JPH0118424B2 - - Google Patents
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- JPH0118424B2 JPH0118424B2 JP54115700A JP11570079A JPH0118424B2 JP H0118424 B2 JPH0118424 B2 JP H0118424B2 JP 54115700 A JP54115700 A JP 54115700A JP 11570079 A JP11570079 A JP 11570079A JP H0118424 B2 JPH0118424 B2 JP H0118424B2
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- Japan
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- recording
- layer
- electrode
- voltage
- electrostatic
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、静電記録方式において高品質の記
録画像を低廉なコストで得るための改良に関する
ものである。
録画像を低廉なコストで得るための改良に関する
ものである。
従来、ピン電極等を用いて記録媒体に静電記録
を行なう場合、記録ドツト径の異常に大きなもの
が発生するなどして、解像度の低い記録画像しか
得られないという問題があり、この問題解決のた
めに既に幾つかの提案がなされている。
を行なう場合、記録ドツト径の異常に大きなもの
が発生するなどして、解像度の低い記録画像しか
得られないという問題があり、この問題解決のた
めに既に幾つかの提案がなされている。
第1図イは、かかる従来の提案になる静電潜像
形成方式(特開昭53−147532号公報)を示す概略
図であり、第1図ロはその電気的な等価回路を示
す回路図である。同図を参照する。潜像形成体
は、導電基材3上に、第1の誘電体層である下地
層4として、その静電容量C2が低くかつ中間的
な抵抗R2をもつ層をコーテイングし、更に電荷
潜像の形成される記録層として、第2の誘電体層
から成る高静電容量C1の記録層5を形成した二
層構成のものを用い、ピン電極1にドライバー2
からパルス電圧を印加することにより記録層5に
潜像を形成する。下地層4の静電容量C2は、記
録層5の静電容量C1より低く、少なくとも数分
の1程度に選定しておく。すると、ピン電極1か
らパルス電圧を印加した場合、その印加中に、時
定数C2R2で決まる周期で複数回放電電流が断続
し、良好な潜像ドツトが得られるというものであ
る。しかしこの従来例においては、記録層5の静
電容量C1より低い静電容量C2をもつ下地層4を
実現することは、実際上困難であるという欠点が
ある。一般に樹脂にカーボン等を混ぜて導電性を
もたせると静電容量が非常に大きくなるものであ
り、従つて上述の下地層4の実現は事実上難しい
と云える。
形成方式(特開昭53−147532号公報)を示す概略
図であり、第1図ロはその電気的な等価回路を示
す回路図である。同図を参照する。潜像形成体
は、導電基材3上に、第1の誘電体層である下地
層4として、その静電容量C2が低くかつ中間的
な抵抗R2をもつ層をコーテイングし、更に電荷
潜像の形成される記録層として、第2の誘電体層
から成る高静電容量C1の記録層5を形成した二
層構成のものを用い、ピン電極1にドライバー2
からパルス電圧を印加することにより記録層5に
潜像を形成する。下地層4の静電容量C2は、記
録層5の静電容量C1より低く、少なくとも数分
の1程度に選定しておく。すると、ピン電極1か
らパルス電圧を印加した場合、その印加中に、時
定数C2R2で決まる周期で複数回放電電流が断続
し、良好な潜像ドツトが得られるというものであ
る。しかしこの従来例においては、記録層5の静
電容量C1より低い静電容量C2をもつ下地層4を
実現することは、実際上困難であるという欠点が
ある。一般に樹脂にカーボン等を混ぜて導電性を
もたせると静電容量が非常に大きくなるものであ
り、従つて上述の下地層4の実現は事実上難しい
