JPH0117497B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117497B2 JPH0117497B2 JP59121567A JP12156784A JPH0117497B2 JP H0117497 B2 JPH0117497 B2 JP H0117497B2 JP 59121567 A JP59121567 A JP 59121567A JP 12156784 A JP12156784 A JP 12156784A JP H0117497 B2 JPH0117497 B2 JP H0117497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tetrafluoroethylene
- weight
- parts
- propylene copolymer
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、赤色に着色可能な四ふつ化エチレン
−プロピレン系共重合体組成物に関するものであ
る。 [従来の技術] 四ふつ化エチレン−プロピレン系共重合体は、
耐熱性、耐油性、耐薬品性に加え、電気的にも優
れた性能を有することからガスケツト、パツキ
ン、ホース等種々の用途に使用されており、特に
耐熱可撓電線の被覆材料としての期待の高い材料
である。 電線用被覆材料に適用するに際しては、識別を
行なうことの必要性から着色できることが不可欠
の条件となる。 しかるに、従来電線・ケーブル用として使用さ
れてきた着色剤をそのまま四ふつ化エチレン−プ
ロピレン系共重合体に適用するには、以下に述べ
るような問題を生じることが発明者の検討結果明
らかになつた。 すなわち、ふつ素樹脂用として使用されている
耐熱性の無機系着色剤は、多量に混和しないと鮮
明な色を出すことができず、その場合、電気特
性、特に絶縁抵抗が大幅に低下する問題を生じ
た。一方、一般のゴム、プラスチツク用として使
用されている汎用の着色剤は、1〜2phrと少量
でも鮮明な色を出すことが可能であるが、耐熱性
に劣るため200℃を越える高温雰囲気下において
は極めて短時間で褪色することになる。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記に基づいてなされたものであつ
て、電気特性に優れ、しかも高温に長時間さらさ
れても褪色しない赤色の成形体を実現できる四ふ
つ化エチレン−プロピレン系共重合体の提供を目
的とするものである。 [問題を解決するための手段] 本発明の組成物は、四ふつ化エチレン−プロピ
レン系共重合体100重量部に対し、下記一般式で
示されるで示されるペリレン系またはアンスラキ
ノン系の少なくとも1種を0.5重量部以上添加し
てなることを特徴とするものである。 (A) ペリレン系 (B) アンスラキノン系 [作用] 本発明において、四ふつ化エチレン−プロピレ
ン系共重合体としては、主成分の四ふつ化エチレ
ンとプロピレンに加えて、これらと共重合可能な
成分、例えば、エチレン、ブテン−1、イソブテ
ン、アクリル酸およびそのアルキルエステル、メ
タクリル酸およびそのアルキルエステル、ふつ化
ビニル、ふつ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロ
ペン、クロロエチルビニルエーテル、グリシジル
ビニルエーテル、クロロトリフルオロエチレン、
パーフルオロアルキルビニルエーテル等を適宜含
有せしめたものであつてもよい。 かかる共重合体において、四ふつ化エチレン/
プロピレンの含有モル比としては、95/5〜30/
70、特に90/10〜45/55の範囲から選定すること
が耐熱性、成形性等の面から好ましい。また、適
宜加えられる主成分以外の成分の含有量として
は、通常50モル%以下、特に30モル%以下の範囲
から選定することが好ましい。 かかる四ふつ化エチレン−プロピレン共重合体
に添加される着色剤は、上記した一般式で示され
る(A)ペリレン系または(B)アンスラキノン系から選
ばれる赤色耐熱顔料である。 着色剤の添加量は、四ふつ化エチレン−プロピ
レン系共重合体100重量部に対して0.5重量部以上
であり、それ以下では着色が不十分である。上限
は特に限定しないが、耐熱老化性の低下を招かな
い範囲である20重量部が適切である。 四ふつ化エチレン−プロピレン系共重合体と着
色剤を含有する組成物は所定形状に成形された
後、架橋される。 架橋方法としては、有機過酸化物やアミン類等
の添加による化学架橋、あるいはγ線や電子線等
の電離性放射線の照射による照射架橋等が採用さ
