
それぞれ連結されたナツクルアーム6,6とから
なり、ステアリング3の操舵に応じて左右のタイ
ロツド5,5を車幅方向に運動させて左右の前輪
2L,2Rを左右に転舵するように構成されてい
る。
L,2Rを転舵するステアリング装置であつて、
該ステアリング装置1は、操舵されるステアリン
グ3と、該ステアリング3の操舵力(ステアリン
グ入力)を車幅方向の運動に変換して伝達するピ
ニオン4aおよびラツク4bと、基端が該ラツク
4bの各端に連結された前輪用転舵部材としての
左右のタイロツド5,5と、一端が各タイロツド
5,5の先端に、他端が左右の前輪2L,2Rに
それぞれ連結されたナツクルアーム6,6とから
なり、ステアリング3の操舵に応じて左右のタイ
ロツド5,5を車幅方向に運動させて左右の前輪
2L,2Rを左右に転舵するように構成されてい
る。
また、7は左右の後輪8L,8Rを転舵する後
輪転舵装置であつて、該後輪転舵装置7は、左右
の後輪8L,8Rに一端が連結された左右のナツ
クルアーム9,9と、先端が各ナツクルアーム
9,9の他端に連結された後輪用転舵部材として
の左右のタイロツド10,10と、該両タイロツ
ド10,10の基端同士を連結するタイロツド連
結杆11とを備えている。
輪転舵装置であつて、該後輪転舵装置7は、左右
の後輪8L,8Rに一端が連結された左右のナツ
クルアーム9,9と、先端が各ナツクルアーム
9,9の他端に連結された後輪用転舵部材として
の左右のタイロツド10,10と、該両タイロツ
ド10,10の基端同士を連結するタイロツド連
結杆11とを備えている。
さらに、上記後輪転舵装置7は、前端に上記ス
テアリング装置1のラツク4bに噛合するピニオ
ン部12aを有し、前輪用転舵部材(タイロツド
5,5)のストロークを回転運動に変換して後輪
転舵装置7後方へ伝える車体前後方向に延びる伝
達ロツド12と、後輪8L,8Rを上記ステアリ
ング装置1の転舵部材(タイロツド5,5)のス
トロークの設定値以内において前輪2L,2Rと
同位相に、同ストロークの設定値以上において前
輪2L,2Rと逆位相に転舵する方向に運動する
同位相逆位相操舵部材13と、後輪8L,8Rを
ステアリング装置1の転舵部材(タイロツド5,
5)のストロークに応じて前輪2L,2Rと逆位
相に転舵する方向に運動する逆位相操舵部材14
と、上記同位相逆位相操舵部材13に伝達ロツド
12からのステアリング入力を直接に伝達し、逆
位相操舵部材14に減速して上記ステアリング入
力を伝達するようにステアリング入力を分配する
分配機構15と、上記両操舵部材13,14の動
きを加算して上記後輪転舵装置7の転舵部材(タ
イロツド10,10)に伝達する加算機構16と
を備えている。
テアリング装置1のラツク4bに噛合するピニオ
ン部12aを有し、前輪用転舵部材(タイロツド
5,5)のストロークを回転運動に変換して後輪
転舵装置7後方へ伝える車体前後方向に延びる伝
達ロツド12と、後輪8L,8Rを上記ステアリ
ング装置1の転舵部材(タイロツド5,5)のス
トロークの設定値以内において前輪2L,2Rと
同位相に、同ストロークの設定値以上において前
輪2L,2Rと逆位相に転舵する方向に運動する
同位相逆位相操舵部材13と、後輪8L,8Rを
ステアリング装置1の転舵部材(タイロツド5,
5)のストロークに応じて前輪2L,2Rと逆位
相に転舵する方向に運動する逆位相操舵部材14
と、上記同位相逆位相操舵部材13に伝達ロツド
12からのステアリング入力を直接に伝達し、逆
位相操舵部材14に減速して上記ステアリング入
力を伝達するようにステアリング入力を分配する
分配機構15と、上記両操舵部材13,14の動
きを加算して上記後輪転舵装置7の転舵部材(タ
イロツド10,10)に伝達する加算機構16と
を備えている。
そして、上記同位相逆位相操舵部材13は、具
体的には、伝達ロツド12の後端に連結されステ
アリング入力により回転する車体前後方向に延び
る軸部13aと、該軸部13aに設けられたクラ
ンク部13bとからなるクランク機構によつて構
成され、上記クランク部13bは上記タイロツド
連結杆11を介して後輪用転舵部材(タイロツド
10,10)に連結されている。一方、上記逆位
相操舵部材14は、車体前後方向に延び回転する