と云える。
第2図は、同じく従来の提案に係る静電記録装
置の回路構成図(特公昭52−19414号公報)であ
る。同図においては、背面電極6、前面電極7、
高電圧電源8、静電記録用媒体9、前面電極の突
起部分10が図示の好く配置され、背面電極6と
高電圧電源8のアース側端子との間に抵抗rを介
在させている。この回路構成で抵抗rの抵抗値を
100kΩ以上30MΩ以下に設定し、電極7と6の
間に電圧パルスを印加したところ、抵抗rの存在
しない場合に比し、良好な静電記録を得たという
ものである。しかしこの従来例のように、抵抗r
を外部回路につなぐと、漂遊容量との関係で記録
速度が遅くなり、高速記録には適しないという欠
点がある。ちなみに、漂遊容量を100PFとし、抵
抗10MΩとすると、時定数は100×10-12×10×
106=10-3秒となる。
置の回路構成図(特公昭52−19414号公報)であ
る。同図においては、背面電極6、前面電極7、
高電圧電源8、静電記録用媒体9、前面電極の突
起部分10が図示の好く配置され、背面電極6と
高電圧電源8のアース側端子との間に抵抗rを介
在させている。この回路構成で抵抗rの抵抗値を
100kΩ以上30MΩ以下に設定し、電極7と6の
間に電圧パルスを印加したところ、抵抗rの存在
しない場合に比し、良好な静電記録を得たという
ものである。しかしこの従来例のように、抵抗r
を外部回路につなぐと、漂遊容量との関係で記録
速度が遅くなり、高速記録には適しないという欠
点がある。ちなみに、漂遊容量を100PFとし、抵
抗10MΩとすると、時定数は100×10-12×10×
106=10-3秒となる。
第3図は、従来の提案にかかる静電記録体の略
断面図(特開昭50−152733号公報)である。同図
に示されたものは、導電性基板11と誘電体から
成る静電記録層12との間に、106〜1012Ω・cm
の体積固有抵抗を有しかつ数μ〜数+μの厚さを
有する半導電性の中間層13を介在させた記録体
であつて、具体的には、導電性基板11をアルミ
ニウムにより構成し、該アルミの基板上にアルマ
イト処理を施して半導電性の中間層13を形成
し、その上に誘電体層12を設けて成る記録体で
あり、かかる記録体を用いて静電記録を行なえば
画品質の向上を図り得るというものである。しか
し、この場合にも、第1図について説明した従来
例の場合と同様、実際問題として上述のような中
間層13を伴つた誘電体層12の実現は困難であ
るという欠点がある。またアルマイト処理により
中間層を形成するのでは抵抗値が高すぎて静電記
録の効率が悪いという欠点がある。
断面図(特開昭50−152733号公報)である。同図
に示されたものは、導電性基板11と誘電体から
成る静電記録層12との間に、106〜1012Ω・cm
の体積固有抵抗を有しかつ数μ〜数+μの厚さを
有する半導電性の中間層13を介在させた記録体
であつて、具体的には、導電性基板11をアルミ
ニウムにより構成し、該アルミの基板上にアルマ
イト処理を施して半導電性の中間層13を形成
し、その上に誘電体層12を設けて成る記録体で
あり、かかる記録体を用いて静電記録を行なえば
画品質の向上を図り得るというものである。しか
し、この場合にも、第1図について説明した従来
例の場合と同様、実際問題として上述のような中
間層13を伴つた誘電体層12の実現は困難であ
るという欠点がある。またアルマイト処理により
中間層を形成するのでは抵抗値が高すぎて静電記
録の効率が悪いという欠点がある。
第4図は、同じく従来の提案にかかる静電記録
方式(1978年11月16日電子写真学会第42回研究討
論回におけるプリント)を示す概要図である。同
図では、ポリエステルフイルムなどから成るベー
ス18と、ポリエステル樹脂に顔料を加えて成る
誘電層16との中間に、金属蒸着膜から成る導電
層17を配置した記録体を用い、記録電極14に
電圧V1を、また制御電極15に電圧V2を印加す
ることにより静電記録を行なう方式であるが、こ
の方式はいわゆる片面記録方式と呼ばれるもので
記録速度が遅いという欠点がある。すなわちこの
方式は、記録速度が数m3/ライン以上という遅い
記録の場合に適し、高速記録には適しないという
欠点がある。
方式(1978年11月16日電子写真学会第42回研究討