れるが、特に限定されない。 有機過酸化物の具体例としては、ジ−t−ブチ
ルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキ
シン−3、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシ
−イソプロピル)ベンゼン等があげられる。アミ
ン類の具体例としては、ヘキサメチレンジアミ
ン、テトラエチレンペンタミン、トリエチレンテ
トラミン等のいわゆるアルキルポリアミンあるい
はそのカルバミン酸、シンナミリデン酸等の塩、
またはピペラジン、ピペリジン、ピリジン、アニ
リン、フエナンスロリン等のアロマテイツクポリ
アミンおよびその塩等があげられる。 また、アリル化合物、硫黄、有機アミン、マレ
イミド、メタクリレート類、ジビニル化合物等の
架橋助剤の併用も可能であり、、好ましくは、フ
タル酸ジアリル、トリアリル燐酸、トリアリルイ
ソシアヌレート、トリアリルシアヌレート等のア
リル化合物が採用可能である。 本発明においては、上記成分以外にポリふつ化
ビニリデン、エチレン−テトラフルオロエチレ
ン、ポリテラフロオロエチレン等のふつ素樹脂、
ふつ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体に代表されるふつ素ゴムを適宜混合しても
よい。また、MTカーボン、FTカーボン等のカ
ーボンブツラク、炭酸カルシウム、タルク、クレ
ー、無水ケイ酸といつた充填剤、その他補強剤、
滑剤、酸化防止剤、安定剤等を含んでもよい。 [実施例] (a) 四ふつ化エチレン−プロピレン共重合体(四
ふつ化エチレン/プロピレン含有モル比=54/
46、数平均分子量=5万) 100重量部 (b) 1,3−ビス(t−ブチルパーオキシ−イソ
プロピル)ベンゼン 1重量部 (c) トリアリルイソシアヌレート 5重量部 (d) ステアリン酸ナトリウム 1重量部 (e) チタン白 5重量部 上記(a)〜(e)成分に第1表の各例に示す顔料を配
合し、60℃に加熱した8インチロールで混練し
た。次に、これをヘツド:100℃、シリンダー
1:100℃、シリンダー2:80℃に設定した40
m/m押出機(L/D=22)により、外径1.6mm
φのスズメツキ銅撚線外周に0.5mmの厚さに押出
被覆し、13気圧のスチーム(温度:195℃)中に
3分間保持することにより電線を製造した。 製造した電線の絶縁抵抗並びに色相の熱安定性
についての評価結果を第1表の下欄に示す。
−プロピレン系共重合体組成物に関するものであ
る。 [従来の技術] 四ふつ化エチレン−プロピレン系共重合体は、
耐熱性、耐油性、耐薬品性に加え、電気的にも優
れた性能を有することからガスケツト、パツキ
ン、ホース等種々の用途に使用されており、特に
耐熱可撓電線の被覆材料としての期待の高い材料
である。 電線用被覆材料に適用するに際しては、識別を
行なうことの必要性から着色できることが不可欠
の条件となる。 しかるに、従来電線・ケーブル用として使用さ
れてきた着色剤をそのまま四ふつ化エチレン−プ
ロピレン系共重合体に適用するには、以下に述べ
るような問題を生じることが発明者の検討結果明
らかになつた。 すなわち、ふつ素樹脂用として使用されている
耐熱性の無機系着色剤は、多量に混和しないと鮮
明な色を出すことができず、その場合、電気特
性、特に絶縁抵抗が大幅に低下する問題を生じ
た。一方、一般のゴム、プラスチツク用として使
用されている汎用の着色剤は、1〜2phrと少量
でも鮮明な色を出すことが可能であるが、耐熱性
に劣るため200℃を越える高温雰囲気下において
は極めて短時間で褪色することになる。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記に基づいてなされたものであつ
て、電気特性に優れ、しかも高温に長時間さらさ
れても褪色しない赤色の成形体を実現できる四ふ
つ化エチレン−プロピレン系共重合体の提供を目
的とするものである。 [問題を解決するための手段] 本発明の組成物は、四ふつ化エチレン−プロピ
レン系共重合体100重量部に対し、下記一般式で
示されるで示されるペリレン系またはアンスラキ
ノン系の少なくとも1種を0.5重量部以上添加し
てなることを特徴とするものである。 (A) ペリレン系 (B) アンスラキノン系 [作用] 本発明において、四ふつ化エチレン−プロピレ
ン系共重合体としては、主成分の四ふつ化エチレ
ンとプロピレンに加えて、これらと共重合可能な
成分、例えば、エチレン、ブテン−1、イソブテ
ン、アクリル酸およびそのアルキルエステル、メ
タクリル酸およびそのアルキルエステル、ふつ化
ビニル、ふつ化ビニリデン、ヘキサフルオロプロ