軸部14aと、該軸部14aの後端に設けられた
ピニオン部14bと、該ピニオン部14bに噛合
する車幅方向に延びるラツク部14cとからなる
ラツク&ピニオン機構によつて構成され、上記ラ
ツク部14cは同位相逆位相操舵部材13のクラ
ンク部13bを回動支持するホルダ部材17に連
結されており、よつて該ホルダ部材17を逆位相
操舵部材14で後輪用転舵部材(タイロツド1
0,10)のストローク方向に変位させるように
して上記加算機構16を構成している。また、上
記分配機構15は、上記伝達ロツド12の後端部
に固定された小歯車15aと、上記逆位相操舵部
材14の軸部14aの前端部に固定され上記小歯
車15aと噛合する大歯車15bとからなる歯車
機構によつて構成されている。
体的には、伝達ロツド12の後端に連結されステ
アリング入力により回転する車体前後方向に延び
る軸部13aと、該軸部13aに設けられたクラ
ンク部13bとからなるクランク機構によつて構
成され、上記クランク部13bは上記タイロツド
連結杆11を介して後輪用転舵部材(タイロツド
10,10)に連結されている。一方、上記逆位
相操舵部材14は、車体前後方向に延び回転する
軸部14aと、該軸部14aの後端に設けられた
ピニオン部14bと、該ピニオン部14bに噛合
する車幅方向に延びるラツク部14cとからなる
ラツク&ピニオン機構によつて構成され、上記ラ
ツク部14cは同位相逆位相操舵部材13のクラ
ンク部13bを回動支持するホルダ部材17に連
結されており、よつて該ホルダ部材17を逆位相
操舵部材14で後輪用転舵部材(タイロツド1
0,10)のストローク方向に変位させるように
して上記加算機構16を構成している。また、上
記分配機構15は、上記伝達ロツド12の後端部
に固定された小歯車15aと、上記逆位相操舵部
材14の軸部14aの前端部に固定され上記小歯
車15aと噛合する大歯車15bとからなる歯車
機構によつて構成されている。
尚、18および19はホルダ部材17を後輪用
転舵部材(タイロツド10,10)のストローク
方向に摺動自在に支持する支持部、20は伝達ロ
ツド12の後端部を回転自在に支持する支承部、
21および22はタイロツド連結杆11の左右端
部を摺動自在に支持する支持部である。また、伝
達ロツド12の後端と同位相逆位相操舵部材13
の軸部13a前端とは2つのユニバーサルジヨイ
ント23,24とその中間に設けた伸縮自在継手
25とによつて連結されている。
転舵部材(タイロツド10,10)のストローク
方向に摺動自在に支持する支持部、20は伝達ロ
ツド12の後端部を回転自在に支持する支承部、
21および22はタイロツド連結杆11の左右端
部を摺動自在に支持する支持部である。また、伝
達ロツド12の後端と同位相逆位相操舵部材13
の軸部13a前端とは2つのユニバーサルジヨイ
ント23,24とその中間に設けた伸縮自在継手
25とによつて連結されている。
次に、上記実施例の作用について説明すれば、
ステアリング3を操舵すると、その操舵角に応じ
て前輪用転舵部材(タイロツド5,5)により前
輪2L,2Rが左側又は右側に転舵される。ま
た、上記ステアリング3の操舵力(ステアリング
力)は伝達ロツド12を介して分配機構15によ
り直接同位相逆位相操舵部材13に伝えられ、こ
のことにより、該同位相逆位相操舵部材13はそ
のクランク機構により、後輪8L,8Rを上記前
輪用転舵部材(タイロツド5,5)のストローク
の設定値以内において前輪2L,2Rと同位相
に、同ストロークの設定値以上においては前輪2
L,2Rと逆位相に転舵する方向に運動する。同
時に、上記伝達ロツド12からのステアリング力
は分配機構15によつて減速されて逆位相操舵部
材14に伝達され、このことにより、該逆位相操
舵部材14は、後輪8L,8Rを前輪用転舵部材
(タイロツド5,5)のストロークに応じて前輪
2L,2Rと逆位相に転舵する方向に運動して、
上記同位相逆位相操舵部材13のクランク部13
bを回動支持するホルダ部材17を後輪用転舵部
材(タイロツド10,10)のストローク方向に
変位させる。この結果、上記同位相逆位相操舵部
材13のクランク部13bが連結された後輪用転
舵部材(タイロツド10,10)は、同位相逆位
相操舵部材13の動きと逆位相操舵部材14の動