論回におけるプリント)を示す概要図である。同
図では、ポリエステルフイルムなどから成るベー
ス18と、ポリエステル樹脂に顔料を加えて成る
誘電層16との中間に、金属蒸着膜から成る導電
層17を配置した記録体を用い、記録電極14に
電圧V1を、また制御電極15に電圧V2を印加す
ることにより静電記録を行なう方式であるが、こ
の方式はいわゆる片面記録方式と呼ばれるもので
記録速度が遅いという欠点がある。すなわちこの
方式は、記録速度が数m3/ライン以上という遅い
記録の場合に適し、高速記録には適しないという
欠点がある。
また、静電潜像を形成される誘電体層の面とピ
ン電極を非接触で対向させ、ピン電極に電圧を印
加して両者間に放電を起こさせることにより誘電
体層面に静電潜像を形成する静電記録装置の場
合、誘電体層の面とピン電極が非接触(両者間に
空隙がある)であるので、ピン電極に印加する電
圧を高くしないと放電が起きなくなる。このよう
な事情でピン電極に印加する電圧を高くすると、
ピン電極相互間の耐圧の点でピン電極の高密度配
列が困難となり、そのため記録密度を上げること
ができず、高品質の記録画像が得られないとか、
同様にピン電極に印加する電圧が高くなると、近
接電極への誘導電圧の影響が大きくなり、やはり
高品質の記録画像が得られないという問題点を生
じる。またピン電極に印加する電圧を高くする
と、回路素子に高耐圧のものが必要になり、コス
トが高くなるという問題もある。これらの問題点
を解決するため、従来提案された静電記録装置
(特開昭50−158336号)は、誘電体層面に予め一
様に電荷を帯電させ、放電に必要な電界強度を、
帯電電荷に起因する誘電体層表面電圧とピン電極
に印加する電圧とに分担させることにより、ピン
電極に印加する電圧を低減させるものであつた。
しかしこの記録装置では、誘電体層面に予め電荷
を帯電させる方法として、コロナ放電を別に起こ
してそれにより発生した電荷を帯電させる方法を
採つており、誘電体層面に帯電むらが起き易く、
そのため記録画像の画質が安定しないという欠点
がある。
ン電極を非接触で対向させ、ピン電極に電圧を印
加して両者間に放電を起こさせることにより誘電
体層面に静電潜像を形成する静電記録装置の場
合、誘電体層の面とピン電極が非接触(両者間に
空隙がある)であるので、ピン電極に印加する電
圧を高くしないと放電が起きなくなる。このよう
な事情でピン電極に印加する電圧を高くすると、
ピン電極相互間の耐圧の点でピン電極の高密度配
列が困難となり、そのため記録密度を上げること
ができず、高品質の記録画像が得られないとか、
同様にピン電極に印加する電圧が高くなると、近
接電極への誘導電圧の影響が大きくなり、やはり
高品質の記録画像が得られないという問題点を生
じる。またピン電極に印加する電圧を高くする
と、回路素子に高耐圧のものが必要になり、コス
トが高くなるという問題もある。これらの問題点
を解決するため、従来提案された静電記録装置
(特開昭50−158336号)は、誘電体層面に予め一
様に電荷を帯電させ、放電に必要な電界強度を、
帯電電荷に起因する誘電体層表面電圧とピン電極
に印加する電圧とに分担させることにより、ピン
電極に印加する電圧を低減させるものであつた。
しかしこの記録装置では、誘電体層面に予め電荷
を帯電させる方法として、コロナ放電を別に起こ
してそれにより発生した電荷を帯電させる方法を
採つており、誘電体層面に帯電むらが起き易く、
そのため記録画像の画質が安定しないという欠点
がある。
この発明は、上述した如き従来の諸提案例の欠
点を解決するためになされたものであり、従つて
この発明の目的は、高速記録が可能であると共
に、記録ドツト径が拡大したりせず正常な大きさ
であるため解像度が高く、その上、実際問題とし
て実現が容易であり、また記録画像の画質を不安
定にすることなく記録電極の印加電圧を低減させ
ることのできる静電記録方式を提供することにあ
る。
点を解決するためになされたものであり、従つて
この発明の目的は、高速記録が可能であると共
に、記録ドツト径が拡大したりせず正常な大きさ
であるため解像度が高く、その上、実際問題とし
て実現が容易であり、また記録画像の画質を不安
定にすることなく記録電極の印加電圧を低減させ