ペン、クロロエチルビニルエーテル、グリシジル
ビニルエーテル、クロロトリフルオロエチレン、
パーフルオロアルキルビニルエーテル等を適宜含
有せしめたものであつてもよい。 かかる共重合体において、四ふつ化エチレン/
プロピレンの含有モル比としては、95/5〜30/
70、特に90/10〜45/55の範囲から選定すること
が耐熱性、成形性等の面から好ましい。また、適
宜加えられる主成分以外の成分の含有量として
は、通常50モル%以下、特に30モル%以下の範囲
から選定することが好ましい。 かかる四ふつ化エチレン−プロピレン共重合体
に添加される着色剤は、上記した一般式で示され
る(A)ペリレン系または(B)アンスラキノン系から選
ばれる赤色耐熱顔料である。 着色剤の添加量は、四ふつ化エチレン−プロピ
レン系共重合体100重量部に対して0.5重量部以上
であり、それ以下では着色が不十分である。上限
は特に限定しないが、耐熱老化性の低下を招かな
い範囲である20重量部が適切である。 四ふつ化エチレン−プロピレン系共重合体と着
色剤を含有する組成物は所定形状に成形された
後、架橋される。 架橋方法としては、有機過酸化物やアミン類等
の添加による化学架橋、あるいはγ線や電子線等
の電離性放射線の照射による照射架橋等が採用さ
れるが、特に限定されない。 有機過酸化物の具体例としては、ジ−t−ブチ
ルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキ
シン−3、1,3−ビス(t−ブチルパーオキシ
−イソプロピル)ベンゼン等があげられる。アミ
ン類の具体例としては、ヘキサメチレンジアミ
ン、テトラエチレンペンタミン、トリエチレンテ
トラミン等のいわゆるアルキルポリアミンあるい
はそのカルバミン酸、シンナミリデン酸等の塩、
またはピペラジン、ピペリジン、ピリジン、アニ
リン、フエナンスロリン等のアロマテイツクポリ
アミンおよびその塩等があげられる。 また、アリル化合物、硫黄、有機アミン、マレ
イミド、メタクリレート類、ジビニル化合物等の
架橋助剤の併用も可能であり、、好ましくは、フ
タル酸ジアリル、トリアリル燐酸、トリアリルイ
ソシアヌレート、トリアリルシアヌレート等のア
リル化合物が採用可能である。 本発明においては、上記成分以外にポリふつ化
ビニリデン、エチレン−テトラフルオロエチレ
ン、ポリテラフロオロエチレン等のふつ素樹脂、
ふつ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体に代表されるふつ素ゴムを適宜混合しても
よい。また、MTカーボン、FTカーボン等のカ
ーボンブツラク、炭酸カルシウム、タルク、クレ
ー、無水ケイ酸といつた充填剤、その他補強剤、
滑剤、酸化防止剤、安定剤等を含んでもよい。 [実施例] (a) 四ふつ化エチレン−プロピレン共重合体(四
ふつ化エチレン/プロピレン含有モル比=54/
46、数平均分子量=5万) 100重量部 (b) 1,3−ビス(t−ブチルパーオキシ−イソ
プロピル)ベンゼン 1重量部 (c) トリアリルイソシアヌレート 5重量部 (d) ステアリン酸ナトリウム 1重量部 (e) チタン白 5重量部 上記(a)〜(e)成分に第1表の各例に示す顔料を配
合し、60℃に加熱した8インチロールで混練し
た。次に、これをヘツド:100℃、シリンダー
1:100℃、シリンダー2:80℃に設定した40
m/m押出機(L/D=22)により、外径1.6mm
φのスズメツキ銅撚線外周に0.5mmの厚さに押出
被覆し、13気圧のスチーム(温度:195℃)中に
3分間保持することにより電線を製造した。 製造した電線の絶縁抵抗並びに色相の熱安定性
についての評価結果を第1表の下欄に示す。
第1表から明らかな通り、本発明の範囲にある
実施例1および2ではいずれも良好な絶縁抵抗、
色相および色相の熱安定性を示す。 これに対し、比較例1および2は汎用の赤色着
色剤を添加したものであり、絶縁抵抗および初期
の色相は良好であつたが、耐熱性が悪く、250℃
で4日劣化すると脱色してしまつた。 比較例3および4は、無機系のカドミウム系レ
ツドを添加したものであるが、添加量が2phrで
は良好な色相が得られず、10phrと多量に添加す
ると絶縁抵抗の低下大きい。 [発明の効果] 以上説明してきた通り、本発明は四ふつ化エチ
レン−プロピレン系共重合体の赤色着色剤とし
て、ペリレン系またはアンスラキノン系の少なく
とも一方を添加した組成物を提供するものであ
り、電気特性に優れ、しかも高温雰囲気に長時間
さらされても褪色のない成形体を得ることができ
る。
実施例1および2ではいずれも良好な絶縁抵抗、