きとが加算して伝達されることになり、よつて後
輪8L,8Rはステアリング3の操舵角に対応す
る前輪2L,2Rの操舵角が小さいときにはその
転舵角が前輪2L,2Rと同位相に、前輪2L,
2Rの転舵角が大きいときにはその転舵角が前輪
2L,2Rと逆位相になるように転舵されること
になる。
ステアリング3を操舵すると、その操舵角に応じ
て前輪用転舵部材(タイロツド5,5)により前
輪2L,2Rが左側又は右側に転舵される。ま
た、上記ステアリング3の操舵力(ステアリング
力)は伝達ロツド12を介して分配機構15によ
り直接同位相逆位相操舵部材13に伝えられ、こ
のことにより、該同位相逆位相操舵部材13はそ
のクランク機構により、後輪8L,8Rを上記前
輪用転舵部材(タイロツド5,5)のストローク
の設定値以内において前輪2L,2Rと同位相
に、同ストロークの設定値以上においては前輪2
L,2Rと逆位相に転舵する方向に運動する。同
時に、上記伝達ロツド12からのステアリング力
は分配機構15によつて減速されて逆位相操舵部
材14に伝達され、このことにより、該逆位相操
舵部材14は、後輪8L,8Rを前輪用転舵部材
(タイロツド5,5)のストロークに応じて前輪
2L,2Rと逆位相に転舵する方向に運動して、
上記同位相逆位相操舵部材13のクランク部13
bを回動支持するホルダ部材17を後輪用転舵部
材(タイロツド10,10)のストローク方向に
変位させる。この結果、上記同位相逆位相操舵部
材13のクランク部13bが連結された後輪用転
舵部材(タイロツド10,10)は、同位相逆位
相操舵部材13の動きと逆位相操舵部材14の動
きとが加算して伝達されることになり、よつて後
輪8L,8Rはステアリング3の操舵角に対応す
る前輪2L,2Rの操舵角が小さいときにはその
転舵角が前輪2L,2Rと同位相に、前輪2L,
2Rの転舵角が大きいときにはその転舵角が前輪
2L,2Rと逆位相になるように転舵されること
になる。
したがつて、このように前輪2L,2Rの転舵
角が小さいときに後輪8L,8Rの操舵角を同位
相に、前輪2L,2Rの転舵角が大きいときに後
輪8L,8Rの転舵角を逆位相にするという後輪
転舵角特性が得られるので、高車速減での走行安
定性を向上できるとともに低車速域での小回り性
を向上させることができる。
角が小さいときに後輪8L,8Rの操舵角を同位
相に、前輪2L,2Rの転舵角が大きいときに後
輪8L,8Rの転舵角を逆位相にするという後輪
転舵角特性が得られるので、高車速減での走行安
定性を向上できるとともに低車速域での小回り性
を向上させることができる。
また、このような後輪転舵角特性は、上述の如
くステアリング力が伝達ロツド12を介して伝え
られて運動するクランク機構よりなる同位相逆位
相操舵部材13と、同じくステアリング力が伝達
ロツド12を介して伝えられて運動するラツク&
ピニオン機構よりなる逆位相操舵部材14との両
動きを機械的連結構造によつて加算することによ
り得られるので、ステアリング力の伝達およびそ
れに伴う動きが確実で且つスムーズであることか
ら、操舵時、後輪8L,8Rを前輪2L,2Rの
転舵に伴つてスムーズに同位相又は逆位相にする
ことができるとともに、操舵感を滑らかなものと
することができ、よつて良好な作動安定性および
操舵性を確保することができ、ひいては上記高速
安定性、小回り性の一層の向上を図ることができ
る。
くステアリング力が伝達ロツド12を介して伝え
られて運動するクランク機構よりなる同位相逆位
相操舵部材13と、同じくステアリング力が伝達
ロツド12を介して伝えられて運動するラツク&
ピニオン機構よりなる逆位相操舵部材14との両
動きを機械的連結構造によつて加算することによ
り得られるので、ステアリング力の伝達およびそ
れに伴う動きが確実で且つスムーズであることか
ら、操舵時、後輪8L,8Rを前輪2L,2Rの
転舵に伴つてスムーズに同位相又は逆位相にする
ことができるとともに、操舵感を滑らかなものと
することができ、よつて良好な作動安定性および
操舵性を確保することができ、ひいては上記高速
安定性、小回り性の一層の向上を図ることができ
る。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、その他種々の変形例をも包含するものであ