ることのできる静電記録方式を提供することにあ
る。
この発明の構成の要点は、誘電体からなる記録
層と絶縁体からなる絶縁層との中間に導電性の抵
抗体からなる抵抗層を配置して成る記録体におい
て、前記抵抗層の一端を一定電位源に接続し、前
記記録層には記録電極を対向させ、該記録電極と
前記一定電位源との間で、前記記録層と抵抗層を
介して放電電流を流して前記記録層に静電潜像を
形成するようにし、その際、静電潜像を形成する
に必要な電界強度を、前記抵抗層に印加する一定
電位の電圧と前記記録電極に印加する電圧とに分
担させ、かつ前記記録電極と前記記録層との間の
空隙による静電容量が前記記録層のもつ静電容量
より小さく、かつ前記抵抗層の表面抵抗が105〜
1012Ω/□であるようにした点にある。
層と絶縁体からなる絶縁層との中間に導電性の抵
抗体からなる抵抗層を配置して成る記録体におい
て、前記抵抗層の一端を一定電位源に接続し、前
記記録層には記録電極を対向させ、該記録電極と
前記一定電位源との間で、前記記録層と抵抗層を
介して放電電流を流して前記記録層に静電潜像を
形成するようにし、その際、静電潜像を形成する
に必要な電界強度を、前記抵抗層に印加する一定
電位の電圧と前記記録電極に印加する電圧とに分
担させ、かつ前記記録電極と前記記録層との間の
空隙による静電容量が前記記録層のもつ静電容量
より小さく、かつ前記抵抗層の表面抵抗が105〜
1012Ω/□であるようにした点にある。
次に図を参照してこの発明の実施例を説明す
る。第5図はこの発明の一実施例を示す概要図で
あり、第6図は同じく他の実施例を示す概要図で
あり、第7図はその電気的等価回路を示す回路図
である。
る。第5図はこの発明の一実施例を示す概要図で
あり、第6図は同じく他の実施例を示す概要図で
あり、第7図はその電気的等価回路を示す回路図
である。
第5図を参照する。記録体は、誘電体等よりな
る記録層19と絶縁体等よりなる絶縁層21とそ
れらの中間に配置された導電性の抵抗層20とか
ら成るものを用いており、ピン電極等からなる記
録電極22は、記録層19に対し接触または
100μm以下の微小間隙を設けた(以下、単に非
接触という)状態で対向するものであるが、第5
図では接触した場合を示す。また記録体は絶縁ロ
ーラ24により支持されている。導電性の抵抗層
20の一端を電源VBを介して接地する。一端を
接地されたパルス電圧源23からパルス電圧を記
録電極22に印加すると、点線で示した如き放電
電流の流れる閉回路が出来る。すなわち、パルス
電圧源23から記録電極22、記録層19、抵抗
層20、電源VBを通つてパルス電圧源23に戻
る閉回路が出来る。放電電流の大きさは導電性の
抵抗層20の表面抵抗値により規定される。また
放電電圧はパルス電圧源23からの電圧と電源
VBの電圧により分担される。
る記録層19と絶縁体等よりなる絶縁層21とそ
れらの中間に配置された導電性の抵抗層20とか
ら成るものを用いており、ピン電極等からなる記
録電極22は、記録層19に対し接触または
100μm以下の微小間隙を設けた(以下、単に非
接触という)状態で対向するものであるが、第5
図では接触した場合を示す。また記録体は絶縁ロ
ーラ24により支持されている。導電性の抵抗層
20の一端を電源VBを介して接地する。一端を
接地されたパルス電圧源23からパルス電圧を記
録電極22に印加すると、点線で示した如き放電
電流の流れる閉回路が出来る。すなわち、パルス
電圧源23から記録電極22、記録層19、抵抗
層20、電源VBを通つてパルス電圧源23に戻
る閉回路が出来る。放電電流の大きさは導電性の
抵抗層20の表面抵抗値により規定される。また
放電電圧はパルス電圧源23からの電圧と電源
VBの電圧により分担される。
第6図を参照する。記録電極22と記録層19
は非接触であり、記録体は金属ドラム25により
支持されている点で第5図の実施例と相違する。
放電時の放電電流が抵抗層20の表面抵抗値によ
り規定され、また放電電圧がパルス電圧源23か
らの電圧と電源VBの電圧により分担される点は
同じである。
は非接触であり、記録体は金属ドラム25により
支持されている点で第5図の実施例と相違する。
放電時の放電電流が抵抗層20の表面抵抗値によ
り規定され、また放電電圧がパルス電圧源23か