色相および色相の熱安定性を示す。 これに対し、比較例1および2は汎用の赤色着
色剤を添加したものであり、絶縁抵抗および初期
の色相は良好であつたが、耐熱性が悪く、250℃
で4日劣化すると脱色してしまつた。 比較例3および4は、無機系のカドミウム系レ
ツドを添加したものであるが、添加量が2phrで
は良好な色相が得られず、10phrと多量に添加す
ると絶縁抵抗の低下大きい。 [発明の効果] 以上説明してきた通り、本発明は四ふつ化エチ
レン−プロピレン系共重合体の赤色着色剤とし
て、ペリレン系またはアンスラキノン系の少なく
とも一方を添加した組成物を提供するものであ
り、電気特性に優れ、しかも高温雰囲気に長時間
さらされても褪色のない成形体を得ることができ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 四ふつ化エチレン−プロピレン系共重合体
100重量部に対し、下記一般式で示されるペリレ
ン系またはアンスラキノン系の少なくとも1種を
0.5重量部以上添加してなることを特徴とする含
ふつ素エラストマ組成物。 (A) ペリレン系 (B) アンスラキノン系
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12156784A JPS61254A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 含ふつ素エラストマ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12156784A JPS61254A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 含ふつ素エラストマ組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61254A JPS61254A (ja) | 1986-01-06 |
| JPH0117497B2 true JPH0117497B2 (ja) | 1989-03-30 |
Family
ID=14814427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12156784A Granted JPS61254A (ja) | 1984-06-13 | 1984-06-13 | 含ふつ素エラストマ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61254A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01181666A (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-19 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | 帯材の巻取り停止方法 |
| US5753030A (en) * | 1996-05-13 | 1998-05-19 | Bayer Corporation | Crystal growth modifiers for perylene pigments |
| CN107075219A (zh) * | 2014-09-16 | 2017-08-18 | 大金工业株式会社 | 含氟弹性体组合物和成型品 |
| JP6618506B2 (ja) * | 2016-05-30 | 2019-12-11 | 株式会社バルカー | パーフルオロエラストマー組成物及びシール材 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5410668B2 (ja) * | 1972-06-15 | 1979-05-09 | ||
| JPS4920054A (ja) * | 1972-06-16 | 1974-02-22 | ||
| US4316836A (en) * | 1980-04-23 | 1982-02-23 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Stabilized fluoroelastomer compositions |
-
1984
- 1984-06-13 JP JP12156784A patent/JPS61254A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61254A (ja) | 1986-01-06 |
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