る。例えば、逆位相操舵部材14としては上記実
施例の如きラツク&ピニオン機構の他にクランク
機構等各種機械的機構が採用可能であり、加算機
構16もそれに伴つて種々の機械的連結構造が採
用可能である。
なく、その他種々の変形例をも包含するものであ
る。例えば、逆位相操舵部材14としては上記実
施例の如きラツク&ピニオン機構の他にクランク
機構等各種機械的機構が採用可能であり、加算機
構16もそれに伴つて種々の機械的連結構造が採
用可能である。
図面は本考案の実施例を例示し、第1図は全体
構成を示す模式斜視図、第2図は要部の平面図、
第3図は同背面図である。 1……ステアリング装置、2L,2R……前
輪、5……タイロツド(前輪用転舵部材)、7…
…後輪転舵装置、8L,8R……後輪、10……
タイロツド(後輪用転舵部材)、13……同位相
逆位相操舵部材、13a……軸部、13b……ク
ランク部、14……逆位相操舵部材、17……ホ
ルダ部材。
構成を示す模式斜視図、第2図は要部の平面図、
第3図は同背面図である。 1……ステアリング装置、2L,2R……前
輪、5……タイロツド(前輪用転舵部材)、7…
…後輪転舵装置、8L,8R……後輪、10……
タイロツド(後輪用転舵部材)、13……同位相
逆位相操舵部材、13a……軸部、13b……ク
ランク部、14……逆位相操舵部材、17……ホ
ルダ部材。
Claims (1)
- 前輪を転舵するステアリング装置と、後輪を転
舵する後輪転舵装置とを備えた車両の四輪操舵装
置であつて、上記後輪転舵装置は、上記ステアリ
ング装置の転舵部材のストロークが伝達ロツドを
介して伝えられ、回転する軸部と該軸部に設けら
れたクランク部とからなる同位相逆位相操舵部材
と、上記ステアリング装置の転舵部材のストロー
クが伝達ロツドを介して伝えられ、後輪を上記ス
トロークに応じて逆位相に転舵する方向に運動す
る逆位相操舵部材とを備えてなり、上記クランク
部は、後輪転舵装置のタイロツドに連結されてお
り、後輪をステアリング装置の転舵部材のストロ
ークの設定値以内において同位相に、同ストロー
クの設定値以上において逆位相に転舵する方向に
運動し、該クランク部を回動支持するホルダ部材
が上記逆位相操舵部材でタイロツドのストローク
方向に変位されることを特徴とする車両の四輪操
舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14308483U JPS6050080U (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 車両の四輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14308483U JPS6050080U (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 車両の四輪操舵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6050080U JPS6050080U (ja) | 1985-04-08 |
| JPH0116701Y2 true JPH0116701Y2 (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=30319497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14308483U Granted JPS6050080U (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 車両の四輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6050080U (ja) |
-
1983
- 1983-09-14 JP JP14308483U patent/JPS6050080U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6050080U (ja) | 1985-04-08 |
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