らの電圧と電源VBの電圧により分担される点は
同じである。
第7図を参照する。同図に示す等価回路におい
て、静電容量Caは記録電極22と記録層19と
の間の微小空隙による容量であり、Cbは誘電体
から成る記録層19のもつ静電容量であり、抵抗
Rは抵抗層20の表面抵抗である。また静電容量
Cnは、記録体の支持に金属ドラム25を用いた
場合、つまり第6図の実施例の場合に生じる容量
であり、第5図の実施例の場合には生じない容量
であるから、この意味で破線で表現してある。
て、静電容量Caは記録電極22と記録層19と
の間の微小空隙による容量であり、Cbは誘電体
から成る記録層19のもつ静電容量であり、抵抗
Rは抵抗層20の表面抵抗である。また静電容量
Cnは、記録体の支持に金属ドラム25を用いた
場合、つまり第6図の実施例の場合に生じる容量
であり、第5図の実施例の場合には生じない容量
であるから、この意味で破線で表現してある。
以上に示した如き、この発明の実施例の構成に
おいて、導電性抵抗層20の表面抵抗値Rを変え
ることにより、或いは該抵抗層20の接地位置を
調整することにより、記録層19における静電潜
像ドツトの拡大、ぼけ、にじみ等、記録画像の解
像度を劣化させる要因を容易に取り除くことがで
きる。また静電容量CbをCaより大きくするのが
よく、またそれは容易である。抵抗層20の表面
抵抗105〜1012Ω/□が適当である(ここで、□
は一般的に一辺が1cmの正方形を表す)。
おいて、導電性抵抗層20の表面抵抗値Rを変え
ることにより、或いは該抵抗層20の接地位置を
調整することにより、記録層19における静電潜
像ドツトの拡大、ぼけ、にじみ等、記録画像の解
像度を劣化させる要因を容易に取り除くことがで
きる。また静電容量CbをCaより大きくするのが
よく、またそれは容易である。抵抗層20の表面
抵抗105〜1012Ω/□が適当である(ここで、□
は一般的に一辺が1cmの正方形を表す)。
次に具体例を述べると、記録層19としては、
ポリエステル10〜30μm厚程度のものが適当であ
るが、中に高誘電率の粒子を分散させる等の方法
で静容量を大きくすれば膜厚をさらに厚くしても
記録効率は低下しない。また表面に耐磨耗層を付
加すれば耐久性を向上できる。導電性の抵抗層2
0としては、パラジウム、酸化インジウム等の金
属あるいは金属酸化物等の蒸着膜を用いるとよ
く、表面抵抗は105〜1012Ω/□が適当である。
また蒸着以外のスパツタリングまたはイオン導電
性樹脂を使用することも可能である。絶縁層21
としては、ポリエステル200μm厚が適当である
が、絶縁体であれば他のどんなものでもよく、膜
厚も適宜のものを選択してよい。ただ第6図の実
施例の場合のように、下に金属体が位置する場合
は、膜厚を適当に選ぶことにより記録の効率の向
上を図ることが可能である。つまり等価回路にお
ける静電容量Cnによる効果がみられるわけであ
る。
ポリエステル10〜30μm厚程度のものが適当であ
るが、中に高誘電率の粒子を分散させる等の方法
で静容量を大きくすれば膜厚をさらに厚くしても
記録効率は低下しない。また表面に耐磨耗層を付
加すれば耐久性を向上できる。導電性の抵抗層2
0としては、パラジウム、酸化インジウム等の金
属あるいは金属酸化物等の蒸着膜を用いるとよ
く、表面抵抗は105〜1012Ω/□が適当である。
また蒸着以外のスパツタリングまたはイオン導電
性樹脂を使用することも可能である。絶縁層21
としては、ポリエステル200μm厚が適当である
が、絶縁体であれば他のどんなものでもよく、膜
厚も適宜のものを選択してよい。ただ第6図の実
施例の場合のように、下に金属体が位置する場合
は、膜厚を適当に選ぶことにより記録の効率の向
上を図ることが可能である。つまり等価回路にお
ける静電容量Cnによる効果がみられるわけであ
る。
第8図は、記録電極とアース(GND)間にか
かる電圧VGの時間的変化を示すグラフである。
同図において、電源VBの電圧VB=0の場合は、
放電開始は、電圧VGが放電スレシユホールド電
圧Vthを超える時刻t2であるが、適当な電圧VB
(≠0)を印加しておくと、時刻t1で電圧VGは放
電スレシユホールド電圧Vthを超える。すなわち
静電記録開始の時刻が早まる。但しこの場合、
VB<Vthであることが必要である。なおVPは、
記録電極に印加される電圧を表わす。
かる電圧VGの時間的変化を示すグラフである。
同図において、電源VBの電圧VB=0の場合は、
放電開始は、電圧VGが放電スレシユホールド電
圧Vthを超える時刻t2であるが、適当な電圧VB
(≠0)を印加しておくと、時刻t1で電圧VGは放
電スレシユホールド電圧Vthを超える。すなわち
静電記録開始の時刻が早まる。但しこの場合、
VB<Vthであることが必要である。なおVPは、
記録電極に印加される電圧を表わす。
第9図は、各電圧のレベルを比較して示す電圧
レベル比較図である。同図を参照して、電圧VB
の最適値の決め方を、負帯電の場合を例にとり説
明する。電圧VBは、原則的には放電スレシユホ
ールド電圧Vthに等しくとり得るが、実際には、
他のピン電極に記録電圧が印加されたときに当該
ピン電極に誘起される電圧ViとVBの和がVthを
超えないように、VBを設定するのがよい。Viが
小さければ小さいほど、VBはVthに近ずけ得る
ので記録効率は上昇する。Viを低下させるには、
ピン間の静電容量を小さくする等の工夫をこらす
ことにより実現できる。
レベル比較図である。同図を参照して、電圧VB
の最適値の決め方を、負帯電の場合を例にとり説
明する。電圧VBは、原則的には放電スレシユホ
ールド電圧Vthに等しくとり得るが、実際には、
他のピン電極に記録電圧が印加されたときに当該
ピン電極に誘起される電圧ViとVBの和がVthを
超えないように、VBを設定するのがよい。Viが
小さければ小さいほど、VBはVthに近ずけ得る
ので記録効率は上昇する。Viを低下させるには、
ピン間の静電容量を小さくする等の工夫をこらす
ことにより実現できる。
以上説明した通りであるから、この発明によれ
ば、静電記録方式において解像度の高い鮮明な記
録ドツトを得るのに、そのために必要な記録体の
実現が容易であること、しかも高速記録を維持で
きること、さらに記録電極に印加する電圧を低減
できるので、記録電極駆動回路の絶縁耐力が小さ
くてすみ、その分コストを低廉にできること、記
録電極間隔をせばめ得るので高密度記録が可能と
なり、安定した高品質の画像記録が得られる等の
利点がある。
ば、静電記録方式において解像度の高い鮮明な記
録ドツトを得るのに、そのために必要な記録体の
実現が容易であること、しかも高速記録を維持で
きること、さらに記録電極に印加する電圧を低減
できるので、記録電極駆動回路の絶縁耐力が小さ
くてすみ、その分コストを低廉にできること、記
録電極間隔をせばめ得るので高密度記録が可能と
なり、安定した高品質の画像記録が得られる等の
利点がある。
第1図イは、従来の静電潜像形成方式の一例を
示す概略図であり、ロはその電気的等価回路を示
す回路図、第2図は従来の静電記録装置の回路構
成図、第3図は同じく従来の静電記録体の略断面
図、第4図は従来の静電記録方式を示す概要図、
第5図はこの発明の一実施例を示す概要図、第6
図はこの発明の他の実施例を示す概要図、第7図
は上記実施例の電気的等価回路を示す回路図、第
8図は、記録電極とアース間にかかる電圧の時間
的変化を示すグラフ、第9図は諸電圧のレベルを
比較して示す電圧レベル比較図である。 図において、1はピン電極、2はピン電極ドラ
イバー、3は導電基材、4は第1の誘電体層であ
る下地層、5は第2の誘電体層である記録層、6
は背面電極、7は前面電極、8は高電圧電源、9
は静電記録用媒体、10は前面電極の突起部分、
11は導電性基板、12は静電記録層、13は半
導電性層、14は記録電極、15は制御電極、1
6は誘電層、17は導電層、18はベース、19
は記録層、20は導電性の抵抗層、21は絶縁
層、22は記録電極、23はパルス電圧源、24
は絶縁ローラ、25は金属ドラム、を示す。
示す概略図であり、ロはその電気的等価回路を示
す回路図、第2図は従来の静電記録装置の回路構
成図、第3図は同じく従来の静電記録体の略断面
図、第4図は従来の静電記録方式を示す概要図、
第5図はこの発明の一実施例を示す概要図、第6
図はこの発明の他の実施例を示す概要図、第7図
は上記実施例の電気的等価回路を示す回路図、第
8図は、記録電極とアース間にかかる電圧の時間
的変化を示すグラフ、第9図は諸電圧のレベルを
比較して示す電圧レベル比較図である。 図において、1はピン電極、2はピン電極ドラ
イバー、3は導電基材、4は第1の誘電体層であ
る下地層、5は第2の誘電体層である記録層、6
は背面電極、7は前面電極、8は高電圧電源、9
は静電記録用媒体、10は前面電極の突起部分、
11は導電性基板、12は静電記録層、13は半
導電性層、14は記録電極、15は制御電極、1
6は誘電層、17は導電層、18はベース、19
は記録層、20は導電性の抵抗層、21は絶縁
層、22は記録電極、23はパルス電圧源、24
は絶縁ローラ、25は金属ドラム、を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 誘電体からなる記録層と絶縁体からなる絶縁
層との中間に導電性の抵抗体からなる抵抗層を配
置して成る記録体において、 前記抵抗層の一端を一定電位源に接続し、前記
記録層には記録電極を対向させ、該記録電極と前
記一定電位源との間で、前記記録層と抵抗層を介
して放電電流を流して前記記録層に静電潜像を形
成するようにし、その際、静電滞像を形成するに
必要な電界強度を、前記抵抗層に印加する一定電
位の電圧と前記記録電極に印加する電圧とに分担
させ、かつ前記記録電極と前記記録層との間の空
隙による静電容量が前記記録層のもつ静電容量よ
り小さく、かつ前記抵抗層の表面抵抗が105〜
1012Ω/□であることを特徴とする静電記録方
式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11570079A JPS5640846A (en) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | Electrostatic recording system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11570079A JPS5640846A (en) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | Electrostatic recording system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5640846A JPS5640846A (en) | 1981-04-17 |
| JPH0118424B2 true JPH0118424B2 (ja) | 1989-04-05 |
Family
ID=14669058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11570079A Granted JPS5640846A (en) | 1979-09-11 | 1979-09-11 | Electrostatic recording system |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5640846A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2749608B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1998-05-13 | 株式会社リコー | 放電部材とこの放電部材を用いた荷電装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4877712A (ja) * | 1972-01-19 | 1973-10-19 | ||
| JPH068397B2 (ja) * | 1986-06-28 | 1994-02-02 | ぺんてる株式会社 | 螢光水性インキ |
-
1979
- 1979-09-11 JP JP11570079A patent/JPS5640846A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5640846A (en) | 1981-04-17 |
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